JP2001242450A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JP2001242450A
JP2001242450A JP2000393713A JP2000393713A JP2001242450A JP 2001242450 A JP2001242450 A JP 2001242450A JP 2000393713 A JP2000393713 A JP 2000393713A JP 2000393713 A JP2000393713 A JP 2000393713A JP 2001242450 A JP2001242450 A JP 2001242450A
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昌史 井出
Takashi Akiyama
貴 秋山
Kanetaka Sekiguchi
関口  金孝
Masami Kikuchi
正美 菊池
Yuichi Akiba
雄一 秋葉
Koji Nakagawa
浩司 中川
Takashi Toida
孝志 戸井田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 デザイン的に変化があり、表示が明るく見や
すい液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 対向する内面にそれぞれ電極を有する2
枚の透明な基板の間に液晶を封入した液晶セル11の視
認側に第1の反射型偏光板12を、液晶セルの視認側と
反対側に第2の反射型偏光板13をそれぞれ配設し、そ
の第2の反射型偏光板に対して前記液晶セルと反対側に
バックライトを配置する。その第1,第2の反射型偏光
板12,13は、透過容易軸と直交する振動面をもつ直
線偏光は反射する偏光シートである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、時計や携帯情報
装置等の各種電子機器の表示パネルとして使用される液
晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示パネルを用いて、時・分・秒な
どの時刻情報や、日付け・曜日・月・年などのカレンダ
情報をデジタル表示する時計は従来から、水晶発振回路
を備えた腕時計や置時計に多用されている。また、時刻
情報を指針によって表示するアナログ式表示と、時刻情
報やカレンダ情報を数字や文字で表示するデジタル式表
示を組み合わせたコンビネーション時計もある。
【0003】さらに、液晶表示パネルによって文字板を
構成して種々の目盛パターンを選択的に表示したり、あ
るいは時針・分針・秒針等の指針を擬似表示したりする
アナログ式時計も提案されている(例えば特開昭54−
153066号公報参照)。時計以外にも、携帯電話や
電子卓上計算機、携帯ゲーム器、その他各種の電子機器
において、必要な情報(文字情報や画像情報)を表示す
る表示パネルとして、小型で消費電力が極めて少ない反
射型の液晶表示装置が広く使用されている。
【0004】このような液晶表示装置としての従来の液
晶表示パネルは、対向する内面にそれぞれ電極を有する
2枚の透明な基板の間に液晶を封入した液晶セルを挟ん
で、その両側に上偏光板と下偏光板を配置している。そ
して、液晶セルの一対の基板の電極間に電圧を印加して
電界を与えると、液晶のもつ光学特性が変化し、液晶表
示パネルに入射する光の透過と吸収を部分的に制御して
所定の表示を行なう。その上偏光板と下偏光板は、いず
れも透過容易軸と直交する振動面をもつ直線偏光は吸収
する偏光板である。このような従来の液晶表示パネルを
用いた時計では、一般的なノーマリホワイト・モードで
は、白地に黒表示で時刻情報やカレンダ情報を表示す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに白(明るい)地に黒(暗い)表示で時刻情報やカレ
ンダ情報を表示するだけでは、デザイン的に変化がな
く、おもしろ味にも欠け、消費者に飽きられてしまう。
そのため、近年デジタル表示式の時計の消費は落ち込ん
でいる。また、コンビネーション時計もあまり普及せ
ず、液晶表示パネルを用いたアナログ表示式の時計も普
及していない。他の電子機器の液晶表示パネルも同様
に、白地に黒表示で文字や画像による各種情報を表示す
るのが一般的であり、反転モードで白黒反転表示を行な
えるものもあるが、やはり変化に乏しく、おもしろ味に
欠けていた。この発明は、このような現状に鑑みてなさ
れたものであり、デザイン的に変化があり、時計等の各
種電子機器における情報を明るく見易く表示できる液晶
表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明による液晶表示
装置は、上記の目的を達成するため、対向する内面にそ
れぞれ電極を有する2枚の透明な基板の間に液晶を封入
した液晶セルと、その液晶セルの視認側に配設した第1
の反射型偏光板と、その液晶セルの視認側と反対側に配
設した第2の反射型偏光板と、その第2の反射型偏光板
に対して上記液晶セルと反対側に配置したバックライト
とを備え、上記第1,第2の反射型偏光板は、透過容易
軸と直交する振動面をもつ直線偏光は反射する偏光シー
トであることを特徴とする。さらに、上記バックライト
と第2の反射型偏光板との間に半透過吸収板を設けると
よい。また、上記第1の反射型偏光板の視認側に光拡散
層を配置してもよい。あるいは、上記バックライトを設
けずに、上記第1の反射型偏光板の視認側に光拡散層を
配置してもよい。
【0007】上述の各液晶表示装置において、上記第1
の反射型偏光板と第2の反射型偏光板は、互いにその透
過容易軸が直交するかあるいは平行するように配置する
のが望ましい。また、上記液晶セルは、透過する直線偏
光を位相変調または強度変調する液晶を封入している。
その位相変調する液晶としては、むツイストネティック
液晶やスーパー・ツイストネマティック液晶があり、強
度変調する液晶としてはゲストホスト液晶がある。さら
に、上記第1の反射型偏光板は、その透過容易軸を上記
液晶セルの視認側の液晶分子の長軸方向に平行させるか
あるいは直交させるように配置するのが望ましい。
【0008】このように構成したこの発明による液晶表
示装置は、視認側からの入射光の半分は第1の反射型偏
光板によって反射されるが、残りの半分はそれを透過し
て液晶セルに入射し、それが液晶セルを透過する際に部
分的に光学特性を変化させて、第2の反射型偏光板によ
って全反射される部分と、それを透過する部分とを形成
し、メタリックな表示を行なうことができる。液晶セル
の両側の第1,第2の反射型偏光板の透過容易軸を直交
させるか平行させるかにより、あるいは第1の反射型偏
光板の透過容易軸を液晶セルの視認側の液晶分子の長軸
方向に平行させるか直交させるかにより、または液晶の
種類や電圧印加の仕方により、背景部と表示セグメント
部のいずれかを全反射によるメタル色で、他方を光吸収
板による暗色あるいは任意の色で、または透明状態(装
置の内部構造が見える)、もしくはバックライトの発光
色などで表示することができる。
【0009】例えば、液晶セルを挟んで上下に配置する
第1,第2の偏光板を、その透過容易軸が互いに平行に
なるように配置し、液晶セルとして90度ツイスト角の
ツイストネマティック液晶を封入したものを使用した場
合について、その作用を説明する。液晶セルの視認側
(上側)から入射した光の半分は第1の反射型偏光板に
よって反射される。残りの半分は液晶セルに入射してそ
れを透過するが、液晶セルの液晶に電圧が印加されない
背景部ではその透過光が90度旋光されるため、第2の
反射型偏光板の透過容易軸と直交する振動面をもつ直線
偏光となり、その反射型偏光板によってほとんど全部が
反射される。したがって、背景部はメタル調(ミラー
状)の表示になる。
【0010】一方、液晶セルの時刻情報やカレンダー情
報等の各種情報を表示する表示セグメント部の液晶には
電圧が印加されるため、液晶セルを透過する光は旋光さ
れず、第2の反射型偏光板の透過容易軸と同じ方向の振
動面をもつ直線偏光になるので、その反射型偏光板を透
過して、消灯しているバックライトの表面によって吸収
される。したがって、表示セグメント部は暗く表示され
る。しかし、バックライトの表面に着色したものを用い
れば、特定の色の光だけは反射されるので、その光が上
述の経路と逆の経路で視認側に射出し、バックライトの
表面の色で表示される。但し、入射光の半分は上側の偏
光シートで反射されるので、液晶表示パネルの全面がや
やメタル調になる。
【0011】なお、前述のように、この表示を反転させ
て、背景部をバックライトの表面の色で表示させ、表示
セグメント部をメタル色で表示させることもできる。こ
のため、白地に黒表示で文字情報や画像情報を表示する
従来の液晶表示装置と比べて、この発明による液晶表示
装置は、デザイン的に変化をもたらすことができ、しか
もおもしろ味のある表示が可能である。この発明による
液晶表示装置はまた、上記光吸収板に代えてバックライ
トを配置しているので、夜間や暗い場所での透過型の表
示も可能になる。
【0012】そのバックライトとそれに隣接する偏光シ
ートとの間に、半透過吸収板を設ければ、バックライト
による透過型の表示も外光による反射型の表示も見やす
くなる。あるいは、上記第1の反射型偏光板の外側に、
光拡散層(光拡散板)を設けると、第1の反射型偏光板
による全面の反射光および第2の反射型偏光板による情
報表示部のミラー状反射光を拡散してメタル感を抑え、
白色調のソフトな表示にして見易くすることができ、視
野角特性も改善される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明による液晶表示装
置の最適な実施形態を図面を参照して説明する。 〔第1の実施形態:図1,図2〕まず、この発明による
液晶表示装置の第1の実施形態について、図1および図
2を参照して説明する。図1はその液晶表示装置である
液晶表示パネルの構成を示す模式的な断面図であるが、
液晶セルと各偏光板の厚さおよび間隔を拡大して示して
いる。この図1に示す液晶表示パネル10は、液晶セル
11と、その視認側(図では上側)に配設した第1の反
射型偏光板12と、液晶セル11の視認側と反対側(図
では下側)に配設した第2の反射型偏光板13と光吸収
板14とによって構成されている。
【0014】液晶セル11は、図2に示すように、2枚
のガラス基板1,2の間に液晶3を閉じこめるようにシ
ール材4で封入し、その液晶3には例えばツイスト角が
90度以下のツイストネマティック(TN)液晶を使用
する。そして、2枚のガラス基板1,2の液晶3に接触
する側の面には、それぞれ酸化インジウム錫(ITO)
による透明な電極5,6を形成し、さらにその液晶3と
接する面に、液晶分子が所定の方向に配向するように配
向処理を施している。この液晶セル11の電極5と電極
6の間に電圧を印加することによって、電極5,6間の
液晶3の配向状態を変化させて、各種の情報をデジタル
表示あるいはグラフィック表示する。
【0015】この液晶セル11を挟んで上下に配置した
第1の反射型偏光板12と第2の反射型偏光板14と
は、その透過容易軸が互いに平行になるように配置す
る。さらに、第1の反射型偏光板12の透過容易軸と液
晶セル11の視認側の液晶分子の長軸方向とを揃える
(平行させる)ように配置する。この第1,第2の反射
型偏光板12,13は、いずれも透過容易軸と直交する
振動面をもつ直線偏光は反射する偏光シート(反射型偏
光シート)である。このような反射型偏光シートとして
は、例えば、米国のミネソタ マイニング アンド マ
ニュファクチャリング カンパニーが製造するオプチカ
ルフィルム DBEF(商品名)を使用する。日本では
住友スリーエム株式会社から入手できる。
【0016】この反射型偏光シートは、上記製造会社に
よって開発され、特表平9−507308号公報(国際
公開番号:WO95/17691)や特表平9−511
844号公報(国際公開番号:WO95/27919)
に詳述されている。この実施形態の液晶表示パネルによ
れば、図1において液晶表示パネル10の上方から入射
する光は、第1の反射型偏光板12によってその半分は
反射され、半分は透過する。そして、文字情報や画像情
報を表示するための背景部では、液晶セル11の液晶3
に電圧が印加されないため、その透過した半分の光が液
晶セル11を透過する際に90度旋光され、第2の反射
型偏光板13の透過容易軸と直交する振動面をもつ直線
偏光になるため、第2の反射型偏光板13によって反射
される。
【0017】したがって、情報表示の背景部では、入射
した光のほとんど全部が反射されることになり、メタル
調(ミラー状)の表示になる。文字情報や画像情報を表
示する液晶セル11の電圧が印加された表示セグメント
部においては、第1の反射型偏光板12を透過した光が
液晶セル11を透過する際に旋光されなくなり、第2の
反射型偏光板13の透過容易軸と同じ方向の振動面をも
つ直線偏光になるため、第2の反射型偏光板13を透過
し、光吸収板14に吸収されるため黒く(暗く)表示さ
れる。
【0018】また、この光吸収板14に特定の波長の光
成分のみを反射するように着色したものを使用すれば、
種々の情報を任意の色で表示することもできる。したが
って、白(灰色)地に黒(もしは暗色)で時刻情報やカ
レンダ情報等のデジタル表示や各種の情報を表示する従
来の液晶表示パネルに比べて、この発明による液晶表示
パネルは、メタル調の背景に任意の色調表示を行なうこ
とができるので、デザイン的に変化を持たせることがで
き、斬新でおもしろ味も増すことができる。また、液晶
セル11を挟んで上下に配置した第1,第2の反射型偏
光板12と13を、液晶3のツイスト角に合致させるよ
うに、その各透過容易軸が直交するように配置すれば、
背景部と表示セグメント部の明暗が反転し、任意の色調
の背景部内に各種情報をミラー状のメタル色で表示させ
ることもできる。
【0019】さらに、図1における光吸収板14を省略
して、入射光の半分が透過する表示セグメント部あるい
は背景部が透明になり、この液晶表示パネルを装着した
時計等の電子機器の内部構造が見えるようにすることも
できる。なお、液晶セル11の電極5,6を、数字表示
用の7セグメントパターン等の複数のセグメントパター
ンに形成して、デジタル表示を行なう液晶表示パネルに
限らず、液晶セル11の電極5,6をドットマトリクス
状に形成して、各種の文字や図形を表示する液晶表示パ
ネルにも、この発明を適用できることは勿論である。
【0020】液晶セル11に封入する液晶が、透過する
直線偏光を位相変調するツイストネマティック(TN)
液晶の場合の例を説明したが、スーパー・ツイストネマ
ティック(STN)液晶や、透過する直線偏光を強度変
調するゲストホスト液晶などを用いることも可能であ
る。ゲストホスト液晶は、液晶を溶媒としてその中に溶
質として2色性染料を溶解させた混合系の液晶である。
そして、液晶分子に電界をかけてその配向状態を変化さ
せると、液晶分子の動きにしたがって2色性染料の配向
を制御することができ、一定方向から入射する光の吸収
を変調させて表示することができる。したがって、上述
した液晶表示パネルにおける液晶セル11の液晶3とし
てこのゲストホスト液晶を適用すれば、メタル調の背景
内の表示部分をカラー化することが容易になる。
【0021】〔第2乃至第7の実施形態:図3乃至図
8〕つぎに、この発明による液晶表示装置の第2乃至第
7の実施形態について、図3乃至図8を参照して説明す
る。これらの図は、いずれもこの発明による液晶表示パ
ネルの異なる構成例を示す図1と同様な模式的断面図で
あり、図1と同じ部分には同一の符号を付し、それらの
説明は省略する。
【0022】図3は、この発明による液晶表示装置の第
2の実施形態としての液晶表示パネルの構成を示す。こ
の液晶表示パネルは、図1に示した液晶表示パネル10
と同様に、液晶セル11を挟んで上下に、それぞれ反射
型偏光シートである第1の反射型偏光板12と第2の反
射型偏光板13を配置しているが、第2の反射型偏光板
13の下方に、光吸収板14に代えてバックライト15
を設けている。このバックライト15としては、エレク
トロルミネッセンス(EL)素子、ライトエミッティン
グ・ダイオード(LED)素子、あるいは冷陰極管や熱
陰極管などを使用する。
【0023】この液晶表示パネルにおける外光による表
示機能は、前述の液晶表示パネル10と同様であるが、
光透過部は光吸収板14の色で表示される代わりに、バ
ックライト15の表面の色で表示される。また、外光が
足りない場合にバックライト15を発光させると、その
光が光透過部を通して視認側(図3では上側)へ射出さ
れるので、表示セグメント部あるいは背景部のいずれか
がバックライト15の発光色で明るく表示される。した
がって、バックライト15に赤,緑,黄色等のカラー発
光のものを使用するか、白色発光のものとカラーフィル
タとを組み合わせて使用すれば、各種のカラー表示を行
なうことができる。
【0024】図4は、この発明による液晶表示装置の第
3の実施形態としての液晶表示パネルの構成を示す。こ
の液晶表示パネルは、図3に示した液晶表示パネルにお
けるバックライト15とそれに隣接する第2の反射型偏
光板13との間に、半透過吸収板16を設けたものであ
る。このようにすれば、外光による反射型の表示は、半
透過吸収板16の散乱色で見易く表示される。バックラ
イトによる透過型の表示も、バックライト15による発
光が半透過吸収板16を透過する際に散乱されて和らげ
られるため、ソフトで見易い表示になる。
【0025】図5は、この発明による液晶表示装置の第
4の実施形態としての液晶表示パネルの構成を示す。こ
の液晶表示パネルは、図1に示した液晶表示パネル10
の第1の反射型偏光板12の視認側に吸収型偏光板17
を配置したものである。その吸収型偏光板17は、透過
容易軸と直交する振動面をもつ直線偏光は吸収する通常
の偏光シートであり、その透過容易軸の方向を第1の反
射型偏光板12の透過容易軸の方向とほぼ一致させるよ
うに配置する。この液晶表示パネルによれば、入射する
外光の半分は吸収型偏光板17によって吸収され、残り
の半分が第1の反射型偏光板12にその透過容易軸と同
じ方向の振動面をもつ直線偏光となって入射するため、
その殆どが反射されることなく透過して液晶セル11に
入射する。
【0026】そして、液晶セル11を透過する際に90
度旋光された部分(背景部分)の光は第2の反射型偏光
板13によって反射されて、上述と逆の経路で視認側へ
射出するため、メタル調で表示され、液晶セル11を透
過する際に旋光されなかった部分(表示セグメント部)
の光は第2の反射型偏光板13を透過する。この反射型
偏光板13を透過した光は、その下面側に配置された光
吸収板14(層あるいはシートでもよい)によって殆ど
吸収され、視認側に反射される光はなくなるため、表示
セグメント部は黒又は暗く表示されることになる。
【0027】しかし、この光吸収板14を省略してもよ
く、その場合は表示セグメント部が透明状態になり、こ
の液晶表示パネルを装着した電子機器の内部構造が見え
るようになり、おもしろい表示が可能である。あるい
は、光吸収板を電子機器側に設けてもよい。また、光吸
収板に代えて白色板あるいはグレイ板もしくは種々の着
色板(層又はシート)などを配置すれば、その乱反射に
より背景部のメタル色とは明確に区別できる白色,灰
色,もしくは任意の色で明るくカラフルに情報を表示す
ることができる。
【0028】この実施形態によれば、第1の反射型偏光
板12によって反射される光が殆どなくなるので表示が
幾分暗くなるが、表示部全面のメタル感(光沢)を抑
え、表示を見やすくすることができるとともに、視野角
特性も改善される。なお、吸収型偏光板17として、透
過容易軸と直交する振動面をもつ直線偏光のうち特定の
波長の光を主に吸収する色偏光板を用いれば、表示の明
るさをあまり落とすことなく、表示部全面のメタル感
(光沢)を抑え、表示を見やすくして視野角特性も改善
することができる。
【0029】図6は、この発明による液晶表示装置の第
5の実施形態としての液晶表示パネルの構成を示す。こ
の液晶表示パネルは、図5に示した液晶表示パネルの第
1の反射型偏光板12の視認側に、吸収型偏光板17に
代えて光拡散(散乱)層として光拡散板18を設けたも
のである。この光拡散板18は、透明なフィルム状基板
上に酸化シリコンであるシリカ粒子やアクリルビーズあ
るいはカルシュウム粉末を接着剤に混入したものを塗布
して形成する。あるいは、透明なフィルムの表面にエン
ボス加工して形成することもできる。このようなフィル
ムを吸収型偏光板12の上面に直接貼付したり、光拡散
剤を塗布したりして、光拡散層を形成するようにしても
よい。
【0030】このようにすれば、第1の反射型偏光板1
2による全面の反射光、および第2の反射型偏光板13
によるミラー状の反射光を拡散してメタル感を抑え、ソ
フトで上品な表示にすることができるとともに、視野角
特性も改善される。但し、表示の明暗のコントラストが
若干低下する。それ以外は図5に示した液晶表示パネル
と同様の表示機能を有する。この液晶表示パネルにおい
ても、前述の第4の実施形態の場合と同様に、光吸収板
14を省略するかあるいは電子機器側に設けてもよい
し、光吸収板に代えて白色板あるいはグレイ板もしくは
種々の着色板(層又はシート)などを配置してもよい。
【0031】図7は、この発明による液晶表示装置の第
6の実施形態としての液晶表示パネルの構成を示す。こ
の液晶表示パネルは、図5に示した液晶表示パネルの光
吸収板14に代えて、第2の反射型偏光板13の視認側
と反対側(図では下側)に、半透過吸収板16とバック
ライト15とを設けたものである。この半透過吸収板1
6とバックライト15は、図4に示した第3の実施形態
で説明したものと同じである。このように構成すれば、
外光による反射型の表示と、バックライト15の発光に
よる透過型の表示とを、見易く行なうことができる。な
お、バックライト15と第2の反射型偏光板13との間
に配置した半透過吸収板16を省略することもできる。
【0032】図8は、この発明による液晶表示装置の第
7の実施形態としての液晶表示パネルの構成を示す。こ
の液晶表示パネルは、図6に示した液晶表示パネルの光
吸収板14に代えて、第2の反射型偏光板12の視認側
と反対側(図では下側)に、図7に示した液晶表示パネ
ルと同様に半透過吸収板16とバックライト15とを設
けたものであり、その表示機能は図7に示した液晶表示
パネルと同様である。この場合も、バックライト15と
第2の反射型偏光板13との間に配置した半透過吸収板
16を省略してもよい。これらの各実施形態において
も、前述の第1の実施形態について説明した各種の変更
例を同様に適用することができる。
【0033】〔この発明による液晶表示装置の適用例〕
ここで、これまで説明してきたこの発明による液晶表示
装置である液晶表示パネルを適用したデジタル表示方式
の水晶時計の例を示す。図9はその時計の外観を示す斜
視図、図10はその内部構造を示す断面図である。この
水晶時計の時計ケース20は、金属製の胴部21に風防
ガラス22と裏蓋23とが接合されて形成されている。
【0034】風防ガラス22は、サファイアガラスや強
化ガラスあるいは樹脂材料などの透明材料からなり、胴
部21の前面側に接着またはパッキングを介して嵌合し
て接合している。裏蓋23は、胴部21の背面側にネジ
込みやパッキングを介して嵌合して接合している。この
ように、時計ケース20の内部は、ほこりや水分が侵入
しないような気密構造になっている。この時計ケース2
0内の風防ガラス22側には、時刻等の表示を行なう表
示部として、この発明による反射型の液晶表示パネル
(液晶表示装置)10を設けている。
【0035】この液晶表示パネル10には、時,分,秒
を表示する時刻表示部10aと、月,日,曜日を表示す
るカレンダー表示部10bと、1秒ごとに点滅するコロ
ンのマーク表示部10cとがある。これらの各表示部
は、図2に示した液晶セル11のガラス基板1,2の内
面に形成される透明な電極5,6のセグメントパターン
によって形成される。そして、通常の12時間または2
4時間の時刻表示機能、アラーム機能、ストップウォッ
チ機能、タイマー機能等の表示が可能になっている。こ
の表示機能の切り換えや時刻修正は、時計ケース20の
胴部21に設けた複数の操作スイッチ24の操作によっ
て行なう。この操作スイッチ24は、胴部21との間に
パッキングを設け、時計ケース20の内部にほこりや水
分が侵入しないようにしている。
【0036】この水晶時計の内部には、図10に示すよ
うに時計ケース20内に、液晶表示パネル10と回路基
板30とがほぼ平行に配置され、回路基板30の裏蓋2
3側にその駆動電源となる電池31が配置されている。
回路基板30上には、発振周波数が32,768Hzの
水晶振動子32と、この水晶振動子を発振させて所定の
信号を生成する水晶発振回路や分周回路、液晶表示パネ
ル10を駆動するための駆動回路、この水晶時計を統括
制御する中央演算処理装置(CPU)等を搭載した半導
体集積回路33を実装している。
【0037】液晶表示パネル10と回路基板30とは、
その間に配置したゼブラゴム34によって電気的に接続
されている。そして、液晶表示パネル10と回路基板3
0との電気的接続を確実にするため、ゼブラゴム34が
その厚さ方向に圧縮されるように構成している。このゼ
ブラゴム34は、絶縁体であるシリコンゴムにカーボン
や金属粒子を含有させた導電層を一定のピッチで形成し
たものであり、その厚さ方向には各導電層により導通
し、隣接する導電層とは絶縁状態となっている。このゼ
ブラゴム34の導電層による上下導通部と絶縁部とが交
互に配置されているのに対応するように、同じピッチ寸
法で、液晶表示パネル10と回路基板30の対向する面
にそれぞれ接続端子パターンが形成されている。
【0038】この時計によれば、風防ガラス22側(視
認側)からの外光の入射により、反射型の液晶表示パネ
ル10によって、時・分・秒などの時刻情報や、日付け
・曜日・月・年などのカレンダ情報などを、メタル調の
背景部内に種々の状態(暗色,白色,各種の色、あるい
は時計の内部構造を透視できる状態など)でデジタル表
示することができる。あるいは、その背景部と情報表示
部の表示状態を反転させて、時刻情報やカレンダ情報な
どをメタル調で表示することもできる。この液晶表示パ
ネル10としては、前述の第1乃至第7の各実施形態と
して説明したいずれの液晶表示パネルも適用することが
できる。但し、バックライト15を設けた液晶表示パネ
ルを装着した場合には、操作スイッチ24のいずれかを
押したときだけそのバックライトが点灯して、透過型の
表示も行なうことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
る液晶表示装置は、外光の入射により、ミラー状あるい
はそれをソフト化したメタル調の背景部内に、各種の情
報を暗色,白色,各種の色、あるいは装置の内部構造を
透視できる状態など種々な状態で表示することができ
る。バックライトを設けたものは、暗い場所では透過型
の表示を行なうこともできる。また、その背景部と情報
表示部の表示状態を反転させ、各種の情報を表示する文
字や数字あるいは図形などをメタル調で表示することも
できる。したがって、この発明による液晶表示装置を、
デジタル表示式水晶時計やその他の携帯型電子機器をは
じめ各種電子機器の表示パネルとして適用することがで
き、それによって、デザイン的に変化があり、しかも斬
新でおもしろ味のある電子機器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による液晶表示装置の第1の実施形態
の構成を示す模式的な断面図である。
【図2】その液晶セルの構成を示す拡大断面図である。
【図3】この発明による液晶表示装置の第2の実施形態
の構成を示す模式的な断面図である。
【図4】この発明による液晶表示装置の第3の実施形態
の構成を示す模式的な断面図である。
【図5】この発明による液晶表示装置の第4の実施形態
の構成を示す模式的な断面図である。
【図6】この発明による液晶表示装置の第5の実施形態
の構成を示す模式的な断面図である。
【図7】この発明による液晶表示装置の第6の実施形態
の構成を示す模式的な断面図である。
【図8】この発明による液晶表示装置の第7の実施形態
の構成を示す模式的な断面図である。
【図9】この発明による液晶表示装置の適用例を示す水
晶時計の外観斜視図である。
【図10】その内部構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1,2:ガラス基板 3:液晶 4:シール材 5,6:電極 10:液晶表示パネル 10a:時刻表示部 10b:カレンダー表示部 10c:マーク表示部 11:液晶セル 12:第1の反射型偏光板 13:第2の反射型偏光板 14:光吸収板 15:バックライト 16:半透過吸収板 17:吸収型偏光板 18:光拡散板 20:時計ケース 21:胴部 22:風防ガラス 23:裏蓋 24:操作スイッチ 30:回路基板 31:電池 32:水晶振動子 33:半導体集積回路 34:ゼブラゴム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // G04G 9/00 301 G04G 9/00 301Z (72)発明者 関口 金孝 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内 (72)発明者 菊池 正美 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内 (72)発明者 秋葉 雄一 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内 (72)発明者 中川 浩司 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内 (72)発明者 戸井田 孝志 埼玉県所沢市大字下富字武野840番地 シ チズン時計株式会社技術研究所内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向する内面にそれぞれ電極を有する2
    枚の透明な基板の間に液晶を封入した液晶セルと、該液
    晶セルの視認側に配設した第1の反射型偏光板と、該液
    晶セルの視認側と反対側に配設した第2の反射型偏光板
    と、該第2の反射型偏光板に対して前記液晶セルと反対
    側に配置したバックライトとを備え、 前記第1,第2の反射型偏光板は、透過容易軸と直交す
    る振動面をもつ直線偏光は反射する偏光シートであるこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 対向する内面にそれぞれ電極を有する2
    枚の透明な基板の間に液晶を封入した液晶セルと、該液
    晶セルの視認側に配設した第1の反射型偏光板と、該液
    晶セルの視認側と反対側に配設した第2の反射型偏光板
    と、前記第1の反射型偏光板の視認側に配置した光拡散
    層とを備え、 前記第1,第2の反射型偏光板は、透過容易軸と直交す
    る振動面をもつ直線偏光は反射する偏光シートであるこ
    とを特徴とする液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の液晶表示装置において、 前記バックライトと前記第2の反射型偏光板との間に半
    透過吸収板を設けたことを特徴とする液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の液晶表示装置において、 前記第2の反射型偏光板に対して前記液晶セルと反対側
    にバックライトを配置し、該バックライトと前記第2の
    反射型偏光板との間に半透過吸収板を設けたことを特徴
    とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    液晶表示装置において、 前記第1の反射型偏光板と第2の反射型偏光板は、互い
    に前記透過容易軸が直交するように配置されている液晶
    表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    液晶表示装置において、 前記第1の反射型偏光板と第2の反射型偏光板は、互い
    に前記透過容易軸が平行するように配置されている液晶
    表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
    液晶表示装置において、 前記液晶セルは、透過する直線偏光を位相変調または強
    度変調する液晶を封入している液晶表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の液晶表示装置において、 前記液晶がツイストネマティック液晶である液晶表示装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の液晶表示装置において、 前記液晶がスーパー・ツイストネマティック液晶である
    液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項7記載の液晶表示装置におい
    て、 前記液晶がゲストホスト液晶である液晶表示装置。
  11. 【請求項11】 請求項1乃至10のいずれか一項に記
    載の液晶表示装置において、 前記第1の反射型偏光板が、その透過容易軸を前記液晶
    セルの視認側の液晶分子の長軸方向に平行させるかある
    いは直交させるように配置されている液晶表示装置。
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