JP2001251447A - 電話機 - Google Patents

電話機

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JP2001251447A
JP2001251447A JP2000063137A JP2000063137A JP2001251447A JP 2001251447 A JP2001251447 A JP 2001251447A JP 2000063137 A JP2000063137 A JP 2000063137A JP 2000063137 A JP2000063137 A JP 2000063137A JP 2001251447 A JP2001251447 A JP 2001251447A
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雄二 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電話機側に特別な付加装置を設けることな
く、一つの通信回線(2ワイヤ式の電話回線)を用い
て、電話通信とコンピュータ通信とを同時に行えるよう
にした電話機を提供する。 【解決手段】 電話回線を接続するRJ−11型コネク
タ101と、ハンドセット125と、ハンドセット12
5と電話回線とを接続する通話回路124と、ダイヤル
キー128と、ダイヤルキー128の操作に応じて、電
話回線にダイヤル信号を送出するダイヤル送出回路12
3,127と、RJ−11型コネクタ101に接続され
ており、通話帯域外の信号を通過するハイパスフィルタ
102と、通話帯域外で信号の変復調を行う高周波帯域
変復調回路105と、コンピュータ装置との通信制御を
行う通信制御回路115と、コンピュータを接続するR
J−45型コネクタ110とを備え、電話通信とコンピ
ュータ通信との使用周波数帯域を異なるようにして、こ
れらで同時通信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、音声帯域を用いた
通常の音声通話と通話帯域以外の帯域を用いたデータ通
信とを同時に行わせるようにした電話機に関する。
【0002】
【従来の技術】音声通話を行う電話通信とパーソナルコ
ンピュータ等を用いたコンピュータ通信とは、互いに、
異なる文化環境で発達してきたことから全く別系統に分
けられている。従って、電話通信用ケーブルとコンピュ
ータ通信用ケーブルとの二つが存在し、電話通信用ケー
ブルは公衆電話網又は構内電話交換機等の電話交換機か
ら提供され、また、コンピュータ通信用ケーブルはロー
カル・エリア・ネットワーク(LAN)等のコンピュー
タ通信網から提供されていて、用途別に各専用の装置
(電話機、パーソナルコンピュータ等)に接続し使用す
るのが一般的である。また、最近は、ADSL(Asymme
tric Digital Subscriber Line)モデムと呼ばれる通話
用のケーブルを使用し通話帯域外で通信する装置が活用
されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような、従来の技
術では、通信用ケーブルが二系統存在することから、そ
の工事が煩雑であり、また、電話回線としての電話通信
用ケーブルが既に施設されている建物に、コンピュータ
通信を行わせるようにするには、新たにLAN回線とし
てのコンピュータ通信用ケーブルを施設する必要が生じ
ていた。また、モデムやターミナルアダプタを用い電話
回線を介してコンピュータ通信を行わせる手法が多く採
用されているが、この手法では電話通信とコンピュータ
通信とを同時に行うことができないという問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、端末装置側に特
別な付加装置を設けることなく、一つの通信回線(2ワ
イヤ式の電話回線)を用いて、電話通信とコンピュータ
通信とを同時に行えるようにした電話機を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、電話回線を接
続する第1のコネクタと、ハンドセットと、前記ハンド
セットと前記電話回線とを接続する通話回路と、ダイヤ
ルキーと、前記ダイヤルキーの操作に応じて、前記電話
回線にダイヤル信号を送出するダイヤル送出回路とを備
えた電話機において、前記第1のコネクタに接続されて
おり、通話帯域外の信号を通過するハイパスフィルタ
と、該ハイパスフィルタに接続されており、前記通話帯
域外で信号の変復調を行う変復調回路と、前記変復調回
路に接続されており、コンピュータ装置との通信制御を
行う通信制御回路と、前記通信制御回路に接続されてお
り、前記コンピュータを接続する第2のコネクタとを備
えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の実施の形態の全体構成を
示すシステム構成図である。図1において、本発明に係
るシステムは、電話機1と、パーソナルコンピュータ2
と、分岐アダプタ3と、構内電話交換機(PBX)4
と、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)5と、
公衆電話網6と、インターネット7とを含んで構成され
ている。
【0008】電話機1と分岐アダプタ3とは2ワイヤ式
の一般の電話回線8で接続されており、また、電話機1
とパーソナルコンピュータ2とはIEEEの802.3
によって規定されている10Base−T形式のLAN
接続に用いられている4ワイヤ式の回線ケーブル(ツイ
ストペアケーブル)9で接続されている。
【0009】電話機1は音声通話のための電話通信をP
BX4によって可能にしていると共に、パーソナルコン
ピュータ2によるコンピュータ通信のデータをLAN5
に接続可能にするものである。電話機1とPBX4及び
LAN5との間に介在する分岐アダプタ3は電話通信に
よる音声情報を電話機1とPBX4との間でやりとりさ
せ、また、コンピュータ通信によるデータを電話機1に
接続されたパーソナルコンピュータ2とLAN5との間
でやりとりさせる分岐機能を有するものである。
【0010】PBX4は衆知のとおり電話通信に係る交
換接続を行う装置であり、通話路のスイッチングを行う
通話路スイッチ(SW)41と、通話路スイッチに接続
され、電話機1とのインタフェースを行うライン回路
(LIN)42と、通話路スイッチに接続され、公衆電
話網6とのインタフェースを行う局線トランク(CO
T)43と、スイッチング動作を含む交換機の全体を制
御する中央制御装置(CC)44と、中央制御装置44
が動作に必要なプログラム、局データ、その他の情報を
格納する記憶装置(MEM)45とを含んで構成されて
いる。なお、このPBX4の動作は通常のPBXと同じ
ように行われるものであるので、この詳細な説明は省略
する。
【0011】また、LAN5は10Base−T形式の
ケーブルを接続するハブ(HUB)51と、メールサー
バ、Webサーバ、プロキシサーバー等のサーバー52
と、インターネット7を接続し、コンピュータデータの
ルーティング動作を行うルータ53とを含んで構成され
ている。なお、このLAN5の動作は通常のイーサーネ
ットLANと同じように行われるものであるので、この
詳細な説明は省略する。
【0012】図2は、図1に示す電話機1の外観図であ
る。図2において(a)は、電話機を正面から見た外観
斜視図であり、ハンドセット125と、フックスイッチ
117と、ダイヤルキー128と、電源ランプ113
と、変復調(モデム)通信の通信状態を示すモデム通信
表示ランプ114と、10Base−Tインタフェース
の通信接続状態を示すLAN通信表示ランプ115と、
着信を通知する着信ランプ129とを含んで構成されて
いる。
【0013】また(b)は、電話機を底面から見た外観
斜視図であり、電話回線8を接続するRJ−11型コネ
クタ101と、10Base−T形式のケーブル(ツイ
ストペアケーブル)9を接続するRJ−45型コネクタ
110と、ハンドセット125を接続するコネクタ13
0と、商用電源を接続する電源ジャック112とを含ん
で構成されている。これによって、電話機1はRJ−1
1型コネクタ101によって電話回線8を介して分岐ア
ダプタ3に接続されており、また、RJ−45型コネク
タ110によって10Base−T形式のケーブル(ツ
イストペアケーブル)9を介してパーソナルコンピュー
タ2を接続している。
【0014】図3は、図1に示す電話機1の内部ハード
ウェア構成を示すブロック図である。図3において、電
話機1はRJ−11型コネクタ101と、ハイパスフィ
ルタ102と、ハイブリッド回路103と、回線ドライ
バ/レシーバ104と、高周波帯域変復調回路105
と、変換バッファ106と、10Base−T制御回路
107と、10Base−Tドライバ/レシーバ108
と、RJ−45型コネクタ110と、電源回路111
と、電源ジャック112と、電源ランプ113と、モデ
ム通信表示ランプ114と、LAN通信表示ランプ11
5と、ローパスフィルタ116と、フックスイッチ11
7と、コンデンサ118と、着信検出用ダイオードブリ
ッジ回路119と、着信回路120と、スピーカ121
と、通話用ダイオードブリッジ回路122と、ダイヤル
パルス送出回路123と、通話回路124と、ハンドセ
ット125と、分圧回路126と、ダイヤラー127
と、ダイヤルキー128と、着信ランプ129とを含ん
で構成されている。
【0015】RJ−11型コネクタ101は、電話回線
8を接続するコネクタであり、このコネクタ101を介
して、ハイパスフィルタ102とローパスフィルタ11
6が並列に接続されている。
【0016】ハイパスフィルタ102は、直流電流阻止
用コンデンサを含み、電話通話に用いられる周波数帯域
(例えば、0.3〜3.4kHz若しくは0.3〜4.
0kHz)以上の周波数帯域信号を透過させるフィルタ
であって、音声信号・着信信号・ダイヤル信号等の電話
通話用帯域の周波数を減衰させ、少なくともコンピュー
タ通信用に用いられる周波数帯域(例えば、300kH
z〜1MHz)を透過し、コンピュータ通信用信号を変
調した高周波変調信号を透過させるものである。
【0017】ハイブリッド回路103は、ハイパスフィ
ルタ102に接続されており、2ワイヤ形式のハイパス
フィルタ102を介して接続される電話回線8を送信、
受信に分離した4ワイヤ形式に変換する回路である。
【0018】回線ドライバ/レシーバ104は、ハイブ
リッド回路103に接続されており、このハイブリッド
回路103から受信した信号を所定のレベルに増幅又は
減衰して、これを高周波帯域変復調回路114に送出
し、また、高周波帯域変復調回路114から受信した信
号を所定のレベルに増幅又は減衰して、これをハイブリ
ッド回路103に送出する回路である。
【0019】高周波帯域変復調回路105は、回線ドラ
イバ/レシーバ104に接続されており、コンピュータ
通信用に用いられる周波数帯域(例えば、300kHz
〜1MHz)において、電話回線8から受信した高周波
帯域アナログ変調信号を所定の復調方式によってデジタ
ル信号に復調して、これを変換バッファ106に送出
し、また、変換バッファ106から受信したデジタル信
号を所定の変調方式によって高周波帯域アナログ変調信
号に変調して、これを回線ドライバ/レシーバ104に
送出する回路である。
【0020】変換バッファ106は、高周波帯域変復調
回路114と10Base−T制御回路107との間に
位置し、電話回線側の通信速度(例えば800kHz)
と10Base−T側の通信速度(10MHz)との速
度変換を行うためのメモリを含むものである。
【0021】10Base−T制御回路107は、変換
バッファ106に接続されており、IEEE802.3
に規定されている10Base−Tインタフェースの通
信制御を行うものであって、変換バッファ106から受
信したデジタル信号を10Base−Tインタフェース
の通信形式に従って10Base−Tドライバ/レシー
バ108に送出し、また、10Base−Tドライバ/
レシーバ108から受信した10Base−Tインタフ
ェースの通信形式の信号を変換バッファ106に送出す
る回路である。
【0022】10Base−Tドライバ/レシーバ10
8は、10Base−T制御回路107に接続されてお
り、この10Base−T制御回路107から受信した
信号を所定のレベルに増幅又は減衰して、これをRJ−
45型コネクタ110に送出し、また、RJ−45型コ
ネクタ110から受信した信号を所定のレベルに増幅又
は減衰して、これを10Base−T制御回路107に
送出する回路である。
【0023】RJ−45型コネクタ110は、10Ba
se−T形式のケーブル(ツイストペアケーブル)9を
接続するコネクタであり、このコネクタ110を介して
パーソナルコンピュータ2が接続されている。
【0024】制御回路109は、マイクロプロセッサを
含み、高周波帯域変復調回路105、変換バッファ10
6及び10Base−T制御回路107を制御する回路
であり、パーソナルコンピュータ2によるコンピュータ
通信動作の全体を制御する回路である。
【0025】電源回路111は、電源ジャック112か
ら得た商用電源から所定電圧の電源を生成し、これを回
線ドライバ/レシーバ104、高周波帯域変復調回路1
05、変換バッファ106、10Base−T制御回路
107と、10Base−Tドライバ/レシーバ108
及び制御回路109に供給する回路である。
【0026】電源ランプ113は、電源回路111に接
続され、電源の通電状態を表示するものであり、モデム
通信表示ランプ114は、高周波帯域変復調回路105
に接続され、変復調通信の通信状態を表示するものであ
り、また、LAN通信表示ランプ115は、10Bas
e−T制御回路107に接続され、10Base−Tイ
ンタフェースの通信接続状態を表示するものである。
【0027】また、ローパスフィルタ116は、電話通
話に用いられる周波数帯域(例えば、0.3〜3.4k
Hz若しくは0.3〜4.0kHz)の周波数帯域信号
を透過させるフィルタであって、音声信号・着信信号・
ダイヤル信号等の電話通話用帯域の周波数を通過させ、
これ以外のコンピュータ通信用に用いられる周波数帯域
(例えば、300kHz〜1MHz)を減衰させるもの
である。
【0028】フックスイッチ117は、オンフック時に
はローパスフィルタ116を介して接続される電話回線
8のループを開放し、PBX4からの着信信号を検出で
きる状態とすると共に、オフフック時にはローパスフィ
ルタ116を介して接続される電話回線8のループを閉
成するスイッチである。
【0029】コンデンサ118は、フックスイッチ11
7のオンフック時の接点に接続されており、PBX4が
供給する直流電流を阻止するものである。
【0030】着信検出用ダイオードブリッジ回路119
は、コンデンサ118を介して電話回線8に接続されて
おり、電話回線8に流れる順方向又は逆方向の電流を一
方方向の電流に変換する回路である。
【0031】着信回路120は、着信検出用ダイオード
ブリッジ回路119に接続されており、PBX4が送出
した着信信号をローパスフィルタ116、コンデンサ1
18及び着信検出用ダイオードブリッジ回路119を介
して検出し、呼出信号を送出する回路である。スピーカ
121は、着信回路120に接続されており、この着信
回路120がPBX4からの着信信号を検出し、呼出信
号を送出したとき、可聴信号を出力するものである。
【0032】通話用ダイオードブリッジ回路122は、
フックスイッチ117のオフフック時の接点に接続され
ており、ハンドセットがオフフック状態のとき、ローパ
スフィルタ116を介して電話回線8に接続され、電話
回線8に流れる順方向又は逆方向の電流を一方方向の電
流に変換する回路である。
【0033】ダイヤルパルス送出回路123は、通話用
ダイオードブリッジ回路122に接続されており、PB
X4から提供される電話回線8がダイヤルパルス信号を
選択信号として認識する場合に、ダイヤルキー128か
ら入力された電話番号に応じて直流ループを断続しダイ
ヤルパルス信号として電話回線8に送出する回路であ
る。
【0034】通話回路124は、ダイヤルパルス信号送
出回路124の後段に接続されており、ハンドセットが
オフフック状態で、フックスイッチ117が動作してい
るときに、直流ループを閉成すると共に、ハイブリッド
機能によって2ワイヤ/4ワイヤの変換を行い、PBX
4側からの通話信号を所定のレベルに増幅又は減衰した
後、ハンドセット125に送出し、ハンドセット125
からの通話信号を所定のレベルに増幅又は減衰した後、
PBX4側に送出する回路である。
【0035】分圧回路126は、通話用ダイオードブリ
ッジ回路122及びダイヤルパルス送出回路123を介
して、PBX4が供給する通話電流を受け、通話電源の
電圧を分圧し、ダイヤラー127を駆動する電源電圧を
生成するものである。
【0036】ダイヤラー127は、プッシュボタン信号
(PB信号又はDTMF信号)発生器を含み、ダイヤル
キー128を接続し、ダイヤルキー128から入力され
た電話番号を読み取り、PBX4から提供される電話回
線8がダイヤルパルス信号を選択信号として認識する場
合は、この電話番号をダイヤルパルス信号として電話回
線8に送出するように、ダイヤルパルス信号発生回路1
23を制御し、また、PBX4から提供される電話回線
8がプッシュボタン信号を選択信号として認識する場合
は、この電話番号をプッシュボタン信号発生器によって
プッシュボタン信号を発生させ、これを通話回路124
を介して電話回線8に送出するものである。
【0037】また、着信ランプ129は、着信回路12
0に接続されており、着信回路120がPBX4からの
着信信号を検出したときに、着信を通知するものであ
る。
【0038】以上のように、電話機1の内部ハードウェ
アは構成されている。
【0039】図4は、分岐アダプタ3の内部ハードウェ
ア構成を示すブロック図である。図4において、分岐ア
ダプタ3は、ローパスフィルタ31と、ハイパスフィル
タ32と、ハイブリッド回路33と、回線ドライバ/レ
シーバ34と、高周波帯域変復調回路35と、変換バッ
ファ36と、10Base−T制御回路37と、10B
ase−Tドライバ/レシーバ38と、制御回路39と
を含んで構成されている。
【0040】ローパスフィルタ31は、PBX4のライ
ン回路32と電話機1(電話回線8)とに接続されてお
り、電話通話に用いられる周波数帯域(例えば、0.3
〜3.4kHz若しくは0.3〜4.0kHz)の周波
数帯域信号を透過させるフィルタであって、音声信号・
着信信号・ダイヤル信号等の電話通話用帯域の周波数を
通過させ、これ以外のコンピュータ通信用に用いられる
周波数帯域(例えば、300kHz〜1MHz)を減衰
させるものである。
【0041】ハイパスフィルタ32は、直流電流阻止用
コンデンサを含み、電話機1(電話回線8)に接続され
ており、電話通話に用いられる周波数帯域(例えば、
0.3〜3.4kHz若しくは0.3〜4.0kHz)
以上の周波数帯域信号を透過させるフィルタであって、
音声信号・着信信号・ダイヤル信号等の電話通話用帯域
の周波数を減衰させ、少なくともコンピュータ通信用に
用いられる周波数帯域(例えば、300kHz〜1MH
z)を透過し、コンピュータ通信用信号を変調した高周
波変調信号を透過させるものである。
【0042】ハイブリッド回路33は、ハイパスフィル
タ32に接続されており、2ワイヤ形式のハイパスフィ
ルタ32を介して接続される電話回線8を送信、受信に
分離した4ワイヤ形式に変換する回路である。
【0043】回線ドライバ/レシーバ34は、ハイブリ
ッド回路33に接続されており、このハイブリッド回路
33から受信した信号を所定のレベルに増幅又は減衰し
て、これを高周波帯域変復調回路34に送出し、また、
高周波帯域変復調回路34から受信した信号を所定のレ
ベルに増幅又は減衰して、これをハイブリッド回路33
に送出する回路である。
【0044】高周波帯域変復調回路35は、回線ドライ
バ/レシーバ34に接続されており、コンピュータ通信
用に用いられる周波数帯域(例えば、300kHz〜1
MHz)において、電話回線8から受信した高周波帯域
アナログ変調信号を所定の復調方式によってデジタル信
号に復調して、これを変換バッファ36に送出し、ま
た、変換バッファ36から受信したデジタル信号を所定
の変調方式によって高周波帯域アナログ変調信号に変調
して、これを回線ドライバ/レシーバ34に送出する回
路である。
【0045】変換バッファ36は、高周波帯域変復調回
路34と10Base−T制御回路37との間に位置
し、電話回線側の通信速度(例えば800kHz)とハ
ブ51(10Base−T)側の通信速度(10MH
z)との速度変換を行うためのメモリを含むものであ
る。
【0046】10Base−T制御回路37は、変換バ
ッファ36に接続されており、IEEE802.3に規
定されている10Base−Tインタフェースの通信制
御を行うものであって、変換バッファ36から受信した
デジタル信号を10Base−Tインタフェースの通信
形式に従って10Base−Tドライバ/レシーバ38
に送出し、また、10Base−Tドライバ/レシーバ
38から受信した10Base−Tインタフェースの通
信形式の信号を変換バッファ36に送出する回路であ
る。
【0047】10Base−Tドライバ/レシーバ38
は、10Base−T制御回路37に接続されており、
この10Base−T制御回路37から受信した信号を
所定のレベルに増幅又は減衰して、これをハブ51に送
出し、また、ハブ51から受信した信号を所定のレベル
に増幅又は減衰して、これを10Base−T制御回路
37に送出する回路である。制御回路39は、マイクロ
プロセッサを含み、高周波帯域変復調回路35、変換バ
ッファ36及び10Base−T制御回路37を制御す
る回路であり、LAN5を用いたコンピュータ通信動作
の全体を制御する回路である。
【0048】以上のように、分岐アダプタ3の内部ハー
ドウェアは構成されている。
【0049】図5は、電話通信とコンピュータ通信の使
用周波数帯域を示す図である。前記したように、アナロ
グの音声電話通信は、例えば、0.3〜3.4kHz若
しくは0.3〜4.0kHzの周波数帯域が使用され、
高周波帯域変復調信号を用いたコンピュータ通信は、例
えば、300kHz〜1MHzの周波数帯域が使用され
ることを示している。
【0050】以下、本発明の実施の形態に係る動作を説
明する。
【0051】まず、電話通信を説明すると、PBX4か
らの音声信号・着信信号・ダイヤル信号等は0.3〜
3.4kHzの周波数帯域が用いられているため、分岐
アダプタ3内のハイパスフィルタ32で阻止され、電話
機1のみに到達する。電話機1においては、同様に、そ
の音声信号・着信信号・ダイヤル信号等はハイパスフィ
ルタ102で阻止されて、ローパスフィルタ116側の
みに到達し、このローパスフィルタ116を透過する。
【0052】従って、PBX4からの着信信号は、ロー
パスフィルタ116、フックスイッチ117、コンデン
サ118及び着信検出用ダイオードブリッジ回路119
を介して着信回路120で検出され、これが呼出信号が
スピーカ121から出力される。
【0053】また、PBX4からの音声信号は、ローパ
スフィルタ116、フックスイッチ117、通話用ダイ
オードブリッジ回路122及びダイヤルパルス送出回路
123を介して通話回路124に到達し、ハンドセット
125から出力されるようになる。
【0054】次に、電話機1から発信する場合は、ダイ
ヤルキー128が操作され、ダイヤルパルス発生回路1
23からのダイヤルパルス信号又はダイヤラー127内
のプッシュボタン信号発生器からのプッシュボタン信号
が送出されるが、これらはいずれも、電話機1内のハイ
パスフィルタ2によって阻止され、電話回線8のみに送
出される。また、分岐アダプタ3においては、同様に、
ハイパスフィルタ32で阻止され、PBX4のライン回
路32のみに到達する。従って、PBX4はそのダイヤ
ルパルス信号又はプッシュボタン信号を正常に受信し、
電話交換動作を行うことができる。
【0055】なお、電話機1のハンドセット125から
の音声信号も、ダイヤルパルス信号又はプッシュボタン
信号と同様に、PBX4のライン回路32のみに到達す
るので、通常の一般電話機と同様に電話通話を行うこと
ができる。
【0056】次に、コンピュータ通信を説明すると、L
AN3からの10Base−T形式のデータは、分岐ア
ダプタ3内で、300kHz〜1MHzの高周波数帯域
に変調されるため、この変調信号は、分岐アダプタ3内
のローパスフィルタ31で阻止され、電話機1のみに到
達する。電話機1においては、同様に、その変調信号は
ローパスフィルタ116で阻止されて、ハイパスフィル
タ102側のみに到達し、このハイパスフィルタ102
を透過する。
【0057】従って、LAN3からのデータ(変調信
号)は、ハイパスフィルタ102、ハイブリッド回路1
03及び回線ドライバ/レシーバ104を介して高周波
帯域変復調回路105に到達し、ここで、元のデジタル
形式のデータに復調されて、変換バッファ106にバッ
ファリングされる。すると、制御回路109はこのデー
タを10Base−T制御回路107に転送して、IE
EE802.3に規定されている10Base−Tイン
タフェースの通信制御を行なわせ、デジタル信号を10
Base−Tインタフェースの通信形式に従って10B
ase−Tドライバ/レシーバ108、RJ−45型コ
ネクタ及び10Base−T形式のケーブル(ツイスト
ペアケーブル)9を介してパーソナルコンピュータ2に
送出する。
【0058】一方、これと同様に、パーソナルコンピュ
ータ2からの10Base−T形式のデータは、電話機
1内で、300kHz〜1MHzの高周波数帯域に変調
されるため、この変調信号は、電話機1内のローパスフ
ィルタ116で阻止され、分岐アダプタ3(電話回線
8)のみに出力される。分岐アダプタ3においては、同
様に、その変調信号がローパスフィルタ31で阻止され
て、ハイパスフィルタ32側のみに到達し、このハイパ
スフィルタ32を透過する。
【0059】従って、パーソナルコンピュータ2からの
データ(変調信号)は、ハイパスフィルタ32、ハイブ
リッド回路33及び回線ドライバ/レシーバ34を介し
て高周波帯域変復調回路35に到達し、ここで、元のデ
ジタル形式のデータに復調されて、変換バッファ36に
バッファリングされる。すると、制御回路39はこのデ
ータを10Base−T制御回路37に転送して、IE
EE802.3に規定されている10Base−Tイン
タフェースの通信制御を行なわせ、デジタル信号を10
Base−Tインタフェースの通信形式に従って10B
ase−Tドライバ/レシーバ38を介してLAN5
(ハブ51)に送出する。
【0060】これによって、パーソナルコンピュータ2
は、電話回線8によってLAN5に接続されるので、L
AN5に直接接続されたパーソナルコンピュータと同様
に、ルータ53を経由してインターネット7を介したコ
ンピュータ通信を行うことができるようになる。
【0061】このように、コンピュータ通信に用いる周
波数帯域を電話通信に用いる周波数帯域より高い周波数
帯域にすることで、互いに干渉することなく、一つの電
話回線(2ワイヤ式の電話回線)8を用いて、電話通信
とコンピュータ通信とが同時に行えるようになる。
【0062】なお、電話機1において、ハイパスフィル
タ102の後段に設けられている回線ドライバ/レシー
バ104、高周波帯域変復調回路105、変換バッファ
106、10Base−T制御回路107及び10Ba
se−Tドライバ/レシーバ108は、電源回路111
からの電源供給によって動作するが、ローパスフィルタ
116の後段に設けられている、フックスイッチ11
7、コンデンサ118、着信検出用ダイオードブリッジ
回路119、着信回路120、スピーカ121、通話用
ダイオードブリッジ回路122、ダイヤルパルス送出回
路123、通話回路124、ハンドセット125、分圧
回路126、ダイヤラー127、ダイヤルキー128及
び着信ランプ129は、いずれも、PBX4から供給さ
れる通話電流のみで動作するように、その電源系統を分
離している。従って、商用電源の停電時、電源回路11
1の障害時等の非常時であっても、電話通信を行うこと
ができるように構成されている。
【0063】また、電話機1において、コンピュータ通
信に用いる周波数帯域を電話通信に用いる周波数帯域よ
り高い周波数帯域であれば、電話通話者はこれを可聴す
ることができなく、また、PBX4も誤動作することが
ないので、ローパスフィルタ116を備えなくても実質
的に同様の動作、作用を得ることができる。
【0064】次に、図1に示す電話機1の他の実施の形
態を説明する。
【0065】図6は、図1及び図2に示す電話機1の他
の実施の形態の内部ハードウェア構成を示すブロック図
である。図6において、図3の引用符号と同一の引用符
号の回路(部位)は、図3において説明したものと同一
の回路(部位)であるので、相違点のみ説明する。
【0066】この電話機1は、更に、プッシュボタン信
号受信器131を備えて構成されている。プッシュボタ
ン信号受信器131は、ローパスフィルタ116とRJ
−11型コネクタ101との間を接続する信号線に接続
されていて、この信号線に送出されたプッシュボタン信
号を受信、検出し、これを制御回路109に通知するも
のである。
【0067】次に、プッシュボタン信号受信器131の
使用内容を説明する。電話機のダイヤルキー127の動
作モードを切替し、コンピュータ通信用のデータ設定
(通信速度の設定など)をこのダイヤルキー127で行
うことは容易に推測されるが、本実施の形態によれば、
プッシュボタン(DTMF)信号を使用して行うことが
できる。
【0068】例えば、ダイヤルキー127を2重押しし
た時に、プッシュボタン信号のシングルトーンが送出さ
れる機能を利用し、プッシュボタン信号受信器131が
特定のシングルトーンをある一定時間検出した場合は、
制御装置109通信用のデータ設定モードとなる。そし
て、次に続く2桁のプッシュボタン信号で100通りの
組合せから、希望する内容に設定(例えば、通信速度、
変調方式、初期化等の設定)することができる。なお、
シングルトーンと2桁のプッシュボタン信号の組み合わ
せで使用するのは、PBX4での誤接続を防止するため
である。
【0069】以上の説明は、電話機1の電話部の機能が
アナログ電話である場合を例に説明したが、これはデジ
タル電話であっても良い。電話部の機能がデジタル電話
の場合は、図1と電話部の構成が異なるが同様の方法で
実現可能である。これは、例えば、通話のための周波数
帯域を512kHz以下とし、それ以上の周波数帯域を
コンピュータ通信用の周波数帯域とすることにより実現
可能であることは容易に推測できる。
【0070】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、端末装
置(電話機)側に特別な付加装置を設けることなく、一
つの通信回線(2ワイヤ式の電話回線)を用いて、電話
通信とコンピュータ通信とを同時に行えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態の全体構成を示すシステ
ム構成図である。
【図2】 本発明の実施の形態の電話機の外観図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態の電話機の内部ハードウ
ェア構成を示すブロック図である。
【図4】 本発明の実施の形態の分岐アダプタの内部ハ
ードウェア構成を示すブロック図である。
【図5】 電話通信とコンピュータ通信の使用周波数帯
域を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態の電話機の他の実施の形
態の内部ハードウェア構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1・・・電話機 2・・・パーソナルコンピュータ 3・・・分岐アダプタ 4・・・構内電話交換機(PBX) 5・・・ローカル・エリア・ネットワーク 6・・・公衆電話網 7・・・インターネット 8・・・電話回線 9・・・10Base−T形式ツイストペアケーブル 101・・・RJ−11型コネクタ 102・・・ハイパスフィルタ 103・・・ハイブリッド回路 104・・・回線ドライバ/レシーバ 105・・・高周波帯域変復調回路 106・・・変換バッファ 107・・・10Base−T制御回路 108・・・10Base−Tドライバ/レシーバ 110・・・RJ−45型コネクタ 111・・・電源回路 112・・・電源ジャック 113・・・電源ランプ 114・・・モデム通信表示ランプ 115・・・LAN通信表示ランプ 116・・・ローパスフィルタ 117・・・フックスイッチ 118・・・コンデンサ 119・・・着信検出用ダイオードブリッジ回路 120・・・着信回路 121・・・スピーカ 122・・・通話用ダイオードブリッジ回路 123・・・ダイヤルパルス送出回路 124・・・通話回路 125・・・ハンドセット 126・・・分圧回路 127・・・ダイヤラー 128・・・ダイヤルキー 129・・・着信ランプ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話回線を接続する第1のコネクタと、
    ハンドセットと、前記ハンドセットと前記電話回線とを
    接続する通話回路と、ダイヤルキーと、前記ダイヤルキ
    ーの操作に応じて、前記電話回線にダイヤル信号を送出
    するダイヤル送出回路とを備えた電話機において、 前記第1のコネクタに接続されており、通話帯域外の信
    号を通過するハイパスフィルタと、該ハイパスフィルタ
    に接続されており、前記通話帯域外で信号の変復調を行
    う変復調回路と、前記変復調回路に接続されており、コ
    ンピュータ装置との通信制御を行う通信制御回路と、前
    記通信制御回路に接続されており、前記コンピュータを
    接続する第2のコネクタとを備えたことを特徴とする電
    話機。
  2. 【請求項2】 前記第1のコネクタと前記通話回路の間
    に、通話帯域の信号を通過するローパスフィルタを備え
    たことを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  3. 【請求項3】 前記ダイヤルキーの操作に応じて送出さ
    れるダイヤル信号を受信するダイヤル受信器と、前記ダ
    イヤル受信器が特定のダイヤル信号を受信した場合に、
    前記変復調回路に所定の動作データを設定する制御回路
    を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電話機。
  4. 【請求項4】 電源回路を備えており、前記変復調回路
    と前記通信制御回路とは前記電源回路から供給される電
    源で動作し、前記ハンドセットと前記通話回路と前記ダ
    イヤル送出回路とは、前記電話回線から供給される通話
    電流で動作するように構成したことを特徴とする請求項
    1に記載の電話機。
  5. 【請求項5】 前記通信制御回路は、前記第2のコネク
    タに10Base−Tのインタフェースを提供すること
    を特徴とする請求項1に記載の電話機。
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