JP2001238557A - 家畜舎用床マット及びこれの施工方法 - Google Patents

家畜舎用床マット及びこれの施工方法

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JP2001238557A JP2000052374A JP2000052374A JP2001238557A JP 2001238557 A JP2001238557 A JP 2001238557A JP 2000052374 A JP2000052374 A JP 2000052374A JP 2000052374 A JP2000052374 A JP 2000052374A JP 2001238557 A JP2001238557 A JP 2001238557A
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Hitoshi Konno
均 紺野
Masahiro Oka
正宏 岡
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FUKUSHIMAKEN RAKUNOGYO KYODO K
FUKUSHIMAKEN RAKUNOGYO KYODO KUMIAI
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BIO WORKS KK
FUKUSHIMAKEN RAKUNOGYO KYODO K
FUKUSHIMAKEN RAKUNOGYO KYODO KUMIAI
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Abstract

(57)【要約】 【課題】弾力性、透水性及び床面への浸潤を防止し、搾
乳量と採食量の増大と衛生管理を目的とした家畜舎用床
マットと施工方法を提供する。 【解決手段】マットを、弾性を有する小片体及び小粒体
(4)を集積結合させて板状にした弾力性及び透水性を
有するマット上層部(1)と、マット上層部の下面の全
面又は一部面に敷設した防水層部(2)とで構成する。
また、防水層部を挟んでマット上層部の下面側全体を覆
うようにマット下層部(3)を積層配置してもよい。施
工方法は、所定床面(5)の全面又は一部面に防水層部
を敷設し、防水層部を含み所定の所定床面の全体を覆う
ようにマット上層部を積層状に敷設する。また、所定床
面にマット下層部を敷設後、その上面の全面又は一部面
に防水層部を敷設し、防水層部を挟んでマット下層部の
上面側全体を覆うようにマット上層部を積層状に敷設す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、家畜舎の床面に
敷設する家畜舎用床マットに関し、特に、家畜牛の安住
確保と衛生管理を目的として弾力性と排尿性を備えた家
畜舎用床マット及びこれの施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、乳牛や肉牛を飼育する畜産農
家では、乳牛等がその健康状態及びストレス等により搾
乳量や採食量に多大な影響を受けることが広く知られて
おり、搾乳量、採食量を安定させる為に家畜舎等の環境
整備面に対し種々の工夫を行ってきた。その一つに家畜
舎の床面に弾性マット等を敷設する工夫がある。これ
は、弾力性(クッション性)を有するマットの敷設によ
り、心的ストレスの軽減や転倒による捻挫、骨折又は擦
れによる四肢の疾傷の防止を目的としたものである。か
かる目的から、フリーストール方式、タイストール方
式、又はスタンチョン方式の各飼育方式の如何に関わら
ず家畜舎床面には、種々のマット類が広く使用されてき
ている。
【0003】これらマット類には、通常のゴム板状マッ
トや弾性樹脂マット(図示省略。以下、広く「ゴムマッ
ト」と略称する。)、図9(A)に示す帯状ゴム材60
を支持基材61で連結し網目状にしたもの(以下「網タ
イプマット」6とする。)、若しくは図9(B)に示す
ように廃タイヤ等を粉砕してなる多数のゴムチップ材7
0を複数の袋状体71に充填し全体を基礎布72等で覆
ったもの(以下「袋タイプマット」7とする。)、また
は、図10(A)に示すようにゴムチップ材80をバイ
ンダ等の接着剤で一体形成したもの(以下「ゴムチップ
マット」8とする。)、若しくは図10(B)に示すゴ
ムチップマットの床面側の長手方向に溝部90を形成し
たもの(以下「溝付ゴムチップマット」9とする。)等
があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ゴムマットは、透水性が悪いため、糞尿が染み込まず何
時までもその表面部に残り、乳牛等の起き上がり時にス
リップ転倒して捻挫や骨折、さらには乳頭を傷つけてし
まうという事故や細菌による感染症が頻発する問題があ
った。このような事故は乳牛等にとっては多大なストレ
スとなり、搾乳量や採食量の減少を招く他、最悪の場合
には廃用になってしまう恐れもあった。
【0005】網タイプマット6は弾力性(クッション
性)は劣るが網状のため透水性が良好であり、袋タイプ
マット7は、複数の袋状体71に充填されたゴムチップ
材70より弾力性(クッション性)が非常に高く透水性
が良好であるという利点があった。しかしながら、網タ
イプマット6及び袋タイプマット7は、内部を通過した
糞尿液分の一部が床面のコンクリート床面に浸潤して病
原菌の温床となる衛生上の問題があり、さらに袋タイプ
マット7の場合には、マット7内部に残留した糞尿液分
が同様に病原菌の温床となる問題があった。また、網タ
イプマット6は支持基材61に帯状ゴム材60を固定す
る構造であり、袋タイプマット7は袋状体71にゴムチ
ップ材70を充填するので構造が複雑であり、製造コス
トが高くなるばかりでなく施工現場での現物合わせ、保
守が煩雑であるという問題もあった。
【0006】次に、ゴムチップマット8及び溝付ゴムチ
ップマット9はゴムチップ材80をバインダ等の接着剤
で一体形成したものであるため透水性が良好でスリップ
しにくい効果が期待できるが、網タイプマット6及び袋
タイプマット7と同様に、内部滞留や床面浸潤により病
原菌の温床となるという衛生上の問題は依然解決されて
いなかった。
【0007】
【目的】そこで、本願発明は、上記課題に着目してその
解決を目的とするもので、弾力性と表層部の透水性を確
保しつつ、糞尿液分の床面への浸潤を防止する新規な構
造を採ることにより、牛の健康状態の維持とストレス軽
減による搾乳量および採食量の増大と衛生管理とを目的
とした新規な家畜舎用床マット及びこれの施工方法を提
供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を実現するため
に、本願発明は下記の構成を採っている。すなわち、家
畜舎用床マット(A1)を、弾性を有する小片体及び
(又は)小粒体(4)を集積結合させて所定厚さの板状
に形成し、弾力性及び透水性を有するマット上層部
(1)と、該マット上層部(1)の下面の全面又は一部
面に敷設した防水層部(2)と、から成ることを特徴と
して構成する。
【0009】また、マット上層部(1)と同様に形成
し、防水層部(2)を挟んでマット上層部(1)の下面
側全体を覆うようにマット下層部(3)を積層配置た家
畜舎用マット(A2)としてもよい。
【0010】さらに、上記二つのタイプの家畜舎マット
(A1、A2)において、防水層部(2)を、マット上
層部(1)より小型の小片体及び(又は)小粒体(4)
を密集結合させて構成してもよい。
【0011】さらにまた、防水層部(2)をマット下層
部(3)の敷設面に対して傾斜を付けて配置したり、マ
ット上層部(1)の上面を防水層部(2)の面又はマッ
ト下層部(3)の敷設面に対して傾斜を付けて配置した
構成としてもよい。
【0012】そして、上記のマット上層部(1)と防水
層部(2)から成る家畜舎用床マット(A1)の施工方
法は、家畜舎における所定床面(5)の全面又は一部面
に防水層部(2)を敷設し、次いで当該防水層部(2)
を含み所定の所定床面(5)の全体を覆うようにマット
上層部を積層状に敷設して一体化させて施工する。
【0013】また、マット上層部(1)、防水層部
(2)、マット下層部(3)から成る家畜舎用床マット
(A2)の施工方法は、家畜舎の所定床面(5)にマッ
ト下層部(3)を所定厚さに敷設した後、その上面の全
面又は一部面に防水層部(2)を敷設し、次いで当該防
水層部(2)を挟んでマット下層部(3)の上面側全体
を覆うようにマット上層部(1)を積層状に敷設し一体
化させて施工する。
【0014】なお、上記の特許請求の範囲及び課題を解
決するための手段の欄で記載した括弧付きの符号は、発
明の構成の理解を容易にするため参考として図面符号を
付記したもので、この図面上の形態に限定するものでな
いことはもちろんである。
【0015】
【作用】上記構成により、本願発明は以下のように作用
する。請求項1、3の構成を採ることにより、マット上
層部は弾性を有するため、乳牛等の居心地を向上させる
と共に、透水性を有するため、上面に排泄された糞尿液
分はマット内部へ浸透していくが、防水層部によりコン
クリート床面への浸透は防止される。
【0016】また請求項2、3の構成を採ることによ
り、防水層部2の下層にさらに弾性を有するマット下層
部を配置することにより、弾力性がさらに向上する。
【0017】請求項4の構成を採ることにより、マット
上層部を浸透してきた糞尿液分が傾斜配置した防水層部
で止められると共に効率よく傾斜方向へ流出して行くこ
とになる。
【0018】請求項5の構成を採ることにより、マット
上層部の傾斜上面に排泄された糞尿固形分の掻き出しが
容易となる。
【0019】請求項6、7の構成を採ることにより、本
願発明にかかる家畜舎用マットを予め所定形状に成形し
ておくほか、現場において所望形状に合わせて施工さ
れ、コスト逓減が図られる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本願発明にかかる家畜舎
用マット(以下「マット」と略称する。)Aの具体的実
施例について、図面に基づき詳細に説明する。
【0021】本実施形態例におけるマットAは、多層構
造が考えられるが、二層構造マットA1と三層構造マッ
トA2が好ましく、少なくとも弾力性と透水性を有する
マット上層部1と防水性を有する防水層部2にて積層構
造に構成する。なお、二層構造マットA1と三層構造マ
ットA2において、共通する構成品は同符号を用いて重
複説明を省略する。ここで、図1は本実施形態例の二層
構造マットの一部切り欠き斜視図(A)と断面図(B)
であり、図2は本願発明例における防水層部の構成材料
を変更した二層構造マットを示す一部切り欠き斜視図
(A)と断面図(B)であり、図3は家畜舎内のマット
上における乳牛等の起きあがりと寝そべりまでの状態を
示す説明図であり、図4は二層構造マットの別形態例を
示す一部切り欠き斜視図(A)と断面図(B)であり、
図5は本実施形態例における三層構造マットを示す一部
切り欠き斜視図(A)と断面図(B)であり、図6は本
実施形態例のマットにおける糞尿液分の流れを示した説
明図であり、図7は本実施形態例の3層構造のマット防
水層部を変形させた場合の形態例を示す一部切り欠き斜
視図であり、図8は本実施形態例の三層構造マットのマ
ット上層部を変形させた場合の形態例を示す一部切り欠
き斜視図である。
【0022】先ず、図1に示した二層構造マットA1
は、家畜舎の所望のコンクリート床面5上に配設した所
定形状の防水層部2の上面全体を覆うようにマット上層
部1を積層状に敷設して板状に一体成形して成るもので
ある。また、マット上層部1の周縁部10は、角を落と
していわゆる面取り処理を施して、乳牛等の足の引掛か
りやこれによる角の破損などを防止している。
【0023】マット上層部1は、弾性を有する小片体
(又は)小粒体4、又はこれらの混合物にバインダとし
て凝集材や接着剤を混合させて板状に形成している。こ
のマット上層部1は、これら小片体(又は)小粒体4の
大きさや形状、及びバインダの混合比を適宜調整して所
望の弾力性と透水性に形成している。
【0024】ここで用いる小片体(又は)小粒体4は、
コスト及び資源の有効利用を考慮すると、例えば、ゴム
チップやプラスチックのくず等が有効である。特にゴム
チップを利用する場合は廃タイヤを回転させて、バイト
等の切削工具で一定間隔で切削した時に形成される、若
干細長い形状で断片化したものであって、通称、「ヒジ
キ」と称される食品の形状に似たもの(以下「ヒジキ状
ゴムチップ」4と称する。)が好ましい。
【0025】防水層部2は、防水性を有し且つ若干の弾
力性とバインダ等との接着性を有したものであればよ
く、ゴム板状マットや弾性樹脂マット、又は図2に示す
ように、より小粒化したヒジキ状ゴムチップ4とバイン
ダ等で適宜密着凝集させて防水性を有するように形成し
てもよい。
【0026】また、フリーストール方式、タイストール
方式、又はスタンチョン方式に関わらず家畜舎内におい
て、各々の乳牛はその向き及び立ち位置がほとんど変わ
ることなく、乳牛等の起き上がり動作や寝そべりの動作
も図3の(A)、(B)、(C)、に示すような習性が
ある。このことから、乳牛等の糞尿が排泄される範囲が
限定されるので、図4に示すように防水層部2をマット
A1内の限定された範囲、例えば、排泄糞尿の搬送コン
ベアーであるバンクリーナ等が設置してある排水路50
側に配置するようにしてもよい。
【0027】さらに、図5に示すように弾力性を更に向
上させるために防水層部2を挟んでマット上層部1の下
面側全体を覆うようにマット下層部3を積層配置して、
三層構造マットA2として一体的に形成してもよい。こ
のマット下層部3もマット上層部1と同様にヒジキ状ゴ
ムチップ4をバインダ等で凝集成形して板状にしてい
る。この場合、マット下層部3を構成するヒジキ状ゴム
チップ4は、より弾力性を向上させるためマット上層部
1のと比べ若干粒径が大きいものを使用するのが好まし
い。
【0028】ところで、家畜舎のコンクリート床面5は
元来糞尿及び他の水分を排出するため排水路(例えば、
バンクリーナ等が設置してある)50に向かって一定の
傾斜を設けているのが通常である。このため、糞尿液分
は図6に示すように排水路の方向に排出されることにな
る(矢印a)。また、図7に示すように、防水層部2を
マット下層部3の敷設面に対して傾斜を付けて配置する
ようにしてもよい。これにより、マット上層部1を浸透
してきた糞尿液分が傾斜配置した防水層部2で止められ
ると共に、効率よく傾斜方向へ流出して行くことになる
(矢印b)。
【0029】さらに、上記の傾斜は家畜舎においてバラ
ツキがあり、マット上層部1の傾斜上面に排泄された糞
尿固形分の掻き出しを容易とするために、マットAに、
図8に示すようにマット上層部1に傾斜を設けてもよ
い。
【0030】なお、防水層部2の材質の変更、敷設面積
の変更、傾斜の設置及びマット上層部1における傾斜の
設置は二層構造マットA1及び三層構造マットA2にお
いて共通に施すことが可能であるのはもちろんである。
【0031】次に、本願発明にかかるマットAの敷設
は、工場等の施設で家畜舎の所定位置の各規格サイズに
合わせて予め成形しておき、必要個数を現場に持ち込ん
で、家畜舎のコンクリート部床面5に接着剤等を使用し
て行う。若しくは、マットにボルト穴等を事前に加工し
てアンカーボルト等で固定してもよい。かかる敷設する
方法をとれば、乳牛等を退舎させて置く時間を短縮でき
る工期の短縮が図れる。
【0032】また、牛舎新築の場合等は、現場において
施工することも可能である。すなわち、二層構造マット
A1の場合には、先ず所定の大きさの防水層部2をコン
クリート床面5の所定位置に接着剤又はアンカーボルト
等の固定手段で固定して、この防水層部2を覆うように
マット上層部1を積層状に打接し硬化させ防水層部2と
一体化させ施工する方法である。なお、マット上層部1
の硬化後に必要により端部の面取り処理やアンカーボル
ト等による固定の補強をしてもよい。
【0033】三層構造マットA2の場合には、先ずマッ
ト下層部3を打接し敷設した後、全面又は一部面に防水
層部2を敷設し、次いでこの防水層部2を挟み込むよう
にマット上層部1を積層状に敷設し一体化させ硬化させ
て施工する方法で行う。
【0034】
【効果】本願発明は上述したように、弾力性および透水
性を有するマット上層部と防水性を有する防水層部との
積層構造としたため、弾力性と表層部の透水性を確保し
つつ、コンクリート床面への糞尿液分の浸潤を防止す
る。このため、乳牛等の健康状態の維持とストレス軽減
による搾乳量及び採食量の増大効果を有するばかりでな
く、糞尿液分の一部が床面のコンクリート部に浸潤して
病原菌の温床となる衛生上の問題がなくなる効果を有す
る。
【0035】また、防水層部やマット上層部に傾斜を設
けたことにより、糞尿液分の効率的排出や糞尿固定分の
掻き出しが可能となる。さらにまた、本願発明のマット
の施工方法は現場での施工が可能であるため、各々の家
畜舎の状況に応じた施工が可能となる効果を有する。
【0036】以上のように、本願発明のマットは、乳牛
等における搾乳量と採食量の増大効果及び健康管理面上
の効果、家畜舎における施工性及び保守性向上の効果を
有し、その畜産業に対する貢献は顕著なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態例における二層構造マットの一部
切り欠き斜視図(A)と断面図(B)であり、
【図2】 本実施形態例における防水層部の構成材料を
変更した2層構造マットを示す一部切り欠き斜視図
(A)と断面図(B)である。
【図3】 家畜舎内のマット上における牛の起きあがり
と寝そべりまでの状態を示す説明図である。
【図4】 本実施形態例における二層構造マットの別形
態例を示す一部切り欠き斜視図(A)と断面図(B)で
ある。
【図5】 本実施形態例における三層構造マットを示す
一部切り欠き斜視図(A)と断面図(B)である。
【図6】 本実施形態例のマットにおける糞尿液分の流
れを示した説明図である。
【図7】 本実施形態例の三層構造マットの防水層部を
変形させた場合の形態例を示す一部切り欠き斜視図であ
る。
【図8】 本実施形態例の三層構造のマット上層部を変
形させた場合の形態例を示す一部切り欠き斜視図であ
る。
【図9】 従来の網タイプマット(A)、袋タイプマッ
ト(B)を示す斜視図である。
【図10】 従来のゴムチップマット(A)、溝付ゴム
チップマット(B)を示す一部切り欠き斜視図である。
【符号の説明】
A マット A1 二層構造マット A2 三層構造マット 1マット上層部 10 周縁部 2 防水層部 3 マット下層部 4 ヒジキ状ゴムチップ(小片体(又は)小粒体) 5 コンクリート床面 50 排水路 6 網タイプマット 60 帯状ゴム材 61 支持基材 7 袋タイプマット 70 ゴムチップ材(袋タイプマットの) 71 袋状体 72 基礎布 8 ゴムチップマット 80 ゴムチップ材(ゴムチップマットの) 9 溝付ゴムチップマット 90 溝部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2B101 GB01 4F100 AN00 AR00B BA02 BA03 BA06 BA10A BA10C BA13 DG06A DG06C GB90 JD05A JD05B JD05C JK07A JK07C JL16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】弾性を有する小片体及び(又は)小粒体
    (4)を集積結合させて所定厚さのマット状に形成し、
    弾力性及び透水性を有するマット上層部(1)と、 該マット上層部(1)の下面の全面又は一部面に敷設し
    た防水層部(2)と、 から成ることを特徴とする家畜舎用床マット。
  2. 【請求項2】請求項1記載の家畜舎用床マットに、さら
    にマット上層部(1)と同様に形成し、防水層部(2)
    を挟んでマット上層部(1)の下面側全体を覆うように
    マット下層部(3)を積層配置したことを特徴とする家
    畜舎用床マット。
  3. 【請求項3】防水層部(2)を、マット上層部(1)よ
    り小型の小片体及び(又は)小粒体(4)を密集結合さ
    せて防水性を構成したことを特徴とする請求項1、又は
    2記載の家畜舎用床マット。
  4. 【請求項4】防水層部(2)をマット下層部(3)の敷
    設面、又は床面に対して傾斜を付けて配置したことを特
    徴とする請求項1、2、又は3記載の家畜舎用床マッ
    ト。
  5. 【請求項5】マット上層部(1)の上面を防水層部
    (2)の面、又はマット下層部(3)の敷設面に対して
    傾斜を付けて配置したことを特徴とする請求項1、2、
    又は3記載の家畜舎用床マット。
  6. 【請求項6】請求項1、3、4、又は5記載の家畜舎用
    床マットであって、家畜舎の所定床面(5)の全面又は
    一部面に防水層部(2)を敷設し、次いで当該防水層部
    (2)を含み所定の床面(5)の全体を覆うようにマッ
    ト上層部(1)を積層状に敷設して一体化させることを
    特徴とする家畜舎用床マットの施工方法。
  7. 【請求項7】請求項2、3、4、又は5記載の家畜舎用
    床マットであって、家畜舎の所定床面(5)にマット下
    層部(3)を所定厚さに敷設した後、その上面の全面又
    は一部面に防水層部(2)を敷設し、次いで当該防水層
    部(2)を挟んでマット下層部(3)の上面側全体を覆
    うようにマット上層部(1)を積層状に敷設して一体化
    させることを特徴とする家畜舎用床マットの施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2423741A (en) * 2005-03-01 2006-09-06 Animal Comfort Ltd Layered floor covering for live animals

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GB2423741A (en) * 2005-03-01 2006-09-06 Animal Comfort Ltd Layered floor covering for live animals

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