JP2001243327A - バイオ製品の品質保証方法及びバイオ情報の配信方法 - Google Patents

バイオ製品の品質保証方法及びバイオ情報の配信方法

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JP2001243327A JP2000063287A JP2000063287A JP2001243327A JP 2001243327 A JP2001243327 A JP 2001243327A JP 2000063287 A JP2000063287 A JP 2000063287A JP 2000063287 A JP2000063287 A JP 2000063287A JP 2001243327 A JP2001243327 A JP 2001243327A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ゲノム研究の進展により情報の更新が頻繁に
行われることが予想されるが、これまで、このような情
報の更新に対応したバイオ製品情報を配信又は伝達する
方法はなかった。情報が更新されたにもかかわらず、使
用者は更新前の情報に基づいてバイオ製品を使用するこ
とがあった。 【解決手段】 バイオ製品の製品コード、バイオ製品の
関する情報、製品使用者に関するバイオ情報などを、情
報センターが記録保持するか、又は、必要に応じてデー
タベースから取得して、バイオ製品の品質保証を含めた
バイオ製品に関する情報を提供する方法及びシステムを
提供する。これにより、バイオ製品使用者が更新情報を
効率良くかつ簡易に取得できるように情報センターが情
報を加工して端末へ配信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バイオ製品の製品
情報や、バイオ製品の品質保証に関する情報を、バイオ
製品の使用者に提供する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、医薬品や試薬などを含むバイオ製
品が使用者に提供される際に、紙や記録媒体の形で添付
されていた製品情報や品質保証情報は、その製品が作ら
れた時点の情報であった。すなわち、例えば、ある時点
で、特定の疾患の患者に効果を奏するであろうと期待で
きる薬を設計し、生産し、提供する場合、その薬によっ
てもたらされる効用や副作用などに関する情報は、薬が
設計・生産された時点の情報が、その他の場合には使用
者に薬が提供された時点での最新の情報であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】例えばゲノム情報に代
表されるような生物情報や、タンパク質のような生物由
来物質に関する情報(生物由来情報)が急激な勢いで増
加している環境下では、それらの生物関連情報(生物情
報及び生物由来情報を含む)の追加や変更が行われ、既
存の情報の更新が行われている。生物関連情報に基づい
て設計、生産されるバイオ製品を使用者に提供するとき
には、完成したバイオ製品のみでなく、設計時に参照し
た生物関連情報もともに提供される。しかし、現状では
基となった生物関連情報として参照した時点の情報を提
供するものであり、バイオ製品とその情報を入手した購
入者は、その後に解明された新しい情報を知り得なかっ
た。
【0004】例えば、薬の場合、開発時点で最新の情報
を可能な限り利用して設計された薬であっても、その後
の研究が進むに従って、その薬が他の疾病に効果がある
ことや、特定の体質の患者には効果が期待できないとい
うことが分かってくる場合があるからである。
【0005】従って、本発明の目的はバイオ関連製品と
一緒に使用者に提供される情報としては、バイオ製品提
供後にも、経時的に追加、変更される生物関連情報をサ
ポートされ、効果、効能、安全性等のバイオ製品に関す
る最新の情報を使用者に提供することである。また、情
報の更新にあわせて最新の情報を提供することと同時
に、過去の研究水準や過去の情報に照らし合わせたとき
に、どの程度安全性が確認されたバイオ製品であったの
かをも知らしめる手段を提供せねばならない。バイオ製
品の設計時、生産時、提供時、使用時など時々刻々と情
報が更新される環境下で、どの段階の時期であってもそ
のバイオ製品の品質保証の程度を知る手段又はバイオ製
品をユーザとして評価する指標となる情報を提供する必
要がある。本発明の目的は、上述のようなバイオ製品の
情報や品質保証の情報を提供する手段を実現することで
ある。
【0006】また、バイオ製品の提供者側だけでなく、
使用者側でもバイオ製品の各種情報を入手する必要があ
る。ゲノム解析プロジェクトのような大型の研究計画が
進行している今日では、ヒトを初めとして様々な生物種
のDNAの塩基配列情報が時々刻々大量に増加してお
り、DNAの塩基配列情報が解読されてデータベースに
蓄積されている。これにより、ゲノムサイエンスや分子
生物学に代表されるような塩基配列情報に基づく研究も
進展し、遺伝子に関する情報、タンパク質に関する情
報、一塩基多型に関する情報をはじめとする様々な生物
関連情報が増加していく。この生物関連情報の増加の度
合いは、年々増すばかりである。バイオ製品に関する情
報だけでなく、使用者や使用対象動物や使用対象物につ
いての情報も更新されるため、例えば、ある人が、ある
特定の条件下で、ある薬を服用した場合に、その薬の服
用によって副作用をもたらすことが数日前にはわからな
かったとしても、今ならデータベースを検索すれば、副
作用をもたらす可能性が高くなることが分かるといった
ことが発生し得る。特に、個人個人の一塩基多型SNP
にあわせた、いいかれば個人個人の体質にあわせたオー
ダーメード医療をおこなったときには処方される医薬品
は個人毎に異なり、その安全性や効果、効能、服用条
件、安全性などの情報は個別管理が必要になる。本発明
の他の目的は、使用者がバイオ製品の使用の際に、使用
者又は使用対象に関する情報に基づいて、情報を取得す
る手段と方法を提供を実現することである。
【0007】より具体的には、例えばバイオ製品として
プライマーを販売する場合には、従来と同様プライマ−
と、プライマ−の配列のみがユーザに提供される場合に
は、ユーザは、プライマ−及びプライマ−によって増幅
されるエクソン(部分配列)に関する情報を、ユーザ自
身で、市販の遺伝子解析ツールや、NCBIサイトのツ
ール等Web上で公開されているツールを利用したり、
Genbank、PubMed等さまざまな公共データ
ベースと比較検討する必要があった。さらに、単独のツ
ールやデータベースを利用するだけでなく、「相同性の
ある遺伝子を探して、その文献情報を探す」というよう
に単独のツールやデータペースで情報が得られない場合
などは、ユーザが適切なツールやデータベースの組み合
わせを見出し、ツール、データペース間の接続を実現す
るよう調整する必要があった。従って、本発明の目的
は、本来異なる形式で異なる場所に記録されているプラ
イマーに関するデータを、容易にアクセス可能でかつ容
易にデータ要求者に配信可能な情報配信システムを提供
することにある。もちろん、配信する情報はプライマー
に関するのみならず、SNIPsに関する情報を含めてもよ
い。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明では、バイオ製品の情報参照先を記録した記
録媒体を端末に装着し、端末は情報参照先を読み出し、
ネットワークを介して情報参照先であるデータベースか
らバイオ製品に関する情報や使用者に関する情報を取得
する。
【0009】バイオ製品とそのバイオ製品の情報参照先
を記録した記録媒体とを有するバイオ製品パッケージ
と、記録媒体から情報参照先を読み出す端末と、ネット
ワークに接続され端末からアクセスを受け付ける情報セ
ンターと、ネットワークに接続されたデータベースを有
するバイオ製品に関する情報提供システム。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の第一の実施例として、消
費者へのバイオ製品提供後の、バイオ製品に関する情報
や、品質に関する情報(品質保証を含む)を提供する方
法を示す。なお、ここでいうバイオ製品とは、薬や試
薬、各種薬品をはじめとし、生体由来物質、人工皮膚、
人工臓器、食品、遺伝子組換え食品、農薬、細菌、微生
物、ベクター、プライマーを含む様々な製品を意味して
いる。これらバイオ製品には、DNAのヌクレオチド配
列情報や、タンパク質のアミノ酸配列情報などに代表さ
れるような、生物情報や生物由来情報に基づいて設計さ
れるものがある。生物情報や生物由来情報を含めた生物
関連情報としては、上述の情報以外にも、心拍又は脈拍
のような心臓の拍動に関する情報、血圧値の情報、肝臓
や腎臓を含めた臓器に関する情報、脳波や脳刺激に対す
る応答に関する情報、尿成分に関する情報、血液成分の
量や質や薬品との化学反応や沈殿反応に関する情報、瞳
孔の開閉に関する情報、皮膚の色や皮膚上の発汗に関す
る情報、光刺激や音響刺激や化学的刺激や心理的刺激に
対する生体の反応に関する情報、喉や鼻の粘膜の色やた
だれに関する情報、細胞増殖や細胞死や細胞変質など細
胞組織に関する情報、遺伝子組換え食品においてどの遺
伝子をどのように組換えたかという情報、遺伝子組換え
食品の安全性に関する情報など、診断に関する情報や食
品に関する情報や、その他にも生物又は生物由来のアノ
テーションを含めた概念を意味する。アノテーションと
は、生物又は生体の一部、生物由来の物質を含むバイオ
物質の性質や量や状態や由来、又は、複数種のバイオ物
質間の反応や相互作用を知るために有益な情報を意味す
る。
【0011】または、元来自然界に存在していた生物や
物質から生成されたバイオ製品や、人工物質ではあるが
上記のような生物由来情報を利用せずに生成されたバイ
オ製品の場合であっても、その製品の利用効果又は使用
効果の有無や程度を、生物由来情報を参照することによ
って説明できる場合がある。例えば、漢方薬のような生
薬は自然界に存在する物質であって、ヒトのDNAに関
する情報に基づいて人工的に設計・生成されたものでは
ない。しかし、漢方薬を服用したときにその漢方薬が効
く効かないなどの薬効の個人差があることを、服用者の
DNAに関する情報の違いから説明できる場合がある。
このような意味で、バイオ製品は生物由来情報に基づい
て生成されるか、又は、使用対象の生物情報や生物由来
情報を参照することによってバイオ製品の使用効果を説
明することができる。従って、バイオ製品の使用に際し
ては、そのバイオ製品に関係する生物情報や生物由来情
報が必須であるか、有用である。
【0012】バイオ製品の提供に際しても、生物由来情
報の提供、又は、生物由来情報から派生する情報や、生
物由来情報に関係する情報の提供を行うことは今後益々
重要度が増していくと考えられている。なぜなら、DN
A塩基配列情報の解読研究や、遺伝子に関する研究が進
むにつれて、バイオ製品もこれらの研究成果として得ら
れる生物情報や生物由来情報に関係して生成されるよう
になるからである。
【0013】図5にはバイオ製品の例として、PCR増
幅法に使用される試薬であるプライマー製品の提供形態
を示す。プライマーセット500は、複数の種類のプライ
マーを一枚のプレート501上に設けたn個の容器502(1)〜
502(n)に入れたバイオ製品である。プライマーセットは
遺伝子に関する大規模な自動化解析を行う際のPCR増
幅に使用されるバイオ製品であって、機械化処理に適し
たプライマーの提供形態である。プライマーはDNAを
増幅するために用いられる試薬であるので、どのDNA
の増幅用のプライマーであるのかを使用者に示さなくて
はならない。すなわち、増幅対象DNAに関する情報を
提示することが必要である。このため、プライマーセッ
トと共に提供される記録媒体が必要であって、情報を記
載した紙面503、情報を記録した記録媒体504、情報の照
合用に用いられるIDコードを記録又は記載したカード
505などが、プライマーセットとともに提供される。す
なわち、図5の例では、(1)プライマーセット+記録
媒体、(2)プライマーセット+IDコードなどのバイ
オ製品パッケージの形態で製品が使用者に提供されるこ
とになる。プライマーセットと情報を記載した紙面503
の組合せパッケージの場合は、紙面503にURLなどの
情報参照先を記載する方法が考えられるが、紙面記載情
報以外の他の情報を参照すること無しに紙面503上の情
報だけで情報提供を行うことは極めて困難である。
【0014】記録媒体504やIDコード505を用いて情報
を使用者が取得するには、使用者は記録媒体504やID
コード505を図1の端末101aや端末101b又はカード読み
書き装置102aやカード読み書き装置102bに入れる。又
は、IDコード505に記載されたID情報を端末101aや
端末101bに入力してもよい。端末101aは記録媒体504に
記録された情報の参照先を読み出し、情報センター104
を介して接続されたネットワーク106又はネットワーク1
06に接続されたデータベース群105へアクセスして問い
合わせを行う。例えば、疾患に関係する遺伝子を増幅す
るためのプライマーに関する情報を取得しようとする場
合、疾患に関係する遺伝子の遺伝子座、発現、変異情報
などの情報を記録した生物医学データベース107、疾患
の臨床医学的な情報を記録した臨床データベース111、
疾患を治療するための薬品の情報を記録した薬品データ
ベース115などを参照し、それらの情報を使用者の使用
に供するために端末101aに表示、出力させる。これらの
情報は、情報センターの保持する情報であってもよい
し、ネットワーク106に接続されたデータベース群105の
保持する情報であってもよい。端末101bの場合には、情
報センター104を経由せずに、ネットワーク106を介して
データベース群105へアクセスする構成としている。こ
の場合には、記録媒体504やIDコード505にデータベー
ス群への問い合わせに必要な情報が記録されている。ま
た、情報センター104を経由するか否にかかわらず、端
末101aや端末101bにおいてデータベース群からの各種情
報を統合して使用者に有益な情報を提供するための情報
加工ソフトを記録媒体504は含んでいてもよい。さら
に、データベース群105から端末101aや端末101bに送信
された情報は、カード読み書き装置102aやカード読み書
き装置102bによって、磁気記録手段、半導体記録手段、
光記録手段、相変化記録手段などの何らかの記録手段を
含むカード103に記録するようにしてもよい。無論、デ
ータベース群105から得た情報は、カード103に記録する
ことに限定するものではなく、端末101aや端末101bに設
けられた記録手段に記録格納してもよい。
【0015】図1のデータベース群105には、例とし
て、生物医学データベース107、ゲノム配列データベー
ス108、タンパク質データベース109、シグナル伝達系デ
ータベース110、臨床データベース111、電子カルテデー
タベース112、他の種のゲノムデータベース113、食品デ
ータベース114、薬品データベース115、家族の家系デー
タベース116、戸籍データベース117が含まれているが、
本発明の実施にあたりデータベースはこれらに限られる
訳ではない。バイオ製品の特性や、製品使用者の使用目
的に応じて、参照するデータベースが決定される。
【0016】さて、バイオ製品である薬を手元に置く使
用者が、その製品の安全性を知りたい場合には、次のよ
うなデータベースの利用が考えられる。まず、その薬の
成分を知るために薬品データベース115を参照し、患者
に対するその薬の効果や治療成績、副作用の発生状況、
他の薬と組み合せた服用の可否を知るために臨床データ
ベース111を参照し、薬の服用者の病歴を参照して服用
が適当か否かを知るために電子カルテデータベース112
を参照し、その薬が家族性の遺伝病に対し効果があるか
を知るために個人の家系データベース116を参照し、必
要があれば他のデータベースをも参照する。このように
して得た情報は一旦端末101a又は端末101bへ格納され
て、使用者の使用に供することとなる。
【0017】これらデータベース群105の各々のデータ
ベースは、通常、各々のデータベース提供機関によっ
て、情報の更新や保守などの管理を受けており、問い合
わせアクセスを受けた時点で最新の情報が提供されるよ
うになっている。従って、これらデータベースから情報
を取得した使用者は、バイオ製品に関する情報やバイオ
製品の品質保証情報を、その時点で最も新しい情報とし
て受け取ることができるのである。
【0018】以上のように、第一の実施例では、バイオ
製品とともに紙面503や情報媒体504又はIDコード505
に記録した参照データベースの宛先情報を提供するこ
と、また、その参照データベースであるデータベース群
105をネットワーク106を経由して、必要があれば情報セ
ンターを介して、端末101a又は端末101bに接続させたシ
ステムによって、最新のバイオ製品情報を使用者に提供
する方法を示した。
【0019】バイオ製品の使用者からの依頼を受けて情
報の更新を行う方法以外にも、情報管理者から使用者に
向けて自動的に更新情報を発信することによって更新情
報を伝達する方法もある。情報センターにおいて、バイ
オ製品の情報管理を行うために、バイオ製品のコードを
記憶しておく。また、必要があれば、バイオ製品の購入
者又は使用者の情報も記憶しておくと更新情報の伝達を
するうえで有益である。
【0020】使用者の情報として一塩基多型SNPsを
記憶しておけば、使用者の体質を知ることができるの
で、より効率的にバイオ製品に関する情報を知らせるこ
とができる。情報センターは、バイオ製品に関係する情
報を記憶しておき、この情報が更新されていないかを、
時間間隔をおいてデータベースを参照するようにすれ
ば、情報センターは最新の情報を取得して情報管理をす
ることができる。そして、更新された情報をバイオ製品
の使用者に配信するようにすれば、使用者は最新の情報
を参照してバイオ製品を使用することができる。単に更
新された情報をそのまま配信するだけでなく、他の情報
と組み合せることで、より有益な情報配信が可能とな
る。例えば、使用者の一塩基多型情報と、薬の有効成分
の情報とを組み合せれば、その薬がその使用者の一塩基
多型情報に照らし合わせて有効な薬効を奏するか否かを
推測することが可能となる。また、情報センターがこの
ような情報処理を行うことで、記憶手段の容量を小さく
したり情報処理手段の処理性能を軽減させたりして、端
末装置をより簡便な構成にすることができる。情報セン
ターから端末装置への更新情報の送信を無線にすれば、
表示手段を備えた無線受信機能を有するチップやフィル
ムのような薄型又は小型化を図ることも可能となる。
【0021】加えて、このような、情報センターによる
バイオ製品に関する情報の管理を行うことで、情報管理
者側から使用者側へのバイオ製品の更新情報自動配信サ
ービスを行うこともできる。
【0022】第二の実施例として、図2を以下に説明す
る。バイオ製品の製品情報や品質保証情報は、情報の更
新によって常に新しい情報を使用者に提供しなければな
らないことは第一の実施例に述べた通りである。しか
し、一方で、バイオ製品の設計時や製造時又は使用者の
製品入手時など、過去においてそのバイオ製品がどのよ
うな品質保証をされていたかを知りたい場合も考えられ
る。そのため、ヒストリーアーカイブ206を用意する。
ヒストリーアーカイブ206には、図1のデータベース群1
05に含まれるデータベースの種類と同様の情報を保持し
たデータベースが複数含まれる構成になっている。つま
り、例えば遺伝子データベースヒストリー207には、遺
伝子に関する情報が保持された最新のデータベースから
過去のデータベースまでが含まれている。遺伝子データ
ベースヒストリー207は、複数のデータベースを含むデ
ータベースであってもよいし、更新内容を保持した一つ
のデータベースであってもよい。遺伝子データベースヒ
ストリー207だけでなく、臨床データベースヒストリー2
08、薬品データベースヒストリー209、SNPsデータベ
ースヒストリー210、薬効データベースヒストリー211も
同様である。ヒストリーアーカイブ206には上記のデー
タベースだけではなく、例えば図1のデータベース群10
5に含まれるデータベースのような他の種類の情報を保
持したデータベースが含まれていてもよい。また、ヒス
トリーアーカイブ206は、図2のような構成だけでな
く、図1のデータベース群105に含まれてもいいし、情
報センター104が保持する構成であってもよい。ヒスト
リーアーカイブ206の保持する情報は、情報更新毎に古
いデータベースを丸ごとヒストリーアーカイブ206に含
めるようにしてもよいし、情報更新毎に更新情報だけを
ヒストリーアーカイブ206に含めるようにしてもよい。
データベースの保持する情報量に比べて更新される情報
量が同程度をはるかに上回る場合には、古いデータベー
スを丸ごとヒストリーアーカイブ206に含める方が簡単
である。
【0023】以上のように、ヒストリーアーカイブ206
を設けることにより、データベース群105からの最新の
情報だけでなく、過去の時点でのバイオ製品に関する情
報を取得することが可能となる。ヒストリーアーカイブ
206を参照すれば、バイオ製品に関する情報を任意の時
点での情報として取得することが可能となる。
【0024】なお、図1において、情報センター104と
端末101aとを結ぶ伝送線118は、有線であってもよい
し、無線であってもよい。伝送路118が無線である場合
には、情報センター104と端末101aには無線送受信のた
めの無線インターフェイスが設けられる。端末101a又は
端末101bは、パーソナルコンピュータのような多目的な
情報機器であってもよいし、バイオ製品情報取得用の専
用端末であってもよい。また、PCR機器やX線解析装
置のようなバイオ製品の使用機器又は取り扱いに用いる
機器に組み込まれた端末であってもよい。
【0025】第一の実施例又は第二の実施例のおいて、
情報の参照先はデータを保持するだけのデータベースだ
けでなく、保持するデータとのホモロジーサーチを行う
等の情報処理を行うサービスサイトであってもよい。通
常、ホモロジーサーチは、DNAの塩基配列情報やタン
パク質のアミノ酸配列情報などのデータとの類似度又は
相同性を調べる検索を意味する。従って、データベース
の保持する情報との照合を、データと一致するか否かと
いう同一性の検索だけでなく、類似度や相同性を調べる
検索をも含めれば、ホモロジーサーチのようなより高度
な検索をも含めた形で本発明を実施することができる。
今後、バイオインフォマティクス・サービスを提供する
サイトが増えれば、本発明によって情報の処理や加工を
も含めた新しい情報の取得方法を提供することが可能と
なる。バイオインフォマティクス・サービスはデータベ
ースに組み合せた構成としてもよいし、専ら情報処理を
行うサービス・サイトであってもよいし、情報センター
104で行うようにしてもよい。
【0026】第三の実施例として、端末101aが無線送受
信によって情報を取得する小型の端末である場合を図8
を用いて説明する。この無線小型端末800には、少なく
とも、情報取得要求受付手段801、情報取得要求又は取
得情報を無線送受する無線インターフェイス804、情報
取得要求又は取得情報を表示する表示手段805、及びこ
れらを制御する制御手段803、記憶手段802とを有する。
【0027】情報取得要求は、使用者の個人情報を利用
して行ってもよい。個人のSNPs情報に基づいてバイ
オ製品の情報を取得するようにすれば、個々人の体質に
応じた効率的な個別情報の提供が可能となる。個人情報
は、端末101aに記憶手段を備えて保持してもよいし、カ
ード読み書き装置102aにより読み書きされるカード103
に記憶手段を備えて保持してもよい。
【0028】無線小型端末800は薄型のカード形状に形
成できれば、バイオ製品の容器に直接取り付けることが
でき便利である。使用者はPCや他の装置を利用するこ
となく、無線小型端末800の表示手段805を見て、製品情
報や品質保証情報を取得することもできる。
【0029】図8には示さなかったが、小型無線端末に
は電源供給手段も含まれる。電源供給手段は、電池であ
ってもよいし、電波を受けて発電するような他の発電機
構を設けていてもよい。
【0030】表示手段805には、例えば、薬の効能や服
用に関する情報、使用上注意を要する使用者のSNPs
情報など、様々な生物情報又は生物由来情報を表示する
ことができる。表示手段805の表示する情報は、データ
ベース群105に含まれるデータベースに保持された情
報、ヒストリーアーカイブ206に保持された情報、情報
センター104で加工されたこれらの情報、小型無線端末8
00内の制御手段803によって加工されたこれらの情報、
カード103に保持された情報などの、何れであってもよ
い。
【0031】図3はバイオ製品が薬の場合のときに、I
D番号を利用して情報を取得する手順の一例を示してい
る。薬に割当てられたID番号を端末に入力し、入力さ
れたID番号から製造年月を割り出す(302)。製造年月
の割り出し(302)は、ID番号から情報センター104で検
索を行い製造年月を求めるようにしてもよい。次に、I
D番号から薬に含まれる物質の化学式又は分子構造を割
り出す(303)。手順303はヒストリーアーカイブ206を参
照してもよい。手順304でリガンド又はタンパク質に関
する情報を取得する。手順305でエクソン構造に関する
情報を取得する。
【0032】手順306で遺伝子産物に関する情報を取得
する。手順307でDNA配列に関する情報を取得する。
手順308で関連するDNAのアクセッション番号を取得
する。手順304から手順308は随時ヒストリーアーカイブ
206を参照してもよい。また、手順308は最新のデータベ
ース、例えばデータベース群105に含まれるデータベー
スを参照してもよい。手順313の製造年月199Y年と使用
年月200X年との情報のクロスチェックを行い、更新され
た情報によって薬の安全性に関する情報に変更を行う必
要があるかを調べ、調べた結果を出力する。手順309で
は、手順303から手順308及び手順313で取得した情報か
ら導き出される薬の安全性に関する最新情報を取得す
る。手順310では安全性に関する情報を出力する。
【0033】このようにすることで、199Y年に製造され
た薬を、200X年に使用する場合に、200X年の最新の情報
に基づいて薬を使用することが可能となる。
【0034】図7はバイオ製品がプライマーの場合のと
きに、IDコードを利用して情報を取得する手順の一例
を示している。
【0035】プライマーに割当てられたIDコードを端
末に入力し、入力されたIDコードから製造年199Y年を
割り出す(702)。次に、IDコードからプライマーのオ
リゴヌクレオチド配列情報を割り出す(703)。手順704で
エクソン情報を取得する(704)。手順702〜704は、ID
コードから情報センター又はヒストリーアーカイブ311
を参照して取得してもよい。手順705では、プライマー
のオリゴヌクレオチド配列のアノテーション情報を取得
する(705)。手順707では、取得した情報の199Y年と200X
年とにおける情報の更新を調べ、調べた結果を出力す
る。手順704〜手順705は、IDコードから情報センター
又はデータベース群105にふくまれるデータベースを参
照して取得してもよい。手順706では、プライマーの製
造された199Y年から、200X年現在までの間に情報の更新
又は推移を明示する。
【0036】図4は、生物情報又は生物由来情報をどの
ようなデータ形式で使用者に提供するかを示す一例であ
る。図4では、ID番号401、生物種の情報402、臓器40
3、遺伝子404、配列情報405、その他アノテーション又
はタンパク質に関する情報406を示した。本発明は、こ
れらの401から406の項目に限られる訳ではなく、必要に
応じて項目を加えたり削除してもよい。提供する情報又
は取得する情報は、使用者の必要とする情報を充たすこ
とが重要である。また、項目は同じでも経時的に内容又
は情報が変化する場合も考えられるので、時間情報を項
目に加え、経時的に情報が変化する様を示してもよい。
必要があれば、分子構造を図で示すなど文字又は記号の
データ以外にも、グラフィックデータを加えてもよい。
【0037】図6は、データベースの接続の仕方につい
ての一例を示している。センター603は図1の情報セン
ター104と同様の構成と考えて差し支えない。図6では
端末601はネットワーク602に接続されているが、センタ
ー603を介してネットワーク602に接続されるようにして
もよい。データベース604〜606はデータベース群105に
含まれるデータベース又はヒストリーアーカイブ206の
ようなデータベースであってもよい。In houseデータベ
ース607はセンター603に接続されたデータベースであ
り、ネットワーク602からのアクセス又は検索要求はセ
ンター603によって制限が課せられている。データベー
ス608や各ユーザのデータベース609は、センター603に
よってアクセス制限を課せられたデータベースである。
【0038】バイオ製品の販売者又は製造者、バイオ製
品の情報提供業者などが、センター603を管理運営し、
使用者の個人情報を入手又は預かってデータベース607
〜609で管理するようにしてもよい。このようにすれ
ば、センター603がネットワーク602を介して行われる不
正アクセスを遮断することにより、データベース607〜6
09に大切な個人情報を預けることができる。
【0039】第三の実施例として、バイオ製品としてプ
ライマーセットを販売したときの情報配信形態をさらに
詳細に説明する。PCR法を用いた従来の遺伝子解析方
法は次のとおりである。
【0040】従来の遺伝子解析手法の一例を図9に示
す。
【0041】従来においては、興味のある個々の遺伝子
やタンパク質を対象とし、その遺伝子の塩基配列やタン
パク質のアミノ酸配列をサブトラクションやDD法によ
りクローンニングして同定(ステップ900)した後
に、それがどのような機能を持つかを調べるといった手
法が一般的に用いられていた。つまり、同定された塩基
配列から予め研究目的に合致すると考えられるエクソン
を選択して(ステップ902)対応するプライマーを設
計(ステップ903)する。そして、このプライマーを
用いてPCR(Polymerase Chain Reaction)により目
的のエクソンを増幅した上で(ステップ604)そのエ
クソンの解析を行なっていた(ステップ905)。PC
Rは、増幅したい領域の両端に対してプライマーを設計
し、Taq DNAポリメラーゼ等の耐熱性のDNA酵素を用
いて、温度サイクルによって遺伝子を対数関数的に増幅
させる方法である。プライマーとはDNAの合成の開始
に必要な3末端に−OHを持つオリゴヌクレオチドとい
う。
【0042】このような従来の遺伝子解析手法において
は、ステップ905の解析により選択したエクソンが目
的に合致したものでない場合には、再度ステップ902
のエクソンの選択からの過程を繰り返す必要があり(ス
テップ906)、研究目的に合致したエクソンを正確に
選択することが非常に重要である。しかし、例えば、あ
る疾病(例えばガン)に罹病している患者と正常人との
間に生じている遺伝子レベルでの相違を解析する際、研
究目的となるエクソンは、その疾病を引き起こすエクソ
ンであるが、そのエクソンがどのエクソンであるかを決
定することは極めて困難であり、そのエクソンを決定す
るためには上記のように試行錯誤的に候補エクソンを解
析していく他なかった。
【0043】一方、本発明者らは特願2000−556
63号で、何らかの機能を有すると予測された多種多数
のエクソン部分をPCR法で増幅するプライマーを複数
種類まとめてセットとして提供する構成を出願した。こ
のようなプライマーセットを提供する場合、プライマー
セットの購入者に、個々のプライマーについての情報、
例えば、個々のプライマーがどんなDNAに由来し、そのD
NA中のどの部分の遺伝子に関係し、どのような機能を有
するか、又は何かの機能を有する可能性があるか等の情
報は、紙面503,記録媒体504、又は、IDコードが
記録されたカード505等で提供される例を既に説明し
た。ここでは他の実施例として、プライマーセットを購
入した購入者に、プライマーセットに関する情報を有す
る情報センタへのアクセス権を提供し、関連情報を配信
する例を図10を用いて説明する。
【0044】プライマーセット950はプレート951
上に複数のプライマー952が2次元に配置されて構成
されている。溶液をのせやすいように、プレートに予め
ウェルと呼ばれる窪みがある場合には、ウェル952に
プライマーをのせる。プレートにはそれぞれ製品番号9
54が付され、更にプレート上に配置されたプライマー
にも番号が付されている。本実施例では、このプライマ
ー・ウェルの番号955はプレート951上のウェルに
付された列番号1から5と行番号aからeの組み合わせ
(a1、b3等)で表される。
【0045】購入者はこのようなプライマーセット95
1を購入することによりプライマーに関する情報を保持
する情報センター957へのアクセス権を獲得する。ア
クセス権とは、情報センタへアクセスしたときに情報セ
ンタの保有するデータへのアクセスID番号953であ
る。プライマーセットの販売者は販売したプライマーセ
ットのプライマーの販売先(購入者)や、販売品名(製
品番号)を情報センタ957に連絡する。情報を得る場
合にはユーザはネットワーク958に接続可能な端末9
56により、情報センタ957にアクセスする。情報セ
ンタ957は、販売店からの連絡により、アクセスID
番号と、購入者、ユーザが購入したプライマーセットに
関する情報とを関連づけたテーブル(961)を作成し
て管理する。情報センタ957は、外部との情報の入出
力のためのインターフェース959、プライマーセット
の情報を保持するメモリ960、情報センタ957内の
情報処理を制御するCPU962を有する。ユーザはユ
ーザ端末956から情報センタ957にアクセスする
と、情報センタ957はユーザに対してアクセス番号を
要求する。この要求に対しユーザはアクセスID番号9
53を入力する。情報センタ957はCPU963の制
御により入手したアクセスID番号953がメモリ中の
テーブル961に登録されているか確認する。ユーザテ
ーブル961に登録されたユーザ(登録ユーザ)にの
み、メモリ中のプライマー情報へのアクセスを許可す
る。情報センタ957は登録ユーザに対してアクセスが
許可されたことを通知し、引き続き、ユーザからの入力
を待つ。ユーザは情報センタ957へのアクセス許可を
確認し、購入したプライマーセットの製品番号954を
入力する。情報センタ957はユーザから製品番号95
4の入力を受け付けると、その製品番号で特定される製
品の製品情報テーブル962を参照する。ユーザがウェ
ル・プライマー番号955を入力すると、情報センタ9
57はそのウェル・プライマー番号955に対応する情
報を、製品情報テーブル962から得てユーザ端末へ返
信する。
【0046】メモリ960中のテーブル961には、ア
クセスID番号9611に対応して購入者名9612、
購入者が購入した製品番号9613、製品番号9613
に関して未配信の新情報の存在を示すフラグと961
4、購入製品9613に関する情報の記録場所を示すデ
ータアドレス9615が含まれている。製品情報テーブ
ル962は製品番号9613ごとに作成され、その記録
場所はデータアドレス9615が示す場所である。本実
施例では、個々の製品番号に対する製品情報には、各製
品のウェル・プライマー番号9621、ウェル・プライ
マー番号9621に配置されているプライマーが増幅す
るエクソンの位置、配列、機能、プライマーの構造、等
の情報9622、これら情報の更新記録9623、ユー
ザへの配信記録9624が記録されている。9622に
は増幅対象エクソンの機能が解析済みの場合は、その確
定した機能情報が保持されているし、増幅対象エクソン
の機能がまだ解析されていない場合は、予測される機能
や、機能の予測状況が保持される。図示しないが、情報
9622には、上述の他に、増幅対象エクソンの染色体
上の位置情報、類似配列を持つ遺伝子ファミリーの情
報、類似配列を持つ他生物種の遺伝子群の情報、類似配
列を持つEST、SAGEなど発現情報、類似配列を持
つ遺伝子から推測される遺伝子機能の情報、最新の文献
情報等がある。
【0047】CPU963は、配信記録9624よりも
更新記録9623が新しい場合に、テーブル961のフ
ラグ9614を立てておき、設定によりユーザが更新情
報の自動配信を希望することが別途フラグ(図示無し)
として示されている場合に、フラグ9614に従い、製
品情報テーブル962の情報が更新されるとユーザに自
動的に更新情報を配信する。更新情報の自動配信を行わ
なくても、登録されたアクセスID番号を有するユーザ
から、製品に関する情報の問い合わせを受けた場合に
は、フラグ9614を確認し、更新された製品番号の情
報をユーザに送信する。要求や設定に応じて、更新され
たウェル・プライマー番号に対する情報のみを送信して
もよい。設定は、情報センタのアクセス時にユーザが希
望のサービスを適宜申し込む。
【0048】ユーザから更新の有無に関わらず情報を要
求された場合には、フラグ9614を確認せずにユーザ
が購入したプライマセットに関する情報を送信する。
【0049】更新情報には例えば、前記した増幅対象エ
クソンの機能情報がある。DNAの解析は日進月歩おこ
なわれており、日々新しい発見や解析結果を得ることが
できる。従って、販売したプライマーセットに含まれる
プライマーに対して、販売時には増幅対象エクソンの機
能が未知であって、その後の実験により機能が明らかと
なった場合には、その機能情報が更新される。
【0050】以上の実施例に示すプライマー情報の配信
方法は、次の構成で示される。
【0051】プレートと該プレート上に配置されている
複数種類のプライマーとからなるプライマーセットと、
上記プライマーセットに関するプライマー情報を保持す
る情報センタとが存在する場合に、上記プライマーセッ
トの販売者は上記プライマーセット及び情報センタへの
アクセス権を購入者に販売し、上記情報センタへは上記
プライマーセットと上記アクセス権の販売先である購入
者情報を通知し、上記情報センタは保持されている上記
プライマー情報と上記購入者情報と上記アクセス権とを
関連づけて保持し、外部端末より上記アクセス権に基づ
き上記情報センタへアクセスされた場合には、上記アク
セス権に関連づけられたプライマー情報を配信すること
を特徴とするプライマー情報の配信方法。
【0052】また、他に次の構成もある。
【0053】プレートと該プレート上に配置されている
複数種類のプライマーとからなるプライマーセットと該
プライマーセットに関するプライマー情報を保持する情
報センタへのアクセス権とを購入して、ネットワークを
経由して情報端末から上記情報センタへアクセスした場
合に、該アクセス権によるアクセスを条件として上記プ
ライマー情報が上記情報端末へ配信されることを特徴と
する情報の配信方法。
【0054】上記の情報の配信方法では、プライマー情
報は、上記プライマーが増幅するエクソンの機能情報で
ある。
【0055】また、次の構成もある。
【0056】DNAのエクソンの増幅に用いられるプラ
イマーに関する情報の配信方法であって、プライマーを
保持するユーザデータと、該プライマーが増幅するエク
ソンの機能情報と、該機能情報の更新の有無を示す更新
情報とを保持するメモリに対して、上記更新情報が更新
有りを示す時に、上記ユーザデータが示す先に上記更新
有りを通知するか、または上記機能情報を配信するよう
に制御されることを特徴とする情報の配信方法。
【0057】
【発明の効果】本発明によれば、バイオ製品提供後にも
経時的に追加される生物関連情報をサポートし、最新の
情報を使用者に提供することができる。バイオ製品利用
時、ユーザは効果、効能、安全性についても、更新され
た情報を参照できるので、ユーザ自身でバイオ製品の品
質を確認し、正しく利用することができる。
【0058】バイオ製品提供時に自動的にバイオ製品に
関する製品の情報を有する情報センタへのアクセス権を
付与され、予め製品に関して整理された情報を容易に入
手することが可能となる。バイオ製品に関する情報が更
新された場合においても、自動的に情報センタから更新
情報が送信され、製品に関する最新情報を常に把握する
ことができる。最新情報が配信される構成により、遺伝
子の機能の結果をいち早く把握することにより、増幅し
て解析する予定であったエクソンを解析することなしに
その機能情報を得ることができ、無駄な重複解析をなく
し、ユーザの研究開発効率を向上することができる。ま
た、既に解析された結果を参照して、新たな研究、解析
に取りかかることが可能となり、遺伝子研究、ビジネス
等の産業全体の飛躍につなげることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】バイオ製品の情報を伝達するシステム。
【図2】ヒストリーアーカイブを含んだデータベースを
有するシステム。
【図3】薬の安全性に関する最新情報を取得する手順。
【図4】データ配列例。
【図5】プライマーセット。
【図6】センターによって管理されたデータベースを含
むシステム。
【図7】プライマーセットに関する最新情報を取得する
手順。
【図8】端末装置の一例。
【図9】従来の遺伝子解析手法の一例を示す図。
【図10】プライマーセット購入者の情報取得方法を説
明する図。
【符号の説明】
101は端末 102はカード読み書き装置 103はカード 104は情報センター 105はデータベース群 106はネットワーク 107は生物医学データベース 108はゲノム配列データベース 109はタンパク質データベース 110はシグナル伝達系データベース 111は臨床データベース 112は電子カルテデータベース 113は他の種のゲノムデータベース 114は食品データベース 115は薬品データベース 116は個人の家系データベース 117は戸籍データベース 118は伝送路 201は端末 202はネットワーク 203は文献データベース 204はファイヤウォール 205はネットワーク 206はヒストリーアーカイブ 207は遺伝子データベース 208は臨床データベース 209は薬品データベース 210はSNPsデータベース 211は薬効の統計データベース 301は薬のID番号取得 302は製造年月情報取得 303は化学式/分子構造取得 304はリガンド/タンパク質情報取得 305はエクソン構造情報取得 306は遺伝子産物情報取得 307はDNA配列情報取得 308は関連するDNAのアクセッション番号情報取得 309は薬の安全性の最新情報取得 310は安全性に関する情報出力 311は199Y年のデーターベース環境 312は200X年のデーターベース環境 313は199Y年と200X年のデータベース環境下でのクロス
チェック 401はバイオ製品のID 402は生物種情報 403は臓器情報 404は遺伝子情報 405は配列情報 406はその他アノテーション(例えばタンパク質) 501はプレート 502は容器 503は紙面情報 504は記録媒体 505はIDコード 601は端末 602はネットワーク 603はセンター 604はデータベース 605はデータベース 606はデータベース 607はセンターにアクセス制限されたデータベース 608はセンターにアクセス制限されたデータベース 609はセンターにアクセス制限されたデータベース(各
ユーザの情報を保持したデータベース) 701はプライマーのIDコード 702は製造年月取得 703はプライマー配列情報取得 704はエクソン情報取得 705はプライマー配列の最新のアノテーション情報取得 706は過去の推移を出力 707は199Y年と200X年のデータベース環境下でのクロス
チェック 800は無線携帯端末装置 801は情報取得要求受付手段 802は記憶手段 803は制御手段 804は無線インターフェイス 805は表示手段。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月19日(2000.4.1
9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0043
【補正方法】変更
【補正内容】
【0043】一方、何らかの機能を有すると予測された
多種多数のエクソン部分をPCR法で増幅するプライマ
ーを複数種類まとめてセットとして提供する場合、プ
イマーセットの購入者に、個々のプライマーについての
情報、例えば、個々のプライマーがどんなDNAに由来
し、そのDNAのどの部分の遺伝子に関係し、どのよう
な機能を有するか、又は何かの機能を有する可能性があ
るか等の情報は、紙面503,記録媒体504,又はI
Dコードが記録されたカード505等で提供される。こ
こでは他の実施例として、プライマーセットを購入した
購入者に、プライマーセットに関する情報を有する情報
センタへのアクセス権を提供し、関連情報を配信するレ
イを図10を用いて説明する。
フロントページの続き Fターム(参考) 4B024 AA20 HA20 5B049 AA01 AA02 AA06 BB41 CC01 DD01 DD05 EE05 FF03 FF08 FF09 GG02 GG03 GG04 GG06 GG07 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK43 KK54 KK63 ND03 ND20 NK02 NK13 PP02 PP12 PQ02 PQ05 PQ32 UU26

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バイオ製品のコードと、上記バイオ製品に
    関する第一の情報と、上記バイオ製品に関する第二の情
    報と、上記バイオ製品のコードと上記第一の情報との対
    応と、上記バイオ製品のコードと上記第二の情報との対
    応と、上記第一の情報と同じカテゴリに属する情報を保
    持するデータベースの参照宛先と、を記録保持し、 上記データベースの参照宛先に基づいて上記データベー
    スから第三の情報を取得し、 上記第三の情報を記録保持し、 上記第二の情報と上記第三の情報とを組合せて第四の情
    報を生成し、 上記バイオ製品のコードと上記第四の情報との対を伝送
    路へと送信することを特徴とするバイオ製品情報の配信
    方法であって、 上記第三の情報は、上記第一の情報に変更、更新、削
    除、追加の何れかがなされた情報であることを特徴とす
    るバイオ製品情報の配信方法。
  2. 【請求項2】請求項1記載のバイオ製品情報の配信方法
    であって、 上記第一の情報は上記バイオ製品に含まれるタンパク質
    に関する情報、又は、上記バイオ製品に含まれるDNA
    に関する情報であって、 上記第二の情報は上記バイオ情報を使用する使用者又は
    使用対象に関する生物学的情報であって、 上記第四の情報は、上記バイオ製品に含まれるタンパク
    質に関する情報、又は、上記バイオ製品に含まれるDN
    Aに関する情報と、上記使用者又は使用対象に関する生
    物学的情報とを組み合わせて得られる、上記バイオ製品
    を上記使用者が使用する場合の使用効果、又は、上記バ
    イオ製品を上記使用対象に使用した場合の使用効果に関
    する情報であることを特徴とするバイオ製品情報の配信
    方法。
  3. 【請求項3】バイオ製品のコードと、上記バイオ製品に
    関する第一の情報と、上記バイオ製品に関する第二の情
    報と、上記バイオ製品のコードと上記第一の情報との対
    応と、上記バイオ製品のコードと上記第二の情報との対
    応と、上記第一の情報と同一のカテゴリに属する情報を
    保持するデータベースの参照宛先と、を記録保持し、 上記第一の情報と上記第二の情報とを組み合わせて第三
    の情報を生成し、 上記第三の情報を記録保持し、 上記第三の情報と上記バイオ製品のコードとの対を伝送
    路へと送信し、 上記データベースの参照宛先に基づき上記データベース
    の保持する第四の情報を取得し、 上記第二の情報と上記第四の情報とを組み合わせて第五
    の情報を生成し、 上記第五の情報を記録保持し、 上記第五の情報と上記バイオ製品のコードとの対を上記
    伝送路へと送信するバイオ製品情報の配信方法であっ
    て、 上記第四の情報は、上記第一の情報に変更、更新、削
    除、追加の何れかがなされた情報であることを特徴とす
    るバイオ製品情報の配信方法。
  4. 【請求項4】バイオ製品のコードと、上記バイオ製品に
    関する第一の情報と、上記バイオ製品に関する第二の情
    報と、上記バイオ製品のコードと上記第一の情報との対
    応と、上記バイオ製品のコードと上記第二の情報との対
    応と、上記第一の情報と同じカテゴリに属する情報を保
    持する第一のデータベースの参照宛先と、上記第二の情
    報と同じカテゴリに属する情報を保持する第二のデータ
    ベースの参照宛先と、を記録保持し、 上記第一のデータベースの参照宛先に基づいて上記第一
    のデータベースから第三の情報を取得し、 上記第三の情報を記録保持し、 上記第二のデータベースの参照宛先に基づいて上記第二
    のデータベースから第四の情報を取得し、 上記第四の情報を記録保持し、 上記第三の情報と上記第四の情報とを組合せて第五の情
    報を生成し、 上記第五の情報を伝送路へと送信することを特徴とする
    バイオ製品情報の配信方法であって、 上記第三の情報は、上記第一の情報に変更、更新、削
    除、追加の何れかがなされた情報であって、 上記第四の情報は、上記第二の情報に変更、更新、削
    除、追加の何れかがなされた情報であることを特徴とす
    るバイオ製品情報の配信方法。
  5. 【請求項5】請求項3記載のバイオ製品情報の配信方法
    であって、 上記第四の情報は上記バイオ製品の品質保証に関する情
    報であることを特徴とするバイオ製品情報の配信方法。
  6. 【請求項6】バイオ製品のコードと上記バイオ製品の情
    報の配信要求を受け付け、 上記バイオ製品のコードと対応付けられた第一の情報と
    第二の情報とを参照し、 上記第一の情報と上記第二の
    情報とを組み合わせて第三の情報を生成し、上記第三の
    情報を伝送路へ配信するバイオ製品情報の配信方法。
  7. 【請求項7】バイオ製品のコードと上記バイオ製品の情
    報の配信要求を受け付け、 上記バイオ製品のコードと対応づけられた第一の情報
    と、上記バイオ製品のコードと対応づけられた第二の情
    報とを取得し、 上記第一の情報と上記第二の情報とを組み合わせて第三
    の情報を生成し、 上記第三の情報を伝送路へ配信するバイオ情報の配信方
    法であって、 上記第一の情報又は上記第二の情報はデータベースから
    取得した情報であることを特徴とするバイオ製品情報の
    配信方法。
  8. 【請求項8】請求項7記載のバイオ製品情報の配信方法
    であって、 上記第一の情報又は上記第二の情報は上記データベース
    の保持する最新の情報であることを特徴とするバイオ製
    品情報の配信方法。
  9. 【請求項9】請求項7記載のバイオ製品情報の配信方法
    であって、 上記データベースは、保持する情報と、その情報が過去
    になされた変更、追加、削除の何れかを含む更新の記録
    と、を保持するヒストリーアーカイブであって、 上記第一の情報又は上記第二の情報は、上記更新がなさ
    れた更新元情報であることを特徴とするバイオ製品情報
    の配信方法。
  10. 【請求項10】バイオ製品のコードと、DNAに関する
    情報と、上記バイオ製品の情報の配信要求を受け付け、 上記バイオ製品のコードと対応付けられた第一の情報を
    取得し、 上記DNAに関する情報と上記第一の情報とを組み合わ
    せて第二の情報を生成し、 上記第二の情報を出力するか又は伝送路へ配信するバイ
    オ製品情報の配信方法。
  11. 【請求項11】請求項1から10記載のバイオ製品情報
    の配信方法であって、 上記伝送路は無線伝送路であることを特徴とするバイオ
    製品情報の配信方法。
  12. 【請求項12】請求項10記載のバイオ製品情報の配信
    方法であって、 上記DNAに関する情報は、cDNAに関する情報、一
    塩基変異多型に関する情報、ヒトのDNAの塩基配列に
    関する情報、ヒトの遺伝子の変異に関する情報の何れか
    であることを特徴とするバイオ製品情報の配信方法。
  13. 【請求項13】複数のプライマーを載置したプレート上
    に表記されたプライマー毎に付与されたIDコードを保
    持する記録媒体を準備し、 上記記録媒体に保持された上記IDコードは情報端末で
    読み取られ、 上記読み取られたIDコードは上記情報端末で表示さ
    れ、 上記情報端末は上記IDコードの選択を受け付け、 上記情報端末は上記IDコードに基づいてネットワーク
    を介して接続されたデータベースから上記IDコードに
    関係付けられたプライマーの増幅対象の遺伝子情報を取
    得するプライマー情報の配信方法。
  14. 【請求項14】複数のプライマーを載置したプレート上
    に表記されたプライマー毎に付与された複数のIDコー
    ドを保持する記録媒体を準備し、 上記複数のIDコードは情報端末で読み取られ、 上記読み取られた複数のIDコードは上記情報端末で表
    示され、 上記表示された複数のIDコードのうちの少なくとも一
    つのIDコードが選択され、 上記選択されたIDコードに基づいて、上記情報端末か
    らネットワークを介して接続されたデータベースへ、上
    記選択されたIDコードに関係付けられたプライマーの
    増幅対象の遺伝子に関する情報の取得要求が送信され、 上記情報端末は上記データベースから、上記遺伝子に関
    する情報を受信し、 上記情報端末は上記受信した遺伝子に関する情報を表示
    するプライマー情報の配信方法。
  15. 【請求項15】プレートと該プレート上に配置されてい
    る複数種類のプライマーとからなるプライマーセット
    と、上記プライマーセットに関するプライマー情報を保
    持する情報センタとが存在する場合に、上記プライマー
    セットの販売者は上記プライマーセット及び情報センタ
    へのアクセス権を購入者に販売し、上記情報センタへは
    上記プライマーセットと上記アクセス権の販売先である
    購入者情報を通知し、上記情報センタは保持されている
    上記プライマー情報と上記購入者情報と上記アクセス権
    とを関連づけて保持し、外部端末より上記アクセス権に
    基づき上記情報センタへアクセスされた場合には、上記
    アクセス権に関連づけられたプライマー情報を配信する
    ことを特徴とするプライマー情報の配信方法。
  16. 【請求項16】プレートと該プレート上に配置されてい
    る複数種類のプライマーとからなるプライマーセットと
    該プライマーセットに関するプライマー情報を保持する
    情報センタへのアクセス権とを購入して、ネットワーク
    を経由して情報端末から上記情報センタへアクセスした
    場合に、該アクセス権によるアクセスを条件として上記
    プライマー情報が上記情報端末へ配信されることを特徴
    とする情報の配信方法。
  17. 【請求項17】上記プライマー情報は、上記プライマー
    が増幅するエクソンの機能情報であることを特徴とする
    請求項16の情報の配信方法。
  18. 【請求項18】DNAのエクソンの増幅に用いられるプ
    ライマーに関する情報の配信方法であって、 プライマーを保持するユーザデータと、該プライマーが
    増幅するエクソンの機能情報と、該機能情報の更新の有
    無を示す更新情報とを保持するメモリに対して、 上記更新情報が更新有りを示す時に、上記ユーザデータ
    が示す先に上記更新有りを通知するか、または上記機能
    情報を配信するように制御されることを特徴とする情報
    の配信方法。
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