JP2001246294A - 音発生ディスペンサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 液体を配量すると音などを発生して、衛生行
動の促進、視覚障害者の補助、娯楽などを供すること。 【解決手段】 接触表面、第１端、およびベースを有す
るポンプ・ディスペンサ２０内にアクチュエータ３０を
配置し、ベースは突起またはオス・アダプタを有し、ポ
ンプ・ディスペンサを受ける中空の台座１０の周囲がベ
ースより大きく、台座の上面は窪みを有し、ポンプ・デ
ィスペンサの接触表面と接触してオス・アダプタを嵌合
し、台座内の可撓性部材４０が、圧力作動音発生装置５
０を囲む。圧力作動音発生装置が接触表面と接触してポ
ンプ・ディスペンサが作動すると可撓性部材が圧縮され
て圧力作動音発生ディスペンサが作動し、音を発生す
る。台座の下面は、余分な液体を排出し、容積調節器と
して働く孔を有し、圧力作動音発生装置のスピーカーが
孔と整列する場合は発生する音が大きい。ポンプ・ディ
スペンサの彫刻風の外観は台座内で生成される音に対応
する。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【関連出願】１９９７年４月１８日出願の米国特許出願
第０８／８４４，２２５号を参照し、これは１９９７年
１月１５日出願の台湾特許出願第８６２０００６６号お
よび１９９７年２月３日出願の中国特許出願第９７２０
４３１３．７号および１９９８年６月１９日出願の米国
暫定特許出願第６０／０８９，８７３号に対する優先権
を主張し、これはすべて参照により本明細書に組み込ま
れる。

【０００２】

【発明の属する技術分野】本発明はディスペンサ（ｄｉ
ｓｐｅｎｓｅｒ）、例えば音発生装置を含むディスペン
サなどの音発生ディスペンサに関する。本発明は、ディ
スペンサ部分が圧力で作動する任意のディスペンサにな
れるようなディスペンサに関する。このような圧力作動
ディスペンサは、使用者が例えばアクチベータ（ａｃｔ
ｉｖａｔｏｒ）を押下するなどして圧力を加えるディス
ペンサの箇所を含むことができる。圧力作動のディスペ
ンサは、流し、カウンタ表面、ドレッサなどの表面に比
較的静止した状態で設定することができる。

【０００３】本発明は、さらに、圧力作動の音発生装置
を圧力で作動するディスペンサ（分配するために少なく
とも多少の下向きの力がかかる位置に、アクチュエータ
（ａｃｔｕａｔｏｒ）を有する圧力作動のディスペンサ
など）の底面または下面と、静止面との間に圧力で作動
する音発生装置を配置する、またはディスペンサの作動
による圧力が圧力作動の音発生装置も作動させる箇所に
圧力作動の音発生装置を配置する（例えば、使用者が接
触する上面に配置された圧力作動の音発生装置を有する
エアロゾル（ａｅｒｏｓｏｌ）の頂部で、したがってエ
アロゾル（ａｅｒｏｓｏｌ）を作動して噴霧すると、音
発生装置も作動する）ことにより、使用者が圧力作動デ
ィスペンサに加える圧力を使用して、音発生装置も作動
させることに関する。

【０００４】代替的または追加的に、ディスペンサは、
分配するためアクチベータ（ａｃｔｉｖａｔｏｒ）に接
続された容器部分と、容器を囲む関係にあるカバー部分
とを有することができ、その中で容器は、分配するため
にアクチベータに圧力が加えられると、音発生装置に圧
力を伝達してこれを作動することができ、例えば、カバ
ー部分はベース（ｂａｓｅ）を有することができ、容器
のベースの外面とカバーの内面との間に圧力作動の音発
生装置があり、したがって使用者はカバーの外面を把持
し、アクチベータに圧力を加えて分配することができ、
圧力を音発生装置に伝達して、これを作動する。

【０００５】本発明は、さらに、音発生装置が、圧力作
動に反応して音を発生するような任意の装置であるよう
なディスペンサに関することもできる。このような音発
生装置は、予めプログラムされたノイズ、言葉、フレー
ズ、音楽または他の所望の音響信号または音を有する電
子音発生装置でよい。任意選択で、あるいは代替的に、
本発明は、音発生装置がノイズ、言葉、フレーズ、音楽
または他の所望の音響信号または音を記録し、再生する
ことができるようなディスペンサに関することができ
る。

【０００６】さらに任意選択で、あるいは代替的に、本
発明は音発生装置がＶＯＸ、つまり声で作動する（また
は音で作動する）スイッチ、例えばノイズ、言葉、フレ
ーズ、音楽または他の所望の音響信号または音の再生お
よび／または記録を作動することができるスイッチを含
むことができるようなディスペンサにも関することがで
きる。また任意選択で、あるいは代替的に、音発生装置
は、光感応スイッチなど、別の、または異なるスイッチ
または別の複数のスイッチを含むことができ、これは例
えば、光がある時に音発生装置を作動でき、光がない時
には作動できない（したがって、例えばディスペンサが
夜間の浴室など比較的暗い環境にある場合は、使用時に
音を発生せず、日中など光がある時には発生する）スイ
ッチである。

【０００７】また任意選択で、あるいは代替的に、本発
明はさらに、音発生装置が機械的音発生装置であるよう
なディスペンサに関することができる。例えば、（キー
キー鳴る玩具やスクイズ玩具など）空気が強制的に出入
りする結果として音を発生する音発生装置である。さら
に、本発明は、音発生装置が送信器を含む、または送信
器であるようなディスペンサに関することができる。例
えば、音響信号を発生する代わりに、あるいは発生する
のに加えて、装置は圧力作動に反応して信号を発生し、
例えば信号は赤外線または他の適切な信号でよく、信号
を受信してノイズ、言葉、フレーズ、音楽または他の所
望の音響信号または音を発生するなどの機能を実行する
遠隔受信器があってもよい。遠隔受信器は、種々のディ
スペンサから信号を受信し、個々の特定の信号に対し
て、特定のノイズ、言葉、フレーズ、音楽または他の所
望の音響信号または音を発生するなど、特定の機能を実
行することができる。（したがって、「音発生装置」
は、上記のいずれか、または全部を含むことができ、
「音発生装置」が発生する「音」は、例えば赤外線、赤
外線または無線周波数信号などの電磁スペクトルのどこ
かなど、音響信号および／または音響以外の信号伝送を
含むことができる。）例えば、ディスペンサは、浴室ま
たは台所などの特定の部屋で通常分配される石鹸または
他の液体用でよく、遠隔受信器および／または音発生装
置は、例えばトイレットペーパー・ディスペンサ、ティ
ッシュ・ディスペンサなど、室内に一般に見られる他の
商品に入れることができる。

【０００８】本発明は、さらに、例えば液体または気体
などの流体用であるようなディスペンサに関することが
でき、これは液体用であることが都合がよく、ディスペ
ンサがポンプ・タイプまたはローション、石鹸、洗剤、
芳香剤、香水、オードパルファム（Ｅａｕ ｄｅ ｐａ
ｒｆｕｍ）、化粧水、コロン（ｃｏｌｏｇｎｅ）、練り
歯磨きなどのディスペンサなど、圧力作動のディスペン
サであると特に都合がよい。ディスペンサは、ディスペ
ンサを作動すると、ポンプ・ディスペンサによって描か
れる形状から生じるような音と一致する音を生成し、し
たがってディスペンサの老若の使用者を楽しませること
ができる。例えば、ディスペンサを牛のような形状にし
た場合、ディスペンサを作動すると、これは「モー」と
いう音を発生することができる。したがって、本発明
は、楽しませることができるディスペンサに関する。

【０００９】さらに、作動すると音を発生するディスペ
ンサの能力は、盲人または視覚障害者を補助することが
でき、例えばディスペンサを作動すると音を発生するこ
とにより、盲人または視覚障害者は液体が分配されてい
るという音を聞く、または音響的確認をすることができ
る。さらに、液体によって異なるディスペンサを有する
ことができ、例えばハンドソープは牛のような形状に
し、「モー」を発生し、練り歯磨きは猫にして「ニャ
ー」という音を発生し、コロンは雄鶏になって「コケコ
ッコー」という音を発生することができ、したがって視
覚障害者が石鹸を欲しい場合、「モー」という音を聞く
と、石鹸を手に分配していることを知り、一方、猫の
「ニャー」または雄鶏の鳴き声を聞くと、石鹸ではない
ことが分かる。代替的および／または追加的に、ディス
ペンサは音楽を演奏することができ、例えば「牛」が
「Ｈｅｙ Ｄｉｄｄｌｅ Ｄｉｄｄｌｅ」を演奏できる
か、他の形状になって音楽を演奏することができる（例
えば、野球のバットのような形状になって、「Ｔａｋｅ
Ｍｅ Ｏｕｔ Ｔｏ Ｔｈｅ Ｂａｌｌｐａｒｋ」を
演奏するか、楽器など他の形状になって、歌、メロディ
または旋律の一部を演奏することができる）。

【００１０】あるいは代替的および／または追加的に、
ディスペンサは、「石鹸」などの言葉またはフレーズ即
ち句を発生する音発生装置を含み、ディスペンサが外面
にその言葉またはフレーズを含み、したがって盲人また
は視覚障害者を補助するか、子供の教育道具になるよ
う、例えば隆起したブライユ点字（Ｂｒａｉｌｌｅ Ｌ
ｅｔｔｅｒｓ）または視覚的に読める人には隆起した拡
大文字など、使用者が見るか感じる、またはその両方を
できるようにすることができる。ディスペンサは、装飾
的形状にすることができ、言葉またはフレーズは識別す
る言葉またはフレーズにすることができ、例えばディス
ペンサが牛のような形状になって「牛」という言葉を発
生するか、その言葉を書く、またはその両方をし、した
がってディスペンサを教育道具にすることができる。

【００１１】さらに、本発明は、ＶＯＸがあるようなデ
ィスペンサで、流しの水の流れ、またはトイレの排水な
どの音に応答して、音発生装置が「忘れないで手を洗っ
てください」または「忘れないで歯を磨いてください」
などのフレーズなど、音を発生し、その後作動すると、
「石鹸」または「練り歯磨き」および／または「よくで
きました」などのフレーズなど、異なった音を発生する
か、ディスペンサが外面に「石鹸」または「練り歯磨
き」などの言葉を記す、あるいはその両方を行い、それ
によって年少の使用者による衛生製品の使用と衛生的行
動を促進するか、教育道具になる、あるいはその両方に
なることができる。

【００１２】したがって、本発明は、適切な衛生または
その他の行動の促進および／または言葉の教育および／
または盲人または視覚障害者の補助および／または娯楽
など、教育道具になるディスペンサに関することができ
る。本発明は、このようなディスペンサを作成し、使用
する方法、さらにディスペンサを構成して使用するた
め、このようなディスペンサの構成要素を作成して使用
する方法にも関する。本文では種々の文書が言及され、
本明細書で言及する各文書および本明細書で引用または
参照する各文書は、参照により本明細書に組み込まれ
る。

【００１３】

【従来の技術】液体、特にシャンプーなどの洗浄溶液の
ディスペンサは、開放口ビンから分配即ち配量される
が、開放口ビンは使用者が特定の量を配量する即ち分配
することができない。液体のディスペンサは様々であ
る。シャンプーなどの洗浄溶液は開放口ビンから配量さ
れるが、開放口ビンは使用者が特定の量を配量すること
ができない。ポンプ・タイプ・ディスペンサもある。従
来のポンプ・タイプ・ディスペンサは、配量チューブ即
ち分配チューブおよびアクチュエータを有する給送手段
を含む。使用者はアクチュエータを押下し、これが気体
を配量チューブおよび（作動力またはポンプ・ノズルに
対して）静止したビンへと押しやる。これが真空を発生
させ、それによってビン中の液体がチューブ内を上昇
し、アクチュエータから出る。ポンプ・タイプ・ディス
ペンサのアクチュエータは、通常、ビンの頂部に配置さ
れる。ポンプ・タイプ・ディスペンサは、洗浄溶液（例
えばシャワー・ジェル、シャンプー）またはローション
またはヘア・コンディショナなどの液体の配量にも使用
される。配量手段として働くアクチュエータは、従来通
りのポンプ・タイプ・アクチベータでよく、これはノズ
ルを伴うアクチベータまたはエアゾール・アクチベータ
でもよい。

【００１４】多くの方法で、液体、好ましくは洗浄溶
液、ローション、シャワー・ジェル、シャンプー、コン
ディショナなどの、これまでとは異なる新規のディスペ
ンサがあることが望ましい。ディスペンサの外観または
設計は、美的に喜ばしく、可能であれば老若の使用者を
楽しませることが望ましい。しかし、これらの望みを満
たすことは、ポンプ・スプレー・ディスペンサの機能的
制限によって阻害されてきた。つまり、液体を分配する
即ち配量するために、アクチュエータを押下しなければ
ならないのである。シャワー・ジェルまたはシャンプー
用に現在入手可能なディスペンサは、主に容器を吹込成
形し、配量／アクチュエータ機構を（例えば容器の頂部
のねじを介して）着脱式に容器の頂部に取り付けて、再
充填できるようにすることによって作成する。ディスペ
ンサは、容器の外面に印刷されたデザインを有するか、
アクチュエータの頂部に動物または漫画のキャラクタを
有して、ディスペンサを魅力的にすることができる。し
かし、これらのディスペンサは、空になったら装飾的価
値がない。このディスペンサは、通常、装飾品としては
有用ではない。したがって、最終結果は、これらのディ
スペンサが廃棄され、環境に悪影響を生じることにな
る。したがって、美的に魅力的で、使用者の再使用を促
進し、したがって空になった時に使用者が即座に廃棄す
ることによる環境への負担を軽減するディスペンサを提
供することが望ましい。

【００１５】彫刻風のディスペンサは一般に入手可能で
あるが、彫刻したディスペンサは対話式ではない。ディ
スペンサが、作動して配量する時に音または音楽または
フレーズなどを生成できると望ましく、したがって例え
ば（本発明のように）年少の使用者については、ディス
ペンサが手を洗うのを促進するか、年長または視覚障害
のある使用者については、ディスペンサがディスペンサ
の内容を知らせることができる、または他の一般的使用
者については、音を発生する液体ディスペンサは何らか
の楽しませる対話、音楽または音を提供することができ
るか、あるいはその全てを行うことができる。さらに、
ディスペンサ内の液体を使い尽くしたら、ディスペンサ
を過程の装飾品として使用するか、液体を処分したリザ
ーバを再充填することができ、それによって明らかに生
物非分解性廃棄物の生成が減少する。

【００１６】ディスペンサについては、以下を参照され
たい。Ｂａｎｋｅｒｔその他の米国特許第５，２５８，
２０９号は、流体内に装飾品を展示する装飾的装置に関
する。装置は、透明で中空のベル形筐体（ｂｅｌｌ−ｓ
ｈａｐｅｄ ｅｎｃｌｏｓｕｒｅ）の形態をとり、筐体
（ｅｎｃｌｏｓｕｒｅ）の内部は流体および複数の小片
を含む。筐体の冠部にハンドル即ち柄を取り付ける。流
体が漏れないベースが筐体の口に密封状態で接続され
る。Ｌｕｕの米国特許第５，３０１，８３６号は、ポン
プ・アクチュエータとして可動ヘッドを有する液体ディ
スペンサを指向する。特に、液体を保持する動物の体の
形状をしたプラスチック容器である。Ｌｉｔｔｏｎその
他の米国特許意匠第３１８，７９４号は、ビンとキャッ
プの組合せに装飾的デザインを提供する。Ｄｉｎａｎｄ
の米国特許意匠第３６５，０２０号は、化粧容器とキャ
ップとの組合せに装飾的デザインを提供する。Ｍａｄｄ
ｏｘの米国特許意匠第３４６，５４８号は、ポンプ・デ
ィスペンサとキャップとの組合せの装飾的デザインを指
向する。Ｋｕｚｍａの米国特許意匠第３４８，３８８号
は、ポンプ・ディスペンサの装飾的デザインに関する。
Ｃｒａｗｆｏｒｄの米国特許意匠第３７０，６３６号
は、ビン本体の装飾的デザインを指向する。Ｃｏｓｔａ
の米国特許意匠第３５２，２３４号は、ポンプ・ディス
ペンサの装飾的デザインに関する。Ｃｒａｗｆｏｒｄの
米国特許第Ｄｅｓ．３７６，３１０号は、ビンの装飾的
デザインを提供する。

【００１７】これらの特許はそれぞれ、流体内に装飾品
を展示するディスペンサまたは流体を含む装置を提供す
る。これらの特許で、作動時に音を発生するディスペン
サを開示または示唆するものはない。例えば、相互にぴ
ったり合うポンプ・ディスペンサと台座とを有し、ポン
プ・ディスペンサが彫刻風の外観を有し、台座が内部に
可撓性部材及び圧力で作動する音発生装置を含み、ポン
プ・ディスペンサが、ポンプ配量装置とともに洗浄溶液
を含むことができるリザーバ（ｒｅｓｅｒｖｏｉｒ）を
有し、ポンプ・ディスペンサのアクチュエータを圧縮す
ると、台座に埋め込まれた音発生装置を作動する。ある
いは、このようなディスペンサを作成し、使用する方法
を開示または示唆するものもない。したがって、本発明
はまだ教示または示唆されていないものと考えられる。

【００１８】

【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、新規のディスペンサ（ｄｉｓｐｅｎｓｅｒ）を
提供することである。ローション、シャンプー、洗剤、
液体石鹸、コンディショナなどを配量する即ち分配する
のに適したディスペンサを提供することも、本発明の目
的である。使用者と対話式であるか、作動して配量する
と音、ノイズ、フレーズ、音楽などを発生する、あるい
はその両方であるディスペンサを提供することが、本発
明のさらなる目的である。彫刻風の外観を有し、生成さ
れる音が彫刻の外観に対応するディスペンサを提供する
ことが、本発明のさらに別の目的である。例えば、ディ
スペンサが猫の形状の場合、生成される音は猫の出す音
（例えば「ニャー」）と一致する。

【００１９】

【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
音発生装置を含むディスペンサを提供し、例えばディス
ペンサから配量するための圧力が音発生装置も作動させ
る、音発生装置を含む圧力作動のディスペンサであり、
例えば配量する圧力が、圧力で作動するディスペンサを
通して伝達され、音発生装置へ圧力を提供し、それによ
ってこれを作動する。したがって、本発明は、圧力作動
ディスペンサと、圧力作動の音発生装置とを備える音を
発生し且つ分配する装置で、圧力作動ディスペンサと圧
力作動音発生装置とが接続され、ディスペンサを作動さ
せる圧力が音発生装置を作動させる装置を提供すること
ができる。ディスペンサおよび音発生装置は、相互に直
接接触するような方法で接続することができ、さもなけ
れば、例えば間接的に接続され、介在する部材、部片ま
たは要素は、直接的な接触は防止するが、ディスペンサ
を作動させるための圧力を伝達し、音発生装置も作動さ
せることができる。

【００２０】例えば、本発明は、ポンプ・スプレー・デ
ィスペンサと、ディスペンサの下に配置された台座と、
ディスペンサの下の台座内に配置された圧力で作動する
音発生装置と、台座の内部に配置され、ディスペンサを
支持する可撓性部材とを備え、したがってディスペンサ
が作動していない場合は音発生装置が作動せず、ポンプ
・ディスペンサが作動すると可撓性部材が圧縮されて、
圧力作動の音発生装置が作動し、音が発生する音を発生
し且つ分配する装置を提供することができる。可撓性部
材は、例えば金属またはプラスチックまたは記憶発泡材
料から作成したばねなどの任意の適切な材料でよく、可
撓性部材は圧力作動音発生装置を囲む関係にあってよ
い。

【００２１】したがって、１つの実施形態では、本発明
は液体を配量する即ち分配するポンプ・ノズルを有する
ビンのポンプ・ノズルから液体を配量するなどの圧力に
応答して、液体などの流体を配量し、音を発生する音発
生ディスペンサを提供し、ディスペンサは、液体を配量
するポンプ・ノズル（アクチュエータ）に接続される容
器、器またはビンと、例えばその中および／または上に
ディスペンサがぴったり合うなどしてディスペンサを配
置する台座とを含み、圧力作動音発生装置および可撓性
部材が台座内に配置され、ディスペンサのアクチュエー
タを作動させると、液体をポンプ・ノズルから配量し、
それと同時に音発生装置を作動させて、予めプログラム
された音などの音を生成するよう、ディスペンサの作動
圧力によって、ディスペンサが圧力作動音発生装置に接
触することができる。

【００２２】別の実施形態では、ディスペンサは魚類の
仲間（例えば金魚や熱帯魚）の一つ、または両生類の仲
間（例えばカエル、ヒキガエル、サンショウウオ）、ま
たは爬虫類の仲間（例えばクロコダイル、アリゲータ
ー、海ガメ、陸カメ）、鳥類の仲間（例えばアヒル、カ
モ、カラス、雄鶏、雛鳥）、または哺乳類の仲間（例え
ば牛、猫、犬、羊、子羊、ウサギ、野ウサギ）などの動
物に似せて彫刻される。ディスペンサは、犬、猫、雄
鶏、アヒル、イルカ、牛、虎、ウサギ、竜、蛇、馬、
羊、猿、豚、昆虫（例えばカブトムシ、蝿、テントウム
シ、蟻、蝶）およびアザラシで構成される群から選択し
た形状であることが好ましく、あるいはディスペンサ
は、樹木、山、および花、電気器具、機関車または列
車、車、飛行機、ジェット機、スペース・シャトル、ト
ラック、車（または一般に輸送手段）、火山、建物また
は構造（例えば家、ビル、またはエッフェル塔や世界貿
易センターなどの構造）、スポーツ器具（バット、ボー
ル、ホッケーのスティックなど）、家具、または任意の
および全ての他の無生物、生物、動物など、植物または
無生物の形態である。例えば、ディスペンサは有名人ま
たはキャラクタの漫画のように形成し、音発生装置はそ
の人物またはキャラクターからの引用文またはフレーズ
を発生することができる（例えば、作動すると「私の言
うことをよく聞け」というフレーズを発生するクリント
・イーストウッド」または「ダーティー・ハリー」また
は「ジョージ・ブッシュ」のディスペンサ、または作動
すると「どうしたんだ、ドック？」というフレーズを発
生する「バグス・バニー」のディスペンサなどであ
る）。したがって、圧力作動音発生装置は、彫刻された
ディスペンサの外観と一致する音を生成できるのが都合
がよい。

【００２３】本発明の好ましい実施形態では、液体を配
量する手段は、アクチュエータに接続された容器に使用
者が空気を導入することができる平坦な面を有し、それ
によって圧力が容器内の液体をアクチュエータに接続さ
れたチューブに押し込み、アクチュエータの開口から出
すことができるアクチュエータによって達成される。本
発明の別の好ましい実施形態では、アクチュエータはノ
ズルを有することができる。本発明のさらに別の実施形
態では、アクチュエータはエアロゾル・スプレーでもよ
い。本テキストでは、「備える」および「備える」の他
の形態は、米国特許法のこれらの用語に帰される意味を
有し、「含む」および「含む」の他の形態を意味するこ
とができる。本発明の以上およびその他の目的および実
施形態は、本発明の以下の詳細な記述で提供され、そこ
から明白である。本発明の以下の詳細な記述では、参照
により本明細書に組み込まれた添付図面を参照する。

【００２４】

【発明の実施の形態】好ましい実施形態として、全ての
図を参照する。図１は、台座１０を有する彫刻風のディ
スペンサ２０を示す。図１Ａは、組立時に台座の窪み７
０とぴったり合うオス（雄）・アダプタ６０を有する彫
刻風ディスペンサ２０を示す。図１Ａは、台座１０内に
配置された可撓性部材４０も示し、可撓性部材はさら
に、音発生装置５０を囲む関係にある。図２は、ディス
ペンサに含まれた液体に出口を提供するため、アクチュ
エータ３０を有する音発生ポンプ・ディスペンサの上面
図を示す。

【００２５】図３は、アクチュエータ３０、彫刻風ディ
スペンサ２０および台座１０を有する音発生ポンプ・デ
ィスペンサの背面図を示す。図４は、アクチュエータ３
０、ポンプ・ディスペンサ２０および台座１０を有する
音発生ポンプ・ディスペンサの側面図を示す。図５は、
３つのオス・アダプタ６０を有する音発生ポンプ・ディ
スペンサの下面図を示す。図６は、３つの窪み７０（お
よび／またはメス（雌）・レセプタ）を有する台座１０
の斜視図を示し、可撓性部材４０は圧力作動音発生装置
５０を囲む関係にある。

【００２６】図７Ａは、ポンプ・ディスペンサ２０およ
びアクチュエータ３０を有するディスペンサの上面図を
示す。図７Ｂは、３つの窪み７０、可撓性部材４０およ
び圧力作動音発生装置を有する台座１０の上面図を示
す。図７Ｃは、余分な液体を排出し、容積の制御も行う
台座１０の底部の孔を示す。図８は、ポンプ２０、圧力
作動音発生装置５０を囲む関係にある可撓性部材４０、
およびアクチュエータ３０を有する音発生ポンプ・ディ
スペンサの側面図を示す。図８Ａは、音発生装置５０を
囲む関係にある可撓性部材４０を有する台座１０の断面
図を示す。図９は、３つのオス・アダプタ６０を有する
ポンプ・ディスペンサ２０の下面図を示す。図１０は、
ポンプ・ディスペンサのオス・アダプタ６０を受け、台
座をポンプ・ディスペンサにぴったり合わせる３つの窪
み７０を有する台座１０を示す。

【００２７】図１１は、アクチュエータ３０およびポン
プ・ディスペンサ２０を有する本発明の別の実施形態の
上斜視図を示す（手は含まれない）。図１２は、アクチ
ュエータ３０、ポンプ、ディスペンサ２０およびポンプ
・ディスペンサとぴったり合う台座１０を示す。図１３
は、アクチュエータ３０、ポンプ・ディスペンサ２０お
よびポンプ・ディスペンサ２０とぴったり合う台座１０
を有する本発明の別の実施形態の前面図を示し、この図
では台座１０の窪み７０が見える。図１４は、アクチュ
エータ３０、ポンプ・ディスペンサ２０、台座１０およ
び台座１０の頂部にある１つの窪み７０を有する本発明
の別の実施形態の側面図を示す。図１５は、アクチュエ
ータ３０およびポンプ・ディスペンサ２０を有する本発
明のさらなる実施形態の上面図を示す。図１６は、３つ
の窪み７０、圧力作動音発生装置５０を囲む関係にある
可撓性部材４０を有する台座１０を示す。図１７は、３
つの突起および／またはオス・アダプタ６０を有するポ
ンプ・ディスペンサ２０の下面図を示す。

【００２８】図１８は、ポンプ・ディスペンサ２０、台
座１０およびアクチュエータ３０を有する本発明のさら
なる実施形態の背面図を示す。図１９は、アクチュエー
タ３０、ポンプ・ディスペンサ２０および台座１０を有
する本発明のさらなる実施形態の側面図を示す。図１９
Ａは、ポンプ・ディスペンサ２０を有する本発明のさら
なる実施形態の分解組立図を示し、ポンプ・ディスペン
サは、さらに本発明の組立時に台座の窪み７０にぴった
り合うオス・アダプタ６０を有する。台座１０は、さら
に、可撓性部材４０、音発生装置５０を備える。図２０
は、アクチュエータ３０、ポンプ・ディスペンサ２０お
よび台座１０を有する本発明のさらなる実施形態の前面
図を示す。図２１は、ポンプ・ディスペンサ２０に彫刻
を施してアヒルの外観を与えた本発明のさらに別の実施
形態、アクチュエータ３０および台座１０の前面図を示
す。図２２は、アクチュエータ３０、アヒルの形状のポ
ンプ・ディスペンサ２０および台座１０を有する本発明
のさらに別の実施形態の背面図を示す。

【００２９】図２３は、アクチュエータ３０、アヒルの
形状のポンプ・ディスペンサ２０、およびオス・アダプ
タ６０（図示せず）を受ける窪み７０を有する台座１０
を有する本発明のさらに別の実施形態の側面図を示す。
図２３は、本発明のさらに別の実施形態の別の側面図を
示す。図２３Ｂは、ポンプ・ディスペンサ２０、台座１
０の窪み７０とぴったり合う少なくとも１つのオス・ア
ダプタ６０を有する本発明のさらに別の実施形態の組立
分解図を示し、台座１０は、さらに、音発生装置５０を
囲む関係にある可撓性部材４０を備える。図２４は、ア
クチュエータ３０およびアヒルに似たポンプ・ディスペ
ンサを有する本発明のさらに別の実施形態の上面図を示
す（手は含まれない）。図２５は、３つの窪み７０、圧
力作動音発生装置５０を囲む関係にある可撓性部材４０
を有する台座１０の上面図を示す。

【００３０】図２６Ａは、アクチュエータ３０を有する
音発生液体ディスペンサの上面図を示す。図２６Ｂは、
アクチュエータ３０、ポンプ・ディスペンサ２０、可撓
性部材４０および圧力作動音発生装置５０を含む台座１
０を有する音発生液体ディスペンサの側断面図を示す。
図２６Ｃは、可撓性部材４０の上斜視図を示す。図２６
Ｄは、可撓性部材の前断面図を示す。図２６Ｅは、圧力
作動音発生装置５０の底面図を示す。図２６Ｆおよび図
２６Ｇは、圧力作動音発生装置５０の前面および背面を
示す。図２６Ｈは、圧力作動音発生装置５０の側面図を
示す。図２６１は、スピーカー８０を有する圧力作動音
発生装置５０の底面図を示す。図２７は、本発明のさら
に別のさらなる実施形態を示す。

【００３１】本発明を、ローション・ディスペンサに関
して述べてきたが、本発明は、クリーム、ローション、
石鹸、ジェルなどの粘性液体を含め、任意の液体の配量
に使用できることが理解される。言うまでもなく、粘性
液体の場合、ポンプ・ノズルはこのような液体の配量に
適している。したがって、粘性液体は、必ずしもスプレ
ーとして配量せず、噴射、流れ、または滴でよい。本発
明は香水、クリーム、ローション、石鹸またはジェル、
特に液体ディスペンサとして使用するのに特に適してい
るので、ポンプ・ノズルは薬剤ディスペンサのように計
量された投与量または流体の量を配量する必要はない。
しかし、これは本発明が薬剤の配量に使用できないと言
っているわけではない。ディスペンサ内の液体は、必ず
しも本発明を制約しないからである。

【００３２】さらに、本発明のディスペンサの任意の構
成要素、例えばディスペンサの外部またはその特徴、ビ
ン、容器、器または任意の特徴、例えば表面上の特徴に
関する実用性重視の記述は、本発明の構成要素の外観が
機能的な性質であるか、機能によって決まるという言説
として構成されたものではないことが理解される。ディ
スペンサまたはその構成要素の表面の装飾または構成、
例えばディスペンサ、ビン、容器、器またはその任意の
部分の外部は、装飾に関する考慮事項に寄与することが
できる。

【００３３】ポンプ・ディスペンサ２０および台座１０
は、不透明でも透明でも、金属、ガラス、プラスチック
および熱可塑性物質、好ましくはポリプロピレンおよび
セラミックなど、ほぼ剛性の材料から形成することが好
ましい。ポンプ・ディスペンサは、任意の形状に彫刻を
施すか、吹込成形などで成形する、あるいはその両方を
行う、または所望の通りに形成することができ、例えば
動物、哺乳類、昆虫、山や湖などの無生物、カエルなど
の両生類、およびアニメーションのキャラクタの形状を
とることができる。特に、台座１０は中空で、上面およ
び下面を有する。台座の上面は、ポンプ・ディスペンサ
２０からのオス・アダプタ６０を受ける窪み７０を有す
る。台座１０の下面または底面は、台座１０内に液体が
蓄積した場合、余分な液体を排出する少なくとも１つの
小さい孔９０を有する。

【００３４】また、これらの孔は、圧力作動音発生装置
の容積を制御する働きもすることができる。例えば、圧
力作動音発生装置５０のスピーカー８０を台座１０の孔
９０の１つと整列させる場合は、容積を増加させ、圧力
作動音発生装置５０のスピーカー８０がポンプ・ディス
ペンサ２０の底部に面する場合は、容積を減少させる。
また、音発生液体ディスペンサ１０は、流しの近くで使
用することになり、液体が可撓性部材４０および圧力作
動音発生装置５０に接触する可能性があるので、圧力作
動音発生装置５０を望ましくない物質との接触から隔離
するため、圧力作動音発生装置５０をプラスチック外装
などの密封した保護ケース内に封入する。

【００３５】さらに、圧力作動音発生装置５０を適切に
固定するため、締付装置を使用して、圧力作動音発生装
置５０を台座１０内に固定する。締付装置は、接着テー
プでよい。アクチュエータ３０は、金属、プラスチック
および熱可塑性物質、好ましくはプリプロピレンまたは
ステンレス鋼など、適切な材料から形成することができ
る。特に、アクチュエータ３０は、ポンプ・ディスペン
サ２０の空隙内にはまるねじ頂部を有し、ポンプ・スプ
レー・ノズルの給送軸線にほぼ垂直に給送する従来のポ
ンプ・スプレー・ノズル・アセンブリでよい。

【００３６】アクチュエータは、Ｖａｌｏｉｓ ｏｆ
Ａｍｅｒｉｃａ，Ｉｎｃ．（１５Ｖａｌｌｅｙ Ｄｒｉ
ｖｅ，Ｇｒｅｅｎｗｉｃｈ，Ｃｏｎｎｅｃｔｉｃｕ
ｔ）、Ｘｉａｍｅｎ Ｒｏｎｏｇｈｅ Ｐｌａｓｔｉｃ
ｓ Ｐｒｏｄｕｃｔｓ Ｃｏ．，Ｌｔｄ．（Ｃｈｉｎａ
Ｆｅｎｇｇａｎｇ Ｖｉｌｌａｇｅ，ＸｉｎｍｉｎＴ
ｏｗｎ，Ｔｏｎｇａｎ，Ｘｉａｍｅｎ）から購入するこ
ともできる。可撓性部材４０は、任意の記憶発泡クッシ
ョンでよい。可撓性部材４０は、ＸｉａｍｅｎＤａｈｕ
ａｆｕ Ｃｏ．，Ｌｔｄ．（Ｃｈｉｎａ Ｌａｃｈａｉ
ｎ Ｒｏａｄ，Ｈｕｎｇｓｈａｎｂｉｎ Ｄｅｖｅｌｏ
ｐｍｅｎｔ Ａｒｅａ，Ｘｉａｍｅｎ）で購入すること
ができる。圧力作動音発生装置は、Ｔｏｗｎｔｅｃｈｉ
ｎｄＣｏ．，Ｌｔｄ．（Ｃｈｉｎａ Ｋａｎｇｈｕ Ｌ
ａｋｅ Ｈｕａｎｇｊｉａｎｇ Ｔｏｗｎ，Ｄｏｎｇｇ
ｕａｎ Ｃｉｔｙ，Ｇｕａｎｇｄｏｎｇ Ｐｒｏｖｉｎ
ｃｅ，Ｃｈｉｎａ）から購入することができた。

【００３７】上記の記述および例示された実施形態から
さらに理解できるように、本発明の音発生液体ディスペ
ンサは、必ずしも、音発生液体ディスペンサの頂部にス
プレー・アクチベータを配置したり、音発生装置を静止
表面上に設定したり、ディスペンサが潜在的な顧客の好
み以外の特定の形状をとったりする必要はない。本発明
は、ディスペンサの外観を自由にすることができ、音発
生装置は必ずしもディスペンサの下に配置する必要がな
いことも理解される。さらに、音発生装置は、圧力作動
音発生装置がディスペンサの表面と接触できるか、ディ
スペンサを作動させる圧力を音発生装置に並進させて、
これも作動させる、あるいはその両方を行う限り、ディ
スペンサに対して任意の関係で配置することができる。

【００３８】以上で本発明の好ましい実施形態について
詳細に述べてきたが、添付請求の範囲によって規定され
た本発明は、上記に記載された特定の詳細に制限される
ものではないことが理解される。本発明の精神または範
囲から逸脱することなく、多くの見かけの変形が可能だ
からである。

【図面の簡単な説明】

【図１】音を発生するポンプ・ディスペンサの前面図で
ある。

【図１Ａ】音を発生するポンプ・ディスペンサの組立分
解図である。

【図２】音を発生するポンプ・ディスペンサの上背面図
である。

【図３】音を発生するポンプ・ディスペンサの背面図で
ある。

【図４】音を発生するポンプ・ディスペンサの側面図で
ある。

【図５】音を発生するポンプ・ディスペンサの底面図で
ある。

【図６】台座の斜視図である。

【図７Ａ】ディスペンサの上面図である。

【図７Ｂ】台座の上面図である。

【図７Ｃ】孔を有する台座の仮面図である。

【図８】音を発生するポンプ・ディスペンサの側面図で
ある。

【図８Ａ】台座の断面図である。

【図９】ポンプ・ディスペンサの底面図である。

【図１０】台座の上面図である。

【図１１】本発明の別の実施形態の上斜視図である。

【図１２】本発明の別の実施形態の背面図である。

【図１３】本発明の別の実施形態の前面図である。

【図１４】本発明の別の実施形態の側面図である。

【図１５】本発明のさらなる実施形態の上面図である。

【図１６】本発明のさらなる実施形態の台座の上斜視図
である。

【図１７】３つのオス・アダプタを示すポンプの底面図
である。

【図１８】本発明のさらなる実施形態の背面図である。

【図１９】本発明のさらなる実施形態の側面図である。

【図１９Ａ】本発明のさらなる実施形態の組立分解図で
ある。

【図２０】本発明のさらなる実施形態の前面図である。

【図２１】本発明のさらに別の実施形態の前面図であ
る。

【図２２】本発明のさらに別の実施形態の背面図であ
る。

【図２３】本発明のさらに別の実施形態の側面図であ
る。

【図２３Ａ】本発明のさらに別の実施形態の別の側面図
である。

【図２３Ｂ】本発明のさらに別の実施形態の組立分解図
である。

【図２４】本発明のさらに別の実施形態の上面図であ
る。

【図２５】本発明の台座の上面図である。

【図２６Ａ】本発明の音を発生する液体ディスペンサの
上面図である。

【図２６Ｂ】本発明の音を発生する液体ディスペンサの
側断面図である。

【図２６Ｃ】本発明の台座の上面図である。

【図２６Ｄ】本発明の台座の側面図である。

【図２６Ｅ】圧力で作動する音発生装置の下面図であ
る。

【図２６Ｆ】圧力で作動する音発生装置の前面図であ
る。

【図２６Ｇ】圧力で作動する音発生装置の側面図であ
る。

【図２６Ｈ】圧力で作動する音発生装置の斜視側面図で
ある。

【図２６Ｉ】圧力で作動する音発生装置３の上面図であ
る。

【図２７】本発明のさらに別のさらなる実施形態を示
す。

【符号の説明】

１０ 台座 ２０ ディスペンサ ３０ アクチュエータ ４０ 可撓性部材 ５０ 音発生装置 ６０ オス・アダプタ ７０ 窪み ８０ スピーカー ９０ 孔

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成１２年７月５日（２０００．７．５）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】特許請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【特許請求の範囲】

【手続補正２】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】全図

【補正方法】変更

【補正内容】

【図１】

【図１Ａ】

【図２】

【図３】

【図４】

【図５】

【図６】

【図７Ｃ】

【図９】

【図２６Ｄ】

【図２６Ｆ】

【図７Ａ】

【図７Ｂ】

【図８】

【図８Ａ】

【図１０】

【図１１】

【図１５】

【図１８】

【図２６Ａ】

【図２６Ｅ】

【図２６Ｇ】

【図２６Ｈ】

【図１２】

【図１３】

【図１４】

【図１６】

【図１７】

【図１９】

【図２０】

【図２１】

【図２３Ａ】

【図２４】

【図１９Ａ】

【図２２】

【図２３】

【図２３Ｂ】

【図２６Ｂ】

【図２６Ｃ】

【図２６Ｉ】

【図２５】

【図２７】

Claims (25)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 音を発し且つ分配する装置であって、 圧力作動ディスペンサと、 圧力作動音発生装置とを備え、 圧力作動ディスペンサと圧力作動音発生装置とが接続さ
   れ、ディスペンサを作動させる圧力が音発生装置を作動
   させる、音を発生し且つ分配する装置。
2. 【請求項２】 ポンプ・スプレー・ディスペンサと、 ディスペンサの下に配置された台座と、 ディスペンサの下の台座内に配置された圧力作動音発生
   装置と、 台座内に配置され、ディスペンサを支持する可撓性部材
   とを備え、 ディスペンサが作動していない場合は、音発生装置が作
   動せず、ポンプ・ディスペンサが作動し、可撓性部材が
   圧縮されると、圧力作動音発生装置が作動して音が発生
   する、請求項１に記載の音を発生し且つ分配する装置。
3. 【請求項３】 可撓性部材が記憶発泡クッションであり
   且つ圧力作動音発生装置を囲む関係にある、請求項２に
   記載の音を発生し且つ分配する装置。
4. 【請求項４】 ディスペンサが装飾用であり且つ動物の
   形状である、請求項１に記載の音を発生し且つ分配する
   装置。
5. 【請求項５】 装飾用ディスペンサが、犬、猫、雄鶏、
   アヒル、イルカ、牛、虎、ウサギ、竜、蛇、馬、羊、
   猿、豚、およびアザラシで構成された群から選択される
   形状である、請求項４に記載の音を発生し且つ分配する
   装置。
6. 【請求項６】 装飾用ディスペンサが無生物の形状であ
   る、請求項４に記載の音を発生し且つ分配する装置。
7. 【請求項７】 装飾用ディスペンサが樹木、山および花
   の形状である、請求項６に記載の音を発生し且つ分配す
   る装置。
8. 【請求項８】 装飾用ディスペンサが電気器具の形状で
   ある、請求項６に記載の音を発生し且つ分配する装置。
9. 【請求項９】 装飾用ディスペンサが機関車の形状であ
   る、請求項６に記載の音を発生し且つ分配する装置。
10. 【請求項１０】 装飾用ディスペンサが自動車の形状で
    ある、請求項７に記載の音を発生し且つ分配する装置。
11. 【請求項１１】 装飾用ポンプ・ディスペンサが昆虫の
    形状である、請求項４に記載の音を発生し且つ分配する
    装置。
12. 【請求項１２】 圧力作動ディスペンサが、第１端およ
    び第２端を有するポンプ・ディスペンサである、請求項
    １に記載の音を発生し且つ分配する装置。
13. 【請求項１３】 ポンプ・ディスペンサの第１端がアク
    チュエータを有する、請求項１２に記載の音を発生し且
    つ分配する装置。
14. 【請求項１４】 ポンプ・ディスペンサの第２端が少な
    くとも１つのオス・アダプタを有する、請求項１３に記
    載の音を発生し且つ分配する装置。
15. 【請求項１５】 台座が中空であり、第１端および第２
    端を有する、請求項１に記載の音を発生し且つ分配する
    装置。
16. 【請求項１６】 圧力作動音発生装置を備える、圧力作
    動ディスペンサ用の台座。
17. 【請求項１７】 開口を画定する手段と、開口内に配置
    された可撓性部材と、開口内の音発生装置とを備える、
    圧力作動ディスペンサ用の台座。
18. 【請求項１８】 台座の第１端が少なくとも１つのメス
    ・レセプタを有する、請求項１４に記載の音を発生し且
    つ分配する装置。
19. 【請求項１９】 台座の第２端が少なくとも１つの孔を
    有する、請求項１４に記載の音を発生し且つ分配する装
    置。
20. 【請求項２０】 さらに、台座の内面とポンプ・ディス
    ペンサの外面との間に配置されて、ポンプ・ディスペン
    サの少なくとも１つのオス部材を受ける台座に少なくと
    も１つの窪みを備える締付装置を有する、請求項２に記
    載の音を発生し且つ分配する装置。
21. 【請求項２１】 圧力作動音発生装置が、埃および液体
    が圧力作動音発生装置に接触するのを防止する保護ケー
    ス内に封入され、圧力作動音発生装置が台座の内底面に
    固定される、請求項２に記載の音を発生し且つ分配する
    装置。
22. 【請求項２２】 アクチベータに圧力を加えることと、
    それによって請求項１または２のいずれか１項に記載の
    音を発生し且つ分配する装置のディスペンサおよび音発
    生装置を作動させることとを含む、液体を分配して音を
    発生させる方法。
23. 【請求項２３】 ポンプ・ディスペンサを台座上に配置
    し、可撓性部材を台座内の音発生装置を囲む関係で配置
    する段階と、 アクチュエータに圧力を加えて、台座内の音発生装置を
    作動させる段階とを含み、 ポンプ・ディスペンサのアクチュエータに圧力が加わる
    と、ポンプ・ディスペンサの重量が可撓性部材を押し、
    音発生装置をポンプ・ディスペンサの底面と直接接触さ
    せ、したがって音発生装置を作動させる、液体を分配
    し、音を発生させる方法。
24. 【請求項２４】 さらに、ポンプ・ディスペンサを台座
    に固定する段階を含む、請求項２３に記載の液体を分配
    し、音を発生させる方法。
25. 【請求項２５】 ポンプ・スプレー・ディスペンサのノ
    ズルを備えるアクチュエータを有する、請求項２に記載
    の音を発生し且つ分配する装置。