JP2001242963A - 冷却方法および冷却装置ならびに情報処理装置 - Google Patents

冷却方法および冷却装置ならびに情報処理装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より少ない設置スペースにて、複数の多翼フ
ァンの集中配置による冷却能力の増強を実現する。 【解決手段】 対向する吸気主面21および排気主面2
2に複数の吸気口21a,21bおよび排気口22a,
22bが形成されたファンボックス20の中に、挿抜方
向に多翼ファン50および吸気ダクト31,41の配置
位置が異なる複数のファンユニット30,40を多翼フ
ァン50の軸方向に交互に挿抜可能に配列し、ファンユ
ニット30(40)では、ファン吸気口53aは吸気ダ
クト41(31)を介して吸気口21a(21b)に連
通させ、ファン排気口53bは排気口22a(22b)
に連通させることで、ファンユニット30,40の吸気
ダクト31,41が互いに他のファンユニット40,3
0の多翼ファン50の吸気経路として機能する構成とし
た冷却装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷却技術および情
報処理技術に関し、特に、小形で構成部品の集積度の高
いサーバ等の情報処理装置や一般の電子機器の強制空冷
等に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の冷却システムとしては、ファ
ンを使用した強制空冷技術が一般的であるが、構成部品
の実装密度の向上、および電子機器の筐体の小型化等に
伴う吸排気面積の縮小に対応すべく、静圧特性にすぐれ
た多翼ファンを使用するケースが増えてきた。
【0003】また、電子機器の発熱量が大きい場合に
は、複数の多翼ファンを並設して冷却能力を増強するこ
とが必要となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、多翼ファン
は、回転翼の回転軸方向から吸気して周方向に排気する
構成であるため、複数の多翼ファンを並設する場合に
は、個々の多翼ファンの吸気エリアを確保すべく、隣接
する多翼ファンの間隔を大きく空ける必要があり、多翼
ファンの配列方向の実装スペースが大きくなる、という
技術的課題があった。
【0005】なお、従来の電子機器の冷却技術として、
たとえば特開平5−21978号公報には、現用系と待
機系の二つのファンおよび電源機器部を配置し、現用系
のファンが故障した場合には待機系のファンを作動させ
ることで、冷却ファンの故障に起因する冷却対象の電子
機器の動作停止を回避する技術が開示されている。
【0006】しかしながら、この特開平5−21978
号公報の技術では、複数の多翼ファンを実装する場合の
実装スペースの低減等には全く配慮されていない。
【0007】本発明の目的は、より少ない設置スペース
にて、複数の多翼ファンの集中配置による冷却能力の増
強を実現することが可能な冷却技術を提供することにあ
る。
【0008】本発明の他の目的は、常時動作する複数の
多翼ファンの集中配置構成における特定多翼ファンの停
止による冷却能力の大幅な低下を抑止することが可能な
冷却技術を提供することにある。
【0009】本発明の他の目的は、複数の多翼ファンか
らなる冷却装置において、冷却装置の稼働を停止させた
り、冷却性能を大きく損なうことなく、任意の多翼ファ
ンの交換が可能な冷却技術を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、複数の多翼ファンか
らなる冷却装置において、冷却装置の設置姿勢に関係な
く、任意の多翼ファンの交換が可能な冷却技術を提供す
ることにある。
【0011】本発明の他の目的は、冷却装置を含めた筐
体全体の小型化を実現することが可能な情報処理装置を
提供することにある。
【0012】本発明の他の目的は、冷却装置の保守作業
に関係なく、継続的な稼働が可能な情報処理装置を提供
することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の冷却方法は、複
数の多翼ファンを、個々の多翼ファンの吸気口および排
気口を交互にずらして並列に配置するとともに、排気口
を、多翼ファンの吸気側と排気側とを隔てる隔壁に接続
し、複数の多翼ファンを常時動作させるものである。
【0014】本発明の冷却装置は、常時動作し、各々の
吸気口および排気口が交互にずれた姿勢で並列に配置さ
れた複数の多翼ファンと、多翼ファンの吸気側と排気側
とを隔てる隔壁と、を含むものである。
【0015】本発明の冷却装置は、対向する吸気主面お
よび排気主面の各々に複数の吸気開口部および排気開口
部がそれぞれ開設されたファンボックスと、ファンボッ
クスに対する挿抜方向の互いに異なる位置に、常時動作
する多翼ファンおよび隣接する他のファンユニットの多
翼ファンの吸気口と吸気開口部とを連通させる吸気ダク
トが配置され、多翼ファンの排気口を排気開口部に一致
させて固定する第1および第2のファンユニットと、を
含む構成としたものである。
【0016】本発明の情報処理装置は、筐体の内部に、
少なくとも、外部記憶装置と、電源装置とを実装した情
報処理装置において、筐体の内部に、常時動作し、各々
の吸気口および排気口が交互にずれた姿勢で並列に配置
された複数の多翼ファンと、多翼ファンの吸気側と排気
側とを隔てる隔壁とを含む冷却装置を備えた構成とした
ものである。
【0017】本発明の情報処理装置は、筐体の内部に、
少なくとも、外部記憶装置と、電源装置とを実装してな
る情報処理装置であって、筐体の内部に、対向する吸気
主面および排気主面の各々に複数の吸気開口部および排
気開口部がそれぞれ開設されたファンボックスと、ファ
ンボックスに対する挿抜方向の互いに異なる位置に、常
時動作する多翼ファンおよび隣接する他のファンユニッ
トの多翼ファンの吸気口と吸気開口部とを連通させる吸
気ダクトが配置され、多翼ファンの排気口を排気開口部
に一致させて固定する第1および第2のファンユニット
と、を含む冷却装置を備えた構成としたものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の一実施の形態である冷却
装置の構成の一例を示す分解斜視図であり、図2は、図
1と逆方向から見た分解斜視図、図3は、本発明の一実
施の形態である冷却装置の構成の一例を示す組み立て状
態の斜視図、図4は、図3と逆方向から見た組み立て状
態の斜視図、図5は、本発明の一実施の形態である冷却
装置と冷却ダクトとの取り付け関係の一例を示す斜視
図、図6は、本発明の一実施の形態である冷却装置の構
成の一例を示す組み立て状態の斜視図、図7は、図6と
逆方向から見た組み立て状態の斜視図、である。
【0020】図8は、本発明の一実施の形態である情報
処理装置の構成の一例を示す分解斜視図、図9は、本実
施の形態の情報処理装置の構成の一例を示す組み立て状
態の斜視図、である。
【0021】本実施の形態の冷却装置10は、ファンボ
ックス20と、このファンボックス20に挿抜自在に収
納され、各々が多翼ファン50を保持した複数種のファ
ンユニット30およびファンユニット40からなる。
【0022】ファンボックス20は、ファンユニット3
0および40の挿抜方向に交差する方向に対向する吸気
主面21および排気主面22の各々に、当該挿抜方向に
位置が異なる複数の吸気口21a、吸気口21bおよび
排気口22a、排気口22bが開設されている。また、
ファンユニット30および40の配列方向において、配
列端に位置するファンユニット30に臨む側面には、吸
気口21aに連通する吸気ダクト23が設けられてい
る。
【0023】また、ファンボックス20におけるファン
ユニット30および40の挿抜端には、図示しない電源
に接続される複数の給電コネクタ25aが、複数のファ
ンユニット30の配列方向に配列間隔に合わせて配置さ
れた端子台25が備えられている。
【0024】図10(a)および(b)は、本実施の形
態のファンユニット30を、互いに逆方向から見た斜視
図である。本実施の形態のファンユニット30は、ファ
ンボックス20に対する挿抜方向の先端側(下端側)に
多翼ファン50が配置され、手前側(上端側)に吸気ダ
クト31が配置されている。この吸気ダクト31は、隣
接する他のファンユニット40に保持された後述の多翼
ファン50のファン吸気口53aの側に開設された大開
口部31a、およびファンボックス20の吸気口21a
の側に開設された小開口部31bを備えている。
【0025】また、ファンユニット30のファンボック
ス20に対する挿抜方向の手前側(上端側)には、給電
コネクタ32、給電ケーブル引回し溝33、挿抜用作業
孔34が設けられている。
【0026】同様に、図11(a)および(b)は、本
実施の形態のファンユニット40を、互いに逆方向から
見た斜視図である。本実施の形態のファンユニット40
は、ファンボックス20に対する挿抜方向の手前側(上
端側)に多翼ファン50が配置され、先端側(下端側)
に吸気ダクト41が配置されている。この吸気ダクト4
1は、隣接する他のファンユニット30に保持された後
述の多翼ファン50のファン吸気口53aの側に開設さ
れた大開口部41a、およびファンボックス20の吸気
口21aの側に開設された小開口部41bを備えてい
る。
【0027】また、ファンユニット40のファンボック
ス20に対する挿抜方向の手前側(上端側)には、給電
コネクタ42、給電ケーブル引回し溝43、挿抜用作業
孔44が設けられている。
【0028】図12(a)および(b)は、ファンユニ
ット30および40の各々に保持される多翼ファン50
を互いに逆方向から見た斜視図である。本実施の形態の
多翼ファン50は、取り付けベース51、回転翼52、
ファンハウジング53、給電ケーブル54、給電コネク
タ55からなる。そして、回転翼52の回転により、図
12(b)の矢印で示されるように、ファンハウジング
53の軸方向の側面に開口されたファン吸気口53aか
らとり込まれた空気が、ファンハウジング53の周方向
に開設されたファン排気口53bを通じて吐出される。
【0029】ファンユニット30において、多翼ファン
50は、取り付けベース51を介して固定され、給電ケ
ーブル54は、給電ケーブル引回し溝33を通じて吸気
ダクト31内の空間を配線され、給電コネクタ55がフ
ァンユニット30の側の給電コネクタ32に接続され
る。
【0030】ファンユニット40において、多翼ファン
50は、取り付けベース51を介して固定され、給電ケ
ーブル54は、給電ケーブル引回し溝43を通じて配線
され、給電コネクタ55がファンユニット40の側の給
電コネクタ42に接続される。
【0031】すなわち、ファンユニット30および40
の各々に保持される多翼ファン50は、ファン吸気口5
3aを、吸気ダクト31(41)の大開口部31a(4
1a)の反対側に向けかつ、ファン排気口53bを吸気
ダクト31(41)の小開口部31b(41b)の反対
側に向けた姿勢にてファンボックス20に対する挿抜方
向に互いに異なる位置にてファンユニット30(40)
に取り付けられる。
【0032】このように、本実施の形態の冷却装置10
は、各々が多翼ファン50を保持した複数のファンユニ
ット30および40を、当該多翼ファン50の位置を交
互にずらして軸方向に隣接して配置し、互いに他のファ
ンユニット40または30の吸気ダクト41または吸気
ダクト31を利用して自ユニットの多翼ファン50の軸
方向の吸気を行う構成となっている。このため、配列間
隙に吸気ダクト等の余分な隙間を設ける必要がなく、そ
の冷却能力に比較して、ファンユニットの配列方向の寸
法を大幅に削減でき、より小さな装置容積にて複数の多
翼ファン50の使用による大きな冷却能力を実現するこ
とができる。
【0033】ファンボックス20の複数の排気口22a
および排気口22bの各々には、図13に例示されるよ
うに、逆流阻止弁60が設けられている。
【0034】この逆流阻止弁60は、ファンボックス2
0の排気口22aおよび排気口22bの各々の開口部に
設けられた軸受け片24に、揺動軸61を介して両端部
が揺動自在に支持された複数の弁体62で構成されてい
る。個々の弁体62は、たとえば排気口22aおよび排
気口22bの閉塞に十分な剛性を有する軽量な樹脂で構
成されている。本実施の形態の場合、軸受け片24に
は、複数の弁体62の各々の拡開角度θを鋭角に制限す
るストッパ片24aが設けられている。
【0035】これにより、本実施の形態の逆流阻止弁6
0は、取り付け対象のファンボックス20がどのような
姿勢であっても、複数の弁体62は、自重および排気主
面22の外側の空間から排気口22a(排気口22b)
に逆流しようとする空気流(以下、逆気流と記す)の動
圧、または、逆気流の動圧にて、排気口22a(排気口
22b)を閉じる方向に移動して逆流阻止動作が行われ
る。図1の右端の排気口22bに設けられた逆流阻止弁
60は閉じた状態を示している。
【0036】また、複数の弁体62にて個々の排気口2
2aおよび排気口22bの開閉動作を行わせる構造とす
ることで、単一の弁体とするよりも個々の弁体62の剛
性を維持しつつより軽量化することができる。この結
果、個々の弁体62における、逆気流の動圧による閉止
動作の応答性が向上し確実な閉止動作を実現できる。
【0037】以下、本実施の形態の冷却装置10の作用
の一例について説明する。
【0038】ファンボックス20の排気主面22の側の
排気口22aおよび排気口22bには、必要に応じて、
冷却ダクト70および冷却ダクト80が接続される。こ
れらの冷却ダクト70および冷却ダクト80は、排気口
22aおよび排気口22bから吐出される排気流を冷却
対象物に導くために設けられる。
【0039】そして、まず、ファンボックス20に対し
て複数のファンユニット30およびファンユニット40
を交互に配列されるように装着する。これにより、ファ
ンユニット30では、下端側に配置された多翼ファン5
0のファン排気口53bが、ファンボックス20の排気
口22aに一致して固定され、ファン吸気口53aは、
隣接するファンユニット40の吸気ダクト41の大開口
部41a(ただし、図1の左端のファンユニット30で
は、ファンボックス20の吸気ダクト23)に面した当
該吸気ダクト41(または吸気ダクト23)を介して、
個々の吸気口21aに連通した状態となる。同時に、フ
ァンユニット30の給電コネクタ32は、ファンボック
ス20の端子台25上の給電コネクタ25aに接続さ
れ、ファンユニット30に保持されている多翼ファン5
0は通電されて動作状態となる。
【0040】同様に、ファンユニット40では、上端側
に配置された多翼ファン50のファン排気口53bが、
ファンボックス20の排気口22bに一致して固定さ
れ、ファン吸気口53aは、隣接するファンユニット3
0の吸気ダクト31の大開口部31aに面して当該吸気
ダクト31を介して、個々の吸気口21bに連通した状
態となる。同時に、ファンユニット40の給電コネクタ
42は、ファンボックス20の端子台25上の給電コネ
クタ25aに接続され、ファンユニット40に保持され
ている多翼ファン50は通電されて動作状態となる。
【0041】これにより、ファンユニット30では、多
翼ファン50の動作により、吸気主面21の外側の空間
の空気が、隣の吸気口21aおよび吸気ダクト41(ま
たは吸気ダクト23)を通じてファン吸気口53a吸い
込まれ、与圧された後、ファン排気口53b、排気口2
2a、逆流阻止弁60を通じて、排気主面22の外側の
空間(冷却ダクト70および冷却ダクト80の内部)に
吐出される。
【0042】同様に、ファンユニット40では、多翼フ
ァン50の動作により、吸気主面21の外側の空間の空
気が、隣の吸気口21bおよび吸気ダクト31を通じて
ファン吸気口53a吸い込まれ、与圧された後、ファン
排気口53b、排気口22bを通じ、逆流阻止弁60の
二つの弁体62を押し開いて排気主面22の外側の空間
(冷却ダクト70および冷却ダクト80の内部)に排気
流として吐出する。
【0043】これにより、排気主面22の外側の空間
(この場合、冷却ダクト70および冷却ダクト80の空
間)の空気圧P2は、吸気主面21の外側の空気圧P1
よりも大きくなる。
【0044】ここで、任意のファンユニット30または
40の多翼ファン50が故障して停止したり、あるい
は、保守管理等のために、任意のファンユニット30ま
たは40をファンボックス20から抜去して多翼ファン
50への通電が停止されると、逆流阻止弁60を通じた
排気流が停止する。このため、上述の空気圧P2とP1
の差圧により、逆気流が形成され、そのままでは、この
逆気流が吸気口21aまたは21bを通じて吸気主面2
1の外側の空間に至り、他の吸気口21aまたは21b
を通じて吸い込まれることでファンボックス20の内部
を循環する空気流が形成され、また、排気主面22側の
空気圧P2の低下により冷却性能の低下をもたらす。
【0045】これに対して、本実施の形態の場合には、
排気口22aおよび排気口22bに逆流阻止弁60が設
けられているので、当該ファンユニット30または40
に対応する排気口22aまたは排気口22bの逆流阻止
弁60の複数の弁体62は、当該弁体62の自重および
前記逆気流の動圧にて自律的に閉止され、当該逆気流が
阻止され、当該逆気流の循環や排気主面22側の空気圧
P2の低下等による冷却性能の低下を防止できる。
【0046】このように、本実施の形態の冷却装置10
では、逆流阻止弁60の自律的な逆気流の阻止作用によ
り、任意のファンユニット30または40の多翼ファン
50が故障して停止したり、あるいは、保守管理等のた
めに、任意のファンユニット30または40をファンボ
ックス20から抜去しても、当該ファンユニット30ま
たは40に対応した排気口22aまたは排気口22bに
おける逆気流の循環や排気主面22側の空気圧P2の低
下等による冷却性能の低下を防止できる。
【0047】従って、たとえば、必要な冷却性能より
も、ファンユニット30および40の数を幾つか多く装
着して、冷却装置10の冷却性能に余裕を持たせておく
ことで、稼働中に任意の多翼ファン50が故障しても、
冷却性能の低下による冷却対象の図示しない対象装置が
稼働停止に陥ることが回避される。また、冷却対象の図
示しない対象装置を稼働させたままで、ファンユニット
30および40の挿抜による保守管理を自由に行うこと
が可能になる。
【0048】たとえば、長期間の無停止運転を前提とし
て設計されるサーバ等の情報処理装置の冷却手段として
本実施の形態の冷却装置10を適用することで、サーバ
等の情報処理装置の無停止運転を実現することが可能に
なる。
【0049】なお、逆流阻止弁60としては、図13等
に例示されるように、自重あるいは逆気流の動圧にて弁
体の閉止動作が自律的に行われる構成に限らず、図14
に例示されるように、スプリング等の付勢力にて弁体の
閉止動作が自律的に行われる構成としてもよい。すなわ
ち、図14の例では、揺動軸61aにコイルスプリング
63を装着し、当該コイルスプリング63の一端がスト
ッパ片24aに当接し、他端が弁体62aに当接した状
態で組み込み、当該コイルスプリング63の両端の拡開
力にて、揺動する弁体62aを、閉じる方向に常時付勢
するものである。なお、このコイルスプリング63によ
る付勢力は、多翼ファン50の作動時に排気口22a
(22b)から発生する排気流の動圧によって容易に弁
体62aが開き、かつ排気流の動圧がない場合には、任
意の姿勢での弁体62aの自重や揺動軸61aの摩擦に
よる回動抵抗等に抗して、弁体62aを閉じることが可
能な値に設定される。
【0050】次に、図8および図9等を参照して、上述
のような構成の本実施の形態の冷却装置を実装した情報
処理装置の構成について説明する。なお、図8および図
9では、図示しない筐体カバーを取り去って筐体内部が
見える状態を示している。
【0051】図8および図9に例示されるように、本実
施の形態の情報処理装置100は、筐体101、この筐
体101の一端の開口部に外部から挿抜可能に実装され
た複数の固定ディスク装置102および固定ディスク装
置103、マザーボード104、マザーボード104上
に実装された複数のプロセッサモジュール105および
メモリモジュール106およびI/O制御モジュール1
07、マザーボード104の下側に実装された電源モジ
ュール108、等で構成されている。
【0052】筐体101において、外部から挿抜可能に
実装された複数の固定ディスク装置102および固定デ
ィスク装置103の間には、通気間隙101aが設けら
れ、複数のプロセッサモジュール105等が位置する対
向面には、通気スリット101bが設けられている。
【0053】プロセッサモジュール105の各々は、図
示しないマイクロプロセッサが搭載され、主記憶装置と
してのメモリモジュール106にロードされたプログラ
ムにて必要な情報処理動作を行う。
【0054】I/O制御モジュール107は、プロセッ
サモジュール105の配下で動作し、複数の固定ディス
ク装置102および固定ディスク装置103に対するデ
ータの入出力の制御、外部の図示しない情報ネットワー
ク、さらにはディスプレイ、キーボード、マウス等のユ
ーザインタフェースとの間における情報の入出力の制御
を行う。
【0055】電源モジュール108は、上述の、複数の
固定ディスク装置102および固定ディスク装置10
3、マザーボード104、複数のプロセッサモジュール
105、メモリモジュール106、I/O制御モジュー
ル107、冷却装置10の多翼ファン50等の各部に動
作電力を供給する。
【0056】本実施の形態の情報処理装置100では、
筐体101の中央部に、ダクト固定フレーム109が設
けられ、図1〜図5に例示されるように、排気主面22
の側に冷却ダクト70および冷却ダクト80が装着され
た冷却装置10が、図9のように実装される。
【0057】すなわち、本実施の形態の場合、図5に例
示されるように、冷却装置10は、排気主面22の下側
の4個の排気口22aが、冷却ダクト70に接続され、
上側の3個の排気口22bが冷却ダクト80に接続さ
れ、排気主面22をプロセッサモジュール105等の側
に向け、吸気主面21を複数の固定ディスク装置102
および固定ディスク装置103の側に向けた姿勢で、筐
体101の中央部に実装され、冷却ダクト70および冷
却ダクト80は、ダクト固定フレーム109に支持され
る。
【0058】この冷却装置10の取り付け状態では、図
9に例示されるように、冷却装置10を構成する複数の
ファンユニット30および40の各々の挿抜用作業孔3
4および挿抜用作業孔44は、図示しない筐体カバーを
取り去った状態で、外部に露出するため、個々のファン
ユニット30および40の挿抜作業が容易に可能であ
る。
【0059】本実施の形態の冷却装置10は、上述した
ように、より小さな装置容積にて複数の多翼ファン50
の集中配置による大きな冷却能力を実現することができ
るので、情報処理装置100の筐体101の内部に占め
る冷却装置10の容積の割合を低減でき、当該筐体10
1の小型化を実現できる。
【0060】そして、冷却ダクト70は、複数の排気口
22aから吐出される空気流を、マザーボード104の
下側に位置する電源モジュール108に導き、冷却ダク
ト80は、排気口22bから吐出される空気流を、スリ
ット81およびスリット82にて分岐させ、プロセッサ
モジュール105およびメモリモジュール106が位置
する領域と、I/O制御モジュール107が位置する領
域にそれぞれ導く。
【0061】冷却ダクト80では、スリット81および
スリット82の開口面積比を変化させることで、気流の
分岐先の冷却能力を随意に変更することができる。ま
た、冷却ダクト70と冷却ダクト80においても、各々
に属する排気口22aおよび排気口22bの個数を変化
させることで、個々の冷却ダクトによる冷却能力を随意
に変更できる。
【0062】なお、本実施の形態では、冷却装置10に
おけるファンユニット30および40の個数、すなわち
冷却能力は、情報処理装置100の筐体101内の発熱
量に比較して大きく余裕を持って設定されており、たと
えば、一つのファンユニット30または40の多翼ファ
ン50が停止しても、情報処理装置100の稼働継続に
支障はない。
【0063】以下、本実施の形態の情報処理装置100
の作用の一例を説明する。
【0064】情報処理装置100への電源投入により、
冷却装置10におけるファンユニット30および40の
複数の多翼ファン50が起動され、冷却装置10の吸気
主面21の側の複数の吸気口21aおよび吸気口21b
から筐体101内部の空気が吸入され、排気主面22の
冷却ダクト70および冷却ダクト80の中に吐出され
る。
【0065】これにより、情報処理装置100の筐体1
01の内部には、複数の固定ディスク装置102および
固定ディスク装置103の間の通気間隙101aの側か
ら当該筐体101の内部に流入し、電源モジュール10
8、およびマザーボード104、複数のプロセッサモジ
ュール105、メモリモジュール106、I/O制御モ
ジュール107を通過して、反対側の通気スリット10
1bに抜ける空気流が定常的に形成され、この空気流に
て、複数の固定ディスク装置102、固定ディスク装置
103、電源モジュール108、マザーボード104、
プロセッサモジュール105、メモリモジュール10
6、I/O制御モジュール107、等の冷却が行われ
る。
【0066】ここで、情報処理装置100の稼働中にお
いて、冷却装置10の幾つかの余剰のファンユニット3
0および40の多翼ファン50が停止しても、上述のよ
うに、逆流阻止弁60の作用にて、冷却装置10の冷却
能力の低下は、余剰の多翼ファン50の停止分だけに抑
止され、故障部位のファンユニット30および40にお
ける排気流の循環に起因して冷却装置10全体の冷却能
力が低下することを防止できる。
【0067】また、冷却装置10の端子台25に設けら
れた複数の給電コネクタ25aの各々の給電の有無を電
源モジュール108の側で監視することで、いずれのフ
ァンユニットの多翼ファン50が故障したのかを容易に
特定できる。
【0068】また、保守管理作業において、任意のファ
ンユニット30または40の交換に際して、抜去された
ファンユニット30または40に対する逆流阻止弁60
の逆流防止作用により、冷却装置10の全体の冷却能力
が損なわれることがなく、情報処理装置100の稼働を
継続したまま、任意のファンユニット30または40の
交換を行うことができる。
【0069】また、冷却装置10の逆流阻止弁60とし
て図13の構造を備えている場合には、冷却装置10に
て形成される吸気流および排気流の流通方向を軸とし
て、情報処理装置100を、図8に例示される姿勢か
ら、90度回転させた姿勢でも稼働させることができ
る。また、冷却装置10の逆流阻止弁60として図14
の構造を備えている場合には、情報処理装置100を任
意の姿勢で稼働させることができる。
【0070】この結果、情報処理装置100の長期間の
無停止運転を実現することが可能になる。また、情報処
理装置100を多様な設置姿勢で稼働させることが可能
となる。
【0071】以上本発明者によってなされた発明を実施
の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施
の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しな
い範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
【0072】たとえば、上述の実施の形態では、逆流阻
止弁60を、排気口22a(22b)の側に配置した場
合を例に採って説明したが、吸気口21a(21b)の
側に配置した構成としてもよい。
【0073】また、情報処理装置100としては、上述
の実施の形態に例示した構成に限らず、たとえば、筐体
101の内部に、複数の固定ディスク装置102や固定
ディスク装置103と、これらを動作させるための電源
モジュール108のみを、冷却装置10とともに実装し
た構成としてもよい。あるいは、情報処理装置100と
しては、たとえば、筐体101の内部に、複数のI/O
制御モジュール107と、これらを動作させるための電
源モジュール108のみを、冷却装置10とともに実装
した構成としてもよい。
【0074】また、情報処理装置としては、上述の実施
の形態に例示した構成のものに限らず、任意の構成の情
報処理装置の強制空冷技術に適用することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明の冷却装置によれば、より少ない
設置スペースにて、複数の多翼ファンの集中配置による
冷却能力の増強を実現することができる、という効果が
得られる。
【0076】本発明の冷却装置によれば、常時動作する
複数の多翼ファンの集中配置構成における特定多翼ファ
ンの停止による冷却能力の大幅な低下を抑止することが
できる、という効果が得られる。
【0077】本発明の冷却装置によれば、複数の多翼フ
ァンからなる冷却装置において、冷却装置の稼働を停止
させたり、冷却性能を大きく損なうことなく、任意の多
翼ファンを交換することができる、という効果が得られ
る。
【0078】本発明の冷却装置によれば、複数の多翼フ
ァンからなる冷却装置において、冷却装置の設置姿勢に
関係なく、任意の多翼ファンを交換することができる、
という効果が得られる。
【0079】本発明の情報処理装置によれば、冷却装置
を含めた筐体全体の小型化を実現することができる、と
いう効果が得られる。
【0080】本発明の情報処理装置によれば、冷却装置
の保守作業に関係なく、継続的な稼働が可能になる、と
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態である冷却装置の構成の
一例を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の一実施の形態である冷却装置の構成の
一例を、図1と逆方向から見た分解斜視図である。
【図3】本発明の一実施の形態である冷却装置の構成の
一例を示す組み立て状態の斜視図である。
【図4】本発明の一実施の形態である冷却装置の構成の
一例を、図3と逆方向から見た組み立て状態の斜視図で
ある。
【図5】本発明の一実施の形態である冷却装置と冷却ダ
クトとの取り付け関係の一例を示す斜視図である。
【図6】本発明の一実施の形態である冷却装置の構成の
一例を示す組み立て状態の斜視図である。
【図7】本発明の一実施の形態である冷却装置の構成の
一例を、図6と逆方向から見た組み立て状態の斜視図で
ある。
【図8】本発明の一実施の形態である情報処理装置の構
成の一例を示す分解斜視図である。
【図9】本発明の一実施の形態である情報処理装置の構
成の一例を示す組み立て状態の斜視図である。
【図10】(a)および(b)は、本発明の一実施の形
態である冷却装置を構成するファンユニットを、互いに
逆方向から見た斜視図である。
【図11】(a)および(b)は、本発明の一実施の形
態である冷却装置を構成するファンユニットを、互いに
逆方向から見た斜視図である。
【図12】(a)および(b)は、本発明の一実施の形
態である冷却装置を構成するファンユニットに保持され
る多翼ファンを互いに逆方向から見た斜視図である。
【図13】本発明の一実施の形態である冷却装置を構成
する逆流阻止弁の構成の一例を示す斜視図である。
【図14】本発明の一実施の形態である冷却装置を構成
する逆流阻止弁の構成の変形例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10…冷却装置、20…ファンボックス、21…吸気主
面、21a…吸気口、21b…吸気口、22…排気主面
(隔壁)、22a…排気口、22b…排気口、23…吸
気ダクト、24…軸受け片、24a…ストッパ片、25
…端子台、25a…給電コネクタ、30…ファンユニッ
ト(第1のファンユニット)、31…吸気ダクト、31
a…大開口部、31b…小開口部、32…給電コネク
タ、33…給電ケーブル引回し溝、34…挿抜用作業
孔、40…ファンユニット(第2のファンユニット)、
41…吸気ダクト、41a…大開口部、41b…小開口
部、42…給電コネクタ、43…給電ケーブル引回し
溝、44…挿抜用作業孔、50…多翼ファン、51…取
り付けベース、52…回転翼、53…ファンハウジン
グ、53a…ファン吸気口、53b…ファン排気口、5
4…給電ケーブル、55…給電コネクタ、60…逆流阻
止弁、61…揺動軸、61a…揺動軸、62…弁体、6
2a…弁体、63…コイルスプリング、70…冷却ダク
ト、80…冷却ダクト、81…スリット、82…スリッ
ト、100…情報処理装置、101…筐体、101a…
通気間隙、101b…通気スリット、102…固定ディ
スク装置、103…固定ディスク装置、104…マザー
ボード、105…プロセッサモジュール、106…メモ
リモジュール、107…I/O制御モジュール、108
…電源モジュール、109…ダクト固定フレーム、θ…
拡開角度。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の多翼ファンを、個々の前記多翼フ
    ァンの吸気口および排気口を交互にずらして並列に配置
    するとともに、前記排気口を、前記多翼ファンの吸気側
    と排気側とを隔てる隔壁に接続し、複数の前記多翼ファ
    ンを常時動作させることを特徴とする冷却方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の冷却方法において、 個々の前記多翼ファンの吸気流路および排気流路の少な
    くとも一方には、前記吸気流路または排気流路を閉じる
    ことで、当該多翼ファンの動作停止時における前記排気
    口から前記吸気口への気流の逆流を自律的に阻止する逆
    流阻止弁を設け、 前記隔壁の排気側にダクトを接続し、前記ダクトの内圧
    にて、稼働停止した特定の前記多翼ファンに対応した前
    記逆流阻止弁の弁体を閉じることで前記吸気流路または
    排気流路の閉止動作を行わせる第1の方法、 前記逆流阻止弁の弁体の自重にて前記吸気流路または排
    気流路の閉止動作を行わせる第2の方法、 前記逆流阻止弁の弁体に当該弁体を閉じる方向に常時付
    勢力を作用させ、前記多翼ファンの稼働時には、前記吸
    気流または排気流の動圧にて前記付勢力に抗して前記弁
    体を開き、前記多翼ファンの稼働停止時には前記付勢力
    にて前記弁体を閉じることで前記吸気流路または排気流
    路の閉止動作を行わせる第3の方法、 の少なくとも一つの方法にて、前記逆流阻止弁による前
    記排気口から前記吸気口への気流の逆流の自律的な阻止
    を行わせることを特徴とする冷却方法。
  3. 【請求項3】 常時動作し、各々の吸気口および排気口
    が交互にずれた姿勢で並列に配置された複数の多翼ファ
    ンと、前記多翼ファンの吸気側と排気側とを隔てる隔壁
    と、を含むことを特徴とする冷却装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の冷却装置において、 個々の前記多翼ファンの吸気流路および排気流路の少な
    くとも一方に配置され、前記吸気流路または排気流路を
    閉じることで、当該多翼ファンの動作停止時における前
    記排気口から前記吸気口への気流の逆流を自律的に阻止
    する逆流阻止弁が設けられ、 前記逆流阻止弁は、開位置と閉位置との間で鋭角の回動
    範囲で遊動する弁体を備え、前記隔壁の排気側にダクト
    が接続され、稼働中の前記多翼ファンによる前記ダクト
    の内圧にて、稼働停止した特定の前記多翼ファンに対応
    した前記逆流阻止弁の前記弁体を閉じることで前記吸気
    流路または排気流路の閉止動作が行われる第1の構成、 前記逆流阻止弁は、開位置と閉位置との間で遊動する弁
    体を備え、前記弁体の自重にて前記吸気流路または排気
    流路の閉止動作が行われる第2の構成、 前記逆流阻止弁は、開位置と閉位置との間で遊動する弁
    体と、前記弁体を閉じる方向に常時付勢力を作用させる
    付勢手段とからなり、前記多翼ファンの稼働時には、前
    記吸気流または排気流の動圧にて前記付勢力に抗して前
    記弁体を開き、前記多翼ファンの稼働停止時には前記付
    勢力にて前記弁体を閉じることで前記吸気流路または排
    気流路の閉止動作が行われる第3の構成、の少なくとも
    一つの構成を備えたことを特徴とする冷却装置。
  5. 【請求項5】 対向する吸気主面および排気主面の各々
    に複数の吸気開口部および排気開口部がそれぞれ開設さ
    れたファンボックスと、 前記ファンボックスに対する挿抜方向の互いに異なる位
    置に、常時動作する多翼ファンおよび隣接する他のファ
    ンユニットの前記多翼ファンの吸気口と前記吸気開口部
    とを連通させる吸気ダクトが配置され、前記多翼ファン
    の排気口を前記排気開口部に一致させて固定する第1お
    よび第2のファンユニットと、 を含むことを特徴とする冷却装置。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の冷却装置において、 個々の前記多翼ファンの吸気流路および排気流路の少な
    くとも一方に配置され、前記吸気流路または排気流路を
    閉じることで、当該多翼ファンの動作停止時における前
    記排気口から前記吸気口への気流の逆流を自律的に阻止
    する逆流阻止弁が設けられ、 前記逆流阻止弁は、開位置と閉位置との間で鋭角の回動
    範囲で遊動する弁体を備え、前記隔壁の排気側にダクト
    が接続され、稼働中の前記多翼ファンによる前記ダクト
    の内圧にて、稼働停止した特定の前記多翼ファンに対応
    した前記逆流阻止弁の前記弁体を閉じることで前記吸気
    流路または排気流路の閉止動作が行われる第1の構成、 前記逆流阻止弁は、開位置と閉位置との間で遊動する弁
    体を備え、前記弁体の自重にて前記吸気流路または排気
    流路の閉止動作が行われる第2の構成、 前記逆流阻止弁は、開位置と閉位置との間で遊動する弁
    体と、前記弁体を閉じる方向に常時付勢力を作用させる
    付勢手段とからなり、前記多翼ファンの稼働時には、前
    記吸気流または排気流の動圧にて前記付勢力に抗して前
    記弁体を開き、前記多翼ファンの稼働停止時には前記付
    勢力にて前記弁体を閉じることで前記吸気流路または排
    気流路の閉止動作が行われる第3の構成、 の少なくとも一つの構成を備えたことを特徴とする冷却
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の冷却装置において、個々
    の前記逆流阻止弁は、複数の弁体を備えたことを特徴と
    する冷却装置。
  8. 【請求項8】 筐体の内部に、少なくとも、外部記憶装
    置と、電源装置とが実装された情報処理装置であって、
    前記筐体の内部に、 常時動作し、各々の吸気口および排気口が交互にずれた
    姿勢で並列に配置された複数の多翼ファンと、前記多翼
    ファンの吸気側と排気側とを隔てる隔壁とを含む冷却装
    置を備えたことを特徴とする情報処理装置。
  9. 【請求項9】 筐体の内部に、少なくとも、外部記憶装
    置と、電源装置とが実装された情報処理装置であって、
    前記筐体の内部に、 対向する吸気主面および排気主面の各々に複数の吸気開
    口部および排気開口部がそれぞれ開設されたファンボッ
    クスと、 前記ファンボックスに対する挿抜方向の互いに異なる位
    置に、常時動作する多翼ファンおよび隣接する他のファ
    ンユニットの前記多翼ファンの吸気口と前記吸気開口部
    とを連通させる吸気ダクトが配置され、前記多翼ファン
    の排気口を前記排気開口部に一致させて固定する第1お
    よび第2のファンユニットと、を含む冷却装置を備えた
    ことを特徴とする情報処理装置。
  10. 【請求項10】 請求項8または9記載の情報処理装置
    において、 前記筐体内において、前記冷却装置を挟んで、前記冷却
    装置の吸気側に前記外部記憶装置が配置され、前記冷却
    装置の排気側に、中央処理装置と、主記憶装置と、前記
    電源装置が配置され、前記冷却装置の排気側には、前記
    冷却装置の排気流を、前記中央処理装置および前記主記
    憶装置および前記電源装置に分岐して導く冷却ダクトが
    設けられていることを特徴とする情報処理装置。
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