JP2001241526A - 移動体駆動装置及びパラレルメカニズム機械 - Google Patents

移動体駆動装置及びパラレルメカニズム機械

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JP2001241526A
JP2001241526A JP2000050010A JP2000050010A JP2001241526A JP 2001241526 A JP2001241526 A JP 2001241526A JP 2000050010 A JP2000050010 A JP 2000050010A JP 2000050010 A JP2000050010 A JP 2000050010A JP 2001241526 A JP2001241526 A JP 2001241526A
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JP
Japan
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ball screw
universal joint
moving body
parallel mechanism
nut
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Application number
JP2000050010A
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English (en)
Inventor
Seizo Kobayashi
清造 小林
Masao Nakagawa
昌夫 中川
Seiji Watanabe
成治 渡辺
Tetsuya Matsushita
哲也 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボールネジに自在継手を直結して、構造を簡
略化し、移動体の支持剛性を向上する。 【解決手段】 パラレルメカニズム工作機械において、
複数本のボールネジ4を第1自在継手1で機枠11の天
板部に支持し、ボールネジ4の先端を第2自在継手2に
直結して主軸頭10に連結する。ボールネジ4にナット
を螺合し、ナットをモータ3で回転する。NC装置13
はボールネジ4の軸周りの所要回転量と軸方向の所要移
動量とに基づいてモータ3の回転数を制御する。ナット
の回転に伴い、ボールネジ4は第2自在継手2と一体に
軸周りで回転するとともに軸方向に並進移動して、主軸
頭10を目標の位置及び姿勢に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボールネジで移動
体を駆動する装置、及び該装置を用いたパラレルメカニ
ズム機械に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、工作機械の分野では、複数本のボ
ールネジの並進移動によって移動体の位置及び姿勢を制
御するパラレルメカニズム機が数多く開発されている。
この種の機械では、従来、図3及び図4に示すような移
動体駆動装置が用いられている。この装置は、スプライ
ン溝付のボールネジ4と、ボールネジ4を工作機械の機
枠(図示略)に支持する第1自在継手1と、ボールネジ
4を主軸頭等の移動体(図示略)に連結する第2自在継
手2と、モータ3と、モータ3の回転をボールネジ4の
直線運動に変換するナット7と、ボールネジ4の軸周り
の回転を阻止するスプラインナット8と、ボールネジ4
の先端に第2自在継手2を回転可能に接続するカップリ
ング9とから構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の移動
体駆動装置によると、ボールネジ4の回転を阻止するた
めにスプライン溝やスプラインナット8を設ける必要が
あり、また、第2自在継手2の回転を許容するためにボ
ールネジ4との間にカップリング9を介在させる必要も
あって、構造が複雑化するばかりでなく、移動体の支持
剛性も低下するという問題点があった。
【0004】そこで、本発明の課題は、ボールネジを第
2自在継手に直結して、構造を簡略化できるとともに、
移動体の支持剛性を向上できる移動体駆動装置及びパラ
レルメカニズム機械を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の移動体駆動装置は、ボールネジと、ボー
ルネジを機枠に支持する第1自在継手と、ボールネジの
先端に直結されボールネジを移動体に連結する第2自在
継手と、ボールネジに螺合するナットと、ナットを回転
するモータと、モータの回転数をボールネジの軸周りの
所要回転量と軸方向の所要移動量とに基づいて制御する
手段とから構成される。
【0006】また、本発明のパラレルメカニズム機械
は、前記移動体駆動装置を複数台備え、複数本のボール
ネジの並進移動によって移動体の位置及び姿勢を制御す
ることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はパラレルメカニズムを採用
した工作機械を模式的に示すものである。この工作機械
は、機枠11と、ワークを載せるテーブル0と、工具1
4を保持する移動体としての主軸頭10と、主軸頭10
をボールネジ4で駆動する複数台の主軸頭駆動装置12
と、各駆動装置12を制御するNC装置13とを備え、
複数本のボールネジ4の並進移動によって主軸頭10の
位置及び姿勢を制御するように構成されている。
【0008】図2は主軸頭駆動装置12の構造を詳細に
示すものである。この実施形態の主軸頭駆動装置12に
おいては、スプライン溝を有しない一般的なボールネジ
4が用いられている。ボールネジ4は第1自在継手1に
より機枠11の天板部に傾動自在に支持されている。ボ
ールネジ4の先端は第2自在継手2に直結されて主軸頭
10に傾動自在に連結されている。ボールネジ4にはナ
ット7が螺合され、ナット7はモータ3の回転体6に一
体回転可能に結合されている。
【0009】モータ3には回転体6の回転数を検出する
エンコーダ5が設けられ、NC装置13はエンコーダ5
の出力と主軸頭10の制御データとからボールネジ4の
軸周りの所要回転量と軸方向の所要移動量とを演算し、
この演算結果に基づいてモータ3の回転数を制御する。
そして、モータ3によりナット7を回転し、ボールネジ
4を第2自在継手2と一体に軸周りで回転するとともに
軸方向に移動して、主軸頭10を目標の位置及び姿勢に
制御するようになっている。
【0010】従って、この実施形態の主軸頭駆動装置1
2によれば、ボールネジ4が第2自在継手2に直結され
ているため、ボールネジ4の回転を阻止するスプライン
溝やスプラインナット、及び第2自在継手2の回転を許
容するカップリングを省いて、構造を簡略化できるとと
もに、主軸頭10の支持剛性を向上させることができ
る。
【0011】なお、本発明は工作機械に限定されるもの
ではなく、パラレルメカニズムを採用した各種の機械に
応用することもできる。その他、本発明の趣旨を逸脱し
ない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施
することも可能である。
【0012】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の移動体駆
動装置及びパラレルメカニズム機械によれば、ボールネ
ジを第2自在継手に直結したので、構造を簡略化できる
とともに、移動体の支持剛性を向上できるという優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すパラレルメカニズム
工作機械の斜視図である。
【図2】図1の工作機械に用いられる主軸頭駆動装置の
構成説明図である。
【図3】従来の移動体駆動装置の斜視図である。
【図4】従来の移動体駆動装置の構成説明図である。
【符号の説明】
1・・第1自在継手、2・・第2自在継手、3・・モー
タ、4・・ボールネジ、5・・エンコーダ、7・・ナッ
ト、10・・主軸頭、11・・機枠、12・・主軸頭駆
動装置、13・・NC装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 成治 愛知県丹羽郡大口町下小口5丁目25番地の 1 オークマ株式会社大口工場内 (72)発明者 松下 哲也 愛知県丹羽郡大口町下小口5丁目25番地の 1 オークマ株式会社大口工場内 Fターム(参考) 3C048 CC00 CC04 CC14 CC20

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールネジと、ボールネジを機枠に支持
    する第1自在継手と、ボールネジの先端に直結されボー
    ルネジを移動体に連結する第2自在継手と、ボールネジ
    に螺合するナットと、ナットを回転するモータと、モー
    タの回転数をボールネジの軸周りの所要回転量と軸方向
    の所要移動量とに基づいて制御する手段とからなる移動
    体駆動装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の移動体駆動装置を複数台備
    え、複数本のボールネジの並進移動によって移動体の位
    置及び姿勢を制御するパラレルメカニズム機械。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102010047356A1 (de) * 2010-10-05 2012-04-05 Rheinisch-Westfälische Technische Hochschule Aachen Vorrichtung zur Bewegung eines Objekts
CN105751206A (zh) * 2016-05-11 2016-07-13 江南大学 基于混联的物流分拣机器人机构

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CN105751206A (zh) * 2016-05-11 2016-07-13 江南大学 基于混联的物流分拣机器人机构
CN105751206B (zh) * 2016-05-11 2017-11-17 江南大学 基于混联的物流分拣机器人机构

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