JP2001238151A - 床頭台及び床頭台移動システム - Google Patents

床頭台及び床頭台移動システム

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JP2001238151A
JP2001238151A JP2000044397A JP2000044397A JP2001238151A JP 2001238151 A JP2001238151 A JP 2001238151A JP 2000044397 A JP2000044397 A JP 2000044397A JP 2000044397 A JP2000044397 A JP 2000044397A JP 2001238151 A JP2001238151 A JP 2001238151A
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JP
Japan
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television
base part
fixed base
bed
floor
Prior art date
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Application number
JP2000044397A
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English (en)
Inventor
Eiji Kobayashi
英治 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nozomi Kk Off
OFFICE NOZOMI KK
Original Assignee
Nozomi Kk Off
OFFICE NOZOMI KK
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Publication date
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  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者がベッドを変えるときにテレビは元の位
置に置いたままで、私物を入れた収納部だけを移動でき
るようにした。 【解決手段】 本発明の床頭台1は、テレビ10を載置
することのできる固定台2と、固定台2の下方に移動自
在に収納されるキャスター付可動台3とからなるもので
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、病院、診療所など
のベッドサイドに配備される床頭台及び床頭台移動シス
テムに関する。
【0002】
【従来の技術】入院のための施設として、一般に大部屋
と称される共同病室では、ベッドの周囲を開閉式のカー
テンで仕切ることによって個室を確保し、その仕切られ
た領域内にベッドのほかにベッドサイドキャビネットと
称される床頭台及び、見舞客用などの折畳み椅子を設
け、さらにベッドの頭上には、ナースコール用スイッ
チ、マイク、照明具などが配置されているほか、多くの
病院、診療所では入院患者が自分のベッドでテレビを見
ることができるように、床頭台上に有料テレビを設置し
ている。
【0003】このテレビは業者が病院に無料で提供し、
有料テレビ使用料の一部を病院にバックし、残りを業者
が回収することによって経済的な成り立っている。この
有料テレビの課金方式としては、コイン投入式とプリペ
イドカード式の両方がある。
【0004】従来における床頭台は、上方部のテレビ載
置部と下方部の私物収納部とが一体不可分の構造となっ
ており、床頭台の下面にはキャスターが取り付けられて
いて、移動自在となっている。
【0005】ところで、入院患者がその病状に応じて病
室またはベッドを変更することが比較的頻繁に行われて
いる。この場合、多くの病院では、患者はテレビの電源
コンセントとアンテナ線をテレビ本体から引き抜いて、
テレビごと床頭台を他のベッドのある場所へ移動するよ
うになっている。
【0006】何故なら、テレビを床顕台からおろして
も置く場所がない。テレビは重いので看護婦はそれを
望まない、私物全部を入れ替えるのは手間が掛かって
大変である、からである。
【0007】そして、新しいべッドの近辺に床頭台を設
置し、テレビ本体に電源コードとアンテナ線を接続すれ
ば、継続してテレビを鑑賞できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、床頭台を移動
する場合には、テレビのある分だけ搬送重量が重く、ま
た移動時の振動によってテレビに衝撃が加えられるた
め、テレビが故障することがよくあり、またアンテナ線
や電源コードを引き抜くとき、また接続するとき、特に
同軸アンテナの場合はその接続端が針状になっているの
で、その部分が曲がったりして接続できない事態が生ず
ることもあり、このような場合には看護婦あるいは介護
人によけいな負担を掛けるほか、専門家以外では対処し
きれない場合も生ずる。
【0009】そこで、本発明では患者がベッドを変える
ときにテレビは元の位置に置いたままで、私物を入れた
収納部だけを移動できるようにした床頭台及び床頭台移
動システムを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の床頭台は、テレビを載置することのできる
固定台部分と、固定台部分の下方に移動自在に収納され
るキャスター付可動台部分とからなるものである。
【0011】従って、本発明の床頭台では、私物収納部
分とテレビ台となる部分とを分離することができる。
【0012】また、本発明の床頭台移動システムは、テ
レビの載置部を有する固定台部分と入院患者の私物を収
納することができるキャスター付可動台部分とからな
り、該可動台部分が該固定台部分の下方に格納自在とさ
れてなる床頭台を使用し、該固定台部分上に病院側が提
供したテレビを設置し、該テレビにアンテナ線およぴ電
源コードを接続して患者がベッド上からテレビを見るこ
とができるようにし、病院内において患者がベッドを変
更するときには該可動台部分のみを新たなベッドの場所
に移動し、この新たなベツドの場所に残置された固定台
の下方に該可動台部分を格納するようにしてなるもので
ある。
【0013】従って、本発明の移動システムでは、ベッ
ドを移動する際には、私物などを入れた可動台部分のみ
移動すれば良いため、テレビは元の位置に固定したまま
使用できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態につき、添付図面を参照して詳細に説明する。図1,
図2は本発明の第一実施形態による床頭台1を示すもの
である。この床頭台1は、図示しないベッドの一側部に
配置される固定台2と、固定台2の下部開口に向けて離
接可能に格納される可動台3とから構成されている。
【0015】固定台2及び可動台3はいずれも木製ある
いは鋼製パネルの組立によって構成されるものである。
【0016】すなわち、固定台2は、一対の側板4、背
面板5、中間棚6、天板7を前面開口状態に組立てたも
のであり、各側面板4の下部前後には、レベル調整脚8
が設置され、水平調整が可能となっている。また中間棚
6の上面には回転式テレビ設置台9が配置され、これの
上部にテレビ10が回転可能に設置される。さらに天板
7は物置として活用される。なお、図示した固定台はレ
ベル調整脚8によって固定式となっているが、ストッパ
ー付のキャスターまたは戸車を設けることによってベッ
ドの近辺において移動が必要なときに簡易に移動できる
ようにすることが好ましい。従って、本発明において固
定台という場合にはこのようなキャスターや戸車を付け
たものも含む概念である。
【0017】可動台3は前記固定台2の中間棚6の下部
と側板4に囲われた空間内に格納されるサイズとされ、
物入れ用のキャビネットとして機能するものであり、一
対の側板11、底板、背面板(いずれも図示省略)及び
天板12を組立て、その前面開口には上部から順に引出
し式テーブル14、施錠可能な引きだし15、観音開き
方式の一対の扉16を配置して、引きだしまたは開閉可
能に前部を覆い、それぞれの収納部を筆記具などの小物
入れ、その他身の回りの品物入れに活用するほか、テー
ブル14を引出すことにより、食事、簡単な物書き、あ
るいは物置用のテーブルとして活用できるようにしてい
る。
【0018】さらに、前記底板の下面にはストッパ付キ
ャスタ17が配置されており、必要に応じて可動台3を
固定台2より引出して移動を可能としている。
【0019】なお、テレビ10は、個人向きのものであ
るため、画面サイズが14インチ程度の小形テレビであ
り、一般的なテレビ機能のほかに、課金方式が採用さ
れ、例えばプリペイドカード投入方式のものの場合に
は、図示のごとく前面下部にカード投入スロット10a
が開口し、スロット10aに対するカード投入後、テレ
ビ機能が作動し、その後は電源の投入により、予め支払
った料金到達するまでの時間まで鑑賞が可能となってい
る。
【0020】また、テレビ10の側面には、スピーカ兼
用のワイヤ接続式リモコンスイッチ10bが引っかけ配
置され、このリモコンスイッチ10bをベッド上の操作
者(患者)が手元に置き、各種チャンネル切換、音量調
整、オンオフ操作などを行えるようになっており、さら
にこのテレビ10の電源及び同軸アンテナ引込み線など
はベッド近傍の壁面に配置された図示しない電源及びケ
ーブルコネクタに接続されている。
【0021】以上の構成において、通常は可動台3のキ
ャスタ17はロックがかけられ、図2に示すごとく、固
定台2と可動台3とは一体不可分のものとして使用され
る。そして、患者がその病状に応じて、現状のベッドか
らほかのベッドに移送される場合にはロックを外すこと
で、図1のごとく可動台3のみ床上移動させることがで
きる。
【0022】従って、テレビ10は固定台2上に残置さ
れたままであり、同軸ケーブル及び電源コードの引抜き
操作を不要としている。なお、プリペイドカードは引抜
き、新たなベッドサイドに設置されている別のテレビの
スロットに差込むことで、その料金に到達する残時間ま
で継続してテレビ鑑賞が可能であるため、利用者にとっ
ては損はないものとなる。
【0023】図3は、固定台2の第二実施形態を示すも
のである。本実施形態においては、パネル製のものに替
えて、各部曲面形状に形成されたパイプフレーム20を
図の一部に拡大して示すように、ビスBなどで組付ける
ことによって、前記第一実施形態と同様な外形を構成す
る骨組を形成し、その骨組に中間棚7及び天板8を組付
けたものである。そして、図示のごとく側面及び背面は
一部補強板21を組付け、その他は解放されていても良
いし、あるいは全面を覆っても良い。いずれにおいても
本実施形態では、搬送時には各部分解して搬送し、現場
で組立てればよいため、搬送製に富む。
【0024】なお、前記各実施形態では、可動台3を専
ら一般的な収納用キャビネットとしてあるが、場合によ
っては、冷蔵庫、金庫などを組付けたものであっても良
いことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、本発
明による床頭台及びその移動システムによれば、患者が
ベッドを変えるときにテレビは元の位置に置いたまま
で、私物を入れた収納部だけを移動でき、取り扱いがそ
の分軽くなると同時に、テレビコンセントやケーブルコ
ネクタなどの抜出、差込みなどの面倒な手間が省け、ま
たこれによるトラブル発生を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態を示す分解斜視図であ
る。
【図2】同組立状態を示す斜視図である。
【図3】第二実施形態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 床頭台 2 固定台 3 可動台 10 テレビ 17 キャスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビを載置することのできる固定台部
    分と、固定台部分の下方に移動自在に収納されるキャス
    ター付可動台部分とからなることを特徴とする床頭台。
  2. 【請求項2】 テレビの載置部を有する固定台部分と入
    院患者の私物を収納することができるキャスター付可動
    台部分とからなり、該可動台部分が該固定台部分の下方
    に格納自在とされてなる床頭台を使用し、該固定台部分
    上に病院側が提供したテレビを設置し、該テレビにアン
    テナ線およぴ電源コードを接続して患者がベッド上から
    テレビを見ることができるようにし、病院内において患
    者がベッドを変更するときには該可動台部分のみを新た
    なベッドの場所に移動し、この新たなベツドの場所に残
    置された固定台の下方に該可動台部分を格納するように
    してなることを特徴とする病院内における床頭台移動シ
    ステム。
JP2000044397A 2000-02-22 2000-02-22 床頭台及び床頭台移動システム Pending JP2001238151A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006063579A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Ese:Kk 錠前管理システム
CN105747560A (zh) * 2016-02-17 2016-07-13 杨鑫嵘 一种基于物联网的智能衣橱

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006063579A (ja) * 2004-08-25 2006-03-09 Ese:Kk 錠前管理システム
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