JP2001239457A - ポリッシング装置 - Google Patents

ポリッシング装置

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JP2001239457A
JP2001239457A JP2000048241A JP2000048241A JP2001239457A JP 2001239457 A JP2001239457 A JP 2001239457A JP 2000048241 A JP2000048241 A JP 2000048241A JP 2000048241 A JP2000048241 A JP 2000048241A JP 2001239457 A JP2001239457 A JP 2001239457A
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polishing
substrate
top ring
semiconductor wafer
polished
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JP2000048241A
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English (en)
Inventor
Seiji Katsuoka
誠司 勝岡
Masahiko Sekimoto
雅彦 関本
Mitsuru Miyazaki
充 宮崎
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Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 単位時間当たりの半導体ウエハ等の基板の研
磨枚数を増加することができるとともに各基板を均一に
研磨することができるポリッシング装置を提供する。 【解決手段】 研磨面を有する研磨テーブル6と、半導
体ウエハ8を保持して研磨テーブル6に押圧する複数の
トップリング5と、複数のトップリング5を保持すると
ともに複数のトップリング5の回転割出しを行なう回転
台3とを備えたマルチヘッド型のポリッシング装置にお
いて、研磨テーブル6に隣接してトップリング5との間
で半導体ウエハ8の受け渡しを行なう基板受け渡し装置
20を設け、回転台3の回転割出し動作により一個のト
ップリング5を基板受け渡し装置20に隣接して位置さ
せ、半導体ウエハ8の交換を行なうことを可能とし、半
導体ウエハ8の交換中に他のトップリング5に保持され
た半導体ウエハ8の研磨を可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体ウエハ等の基
板を平坦かつ鏡面状に研磨するポリッシング装置に係
り、特に一個の研磨テーブルに対してポリッシング対象
物を保持するトップリングを複数個備えたマルチヘッド
型のポリッシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体デバイスの高集積化が進む
につれて回路の配線が微細化し、配線間距離もより狭く
なりつつある。特に、線幅がきわめて狭い光リソグラフ
ィの場合、許容される焦点深度が浅くなるため、ステッ
パーの結像面の高い平坦度が必要となる。そこで、半導
体ウエハの表面を平坦化することが必要となるが、この
平坦化法の1手段としてポリッシング装置を用いて化学
的機械的研磨(CMP)をすることが行なわれている。
【0003】前記ポリッシング装置として、一個の研磨
テーブルに対して半導体ウエハを保持するトップリング
を複数個備え、同時に複数の半導体ウエハを研磨するこ
とができるマルチヘッド型のポリッシング装置が知られ
ている。このマルチヘッド型のポリッシング装置におい
ては、各トップリングに半導体ウエハを装着した後に、
トップリングに保持された全ての半導体ウエハを同時に
研磨テーブル上の研磨面に押し付けて研磨を行ない、所
定時間の研磨を行った後に、各トップリングを上昇させ
ることにより、研磨を終了した全ての半導体ウエハをト
ップリングから取り外した後に、各トップリングに新た
な半導体ウエハを装着することが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のマルチ
ヘッド型のポリッシング装置においては、複数の半導体
ウエハを同時に研磨し、同時にロードアンロード(即
ち、交換)するという方法を採っているため、ロードア
ンロードしている間は、研磨テーブルにおいては研磨作
業が行われておらず、単位時間当たりのポリッシング対
象物の研磨枚数を増やしたいという要請の障害になって
いた。また複数の半導体ウエハを同時に研磨開始し、同
時に研磨終了する方法を採っているため、研磨終了時の
研磨状態にバラツキがあり、全ての半導体ウエハにつき
均一に研磨することが難しいという問題点があった。
【0005】本発明は、上述の事情に鑑み、単位時間当
たりの半導体ウエハ等の基板の研磨枚数を増加すること
ができるとともに各基板を均一に研磨することができる
ポリッシング装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明の第1の態様は、研磨面を有する研磨テーブ
ルと、基板を保持して前記研磨テーブルに押圧する複数
のトップリングと、複数のトップリングを保持するとと
もに該複数のトップリングの回転割出しを行なう回転台
とを備えたマルチヘッド型のポリッシング装置におい
て、前記研磨テーブルに隣接してトップリングとの間で
基板の受け渡しを行なう基板受け渡し装置を設け、前記
回転台の回転割出し動作により一個のトップリングを基
板受け渡し装置に隣接して位置させ、基板の交換を行な
うことを可能とし、前記基板の交換中に他のトップリン
グに保持された基板の研磨を可能としたことを特徴とす
るものである。本発明によれば、基板のロードアンロー
ドしている間にも、研磨テーブル上で複数の基板を研磨
することができるため、単位時間当たりの基板の研磨枚
数を増やすことができる。
【0007】本発明の第2の態様は、研磨面を有する研
磨テーブルと、基板を保持して前記研磨テーブルに押圧
する複数のトップリングと、複数のトップリングを保持
するとともに該複数のトップリングの回転割出しを行な
う回転台とを備えたマルチヘッド型のポリッシング装置
において、前記複数のトップリングの研磨作業を個別に
制御可能とし、前記複数のトップリングによって保持さ
れた複数の基板の被研磨面の研磨状態を監視して研磨の
終点を検知するセンサを設け、終点検知がなされた基板
を保持したトップリングのみの研磨作業を終了させるよ
うにしたことを特徴とするものである。本発明によれ
ば、各トップリングに保持された基板毎にCMPプロセ
スの終点を検知できるため、CMPプロセスの終点が検
知された基板のみの研磨作業を終了することができる。
したがって、本発明によれば、同時に複数の基板を研磨
することができるマルチヘッド型のポリッシング装置に
も拘わらず、研磨中の全ての基板のCMPプロセスの終
点検知が可能であるため、全ての基板を研磨状態にバラ
ツキがなく、均一に研磨することができる。
【0008】本発明の好ましい態様では、前記複数のト
ップリングは、所定位置で基板を被研磨面に接触させた
状態で半径方向に移動し、基板の一部を研磨面から露出
させてから上昇する。また本発明の更に好ましい態様で
は、前記複数のトップリングにおいて、隣接するトップ
リング間に研磨面のドレッシングを行なうドレッサーを
設けている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るポリッシング
装置の第1実施形態を図1乃至図14を参照して説明す
る。図1はポリッシング装置の全体構成を示す正面図で
あり、図2は図1のII−II矢視図であり、図3は図1に
示すポリッシング装置の要部正面図である。図1に示す
ように、ポリッシング装置は、複数の柱1によって支持
された架台2を備えており、架台2によって回転台3が
支持されている。回転台3は垂直方向に延びる回転主軸
4に支持されており、回転主軸4の回転によって垂直な
回転軸芯Oを中心に回転可能に構成されている。回転台
3には複数(図示では5個)のトップリング5が支持さ
れている。図2に示すように、全てのトップリング5は
回転主軸4の回転軸芯Oから所定半径Rの位置に所定角
度毎に配置されている。
【0010】前記回転台3の下方には、研磨テーブル6
が配置されており、研磨テーブル6の上面には、研磨面
を構成する研磨クロス7が貼設されている。研磨クロス
には、例えば、ロデール社製のポリテックス(Poli
tex)などの不織布やIC1000のような発泡ポリ
ウレタンが用いられる。研磨クロスに代えて固定砥粒プ
レートを使用してもよく、固定砥粒プレートは粒度が数
μm以下であるような微細な砥粒(例えばCeO)を
樹脂を結合剤として固め、円板状に成形したものが用い
られる。また研磨テーブル6に隣接してプッシャー20
が配置されており、このプッシャー20によって被研磨
基板である半導体ウエハ8をトップリング5との間で受
け渡しするようになっている。
【0011】図3に示すように、各トップリング5はト
ップリング軸9によってトップリング載置台10に支持
されている。トップリング載置台10にはモータ11と
エアシリンダ12とが固定されており、トップリング5
はモータ11により自身の軸線回わりに回転可能とさ
れ、エアシリンダ12により上下動可能とされている。
またトップリング軸9の上端にはロータリージョイント
13が固定されており、回転するトップリング5に対
し、圧縮空気等の加圧気体、水等の液体、真空等が供給
可能になっている。各トップリング5を保持したトップ
リング載置台10は、回転台3の軸芯Oを中心に放射状
に設けられたガイドレール14に沿って半径方向に往復
動可能になっている。
【0012】図4および図5は、トップリング載置台1
0の移動機構を示す図であり、図4は図3のIV矢視図、
図5は図3のV矢視図である。図4および図5に示すよ
うに、トップリング載置台10にはナット15が固定さ
れており、このナット15にはボールネジ16が螺合さ
れている。ボールネジ16は回転台3に固定された駆動
モータ17に連結されている。またトップリング載置台
10の下端にはガイドレール14に嵌合する摺動台18
が固定されている。
【0013】図4および図5に示す構成によって、駆動
モータ17が回転駆動されると、ボールネジ16が回転
するため、ボールネジ16に螺合したナット15を介し
てトップリング載置台10がガイドレール14上を移動
する。この結果、トップリング5は研磨テーブル6上の
ポリッシングポジション(研磨位置)と、プッシャー2
0上のウエハ受け渡し位置との間を回転台3の半径方向
に移動可能になっている。そして、ウエハ受け渡し位置
でプッシャー20が上昇することによりプッシャー20
上の半導体ウエハ8がトップリング5へ受け渡しされ
る。また、逆に、トップリング5に保持された半導体ウ
エハ8はプッシャー20へ受け渡しされる。
【0014】次に、前述のように構成されたポリッシン
グ装置の作用を説明する。本発明のポリッシング装置に
おいては、連続処理とバッチ処理の2種類の処理を行な
うことができるように構成されている。図6および図7
は、連続処理を示す図であり、図6はポリッシング装置
の平面的な模式図であり、図7はポリッシング装置の斜
視図である。図6に示すように、回転台3の反時計回わ
りの回転割出し(インデックス)によって、各トップリ
ング5は、ロードアンロードポジションPL、第1ポリ
ッシングポジションP1、第2ポリッシングポジション
P2、第3ポリッシングポジションP3、第4ポリッシ
ングポジションP4に順次位置されるようになってい
る。
【0015】ロードアンロードポジションPLでは、設
定された一定時間毎にトップリング5がインデックスさ
れ、半導体ウエハ8の受け渡しが行われる。半導体ウエ
ハ8をロードされたトップリング5は、第1ポリッシン
グポジションP1に移動して半導体ウエハを研磨テーブ
ル6に押圧し、ポリッシングが開始される。この場合、
半導体ウエハ8を回転している研磨テーブル6の上面の
研磨クロス7に昇降シリンダにより押圧する。一方、研
磨砥液ノズル(図示せず)から研磨砥液を流すことよ
り、研磨クロス7に研磨砥液が保持されており、半導体
ウエハ8の被研磨面(下面)と研磨クロス7の間に研磨
砥液が存在した状態でポリッシングが行われる。
【0016】第1ポリッシングポジションP1において
所定時間のポリッシングが終了した後に、回転台3は順
次インデックス動作を行ない、第2ポリッシングポジシ
ョンP2〜第4ポリッシングポジションP4で順次ポリ
ッシングが行なわれる。第4ポリッシングポジションP
4では、ポリッシング終了後、トップリング5はオーバ
ーハングして上昇後、ロードアンロードポジションPL
にインデックスされる。即ち、トップリング5は半導体
ウエハ8を研磨クロス7に接触させた状態で半径方向に
移動し、半導体ウエハ8の一部を研磨クロス7から露出
させて半導体ウエハ8と研磨クロス7との間の表面張力
を減少させてから、上昇する。その後、トップリング5
はロードアンロードポジションPLにインデックスされ
る。
【0017】第1ポリッシングポジションP1の半導体
ウエハ8は、第2ポリッシングポジションP2へのイン
デックス時に上昇する必要はなく、ポリッシングの荷重
のみ脱圧され、第2ポリッシングポジションP2へイン
デックスされる。荷重がかかっていなければ、インデッ
クスにより生じるトップリングと研磨クロスの相対速度
がポリッシングに影響を与えない。
【0018】図7は、1個のトップリング5がロードア
ンロードポジションPLで半導体ウエハ8の受け渡しを
行っている間に、他の4個のトップリング5が半導体ウ
エハ8をポリッシングしている状態を示している。図7
から明らかなように、本ポリッシング装置においては、
1個のトップリング5とプッシャー20との間で半導体
ウエハ8をロードアンロードポジションPLでロードア
ンロード(即ち、交換)している間に、他の4個のトッ
プリング5は半導体ウエハ8を研磨テーブル6上の研磨
クロス7に押し付けて半導体ウエハ8のポリッシングを
行なうことができる。また、トップリング5がプッシャ
ー20上の受け渡し位置において半導体ウエハの受け渡
しを行っている間にロードアンロードポジションPLに
円盤状のドレッサー50を位置させて研磨クロスのドレ
ッシング(目立て)を行なうことができる。したがっ
て、本ポリッシング装置によれば、半導体ウエハのロー
ドアンロードしている間にも、研磨テーブル6上で複数
の半導体ウエハを研磨することができるため、単位時間
当たりの半導体ウエハの研磨枚数を増やすことができ
る。
【0019】図8および図9は、バッチ処理を示す図で
あり、図8はポリッシング装置の平面的な模式図であ
り、図9はポリッシング装置の斜視図である。図8およ
び図9に示すように、回転台3のインデックス動作によ
り全てのトップリング5を順次プッシャー20上に位置
させて、全てのトップリング5に半導体ウエハ8を装着
した後に、全てのトップリング5によって半導体ウエハ
8を研磨テーブル6に押し付けて5個の半導体ウエハ8
の同時研磨を行なう。なお、図8および図9ではプッシ
ャーは図示していないが、図6および図7と同様のプッ
シャー20が設置されている。そして、この研磨中に、
全ての半導体ウエハ8の研磨状態を光学式センサで監視
する。
【0020】次に、半導体ウエハの研磨状態を監視する
光学式センサを説明する。図10は光学式センサの設置
状態を示す概略断面図である。図10に示すように、研
磨テーブル6内には光学式センサ21が埋め込まれてい
る。光学式センサ21の配線22は研磨テーブル6内を
通り、研磨テーブル支持軸6aの軸端に設けられたロー
タリコネクタ(又はスリップリング)23を経由してコ
ントローラ24に接続されている。コントローラ24は
表示装置(ディスプレイ)25に接続されている。
【0021】図11は、図10に示すポリッシング装置
の平面図である。図示するように、光学式センサ21
は、全てのトップリング5に保持された研磨中の半導体
ウエハ8の中心Cを通過する位置に設置されている。
符号Cは研磨テーブル6の回転中心である。光学式セ
ンサ21は、半導体ウエハ8の下方を通過している間、
通過軌跡上で連続的に半導体ウエハ8のCu層等の導電
性膜や絶縁膜の膜厚を検出できるようになっている。
【0022】光学式センサ21は、投光素子と受光素子
を具備し、投光素子から半導体ウエハの被研磨面に光を
照射し、被研磨面からの反射光を受光素子で受光するよ
うに構成されている。この場合、投光素子から発せられ
る光は、レーザー光もしくはLEDによる光である。光
学式センサ21においては、投光素子から被研磨面に照
射された光の一部が導電性膜や絶縁膜からなる最上層の
膜を透過し、次の層の表面から反射された反射光と、最
上層の膜の表面から反射された反射光との二種類の反射
光が存在することになる。この二種類の反射光を受光素
子で受光し、受光素子からの信号をコントローラ24で
処理することにより最上層の導電性膜や絶縁膜の膜厚を
正確に検出できる。
【0023】次に、光学式センサ21を用いてSiO
等の絶縁膜やCu,Al等の金属膜の膜厚を検出する原
理を簡単に説明する。本光学式センサに適用する膜厚測
定の原理は、膜とその隣接媒体によって引き起こされる
光の干渉を利用している。基板上の薄膜に光を入射する
と、まず一部の光は膜の表面で反射され残りは透過して
いく。この透過した光の一部はさらに基板面で反射さ
れ、残りは透過していくが、基板が金属の場合には吸収
されてしまう。干渉はこの膜の表面反射光と基板表面反
射光の位相差によって発生し、位相が一致した場合は互
いに強め合い、逆になった場合は弱め合う。つまり入射
光の波長、膜厚、膜の透過率に応じて反射強度が変化す
る。基板で反射した光を回折格子等で分光し、各波長に
おける反射光の強度をプロットしたプロファイルを解析
して基板上に形成された膜の厚みを測定する。したがっ
て、研磨テーブル6が一回転する毎に、5個のトップリ
ング5に保持された半導体ウエハ8の被研磨面に順次投
光され、被研磨面からの反射光が光学式センサ21の受
光素子で受光される。そして、受光素子で受光された光
は、コントローラ24により処理され、被研磨面上の膜
厚が測定される。
【0024】即ち、光学式センサ21によって、全ての
トップリング5によって保持された半導体ウエハ8に形
成された絶縁膜や金属膜の膜厚を半導体ウエハの外周縁
から中心部に至るまでリアルタイムで連続した測定値と
して検出可能である。これにより、研磨中の全ての半導
体ウエハ上の絶縁膜や金属膜の膜厚を常時モニターする
ことができ、所望の膜厚になったことを検出することに
より、又は、膜厚が0(ゼロ)になったことを検出する
ことにより、CMPプロセスの終点を正確に検出でき
る。また検出時間の間隔を短くするため、図11の仮想
線で示すように、光学式センサ21を追加してテーブル
上に2ヶ以上のセンサを設けてもよい。
【0025】このように、各トップリング5に保持され
た半導体ウエハ毎にCMPプロセスの終点を検知できる
ため、CMPプロセスの終点が検知された半導体ウエハ
のみの研磨作業を終了することができる。したがって、
本発明によれば、同時に複数の半導体ウエハを研磨する
ことができるマルチヘッド型のポリッシング装置にも拘
わらず、研磨中の全ての半導体ウエハのCMPプロセス
の終点検知が可能であるため、全ての半導体ウエハを研
磨状態にバラツキがなく、均一に研磨することができ
る。
【0026】この場合、CMPプロセスの終点検知がさ
れたトップリング5のみをそのまま引き上げてしまう
と、研磨テーブル6に偏荷重が掛かり、研磨テーブル6
が傾いてしまう。例えば、図8において、第2トップリ
ングに保持された半導体ウエハが終点検知された場合
に、そのまま第2トップリングを引き上げてしまうと、
第2トップリングから研磨テーブル6に加わっていた荷
重がなくなり、研磨テーブル6に偏荷重が掛かり、研磨
テーブル6が傾いてしまう。また、各トップリングは1
つの構造体である回転台3に連結されているため、偏荷
重により回転台3自体も傾いてしまう恐れがある。そこ
で、本発明においては、複数のトップリング5が個別に
ポリッシングを終了した場合、偏荷重を極力低減するた
め、ポリッシング終了とともに半導体ウエハの押し付け
荷重のみ0として、リテーナ荷重(ヤトイ荷重)はその
ままにする、または、リテーナ荷重をポリッシング中の
ウエハ押し付け荷重+リテーナ荷重と同等に切り替える
ことができるようになっている。次に、上述のリテーナ
荷重を付加することができるトップリングの機構を説明
する。
【0027】図12は本発明のトップリングの構造を示
す断面図である。図12において、符号5はトップリン
グであり、トップリング5はトップリング本体32と半
導体ウエハ8等のポリッシング対象物を保持する保持プ
レート33とを備えている。トップリング本体32と保
持プレート33との間にはチャンバCが形成されてお
り、チャンバCはレギュレータRを介して流体源35
に接続されている。また保持プレート33の下面には弾
性マット36が貼着されている。
【0028】またトップリング5の外周部には、半導体
ウエハ8を保持プレート33の下端面、すなわちウエハ
保持面33aに保持するためのリテーナリング(ガイド
リング)37が配置されている。リテーナリング37と
トップリング5との間には、円環状のチューブからなる
流体圧バッグ38が配置されている。そして、流体圧バ
ッグ38はレギュレータRを介して流体源35に接続
されている。トップリング5の下方には、上面に研磨ク
ロス7を貼った研磨テーブル6が設置されている。研磨
クロス7は半導体ウエハに摺接して研磨を行う研磨面を
構成している。
【0029】前記トップリング5はボール41を介して
トップリング軸9に連結されており、このトップリング
軸9はトップリング載置台10に固定されたエアシリン
ダ12に連結されている。エアシリンダ12はレギュレ
ータRを介して流体源35に接続されている。
【0030】上述の構成において、流体源35からエア
シリンダ12に圧縮空気等の加圧流体を供給することに
より、トップリング5が被研磨基板である半導体ウエハ
8を研磨テーブル6上の研磨クロス7に所定の押圧力F
で押圧し、半導体ウエハ8を研磨する。この押圧力F
はレギュレータRを調節することにより可変になっ
ている。
【0031】図13は保持プレート33のウエハ保持面
33aの形状を模式的に表す図であり、横軸は保持プレ
ート33の中心(O)からの距離(mm)、縦軸はウエハ
保持面の高さを示す。図13において、一点鎖線dはウ
エハ保持面33aが平坦な場合を示し、加圧流体が供給
されず、非研磨時で研磨圧力がウエハ保持面33aに加
わっていない場合である。研磨中、流体源35から圧縮
空気等の加圧流体をチャンバCに供給すると、加圧流体
の加圧力により保持プレート33のウエハ保持面33a
が図13の曲線aに示すように下側に凸状に湾曲する。
即ち、ウエハ保持面33aが凸球面になる。半導体ウエ
ハ8は、下側に凸状に湾曲した保持プレート33によっ
て、中央部側が外周部側より高い圧力で研磨クロス7に
押し付けられる。そのため、半導体ウエハ8の外周部側
が中央部側より研磨される傾向にあるときは、上記のよ
うに加圧流体による保持プレート33の変形を利用し
て、中央部側の研磨不足を補正することができる。
【0032】一方、半導体ウエハ8の中央部側が外周部
側より研磨される傾向にあるときは、レギュレータR
を調節して、流体源35からチャンバCに供給される加
圧流体の圧力を弱めるか、又は加圧流体の供給を停止し
て、保持プレート33のウエハ保持面33aの形状を図
13の曲線b又はcのようにし、これによって、半導体
ウエハ8の中央部側の研磨圧力を弱め、曲線aの場合と
比較して相対的に外周部側の研磨圧力を高め、外周部側
の研磨不足を補正し、半導体ウエハ8の全面を均一に研
磨することができる。
【0033】チャンバCへの加圧流体の供給を停止した
場合に、研磨圧力によってウエハ保持面33aは曲線c
に示すようにわずかに上側に凸状に湾曲する。即ち、ウ
エハ保持面33aは凹球面になる。保持プレート33の
ウエハ保持面33aの形状を曲線cよりも更に上側に凸
形状に湾曲させたい場合には、チャンバC内を真空ポン
プからなる流体源35により排気すればよい。すなわ
ち、チャンバC内を正圧(大気圧以上の圧力)又は負圧
(大気圧以下の圧力)にすることにより、ウエハ保持面
33aの形状を下側に凸状の湾曲(凸球面)又は上側に
凸状の湾曲(凹球面)又は平坦にすることができる。ウ
エハ保持面33aの変形の度合は、保持プレート33の
材料と厚さを適宜選定することにより、所望の状態とす
ることができる。
【0034】保持プレートの材料としては、ポリッシン
グ装置(CMP)の使用環境を考慮して、耐食性のあ
る、比較的弾性を有する材質、たとえば、オーステナイ
ト系ステンレス(SUS304,SUS316など)、
アルミニウムチタン、また、樹脂系であれば、ポリフェ
ニレンサルファイド(PPS)、ポリエーテルエーテル
ケトン(PEEK)等が好ましい。また保持プレートの
厚さは、チャンバ内の圧力を安全な範囲(望ましくは、
0.1MPa以下)で使用することを考え、オーステナ
イト系ステンレスで言えば、3mm〜8mm、好ましく
は5mm程度である。その他の材質では、安全性を考慮
して、その弾性係数により厚さを選択するべきである。
【0035】上述のトップリング5のウエハ保持面33
aの形状補正と併行して、流体圧バッグ38に流体源3
5から圧縮空気等の加圧流体を供給することにより、リ
テーナリング37が研磨クロス7を押圧力Fで押圧す
る。
【0036】すなわち、本発明においては、トップリン
グ5がポリッシング対象物である半導体ウエハ8を研磨
テーブル6上の研磨クロス7に押圧する押圧力Fを可
変とし、またリテーナリング37が研磨クロス7を押圧
する押圧力Fを可変としている。そして、押圧力F
と押圧力Fとは、それぞれ独立して押圧力を変更でき
るようになっている。したがって、リテーナリング37
が研磨クロス7を押圧する押圧力Fをトップリング5
が半導体ウエハ8を研磨クロス7に押圧する押圧力F
に応じて変更することができる。
【0037】この場合、理論的には、トップリング5が
半導体ウエハ8を研磨クロス7に押圧する押圧力F
リテーナリング37が研磨クロス7を押圧する押圧力F
とを等しくすれば、ポリッシング対象物である半導体
ウエハ8の内部から周縁部、さらには半導体ウエハ8の
外側にあるリテーナリング37の外周部までの研磨圧力
の分布が連続かつ均一になる。そのため、ポリッシング
対象物である半導体ウエハ8の周縁部における研磨量の
過不足を防止することができる。
【0038】図14はトップリング5が半導体ウエハ8
を研磨クロス7に押圧する押圧力F とリテーナリング
37が研磨クロス7を押圧する押圧力Fとの関係を変
えた場合の模式図であり、図14(a)はF>F
場合を示し、図14(b)はF≒Fの場合を示し、
図14(c)はF<Fの場合を示す。図14
(a),(b),(c)に示されるように、リテーナリ
ング37に押圧力Fを加えた場合、研磨クロス7が圧
縮され、半導体ウエハ8の周縁部に対する研磨クロス7
の接触状態が変化していく。このため、FとFとの
関係を変更することにより半導体ウエハ8の研磨圧力の
分布を内部側と周縁部とで種々に変えることができる。
【0039】図14から明らかなように、F>F
場合には半導体ウエハ8の周縁部の研磨圧力が内部より
高くなり、半導体ウエハ8の周縁部の研磨量を内部の研
磨量より多くすることができる。F≒Fの場合には
半導体ウエハ8の内部から周縁部、さらには押圧リング
の外周部までの研磨圧力の分布が連続かつ均一になり、
半導体ウエハ8において内部から周縁部まで均一な研磨
量が得られる。F<Fの場合には半導体ウエハ8の
周縁部の研磨圧力が内部より低くなり、半導体ウエハ8
の周縁部の研磨量を内部の研磨量より少なくすることが
できる。
【0040】以上のように本発明のトップリングによれ
ば、トップリング5の保持プレート33のウエハ保持面
33aの上面に流体を供給し、この際に、流体の圧力を
正圧から負圧の範囲で適宜選択して、保持プレート33
のウエハ保持面33aの形状を下側に凸形状又は上側に
凸形状とし、半導体ウエハ8の研磨クロス7への押圧力
を、半導体ウエハ8の中央部側と外周部側とで変えて研
磨する。また、場合によっては、保持プレート33のウ
エハ保持面33aの形状を平坦にして半導体ウエハ8を
研磨する。
【0041】上記工程と並行して、トップリング5の外
周部にあるリテーナリング37の押圧力Fをトップリ
ング5の押圧力Fに基づいて決定し、決定された押圧
力F で研磨クロス7を押圧しながら研磨する。すなわ
ち、正圧又は負圧を有した流体によるウエハ保持面33
aの形状補正作用とリテーナリング37による研磨クロ
ス7の形状補正作用の協働作用を活用しながら半導体ウ
エハ8を研磨する。これによって、半導体ウエハの局部
(例えば、中央部、外周部等)的な研磨不足を補正する
ことができる。
【0042】図12乃至図14に示す構造を有したトッ
プリング5により研磨中の半導体ウエハのCMPプロセ
スの終点検知がされた場合、トップリング5が半導体ウ
エハ8を研磨テーブル6上の研磨クロス7に押圧する押
圧力Fを脱力し、リテーナリング37が研磨クロス7
を押圧する押圧力(リテーナ荷重)Fのみを加える。
この場合、リテーナリングの押圧力(リテーナ荷重)は
研磨中の値と同一の押圧力Fのままとするか、また
は、リテーナリングの押圧力を押圧力F+押圧力F
と同等に切り替える。これにより、研磨テーブル6およ
び回転台3に偏荷重が加わることがない。
【0043】次に、本発明に係るポリッシング装置の第
2の実施形態を図15乃至図22を参照して説明する。
第2の実施形態におけるポリッシング装置は、図1乃至
図14に示す第1の実施形態におけるポリッシング装置
に研磨中にドレッシングを行なうことができるドレッシ
ング機構を付加したものである。マルチヘッド型のポリ
ッシング装置では、トップリングが同時にポリッシング
を行なうため、ポリッシングと同時にドレッシングを行
なうことができない。そのため、長時間のポリッシング
では研磨クロスの目つぶれや研磨クロス表面のスラリ堆
積により、ポリッシングレート低下や被研磨面の面内均
一性の悪化が起こる。そこで、本実施形態においては、
各トップリング間にドレッサーを配置することにより、
マルチヘッド型のポリッシング装置でもポリッシングと
同時にドレッシング可能とするものである。完全にドレ
ッシング機能を発揮できなくても、ポリッシング性能の
低下を防ぐことができれば、その効果は大きい。ドレッ
サー形状としては、後述のプレートタイプ、ローラタイ
プ、小径カップタイプが考えられる。以下、ドレッシン
グ機構を説明する。
【0044】図15および図16は、本発明の第2の実
施形態におけるポリッシング装置を示す図であり、図1
5はポリッシング装置の平面的な模式図であり、図16
はポリッシング装置の斜視図である。図15に示すよう
に、本ポリッシング装置においては、5個のドレッサー
50が配置されている。各ドレッサー50は、隣接する
トップリング5の間に配置されている。各ドレッサー5
0は、細長い板状体からなり、研磨テーブル6の中心部
よりやや離間した位置より放射状に延びており、半導体
ウエハが研磨される範囲の半径方向の全域に亘る範囲が
ドレッシングされるようになっている。
【0045】図17および図18は、ドレッサーの詳細
構造を示す図であり、図17はドレッサーの正面図であ
り、図18は図17のXVIII矢視図である。図17およ
び図18に示すように、ドレッサー50は回転台3に固
定されたエアシリンダ51に連結される。またドレッサ
ー50の両端部には、ガイドポスト52が固定されてお
り、このガイドポスト52は内部にすべり軸受53を具
備するとともに回転台3に固定された案内部材54によ
り案内されるようになっている。ドレッサー50の円弧
状の下面のドレス面50aにはダイヤモンド粒が電着等
によって固定されている。
【0046】図19(a)はドレッサー50の作動状態
を示す図であり、ドレッサー50のドレス面50aは研
磨クロス7に押し付けられる。図19(b)はドレッサ
ー50の他の形態を示す概略図である。図19(b)に
示すように、ドレッサー50の下端はナイフエッジ50
bになっている。この場合、ドレッサー50の全体又は
下部のみをセラミックスなどの超硬質材とすることによ
り、又は金属製等のドレッサー本体にダイヤモンド膜コ
ーティングを施すことにより、ナイフエッジ50bを形
成している。
【0047】図15乃至図19に示すドレッサー50に
よれば、ドレッサー50におけるダイヤモンド粒からな
るドレス面50a又はナイフエッジ50bを研磨クロス
7に押し付けることで、研磨クロス表面の堆積物を擦り
落とすことができる。また研磨クロスの表面をわずかに
削り落とすことができる。ドレッサー50のドレス面5
0a又はナイフエッジ50bを研磨クロスに押し付ける
際に、ドレッサー50に研磨クロスの直径方向に振幅
0.01〜1mm程度、振動数10〜500Hz程度の
わずかな振動を加えてもよい。
【0048】図20及び図21は、ドレッサー50の更
に他の形態を示す図であり、図20はドレッサー50の
正面図であり、図21はドレッサー50の動作を説明す
る構成図である。図20に示すように、ローラ型のドレ
ッサー50は、ベルト56及びプーリ57,57等の動
力伝達機構を介して駆動モータ58に連結されている。
従って、ドレッサー50は水平方向の軸線の回りに回転
するようになっている。ローラ型のドレッサー50の外
周には、ダイヤモンド粒が電着等により固定されてい
る。エアシリンダ51、ガイドポスト52及び案内部材
54等は図17及び図18に示す例と同一である。図2
1に示すように、ドレッサー50を研磨クロス7の表面
に所定の荷重で押し付けることにより、研磨クロス表面
を薄く削り落とす。この際、ローラ型のドレッサー50
を水平な軸線回りに回転させることにより、切削力を増
加させることができる。
【0049】ローラ型のドレッサーの場合、ドレッサー
50を研磨テーブル6の半径方向と一致させないで、図
22に示すように、ドレッサー50をテーブルの半径方
向rに対してわずかな角度(θ)だけ傾けてもよい。こ
のように、ドレッサー50を半径方向よりわずかに傾け
ることにより、外部から回転力を加えなくとも研磨クロ
スとローラ型のドレッサー50との間に相対速度が生
じ、ダイヤモンドローラの切削力を増加させることがで
きる。図15乃至図22に示す実施形態によれば、各ト
ップリング間にドレッサーを配置することにより、マル
チヘッド型のポリッシング装置においても研磨作業と同
時にドレッシング作業が可能となり、ポリッシング性能
の低下を防ぐことができる。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、基板のロードアンロー
ドしている間にも、研磨テーブル上で複数の基板を研磨
することができるため、単位時間当たりの基板の研磨枚
数を増やすことができる。また、本発明によれば、各ト
ップリングに保持された基板毎にCMPプロセスの終点
を検知できるため、CMPプロセスの終点が検知された
基板のみの研磨作業を終了することができる。したがっ
て、本発明によれば、同時に複数の基板を研磨すること
ができるマルチヘッド型のポリッシング装置にも拘わら
ず、研磨中の全ての基板のCMPプロセスの終点検知が
可能であるため、全ての基板を研磨状態にバラツキがな
く、均一に研磨することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態におけるポリッシング
装置の全体構成を示す正面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1に示すポリッシング装置の要部正面図であ
る。
【図4】トップリング載置台の移動機構を示す図であ
り、図3のIV矢視図である。
【図5】トップリング載置台の移動機構を示す図であ
り、図3のV矢視図である。
【図6】連続処理を示す図であり、ポリッシング装置の
平面的な模式図である。
【図7】連続処理を示す図であり、ポリッシング装置の
斜視図である。
【図8】バッチ処理を示す図であり、ポリッシング装置
の平面的な模式図である。
【図9】バッチ処理を示す図であり、ポリッシング装置
の斜視図である。
【図10】光学式センサの設置状態を示す概略断面図で
ある。
【図11】図10に示すポリッシング装置の平面図であ
る。
【図12】本発明のトップリングの構造を示す断面図で
ある。
【図13】トップリングの保持プレートのウエハ保持面
の形状を模式的に表す図である。
【図14】トップリングが半導体ウエハを研磨布に押圧
する押圧力とリテーナリングが研磨布を押圧する押圧力
との関係を変えた場合の模式図であり、図14(a)は
>Fの場合を示し、図14(b)はF≒F
場合を示し、図14(c)はF<Fの場合を示す。
【図15】本発明の第2の実施形態におけるポリッシン
グ装置を示す図であり、ポリッシング装置の平面的な模
式図である。
【図16】本発明の第2の実施形態におけるポリッシン
グ装置を示す図であり、ポリッシング装置の斜視図であ
る。
【図17】ドレッサーの詳細構造を示す正面図である。
【図18】図17のXVIII矢視図である。
【図19】図19(a)はドレッサーの作動状態を示す
図であり、図19(b)はドレッサーの他の形態を示す
概略図である。
【図20】ドレッサーの更に他の形態を示す正面図であ
る。
【図21】ドレッサーの更に他の形態を示す図であり、
ドレッサーの動作を説明する構成図である。
【図22】ドレッサーの更に他の形態を示す概略模式図
である。
【符号の説明】
1 柱 2 架台 3 回転台 4 回転主軸 5 トップリング 6 研磨テーブル 7 研磨クロス 8 半導体ウエハ 9 トップリング軸 10 トップリング載置台 11 モータ 12,51 エアシリンダ 13 ロータリジョイント 14 ガイドレール 15 ナット 16 ボールネジ 17 駆動モータ 18 摺動台 20 プッシャー 21 光学式センサ 22 配線 23 ロータリコネクタ 24 コントローラ 25 表示装置(ディスプレイ) 32 トップリング本体 33 保持プレート 33a 保持面 35 流体源 36 弾性マット 37 リテーナリング 38 流体圧バッグ 41 ボール 50 ドレッサー 50a ドレス面 50b ナイフエッジ 52 ガイドポスト 53 すべり軸受 54 案内部材 56 ベルト 57 プーリ 58 駆動モータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 充 東京都大田区羽田旭町11番1号 株式会社 荏原製作所内 Fターム(参考) 3C058 AA09 AA12 AB03 AB04 AB08 AC02 BA01 BA02 BA05 BC03 CB01 CB03 DA17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨面を有する研磨テーブルと、基板を
    保持して前記研磨テーブルに押圧する複数のトップリン
    グと、複数のトップリングを保持するとともに該複数の
    トップリングの回転割出しを行なう回転台とを備えたマ
    ルチヘッド型のポリッシング装置において、 前記研磨テーブルに隣接してトップリングとの間で基板
    の受け渡しを行なう基板受け渡し装置を設け、前記回転
    台の回転割出し動作により一個のトップリングを基板受
    け渡し装置に隣接して位置させ、基板の交換を行なうこ
    とを可能とし、 前記基板の交換中に他のトップリングに保持された基板
    の研磨を可能としたことを特徴とするポリッシング装
    置。
  2. 【請求項2】 前記複数のトップリングの回転割出し
    は、トップリングを上昇させることなく基板に加える研
    磨圧力のみを解除して行なうことを特徴とする請求項1
    に記載のポリッシング装置。
  3. 【請求項3】 研磨面を有する研磨テーブルと、基板を
    保持して前記研磨テーブルに押圧する複数のトップリン
    グと、複数のトップリングを保持するとともに該複数の
    トップリングの回転割出しを行なう回転台とを備えたマ
    ルチヘッド型のポリッシング装置において、 前記複数のトップリングの研磨作業を個別に制御可能と
    し、 前記複数のトップリングによって保持された複数の基板
    の被研磨面の研磨状態を監視して研磨の終点を検知する
    センサを設け、終点検知がなされた基板を保持したトッ
    プリングのみの研磨作業を終了させるようにしたことを
    特徴とするポリッシング装置。
  4. 【請求項4】 前記研磨作業の終了は、基板に加える研
    磨圧力のみを解除することにより行なうことを特徴とす
    る請求項3に記載のポリッシング装置。
  5. 【請求項5】 前記トップリングの外周側に研磨面を押
    圧する機能を有する押圧部材を設け、該押圧部材は、ト
    ップリングが基板に加える研磨圧力を解除した後にも研
    磨面を押圧することを特徴とする請求項4に記載のポリ
    ッシング装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010172975A (ja) * 2009-01-27 2010-08-12 Nikon Corp 研磨装置
CN110125794A (zh) * 2019-06-25 2019-08-16 吉姆西半导体科技(无锡)有限公司 晶圆平坦化设备
CN110170916A (zh) * 2019-06-25 2019-08-27 吉姆西半导体科技(无锡)有限公司 晶圆平坦化设备研磨头旋转机构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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