JP2001237774A - 光伝送線路試験装置、試験方法及びネットワーク - Google Patents

光伝送線路試験装置、試験方法及びネットワーク

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JP2001237774A JP2000043097A JP2000043097A JP2001237774A JP 2001237774 A JP2001237774 A JP 2001237774A JP 2000043097 A JP2000043097 A JP 2000043097A JP 2000043097 A JP2000043097 A JP 2000043097A JP 2001237774 A JP2001237774 A JP 2001237774A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、伝送線路の損失を低減するこ
とが可能となり、伝送距離を改善できる光伝送線路試験
装置、試験方法及びネットワークを提供することにあ
る。 【解決手段】本発明は、センターノード31とリモート
ノード321,322,323が、2本の光ファイバ3
31,332によってリング状に接続された光伝送線路
試験装置において、前記センターノード31は、光ファ
イバに主信号を送信する主信号送信部52、光ファイバ
から主信号を受信する主信号受信部56、各ノード間の
光ファイバの状態を知るために光ファイバに試験光を送
信する試験光送信部55、及び光ファイバから試験光を
受信する試験光受信部56より構成され、前記各リモー
トノード321,322,323は、光ファイバに設け
られた光増幅器34、2本の光ファイバの2つの主信号
出力端間に設けられた光経路58、及び光経路に設けら
れた光経路スイッチ60より構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各中継ノードにお
いては信号の電気的終端処理を行わず、光信号のまま増
幅あるいは光波長に応じてルーティングを行う光伝送シ
ステムを適用対象としている光伝送線路試験装置、試験
方法及びネットワークに関するものである。
【0002】
【従来の技術】[従来技術1]図11は従来技術1の光
伝送システムを示す構成説明図である。すなわち、送信
ノード11と受信ノード12の間には複数の中継ノード
131,132〜13nが光ファイバ14により接続さ
れている。前記各中継ノード131,132〜13nの
内部には、光ファイバ14の入力端及び出力端にそれぞ
れ試験光用合分波器151,152が接続され、前記試
験光用合分波器151と152の間にはそれぞれ監視波
長用合分波器161,162を介して光増幅器17が接
続される。前記監視波長用合分波器161,162には
それぞれ監視光受信部181、監視光送信部182を介
して監視情報処理部19が接続される。
【0003】従来技術1の光伝送システムでは、図11
に示すように中継ノード131,132〜13n内では
光増幅器17を用いた光線形中継方式が用いられてい
る。図11に示したAA′の位置で光ファイバ14が切
断された場合、破断点の下流に位置するすべての中継ノ
ード131,132〜13nにおいて、主信号断を検出
する。したがって、すべてのノードで検出される主信号
断の情報に惑わされることなく破断点を特定するため、
各中継ノード131,132〜13nから下流に監視情
報のみを伝えることのできる監視波長が用いられてい
る。ファイバが切断された直後の中継ノード131で主
信号断を感知した場合、その情報は感知した線形中継器
の位置情報とともに監視波長によって次の中継ノード伝
えられる。つぎのノードに位置する線形中継器において
も主信号断を検知するものの、監視波長によって破断し
た中継区間の位置も同時に伝えられ、混乱を招くことな
く信号の終端を行う受信ノード12において、破断が生
じた中継区間が認識される。中継区間が特定された後、
図12に示すように、その区間の両端に位置する局舎の
試験光送信部20より試験光を光伝送線路に注入し、光
伝送線路から戻ってくる後方散乱光のパワーを受信部2
1で測定し、その時間的変化を測定することで、その中
継区間のどこでファイバが切れているかを特定する。試
験光は通常主信号あるいは監視波長と異なる波長の光が
用いられている。この試験光は、各伝送線路の両端に設
置された試験光用合分波器162によって光伝送線路に
入射される。このとき、伝送線路から戻ってきた光パワ
ーの測定結果を図12(b),(c)に示す。破断点に
おける切断の状況で2種類の観測結果が得られる。すな
わち、図12(c)に示されたように、試験光によって
ファイバ内で発生する散乱光のうち逆に伝搬するものと
試験光そのものが破断点で反射されその両方が観測され
る場合と、図12(b)に示されたように、散乱光のう
ち逆に伝搬する光のみが観測される場合である。いずれ
の場合も、時間に対して受信光パワーに不連続点が生じ
ていることがわかる。この不連続点が発生している測定
時間と試験光の光ファイバ伝播時間より、破断点までの
距離を特定する。不連続点まで受信光パワーが減衰して
いるのは光ファイバの伝送損失によるものである。
【0004】[従来技術2]次に、このようなファイバ
破断測定法を2ファイバ双方向リングネットワークへ適
用する場合について説明する。まずリングネットワーク
の全体構成を図13に示す。1つのセンタノード31と
複数のリモートノード321,322,32nを有し、
それらは2本の光ファイバ331,332で、リング状
に接続されている。34は光増幅器、35は光分岐挿入
部である。
【0005】図14にセンターノードの構成例を示す。
センターノード31は、例えばリモートノード(#1)
321に伝送したい主信号を信号処理部36で2つに分
岐し、その2つの主信号を用いて、波長λ1の発信周波
数を持つ2つの光源37をそれぞれ変調し、その一方を
光合波器38、監視波長用合分波器39、試験光用合分
波器40を介して現用の光ファイバ(1)331に、他
方を光合波器38、監視波長用合分波器39、試験光用
合分波器40を介して予備の光ファイバ(2)332に
入射する。同様に、リモートノード(#2)322に伝
送したい主信号を用いて、波長λ2の発信周波数を持つ
2つの光源をそれぞれ変調し、その一方を現用の光ファ
イバ(1)331に、他方を予備の光ファイバ(2)3
32に波長λ1の光信号と合波して、それぞれ入射す
る。以下同様にして、波長多重信号が、2本の光ファイ
バ331,332に同時に入射される。41は光分波
器、42はセレクターである。
【0006】そして、光ファイバ(1)331において
は反時計周りに、光ファイバ(2)332はその逆方向
である時計周りに、センターノード31から各リモート
ノード321,322,32nへ向け送信波長多重信号
が伝送される。ここで、各リモートノード321,32
2,32nの構成例を図15に示す。各リモートノード
321,322,32nでは、2本の光ファイバ33
1,332からそれぞれ波長多重信号が試験光用合分波
器40、監視波長用合分波器39、光増幅器34を介し
て入射する。それぞれの波長多重信号のなかからそのノ
ードにおいて分岐すべき波長を光分波器41を用いて選
択する。そのノードで受信する必要のない信号は、セン
ターノード31または別のリモートノード32nへと光
信号のまま伝送される。2本のファイバ331,332
よりそれぞれ選択された所要の波長を持つ光信号のうち
の一方を光スイッチ43により選択し光受信回路44で
受信し、信号処理部45で電気信号に変換して処理が行
われる。46は光送信回路、47は試験装置(試験光送
信部)である。
【0007】2本の光ファイバ331,332を伝送に
用いるのは、光ファイバ切断に備え、一方の実線を現用
とし他方の点線を予備系として用いるためである。現用
光ファイバが切断された場合、予備用の光ファイバから
の信号を受信できるようリモートノード321,32
2,32n内の光スイッチ43が切り替わる。
【0008】また、リモートノード321,322,3
2nからセンターノード31へ信号を伝送する場合も、
2本のファイバ331,332を用いて逆方向に信号が
伝送され、センターノード31ではその一方を選択して
受信する。
【0009】このような、光分岐挿入ノードを用いたノ
ードにおいても同様に試験光挿入のための試験光用合分
波器40が各伝送線路の入出力端に挿入される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】光ファイバの破断点を
特定するための試験光を注入するための試験光用合分波
器40が伝送線路の両端に挿入される。ところで、この
試験光を入射するのは光ファイバが切断された場合のみ
ではなく、光伝送線路の保守を目的として、インサービ
ス時も常時行う必要がある。したがって、試験光用合分
波器40は常時挿入しておく必要がある。
【0011】しかしながら、この試験光用合分波器40
は損失を有している。したがって、終端処理が行われる
受信ノード側で所要の信号対雑音比を得るためには、光
伝送線路に挿入された試験光用合分波器40の損失分だ
け光ファイバに入力される信号光パワーを大きくする必
要がある。しかしながら、光ファイバ入力を増大させる
と光ファイバ非線型効果によって復調後の波形ひずみを
生じることとなり、許容される光ファイバ入力にも上限
値が存在する。したがって、結果的にこの試験光用合分
波器40の損失が伝送距離を制限する原因となる。
【0012】特に、四光波混合等の非線型効果の影響で
光ファイバ入力パワーが制限される波長多重伝送システ
ムにとって、この損失が伝送距離に及ぼす影響は大き
い。さらに、従来技術2として述べた光分岐挿入ノード
を用いた2ファイバ双方向リングネットワークでは、ノ
ードには線形中継器以外にも光合分波器や光スイッチ等
の光信号処理装置が挿入される。これらは、すべて損失
を有しており、伝送距離がますます制限される。
【0013】ところで、光ファイバの損失が0.3dB
以下の波長域は1450nmから1650nmと200
nmもあり、したがってこの莫大な光帯域のすべてを伝
送に用いることができる可能性がある。実際、光波長多
重システムにおける伝送帯域は増加の一途をたどってお
り、商用レベルで1540〜1600nmの波長域が用
いられる。さらに実験室レベルでは100nmを超える
帯域を用いた伝送実験の報告例もある。ところが、この
試験光を挿入するための試験光用合分波器40の損失は
波長依存性をもっており、波長多重伝送システムのよう
な広い光帯域を使用する光伝送システムにおいては、使
用波長帯域幅を制限する要因となる。
【0014】したがって、主信号に損失を与えずに光伝
送線路の切断位置を特定できる方法が必要である。
【0015】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、伝送線路の損失を低減することが可能となり、伝送
距離を改善でき、また、ネットワーク内の伝送線路をセ
ンターノード等で一元的に管理することが可能となり、
人員配置の効率化が図れ線路復旧までに要する時間が低
減される光伝送線路試験装置、試験方法及びネットワー
クを提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、少なくとも1つのセンターノードと2つ以
上のリモートノードが、2本の光ファイバによってリン
グ状に接続された光伝送線路試験装置において、前記セ
ンターノードは、光ファイバに主信号を送信する主信号
送信部、光ファイバから主信号を受信する主信号受信
部、各ノード間の光ファイバの状態を知るために光ファ
イバに試験光を送信する試験光送信部、及び光ファイバ
から試験光を受信する試験光受信部より構成され、前記
各リモートノードは、光ファイバに設けられた光増幅
器、及び2本の光ファイバの2つの主信号出力端間に設
けられた光経路より構成されることを特徴とするもので
ある。
【0017】また本発明は、少なくとも1つのセンター
ノードと2つ以上のリモートノードが、2本の光ファイ
バによってリング状に接続された光伝送線路試験装置に
おいて、前記センターノードは、光ファイバに主信号を
送信する主信号送信部、光ファイバから主信号を受信す
る主信号受信部、各ノード間の光ファイバの状態を知る
ために光ファイバに試験光を送信する試験光送信部、及
び光ファイバから試験光を受信する試験光受信部より構
成され、前記各リモートノードは、光ファイバに設けら
れた光増幅器、2本の光ファイバの2つの主信号出力端
間に設けられた光経路、及び前記光経路に設けられた光
経路スイッチより構成されることを特徴とするものであ
る。
【0018】また本発明は、少なくとも1つのセンター
ノードと2つ以上のリモートノードが2本の光ファイバ
によってリング状に接続された最上位ネットワークと、
前記各リモートノードに2つ以上の収容局が2本の光フ
ァイバによってリング状に接続された中間ネットワーク
と、前記各収容局に2つ以上の光サービスユニットが接
続された最下位ネットワークよりなる光伝送線路試験装
置において、前記センターノードは、光ファイバに主信
号を送信する主信号送信部、光ファイバから主信号を受
信する主信号受信部、各ノード間の光ファイバの状態を
知るために光ファイバに試験光を送信する試験光送信
部、及び光ファイバから試験光を受信する試験光受信部
より構成され、前記各リモートノードは、光ファイバに
設けられた光増幅器、2本の光ファイバの2つの主信号
出力端間に設けられた光経路、及び前記光経路に設けら
れた光経路スイッチより構成され、前記各収容局は、光
ファイバに設けられた光増幅器、2本の光ファイバの2
つの主信号出力端間に設けられた光経路、前記光経路に
設けられた光経路スイッチ、及び前記各光サービスユニ
ットを接続する光合分波器より構成され、前記各光サー
ビスユニットは光通信装置から構成されることを特徴と
するものである。
【0019】また本発明の光伝送線路試験方法は、少な
くとも1つのセンターノードと2つ以上のリモートノー
ドが2本の光ファイバによってリング状に接続されたネ
ットワークを用い、前記各ノード間の光ファイバの状態
を知るためにセンタノードにおいて光ファイバに試験光
を注入する際に、前記試験光は各ノードに用いられてい
る光増幅器の増幅帯域内にあり、各リモートノードにお
いて電気的に終端されることなく次のリモートノードあ
るいはセンターノードへと送出され、センターノードよ
り主信号と同一方向に注入した試験光によって発生した
後方散乱光が、各リモートノードの光増幅器によって増
幅されながら各リモートノードの2本の光ファイバの2
つの主信号出力端間に接続された光経路及び光ファイバ
を伝送してセンターノードへ入射し、センターノードで
はその散乱光のみを取り出し、散乱光の時間的変化から
光ファイバ断の位置を特定することを特徴とする。
【0020】また本発明の光伝送線路試験方法は、少な
くとも1つのセンターノードと2つ以上のリモートノー
ドが2本の光ファイバによってリング状に接続されたネ
ットワークを用い、前記各ノード間の光ファイバの状態
を知るためにセンタノードにおいて光ファイバに試験光
を注入する際に、前記試験光は各ノードに用いられてい
る光増幅器の増幅帯域内にあり、各リモートノードにお
いて電気的に終端されることなく次のリモートノードあ
るいはセンターノードへと送出され、各リモートノード
において、2本の光ファイバの2つの主信号出力端間に
接続された光経路に設けた光経路スイッチが、センター
ノードからの一元的なリモート制御によって、ネットワ
ーク内で線路試験を行いたい伝送区間の位置に応じて開
閉され、センターノードより主信号と同一方向に注入し
た試験光によって発生した後方散乱光が、各リモートノ
ードの光増幅器によって増幅されながら光経路スイッチ
が閉じた光経路及び光ファイバを伝送してセンターノー
ドへ入射し、センターノードではその散乱光のみを取り
出し、散乱光の時間的変化から光ファイバ断の位置を特
定することを特徴とする。
【0021】また本発明の光伝送線路試験方法は、少な
くとも1つのセンターノードと2つ以上のリモートノー
ドが2本の光ファイバによってリング状に接続された最
上位ネットワーク、及び前記各リモートノードに2つ以
上の収容局が2本の光ファイバによってリング状に接続
された中間ネットワーク、及び前記各収容局に2つ以上
の光サービスユニットが接続された最下位ネットワーク
よりなり、センターノードと各光サービスユニットが波
長の異なる光を用いて通信を行い、リモートノードある
いは収容局内においては、通信を行うための光信号の電
気的終端処理を一切行わない光波長多重のネットワーク
を用い、ネットワーク内の各ノード間あるいは収容局間
の光ファイバの状態を知るためにセンターノードにおい
て光ファイバに試験光を注入する際に、前記試験光は各
ノードあるいは各収容局に用いられている光増幅器の増
幅帯域内にあり、各リモートノードあるいは収容局にお
いて試験光は電気的に終端されることなく通過し、各リ
モートノードおよび各収容局において、2本の光ファイ
バに対応した2つの主信号出力端間に接続された光経路
に設けた光経路スイッチが、センターノードからの一元
的なリモート制御によって、ネットワーク内で線路試験
を行いたい伝送区間の位置に応じて開閉され、センター
ノードより主信号と同一方向に注入した試験光によって
発生した後方散乱光が、各リモートノードあるいは収容
局の光増幅器によって増幅されながら、光経路スイッチ
が閉じた光経路及び光ファイバを伝送してセンターノー
ドへ入射し、センターノードではその散乱光を取り出
し、散乱光の時間的変化からファイバ断の位置を特定す
ることを特徴とする。
【0022】また本発明は、前記光伝送線路試験方法に
おいて、リモートノードに設けられた光経路スイッチの
開閉を制御する信号を、主信号にパイロットトーンを用
いて重畳することを特徴とする。
【0023】また本発明は、前記光伝送線路試験方法に
おいて、リモートノードに設けられた光経路スイッチの
開閉を制御する信号を、主信号および試験光とは別の光
信号を用いて伝達することを特徴とする。
【0024】また本発明は、前記光伝送線路試験方法に
おいて、リモートノードおよび収容局に設けられた光経
路スイッチの開閉を制御する信号を、主信号にパイロッ
トを用いて重畳することを特徴とする。
【0025】また本発明は、前記光伝送線路試験方法に
おいて、リモートノードおよび収容局に設けられた光経
路スイッチの開閉を制御する信号を主信号および試験光
とは別の光信号を用いて伝達することを特徴とする。
【0026】また本発明のネットワークは、主信号送信
部、主信号受信部、試験光送信部、及び試験光送信部を
有する少なくとも1つのセンターノードと、光増幅器を
有する2つ以上のリモートノードとが2本の光ファイバ
によってリング状に接続され、各リモートノード内にお
いて2本の光ファイバの主信号出力端間が光経路で接続
されたことを特徴とするものである。
【0027】また本発明のネットワークは、主信号送信
部、主信号受信部、試験光送信部、及び試験光送信部を
有する少なくとも1つのセンターノードと、光増幅器を
有する2つ以上のリモートノードとが2本の光ファイバ
によってリング状に接続され、各リモートノード内にお
いて2本の光ファイバの主信号出力端間が光経路で接続
され、さらに前記光経路に光経路スイッチが設けられた
ことを特徴とするものである。
【0028】また本発明のネットワークは、主信号送信
部、主信号受信部、試験光送信部、及び試験光送信部を
有する少なくとも1つのセンターノードと、光増幅器を
有する2つ以上のリモートノードが2本の光ファイバに
よってリング状に接続され、前記各リモートノード内に
おいて2本の光ファイバの主信号出力端間が光経路で接
続され、さらに前記光経路に光経路スイッチが設けられ
た最上位ネットワークと、前記各リモートノードに光増
幅器を有する2つ以上の収容局が2本の光ファイバによ
ってリング状に接続され、前記各収容局内において2本
の光ファイバの主信号出力端間が光経路で接続され、さ
らに前記光経路に光経路スイッチが設けられた中間ネッ
トワークと、前記各収容局に2つ以上の光サービスユニ
ットが接続された最下位ネットワークとを具備し、前記
センターノードと各光サービスユニットが波長の異なる
光を用いて通信を行い、リモートノードあるいは収容局
内においては、通信を行うための光信号の電気的終端処
理を一切行わないことを特徴とするものである。
【0029】本発明は、各中継ノードにおいて、下り光
信号出射端と上り光信号出射端との間に光経路を設け
る。試験光にはネットワーク内で用いられている光増幅
器の増幅帯域内の波長を持つ光を用い、従来と同様に試
験光に対する後方散乱光の時間変化を測定する。信号光
の挿入位置は、例えばセンターノードのような信号終端
処理を行うノードのみで行い、中継ノード等には試験光
挿入のための試験光用合分波器を一切設けない。信号終
端ノードにおける試験光は、信号送信ノードより主信号
と合波して主信号と同じ方向に伝搬させ、試験光によっ
て生じた散乱光は、送信ノードへ向かう上り信号ととも
に伝搬するよう各中継ノードを構成する。
【0030】本発明の適用対象としている光ネットワー
クあるいは光伝送システムは、各中継ノードにおいては
信号の電気的終端処理を行わず、光信号のまま増幅ある
いは光波長に応じてルーティングを行うことを特徴とす
る光ノードのみを有するネットワークである。
【0031】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
形態例を詳細に説明する。図中、同一部分は同一符号を
付してその説明を省略する。
【0032】[実施形態例1]図1は本発明の実施形態
例1を示す構成説明図である。すなわち、1つのセンタ
ーノード31と3つのリモートノード321,322,
323が、2本の光ファイバ331,332によってリ
ング状に接続された光伝送線路試験装置において、前記
センターノード31は、光ファイバ(1)331に光合
波器51を介して主信号を送信する主信号送信部52、
光ファイバ(2)332から光分波器53を介して主信
号を受信する主信号受信部54、各ノード間の光ファイ
バの状態を知るために光ファイバ(1)331に前記光
合波器51を介して試験光を送信する試験光送信部5
5、及び光ファイバ(2)332から試験光を受信する
試験光受信部56より構成される。前記各リモートノー
ド321,322,323は、光ファイバに設けられた
監視波長用合分波器39及び光増幅器34及び光分岐挿
入部35、2本の光ファイバ331,332の2つの主
信号出力端間に光カップラ等の光方向性結合器57で結
合されて設けられた光経路58、前記光経路58の端部
に設けられた光終端器59及び前記光経路58の中間部
に設けられた光経路スイッチ60より構成される。
【0033】センターノード31と3つのリモートノー
ド321,322,323が2本の光ファイバ331,
332によってリング状に接続されたネットワークを用
い、前記各ノード間の光ファイバの状態を知るためにセ
ンタノード31において光ファイバ331,332に試
験光を注入する際に、前記試験光は各ノードに用いられ
ている光増幅器34の増幅帯域内にあり、各リモートノ
ード321,322,323において電気的に終端され
ることなく次のリモートノードあるいはセンターノード
31へと送出され、各リモートノード321,322,
323において、光経路スイッチ60が、センターノー
ド31からの一元的なリモート制御によって、ネットワ
ーク内で線路試験を行いたい伝送区間の位置に応じて開
閉され、センターノード31より主信号と同一方向に注
入した試験光によって発生した後方散乱光が、各リモー
トノード321,322,323の光増幅器34によっ
て増幅されながら光経路スイッチ60が閉じた光経路及
び光ファイバ331,332を伝送してセンターノード
31へ入射し、センターノード31ではその散乱光のみ
を取り出し、散乱光の時間的変化から光ファイバ断の位
置を特定する。
【0034】実施形態例1は、光分岐挿入ノードを用い
た2ファイバ双方向リングネットワークへの適用例であ
り、従来例と比較して異なるのは、光ファイバ(1)3
31および光ファイバ(2)332に接続された主信号
に対する出力側光増幅器34の出力端にそれぞれ光方向
性結合器57を用いて光経路58が設けられており、伝
送線路の入出力端に試験光を挿入するための試験光用合
分波器が除去されている点である。また、その光経路5
8には光経路スイッチ60が設けられ、光経路58の開
閉が可能である。
【0035】例えば、リモートノード(#2)322と
リモートノード(#3)323との間のAA′で光ファ
イバ断が発生した場合について説明する。従来から用い
られている監視波長を用いた監視情報より、センターノ
ード31では光ファイバ断が発生した中継区間の位置情
報を得ることができる。リモートノード(#2)322
とリモートノード(#3)323の間の線路状態を調査
するための手順は以下のとおりである。
【0036】(1)光ファイバ破断点の直前にあるリモ
ートノード(#2)322において、光ファイバ(1)
331と光ファイバ(2)332を結ぶ光経路58にあ
るスイッチ60を閉じ、それ以外のリモートノードにお
ける光経路スイッチをオープンとする。
【0037】(2)センターノード31より光増幅器3
4の帯域内にある波長を持つ試験光パルスを送出する。
【0038】(3)試験光および試験光によって伝送路
内に発生する後方散乱光の伝播経路を図1に点線で示
す。X点より先で発生した後方散乱光のみがリモートノ
ード(#2)322において光方向性結合器57により
光ファイバ(1)331から光ファイバ(2)332へ
と移行し、光ファイバ(2)332に接続された光増幅
器34によって増幅され、センターノード31の受信部
54に達する。
【0039】(4)センターノード31では試験光と同
じ波長のみを光分波器53で分波し、受光パワーの時間
分布から破断点の距離を特定する。
【0040】通常の線路の保守業務を行う場合も、試験
を行いたい伝送路区間に応じて各ノードの光経路スイッ
チ60の開閉を行うことで測定が可能である。
【0041】時間に対する後方散乱光の受信光パワーの
不連続点の生じる時間を特定すれば、伝播時間から破断
点までの距離が特定されることは従来の測定法と同様で
ある。この方法を用いた場合の測定値の例を図2
(a),(b)に示す。破断点において反射される試験
光のパワーが大きい場合が図2(b)に示した例であ
る。時間に対し受信パワーが減衰するのはファイバの伝
送損失によるものである。
【0042】試験光として、ノードに用いられている光
増幅器34の帯域内にある波長の光を用いれば、リモー
トノード(#1)321より遠方にある破断点に対して
も、試験光および後方散乱光は、光ファイバ(2)33
2に接続された光増幅器34によって増幅されるため、
センターノード31において十分な大きさの光電力で受
信でき、位置の特定が可能となる。したがって、試験光
はセンターノード31のみから挿入するのみで、ネット
ワーク内すべての伝送線路におけるファイバ破断点の位
置の特定が可能となる。
【0043】[実施形態例2]図3は本発明の実施形態
例2を示す構成説明図である。すなわち、1つのセンタ
ーノード31と3つのリモートノード321,322,
323が、2本の光ファイバ331,332によってリ
ング状に接続されされた最上位ネットワークと、前記各
リモートノード321,322,323に3つの収容局
61,62,63が2本の光ファイバ331,332に
よってリング状に接続された中間ネットワークと、前記
各収容局61,62,63に3つの光サービスユニット
64,65,66が接続された最下位ネットワークより
なる光伝送線路試験装置において、前記センターノード
31は、光ファイバ(1)331に光合波器51を介し
て主信号を送信する主信号送信部52、光ファイバ
(2)332から光分波器53を介して主信号を受信す
る主信号受信部54、各ノード間の光ファイバの状態を
知るために光ファイバ(1)331に前記光合波器51
を介して試験光を送信する試験光送信部55、及び光フ
ァイバ(2)332から試験光を受信する試験光受信部
56より構成される。前記各リモートノード321,3
22,323は、光ファイバに設けられた監視波長用合
分波器39及び光増幅器34及び光分岐挿入部35、2
本の光ファイバ331,332の2つの主信号出力端間
に光カップラ等の光方向性結合器57で結合されて設け
られた光経路58、前記光経路58の端部に設けられた
光終端器59及び前記光経路58の中間部に設けられた
光経路スイッチ60より構成される。前記各収容局6
1,62,63は、光ファイバ331,332に設けら
れた監視波長用合分波器39及び光増幅器34及び光分
岐挿入部35、2本の光ファイバ331,332の2つ
の主信号出力端間に光カップラ等の光方向性結合器57
で結合されて設けられた光経路58、前記光経路58の
端部に設けられた光終端器59及び前記光経路58の中
間部に設けられた光経路スイッチ60、光サービスユニ
ット64,65,66が接続される光合分波器67、前
記光合分波器67と光分岐挿入部35間に接続される光
選択スイッチ68及び光分岐部69より構成される。前
記各光サービスユニット64,65,66は光通信装置
から構成される。
【0044】1つのセンターノード31と3つのリモー
トノード321,322,323が2本の光ファイバ3
31,332によってリング状に接続された最上位ネッ
トワーク、及び前記各リモートノード321,322,
323に3つの収容局61,62,63が2本の光ファ
イバ331,332によってリング状に接続された中間
ネットワーク、及び前記各収容局61,62,63に3
つの光サービスユニットが接続された最下位ネットワー
クよりなり、センターノードと各光サービスユニット6
4,65,66が波長の異なる光を用いて通信を行い、
リモートノード321,322,323あるいは収容局
61,62,63内においては、通信を行うための光信
号の電気的終端処理を一切行わない光波長多重のネット
ワークを用い、ネットワーク内の各ノード間あるいは収
容局間の光ファイバの状態を知るためにセンターノード
31において光ファイバ331,332に試験光を注入
する際に、前記試験光は各ノードあるいは各収容局に用
いられている光増幅器34の増幅帯域内にあり、各リモ
ートノード321,322,323あるいは収容局6
1,62,63において試験光は電気的に終端されるこ
となく通過し、各リモートノード321,322,32
3および各収容局61,62,63において、2本の光
ファイバ331,332に対応した2つの主信号出力端
間に接続された光経路58に設けた光経路スイッチ60
が、センターノード31からの一元的なリモート制御に
よって、ネットワーク内で線路試験を行いたい伝送区間
の位置に応じて開閉され、センターノード31より主信
号と同一方向に注入した試験光によって発生した後方散
乱光が、各リモートノード321,322,323ある
いは収容局61,62,63の光増幅器34によって増
幅されながら、光経路スイッチ60が閉じた光経路58
及び光ファイバ331,332を伝送してセンターノー
ド31へ入射し、センターノード31ではその散乱光を
取り出し、散乱光の時間的変化からファイバ断の位置を
特定する。
【0045】実施形態例2は、階層化されたリングネッ
トワークにおける適用例であり、本ネットワークでは、
センターノード31がユーザ側におかれた光サービスユ
ニット(ONU:Optical Network U
nit)64,65,66に対して、直接波長多重信号
のうちの一波を割り当てる。ONU64,65,66
は、各ユーザーがセンターノード31と直接通信を行う
ために用いる送受信装置であり、光信号受信機能と、指
定波長の光を発光し変調する機能を有している。
【0046】最上位ネットワークは、センターノード3
1において光信号を電気信号に変換後処理を行い、それ
以外のリモートノード321,322,323では電気
信号に変換することなく光信号のルーティングが行われ
る場合について示している。中間ネットワークは、その
リモートノード321,322,323を中心としたリ
ングネットワーク構成である。中間ネットワークに属す
る局舎を収容局61,62,63と呼ぶこととすると、
収容局61,62,63においても信号の電気的終端処
理は行われない。収容局61,62,63に置かれた光
選択スイッチ68は現用・予備の光ファイバ331,3
32に応じて入射波長多重信号の一方を選択するために
用いられる。光合分波器67は、波長多重信号を波長ご
とに分波し、各ONU64,65,66にあらかじめ割
り当てられた波長の光信号のみが到達する選択・分配機
能を実現する。また、ONU64,65,66からの送
信信号はあらかじめその波長が指定されており、光合分
波器67によって合波されたのち光分岐部69によって
2つに分岐され、現用と予備の2経路の光ファイバを用
いてセンターノード31まで伝送される。センターノー
ド31では、現用と予備の光ファイバより入射した波長
多重信号をそれぞれ各波長ごとに分波し、一方の信号の
みを選択し受信する。
【0047】収容局61,62,63に置かれた光合分
波器67は例えば、波長ごとに出力ポートのことなるA
WG(Arrayed Waveguide Grat
ing)が用いられる。
【0048】実施形態例2は、このような波長多重ネッ
トワークにおける各リモートノードあるいは収容局に適
用した場合で、リモートノード321,322,323
においては、隣接する他のリモートノードあるいはセン
ターノード31へ信号を送出する出力端どうしを光カッ
プラ等の光方向性結合器57を用いて結び、試験光によ
る後方散乱光の光経路58をもうけ、かつその光経路5
8には光スイッチ60を設け、必要に応じてその光経路
58を断ち切ることができるようにする。収容局61,
62,63においても同様である。試験光は最上位ネッ
トワークに位置するセンターノード31のみから入射さ
れる。その波長はネットワーク内で用いられる光増幅器
34の増幅帯域内である。散乱光の経路を制御する光ス
イッチ60はセンターノード31より一元的にリモート
コントロールされる。
【0049】たとえば、AA′の伝送区間の状態を試験
する場合は各リモートノード321,322,323の
下位に位置する各収容局61,62,63内の試験光経
路を断ち切るようにスイッチ60を断としておく。そし
て、破断点の上流側の最も近いリモートノード(#2)
322のスイッチ60のみを閉じ、他のノード321,
323のスイッチ60は開いておき、光ファイバ(1)
331と光ファイバ(2)332の間の光経路58を断
っておく。そのとき、伝送路断がある場合図2(a),
(b)と同様の測定結果が得られる。
【0050】[実施形態例3]また、図3に示したネッ
トワークにおいて、リモートノード(#2)322より
下位に属するリングネットワークにおけるBB′の伝送
区間の状態を試験する場合を図4に示す。
【0051】このとき、BB′に最も近く上流側にある
収容局(2)62のみの2本の光ファイバ331,33
2の間の光経路スイッチ60を閉じておき、その他のす
べての収容局内の光経路スイッチ60を開いて他の収容
局内の光経路を断ちきっておく。さらに、リモートノー
ド(#2)322が属する上位のリングネットワークに
属する他の各リモートノード321,323においても
光ファイバ(1)331と光ファイバ(2)332の間
に設けられた光経路スイッチ60を開いておく。リモー
トノード(#2)322においては、試験光は光分岐挿
入部35によって光信号のまま、リモートノード(#
2)322の下位のリングネットワークの光ファイバへ
入射し、各収容局61,62,63へと送られる。そし
て、破断点BB′において反射されリモートノード(#
2)322に戻る。さらに光分岐挿入部35によって光
信号のまま他の波長多重信号と合波され光ファイバ
(2)332を伝送されてセンターノード31まで達す
る。このときの試験光および反射光の伝搬経路を点線で
示す。
【0052】この場合のセンターノード31における受
信パワーの測定値として、図2(a),(b)に示した
ような結果が得られ、破断点の位置が特定される。
【0053】[実施形態例4]2ファイバリングにおけ
る各リモートノード321,322,323において、
光ファイバ(1)331と光ファイバ(2)332の間
の光経路58をすべて閉じた場合を図5に示す。ただ
し、2本の光ファイバ331,332は常に同一のケー
ブルに収容されているとする。
【0054】試験光送信部55では光サーキュレータ7
1を用いる。光サーキュレータ71のポート1より入射
した試験光はポート2より出力し、光方向性結合器57
によって主信号と合波されて光ファイバ(1)331に
入射する。
【0055】リモートノード(#1)321とセンター
ノード31の間の光ファイバ(1)331の中で発生し
た後方散乱光は、センターノード31へ試験光とは逆方
向に入射し、方向性結合器57によって光サーキュレー
タ71のポート2より導かれポート3より出力する。そ
の後試験光に対応した散乱光のみを光分波器72によっ
て取り出し、合波器73を介して試験光受信部56で受
信される。
【0056】リモートノード(#1)321とリモート
ノード(#2)322との間の光ファイバ(1)331
で発生した後方散乱光は、リモートノード(#1)32
1から光ファイバ(1)331を逆方向に伝搬するもの
と、リモートノード(#1)321に設けられた光ファ
イバ(2)332への光経路58によって、光ファイバ
(2)332をセンターノード31方向へと伝搬する散
乱光とに分かれる。光ファイバ(2)332よりセンタ
ーノード31に入射した散乱光は、分波器72によって
試験光によって生じた散乱光のみ分波され試験光受信部
56の前におかれ合波器73へと導かれ、光ファイバ
(1)331から入射した散乱光と合波されて受信され
る。
【0057】また、点Xより先の光ファイバ(1)33
1で生じた後方散乱光はリモートノード(#2)322
の光ファイバ(2)332への光経路58をとおって、
光ファイバ(1)331から光ファイバ(2)332へ
と移り、光ファイバ(2)332を伝搬してセンターノ
ード31へ伝搬する。
【0058】実施形態例4における後方散乱光の様子を
図6(a),(b)に示す。この場合も光ファイバ破断
点の状態で、異なる測定結果が得られる。しかしなが
ら、いずれの場合においても、散乱光の時間的変化から
破断点の位置が可能である。
【0059】尚、別ネットワークで監視していて、制御
信号も別ネットワークで送受信して光経路スイッチ60
の開閉を行なう。ただし、必ずしも別ネットワークでな
くても、図7〜図10の構成をとれば、光経路スイッチ
60の開閉が制御できる。
【0060】すなわち、光経路スイッチ60の開閉信号
にパイロットトーンを用いる場合のセンターノード31
の構成例とリモートノード321,322,323の構
成例をそれぞれ図7、図8に示す。すなわち、図7では
信号処理部36の出力端にパイロット信号重畳回路74
が接続される。また、図8では光受信回路44の出力端
にパイロット信号復調回路75が接続される。
【0061】また、光経路スイッチ60の開閉信号を従
来から用いられている監視波長に重畳する場合のセンタ
ーノード31の構成例とリモートノード321,32
2,323の構成例をそれぞれ図9、図10に示す。す
なわち、図9では監視波長用合分波器39に監視光送信
部76を介して接続された監視情報処理部78にスイッ
チ開閉信号79が送信される。また、図10では監視波
長用合分波器39に監視光受信部80を介して接続され
た監視情報処理部81からスイッチ開閉信号81が抽出
される。
【0062】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、各中
継区間の伝送線路の入出力端に線路断等を調査する試験
光を注入するための試験光合分波器を挿入する必要がな
くなる。したがって、伝送線路の損失を低減することが
可能となり、伝送距離を改善できる。また、ネットワー
ク内の伝送線路をセンターノード等で一元的に管理する
ことが可能となり、人員配置の効率化が図れ線路復旧ま
でに要する時間が低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例1を示す構成説明図であ
る。
【図2】本発明の実施形態例1における試験光挿入時の
反射光パワーの測定結果を示す特性図である。
【図3】本発明の実施形態例2を示す構成説明図であ
る。
【図4】本発明の実施形態例3を示す構成説明図であ
る。
【図5】本発明の実施形態例4を示す構成説明図であ
る。
【図6】本発明の実施形態例4における試験光挿入時の
反射光パワーの測定結果を示す特性図である。
【図7】本発明の実施形態例に係るスイッチ開閉信号と
してパイロットトーンを用いる場合のセンターノードの
構成例を示す構成説明図である。
【図8】本発明の実施形態例に係るスイッチ開閉信号と
してパイロットトーンを用いる場合のリモートノードの
構成例を示す構成説明図である。
【図9】本発明の実施形態例に係るスイッチ開閉信号を
監視波長を用いて伝達する場合のセンターノードの構成
例を示す構成説明図である。
【図10】本発明の実施形態例に係るスイッチ開閉信号
を監視波長を用いて伝達する場合のリモートノードの構
成例を示す構成説明図である。
【図11】従来の監視波長を用いた光ファイバ断監視方
式を示す構成説明図である。
【図12】従来の監視波長を用いた光ファイバ断監視方
式における試験光挿入時の反射光パワーの測定結果を示
す特性図である。
【図13】従来の2ファイバ双方向リングネットワーク
を示す構成説明図である。
【図14】従来の2ファイバ双方向リングネットワーク
のセンターノードの構成例を示す構成説明図である。
【図15】従来の2ファイバ双方向リングネットワーク
のリモートの構成例を示す構成説明図である。
【符号の説明】
31 センタノード 321,322,32n リモートノード 331,332 光ファイバ 34 光増幅器 35 光分岐挿入部 51 光合波器 52 主信号送信部 53 光分波器 54 主信号受信部 55 試験光送信部 56 試験光受信部 57 光方向性結合器 58 光経路 59 光終端器 60 光経路スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04B 17/02 (72)発明者 角田 正豊 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2G086 CC01 5K002 AA01 AA03 AA06 BA05 BA06 DA02 DA04 DA11 EA07 EA33 FA01 GA03 GA04 5K042 AA08 CA10 DA35 EA01 JA01 MA02

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも1つのセンターノードと2つ
    以上のリモートノードが、2本の光ファイバによってリ
    ング状に接続された光伝送線路試験装置において、 前記センターノードは、光ファイバに主信号を送信する
    主信号送信部、光ファイバから主信号を受信する主信号
    受信部、各ノード間の光ファイバの状態を知るために光
    ファイバに試験光を送信する試験光送信部、及び光ファ
    イバから試験光を受信する試験光受信部より構成され、 前記各リモートノードは、光ファイバに設けられた光増
    幅器、及び2本の光ファイバの2つの主信号出力端間に
    設けられた光経路より構成されることを特徴とする光伝
    送線路試験装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つのセンターノードと2つ
    以上のリモートノードが、2本の光ファイバによってリ
    ング状に接続された光伝送線路試験装置において、 前記センターノードは、光ファイバに主信号を送信する
    主信号送信部、光ファイバから主信号を受信する主信号
    受信部、各ノード間の光ファイバの状態を知るために光
    ファイバに試験光を送信する試験光送信部、及び光ファ
    イバから試験光を受信する試験光受信部より構成され、 前記各リモートノードは、光ファイバに設けられた光増
    幅器、2本の光ファイバの2つの主信号出力端間に設け
    られた光経路、及び前記光経路に設けられた光経路スイ
    ッチより構成されることを特徴とする光伝送線路試験装
    置。
  3. 【請求項3】 少なくとも1つのセンターノードと2つ
    以上のリモートノードが2本の光ファイバによってリン
    グ状に接続された最上位ネットワークと、前記各リモー
    トノードに2つ以上の収容局が2本の光ファイバによっ
    てリング状に接続された中間ネットワークと、前記各収
    容局に2つ以上の光サービスユニットが接続された最下
    位ネットワークよりなる光伝送線路試験装置において、 前記センターノードは、光ファイバに主信号を送信する
    主信号送信部、光ファイバから主信号を受信する主信号
    受信部、各ノード間の光ファイバの状態を知るために光
    ファイバに試験光を送信する試験光送信部、及び光ファ
    イバから試験光を受信する試験光受信部より構成され、 前記各リモートノードは、光ファイバに設けられた光増
    幅器、2本の光ファイバの2つの主信号出力端間に設け
    られた光経路、及び前記光経路に設けられた光経路スイ
    ッチより構成され、 前記各収容局は、光ファイバに設けられた光増幅器、2
    本の光ファイバの2つの主信号出力端間に設けられた光
    経路、前記光経路に設けられた光経路スイッチ、及び前
    記各光サービスユニットを接続する光合分波器より構成
    され、 前記各光サービスユニットは光通信装置から構成される
    ことを特徴とする光伝送線路試験装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つのセンターノードと2つ
    以上のリモートノードが2本の光ファイバによってリン
    グ状に接続されたネットワークを用い、 前記各ノード間の光ファイバの状態を知るためにセンタ
    ノードにおいて光ファイバに試験光を注入する際に、前
    記試験光は各ノードに用いられている光増幅器の増幅帯
    域内にあり、各リモートノードにおいて電気的に終端さ
    れることなく次のリモートノードあるいはセンターノー
    ドへと送出され、 センターノードより主信号と同一方向に注入した試験光
    によって発生した後方散乱光が、各リモートノードの光
    増幅器によって増幅されながら各リモートノードの2本
    の光ファイバの2つの主信号出力端間に接続された光経
    路及び光ファイバを伝送してセンターノードへ入射し、
    センターノードではその散乱光のみを取り出し、散乱光
    の時間的変化から光ファイバ断の位置を特定することを
    特徴とする光伝送線路試験方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも1つのセンターノードと2つ
    以上のリモートノードが2本の光ファイバによってリン
    グ状に接続されたネットワークを用い、 前記各ノード間の光ファイバの状態を知るためにセンタ
    ノードにおいて光ファイバに試験光を注入する際に、前
    記試験光は各ノードに用いられている光増幅器の増幅帯
    域内にあり、各リモートノードにおいて電気的に終端さ
    れることなく次のリモートノードあるいはセンターノー
    ドへと送出され、 各リモートノードにおいて、2本の光ファイバの2つの
    主信号出力端間に接続された光経路に設けた光経路スイ
    ッチが、センターノードからの一元的なリモート制御に
    よって、ネットワーク内で線路試験を行いたい伝送区間
    の位置に応じて開閉され、 センターノードより主信号と同一方向に注入した試験光
    によって発生した後方散乱光が、各リモートノードの光
    増幅器によって増幅されながら光経路スイッチが閉じた
    光経路及び光ファイバを伝送してセンターノードへ入射
    し、センターノードではその散乱光のみを取り出し、散
    乱光の時間的変化から光ファイバ断の位置を特定するこ
    とを特徴とする光伝送線路試験方法。
  6. 【請求項6】 少なくとも1つのセンターノードと2つ
    以上のリモートノードが2本の光ファイバによってリン
    グ状に接続された最上位ネットワーク、及び前記各リモ
    ートノードに2つ以上の収容局が2本の光ファイバによ
    ってリング状に接続された中間ネットワーク、及び前記
    各収容局に2つ以上の光サービスユニットが接続された
    最下位ネットワークよりなり、センターノードと各光サ
    ービスユニットが波長の異なる光を用いて通信を行い、
    リモートノードあるいは収容局内においては、通信を行
    うための光信号の電気的終端処理を一切行わない光波長
    多重のネットワークを用い、 ネットワーク内の各ノード間あるいは収容局間の光ファ
    イバの状態を知るためにセンターノードにおいて光ファ
    イバに試験光を注入する際に、前記試験光は各ノードあ
    るいは各収容局に用いられている光増幅器の増幅帯域内
    にあり、各リモートノードあるいは収容局において試験
    光は電気的に終端されることなく通過し、 各リモートノードおよび各収容局において、2本の光フ
    ァイバに対応した2つの主信号出力端間に接続された光
    経路に設けた光経路スイッチが、センターノードからの
    一元的なリモート制御によって、ネットワーク内で線路
    試験を行いたい伝送区間の位置に応じて開閉され、 センターノードより主信号と同一方向に注入した試験光
    によって発生した後方散乱光が、各リモートノードある
    いは収容局の光増幅器によって増幅されながら、光経路
    スイッチが閉じた光経路及び光ファイバを伝送してセン
    ターノードへ入射し、センターノードではその散乱光を
    取り出し、散乱光の時間的変化からファイバ断の位置を
    特定することを特徴とする光伝送線路試験方法。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の光伝送線路試験方法にお
    いて、リモートノードに設けられた光経路スイッチの開
    閉を制御する信号を、主信号にパイロットトーンを用い
    て重畳することを特徴とする光伝送線路試験方法。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の光伝送線路試験方法にお
    いて、リモートノードに設けられた光経路スイッチの開
    閉を制御する信号を、主信号および試験光とは別の光信
    号を用いて伝達することを特徴とする光伝送線路試験方
    法。
  9. 【請求項9】 請求項6記載の光伝送線路試験方法にお
    いて、リモートノードおよび収容局に設けられた光経路
    スイッチの開閉を制御する信号を、主信号にパイロット
    を用いて重畳することを特徴とする光伝送線路試験方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項6記載の光伝送線路試験方法に
    おいて、リモートノードおよび収容局に設けられた光経
    路スイッチの開閉を制御する信号を主信号および試験光
    とは別の光信号を用いて伝達することを特徴とする光伝
    送線路試験方法。
  11. 【請求項11】 主信号送信部、主信号受信部、試験光
    送信部、及び試験光送信部を有する少なくとも1つのセ
    ンターノードと、光増幅器を有する2つ以上のリモート
    ノードとが2本の光ファイバによってリング状に接続さ
    れ、各リモートノード内において2本の光ファイバの主
    信号出力端間が光経路で接続されたことを特徴とするネ
    ットワーク。
  12. 【請求項12】 主信号送信部、主信号受信部、試験光
    送信部、及び試験光送信部を有する少なくとも1つのセ
    ンターノードと、光増幅器を有する2つ以上のリモート
    ノードとが2本の光ファイバによってリング状に接続さ
    れ、各リモートノード内において2本の光ファイバの主
    信号出力端間が光経路で接続され、さらに前記光経路に
    光経路スイッチが設けられたことを特徴とするネットワ
    ーク。
  13. 【請求項13】 主信号送信部、主信号受信部、試験光
    送信部、及び試験光送信部を有する少なくとも1つのセ
    ンターノードと、光増幅器を有する2つ以上のリモート
    ノードが2本の光ファイバによってリング状に接続さ
    れ、前記各リモートノード内において2本の光ファイバ
    の主信号出力端間が光経路で接続され、さらに前記光経
    路に光経路スイッチが設けられた最上位ネットワーク
    と、 前記各リモートノードに光増幅器を有する2つ以上の収
    容局が2本の光ファイバによってリング状に接続され、
    前記各収容局内において2本の光ファイバの主信号出力
    端間が光経路で接続され、さらに前記光経路に光経路ス
    イッチが設けられた中間ネットワークと、 前記各収容局に2つ以上の光サービスユニットが接続さ
    れた最下位ネットワークとを具備し、 前記センターノードと各光サービスユニットが波長の異
    なる光を用いて通信を行い、リモートノードあるいは収
    容局内においては、通信を行うための光信号の電気的終
    端処理を一切行わないことを特徴とするネットワーク。
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