JP2001237819A - 著作物再生システム,著作物復号装置,およびユーザ固有情報格納装置 - Google Patents

著作物再生システム,著作物復号装置,およびユーザ固有情報格納装置

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JP2001237819A
JP2001237819A JP2000047364A JP2000047364A JP2001237819A JP 2001237819 A JP2001237819 A JP 2001237819A JP 2000047364 A JP2000047364 A JP 2000047364A JP 2000047364 A JP2000047364 A JP 2000047364A JP 2001237819 A JP2001237819 A JP 2001237819A
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Hiroshi Miyano
浩 宮野
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NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】著作権を保護しつつ、特定の記憶媒体を伴わず
に著作物を頒布および再生することを可能にする。 【解決手段】符号化著作物格納手段103には、記憶手
段107に格納されたユーザ固有情報を用いて復号でき
るように符号化された著作物が格納されている。この符
号化著作物を再生するためには、まず接続手段105お
よび接続手段108によって著作物復号装置101とユ
ーザ固有情報格納装置102とを接続する。次に、記憶
手段107に格納されたユーザ固有情報を、通信手段1
09および通信手段106を介して復号手段104に送
る。また、符号化著作物格納手段103に格納された符
号化著作物を、復号手段104に送る。ユーザ固有情報
および符号化著作物を入力として、復号手段104は、
符号化著作物を復号して復号結果の著作物を再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、著作物再生システ
ム,著作物復号装置,およびユーザ固有情報格納装置に
関し、特にユーザの利便性を保ちつつ電子的な著作物の
著作権を保護する著作物再生システム,著作物復号装
置,およびユーザ固有情報格納装置に関する。
【0002】
【従来の技術】著作物のうち、言語の著作物,音楽の著
作物,絵画の著作物,図表の著作物,映画の著作物,写
真の著作物,プログラムの著作物などは、その著作物本
体や複製物が電子化されて頒布され利用されることがあ
る。しかし、電子化された著作物は容易かつ原本に忠実
に複製することが可能であるという特性を持つ。また、
電子化された著作物がたとえばハードディスクのような
記憶媒体に格納されている場合、その著作物が格納され
ているかどうかを記憶媒体の筐体の概観から推し量るこ
とは困難である。そのために、著作権者が著作物の複製
物をたとえば対価を払うなどした特定の者にのみ頒布し
て利用することを許諾したとしても、その複製物がさら
に不正に複製されて利用が許諾されていない第三者によ
って利用されていたとしても、そうした不正利用を著作
権者が捕捉することは容易ではないために、電子化され
た著作物は著作権が侵害されるおそれが大きい。
【0003】このような電子化された著作物の著作権を
保護する方法として、著作物を暗号化して頒布し、著作
物の利用が許諾された者に対してのみ著作物を復号する
ために必要な情報を発行するという方法がある。この方
法を用いた場合、暗号化された著作物が権限を持たない
者によって無断で複製されたとしても、復号されない限
り実質的には著作権が侵害されたことにならないという
効果がある。
【0004】従来、この種の著作物再生システムは、た
とえば特開平10−283270号公報の図16および
図17に従来の技術として例示されている方法(以下、
「第1の従来技術」と記す)や該特開平10−2832
70号公報の図7ないし図11において実施の形態2と
して開示された方法(以下、「第2の従来技術」と記
す)に示されるように、著作物の著作権を保護すること
を目的として用いられている。
【0005】図22は、第1の従来技術および第2の従
来技術において、記憶媒体に格納される暗号化コンテン
ツおよび該コンテンツの利用許諾コードを作成する手順
を示したものである。
【0006】コンテンツ801は、コンテンツ用暗号鍵
802を鍵として第1の暗号化手段803により暗号化
され、結果として暗号化コンテンツ804が生成され、
該暗号化コンテンツ804が記憶媒体805に格納され
る。コンテンツ用暗号鍵802は、著作権者が任意の手
段で定め、第1の固有情報806を鍵として第2の暗号
化手段807により暗号化され、結果として第1の許諾
コード808が生成される。第1の許諾コード808
は、第1の従来技術においては著作権者が保管するかあ
るいは記憶媒体805の書き換え不可能な領域に格納さ
れ、第2の従来技術においては記憶媒体805の書き換
え不可能な領域に格納される。第1の固有情報806
は、第1の従来技術においては記憶媒体805に固有の
情報であって記憶媒体805に格納されており、第2の
従来技術においては記憶媒体用のドライブに固有な情報
であって該ドライブ内の記憶手段に格納されている。
【0007】次に、記憶媒体805に格納された暗号化
コンテンツ804を復号する際の手順を説明する。
【0008】第1の従来技術においては、ユーザは、ま
ず第1の許諾コード808を入手する。入手方法は、第
1の許諾コード808が著作権者によって保管されてい
る場合においては該著作権者から入手し、記憶媒体80
5の書き換え不可能な領域に格納されている場合には記
憶媒体805より読み出すことで入手する。次に、ユー
ザは、記憶媒体805に固有であるところの第1の固有
情報806を記憶媒体805より読み出し、第1の固有
情報806を鍵として第1の許諾コード808を復号す
ることでコンテンツ用暗号鍵802を得る。最後に、コ
ンテンツ用暗号鍵802を鍵として記憶媒体805に格
納された暗号化コンテンツ804を復号することでコン
テンツ801を得る。
【0009】第2の従来技術においては、最初にコンテ
ンツ801を利用する際に、後に詳しく説明するよう
に、第1の許諾コード808を、第1の固有情報806
と第2の固有情報とを用いて第2の許諾コードを生成す
る。2回目以降のコンテンツ801の利用に際しては、
第1の従来技術におけるコンテンツの利用方法におい
て、第1の許諾コード808を第2の許諾コードに、第
1の固有情報806を第2の固有情報に置き換えた方法
によりコンテンツ801を得る。すなわち、第2の許諾
コードと第2の固有情報とからコンテンツ用暗号鍵80
2を得て、次に、コンテンツ用暗号鍵802と暗号化コ
ンテンツ804とからコンテンツ801を得る。このよ
うに、2回目以降の利用の手順については、第1の従来
技術における場合とほぼ同様であるので、より詳しい説
明は省略する。以下においては、最初の利用の際に第2
の固有情報を生成する手順を説明する。
【0010】図23は、第2の従来技術において、ユー
ザが最初にコンテンツを利用する際に、第2の許諾コー
ドを生成する手順を示したものである。
【0011】まず、記憶媒体から読み出された第1の許
諾コード901は、ドライブに固有な情報であるところ
の第1の固有情報902を鍵として復号手段903によ
り復号され、結果としてコンテンツ用暗号鍵904が生
成される。コンテンツ用暗号鍵904は、図22におけ
るコンテンツ用暗号鍵802と同一のものである。次
に、コンテンツ用暗号鍵904を第2の固有情報905
を鍵として第3の暗号化手段906により暗号化し、結
果として第2の許諾コード907を得る。
【0012】ここで、復号手段903は、図22におけ
る第2の暗号化手段807に対応するものであり、第2
の暗号化手段807と復号手段903とは同一の鍵の下
では互いに逆関数を提供するようになっている必要があ
る。また、第3の暗号化手段906は、通常は図22に
おける第2の暗号化手段807と同一のものであるが、
別の暗号化手段を用いても構わない。ただし、別の暗号
化手段を用いた場合には、2回目以降のコンテンツの利
用に際してコンテンツ用暗号鍵802を復元するために
は、第3の暗号化手段906に対応する復号手段を用い
る必要がある。また、第2の固有情報905は、第2の
従来技術、すなわち前記特開平10−283270号公
報の第8の発明においては記憶媒体に固有な情報であ
り、第9の発明においてはユーザに固有の情報であり、
第10の発明においてはドライブ装置を制御するコンピ
ュータに固有の情報である。
【0013】最後に、これらの従来技術の効果について
説明する。
【0014】第1の従来技術においては、第1の許諾コ
ード808を生成するために用いた第1の固有情報80
6が記憶媒体805に固有な情報であるため、異なる固
有情報を有する別の記憶媒体に暗号化コンテンツ804
を不正に複製して利用することを防ぐことができるとい
う効果がある。
【0015】第2の従来技術においては、第1の許諾コ
ード808が記憶媒体805に依存しないので、第1の
従来技術における記憶媒体805ごとに格納情報が異な
るために記憶媒体805の製造コストが上昇するという
問題点を解決するとともに、第2の固有情報905が記
憶媒体,ユーザ,あるいはコンピュータに依存している
ので、同一の固有情報を有する記憶媒体,ユーザ,ある
いはコンピュータに依ることなしに暗号化コンテンツ8
04を不正に複製して利用することを防ぐことができる
という効果がある。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】第1の従来技術におい
ては、第1の固有情報は暗号化コンテンツが格納された
記憶媒体に固有な情報である。また、第2の従来技術に
おいてはコンテンツが既に利用されたか否かを判定する
ためのコンテンツ利用情報をコンテンツが格納された記
憶媒体に記録する必要がある。したがって、第1の従来
技術および第2の従来技術のいずれにおいても、暗号化
コンテンツは物理的な実体を伴った記憶媒体に格納され
て頒布される必要があり、たとえばインターネットなど
の手段を介して頒布することができないという問題点が
ある。
【0017】また、第1の従来技術および第2の従来技
術は、第2の固有情報が記憶媒体に固有な情報である場
合、コンテンツ利用時には該記憶媒体が必要となるの
で、コンテンツを別の記憶媒体、たとえばコンテンツを
利用するための装置に付属するハードディスクなどに格
納して利用することができないという問題点がある。
【0018】また、第2の従来技術は、第2の固有情報
がユーザに固有な情報である場合に、正規に利用許諾を
受けたユーザが自身の保有する第2の許諾コードおよび
第2の固有情報を第三者に対して頒布したときに該第三
者は著作権者より利用許諾を受けていないのにもかかわ
らずコンテンツを利用することが可能になるため、必ず
しも著作権が十分に保護されるとはいえないという問題
点がある。
【0019】また、第2の従来技術は、第2の固有情報
がドライブ装置を制御するコンピュータに固有な情報で
ある場合に、たとえ正規に利用許諾を受けたユーザであ
っても該コンピュータの制御下にない別の装置によって
コンテンツを利用することができないため、複数の装置
によってコンテンツを利用したいユーザは、装置ごとに
利用許諾を受けなければならないという問題点がある。
【0020】また、第1の従来技術および第2の従来技
術は、ひとたびユーザが許諾コードを得ると当該コンテ
ンツを無制限に利用することができるために、より細密
な利用許諾方法(たとえば定められた回数の利用のみ許
諾するとか、特定の機能のみの利用を許諾するなど)を
行うことが困難であるという問題点がある。
【0021】本発明の目的は、著作権を保護しつつ、著
作物の頒布において特定の記憶媒体を伴わずに頒布する
ことのできる著作物再生システム,著作物復号装置,お
よびユーザ固有情報格納装置を提供することである。
【0022】本発明の他の目的は、著作権を保護しつ
つ、著作物の再生の際に該 著作物の頒布に用いられた
記憶媒体を必要としない著作物再生システム,著作物復
号装置,およびユーザ固有情報格納装置を提供すること
である。
【0023】本発明のさらに他の目的は、正規に著作物
の復号許諾を受けたユーザが復号許諾の証として受け取
った情報を該ユーザが第三者に頒布して該第三者に著作
物を復号させることで著作権を侵害することが困難な著
作物再生システム,著作物復号装置,およびユーザ固有
情報格納装置を提供することである。
【0024】本願のさらに他の目的は、複数の装置によ
って著作物を復号しようとするユーザでもそれぞれの装
置ごとに個別に復号許諾を受けることを必ずしも必要と
せずに複数の装置において著作物を復号することができ
る著作物再生システム,著作物復号装置,およびユーザ
固有情報格納装置を提供することである。
【0025】本願のさらに他の目的は、より細密な著作
物の復号許諾方法を実現する著作物再生システム,著作
物復号装置,およびユーザ固有情報格納装置を提供する
ことである。
【0026】
【課題を解決するための手段】第1の発明の著作物再生
システムは、電子的な手段による符号化が可能な著作物
を再生する著作物再生システムにおいて、著作物が特定
のユーザに予め割り当てられたユーザ固有情報を用いて
復号できるように符号化されており、前記ユーザ固有情
報を用いて符号化著作物を復号する復号手段を有する著
作物復号装置は、該著作物復号装置に着脱可能なユーザ
固有情報格納装置と通信を行う通信手段を有し、前記ユ
ーザ固有情報格納装置は、前記著作物復号装置と通信を
行う通信手段,および前記符号化著作物を復号するため
に要する前記ユーザ固有情報を格納する記憶手段を有
し、前記ユーザ固有情報格納装置から前記著作物復号装
置に前記ユーザ固有情報を送信し、前記著作物復号装置
において前記ユーザ固有情報を用いて前記符号化著作物
を復号することを特徴とする。
【0027】第2の発明の著作物再生システムは、第1
の発明の著作物再生システムにおいて、前記著作物復号
装置が、著作物を再生する再生手段を有する再生装置に
前記符号化著作物の復号結果の著作物を送信し、該再生
装置において前記著作物を再生することを特徴とする。
【0028】第3の発明の著作物再生システムは、第1
および第2の発明の著作物再生システムにおいて、前記
著作物復号装置が、著作物を再生する再生手段を有し、
前記著作物復号装置において前記符号化著作物の復号結
果の著作物を再生することを特徴とする。
【0029】第4の発明の著作物再生システムは、第1
ないし第3の発明の著作物再生システムにおいて、前記
符号化著作物を送信する通信手段を有する著作物配送装
置を備え、前記著作物復号装置が前記符号化著作物を蓄
える符号化著作物格納手段,および前記著作物配送装置
との間で通信を行う通信手段を有し、前記著作物復号装
置が前記著作物配送装置との間で通信を行うことにより
前記符号化著作物を取得することを特徴とする。
【0030】第5の発明の著作物再生システムは、第1
ないし第4の発明の著作物再生システムにおいて、前記
符号化著作物を送信する通信手段を有する著作物配送装
置,および該著作物配送装置との間で通信を行う通信手
段を有する通信装置とを備え、前記著作物復号装置が前
記通信装置と通信を行う通信手段を有し、前記著作物復
号装置が前記通信装置を経由して前記著作物配送装置と
通信を行うことで前記符号化著作物を取得することを特
徴とする。
【0031】第6の発明の著作物再生システムは、第1
ないし第5の発明の著作物再生システムにおいて、前記
著作物復号装置に着脱可能であり、前記符号化著作物を
蓄える記憶手段,および前記著作物復号装置と通信を行
う通信手段を有する著作物格納装置を備え、前記著作物
復号装置が前記著作物格納装置と通信を行う通信手段を
有し、前記著作物復号装置が前記著作物格納装置と通信
を行うことで前記符号化著作物を取得することを特徴と
する。
【0032】このような構成を採用することで、符号化
著作物がユーザ固有情報で符号化されているので、該ユ
ーザ固有情報を有しない者には該符号化著作物を復号す
ることができないために、著作権を保護することができ
る。
【0033】また、符号化が特定の記憶媒体に依存せ
ず、したがって復号時に特定の記憶媒体を必要としない
ために、特定の記憶媒体を必要としない著作物の頒布お
よび再生を実現することができる。
【0034】また、符号化著作物を復号するために必要
なユーザ固有情報が特定のユーザ固有情報格納装置に格
納されているために、ユーザが正規のユーザ固有情報を
第三者に不正に頒布して該第三者に符号化著作物を復号
させることを困難にしている。
【0035】また、ユーザ固有情報格納装置が著作物復
号装置に着脱可能であるため、ユーザが複数の著作物復
号装置を使用する場合であっても、使用しようとする著
作物復号装置に該ユーザ固有情報格納装置を接続するこ
とで該著作物復号装置において符号化著作物を復号する
ことが可能となり、複数の著作物復号装置ごとに復号許
諾を得る必要なくして符号化著作物を復号することがで
きる。
【0036】第7の発明の著作物再生システムは、第1
ないし第6の発明の著作物再生システムにおいて、前記
ユーザ固有情報格納装置が該ユーザ固有情報格納装置を
所持するユーザの個々の符号化著作物に対する復号許諾
の有無を判別するための著作物管理情報を格納する記憶
手段を有し、前記著作物復号装置に前記ユーザ固有情報
格納装置が接続されて前記符号化著作物が復号されよう
とする状況においては、前記著作物管理情報が参照さ
れ、ユーザが前記符号化著作物に対する復号許諾を有す
ると判明した場合にのみ前記符号化著作物が復号される
ことを特徴とする。
【0037】第8の発明の著作物再生システムは、第7
の発明の著作物再生システムにおいて、前記ユーザ固有
情報格納装置が著作物管理情報を作成するセンタと通信
を行う通信手段を有し、前記ユーザ固有情報格納装置が
前記センタとの通信によって該センタから著作物管理情
報を取得することを特徴としている。
【0038】第9の発明の著作物再生システムは、第7
および第8の発明の著作物再生システムにおいて、前記
著作物復号装置が前記符号化著作物の復号に応じて著作
物復号実績を前記ユーザ固有情報格納装置に送り、前記
ユーザ固有情報格納装置が同装置内に格納された著作物
管理情報を前記著作物復号実績に応じて更新する更新手
段を有することを特徴とする。
【0039】第10の発明の著作物再生システムは、第
8および第9の発明の著作物再生システムにおいて、前
記ユーザ固有情報格納装置が著作物管理情報を作成する
センタと通信を行う通信手段を有する著作物再生システ
ムにおいて、前記ユーザ固有情報格納装置が同装置内に
格納された著作物管理情報を前記センタから受信した著
作物管理情報更新情報に応じて更新することを特徴とす
る。
【0040】第11の発明の著作物再生システムは、第
10の発明の著作物再生システムにおいて、前記ユーザ
固有情報格納装置が、著作物復号実績を蓄える記憶手段
を有するとともに、蓄えられた著作物復号実績を前記セ
ンタと通信する通信手段を介して前記センタに送信する
ことを特徴とする。
【0041】このような構成をとることで、第1ないし
第6の発明の著作物再生システムの提供する課題を解決
するための手段と同様の効果、すなわち、符号化著作物
がユーザ固有情報で符号化されているので、該ユーザ固
有情報を有しない者には該符号化著作物を復号すること
ができないために、著作権を保護することができ、ま
た、符号化が特定の記憶媒体に依存せず、したがって復
号時に特定の記憶媒体を必要としないために、特定の記
憶媒体を必要としない著作物の頒布および再生を実現す
ることができ、また、符号化著作物を復号するために必
要なユーザ固有情報が特定のユーザ固有情報格納装置に
格納されているために、ユーザが正規のユーザ固有情報
を第三者に不正に頒布して該第三者に符号化著作物を復
号させることを困難にしており、また、ユーザ固有情報
格納装置が著作物復号装置に着脱可能であるため、ユー
ザが複数の著作物復号装置を使用する場合であっても、
使用しようとする著作物復号装置に該ユーザ固有情報格
納装置を接続することで該著作物復号装置において符号
化著作物を復号することが可能となり、複数の著作物復
号装置ごとに復号許諾を得る必要なくして符号化著作物
を復号することができる、という効果を奏するととも
に、より細密な符号化著作物の復号許諾方法を提供する
ことができる。
【0042】すなわち、第7の発明の著作物再生システ
ムにおいては、ユーザ固有情報格納装置が著作物管理情
報を格納することで、著作権者とユーザとの合意の下に
設定されたより細密な符号化著作物の復号許諾条件を管
理する機能を提供している。
【0043】第8の発明の著作物再生システムにおいて
は、ユーザ固有情報格納装置が著作物管理情報をセンタ
から受信することで、ユーザが新たに復号許諾を得た符
号化著作物についての著作物管理情報を該ユーザ固有情
報格納装置が取得する機能を提供している。
【0044】第9の発明の著作物再生システムにおいて
は、著作物復号実績に応じて著作物管理情報を更新する
ことで、たとえば符号化著作物の復号許諾条件が符号化
著作物の復号許諾回数の制限を含んでいるような場合
に、当該符号化著作物の残存復号許諾回数を管理する機
能を提供している。
【0045】第10の発明の著作物再生システムにおい
ては、ユーザ固有情報格納装置が著作物管理情報更新情
報をセンタから受信することで、符号化著作物の復号許
諾条件を変更する機能を提供し、たとえばユーザが復号
可能な符号化著作物の制限を変更したり、あるいは符号
化著作物の残存復号許諾回数を追加するなどの機能を提
供している。
【0046】第11の発明の著作物再生システムにおい
ては、ユーザ固有情報格納装置が著作物復号実績をセン
タに送信することで、たとえば符号化著作物の復号許諾
条件が著作物復号実績に応じて料金を支払うというよう
な条件である場合に、当該著作物復号実績をセンタが集
計して料金を算定するための機能を提供している。
【0047】第12の発明の著作物復号装置は、電子的
な手段によって符号化された符号化著作物を特定のユー
ザにあらかじめ割り当てられたユーザ固有情報を用いて
復号する著作物復号装置において、前記ユーザ固有情報
を格納するユーザ固有情報格納装置と接続する第1の接
続手段と、前記第1の接続手段により接続された前記ユ
ーザ固有情報格納装置と通信する第1の通信手段と、前
記符号化著作物を格納する符号化著作物格納手段と、前
記符号化著作物格納手段に格納された符号化著作物と前
記ユーザ固有情報格納装置から前記第1の接続手段を介
して前記第1の通信手段により得られたユーザ固有情報
とを入力して前記符号化著作物を復号する復号手段とを
備えることを特徴とする。
【0048】第13の発明の著作物復号装置は、第12
の発明の著作物復号装置において、前記復号手段によっ
て復号された著作物を外部に出力する第2の通信手段を
備えることを特徴とする。
【0049】第14の発明の著作物復号装置は、第12
および第13の発明の著作物復号装置において、前記復
号手段によって復号された著作物を再生する再生手段を
備えることを特徴とする。
【0050】第15の発明の著作物復号装置は、第12
ないし第14の発明の著作物復号装置において、前記符
号化著作物を蓄えかつ送信する著作物配送装置と通信す
る第3の通信手段を備えることを特徴とする。
【0051】第16の発明の著作物復号装置は、第12
ないし第15の発明の著作物復号装置において、前記符
号化著作物を蓄えかつ送信する著作物配送装置と通信す
る通信手段を有する通信装置との間で通信する第4の通
信手段を備えることを特徴とする。
【0052】第17の発明の著作物復号装置は、第12
ないし第16の発明の著作物復号装置において、前記符
号化著作物を蓄える記憶手段を有する著作物格納装置と
接続する第2の接続手段と、前記著作物格納装置との間
で通信する第5の通信手段とを備えることを特徴とす
る。
【0053】このような構成を採用することで、符号化
著作物がユーザ固有情報で符号化されているので、該ユ
ーザ固有情報を有しない者には符号化著作物を復号する
ことができないために、著作権を保護することができ
る。
【0054】また、符号化が特定の記憶媒体に依存せ
ず、したがって復号時に特定の記憶媒体を必要としない
ために、著作物復号装置は特定の記憶媒体を必要とせず
に符号化著作物を受け取って復号することができる。
【0055】また、符号化著作物を復号するためには、
著作物復号装置には正規のユーザ固有情報が格納された
ユーザ固有情報格納装置が接続される必要があるので、
ユーザが正規のユーザ固有情報を第三者に不正に頒布し
て該第三者に符号化著作物を復号させることを困難にし
ている。
【0056】また、ユーザ固有情報格納装置が著作物復
号装置に着脱可能であるため、ユーザが複数の著作物復
号装置を使用する場合であっても、使用しようとする著
作物復号装置にユーザ固有情報格納装置を接続すること
で該著作物復号装置において符号化著作物を復号するこ
とが可能となり、複数の著作物復号装置ごとに符号化著
作物の復号許諾を得る必要なくして符号化著作物を復号
することができる。
【0057】第18の発明の著作物復号装置は、第12
ないし第17の発明の著作物復号装置において、前記符
号化著作物を復号しようとする際には該符号化著作物の
著作物属性を前記第1の通信手段を介して前記ユーザ固
有情報格納装置に送信することを特徴とする。
【0058】第19の発明の著作物復号装置は、第18
の発明の著作物復号装置において、前記ユーザ固有情報
格納装置に格納されていて前記符号化著作物に対する復
号許諾の有無を判別するための著作物管理情報を前記ユ
ーザ固有情報格納装置から前記第1の通信手段を介して
取得し、前記著作物管理情報を参照することで前記符号
化著作物に対してユーザが復号許諾を有するか否かを判
断し、復号許諾を有すると判断した場合にのみ前記復号
手段に前記符号化著作物を復号することを許すことを特
徴とする。
【0059】第20の発明の著作物復号装置は、第12
ないし第19の発明の著作物復号装置において、前記復
号手段による復号の履歴を著作物復号実績として前記ユ
ーザ固有情報格納装置において処理可能な形式のデータ
に変換する著作物復号実績作成手段と、前記著作物復号
実績を前記第1の通信手段を介して前記ユーザ固有情報
格納装置に送信する通信手段とを有することを特徴とす
る。
【0060】このような構成をとることで、第12ない
し第17の発明の著作物復号装置の提供する課題を解決
するための手段と同様の効果、すなわち、符号化著作物
がユーザ固有情報で符号化されているので、該ユーザ固
有情報を有しない者には符号化著作物を復号することが
できないために、著作権を保護することができ、また、
符号化が特定の記憶媒体に依存せず、したがって復号時
に特定の記憶媒体を必要としないために、著作物復号装
置は特定の記憶媒体を必要とせずに符号化著作物を受け
取って復号することができ、また、符号化著作物を復号
するためには、著作物復号装置には正規のユーザ固有情
報が格納されたユーザ固有情報格納装置が接続される必
要があるので、ユーザが正規のユーザ固有情報を第三者
に不正に頒布して該第三者に符号化著作物を復号させる
ことを困難にしており、また、ユーザ固有情報格納装置
が著作物復号装置に着脱可能であるため、ユーザが複数
の著作物復号装置を使用する場合であっても、使用しよ
うとする著作物復号装置にユーザ固有情報格納装置を接
続することで該著作物復号装置において符号化著作物を
復号することが可能となり、複数の著作物復号装置ごと
に符号化著作物の復号許諾を得る必要なくして符号化著
作物を復号することができる、という効果を奏するとと
もに、より細密な符号化著作物の復号許諾方法を提供す
ることができる。
【0061】すなわち、第18の発明の著作物復号装置
においては、著作物管理情報を格納するユーザ固有情報
格納装置に、復号しようとする符号化著作物の著作物属
性を送信することで、著作権者とユーザとの合意の下に
設定されたより細密な符号化著作物の復号許諾条件と著
作物属性とを照合することを可能にし、より細密な符号
化著作物の復号許諾方法を提供することができる。
【0062】第19の発明の著作物復号装置において
は、復号しようとする符号化著作物に関する著作物管理
情報を照合することで、より細密な符号化著作物の復号
許諾方法を提供することができる。
【0063】第20の発明の著作物復号装置において
は、著作物復号実績をユーザ固有情報格納装置に送信す
ることで、ユーザ固有情報格納装置が著作物管理情報を
更新しあるいは著作物復号実績をセンタに送信して著作
物復号実績に応じて課金することを可能とし、より細密
な符号化著作物の復号許諾方法を提供することができ
る。
【0064】第21の発明のユーザ固有情報格納装置
は、符号化著作物を復号するために用いられるユーザ固
有情報を格納するユーザ固有情報格納装置において、前
記ユーザ固有情報を記憶する第1の記憶手段と、著作物
復号装置と接続する接続手段と、前記著作物復号装置と
通信を行う第1の通信手段とを有することを特徴とす
る。
【0065】このような構成をとることで、符号化著作
物を復号するために必要なユーザ固有情報がユーザ固有
情報格納装置に格納されているために、ユーザが正規の
ユーザ固有情報を第三者に不正に頒布して該第三者に符
号化著作物を復号させることを困難にしている。
【0066】また、ユーザ固有情報格納装置が、著作物
復号装置と接続する接続手段を有しており、著作物復号
装置に着脱可能であるために、ユーザが複数の著作物復
号装置を使用する場合であっても、使用しようとする著
作物復号装置に該ユーザ固有情報格納装置を接続するこ
とで該著作物復号装置において符号化著作物を復号する
ことが可能となり、複数の著作物復号装置ごとに符号化
著作物の復号許諾を得る必要なくして符号化著作物を復
号することを可能にしている。
【0067】第22の発明のユーザ固有情報格納装置
は、第21の発明のユーザ固有情報格納装置において、
前記著作物復号装置で復号される個々の符号化著作物に
ついて復号許諾の有無を判別するための著作物管理情報
を記憶する第2の記憶手段と、前記著作物復号装置にお
いて符号化著作物が復号されようとする際に該符号化著
作物に対する復号許諾の有無を判別する判別手段とを有
し、復号許諾を有すると判別した場合にのみ該符号化著
作物を復号するためのユーザ固有情報を前記著作物復号
装置に送信することを特徴とする。
【0068】第23の発明のユーザ固有情報格納装置
は、第21の発明のユーザ固有情報格納装置において、
前記著作物復号装置で復号される個々の符号化著作物に
ついて復号許諾の有無を判別するための著作物管理情報
を記憶する第2の記憶手段を有し、前記著作権復号装置
において符号化著作物が復号されようとする際に該符号
化著作物に関する著作物管理情報を前記第1の通信手段
を介して前記著作物復号装置に送信することを特徴とす
る。
【0069】このような構成を採用することで、第21
の発明のユーザ固有情報格納装置の提供する課題を解決
するための手段と同様の効果、すなわち、符号化著作物
を復号するために必要なユーザ固有情報がユーザ固有情
報格納装置に格納されているために、ユーザが正規のユ
ーザ固有情報を第三者に不正に頒布して該第三者に符号
化著作物を復号させることを困難にし、また、ユーザ固
有情報格納装置が、著作物復号装置と接続する接続手段
を有しており、著作物復号装置に着脱可能であるため
に、ユーザが複数の著作物復号装置を使用する場合であ
っても、使用しようとする著作物復号装置に該ユーザ固
有情報格納装置を接続することで該著作物復号装置にお
いて符号化著作物を復号することが可能となり、複数の
著作物復号装置ごとに符号化著作物の復号許諾を得る必
要なくして符号化著作物を復号することを可能にしてい
る、という効果を奏するとともに、より細密な符号化著
作物の復号許諾方法を提供することができる。
【0070】すなわち、第22の発明のユーザ固有情報
格納装置においては、著作物管理情報に基づいて符号化
著作物の復号許諾の有無を判定することで該ユーザ固有
情報格納装置を所持するユーザが該符号化著作物に対す
る復号許諾を有する場合にのみ符号化著作物を復号する
ために必要なユーザ固有情報を著作物復号装置に送信し
て符号化著作物を復号させることを可能としている。
【0071】第23の発明のユーザ固有情報格納装置に
おいては、符号化著作物に対応する著作物管理情報を著
作物復号装置に送信することで著作物復号装置に該ユー
ザ固有情報格納装置を所持するユーザが当該符号化著作
物の復号許諾の有無を判定させることを可能としてい
る。
【0072】第24の発明のユーザ固有情報格納装置
は、第22および第23の発明のユーザ固有情報格納装
置において、前記著作物管理情報を作成するセンタと通
信を行う第2の通信手段を有し、該第2の通信手段を介
して前記センタから著作物管理情報を取得することを特
徴とする。
【0073】このような構成を採用することで、第22
の発明および第23の発明のユーザ固有情報格納装置の
提供する課題を解決するための手段と同様の効果、すな
わち、符号化著作物を復号するために必要なユーザ固有
情報がユーザ固有情報格納装置に格納されているため
に、ユーザが正規のユーザ固有情報を第三者に不正に頒
布して該第三者に符号化著作物を復号させることを困難
にし、また、ユーザ固有情報格納装置が、著作物復号装
置と接続する接続手段を有しており、著作物復号装置に
着脱可能であるために、ユーザが複数の著作物復号装置
を使用する場合であっても、使用しようとする著作物復
号装置に該ユーザ固有情報格納装置を接続することで該
著作物復号装置において符号化著作物を復号することが
可能となり、複数の著作物復号装置ごとに符号化著作物
の復号許諾を得る必要なくして符号化著作物を復号する
ことを可能にし、著作物管理情報に基づいて符号化著作
物の復号許諾の有無をユーザ固有情報格納装置または著
作物復号装置において判定することで該ユーザ固有情報
格納装置を所持するユーザが該符号化著作物の復号許諾
を有する場合にのみ符号化著作物を復号させることを可
能にすることでより細密な符号化著作物の復号許諾方法
を提供する、という効果を奏するとともに、著作物管理
情報をセンタから通信によって受け取る通信手段を提供
することで該ユーザ固有情報格納装置が配布された時点
では設定されていなかった符号化著作物の復号許諾条件
を新規に設定することを可能とすることでさらに細密な
符号化著作物の復号許諾方法を提供している。
【0074】第25の発明のユーザ固有情報格納装置
は、第22の発明ないし第24の発明のユーザ固有情報
格納装置において、前記著作物復号装置から著作物復号
実績を受信する通信手段と、前記著作物復号実績を記憶
する第3の記憶手段と、前記著作物復号実績に基づいて
前記第2の記憶手段に格納された著作物管理情報を更新
する更新手段とを有することを特徴とする。
【0075】このような構成を採用することで、第22
の発明ないし第24の発明のユーザ固有情報格納装置の
提供する課題を解決するための手段と同様の効果、すな
わち、符号化著作物を復号するために必要なユーザ固有
情報がユーザ固有情報格納装置に格納されているため
に、ユーザが正規のユーザ固有情報を第三者に不正に頒
布して該第三者に符号化著作物を復号させることを困難
にし、また、ユーザ固有情報格納装置が、著作物復号装
置と接続する接続手段を有しており、著作物復号装置に
着脱可能であるために、ユーザが複数の著作物復号装置
を使用する場合であっても、使用しようとする著作物復
号装置に該ユーザ固有情報格納装置を接続することで該
著作物復号装置において符号化著作物を復号することが
可能となり、複数の著作物復号装置ごとに符号化著作物
の復号許諾を得る必要なくして符号化著作物を復号する
ことを可能にし、著作物管理情報に基づいて符号化著作
物の復号許諾の有無をユーザ固有情報格納装置または著
作物復号装置において判定することで該ユーザ固有情報
格納装置を所持するユーザが該符号化著作物の復号許諾
を有する場合にのみ符号化著作物を復号させることを可
能とし、著作物管理情報をセンタから通信によって受け
取る通信手段を提供することで該ユーザ固有情報格納装
置が配布された時点では設定されていなかった符号化著
作物の復号許諾条件を新規に設定することを可能とする
ことでさらに細密な符号化著作物の復号許諾方法を提供
する、という効果を奏するとともに、著作物復号実績に
応じて著作物管理情報を更新することで、たとえばあら
かじめ設定された符号化著作物の復号許諾回数以内の復
号のみを許諾するなど、さらに細密な符号化著作物の復
号許諾方法を提供している。
【0076】第26の発明のユーザ固有情報格納装置
は、第24の発明および第25の発明のユーザ固有情報
格納装置において、前記著作物管理情報を作成するセン
タと通信を行う第2の通信手段と、前記第2の記憶手段
に格納された著作物管理情報を更新する更新手段とを備
え、該更新手段が前記センタから受信した著作物管理情
報更新情報に応じて前記著作物管理情報を更新すること
を特徴とする。
【0077】このような構成を採用することで、第24
の発明および第25の発明のユーザ固有情報格納装置の
提供する課題を解決するための手段と同様の効果、すな
わち、符号化著作物を復号するために必要なユーザ固有
情報がユーザ固有情報格納装置に格納されているため
に、ユーザが正規のユーザ固有情報を第三者に不正に頒
布して該第三者に符号化著作物を復号させることを困難
にし、また、ユーザ固有情報格納装置が、著作物復号装
置と接続する接続手段を有しており、著作物復号装置に
着脱可能であるために、ユーザが複数の著作物復号装置
を使用する場合であっても、使用しようとする著作物復
号装置に該ユーザ固有情報格納装置を接続することで該
著作物復号装置において符号化著作物を復号することが
可能となり、複数の著作物復号装置ごとに符号化著作物
の復号許諾を得る必要なくして符号化著作物を復号する
ことを可能にし、著作物管理情報に基づいて符号化著作
物の復号許諾の有無をユーザ固有情報格納装置または著
作物復号装置において判定することで該ユーザ固有情報
格納装置を所持するユーザが該符号化著作物の復号許諾
を有する場合にのみ符号化著作物を復号させることを可
能とし、著作物管理情報をセンタから通信によって受け
取る通信手段を提供することで該ユーザ固有情報格納装
置が配布された時点では設定されていなかった符号化著
作物の復号許諾条件を新規に設定することを可能とする
ことでさらに細密な符号化著作物の復号許諾方法を提供
し、著作物復号実績に応じて著作物管理情報を更新する
ことで、たとえばあらかじめ設定された符号化著作物の
復号許諾回数以内の復号のみを許諾する、という効果を
奏するとともに、センタから受信した著作物管理情報更
新情報によって著作物管理情報を更新する更新手段を提
供することで、すでに設定されている符号化著作物の復
号許諾条件を変更して、たとえば符号化著作物の復号許
諾回数の制限が設定されている場合にその復号許諾回数
を増やすなど、さらに細密な符号化著作物の復号許諾方
法を提供している。
【0078】第27の発明のユーザ固有情報格納装置
は、第26の発明のユーザ固有情報格納装置において、
前記第3の記憶手段に記憶された著作物復号実績を、前
記著作物管理情報を作成するセンタに送信する通信手段
を有することを特徴とする。
【0079】このような構成を採用することで、第26
の発明のユーザ固有情報格納装置の提供する課題を解決
するための手段と同様の効果、すなわち、符号化著作物
を復号するために必要なユーザ固有情報がユーザ固有情
報格納装置に格納されているために、ユーザが正規のユ
ーザ固有情報を第三者に不正に頒布して該第三者に符号
化著作物を復号させることを困難にし、また、ユーザ固
有情報格納装置が、著作物復号装置と接続する接続手段
を有しており、著作物復号装置に着脱可能であるため
に、ユーザが複数の著作物復号装置を使用する場合であ
っても、使用しようとする著作物復号装置に該ユーザ固
有情報格納装置を接続することで該著作物復号装置にお
いて符号化著作物を復号することが可能となり、複数の
著作物復号装置ごとに符号化著作物の復号許諾を得る必
要なくして符号化著作物を復号することを可能にし、著
作物管理情報に基づいて符号化著作物の復号許諾の有無
をユーザ固有情報格納装置または著作物復号装置におい
て判定することで該ユーザ固有情報格納装置を所持する
ユーザが該符号化著作物の復号許諾を有する場合のみ符
号化著作物を復号させることを可能とし、著作物管理情
報をセンタから通信によって受け取る通信手段を提供す
ることで該ユーザ固有情報格納装置が配布された時点で
は設定されていなかった符号化著作物の復号許諾条件を
新規に設定することを可能とすることでさらに細密な符
号化著作物の復号許諾方法を提供し、著作物復号実績に
応じて著作物管理情報を更新することで、たとえばあら
かじめ設定された符号化著作物の復号許諾回数以内の復
号のみを許諾し、センタから受信した著作物管理情報更
新情報によって著作物管理情報を更新する更新手段を提
供することで、すでに設定されている符号化著作物の復
号許諾条件を変更して、たとえば符号化著作物の復号許
諾回数の制限が設定されている場合にその復号許諾回数
を増やすなど、さらに細密な符号化著作物の復号許諾方
法を提供する、という効果を奏するとともに、該ユーザ
固有情報格納装置を用いて著作物復号実績をセンタに送
信することで、たとえば著作物復号実績に応じてユーザ
に対して課金を行ったり、ユーザから回収した料金を著
作権者に分配する割合を決めるための手段を提供するこ
とができる、というさらに細密な符号化著作物の復号許
諾方法を提供している。
【0080】第28の発明の記録媒体は、コンピュータ
に、ユーザ固有情報格納装置からユーザ固有情報を取得
する手順,符号化著作物格納手段から符号化著作物を取
得する手順,および前記ユーザ固有情報を用いて前記符
号化著作物を復号する手順を実行させるためのプログラ
ムを記録する。
【0081】第29の発明の記録媒体は、コンピュータ
に、ユーザ固有情報格納装置からユーザ固有情報を取得
する手順,符号化著作物格納手段から符号化著作物を取
得する手順,前記ユーザ固有情報を用いて前記符号化著
作物を復号する手順,および復号結果の著作物を再生装
置に送信する手順を実行させるためのプログラムを記録
する。
【0082】第30の発明の記録媒体は、コンピュータ
に、ユーザ固有情報格納装置からユーザ固有情報を取得
する手順,符号化著作物格納手段から符号化著作物を取
得する手順,前記ユーザ固有情報を用いて前記符号化著
作物を復号する手順,および復号結果の著作物を再生手
段により再生する手順を実行させるためのプログラムを
記録する。
【0083】第31の発明の記録媒体は、コンピュータ
に、著作物配送装置から符号化著作物を符号化著作物格
納手段にダウンロードする手順,ユーザ固有情報格納装
置からユーザ固有情報を取得する手順,前記符号化著作
物格納手段から符号化著作物を取得する手順,および前
記ユーザ固有情報を用いて前記符号化著作物を復号する
手順を実行させるためのプログラムを記録する。
【0084】第32の発明の記録媒体は、コンピュータ
に、符号化著作物格納手段から著作物属性をユーザ固有
情報格納装置に送信する手順,前記ユーザ固有情報格納
装置からユーザ固有情報を取得する手順,前記符号化著
作物格納手段から符号化著作物を取得する手順,および
前記ユーザ固有情報を用いて前記符号化著作物を復号す
る手順を実行させるためのプログラムを記録する。
【0085】第33の発明の記録媒体は、コンピュータ
に、符号化著作物格納手段から著作物属性をユーザ固有
情報格納装置に送信する手順,前記ユーザ固有情報格納
装置から著作物管理情報を受信する手順,前記著作物管
理情報に基づいて前記符号化著作物格納手段に格納され
た符号化著作物の復号の可否を判断する手順,前記符号
化著作物の復号が可能と判断されたときに前記ユーザ固
有情報格納装置からユーザ固有情報を取得する手順,前
記符号化著作物格納手段から前記符号化著作物を取得す
る手順,および前記ユーザ固有情報を用いて前記符号化
著作物を復号する手順を実行させるためのプログラムを
記録する。
【0086】第34の発明の記録媒体は、コンピュータ
に、符号化著作物格納手段から著作物属性をユーザ固有
情報格納装置に送信する手順,前記ユーザ固有情報格納
装置からユーザ固有情報が受信できたか否かを判断する
手順,前記ユーザ固有情報が受信できたときにユーザ固
有情報を取得する手順,前記符号化著作物格納手段から
前記符号化著作物を取得する手順,および前記ユーザ固
有情報を用いて前記符号化著作物を復号する手順を実行
させるためのプログラムを記録する。
【0087】第35の発明の記録媒体は、コンピュータ
に、符号化著作物格納手段から著作物属性をユーザ固有
情報格納装置に送信する手順,前記ユーザ固有情報格納
装置からユーザ固有情報を取得する手順,前記符号化著
作物格納手段から前記符号化著作物を取得する手順,前
記ユーザ固有情報を用いて前記符号化著作物を復号する
手順,著作物復号実績を作成する手順,および前記著作
物復号実績を前記ユーザ固有情報格納装置に送信する手
順を実行させるためのプログラムを記録する。
【0088】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0089】(1)第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【0090】第1の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、第1の発明の著作物再生システムであり、第12
の発明の著作物復号装置101と、第21の発明のユー
ザ固有情報格納装置102とを用いて構成されている。
【0091】著作物復号装置101は、符号化著作物を
格納する符号化著作物格納手段103と、復号手段10
4と、ユーザ固有情報格納装置102と接続するための
接続手段105と、ユーザ固有情報格納装置102と通
信を行うための通信手段106とを有している。著作物
復号装置101としては、たとえば、携帯用音楽再生装
置,ラジカセ,カーステレオ,再生機能つきのビデオカ
メラやデジタルカメラ,パーソナルコンピュータなどが
該当し、これらの装置に、ユーザ固有情報格納装置10
2を接続するための端子やスロット,さらに場合によっ
ては再生装置や著作物配送装置を接続するための端子や
スロット,CDドライブなどが備えられているものであ
る。なお、著作物復号装置101は、復号結果の著作物
を蓄える記憶手段を備えておらず、1回の復号によって
1回の再生が行われるものとする。また、ここでいう再
生とは、音楽やビデオの再生ばかりでなく、絵画の表
示,プログラムの実行等を含む広い概念である。
【0092】ユーザ固有情報格納装置102は、ユーザ
固有情報を格納する記憶手段107と、著作物復号装置
101と接続するための接続手段108と、著作物復号
装置101と通信を行うための通信手段109とを有し
ている。ユーザ固有情報格納装置102としては、たと
えば、スマートカードのようなメモリカードなどが該当
し、符号化著作物を著作物復号装置101で復号して再
生する際には端子やスロットなどを介して著作物復号装
置101に接続される。
【0093】符号化および復号は、暗号化に加えて、圧
縮,誤り訂正符号化,アナログ−デジタル変換など、著
作物の性質に応じて適宜処理が行われる。暗号化は、必
須であり、暗号化された著作物を復号するためにユーザ
固有情報を必要とするが、暗号化および復号の方法につ
いては、たとえば、以下の3つ例を挙げることができ
る。
【0094】第1の例は、共通鍵暗号方式を用いて暗号
化する方法である。ユーザ固有情報を鍵として著作物を
暗号化したものが符号化著作物ということになる。共通
鍵暗号は、暗号化と復号とを同じ鍵を用いて行うことが
できるので、符号化著作物は、ユーザ固有情報を用いて
復号することができる。暗号化は、著作権者が自身であ
るいは第三者に依頼して行う。暗号化する者は当該のユ
ーザ固有情報を知っている必要があるが、これはあらか
じめユーザがしかるべきセンタに登録しておくなり、著
作権者に送付するなりする。通常は、前者の方法を取
る。センタに登録されている場合には、センタが著作物
の暗号化を代行する。
【0095】第2の例は、公開鍵暗号方式を用いる方法
である。公開鍵暗号方式では、暗号化するための鍵と復
号するための鍵とが異なるという性質を持っている。本
例の場合、復号するための鍵がユーザ固有情報に相当す
る。暗号化するための鍵は、ユーザがあらかじめセンタ
に登録するなり、著作権者に送付するなりする。共通鍵
暗号方式を用いる場合との違いは、暗号化のための鍵か
ら復号のための鍵を求めることが容易ではないので、ユ
ーザ固有情報が必ずしも信用できない著作権者に漏れる
ことを防ぐことができることである。著作権者は、ユー
ザから直接、あるいはセンタから入手した当該のユーザ
に対応する暗号化用の鍵によって暗号化を行う。
【0096】第3の例は、共通鍵暗号と公開鍵暗号とを
組み合わせて用いる方法である。著作権者は、ランダム
に著作物を暗号化する鍵を作成し、この鍵で共通鍵暗号
方式によって著作物を暗号化する。次に、この著作物を
暗号化する鍵を、第2の例と同様にして入手した当該の
ユーザに対応する公開鍵暗号の暗号化用の鍵によって暗
号化する。その結果、暗号化された著作物と暗号化され
た鍵とが作成されるが、この双方をあわせたものが符号
化著作物に相当する。復号手段104での復号は、まず
ユーザ固有情報によって暗号化された鍵を復号すること
で著作物を暗号化する鍵を復元し、次に、復元された著
作物を暗号化する鍵を用いて著作物を復号する。
【0097】図2を参照すると、著作物復号装置101
の処理は、ユーザ固有情報取得ステップS201と、符
号化著作物取得ステップS202と、符号化著作物復号
ステップS203とからなる。
【0098】次に、図1および図2を参照しながら、第
1の実施の形態に係る著作物再生システムの動作につい
て説明する。
【0099】符号化著作物格納手段103には、記憶手
段107に格納されたユーザ固有情報を用いて復号でき
るように符号化著作物が格納されている。この符号化著
作物を復号するためには、まず接続手段105および接
続手段108によって著作物復号装置101とユーザ固
有情報格納装置102とを接続する。ここでいう接続と
は、たとえば端子と端子、あるいはカードとスロット、
あるいはケーブルによる接続などのことである。
【0100】次に、記憶手段107に格納されたユーザ
固有情報が、通信手段109および通信手段106を介
して復号手段104に送られる(ステップS201)。
また、符号化著作物格納手段103に格納された符号化
著作物が、復号手段104に送られる(ステップS20
2)。復号手段104は、ユーザ固有情報および符号化
著作物を入力して、ユーザ固有情報を用いて符号化著作
物を復号し、復号結果の著作物を再生する(ステップS
203)。
【0101】(2)第2の実施の形態 図3は、本発明の第2の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【0102】第2の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、第3の発明の著作物再生システムであり、第14
の発明の著作物復号装置201と、第21の発明のユー
ザ固有情報格納装置202と、再生装置203とを用い
て構成されている。
【0103】第2の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、第2の発明および第3の発明の著作物再生システ
ム、および、第13の発明および第14の発明の著作物
復号装置を特徴づけるものである。
【0104】著作物復号装置201は、第12の発明の
著作物復号装置101に加えて、再生装置203に著作
物を送信するための通信手段205と、著作物を再生す
るための再生手段208とを有している。
【0105】ユーザ固有情報格納装置202は、図1に
示した第1の実施の形態に係る著作物再生システムにお
けるユーザ固有情報格納装置102と同様のものであ
る。
【0106】再生装置203は、著作物復号装置201
から通信手段205を介して送信された著作物を受信す
るための通信手段206と、受信した著作物を再生する
ための再生手段207とを有している。再生装置203
としては、たとえば、ヘッドフォン,外部スピーカ,デ
スクトップパソコンのディスプレイなどが該当する。
【0107】図4を参照すると、著作物復号装置201
の処理は、ユーザ固有情報取得ステップS401と、符
号化著作物取得ステップS402と、符号化著作物復号
ステップS403と、著作物の送信または再生ステップ
S404とからなる。
【0108】次に、図3および図4を参照しながら、本
発明の第2の実施の形態における著作物再生システムの
動作について、第1の実施の形態に係る著作物再生シス
テムと異なる点を中心に説明する。
【0109】第2の実施の形態に係る著作物再生システ
ムにおいては、第1の実施の形態に係る著作物再生シス
テムの場合と同様にして、復号手段204によって符号
化著作物が復号される。詳しくは、記憶手段107に格
納されたユーザ固有情報は、通信手段109および通信
手段106を介して復号手段204に送られる(ステッ
プS401)。また、符号化著作物格納手段103に格
納された符号化著作物は、復号手段204に送られる
(ステップS402)。復号手段204は、ユーザ固有
情報および符号化著作物を入力して、ユーザ固有情報を
用いて符号化著作物を復号する(ステップS403)。
次に、著作物を再生装置203において再生しようとす
る場合には、著作物は通信手段205および通信手段2
06を介して再生装置203内の再生手段207に送ら
れて再生され、著作物を著作物復号装置201において
再生しようとする場合は、著作物は再生手段208に送
られて再生される(ステップS404)。
【0110】なお、通信手段205によって再生装置2
03に著作物を送信して再生することは第2の発明の著
作物再生システムを特徴づけるものであり、通信手段2
05は第13の発明の著作物復号装置を特徴づけるもの
である。また、再生手段208によって著作物を再生す
ることは第3の発明の著作物再生システムを特徴づける
ものであり、再生手段208は第14の発明の著作物復
号装置を特徴づけるものである。
【0111】(3)第3の実施の形態 図5は、本発明の第3の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【0112】第3の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、第6の発明の著作物再生システムであり、第17
の発明の著作物復号装置301と、第21の発明のユー
ザ固有情報格納装置302と、著作物配送装置303
と、通信装置304と、著作物格納装置305とを用い
て構成されている。
【0113】第3の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、第4の発明ないし第6の発明の著作物再生システ
ム、および、第15の発明ないし第17の発明の著作物
復号装置を特徴づけるものである。
【0114】著作物復号装置301は、第12の発明の
著作物復号装置101に加えて、著作物配送装置303
と通信して符号化著作物を受け取るための通信手段30
6と、通信装置304と通信して符号化著作物を受け取
るための通信手段307と、著作物格納装置305と接
続するための接続手段308と、著作物格納装置305
と通信して符号化著作物を受け取るための通信手段30
9とを有している。
【0115】ユーザ固有情報格納装置302は、図1に
示した第1の実施の形態に係る著作物再生システムにお
けるユーザ固有情報格納装置102と同様のものであ
る。
【0116】著作物配送装置303は、符号化著作物を
格納する符号化著作物格納手段310と、符号化著作物
を送信するための通信手段311とを有している。著作
物配送装置303としては、たとえば、前述したレコー
ド店の店頭に設置された装置等が該当し、著作物復号装
置301を直接接続して符号化著作物をダウンロードす
ることができる。
【0117】通信装置304は、著作物配送装置303
と通信して符号化著作物を受け取るための通信手段31
2と、著作物復号装置301と通信して符号化著作物を
送信するための通信手段313とを有している。通信装
置304としては、たとえば、インターネットに接続さ
れたパソコンや携帯電話などが該当し、これらを経由し
て著作物復号装置301に符号化著作物をダウンロード
することができる。
【0118】著作物格納装置305は、著作物復号装置
301と接続するための接続手段314と、符号化著作
物を格納する記憶手段315と、著作物復号装置301
と通信して符号化著作物を送信するための通信手段31
6とを有している。著作物格納装置305としては、た
とえばフロッピーディスクやフラッシュメモリなどが該
当する。著作物格納装置305に符号化著作物を格納す
るためには、たとえば前記の店頭に置かれた装置やイン
ターネットに接続されたパソコンなどを利用する。著作
物配送装置303の場合、配送を受けた著作物復号装置
301でのみ再生することを想定しているのに対して、
著作物格納装置305の場合は、たとえば、カセットテ
ープに格納された音楽がカーステレオでも携帯用音楽再
生装置でもラジカセでも再生できるように、符号化著作
物を複数の著作物復号装置305で復号して再生するこ
とができる。
【0119】図6を参照すると、著作物復号装置301
の処理は、符号化著作物ダウンロードステップS601
と、ユーザ固有情報取得ステップS602と、符号化著
作物取得ステップS603と、符号化著作物復号ステッ
プS604とからなる。
【0120】次に、図5および図6を参照しながら、第
3の実施の形態に係る著作物再生システムの動作につい
て、第1の実施の形態に係る著作物再生システムと異な
る点を中心に説明する。
【0121】著作物配送装置303に格納された符号化
著作物を著作物復号装置301に直接にダウンロードし
ようとする場合には、符号化著作物格納手段310に格
納された符号化著作物は、通信手段311および通信手
段306を介して符号化著作物格納手段317にダウン
ロードされる(ステップS601)。
【0122】また、著作物配送装置303に格納された
符号化著作物を通信装置304を経由してダウンロード
しようとする場合には、符号化著作物格納手段310に
格納された符号化著作物は、通信手段311および通信
手段312を介して通信装置304に送信され、続いて
通信手段313および通信手段307を介して符号化著
作物格納手段317にダウンロードされる(ステップS
601)。
【0123】また、著作物格納装置305に格納された
符号化著作物をダウンロードしようとする場合には、ま
ず接続手段308および接続手段314を介して著作物
復号装置301と著作物格納装置305とが接続され、
次に記憶手段315に格納された符号化著作物が通信手
段316および通信手段309を介して符号化著作物格
納手段317にダウンロードされる(ステップS60
1)。
【0124】符号化著作物格納手段317に格納された
符号化著作物は、本発明の第1の実施の形態に係る著作
物再生システムの場合と同様にして再生される。詳しく
は、記憶手段107に格納されたユーザ固有情報は、通
信手段109および通信手段106を介して復号手段1
04に送られる(ステップS602)。また、符号化著
作物格納手段317に格納された符号化著作物は、復号
手段104に送られる(ステップS603)。復号手段
204は、ユーザ固有情報および符号化著作物を入力し
て、ユーザ固有情報を用いて符号化著作物を復号し、復
号結果の著作物を再生する(ステップS604)。
【0125】なお、通信手段306を介して著作物配送
装置303に格納された符号化著作物をダウンロードす
ることは第4の発明の著作物再生システムを特徴づける
ものであり、通信手段306は第15の発明の著作物復
号装置を特徴づけるものである。また、通信手段307
を介して著作物配送装置303に格納された符号化著作
物を通信装置304を経由してダウンロードすることは
第5の発明の著作物再生システムを特徴づけるものであ
り、通信手段307は第16の発明の著作物復号装置を
特徴づけるものである。さらに、接続手段308を介し
て著作物格納装置305に接続し、通信手段309を介
して著作物格納装置305に格納された符号化著作物を
ダウンロードすることは第6の発明の著作物再生システ
ムを特徴づけるものであり、接続手段308および通信
手段309は第17の発明の著作物復号装置を特徴づけ
るものである。
【0126】(4)第4の実施の形態 図7は、本発明の第4の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【0127】第4の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、第7の発明の著作物再生システムであり、第18
の発明の著作物復号装置401と、第22の発明のユー
ザ固有情報格納装置402とを用いて構成されている。
【0128】請求項7においては、「前記著作物管理情
報が参照され、ユーザが前記符号化著作物に対する復号
許諾を有すると判明した場合にのみ前記符号化著作物が
復号される」とあるが、第4の実施の形態に係る著作物
再生システムでは、復号許諾の有無の判定はユーザ固有
情報格納装置402において行われる構成になってい
る。
【0129】著作物復号装置401は、第12の発明の
著作物復号装置101において、復号されようとする符
号化著作物の著作物属性を通信手段403を介してユー
ザ固有情報格納装置402に送信する機能を有してい
る。
【0130】ユーザ固有情報格納装置402は、第21
の発明のユーザ固有情報格納装置102に加えて、通信
手段404が著作物復号装置401から著作物属性を受
信する機能を有するとともに、著作物管理情報を記憶す
る記憶手段405および該記憶手段405に記憶された
著作物管理情報と著作物属性とを参照して符号化著作物
に対する復号許諾の有無を判別する判別手段406を有
している。
【0131】図8を参照すると、著作物復号装置401
の処理は、著作物属性送信ステップS801と、ユーザ
固有情報取得ステップS802と、符号化著作物取得ス
テップS803と、符号化著作物復号ステップS804
とからなる。
【0132】次に、図7および図8を参照しながら、第
4の実施の形態に係る著作物再生システムの動作につい
て、第1の実施の形態に係る著作物再生システムと異な
る点を中心に説明する。
【0133】著作物復号装置401に格納された符号化
著作物を復号しようとする場合には、該符号化著作物に
対応する著作物属性が通信手段403および通信手段4
04を介してユーザ固有情報格納装置402に送信され
る(ステップS801)。ここでいう著作物属性とは、
著作物の名称や著作物に固有に割り当てられた番号など
の著作物を特定するための情報,著作者名,著作権者
名,著作物復号許諾条件など、著作物の復号に関連した
情報のことである。
【0134】次に、ユーザ固有情報格納装置402にお
いては、記憶手段405に格納されている著作物管理情
報のうち、著作物属性に対応する著作物管理情報が判別
手段406に送信される。ここでいう著作物管理情報と
は、特定の属性を持つ著作物の復号許諾の有無を含んだ
情報、たとえば、特定の著作物は復号可能であるとか、
特定の著作権者に著作権が属する著作物の復号が可能で
あるというような情報である。
【0135】続いて、判別手段406は、著作物管理情
報および著作物属性を参照して、符号化著作物の復号が
可能であるか否かを判別する。
【0136】たとえば、著作物管理情報が、「著作物A
は再生可」,「B氏の著作物は再生可」,「C社のDシ
リーズに属するコンピュータプログラムのバージョンE
以前は再生可」のような情報を含んでいて、著作物属性
としては、著作物名,著作者名,あるいはバージョン番
号などである。さらに、第9の発明の著作物再生システ
ムでは、著作物管理情報は、「著作物Aは3回まで再生
可」,「Dシリーズは50クレジット分まで再生可」と
いうような内容を含んでいて、著作物属性として「1回
の再生につき3クレジット」というような内容を含んで
いる。判別手段406は、著作物管理情報と著作物属性
とを照らし合わせて、たとえば著作物属性が「著作者B
氏」となっていて、著作物管理情報に「B氏の著作物は
再生可」となっていれば再生可能であると判断するとい
うような動作する。また、前記の「Dシリーズは50ク
レジットまで再生可」というような著作物管理情報を含
む場合、第9の発明の著作物再生システムでは、たとえ
ば「Dシリーズであって1回の再生につき3クレジッ
ト」というような著作物属性の著作物を再生した場合に
は、著作物管理情報は「47クレジットまで再生可」と
いうように更新されるが、判別手段406では、たとえ
ば「2クレジットまで再生可」のような状況で「1回の
再生につき3クレジット」のような著作物の再生は不可
能と判断する、というような数値処理を含んだ判断も可
能である。
【0137】判別手段406は、符号化著作物の復号が
可能でないと判断した場合には、ユーザ固有情報を送信
させず、したがって著作物復号装置401において著作
物は再生されない。
【0138】一方、判別手段406が符号化著作物の復
号が可能であると判断した場合には、本発明の第1の形
態に係る著作物再生システムと同様にして、ユーザ固有
情報が著作物復号装置401に送信されて符号化著作物
が復号され復号結果の著作物が再生される。詳しくは、
記憶手段407に格納されたユーザ固有情報は、通信手
段404および通信手段403を介して復号手段104
に送られる(ステップS802)。また、符号化著作物
格納手段103に格納された符号化著作物は、復号手段
104に送られる(ステップS803)。復号手段10
4は、ユーザ固有情報および符号化著作物を入力して、
ユーザ固有情報を用いて符号化著作物を復号し、復号結
果の著作物を再生する(ステップS804)。
【0139】なお、著作物管理情報を用いて符号化著作
物の復号を制御することは第7の発明の著作物再生シス
テムを特徴づけるものであり、通信手段403を介して
著作物属性をユーザ固有情報格納装置402に送信する
ことは第18の発明の著作物復号装置を特徴づけるもの
であり、著作物管理情報を格納するための記憶手段40
5,判別手段406,および判別手段406の判別結果
に依存してユーザ固有情報を著作物復号装置401に送
信するか否かを決定することは第22の発明のユーザ固
有情報格納装置を特徴づけるものである。
【0140】(5)第5の実施の形態 図9は、本発明の第5の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【0141】第5の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、第7の発明の著作物再生システムであり、第19
の発明の著作物復号装置501と、第23の発明のユー
ザ固有情報格納装置502とを用いて構成されている。
【0142】請求項7においては、「前記著作物管理情
報が参照され、ユーザが前記符号化著作物に対する復号
許諾を有すると判明した場合にのみ前記符号化著作物が
復号される」とあるが、第5の実施の形態に係る著作物
再生システムにおいては、復号許諾の有無の判定は著作
物復号装置501において行われる構成になっている。
【0143】著作物復号装置501は、第18の発明の
著作物復号装置401に加えて、符号化著作物の著作物
属性とユーザ固有情報格納装置502から受け取った著
作物管理情報とから符号化著作物の復号の可否を判別す
る判別手段503を有している。
【0144】ユーザ固有情報格納装置502は、第21
の発明のユーザ固有情報格納装置102に加えて、通信
手段504が著作物復号装置501から著作物属性を受
信する機能を有するとともに、著作物管理情報を記憶す
る記憶手段505を有している。
【0145】図10を参照すると、著作物復号装置50
1の処理は、著作物属性送信ステップS1001と、著
作物管理情報受信ステップS1002と、復号可否判定
ステップS1003と、ユーザ固有情報取得ステップS
1004と、符号化著作物取得ステップS1005と、
符号化著作物復号ステップS1006とからなる。
【0146】次に、図9および図10を参照しながら、
第5の実施の形態に係る著作物再生システムの動作につ
いて、第1の実施の形態に係る著作物再生システムと異
なる点を中心に説明する。
【0147】著作物復号装置501に格納された符号化
著作物を復号しようとする際には、符号化著作物に対応
する著作物属性が通信手段507および通信手段504
を介してユーザ固有情報格納装置502に送信される
(ステップS1001)。
【0148】ユーザ固有情報格納装置502では、記憶
手段506に格納されているユーザ固有情報と、記憶手
段505に格納されている著作物管理情報のうちの著作
物属性に対応する著作物管理情報とが通信手段504お
よび通信手段507を介して著作物復号装置501に送
信される。
【0149】著作物復号装置501では、通信手段50
7を介して著作物管理情報が受信されると(ステップS
1002)、判別手段503は、著作物管理情報および
著作物属性を参照して符号化著作物の復号が可能である
か否かを判別する(ステップ1003)。符号化著作物
の復号が可能でないと判断した場合には、判別手段50
3は、符号化著作物の復号を許可せず、したがって著作
物は再生されない。符号化著作物の復号が可能であると
判断した場合には、判別手段503は、復号手段508
に該符号化著作物の復号を許可する。
【0150】復号手段508は、符号化著作物の復号が
許可されると、第1の実施の形態に係る著作物再生シス
テムの場合と同様にして、符号化著作物を復号し、復号
結果の著作物が再生される。詳しくは、記憶手段506
に格納されたユーザ固有情報は、通信手段504および
通信手段507を介して復号手段508に送られる(ス
テップS1004)。また、符号化著作物格納手段10
3に格納された符号化著作物は、復号手段508に送ら
れる(ステップS1005)。復号手段508は、ユー
ザ固有情報および符号化著作物を入力して、ユーザ固有
情報を用いて符号化著作物を復号し、復号結果の著作物
を再生する(ステップ1006)。
【0151】なお、著作物管理情報を用いて符号化著作
物の復号を制御することは第7の発明の著作物再生シス
テムを特徴づけるものであり、判別手段503および該
判別手段503の符号化著作物の復号を許可することは
第19の発明の著作物復号装置を特徴づけるものであ
り、著作物管理情報を格納するための記憶手段505お
よび著作物管理情報を通信手段504を介して著作物復
号装置501に送信することは第23の発明のユーザ固
有情報格納装置を特徴づけるものである。
【0152】(6)第6の実施の形態 図11は、本発明の第6の実施の形態に係る著作物再生
システムの構成を表すブロック図である。
【0153】第6の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、第8の発明の著作物再生システムであり、第18
の発明の著作物復号装置601と、第24の発明のユー
ザ固有情報格納装置602と、センタ603とを用いて
構成されている。
【0154】著作物復号装置601は、第4の実施の形
態に係る著作物再生システムにおける著作物復号装置4
01と同一のものである。
【0155】ユーザ固有情報格納装置602は、第22
の発明のユーザ固有情報格納装置402に加えて、セン
タ603と通信するための通信手段604を有してい
る。
【0156】センタ603は、著作物管理情報を作成す
るコンピュータ等でなる。
【0157】図12を参照すると、著作物復号装置60
1の処理は、著作物属性送信ステップS1201と、ユ
ーザ固有情報受信判定ステップS1202と、ユーザ固
有情報取得ステップS1203と、符号化著作物取得ス
テップS1204と、符号化著作物復号ステップS12
05とからなる。
【0158】次に、図11および図12を参照しなが
ら、第6の実施の形態に係る著作物再生システムの動作
について、第4の実施の形態に係る著作物再生システム
と異なる点を中心に説明する。
【0159】著作物復号装置601に格納された符号化
著作物を復号しようとする際には、符号化著作物に対応
する著作物属性が通信手段403および通信手段404
を介してユーザ固有情報格納装置602に送信される
(ステップS1201)。
【0160】ユーザ固有情報格納装置602では、通信
手段604を介してセンタ603から著作物管理情報を
受け取って記憶手段605に格納する。次に、ユーザ固
有情報格納装置602は、通信手段404を介して著作
物属性が受信されると、記憶手段605に記憶されてい
る著作物管理情報のうちの著作物属性に対応する著作物
管理情報が判別手段406に渡される。判別手段406
は、著作物管理情報および著作物属性を参照して符号化
著作物の復号が可能であるか否かを判別する。符号化著
作物の復号が可能でないと判断した場合には、判別手段
406は、符号化著作物の復号を許可せず、ユーザ固有
情報を著作物復号装置601に送信させない。したがっ
て、著作物復号装置601では、著作物は再生されな
い。符号化著作物の復号が可能であると判断した場合に
は、判別手段406は、記憶手段407に記憶されたユ
ーザ固有情報を通信手段404を介して著作物復号装置
601に送信させる。
【0161】記憶手段605に格納された著作物管理情
報を用いて符号化著作物の復号の可否を判別する動作の
詳細は、第4の実施の形態に係る著作物再生システムの
場合と同様である。
【0162】著作物管理情報を受け取るタイミングとし
ては、ユーザがセンタ603に対して著作物管理情報の
送付を要求することで、著作物管理情報の受け取りが発
生する。著作物の再生が有料であれば、この時点でユー
ザはセンタ603に対して料金の支払いの義務が発生
し、何らかの手段(その場で現金で支払うとか、クレジ
ットカードで支払うとか)で決済が行われる。物理的に
は、ユーザがユーザ固有情報格納装置602を持参して
センタ603に出向いたり、センタ603の代行をする
レコード店の店頭などに置かれた装置で処理を行った
り、電話回線やインターネットでセンタ603に接続し
た装置(たとえば自宅に置かれたパソコン)のスロット
にユーザ固有情報格納装置602を挿入するなどをして
センタ603との通信経路を確立することで著作物管理
情報の受け取りを行う。
【0163】著作物復号装置601では、ユーザ固有情
報が受信されると(ステップS1202でイエス)、第
1の実施の形態に係る著作物再生システムの場合と同様
にして、符号化著作物が復号され、復号結果の著作物が
再生される。詳しくは、ユーザ固有情報が通信手段40
3を介して復号手段104に送られる(ステップS12
03)。また、符号化著作物格納手段103に格納され
た符号化著作物は、復号手段104に送られる(ステッ
プS1204)。復号手段104は、ユーザ固有情報お
よび符号化著作物を入力して、符号化著作物を復号し、
復号結果の著作物を再生する(ステップ1205)。
【0164】なお、センタ603から著作物管理情報を
受け取って該著作物管理情報を用いて符号化著作物の復
号を制御することは第8の発明の著作物再生システムを
特徴づけるものであり、通信手段604は第24の発明
のユーザ固有情報格納装置を特徴づけるものである。
【0165】(7)第7の実施の形態 図13は、本発明の第7の実施の形態に係る著作物再生
システムの構成を表すブロック図である。
【0166】第7の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは第11の発明の著作物再生システムであり、第20
の発明の著作物復号装置701と、第27の発明のユー
ザ固有情報格納装置702と、センタ703とを用いて
構成されている。
【0167】第7の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、第9の発明ないし第11の発明の著作物再生シス
テム,第20の発明の著作物復号装置,および第25の
発明ないし第27の発明のユーザ固有情報格納装置を特
徴づけるものである。
【0168】著作物復号装置701は、第4の実施の形
態に係る著作物再生システムにおける著作物復号装置4
01に加えて、著作物復号実績を作成するための著作物
復号実績作成手段704を有し、著作物復号実績作成手
段704で作成された著作物復号実績を通信手段705
を介してユーザ固有情報格納装置702に送信する機能
を有している。
【0169】ユーザ固有情報格納装置702は、第24
の発明のユーザ固有情報格納装置602に加えて、著作
物復号実績を記憶する記憶手段706と、記憶手段70
7に格納された著作権管理情報を更新する更新手段70
8とを有している。
【0170】センタ703は、著作物管理情報および著
作物管理情報更新情報を作成するコンピュータ等でな
る。
【0171】図14を参照すると、著作物復号装置70
1の処理は、著作物属性送信ステップS1401と、ユ
ーザ固有情報受信判定ステップS1402と、ユーザ固
有情報取得ステップS1403と、符号化著作物取得ス
テップS1404と、符号化著作物復号ステップS14
05と、著作物復号実績作成ステップS1406と、著
作物復号実績送信ステップS1407とからなる。
【0172】次に、図13および図14を参照しなが
ら、第7の実施の形態に係る著作物再生システムの動作
について、第6の実施の形態に係る著作物再生システム
と異なる点を中心に説明する。
【0173】著作物復号装置701において、第6の実
施の形態に係る著作物再生システムの場合と同様にし
て、符号化著作物が復号される。詳しくは、著作物復号
装置701に格納された符号化著作物を復号しようとす
る際には、符号化著作物に対応する著作物属性が通信手
段705および通信手段709を介してユーザ固有情報
格納装置702に送信される(ステップS1401)。
【0174】ユーザ固有情報格納装置702では、第6
の実施の形態に係る著作物再生システムにおけるユーザ
固有情報格納装置602と同様にして、判別手段406
が、著作物管理情報および著作物属性を参照して符号化
著作物の復号が可能であるか否かを判別し、符号化著作
物の復号が可能でないと判断した場合には、ユーザ固有
情報を著作物復号装置701に送信させず、符号化著作
物の復号が可能であると判断した場合には、記憶手段4
07に記憶されたユーザ固有情報を通信手段709およ
び705を介して著作物復号装置701に送信させる。
【0175】著作物復号装置701では、ユーザ固有情
報が受信されると(ステップS1402でイエス)、復
号手段104が、ユーザ固有情報を取得し(ステップS
1403)、符号化著作物格納手段103から符号化著
作物を取得し(ステップS1404)、ユーザ固有情報
を用いて符号化著作物を復号し、復号結果の著作物を再
生する(ステップ1405)。また、符号化著作物が復
号されると、著作物復号実績作成手段704は、著作物
属性や復号許諾回数などをあらかじめ定められたフォー
マットにまとめて著作物復号実績を作成し(ステップS
1406)、作成した著作物復号実績を通信手段705
を介してユーザ固有情報格納装置702に送信する(ス
テップS1407)。
【0176】ユーザ固有情報格納装置702では、著作
物復号実績を通信手段709を介して受信する。著作物
復号実績は記憶手段706に格納されるとともに、更新
手段708によって参照され、更新手段708は、著作
物復号実績に基づいて記憶手段707に格納された著作
物管理情報を更新する。一例を挙げれば、著作物管理情
報が特定の符号化著作物の復号許諾回数を制限する情報
および残存復号許諾回数を示す情報を含んでいるような
場合に、当該符号化著作物が復号されたことを示す著作
物復号実績を更新手段708が参照した場合には、当該
符号化著作物に関する著作物管理情報に含まれる残存復
号許諾回数を減ずる、という動作を行う。
【0177】また、ユーザ固有情報格納装置702で
は、センタ703から著作物管理情報更新情報を通信手
段711および通信手段710を介して受け取り、更新
手段708が該著作物管理情報更新情報に基づいて記憶
手段707に格納された著作物管理情報を更新する。一
例を挙げれば、著作物管理情報が特定の符号化著作物の
復号許諾回数を制限する情報を含んでおり残存復号許諾
回数を示す情報を含んでいるような場合に、著作物管理
情報更新情報が符号化著作物の残存復号許諾回数をある
回数分(たとえば5回分)増やす命令を含んでいれば、
当該符号化著作物に関する著作物管理情報に含まれる残
存復号許諾回数を指定された回数分(たとえば5回分)
だけ増加させる、という動作を行う。
【0178】また、記憶手段706に格納された著作物
復号実績は、通信手段710および通信手段711を介
してセンタ703に送信される。
【0179】なお、著作物復号装置701が著作物復号
実績を作成し、ユーザ固有情報格納装置702において
著作物復号実績を参照することで著作物管理情報を更新
することは第9の発明の著作物再生システムを特徴づけ
るものであり、著作物復号実績作成手段704および該
著作物作成手段704で作成された著作物復号実績を通
信手段705を介して送信することは第20の発明の著
作物復号装置を特徴づけるものであり、記憶手段70
6,更新手段708,および通信手段709を介して受
け取った著作物復号実績を記憶手段706に格納し該著
作物復号実績を参照して更新手段708が著作物管理情
報を更新することは第25の発明のユーザ固有情報格納
装置を特徴づけるものである。また、ユーザ固有情報格
納装置702においてセンタ703から受信した著作物
管理情報更新手段を参照することで著作物管理情報を更
新することは第10の著作物再生システムを特徴づける
ものであり、通信手段710を介して受け取った著作物
管理情報更新情報を参照して更新手段708が著作物管
理情報を更新することは第26の発明のユーザ固有情報
格納装置を特徴づけるものである。また、ユーザ固有情
報格納装置702における記憶手段706に格納された
著作物復号実績をセンタ703に送信することは第11
の発明の著作物再生システムを特徴づけるものであり、
通信手段710が記憶手段706に格納された著作物復
号実績を送信することは第27の発明のユーザ情報格納
装置702を特徴づけるものである。
【0180】(8)第8の実施の形態 図15は、本発明の第8の実施の形態に係る著作物再生
システムの構成を表すブロック図である。
【0181】第8の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、図1に示した第1の実施の形態に係る著作物再生
システムにおける著作物復号装置101に、復号手段1
04等を実現する復号プログラムを記録した記録媒体1
100を備えるようにしたものである。この記録媒体1
100は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記録
媒体であってよい。したがって、その他の対応する手段
等には、同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0182】このような第8の実施の形態に係る著作物
再生システムでは、記録媒体1100から復号プログラ
ムが著作物復号装置101に読み込まれ、復号手段10
4等として動作する。復号手段104等の詳しい動作
は、第1の実施の形態に係る著作物再生システムの場合
と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0183】(9)第9の実施の形態 図16は、本発明の第9の実施の形態に係る著作物再生
システムの構成を表すブロック図である。
【0184】第9の実施の形態に係る著作物再生システ
ムは、図3に示した第2の実施の形態に係る著作物再生
システムにおける著作物復号装置201に、復号手段2
04等を実現する復号プログラムを記録した記録媒体1
200を備えるようにしたものである。この記録媒体1
200は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記録
媒体であってよい。したがって、その他の対応する手段
等には、同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0185】このような第9の実施の形態に係る著作物
再生システムでは、記録媒体1200から復号プログラ
ムが著作物復号装置201に読み込まれ、復号手段20
4等として動作する。復号手段204等の詳しい動作
は、第2の実施の形態に係る著作物再生システムの場合
と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0186】(10)第10の実施の形態 図17は、本発明の第10の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【0187】第10の実施の形態に係る著作物再生シス
テムは、図5に示した第3の実施の形態に係る著作物再
生システムにおける著作物復号装置301に、復号手段
104等を実現する復号プログラムを記録した記録媒体
1300を備えるようにしたものである。この記録媒体
1300は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記
録媒体であってよい。したがって、対応する手段等に
は、同一符号を付してその詳しい説明は省略する。
【0188】このような第10の実施の形態に係る著作
物再生システムでは、記録媒体1300から復号プログ
ラムが著作物復号装置301に読み込まれ、復号手段1
04等として動作する。復号手段104等の詳しい動作
は、第3の実施の形態に係る著作物再生システムの場合
と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0189】(11)第11の実施の形態 図18は、本発明の第11の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【0190】第11の実施の形態に係る著作物再生シス
テムは、図7に示した第4の実施の形態に係る著作物再
生システムにおける著作物復号装置401に、復号手段
104等を実現する復号プログラムを記録した記録媒体
1400を備えるようにしたものである。この記録媒体
1400は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の記
録媒体であってよい。したがって、その他の対応する手
段等には、同一符号を付してその詳しい説明は省略す
る。
【0191】このような第11の実施の形態に係る著作
物再生システムでは、記録媒体1400から復号プログ
ラムが著作物復号装置401に読み込まれ、復号手段1
04等として動作する。復号手段104等の詳しい動作
は、第4の実施の形態に係る著作物再生システムの場合
と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0192】(12)第12の実施の形態 図19は、本発明の第12の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【0193】第12の実施の形態に係る著作物再生シス
テムは、図9に示した第5の実施の形態に係る著作物再
生システムにおける著作物復号装置501に、判別手段
503,復号手段508等を実現する復号プログラムを
記録した記録媒体1500を備えるようにしたものであ
る。この記録媒体1500は、磁気ディスク,半導体メ
モリ,その他の記録媒体であってよい。したがって、そ
の他の対応する手段等には、同一符号を付してその詳し
い説明は省略する。
【0194】このような第12の実施の形態に係る著作
物再生システムでは、記録媒体1500から復号プログ
ラムが著作物復号装置501に読み込まれ、判別手段5
03,復号手段508等として動作する。判別手段50
3,復号手段508等の詳しい動作は、第5の実施の形
態に係る著作物再生システムの場合と全く同様になるの
で、その詳しい説明を割愛する。
【0195】(13)第13の実施の形態 図20は、本発明の第13の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【0196】第13の実施の形態に係る著作物再生シス
テムは、図11に示した第6の実施の形態に係る著作物
再生システムにおける著作物復号装置601に、復号手
段104等を実現する復号プログラムを記録した記録媒
体1600を備えるようにしたものである。この記録媒
体1600は、磁気ディスク,半導体メモリ,その他の
記録媒体であってよい。したがって、その他の対応する
手段等には、同一符号を付してその詳しい説明は省略す
る。
【0197】このような第13の実施の形態に係る著作
物再生システムでは、記録媒体1600から復号プログ
ラムが著作物復号装置601に読み込まれ、復号手段1
04等として動作する。復号手段104等の詳しい動作
は、第6の実施の形態に係る著作物再生システムの場合
と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
【0198】(14)第14の実施の形態 図21は、本発明の第14の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【0199】第14の実施の形態に係る著作物再生シス
テムは、図13に示した第7の実施の形態に係る著作物
再生システムにおける著作物復号装置701に、復号手
段104,著作物復号実績作成手段704等を実現する
復号プログラムを記録した記録媒体1700を備えるよ
うにしたものである。この記録媒体1700は、磁気デ
ィスク,半導体メモリ,その他の記録媒体であってよ
い。したがって、その他の対応する手段等には、同一符
号を付してその詳しい説明は省略する。
【0200】このような第14の実施の形態に係る著作
物再生システムでは、記録媒体1700から復号プログ
ラムが著作物復号装置701に読み込まれ、復号手段1
04,著作物復号実績作成手段704等として動作す
る。復号手段104,著作物復号実績作成手段704等
の詳しい動作は、第7の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの場合と全く同様になるので、その詳しい説明を
割愛する。
【0201】
【発明の効果】第1の効果は、著作権を保護しつつ、著
作物の頒布において特定の記憶媒体を伴わずに頒布およ
び再生することのできる著作物再生システム,著作物復
号装置,およびユーザ固有情報格納装置を提供できるこ
とである。
【0202】その理由は、著作物が特定の記憶媒体に依
存しないユーザ固有情報で符号化されているためであ
る。
【0203】第2の効果は、正規に復号許諾を受けたユ
ーザが復号許諾の証として受け取った情報を第三者に頒
布して該第三者に符号化著作物を復号させることで著作
権を侵害することが困難な著作物再生システム,著作物
復号装置,およびユーザ固有情報格納装置を提供できる
ことである。
【0204】その理由は、符号化著作物を復号するため
に必要なユーザ固有情報がユーザ固有情報格納装置に格
納されており、該ユーザ固有情報格納装置なしには符号
化著作物を復号することができないためである。
【0205】第3の効果は、複数の装置によって符号化
著作物を復号しようとするユーザでもそれぞれの装置ご
とに個別に符号化著作物の復号許諾を受けることを必要
とせずに複数の装置において符号化著作物を復号するこ
とができる著作物再生システム,著作物復号装置,およ
びユーザ固有情報格納装置を提供できることである。
【0206】その理由は、ユーザ固有情報格納装置が著
作物復号装置に着脱可能であるためである。
【0207】第4の効果は、より細密な符号化著作物の
復号許諾方法を実現する著作物再生システム,著作物復
号装置,およびユーザ固有情報格納装置を提供できるこ
とである。
【0208】その理由は、ユーザ固有情報格納装置が、
著作物管理情報を格納する記憶手段と、当該の著作物復
号実績やセンタからの著作物管理情報更新情報によって
該著作物管理情報を更新する更新手段とを有すること
で、著作権者とユーザとの合意の下に設定されたより細
密な符号化著作物の復号許諾条件を管理できるからであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【図2】第1の実施の形態に係る著作物再生システムに
おける著作物復号装置の処理を示すフローチャートであ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【図4】第2の実施の形態に係る著作物再生システムに
おける著作物復号装置の処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【図6】第3の実施の形態に係る著作物再生システムに
おける著作物復号装置の処理を示すフローチャートであ
る。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【図8】第4の実施の形態に係る著作物再生システムに
おける著作物復号装置の処理を示すフローチャートであ
る。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る著作物再生シ
ステムの構成を表すブロック図である。
【図10】第5の実施の形態に係る著作物再生システム
における著作物復号装置の処理を示すフローチャートで
ある。
【図11】本発明の第6の実施の形態に係る著作物再生
システムの構成を表すブロック図である。
【図12】第6の実施の形態に係る著作物再生システム
における著作物復号装置の処理を示すフローチャートで
ある。
【図13】本発明の第7の実施の形態に係る著作物再生
システムの構成を表すブロック図である。
【図14】第7の実施の形態に係る著作物再生システム
における著作物復号装置の処理を示すフローチャートで
ある。
【図15】本発明の第8の実施の形態に係る著作物再生
システムの構成を表すブロック図である。
【図16】本発明の第9の実施の形態に係る著作物再生
システムの構成を表すブロック図である。
【図17】本発明の第10の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【図18】本発明の第11の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【図19】本発明の第12の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【図20】本発明の第13の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【図21】本発明の第14の実施の形態に係る著作物再
生システムの構成を表すブロック図である。
【図22】従来技術の説明(その1)を示すブロック図
である。
【図23】従来技術の説明(その2)を示すブロック図
である。
【符号の説明】
101 著作物復号装置 102 ユーザ固有情報格納装置 103 符号化著作物格納手段 104 復号手段 105 接続手段 106 通信手段 107 記憶手段 108 接続手段 109 通信手段 201 著作物復号装置 202 ユーザ固有情報格納装置 203 再生装置 204 復号手段 205 通信手段 206 通信手段 207 再生手段 208 再生手段 301 著作物復号装置 302 ユーザ固有情報格納装置 303 著作物配送装置 304 通信装置 305 著作物格納装置 306 通信手段 307 通信手段 308 接続手段 309 通信手段 310 符号化著作物格納手段 311 通信手段 312 通信手段 313 通信手段 314 接続手段 315 記憶手段 316 通信手段 317 符号化著作物格納手段 401 著作物復号装置 402 ユーザ固有情報格納装置 403 通信手段 404 通信手段 405 記憶手段 406 判別手段 407 記憶手段 501 著作物復号装置 502 ユーザ固有情報格納装置 503 判別手段 504 通信手段 505 記憶手段 506 記憶手段 507 通信手段 508 復号手段 601 著作物復号装置 602 ユーザ固有情報格納装置 603 センタ 604 通信手段 605 記憶手段 701 著作物復号装置 702 ユーザ固有情報格納装置 703 センタ 704 著作物復号実績作成手段 705 通信手段 706 記憶手段 707 記憶手段 708 更新手段 709 通信手段 710 通信手段 711 通信手段 1100,1200,1300,1400,1500,
1600,1700 記録媒体

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子的な手段による符号化が可能な著作物
    を再生する著作物再生システムにおいて、著作物が特定
    のユーザに予め割り当てられたユーザ固有情報を用いて
    復号できるように符号化されており、前記ユーザ固有情
    報を用いて符号化著作物を復号する復号手段を有する著
    作物復号装置は、該著作物復号装置に着脱可能なユーザ
    固有情報格納装置と通信を行う通信手段を有し、前記ユ
    ーザ固有情報格納装置は、前記著作物復号装置と通信を
    行う通信手段,および前記符号化著作物を復号するため
    に要する前記ユーザ固有情報を格納する記憶手段を有
    し、前記ユーザ固有情報格納装置から前記著作物復号装
    置に前記ユーザ固有情報を送信し、前記著作物復号装置
    において前記ユーザ固有情報を用いて前記符号化著作物
    を復号することを特徴とする著作物再生システム。
  2. 【請求項2】前記著作物復号装置が、著作物を再生する
    再生手段を有する再生装置に前記符号化著作物の復号結
    果の著作物を送信し、該再生装置において前記著作物を
    再生する請求項1記載の著作物再生システム。
  3. 【請求項3】前記著作物復号装置が、著作物を再生する
    再生手段を有し、前記著作物復号装置において前記符号
    化著作物の復号結果の著作物を再生する請求項1または
    請求項2記載の著作物再生システム。
  4. 【請求項4】前記符号化著作物を送信する通信手段を有
    する著作物配送装置を備え、前記著作物復号装置が前記
    符号化著作物を蓄える符号化著作物格納手段,および前
    記著作物配送装置との間で通信を行う通信手段を有し、
    前記著作物復号装置が前記著作物配送装置との間で通信
    を行うことにより前記符号化著作物を取得する請求項1
    ないし請求項3記載の著作物再生システム。
  5. 【請求項5】前記符号化著作物を送信する通信手段を有
    する著作物配送装置,および該著作物配送装置との間で
    通信を行う通信手段を有する通信装置とを備え、前記著
    作物復号装置が前記通信装置と通信を行う通信手段を有
    し、前記著作物復号装置が前記通信装置を経由して前記
    著作物配送装置と通信を行うことで前記符号化著作物を
    取得する請求項1ないし請求項4記載の著作物再生シス
    テム。
  6. 【請求項6】前記著作物復号装置に着脱可能であり、前
    記符号化著作物を蓄える記憶手段,および前記著作物復
    号装置と通信を行う通信手段を有する著作物格納装置を
    備え、前記著作物復号装置が前記著作物格納装置と通信
    を行う通信手段を有し、前記著作物復号装置が前記著作
    物格納装置と通信を行うことで前記符号化著作物を取得
    する請求項1ないし請求項5記載の著作物再生システ
    ム。
  7. 【請求項7】前記ユーザ固有情報格納装置が該ユーザ固
    有情報格納装置を所持するユーザの個々の符号化著作物
    に対する復号許諾の有無を判別するための著作物管理情
    報を格納する記憶手段を有し、前記著作物復号装置に前
    記ユーザ固有情報格納装置が接続されて前記符号化著作
    物が復号されようとする状況においては、前記著作物管
    理情報が参照され、ユーザが前記符号化著作物に対する
    復号許諾を有すると判明した場合にのみ前記符号化著作
    物が復号される請求項1ないし請求項6記載の著作物再
    生システム。
  8. 【請求項8】前記ユーザ固有情報格納装置が著作物管理
    情報を作成するセンタと通信を行う通信手段を有し、前
    記ユーザ固有情報格納装置が前記センタとの通信によっ
    て該センタから著作物管理情報を取得する請求項7記載
    の著作物再生システム。
  9. 【請求項9】前記著作物復号装置が前記符号化著作物の
    復号に応じて著作物復号実績を前記ユーザ固有情報格納
    装置に送り、前記ユーザ固有情報格納装置が同装置内に
    格納された著作物管理情報を前記著作物復号実績に応じ
    て更新する更新手段を有する請求項7または請求項8記
    載の著作物再生システム。
  10. 【請求項10】前記ユーザ固有情報格納装置が著作物管
    理情報を作成するセンタと通信を行う通信手段を有する
    著作物再生システムにおいて、前記ユーザ固有情報格納
    装置が同装置内に格納された著作物管理情報を前記セン
    タから受信した著作物管理情報更新情報に応じて更新す
    る請求項8または請求項9記載の著作物再生システム。
  11. 【請求項11】前記ユーザ固有情報格納装置が、著作物
    復号実績を蓄える記憶手段を有するとともに、蓄えられ
    た著作物復号実績を前記センタと通信する通信手段を介
    して前記センタに送信する請求項10記載の著作物再生
    システム。
  12. 【請求項12】電子的な手段によって符号化された符号
    化著作物を特定のユーザにあらかじめ割り当てられたユ
    ーザ固有情報を用いて復号する著作物復号装置におい
    て、前記ユーザ固有情報を格納するユーザ固有情報格納
    装置と接続する第1の接続手段と、前記第1の接続手段
    により接続された前記ユーザ固有情報格納装置と通信す
    る第1の通信手段と、前記符号化著作物を格納する符号
    化著作物格納手段と、前記符号化著作物格納手段に格納
    された符号化著作物と前記ユーザ固有情報格納装置から
    前記第1の接続手段を介して前記第1の通信手段により
    得られたユーザ固有情報とを入力して前記符号化著作物
    を復号する復号手段とを備えることを特徴とする著作物
    復号装置。
  13. 【請求項13】前記復号手段によって復号された著作物
    を外部に出力する第2の通信手段を備える請求項12記
    載の著作物復号装置。
  14. 【請求項14】前記復号手段によって復号された著作物
    を再生する再生手段を備える請求項12または請求項1
    3記載の著作物復号装置。
  15. 【請求項15】前記符号化著作物を蓄えかつ送信する著
    作物配送装置と通信する第3の通信手段を備える請求項
    12ないし請求項14記載の著作物復号装置。
  16. 【請求項16】前記符号化著作物を蓄えかつ送信する著
    作物配送装置と通信する通信手段を有する通信装置との
    間で通信する第4の通信手段を備える請求項12ないし
    請求項15記載の著作物復号装置。
  17. 【請求項17】前記符号化著作物を蓄える記憶手段を有
    する著作物格納装置と接続する第2の接続手段と、前記
    著作物格納装置との間で通信する第5の通信手段とを備
    える請求項12ないし請求項16記載の著作物復号装
    置。
  18. 【請求項18】前記符号化著作物を復号しようとする際
    には該符号化著作物の著作物属性を前記第1の通信手段
    を介して前記ユーザ固有情報格納装置に送信する請求項
    12ないし請求項17記載の著作物復号装置。
  19. 【請求項19】前記ユーザ固有情報格納装置に格納され
    ていて前記符号化著作物に対する復号許諾の有無を判別
    するための著作物管理情報を前記ユーザ固有情報格納装
    置から前記第1の通信手段を介して取得し、前記著作物
    管理情報を参照することで前記符号化著作物に対してユ
    ーザが復号許諾を有するか否かを判断し、復号許諾を有
    すると判断した場合にのみ前記復号手段に前記符号化著
    作物を復号することを許す請求項18記載の著作物復号
    装置。
  20. 【請求項20】前記復号手段による復号の履歴を著作物
    復号実績として前記ユーザ固有情報格納装置において処
    理可能な形式のデータに変換する著作物復号実績作成手
    段と、前記著作物復号実績を前記第1の通信手段を介し
    て前記ユーザ固有情報格納装置に送信する通信手段とを
    有する請求項12ないし請求項20記載の著作物復号装
    置。
  21. 【請求項21】符号化著作物を復号するために用いられ
    るユーザ固有情報を格納するユーザ固有情報格納装置に
    おいて、前記ユーザ固有情報を記憶する第1の記憶手段
    と、著作物復号装置と接続する接続手段と、前記著作物
    復号装置と通信を行う第1の通信手段とを有することを
    特徴とするユーザ固有情報格納装置。
  22. 【請求項22】前記著作物復号装置で復号される個々の
    符号化著作物について復号許諾の有無を判別するための
    著作物管理情報を記憶する第2の記憶手段と、前記著作
    物復号装置において符号化著作物が復号されようとする
    際に該符号化著作物に対する復号許諾の有無を判別する
    判別手段とを有し、復号許諾を有すると判別した場合に
    のみ該符号化著作物を復号するためのユーザ固有情報を
    前記著作物復号装置に送信する請求項21記載のユーザ
    固有情報格納装置。
  23. 【請求項23】前記著作物復号装置で復号される個々の
    符号化著作物について復号許諾の有無を判別するための
    著作物管理情報を記憶する第2の記憶手段を有し、前記
    著作権復号装置において符号化著作物が復号されようと
    する際に該符号化著作物に関する著作物管理情報を前記
    第1の通信手段を介して前記著作物復号装置に送信する
    請求項21記載のユーザ固有情報格納装置。
  24. 【請求項24】前記著作物管理情報を作成するセンタと
    通信を行う第2の通信手段を有し、該第2の通信手段を
    介して前記センタから著作物管理情報を取得する請求項
    22または請求項23記載のユーザ固有情報格納装置。
  25. 【請求項25】前記著作物復号装置から著作物復号実績
    を受信する通信手段と、前記著作物復号実績を記憶する
    第3の記憶手段と、前記著作物復号実績に基づいて前記
    第2の記憶手段に格納された著作物管理情報を更新する
    更新手段とを有する請求項22ないし請求項24記載の
    ユーザ固有情報格納装置。
  26. 【請求項26】前記著作物管理情報を作成するセンタと
    通信を行う第2の通信手段と、前記第2の記憶手段に格
    納された著作物管理情報を更新する更新手段とを備え、
    該更新手段が前記センタから受信した著作物管理情報更
    新情報に応じて前記著作物管理情報を更新する請求項2
    4または請求項25記載のユーザ固有情報格納装置。
  27. 【請求項27】前記第3の記憶手段に記憶された著作物
    復号実績を、前記著作物管理情報を作成するセンタに送
    信する通信手段を有する請求項26記載のユーザ固有情
    報格納装置。
  28. 【請求項28】コンピュータに、ユーザ固有情報格納装
    置からユーザ固有情報を取得する手順,符号化著作物格
    納手段から符号化著作物を取得する手順,および前記ユ
    ーザ固有情報を用いて前記符号化著作物を復号する手順
    を実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  29. 【請求項29】コンピュータに、ユーザ固有情報格納装
    置からユーザ固有情報を取得する手順,符号化著作物格
    納手段から符号化著作物を取得する手順,前記ユーザ固
    有情報を用いて前記符号化著作物を復号する手順,およ
    び復号結果の著作物を再生装置に送信する手順を実行さ
    せるためのプログラムを記録した記録媒体。
  30. 【請求項30】コンピュータに、ユーザ固有情報格納装
    置からユーザ固有情報を取得する手順,符号化著作物格
    納手段から符号化著作物を取得する手順,前記ユーザ固
    有情報を用いて前記符号化著作物を復号する手順,およ
    び復号結果の著作物を再生手段により再生する手順を実
    行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  31. 【請求項31】コンピュータに、著作物配送装置から符
    号化著作物を符号化著作物格納手段にダウンロードする
    手順,ユーザ固有情報格納装置からユーザ固有情報を取
    得する手順,前記符号化著作物格納手段から符号化著作
    物を取得する手順,および前記ユーザ固有情報を用いて
    前記符号化著作物を復号する手順を実行させるためのプ
    ログラムを記録した記録媒体。
  32. 【請求項32】コンピュータに、符号化著作物格納手段
    から著作物属性をユーザ固有情報格納装置に送信する手
    順,前記ユーザ固有情報格納装置からユーザ固有情報を
    取得する手順,前記符号化著作物格納手段から符号化著
    作物を取得する手順,および前記ユーザ固有情報を用い
    て前記符号化著作物を復号する手順を実行させるための
    プログラムを記録した記録媒体。
  33. 【請求項33】コンピュータに、符号化著作物格納手段
    から著作物属性をユーザ固有情報格納装置に送信する手
    順,前記ユーザ固有情報格納装置から著作物管理情報を
    受信する手順,前記著作物管理情報に基づいて前記符号
    化著作物格納手段に格納された符号化著作物の復号の可
    否を判断する手順,前記符号化著作物の復号が可能と判
    断されたときに前記ユーザ固有情報格納装置からユーザ
    固有情報を取得する手順,前記符号化著作物格納手段か
    ら前記符号化著作物を取得する手順,および前記ユーザ
    固有情報を用いて前記符号化著作物を復号する手順を実
    行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
  34. 【請求項34】コンピュータに、符号化著作物格納手段
    から著作物属性をユーザ固有情報格納装置に送信する手
    順,前記ユーザ固有情報格納装置からユーザ固有情報が
    受信できたか否かを判断する手順,前記ユーザ固有情報
    が受信できたときにユーザ固有情報を取得する手順,前
    記符号化著作物格納手段から前記符号化著作物を取得す
    る手順,および前記ユーザ固有情報を用いて前記符号化
    著作物を復号する手順を実行させるためのプログラムを
    記録した記録媒体。
  35. 【請求項35】コンピュータに、符号化著作物格納手段
    から著作物属性をユーザ固有情報格納装置に送信する手
    順,前記ユーザ固有情報格納装置からユーザ固有情報を
    取得する手順,前記符号化著作物格納手段から前記符号
    化著作物を取得する手順,前記ユーザ固有情報を用いて
    前記符号化著作物を復号する手順,著作物復号実績を作
    成する手順,および前記著作物復号実績を前記ユーザ固
    有情報格納装置に送信する手順を実行させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。
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