JP2001237861A - データ通信装置、データ通信システムおよびデータ通信方法 - Google Patents

データ通信装置、データ通信システムおよびデータ通信方法

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JP2001237861A
JP2001237861A JP2000042268A JP2000042268A JP2001237861A JP 2001237861 A JP2001237861 A JP 2001237861A JP 2000042268 A JP2000042268 A JP 2000042268A JP 2000042268 A JP2000042268 A JP 2000042268A JP 2001237861 A JP2001237861 A JP 2001237861A
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Hirokazu Kobayashi
広和 小林
Yoshinori Watanabe
善規 渡辺
Yutaka Doi
裕 土居
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の通信網間でデータを通信するデータ通
信装置において、伝送能力の異なる通信網間においても
低遅延で等時性データ通信を行う。 【解決手段】 複数の通信網A、Bのインタフェースを
所有し、相互の通信網間における等時性データ伝送のた
めの帯域を、各データ伝送要求に対し、チャネル識別レ
ジスタ107内の値を参照し、帯域計算部105による
結果を帯域割当部106、帯域確保部104によってそ
れぞれの通信網用の等時性データ伝送サービス用帯域と
して割り当てることにより通信網間の等時性データ通信
を低遅延で行うことを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の通信網間で
データを通信するデータ通信装置、データ通信システム
およびデータ通信方法に関し、さらに詳しくは、伝送能
力の異なる通信網間でも等時性データ伝送を行うために
帯域を保証してデータ通信を行うことを可能にするデー
タ通信装置、データ通信システムおよびデータ通信方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、マルチメディア要素技術の発展に
伴い、映像・音声情報の等がリアルタイムにネットワー
ク上を流れ、特定の宛先に伝送する需要が膨らんできて
いる。このような需要から、情報を伝達する装置は電話
やFAX、パーソナルコンピュータはもとより、セット
トップボックス、AV機器など、家庭内で用いられるコ
ンシューマ機器をもネットワーク化する動きがある。こ
のような機器をネットワーク化するために注目を浴びて
いるものの一つにIEEE1394インタフェースがあ
る。IEEE1394では、IEEE Std 1394
−1995に記載されているように、リアルタイム性を
要求される等時性データ伝送を意識したアイソクロナス
転送と、電子メールやファイル転送など、リアルタイム
性を必要としない非同期転送の2つのモードをもつ。
【0003】このようなインタフェースを用いてコンシ
ューマ機器をネットワーク化することによって、様々な
形式、容量の情報を取り扱うことができるようになる
が、これらの機器間はケーブルで接続されるため、部屋
間をまたいでネットワークを構築するためにはケーブル
の敷設作業を伴う。また、ケーブルの長さに限界が定め
られているため、携帯しての利用が困難となる。そこ
で、ケーブル敷設作業を省略するため、また、携帯機器
の接続を考慮に入れた場合、一部のネットワークを無線
にて構築する方法が考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、IEE
E1394インタフェースは最低でも100Mbpsで
の伝送をサポートしており、無線伝送系と比較して非常
に高速なものとなっている。概して、有線伝送系と無線
伝送系とを比較すると、有線伝送系の方が高速での伝送
が可能となっており、有線系、無線系、ともにリアルタ
イム性が要求される等時性データ伝送をサポートしてい
ても、そのままの状態では双方を接続して伝送すること
ができないという問題があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点を解決するた
めのもので、伝送能力の異なる複数の通信網があった場
合に、一方の通信網での等時性データ伝送能力分の帯域
を確保し、リアルタイム性を損なうことなく双方の通信
網に等時性データを伝送するためのデータ通信装置、シ
ステム、および方法の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する為
に本発明は、第1の通信網と第2の通信網双方とデータ
通信を行う事ができるよう少なくとも2系統のインタフ
ェースを有し、伝送能力の低い通信網からの等時性デー
タ伝送要求がある場合にはその帯域を優先的に確保し、
伝送能力の高い通信網から伝送能力の低い通信網への等
時性データ伝送は、伝送能力の低い通信網における等時
性データ伝送サービスに使用される伝送帯域の総量から
前記優先的に確保された帯域を減算した量を超えない帯
域だけ割り当てるようにデータ通信装置を構成したもの
である。
【0007】これにより、前記データ通信装置を用いて
複数の通信網の間でデータ伝送を行うことが可能とな
り、伝送能力の異なる通信網間でリアルタイム性が要求
されるデータの伝送を異なる通信網であることを意識せ
ずに行うことが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、複数の通信端末が第1の伝送路を介してバス状に接
続され、等時性データ伝送サービスと非同期データ伝送
サービスを行うことが可能な第1の通信網に属し、第1
の通信網に接続される複数の通信端末のうち少なくとも
1つの端末と情報通信を行うための機能を備えた第1の
通信手段と、前記第1の伝送路とは異なるインタフェー
スを有し、第2の伝送路を介して、等時性データ伝送サ
ービスと非同期データ伝送サービスを行うことが可能な
第2の通信網に属し、第2の通信網に接続される複数の
端末機器のうち少なくとも一つの端末と情報通信を行う
ための機能を備えた第2の通信手段と、前記第1の通信
網に属する端末が通信網へのアクセスサイクル開始を指
定する信号を送信する第1のアクセスサイクル開始通知
手段と、前記第2の通信網に属する端末が通信網へのア
クセスサイクル開始を指定する信号を送信する第2のア
クセスサイクル開始通知手段とを具備することを特徴と
したものであり、第1の通信網と第2の通信網双方での
データ通信が可能になると共に、第1の通信網、第2の
通信網それぞれでのアクセスサイクル開始時間を1つの
通信装置で決定することにより、等時性データ伝送サー
ビスを行うタイミングを双方の通信網で一致させる事を
可能にし、通信網の差異を意識せずに双方の通信網間で
の等時性データ伝送サービスが提供できるという作用を
有する。
【0009】請求項2に記載の発明は、複数の通信端末
が第1の伝送路を介してバス状に接続され、等時性デー
タ伝送サービスと非同期データ伝送サービスを行うこと
が可能な第1の通信網に属し、第1の通信網に接続され
る複数の通信端末のうち少なくとも1つの端末と情報通
信を行うための機能を備えた第1の通信手段と、前記第
1の伝送路とは異なるインタフェースを有し、第2の伝
送路を介して、等時性データ伝送サービスと非同期デー
タ伝送サービスを行うことが可能な第2の通信網に属
し、第2の通信網に接続される複数の端末機器のうち少
なくとも一つの端末と情報通信を行うための機能を備え
た第2の通信手段と、前記第1の通信網に属する端末が
通信網へのアクセスサイクル開始を指定する信号を送信
する第1のアクセスサイクル開始通知手段と、前記第2
の通信網に属する端末が通信網へのアクセスサイクル開
始を指定する信号を送信する第2のアクセスサイクル開
始通知手段と、前記第2の通信網において使用可能な等
時性データ伝送サービスの帯域を確保する帯域確保手段
と、第1の通信網と第2の通信網との間での等時性デー
タ伝送サービスに使用可能な帯域を計算する帯域計算手
段と、第1の通信網において使用可能な等時性データ伝
送サービスのための帯域を割り当てる帯域割当手段とを
具備することを特徴としたものであり、第1の通信網と
第2の通信網双方でのデータ通信が可能になると共に、
第1の通信網、第2の通信網それぞれでのアクセスサイ
クル開始時間を1つの通信装置で決定することにより、
等時性データ伝送サービスを行うタイミングを双方の通
信網で一致させる事を可能にし、また、第2の通信網に
おいて使用される等時性データ伝送サービスのために帯
域を確保し、第1の通信網と第2の通信網との間での等
時性データ伝送サービスに使用される帯域を、第2の通
信網において使用可能な最大の等時性データ伝送サービ
スのための帯域から減算したものとして割り当てること
で第2の通信網を出入りする等時性データの量を第2の
通信網の能力に合わせることができ、特別に大きなバッ
ファを用意することなく、通信網の差異を意識せずに双
方の通信網間での等時性データ伝送サービスを低遅延で
提供できるという作用を有する。
【0010】請求項3に記載の発明は、複数の通信端末
が第1の伝送路を介してバス状に接続され、等時性デー
タ伝送サービスと非同期データ伝送サービスを行うこと
が可能な第1の通信網に属し、第1の通信網に接続され
る複数の通信端末のうち少なくとも1つの端末と情報通
信を行うための機能を備えた第1の通信手段と、前記第
1の伝送路とは異なるインタフェースを有し、第2の伝
送路を介して、等時性データ伝送サービスと非同期デー
タ伝送サービスを行うことが可能な第2の通信網に属
し、第2の通信網に接続される複数の端末機器のうち少
なくとも一つの端末と情報通信を行うための機能を備え
た第2の通信手段と、前記第1の通信網に属する端末が
通信網へのアクセスサイクル開始を指定する信号を送信
する第1のアクセスサイクル開始通知手段と、前記第2
の通信網に属する端末が通信網へのアクセスサイクル開
始を指定する信号を送信する第2のアクセスサイクル開
始通知手段と、前記第2の通信網において使用可能な等
時性データ伝送サービスの帯域を確保する帯域確保手段
と、第1の通信網と第2の通信網との間での等時性デー
タ伝送サービスに使用可能な帯域を計算する帯域計算手
段と、第1の通信網において使用可能な等時性データ伝
送サービスのための帯域を割り当てる帯域割当手段と、
第1の通信網、および第2の通信網それぞれにおいて等
時性データ伝送サービスが行われているか否かを監視す
る伝送監視手段とを具備することを特徴としたものであ
り、第1の通信網と第2の通信網双方でのデータ通信が
可能になると共に、第1の通信網、第2の通信網それぞ
れでのアクセスサイクル開始時間を1つの通信装置で決
定することにより、等時性データ伝送サービスを行うタ
イミングを双方の通信網で一致させる事を可能にし、ま
た、第2の通信網において使用される等時性データ伝送
サービスのために帯域を確保し、第1の通信網と第2の
通信網との間での等時性データ伝送サービスに使用され
る帯域を、第2の通信網において使用可能な最大の等時
性データ伝送サービスのための帯域から減算したものと
して割り当てることで、第2の通信網を出入りする等時
性データの量を第2の通信網の能力に合わせることがで
き、また、それぞれの通信網において等時性データ伝送
サービスが行われているか否かを監視することによっ
て、それぞれの通信網を出入りする等時性データ伝送サ
ービスのスケジューリングを行うことが可能となり、特
別に大きなバッファを用意することなく、通信網の差異
を意識せずに双方の通信網間での等時性データ伝送サー
ビスを低遅延で提供できるという作用を有する。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の第1の伝送路とは異なるインタフェー
スが無線インタフェースであることを特徴としたもので
あり、等時性データ転送サービスを、可搬性のある機器
に関しても提供することができるという作用を有する。
【0012】請求項5に記載の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載のデータ通信装置と、第1の伝送路を介
してバス状に接続され、等時性データ伝送サービスと非
同期データ伝送サービスを行うことが可能な第1の通信
網に属する少なくとも一つの通信端末と、前記第1の伝
送路とは異なる第2の伝送路を介して、等時性データ伝
送サービスと非同期データ伝送サービスを行うことが可
能な第2の通信網に属する少なくとも一つの通信端末と
から構成される事を特徴としたものであり、複数の通信
網をあたかも1つの通信網であるかのように運用するこ
とが可能となり、通信可能エリアを広げる、また、通信
可能な機種の多様化を図ることができるという作用を有
する。
【0013】請求項6に記載の発明は、前記第2の通信
網において使用可能な等時性データ伝送サービスの帯域
を確保し、第1の通信網から第2の通信網への等時性デ
ータ伝送サービスに使用可能な帯域を計算する帯域計算
方法と、第1の通信網から第2の通信網への等時性デー
タ伝送サービスのための帯域を割り当てる帯域割り当て
方法とを含むことを特徴としたものであり、複数の通信
網間で相互の等時性データ伝送サービスのための帯域を
確保することによって相互の伝送能力の差異を意識する
ことなく等時性データ伝送サービスを可能にするという
作用を有する。
【0014】請求項7に記載の発明は、請求項5または
6に記載のデータ通信システムにおける第2の通信網に
対する等時性データ伝送サービスに対するデータ通信方
法において、前記請求項1〜4に記載のデータ通信装置
にて第2の通信網に属する通信装置からの等時性データ
通信要求を受信し、第2の通信網に許容される等時性デ
ータ伝送用の帯域総量を分割してチャネルを割り当てる
ことを特徴としたものであり、第2の通信網に属する通
信装置に優先的に等時性データ伝送サービスのための帯
域を割り当てることが可能となり、第1の通信網におい
て行われる等時性データ伝送サービスによって第2の通
信網における等時性データ伝送サービスが妨げられるこ
とを防ぐという作用を有する。
【0015】請求項8に記載の発明は、前記請求項5ま
たは6に記載のデータ通信システムにおける第1の通信
網から第2の通信網へ伝送される等時性データのデータ
通信方法において、前記請求項1〜4に記載のデータ通
信装置にて第2の通信網に属する通信装置からの受信し
た等時性データ通信要求の結果、割り当てられた第2の
通信網用帯域を、第2の通信網に許容される等時性デー
タ伝送用の帯域総量から削減した量を超えない分だけ第
1の通信網から第2の通信網への等時性データ伝送用に
割り当てることを特徴としたものであり、第1の通信網
から第2の通信網への等時性データ伝送サービスのため
の適切な帯域を割り当てることによって、第2の通信網
から第1の通信網への等時性データ伝送サービスを可能
にすると同時に、第1の通信網から第2の通信網への等
時性データ伝送サービスも可能にし、特別に大きなバッ
ファを必要とすることなく通信網の差異を意識せずに双
方の通信網間での等時性データ伝送サービスが提供でき
るという作用を有する。
【0016】請求項9に記載の発明は、請求項5または
6に記載のデータ通信システムにおいて、前記通信網1
と通信網2とを接続する前記データ通信装置が、前記通
信網1を初期化する際に、通信網1に接続されている他
の通信端末に比べ優先的に、端末の物理IDを決定する
ための、および時間基準を送出するためのノードとなる
ように通信網1を構築しなおすことを特徴としたもので
あり、第1の通信網と第2の通信網を接続するデータ通
信装置が第1、第2の通信網の時間基準値を与えるた
め、第1の通信網と第2の通信網の時間の差異を最小限
にとどめることが可能となり、通信網間での等時性デー
タ伝送サービスを可能にするという作用を有する。
【0017】請求項10に記載の発明は、請求項5また
は6に記載のデータ通信システムにおいて、前記通信網
1と通信網2とを接続する前記データ通信装置が、前記
通信網1を初期化する際に、通信網1に接続されている
他の通信端末に比べ優先的に、端末の物理IDを決定す
るための、および時間基準を送出するためのノードとな
るように通信網1を構築しなおすことを特徴としたもの
であり、第1の通信網と第2の通信網を接続するデータ
通信装置が1つのパケットで第1、第2の通信網の時間
基準値を与えるよう設定することができるという作用を
有する。
【0018】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0019】(実施の形態1)図1および図2は本発明
に係るデータ通信装置、システムの一実施形態例を示し
ている。図1はデータ通信装置の構成を示すブロック
図、図2はこのデータ通信装置を組み込んで構成された
データ通信システムの例を示したものである。本発明に
係る実施の形態例としては、第1の通信網として、有線
ケーブルで高速の伝送能力を有するIEEE1394シ
リアルバスを適用し、データ通信装置を介して接続され
る他の通信網としてはIEEE802.11に代表され
る無線LANを適用したものとして説明する。
【0020】図2に示される通信網Aは、IEEE13
94シリアルバスであり、機器A202、機器B20
3、機器C204、機器D205、およびデータ通信装
置201から構成される。IEEE1394ではバスの
接続後、バス初期化(ツリー識別、自己識別など)を行
い、ルートノード、バスマスターやアイソクロナスリソ
ースマネージャ(以下、IRMとする)などを決定す
る。本実施例では、データ通信装置201が優先的にル
ートノード及びIRMとなるようにする。
【0021】バスのリセット後、使用しているポートが
一つしかない機器203、205は識別信号paren
t_notifyを送信する。parent_noti
fyを受け取った機器202、204は、受け取ったポ
ートに対し、識別信号child_notifyを送信
する。一つのポートを除いて、全ての使用中のポートが
識別信号parent_notifyを受信した機器2
04は、識別信号を出していないポートから識別信号p
arent_notifyを送信する。機器C204か
らparent_notifyを受信した機器A202
は、機器C204に対しchild_notifyを送
信し、識別信号を出していないポートが一つとなったた
め、そのポートからparent_notify信号を
送信する。
【0022】このポートはデータ通信装置201に接続
されており、データ通信装置201の通信網A側のポー
トからchild_notifyが機器A202に向け
て送信される。データ通信装置201のみが全てのポー
トからparent_notifyを受け取っているの
で、ルートノードとなる。ここで、データ通信装置20
1、機器B203、機器D205はすべて、ポートが一
つしかないが、IEEE1394シリアルバストは異な
る通信ポート、ここではIEEE802.11用の無線
インタフェースを有しているデータ通信装置201は、
parent_notify信号の送信を、バスリセッ
トを認識してから十分に他の機器よりも遅延させて送信
するように設定しておく。
【0023】このようにすれば、データ通信装置201
が、parennt_notify信号を送信する前
に、機器A202からのparent_notify信
号が到着するため、データ通信装置201はルートノー
ドとなる。また、ツリー識別後の自己識別のプロセスに
おいてIRMが決定するのだが、IRMにはIRMの機
能を持つノードの中で最も物理IDが大きいものが決定
されるようにIEEEStd1394−1995にて定
められており、当然、本例ではルートノードであるデー
タ通信装置201が最も大きな物理IDを持つためにI
RMとなる。したがって、データ通信装置201が優先
的にルートノードおよびIRMとなる。こうして、ルー
トノード、IRMが決定した後、通信網Aでは、IEE
E1394に基づく手順の元で、データ通信が行われ
る。
【0024】また、通信網BはIEEE802.11に
基づく無線LANであり、無線端末A206、無線端末
B207、無線端末C208およびデータ通信装置20
1から構成される。データ通信装置201は、無線端末
A〜Cから、アソシエーション要求信号を受け取り、こ
れらの無線端末からBSSを構成する、つまり、これら
の無線端末のアクセスポイントとなる。以下、データ通
信装置(201)をアクセスポイントと呼ぶ。
【0025】アクセスポイント201のブロック構成を
図1に示す。通信網Aから通信網Bへのデータ転送は、
通信網A用通信部101で受け取ったデータをプロトコ
ル変換部108により、通信網Bのプロトコルに適した
形に変換し、通信網B用通信部102から送信される。
通信網A、B間で大きな遅延を生じることなく等時性デ
ータ伝送を行うには、伝送能力の低い通信網の帯域を確
保することが必要であり、帯域確保部104により通信
網Bの等時性データ伝送サービス用の帯域を確保し、チ
ャネル識別レジスタ107の各フィールドに使用チャネ
ル番号と帯域を格納する。通信網Aから通信網Bに対す
る等時性データ伝送サービスのための帯域は、帯域計算
部により通信網Bで使用可能な最大の帯域から、前記帯
域確保部により確保された帯域を減算し、チャネル識別
レジスタ107の使用可能帯域フィールドに格納し、帯
域割当部106により、使用可能帯域フィールドの値に
基づいて通信網Aに帯域が割り当てられる。
【0026】通信網Aおよび通信網Bは、それぞれ、等
時性データ伝送サービスと非同期データ伝送サービスを
有する。通信網BではPCFアクセス、DCFアクセス
がこれらに対応する。通信網Aでは、アクセスサイクル
開始を指示するサイクルスタートパケットによって、等
時性データ伝送サービスのためのアクセス権獲得のため
の調停が開始され、等時性データ伝送サービスが終了
後、非同期データ伝送のための調停が行われる。全ての
機器での必要とする非同期データ伝送サービスが完了
後、アクセスサイクル開始を示すサイクルスタートパケ
ットが送信され、次のアクセスサイクルが開始される。
【0027】こういった一連の手順で周期的にアクセス
サイクルが繰り返されるが、非同期データ伝送により、
所定の時間間隔で送信できない場合がある。この場合、
所定の時間より遅延した分をサイクルスタートパケット
の中に格納することによりジッタを吸収している。本実
施例のIEEE1394では、125μsec毎にサイ
クルスタートパケットが送信されている。一方、通信網
Bでも同様に等時性データ伝送サービスへのアクセスサ
イクル開始のためのビーコン(CFP開始ビーコン)が
定期的に送信されるが、オーバヘッドの軽減のため、通
信網Aのビーコン周期の整数倍の周期で送出する。例え
ば、通信網Aにおけるサイクルスタートパケット周期の
128倍でCFP開始ビーコンを通信網Bへ送信するこ
とが例で挙げられる。
【0028】図3は通信網Aと通信網Bの間での等時性
データ伝送を示したものであるが、通信網Aのサイクル
スタートパケット送信周期の整数倍で通信網BのCFP
開始ビーコンが送出されている。通信網Aからの等時性
データを低遅延で通信網Bへ伝送するためには、アクセ
スポイント201において、等時性データの到着後直ち
に通信網Bへと転送する必要がある。これは、通信網A
に属する機器が、通信網Bの等時性データ通信サービス
の開始を知ることにより実現できる。
【0029】図4は、IEEE1394でのサイクルス
タートパケットのフォーマットを示しており、tlはト
ランザクションレベルで「000000」に、rtはリ
トライコードで「00」に、priは優先順位で「11
11」に設定しなければならない。tcodeはトラン
ザクションコードで適応したパケット用のコードを設定
するのだが、このフィールドの予約値「1111」を使
用することで、通信網Bの等時性データ伝送サービス開
始を通知する。
【0030】図3は通信網Aと通信網Bでの等時性デー
タ伝送サービス実施のタイムチャートである。以下本図
を基に通信網間の等時性データ伝送サービスについて説
明する。
【0031】第一に、通信網Bでの等時性データ伝送に
ついて解説する。通信網Bでは、CFP期間が定められ
ており、その期間内での等時性データ伝送サービスが可
能となる。今、通信網Bでの等時性データ伝送サービス
が最大Xμsecの間可能であるとする。等時性データ
伝送サービスを使用とする通信網Bに所属する無線端末
は、非同期伝送サービス期間の間に、次のサイクルでの
等時性データ伝送使用要求信号を、データの総量を付加
してアクセスポイントに対して送信する。等時性データ
伝送使用要求信号を受信したアクセスポイントは、デー
タ総量情報により、CFPで使用する帯域(時間)を計
算し、それぞれの要求に対して割り当てる。Xμsec
以上の要求があった場合は総計でXμsecになるよう
に一部の要求を受け入れなくすることが可能である。
【0032】通信網B用通信部において受信した等時性
データ伝送使用要求信号に格納されている帯域情報を帯
域確保部(104)へ受け渡し、この要求が通信網Aへ
伝送するものであれば、帯域情報をアクセスポイント内
のチャネル識別レジスタ107の通信網A用使用可能帯
域幅レジスタ内の値の換算値、および通信網B用使用可
能帯域幅レジスタ内の値と比較し、レジスタ内の値より
も要求値のほうが小さいか等しければ、帯域幅の確保に
成功し、同レジスタ内の使用可能チャネル識別レジスタ
に示される空きチャネルを割り当て、帯域確保部104
へ通知し、また、チャネル識別レジスタ内の通信網A
用、および通信網B用の使用可能帯域幅レジスタ内の値
を、直前の値から使用予定値を減算したものに更新して
格納する。
【0033】図5にチャネル識別レジスタ図を示す。こ
こで述べる通信網A用使用可能帯域幅レジスタ内の値の
換算値とは、通信網Aと、通信網Bの伝送速度の違いに
より発生するデータ伝送に必要な時間の異なりが発生す
るために通信網A用使用可能帯域幅レジスタ内の値と通
信網B用使用可能帯域幅レジスタ内の値の値が異なるた
めに単純比較はできないため、通信網B用の時間軸に変
換した値のことである。
【0034】図5はチャネル識別レジスタの構成例であ
る。使用可能帯域レジスタは通信網A用と通信網B用が
用意され、それぞれの通信網の伝送能力(伝送速度)に
よって正規化された値が格納される。使用可能チャネル
識別レジスタは64ビットのフィールドであり、0〜6
3番まで、対応するビット番号がチャネル識別子を示
し、1であれば未使用、0であれば使用中とする。
【0035】通信網B用通信部において受信した等時性
データ伝送使用要求信号に格納されている帯域情報を、
通信網A用使用可能帯域幅レジスタ内の値の換算値、お
よび通信網B用帯使用可能域幅レジスタ内の値と比較
し、レジスタ内の値よりも要求値のほうが大きければ、
この要求を受け付けない。複数の伝送要求が発生してい
る場合も同様の手順で帯域を割り当てる。帯域が割り当
てられた通信網Bから通信網Aへの等時性データは、通
信網Aにおいて、この割り当てチャネルを用いてアクセ
スポイントが通信網Aでのデータ伝送のための調停を行
い、通信網Aへのデータ伝送を行い、通信網Bから通信
網Aへの等時性データ伝送が完了する。
【0036】通信網B内での等時性データ伝送要求の場
合は、アクセスポイント内のチャネル識別レジスタ10
7の通信網B用使用可能帯域幅レジスタ内の値と比較
し、レジスタ内の値よりも要求値のほうが小さいか等し
ければ、帯域幅の確保に成功し、同レジスタ内の使用可
能チャネル識別レジスタに示される空きチャネルを割り
当て、帯域確保部104へ通知し、通信網B用の使用可
能帯域幅レジスタ内の値を、直前の値から使用予定値を
減算したものに更新して格納する。通信網B用帯使用可
能域幅レジスタ内の値と比較し、レジスタ内の値よりも
要求値のほうが大きければ、この要求を受け付けない。
このようにして、通信網B側での等時性データ伝送サー
ビス用の帯域が確保される。
【0037】次に、通信網Aでの等時性データ伝送につ
いて解説する。通信網A内での等時性データ伝送(アイ
ソクロナス伝送)に関しては、通信網AがIEEE13
94に基づいているため、IEEE Std 1394−
1995に示される手順で帯域、チャネルを獲得し、調
停を行い、調停に勝ち残ったデータの伝送が行われる。
【0038】通信網Aから通信網Bへの等時性データ伝
送の場合、通信網A用通信部において受信した等時性デ
ータ伝送使用要求信号に格納されている通信網Aから通
信網Bへのデータ伝送要求信号に格納されている帯域情
報を帯域割当部106へ受け渡し、アクセスポイント内
のチャネル識別レジスタ107の通信網B用使用可能帯
域幅レジスタ内の値の換算値、および通信網A用使用可
能帯域幅レジスタ内の値と比較し、レジスタ内の値より
も要求値のほうが小さいか等しければ、帯域幅の確保に
成功し、同レジスタ内の使用可能チャネル識別レジスタ
に示される空きチャネルを割り当て、帯域割当部106
へ通知し、また、チャネル識別レジスタ内の通信網A
用、および通信網B用の使用可能帯域幅レジスタ内の値
を、直前の値から使用予定値を減算したものに更新して
格納する。
【0039】ここで述べる通信網B用使用可能帯域幅レ
ジスタ内の値の換算値とは、通信網Aと、通信網Bの伝
送速度の違いにより発生するデータ伝送に必要な時間の
異なりが発生するために通信網A用使用可能帯域幅レジ
スタ内の値と通信網B用使用可能帯域幅レジスタ内の値
の値が異なるために単純比較はできないため、通信網A
用の時間軸に変換した値のことである。
【0040】通信網B用使用可能帯域幅レジスタ内の値
の換算値、および通信網A用使用可能帯域幅レジスタ内
の値とを比較し、レジスタ内の値よりも要求値のほうが
大きければ、この要求を受け付けない。複数の伝送要求
が発生している場合も同様の手順で帯域を割り当てる。
帯域が割り当てられた通信網Aから通信網Bへの等時性
データは、通信網Bの等時性データ伝送サービス開始信
号(CFP開始ビーコン)の後、直ちにアクセスポイン
トからチャネルを介して通信網Bへ伝送されることによ
り通信網Aから通信網Bへの等時性データ伝送が完了す
る。
【0041】ここで、通信網Aから通信網Bへの等時性
データ伝送サービス中に、通信網A内ではデータ伝送が
完了しているために、次の等時性データ伝送要求が発生
するが、この時、アクセスポイントでは通信網Bでの等
時性データ伝送が行われているかどうかをデータ伝送監
視部(109)により監視し、データ伝送が行われてい
る場合に通信網Bへの等時性データ伝送要求が発生して
いる場合、アクセスポイントではこの要求を却下し、通
信網A内で完結する等時性データ伝送のみを受け付け
る。したがって、通信網B内では一度のアクセスサイク
ルにおいて、通信網Aからの等時性データを必要以上に
受け付けず、通信網Aからの等時性データ伝送により通
信網Bのデータ伝送が妨げられることはない。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の伝送能力の異なる通信網を接続する場合におい
て、伝送能力の低い通信網における等時性データ伝送開
始を伝送能力の高い通信網の等時性データ伝送開始パケ
ットを用いて通知し、伝送能力の低い通信網に対し優先
的に帯域を割り当てる事を可能にすること、また、伝送
能力の異なる通信網間で等時性データ伝送のための適切
な帯域の割り当て、スケジューリングを行うことで、伝
送能力の異なる通信網間での等時性データ伝送を低遅延
で行うことができ、前期複数の通信網をシームレスに接
続することができるという有利な効果、および、複数の
通信網を接続するアクセスポイントにおいて大きなバッ
ファを設ける必要がなくなるという有利な効果が得られ
る。
【0043】また、本発明による通信網再構築方法によ
り、サイクルスタートパケットの送信を行う通信装置は
優先的にアクセスポイントが担うため、伝送能力の異な
る通信網間でのサイクル開始時間のずれが最小限にとど
まるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】複数の通信網を接続するデータ通信装置の構成
を示すブロック図
【図2】本発明のデータ通信装置を組み込んで構成され
たデータ通信システムの構成例を示す概念図
【図3】本発明の実施の形態による通信網Aと通信網B
での等時性データ伝送サービス実施のタイムチャート
【図4】IEEE1394におけるサイクルスタートパ
ケットのフォーマットを示した図
【図5】本発明のデータ通信装置内のチャネル識別レジ
スタ図
【符号の説明】
101 通信網A用通信部 102 通信網B用通信部 103 アクセス許可開始信号通知部 104 帯域確保部 105 帯域計算部 106 帯域割当部 107 チャネル識別レジスタ 108 伝送監視部 201 アクセスポイント 202、203、204、205 通信網Aに所属する
機器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土居 裕 神奈川県川崎市多摩区東三田3丁目10番1 号 松下技研株式会社内 Fターム(参考) 5K030 GA02 HA08 HD01 HD06 JL01 LA03 LC05 5K032 AA01 CA12 CC02 CC05 DA06 5K034 AA03 BB06 EE03 HH61 MM08 MM21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の通信端末が第1の伝送路を介して
    バス状に接続され、等時性データ伝送サービスと非同期
    データ伝送サービスを行うことが可能な第1の通信網に
    属し、第1の通信網に接続される複数の通信端末のうち
    少なくとも1つの端末と情報通信を行うための機能を備
    えた第1の通信手段と、前記第1の伝送路とは異なるイ
    ンタフェースを有し、第2の伝送路を介して、等時性デ
    ータ伝送サービスと非同期データ伝送サービスを行うこ
    とが可能な第2の通信網に属し、第2の通信網に接続さ
    れる複数の端末機器のうち少なくとも一つの端末と情報
    通信を行うための機能を備えた第2の通信手段と、前記
    第1の通信網に属する端末が通信網へのアクセスサイク
    ル開始を指定する信号を送信する第1のアクセスサイク
    ル開始通知手段と、前記第2の通信網に属する端末が通
    信網へのアクセスサイクル開始を指定する信号を送信す
    る第2のアクセスサイクル開始通知手段とを具備するこ
    とを特徴とするデータ通信装置。
  2. 【請求項2】 複数の通信端末が第1の伝送路を介して
    バス状に接続され、等時性データ伝送サービスと非同期
    データ伝送サービスを行うことが可能な第1の通信網に
    属し、第1の通信網に接続される複数の通信端末のうち
    少なくとも1つの端末と情報通信を行うための機能を備
    えた第1の通信手段と、前記第1の伝送路とは異なるイ
    ンタフェースを有し、第2の伝送路を介して、等時性デ
    ータ伝送サービスと非同期データ伝送サービスを行うこ
    とが可能な第2の通信網に属し、第2の通信網に接続さ
    れる複数の端末機器のうち少なくとも一つの端末と情報
    通信を行うための機能を備えた第2の通信手段と、前記
    第1の通信網に属する端末が通信網へのアクセスサイク
    ル開始を指定する信号を送信する第1のアクセスサイク
    ル開始通知手段と、前記第2の通信網に属する端末が通
    信網へのアクセスサイクル開始を指定する信号を送信す
    る第2のアクセスサイクル開始通知手段と、前記第2の
    通信網において使用可能な等時性データ伝送サービスの
    帯域を確保する帯域確保手段と、第1の通信網と第2の
    通信網との間での等時性データ伝送サービスに使用可能
    な帯域を計算する帯域計算手段と、第1の通信網におい
    て使用可能な等時性データ伝送サービスのための帯域を
    割り当てる帯域割当手段とを具備することを特徴とする
    データ通信装置。
  3. 【請求項3】 複数の通信端末が第1の伝送路を介して
    バス状に接続され、等時性データ伝送サービスと非同期
    データ伝送サービスを行うことが可能な第1の通信網に
    属し、第1の通信網に接続される複数の通信端末のうち
    少なくとも1つの端末と情報通信を行うための機能を備
    えた第1の通信手段と、前記第1の伝送路とは異なるイ
    ンタフェースを有し、第2の伝送路を介して、等時性デ
    ータ伝送サービスと非同期データ伝送サービスを行うこ
    とが可能な第2の通信網に属し、第2の通信網に接続さ
    れる複数の端末機器のうち少なくとも一つの端末と情報
    通信を行うための機能を備えた第2の通信手段と、前記
    第1の通信網に属する端末が通信網へのアクセスサイク
    ル開始を指定する信号を送信する第1のアクセスサイク
    ル開始通知手段と、前記第2の通信網に属する端末が通
    信網へのアクセスサイクル開始を指定する信号を送信す
    る第2のアクセスサイクル開始通知手段と、前記第2の
    通信網において使用可能な等時性データ伝送サービスの
    帯域を確保する帯域確保手段と、第1の通信網と第2の
    通信網との間での等時性データ伝送サービスに使用可能
    な帯域を計算する帯域計算手段と、第1の通信網におい
    て使用可能な等時性データ伝送サービスのための帯域を
    割り当てる帯域割当手段と、第1の通信網、および第2
    の通信網それぞれにおいて等時性データ伝送サービスが
    行われているか否かを監視する伝送監視手段とを具備す
    ることを特徴とするデータ通信装置。
  4. 【請求項4】 第1の伝送路とは異なるインタフェース
    が無線インタフェースであることを特徴とする請求項1
    〜3のいずれかに記載のデータ通信装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれかに記載のデータ
    通信装置と、第1の伝送路を介してバス状に接続され、
    等時性データ伝送サービスと非同期データ伝送サービス
    を行うことが可能な第1の通信網に属する少なくとも一
    つの通信端末と、前記第1の伝送路とは異なる第2の伝
    送路を介して、等時性データ伝送サービスと非同期デー
    タ伝送サービスを行うことが可能な第2の通信網に属す
    る少なくとも一つの通信端末とから構成されることを特
    徴とするデータ通信システム。
  6. 【請求項6】 前記第2の通信網において使用可能な等
    時性データ伝送サービスの帯域を確保し、第1の通信網
    から第2の通信網への等時性データ伝送サービスに使用
    可能な帯域を計算する帯域計算方法と、第1の通信網か
    ら第2の通信網への等時性データ伝送サービスのための
    帯域を割り当てる帯域割り当て方法とを含むことを特徴
    とする請求項5に記載のデータ通信システム。
  7. 【請求項7】 請求項5または6に記載のデータ通信シ
    ステムにおける第2の通信網に対する等時性データ伝送
    サービスに対するデータ通信方法において、請求項1〜
    4のいずれかに記載のデータ通信装置にて第2の通信網
    に属する通信装置からの等時性データ通信要求を受信
    し、第2の通信網に許容される等時性データ伝送用の帯
    域総量を分割してチャネルを割り当てることを特徴とす
    るデータ通信方法。
  8. 【請求項8】 請求項5または6に記載のデータ通信シ
    ステムにおける第1の通信網から第2の通信網へ伝送さ
    れる等時性データのデータ通信方法において、請求項1
    〜4のいずれかに記載のデータ通信装置にて第2の通信
    網に属する通信装置からの受信した等時性データ通信要
    求の結果、割り当てられた第2の通信網用帯域を、第2
    の通信網に許容される等時性データ伝送用の帯域総量か
    ら削減した量を超えない分だけ第1の通信網から第2の
    通信網への等時性データ伝送用に割り当てることを特徴
    とするデータ通信方法。
  9. 【請求項9】 請求項5または6に記載のデータ通信シ
    ステムにおいて、前記通信網1と通信網2とを接続する
    前記データ通信装置が、前記通信網1を初期化する際
    に、通信網1に接続されている他の通信端末に比べ優先
    的に、端末の物理IDを決定するための、および時間基
    準を送出するためのノードとなるように通信網1を構築
    しなおすことを特徴とするデータ通信システム。
  10. 【請求項10】 請求項5または6に記載のデータ通信
    システムにおいて、前記通信網1と通信網2とを接続す
    る前記データ通信装置が、前記通信網1を初期化する際
    に、通信網1に接続されている他の通信端末に比べ優先
    的に、端末の物理IDを決定するための、および時間基
    準を送出するためのノードとなるように通信網1を構築
    しなおすことを特徴とする通信網再構築方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011024205A (ja) * 2003-02-27 2011-02-03 Smsc Europe Gmbh 同期マルチクラスタネットワークアーキテクチャ

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