JP2001238094A - 画像処理装置および画像再生装置 - Google Patents

画像処理装置および画像再生装置

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JP2001238094A
JP2001238094A JP2000048524A JP2000048524A JP2001238094A JP 2001238094 A JP2001238094 A JP 2001238094A JP 2000048524 A JP2000048524 A JP 2000048524A JP 2000048524 A JP2000048524 A JP 2000048524A JP 2001238094 A JP2001238094 A JP 2001238094A
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Satoshi Nakayama
智 中山
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチ表示などの画像縮小表示に際し、最適
な輪郭強調量を与え、高品位な縮小画像信号が得られる
画像処理装置および画像再生装置を提供することにあ
る。 【解決手段】 撮像手段によって撮像された画像を表示
する表示手段と、前記表示手段によって表示される画像
の輪郭を強調する輪郭強調手段と、前記表示手段によっ
て表示される画像の大きさを制御する制御手段とを有
し、前記制御手段は、前記表示手段によって表示される
画像の大きさに応じて、前記輪郭強調手段による画像の
輪郭強調の度合いを制御することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の輪郭強調を
行う画像処理機能を有する画像処理装置および画像再生
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ビデオカメラやデジタルカメラな
どの撮像装置に於いてマルチ画面表示やピクチャーイン
ピクチャー(以下PinPと称す)などに代表されるよ
うに、LCDなどの表示画面上に画像を縮小して表示す
る特殊機能が考案されている。
【0003】マルチ画面表示とは画面を複数個に分割
し、縮小した同じ或いは異なる複数の画像を画面内に同
時に表示する機能である。例えば撮影した16コマをマ
ルチ表示する場合、各コマは1/16に縮小され、縮小
された16コマは4行4列のマトリクス状に配置され、
出力表示される。また、PinPは、表示画面中の小窓
に縮小した画像を表示し、同時に複数種類の画像を鑑賞
する機能である。以下、図面を用いて従来例について説
明する。
【0004】図2は従来の撮像装置のブロック図であ
る。また第3図は9分割マルチ表示を例にした画像の配
置を示す図である。結像用レンズ201は被写体光を取
り入れ、絞り202は露出を制御する。撮像素子203
は入射した光を光電変換する。信号処理回路204は、
撮像素子203によって撮像された信号のホワイトバラ
ンス処理、ガンマ補正処理などを行う。輪郭検出回路2
05は映像信号中の輪郭成分を検出する。増幅器206
は輪郭検出回路205で検出された輪郭信号を増幅す
る。加算器207は輪郭強調信号を映像信号に加算す
る。マルチ表示回路208は図3に示すようなマルチ表
示処理を行う。選択スイッチ209はマルチ表示を行う
かどうかを選択する。マルチ制御回路210は選択スイ
ッチ209からの信号を受けてマルチ表示回路208を
制御する。フレームメモリ211は映像信号を記憶す
る。メモリ212は増幅器206に固定ゲインを与え
る。
【0005】結像用レンズ201を通った入射光は絞り
202で露光量調節された上で撮像素子203に結像さ
れる。撮像素子203で光電変換された映像信号は信号
処理回路204に供給され、そこでホワイトバランス処
理、ガンマ処理などを施された後、加算器207で輪郭
強調信号と加算される。また一方、撮像素子203で光
電変換された映像信号は輪郭検出回路205にも供給さ
れ輪郭成分のみを抜き出した後、増幅器206で212
から与えられる所定値だけ増幅された後、加算器207
で映像信号と加算される。ここで、撮像装置の輪郭強調
処理に関して述べる。一般に撮像装置ではテレビジョン
モニタで再生する際の鮮鋭度を上げるために輪郭強調処
理を施している。この処理は映像信号にその高周波成分
から生成した輪郭信号を加算し、見た目の鮮鋭度を上げ
る処理である。一般にテレビジョン信号は輪郭強調を行
わないと見た目の解像感が損なわれる為、輪郭強調は撮
像装置の信号処理において必須のものとなっている。
【0006】さて、マルチ選択スイッチ209でマルチ
表示モードが選択されるとマルチ制御回路210はマル
チ表示回路208にマルチ表示を指定する信号を出力す
る。加算器207で加算された映像信号はマルチ表示回
路208に入力され、マルチ表示回路208はマルチ表
示が指定されると入力された映像信号を所定の大きさに
縮小し、まず第3図aの位置に画像が配置されるように
メモリ211に記憶する。マルチ制御回路210によっ
て次の画像が指示されるとマルチ表示回路208は新た
な画像を縮小し、該新たな画像が第3図bの位置に配置
されるようにメモリ211に記憶する。こうして第3図
iの位置までメモリ211に画像が配置されると一連の
動作を終了し、マルチ表示が施された映像信号として出
力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例の撮像装置ではマルチ画像表示によってそれぞれの
表示画像が縮小しているにもかかわらず通常と同程度の
輪郭強調を行っているために、必要以上に画像の輪郭が
太くなりすぎたり、斜め線がぎざぎざになったりして、
画像の品位が損なわれる場合があった。
【0008】本出願に係る発明の目的は、マルチ表示な
どの画像縮小表示に際し、最適な輪郭強調量を与え、高
品位な縮小画像信号が得られる画像処理装置および画像
再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ために、本願の請求項1に係る発明によれば、撮像手段
によって撮像された画像を表示する表示手段と、前記表
示手段によって表示される画像の輪郭を強調する輪郭強
調手段と、前記表示手段によって表示される画像の大き
さを制御する制御手段とを有し、前記制御手段は、前記
表示手段によって表示される画像の大きさに応じて、前
記輪郭強調手段による画像の輪郭強調の度合いを制御す
ることを特徴とする。
【0010】また、本願の請求項9に係る発明によれ
ば、記録媒体から画像を再生して表示する表示手段と、
前記表示手段によって表示される再生画像の輪郭を強調
するためのエンハンス回路と、前記表示手段によって表
示される画像の大きさに応じて前記エンハンス回路の周
波数特性を制御する制御手段とを有することを特徴とす
る。
【0011】また、請求項12に係る発明によれば、表
示画面上に表示される撮像画像の輪郭を強調する輪郭強
調工程と、前記表示される撮像画像の大きさを制御する
制御工程とを有し、前記制御工程は、前記表示される撮
像画像の大きさに応じて、撮像画像の輪郭強調の度合い
を制御することを特徴とする。
【0012】また、請求項20に係る発明によれば、記
録媒体から画像を再生して表示画面上に表示される再生
画像の輪郭を強調するためのエンハンス工程と、前記再
生画像の大きさに応じて前記エンハンス回路の周波数特
性を制御する制御工程とを有することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に沿って本発明
の実施の形態を説明する。
【0014】(第1の実施の形態)第1の実施の形態に
おいては画像処理装置を撮像装置を一例として説明す
る。
【0015】図1は本実施の形態の撮像装置のブロック
図である。結像用レンズ101は被写体光を取り入れ、
絞り102は露出を制御する。撮像素子103は入射した
光を光電変換する。信号処理回路104は、撮像素子10
3によって撮像された信号のホワイトバランス処理、ガ
ンマ補正処理などを行う。輪郭検出回路105は映像信
号中の輪郭成分を検出する。増幅器106は輪郭検出回
路105で検出された輪郭信号を増幅する。加算器107
は輪郭強調信号を映像信号に加算する。マルチ表示回路
108は図3に示すようなマルチ表示処理を行う。選択
スイッチ109はマルチ画像表示を行うかどうかを選択
する。また、選択スイッチ109は、マルチ画像表示に
おける分割表示のうち4画面分割、9画面分割、16画
面分割のいずれかを選択することができる。マルチ制御
回路110は選択スイッチ109からの信号を受けてマ
ルチ表示回路108を制御する。フレームメモリ111は
映像信号を記憶する。
【0016】結像用レンズ101を通った入射光は絞り
102で露光量調節された上で撮像素子103に結像さ
れる。撮像素子103で光電変換された映像信号は信号
処理回路104に供給され、そこでホワイトバランス処
理、ガンマ処理などを施された後、加算器107で輪郭
強調信号と加算される。また一方、撮像素子103で光
電変換された映像信号は輪郭検出回路105にも供給さ
れ輪郭成分のみを抜き出した後、増幅器106で所定値
だけ増幅された後、加算器207で映像信号と加算され
る。
【0017】マルチ選択スイッチ109の操作によって
マルチ表示モードが選択されると、マルチ制御回路11
0は増幅器106に与える利得量を通常画像が表示され
る場合の利得量から所定値だけ減ずる。さらに、マルチ
制御回路110はマルチ表示回路108にマルチ表示を
指定する信号を出力する。107で加算された映像信号
はマルチ表示回路108に入力され、マルチ表示回路1
08はマルチ表示が指定されると入力された映像信号を
間引くことによって所定の大きさのサイズに縮小する。
そして、第3図aの位置に画像が配置されるようにメモ
リ211に記憶する。マルチ制御回路210によって次
の画像が指示されるとマルチ表示回路208は新たな画
像を縮小し、該新たな画像が第3図bの位置に配置され
るようにメモリ211に記憶する。こうして第3図iの
位置までメモリ211に画像が配置されると一連の動作
を終了し、マルチ表示が施された映像信号として出力さ
れる。
【0018】本実施の形態では、上述のようにマルチ表
示に用いる画像に対して輪郭強調の度合いを小さく設定
することによって画像を縮小した際に最適な輪郭補正を
行うべく考案するものである。ここで、マルチ表示時の
輪郭信号の利得は、画像の縮小率によって最適な値を選
ぶ必要がある。その例を挙げると、例えば4画面表示で
あれば縮小画面は垂直、水平ともに1/2のサイズにな
る。このとき輪郭強調は垂直、水平ともに通常の1/2
の利得にする必要がある。同様に9画面表示であれば1
/3、16画面表示であれば1/4の利得にすればよ
い。つまり、マルチ画面分割数をn、通常画像の輪郭信
号の利得をkとすると、画像縮小時の利得k’は k’= k/(n^1/2) ・・・(式1) で表され、マルチ制御装置110はマルチ画面分割数に
応じて式1で表される利得k’を増幅器106に出力す
る。
【0019】このようにマルチ表示処理を行う際に、マ
ルチ画面分割数に応じて輪郭強調量を変化させることに
よって高品位な縮小画像を得ることが可能になる。
【0020】本実施の形態の画面分割数は4,9,16
で説明したが、それ以外の分割数でも構わない。また、
輪郭強調のブロックはマルチ表示回路の前段にある構成
で説明したが、マルチ表示処理を行った後に輪郭強調を
行う構成でも構わないことは言うまでもない。
【0021】(第2の実施の形態)第1の実施の形態に
おいては画像処理装置を撮像装置を一例として説明す
る。
【0022】図4は、第2の実施の形態の撮像装置にお
けるPinP画像の表示処理を行うPinP処理部のブロ
ック図である。2種の入力画像からPinP画像を表示す
る際に最適な輪郭強調量を与え、高品位な縮小画像信号
が得られる撮像装置のブロック図である。また、図5は
PinPの画面表示画面の一例を示す図で、画像αに縮小
画像βを合成したものである。
【0023】入力部401は外部或いは内部の映像信号
をPinP処理部に映像入力信号A入力し、信号処理回
路402は入力信号Aの映像信号に対して輪郭強調やホ
ワイトバランス、ガンマ処理などを施す。入力部403
は外部或いは内部の縮小すべき映像入力信号BをPin
P処理部に入力する。信号処理回路404は入力信号B
に対してホワイトバランス処理、ガンマ処理などを施
す。
【0024】輪郭検出回路405は入力信号403の輪
郭信号を検出すし、増幅器406は輪郭検出回路405
で検出された輪郭信号を増幅する。加算器407は映像
入力信号Bに輪郭強調信号を加算し、縮小回路408は
輪郭強調された映像入力信号Bを所定の縮小率で縮小す
る。縮小率制御回路409は加算器407からの映像入
力信号Bの画像縮小率を制御する。合成回路410は映
像入力信号Aと縮小された映像入力信号Bを合成してP
inP表示画像を出力する。
【0025】図5において、映像入力信号Aは画像αと
して表示され、合成回路410で縮小画像βが挿入され
る。
【0026】一方、映像入力信号Bは信号処理回路40
4に於いて信号処理が施される。ここでは輪郭強調を除
いたホワイトバランスなど各種の処理が行われる。また
映像入力信号Bは輪郭検出回路405によって輪郭信号
が取り出され、増幅器406で所定量増幅された後、加
算器407によって信号処理回路404から出力される
映像入力信号Bに加算される。輪郭強調が施された映像
信号は間引き処理などによって縮小回路408で所定の
縮小率で縮小され、合成回路410で第5図βの位置に
PinP画像として合成され、出力される。縮小率制御
回路409は縮小画面のサイズを変えるために縮小率に
相当する信号を縮小回路408に入力するとともに、縮
小率に応じた増幅利得信号を増幅器406に与える。
【0027】従来の形態のように、後段で画像の縮小処
理が行われる映像入力信号Bに対して映像入力信号Aと
同じ輪郭強調を施すと、縮小処理が行われた段階で輪郭
が強調されすぎることとなり、画像を合成した際に図5
の縮小画像βの部分には過度に輪郭が強調されてしま
い、品位に欠ける不自然な画像となる。これを防止する
ために本実施の形態では画像の縮小率に応じて輪郭信号
の増幅の利得を下げることにより自然な輪郭強調を行う
ものである。
【0028】さて、画像を縮小するときのの輪郭強調の
利得は、例えば後で述べる(式2)で求められる値にす
れば適切なものとなる。画像を縮小しない通常の場合の
最適な輪郭強調の利得をK、画像の縮小率(縮小された
画像のサイズ/通常の画像のサイズ)をNとすると、画
像を縮小した場合の輪郭強調の利得K’は K’= K × N (0<N≦1) ・・・(式2) となる。すなわち、縮小率制御装置409は縮小回路4
08に与える縮小率に応じて(式2)で算出される利得
を増幅器406に与えることにより、縮小回路408に
よって縮小される画像βの大きさが小さくなるにつれて
(画像βの大きさに比例して)画像βの輪郭強調の度合
いが少なくなるように構成されている。
【0029】このようにPinP表示画像を生成する際
に縮小する画像に対して輪郭強調の度合いを少なくする
により、高品位な縮小画像を得ることが可能になる。
【0030】(第3の実施の形態)図6は第3の実施の
形態を示す図面であり、マルチ画像表示などの画像縮小
表示に際し、最適な周波数特性を与え、高品位な縮小画
像信号が得られる画像再生装置のブロック図である。
【0031】記録部601は、予め映像信号が記録され
ている記録媒体である。復調回路602は記録された映
像信号を復調する。エンハンス回路603は映像信号の
周波数特性を変化させるものである。マルチ表示回路6
04は記録部601によって記録された画像のマルチ表
示処理を行う。フレームメモリ605はマルチ表示処理
を施した映像信号を一時的に保存する。
【0032】マルチ制御回路606はマルチ表示回路の
動作を制御するものであり、また、選択スイッチ607
はマルチ画像表示を行うかあるいは通常の1つの画像を
表示する通常の表示処理を行うかを選択する。選択スイ
ッチ607は、マルチ画像表示における分割表示のうち
4画面分割、9画面分割、16画面分割のいずれかを選
択することができる。
【0033】記録部601は静止画、動画を問わず映像
信号を記録しており、その媒体は不揮発性メモリでも、
磁気テープでも、ディスク装置でも構わない。記録部6
01から再生された映像信号は復調回路602によって
記録用のフォーマットから信号処理に適した映像信号に
復調される。復調された映像信号はエンハンス回路60
3で所定量だけ高域の周波数特性が改善される。ここ
で、マルチ画像の表示処理を行わない場合は、マルチ制
御回路606はエンハンス回路603に所定のエンハン
ス量を与える。マルチ選択スイッチ607でマルチ表示
モードが選択されると、マルチ制御回路606はエンハ
ンス回路603に与えるエンハンス量を通常のエンハン
ス量から所定値だけ減らしたものとする。さらに、マル
チ制御回路606はマルチ表示回路604にマルチ表示
を指定する信号を出力する。
【0034】エンハンス回路603で出力された映像信
号はマルチ表示回路604に入力され、マルチ選択スイ
ッチによって選択されたマルチ画面分割表示が指定され
ると、入力された映像信号を所定の大きさに縮小し、ま
ず第3図aの位置に画像が配置されるようにメモリ21
1に記憶する。マルチ制御回路210によって次の画像
が指示されるとマルチ表示回路208は新たな画像を縮
小し、該新たな画像が第3図bの位置に配置されるよう
にメモリ211に記憶する。こうして第3図iの位置ま
でメモリ211に画像が配置されると一連の動作を終了
し、マルチ表示が施された映像信号として出力される。
【0035】本実施の形態では画像再生装置に関して述
べているが、縮小する再生画像に対して高域の周波数特
性を低下させることにより、画像を縮小した時点での品
位を高めることを目的としている。すなわち、マルチ画
面表示の分割数が増えるほど(画像のサイズが小さくな
るほど)再生画像の周波数特性を変化させることによっ
て輪郭を強調する度合いを低め、画像の品位が低下する
ことを防いでいる。
【0036】本発明は、一例として、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読み出し実行することによって達成できる。
【0037】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。
【0038】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピーディスク、ハードディ
スク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、C
D−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM
などを用いることができる。
【0039】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施形態の機
能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指
示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペ
レーティングシステム)などが実際の処理の一部または
全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能
が実現される場合も含まれる。
【0040】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示にもとづき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニット
に備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現さ
れる。
【0041】本発明を上記記憶媒体に適用する場合、そ
の記憶媒体には、先に説明したフローチャートに対応す
るプログラムコードを格納することになるが、簡単に説
明すると、本発明のカメラ制御システムに不可欠なモジ
ュールを、記憶媒体に格納することになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る発明
によれば、画像縮小時に非縮小時と比べて輪郭強調量を
低下させることによって高品位な縮小画像を得ることが
可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の撮像装置の構成を示すブロ
ック図。
【図2】従来の撮像装置の構成を示すブロック図。
【図3】第1,第3の実施の形態のマルチ画面表示の一
例を示す図。
【図4】第2の実施の形態の撮像装置の構成を示すブロ
ック図。
【図5】第2の実施の形態のPinP表示例を示す図。
【図6】第2の実施の形態の画像再生装置の構成を示す
ブロック図。
【符号の説明】
105 輪郭検出回路 106 増幅器 107 加算器 108 マルチ表示回路 109 マルチ選択スイッチ 110 マルチ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 5/93 H04N 5/93 Z Fターム(参考) 5B057 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CC01 CD07 CE03 5C021 PA02 PA66 PA79 RB00 XA34 XB03 ZA04 5C022 AA11 AA13 AC03 AC41 AC54 AC56 5C023 AA02 AA07 AA14 AA37 BA08 CA03 DA01 EA03 5C053 FA07 FA21 FA23 HA00 HA33 KA03

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像手段によって撮像された画像を表示
    する表示手段と、 前記表示手段によって表示される画像の輪郭を強調する
    輪郭強調手段と、 前記表示手段によって表示される画像の大きさを制御す
    る制御手段とを有し、 前記制御手段は、前記表示手段によって表示される画像
    の大きさに応じて、前記輪郭強調手段による画像の輪郭
    強調の度合いを制御することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記表示手段によって表示される画像の大きさが小さくな
    るに従って、前記輪郭強調手段による画像の輪郭強調の
    度合いを小さくするように制御することを特徴とする画
    像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記制御手段は、前
    記表示手段によって表示される画像の大きさに比例し
    て、前記輪郭強調手段による画像の輪郭強調の度合いを
    制御することを特徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記表示手段は、第
    1の画像上に前記第1の画像より小さい大きさの第2の
    画像を合成表示し、前記制御手段は、前記第1の画像よ
    り前記第2の画像の前記輪郭強調手段による輪郭強調の
    度合いを小さくするように制御することを特徴とする画
    像処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、さらに、1つの撮像
    画像を表示画面上に表示する第1のモードと、前記第1
    のモードにおいて表示される画像のサイズより縮小する
    ことによって複数の撮像画像を表示画面上に分割してマ
    ルチ表示する第2のモードとを選択する選択手段を有
    し、前記制御手段は、前記第1のモードにおいて表示さ
    れる画像より前記第2のモードにおいて表示される画像
    の前記輪郭強調手段による輪郭の強調の度合いを小さく
    するように制御することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記選択手段は、前
    記第2のモードにおける画像の分割数を選択可能とし、
    前記制御手段は、表示される画像の分割数が多くなるに
    従って前記輪郭強調手段による画像の輪郭強調の度合い
    を小さくするように制御することを特徴とする画像処理
    装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記制御手段は、前
    記第2のモードにおいて分割数nで表示される画像の前
    記輪郭強調手段による輪郭強調の度合いを、前記第1の
    モードによって表示される画像の前記輪郭強調手段によ
    る輪郭強調のn-1/2の度合いで制御することを特徴とす
    る画像処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項5において、前記制御手段は前記
    第2のモードにおいて表示される画像の大きさが小さく
    なるに従って前記輪郭強調手段による画像の輪郭強調の
    度合いを小さくするように制御することを特徴とする画
    像処理装置。
  9. 【請求項9】 記録媒体から画像を再生して表示する表
    示手段と、 前記表示手段によって表示される再生画像の輪郭を強調
    するためのエンハンス回路と、 前記表示手段によって表示される画像の大きさに応じて
    前記エンハンス回路の周波数特性を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする画像再生装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、前記制御手段は、
    前記表示手段によって表示される画像が小さくなるに従
    って該画像の高域の周波数特性を低下させることを特徴
    とする画像再生装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、前記表示手段は、
    複数の画像を分割表示するマルチ画像表示を実行可能で
    あることを特徴とする画像再生装置。
  12. 【請求項12】 表示画面上に表示される撮像画像の輪
    郭を強調する輪郭強調工程と、 前記表示される撮像画像の大きさを制御する制御工程と
    を有し、 前記制御工程は、前記表示される撮像画像の大きさに応
    じて、撮像画像の輪郭強調の度合いを制御することを特
    徴とする画像処理方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、前記制御工程
    は、前記表示画面上に表示される撮像画像の大きさが小
    さくなるに従って、該撮像画像の輪郭強調の度合いを小
    さくするように制御することを特徴とする画像処理方
    法。
  14. 【請求項14】 請求項12において、前記制御工程
    は、前記表示画面上に表示される画像の大きさに比例し
    て、前記輪郭強調手段による画像の輪郭強調の度合いを
    制御することを特徴とする画像処理方法。
  15. 【請求項15】 請求項12において、第1の撮像画像
    上に前記第1の撮像画像より小さい大きさの第2の撮像
    画像を合成表示する表示工程を有し、前記制御手段は、
    前記第1の画像より前記第2の画像の輪郭強調の度合い
    を小さくするように制御することを特徴とする画像処理
    方法。
  16. 【請求項16】 請求項12において、さらに、1つの
    撮像画像を表示画面上に表示する第1のモードと、前記
    第1のモードにおいて表示される画像のサイズより縮小
    することによって複数の撮像画像を表示画面上に分割し
    てマルチ表示する第2のモードとを選択する選択工程を
    有し、前記制御工程は、前記第1のモードにおいて表示
    される画像より前記第2のモードにおいて表示される画
    像の輪郭強調の度合いを小さくするように制御すること
    を特徴とする画像処理装置。
  17. 【請求項17】 請求項16において、前記選択工程
    は、前記第2のモードにおける画像の分割数を選択可能
    とし、前記制御工程は、表示される画像の分割数が多く
    なるに従って前記輪郭強調工程による画像の輪郭強調の
    度合いを小さくするように制御することを特徴とする画
    像処理方法。
  18. 【請求項18】 請求項17において、前記制御工程
    は、前記第2のモードにおいて分割数nで表示される撮
    像画像の輪郭強調の度合いを、前記第1のモードによっ
    て表示される画像の輪郭強調のn-1/2の度合いで制御す
    ることを特徴とする画像処理方法。
  19. 【請求項19】 請求項16において、前記制御工程は
    前記第2のモードにおいて表示される画像の大きさが小
    さくなるに従って撮像画像の輪郭強調の度合いを小さく
    するように制御することを特徴とする画像処理方法。
  20. 【請求項20】 記録媒体から画像を再生して表示画面
    上に表示される再生画像の輪郭を強調するためのエンハ
    ンス工程と、 前記再生画像の大きさに応じて前記エンハンス回路によ
    る画像の周波数特性を制御する制御工程とを有すること
    を特徴とする画像再生方法。
  21. 【請求項21】 請求項20において、前記制御工程
    は、表示画面上に表示される再生画像が小さくなるに従
    って該画像の高域の周波数特性を低下させることを特徴
    とする画像再生方法。
  22. 【請求項22】 請求項21において、前記再生画像
    は、複数の画像を分割表示するマルチ画像表示によって
    表示されることを特徴とする画像再生装置。
  23. 【請求項23】 画像処理装置の動作処理モジュールを
    記憶した記憶媒体であって、表示画面上に表示される撮
    像画像の輪郭を強調する輪郭強調モジュールと、前記表
    示される撮像画像の大きさを制御する制御モジュールと
    を有し、前記制御モジュールは、前記表示される撮像画
    像の大きさに応じて、撮像画像の輪郭強調の度合いを制
    御することを特徴とする記憶媒体。
  24. 【請求項24】 画像再生装置の動作処理モジュールを
    記憶した記憶媒体であって、記録媒体から画像を再生し
    て表示画面上に表示される再生画像の輪郭を強調するた
    めのエンハンスモジュールと、前記再生画像の大きさに
    応じて前記エンハンスモジュールによる画像の周波数特
    性を制御する制御モジュールとを有することを特徴とす
    る記憶媒体。
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