JP5406159B2 - 光線路試験装置及び光線路試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光ファイバを用いる光通信システムに対して光線路試験を行う光線路試験装置及び光線路試験方法に関する。
近年、光アクセスサービスの増加と光サービスエリアの拡大に伴い光設備量が増加しており、建設および故障切分け稼動削減のため、光線路試験装置が導入されている(例えば、非特許文献1を参照。)。
図1は、従来の光線路試験装置300の構成を説明する図である。オペレータが操作端末11から試験用通信ネットワーク12を経由して、通信設備ビル101内にある光線路試験モジュール13(OTM:Optical Testing Module)を動作させ、試験対象となる光ファイバ103を測定する。光線路試験結果は、操作端末11に表示される。
OTM13は、後述する光パルス試験器(OTDR:Optical Time Domain Reflectometer)及び光パワーメータ(OPM:Optical Power Meter)の光測定器を具備している。光線路試験を行う際、OTDRから出射される光パルス(波長λ1)はファイバセレクタ15(FS:Fiber Selector)と呼ばれる光スイッチでカプラ16のポートに入射され、更に光カプラ16を介して試験対象の光ファイバ103に結合される。例えば、光パルスの波長λ1は1650nmである。なお、以下の説明でOTDRから出射される光パルスを試験光と記載することがある。
ユーザ宅102には加入者側終端装置112(ONU:Optical Network Unit)が配置されている。ONU112の近傍の光ファイバ103に光フィルタ122が配置される。光フィルタ122は、試験光を遮断し、通信サービスに利用する通信光(波長λ2)を透過する光透過特性を有し、ONU112にOTDRからの試験光が入射することを防止する。これにより、通信に影響を与えることなく光線路試験を行うことが可能となる。例えば、通信光の波長λ2は、アクセス系に使用される1310nm帯、1490nm帯、及び1550nm帯、更に、一部のCWDM(Coarse Wavelength Division Multiplexing)システムで使用される1625nm帯である。
また、通信設備ビル101内には局側終端装置111(OLT:Optical Line Terminal)が配置されている。OLT111の近傍の光ファイバ103に光フィルタ121が配置される。光フィルタ121は、光ファイバ103区間で反射した試験光及び後方散乱光がOLT111に入射することを防止する。
図2はOTM13の構成を説明する図である。OTM13は、OTDR31およびOPM32からなる光線路試験ユニット21(OTU:Optical Test Unit)と、FTES22(Frame and Test Equipment Selector)とを含む。架14(IDM/FTM)は、各光ファイバ103に配置されたカプラ16と、カプラ16のポートを選択的に接続するFS15を含む。FTES22は、光測定器(OTDR31、OPM32)のいずれかとFS15のいずれかを選択して接続する。
OTDR31の近傍の光導波路に光フィルタ123が配置される。光フィルタ123は、波長λ1の試験光のみを透過し、波長λ2の通信光を遮断してOTDR試験を行っているときに通信光がOTDR31に入り込むことを防止する(例えば、特許文献1を参照。)。
光線路試験を行う際、FTES22は測定を行う光測定器(OTDR31又はOPM32)と試験対象の光ファイバ103が接続されるFS15とを接続する。図2はOTDR31と架14−1のFS15とが接続された状態である。
図3はFTES22の構造を説明する図である。V溝基板221のV溝上に固定側(FS側)光ファイバ35が1溝おきに配置されている。これに対向するように、可動側(OTU側)の光ファイバとして、OTDR31と接続されている可動側光ファイバ33の1心とOPM32と接続されている可動側光ファイバ34の1心の合計2心が配置されている。光線路試験の際には、可動側光ファイバ(33、34)のいずれか1心のみが固定側光ファイバ35の1つと接続するように、可動側光ファイバ(33、34)を移動させる。例えば、OTDR試験を行うとき、可動側光ファイバ33が固定側光ファイバ35の1つと接続し、可動側光ファイバ34は固定側光ファイバ35のいずれとも接続されない。また、パワーレベル測定を行うとき、可動側光ファイバ34が固定側光ファイバ35の1つと接続し、可動側光ファイバ33は固定側光ファイバ35のいずれとも接続されない。
FTES22をこのような構造とし、OTDR31とOPM32の同時測定を不可とすることで、OPM32で通信光のパワーレベルを測定しているときにOTDR試験の後方散乱光がOPM32に入射しないようにしている。
有居正仁,東裕司,榎本圭高,鈴木勝晶,荒木則幸,宇留野重則,渡邉常一,"拡大する光アクセス網を支える光媒体網運用技術",NTT 技術ジャーナル,pp.58−61,2006.12
特開2004−245767号公報 特開平5−240699号公報
ユーザから故障申告された場合、オペレータは、操作端末11から光線路試験装置300を用いて、OTDR31とOPM32を用いた光線路試験を行い、故障設備を特定し、故障状況をユーザに回答し、故障修理を手配する。
具体的な光線路試験方法は、まず、OTDR31で光ファイバ103を光線路試験した後、ONU112からの通信光のパワーレベルとOLT111からの通信光のパワーレベルをそれぞれOPM32で測定し、それらの結果から故障設備を特定する。OTDR31は、光ファイバ103区間の故障有無を確認する。しかし、OTDR31による光線路試験ではIDM/FTM14からONU112までの区間の光ファイバ103媒体部分の故障しか確認できない。このため、OPM32を用いてIDM/FTM14からOLT111までの通信設備ビル101内の配線区間の故障やOTDR31では試験できないユーザ宅102内設備の故障(ONU112装置故障等)を特定する。
光線路試験装置300はFTES22を備えており、OTDR31による光線路試験とOPM32による測定を同時に行うことができなかった。このため、故障設備の特定のためには、OTDR31による光線路試験を1回、そして、OPM32による測定を通信設備ビル101内側(OLT111側)設備に対して1回、及びユーザ宅102側(ONU112側)設備に対して1回行うため、合計3回の測定を行うことが必要となる。
OTDR31の光線路試験およびOPM32の測定は1回あたり約30秒を要し、光線路試験を開始してから完了するまで1分30秒程度の時間を要していた。このように、従来の光線路試験装置には、故障申告から回答までユーザを待たせていたという課題があった。
そこで、上記課題を解決するために、本発明は、試験時間を短縮し、故障申告から回答までの時間を短縮できる光線路試験装置及び光線路試験方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る光線路試験装置及び光線路試験方法は、OTDR試験とOPMによる通信光のパワーレベルの測定を同時に行うこととした。
具体的には、本発明に係る光線路試験装置は、波長λ1の光パルスで光伝送路を測定するOTDRと、波長λ1と異なる波長λ2の光のパワーレベルを測定するOPMと、前記OTDRが接続されるポート51、前記OPMが接続されるポート52、及びポート51からの光とポート52からの光を合波して出力するポート53を有し、ポート53から入力された光を波長λ1を含む光と波長λ2を含む光に分波してそれぞれポート51とポート52へ出力する光合分波器と、OLTとONUとを接続する光ファイバに配置され、前記光ファイバの前記ONU側に対して光を入出力する第1ポート、及び前記光ファイバの前記OLT側に対して光を入出力する第2ポートを有する光カプラと、前記光合分波器のポート53の接続先を前記光カプラの前記第1ポートと前記第2ポートのいずれかに切り替えるファイバセレクタと、を備える。
光合分波器は、波長λ1の光と波長λ2の光とを分波してOTDRとOPMへ結合できる。このため、OPMで通信光のパワーレベルを測定しているときにOTDRの試験光の反射光及び後方散乱光がOPMへ入射しなくなり、FTESを通信設備ビル規模に応じて不要とすることができる。従って、本発明は、通信設備ビル規模に応じた経済的な構成で、OTDR試験とOPMによるパワーレベル測定を同時に行うことができ、試験時間を短縮し、故障申告から回答までの時間を短縮できる光線路試験装置を提供することができる。
また、光合分波器のポート51には波長λ2の通信光が遮断された光が出力されるため、従来OTDRとFTESとの間に配置されていた通信光を遮断する光フィルタを省略でき、OTMを経済的に構築することができる。
本発明に係る光線路試験装置は、光線路試験を行う際、前記ファイバセレクタは、前記光合分波器のポート53の接続先を試験対象となる前記光ファイバに配置された前記光カプラの前記第1ポートに切り替え、前記OTDRは、前記光合分波器のポート51、ポート53、前記ファイバセレクタ、及び前記光カプラの前記第1ポートの経路で、光パルスを前記光ファイバの前記ONU側に結合して前記光パルスによる前記光ファイバの後方散乱光を測定するとともに、前記OPMは、前記光カプラの前記第1ポート、前記ファイバセレクタ、前記光合分波器のポート53、及びポート52の経路で、前記ONUから前記光ファイバに出力された上り信号光の一部を受信して前記上り信号光のパワーレベルを測定し、続いて前記ファイバセレクタは、前記光合分波器のポート53の接続先を前記光カプラの前記第2ポートに切り替え、前記OPMは、前記光カプラの前記第2ポート、前記ファイバセレクタ、前記光合分波器のポート53、及びポート52の経路で、前記OLTから前記光ファイバに出力された下り信号光の一部を受信して前記下り信号光のパワーレベルを測定することを特徴とする。
また、本発明に係る光線路試験装置の光試験方法は、前記ファイバセレクタに、前記光合分波器のポート53の接続先を試験対象となる前記光ファイバに配置された前記光カプラの前記第1ポートに切り替えさせる第1手順と、前記OTDRに、前記光合分波器のポート51、ポート53、前記ファイバセレクタ、及び前記光カプラの前記第1ポートの経路で、光パルスを前記光ファイバの前記ONU側に結合させて前記光パルスによる前記光ファイバの後方散乱光を測定させるとともに、前記OPMに、前記光カプラの前記第1ポート、前記ファイバセレクタ、前記光合分波器のポート53、及びポート52の経路で、前記ONUから前記光ファイバに出力された上り信号光の一部を受信して前記上り信号光のパワーレベルを測定させる第2手順と、前記ファイバセレクタに、前記光カプラの前記第2ポートに切り替えさせる第3手順と、前記OPMに、前記光カプラの前記第2ポート、前記ファイバセレクタ、前記光合分波器のポート53、及びポート52の経路で、前記OLTから前記光ファイバに出力された下り信号光の一部を受信して前記下り信号光のパワーレベルを測定させる第4手順と、を順に行う。
このように、本発明は、OTDR試験とOPMによるONUからの信号光のパワーレベル測定を同時に行うことができ、試験時間を短縮し、故障申告から回答までの時間を短縮できる光線路試験装置及び光線路試験方法を提供することができる。
本発明に係る光線路試験装置は、前記光ファイバが複数である場合に、前記光カプラは、前記光ファイバ毎に配置され、前記ファイバセレクタは、前記光合分波器のポート53の接続先を試験対象の前記光ファイバに設置された前記光カプラの前記第1ポートと前記第2ポートのいずれかに切り替えることを特徴とする。本発明に係る光線路試験装置は、試験対象の光ファイバが複数であっても光線路の光線路試験ができる。
本発明に係る光線路試験装置の前記ファイバセレクタは、1×m光スイッチ(mは2以上の任意の整数)が複数段接続されていることを特徴とする。通信設備ビルの規模が大きく、試験対象の光ファイバがFSのポート数以上存在するときでもFSを複数段接続することで1台の光線路試験装置で光線路の試験をすることが可能である。
本発明に係る光線路試験装置は、前記光合分波器のポート51と前記OTDRとの間に光フィルタをさらに備え、前記光フィルタと前記光合分波器の一方が波長λu1(λ1<λu1)以上の光を遮断し、他方が波長λd1(λd1<λ1)以下の光を遮断することで、前記光フィルタから前記光合分波器のポート53までの経路が波長λd1より長く波長λu1より短い光を透過する光透過特性となることを特徴とする。
前述のように、従来の光線路試験装置ではOTDRに通信光が侵入しないようにする目的でOTDRの前段に光フィルタが備えられていたが、本発明に係る光線路試験装置は光合分波器を具備していることで従来の目的の光フィルタは不要である。しかし、次の理由により光合分波器のポート51とOTDRとの間に光フィルタを配置することが望ましい。
図1及び図8も利用して説明する。実際には図8(a)に示すように、OTDR31の試験光は中心波長がλ1であっても、その光源スペクトラムには波長λ1を中心として周辺に広がる自然放出光(ASE:Amplified Spontaneous Emission)が存在している。例えば、ASE光はピークパワーに対して−40dB程度であり、また帯域は100nmにも広がる。一方、ユーザ宅102に配置された光フィルタ122は、図8(b)に示すような遮断特性(例えば、λ1を中心として±数nm程度の遮断帯域)を有しており、λ1近傍の波長を遮断することができる。しかし、光フィルタ122はASE光を完全に遮断することは困難である。例えば、光フィルタ122の遮断特性を波長λd1(λd1<λ1)より長く波長λu1(λ1<λu1)より短い帯域とした場合、ASE光のうちλd1〜λu1の帯域を除くサイドバンドノイズ漏洩光が光フィルタ122を透過することになる。このサイドバンドノイズ漏洩光はOLT111とONU112との間の通信に影響を与える可能性がある。
このサイドバンドノイズ漏洩光を低減する手段として、OTDRの光源に極めて線幅が細いレーザ光源を用いる手段がある。しかし、この手段を採用するとフェージングノイズが発生し、OTDR波形にノイズが重畳するためノイズ対策が必要となる(例えば、特許文献2を参照。)。この対策のため、OTDRのコストアップとなり好ましくない。
また、サイドバンドノイズ漏洩光を低減する手段として、OTDRと光分波器との間に光フィルタを配置する手段もある。しかし、例えば、試験光の波長λ1が1650nmであれば、この光フィルタには1645〜1655nm以外の波長を遮断する必要があり、きわめて急峻な光遮断特性が求められる。このため、光フィルタを配置する手段にも光フィルタコストの上昇という課題もある。
一方、本発明に係る光線路試験装置は、ASE光を遮断する遮断特性を光合分波器と光フィルタで形成している。具体的には、図8(e)および図8(f)に示すように、OTDRのASE光遮断に必要なフィルタ遮断特性を光合分波器と光フィルタに分散させている。本発明は、ASE光遮断に必要な遮断特性を分散させることで、光フィルタ設計に要求される遮断特性を低く抑えることができ光フィルタコストを抑制することが可能となる。なお、図8(e)および図8(f)では、波長λ1>波長λ2であり、光フィルタがλu1以上の波長の光を遮断し、光合分波器がλd1以下の波長の光を遮断しているが、波長λ1<波長λ2ならば、光フィルタがλd1以下の波長の光を遮断し、光合分波器がλu1以上の波長の光を遮断することになる。
本発明は、試験時間を短縮し、故障申告から回答までの時間を短縮できる光線路試験装置及び光線路試験方法を提供することができる。
本発明は、通信設備ビルの規模に応じて経済的な構成が可能な光線路試験装置を提供することができる。
本発明は、OTDRのASE光遮断に必要な光フィルタコストを抑制することが可能な光線路試験装置を提供することができる。
従来の光線路試験装置の構成を説明する図である。 従来のOTMの構成を説明する図である。 従来のFTESの構造を説明する図である。 本発明に係る光線路試験装置を説明する図である。 本発明に係る光線路試験装置を説明する図である。 本発明に係る光線路試験装置を説明する図である。 本発明に係る光線路試験装置を説明する図である。 (a)試験光光源スペクトラムである。(b)ユーザ宅の光フィルタの損失スペクトラムである。(c)サイドバンドノイズ漏洩光のスペクトラムである。(d)OTDRに具備すべき光フィルタに必要な損失スペクトラムである。(e)本発明に係る光線路測定装置が備える光フィルタの損失スペクトラムである。(f)本発明に係る光線路測定装置が備える光合分波器の損失スペクトラムである。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。また、枝番号を付さずに説明している場合は、当該符号の全ての枝番号に共通する説明である。
(実施形態1)
図4及び図5は、実施形態1の光線路試験装置301を説明する図である。図4は、通信システム全体の中における光線路試験装置301の位置及び機能を説明し、図5は、光線路試験装置301の構造を説明している。
光線路試験装置301は、
波長λ1の光パルスで光伝送路を測定するOTDR31と、
波長λ1と異なる波長λ2の光のパワーレベルを測定するOPM32と、
OTDR31が接続されるポート51、OPM32が接続されるポート52、及びポート51からの光とポート52からの光を合波して出力するポート53を有し、ポート53から入力された光を波長λ1を含む光と波長λ2を含む光に分波してそれぞれポート51とポート52へ出力する光合分波器45と、
OLT111とONU112とを接続する光ファイバ103に配置され、光ファイバ103のONU112側に対して光を入出力する第1ポート、及び光ファイバ103のOLT111側に対して光を入出力する第2ポートを有する光カプラ16と、
光合分波器45のポート53の接続先を光カプラ16の第1ポートと第2ポートのいずれかに切り替えるファイバセレクタFS15と、
を備える。
光合分波器45は、ポート53から入射した波長λ1および波長λ2の光について、波長λ1の光をポート51へ出射し、そして波長λ2の光をポート52に出射する特性を有している。光合分波器45は、例えば、アレイ導波路(AWG:Arrayed Waveguide Grating)型回折格子である。また、本実施例では、OTDR試験の波長λ1を1650nm、通信光の波長λ2を1310nm、1490nm、1550nm、1625nmとする。
FS15は、1つの基準ポート15bとこれに対向する複数の選択ポート(15s1〜15sj:jは1からJまでの自然数)を有し、基準ポート15bと選択ポート15sjの1つを接続する光スイッチである。FS15の基準ポート15bは光合分波器45のポート53に接続されている。図5のFS15の選択ポート15s1は光カプラ16の第1ポート16−11に接続され、FS15の選択ポート15s2は光カプラ16の第2ポート16−12に接続されている。
光カプラ16は光ケーブル104内の光ファイバ103と接続されており、第1ポート16−11と第2ポート16−12を有している。第1ポート16−11は、光ファイバ103のONU112側に対して光を入出力する。第2ポート16−12は、光ファイバ103のOLT111側に対して光を入出力する。
なお、OTU41は、OTDR31、OPM32及び光合分波器45を含み、OTM43は、OTU41を含む。また、OTU41は、光合分波器45のポート51とOTDR31との間に光フィルタ124を備えていてもよい。光フィルタ124は、波長λ1を透過する特性を持つ。
光線路試験の手順を説明する。オペレータが操作端末11から光線路試験を命令すると、命令の信号は試験用通信ネットワーク12を経由してOTM43とFS15に到達する。命令を受けたFS15は試験対象の光ファイバ103を選択し、OTM43は光線路試験を開始する。
その光線路試験は、FS15に、光合分波器45のポート53の接続先を試験対象となる光ファイバ103に配置された光カプラ16の第1ポート16−11に切り替えさせる第1手順と、
OTDR31に、光合分波器45のポート51、ポート53、FS15、及び光カプラ16の第1ポート16−11の経路で、光パルスを光ファイバ103のONU112側に結合させて光パルスによる光ファイバ103の後方散乱光を測定させるとともに、OPM32に、光カプラ16の第1ポート16−11、FS15、光合分波器45のポート53、及びポート52の経路で、ONU112から光ファイバ103に出力された上り信号光の一部を受信して上り信号光のパワーレベルを測定させる第2手順と、
FS15に、光合分波器45のポート53の接続先を光カプラ16の第2ポート16−12に切り替えさせる第3手順と、
OPM32に、光カプラ16の第2ポート16−12、FS15、光合分波器45のポート53、及びポート52の経路で、OLT111から光ファイバ103に出力された下り信号光の一部を受信して下り信号光のパワーレベルを測定させる第4手順と、
を順に行う。
具体的には、ONU112側の光ファイバ103区間に対して、OTDR31は波長λ1の光パルスで後方散乱光を測定しつつ、OPM32はONU112からの波長λ2の通信光のパワーレベルを測定する。
測定後、FS15は光カプラ16の第2ポート16−12に切り替え、OPM32はOLT111からの波長λ2の通信光のパワーレベルを測定する。
それぞれの測定結果を分析し、OTDR測定で光ファイバ103区間の故障、ONU112からの通信光のパワーレベル測定でユーザ宅102内設備の故障、及びOLT111からの通信光のパワーレベル測定で通信設備ビル101内の設備故障をそれぞれ特定し、操作端末11の画面に試験結果と故障設備を表示する。
光線路試験装置301は、光線路試験時にOTDR試験を実施しながら、同時にONU112からの通信光のパワーレベルをOPM32で測定することが可能となる。図1の光線路試験装置300の光線路試験では延べ3回の測定を時系列的に順番に行うところ、光線路試験装置301の光線路試験では延べ2回の測定時間で完了することができる。1回の測定に約30秒程度を要するため、図1の光線路試験装置300は光線路試験を開始してから完了するまで1分30秒程度を要していたが、光線路試験装置301は1分程度で完了することができる。このため、光線路試験装置301はユーザへの回答までの時間を短縮することができる。
なお、図4及び図5では、光ファイバ103が1本の場合で説明したが、光ファイバ103はN(Nは自然数)本でもよい。光ファイバ103がN本である場合に、光カプラ16は、光ファイバ103毎に配置され、FS15は、光合分波器45のポート53の接続先を試験対象の光ファイバ103に設置された光カプラ16の第1ポートと第2ポートのいずれかに切り替える。
すなわち、光カプラ16はN個ある。例えば、n個目の光カプラ16が第1ポート16−n1及び第2ポート16−n2を持つとする。FS15は2N個の選択ポート(15s1〜15sj:j=2N)持っており、選択ポート(15s1、15s2、15s3、15s4、・・・、15s2N−1、15s2N)はそれぞれ第1ポート16−11、第2ポート16−12、第1ポート16−21、第2ポート16−22、・・・、第1ポート16−N1、第2ポート16−N2に接続される。
光線路試験装置301は、FS15が基準ポート15bと選択ポート(15s1〜15s2N)との接続を切り替えることでN本の光ファイバの光線路試験を行うことができる。FS15が1台だけで光線路試験が可能でFTESを不要とするため、光線路試験装置301で経済的な光線路試験システムを構築できる。
(実施形態2)
図6及び図7は、実施形態2の光線路試験装置302を説明する図である。光線路試験装置302は図4及び図5の通信システムより規模が大きい通信システムを光線路試験することができる。ここで、規模が大きいとは光ファイバ103の数が多いという意味である。
光ファイバ103の数がFSの選択ポートの数より多いときに、FS15は、1×m光スイッチ(mは2以上の任意の整数)を複数段接続して構成される。光スイッチを複数段接続することで試験対象とできる光ファイバ103の数を増やすことができる。
図6及び図7は、光スイッチを2段接続した例である。1段目の光スイッチは1×2光スイッチであり、OTM43内部に配置されている。図7では、1×2光スイッチをOTM43内部にあるFTES47として記載している。2段目の光スイッチは1×Kスイッチであり、IDM/FTM14内に配置されている。図7では、1×KスイッチをIDM/FTM14内部にあるFS(15−1、15−2)として記載している。
光線路試験装置302は、FTES47及びFS(15−1、15−2)を切り替えることで実施形態1で説明した光線路試験を行うことができる。なお、光線路試験装置302のFTES47は可動側光ファイバが2心ではなく1心であるため、光線路試験装置302で経済的な光線路試験システムを構築できる。
(実施形態3)
光線路試験装置301及び光線路試験装置302は、光フィルタ124と光合分波器45の一方が波長λu1(λ1<λu1)以上の光を遮断し、他方が波長λd1(λd1<λ1)以下の光を遮断することで、光フィルタ124から光合分波器45のポート53までの経路が波長λd1より長く波長λu1より短い光を透過する光透過特性となる。
図8(a)のように、OTDR31から送出される試験光は、中心波長λ1に強いピークパワーを有し、そのλ1を中心にASE光が広がるスペクトラムを有する特性がある。光フィルタ122の遮断特性は、図8(b)に示すようにλ1を中心として±数nm程度しか有していない。このため光フィルタ122は、OTDR試験の試験光が有するASE光を完全に遮断することはできない。そのため、OTDR試験中に図8(c)に示すような試験光のサイドバンドノイズ漏洩光がONU112に入射してしまい、OLT111とONU112間の通信に影響を与える恐れがある。
そこでサイドバンドノイズ漏洩光の影響を排除するため、試験光をフィルタリングする光フィルタに必要な遮断特性は図8(d)のとおりである。その遮断特性は、光フィルタ124と光合分波器45で形成することができる。
図8(e)は光フィルタ124の光遮断特性である。図8(f)は光合分波器45のポートA側の光損失スペクトラムである。試験光は光フィルタ124と光合分波器45を経由するため、OTDR31から光合分波器45のポートCまでの光損失スペクトラムは図8(d)のようにλd1より大きくλu1より小さい波長までの帯域を透過し、λd1以下およびλu1以上を遮断するスペクトラムとなる。
このように、光合分波器45と光フィルタ124とで形成される試験光に対する透過特性は、極めて狭い透過領域を持ち、光ファイバ103に入射するASE光を低減することができる。すなわち、光フィルタ124を配置することでOLT111とONU112間の通信中にOTDR試験を行っても通信に影響を与えることはない。
さらに、光フィルタ124は図8(d)のような遮断特性ではなく、図(e)のような遮断特性でよいため、光フィルタの遮断特性を緩和でき光フィルタのコストを抑制することが可能となる。
11:操作端末
12:試験用通信ネットワーク
13:OTM(光線路試験モジュール)
14:IDM/FTM(架)
15:FS(ファイバセレクタ)
16:光カプラ
21:OTU
22:FTES
31:OTDR
32:OPM
33、34:可動側光ファイバ
35:固定側光ファイバ
41:OTU
43:OTM
45:光合分波器
47:FTES
51、52、53:ポート
101:通信設備ビル
102:ユーザ宅
103:光ファイバ
104:光ケーブル
111:OLT
112:ONU
121、122、123、124:光フィルタ
221:V溝基板
300、301、302:光線路試験装置

Claims (6)

  1. 波長λ1の光パルスで光ファイバを測定する光パルス試験器(OTDR:Optical Time Domain Reflectometer)と、
    波長λ1と異なる波長λ2の前記光ファイバを伝搬する信号光のパワーレベルを測定する光パワーメータ(OPM:Optical Power Meter)と、
    前記OTDRが接続されるポート(51)、前記OPMが接続されるポート(52)、及び前記ポート(51)からの光と前記ポート(52)からの光を合波して出力するポート(53)を有し、前記ポート(53)から入力された光を波長λ1の前記光パルスによる前記光ファイバの反射光及び後方散乱光を含む光と波長λ2の前記信号光を含む光に分波してそれぞれ前記ポート(51)と前記ポート(52)へ出力する光合分波器と、
    局側終端装置(OLT:Optical Line Terminal)と加入者側終端装置(ONU:Optical Network Unit)とを接続する前記光ファイバに配置され、前記光ファイバの前記ONU側に対して光を入出力する第1ポート、及び前記光ファイバの前記OLT側に対して光を入出力する第2ポートを有する光カプラと、
    前記光合分波器の前記ポート(53)の接続先を前記光カプラの前記第1ポートと前記第2ポートのいずれかに切り替えるファイバセレクタと、
    を備える光線路試験装置。
  2. 前記光ファイバが複数である場合に、
    前記光カプラは、前記光ファイバ毎に配置され、
    前記ファイバセレクタは、前記光合分波器の前記ポート(53)の接続先を試験対象の前記光ファイバに設置された前記光カプラの前記第1ポートと前記第2ポートのいずれかに切り替えることを特徴とする請求項1に記載の光線路試験装置。
  3. 前記ファイバセレクタは、1×m光スイッチ(mは2以上の任意の整数)が複数段接続されていることを特徴とする請求項2に記載の光線路試験装置。
  4. 前記光合分波器の前記ポート(51)と前記OTDRとの間に光フィルタをさらに備え、
    前記光フィルタと前記光合分波器の一方が波長λu1(λ1<λu1)以上の光を遮断し、他方が波長λd1(λd1<λ1)以下の光を遮断することで、
    前記光フィルタから前記光合分波器の前記ポート(53)までの経路が波長λd1より長く波長λu1より短い光を透過する光透過特性となることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の光線路試験装置。
  5. 光線路試験を行う際、
    前記ファイバセレクタは、前記光合分波器の前記ポート(53)の接続先を試験対象となる前記光ファイバに配置された前記光カプラの前記第1ポートに切り替え、
    前記OTDRは、前記光合分波器の前記ポート(51)、前記ポート(53)、前記ファイバセレクタ、及び前記光カプラの前記第1ポートの経路で、光パルスを前記光ファイバの前記ONU側に結合して前記光パルスによる前記光ファイバの後方散乱光を測定するとともに、
    前記OPMは、前記光カプラの前記第1ポート、前記ファイバセレクタ、前記光合分波器の前記ポート(53)、及び前記ポート(52)の経路で、前記ONUから前記光ファイバに出力された上り信号光の一部を受信して前記上り信号光のパワーレベルを測定し、
    続いて前記ファイバセレクタは、前記光合分波器の前記ポート(53)の接続先を前記光カプラの前記第2ポートに切り替え、
    前記OPMは、前記光カプラの前記第2ポート、前記ファイバセレクタ、前記光合分波器の前記ポート(53)、及び前記ポート(52)の経路で、前記OLTから前記光ファイバに出力された下り信号光の一部を受信して前記下り信号光のパワーレベルを測定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の光線路試験装置。
  6. 請求項1から4のいずれかに記載の光線路試験装置の光線路試験方法であって、
    前記ファイバセレクタに、前記光合分波器の前記ポート(53)の接続先を試験対象となる前記光ファイバに配置された前記光カプラの前記第1ポートに切り替えさせる第1手順と、
    前記OTDRに、前記光合分波器の前記ポート(51)、前記ポート(53)、前記ファイバセレクタ、及び前記光カプラの前記第1ポートの経路で、光パルスを前記光ファイバの前記ONU側に結合させて前記光パルスによる前記光ファイバの後方散乱光を測定させるとともに、前記OPMに、前記光カプラの前記第1ポート、前記ファイバセレクタ、前記光合分波器の前記ポート(53)、及び前記ポート(52)の経路で、前記ONUから前記光ファイバに出力された上り信号光の一部を受信して前記上り信号光のパワーレベルを測定させる第2手順と、
    前記ファイバセレクタに、前記光カプラの前記第2ポートに切り替えさせる第3手順と、
    前記OPMに、前記光カプラの前記第2ポート、前記ファイバセレクタ、前記光合分波器の前記ポート(53)、及び前記ポート(52)の経路で、前記OLTから前記光ファイバに出力された下り信号光の一部を受信して前記下り信号光のパワーレベルを測定させる第4手順と、
    を順に行うことを特徴とする光線路試験方法。
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