JP2001250811A - プラズマ処理方法及び装置 - Google Patents

プラズマ処理方法及び装置

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JP2001250811A
JP2001250811A JP2000060607A JP2000060607A JP2001250811A JP 2001250811 A JP2001250811 A JP 2001250811A JP 2000060607 A JP2000060607 A JP 2000060607A JP 2000060607 A JP2000060607 A JP 2000060607A JP 2001250811 A JP2001250811 A JP 2001250811A
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electrode
current
voltage
power supply
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JP2000060607A
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Shiyuushin Amano
修臣 天野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理毎に膜厚やエッチングレートにばらつき
が生じないプラズマ処理方法を提供する。 【解決手段】 高周波電源15から電極5に高周波電力
を印加してプラズマ放電を発生させ、チャンバー1内に
配置された被処理物9をプラズマ処理する。インピーダ
ンス整合器3と電極5との間で高周波電力の電流I及び
電圧Vを検出する。電流I及び電圧Vに基づいて電極5
に印加される高周波電力Wの時間積算値IWを計算す
る。高周波電力の時間積算値IWが第1の所定値IW1
に達すると、高周波電源15から電極5への高周波電力
の印加を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スパッタリング、
プラズマCVD(Chemical Vapor Deposition)及びド
ライエッチング等のプラズマ処理方法及びプラズマ処理
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラズマ処理は、ドライエッチングによ
る微細加工、薄膜形成及び表面改質等の物質表面処理に
広く利用されており、特に、半導体の分野では、超高集
積回路を製造する上で必要不可欠な技術となっている。
【0003】従来、この種のプラズマ処理では、容量結
合型のプラズマ発生装置を備えるプラズマ処理装置が広
く用いられていた。この容量結合型のプラズマ発生装置
は、チャンバー内に高周波電力が印加される電極(陰
極)と、対向する電極(陽極)とを備えており、比較的
低い真空度の圧力下で均一な低密度プラズマを発生する
ことができる。また、近年、半導体集積回路の微細化に
伴ない高真空度の圧力下で高密度プラズマを生成する必
要が生じたため、誘導結合型のプラズマ発生装置を備え
たプラズマ処理装置が注目を集めている。この誘導結合
型のプラズマ発生装置は、チャンバーの周囲を取り囲む
コイル状の電極に高周波電力を印加し、このコイル状の
電極を流れる高周波電流により形成される誘導磁界を減
圧下で作用させることにより、プラズマを発生させる。
【0004】一般に、これらのプラズマ処理装置では、
高周波電力の供給効率を高めるために、高周波電源と電
極との間に、高周波電源側と電極側(プラズマ負荷側)
のインピーダンスを整合するインピーダンス整合器が設
けられている。また、これらのプラズマ処理装置では、
チャンバー内のガス流量や高周波電源の出力値等の処理
条件を予め設定してプラズマ処理を実行する。そして、
電極への高周波電力の印加開始からの時間(プラズマ処
理時間)が所定時間を経過した時点で高周波電力の印加
を停止し、プラズマ処理を終了する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高周波電源から高周波
電力の出力を開始しても、放電開始直後はインピーダン
ス整合器によるインピーダンス整合中であるため、実際
に電極に印加される高周波電力は所定値に達しておら
ず、時間の経過と共に徐々に上昇する。そして、高周波
電力印加開始後ある程度の時間が経過すると、実際に電
極に印加される高周波電力が所定値で安定する。この実
際に電極に印加される高周波電力の安定に要する時間は
通常1〜3秒程度であるが、同一のプラスマ処理装置で
あっても個々の処理毎に異なる。従って、プラズマ処理
時間が予め設定された所定時間に達すると一律に高周波
電力の印加を停止してプラズマ処理を終了するのでは、
プラズマ処理開始から終了までの間に実際に電極に印加
される高周波電力が処理毎に変動する。
【0006】また、いったん電極に印加される高周波電
力が安定した後であっても、電極側のインピーダンスが
変化して一時的に高周波電源側と電極側のインピーダン
ス整合状態がくずれ、その結果、実際に電極側に供給さ
れる高周波電力が変化する場合がある。この一時的な高
周波電力の変化も、上記プラズマ処理開始から終了まで
の間に実際に電極に印加される高周波電力が処理毎に変
動する原因となる。
【0007】さらに、高周波電源とインピーダンス整合
器を接続している高周波ケーブルの長さや、インピーダ
ンス整合器と電極を接続している高周波印加用の銅板の
長さを変更すると、これらの高周波ケーブルや銅板で消
費される損失電力が変化する。この損失電力の変化も、
上記プラズマ処理開始から終了までの間に実際に電極に
印加される高周波電力が処理毎に変動する原因となる。
【0008】近年、ドライエッチング装置では、加工の
微細化が進み、より厳密なプロセス制御が求められてお
り、高周波電力についてもより高精度の制御が求められ
ている。また、スパッタリング装置やプラズマCVD装
置では、極めて短時間で膜厚のばらつきの少ない良好な
成膜が求められている。
【0009】しかし、上記のようにプラズマ処理開始か
ら終了までの間に電極に供給される高周波電力が処理毎
に変動すると、処理毎にばらつきのないプラズマ処理を
行うことが困難である。すなわち、ドライエッチングの
場合には処理毎にエッチングレートにばらつきが生じ、
スパッタリングやプラズマCVDの場合には処理毎に膜
厚のばらつきが生じる。
【0010】また、上記従来のプラズマ処理装置のよう
に、プラズマ処理時間が所定時間に達すると一律に高周
波電力の印加を停止してプラズマ処理を終了するので
は、インピーダンス整合器の動作不良やチャンバー内の
状態変化により安定した放電が行われていない場合で
も、異常発生を確実に検出することは困難である。
【0011】そこで、本発明は、プラズマ処理開始から
終了までの間に高周波電源から電極対して実際に印加さ
れる高周波電力が処理毎に変動するのを防止し、処理毎
にばらつきのないプラズマ処理を行うことができるプラ
ズマ処理方法及びプラズマ処理装置を提供することを課
題としている。また、本発明は、プラズマ処理中の異常
発生を確実に検出することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に第1の発明は、高周波電源から電極に高周波電力を印
加してプラズマ放電を発生させ、チャンバー内に配置さ
れた被処理物をプラズマ処理すると共に、上記高周波電
源と上記電極の間に介設されたインピーダンス整合器に
より、電極側のインピーダンスを高周波電源側のインピ
ーダンスに整合させるプラズマ処理方法において、上記
インピーダンス整合器と上記電極との間で、上記電極に
印加される高周波電力の電流及び電圧を検出し、検出さ
れた電流及び電圧に基づいて電極に印加される高周波電
力の時間積算値を計算し、該高周波電力の時間積算値が
第1の所定値に達すると、上記高周波電源から電極への
高周波電力の印加を停止するプラズマ処理方法を提供す
るものである。
【0013】第1の発明のプラズマ処理方法では、イン
ピーダンス整合器と電極との間で検出した電流及び電圧
に基づいて電極に供給される高周波電力の時間積算値を
計算するため、実際に電極に印加された高周波電力の時
間積算値を高精度で検出することができる。また、この
高周波電極の時間積算値はスパッタリングやプラズマC
VDにおける成膜された薄膜の膜厚や、ドライエッチン
グにおけるエッチングレートと相関している。従って、
高周波電力の時間積算値が第1の所定値に達すると高周
波電源から電極への高周波電力の印加を停止することに
より、処理毎にばらつきのない高精度のプラズマ処理を
行うことができる。例えば、第1の発明の方法をスパッ
タリングやプラズマCVDに適用すれは゛、処理毎に膜
厚のばらつきの少ない良好な成膜を行うことができる。
また、この方法をドライエッチングに適用すれば、処理
毎にエッチングレートのばらつきのない良好な加工を行
うことができる。
【0014】第2の発明は、高周波電源から電極に高周
波電力を印加してプラズマ放電を発生させ、チャンバー
内に配置された被処理物をプラズマ処理すると共に、上
記高周波電源と上記電極の間に介設されたインピーダン
ス整合器により、電極側のインピーダンスを高周波電源
側のインピーダンスに整合させるプラズマ処理方法にお
いて、上記インピーダンス整合器と電極との間で、上記
電極に印加される高周波電力の電流及び電圧を検出し、
検出された電流及び電圧に基づいて電極に印加される高
周波電力の時間積算値を計算し、上記高周波電力の時間
積算値が所定時間内に第2の所定値に達しない場合に
は、異常発生と判断して上記高周波電源から電極への高
周波電力の印加を停止するプラズマ処理方法を提供する
ものである。
【0015】第2の発明のプラズマ処理方法では、イン
ピーダンス整合器と電極との間で検出した電流及び電圧
に基づいて電極に印加される高周波電力の時間積算値を
計算するため、実際に電極に供給される高周波電力の時
間積算値を高精度で検出することができる。そして、こ
の高周波電力の時間積算値が所定時間に第2の所定値に
達していない場合には、異常発生と判断して高周波電力
の印加を停止するため、インピーダンス整合器の動作不
良やチャンバー内の状態変化により安定したプラズマ放
電が行われていない場合には、確実にプラズマ処理を停
止することができる。
【0016】第3の発明は、その内部に被処理物が配置
されるチャンバーと、該チャンバー内にプラズマ放電を
発生させるための電極と、該電極に高周波電力を印加す
る高周波電源と、該高周波電源と上記電極の間に介設さ
れ、電極側のインピーダンスを高周波電源側のインピー
ダンスと整合させるインピーダンス整合器とを備えるプ
ラズマ処理装置において、上記インピーダンス整合器と
電極との間に介設され、上記電極に印加される高周波電
力の電流及び電圧を検出する電流・電圧検出装置と、該
電流・電圧検出装置の検出する電流及び電圧に基づいて
電極に印加される高周波電力の時間積算値を計算し、該
高周波電力の時間積算値が第1の所定値に達すると、上
記高周波電源から電極への高周波電力の印加を停止させ
る制御装置とを備えるプラズマ処理装置を提供するもの
である。
【0017】第3の発明のプラズマ処理装置では、イン
ピーダンス整合器と電極との間に介設された電流・電圧
検出装置の検出する電流及び電圧に基づいて電極に供給
される高周波電力の時間積算値を計算するため、実際に
電極に印加される高周波電力の時間積算値を高精度で検
出することができる。そして、この高周波電極の時間積
算値はスパッタリングやプラズマCVDにおける成膜さ
れた薄膜の膜厚や、ドライエッチングにおけるエッチン
グレートと相関している。従って、高周波電力の時間積
算値が第1の所定値に達すると高周波電源から電極への
高周波電力の印加を停止することにより、処理毎にばら
つきの少ない高精度のプラズマ処理を行うことができ
る。例えば、第3の発明のプラズマ処理装置がスパッタ
リング装置やプラズマCVD装置である場合には、処理
毎に膜厚のばらつきの少ない良好な成膜を行うことがで
きる。また、ドライエッチング装置である場合には、処
理毎にエッチングレートのばらつきのない良好な加工を
行うことができる。
【0018】具体的には、上記制御装置は、上記電流・
電圧検出装置から入力される電流及び電圧に基づいて電
流と電圧の位相差を検出する位相差検出器と、上記電流
・電圧検出装置により検出される電流及び電圧と、上記
位相差検出器により検出される位相差とに基づいて、上
記高周波電源から電極に供給される高周波電力の時間積
算値を計算する演算装置と、上記演算装置の算出する高
周波電力の時間積算値を上記第1の所定値と比較し、該
時間積算値が第1の所定値に達すると高周波電源に停止
信号を出力し、高周波電源から電極への高周波電力の印
加を停止させる比較装置とを備えている。
【0019】第4の発明は、その内部に被処理物が配置
されるチャンバーと、該チャンバー内にプラズマ放電を
発生させるための電極と、該電極に高周波電力を印加す
る高周波電源と、該高周波電源と上記電極の間に介設さ
れ、電極側のインピーダンスを高周波電源側のインピー
ダンスと整合させるインピーダンス整合器とを備えるプ
ラズマ処理装置において、上記インピーダンス整合器と
電極との間に介設され、上記電極に印加される高周波電
力の電流及び電圧を検出する電流・電圧検出装置と、該
電流・電圧検出装置の検出する電流及び電圧に基づい電
極に印加される高周波電力の時間積算値を計算し、該高
周波電力の時間積算値が所定時間内に第2の所定値に達
しない場合には、異常発生と判断して上記高周波電源か
ら電極への高周波電力の印加を停止させる制御装置とを
備えるプラズマ処理装置を提供するものである。
【0020】第4の発明のプラズマ処理装置では、イン
ピーダンス整合器と電極との間に介設された電流・電圧
検出装置で検出した電流及び電圧に基づいて電極に印加
される高周波電力の時間積算値を計算するため、実際に
電極に供給される高周波電力の時間積算値を高精度で検
出することができる。そして、この高周波電力の時間積
算値が所定時間内に第2の所定値に達していない場合に
は、制御装置が異常発生と判断して高周波電力の印加を
停止させるため、インピーダンス整合器の動作不良やチ
ャンバー内の状態変化により安定したプラズマ放電が行
われていない場合には、確実にプラズマ処理を停止する
ことができる。
【0021】具体的には、上記制御装置は、上記電流・
電圧検出装置から入力される電流及び電圧に基づいて電
流と電圧の位相差を検出する位相差検出器と、上記電流
・電圧検出装置により検出される電流及び電圧と、上記
位相差検出装置により検出される位相差とに基づいて、
上記高周波電源から電極に印加される高周波電力の時間
積算値を計算する演算装置と、上記所定時間における高
周波電力の時間積算値と上記第2の所定値とを比較し、
高周波電力の時間積算値が第2の所定値に達しない場合
に異常発生と判断して高周波電源に停止信号を出力し、
高周波電源から電極への高周波電力の印加を停止させる
異常検出装置とを備えている。
【0022】
【発明の実施の形態】次に、図面に示す本発明の実施形
態について詳細に説明する。
【0023】図1は、本発明のプラズマ処理方法が適用
されるプラズマ処理装置(高周波マグネトロンスパッタ
リング装置)を示している。
【0024】このプラズマ処理装置は、チャンバー1、
このチャンバー1上に設けられた中空円筒状のケース
2、このケース2上に設けられたインピーダンス整合器
3を備えている。
【0025】上記チャンバー1内の上部には電極(陰
極)5が配設され、この電極5にターゲット6が固定さ
れている。また、電極5のターゲット6とは反対側(背
面側)にはマグネット7が配設されている。一方、チャ
ンバー1内の底部には、上記電極5及びターゲット6と
対向して被処理物ホルダー8が配設されている。この被
処理物ホルダー8には、スパッタリングにより薄膜が形
成される被処理物9が着脱可能に保持されている。この
被処理物9はスパッタリング処理時に陽極として機能す
る。また、チャンバー1には、排気機構11及びガス供
給源12が接続され、図示しない圧力制御機構によりチ
ャンバー1内は所定圧力に維持される。さらにまた、チ
ャンバー1は上記被処理物9を出入するための搬出入機
構(図示せず。)を備えている。
【0026】高周波電源15(本実施形態では出力1
3.56Mhz)は、高周波ケーブル16を介して上記イ
ンピーダンス整合器3に接続されている。また、インピ
ーダンス整合器3は、高周波印加用の細長い銅板18を
介して電流・電圧検出装置17に接続されている。ま
た、電流・電圧検出装置17は高周波印加用の細長い銅
板18を介して電極5に接続されている。すなわち、高
周波電源15と電極5の間に電流・電圧検出装置17が
介設されている。
【0027】図2に示すように、上記インピーダンス整
合器3は、検出回路21、整合回路22及び制御回路2
3を備えている。検出回路21は、高周波電源15から
入力される高周波電力の電圧/電流比と、これらの電圧
及び電流の位相差を検出する。整合回路22は、バリコ
ン24a、24b及びリアクタ25を備えている。制御
回路23は、検出回路21の検出値に応じて、電極5側
(プラズマ負荷側)のインピーダンスが高周波電源15
側のインピーダンス(本実施例では50Ω)と整合する
ように、バリコン24a,24bの駆動用モータ26
a,26bを制御する。なお、インピーダンス整合器3
は、電極5側のインピーダンスを高周波電源15側のイ
ンピーダンスに整合させることができれば、図2に示す
ものに限定されない。
【0028】図3に示すように、上記電流・電圧検出装
置17は、コイル31及び抵抗32aからなる電流検出
回路33と、コンデンサ34及び抵抗32bからなる電
圧検出回路35とを備えている。上記電流検出回路33
は高周波電源15からインピーダンス整合器3を介して
実際に電極5に印加される高周波電力の電流を検出し、
上記電圧検出回路35はこの高周波電力の電圧を検出す
る。なお、電流・電圧検出装置17は、実際に電極5に
印加される高周波電力の電流及び電圧を検出できるもの
であれば、図3に示すものに限定されない。
【0029】図1に示すように、電流・電圧検出装置1
7には制御装置36が接続されている。上記電流検出回
路33及び電圧検出回路35が検出した実際に電極5に
印加される高周波電力の電流及び電圧は、この制御装置
36に入力される。制御装置36は、位相差検出器3
8、演算装置39、比較装置41、異常検出装置42及
び計時装置43を備えている。また、制御装置36には
制御パネル45が接続されており、この制御パネル45
により後述する目標値IW1、異常判別時TM及び閾値
IW2を作業者が入力できるようになっている。
【0030】次に、上記プラズマ処理装置を使用したプ
ラズマ処理方法について説明する。
【0031】図4は、図1に示すプラズマ処理装置を使
用し、チャンバー圧力が2Pa、高周波電源15の出力
値が5kWの処理条件下で3秒間のプラズマ処理を10
回実行した場合の、成膜レートとプラズマ処理開始から
終了までの高周波電力の時間積算値(高周波電力積算値
IW)との関係を示している。なお、この高周波電力時
間積算値IWは、後述する方法で電流・電圧検出装置1
7、位相差検出器38及び演算装置39により算出して
いる。この図4に示すように、高周波電源15の出力及
びプラズマ処理時間が同一であっても、プラズマ処理開
始から終了までの高周波電力積算値IWおよび成膜レー
トにはばらつきがある。これは特にプラズマ処理開始か
ら終了までの時間が3秒と短いため、個々の処理毎にプ
ラズマ処理開始時における高周波電力の立ち上がりの速
さが異なることが影響したと考えられる。一方、この図
4において、直線Lで示すように、成膜レートはプラズ
マ処理開始から終了までの高周波電力積算値IWとほぼ
比例して増加している。そこで、本実施形態のプラズマ
処理装置では、以下に説明するように、プラズマ処理時
間ではなく、高周波電力積算値IWによりプラズマ処理
の終了時を制御している。
【0032】まず、上記図示しない搬出入機構により被
処理物9をチャンバー1内に搬入し、被処理物ホルダー
8上に保持する。また、ガス供給源12からチャンバー
1内にガスを導入すると共に、排気機構11によりチャ
ンバー1内の気体を排出し、上記図示しない圧力制御機
構によりチャンバー1内を所定圧力に維持する。
【0033】次に、制御パネル45から制御装置36に
開始命令が入力されると、高周波電源15が高周波電力
の出力を開始する。この高周波電源15の出力開始と同
時に計時装置43が計時を開始する。
【0034】高周波電源15の出力する高周波電力は、
高周波ケーブル16、インピーダンス整合器3、銅板1
8、電流・電圧検出装置17及び銅板18を介して電極
5に印加される。その結果、チャンバー1内でプラズマ
放電が生じ、ターゲット6から飛散したターゲット粒子
が被処理物9の表面に堆積して薄膜が形成される。上記
インピーダンス整合器3により電極5側のインピーダン
スは高周波電源15側のインピーダンスに整合されるた
め、高周波電力の出力開始からある程度の時間が経過し
た後は、チャンバー1内で安定したプラズマ放電が維持
される。
【0035】上記の高周波電源15が高周波電力の出力
を開始すると、上記電流・電圧検出装置17の検出する
電流及び電圧が、制御装置36の位相差検出器38に入
力される。位相差検出器38は入力された電流I及び電
圧Vに基づいて、これらの電流及び電圧の位相差θを検
出する。
【0036】演算装置39は、100msec以下の所定の
設定単位時間毎に上記電流・電圧検出装置17が検出し
た電流I及び電圧Vと、位相差検出器38の検出した位
相差θを取得する。演算装置39は、下記の周知の式
(1)により、取得した電流I、電圧V及び位相差θか
ら高周波電力値Wを算出する。
【0037】
【数1】W=V・Icosθ (1)
【0038】また、演算装置39は、上記設定単位時間
毎に高周波電力値Wを積算し、高周波電力値Wの時間積
算値(高周波電力積算値IW)を算出する。さらに、演
算装置39は、算出した高周波電力積算値IWを比較装
置41に出力する。
【0039】比較装置41には、予め設定された高周波
電力値積算値IWの目標値(第1の所定値)IW1が記
憶されている。この目標値IW1は、プラズマ処理の終
了条件を規定するものであり、目標とする膜厚、ターゲ
ット6として使用される材料、被処理物9の材質、高周
波電源15の出力値、ガスの種類、チャンバー1内の真
空度等に応じて予め実験的に決定される。また、この目
標値IW1は、制御パネル45により比較装置41に入
力することができる。
【0040】比較装置41は、上記演算装置39から入
力された高周波電力積算値IWを、上記目標値IW1と
比較する。そして、高周波電力積算値IWが目標値IW
1以上であれば、プラズマ処理終了であると判断して停
止信号を高周波電源15に出力する。その結果、高周波
電源15から電極5への高周波電力の印加が停止し、プ
ラズマ処理が終了する。
【0041】その後、ガス供給源12からチャンバー1
へのガス導入を停止すると共に、排気機構11によりチ
ャンバー1内の残留気体を排出する。その後、搬入出機
構により被処理物9をチャンバー1の外部に取り出す。
【0042】図5(A),(B)は、それぞれ本実施形
態の方法でプラズマ処理を行った場合の高周波電力値W
とプラズマ処理時間の関係を示すグラフであり、グラフ
と横軸(プラズマ処理時間)で囲まれた部分の面積S
1,S2は、プラズマ処理開始から終了までの間の高周
波電力時間積算値IWを示している。また、図5(A)
はプラズマ放電開始後比較的速やかに電極5に印加され
る高周波電力値Wが所定値に達した場合(高周波電力値
Wの立ち上がりが早い場合)を示し、図5(B)は放電
開始後高周波電力値Wが所定値に達するまでにある程度
の時間がかかった場合(高周波電力値Wの立ち上がりが
遅い場合)を示している。
【0043】これら図5(A),(B)を比較すると、
図5(B)の場合には高周波電力値Wの立ち上がりが遅
い分、図5(A)の場合よりもプラズマ処理開始から終
了までに要する時間は長い。しかし、図5(A),
(B)を重ねて表示した図5(C)に示すように、両者
の面積S1,S2、すなわちプラズマ処理開始から終了
までに印加された高周波電力積算値IWは同一である。
【0044】このように本実施形態のプラズマ処理装置
では、インピーダンス整合器3と電極5との間に介設さ
れた電流・電圧検出装置の検出する電流及び電圧に基づ
いて高周波電力積算値IWを計算しており、この高周波
電力積算値IWは、実際に電極5に対して印加される高
周波電力の時間積算値である。そして、本実施形態のプ
ラズマ処理装置では、プラズマ処理時間が所定時間に達
すると一律に高周波電力の出力するのではなく、この高
周波電力積算値IWが目標値IW1に達したときに高周
波電源15からの電極5への高周波電力の出力を停止し
ている。従って、プラズマ放電開始時における高周波電
力Wの立ち上がりの速さが処理毎に相違しても、処理毎
に電極5に印加される高周波電力積算値IWは変動しな
い。同様に、高周波電力Wがいったん安定した後に一時
的に高周波電源側と電極側のインピーダンス整合状態が
くずれた場合や、高周波ケーブル16や銅板18の長さ
を変更したためにこれらの消費電力が変化した場合で
も、処理毎に電極5に印加される高周波電力積算値IW
が変動しない。そして、上記したように成膜レートは高
周波電力積算値IWにほぼ比例するため、処理毎に膜厚
のばらつきの少ない良好な成膜を行うことができる。
【0045】次に、制御装置36が行うプラズマ放電の
異常検知について説明する。制御装置36の異常検出装
置42には、プラズマ処理開始から異常発生有無の判別
実行までの時間である異常判別時間TMと、異常判別の
ための閾値(第2の所定値)IW2とが記憶されてい
る。
【0046】インピーダンス整合器3の動作不良やチャ
ンバー1内の状態変化により安定したプラズマ放電が行
われていない場合には、正常にプラズマ放電が行われて
いる場合よりも、プラズマ処理開始から高周波電力値W
が所定値に到達するまでに要する時間が長くなる。そこ
で、本実施形態では、プラズマ処理開始後異常判別が可
能となるまで時間を異常判別時間TMとして設定し、か
つ、正常にプラズマ放電が行われている場合の異常判別
時間TMにおける高周波電力積算値IWを閾値IW2と
して設定している。これら異常判別時間TM及び閾値I
W2は、目標とする膜厚、ターゲット6として使用され
る材料、被処理物9の材質、高周波電源15の出力値、
ガスの種類、チャンバー1内の真空度等に応じて実験的
に予め定められる。なお、上記したように異常判別時間
TM及び閾値IW2は、制御パネル45により異常検出
装置42に入力することができる。
【0047】異常検出装置42は、計時装置43により
計時された時間が異常判別時間TMに達すると、演算装
置39から高周波電力積算値IWを取得する。そして、
取得した高周波電力積算値IWと上記閾値IW2とを比
較し、高周波電力積算値IWが閾値IW2を下回ってい
る場合には、安定したプラズマ放電が行われておらず異
常が発生していると判断し、停止信号を高周波電源15
に出力する。その結果、高周波電源15から電極5への
高周波電力の印加が停止し、プラズマ処理が中止され
る。一方、上記演算装置39から取得した高周波電力積
算値IWが閾値IW2以上である場合には、異常検出装
置41は正常なプラズマ放電が行われていると判断し、
上記停止信号を出力しない。
【0048】高周波電力積算値IWは、インピーダンス
整合器3と電極5の間に介設した電流・電圧検出装置1
7により検出された高周波電圧の電流I及び電圧Vに基
づいて算出され、実際に電極5に印加されている高周波
電力の時間積算値である。そして、上記異常検出装置4
1は、この高周波電力積算値IWに基づいてプラズマ放
電の異常を判別している。従って、インピーダンス整合
器3の動作不良やチャンバー1内の状態変化により安定
したプラズマ放電が行われていない場合には、確実にプ
ラズマ処理を停止することができる。
【0049】本発明は、上記高周波マグネトロンスパッ
タリング装置に限定されず、高周波電力を電極に印加す
ることによりプラズマ放電を発生させるプラズマ処理装
置であれば、容量結合型であるか誘導結合型あるかを問
わず、スパッタリング装置、プラズマCVD装置及びド
ライエッチング装置のいずれにも適用することができ
る。プラズマCVD装置に本発明を適用した場合には、
処理毎に膜厚のばらつきの少ない良好な成膜を行うこと
ができる。また、ドライエッチング装置に適用すれば、
処理毎にエッチングレートのばらつきのない良好な加工
を行うことができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明から明らかなように、第1の発
明のプラズマ処理方法及び装置では、インピーダンス整
合器と電極との間で検出した電流及び電圧に基づいて電
極に供給される高周波電力の時間積算値を計算するた
め、実際に電極に印加された高周波電力の時間積算値を
高精度で検出することができる。そして、この高周波電
力の時間積算値が第1の所定値に達すると高周波電源か
ら電極への高周波電力の印加を停止するため、処理毎に
ばらつきのない高精度のプラズマ処理を行うことができ
る。
【0051】また、第2の発明のプラズマ処理方法及び
装置では、上記高周波電力の時間積算値が所定時間に第
2の所定値に達していない場合には、異常発生と判断し
て高周波電力の印加を停止するため、インピーダンス整
合器の動作不良やチャンバー内の状態変化により安定し
たプラズマ放電が行われていない場合には、確実にプラ
ズマ処理を停止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態のプラズマ処理装置を示す
概略図である。
【図2】 インピーダンス整合器を示す回路図である。
【図3】 電流・電圧検出装置を示す回路図である。
【図4】 高周波電力積算値と成膜レートの関係を示す
グラフである。
【図5】 (A)は高周波電力の立ち上がりが早い場合
の高周波電力とプラズマ処理時間の関係を示すグラフ、
(B)は高周波電力の立ち上がりが遅い場合の高周波電
力とプラズマ処理時間の関係を示すグラフ、(C)は
(A)の場合と(B)の場合を比較するための高周波電
力とプラズマ処理時間の関係を示すグラフである。
【符号の説明】
1 チャンバー 2 ケース 3 インピーダンス整合器 5 電極 6 ターゲット 7 マグネット 8 被処理物ホルダー 9 被処理物 11 排気機構 12 ガス供給源 15 高周波電源 16 高周波ケーブル 17 電流・電圧検出装置 18 銅板 21 検出回路 22 整合回路 23 制御回路 24a,24b バリコン 25 リアクタ 26a,26b 駆動用モータ 31 コイル 32a,32b 抵抗 33 電流検出回路 34 コンデンサ 35 電圧検出回路 36 制御装置 38 位相差検出器 39 演算装置 41 比較装置 42 異常検出装置 43 計時装置 45 制御パネル I 電流 V 電圧 θ 位相差 W 高周波電力値 IW 高周波電力積算値 IW1 目標値 IW2 閾値 TM 異常判別時間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C23C 16/52 C23F 4/00 A 5F045 C23F 4/00 H01L 21/205 H01L 21/205 H05H 1/46 M H05H 1/46 H01L 21/302 C Fターム(参考) 4G075 AA24 AA30 AA62 AA65 BC02 BC04 BC06 BD14 CA47 EB42 4K029 CA05 DC35 DC39 EA01 EA06 EA09 4K030 FA01 FA03 FA04 JA01 JA16 KA30 KA39 KA41 4K057 DA11 DA16 DD01 DM04 DM16 DM33 DN01 5F004 AA01 BA04 BA13 BA20 BB13 CA03 CB05 5F045 AA08 AA19 BB03 BB20 DP04 EH11 EH12 EH19 GB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波電源から電極に高周波電力を印加
    してプラズマ放電を発生させ、チャンバー内に配置され
    た被処理物をプラズマ処理すると共に、上記高周波電源
    と上記電極の間に介設されたインピーダンス整合器によ
    り、電極側のインピーダンスを高周波電源側のインピー
    ダンスに整合させるプラズマ処理方法において、 上記インピーダンス整合器と上記電極との間で、上記電
    極に印加される高周波電力の電流及び電圧を検出し、 検出された電流及び電圧に基づいて電極に印加される高
    周波電力の時間積算値を計算し、 該高周波電力の時間積算値が第1の所定値に達すると、
    上記高周波電源から電極への高周波電力の印加を停止す
    るプラズマ処理方法。
  2. 【請求項2】 高周波電源から電極に高周波電力を印加
    してプラズマ放電を発生させ、チャンバー内に配置され
    た被処理物をプラズマ処理すると共に、上記高周波電源
    と上記電極の間に介設されたインピーダンス整合器によ
    り、電極側のインピーダンスを高周波電源側のインピー
    ダンスに整合させるプラズマ処理方法において、 上記インピーダンス整合器と電極との間で、上記電極に
    印加される高周波電力の電流及び電圧を検出し、 検出された電流及び電圧に基づいて電極に印加される高
    周波電力の時間積算値を計算し、 上記高周波電力の時間積算値が所定時間内に第2の所定
    値に達しない場合には、異常発生と判断して上記高周波
    電源から電極への高周波電力の印加を停止するプラズマ
    処理方法。
  3. 【請求項3】 その内部に被処理物が配置されるチャン
    バーと、該チャンバー内にプラズマ放電を発生させるた
    めの電極と、該電極に高周波電力を印加する高周波電源
    と、該高周波電源と上記電極の間に介設され、電極側の
    インピーダンスを高周波電源側のインピーダンスと整合
    させるインピーダンス整合器とを備えるプラズマ処理装
    置において、 上記インピーダンス整合器と電極との間に介設され、上
    記電極に印加される高周波電力の電流及び電圧を検出す
    る電流・電圧検出装置と、 該電流・電圧検出装置の検出する電流及び電圧に基づい
    て電極に印加される高周波電力の時間積算値を計算し、
    該高周波電力の時間積算値が第1の所定値に達すると、
    上記高周波電源から電極への高周波電力の印加を停止さ
    せる制御装置とを備えるプラズマ処理装置。
  4. 【請求項4】 上記制御装置は、 上記電流・電圧検出装置から入力される電流及び電圧に
    基づいて電流と電圧の位相差を検出する位相差検出器
    と、 上記電流・電圧検出装置により検出される電流及び電圧
    と、上記位相差検出器により検出される位相差とに基づ
    いて、上記高周波電源から電極に供給される高周波電力
    の時間積算値を計算する演算装置と、 上記演算装置の算出する高周波電力の時間積算値を上記
    第1の所定値と比較し、該時間積算値が第1の所定値に
    達すると高周波電源に停止信号を出力し、高周波電源か
    ら電極への高周波電力の印加を停止させる比較装置とを
    備える請求項3に記載のプラズマ処理装置。
  5. 【請求項5】 その内部に被処理物が配置されるチャン
    バーと、該チャンバー内にプラズマ放電を発生させるた
    めの電極と、該電極に高周波電力を印加する高周波電源
    と、該高周波電源と上記電極の間に介設され、電極側の
    インピーダンスを高周波電源側のインピーダンスと整合
    させるインピーダンス整合器とを備えるプラズマ処理装
    置において、 上記インピーダンス整合器と電極との間に介設され、上
    記電極に印加される高周波電力の電流及び電圧を検出す
    る電流・電圧検出装置と、 該電流・電圧検出装置の検出する電流及び電圧に基づい
    電極に印加される高周波電力の時間積算値を計算し、該
    高周波電力の時間積算値が所定時間内に第2の所定値に
    達しない場合には、異常発生と判断して上記高周波電源
    から電極への高周波電力の印加を停止させる制御装置と
    を備えるプラズマ処理装置。
  6. 【請求項6】 上記制御装置は、 上記電流・電圧検出装置から入力される電流及び電圧に
    基づいて電流と電圧の位相差を検出する位相検出器と、 上記電流・電圧検出装置により検出される電流及び電圧
    と、上記位相差検出器により検出される位相差とに基づ
    いて、上記高周波電源から電極に印加される高周波電力
    の時間積算値を計算する演算装置と、 上記所定時間における高周波電力の時間積算値と上記第
    2の所定値とを比較し、高周波電力の時間積算値が第2
    の所定値に達しない場合に異常発生と判断して高周波電
    源に停止信号を出力し、高周波電源から電極への高周波
    電力の印加を停止させる異常検出装置とを備える請求項
    5に記載のプラズマ処理装置。
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