JP2001238280A - タイムスイッチ - Google Patents

タイムスイッチ

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JP2001238280A
JP2001238280A JP2000044578A JP2000044578A JP2001238280A JP 2001238280 A JP2001238280 A JP 2001238280A JP 2000044578 A JP2000044578 A JP 2000044578A JP 2000044578 A JP2000044578 A JP 2000044578A JP 2001238280 A JP2001238280 A JP 2001238280A
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JP2000044578A
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Eiji Otsuka
英治 大塚
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 入ハイウェイをトーン入力のために用いるこ
となしにトーンデータの送出を行うことができ、これに
より効率的な構成を実現することを可能とする。 【解決手段】 各入ハイウェイ2を介してそれぞれ到来
したm×nチャネルのPCMデータを、多重回路12に
より時分割多重した上で交換メモリ13に与え、交換メ
モリ13に順に取り込み、記憶する。トーン発生回路4
より与えられる原信号データを、トーンメモリ18に取
り込み、記憶する。アドレス発生部20は、交換メモリ
13からPCMデータを順次出力させつつ、トーンデー
タを送出する必要がある出チャネルに対応するタイミン
グでは並行して、トーンメモリ18からトーンデータあ
るいは原信号データを出力させる。これら交換メモリ1
3およびトーンメモリ18のそれぞれの出力のいずれか
をセレクタ19で選択した上で、分離回路14によりm
本に分離して各出ハイウェイ3へと送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キーテレフォンや
PBXなどのディジタル交換機に搭載されるタイムスイ
ッチに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のタイムスイッチの要部構成
を示すブロック図である。
【0003】この図において、符号1を付してあるのが
タイムスイッチである。そしてこのタイムスイッチ1に
は、m本ずつの入ハイウェイ2(2-1,…2-k,2-m)お
よび出ハイウェイ3(3-1,…3-k,3-m)が接続されて
いる。なお図6において“k”は、[m−1]に相当す
る。
【0004】タイムスイッチ1では、入ハイウェイ2の
それぞれを介して到来する信号がシリアルパラレル変換
回路(S/P変換回路)11(11-1,…11-k,11-m)に
よってそれぞれパラレル化された後、多重回路12によ
り1本のパラレル信号に時分割多重化される。入ハイウ
ェイ2はそれぞれnチャネルを収容している。従って多
重回路12の出力信号には、m×nチャネル分のデータ
が時分割多重されている。
【0005】このm×nチャネル分のデータは、交換メ
モリ13に順番に書き込まれる。
【0006】交換メモリ13に書き込まれたデータは、
その出力先に割り当てられたタイムスロットにおいて交
換メモリ13から出力される。かくして、m×nチャネ
ル分のデータが、多重回路12から出力された際とは異
なる順序で並んだ信号が作成され、これが分離回路14
に与えられる。
【0007】分離回路14は、交換メモリ13から出力
される信号から、nチャネル分ずつのデータを抽出し、
m本の信号に分離する。そしてここで分離されたm本の
信号は、m個のパラレル/シリアル変換回路(P/S変
換回路)15(15-1,…15-k,15-m)によってそれぞれ
シリアル化された後、出ハイウェイ3-1〜3-mのそれぞれ
へと送出される。
【0008】かくして、交換メモリ13からの各チャネ
ルのデータの出力順序を任意に変更することで、入側の
各チャネルと出側の各チャネルとを入れ替えることが可
能で、任意のチャネル交換が行えるのである。
【0009】さて、このようなタイムスイッチが搭載さ
れるディジタル交換機では、サービス状態や回線状態の
報知のために、種々のトーンを出力する。すなわち、端
末として接続された電話機がオフフックされた場合に
は、ダイヤルができる状態であればその旨を示すダイヤ
ルトーンを、また回線が塞がっているなどのためにダイ
ヤルができない状態であればその旨を示すビジートーン
を、前記オフフックされた電話機に向けて送出する。
【0010】そこで従来よりディジタル交換機では、入
ハイウェイ2のいくつかをトーンデータまたはトーンデ
ータの元となる原信号データの入力ために割り当て、タ
イムスイッチ1によるチャネル交換によって任意の送出
先へ向けて、任意のトーンのトーンデータを送出するよ
うにしている。
【0011】図6の例では、1本の入ハイウェイ2-mを
トーンデータまたはトーンデータの元となる原信号デー
タの入力ために割り当て、ここにトーン発生回路4を接
続している。
【0012】ところが、タイムスイッチ1は、入ハイウ
ェイ2と出ハイウェイ3とが同数であり、入ハイウェイ
2と出ハイウェイ3とが対をなす。このため、トーン入
力のために割り当てられた入ハイウェイ2に対応する出
ハイウェイ3(図6の場合は例えば出ハイウェイ3-m)
は使用されないこととなり、回路的に無駄が多くなって
いる。
【0013】ところで近年のディジタル交換機では、サ
ービスの多様化のために様々なトーンが必要となってい
る。このため、それらの様々なトーンの全てを個々にタ
イムスイッチに入力するのでは、トーン入力のために割
り付けなければならない入ハイウェイのチャネル数が膨
大となってしまう。
【0014】しかしながらトーンのうちには、同一の原
信号(ある周波数の連続信号)の断続パターンを異なら
せたものが含まれている。そこで従来より、原信号デー
タのみをタイムスイッチへと供給し、バッファメモリか
らの出力の際に断続パターンを作成することで個々のト
ーンを作成することが行われている。
【0015】この場合、タイムスイッチを制御する制御
CPUは、チャネル交換のための制御に加えて、断続パ
ターンの形成のための制御をも行わなければならない。
このためトーンの種類が増えるに従い、制御CPUの処
理は著しく複雑となっており、制御CPUの負荷が増大
している。
【0016】特に従来のタイムスイッチでは、1つの断
続制御により生成されるトーンデータは単一のチャネル
にしか出力できないので、個々のチャネルに関して断続
制御を行う必要があり、制御CPUの負荷が非常に増大
している。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来のタ
イムスイッチでは、一部の入ハイウェイをトーン入力の
ために割り当て、ここにトーンデータや原信号データを
挿入するようにしているので、その入ハイウェイに対応
する出ハイウェイが未使用となり、回路的な無駄が大き
いという不具合があった。
【0018】また従来のタイムスイッチでは、所定の断
続パターンを持つトーンを生成するべく、原信号データ
が入力されて、かつその原信号データの出力に当り断続
制御がなされる場合には、個々のチャネルに関して断続
制御を行う必要があり、そのような制御を行う外部制御
手段の負担が大きいという不具合があった。
【0019】また従来のタイムスイッチでは、所定の断
続パターンを持つトーンを生成するべく、原信号データ
が入力されて、かつその原信号データの出力に当り断続
制御がなされる場合には、断続制御の全てを外部制御手
段が行う必要があったため、外部制御手段の負担が大き
いという不具合があった。
【0020】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは第1に、入ハイ
ウェイをトーン入力のために用いることなしにトーンデ
ータの送出を行うことができ、これにより効率的な構成
を実現することが可能なタイムスイッチを提供すること
にある。
【0021】また本発明が目的とするところは第2に、
原信号データの出力に際して断続制御がなされることで
生成したトーンデータを再利用することを可能とし、こ
れにより断続制御の簡略化を図ることが可能なタイムス
イッチを提供することにある。
【0022】また本発明が目的とするところは第3に、
原信号データの出力における断続制御を独自に行うこと
が可能であり、これにより外部制御手段の負担を軽減す
ることが可能なタイムスイッチを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために第1の発明は、外部に設けられた例えば制御C
PUなどの外部制御手段からの制御に基づいてそれぞれ
nチャネル(nは2以上の整数)の例えばPCMデータ
などの伝送データが時分割多重されるm本(mは2以上
の整数)ずつの入ハイウェイおよび出ハイウェイの間で
チャネル交換を行うタイムスイッチにおいて、前記m本
の入ハイウェイを介して到来するm×nチャネルの伝送
データを所定順序で時分割多重する例えば多重回路など
の多重手段と、この多重手段により得られた信号中に多
重されているm×nチャネルの伝送データをそれぞれ取
り込んで記憶する、例えば交換メモリおよびアドレス発
生部からなる第1記憶手段と、外部から与えられるトー
ンデータあるいはトーンデータの元となる原信号データ
を取り込んで記憶する、例えばトーンメモリおよびアド
レス発生部からなる第2記憶手段と、前記第1記憶手段
に記憶されたm×nチャネルの伝送データを、それらが
前記外部制御手段から任意に指定された順序で時分割多
重された状態となるように前記第1記憶手段から順次出
力させるとともに、このn×mチャネルの伝送データが
それぞれ出力される出タイムスロットのうちの前記外部
制御手段から任意に指定された出タイムスロットにおい
て前記トーンデータあるいは前記原信号データを前記第
2記憶手段から出力させる例えばアドレス発生部などの
読出制御手段と、前記出タイムスロットのうち、前記伝
送データを送出すべき出チャネルに対応する出タイムス
ロットでは前記第1記憶手段の出力を、またトーンデー
タを送出すべき出チャネルに対応する出タイムスロット
では前記第2記憶手段の出力をそれぞれ選択出力する例
えばセレクタなどの選択手段と、この選択手段の選択出
力における各出タイムスロットの状態に基づいて前記選
択出力を所定のnチャネルずつm本に分離する例えば分
離回路などの分離手段とを備えた。
【0024】このような手段を講じたことにより、トー
ンデータあるいは原信号データは、第2記憶手段に取り
込まれて記憶され、第1記憶手段には記憶されない。そ
して、各出チャネルに対応する出タイムスロットのうち
でトーンデータを送出すべき出チャネルに対応する出タ
イムスロットにおいて選択手段により、第1記憶手段か
らの出力が第2記憶手段からの出力で置き換えられるこ
ととなり、トーンデータが出チャネルへと送出される。
従って、入チャネルにトーンデータを供給すること無し
に、出チャネルへのトーンデータの送出が実現される。
【0025】また前記第2の目的を達成するために第2
の発明は、前記第1の発明における前記出タイムスロッ
トが設定されているのとは異なる期間に折返しチャネル
用の折返しタイムスロットを設定するとともに、この折
返しタイムスロットに前記原信号データを所定のトーン
データとなるように前記第2記憶手段から出力させる例
えばアドレス発生部や読出制御回路などの折返しトーン
読出手段を備え、さらに前記第2記憶手段を、前記折返
しタイムスロットへの出力も取り込んで記憶するものと
した。
【0026】このような手段を講じたことにより、折返
しタイムスロットへの原信号データの出力の際に断続パ
ターンなどが与えられてトーンデータが生成され、この
トーンデータが第2記憶手段に記憶される。従ってこの
第2記憶手段に記憶されたトーンデータは、そのままで
複数の出タイムスロットへと出力することが可能とな
る。
【0027】また前記第3の目的を達成するために第3
の発明は、前記第2の発明における前記折返しトーン読
出手段を、予め設定されたパターンデータに従って、前
記第2記憶手段からの前記原信号データの出力を前記外
部制御手段の制御を介することなく自動制御するものと
した。
【0028】このような手段を講じたことにより、トー
ンデータを生成するための原信号データの出力制御が内
部的に自動的に行われ、外部制御手段の制御が必要とさ
れない。
【0029】また前記第3の目的を達成するために第4
の発明は、前記第2の発明における前記折返しトーン読
出手段を、前記第2記憶手段からの前記原信号データの
出力を前記外部制御手段の制御の下に行う例えばアドレ
ス発生部などの第1制御手段と、予め設定されたパター
ンデータに従って、前記第2記憶手段からの前記原信号
データの出力を前記外部制御手段の制御を介することな
く自動制御する例えば読出制御回路などの第2制御手段
と、前記第1制御手段および前記第2制御手段を選択的
に前記第2記憶手段に接続する例えばセレクタなどの制
御切換手段とを備えた。
【0030】このような手段を講じたことにより、トー
ンデータを生成するための原信号データの出力制御が、
外部制御手段の制御に応じて柔軟に行うことも、外部制
御手段の制御を必要とせずに内部的に自動的に行うこと
も可能となる。
【0031】さらに第5の発明は、前記第3または第4
の発明における前記パターンデータを、前記外部制御手
段によって任意に更新可能とした。
【0032】このような手段を講じたことにより、自動
生成するトーンデータを必要に応じて変更することが可
能となる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。
【0034】図1は本実施形態に係るタイムスイッチを
搭載したディジタル交換機の要部構成を示すブロック図
である。なお、図6と同一部分には、同一符号を付して
ある。
【0035】この図において、破線で囲い、かつ符号5
を付して示されるのがタイムスイッチである。
【0036】このタイムスイッチ5には、m本ずつの入
ハイウェイ2(2-1〜2-m)および出ハイウェイ3(3-1
〜3-m)が接続されている。これらの入ハイウェイ2お
よび出ハイウェイ3は、それぞれ1つずつが対をなして
いる。そしてこれらの入ハイウェイ2および出ハイウェ
イ3には、対をなすものに共通にコーデック6(6-1〜6
-n)が接続される。一対の入ハイウェイ2および出ハイ
ウェイ3には、最大でn個(nは、入ハイウェイ2およ
び出ハイウェイ3での多重数)のコーデック6が接続可
能である。なお、図1では入ハイウェイ2-1および出ハ
イウェイ3-1に対するコーデック6の接続状況を示して
あるが、他の入ハイウェイ2および出ハイウェイ3につ
いても同様にコーデック6が接続される。
【0037】そしてタイムスイッチ5は、コーデック6
のそれぞれから、入ハイウェイ2上の各コーデック6に
割り当てられたチャネルへと送出されたPCMデータを
受け、これらのPCMデータをその出力元のコーデック
6との接続先のコーデック6に出ハイウェイ上で割り当
てられたチャネルへと送出することで、コーデック6間
の交換接続を行う。
【0038】またタイムスイッチ5には、トーン発生回
路4が接続されている。そしてタイムスイッチ5は、こ
のトーン発生回路4から出力される原信号データを、連
続的または断続的に出力することで所定の断続パターン
を持ったトーンデータを生成しつつ、トーンの送出対象
となっているコーデック6に出ハイウェイ上で割り当て
られたチャネルへと送出する。
【0039】さらにタイムスイッチ5には、制御CPU
7が接続されている。そしてタイムスイッチ5は、制御
CPU7から設定される交換制御データに基づいて交換
処理を行う。またタイムスイッチ5は、制御CPU7か
ら設定されるパターン情報に基づいて原信号データの出
力における断続制御を行う。
【0040】さて、タイムスイッチ5は同図に示すよう
に、m個のシリアル/パラレル変換回路(S/P変換回
路)11(11-1〜11-m)、多重回路12、交換メモリ1
3、分離回路14、m個のパラレル/シリアル変換回路
(P/S変換回路)15(15-1〜15-m)、シリアル/パ
ラレル変換回路(S/P変換回路)16、セレクタ1
7、トーンメモリ18、セレクタ19、アドレス発生部
20、読出制御回路21およびセレクタ22を有してい
る。
【0041】ここでS/P変換回路11には、入ハイウ
ェイ2がそれぞれ接続されている。そしてS/P変換回
路11はそれぞれ、入ハイウェイ2を介して到来するシ
リアル信号をパラレル信号に変換して多重回路12に与
える。
【0042】多重回路12は、各S/P変換回路11か
らそれぞれ与えられるm本のパラレル信号を、1本のパ
ラレル信号に時分割多重する。入ハイウェイ2はそれぞ
れnチャネルを収容している。従って多重回路12の出
力信号には、m×nチャネル分のPCMデータが時分割
多重されている。
【0043】交換メモリ13は、交換すべきPCMデー
タを一時的に記憶しておくためのバッファメモリであ
る。この交換メモリ13は、S/P変換回路16から与
えられるパラレル信号に多重されている各PCMデータ
を、アドレス発生部20から出力される書込みアドレス
に応じた記憶領域に記憶する。また交換メモリ13は、
アドレス発生部20から出力される読出しアドレスに応
じた記憶領域に記憶してあるPCMデータをセレクタ1
9へと与える。
【0044】分離回路14は、セレクタ19から与えら
れるパラレル信号から、nチャネル分ずつのデータを抽
出してm本のパラレル信号に分離する。そして分離回路
14は、分離したm本のパラレル信号を、P/S変換回
路15-1〜15-mにそれぞれ与える。
【0045】P/S変換回路15はそれぞれ、分離回路
14から与えられるパラレル信号をシリアル信号化す
る。P/S変換回路15には、出ハイウェイ3がそれぞ
れ接続されており、その接続された出ハイウェイ3に上
記生成したシリアル信号を送出する。
【0046】S/P変換回路16は、トーン発生回路4
からシリアルデータとして到来する原信号データをパラ
レルデータに変換してセレクタ17に与える。
【0047】セレクタ17には、S/P変換回路11か
ら与えられる原信号データの他に、セレクタ19からの
出力データが入力されている。そしてセレクタ17は、
アドレス発生部20から出力されるアドレスに従って、
S/P変換回路11から与えられる原信号データおよび
セレクタ19からの出力データのいずれか一方を選択
し、この選択したデータをトーンメモリ18へと与え
る。
【0048】トーンメモリ18は、原信号データおよび
セレクタ19から出力されたトーンデータを一時的に記
憶しておくためのバッファメモリである。トーンメモリ
18には、原信号データを記憶するための記憶領域と、
トーンデータを記憶する記憶領域とが個別に設定されて
いる。このトーンメモリ18は、セレクタ17から与え
られる原信号データまたはトーンデータを、アドレス発
生部20から与えられる書込みアドレスに応じた記憶領
域に記憶する。またトーンメモリ18は、セレクタ22
を介して与えられる読出しアドレスに応じた記憶領域に
記憶してある原信号データまたはトーンデータをセレク
タ19へと与える。なお、読出しアドレスの制御によ
り、原信号データの出力が必要に応じて断続され、原信
号データを所定の断続パターンを持ったトーンデータと
してトーンメモリ18から出力される。
【0049】セレクタ19は、アドレス発生部20から
出力されるアドレスに従って、交換メモリ13から与え
られるPCMデータおよびトーンメモリ18から与えら
れるトーンデータのいずれかを選択し、その選択したデ
ータを分離回路14およびセレクタ17へと与える。
【0050】アドレス発生部20は、入ハイウェイ2を
介して到来する各チャネルのPCMデータを交換メモリ
13の各チャネルに対応する所定の記憶領域に書き込む
ように所定の順序で巡回的に第1書込みアドレスを生成
し、この第1書込みアドレスを交換メモリ13に与え
る。またアドレス発生部20は、トーン発生回路4から
出力される複数チャネル(ここでは32チャネル)の原
信号データをトーンメモリ18の各チャネルに対応する
所定の記憶領域に書き込むように所定の順序で巡回的に
第2書込みアドレスを生成し、この第2書込みアドレス
をトーンメモリ18に与える。さらにアドレス発生部2
0は、上述の第2書込みアドレスの合間で、かつセレク
タ19からの出力信号中に設定されている折返しチャネ
ル(後述する)に同期したタイミングで、折返しチャネ
ルに送出されたトーンデータを各折返しチャネルに対応
する所定の記憶領域に書き込むように所定の順序で巡回
的に第3書込みアドレスを生成し、この第3書込みアド
レスをトーンメモリ18に与える。
【0051】一方、アドレス発生部20には、コネクシ
ョンメモリ20aが設けられており、このコネクション
メモリ20aに制御CPU7により交換制御データが書
き込まれる。そしてアドレス発生部20は、このコネク
ションメモリ20aに書き込まれた交換制御データに基
づいて、1フレーム期間(通常は125μs)にm×n
個が設定された出タイムスロットに、その出タイムスロ
ットに出力すべきPCMデータが格納された記憶領域の
アドレス(交換メモリ13のアドレスとトーンメモリ1
8のアドレスとが混在する)を第1読出しアドレスとし
て生成し、この第1読出しアドレスを交換メモリ13、
セレクタ19およびセレクタ22に与える。またアドレ
ス発生部20は、前記出タイムスロットの合間に設定さ
れた32個の折返しタイムスロットに、トーンメモリ1
8にてトーンデータを記憶するために割り当てられた記
憶領域のアドレスを所定の順序で生成し、これを第2読
出しアドレスとして交換メモリ13、セレクタ19およ
びセレクタ22に与える。なお32個の折返しタイムス
ロットは、それぞれ32チャネルの折返しチャネルに対
応する。
【0052】読出制御回路21は、制御CPU7から設
定されている複数のパターンデータのいずれかに基づい
て、アドレス発生部20が発生する読出しアドレスとは
別に独自に読出しアドレスを発生し、セレクタ22へと
与える。また読出制御回路21は、パターンデータに基
づいてCPU/AUTO信号を発生し、セレクタ22へ
と与える。
【0053】セレクタ22は、アドレス発生部20から
与えられる読出しアドレスおよび読出制御回路21から
与えられる読出しアドレスのいずれかを、読出制御回路
21から与えられるCPU/AUTO信号に応じて選択
し、トーンメモリ18へと与える。
【0054】ところで読出制御回路21は図2に示すよ
うに、チャネルコード発生回路30、ワークメモリ3
1、パターンメモリ32、タイム更新回路33、比較回
路34、状態更新回路35およびアドレス作成回路36
を有してなる。
【0055】チャネルコード発生回路30は、折返しタ
イムスロットに同期したタイミングで、その折返しタイ
ムスロットに対応した折返しチャネルのそれぞれを識別
するための所定のチャネルコードを順次発生し、ワーク
メモリ31およびパターンメモリ32に与える。
【0056】ワークメモリ31には図3に模式的に示す
ように、折返しチャネルのそれぞれについて、そのチャ
ネルのトーンデータの現在の状態を示す現状データを記
憶する記憶領域が設定されている。そしてワークメモリ
31は、チャネルコード発生回路30から与えられるチ
ャネルコードにより示される折返しチャネルの現状デー
タを出力する。なお現状データは状態コードStateとタ
イムスタンプTime1とからなり、状態コードStateは状態
更新回路35およびパターンメモリ32へ、またタイム
スタンプTime1はタイム更新回路33および比較回路3
4へそれぞれ与えられる。
【0057】パターンメモリ32には図4に模式的に示
すように、アドレスに対応して、パターンデータを記憶
する記憶領域が設定されている。なおここでのアドレス
は、チャネルコード発生回路30から与えられるチャネ
ルコードと、ワークメモリ31から与えられる状態コー
ドState1との組み合わせにより示されるそしてパターン
メモリ32は、これらの記憶領域に制御CPU7により
任意に書き込まれるパターンデータを記憶保持してお
き、与えられているアドレスが示す記憶領域に記憶され
たパターンデータを出力する。なおパターンデータは、
CPU/AUTOデータC/A、トーン種別コードTypeお
よび継続時間データTime2の3つのデータからなる。C
PU/AUTOデータC/Aは、CPU/AUTO信号と
してセレクタ22へ与えられる。トーン種別コードType
は、状態更新回路35およびアドレス作成回路36のそ
れぞれへ与えられる。そして継続時間データTime2は、
比較回路34に与えられる。
【0058】タイム更新回路33は、1フレーム(12
5μs)毎にワークメモリ31内の各タイムスタンプの
値を「+1」する。またタイム更新回路33は、状態更
新回路35からのリセット指示に応じて、その際にチャ
ネルコードにより指定された記憶領域に記憶されている
タイムスタンプの値を「0」にリセットする。
【0059】比較回路34は、ワークメモリ31から与
えられるタイムスタンプTime1の値とパターンメモリ3
2から与えられる継続時間データTime2の値とを比較
し、両値が一致した場合にその旨を状態更新回路35へ
と通知する。
【0060】状態更新回路35は、比較回路34から一
致が通知される毎に、その際にチャネルコードにより指
定された記憶領域に記憶されている状態コードの値を
「+1」する。また状態更新回路35は、状態コードの
値を「+1」した後にパターンメモリ32から与えられ
るトーン種別コードが「end」を示すコードであるな
らば、直前に「+1」した状態コードを「1」にリセッ
トするとともに、タイム更新回路33に対してリセット
指示を与える。
【0061】アドレス作成回路36は、パターンメモリ
32から与えられる状態コードTypeに所定の固定データ
を付加することでトーンメモリ18に与える読出しアド
レスを作成し、セレクタ22へと出力する。
【0062】続いて、以上のように構成されたディジタ
ル交換機の動作につき説明する。
【0063】まずアドレス発生部20は、多重回路12
から出力される信号中のm×n個のタイムスロットに同
期した図5に示すようなタイミングで、第1書込みアド
レスを生成して交換メモリ13に与える。なお図5にお
いて、第1書込みアドレスに関して示された数字は、各
タイミングでの第1書込みアドレスが示している記憶領
域が、交換メモリ13中において最初から何番目の領域
であるかを示している。
【0064】この結果、各入ハイウェイ2を介して到来
した各チャネルのPCMデータは、多重回路12で多重
された後の並び順に従って、交換メモリ13における1
番目の記憶領域から順番に各記憶領域に書き込まれる。
【0065】またアドレス発生部20は、第1書込みア
ドレスを交換メモリ13へと与えるのと同じタイミング
で、第2書込みアドレスを生成してセレクタ17および
トーンメモリ18へと与える。第2書込みアドレスは3
2チャネルにそれぞれ対応する32個のみであるから、
1フレーム期間における一部の期間、すなわち例えば図
5に示すように第1書込みアドレスが1番目の記憶領域
のアドレスから32番目までの記憶領域のアドレスを生
成する期間にのみ生成される。なお図5において第2書
込みアドレスに関して示された数字は、各タイミングで
第2書込みアドレスが示している記憶領域が、トーンメ
モリ18にて原信号データを記憶するために設定された
記憶領域中において最初から何番目の領域であるかを示
している。
【0066】そしてトーン発生回路4は、最大で32種
類の原信号データを、第2書込みアドレスがアドレス発
生部20により発生されるのと同一のタイミングでそれ
ぞれ出力している。またセレクタ17は、アドレス発生
部20からトーンメモリ18に与えられる書込みアドレ
スを監視しており、この書込みアドレスが第2書込みア
ドレスである場合には、S/P変換回路16の出力を選
択してトーンメモリ18へと与える。
【0067】この結果、このトーン発生回路4が出力す
る原信号データが、その出力順に従って、トーンメモリ
18にて原信号データを記憶するために設定された記憶
領域における1番目の記憶領域から順番に各記憶領域に
書き込まれる。
【0068】さらにアドレス発生部20は、第1書込み
アドレスおよび第2書込みアドレスを交換メモリ13へ
と与えている合間のタイミングで、第3書込みアドレス
を生成してセレクタ17およびトーンメモリ18へと与
える。第3書込みアドレスは32チャネルの折返しチャ
ネルにそれぞれ対応する32個のみであるから、1フレ
ーム期間における一部の期間、すなわち例えば図5に示
すように第2書込みアドレスが出力された直後のタイミ
ングでのみ生成される。なお図5において第3書込みア
ドレスに関して示された数字は、各タイミングで第3書
込みアドレスが示している記憶領域が、トーンメモリ1
8にてトーンデータを記憶するために設定された記憶領
域中において最初から何番目の領域であるかを示してい
る。
【0069】この第3書込みアドレスが生成されるタイ
ミングは、セレクタ19からの出力においては折返しチ
ャネルが設定されるので、この折返しチャネルに送出さ
れたトーンデータがセレクタ17に折り返されている。
またセレクタ17は、アドレス発生部20からトーンメ
モリ18に与えられる書込みアドレスを監視しており、
この書込みアドレスが第3書込みアドレスである場合に
は、セレクタ19の出力を選択してトーンメモリ18へ
と与える。
【0070】この結果、セレクタ19から折返しチャネ
ルへと送出されたトーンデータが、その出力順に従っ
て、トーンメモリ18にてトーンデータを記憶するため
に設定された記憶領域における1番目の記憶領域から順
番に各記憶領域に書き込まれる。
【0071】なお、第2書込みアドレスおよび第3書込
みアドレスを、トーンメモリ18中の特定の記憶領域を
指定する実アドレスの先頭に、第2書込みアドレスおよ
び第3書込みアドレスのいずれであるかを識別する識別
ビットを付加したものとしておけば、セレクタ17はこ
の識別ビットに応じて容易に選択動作を行うことが可能
となる。
【0072】このようにして、交換メモリ13へのPC
Mデータの書き込みと、トーンメモリ18への原信号デ
ータやトーンデータの書き込みとが並行して行われる。
【0073】さて、以上のようにして交換メモリ13に
書き込まれたPCMデータやトーンメモリ18に書き込
まれた原信号データおよびトーンデータは、アドレス発
生部20で生成される第1読出しアドレスに応じて、書
き込み順序とは異なる順序で交換メモリ13およびトー
ンメモリ18からそれぞれ出力される。
【0074】ここで第1読出しアドレスは、交換メモリ
13およびトーンメモリ18中の特定の記憶領域を指定
する実アドレスの先頭に、交換メモリ13およびトーン
メモリ18のいずれかを選択する選択ビットが付加され
て構成される。
【0075】そこで交換メモリ13およびトーンメモリ
18は、読出しアドレスのうちの実アドレスにより指定
される記憶領域に記憶してあるデータを出力する。
【0076】つまり、交換メモリ13からは図5に示す
ようなタイミングで、出側のm×n個のチャネルのそれ
ぞれへと送出すべきデータが出力される。なお図5にお
いて「CHx」と示してあるのは、出側のm×n個のチ
ャネルのうちのx番目のチャネルに送出すべきデータの
出力タイミングを示している。
【0077】また、トーンメモリ18からは図5に示す
ように、交換メモリ13がデータ出力をするのと同時の
タイミングで、出側のm×n個のチャネルのそれぞれへ
と送出すべきデータが出力される。なお図5において
「CHx」と示してあるのは、出側のm×n個のチャネ
ルのうちのx番目のチャネルに送出すべきデータの出力
タイミングを示している。
【0078】従って、同一のアドレスにより指定される
交換メモリ13の記憶領域およびトーンメモリ18の記
憶領域のそれぞれにデータが記憶されているならば、交
換メモリ13およびトーンメモリ18の双方から同時に
データが出力されることになる。
【0079】そこでセレクタ19は、第1読出しアドレ
スのうちの選択ビットに基づいて、交換メモリ13およ
びトーンメモリ18のそれぞれの出力の一方を選択出力
する。なお具体的にセレクタ19は、選択ビットが
「0」であるときには交換メモリ13から出力されるP
CMデータを選択し、また選択ビットが「1」であると
きにはトーンメモリ18から出力されるトーンデータを
選択する。
【0080】ところでトーンメモリ18からトーンデー
タを出力する必要があり、かつそのトーンデータがトー
ンメモリ18に記憶されていない場合には、アドレス発
生部20は制御CPU7の制御の下に、原信号データが
格納された記憶領域を示すアドレスの出力を所定のパタ
ーンで断続させる。
【0081】この結果、トーンメモリ18からは所定の
パターンに従って断続的に原信号データが出力されるこ
ととなり、任意のトーンデータが得られることになる。
【0082】以上のようにして、入側の任意のチャネル
を介して到来したPCMデータやトーンデータが出側の
任意のチャネルへと送出される。
【0083】そして、出側の各チャネルに送出されたデ
ータは、分離回路14により各チャネルに対応する出ハ
イウェイ3毎に分離された後、P/S変換回路15によ
りシリアル信号化された上で、対応する出ハイウェイ3
へとそれぞれ送出される。そして出ハイウェイ3から、
各チャネルに対応したコーデック6により取り込まれ
る。
【0084】ところでアドレス発生部20が第1読出し
アドレスを出力する合間のタイミングでは、アドレス発
生部20または読出制御回路21により、第2読出しア
ドレスが出力される。この第2読出しアドレスは、32
チャネルの折返しチャネルにそれぞれ出力すべき原信号
データが格納されるトーンメモリ18中の記憶領域を示
すものであるから、1フレーム期間における一部の期
間、すなわち例えば図5に示すように出側の1番目から
32番目までのチャネルに送出するデータを指定するた
めの第1読出しアドレスを出力した直後のタイミングで
のみ生成される。なお図5において「CHrx」と示し
てあるのは、32チャネルの折返しチャネルのうちのx
番目のチャネルに出力すべきデータの出力タイミングを
示している。
【0085】ただし、アドレス発生部20および読出制
御回路21は、上述のようにして折返しチャネルに割り
当てられた期間の全てにおいて常に第2読出しアドレス
を出力するのではなく、生成すべきトーンのパターンに
応じて第2読出しアドレスを断続する。
【0086】この結果、原信号データからトーンデータ
が生成され、このトーンデータが折返しチャネルにて出
力されることとなる。
【0087】ところで、第2読出しアドレスは、全てト
ーンメモリ18の記憶領域を指定するものである。従っ
て第2読出しアドレスに基づいてトーンメモリ18から
出力されるトーンデータは、必ずセレクタ19により選
択され、必ず分離回路14およびセレクタ17に与えら
れる。
【0088】セレクタ17では前述したように、折返し
チャネルに同期したタイミングで第3書込みアドレスが
与えられており、セレクタ19の出力が折返しチャネル
となっているときには、そのセレクタ19の出力を選択
する。かくして、折返しチャネルに出力されたトーンデ
ータは、全てトーンメモリ18へと与えられる。そして
このトーンデータは、第3書込みアドレスに基づき、ト
ーンメモリ18のトーンデータ用の記憶領域に書込まれ
ることとなる。
【0089】なお、この第2読出しアドレスが発生され
るタイミングは、分離回路14では無視される。従っ
て、折返しチャネルに出力されたトーンデータは、その
まま出ハイウェイ3へと出力されることはない。
【0090】しかしながら、トーンメモリ18に書き込
まれたデータは、第1読出しアドレスに基づき、任意の
チャネルへと分配送出することが可能である。
【0091】ところで、原信号データを断続出力するこ
とでトーンデータを生成する処理は、上述のように制御
CPU7の制御の下にアドレス発生部20が生成する読
出しアドレスを断続することでも行われるが、読出制御
回路21が生成する読出しアドレスによっても行うこと
が可能である。
【0092】以下、読出制御回路21によるトーンデー
タの生成処理について、パターンメモリ32に図4に示
すパターンデータが格納されている場合を例として詳細
に説明する。
【0093】まずチャネルコード発生回路30は、折返
しチャネルのタイミングに同期して、32個のチャネル
コード「CH0」〜「CH31」を順に発生する。
【0094】まずチャネルコード発生回路30が発生す
るチャネルコードが「CH0」のとき、ワークメモリ3
1は1番目の折返しチャネルに出力しているトーンに関
する現状データを出力する。
【0095】現状データは、出力しているトーンの状態
を示す状態コードStateとその状態の継続時間を示すタ
イムスタンプTime1とからなる。すなわち、図3に示す
ように状態コードStateが「1」であり、タイムスタン
プTime1が「2400」であるならば、パターンメモリ
32においてチャネルコード「CH0」と状態コード
「1」との組み合わせによりなるアドレスで特定される
記憶領域に記憶されたパターンデータにより示される状
態、すなわち、トーン種別Aの原信号データを「400
0」なる時間継続して出力する状態であり、かつ現在は
その状態で「2400」なる時間が経過したことを示し
ている。
【0096】なお。ワークメモリ31におけるタイムス
タンプTime1は、1フレーム毎にタイム更新回路33に
よって「+1」される。タイムスタンプTime1の値に1
25μsを掛けた値が実際の経過時間となる。そしてパ
ターンデータにおける継続時間の値は、タイムスタンプ
Time1の値と同様な値、つまり実際の継続時間を125
μsで割った値となっている。
【0097】そこでパターンメモリ32は、チャネルコ
ード発生回路30から与えられるチャネルコードと、ワ
ークメモリ31から与えられる状態コードStateとの組
み合わせによりなるアドレスで特定される記憶領域に記
憶されたパターンデータを出力する。
【0098】パターンデータは、CPU/AUTOデー
タC/A、トーン種別コードTypeおよび継続時間データTim
e2の3つのデータからなる。
【0099】ここでCPU/AUTOデータC/Aは、各
折返しチャネルに出力するトーンデータの断続制御を、
制御CPU7の制御の下に行うか、あるいは読出制御回
路21により自動的に行うかの設定情報である。そこで
このCPU/AUTOデータC/Aは、CPU/AUTO
信号としてセレクタ22に与えられる。そしてセレクタ
22がこのCPU/AUTO信号に基づき、CPU/A
UTOデータC/Aが「CPU」を示すときにアドレス発
生部20が出力する第2読出しアドレスを、また「AU
TO」を示すときに読出制御回路21が出力する第2読
出しアドレスをそれぞれ選択することで、設定通りの動
作が行われるのである。
【0100】トーン種別コードTypeは、出力すべき原信
号データを指定する情報である。そこでこのトーン種別
コードTypeに基づいてアドレス作成回路36が、トーン
メモリ18にて該当する原信号データが格納される記憶
領域を指定するアドレスを生成し、これを第2読出しア
ドレスとしてセレクタ22に与える。従って、このよう
にして生成された第2読出しアドレスにより、トーンメ
モリ18からトーン種別コードTypeに対応する原信号デ
ータが出力される。
【0101】継続時間データTime2は、各状態を継続す
る時間を示す。そこで比較回路34では、この継続時間
データTime2の値をワークメモリ31から出力されるタ
イムスタンプTime1の値が上回っているか否か、すなわ
ち現在の状態での経過時間が継続時間を超えたか否かを
監視している。
【0102】ここで、継続時間データTime2の値をタイ
ムスタンプTime1の値が上回っていると比較回路34に
て判定されない限りは、状態更新回路35はワークメモ
リ31中の状態コードStateは変更しない。従ってこの
場合には、次のフレームにおいても同一の状態が継続さ
れることになる。
【0103】しかしながら継続時間データTime2の値を
タイムスタンプTime1の値が上回ったと比較回路34に
て判定された場合には、状態更新回路35は、ワークメ
モリ31中の状態コードStateを、それまでの値に「+
1」した値の新たな状態コードStateに更新する。この
とき状態更新回路35は、状態コードStateを更新した
のちにパターンメモリ32から出力されるトーン種別コ
ードTypeを確認し、これが断続パターンの1サイクルの
終了を示す「end」なる情報であったならば、ワーク
メモリ31中の状態コードStateを「1」にリセットす
る。またこのように状態コードStateの更新を行う場合
に状態更新回路35は、タイム更新回路33に対してリ
セット指示を与える。タイム更新回路33は、状態更新
回路35からリセット指示がなされたならば、ワークメ
モリ31中のタイムスタンプTime1の値を「0」にリセ
ットする。従ってこの場合には、次のフレームから新た
な状態がスタートされる。
【0104】具体的には、1番目の折返しチャネルにお
いてトーン種別Aの原信号データを4000フレーム
(0.5s)に渡り出力し終わったならば、無音(原信
号データ出力無し)の状態を4000フレーム(0.5
s)に渡り継続する第2の状態に移行する。そして無音
の状態が4000フレームに渡り継続されたならば、次
の第3の状態のトーン種別コードTypeとして「end」
が設定されているから、次からは第1の状態に戻って、
以降同様な動作を繰り返す。
【0105】かくして1番目の折返しチャネルには、ト
ーン種別Aである原信号データの0.5s送出と0.5
s断とが繰り返されるトーンデータが出力されることに
なる。
【0106】他の折返しチャネルについても、そのチャ
ネルに対して設定されたパターンデータに応じて、同様
な動作が行われて任意のトーンデータが出力される。
【0107】以上のように本実施形態によれば、PCM
データを交換するための交換メモリ13とは別にトーン
メモリ18を設け、原信号データおよびトーンデータは
このトーンメモリ18に書込むようにしている。そし
て、交換メモリ13では従来通りに出側の全てのチャネ
ルのタイミングでPCMデータの出力を行いつつ、トー
ンデータを送出すべきチャネルでは同時に、トーンメモ
リ18からのトーンデータの出力を行い、両メモリから
の出力データをセレクタ19により選択して出ハイウェ
イ3へと送出するようにしている。この結果、入ハイウ
ェイを使用すること無しにトーンデータの送出を行うこ
とが可能であり、全ての入ハイウェイ2および出ハイウ
ェイ3を無駄なく使用することが可能である。
【0108】また本実施形態によれば、トーンメモリ1
8から出力したトーンをトーンメモリ18に折り返すた
めの信号経路と折返しチャネルとを設定しているので、
原信号データのトーンメモリ18からの読み出しを断続
制御することで生成されるトーンデータを、トーンメモ
リ18から複数のチャネルへと配信することが可能とな
り、個々のチャネルに向けて個々にトーンデータを生成
しつつ送出する場合に比べてトーンデータ生成に係る処
理負担が大幅に軽減される。
【0109】また本実施形態によれば、出ハイウェイ3
へと送出するデータを出力するためのタイムスロットの
合間を利用して折返しチャネルを設定しているので、出
ハイウェイ3へと送出するデータを出力するためのタイ
ムスロットは均一な時間間隔で設定しておくことが可能
であり、分離回路14での各出ハイウェイ3への分離の
ための処理が容易となる。
【0110】また本実施形態によれば、原信号データを
用いてトーンデータを生成するための断続制御を読出制
御回路21により自動的に行うことができるので、制御
CPU7の処理負担を軽減することが可能である。
【0111】また本実施形態によれば、折返しのための
トーンデータの生成を全て読出制御回路21により行う
のではなく、制御CPU7により行うことも可能として
いるので、折返しチャネルの一部を制御CPU7の制御
により生成するトーンデータ用に設定しておくことで、
その時々に応じて任意のトーンデータを生成することが
可能となり、柔軟なトーンデータ生成を行うことが可能
である。
【0112】また本実施形態によれば、読出制御回路2
1がトーンデータを生成するための断続制御を行う際に
参照するパターンデータを制御CPU7が書き換え可能
となっているので、提供サービスの変更などにともなっ
て必要なトーンデータが変化した場合でも、新たに必要
となったトーンデータを生成するように読出制御回路2
1の動作状態を設定することが可能である。
【0113】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではない。例えば上記実施形態では、トーン発生回
路4からは原信号データを入力することとしているが、
トーンデータを入力しても良いし、原信号データおよび
トーンデータの双方を入力しても良い。
【0114】また上記実施形態では、読出制御回路21
は折返しチャネルへの原信号データ出力の断続制御のみ
を行うものとしているが、出ハイウェイ3へと送出する
ためのタイムスロットにおける原信号データ出力の断続
制御をも行うようにしても良い。
【0115】また上記実施形態では、トーンデータの折
返し経路をセレクタ19の出力から分岐しているが、ト
ーンメモリ18の出力を分岐してセレクタ17へと与え
るようにしても良い。
【0116】また上記実施形態では、出ハイウェイ3へ
と送出するデータを出力するための出タイムスロットの
合間に折返しチャネルを設定しているが、出タイムスロ
ットを1フレームの前寄りまたは後ろ寄りに設定して、
それらの出タイムスロット群の後ろまたは前に、連続し
た状態で折返しチャネルを設定することとしても良い。
【0117】また上記実施形態では、読出制御回路21
のパターンメモリ32に設定されるパターンデータは制
御CPU7により更新可能としているが、パターンデー
タは固定的に設定しておいて更新しないようにしても良
い。
【0118】また上記実施形態では、各折返しチャネル
に出力するトーンデータを生成するための原信号データ
出力の断続制御を、アドレス発生部20および読出制御
回路21のいずれかを選択的に用いて行えるようにして
いるが、全ての折返しチャネルについて原信号データ出
力の断続制御を読出制御回路21が行うようにしても良
い。
【0119】また上記実施形態では、読出制御回路21
を設け、トーンデータの生成のための原信号データ出力
の断続制御をこの読出制御回路21により自動で行うこ
とを可能としているが、読出制御回路21を設けずに、
原信号データ出力の断続制御を常に制御CPU7からの
制御に基づいて行うようにしても良い。
【0120】また読出制御回路21の具体的な構成は、
図2に示したものには限定されず、任意の構成であって
良い。
【0121】また上記実施形態では、折返しチャネルを
設定し、トーンメモリ18からの原信号データ出力を断
続制御することで生成されたトーンデータをトーンメモ
リ18に記憶させるようにしているが、これは行わなく
ても良い。
【0122】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0123】
【発明の効果】第1の発明によれば、外部に設けられた
外部制御手段からの制御に基づいてそれぞれnチャネル
(nは2以上の整数)の伝送データが時分割多重される
m本(mは2以上の整数)ずつの入ハイウェイおよび出
ハイウェイの間でチャネル交換を行うタイムスイッチに
おいて、前記m本の入ハイウェイを介して到来するm×
nチャネルの伝送データを所定順序で時分割多重する多
重手段と、この多重手段により得られた信号中に多重さ
れているm×nチャネルの伝送データをそれぞれ取り込
んで記憶する第1記憶手段と、外部から与えられるトー
ンデータあるいはトーンデータの元となる原信号データ
を取り込んで記憶する第2記憶手段と、前記第1記憶手
段に記憶されたm×nチャネルの伝送データを、それら
が前記外部制御手段から任意に指定された順序で時分割
多重された状態となるように前記第1記憶手段から順次
出力させるとともに、このn×mチャネルの伝送データ
がそれぞれ出力される出タイムスロットのうちの前記外
部制御手段から任意に指定された出タイムスロットにお
いて前記トーンデータあるいは前記原信号データを前記
第2記憶手段から出力させる読出制御手段と、前記出タ
イムスロットのうち、前記伝送データを送出すべき出チ
ャネルに対応する出タイムスロットでは前記第1記憶手
段の出力を、またトーンデータを送出すべき出チャネル
に対応する出タイムスロットでは前記第2記憶手段の出
力をそれぞれ選択出力する選択手段と、この選択手段の
選択出力における各出タイムスロットの状態に基づいて
前記選択出力を所定のnチャネルずつm本に分離する分
離手段とを備えたので、入チャネルにトーンデータを供
給すること無しに、出チャネルへのトーンデータの送出
が実現されることとなり、この結果、入ハイウェイをト
ーン入力のために用いることなしにトーンデータの送出
を行うことができ、これにより効率的な構成を実現する
ことが可能なタイムスイッチとなる。
【0124】また第2の発明によれば、前記第1の発明
における前記出タイムスロットが設定されているのとは
異なる期間に折返しチャネル用の折返しタイムスロット
を設定するとともに、この折返しタイムスロットに前記
原信号データを所定のトーンデータとなるように前記第
2記憶手段から出力させる折返しトーン読出手段を備
え、さらに前記第2記憶手段を、前記折返しタイムスロ
ットへの出力も取り込んで記憶するものとしたので、第
2記憶手段に記憶されたトーンデータは、そのままで複
数の出タイムスロットへと出力することが可能となり、
この結果、原信号データの出力に当り断続制御がなされ
ることで生成したトーンデータを再利用することを可能
とし、これにより断続制御の簡略化を図ることが可能な
タイムスイッチとなる。
【0125】また第3の発明によれば、前記第2の発明
における前記折返しトーン読出手段を、予め設定された
パターンデータに従って、前記第2記憶手段からの前記
原信号データの出力を前記外部制御手段の制御を介する
ことなく自動制御するものとしたので、トーンデータを
生成するための原信号データの出力制御が内部的に自動
的に行われ、原信号データの出力における断続制御を独
自に行うことが可能であり、これにより外部制御手段の
負担を軽減することが可能なタイムスイッチとなる。
【0126】また第4の発明によれば、前記第2の発明
における前記折返しトーン読出手段を、前記第2記憶手
段からの前記原信号データの出力を前記外部制御手段の
制御の下に行う第1制御手段と、予め設定されたパター
ンデータに従って、前記第2記憶手段からの前記原信号
データの出力を前記外部制御手段の制御を介することな
く自動制御する第2制御手段と、前記第1制御手段およ
び前記第2制御手段を選択的に前記第2記憶手段に接続
する制御切換手段とを備えたので、トーンデータを生成
するための原信号データの出力制御が、外部制御手段の
制御に応じて柔軟に行うことも、外部制御手段の制御を
必要とせずに内部的に自動的に行うことも可能なタイム
スイッチとなる。
【0127】さらに第5の発明のよれば、前記第3また
は第4の発明における前記パターンデータを、前記外部
制御手段によって任意に更新可能としたので、自動生成
するトーンデータを必要に応じて変更することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るタイムスイッチを搭
載したディジタル交換機の要部構成を示すブロック図。
【図2】図1中の読出制御回路21の詳細な構成を示す
ブロック図。
【図3】図2中のワークメモリ31のメモリマップを模
式的に示す図。
【図4】図2中のパターンメモリ32のメモリマップを
模式的に示す図。
【図5】図1中の交換メモリ13およびトーンメモリ1
8に関するデータの書き込み・読み出しのタイミングを
示す図。
【図6】従来のタイムスイッチの要部構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
2(2-1〜2-m)…入ハイウェイ 3(3-1〜3-m)…出ハイウェイ 4…トーン発生回路 5…タイムスイッチ 6(6-1〜6-n)…コーデック 7…制御CPU 11(11-1〜11-m)…シリアル/パラレル変換回路(S
/P変換回路) 12…多重回路 13…交換メモリ 14…分離回路 15(15-1〜15-m)…パラレル/シリアル変換回路(P
/S変換回路) 16…シリアル/パラレル変換回路(S/P変換回路) 17…セレクタ 18…トーンメモリ 19…セレクタ 20…アドレス発生部 20a…コネクションメモリ 21…読出制御回路 22…セレクタ 30…チャネルコード発生回路 31…ワークメモリ 32…パターンメモリ 33…タイム更新回路 34…比較回路 35…状態更新回路 36…アドレス作成回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部に設けられた外部制御手段からの制
    御に基づいてそれぞれnチャネル(nは2以上の整数)
    の伝送データが時分割多重されるm本(mは2以上の整
    数)ずつの入ハイウェイおよび出ハイウェイの間でチャ
    ネル交換を行うタイムスイッチにおいて、 前記m本の入ハイウェイを介して到来するm×nチャネ
    ルの伝送データを所定順序で時分割多重する多重手段
    と、 この多重手段により得られた信号中に多重されているm
    ×nチャネルの伝送データをそれぞれ取り込んで記憶す
    る第1記憶手段と、 外部から与えられるトーンデータあるいはトーンデータ
    の元となる原信号データを取り込んで記憶する第2記憶
    手段と、 前記第1記憶手段に記憶されたm×nチャネルの伝送デ
    ータを、それらが前記外部制御手段から任意に指定され
    た順序で時分割多重された状態となるように前記第1記
    憶手段から順次出力させるとともに、このn×mチャネ
    ルの伝送データがそれぞれ出力される出タイムスロット
    のうちの前記外部制御手段から任意に指定された出タイ
    ムスロットにおいて前記トーンデータあるいは前記原信
    号データを前記第2記憶手段から出力させる読出制御手
    段と、 前記出タイムスロットのうち、前記伝送データを送出す
    べき出チャネルに対応する出タイムスロットでは前記第
    1記憶手段の出力を、またトーンデータを送出すべき出
    チャネルに対応する出タイムスロットでは前記第2記憶
    手段の出力をそれぞれ選択出力する選択手段と、 この選択手段の選択出力における各出タイムスロットの
    状態に基づいて前記選択出力を所定のnチャネルずつm
    本に分離する分離手段とを具備したことを特徴とするタ
    イムスイッチ。
  2. 【請求項2】 前記出タイムスロットが設定されている
    のとは異なる期間に折返しチャネル用の折返しタイムス
    ロットを設定するとともに、 この折返しタイムスロットに前記原信号データを所定の
    トーンデータとなるように前記第2記憶手段から出力さ
    せる折返しトーン読出手段を備え、 さらに前記第2記憶手段は、前記折返しタイムスロット
    への出力も取り込んで記憶することを特徴とする請求項
    1に記載のタイムスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記折返しトーン読出手段は、予め設定
    されたパターンデータに従って、前記第2記憶手段から
    の前記原信号データの出力を前記外部制御手段の制御を
    介することなく自動制御するものであることを特徴とす
    る請求項2に記載のタイムスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記折返しトーン読出手段は、 前記第2記憶手段からの前記原信号データの出力を前記
    外部制御手段の制御の下に行う第1制御手段と、 予め設定されたパターンデータに従って、前記第2記憶
    手段からの前記原信号データの出力を前記外部制御手段
    の制御を介することなく自動制御する第2制御手段と、 前記第1制御手段および前記第2制御手段を選択的に前
    記第2記憶手段に接続する制御切換手段とを具備したこ
    とを特徴とする請求項2に記載のタイムスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記パターンデータは、前記外部制御手
    段によって任意に更新可能であることを特徴とする請求
    項3または請求項4に記載のタイムスイッチ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438178B1 (ko) * 2001-12-20 2004-07-01 엘지전자 주식회사 음성 교환기의 tdm 하이웨이 위치 가변장치

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KR100438178B1 (ko) * 2001-12-20 2004-07-01 엘지전자 주식회사 음성 교환기의 tdm 하이웨이 위치 가변장치

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