JP2001251497A - 記憶されたページ要素を使用するページ構成方法とそれの使用装置 - Google Patents

記憶されたページ要素を使用するページ構成方法とそれの使用装置

Info

Publication number
JP2001251497A
JP2001251497A JP2000387249A JP2000387249A JP2001251497A JP 2001251497 A JP2001251497 A JP 2001251497A JP 2000387249 A JP2000387249 A JP 2000387249A JP 2000387249 A JP2000387249 A JP 2000387249A JP 2001251497 A JP2001251497 A JP 2001251497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
data
page
page element
tile
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000387249A
Other languages
English (en)
Inventor
Marc Delhoune
マルク・デルウーヌ
Veerle Dieltjens
ベールレ・デイールトイエンス
Dominique Suys
ドミニク・シユイ
Roger Baeten
ロジエ・ベテン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Agfa Gevaert NV
Original Assignee
Agfa Gevaert NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Agfa Gevaert NV filed Critical Agfa Gevaert NV
Publication of JP2001251497A publication Critical patent/JP2001251497A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T11/002D [Two Dimensional] image generation
    • G06T11/60Editing figures and text; Combining figures or text

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Editing Of Facsimile Originals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のページ要素を併合する。 【解決手段】 ページ要素はメモリー内に記憶される記
憶動作の前により小さなエリヤタイルに分割される。ペ
ージ要素からのデータはメモリー内へのページ要素の副
要素の位置を記述するメタデータを有している。ページ
要素用に使用されたフオーマットにより併合時に必要な
データは検索され、展開されそして速く処理されるので
併合は印刷中に実時間で行える。エリヤタイル用に使用
されるフオーマットは鏡像化、回転、他種々の画像操作
の容易で速い実行を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像信号を構成(compos
ing)する方法と装置に関する。
【0002】特に本発明は幾つかのページ要素(page e
lements)を印刷エンジンに配送される1つの合成ペー
ジ信号(composite page signal)に実時間で(in real
-time)併合(merging)するための方法に関する。
【0003】
【従来の技術】印刷データをデジタル印刷システムの印
刷エンジンに配送する幾つかのシステムが公知である。
問題は該システムが該印刷システムの速度でデータを配
送出来る方法を適用せねばならないことである。
【0004】1つのこの様な方法が国際特許出願第WO
−A−99/24933号で説明されている。この文書
はページからページへ無制限な多様性を有する種々の情
報を含むページを印刷出来る印刷システム内での圧縮ラ
スター画像(compressed raster image)の併合に関す
る。各ページは、前もってラスター画像プロセサー{ア
ールアイピー(RIP)}により処理され、圧縮されたフ
オーマットでページ要素キャッシ(page element cach
e)内に記憶された、幾つかのページ要素から作られ
る。これらのページ要素はページレイアウトスクリプト
データ(page layout script data)により1つのペー
ジに併合される。この併合は該ページ要素が主に圧縮フ
オーマットに留まる間に行われる。完全なページの圧縮
ラスター画像は次いでプリンターに配送されそこで該印
刷装置にデータを配送する展開及びスクリーニング(sc
reening)のシステムにより処理される。しかしながら
第WO−A−99/24933号で説明された方法は或
る欠点を有する。連続階調(continuous tone){”シ
ーテー(CT)”}のデータはブロックベースの圧縮方法
{例えば、ジェーピーイージー8×8、ジョイントフオ
トグラフエクスパートグループ(Joint Photographic E
xperts Group)の圧縮標準}を使用して圧縮される。2
つの連続階調ページ要素の迅速な併合を可能にするため
には、該併合はシーテーコーデイングブロック(CT cod
ing block )境界に沿って行われねばならない。かくし
てこれらのブロックの配置は或る基準に合わねばならな
いか又は該ページ要素の1つのブロックは2つの連続階
調ページ要素のブロックの精確な重なりを得るように並
進される。この様な調整は、異なるページ要素の境界の
精確な位置合わせを保つ間に行い得て、それは該境界の
位置が該ページ要素の画像内容から独立して記憶される
からであるが、しかし2つの連続階調ページ要素の画像
が精確な位置合わせにある必要がある時に該ページ要素
の画像も並進され、それは問題を引き起こす可能性があ
る。8×8ジェーピーイージーコーデイングを使用する
約25.4mm(1インチ)当たり300画素のシステ
ムで、これは1/3mmのシフトとなりそれは或る画像
を印刷する時目視可能な歪みを引き起こす可能性があ
る。又圧縮フオーマットでの併合は該ページ要素が唯1
つのアルゴリズムを使用して圧縮される必要があること
を要する。もし種々の{ジェーピーイージー(JPEG)}
フオーマットが使用されるならばシーテーページ要素の
境界ブロックは展開され、併合されそして再び圧縮され
ねばならぬことを要する。透明要素を有するブロックの
重ね合わせ(superposition)により要素を併合する時
は、該ブロックは併合前に展開されねばならない。これ
は高い処理パワーを必要とすることを意味する。これら
のブロックの画像情報は2回圧縮され、画像品質の特別
の損失となる。
【0005】公知の方法の他の欠点も存在する。異なる
解像度を有する2つの異なるページ要素を併合すること
は難しい。同じページ上で2つの異なる位置と配向で1
つのページ要素が必要となる時、例えば異なる配向で該
ページ要素の異なるコピーを記憶するために充分なメモ
リー空間が利用可能でなければならない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は今まで
に公知の方法の欠点を避けて、幾つかのページ要素を併
合するためのそしてデジタル印刷システムの印刷エンジ
ンへページ印刷データを配送するための方法を提供する
ことである。
【0007】本発明の更に進んだ目的はデータの併合と
実時間での配送とを可能にする方法を提供することであ
る。
【0008】本発明のもう1つの目的はページ要素の容
易な併合を可能にするフアイルフオーマットを提供する
ことである。
【0009】本発明の更に進んだ目的は種々の圧縮方法
と解像度の使用を可能にするための容易な方法を提供す
ることである。
【0010】本発明のもう1つの目的は速い検索を可能
にするために隣接する画素をデイスク上で出来るだけ近
く一緒に記憶するための方法を提供することである。
【0011】本発明の更に進んだ目的は予めの計算無し
に又は同じページ要素を2回記憶するために種々のペー
ジ操作(回転、クリッピング、併合、並進...)を可
能にする方法を提供することである。
【0012】本発明の更に進んだ目的はソフトウエアの
みならずハードウエアの高速な展開及び他の画像処理を
可能にする方法を提供することである。
【0013】本発明の更に進んだ利点と実施例は次の説
明と図面から明らかになる。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記説明の目的は請求項
1で表明された特定の特徴を有する方法により実現され
る。本発明の好ましい実施例の特定の特徴は従属請求項
で表明される。本発明の方法を使用するに好適な装置も
又ここで説明され、続く請求項で請求される。
【0015】以下に、本発明を規定するため説明と請求
項で使用される種々の用語を図1と関連して説明する。 −画像再生物10は作られるべき画像の再生物である。
この画像はテキスト又はグラフイックのみならず連続階
調画像データを含むことが出来る。
【0016】該画像再生物10はデジタル印刷装置の様
な印刷装置によりプリントアウトされる物理的再生物で
あってもよい。該画像再生物10は又スクリーン上に画
像として表示されることも可能である。該画像再生物1
0は又、画像を表示するそして更に進んだ処理用に使用
出来るフアイルの様な電子的再生物の形を取ってもよ
い。この様な電子的再生物の例は”タグ付き画像フアイ
ルフオーマット(taggedimage file format)”{チッ
フフアイル(TIFF File)}で記憶されたフアイルであ
る。 −画像信号はプリンター、表示装置又は他の手段へ提供
される信号である。該画像信号は該画像再生物10を表
示又は印刷するために必要な情報を含んでいる。この画
像信号は、それが処理装置から該プリンターへのデータ
の連続した動的な流れであることも可能であるが、完全
な静的フアイルの形を取ることが出来る。該完全なフア
イルは、該ページのスタートを記述するデータ信号は既
に処理されるか印刷されそして削除されてしまい一方該
ページの底部用信号は未だ構成されてないから、1つの
全体品として未だ存在しないことがあり得るかも知れな
い。該信号はどんな形を取ることも出来る。それはデジ
タル信号又はアナログ信号、変調された無線周波信号の
みならず電気信号又は赤外線信号であることも出来る。 −フアイル10’は該画像信号を構成するに必要なデー
タを含んでおり、それは通常、各々が該画像再生物10
の部分11用のデータを保持する1つ以上のページ要素
11’から成る。該画像部分11の配置と配向とを決定
する、レイアウトデータが該フアイル11’内にあるこ
とも可能である。 −ブックフアイルは該ジョブ(job)を印刷するに必要
なレイアウトデータのみを含むフアイルである。このフ
アイルは該ページ要素11’のデータを保持する1つ以
上の他のフアイルへの参照を与え、それはこれらのペー
ジ要素11’の配置と配向とについてのデータを保持し
ている。 −ページ要素11’は再生されるべき該画像再生物10
の画像部分11を表現するデータを含むフアイル又はフ
アイルの部分又はデータ構造物(a data structure)で
ある。 −レイアウトデータは該画像再生物10の構成とレイア
ウトとを記述するデータ又はデータ構造物である。これ
は該画像再生物10内での該ページ要素11’により表
現される画像部分11の位置、配向又は該ページ要素の
組み付け企画(imposition scheme)を含んでもよい。
該レイアウトデータは別のレイアウト信号又はこれらの
データを含むブックフアイル内に含まれてもよく或いは
該レイアウトデータは必要とされるページ要素のデータ
を保持するフアイル内にレイアウト信号として含まれて
もよい。 −エリヤタイル(area tile)12’はページ要素1
1’の1部分であり画像部分11の領域12を表現する
データを含んでいる。この様な領域12は画像部分11
のサブデビジョン(subdivision)、好ましくはパーテ
イション(partition)であるのがよい。集合(set)の
パーテイションは、全ての部分集合(subset)の合併
(union)が該集合である特徴を有した場合、複数の論
理和的部分集合(disjunctive subsets)である。論理
和的(disjunctive)とは各部分集合の全ての他の部分
集合との交わり(intesection)が空であることを意味
する。このエリヤタイル12’は画像部分11の領域1
2の再生用に必要な全ての情報を含んでいる。記述され
た画像部分11の領域12を再生するために他のエリヤ
タイル12’からのデータを必要としないので、用語”
自律的(autonomic)”エリヤタイル12’が使用され
る。前記画像部分11内の領域12の位置を表現する位
置データは該ページ要素11’自身の中に含まれるのが
好ましい。 −画像タイル13’は画像部分11の副領域(sub-regi
on)13を表現するデータを含むエリヤタイル12’の
部分である。この様な副領域13は画像部分11の領域
12のサブデビジョンである。 −画像ブロック14’は画像部分11の副領域13の副
部分(sub-portion)14を表現する画像タイル13’
の部分である。この様な副部分14は画像部分11の副
領域13のサブデビジョンである。 −対象(object)、例えば画像部分11又は副領域13
の副部分14の線形寸法(linear size)は該対象を囲
む最小円の直径として定義される。図2aは長方形の対
象の線形寸法を定義する例を示す。図2bは不規則形状
の対象の例を呈している。
【0017】対象の、場合により不規則な、形用の線形
寸法の上記定義は拘束的なものではなく、対象の境界線
の形から独立した2次元的対象の線形寸法用の再生可能
な定義を提供するに過ぎない。
【0018】
【実施例】本発明の特定の方法が本発明により動作する
よう設計された装置と関連して下記で説明される。
【0019】図3は幾つかのページ要素11’から画像
信号を発生するための装置を描いている。ページ要素1
1’を含む信号は通信チャンネル21を経由して処理装
置20にフイード(fed)される。該データは処理ユニ
ット{シーピーユー(CPU)}22にフイードされる。
このシーピーユー22はデータバス24を経由して、好
ましくは処理装置20の外にある、メモリー手段23に
接続される。メモリー手段23の他に、例えば速くアク
セス可能な媒体内のエリヤタイル12’の記憶を可能に
するために、ランダムアクセスメモリー28も備えられ
ている。一旦例えばエリヤタイル12’が該ランダムア
クセスメモリー28内にロードされると、該エリヤタイ
ル12’の画像ブロック14’はそこから急速にアクセ
ス出来る。更に該シーピーユー22は好ましくは該処理
装置20内にあるのがよい併合システム(merge syste
m)25に接続される。該併合システム25は例えばフ
イールドプログラマブルゲートアレー(Field Programm
able Gate Array){エフピージーエイ(FPGA)}を含
むことが可能であり該ページ信号をデータ接続27を経
由して印刷エンジン26へ配送する。典型的メモリー手
段23は磁気記憶デイスクであるが他の種類のメモリー
手段も使用可能である。
【0020】完全な印刷ジョブ(printing job)は、恐
らくはブックフアイルを伴った、1つ以上のフアイル1
0’内に記憶されてもよい。該フアイル10’は該印刷
ジョブを実行するための全ての必要な命令とデータを保
持しており、それにより該画像再生物10に必要な画像
信号を発生する。該ジョブの各ページについては、該ペ
ージは、 −該ページを構成するための所要ページ要素11’への
参照リストと、画像再生物(image reproduction)10
上での画像部分11の相対位置を表現するデータ、すな
わち該ページのスタート点に対する配置(placement)
とオプションとして該ページに対する画像部分11の配
向とそして該ページ内でのページ要素組み付け企画(pa
ge element imposition scheme)すなわち該要素の部分
が同じ位置を占める時どのページ要素がもう1つの上に
位置するかを含む、配置順序(order of palcement)と
を含むレイアウトデータ−により説明出来る。該配向に
関する情報は好ましくは直交回転の情報、すなわち直角
の整数倍(0,90,180又は270度)での該ペー
ジ要素の回転と0,90,180,又は270度での回
転と一緒の鏡像化(mirroring)とを含むのがよい。又
他の情報を含むことも出来る。例として好ましく長方形
のクリップ用通路(clipping path)に関する情報も付
加出来る。クリップ用通路は画像部分11に被せ、画像
部分11の再生が拘束されるべき範囲を囲む閉じた曲線
である。長方形のクリップ用通路は、例えば該長方形の
上左と下右隅部を表現する2つの点(x1,y1)、
(x2,y2)の座標(x、y)により識別されてもよ
い。
【0021】レイアウトデータを含むレイアウトデータ
ブックフアイルが与えられぬ時は、該ページ要素を含む
フアイルがレイアウトデータとして役立つ情報を提供し
てもよい。 −画像再生物10を印刷するために要する種々のページ
要素11’は1つ以上のフアイル10’内にグループ化
出来る。必要なページ要素11’は、該ページ要素1
1’がその特定のフアイルフオーマットに変換された
後、メモリー手段23上に特定のフアイルフオーマット
で記憶されるのが好ましい。必要なページ要素11’は
既に特定のフオーマットに変換されたフアイル内で配送
されことは可能である。この場合変換は前もって既にな
されている。
【0022】図5に示す様に、好ましい実施例では、特
定のフオーマットを有するこの様なフアイル10’は典
型的に、 −該フアイルのスタートを示す例えば4バイトのスター
トマジック番号(startmagic number)。該番号は使用
されるフアイルフオーマット用に典型的である。 −次のデータを含むフアイルヘッダー(file heade
r)、すなわち −バージョンタグ(version tag)と該フアイルフオー
マットのバージョンに関するデータ情報、 −解像度タグ(resolution tag)と該ページ要素11’
の解像度コードを含むデータ。該ページ要素11’の解
像度は約24ドット/mm(600dpi)プリンター
用に、例えば約12ドット/mm(300dpi)、約
24ドット/mm(600dpi)又は約24ドット/
mm(600dpi)の他の整数約数である。
【0023】−オプションとしてフアイルが開かれた時
人が読める情報を与えるためにコメントタグ(comment
tag)及び文字コメントを含むデータ又は該フアイルを
識別する番号を含むことが出来る。 −特殊なフオーマットで記憶されたページ要素11’の
全てのデータを含んでいる該フアイル10’内のページ
要素11’のシーケンス。 −該画像フアイル10’内のページ要素11’のアドレ
スを突き止めるに必要なデータを主として保持するフア
イルフッター(file footer)。タグの他に、各ページ
要素用メタデータ(metadata)を含むデータフイールド
(data field)が各ページ要素用に次のフイールドを含
むために存在するが、すなわち −該フアイル内の該ページ要素11’の独特の識別部で
あるページ要素(pageelement)識別子(idetifier)
{アイデー(ID)}、 −ページ要素11’のデータのスタートのメモリー配置
の位置を表現する、ページ要素11’のスタートオフセ
ット(start offset)、 −ページ要素メタデータタグの前に置かれたページ要素
11’の部分の大きさ、すなわち該メタデータの前の該
ページ要素画像データにより占められたメモリー配置の
数、 −完全なページ要素11’により占められたメモリー配
置の数、すなわち完全なページ要素11’の大きさ。
【0024】又該フアイルフッターは下記を含むデータ
フイールドと一緒に該フアイルの終端を示すタグを含ん
でもよく、すなわち −最初のページ要素11’のスタートオフセットデー
タ、該最初のページ要素11’のデータのスタートのメ
モリー配置のオフセットデータ。 −該フアイルの終端を示すためのマーカーとして役立つ
マジック番号。
【0025】該ページ要素11’とレイアウトデータは
相互に別々に記憶されてもよい。該フアイル10’のペ
ージ要素シーケンス内の該ページ要素11’は画像再生
物10の少なくとも1つの画像部分11を表現するラス
ター化されたデータ(rasterised data)であるのがよ
い。ラスター化されたデータは画素の2次元配列を使用
することにより画像を表す。各画素は全画像の小部分を
表す。該配列はジェーピーイージー、シーシーアイテー
テー(CCITT)、他の様な圧縮方法により圧縮されるの
が好ましい。シーシーアイテーテーはコミテコンサルタ
チーフインターナショナーレテレフオニケエテレグラフ
イケ(the Comite Consultatif International Telepho
nique et Telegraphique )の圧縮標準(compression s
tandard)である。
【0026】ページ要素の特殊フオーマットを得るため
に、種々のページ要素が最初に読まれそして中央処理ユ
ニット22によりラスター化された画像データを得るた
めに必要ならば切り取られる(ripped)。ページ要素1
1’は最初は種々のフオーマットで通信チャンネル21
を経由して処理装置20へ提出され得る。あり得るフオ
ーマットの幾つかは、 −種々のフオント(font)と組み合わされたテキストフ
アイル、 −線、円セグメント(circle segments)、円弧、ベジ
ーア曲線(Bezier curves)、充填された台形(filled
trapezoid)、他の様なベクトル志向の図。 −連続階調形像(continuous tone imagery)他であ
る。ラスター化された画像データを得るために切り取り
中、ページ要素11’用入力データは解釈(interprete
d)されビットマップ(bitmap)データすなわちラスタ
ー化されたデータに変換される。テキストフアイルは適
当なフオントデータと組み合わされそして又ビットマッ
プデータに変換される。又種々のフアイルフオーマット
を有する他の対象記述はデコードされビットマップデー
タに変換される。これは該中央処理ユニット22により
行われてもよい。結果は各ページ要素11’用のビット
マップとなる。ビットマップは典型的に画素の2次元配
列である。各画素は画像部分11の小さな正方形又は長
方形部分を表す。グレー画像(grey images)では、各
画素は1つの値、例えば0−255の範囲内で表され
る。カラー画像では、各画素は典型的に3以上のカラー
成分により表される。各画素の各カラー成分用に値が要
求される。各カラー画素値が8ビットにより表される3
つのカラー成分を有するシステムでは、各カラー画素は
各成分について256の異なる値を取る。結果として、
各画素は2563=16,777,216のあり得る値
を取ってもよい。
【0027】該3つのカラー値の他に、特別のビットマ
ップ値が黒のカラー成分用に計算され得る。切り取り
(ripping)の後、各ページ要素11’はかくして画像
部分11を表現するラスター化されたデータとして記述
される。
【0028】本発明に依れば、該切り取られたページ要
素11’は切り取り後分割されそして該シーピーユー2
2により各カラー用のより小さいユニットで分解され
(decomposed)そしてメモリー手段内に好ましくは階層
的順序(hierarchical order)で記憶される。該ページ
要素11’は、該要素を再び切り取る必要なしに該ペー
ジ内で種々の位置と配向でそれらが使用され得るように
このフオーマットで記憶される。これはより少ない処理
能力しか要求せず該メモリー手段23の要求メモリー量
を減ずる。又同じページ要素11’が印刷されるべき画
像再生物10内の種々の場所で使用されることも出来
る。好ましくは該ページ要素11’は、該ページ要素が
メモリー手段23内に直接記憶されるように、それらが
前もって切り取られたそして分割されたフアイルフオー
マットで配送されるのがよい。
【0029】この後本発明で使用される該ページ要素1
1’の記憶用フオーマットを説明する。画像の最小のビ
ルデイングブロックで始まる種々のレベルの階層的順序
を好ましい実施例用に説明する。
【0030】画像ブロックレベル 記憶されたページ要素11’内の最小の要素は画像ブロ
ック14’である。
【0031】好ましい実施例で、画像ブロック14’は
64×64画素の正方形の面積14のデータを含んでい
る。ミリメートル当たり約24ドット(インチ当たり6
00ドット){600デーピーアイ(dpi)は24ドッ
ト/mmの解像度に対応する}の空間的解像度で動作す
る印刷エンジン26用の説明される実施例では、該画像
ブロック14’は副領域(sub-region)13の副部分
(sub-portion)14を表している。従って、該画像ブ
ロック14’は典型的に画像再生物10の0.27cm
×0.27cmの正方形面積用のデータを含んでいる。
該寸法は該画像信号を構成するため使用されるハードウ
エア又はオプションとしてのソフトウエアにより操作さ
れ得る最大のブロックであることが好ましい。該画像ブ
ロック14’のこの小さい大きさは該画像ブロック1
4’の迅速な回転又は鏡像化(mirroring)を可能に
し、従って全ページ要素11’が迅速に操作され得る。
該画像ブロック14’は典型的に下記の構造物を有す
る。 −該画像ブロック14’用にどのフオーマットが使用さ
れたかを示す圧縮フオーマットコードを含む画像ブロッ
クヘッダー。このコードは1バイトの長さを有するメモ
リー位置に記憶されてもよい。 −圧縮されたフオーマット内にあり得る画像データ。該
圧縮されたデータの構造は使用された圧縮フオーマット
に左右される。画像ブロック14’用には、例えば、該
圧縮されたデータの規模が受け入れ不可能な程大きい場
合用に多数のフオーマットがサポートされ得る。この理
由で種々の予測企画(prediction schemes)が使用出来
る。該データの内容は連続階調(continuous tone)か
又は線画データ(line work data)かであるかも知れ
な。空の画像ブロック14’のデータは除かれ得る。し
かしながら、これらの空の画像ブロック14’の指示
(indication)は好ましくは記憶されるのがよい。
【0032】又他の情報が該画像ブロック14’に組み
入れられることが可能である。特殊な印刷ジョブ用に、
例えば透明の階調(transparency gradations)、画像
のつや値(image gloss value)...等種々の使用用
の新しいチャンネルが追加され得る。
【0033】該画像ブロック14’の配置と配向につい
ての情報は該ページ要素11’の記述に組み入れられて
もよい。又好ましくは該画像ブロック14’内データ用
メモリー位置のオフセットが記憶されるのがよい。これ
は該画像信号を構成するために必要な順序での該画像ブ
ロックデータへの迅速なアクセスを可能にする。画像再
生物10を組み立てるために使用されるアルゴリズムに
依って該画像信号を構成するために1セットの画像ブロ
ック14’へのアクセス用の幾つかのシーケンスを使用
出来る。これらのオフセットデータは該ページ要素記述
内に種々のレベルで組み入れられ得る。
【0034】最も好ましい実施例では幾つかの画像ブロ
ック14’が1つの画像タイル13’内に組み立てられ
る。
【0035】画像タイルレベル 該最も好ましい実施例に依ると画像タイル13’は該ソ
フトウエアにより操作される最小のブロックである。そ
れは画像ブロック14’で構成されそしてソフトウエア
内のブロックベースの動作を実行する時使用して作業す
る妥当な規模のブロックを提供する。又それは該画像ブ
ロック14’について、例えば、該画像ブロック14’
のメモリー位置のオフセットの様な、メタデータを最小
化する助けとなる。画像タイル13’は画像再生物10
上に配置された画像部分11の副領域(sub-region)1
3を表す。好ましい実施例では、該画像タイル13’は
4×4画像ブロック14’の正方形マトリックスを含む
が、それはその規模が256×256画素であることを
意味する。約24ドット/mm(600dpi)ではこ
れは該画像再生物10上の1.08cm×1.08cm
の正方形の面積に対応する。
【0036】この画像タイル構造物13’は典型的に下
記のデータ構造物を含んでいる。 −画像ブロックシーケンス:これは簡単には該画像タイ
ル13’内の画像ブロック14’のシーケンスであるの
が好ましい。好ましい実施例では空の画像ブロック1
4’は該シーケンスから除かれる。 −画像ブロックメタデータ:このデータ構造物はタグ
(tag)と該画像ブロック14’のデータのオフセット
に関する情報を含むデータフイールド(data field)と
を含んでいる。このデータフイールドはメモリー手段2
3内での該画像タイル13’内の該画像ブロックデータ
14’のメモリー内(相対)位置を表す位置データを保
持する。これは該画像ブロックデータ14’の容易な検
索を見越している。該好ましい実施例では、該16の画
像ブロック14’の各々に対して2バイトのオフセット
値が記憶される。計算され得る様に、画像タイル13’
内には(4×4)×(64×64)=65,536画素
の全部が存在する。各画像ブロック14’用のオフセッ
ト値は該画像タイル13’を記憶するために使用される
対応するメモリー位置を示すことが出来る。
【0037】最も好ましい実施例では、幾つかの画像タ
イル13’は1つのエリヤタイル12’内に組み合わさ
れる。好ましくは、画像ブロック14’用データがスタ
ートするメモリー内(相対)位置を示すためにオフセッ
トが記憶されるのがよい。空の画像ブロック14’はゼ
ロに等しいオフセットを挿入することにより示されても
よい。同様に、画像タイル13’のスタート用にメモリ
ーオフセットが記憶されるのが好ましくそしてこれらの
画像タイル13’用に0のオフセット値が与えられた時
空の画像タイル13’は除かれ得る。
【0038】エリヤタイルレベル 最も好ましい実施例に依れば該エリヤタイル12’は該
ページ要素11’の典型的ビルデイングブロックであ
る。該ページ要素11’が該シーピーユー22により該
メモリー23内に記憶される時、それらは、各々が画像
部分12の領域を表すデータを含むこれらのエリヤタイ
ル12’に分割される。該好ましい実施例では該エリヤ
タイル12’は8×8の画像タイル13’の正方形マト
リックスで構成され、(8×8)×(256×256)
=4,194,304画素を含んでいるが、それは約2
4ドット/cm(600dpi)を動作させる印刷シス
テム用に、画像再生物10の8.67cm×8.67c
mの正方形範囲を表す。
【0039】これらのエリヤタイル12’は他のエリヤ
タイル12’のデータを使用することなしに該エリヤタ
イル12’の容易な再生を可能にするフオーマットにな
っている。又これは用語”自律的(autonomic)”エリ
ヤタイル12’に関係する。例えばジェーピーイージー
(JPEG)圧縮を使用する幾つかの他の記憶方法では、次
のエリヤタイル12’のデータの再作成に前のエリヤタ
イル12’からのデータが必要とされる。これは、ペー
ジ要素11’が回転、鏡像化、他をされるべき時に特
に、該エリヤタイル12’の再作成用に過度な処理労力
へ導くかも知れない。以下で、説明された実施例で使用
されるこの様な自律的エリヤタイル12’のフオーマッ
トの例が与えられる:該エリヤタイルデータは下記を含
んでいてもよい: −エリヤタイルタグと色分解コードを含むデータフイー
ルド。 −該エリヤタイル12’内の画像タイル13’のシーケ
ンス。空の画像タイル13’は該画像タイルシーケンス
から除かれるか又はゼロに等しいオフセットを挿入する
ことにより指示され得る。 −画像タイルメタデータ:これはタグコードと該エリヤ
タイル12’内の各画像タイル13’用データを有する
データフイールドとを含んでいる。
【0040】このデータフイールドは各画像タイル用に
下記を含んでいるが、すなわち、 −該画像タイル13’は完全に不透明かそうでないかを
示す透明度データ。
【0041】−画像タイルメタデータオフセット、すな
わち該画像タイルメタデータが見出されるメモリー位置
のオフセット。
【0042】オプションとして他のフイールドが該エリ
ヤタイル内に含まれ得るが、 −画像ブロック14’の複雑度データであるが、これは
ページ要素11’のエリヤタイル12’のデータを処理
するために必要な処理労力の量を表す。このフイールド
は印刷ジョブの複雑度について見積もりすることを可能
にする。それは該エリヤタイル12’内に画像ブロック
14’当たり1バイトコードを含むのが典型的であり、
該画像ブロックの圧縮が如何に良く又は如何に悪くなさ
れたかを物語る。この助けを得て、印刷エンジン26へ
の配送用に必要な時間間隔内に画像信号を構成するに必
要な計算を行うことが可能かどうかを与えられた印刷エ
ンジン26用に計算することが可能となる。該信号は該
印刷エンジン26が該ジョブを印刷する時タイムリーに
利用可能でなければならない。該印刷エンジンが運転中
は該画像信号の配送の中断は許されない。該複雑度デー
タを使用して、”ブックフアイル”を使用した印刷ジョ
ブが実時間で該印刷エンジン26で印刷出来るかどう
か、すなわち該処理装置20が該印刷エンジンの速度で
データを配送出来るかどうかを前以て計算することが可
能である。該処理装置20の処理パワー(processing p
ower)が該印刷エンジン26の速度に遅れずについて行
くには余りに遅い時は、該ジョブが実時間で実行される
時必要な計算量を減少させるために或る計算は前もって
なされなくてはならないかも知れない。又該画像ブロッ
ク14’が全部透明か、全部不透明か、又は部分的に透
明かどうかの情報も含まれてもよい。 −該エリヤタイル12’の終端を示すためそしてデータ
の正当性の理由でシーアールシー(CRC){巡回冗長検
査(cyclic redundancy check)}フッター(footer)
が付加されるのが好ましい。該シーアールシーコードは
該エリヤタイル12’内に書かれた全てのデータに基づ
いて計算されてもよい。
【0043】エリヤタイルメモリー位置 種々のページ要素11’のエリヤタイル12’から画像
信号を構成する時、画像再生物10は頂部から底部へ構
成される。該画像信号の構成はそれらが必要とされる時
に種々のエリヤタイル12’を処理することによりなさ
れる。該信号を構成するための詳細なシステムを後で説
明する。何れの場合も、1つのエリヤタイル12’の全
てのデータが容易にアクセス可能でなければならない。
エリヤタイル12’のデータの検索が非常に速くなされ
得るようエリヤタイル12’のデータが該メモリー手段
23内で隣接した位置に記憶される時特別の利点を得る
ことが出来る。磁気デイスクを使用する時、デイスクか
らのデータ読み取りにより少ない時間しか消費しないよ
う、読み取り機構が最小の機械的運動を行わねばならな
いことを確認するように全エリヤタイル12’記憶用メ
モリー位置が選ばれるのが好ましい。これは各セクター
が前のそれの後、直接来るセクター内に該データを記憶
することによりなされ得る。この隣接メモリー位置内に
該データのこの記憶を得るためには、最適メモリー管理
を有することが重要である。該データの断片化(fragme
ntation)は大いに避けるべきである。これは該ページ
要素11’の処理が実時間で、すなわち印刷エンジン2
6が運転中になされるべき時重要な利点をもたらす。特
にハードデイスク読み取り機構は比較的遅いのであり、
そしてデータが不利なメモリー位置に記憶されている時
多量の時間が消費される一方、特にデータが該デイスク
の種々の場所に撒き散らされている時は、データをメモ
リー手段23から読み取るべき場所へ該器械部品が動く
ために待つことになる。これは印刷エンジン26へのデ
ータの流れの連続性を脅かす。又種々の記憶方法を使用
する他のメモリー手段23用にも1つのエリヤタイル1
2’を記憶するためのメモリー位置を良く選ぶことは該
エリヤタイルデータ12’の検索の速度に関して重要で
あり得る。
【0044】エリヤタイル12’は該画像再生物10上
で画像部分11の領域12を表すのみでなく好ましくは
該メモリー手段23内の(物理的)範囲にも関係し得る
のがよいことが分かる。
【0045】又他の種類のメモリー用にも記憶する好都
合の方法が見出し得る。従来のランダムアクセシブルメ
モリー(random accessible memory)の様な固体メモリ
ーモジュールを使用して、検索されたデータが正しい順
序で必要なデータを得るために広範に処理されねばなら
ないことを避けることが出来る。メモリー管理は非常に
重要である。
【0046】好ましくは種々のエリヤタイル12’はそ
れらが該画像信号を構成するに必要な順序で該メモリー
手段23内に記憶されるのがよい。これはより速い検索
とより速い全体処理を保証することにもなる。
【0047】エリヤタイル形状(area tile geometry)
と線形寸法 好ましい実施例では、画像ブロック14’又は画像タイ
ル13’又はエリヤタイル12’は正方形の形状を有す
る画像サブデビジョンを表している。より好ましい実施
例では、全ての副要素すなわち画像ブロック14’、画
像タイル13’及びエリヤタイル12’は全て正方形の
形状を有する画像サブデビジョンを表している。正方形
の形状は、この様なサブデビジョン内では行の画素数が
のラインの数に等しく、例えば、64×64、256×
256、4096×4096であることを意味する。こ
れは最も好都合な場合であるが他の形状の形も使用出来
る。他の実施例では該ページ要素11’は長方形の画像
サブデビジョンで構成され得るが又、3角形、ダイアモ
ンドの様な形、又は不規則な形の様な他の形も考えられ
る。画像印刷の或る応用には特定の形が好都合であり、
例えば4面体の形状を有する梱包用に意図された梱包材
料を印刷する時は、画像部分11の特定の形(ページ要
素11’)とそれによる画像部分11の領域12(エリ
ヤタイル12’)の特定の形状が好都合であり得る。
【0048】該エリヤタイル12’のデータにより表現
された該画像領域12の境界は隣接領域12の境界と精
確に接するのが好ましいがこれもい必ずしも必要ではな
い。
【0049】ページ要素11’により表現される全画像
部分11の線形寸法に対する該エリヤタイル12’によ
り表現される領域12の線形寸法は変化する。説明され
た方法の最大の利点を得るために、該画像部分11の線
形寸法(ページ要素11’により電子的に表現された)
と画像部分11の領域12(エリヤタイル12’)の線
形寸法とは最も良く或る基準を充たす。しかしながら不
規則な形状の領域用にこれらの基準を規定することは該
基準用の種々の値へ導くかも知れない。
【0050】図2a−2dに連携して、上記説明の線形
寸法を定義すると、ページ要素11’により表現された
画像部分11の線形寸法はページ要素11’により表現
された画像部分11を囲む最小包絡円の直径でありそし
て該エリヤタイル12’により表現される画像部分11
の領域12の線形寸法は該エリヤタイル12’により表
現されるこの領域12を囲む最小包絡円の直径であり、
画像領域12の線形寸法の2倍は画像部分11の線形寸
法以下であることが有利である。
【0051】図2cは1つの画像部分11が3つの隣接
する領域12を有する例を示している。該画像部分11
の線形寸法29は軸線29により示される。領域12の
線形寸法は軸線30により示される。領域12の線形寸
法30と画像部分11の線形寸法との比は該基準、すな
わちS30/S29≦0.5を充たすので、各領域12は該
画像部分11の比較的小さなそしてコンパクトなセグメ
ントを表現する。図2dにはより都合の悪い例が与えら
れる。ここでは画像部分11の該線形寸法29とエリヤ
タイル12’を表現する領域12の線形寸法30(29
との重なりを避けるために幾分並進させられて示されて
いる)は該基準を充たさずそして該エリヤタイル12’
を処理する時、各領域12は画像再生物10の小部分に
拘束されないことは明らかである。後で説明されるよう
にこれは画像再生物10を構成する時欠点へ導く可能性
がある。
【0052】同じ理由で画像タイル13’のデータによ
り表現される副領域13の線形寸法が同じ基準を充た
す、すなわち副領域13の線形寸法が該領域12の線形
寸法の半分以下であることは好都合である。好ましい実
施例では、副部分14の線形寸法と副領域13の線形寸
法の比が同じ基準を充たすことも有利であり、すなわち
副部分14の線形寸法が該副領域13の線形寸法の半分
以下であることは好都合である。
【0053】ページ要素レベル 印刷ジョブを用意する時、ページ要素11’は種々の自
律的エリヤタイル12’に分割される。各エリヤタイル
12’は画像部分11の領域12を表現するタイルデー
タを有する。このデータはメモリー手段23内へ記憶さ
れる。ページ要素11’内のエリヤタイル12’の最大
数に制限はない。ページ要素11’は好ましくは完全に
自給自足型であり従って分離してすなわち隣接するペー
ジ要素11’からのデータを使用することなく描かれ得
るか又はそれはフアイルから引き出され得る。
【0054】最も好ましい実施例に依ると、ページ要素
11’のデータ構造物は典型的に次の様である: −新しいページ要素11’のスタートを示すページ要素
タグ、 −エリヤタイル12’のシーケンス:これは該ページ要
素11’内のエリヤタイル12’のシーケンスを含む。
空のエリヤタイル12’は該シーケンスから除かれ得
る。 −メタデータのスタートを示すページ要素メタデータタ
グ、 −該メタデータ自身は下記を含んでいる: −ページ要素11’の幅(画素で)、 −ページ要素11’の高さ(画素で)、 −該ページ要素11’の解像度を示す解像度コード、 −色分解の数及び種々の色分解コード。
【0055】−次の一般的情報を含むエリヤタイル1
2’メタデータ: −エリヤタイル12’のメタデータのスタートを示すタ
グ −該エリヤタイル12’のどの画素が完全に不透明かを
示す透明度長方形。該長方形は該画像部分11内の該長
方形の上左隅部のx及びy位置と該長方形の幅と高さと
により記述されるのが好ましい。
【0056】−例えばジェーピーイージー(JPEG)圧縮
の圧縮用に使用された品質係数(quality factor)の
値。
【0057】−使用された種々の圧縮フオーマットの数
とこれらの圧縮フオーマットについての情報。
【0058】−各個別エリヤタイルについて下記を含む
次のメタデータがリスト化されるが、すなわち、 −エリヤタイル12’のスタートオフセット、例えば、
該エリヤタイル12’のデータがスタートするメモリー
位置のスタートアドレスを指す相対位置。このオフセッ
トはもし該エリヤタイル12’が空であればゼロである
のが好ましい。
【0059】−該エリヤタイル12’の画像タイルメタ
データの前で起こるエリヤタイル12’データの大き
さ、 −エリヤタイル12’の全部の大きさ{シーアールシー
(CRC)が含まれる}。
【0060】他のフイールドは配置及びクリッピングに
ついてのメタデータを含んでもよい。 −クリッピングデータは下記を含んでおり、すなわち、 −該ページ要素11’(画像部分11)内のクリッピン
グ長方形(clippingrectangle)の上左隅部のx位置、 −該ページ要素11’(画像部分11)内のクリッピン
グ長方形の上左隅部のy位置、 −該クリッピング長方形の幅(画素で)、 −該クリッピング長方形の高さ(画素で)。 −配向(0度、90度、180度又は270度)及び鏡
像化データはオプションである。
【0061】特に位置又はクリッピングが不要である時
は、該記述は簡単化され得る。
【0062】該ページ要素11’のコーデイング用に使
用されるハフマン表(Huffman table)の様な他のオプ
ションのデータフイールドを含めることが出来る。通常
は標準ハフマン表が指定されるが各ページ要素11’用
に種々の表を使用することが出来る。
【0063】本発明の方法に依れば、該ページ要素1
1’は上記の様に分割されメモリー手段23内に記憶さ
れる。1つの実施例に依れば、該ページ要素11’はエ
リヤタイル12’にセグメント化される。好ましい実施
例に依れば、該エリヤタイル12’はここまで上記で説
明した階層化レベルの少なくとも1つを使用して更に分
割される。エリヤタイル12’は好ましくは複数の画像
タイル13’に更に分けられが、各画像タイル13’は
該エリヤタイル12’により表現された領域12の副領
域13を表現している。該画像タイル13’の迅速な検
索性を得るために、該メモリー内の該画像タイルデータ
の位置についての情報を含むオフセットデータが該ペー
ジ要素11’内へ含められる。好ましい実施例の中での
上記説明の様に、該画像タイル13’のオフセットデー
タは好ましくはエリヤタイルレベルで記憶されるのがよ
い。
【0064】画像タイル13’は好ましくは副領域13
の副部分14を表現する画像ブロック14’に更に分け
られるのがよい。例えばページ要素11’、エリヤタイ
ル12’、画像タイル13’そして画像ブロック14’
を使用する様に、該画像データを記憶するための階層化
構造の主な利点の1つは画像データが迅速に検索可能な
ことである。エリヤタイル12’がメモリー手段23か
らランダムアクセスメモリー28内へロードされた後、
画像ブロック14’のデータと該画像ブロック14’の
再生パラメータとは該ランダムアクセスメモリー28か
ら迅速に検索し見出され、集め持って来られることが可
能でる。これは該フオーマットの種々の階層化レベルで
含まれたオフセットセータを備えるメタデータを使用し
てなされる。該画像ブロック14’の検索は好ましくは
ランダムな仕方で可能であるべきである。これは画像信
号を構成する時大きな利点である。画像再生物10の特
定の部分11を発生するために要するデータを得るため
に、画像ブロック14’の長いシリースを読むことは避
けるべきである。或る圧縮方法{例えばジェーピーイー
ジー(JPEG)}は、1つの画像ブロック14’の再生の
ために、他の画像ブロック14’からの情報に依存して
いる。これらのデータはかくして必要データの検索と再
作成を可能にするために固定順序でアクセスされねばな
らない。ページ要素11’が回転されるか又は鏡像化さ
れる時、該ブロックが必要とされる順序は該圧縮のシー
ケンスでの順序と全く異なる可能性がある。これは結果
的に使用されない多量のデータを検索し計算することへ
導く。
【0065】画像ブロック14’の再生パラメータは種
々の階層化レベルから集められたメタデータから得られ
る。或るパラメータはフアイルフオーマット内にあるが
儘で現れる。他のものはページ要素11’、エリヤタイ
ル12’、画像タイル13’又は画像ブロック14’の
レベルで記憶された種々のメタデータの組み合わせから
得られるか又は計算されねばならない。
【0066】これらの再生パラメータは下記を含んでい
る: −ランレングスエンコーデイング(run length encodin
g)、ジェーピーイージ ー(JPEG),...の様なデータ圧縮方法 −艶のレベル(gloss level) −クリッピング通路、好ましくは長方形 −空間的解像度 −種々のレベルの位置と大きさとのデータから計算され
得てレイアウトデータと組み合わされる画像再生物10
上の副領域13の副部分14の位置 −使用されるべき画像ブロック14’の配向 −透明度データ、透明度階調(transparency gradatio
n) −色分解コード −ハフマンコード表(Huffman code table)。
【0067】全ての再生パラメータを1つのレベルで記
憶することは可能である。例えば、各画像ブロック1
4’は該ブロック用の全再生パラメータを含むメタデー
タフイールドを有することが出来たがこれは大抵は各ブ
ロック用に繰り返される多量のデータへと導く。この解
決策はより多くのメモリー空間を要しかくしてより高コ
ストをはらんでいる。
【0068】もう1つの解決策は全画像ブロック14’
用の全再生パラメータを該ページ要素11’のメタデー
タフイールド内へ含めることである。これは該ページ要
素フアイル10’内での再生パラメータの計算用に大き
なオーバーヘッド(overhead)へと導く。幾つかの階層
化レベル上への再生パラメータの適当な配分はメタデー
タ量又は処理要求を減ずるかも知れない。
【0069】この階層化構造に基づき種々の代替え策が
作られ得る。該ページ要素11’を分割するために該エ
リヤタイル12’レベルのみを使用し、該エリヤタイル
12’をより低レベル単位まで分けないことは可能であ
る。画像タイル13’レベルは該ページ要素11’のフ
オーマットから除くことは可能である。種々の副要素
(sub-element)11’、12’、13’、14’の画
素マトリックスの大きさはより大きく又はより小さく選
ぶことが出来るが通常その大きさは該処理装置20の設
計と製作に主に左右される。セグメント11,12,1
3,14の形は正方形と異なり、例えば長方形、菱形、
台形、3角形、6角形他でもよい。上記の様に、該ペー
ジ要素11’はシーピーユー22により読まれ切り取ら
れる。該ページ要素11’は好ましくはエリヤタイル1
2’に分割されるのがよいがそれは更に画像タイル1
3’に分割されるのがよく、そして該画像タイル13’
は更に画像ブロック14’に分割されるのがよい。該ペ
ージ要素11’が説明された望まれたフオーマットで該
処理装置20に既に配送されていることも起こり得る。
画像再生物10の印刷に要する全てのページ要素11’
がラスター化され、分割されそしてメモリー手段23内
に記憶されると、画像信号の発生がスタート出来る。該
画像信号を構成するに要する全てのデータは好ましくは
該メモリー手段23から読まれ、迅速なアクセスを可能
にするため該ランダムアクセスメモリー28に記憶され
る。レイアウトデータの情報により、所要ページ要素1
1’のデータは該メモリーから検索され、画像再生物1
0用の画像信号を発生するためバッフアー内に配置され
る。データ検索は該ランダムアクセスメモリー28から
又は該メモリー手段23から又は両者の組み合わせから
でも行われ得る。
【0070】画像再生物10の構成は漸進的な仕方で行
われる。構成は該ぺージの頂部でスタートする。この信
号は印刷エンジン26に最初に配送されべきである。上
記で述べた様に、画像再生物10用の構成されたページ
データは該印刷エンジン26へ直接は送られず印刷用の
合成画像の少なくとも1部分を記憶出来るメモリーバッ
フアーに記憶される。このバッフアーは各カラー(黄
色、マジェンタ、シアン、黒色)用及び該プリンターの
他の印刷ステーション{例えば、エレクトログラフイプ
リンターでの無色透明な光沢の調色器(toner)}用に
備えられてもよい。又特殊な特性を有する他のトナー又
はインクを使用することも出来る。両面印刷機(duplex
printer)で印刷している時は、該ページの各側用にバ
ッフアーが備えられる。ここで下記に説明される処理ア
ルゴリズムは各印刷カラー又は特別の印刷ステーション
用に使用されてもよい。
【0071】各カラー用のこの処理は同時に又は各カラ
ーに次々となされることが可能である。ページ全体用の
バッフアーを提供することが余りに高価なので、該バッ
フアーは、プリンターへ送られるべきデータを集める該
ページの部分を、バッフアーメモリー内に取ることが出
来るように大きさを決めることが好ましい。
【0072】ページ要素11’の配置は種々の方法でな
され得る。
【0073】以下では幾つかの重なるページ要素11’
を含むページの構成用の特定のアルゴリズムを使用して
1例を説明する。
【0074】説明では下記の定義が使用される: −ページの頂部(top of the page):これは最初に構
成(印刷)されるページの開始部である。 −ページの終端(end of the page):最後に構成(印
刷)されるページの部分。 −ページの頂部により近くある対象は終端に近い対象よ
りより低い座標Yで配置される。 −1セットのページ要素11’では、各ページ要素1
1’は異なる層に割り当てられ得る。ページ上の同じ場
所を占める時は、より上の層にあるページ要素11’は
底部層にある対象をマスクする。
【0075】図6aから6dは印刷エンジン26により
印刷されるべきページを構成するため使用されるべき4
つのページ要素11’の表現を描いている。
【0076】図6aに示すページ要素Aはランレングス
コーデイング(run length coding)でコード付けされ
たテキストと透明な背景とから構成されるページ要素で
ある。
【0077】図6bに示すページ要素Bは回転された位
置で印刷されねばならない連続階調のジェーピーイージ
ー(JPEG)コード画像である。
【0078】図6cに示すページ要素Cはテキストとフ
ルカラーの非透明背景とを有するテキストページ要素で
ある。ページ上への印刷用に、矢の形状を有する、クリ
ッピング通路が矢の形を得るため含まれる。
【0079】図6dに示すページ要素Dは透明な背景を
有する小さなテキストページ要素である。
【0080】図7は望まれる出力ページの画像を表す。
エリヤタイル12’に対応する領域12への分割は破線
を使用して示されている。
【0081】4つのページ要素(A,B,C及びD)は
シーピーユー22により切り取られ、分割されそしてメ
モリー手段23内に記憶される。好ましくはページ要素
11’のエリヤタイル12’はランダムアクセスメモリ
ー28内に記憶されるのがよい。該ページを記述する別
のレイアウト信号が提供され、好ましくは該ランダムア
クセスメモリー28に記憶される。該ページを構成する
ために、最初に該画像が構成されるべきバンドが規定さ
れる。
【0082】図7から図9を参照しつつ下記の説明をす
る。最初に該ページ要素の選択用に一般的説明を行い、
その後現在の例用の方法を説明する。 −ページ要素11’は上部層から底部層へ順序付けさ
れ、すなわち他の上に乗るページ要素11’は底部にあ
るページ要素11’の前に順序付けられる様に順序が作
られる。 −オフセット01でスタートしオフセット02で終了す
るバンドが定義されるがここで02>01である。図7
ではバンド01−02は該ページの頂部に位置する。バ
ッフアーはページ全体は記憶出来ないので、記憶出来る
バンドの長さに制限がある。この制限はデッドライン
(dead line)と呼ばれ、オフセットDの所にあるがこ
こでD>02である。オフセット01,02の値とデッ
ドラインDの値とは利用可能なメモリーバッフアーの大
きさ、処理容量及び他のシステム変数(デイスク速度、
データバス容量、...)により変化しても良い。 −エスピーイー(選択されたページ要素11’)のリス
トがこのバンドの印刷用に必要なページ要素11’で作
られる。これらの選択されたページ要素11’は該ペー
ジ印刷用に必要なページ要素11’のリストピーイー
(list PE)から選択される。各選択されたページ要素
11’には該ページ要素がどんな範囲まで描かれるかを
示す描画限界LspeXが付随している。これは下記過
程でなされる: −最初に描画限界Lは02にセットされる。これはどれ
の範囲までページ要素11’が描かれるかを示す限界で
ある。該値Lは該ページの頂部から該ページ要素11’
が描かれる限界までの距離を表している。 −全てが該リストPE内に降順(より上の層のページ要
素11’が最初に扱われる)で並べられた、該ページ印
刷用に要する、該ページの全ての1つのページ要素1
1’のpeX用に、次の手順が実行される: 1.該ページ要素peX用描画限界をLにセットする。
【0083】2.選択されたページ要素の該リストSP
E内で全ての1つの既に選択されたページ要素speX
について、speXが該リストPEのpeXの上に乗るか
どうかをチェックされる。
【0084】もしspeXが01からLの間の領域でp
Xの上に乗るならば、描画限界LspeXをpeXの描
画限界と比較しそしてLを最高値にセットする。
【0085】3.もしpeXが01とLの間に描かれる
べき部分を有するならば、該リストSPEにpeXを追
加する。この条件は該ページ要素11’のオリジン(or
igin)、望ましい配向そして大きさを考慮して決定出来
る。このページ要素11’の描画限界はLにセットされ
るが、新しく選択されるページ要素11’用に描画限界
LspeXを得る画像ブロック14’(副領域13の副
部分14)の終端にパッド(padded)される。これは、
画像ブロック14’の行の縁と一致するように該ページ
要素11’の描画限界がより高くセットされることを意
味する。
【0086】4.前の過程から新しく得られたLを使用
して次のページ要素に対して同じ過程が取られる。
【0087】描画限界はデッドラインDを決して越える
ことは出来ない。描画限界がDの値に一致する場合を更
に下記で説明する。 −例えば、説明される実施例では該描画限界は02に等
しいLに最初セットされる。 −ページ要素のリストPEは上部層から底部層までの降
順でPE=(C,D,A,B)を含んでいる。この要素
の順序は該レイアウト企画を含むレイアウトデータによ
り決定される。 −このバンド用に、空のリストSPEでスタートする。
かくしてSPE=()。 −ページ要素CとDはバンド01−Lと重ならず、従っ
て上記説明の手順の実行時に第3の過程中は選択されな
い。順序付けられたページ要素PEのリスト中を進める
時考慮されるべき最初のページ要素11’、はAであ
る。 −SPEが空であるので選択されたページ要素のリスト
SPEで上に置くページ要素11’は無く、Lの値は変
える必要はない。 −Aはバンド01−02内に描かれるべき部分を有する
ので、ページ要素Aが選択されたページ要素の空のリス
トSPEに付加される。かくしてSPE=(A)であ
る。このページ要素11’用の描画限界Lは画像ブロッ
クの終端に簡単にパッド(padded)される。これは図7
でLAにより示される。LAは今度はページ要素Aの描
画限界である。画像ブロック14’に対応する画像副部
分14は示されてないがそれはそれらの寸法が明確に描
くには余りに小さいからである。 −シーケンスPE=(C,D,A,B)の最後のページ
要素11’である、ページ要素Bを考慮する時は、リス
トSPE=(A)内のAは要素Bと重なることそしてA
は要素Bの最初の描画限界Lより高い描画限界LAを有
することが分かる。従って描画限界LはLAにセットさ
れる。 −ページ要素Bは01とLの間に描かれるべき部分を有
し、SPE=(A,B)となる様に該リストSPEに付
加される。 −ページ要素B用の描画限界LがBの画像ブロックの終
端にパッドされかくして図7に示す様に描画限界LBを
得る。従って底部要素Bの描画限界LBは要素Aの描画
限界LAより高い。
【0088】該リストSPEのリストの発生が完了し該
リストSPE内のページ要素11’に対応する画像部分
11の全ての描画限界が規定された後は、選択されたペ
ージ要素のリストSPE=(A,B)は逆向きにアクセ
スされ、すなわち最初にBが次いでAがアクセスされ
る。
【0089】最初に、該底部層にあるそして、もし処理
されつつある該バンドが最初のものでないならば、前の
バンドの信号の発生中該バッフアーに未だ書かれなかっ
た様な、選択されたページ要素11’の画像ブロック1
4’のデータがアクセスされ該バッフアーに書かれる。
画像ブロック14’へのアクセスは該レイアウトデータ
内に含まれる情報に基づく順序でなされるのが好まし
い。種々の分割レベルでのメタデータ及びレイアウトデ
ータを使用することにより、都合のよい順序で該データ
と再生パラメータに迅速にアクセスすることそして、必
要なら、アクセスされた画像ブロック14’を展開
し()、並進させ、回転し又は鏡像化しそしてそれらを
短い利用可能な時間内にバッフアーメモリー内の正しい
位置に配置することが可能である。これはこれらの機能
用に専用化されたハードウエアを使用してなされ得る。
他の可能な解決策は適合されたソフトウエアを有するプ
ロセサーを使用することである。全てこれは、該印刷エ
ンジン26が運転中に速やかになされねばならず、デー
タの流れは連続でなければならない。
【0090】一般に、該底部層ページ要素11’の後
に、該バンドの、恐らく上に置くページ要素11’を含
む、該上部層が検索され、該バッフアーに書かれる。処
理されるべき該バンドの、前のバンドの形成中該バッフ
アーに既に書かれた、画像ブロックは再処理され、書か
れる必要はない。下記で説明する様に、これらのブロッ
クは前のバンドから越えて残されたスターター内に含ま
れている。底部層により近く位置するページ要素11’
により既に占められた、該バッフアーのメモリー位置内
へ書き込む時、既に該バッフアー内にあるデータは簡単
に上書きされる。上に乗るページ要素は常に底部層の後
に書かれるのでこれは問題を起こさない。
【0091】下にあるページ要素の描画限界(例えばL
B)は上に乗るページ要素(例えばLB)の描画限界よ
り常に高いので下にあるページ要素のデータが上に乗る
ページ要素のデータが既に書かれたメモリー位置に書か
れることは不可能である。
【0092】現在の例では、最初に、ページ要素Bの必
要な画像ブロック14’がアクセスされ、該ジェーピー
イージー(JPEG)コーデイングが展開されそしてその結
果は該ハードウエアにより迅速に回転され、望まれるメ
モリー位置でバッフアーに書かれる。この回転及び他の
変換は、該ページ要素11’の階層化分割と該領域12
の線形寸法特性にために素早く行われることが可能であ
る。
【0093】特定順序の1つの層の画像ブロック14’
へアクセスすることも必要でない。階層化分割により、
該画像ブロック14’のランダムな順序での配置が可能
である。該画像ブロック14’は又該バッフアー内の正
しい位置にランダムに置かれることが可能である。下に
ある画像ブロック14’の位置付けは上位レベルの画像
ブロック14’の配置に何等影響を与えない。上記記述
の様に、該ページ要素11’のレイアウトデータに依存
して該画像ブロック14’へのアクセスのための好都合
な順序が存在する。
【0094】又ページ要素11’を下にあるビットマッ
プと又は該メモリーバッフアー内に既に完全に切り取ら
れているページと併合することも可能である。
【0095】現在の例で、該エリヤタイルB8,B9,
B10,B18,B19、B20、B28,B29,B
30、B38、B39,B40,B48,B49及びB
50(図8参照)がアクセスされ、全てのそれらの画像
ブロック14’と共に完全に該バッフアー内に記憶され
ることが可能である。エリヤタイルB10,B20,B
30,B40及びB50の大きな面積が空であるので、
該バッフアー内にこれらのエリヤタイル12’を書くに
は小さな量のデータが必要なだけである。エリヤタイル
B7,B17,B27,B37及びB47(図8)の画
像ブロック14’の全てが描かれねばならないわけでは
なくそれはこれらのエリヤタイル12’は描画限界LB
により分けられているからである。ジェーピーイージー
(JPEG)でコード付けされたピクチャを有するBを備え
た底部層を完成後、ページ要素Aの画像ブロック14’
がアクセスされ、ランレングスコーデイング(run leng
thcoding)が展開されそしてデータがバッフアーメモリ
ーに書かれる。
【0096】エリヤタイルA1−A4及びA8−A11
(図7に示す)がブランクのメモリー位置に書き込まれ
る。エリヤタイルA5−A7及びA12−A14(部分
的に)の画像ブロック14’がページ要素Bにより既に
占められたメモリー位置を上書きする。要素Aの背景は
透明なのでページ要素Bからの画像は完全には上書きさ
れない。唯ソリッド(solid)のテキストのみが出力バ
ッフアー内のピクチャーBの画像データを置き換える。
エリヤタイルA8からA14は完全には該バッフアー内
へは置かれないが、それはそれらが描画限界LAにより
分けられているからである。第1バンドの完成した結果
が図8で実線の長方形で示されている。ページ要素Bの
底部層画像ブロックがより高い描画限界LBに対し最初
に描かれたので、ページ要素Aの上に置くエリヤタイル
11’の後から描かれた画像ブロックがページ要素Bの
画像ブロック14’により上書きされることは不可能で
ある。第1バンドが完成すると、最早不要の全てのペー
ジ要素11’は、該全てのページ要素11’を含むリス
トPEから削除出来る。該例ではエリヤタイルA8から
A14が該バッフアーに完全には書かれてないのでペー
ジ要素Aは該リストPE=(C、D,A,B)から省略
出来ない。もしページ要素11’が該バッフアーに完全
には書かれるが、しかしそれが該ページ内で更に必要で
あるならば、それも又該リストPE内に保たれる。該メ
モリー手段に書かれるページ要素11’は、それらが配
向に不変のフオーマットで記憶されているので他の場所
で再使用可能である。
【0097】バンド全体が該画像の全てのカラーについ
て完了すると、01から02の間のバンド用のデータは
該バッフアーから印刷エンジン26へ送られることが可
能である。ページ要素11’の種々の描画限界は02を
越えるかも知れないので、02と最も高いLspeX
間のバンド内にある幾つかの画像ブロックは既に描かれ
ている。02とLspeXの間のこの部分は次のバンド
用にスターターとして保たれる。第1バンドの処理の完
了後、次のバンドが規定され、このバンド用に該手順は
繰り返される。次のバンドの処理は第1バンドの画像の
全てのデータが該印刷エンジン26に完全に送られてし
まう前に完了されねばならない。この仕方で該印刷エン
ジン26へのデータの連続した流れが保証出来る。現在
の例に関連して、新しいオフセット01が古いオフセッ
ト02に対しセットされそして新しい02とデッドライ
ンDが図9に示す様に規定される。最初の描画限界Lが
図9に示す様に該新しい02に対しセットされる。再び
リストSPE=(A、B)が構成される。Bは該底部層
に配置されるべきページ要素である。Aは最初と考え
る。描画限界LがAにより占められた位置を越えるの
で、このページ要素11’の残り部分が完全にバッフア
ーに書かれ得る。ページ要素B用には新しい描画限界L
Bが図9に示す様に画像ブロック14’の終端にパッド
される様にセットされる。最初に、底部層要素Bの画像
ブロック14’が該バッフアー内の望ましい位置に書か
れる。前の過程で処理されなかった画像ブロック14’
のみがアクセスされる必要がある。その後、前の過程で
未だ処理されなかった要素Aの画像ブロック14’がア
クセスされ、処理されそしてページ要素Bの底部層画像
ブロック14’のメモリー位置に上書きされる。その
後、ページ要素Aは描かれるべきページ要素のリストP
E=(C、D、A,B)から省略出来て、今度はPE=
(C、D、B)が与えられる。
【0098】例となるページの下部部分で、矢の形状を
したクリッピング通路が該長方形ページ要素C上に組み
付けられた(imposed)。該ページ要素Cを検索しそし
てそれを該バッフアーに書いている間、該矢の様なクリ
ッピング通路内のデータのみが該バッフアーに書かれる
のが好ましい。
【0099】互いに重なり合った多数のページ要素1
1’のために、該描画限界LがデッドラインDに到達す
ると、該バッフアー内の利用可能なメモリー位置が不足
するために、該描画限界を画像ブロック14’の終端に
パッドすることが不可能なことも時にはある。デッドラ
インDを横切っている画像ブロック14’は部分的にし
か描かれ得ない。不完全に描かれるこれらのブロック1
4’は特別のマーカーを受ける。次のバンドを印刷する
時、該画像ブロック14’は部分的に再度描かれねばな
らない。
【0100】画像信号を構成するために種々のページ要
素11’の画像ブロック14’を検索するための順序を
決定する時、該ページ要素11’内にある複雑度データ
を斟酌することも又可能である。透明度を示すデータと
同様に圧縮比に関するデータもここで使用出来る。
【0101】もしページ要素11’が大量のデータを有
するならば、該ページ要素11’の階層化分割で特別の
レベルを導入することが可能である。該ページ要素1
1’は幾つかのページタイルに分けられ得る。これらの
ページタイルは独立した再生に必要な全てのデータを有
するエリヤタイル12’を備えている。又これらのペー
ジタイルは、2つの別のページ要素11’を1つの大き
なページ要素に併合する時に使用されることもあり得
る。各元のページ要素11’は過度な処理労力なしにペ
ージタイルとして役立つことが出来る。それが幾つかの
ページ要素を1つのより大きいものへの併合を可能にす
ることは該使用されたフアイルフオーマットの利点の1
つである。
【0102】この説明で使用される用語”ページ”は公
知のページ寸法、例えば、A4(210mm×29.7
mm)に限定されないことは明らかである。該ページ寸
法は変化可能で、特異な比率を取る一方該ページ上での
ページ要素11’の数に事実上制限はない。特異なペー
ジ寸法の例としてデジタルプレスアグフアクロマプレス
(digital press AGFA ChromaPress)は長さで11mま
でのページを印刷出来ることは注目される。該アグフア
クロマプレスは1時間当たり1000枚のA3のページ
を作るために約25.4mm(1インチ)当たり600
マイクロドットの解像度を有する両面カラープリンター
(duplex colour printer)(シアン、マジェンタ、黄
色、黒色) である。クロマプレスはベルギー国、モー
トゼルの、アグフアゲバルト エヌ.ブイ.(Agfa-Gev
aert N. V. in Mortsel, Belgium)の商標である。出力
信号は電子的な形を取ることも出来るので、用語”ペー
ジ”は紙のシート又はハードコピー材料に限定されな
い。
【0103】好ましい実施例では、得られた画像信号は
スクリーニング(screening)のアルゴリズムにより更
に処理するためにメモリーバッフアーからフイードされ
る。スクリーニングのアルゴリズムは連続階調のラスタ
ー化された画像を印刷用により好適な2値濃淡付け(bi
nary halftone)又は多数レベル濃淡付け(multilevel
halftone)画像に変換することが出来る。その後プリン
ターは該画像をスクリーンされた(screened)色分解を
使用して印刷出来る。
【0104】本発明の好ましい実施例を詳細に説明した
が、そこでは多くの変型がなされ得るがそれは付属する
請求項で規定された本発明の範囲から離れるものでない
ことは今や当業者には明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】データ構造物と再生時の該データの物理的表現
との関係を示す。
【図2】線形寸法の定義を図解しており(a)、不規則
形状の対象を用いた線形寸法の定義を図解しており
(b)、画像部分11の線形寸法の画像部分の領域12
の線形寸法に対する比を図解している(c)。
【図3】画像部分11を分割するために都合のよくない
分割方法を使用した時、画像部分11の線形寸法の領域
12の線形寸法に対する比を図解している。
【図4】本発明を実行するための処理装置の典型的構成
を示す。
【図5】ページ要素11’用の典型的データ構造を示
す。
【図6】説明される例で使用されるページ要素のグラフ
的表現を描いている。
【図7】プリンタに送られるべき最終画像再生物を示
す。
【図8】第1のバンドを印刷する時部分的に描かれたペ
ージ要素の表現を示す。
【図9】印刷されるべき第2バンドの位置を示す。
【符号の説明】
10 画像再生物 10’ フアイル 11 画像部分 11’ ページ要素 12 画像部分の領域 12’ エリヤタイル 13 画像部分の副領域 13’ 画像タイル 14 画像部分の副領域の副部分 14’画像ブロック 20 処理装置 21 通信チャンネル 22 シーピーユー(中央処理ユニット) 23 メモリー手段 24 データバス 25 併合システム 26 印刷エンジン 27 データ接続 28 ランダムアクセスメモリー 29 画像部分11の線形寸法 30 領域12の線形寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ベールレ・デイールトイエンス ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 ドミニク・シユイ ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内 (72)発明者 ロジエ・ベテン ベルギー・ビー2640モルトセル・セプテス トラート27・アグフア−ゲヴエルト・ナー ムローゼ・フエンノートシヤツプ内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像再生物(10)用の画像信号を、 −前記画像再生物(10)の少なくとも1つの画像部分
    (11)を表現するデータを有する少なくとも1つのペ
    ージ要素(11’)と、 −前記画像再生物(10)内の前記画像部分(11)の
    少なくとも1つの位置を規定するためのレイアウトデー
    タを有するレイアウト信号と、から発生するための方法
    であって、 前記ページ要素(11’)は複数の自律的エリヤタイル
    (12’)に分割されており、各エリヤタイル(1
    2’)は前記画像部分(11)の領域を表現するタイル
    データを有しており、前記タイルデータはメモリー手段
    (23)に記憶されており、 −前記画像信号を発生するために前記レイアウトデータ
    に依り前記タイルデータを前記メモリー手段(23)か
    ら検索する過程を具備することを特徴とする方法。
JP2000387249A 1999-12-24 2000-12-20 記憶されたページ要素を使用するページ構成方法とそれの使用装置 Pending JP2001251497A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP99204592.2 1999-12-24
EP99204592A EP1111545A1 (en) 1999-12-24 1999-12-24 Page composing method using stored page elements and apparatus for using the same

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001251497A true JP2001251497A (ja) 2001-09-14

Family

ID=8241121

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000387249A Pending JP2001251497A (ja) 1999-12-24 2000-12-20 記憶されたページ要素を使用するページ構成方法とそれの使用装置

Country Status (2)

Country Link
EP (1) EP1111545A1 (ja)
JP (1) JP2001251497A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009273025A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法並びに画像処理プログラム及びそれを記録する記録媒体
JP2012186867A (ja) * 2012-07-04 2012-09-27 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法並びに画像処理プログラム及びそれを記録する記録媒体

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7019864B2 (en) 2001-06-22 2006-03-28 Xeikon International N.V. Page composition in an image reproduction system using segmented page elements
GB0618412D0 (en) * 2006-09-19 2006-11-01 Punch Graphix Int Nv Near press 4-color N-color conversion method and system for late binding of press details in a RIP-less color conversion or documented CMYK workflow

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63262749A (ja) * 1987-04-20 1988-10-31 Hitachi Ltd 文書編集装置
US6049390A (en) * 1997-11-05 2000-04-11 Barco Graphics Nv Compressed merging of raster images for high speed digital printing

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009273025A (ja) * 2008-05-09 2009-11-19 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法並びに画像処理プログラム及びそれを記録する記録媒体
US8237967B2 (en) 2008-05-09 2012-08-07 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus, image processing method and computer readable medium
JP2012186867A (ja) * 2012-07-04 2012-09-27 Canon Inc 画像処理装置、画像処理方法並びに画像処理プログラム及びそれを記録する記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
EP1111545A1 (en) 2001-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7019864B2 (en) Page composition in an image reproduction system using segmented page elements
US6956667B2 (en) Page composing method using stored page elements and apparatus for using the same
US5542031A (en) Halftone computer imager
US5946451A (en) Method for generating a contone map
EP0473341B1 (en) Compressed image stores for high resolution computer graphics
US6049390A (en) Compressed merging of raster images for high speed digital printing
JP4995057B2 (ja) 描画装置、印刷装置、描画方法、及びプログラム
US5715382A (en) Generation of halftone overlays for combination with halftoned images
US5818966A (en) Method and apparatus for encoding color information on a monochrome document
US5239625A (en) Apparatus and method to merge images rasterized at different resolutions
JP5066573B2 (ja) 透明ページに関する格子型処理方法及び装置
JP2000511364A (ja) 表示データ用の格納条件を減少させる方法及び装置
US20090109510A1 (en) Methods and apparatus for efficient sheetside bitmap processing using meta-data information
JP2002016783A (ja) 画像処理装置及び方法と画像形成装置
JP4089905B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、プログラム及び情報記録媒体
JP2001251497A (ja) 記憶されたページ要素を使用するページ構成方法とそれの使用装置
EP0741485A1 (en) Generation of halftoned overlays for combination with halftoned images
JP2007088912A (ja) 画像処理装置およびプログラム
EP0826180B1 (en) Printing job make-up system
US5878199A (en) Method for assembling signatures
JP4514168B2 (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
US20020118374A1 (en) Computer readable media having a poster/puzzle
JP4109793B2 (ja) 画像処理装置及びその方法
JP2004243569A (ja) 画像形成装置
US20060139693A1 (en) Printing system, computer readable medium recording a driver program, and printing device

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071211

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080319

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20081110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090512

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090811

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090817

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090820

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091215

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100304

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100309

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100713