JP2001240390A - 作業車両の油圧回路 - Google Patents

作業車両の油圧回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低燃費で油温上昇の少ない作業車両の油圧回
路を提供する。 【解決手段】 従来兼用としてきた作業機用と操舵用と
の油圧ポンプを一体化されたケーシング内にそれぞれ個
別に設ける。さらに、操舵用ポンプの余剰流量を作業機
用ポンプの吐出油に合流させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧で作動する作
業機と操向装置とを備えた作業車両(特にフォークリフ
ト)の油圧回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、油圧で作動する作業機と操向装
置とを備えた作業車両(特にフォークリフト)の油圧回
路について図6を参照して以下に説明する。
【0003】図6に、一般的な作業車両の油圧回路図を
例示する。エンジン1に駆動されるポンプ52は、プラ
イオリティ弁55を介して第1操作弁13に圧油を送り
込んでいる。第1操作弁13は、図示しない作業機を駆
動自在とする作業機シリンダ14,15に操作により圧
油を供給する。プライオリティ弁55はまた、ポンプ5
2の吐出する圧油の一部を、負荷の大小によらず一定流
量だけ第2操作弁10に送り込んでいる。第2操作弁1
0は、図示しない操舵輪を操向自在とする操向シリンダ
11に操作により圧油を供給する。作業機シリンダ1
4,15から第1操作弁13を介して戻る圧油と、操向
シリンダ11から第2操作弁10を介して戻る圧油と
は、合流してクーラ50を通過して冷却された後タンク
4に戻る。
【0004】ポンプ52とプライオリティ弁55との間
には、第1操作弁13及び作業機シリンダ14,15の
最大圧力を規定する作業機リリーフ弁57が設けられ、
プライオリティ弁55と第2操作弁10との間には、第
2操作弁10及び操向シリンダ11の最大圧力を規定す
る操向リリーフ弁58が設けられている。なお、特にフ
ォークリフトにおいては、操向リリーフ弁58の規定圧
力は作業機リリーフ弁57の規定圧力よりも低いのが普
通である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記油圧回路
には、作業機と操向との動力源を1つのポンプ52でま
かなっているため、以下の問題が発生している(特にフ
ォークリフトにおいて)。 (1)例えば、作業機操作しないで操向だけを行う(逆
の操作でも可)といったとき、操向シリンダ11を駆動
する圧油の流量は、ポンプ52の吐出流量の一部である
(ことが多い)のに、ポンプ52の吐出流量の全体に負
荷圧力がかかる。したがって、ポンプ52は無駄なトル
クを吸収し、燃費を悪化させる。 (2)例えば、作業機操作と操向の両方でリリーフさせ
たとき、ポンプ52の吐出流量の全部にリリーフ弁57
の規定圧力がかかる。前述の通りリリーフ弁58はリリ
ーフ弁57よりも規定圧力が低いのが普通だから、ポン
プ52は無駄なトルク(リリーフ弁57,58の規定圧
力の差×リリーフ弁58の通過流量分)を吸収する。吸
収トルクが無駄に大きくなると、エンスト防止のために
エンジン1は大型になり、製造コストが上昇する。 (3)(1)及び(2)で述べた無駄なトルクで発生す
るエネルギーは、その大半が熱となって油温を上昇させ
る。したがって、油温の上がり過ぎを防止するためにク
ーラ50が必要となり、製造コストが上昇する。 (4)プライオリティ弁55が一定流量の圧油を優先的
に第2操作弁10に送り込むために、特にエンジン低速
回転時にはポンプ52の吐出流量の大部分が第2操作弁
10に送られるので、作業機速度が極端に低下し、操作
性が悪い。操作性を向上させるにはエンジン回転を上げ
ねばならないので、燃費が悪化する。
【0006】本発明は、上記の問題点に着目してなされ
たものであり、必要以外の負荷によるポンプの吸収トル
クを低減することでエンジンの負担増と油温の上昇とを
抑え、燃費が良く製造コストの低い作業車両の油圧回路
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】上記の目
的を達成するために、本発明は、歯車ポンプからの圧油
を第1操作弁を介して作業機アクチュエータへ供給する
ことにより作業機を駆動自在とするとともに、前記歯車
ポンプからの圧油を第2操作弁を介して操向アクチュエ
ータへ供給することにより操舵輪を操向自在とする、作
業車両の油圧回路において、歯車ポンプは、第1操作弁
に圧油を供給する第1ポンプと、第2操作弁に圧油を供
給する第2ポンプとを有する多連ポンプであり、第1、
第2ポンプの歯車を内蔵するケーシングを、一体的に形
成するともに、第1、第2ポンプの歯車を駆動する駆動
軸は、係合形状を有して互いに連結し、一方の軸から直
接他方の軸へ回転力を伝達するようにしたことを特徴と
する。
【0008】上記構成によると、以下の効果が得られ
る。 (1)ポンプを2つにしたことにより、作業機と操向と
の負荷をそれぞれ別のポンプで分担でき、それぞれのポ
ンプを必要な吐出圧力で作動できるので、無駄な吸収ト
ルクがなくなる。したがって燃費が向上するとともに、
エンジンを小型化して製造コストを低減可能となる。ま
た、作動油温の上昇も抑えられ、クーラが必要なくな
る。 (2)ケーシングを一体化したことで、ケーシング同士
の合わせ面仕上げ及び位置決めピン加工といった製造工
程を大幅に省けるので、ポンプの製造コストを低減可能
となる。 (3)第1、第2ポンプの駆動軸同士が直接係合する係
合形状を有することで、継手が不要となり、ポンプの軸
方向長さを縮めてポンプを小型化し、小型の車両にも搭
載可能となる。
【0009】上記構成に加えて、第2操作弁に供給する
圧油の流量が所定流量値を越えるときに第2ポンプの吐
出する圧油の余剰分の流量をタンク若しくは多連ポンプ
の吸込口へ戻すかまたは第1ポンプの吐出する圧油に合
流させるかするプライオリティ弁を、第2ポンプのケー
シング上に取付けるかまたはケーシングと一体に設ける
かしても良い。
【0010】上記構成によると、以下の効果が得られ
る。 (1)プライオリティ弁が第2ポンプの余剰分の流量の
圧油をタンクまたは多連ポンプの吸込口へ戻すことによ
り、余剰分の流量が第2操作弁に流れることで生じる通
路抵抗の増加が招く、燃費の悪化及び油温の上昇を防止
できる。 (2)プライオリティ弁が第2ポンプの余剰分の流量の
圧油を第1ポンプの吐出する圧油に合流させることによ
り、第1操作弁に流れる圧油の流量が増加し、作業機の
速度を上げて作業能率を向上できる。 (3)プライオリティ弁を第2ポンプのケーシング上に
取付けるかまたはケーシングと一体に設けるかしたこと
で、プライオリティ弁と第2ポンプとを接続する配管を
簡素化できて組立工程が省力化され、車両の製造コスト
が低減する。
【0011】また、本発明の別の構成として、歯車ポン
プは、第1操作弁に圧油を供給する第1ポンプと、第2
操作弁に圧油を供給する第2ポンプとを有する多連ポン
プであり、第2ポンプと第2操作弁との間に、第2操作
弁に供給する圧油の流量が所定流量値を越えたときに第
2ポンプの吐出する圧油の余剰分の流量を分流して排出
するプライオリティ弁を設けるとともに、プライオリテ
ィ弁の排出する余剰分の流量の圧油を、第1ポンプの吐
出圧力に応じて、第1ポンプの吐出する圧油に合流させ
るかまたはタンク若しくは多連ポンプの吸込口へ戻すか
を切替自在とする切替手段を設けても良い。
【0012】上記構成によると、以下の効果が得られ
る。第1ポンプの吐出圧力が高いときに第2ポンプを合
流させると、第2ポンプの吐出圧力も上昇して吸収トル
クが増加し、燃費の悪化と油温の上昇とを招く。そこ
で、合流させるかまたはタンクなどへ戻すかを切替自在
としたので、第1ポンプの吐出圧力が低いときだけ合流
させて作業機の速度を上げ、第1ポンプの吐出圧力が高
いときは余剰分の流量をタンクなどへ戻して第2ポンプ
の吸収トルクの増加が招く燃費の悪化と油温の上昇とを
防止できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施形態について詳細に説明する。まず、第1の実施形
態について、図1、図2を参照して説明する。なお、説
明は従来技術の実施形態と相違する部分のみに限ること
として、従来技術の実施形態と同一の構成要素には同一
符号を付し、ここでの説明を省く。
【0014】図1に、本発明の実施形態による作業車両
(特にフォークリフト)の油圧回路図を示す。エンジン
1に駆動される歯車ポンプ20は、第1操作弁13に圧
油を供給する第1ポンプ2と第2操作弁10に圧油を供
給する第2ポンプ3とを有する多連ポンプである。第2
ポンプ3と第2操作弁10との間には、第2操作弁10
に供給する圧油の流量が所定流量値を越えたときに余剰
分の流量の圧油を分流して排出するプライオリティ弁5
を設ける。プライオリティ弁5と第1ポンプ2との間に
は、合流切替弁6を設ける。合流切替弁6はプライオリ
ティ弁5の排出する余剰分の流量の圧油を、第1ポンプ
2の吐出圧力が規定圧力を越えるときにタンク4へ戻
し、これ以外のときに第1ポンプ2の吐出する圧油に合
流させる。また、合流切替弁6はチェック弁6aを有し
て、第1ポンプ2からプライオリティ弁5への逆流を防
止している。合流切替弁6と第1操作弁13との間に
は、第1操作弁13及び作業機シリンダ14,15の最
大圧力を規定する作業機リリーフ弁7が設けられ、プラ
イオリティ弁5と第2操作弁10との間には、第2操作
弁10及び操向シリンダ11の最大圧力を規定する操向
リリーフ弁8が設けられている。なお、フォークリフト
の場合リリーフ弁8の規定圧力はリリーフ弁7の規定圧
力よりも低いものである。
【0015】上記の合流切替弁6の作動によれば、第1
ポンプ2の吐出圧力が低いときには第2ポンプ3の圧油
の余剰分の流量を合流させ、第1操作弁13への供給流
量を増加して作業機速度を増加できるとともに、第1ポ
ンプ2の吐出圧力が高い(合流させると第2ポンプ3の
吐出圧力が上昇し、リリーフ弁8が作動する)ときには
タンク4に戻して、第2ポンプ3の合流時のリリーフ弁
8からのリリーフ損失による燃費の悪化及び油温の上昇
を防止できる。
【0016】なお、合流切替弁6が非合流から合流に急
激に切替わると、第2ポンプ3の吐出圧力及び吸収トル
クが急激に増大してエンストを招く可能性がある。その
ため、例えば図1中に示したようにスローリターン絞り
6bを設けるなどして、合流切替弁6の切替速度を緩慢
にするのが望ましい。
【0017】合流切替弁6の替わりに、図2中に示した
ように圧油の余剰分の流量を常に合流させる合流ブロッ
ク6e、または図3中に示したように圧油の余剰分の流
量を常にタンク4に戻す非合流ブロック6fを設けても
良い。
【0018】また、第1ポンプ2の吐出圧力及び吸収ト
ルクの急な増大によるエンストを防止するために、図1
中に示したように第1ポンプ2と第1操作弁13との間
にブリードオフする絞り弁9を設けても良い。絞り弁9
は第1操作弁13へ供給される圧油のわずかな一部を、
絞りを通じてタンク4へ戻している。第1操作弁13へ
の供給圧力すなわち第1ポンプ2の吐出圧力が、高いと
きは絞りの開口が狭まり、低いときは広がる。こうして
可変絞り弁9はタンク4へ戻す圧油の流量を圧力によら
ず略一定に制御している。ところが、第1ポンプ2の吐
出圧力の急激な上昇時は、絞りの開口を狭めるのに作動
遅れを生じて、一瞬の間過分に多量の圧油がタンク4へ
戻る。これによって、第1ポンプ2の吐出圧力の急激な
上昇を緩和し、吸収トルクの急な増大によるエンストを
防止できる。
【0019】つぎに、ポンプ20の構成について、図
4、図5を参照して説明する。まず、図4は、ポンプ2
0を軸方向に破断した断面図である。ポンプ20におい
て一体のケーシング21内に、第1ポンプ2及び第2ポ
ンプ3が形成されている。第1ポンプ2は第1ドライブ
ギヤ22と第1ドリブンギヤ24とを有し、第2ポンプ
3は第2ドライブギヤ23と第2ドリブンギヤ25とを
有する。第1、第2ドライブギヤ22、23はそれぞれ
に固設した第1、第2回転軸26、27を有し、これら
の回転軸によって回転力を授受する。
【0020】第1、第2回転軸26、27はその結合部
において、一方(ここでは第1回転軸26)がオス、他
方がメスのスプライン形状を有し、互いに係合すること
によって一方から他方へ回転力を伝達自在とする。第
1、第2回転軸26、27が直接係合することで継手が
不要となり、軸方向長さを短縮してポンプ20を小型化
できる。なお、軸の係合形状は、セレーション、キー溝
またはその他の形状でも良い。
【0021】次に、図5は、ポンプ20を第2ポンプ3
の部分で軸に垂直な方向に破断した断面図である。プラ
イオリティ弁5及びリリーフ弁8をケーシング21内に
設けるとともに、第2ポンプ3の吐出口3aからプライ
オリティ弁5及びリリーフ弁8までの通路と、リリーフ
弁8から第2ポンプ3の吸込口3bまでの(戻り)通路
とをケーシング21内に形成している。これにより配管
を簡素化し、組立工数の低減とポンプ20の小型化とが
可能になる。なお、プライオリティ弁5及びリリーフ弁
8を別ブロックとして、ケーシング21に締結しても、
同様の効果が得られる。
【0022】本発明の実施形態によれば、ポンプを2つ
有するので、作業機と操向との負荷をそれぞれ別のポン
プで分担でき、それぞれのポンプを異なる吐出圧力で駆
動できて無駄な吸収トルクがなくなる。したがって燃費
が向上するとともに、エンジンを小型化して製造コスト
を低減可能となる。また、作動油温の上昇も抑えられ、
クーラを備える必要がなくなる。単に作業機用と操向用
との2つのポンプをそれぞれ備えるだけでは大型化して
大きな設置スペースが必要となり、コストも上昇する。
特にフォークリフトでは油圧ポンプを設置する場所が非
常に狭く、単に2つのポンプを連結するだけでは設置ス
ペースを確保できない。本発明では、第1、第2ポンプ
2,3を、プライオリティ弁5及びリリーフ弁8をも含
めて一体化したので、機器の小型化、配管の簡素化及び
製造コストの低減が可能となる。
【0023】なお、本発明の回路は必ずしもポンプの数
を2つに限定するものではない。例えば図1に示すよう
に、他の油圧回路70に圧油を供給する第3ポンプ60
を、第1、第2ポンプ2,3と同軸上に設けても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態による油圧回路図である。
【図2】合流ブロック6eの油圧回路図である。
【図3】非合流ブロック6fの油圧回路図である。
【図4】油圧ポンプ20の軸方向の断面図である。
【図5】油圧ポンプ20の軸に垂直な方向の断面図であ
る。
【図6】従来の技術に係る油圧回路図である。
【符号の説明】
2…第1ポンプ、3…第2ポンプ、4…タンク、5…プ
ライオリティ弁、6…合流切替弁、10…第2操作弁、
13…第1操作弁、20…歯車ポンプ、21…ケーシン
グ、22…第1ドライブギヤ、23…第2ドライブギ
ヤ、24…第1ドリブンギヤ、25…第2ドリブンギ
ヤ、26…第1回転軸、27…第2回転軸。
フロントページの続き Fターム(参考) 3D033 EC05 EC09 3F333 AA02 AB13 DA02 FH04 FH05 FH08 3H089 AA71 BB01 BB04 DA02 DA13 HH29 JJ07

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 歯車ポンプからの圧油を第1操作弁を介
    して作業機アクチュエータへ供給することにより作業機
    を駆動自在とするとともに、前記歯車ポンプからの圧油
    を第2操作弁を介して操向アクチュエータへ供給するこ
    とにより操舵輪を操向自在とする作業車両において、 歯車ポンプは、第1操作弁(13)に圧油を供給する第1ポ
    ンプ(2)と、第2操作弁(10)に圧油を供給する第2ポン
    プ(3)とを有する多連ポンプ(20)であり、 第1、第2ポンプ(2,3)の歯車(22,23,24,25)を内蔵する
    ケーシング(21)を、一体的に形成するともに、 第1、第2ポンプ(2,3)の歯車(22,23,24,25)を駆動する
    それぞれの駆動軸(26,27)は、係合形状を有して互いに
    連結し、一方の軸(26)から直接他方の軸(27)へ回転力を
    伝達するようにしたことを特徴とする作業車両の油圧回
    路。
  2. 【請求項2】 第2操作弁(10)に供給する圧油の流量が
    所定流量値を越えるときに第2ポンプ(3)の吐出する圧
    油の余剰分の流量をタンク(4)または多連ポンプ(20)の
    吸込口へ戻すプライオリティ弁(5)を、第2ポンプ(3)の
    ケーシング(21)上に取付けるかまたはケーシング(21)と
    一体に設けるかしたことを特徴とする請求項1に記載の
    作業車両の油圧回路。
  3. 【請求項3】 第2操作弁(10)に供給する圧油の流量が
    所定流量値を越えるときに第2ポンプ(3)の吐出する圧
    油の余剰分の流量を第1ポンプ(2)の吐出する圧油に合
    流させるプライオリティ弁(5)を、第2ポンプ(3)のケー
    シング(21)上に取付けるかまたはケーシング(21)と一体
    に設けるかしたことを特徴とする請求項1に記載の作業
    車両の油圧回路。
  4. 【請求項4】 歯車ポンプからの圧油を第1操作弁を介
    して作業機アクチュエータへ供給することにより車体前
    部に設けた作業機を駆動自在とするとともに、歯車ポン
    プからの圧油を第2操作弁を介して操向アクチュエータ
    へ供給することにより車体後部に設けた操舵輪を操向自
    在とする作業車両において、 歯車ポンプは、第1操作弁(13)に圧油を供給する第1ポ
    ンプ(2)と、第2操作弁(10)に圧油を供給する第2ポン
    プ(3)とを有する多連ポンプ(20)であり、 第2ポンプ(3)と第2操作弁(10)との間に、第2操作弁
    (10)に供給する圧油の流量が所定流量値を越えたときに
    余剰分の流量の圧油を分流して排出するプライオリティ
    弁(5)を設けるとともに、 プライオリティ弁(5)の排出する圧油の余剰分の流量
    を、第1ポンプ(2)の吐出圧力に応じて、第1ポンプ(2)
    の吐出する圧油に合流させるかまたはタンク(4)若しく
    は多連ポンプ(20)の吸込口へ戻すかを切替自在とする切
    替手段(6)を設けたことを特徴とする作業車両の油圧回
    路。
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