JP2001236293A - サーバ負荷分散装置 - Google Patents
サーバ負荷分散装置Info
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- JP2001236293A JP2001236293A JP2000047198A JP2000047198A JP2001236293A JP 2001236293 A JP2001236293 A JP 2001236293A JP 2000047198 A JP2000047198 A JP 2000047198A JP 2000047198 A JP2000047198 A JP 2000047198A JP 2001236293 A JP2001236293 A JP 2001236293A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 動作しているにもかわらずダウンしているも
の誤判断されてしまうことを未然に防ぐ。 【解決手段】 複数のクライアントから複数のサーバに
向けて送信されたデータを全て受信する手段と、前記各
サーバ毎に設定された受信可能フロー数を記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された受信可能フロー数に
基づいて、前記クライアントから送信されたデータを前
記サーバの何れかに振り分ける手段とを備える。
の誤判断されてしまうことを未然に防ぐ。 【解決手段】 複数のクライアントから複数のサーバに
向けて送信されたデータを全て受信する手段と、前記各
サーバ毎に設定された受信可能フロー数を記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶された受信可能フロー数に
基づいて、前記クライアントから送信されたデータを前
記サーバの何れかに振り分ける手段とを備える。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバ負荷分散装
置に関し、特にインターネット上で使用されるサーバの
負荷分散装置に関するものである。
置に関し、特にインターネット上で使用されるサーバの
負荷分散装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ネットワーク・システムでは、ネ
ットワークに接続される各端末にこのネットワーク上で
一意の端末アドレスが付加されている。そして、各端末
間で通信を行う場合、通信相手の端末アドレスを指定し
て通信を行っている。このようなネットワーク・システ
ムにサービス提供サーバおよび利用者端末を接続し、利
用者端末からの処理要求をサービス提供サーバに送信
し、処理要求を受信したサービス提供サーバで処理を行
う従来システムにおいては、サービス提供サーバの負荷
が大きくなった場合に、同一のサービスを提供できる他
のサービス提供サーバをネットワークに接続することに
より、利用者端末へのサービス提供をこの新たに接続し
たサーバに肩代わりさせることにより、負荷を分散する
ことが行われている。このような負荷分散には専用のサ
ーバ負荷分散装置が用いられている。
ットワークに接続される各端末にこのネットワーク上で
一意の端末アドレスが付加されている。そして、各端末
間で通信を行う場合、通信相手の端末アドレスを指定し
て通信を行っている。このようなネットワーク・システ
ムにサービス提供サーバおよび利用者端末を接続し、利
用者端末からの処理要求をサービス提供サーバに送信
し、処理要求を受信したサービス提供サーバで処理を行
う従来システムにおいては、サービス提供サーバの負荷
が大きくなった場合に、同一のサービスを提供できる他
のサービス提供サーバをネットワークに接続することに
より、利用者端末へのサービス提供をこの新たに接続し
たサーバに肩代わりさせることにより、負荷を分散する
ことが行われている。このような負荷分散には専用のサ
ーバ負荷分散装置が用いられている。
【０００３】サーバ負荷分散装置の振り分けを行うアル
ゴリズムとしては、各ポートに接続されているサーバに
重みを設定し、その設定された重みに従って振り分けを
行う方法、各ポートのフロー数（ソースＩＰアドレス
数）が最小であるポートに接続されているサーバへ振り
分けを行う方法、各ポートに接続されているサーバへ順
々に振り分けを行う方法等がある。
ゴリズムとしては、各ポートに接続されているサーバに
重みを設定し、その設定された重みに従って振り分けを
行う方法、各ポートのフロー数（ソースＩＰアドレス
数）が最小であるポートに接続されているサーバへ振り
分けを行う方法、各ポートに接続されているサーバへ順
々に振り分けを行う方法等がある。
【０００４】サーバ負荷分散装置は、各ポートに接続さ
れているサーバの状態をＡＲＰ（Address Resolution P
rotocol ）リクエスト等で監視し、応答のあったポート
にのみ上記アルゴリズムに従って、パケットを振り分け
る。応答のないポートのサーバはダウンと見なし、サー
バ負荷分散装置はそのサーバをパケットを振り分ける対
象から切り離す。
れているサーバの状態をＡＲＰ（Address Resolution P
rotocol ）リクエスト等で監視し、応答のあったポート
にのみ上記アルゴリズムに従って、パケットを振り分け
る。応答のないポートのサーバはダウンと見なし、サー
バ負荷分散装置はそのサーバをパケットを振り分ける対
象から切り離す。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クライ
アント数が増大した場合、サーバの処理能力を超えるフ
ローが振り分けられる可能性があり、この場合、ＡＲＰ
リクエスト等の応答を返すことができず、サーバが動作
しているにも関わらず、サーバ負荷分散装置には見かけ
上サーバがダウンしているとみなされてしまうことがあ
る。その結果、サーバ負荷分散装置が誤作動し、本来そ
のサーバに接続されているフローを別のサーバに振り分
け直してしまうという問題点があった。本発明は、この
ような課題を解決するためのものであり、動作している
にもかわらずダウンしているもの誤判断されてしまうこ
とを未然に防ぐことができるサーバ負荷分散装置を提供
することを目的とする。
アント数が増大した場合、サーバの処理能力を超えるフ
ローが振り分けられる可能性があり、この場合、ＡＲＰ
リクエスト等の応答を返すことができず、サーバが動作
しているにも関わらず、サーバ負荷分散装置には見かけ
上サーバがダウンしているとみなされてしまうことがあ
る。その結果、サーバ負荷分散装置が誤作動し、本来そ
のサーバに接続されているフローを別のサーバに振り分
け直してしまうという問題点があった。本発明は、この
ような課題を解決するためのものであり、動作している
にもかわらずダウンしているもの誤判断されてしまうこ
とを未然に防ぐことができるサーバ負荷分散装置を提供
することを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明に係るサーバ負荷分散装置は、複数の
クライアントから複数のサーバに向けて送信されたデー
タを全て受信する手段と、前記各サーバ毎に設定された
受信可能フロー数を記憶する記憶手段と、この記憶手段
に記憶された受信可能フロー数に基づいて、前記クライ
アントから送信されたデータを前記サーバの何れかに振
り分ける手段とを備える。
るために、本発明に係るサーバ負荷分散装置は、複数の
クライアントから複数のサーバに向けて送信されたデー
タを全て受信する手段と、前記各サーバ毎に設定された
受信可能フロー数を記憶する記憶手段と、この記憶手段
に記憶された受信可能フロー数に基づいて、前記クライ
アントから送信されたデータを前記サーバの何れかに振
り分ける手段とを備える。
【０００７】また、本発明はその他の態様として以下に
示す構成を含む。すなわち、前記振り分け手段は、前記
サーバの動作状態に応じて、負荷分散の対象とするかま
たは負荷分散の対象から除外するかを判定する。前記振
り分け手段は、前記サーバに設定されているクライアン
ト数と前記受信可能フロー数との大小比較に応じて、前
記サーバを負荷分散の対象とするかまたは負荷分散の対
象から除外するかを判定する。前記振り分け手段は、前
記サーバに設定されているポート数と前記受信可能フロ
ー数との大小比較に応じて、前記サーバを負荷分散の対
象とするかまたは負荷分散の対象から除外するかを判定
する。
示す構成を含む。すなわち、前記振り分け手段は、前記
サーバの動作状態に応じて、負荷分散の対象とするかま
たは負荷分散の対象から除外するかを判定する。前記振
り分け手段は、前記サーバに設定されているクライアン
ト数と前記受信可能フロー数との大小比較に応じて、前
記サーバを負荷分散の対象とするかまたは負荷分散の対
象から除外するかを判定する。前記振り分け手段は、前
記サーバに設定されているポート数と前記受信可能フロ
ー数との大小比較に応じて、前記サーバを負荷分散の対
象とするかまたは負荷分散の対象から除外するかを判定
する。
【０００８】したがって、このように構成することによ
り本発明は、受信可能フロー数が設定されたサーバへの
パケットの振り分けが、この受信可能フロー数を超えな
いようにしたため、サーバが過負荷状態に陥るのを未然
に防ぐことができる。
り本発明は、受信可能フロー数が設定されたサーバへの
パケットの振り分けが、この受信可能フロー数を超えな
いようにしたため、サーバが過負荷状態に陥るのを未然
に防ぐことができる。
【０００９】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一つの実施の形態
について図を用いて説明する。図１は、本発明の一つの
実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態に係
るサーバ負荷分散装置においては、クライアントからサ
ーバへの全てのパケットを、サーバ負荷分散装置が一度
受信してから、負荷分散装置の各ポートへ接続されてい
るサーバへ振り分け（負荷分散）を行う。そしてさら
に、各サーバ毎に受信可能フロー数を設定する項目を設
置し、その設定を利用してサーバへのフロー数を強制的
に制限する。クライアント１1〜１Nのデータの受信は受
信手段４ａで行われ、受信可能フロー数はサーバ負荷分
散装置４の記憶手段４ｃに記憶保持され、振り分けはサ
ーバ負荷分散装置内のＣＰＵ等からなる振り分け手段４
ｂによって行われる。なお、フローとはクライアント−
サーバ間で行われる一連のデータのやりとりのことであ
る。
について図を用いて説明する。図１は、本発明の一つの
実施の形態を示すブロック図である。本実施の形態に係
るサーバ負荷分散装置においては、クライアントからサ
ーバへの全てのパケットを、サーバ負荷分散装置が一度
受信してから、負荷分散装置の各ポートへ接続されてい
るサーバへ振り分け（負荷分散）を行う。そしてさら
に、各サーバ毎に受信可能フロー数を設定する項目を設
置し、その設定を利用してサーバへのフロー数を強制的
に制限する。クライアント１1〜１Nのデータの受信は受
信手段４ａで行われ、受信可能フロー数はサーバ負荷分
散装置４の記憶手段４ｃに記憶保持され、振り分けはサ
ーバ負荷分散装置内のＣＰＵ等からなる振り分け手段４
ｂによって行われる。なお、フローとはクライアント−
サーバ間で行われる一連のデータのやりとりのことであ
る。
【００１０】図１を参照すると、クライアント１1〜１N
はＬＡＮ（ローカル・エリア・ネットワーク）２を介し
てルータ３と接続されている。サーバ負荷分散装置４
は、ルータ３、ウェブ・サーバ５A およびウェブ・サー
バ５B とネットワーク・ケーブル６，７，８を介して接
続されている。ウェブ・サーバ５A およびウェブ・サー
バ５Bは、負荷分散の対象となるサーバとしてサーバ負
荷分散装置４に設定されている（装置の利用者が設定す
る）。設定されているサーバごとにサーバのＩＰアドレ
ス、サーバが接続されているポート番号、受信可能フロ
ー数等の項目が設定されている（装置の利用者が設定す
る）。また、サーバ負荷分散装置４は、ウェブ・サーバ
５A，５Bに対して、定期的にＡＲＰリクエスト等でアク
セスを試み、それに対するサーバの応答の有無でそのサ
ーバが動作しているか否かをチェックしている。
はＬＡＮ（ローカル・エリア・ネットワーク）２を介し
てルータ３と接続されている。サーバ負荷分散装置４
は、ルータ３、ウェブ・サーバ５A およびウェブ・サー
バ５B とネットワーク・ケーブル６，７，８を介して接
続されている。ウェブ・サーバ５A およびウェブ・サー
バ５Bは、負荷分散の対象となるサーバとしてサーバ負
荷分散装置４に設定されている（装置の利用者が設定す
る）。設定されているサーバごとにサーバのＩＰアドレ
ス、サーバが接続されているポート番号、受信可能フロ
ー数等の項目が設定されている（装置の利用者が設定す
る）。また、サーバ負荷分散装置４は、ウェブ・サーバ
５A，５Bに対して、定期的にＡＲＰリクエスト等でアク
セスを試み、それに対するサーバの応答の有無でそのサ
ーバが動作しているか否かをチェックしている。
【００１１】一方、クライアント１1〜１Nはサーバ負荷
分散装置４に対してリクエストパケットを発信し、サー
バ負荷分散装置４がそのパケットを受信すると、ウェブ
・サーバ５Aもしくはウェブ・サーバ５Bへ、そのときの
各サーバの動作状態等に応じて振り分けを行う。ウェブ
・サーバ５Aおよびウェブ・サーバ５Bは、そのリクエス
トに対してＨＴＴＰ（Hyper-Text Transfer Protocol）
コンテンツを返信し、サーバ負荷分散装置４、ルータ３
を介してクライアント１1〜１Nへ送信する。
分散装置４に対してリクエストパケットを発信し、サー
バ負荷分散装置４がそのパケットを受信すると、ウェブ
・サーバ５Aもしくはウェブ・サーバ５Bへ、そのときの
各サーバの動作状態等に応じて振り分けを行う。ウェブ
・サーバ５Aおよびウェブ・サーバ５Bは、そのリクエス
トに対してＨＴＴＰ（Hyper-Text Transfer Protocol）
コンテンツを返信し、サーバ負荷分散装置４、ルータ３
を介してクライアント１1〜１Nへ送信する。
【００１２】次に、サーバ負荷分散装置の動作について
説明する。図２は、サーバ負荷分散装置４の動作を説明
するためのフローチャートである。サーバ負荷分散装置
４は、クライアント１1〜１Nからサーバｍ（サーバ１1
〜１N の何れか）に対して送信されたリクエスト・パケ
ットを受信する（ステップＡ１）。負荷分散装置は負荷
分散の対象として登録されているサーバｍが動作してい
るか否かの動作状態を調べる（ステップＡ２）。もし動
作していなければ（ダウン状態）、そのサーバｍを振り
分けの対象から除外する（ステップＡ４）。動作してい
れば負荷分散の対象とする（ステップＡ３）。すべての
負荷分散の対象として設定されているサーバの動作状態
を調べる（ステップＡ５）。
説明する。図２は、サーバ負荷分散装置４の動作を説明
するためのフローチャートである。サーバ負荷分散装置
４は、クライアント１1〜１Nからサーバｍ（サーバ１1
〜１N の何れか）に対して送信されたリクエスト・パケ
ットを受信する（ステップＡ１）。負荷分散装置は負荷
分散の対象として登録されているサーバｍが動作してい
るか否かの動作状態を調べる（ステップＡ２）。もし動
作していなければ（ダウン状態）、そのサーバｍを振り
分けの対象から除外する（ステップＡ４）。動作してい
れば負荷分散の対象とする（ステップＡ３）。すべての
負荷分散の対象として設定されているサーバの動作状態
を調べる（ステップＡ５）。
【００１３】次いで、ステップＡ２〜Ａ４で負荷分散の
対象として残ったサーバごとに、すなわちサーバｎ（サ
ーバ１1〜１Nの内の負荷分散の対象として残った何れ
か）に接続されているクライアントの総数を調べ、設定
されているそのサーバｎの受信可能フロー数と比べ、受
信可能フロー数の方が多い場合、そのサーバｎを負荷分
散の対象とする（ステップＡ７）。数が同じ場合、負荷
分散の対象から除外する（ステップＡ８）。すべての負
荷分散の対象となっているサーバについて動作状態を調
べる（ステップＡ９）。Ａ２〜Ａ９の結果、負荷分散の
対象として残ったサーバがあるかどうか調べ（ステップ
Ａ１０）、残っていればそのサーバに対してパケットの
振り分けを実施する（ステップＡ１１）。振り分け方法
は装置の仕様による。もし残ってなければそのパケット
は廃棄する（ステップＡ１２）。
対象として残ったサーバごとに、すなわちサーバｎ（サ
ーバ１1〜１Nの内の負荷分散の対象として残った何れ
か）に接続されているクライアントの総数を調べ、設定
されているそのサーバｎの受信可能フロー数と比べ、受
信可能フロー数の方が多い場合、そのサーバｎを負荷分
散の対象とする（ステップＡ７）。数が同じ場合、負荷
分散の対象から除外する（ステップＡ８）。すべての負
荷分散の対象となっているサーバについて動作状態を調
べる（ステップＡ９）。Ａ２〜Ａ９の結果、負荷分散の
対象として残ったサーバがあるかどうか調べ（ステップ
Ａ１０）、残っていればそのサーバに対してパケットの
振り分けを実施する（ステップＡ１１）。振り分け方法
は装置の仕様による。もし残ってなければそのパケット
は廃棄する（ステップＡ１２）。
【００１４】次に、本発明のその他の実施の形態につい
て詳細に説明する。図３は、本発明のその他の実施の形
態を示すブロック図である。同図に示すように、クライ
アント９1〜９NはＬＡＮ（ローカル・エリア・ネットワ
ーク）９を介してプロキシ・サーバ１０と接続されてい
る。サーバ負荷分散装置１１は、プロキシ・サーバ１
０、ウェブ・サーバ１３A、ウェブ・サーバ１３Bとネッ
トワーク・ケーブル１４，１５，１６を介して接続され
ている。クライアント９1〜９Nからサーバへのパケット
を受信したプロキシ・サーバ１０はパケットのソースＩ
Ｐ（Internet Protocol ）を変換する。このため違うク
ライアントが同じＩＰアドレスでサーバに対してアクセ
スする可能性が出てくる。この場合にクライアント（ソ
ースＩＰアドレス）ではなくソースＴＣＰ（Transmissi
on Contorol Protocol）、ＵＤＰ（User Datagram Prot
ocol）ポート番号で振り分けを行うことが可能なサーバ
負荷分散装置１１がある。サーバ負荷分散装置１１の構
成は図１で示したものと同様である。
て詳細に説明する。図３は、本発明のその他の実施の形
態を示すブロック図である。同図に示すように、クライ
アント９1〜９NはＬＡＮ（ローカル・エリア・ネットワ
ーク）９を介してプロキシ・サーバ１０と接続されてい
る。サーバ負荷分散装置１１は、プロキシ・サーバ１
０、ウェブ・サーバ１３A、ウェブ・サーバ１３Bとネッ
トワーク・ケーブル１４，１５，１６を介して接続され
ている。クライアント９1〜９Nからサーバへのパケット
を受信したプロキシ・サーバ１０はパケットのソースＩ
Ｐ（Internet Protocol ）を変換する。このため違うク
ライアントが同じＩＰアドレスでサーバに対してアクセ
スする可能性が出てくる。この場合にクライアント（ソ
ースＩＰアドレス）ではなくソースＴＣＰ（Transmissi
on Contorol Protocol）、ＵＤＰ（User Datagram Prot
ocol）ポート番号で振り分けを行うことが可能なサーバ
負荷分散装置１１がある。サーバ負荷分散装置１１の構
成は図１で示したものと同様である。
【００１５】次に、その他の実施の形態の動作について
説明する。図４は、その他の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。同図に示すように、サ
ーバ負荷分散装置１１はクライアント９1〜９Nからプロ
キシ・サーバ１０経由でサーバｍ（サーバ９1〜９Nの何
れか）に対する新規ポートのパケットを受信する（ステ
ップＢ１）。サーバ負荷分散装置１１は負荷分散の対象
として登録されているサーバｍが動作しているか否かの
動作状態を調べる（ステップＢ２）。もし動作していな
ければ（ダウン状態）、そのサーバｍを振り分けの対象
から除外する（ステップＢ４）。動作していれば負荷分
散の対象とする（ステップＢ３）。すべての負荷分散の
対象として設定されているサーバの動作状態を調べる
（ステップＢ５）。
説明する。図４は、その他の実施の形態の動作を説明す
るためのフローチャートである。同図に示すように、サ
ーバ負荷分散装置１１はクライアント９1〜９Nからプロ
キシ・サーバ１０経由でサーバｍ（サーバ９1〜９Nの何
れか）に対する新規ポートのパケットを受信する（ステ
ップＢ１）。サーバ負荷分散装置１１は負荷分散の対象
として登録されているサーバｍが動作しているか否かの
動作状態を調べる（ステップＢ２）。もし動作していな
ければ（ダウン状態）、そのサーバｍを振り分けの対象
から除外する（ステップＢ４）。動作していれば負荷分
散の対象とする（ステップＢ３）。すべての負荷分散の
対象として設定されているサーバの動作状態を調べる
（ステップＢ５）。
【００１６】次いで、ステップＢ２〜Ｂ４で負荷分散の
対象として残った各サーバごとに、すなわちサーバｎ
（サーバ９1〜９Nの内の負荷分散の対象として残った何
れか）に接続されているされているパケットのＴＣＰ、
ＵＤＰポートの総数を調べ、設定されているそのサーバ
ｎの受信可能フロー数と比べ、受信可能フロー数の方が
多い場合、そのサーバｎを負荷分散の対象とする（ステ
ップＢ７）。数が同じ場合、負荷分散の対象から除外す
る（ステップＢ８）。負荷分散の対象となっているサー
バについて動作状態を調べる（ステップＢ９）。Ｂ２〜
Ｂ９の結果、負荷分散の対象として残ったサーバがある
かどうか調べ（ステップＢ１０）、残っていればそのサ
ーバに対しパケットの振り分けを実施する（ステップＢ
１１）。振り分け方法は装置の仕様による。もし残って
なければそのパケットは廃棄する（ステップＢ１２）。
対象として残った各サーバごとに、すなわちサーバｎ
（サーバ９1〜９Nの内の負荷分散の対象として残った何
れか）に接続されているされているパケットのＴＣＰ、
ＵＤＰポートの総数を調べ、設定されているそのサーバ
ｎの受信可能フロー数と比べ、受信可能フロー数の方が
多い場合、そのサーバｎを負荷分散の対象とする（ステ
ップＢ７）。数が同じ場合、負荷分散の対象から除外す
る（ステップＢ８）。負荷分散の対象となっているサー
バについて動作状態を調べる（ステップＢ９）。Ｂ２〜
Ｂ９の結果、負荷分散の対象として残ったサーバがある
かどうか調べ（ステップＢ１０）、残っていればそのサ
ーバに対しパケットの振り分けを実施する（ステップＢ
１１）。振り分け方法は装置の仕様による。もし残って
なければそのパケットは廃棄する（ステップＢ１２）。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したとおり本発明は、複数のク
ライアントから複数のサーバに向けて送信されたデータ
を全て受信する手段と、前記各サーバ毎に設定された受
信可能フロー数を記憶する記憶手段と、この記憶手段に
記憶された受信可能フロー数に基づいて、前記クライア
ントから送信されたデータを前記サーバの何れかに振り
分ける手段とを備える。
ライアントから複数のサーバに向けて送信されたデータ
を全て受信する手段と、前記各サーバ毎に設定された受
信可能フロー数を記憶する記憶手段と、この記憶手段に
記憶された受信可能フロー数に基づいて、前記クライア
ントから送信されたデータを前記サーバの何れかに振り
分ける手段とを備える。
【００１８】したがって、このように構成することによ
り本発明は、受信可能フロー数が設定されたサーバへの
パケットの振り分けが、この受信可能フロー数を超えな
いようにしたため、サーバが過負荷状態に陥るのを未然
に防ぐことができる。
り本発明は、受信可能フロー数が設定されたサーバへの
パケットの振り分けが、この受信可能フロー数を超えな
いようにしたため、サーバが過負荷状態に陥るのを未然
に防ぐことができる。
【図１】 本発明の一つの実施の形態を示すブロック図
である。
である。
【図２】 本実施の形態の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
【図３】 本発明のその他の形態を示すブロック図であ
る。
る。
【図４】 その他の形態の動作を説明するためのフロー
チャートである。
チャートである。
１1，１N…クライアント、２…ＬＡＮ、３…ルータ、４
…サーバ負荷分散装置、４ａ…受信手段、４ｂ…振り分
け手段、４ｃ…記憶手段、５A，５B…ウェブ・サーバ、
６，７，８…ネットワーク・ケーブル、９1，９N…クラ
イアント、１０…ＬＡＮ、１１…プロキシ・サーバ、１
２…サーバ負荷分散装置、１３A，１３B…ウェブ・サー
バ、１４，１５，１６…ネットワーク・ケーブル、
…サーバ負荷分散装置、４ａ…受信手段、４ｂ…振り分
け手段、４ｃ…記憶手段、５A，５B…ウェブ・サーバ、
６，７，８…ネットワーク・ケーブル、９1，９N…クラ
イアント、１０…ＬＡＮ、１１…プロキシ・サーバ、１
２…サーバ負荷分散装置、１３A，１３B…ウェブ・サー
バ、１４，１５，１６…ネットワーク・ケーブル、
Claims (4)
- 【請求項１】 複数のクライアントから複数のサーバに
向けて送信されたデータを全て受信する手段と、 前記各サーバ毎に設定された受信可能フロー数を記憶す
る記憶手段と、 この記憶手段に記憶された受信可能フロー数に基づい
て、前記クライアントから送信されたデータを前記サー
バの何れかに振り分ける手段とを備えたことを特徴とす
るサーバ負荷分散装置。 - 【請求項２】 請求項１において、 前記振り分け手段は、前記サーバの動作状態に応じて、
負荷分散の対象とするかまたは負荷分散の対象から除外
するかを判定することを特徴とするサーバ負荷分散装
置。 - 【請求項３】 請求項１において、 前記振り分け手段は、前記サーバに設定されているクラ
イアント数と前記受信可能フロー数との大小比較に応じ
て、前記サーバを負荷分散の対象とするかまたは負荷分
散の対象から除外するかを判定することを特徴とするサ
ーバ負荷分散装置。 - 【請求項４】 請求項１において、 前記振り分け手段は、前記サーバに設定されているポー
ト数と前記受信可能フロー数との大小比較に応じて、前
記サーバを負荷分散の対象とするかまたは負荷分散の対
象から除外するかを判定することを特徴とするサーバ負
荷分散装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000047198A JP2001236293A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | サーバ負荷分散装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000047198A JP2001236293A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | サーバ負荷分散装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001236293A true JP2001236293A (ja) | 2001-08-31 |
Family
ID=18569484
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000047198A Pending JP2001236293A (ja) | 2000-02-24 | 2000-02-24 | サーバ負荷分散装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001236293A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003256392A (ja) * | 2002-03-04 | 2003-09-12 | Ntt Comware Corp | ロードバランス制御装置及びロードバランス制御方法 |
| WO2006098122A1 (ja) * | 2005-03-17 | 2006-09-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 通信システム、情報処理システム、接続サーバ、処理サーバ、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
| JP2008250427A (ja) * | 2007-03-29 | 2008-10-16 | Japan Research Institute Ltd | 情報処理システムに用いられるバージョンアップ装置及び該装置を備えた情報処理システム並びに情報処理システムをバージョンアップするためのプログラム |
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