JP2001241168A - 腰壁材及びその施工方法 - Google Patents
腰壁材及びその施工方法Info
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Abstract
れた腰壁材を提供すること。 【解決手段】 合成樹脂製パネル状本体aの表面の長手
方向両側縁に面取り1を形成すると共に裏面にスリット
溝2を形成した腰壁材Aであり、該合成樹脂に植物粉を
添加することがある。また、このような腰壁材を接着剤
C及びタッカーEで壁面Bの下部に固定することであ
る。
Description
チャー、カートなどの衝突から壁面の下部を保護し、意
匠的にも優れた腰壁材及びその施工方法に関するもので
ある。
ものを壁面に貼り付けていた。また、床材を壁面まで立
ち上げて腰壁材の代用とする方法も提案されている。さ
らに、長尺シートを腰壁材として使用する方法もある。
性、耐久性には優れているものの、重量があり、持ち運
び時には大きな労力を要し、施工は煩雑で手間が掛か
り、高価なものであった。また、床材を壁面に立ち上げ
る方法は耐久性、施工性は優れているものの、意匠性が
劣っており、長尺状シートは安価であるが、耐久性、意
匠性に劣っている。そのため、安価で施工性が良く、耐
久性及び意匠性の優れた腰壁材が望まれていた。
に本発明が講じた手段は、合成樹脂製パネル状本体の表
面の長手方向両側縁に面取りを形成すると共に裏面にス
リット溝を形成した腰壁材であり、該合成樹脂に植物粉
を添加することである。また、このような腰壁材を接着
剤及びタッカーで壁面下部に固定することである。
久性及び意匠性の優れた腰壁材を提供することが出来る
と共に意匠性が向上したものとなる。また、施工法を簡
略化することができる。
面に基づいて更に詳しく説明する。本発明の腰壁材Aの
構造は図1に示す様なパネル状本体aを合成樹脂で帯板
状に形成し、その表面の長手方向の両側縁に面取り1を
施しており、裏面にはスリット溝2を施しているもので
ある。
向両側縁に傾斜面を形成するもので、その角度は通常3
0〜60度の範囲で有るが、意匠的には40〜50度の
範囲が好ましい。面取り1の深さは通常0.5〜2mm
であるが、意匠的には1.0〜1.5mmの範囲が好ま
しい。
面にその長手方向又は短手方向に平行状に或は傾斜状に
溝状凹部を形成して投錨効果を付与して接着強度を上げ
るためのものであり、その深さは特に限定されるもので
はないが、投錨効果、腰壁材の強度を考えれば0.05
〜0.5mmの範囲が好ましい。このスリット溝2は直
線的でも曲線的でも両者の併用でも良い。スリットの本
数は投錨効果を高めるためには多い方がよい。
と、厚さについては1〜10mmが好ましく、1〜3m
mがより好ましい。幅については100〜500mmが
好ましく、200〜400mmがより好ましい。長さに
ついては500〜1500mmが好ましく、900〜1
200mmがより好ましい。
印刷、印刷フィルムの貼合、絞押加工などの化粧を施し
てもよい。
樹脂でも熱硬化性合成樹脂でもよく、熱可塑性合成樹脂
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−
酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル共
重合体、エチレン−オレフィン共重合体、ポリ塩化ビニ
ル(PVC)、ポリウレタン、ポリエステル、ナイロ
ン、アクリル系樹脂、熱可塑性エラストマーなどが挙げ
られ、熱硬化性合成樹脂としては、フェノール系樹脂、
メラミン系樹脂、不飽和ポリエステル系樹脂などが挙げ
られる。上記、合成樹脂には必要に応じて、可塑剤、安
定剤、酸化防止剤、着色剤、抗菌剤、防カビ剤、難燃
剤、充填剤などを添加することができる。
添加する必要がある。難燃剤としては、塩素化パラフィ
ン、塩素化ポリエチレンなどの塩素系難燃剤、ヘキサブ
ロモビフェニル、デカブロモジフェニルエーテルなどの
臭素系難燃剤、リン酸エステル、ポリリン酸アンモニウ
ムなどのリン系難燃剤、水酸化マグネシウム、水酸化ア
ルミニウムなどの金属水酸化物、錫酸亜鉛などの錫酸塩
系難燃剤、ホウ酸亜鉛などのホウ酸塩系難燃剤等が挙げ
られ、また、塩素、臭素などのハロゲンを含む組成物に
対しては難燃助剤として酸化アンチモンなどのアンチモ
ン化合物を添加すると難燃性が向上する。これら難燃
剤、難燃助剤は要求される難燃性基準を満たすように単
独または併用して使用することができる。
れるものではないが、木粉、籾殻、コルク粉、ヤシ殻な
どが使用でき、粒径は加工性の点から0.1〜5mmが
好ましく、添加量は加工性、強度の点から合成樹脂10
0重量部に対して100重量部以下が好ましい。
でも良く、耐傷性を考慮すると表面は硬質PVC、ポリ
プロピレン、熱硬化性樹脂などの硬質層が好ましく、耐
衝撃性を考慮すると裏面は緩衝層が好ましい。緩衝層と
しては、植物粉を添加した合成樹脂層、合成樹脂製の発
泡体層、合成繊維、ガラス繊維などの不織布層などが例
示できる。中でも、緩衝性に優れるPVCフォーム、ポ
リエチレンフォーム、ポリプロピレンフォーム、EVA
フォーム、ウレタンフォームなどの合成樹脂製の発泡体
層が好ましい。
成形法、プレス成形法、カレンダー成形法等で成形でき
る。射出成形法、プレス成形法は1工程で成形でき、押
出成形法は押出し後、規定長さに裁断すればよく、カレ
ンダー成形は板材を圧延後、規定巾、規定長さに裁断
し、面取りすれば良い。
材Aの裏面又は壁面B下部のいずれか一方又は双方に接
着剤Cを塗布して床材Dが敷設されている壁面Bの下部
に、長手方向が高さ方向になるように貼り付ける。次に
貼り付けた腰壁材Aの上端部及び下端部のそれぞれ数箇
所づつタッカーEを打設し固定する。続いて隣に別の腰
壁材Aを同様にして突き合わせて隣接する面取り1同士
で略V状の縦溝が形成されるように固定する。腰壁材A
を所定位置に全て固定してから、床材Dと腰壁材Aの境
界に巾木FをタッカーEが隠れるように貼着する。
隠れるように見切り材Gを貼着する。見切り材Gは腰壁
材Aを貼る前に予め壁面Bに固定しても良い。但し、こ
の場合、タッカーを打設でき、さらにタッカー部を覆い
隠せる構造でなければならない。例えば、見切り材が表
裏部材に分かれている場合には、表部材をはずして、裏
部材を所定の位置に貼着した後、腰壁材を接着剤とタッ
カーで固定し、表部材でタッカー部が隠れるように表部
材を裏部材に嵌合する。タッカーは接着剤の初期接着力
の弱さを補い、施工を簡略化でき、長期的には腰壁材の
収縮による寸法変化を抑制する効果があり、耐久性が増
す。
系、ゴム系、アクリル系、酢酸ビニル系、エポキシ系が
挙げられ、耐久性を考えるとウレタン系、エポキシ系が
好ましい。
る。 (実施例1)下記の塩化ビニル組成物を異形押出装置に
より厚み2mm、巾300mm、面取り角45度、面取
り深さ1mm、裏面のスリット深さ0.1mm、スリッ
ト間隔2mmの板材を成形し、1000mmに裁断し
て、腰壁材を得た。 PVC(重合度1000) 100重量部 可塑剤(DOP) 40重量部 安定剤(Ba−Zn系) 2重量部 Sb2O3 5重量部 炭酸カルシウム 20重量部 着色剤 2重量部
レフィン系熱可塑性エラストマー組成物からなり、厚み
4mmの裏層が下記のエチレン−酢酸ビニル共重合体組
成物からなり、これらを異形多層押出装置により、厚み
5mm、巾400mm、面取り角50度、面取り深さ1
mm、裏層裏面のスリット深さ0.1mm、スリット間
隔4mmの板材を成形し、1200mmに裁断し、裏層
が3倍発泡体の腰壁材を得た。
に対し木粉20重量部、着色剤1重量部を混合し、プレ
ス成形にて厚み2.5mm、巾400mm、面取り角5
0度、面取り深さ1mm、裏面のスリット深さ0.2m
m、スリット間隔2mm、長さ900mmの腰壁材を得
た。
の裏面にウレタン系接着剤を塗布し、それぞれを床面に
床材が敷設された壁面下部に長手方向が高さとなるよう
に貼付け、上下両端部から10mmの箇所にタッカーを
打設して固定し、順次同様にして隣接の腰壁材を固定
し、床材と腰壁材との境界部分にタッカーが隠れるよう
に巾木を貼付け、上端部にはタッカーが隠れるように見
切り材を貼付けた。
の長手方向両側縁に面取りを形成すると共に裏面にスリ
ット溝を形成したから、持ち運び性、施工性が良く、耐
久性及び意匠性の優れた安価な腰壁材を提供することが
出来る。
ことにより意匠性がさらに向上したものとなる。
壁面下部に固定することによって接着剤の初期接着力の
弱さをタッカーが補い、施工を簡略化できると共に施工
が容易であり、腰壁材の収縮や伸びによる寸法変化を抑
制でき、耐久性があり、意匠性の優れた壁面となる。
カー、a:パネル状本体、1:面取り、2:スリット
溝。
Claims (3)
- 【請求項1】 合成樹脂製パネル状本体の表面の長手方
向両側縁に面取りを形成すると共に裏面にスリット溝を
形成したことを特徴とする腰壁材。 - 【請求項2】 合成樹脂に植物粉を添加したことを特徴
とする請求項1に記載の腰壁材。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載の腰壁材を
接着剤及びタッカーで壁面下部に固定することを特徴と
する腰壁材の施工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049696A JP2001241168A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 腰壁材及びその施工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049696A JP2001241168A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 腰壁材及びその施工方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001241168A true JP2001241168A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18571598
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000049696A Pending JP2001241168A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 腰壁材及びその施工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001241168A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104583507A (zh) * | 2012-08-27 | 2015-04-29 | 乐金华奥斯有限公司 | 夹芯板用芯材及其制备方法、包含上述夹芯板用芯材的夹芯板 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000049696A patent/JP2001241168A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN104583507A (zh) * | 2012-08-27 | 2015-04-29 | 乐金华奥斯有限公司 | 夹芯板用芯材及其制备方法、包含上述夹芯板用芯材的夹芯板 |
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