JP2001252676A - 排気ドレン中和装置 - Google Patents

排気ドレン中和装置

Info

Publication number
JP2001252676A
JP2001252676A JP2000066394A JP2000066394A JP2001252676A JP 2001252676 A JP2001252676 A JP 2001252676A JP 2000066394 A JP2000066394 A JP 2000066394A JP 2000066394 A JP2000066394 A JP 2000066394A JP 2001252676 A JP2001252676 A JP 2001252676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust drain
exhaust
passage
drain
curved road
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000066394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4342073B2 (ja
Inventor
Shunji Okada
俊二 岡田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP2000066394A priority Critical patent/JP4342073B2/ja
Publication of JP2001252676A publication Critical patent/JP2001252676A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4342073B2 publication Critical patent/JP4342073B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Instantaneous Water Boilers, Portable Hot-Water Supply Apparatuses, And Control Of Portable Hot-Water Supply Apparatuses (AREA)
  • Details Of Fluid Heaters (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 排気ドレンと中和剤との中和反応により発生
する反応生成物や塵埃などの不純物が発生しても、排気
ドレンを適正に排出口を排出しながら排気ドレンの中和
処理を行うことが可能となる排気ドレン中和装置を提供
する点にある。 【解決手段】 導入口12から排出口13に向かって排
気ドレンDを通流させる排気ドレン通路14が設けら
れ、その排気ドレン通路14が、排気ドレンDを下方に
向けて通流させたのち、反転部16にて排気ドレンDの
流れ方向を反転させて上方に向けて通流させる屈曲路部
分15を備え、かつ、その屈曲路部分15に、通流する
排気ドレンDに対して中和作用する中和剤Cが装填され
て構成されている排気ドレン中和装置であって、中和剤
Cが、屈曲路部分15における反転部16に不純物を沈
積するための沈積用空間18を形成するように反転部1
6を除いた状態で屈曲路部分15に装填されている排気
ドレン中和装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導入口から排出口
に向かって排気ドレンを通流させる排気ドレン通路が設
けられ、その排気ドレン通路が、前記排気ドレンを下方
に向けて通流させたのち、反転部にて前記排気ドレンの
流れ方向を反転させて上方に向けて通流させる屈曲路部
分を備え、かつ、その屈曲路部分に、通流する排気ドレ
ンに対して中和作用する中和剤が装填されて構成されて
いる排気ドレン中和装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような排気ドレン中和装置は、燃
焼排ガス中の水分が結露するまで燃焼排ガスと給湯用の
水などの加熱対象物とを熱交換するコンデンシング式の
ボイラにて発生する酸性の排気ドレンを中和処理するも
のであり、図4に示すように、排気ドレン通路24が、
排気ドレンDを下方に向けて通流させたのち、反転部2
5にて排気ドレンDの流れ方向を反転させて上方に向け
て通流させる屈曲路部分26を複数備えて構成されてい
る。具体的には、屈曲路部分26における終端部26b
と屈曲路部分26における始端部26aとを連通接続し
て複数の屈曲路部分26を直列状に接続するように構成
され、導入口27が、複数の屈曲路部分26のうち、最
も始端側に配置されている屈曲路部分26Aの始端部2
6aに連通接続され、かつ、排出口28が、複数の屈曲
路部分26のうち、最も終端側に配置されている屈曲路
部分26Bの終端部26bに連通接続されているもので
ある。そして、炭酸カルシウムなどの中和剤Cが、屈曲
路部分26のうち、下方に向かう下方通路部29、反転
部25、上方に向かう上方通路部30にわたって充填さ
れ、コンデンシング式のボイラにて発生する排気ドレン
Dを導入口27から導入して、中和剤Cどうしの隙間を
通流させることによって、排気ドレンDを中和剤Cと中
和反応させて中和処理し、中和処理された排気ドレンD
を排出口28から排出するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のコンデンシング
式のボイラにおいて、例えば、燃焼排ガスと加熱対象物
とを熱交換するための熱交換器をアルミのファンを用い
たものを使用すると、排気ドレン中にアルミが溶出し、
そのアルミを含む排気ドレンが導入口を通して排気ドレ
ン通路に導入されることなる。そして、アルミを含む排
気ドレンが、炭酸カルシウムなどの中和剤と中和反応す
ることによって、ゲル状の水酸化アルミなどの反応生成
物が発生し、その反応生成物が自重などにより反転部に
沈積していくこととなる。
【0004】しかしながら、上記従来のものでは、中和
剤が下方通路部、反転部、上方通路部にわたって充填さ
れているので、中和反応により発生する反応生成物や塵
埃などの不純物が反転部に沈積されていくと、反転部に
おける中和剤どうしの隙間が閉塞され、屈曲路部分にお
ける反転部での排気ドレンの通過が阻止されてしまい、
排気ドレンが排出口まで通流せずに、排気ドレン中和装
置内に溜まっていくという不利があった。ちなみに、上
述の不利を生じたまま使用を継続すると、排気ドレンが
排気ドレン中和装置の導入口から溢れ出してコンデンシ
ング式のボイラ側に逆流するという虞があった。
【0005】本発明は、かかる点に着目してなされたも
のであり、その目的は、排気ドレンと中和剤との中和反
応により発生する反応生成物や塵埃などの不純物が発生
しても、排気ドレンを適正に排出口を排出しながら排気
ドレンの中和処理を行うことが可能となる排気ドレン中
和装置を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、導入口から排出口
に向かって排気ドレンを通流させる排気ドレン通路が設
けられ、その排気ドレン通路が、前記排気ドレンを下方
に向けて通流させたのち、反転部にて前記排気ドレンの
流れ方向を反転させて上方に向けて通流させる屈曲路部
分を備え、かつ、その屈曲路部分に、通流する排気ドレ
ンに対して中和作用する中和剤が装填されて構成されて
いる排気ドレン中和装置であって、前記中和剤が、前記
屈曲路部分における前記反転部に不純物を沈積するため
の沈積用空間を形成するように前記反転部を除いた状態
で前記屈曲路部分に装填されている。
【0007】すなわち、導入口から導入される排気ドレ
ンは、屈曲路部分に装填されている中和剤と中和反応し
て中和処理され、その中和反応によって発生する反応生
成物や塵埃などの不純物は、屈曲路部分における反転部
に形成されている沈積用空間に沈積されていくこととな
る。したがって、上述の不純物が発生しても、その不純
物を沈積用空間に沈積させて反転部における排気ドレン
の通過を許容することが可能となって、排気ドレンと中
和剤との中和反応による反応生成物や塵埃などの不純物
が発生しても、排気ドレンを中和処理して排出口から排
出することが可能となる排気ドレン中和装置を提供する
ことができるに到った。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、前記中和
剤が、前記屈曲路部分のうち、下方に向かう下方通路部
および上方に向かう上方通路部の夫々において、前記排
気ドレンの通過を許容する排気ドレン通過用間隙を形成
するように前記下方通路部および前記上方通路部に装填
されている。
【0009】すなわち、屈曲路部分における下方通路部
および上方通路部においても、排気ドレンと中和剤との
中和反応により発生する反応生成物や塵埃などの不純物
によって、中和剤どうしの隙間が閉塞されて排気ドレン
の通流が阻止される虞があるが、屈曲路部分における下
方通路部および上方通路部の夫々において、排気ドレン
通過用間隙を形成するように中和剤を装填することによ
って、中和剤どうしの隙間が閉塞されても、排気ドレン
が排気ドレン通過用間隙を通して通過することとなる。
ちなみに、上述の不純物は、使用に伴って発生するもの
であり、また、自重などによって落下するものであるの
で、中和剤どうしの隙間のうちの一部を閉塞するにとど
まり、閉塞されていない中和剤どうしの隙間では排気ド
レンの通過が許容されることとなり、その中和剤どうし
の隙間を排気ドレンが通流することにより排気ドレンの
中和処理を行うことが可能となる。
【0010】したがって、屈曲路部分における下方通路
部および上方通路部において、排気ドレンと中和剤との
中和反応による反応生成物や塵などの不純物が発生して
も、排気ドレンを中和処理しながら、その排気ドレンの
通過を許容することが可能となる。
【0011】請求項3に記載の発明によれば、前記排気
ドレン通路が、前記屈曲路部分における終端部と前記屈
曲路部分における始端部とを連通接続して複数の前記屈
曲路部分を直列状に接続するように構成され、前記導入
口が、複数の屈曲路部分のうち、最も始端側に配置され
ている屈曲路部分の始端部に連通接続され、かつ、前記
排出口が、複数の屈曲路部分のうち、最も終端側に配置
されている屈曲路部分の終端部に連通接続されている。
【0012】すなわち、導入口から導入される排気ドレ
ンは、複数の屈曲路部分の全てを通流して排出口から排
出されることとなるので、排気ドレンと中和剤とを中和
反応させる部分をより長くすることができることとなっ
て、排気ドレンの中和処理を的確に行うことが可能とな
る。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明にかかる排気ドレン装置を
コンデンシング式のボイラとして給湯装置に適応した例
を図面に基づいて説明する。この給湯装置は、図1に示
すように、ケーシング1内に給湯部2とともに排気ドレ
ン中和装置3が組み込まれ、排気ドレン中和装置3が内
蔵されて構成されている。
【0014】前記給湯部2は、燃焼部を下向きに配置し
たガスバーナ4と、そのガスバーナ4からの下向き燃焼
ガス経路において上下2段に配置した主熱交換器5およ
び潜熱回収熱交換器6などから構成され、図示はしない
が、ガスバーナ4に燃焼用空気を供給するファンも設け
られている。そして、潜熱回収熱交換器6にて熱交換に
された後の燃焼排ガスGは排気路7を通してケーシング
1の外部に排出されるように構成されている。
【0015】前記潜熱回収熱交換器6には、例えば家庭
用の水道などから水が供給される入水路8が接続され、
前記主熱交換器5には、加熱後の湯水を出湯する出湯路
9が接続され、入水路8を通して供給される水が、潜熱
回収熱交換器6にて燃焼排ガスと熱交換された後、主熱
交換器5に供給されて燃焼排ガスと熱交換されて所望の
温度の湯水が出湯路9を通して供給されるように構成さ
れている。すなわち、主熱交換器5においてガスバーナ
4の燃焼排ガスと供給される水との間で熱交換させ、潜
熱回収熱交換器6において、主熱交換器5で水加熱用に
用いた後の燃焼排ガスと主熱交換器5に通水する前の水
との間で燃焼排ガス中水分の凝縮を伴う状態で熱交換さ
せて、燃焼排ガスの残存顕熱と保有潜熱とを回収するよ
うに構成されている。
【0016】また、潜熱回収熱交換器6の下方には、潜
熱回収熱交換器6での凝縮により生じて落下する酸性の
排気ドレンDを受け止め回収する排気ドレン回収部10
が設けられ、この排気ドレン回収部10にて回収された
排気ドレンDが、排気ドレン中和装置3に供給されるよ
うに構成されている。
【0017】前記排気ドレン中和装置3について、図1
および2に基づいて説明を加える。この排気ドレン中和
装置3は、箱状の中和装置用ケーシング11内に排気ド
レンDを導入するための導入口12、および、排気ドレ
ン中和装置3にて中和処理された排気ドレンDを排出す
るための排出口13が設けられ、導入口12から排出口
13に向かって排気ドレンDを通流させる排気ドレン通
路14が設けられている。
【0018】前記排気ドレン通路14は、排気ドレンD
を下方に向けて通流させたのち、反転部16にて排気ド
レンDの流れ方向を反転させて上方に向けて通流させる
屈曲路部分15を複数備え、かつ、それら複数の屈曲路
部分15の夫々に、通流する排気ドレンDに対して中和
作用する中和剤(例えば、炭酸カルシウム)Cが装填さ
れて構成されている。具体的に説明すると、排気ドレン
通路14は、屈曲路部分15における終端部15bと屈
曲路部分15における始端部15aとを連通接続して複
数の屈曲路部分を直列状に接続するように構成されてい
る。そして、前記導入口12が、複数の屈曲路部分15
のうち、最も始端側に配置されている屈曲路部分15A
の始端部15aに連通接続され、かつ、前記排出口13
が、複数の屈曲路部分15のうち、最も終端側に配置さ
れている屈曲路部分15Bの終端部15bに連通接続さ
れている。
【0019】すなわち、屈曲路部分15は、ひとつの屈
曲路形成用仕切り板17を設けることによって形成さ
れ、複数の屈曲路部分15が、隣り合う屈曲路部分15
どうしが屈曲路部分15の側壁を共用するように並設さ
れて、複数の屈曲路部分15が直列状に接続されてい
る。
【0020】また、中和剤Cは、複数の屈曲路部分15
の夫々において、屈曲路部分15における反転部16に
不純物を沈積するための沈積用空間18を形成するよう
に反転部16を除いた状態で屈曲路部分15に装填され
ている。具体的に説明すると、中和剤Cは、屈曲路部分
15のうち、下方に向かう下方通路部19および上方に
向かう上方通路部20の夫々において、排気ドレンDの
通過を許容する排気ドレン通過用間隙21を形成するよ
うに下方通路部19および上方通路部20に装填されて
いる。
【0021】すなわち、屈曲路部分15における屈曲路
形成用仕切り板17の下端部に中和剤Cを充填するため
の有底筒状のメッシュ22が設けられ、そのメッシュ2
2が装着された状態で、中和装置用ケーシング11の下
端部との間に沈積用空間18が形成され、かつ、中和装
置用ケーシング11の側壁との間に排気ドレン通過用間
隙21を形成されるように構成されている。前記メッシ
ュ22の網の目の大きさは、排気ドレンDの通過は許容
するが、中和剤Cの通過は阻止する大きさに構成されて
いる。
【0022】前記導入口12は、上方に向けて開口する
ように形成され、その形成位置が中和剤Cが装填されて
いる部分の略真上になるように形成され、導入口12か
ら排気ドレンDが滴下すると、その排気ドレンDに対し
て中和剤Cが中和作用するように構成されている。
【0023】このようにして、導入口12から導入され
る排気ドレンDは、最も始端側に配置された屈曲路部分
15Aにおいて、下方通路部19に装填された中和剤C
にて中和反応したのち、反転部16にて流れ方向を反転
させて上方通路部20に装填された中和剤Cにて中和反
応され、連通部23を通して次の屈曲路部分15に供給
され、上述の如く、中和剤Cと中和反応しながら流れ方
向を上下に反転して、最も終端側に配置された屈曲路部
分15Bの終端部15bに連通接続された排出口13か
ら排出されることになる。
【0024】そして、中和反応によって発生する反応生
成物や塵埃などの不純物は、屈曲路部分15における反
転部16に形成されている沈積用空間18に沈積されて
いくこととなるので、不純物が発生しても、その不純物
を沈積用空間18に沈積させて反転部16における排気
ドレンDの通過を許容することが可能となる。さらに、
屈曲路部分15における下方通路部19および上方通路
部20の夫々において、排気ドレン通過用間隙21を形
成するように中和剤Cを装填することによって、中和剤
Cどうしの隙間が中和反応によって発生する反応生成物
や塵埃などの不純物により閉塞されても、排気ドレンD
が排気ドレン通過用間隙21を通して通過することがで
きることとなる。ちなみに、上述の不純物は、使用に伴
って発生するものであり、また、自重などによって落下
するものであるので、中和剤どうしの隙間のうちの一部
を閉塞するにとどまり、閉塞されていない中和剤どうし
の隙間では排気ドレンの通過が許容されることとなり、
その中和剤どうしの隙間を排気ドレンが通流することに
より排気ドレンの中和処理を行うことが可能となる。
【0025】したがって、中和反応によって発生する反
応生成物や塵埃などの不純物が発生しても、排気ドレン
通路14の全体にわたって排気ドレンDの通過を許容す
ることができることとなって、中和反応によって発生す
る反応生成物や塵埃などの不純物が発生しても、排気ド
レンDを中和処理して排出口13から排出することが可
能となる。
【0026】〔別実施形態〕 (1)上記実施形態では、屈曲路部分15における反転
部16に沈積用空間18を形成し、さらに、屈曲路部分
15における下方通路部19および上方通路部20の夫
々において、排気ドレン通過用間隙21を形成する構成
を例示したが、屈曲路部分15における反転部16に沈
積用空間18を形成するだけでもよい。
【0027】上述の如く、屈曲路部分15における反転
部16に沈積用空間18を形成するだけの構成について
図面に基づいて説明する。すなわち、図3に示すよう
に、メッシュ22が、平面状に形成され、上方通路部1
9と反転部16を分割するようにかつ下方通路部20と
反転部16とを分割するように屈曲路形成用仕切り板1
7の下端部に設けられ、下方通路部19および上方通路
部20に中和剤Cを充填するように構成してもよい。ち
なみに、その他の構成については、上記実施形態と同様
であるので、同符号を記すことによってその詳細な説明
は省略する。
【0028】(2)上記実施形態では、排気ドレン通路
14が、複数の屈曲路部分15を直列状に接続した構成
を例示したが、排気ドレン通路14をひとつの屈曲路部
分15にて構成して実施することも可能である。また、
複数の屈曲路部分15を直列状に接続する場合に、屈曲
路部分15の数は4つ以上でもよく、適宜変更が可能で
ある。ちなみに、排気ドレン通路14を複数の屈曲路部
分15を備えて構成し、それら複数の屈曲路部分15が
並列状になるように接続して実施することも可能であ
る。
【0029】(3)上記実施形態では、本発明にかかる
排気ドレン中和装置をコンデンシング式のボイラとして
の給湯装置に内蔵した構成を例示したが、排気ドレン中
和装置をケーシング1の外部に設置して実施することも
可能である。また、コンデンシング式のボイラについて
は、給湯装置に限られるものではなく、バーナによる燃
焼排ガス中の水分が凝縮する状態まで熱交換する一般的
なコンデンシングタイプのボイラを用いても実施するこ
とも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】給湯装置の概略構成図
【図2】排気ドレン中和装置の構成図
【図3】別実施形態における排気ドレン中和装置の構成
【図4】従来例における排気ドレン中和装置の構成図
【符号の説明】
12 導入口 13 排出口 14 排気ドレン通路 15 屈曲路部分 15a 屈曲路部分の始端部 15b 屈曲路部分の終端部 16 反転部 18 沈積用空間 19 下方通路部 20 上方通路部 21 排気ドレン通過用間隙 C 中和剤 D 排気ドレン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導入口から排出口に向かって排気ドレン
    を通流させる排気ドレン通路が設けられ、その排気ドレ
    ン通路が、前記排気ドレンを下方に向けて通流させたの
    ち、反転部にて前記排気ドレンの流れ方向を反転させて
    上方に向けて通流させる屈曲路部分を備え、かつ、その
    屈曲路部分に、通流する排気ドレンに対して中和作用す
    る中和剤が装填されて構成されている排気ドレン中和装
    置であって、 前記中和剤が、前記屈曲路部分における前記反転部に不
    純物を沈積するための沈積用空間を形成するように前記
    反転部を除いた状態で前記屈曲路部分に装填されている
    排気ドレン中和装置。
  2. 【請求項2】 前記中和剤が、前記屈曲路部分のうち、
    下方に向かう下方通路部および上方に向かう上方通路部
    の夫々において、前記排気ドレンの通過を許容する排気
    ドレン通過用間隙を形成するように前記下方通路部およ
    び前記上方通路部に装填されている請求項1に記載の排
    気ドレン中和装置。
  3. 【請求項3】 前記排気ドレン通路が、前記屈曲路部分
    における終端部と前記屈曲路部分における始端部とを連
    通接続して複数の前記屈曲路部分を直列状に接続するよ
    うに構成され、 前記導入口が、複数の屈曲路部分のうち、最も始端側に
    配置されている屈曲路部分の始端部に連通接続され、か
    つ、前記排出口が、複数の屈曲路部分のうち、最も終端
    側に配置されている屈曲路部分の終端部に連通接続され
    ている請求項1または2に記載の排気ドレン中和装置。
JP2000066394A 2000-03-10 2000-03-10 排気ドレン中和装置 Expired - Fee Related JP4342073B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066394A JP4342073B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 排気ドレン中和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000066394A JP4342073B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 排気ドレン中和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001252676A true JP2001252676A (ja) 2001-09-18
JP4342073B2 JP4342073B2 (ja) 2009-10-14

Family

ID=18585760

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000066394A Expired - Fee Related JP4342073B2 (ja) 2000-03-10 2000-03-10 排気ドレン中和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4342073B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100456397B1 (ko) * 2002-12-02 2004-11-10 주식회사 경동보일러 콘덴싱보일러의 응축수 정화장치
WO2006038482A1 (ja) * 2004-10-04 2006-04-13 Noritz Corporation 温水装置およびドレイン中和装置
JP2008272654A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Chofu Seisakusho Co Ltd ドレン用中和装置およびシステム
JP2008290048A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Gastar Corp ドレン中和器
JP2011206632A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Noritz Corp 中和装置、並びに、熱源機
JP2014233663A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社長府製作所 中和装置
CN110545706A (zh) * 2017-04-13 2019-12-06 泰通株式会社 适用珠子的灰尘吸入装置
WO2021254541A1 (en) * 2020-06-16 2021-12-23 Almeva East Europe A.S. Neutralization box

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100456397B1 (ko) * 2002-12-02 2004-11-10 주식회사 경동보일러 콘덴싱보일러의 응축수 정화장치
WO2006038482A1 (ja) * 2004-10-04 2006-04-13 Noritz Corporation 温水装置およびドレイン中和装置
JP2008272654A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Chofu Seisakusho Co Ltd ドレン用中和装置およびシステム
JP2008290048A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Gastar Corp ドレン中和器
JP2011206632A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Noritz Corp 中和装置、並びに、熱源機
JP2014233663A (ja) * 2013-05-31 2014-12-15 株式会社長府製作所 中和装置
CN110545706A (zh) * 2017-04-13 2019-12-06 泰通株式会社 适用珠子的灰尘吸入装置
CN110545706B (zh) * 2017-04-13 2023-07-11 泰通株式会社 适用珠子的灰尘吸入装置
WO2021254541A1 (en) * 2020-06-16 2021-12-23 Almeva East Europe A.S. Neutralization box

Also Published As

Publication number Publication date
JP4342073B2 (ja) 2009-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6093242A (ja) ガス燃焼による水加熱器
JP2001252676A (ja) 排気ドレン中和装置
JP4125098B2 (ja) ドレン中和装置
JPS5826954A (ja) 燃料だき流体加熱装置並びに煙道及び熱交換器
JP2005180780A (ja) 温水機器
JP2010169293A (ja) 潜熱回収型給湯機
JP2002267153A (ja) 給湯器
JP5165605B2 (ja) 潜熱回収型給湯機
JP4176588B2 (ja) 給湯器
JP4947704B2 (ja) 中和器及びガス燃焼器具
JP5094241B2 (ja) 給湯器
US1845239A (en) Heat exchanger
KR101156294B1 (ko) 콘덴싱 보일러의 기둥형 2차 열교환기
GB2476289A (en) Apparatus to dry articles using exhaust combustion gases
KR20190128830A (ko) 보일러 폐열 회수장치
RU2260743C1 (ru) Вертикальный водотрубный котел (варианты)
JP2005214549A (ja) 潜熱回収型給湯機
US1839516A (en) Boiler
US335137A (en) Process of and apparatus for drying bone-black
RU2273802C1 (ru) Водогрейный котел
JP2000346455A (ja) ドレン中和装置付き潜熱回収熱交換器を備えた燃焼装置
JP2652337B2 (ja) 熱交換装置
US735282A (en) Heater for kilns.
JPS5857649B2 (ja) 燃焼装置の廃ガス熱を利用する装置
KR20100094744A (ko) 수관 연관 복합 보일러

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090409

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090625

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090707

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees