JP2001237526A - プリント配線基板と金属端子の接続方法 - Google Patents

プリント配線基板と金属端子の接続方法

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JP2001237526A
JP2001237526A JP2000046269A JP2000046269A JP2001237526A JP 2001237526 A JP2001237526 A JP 2001237526A JP 2000046269 A JP2000046269 A JP 2000046269A JP 2000046269 A JP2000046269 A JP 2000046269A JP 2001237526 A JP2001237526 A JP 2001237526A
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JP
Japan
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fpc
conductor wiring
tab
resin film
wiring board
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Application number
JP2000046269A
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English (en)
Inventor
Ichiro Terunuma
一郎 照沼
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)
  • Pressure Welding/Diffusion-Bonding (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 FPCと金属端子との間の良好な接合を得る
ことを可能としたプリント配線基板と金属端子の接続方
法を提供する。 【解決手段】 可撓性樹脂フィルム11に導体配線12
が形成されたFPC1の端子を超音波溶接機を用いてタ
ブ2に接続する方法であって、FPC1の導体配線12
の面を接続すべきタブ2に重ね、FPC1の導体配線1
2と反対側の面に金属箔5を介在させた状態で超音波溶
接機のアンビル3とホーン4の間に挟んで超音波融着さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、可撓性樹脂フィ
ルムを用いて構成されるプリント配線基板とコネクタ等
の金属端子(タブ)との接続方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、各種電子機器に、可撓性樹脂フィ
ルムを用いたFPC回路が用いられている。このFPC
をコネクタ等の金属端子(タブ)に接続する方法とし
て、従来より、短時間での接続が可能な超音波融着法が
用いられている。
【0003】図2は、従来の超音波融着法によるFPC
1とタブ2の接続法を示している。FPC1は、PET
等の可撓性樹脂フィルム11とこの上に銅箔等によりパ
ターン形成された導体配線12を有する。導体配線12
上は保護層13で覆われている。このようなFPC1の
保護層13で覆われていない端末を接続すべきタブ2に
重ねて、これを超音波溶接機のアンビル3とホーン(チ
ップ)4の間に挟み、ホーン4に超音波振動を与える。
これにより、タブ2とFPC1の端子を融着させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図2に示した
従来のFPCとタブの接続法では、ホーン4に与えられ
る超音波振動は、樹脂フィルム11を介して導体配線1
2に伝えられる。このため、樹脂フィルム11において
振動の多くが吸収され、導体配線12とタブ2との間で
良好な接合が得られないという問題があった。また、ホ
ーン4と樹脂フィルム11が直接接触しているため、摩
擦熱により樹脂フィルム11が溶けてホーン4に付着し
易く、これを除去するために保全作業が頻繁に必要であ
った。
【0005】この発明は、上記の点の鑑みなされたもの
で、FPCの端子と金属端子との間の良好な接合を得る
ことを可能としたプリント配線基板と金属端子の接続方
法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、可撓性樹脂
フィルムに導体配線が形成されたプリント配線基板の端
子を超音波溶接機を用いて金属端子に接続する方法であ
って、前記プリント配線基板の導体配線の面を接続すべ
き金属端子に重ね、前記プリント配線基板の導体配線と
反対側の面に金属箔を介在させた状態で超音波溶接機の
アンビルとホーンの間に挟んで超音波融着させることを
特徴としている。
【0007】この発明によると、可撓性樹脂フィルムを
金属で挟んだ状態で超音波振動が与えられるため、超音
波振動エネルギーの多くが可撓性樹脂フィルムに吸収さ
れることなくFPCの導体配線に与えられる結果、導体
配線と金属端子との間で良好な接合を得ることが可能と
なる。また樹脂フィルムが溶けてホーンに付着すること
がなく、超音波溶接機の頻繁な保全も必要がなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施例を説明する。図1は、この発明の一実施例によ
るFPC1とタブ2の接続の様子を示す。FPC1は、
可撓性樹脂フィルム11に銅箔等による導体配線12が
パターン形成されたものである。FPC1の先端の端子
部を除き、導体配線12は保護層13で覆われている。
導体配線12の厚みは30〜70μmであり、好ましく
は50μm程度とする。
【0009】この様なFPC1のタブ2に接合すべき導
体配線12の先端部をタブ2に重ね、更に導体配線12
と反対側の樹脂フィルム11の面に金属箔5を重ねた状
態で、超音波溶接機のアンビル3とホーン4の間に挟
み、ホーン4に超音波振動を与える。タブ2は例えば、
0.3〜0.4mm厚の黄銅製で所定のコネクタに接続
される。金属箔5は、錫や亜鉛等、常温で再結晶化温度
を超えている金属以外の金属であればよく、数10μm
厚の例えば銅箔やアルミニウム箔が用いられる。
【0010】この実施例によると、ホーン4は直接可撓
性樹脂フィルム11には接触せず、樹脂フィルム11が
金属箔5と導体配線12によりサンドイッチされた状態
で超音波振動が与えられる。従って、ホーン4に与えら
れる超音波振動エネルギーが樹脂フィルム11で多く吸
収されることなく、導体配線12に効率よく伝達され
る。この結果、FPC1とタブ2の間の良好な接合が得
られる。また、この方法によれば、ホーン4と樹脂フィ
ルム11の間に金属箔5が介在し、しかも短時間での融
着が可能であるため、樹脂フィルム11が摩擦熱により
溶けてホーン4に付着することがなく、ホーンの保全が
容易になる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、超
音波溶接機でFPCの導体配線を金属端子に接続する際
に、そのFPCの導体配線と反対側の樹脂フィルム面に
金属箔を介在させることにより、超音波振動がFPCの
導体配線に効率的に与えられるようしている。これによ
り、FPCの導体配線と金属端子との間の良好な接合を
得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例によるFPCのタブへの
接続法を説明するための図である。
【図2】 従来のFPCのタブへの接続法を説明するた
めの図である。
【符号の説明】 1…FPC、11…樹脂フィルム、12…導体配線、1
3…保護層、2…タブ、3…アンビル、4…ホーン、5
…金属箔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓性樹脂フィルムに導体配線が形成さ
    れたプリント配線基板の端子を超音波溶接機を用いて金
    属端子に接続する方法であって、 前記プリント配線基板の導体配線の面を接続すべき金属
    端子に重ね、前記プリント配線基板の導体配線と反対側
    の面に金属箔を介在させた状態で超音波溶接機のアンビ
    ルとホーンの間に挟んで超音波融着させることを特徴と
    するプリント配線基板と金属端子の接続方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005223054A (ja) * 2004-02-04 2005-08-18 Fujikura Ltd フレキシブル配線基板の端子部の超音波接合方法
DE102005035102A1 (de) * 2005-07-27 2007-02-01 Robert Bosch Gmbh Elektrisch leitende Verbindung und Verfahren zum Herstellen einer solchen
DE102013202232A1 (de) 2012-02-13 2013-08-14 Denso Corporation Leiterplatte mit wärmebeständigem Leitungsdraht und Verfahren zu deren Herstellung

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