JP2001247543A - ヘテロ環化合物の製造方法 - Google Patents

ヘテロ環化合物の製造方法

Info

Publication number
JP2001247543A
JP2001247543A JP2000061042A JP2000061042A JP2001247543A JP 2001247543 A JP2001247543 A JP 2001247543A JP 2000061042 A JP2000061042 A JP 2000061042A JP 2000061042 A JP2000061042 A JP 2000061042A JP 2001247543 A JP2001247543 A JP 2001247543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reaction
ionic liquid
ethyl
heterocyclic compound
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000061042A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoya Kitatsume
智哉 北爪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Central Glass Co Ltd
Original Assignee
Central Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Central Glass Co Ltd filed Critical Central Glass Co Ltd
Priority to JP2000061042A priority Critical patent/JP2001247543A/ja
Publication of JP2001247543A publication Critical patent/JP2001247543A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Hydrogenated Pyridines (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ヘテロ環化合物の製造方法を提供する。 【解決手段】 一般式(1) R5−C=N−R6 (1) (式中、R5、R6は一価の基を表す。)で表されるイミ
ン類と、共役二重結合を有するジエンを反応させてヘテ
ロ環化合物を製造する方法であって、該反応をルイス酸
とイオン液体の存在下で行う。本発明の方法に適用され
るヘテローディールス−アンダー反応は、下式(式中、
、R、R、Rはそれぞれ独立に置換基を表
す。)で示され、ジエンはシス付加配置をとりジエノフ
ィルの置換基の立体相対配置は保持される特徴がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】ヘテロ−ディールス−アルダ
ー反応によるヘテロ環化合物の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】化学工業界においては従来、経済的観点
から選択性がよくエネルギー消費の少ない触媒による反
応条件が検討されてきたが、最近では経済的観点に加え
て、社会的観点また環境の面から廃棄物が少なく、でき
れば再使用可能な触媒を求めて研究が行われている。
【0003】ヘテロ−ディールス−アルダー(Diels-Al
der)反応は有機合成分野において最も重要な反応の一
つであり、この反応で得られるヘテロサイクリック化合
物やアザ糖類やまたはそれらの誘導体は特異な生理活性
を示すことから有用性が顕著である。通常、これらの反
応はルイス酸(ZnCl2、BF3、TiCl4、Yb
(OTf)3、Eu(fod)3等)の存在下、有機媒体
(CHCl3、CH2Cl 2、THF等)中で行い、水で
停止した後に生成物を有機溶媒で抽出するプロセスで行
われているが、この様な方法では、溶媒や触媒を含んだ
廃棄物が発生する。
【0004】ここ最近、触媒機能と溶媒としての性質を
併せ持つイオン液体(ionic liquids)が有機合成反応
において重要な関心を持たれている。しかし、まだ、イ
オン液体がどの様な反応にどの様に使えばよいのかはよ
く分かっておらず、ヘテロ−ディールス−アルダー反応
については報告されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、揮散しやす
く、化学的に不安定な有機溶媒を使わないことから廃棄
物が少なく環境に優しい、いわゆる「Green Chemistr
y」としてのヘテロ−ディールス−アルダー反応によ
る、ヘテロ環化合物の製造方法を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、有機溶媒
の代わりに特定のイオン液体を使用することで金属や有
機溶媒を含む廃棄物を発生させることなく、高収率でヘ
テロ−ディールス−アルダー反応を行えることを見いだ
し本発明を完成させた。
【0007】すなわち、本発明は、 一般式(1) R5−C=N−R6 (1) (式中、R5、R6は一価の基を表す。)で表されるイミ
ン類と、共役二重結合を有するジエンを反応させてヘテ
ロ環化合物を製造する方法であって、該反応をルイス酸
とイオン液体の存在下で行うことを特徴とするヘテロ環
化合物の製造方法である。
【0008】また、本発明は、アルデヒド化合物と一級
アミンと共役二重結合を有するジエンを反応させてヘテ
ロ環化合物を得る方法であって、該反応をルイス酸とイ
オン液体の存在下で行うことを特徴とするヘテロ環化合
物の製造方法である。
【0009】また、本発明は、アルデヒド化合物と一級
アミンをイオン液体の存在下で混合し、次いで該反応系
に共役二重結合を有するジエンを添加しルイス酸とイオ
ン液体の存在下で環化反応させることからなるヘテロ環
化合物の製造方法である。
【0010】本発明の方法に適用されるヘテロ−ディー
ルス−アルダー反応は、下式
【0011】
【化1】
【0012】(式中、R3、R4、R5、R6はそれぞれ独
立に置換基を表す。)で示され、ジエンはシス付加配置
をとりジエノフィルの置換基の立体相対配置は保持され
る特徴がある。
【0013】本発明で使用する一般式(1) R5−C=N−R6 (1) (式中、R5、R6は一価の基を表す。)で表されるイミ
ンにおいて、R5またはR6は特に限定されないが、アリ
ール基または(ハロゲン化)アルキル基などであり、少
なくとも一個がアリール基、特に置換または非置換フェ
ニル基であるのが好ましい。置換基としては、ハロゲン
(フッ素または塩素)、アルキル基、シクロアルキル
基、ハロゲン化アルキル基(ハロゲンはフッ素または塩
素)、アルケニル基、アルコキシ基などが例示できる。
【0014】本発明においては、イミンはその場(in s
itu)で調製して使用することもできる。例えば、アル
デヒド化合物と一級アミンをイミンの代わりに反応系に
添加することができる。はじめにアルデヒド化合物と一
級アミンをイオン液体の存在または非存在状態で混合し
てその後ジエンを反応系に仕込むこともできる。
【0015】アルデヒド化合物としては、一般式
(2)、 R5CHO (2) (式中、R5は一価の基を表す。)で表されるアルデヒ
ド化合物であり、R5は特に限定されないが、アリール
基または(ハロゲン化)アルキル基などであり、特に置
換または非置換フェニル基であるベンズアルデヒド誘導
体が好ましい。フェニル基の置換基としては、ハロゲン
(フッ素または塩素)、アルキル基、シクロアルキル
基、ハロゲン化アルキル基(ハロゲンはフッ素または塩
素)、アルケニル基、アルコキシ基などが例示できる。
【0016】一級アミンとしては、一般式(3)、 R6NH2 (3) (式中、R6は一価の基を表す。)で表される一級アミ
ンであり、R6は特に限定されないが、アリール基また
は(ハロゲン化)アルキル基などであり、特に置換また
は非置換フェニル基であるアニリン誘導体が好ましい。
フェニル基の置換基としては、ハロゲン(フッ素または
塩素)、アルキル基、シクロアルキル基、ハロゲン化ア
ルキル基(ハロゲンはフッ素または塩素)、アルケニル
基、アルコキシ基などが例示できる。アルデヒド化合物
のR5または一級アミンのR6の何れかはアリール基であ
るのが好ましい。
【0017】ジエンとしては、ディールス−アルダー反
応において一般的に適用されるものが限定されずに使用
できるが、具体的には、鎖状1,3−ジエン、環状1,
3ジエン、フラン誘導体、ピロール誘導体、インドール
誘導体、オキサブタジエン(α,β−不飽和カルボニ
ル、1,2−ジカルボニルなど)、アザブタジエン類な
どが例示できる。鎖状1,3−ジエンとしては、1,3
−ブタジエン、2−メチル−1,3−ブタジエン、1,
3−ペンタジエン、イソプレンなど、環状1,3−ジエ
ンとしては、シクロペンタジエン、1,3−シクロヘキ
サジエンなどが非制限的に例示できる。
【0018】これらのジエンは共役部位にアミノ基、水
酸基、ハロゲン、アルキル基、アルコキシ基、トリアル
キルシリルオキシ基などの電子供与基を持つものでもよ
く、電子供与基を持たせると反応活性は増大する。
【0019】好ましいジエンとして、一般式(4)
【0020】
【化2】
【0021】(式中、R7、R8はアルキル基またはアリ
ール基を表し、R9は水素原子、(ハロゲン化)アルキ
ル基またはアリール基を表す。)で表される化合物を挙
げることができる。
【0022】一般式(1)で表されるイミンと一般式
(4)で表されるジエンは、下式(式中、R5,R6,R
7、R8、R9は前記の基を表す。)で示される反応生成
物を与える。
【0023】
【化3】
【0024】本発明のヘテロ環化合物の製造方法は、イ
オン液体の存在下反応させることを特徴としている。
【0025】本発明に使用するイオン液体(ionic liqu
ids)は、全体が有機カチオン種とアニオン種からなる
塩であり、100℃程度以下の温度で液体であって、室
温(25℃)付近で蒸気圧を事実上持たず高温(例えば
300℃程度)まで液体状態を保つ物質をいう。イオン
液体は、有機化合物、無機化合物の溶媒となり、それ自
身アルキル化反応、有機高分子重合反応、オリゴメル化
反応などの触媒、金属または有機物の抽出溶媒として使
用されることがある。
【0026】本発明に係るイオン液体は、複素環カチオ
ンとアニオン種とからなる塩である。複素環カチオンと
しては、
【0027】
【化4】
【0028】(式中、Rはそれぞれ独立にアルキル基ま
たはアリール基である。nは整数を表す。)で表される
カチオン種である。本明細書で、それぞれをIm+(イ
ミダゾリウムカチオン)、Py+(ピリジニウムカチオ
ン)、bicyN+(n=3の場合、1,5−ジアザビ
シクロ[4,3,0]ノネニウムカチオン)、bicy
+(n=5の場合、1,8−ジアザビシクロ[5,
4,0]−7−ウンデセニウムカチオン)と略記するこ
とがある。アルキル基としては、炭素数1〜22程度で
あり、1〜5程度が好ましく、何れの場合も分岐を有し
ていてもよい。例えば、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、n−ペンチル
基、n−ヘキシル基、ベンジル基などが挙げられるがこ
れらに限られない。ポリメチレン基の炭素数(n)は3
〜22程度であり、3または5が特に好ましい。アリー
ル基としては、置換または非置換のフェニル基、ナフチ
ル基などが例示できる。
【0029】これらのうち、Im+(イミダゾリウムカ
チオン)、bicyN+やbicyU +のピリミジン誘導
体カチオンが好ましく、Im+では、Rが互いに異なる
二置換−イミダゾリウムカチオンがより好ましい。
【0030】本発明にかかるアニオン種としては、一般
式(5)、 R’COO− (5) (式中、R’はアルキル基、フルオロアルキル基を表
す。)で表されるカルボキシレート、一般式(6)、 R’SO3− (6) (式中、R’はアルキル基、フルオロアルキル基を表
す。)で表されるアルカンスルホネート、一般式
(7)、 (R’SO22N− (7) (式中、R’はアルキル基、フルオロアルキル基を表す
か、二個のR’は繋がってアルキレン基、またはフルオ
ロアルキレン基を表す。)で表されるビスアルカンスル
ホニルアミドアニオンである。
【0031】一般式(5)で表されるカルボキシレート
としては、R’の炭素数が1〜10程度であり、アセテ
ート、プロピオネート、トリフルオロアセテート(以
下、TA-という。)、ペンタフルオロプロパノエー
ト、ヘプタフルオロブタノエート(以下、HB-とい
う。)、ノナフルオロペンタノエートなどが例示でき
る。
【0032】一般式(6)で表されるアルカンスルホネ
ートとしては、R’の炭素数が1〜10程度のカルボキ
シレートであり、メタンスルホネート、エタンスルホネ
ート、トリフルオロメタンスルホネート(以下、TfO
-という。)、ペンタフルオロエタンスルホネート、
2,2,2−トリフルオロエタンスルホネート、ヘプタ
フルオロプロパンスルホネート、2,2,3,3,3−
ペンタフルオロプロパンスルホネート、ノナフルオロブ
タンスルホネート(以下、NfO-という。)などが例
示できる。
【0033】一般式(7)で表されるビスアルカンスル
ホニルアミドアニオンとしては、R’の炭素数が1〜1
0程度であり、ビス(トリフルオロメタンスルホニル)
アミド(以下、Tf2-という。)、ビス(ペンタフル
オロエタンスルホニル)アミド、ビス(ヘプタフルオロ
プロパンスルホニル)アミド、ビス(ノナフルオロブタ
ンスルホニル)アミド、ビス(ウンデカフルオロペンタ
ンスルホニル)アミド、(トリフルオロメタンスルホニ
ル)(ペンタフルオロエタンスルホニル)アミド、(ト
リフルオロメタンスルホニル)(ヘプタフルオロプロパ
ンスルホニル)アミド、(トリフルオロメタンスルホニ
ル)(ノナフルオロブタンスルホニル)アミド、ビス
(2,2,2−トリフルオロエタンスルホニル)アミ
ド、(トリフルオロメタンスルホニル)(2,2,2−
トリフルオロエタンスルホニル)アミドなどの各アニオ
ン、
【0034】
【化5】
【0035】(式中、mは2〜10の整数を表す。)な
どが例示できる。
【0036】その他に、ハロゲン(塩素、臭素、ヨウ
素)イオン、錯イオン、例えば、ヘキサフルオロホスフ
ェート(以下、HP-という。)、テトラクロロアルミ
ネート、テトラフルオロボレート(以下、TB-とい
う。)などが挙げられる。
【0037】本発明にかかるイオン液体を例示すると、
[1−メチル−3−メチルIm+][TfO-]、[1−
メチル−3−メチルIm+][Tf2-]、[1−メチ
ル−3−メチルIm+][TA-]、[1−エチル−3−
メチルIm+][TfO-]、[1−エチル−3−メチル
Im+][NfO-]、[1−エチル−3−メチルI
+][Tf2-]、[1−エチル−3−メチルIm+
[TA-]、[1−エチル−3−メチルIm+][H
-]、[1−ブチル−3−メチルIm+][Tf
-]、[1−ブチル−3−メチルIm+][Nf
-]、[1−ブチル−3−メチルIm+][Tf
2-]、[1−ブチル−3−メチルIm+][TA-]、
[1−ブチル−3−メチルIm+][HB-]、[1−イ
ソブチル−3−メチルIm+][Tf2-]、[1−メ
トキシエチル−3−メチルIm+][TfO-]、[1−
メトキシエチル−3−メチルIm+][Tf2-]、
[1−(2,2,2−トリフルオロエチル)−3−メチ
ルIm+][TfO-]、[1−(2,2,2−トリフル
オロエチル)−3−メチルIm+][Tf2-][1−
エチル−3−エチルIm+][TfO-]、[1−エチル
−3−エチルIm+][Tf2-]、[1−エチル−3
−メチルIm+][TA-]、[1−ブチル−3−エチル
Im+][TfO-]、[1−ブチル−3−エチルI
+][NfO-]、[1−ブチル−3−エチルIm+
[Tf2-]、[1−ブチル−3−エチルIm+][T
-]、[1−エチル−2,3−ジメチルIm+][Tf
-]、[1−エチル−2,3−ジメチルIm+][Tf
2-]、[1−エチル−2,3−ジメチルIm+][T
-]、[1,2−ジエチル−3−メチルIm+][Tf
-]、[1,2−ジエチル−3−メチルIm+][Tf
2-]、[1−エチル−3,5−ジメチルIm+][T
fO-]、[1−エチル−3,5−ジメチルIm+][T
2-]、[1,3−ジエチル−5−メチルIm+
[TfO-]、[1,3−ジエチル−5−メチルIm+
[Tf2-]など、[ N−メチルPy+][Tf
-]、[ N−メチルPy+][Tf2-]、[N−エ
チルPy+][TfO-]、[ N−エチルPy+][Tf
2-]、[ N−プロピルPy+][TfO-]、[ N−
プロピルPy+][Tf2-]、[ N−ブチルPy+
[TfO-]、[ N−ブチルPy+][Tf2-]、[
N−ペンチルPy+][TfO-]、[ N−ペンチルP
+][Tf2-]など[5−メチルbicyN+][T
fO-]、[5−メチルbicyN+][Tf2-]、
[5−エチルbicyN+][TfO-]、[5−エチル
bicyN+][Tf2-]、[5−プロピルbicy
+][TfO-]、[5−プロピルbicyN+][T
2-]、[5−イソプロピルbicyN+][Tf
-]、[5−イソプロピルbicyN+][Tf
2-]、[5−ブチルbicyN+][TfO -]、[5
−ブチルbicyN+][Tf2-]、[5−イソブチ
ルbicyN+][TfO-]、[5−イソブチルbic
yN+][Tf2-]など、[8−メチルbicyU+
[TfO-]、[8−メチルbicyN+][Tf
2-]、[8−エチルbicyU+][TfO-]、[8
−エチルbicyU+][Tf2-]、[8−プロピル
bicyU+][TfO-]、[8−プロピルbicyU
+][Tf2-]、[8−イソプロピルbicyU+
[TfO-]、[8−イソプロピルbicyU+][Tf
2-]、[8−ブチルbicyU+][TfO -]、[8
−ブチルbicyU+][Tf2-]、[8−イソブチ
ルbicyU+][TfO-]、[8−イソブチルbic
yU+][Tf2-]などを例示することができる。
【0038】アニオン種としては上記のうち、フルオロ
カルボキシレート、フルオロアルカンスルホネート、ビ
ス(フルオロアルカンスルホニル)アミドアニオンが好
ましく、パーフルオロアルカンスルホネート、ビス(パ
ーフルオロアルカンスルホニル)アミドアニオンがより
好ましい。
【0039】本発明のイオン液体として好ましいものと
しては、二アルキル置換(または二ハロゲン化アルキル
置換)−イミダゾリウム=パーフルオロアルカンスルホ
ネート、二アルキル置換(または二ハロゲン化アルキル
置換)−イミダゾリウム=ビス(パーフルオロアルカン
スルホニル)アミドなど、ピリミジン誘導体=パーフル
オロアルカンスルホネート、ピリミジン誘導体=ビス
(パーフルオロアルカンスルホニル)アミドなどであ
り、それぞれトリフルオロメタンスルホネートをアニオ
ンとするのがより好ましい。アルキル基としては、炭素
数1〜22程度であり、1〜5程度が好ましく、何れの
場合も分岐を有していてもよい。例えば、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基、ベンジル基など
が挙げられる.また、本発明のイオン液体として特に好
ましいものを例示すると、[8−メチルbicyU+]
[TfO-]〔8−メチル−1,8−ジアザビシクロ
[5,4,0]−7−ウンデセニウム=トリフルオロメ
タンスルホナート〕、[8−エチルbicyU+][T
fO-]〔8−エチル−1,8−ジアザビシクロ[5,
4,0]−7−ウンデセニウム=トリフルオロメタンス
ルホナート〕、[5−エチルbicyN+][TfO-]
〔5−エチル−1,5−ジアザビシクロ[4,3,0]
ノネニウム=トリフルオロメタンスルホナート〕、[1
−エチル−3−メチルIm+][TfO-]〔1−エチル
−3−メチルイミダゾリウム=トリフルオロメタンスル
ホナート〕などを挙げることができる。
【0040】本発明のイオン液体の製造方法は限定され
ないが次に例示的に説明する。最初に、複素環化合物を
アルキル化剤と反応させて第四アンモニウム塩を得る。
アルキル化剤としては、塩化メチル、塩化エチル、臭化
メチル、臭化エチル、ジメチル硫酸、ジエチル硫酸、塩
化ベンジルなどが代表的であるが、他の公知のアルキル
化剤も選ぶことができる。この場合、得られた第四アン
モニウム塩は塩素などのハロゲンイオンや硫酸イオンが
対イオンとして含まれているので、目的のアニオン種を
含む酸、例えば、トリフルオロメタンスルホン酸などを
添加してアニオン種をトリフルオロメタンスルホン酸基
にイオン交換することができる。例えば、ハロゲンイオ
ンからビス(パーフルオロアルカンスルホニル)アミド
イオンへのアニオン種交換反応は、水中でビス(トリフ
ルオロメタンスルホニル)アミドリチウムを反応させる
ことで得られる。パーフルオロアルカンスルホネートへ
の交換反応では、パーフルオロアルカンスルホン酸のカ
リウム塩などを反応させることで行える。また、カルボ
ン酸イオン、パーフルオロカルボン酸イオンへのアニオ
ン種交換反応は、それぞれのナトリウム、カリウム、銀
などの塩と反応させ、難溶性の金属ハロゲン化物を分離
することでも得られる。また、アルキル化剤としてアニ
オン種に対応する酸(例えば、トリフルオロメタンスル
ホン酸)の対応するアルキルエステル(例えばトリフル
オロメタンスルホン酸エチル)を使えば、直接トリフル
オロスルホネートなどをアニオン種とするイオン液体が
得られる。
【0041】本発明の方法は、イオン液体、例えば1−
エチル−3−メチルイミダゾリウム=トリフルオロメタ
ンスルホナート中にイミンとジエン及び触媒作用を呈す
る量のルイス酸を加え、所定の温度に保つことで行う。
またはイミンの代わりにアルデヒド化合物と一級アミン
と使用することができる。この時攪拌することもでき、
一般的には反応を促進できる。反応終結後、イオン液体
とその他の反応成分が分離しているときはそのまま分液
ロート等でイオン液体と反応物を分取することもでき、
あるいは有機溶媒または水などで反応物を抽出すること
もできる。回収されたイオン液体は、有機溶媒または水
溶液で洗浄して精製することもできるが、通常さらに精
製することなく再度本発明の方法に使用することができ
る。一方、反応物は通常の有機合成反応の後処理と同様
の方法で精製することができる。
【0042】本発明の方法において、イオン液体の使用
量は任意でよいが、反応系が流動状態になる程度に使用
すればよく、必ずしも全体が溶解している必要はない。
【0043】本発明の方法において使用するルイス酸と
しては、ルイス酸触媒として公知のものが使用できる。
例示すれば、三フッ化硼素、塩化亜鉛、塩化アルミニウ
ム、四塩化チタン、四塩化スズ、イッテルビウム=トリ
フレート、スカンジウム=トリフレート、Eu(fo
d)3などが挙げられるが、これらには限定されない。
使用する量は触媒作用を呈するに十分な量であればよ
い。イミン1モルに対し0.00001〜0.1モル程
度使用する。
【0044】本発明の方法においては、イミン1モルに
対し1モルのジエンが付加するので、ジエノフィル1モ
ルに対しジエンを1〜20モル程度使用する。好ましく
は1〜10モル程度、より好ましくは1〜5モル程度で
ある。
【0045】また、反応温度はイミン(またはアルデヒ
ド化合物と一級アミン)とジエンの組み合わせで異なる
が、反応系の凝固点以上、イオン液体の沸点以下で行
う。通常は、0〜200℃程度、好ましくは10〜15
0℃程度、より好ましくは20〜100℃で行えばよ
い。反応系の圧力は0〜10PMa程度で行い、通常は
0MPa付近で行えばよく、反応試剤の沸点に応じて適
宜調節することができる。
【0046】以下に実施例をもって本発明を説明する
が、本発明はこれらの実施態様に限られない。本発明に
係るヘテロ−ディールス−アルダー(Diels-Alder)反
応が本明細書で述べた各種の化合物に適用できることを
例示的に示すために以下に実施例を示す。
【0047】
【実施例】〔調製例1〕 8−エチル−1,8−ジアザ
ビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセニウム=トリフ
ルオロメタンスルホナートの調製 1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセ
ン30.4g(0.2mol)にエチルトリフルオロメ
タンスルホナート(CF3SO3Et)35.6g(0.
2mol)を室温で加え、2時間攪拌した後、70℃の
油浴中で2時間、減圧下で低沸点物質を留去し、収率9
8%で8−エチル−1,8−ジアザビシクロ[5,4,
0]−7−ウンデセニウム=トリフルオロメタンスルホ
ナートを得た。 mp:36〜37℃1 HNMR(CDCl3):δ1.28(3H,t,J=
7.32Hz),1.75−1.84(8H、m)2.
15(2H、m)2.87(2H、m)3.55−3.
59(2H、m)3.60(2H,q,J=7.32H
z)3.68(2H、m).13 CNMR(CDCl3):δ13.554,19.9
59,22.841,25.937,28.069,2
8.475,46.210,48.855,48.96
8,55.080,120.584(q,J=320.
4Hz),165.966.19 FNMR(CDCl3):δ83.37(C66
準)。 元素分析:計算値(C1221SO:C,
43.63;H6.41;8.48).測定値(C、4
3.43;;H,6.41;N,8.50)。
【0048】〔調製例2〕 1−エチル−3−メチルイ
ミダゾリウム=トリフルオロメタンスルホナートの調製 1−メチルイミダゾール109g(1mol)にエチル
トリフルオロメタンスルホナート(CF3SO3Et)1
78g(1mol)を室温で加え、2時間攪拌した後、
70℃の油浴中で2時間、減圧下で低沸点物質を留去
し、収率98%で1−エチル−3−メチルイミダゾリウ
ム=トリフルオロメタンスルホナートを得た。物性デー
タは文献値と一致した。
【0049】〔実施例1〕N−フェニル−6−フェニル
−5,6−ジヒドロ−4−ピリドンの合成 1−エチル−3−メチルイミダゾリウム=トリフルオロ
メタンスルホナート1.0g(2mmol)中にN−フ
ェニル−フェニルイミン362mg(2mmol)と1
−メトキシ−3−(トリメチルシリル)オキシ−1,3
−ブタジエン1201mg(7mmol)とマイクロカ
プセル化されたスカンジウム=トリフラート50mg
(高分子でコートされたスカンジウム=トリフラート純
分10〜15%のマイクロカプセル化触媒、和光純薬社
製、以下同じ製品)を加え、室温で一昼夜攪拌したの
ち、ジエチルエーテル20mlを用いて有機物を3回抽
出し、下層のイオン液体(99%回収)とマイクロカプ
セル化されたスカンジウム=トリフラートを回収した。
ジエチルエーテル層を硫酸マグネシウム(MgSO4
で乾燥し、ジエチルエーテルを留去した。残渣をヘキサ
ン−酢酸エチルの混合液を用いてカラムクロマトで精製
分離し、136mgの生成物を得た(収率67%)。
【0050】1HNMR(CDCl3):δ2.80(1
H,ddd,J=16.48,3.02,1.10H
z),3.32(1H,dd,J=16.48,7.1
4Hz)5.28(1H、m)、5.30(1H、d
d、J=7.69,1.10Hz)、7.68(1H、
dd、J=7.69,1.10Hz)、7.05−7.
38(Ar−H)。
【0051】13CNMR(CDCl3):δ43.47
1,61.670,102.896,118.374,
124.266,125.977,127.714,1
28.852,129.402,137.684,14
4.501,148.052,189.995。
【0052】元素分析:計算値(C1715NO:C,8
1.90;H,6.06;N,5.62)、測定値
(C,81.24;H,5.76;N,5.23)。
【0053】〔実施例2〕イオン液体として、8−エチ
ル−1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−7−ウン
デセニウム=トリフルオロメタンスルホナート1.0g
を用いて実施例1と同じ反応を行った。イオン液体(9
8%回収)とマイクロカプセル化されたスカンジウム=
トリフラートを回収し、目的生成物を75%の収率で得
た。
【0054】〔実施例3〕N−(3,4−ジフルオロフ
ェニル)−6−フェニル−5,6−ジヒドロ−4−ピリ
ドンの合成 8−エチル−1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−
7−ウンデセニウム=トリフルオロメタンスルホナート
1.0g中にN−フェニル−(3,4−ジフルオロフェ
ニル)イミン433mg(2mmol)と1−メトキシ
−3−(トリメチルシリル)オキシ−1,3−ブタジエ
ン1201mg(7mmol)とマイクロカプセル化さ
れたスカンジウム=トリフラート50mgを加え、室温
で一昼夜攪拌したのち、ジエチルエーテル20mlを用
いて有機物を3回抽出し、下層のイオン液体(94%回
収)とマイクロカプセル化されたスカンジウム=トリフ
ラートを回収した。ジエチルエーテル層を硫酸マグネシ
ウム(MgSO4)で乾燥し、ジエチルエーテルを留去
した後、19FNMR(内部標準トリフルオロメチルベン
ゼン)を用いてN−(3,4−ジフルオロフェニル)−
6−フェニル−5,6−ジヒドロ−4−ピリドンの収率
を求めた(収率74%) 〔実施例4〕N−フェニル−6−(4−トリフルオロメ
チルフェニル)−5,6−ジヒドロ−4−ピリドンの合
成 N−フェニル−(3,4−ジフルオロフェニル)イミン
433mg(2mmol)に代えてN−フェニル−(4
−トリフルオロメチルフェニル)イミン498mg(7
mmol)を用いて実施例3と同じ反応を行った。イオ
ン液体(97%回収)とマイクロカプセル化されたスカ
ンジウム=トリフラートを回収し、N−フェニル−6−
(4−トリフルオロメチルフェニル)−5,6−ジヒド
ロ−4−ピリドンを25%の収率で得た。
【0055】〔実施例5〕N−フェニル−6−フェニル
−5,6−ジヒドロ−4−ピリドンの合成 8−エチル−1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−
7−ウンデセニウム=トリフルオロメタンスルホナート
1.0g(2mmol)中にベンズアルデヒド212m
g(2mmol)とアニリン186mg(2mmol)
を加え室温で30分間攪拌したのち、1−メトキシ−3
−(トリメチルシリル)オキシ−1,3−ブタジエン8
62mg(5mmol)とマイクロカプセル化されたス
カンジウム=トリフラート50mgを加え、室温で一昼
夜攪拌したのち、ジエチルエーテル20mlを用いて有
機物を3回抽出し、下層のイオン液体(98%回収)と
マイクロカプセル化されたスカンジウム=トリフラート
を回収した。ジエチルエーテル層を硫酸マグネシウム
(MgSO4)で乾燥し、ジエチルエーテルを留去し
た。残渣をヘキサン−酢酸エチルの混合液を用いてカラ
ムクロマトで精製分離し、目的生成物(N−フェニル−
6−フェニル−5,6−ジヒドロ−4−ピリドン)を得
た(収率67%)。
【0056】〔実施例6〕イオン液体として、1−エチ
ル−3−メチルイミダゾリウム=トリフルオロメタンス
ルホナート1.0gを用いて実施例5と同じ反応を行っ
た。イオン液体を99%とマイクロカプセル化されたス
カンジウム=トリフラートを回収し、目的生成物を80
%の収率で得た。
【0057】〔実施例7〕N−(3,4−ジフルオロフ
ェニル)−6−フェニル−5,6−ジヒドロ−4−ピリ
ドンの合成 8−エチル−1,8−ジアザビシクロ[5,4,0]−
7−ウンデセニウム=トリフルオロメタンスルホナート
1.0g中にベンズアルデヒド212mg(2mmo
l)と3,4−ジフルオロアニリン258mg(2mm
ol)を加え室温で30分間攪拌したのち、1−メトキ
シ−3−(トリメチルシリル)オキシ−1,3−ブタジ
エン862mg(5mmol)とマイクロカプセル化さ
れたスカンジウム=トリフラート50mgを加え、室温
で一昼夜攪拌したのち、ジエチルエーテル20mlを用
いて有機物を3回抽出し、下層のイオン液体(92%回
収)とマイクロカプセル化されたスカンジウム=トリフ
ラートを回収した。ジエチルエーテル層を硫酸マグネシ
ウム(MgSO4)で乾燥し、ジエチルエーテルを留去
した後、19FNMR(内部標準トリフルオロメチルベン
ゼン)を用いて生成物(N−(3,4−ジフルオロフェ
ニル)−6−フェニル−5,6−ジヒドロ−4−ピリド
ン)の収率を求めた(収率95%)。
【0058】ついで、回収した8−エチル−1,8−ジ
アザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセニウム=ト
リフルオロメタンスルホナートとマイクロカプセル化さ
れたスカンジウム=トリフラートを使用し、ベンズアル
デヒド212mg(2mmol)と3,4−ジフルオロ
アニリン258mg(2mmol)と1−メトキシ−3
−(トリメチルシリル)オキシ−1,3−ブタジエン8
62mg(5mmol)用いて同様の反応を行った。イ
オン液体(99%回収)とマイクロカプセル化されたス
カンジウム=トリフラートを回収した。生成物(N−
(3,4−ジフルオロフェニル)−6−フェニル−5,
6−ジヒドロ−4−ピリドン)の収率は99%であった
(実施例7−2)。
【0059】さらに、回収した8−エチル−1,8−ジ
アザビシクロ[5,4,0]−7−ウンデセニウム=ト
リフルオロメタンスルホナートとマイクロカプセル化さ
れたスカンジウム=トリフラートを使用し、同一の反応
を繰り返した。イオン液体(99%回収)とマイクロカ
プセル化されたスカンジウム=トリフラートを回収し
た。生成物(N−(3,4−ジフルオロフェニル)−6
−フェニル−5,6−ジヒドロ−4−ピリドン)の収率
は99%であった(実施例7−3)。
【0060】
【表1】
【0061】〔実施例8〜14〕アルデヒド類及びアニ
リン類を表1に示す化合物に代えて実施例7と同様の反
応を行った。実施例9についてはイオン液体と触媒の再
使用反応を行い(実施例9−2及び9−3)、他の実施
例では繰り返し反応は行わなかった。結果を表1に示
す。
【0062】
【発明の効果】本発明の製造方法は、反応溶媒として不
安定な有機溶媒を使用しないで行えるという環境保護に
適合したヘテロ環化合物の製造方法を提供できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式(1) R5−C=N−R6 (1) (式中、R5、R6は一価の基を表す。)で表されるイミ
    ン類と、共役二重結合を有するジエンを反応させてヘテ
    ロ環化合物を製造する方法であって、該反応をルイス酸
    とイオン液体の存在下で行うことを特徴とするヘテロ環
    化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】アルデヒド化合物と一級アミンと共役二重
    結合を有するジエンを反応させてヘテロ環化合物を得る
    方法であって、該反応をルイス酸とイオン液体の存在下
    で行うことを特徴とするヘテロ環化合物の製造方法。
  3. 【請求項3】アルデヒド化合物と一級アミンをイオン液
    体の存在下で混合し、次いで該反応系に共役二重結合を
    有するジエンを添加しルイス酸とイオン液体の存在下で
    環化反応させることからなるヘテロ環化合物の製造方
    法。
  4. 【請求項4】イオン液体が、二アルキル置換(または二
    ハロゲン化アルキル置換)−イミダゾリウム=パーフル
    オロアルカンスルホナートである請求項1乃至3の何れ
    かに記載のヘテロ環化合物の製造方法。
  5. 【請求項5】イオン液体が、ピリミジン誘導体=パーフ
    ルオロアルカンスルホナートである請求項1乃至3の何
    れかに記載のヘテロ環化合物の製造方法。
JP2000061042A 2000-03-06 2000-03-06 ヘテロ環化合物の製造方法 Pending JP2001247543A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000061042A JP2001247543A (ja) 2000-03-06 2000-03-06 ヘテロ環化合物の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000061042A JP2001247543A (ja) 2000-03-06 2000-03-06 ヘテロ環化合物の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001247543A true JP2001247543A (ja) 2001-09-11

Family

ID=18581255

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000061042A Pending JP2001247543A (ja) 2000-03-06 2000-03-06 ヘテロ環化合物の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001247543A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011056396A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Tosoh Finechem Corp (ヘテロ)ディールス−アルダー反応用触媒、それを用いたおよびジヒドロピラン化合物およびディールス−アルダー反応付加物の製造方法
JP2012187473A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Osaka City Univ アザディールス−アルダー反応用触媒、それを用いたテトラヒドロピリジン化合物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011056396A (ja) * 2009-09-09 2011-03-24 Tosoh Finechem Corp (ヘテロ)ディールス−アルダー反応用触媒、それを用いたおよびジヒドロピラン化合物およびディールス−アルダー反応付加物の製造方法
JP2012187473A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Osaka City Univ アザディールス−アルダー反応用触媒、それを用いたテトラヒドロピリジン化合物の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Hassner et al. Stereochemistry. XLI. Reduction of. beta.-iodo azides. Stereospecific synthesis of aziridines
CN1854128B (zh) 铜-催化的碳-杂原子键和碳-碳键的形成
Wang et al. Difluoromethylation of O‐, S‐, N‐, C‐Nucleophiles Using Difluoromethyltri (n‐butyl) ammonium Chloride as a New Difluorocarbene Source
JP5996647B2 (ja) 4−置換イミダゾールの新規な調製プロセス
KR20130006506A (ko) 벤즈옥사보롤을 제조하는 방법
Lee et al. Alkynylation of N-tosylimines with aryl acetylenes promoted by ZnBr2 and N, N-diisopropylethylamine in acetonitrile
JP2002275118A (ja) アルドール反応生成物の製造方法
Akiba et al. Direct synthesis of 2, 2-diaryl-3-methyl-2, 3-dihydrobenzothiazoles from 3-methyl-2, 3-dihydrobenzothiazole-2-thione and some mechanistic aspects.
JP2001247543A (ja) ヘテロ環化合物の製造方法
NO137550B (no) Analogifremgangsm}te til fremstilling av anti-inflammatorisk virksomme 2,4,5-trisubstituerte oksazolforbindelser
JP2007531783A (ja) アルキルピリジニウムジシアナミドおよびそれらの製造方法
JP2001247572A (ja) ピリミジン誘導体塩
JP3040366B2 (ja) 光学活性な(r)−または(s)−1−(4−メトキシベンジル)−オクタヒドロイソキノリン誘導体の製法
CN106795070A (zh) 用于制备卤代苯的方法
US6303782B1 (en) Process for preparing benzylnitriles
JP2001247542A (ja) ヘテロ環化合物の製造方法
JP2000507970A (ja) キラルメディエータの効率的な合成
JP2001247508A (ja) オレフィン化合物の製造方法
EP1035127B1 (de) Verfahren zur Herstellung von N-[5-(Diphenylphosphinoylmethyl)-4-(4-fluorphenyl)-6-isopropylpyrimidin-2-yl]-N-methylmethansulfonamid
CN114315726B (zh) 偕二氟烯丙基类化合物的制备方法
Komatsuzaki et al. An Anion Receptor Based on Poly-Substituted Cobalticinium Complexes.
JP3799580B2 (ja) N−置換−n−スルホニルアミド類の製造方法
Benlahrech et al. Metals debenzylation of tetrazoles, and high convergent straightforward stereoselective synthesis of (+)-C (9a)-Epiepiquinamide.
Meriem Metals debenzylation of tetrazoles, and high convergent straightforward stereoselective synthesis of (+)-C (9a)-Epiepiquinamide
SK154294A3 (en) Method of production of 2,4,5-tribrompyrole-3-carbonitrile