JP2001253004A - 防曇性フィルム - Google Patents

防曇性フィルム

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JP2001253004A
JP2001253004A JP2000068747A JP2000068747A JP2001253004A JP 2001253004 A JP2001253004 A JP 2001253004A JP 2000068747 A JP2000068747 A JP 2000068747A JP 2000068747 A JP2000068747 A JP 2000068747A JP 2001253004 A JP2001253004 A JP 2001253004A
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fogging
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antimony pentoxide
curable resin
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Takehiro Sasaki
武弘 佐々木
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Kimoto Co Ltd
Original Assignee
Kimoto Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 手術用ゴーグル等に好適な防曇性フィルムで
あって、透明性、防曇性、帯電防止性、被膜強度等の各
種性能が良好で、且つこれらの各種性能の持続性を兼ね
備える防曇性フィルムを提供する。 【解決手段】 透明支持体2上に、少なくとも電離放射
線硬化型樹脂及び五酸化アンチモン粒子から構成されて
なる防曇性被膜3を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防曇性フィルムに
関し、詳しくは、手術時に顔面を保護する手術用ゴーグ
ルやスキー用ゴーグル、自動車の窓ガラスやサイドミラ
ー、家庭用鏡、その他透明性を高く要求される物品の表
面等に防曇性を付与するのに好適な防曇性フィルムに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に手術を行う場合、執刀者は、手術
時に顔面を保護するために手術用ゴーグルを装着してい
る。この手術用ゴーグルには、常時使用タイプと使い捨
てタイプがあるが、何れの手術用ゴーグルの場合も透明
性が高いことが望まれており、また、手術用ゴーグルに
はこれを装着した者の息がかかる等の理由から曇りが生
じて透明性が低下するため、このような曇りの生じない
ことが望まれている。また、手術用ゴーグルにゴミ等が
付着した場合には同様に視界が低下するため、ゴミ等が
付着しないものが望まれている。さらに、常時使用タイ
プについては、防曇性が長期に持続するもの、使用によ
って表面に傷などが入らないような表面硬度の高いもの
が望まれている。
【0003】そこで、このような要求に対して、セルロ
ース系樹脂被膜を鹸化処理して表面に親水基を発現させ
る方法や、界面活性剤を含有する樹脂を基材表面に塗布
する方法等の、従来提案されている方法による防曇性被
膜を適用しても、防曇性の寿命が短かったり、帯電防止
性を備えていなかったり、被膜強度が乏しかったり等
で、上記の要望を何れも満足できるものではなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、上記した要望を満足し得る手術用ゴーグル等に好適
な防曇性フィルムであって、透明性、防曇性、帯電防止
性、被膜強度等の各種性能が良好で、且つこれら各種性
能の持続性を兼ね備える防曇性フィルムを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の防曇性フィルム
は、透明支持体上に防曇性被膜を有する防曇性フィルム
であって、防曇性被膜が少なくとも電離放射線硬化型樹
脂及び五酸化アンチモン粒子から構成されてなることを
特徴とするものである。
【0006】また、本発明の防曇性フィルムは、電離放
射線硬化型樹脂に対する五酸化アンチモン粒子の混合割
合が、電離放射線硬化型樹脂100重量部に対して、1
00〜2000重量部であることを特徴とするものであ
る。
【0007】また、本発明の防曇性フィルムは、防曇性
被膜を形成する際の五酸化アンチモン粒子としてコロイ
ド状に分散した五酸化アンチモンゾルを使用したもので
あることを特徴とするものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の防曇性フィルム1につい
て、図1を用いて更に詳細に説明する。
【0009】本発明の防曇性フィルム1は、透明支持体
2上に防曇性被膜3を有し、当該防曇性被膜3が少なく
とも電離放射線硬化型樹脂及び五酸化アンチモン粒子か
らなるものである。
【0010】ここで用いられる透明支持体2としては、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタ
レート、ポリカーボネート、ポリスチレン、ポリメチル
メタクリレート、トリアセチルセルロース等のプラスチ
ックフィルムが使用できる。これらの中でも、絶縁性、
耐久性、寸法安定性等に優れるポリエチレンテレフタレ
ートフィルムが好ましく使用され、適宜、防曇性被膜3
との接着性を向上させるために、下引き層等の易接着化
処理したものが好適に用いられる。この透明支持体2の
厚みは、特に限定されないが、10〜250μm、好ま
しくは25〜200μmであることが望ましい。
【0011】防曇性被膜3を構成する電離放射線硬化型
樹脂としては、電離放射線(紫外線若しくは電子線)の
照射によって架橋硬化することができる光重合性プレポ
リマーを用いることができ、この光重合性プレポリマー
としては、1分子中に2個以上のアクリロイル基を有
し、架橋硬化することにより3次元網目構造となるアク
リル系プレポリマーが特に好ましく使用される。このア
クリル系プレポリマーとしては、ポリエステルアクリレ
ート、ウレタンアクリレート、エポキシアクリレート、
メラミンアクリレート等を使用でき、特に、非常に硬い
被膜が得られるポリエステルアクリレートと、比較的に
耐衝撃性や柔軟性を有する被膜が得られるウレタンアク
リレートとの混合物が好ましく用いられる。特に耐摩耗
性、耐擦傷性、耐衝撃性、柔軟性等のバランスを満足す
る上では、ポリエステルアクリレート100重量部に対
するウレタンアクリレートの配合割合は、80〜120
重量部であることが好ましい。
【0012】これら光重合性プレポリマーは単独でも使
用可能であるが、架橋硬化性、防曇性被膜3の被膜強度
をより向上させるために、光重合性モノマー、光重合性
開始剤、紫外線増感剤等を加えることが好ましい。
【0013】光重合性モノマーとしては、トリメチロー
ルプロパントリメタクリレート、ペンタエリスリトール
トリアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサアク
リレート、ジペンタエリスリトールモノヒドロキシペン
タアクリレート、ネオペンチルグリコールジアクリレー
ト、トリプロピレングリコールトリアクリレート、ジエ
チレングリコールジアクリレート、1,6−ヘキサンジ
オールジアクリレート等の多官能モノマーが挙げられ
る。
【0014】光重合性開始剤としては、アセトフェノ
ン、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン、ベンゾイン、ベ
ンジルメチルケタール、ベンゾイルベンゾエート、α−
アシロキシムエステル、チオキサンソン類等が挙げら
れ、紫外線増感剤としては、n−ブチルアミン、トリエ
チルアミン、トリ−n−ブチルホスフィン等が挙げられ
る。
【0015】この電離放射線硬化型樹脂は、五酸化アン
チモン粒子を透明支持体2上に防曇性被膜3として保持
させるバインダーとしての役割を担い、防曇性被膜3に
耐摩耗性、耐擦傷性、耐衝撃性、柔軟性、透明支持体2
との接着性等の防曇性被膜3の被膜強度を付与するもの
である。
【0016】従って、上記効果などを発揮できれば、防
曇性被膜3を構成する樹脂として、電離放射線硬化型樹
脂の他に熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂を混合することも
可能であり、これら他の樹脂は、電離放射線硬化型樹脂
100重量部に対して30重量部以下とすることが好ま
しい。
【0017】防曇性被膜3を構成する五酸化アンチモン
粒子は、防曇性被膜3に親水性、導電性を付与して、そ
の表面に防曇性、帯電防止性を発揮させる役割を担うも
のである。このような五酸化アンチモン粒子は、電離放
射線硬化型樹脂に微粉末の状態で混合して分散したもの
であってもよいが、性能を均一にした防曇性被膜3を得
易くする上では、コロイド状に分散した五酸化アンチモ
ンゾルを使用することが好適である。
【0018】五酸化アンチモンは、Sb25・nH2
で示される含水酸化物となることにより、図2に示すよ
うにH+(プロトン)を内包する結晶構造をとるといわ
れているものであり、このH+が電気伝導に寄与して防
曇性被膜3に導電性を付与していると考えられるが、な
ぜこの五酸化アンチモンが防曇性被膜3に親水性を付与
する結果となっているかについては明らかではない。
【0019】また、このように金属酸化物の中には導電
性を示すものがあることは以前から知られていたが、五
酸化アンチモンを使用して被膜に親水性を付与すること
で防曇性被膜3を形成する技術思想は存在していなかっ
た。さらに、導電性金属酸化物の中でも、五酸化アンチ
モンは、インジウムドープ錫酸化物(ITO)やアンチ
モンドープ錫酸化物(ATO)のような有色性を示さず
に無色であり、微粒子として被膜化することで無色高透
明な被膜を得ることができるようになって、防曇性被膜
3の透明性を阻害することがなく、防曇性フィルム1に
自由な色彩を施すことが容易になる。
【0020】また、防曇性被膜3に五酸化アンチモンを
使用することで、界面活性剤を含有した被膜のように界
面活性剤のブリードアウト等による溶出によって防曇性
が短期に消失するようなことがなく、長期にわたって防
曇性が持続することになる。
【0021】また、この五酸化アンチモン粒子は、平均
粒径1〜100nmの範囲にあることが好ましい。平均
粒径が1nmより小さい場合は、表面抵抗値が1012Ω
/□未満といった帯電防止性を有する防曇性被膜3を得
るためには五酸化アンチモン粒子の混合量を多くしなけ
ればならず、電離放射線硬化型樹脂に混合して塗料化し
た際の粘度特性が構造粘性化して被膜化しにくくなり、
また平均粒径が100nmよりも大きい場合には、防曇
性被膜3の透明性、耐摩耗性、耐擦傷性、透明支持体2
に対する接着性等の各種性能が低下するので好ましくな
い。
【0022】そして、電離放射線硬化型樹脂に対する五
酸化アンチモン粒子の混合割合は、電離放射線硬化型樹
脂100重量部に対して、100〜2000重量部、好
ましくは300〜1000重量部であることが望まし
い。100重量部以上とすることにより、防曇性被膜3
に十分な防曇性、帯電防止性を付与することができるよ
うになり、2000重量部以下とすることにより、透明
性、耐摩耗性、耐擦傷性、透明支持体2に対する接着性
等の各種性能を阻害しない防曇性被膜3を得ることがで
きるようになる。
【0023】以上のような防曇性被膜3は、電離放射線
硬化型樹脂及び五酸化アンチモン粒子に、他の樹脂、分
散剤等の添加剤、希釈溶媒を適宜加えて防曇性被膜用塗
布液等を調製して、従来公知のコーティング方法により
透明支持体2に塗布し、適宜熱風等によって希釈溶媒等
を揮発させた後、電離放射線を照射して被膜を硬化させ
ることにより得ることができる。
【0024】このように防曇性被膜3の電離放射線硬化
型樹脂を架橋硬化させるために照射する紫外線として
は、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボン
アーク、メタルハライドランプ等を用いた10〜70k
J/molのエネルギーを有する100〜400nm、
好ましくは200〜400nmの波長領域のものを使用
する。
【0025】同様に電子線としては、走査型あるいはカ
ーテン型の電子線加速器を用い、加速電圧1000ke
V以下、好ましくは100〜300keVのエネルギー
を有する100nm以下の波長領域のものを使用する。
【0026】このような防曇性被膜3の厚みとしては、
上述の性能を満たす範囲内であれば特に限定されるもの
ではないが、0.5〜30μm、好ましくは1〜15μ
mの範囲内で適宜調節可能である。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
尚、「部」「%」は特記しない限り、重量基準である。
【0028】[実施例]厚み100μmのポリエチレン
テレフタレートフィルム2(ルミラーT60:東レ社)の
一方の表面に、以下の組成の防曇性被膜用塗布液を塗
布、加熱乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜2秒照射す
ることにより約3μmの防曇性被膜3を形成して、図1
に示す防曇性フィルム1を作製した。 <防曇性被膜用塗布液> ・電離放射線硬化型樹脂(ユニディック17-806
〈固形分80%〉:大日本インキ化学工業社) 2部 ・オルガノ五酸化アンチモンゾル(五酸化アンチモンコ
ロイド溶液〈固形分18%〉:触媒化成社) 36部 ・メチルプロピルグリコール 100部 ・トルエン 50部
【0029】[比較例1]実施例の防曇性被膜用塗布液
に代えて、以下の組成のセルロース系樹脂被膜用塗布液
を、厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフィ
ルムに塗布し、乾燥することにより乾燥塗膜厚3μmの
セルロース系樹脂被膜を形成した。次いで、このセルロ
ース系樹脂被膜を形成したフィルムを、50℃に調整し
た10%水酸化ナトリウム水溶液よりなる鹸化処理液中
に15分間浸漬することにより、セルロース系樹脂被膜
の表面を鹸化処理して防曇性被膜にして、防曇性フィル
ムを作製した。 <セルロース系樹脂被膜用塗布液> ・セルロース系樹脂(HIG1/2:旭化成社) 5部 ・メタ変性アルコール 45部 ・酢酸エチル 50部
【0030】[比較例2]実施例の防曇性被膜用塗布液
に代えて、以下の組成の界面活性剤含有樹脂被膜用塗布
液を、厚み100μmのポリエチレンテレフタレートフ
ィルムに塗布、加熱乾燥し、高圧水銀灯で紫外線を1〜
2秒照射することにより約3μmの防曇性被膜を形成し
て、防曇性フィルムを作製した。 <界面活性剤含有樹脂被膜用塗布液> ・電離放射線硬化型樹脂(ユニディック17-806〈 固形分80%〉:大日本インキ化学工業社) 10部 ・界面活性剤(レオドールスーパーSP-L10:花王社) 2部 ・メチルプロピルグリコール 60部 ・トルエン 30部
【0031】以上のようにして得られた実施例及び比較
例の防曇性フィルムについて、以下の(1)〜(4)の
ような評価を、60℃の温水に12時間浸漬する前後に
おいて行った。評価結果は、表1に示す。 (1)透明性 得られた防曇性フィルムについて、SMカラーコンピュ
ーター(HGM−2K:スガ試験機社)を用いて、JI
S−K7105における全光線透過率を測定し、全光線
透過率が90.0%以上であったものを「○」、90.
0%未満であったものを「×」として評価した。 (2)防曇性 300mlのところまで60℃のお湯を入れた500m
lのビーカーの上部口を、防曇性被膜で覆うように防曇
性フィルムを乗せて、防曇性被膜の表面が曇るか否かを
目視評価して、曇らないものを「○」、曇るものを
「×」として評価した。 (3)帯電防止性 防曇性被膜の表面について、温度20℃、湿度60%R
Hの環境下における表面電気抵抗値を高抵抗測定機(4
329A:ヒューレッドパッカード社)で測定し、表面
抵抗値が1012Ω/□未満であったものを「○」、10
12Ω/□以上であったものを「×」として評価した。 (4)被膜強度 防曇性被膜の表面の被膜強度について、JIS−K54
00における鉛筆引掻き試験に準じ、ヘイドン−14
(新東科学社)を使用して鉛筆硬度を測定し、H以上有
ったものを「○」、H未満であったものを「×」として
評価した。
【0032】
【表1】
【0033】表1の結果からも明らかなように、実施例
1の防曇性フィルム1は、60℃の温水に12時間浸漬
しても、透明性、防曇性、帯電防止性、被膜強度の各種
性能が良好に維持されていた。
【0034】一方、比較例1の防曇性フィルムは、帯電
防止性及び被膜強度に極めて劣るものであった。
【0035】また、比較例2の防曇性フィルムは、60
℃の温水に12時間浸漬すると、防曇性、帯電防止性が
低下しており、防曇性、帯電防止性の持続性に劣るもの
であった。
【0036】
【発明の効果】本発明の防曇性フィルムによれば、透明
支持体上に少なくとも電離放射線硬化型樹脂及び五酸化
アンチモン粒子から構成される防曇性被膜を有するもの
とすることにより、透明性、防曇性、帯電防止性、被膜
強度等の各種性能が良好で、且つこれら各種性能の持続
性を兼ね備える防曇性フィルムを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の防曇性フィルム一実施例を示す断面
図。
【図2】 五酸化アンチモンの電気伝導機構を説明する
ための図。
【符号の説明】
1・・・防曇性フィルム 2・・・透明支持体 3・・・防曇性被膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2K009 AA00 BB02 CC03 CC24 EE02 3B111 AA01 AC02 4F100 AA29B AA29H AK25 AK42 AT00A BA02 CA10 CA22 CA30 DE01B EH46 EJ54 GB32 GB87 GB90 JB14B JG03 JK01 JK12 JM01B JN01 JN01A YY00B

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透明支持体上に防曇性被膜を有する防曇性
    フィルムであって、前記防曇性被膜が少なくとも電離放
    射線硬化型樹脂及び五酸化アンチモン粒子から構成され
    てなることを特徴とする防曇性フィルム。
  2. 【請求項2】前記電離放射線硬化型樹脂に対する前記五
    酸化アンチモン粒子の混合割合が、前記電離放射線硬化
    型樹脂100重量部に対して、100〜2000重量部
    であることを特徴とする請求項1記載の防曇性フィル
    ム。
  3. 【請求項3】前記防曇性被膜を形成する際の前記五酸化
    アンチモン粒子として、コロイド状に分散した五酸化ア
    ンチモンゾルを使用したものであることを特徴とする請
    求項1記載の防曇性フィルム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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