JP2001235744A - 反射型液晶装置および電子機器 - Google Patents

反射型液晶装置および電子機器

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 隣接画素の電界の影響によるディスクリネー
ションを抑制し、明るく、コントラストの高い表示が得
られる反射型液晶装置を提供する。 【解決手段】 本発明の反射型液晶表示装置は、TFT
アレイ基板10に、複数の走査線と複数のデータ線とに
より区画された画素領域毎に設けられたTFT5および
共通電極9と、共通電極9との間で横電界を発生させる
画素電極8と、反射電極14とが設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に横電界モード
を用いて表示を行う反射型液晶装置、および、電子機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】反射モードの液晶表示方式を用いた投射
型液晶表示装置が従来から知られている。図11は、こ
の種の投射型液晶表示装置の構成を示す平面図である。
本例の投射型液晶表示装置は、この図に示されるよう
に、光源101と、光源101からの出射光を平行光に
変換するレンズ102と、一方の偏光を反射するととも
に他方の偏光を透過する偏光ビームスプリッタ103
と、平行光を赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色に
分離・合成するダイクロイックプリズム104などの光
学部材からなる色分離合成系とを有している。さらに、
この投射型液晶表示装置は、上記の色分離合成系で分離
された3原色の光を入射光とし、それぞれの色の画像信
号に応じて反射率を制御して反射する反射モードの液晶
ライトバルブ105R、105G、105Bの3枚と、
この反射光を再び色分離合成系で合成し、スクリーン1
06上に拡大投影する投射レンズ107とを有してい
る。
【0003】図12は、反射モードの液晶ライトバルブ
の要部構成を示す断面図である。この図に示されるよう
に、液晶ライトバルブには、素子基板110および対向
基板111の2枚の透明基板の間に枠状のシール材(図
示省略)が形成され、この空間に液晶113が封入され
た構成となっている。この液晶113は、負の誘電率異
方性を有して、電圧無印加時に液晶分子がほぼ垂直に配
向する一方、電圧印加時に液晶分子が水平に傾斜するも
のである(以下、垂直配向モードという)。
【0004】また、素子基板110の上面には、反射膜
と画素電極とを兼ねた反射電極114が複数配置されて
いる。この素子基板110が、スイッチング素子として
例えば薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor:以
下、TFTと略記する)を用いたアクティブマトリクス
基板であったとすると、多数の反射電極114がマトリ
クス状に配置されるとともに、各反射電極114が、格
子状に配置されたデータ線(図示省略)および走査線
(図示省略)にTFT(図示省略)を介して接続された
構成となる。この反射電極114は、通常、銀やアルミ
ニウム等の金属で形成され、その表面は、対向基板11
1の側から入射する光を反射する反射面となっている。
なお、反射電極114上には、配向膜(図示省略)が設
けられている。
【0005】他方、対向基板111上には、隣接する反
射電極114の間に相当する領域に遮光膜116が設け
られている。ここで、対向基板111上には、遮光膜1
16を覆う絶縁膜117が設けられ、さらに、絶縁膜1
17上には、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide:
以下、ITOと略記する)等の透明導電膜からなる対向
電極118が設けられている。なお、対向電極118上
には、配向膜(図示省略)が設けられている。また、対
向基板111の外側には、位相差板120、偏光板12
1が設けられている。
【0006】ここで、液晶として垂直配向モードの液晶
を用いている理由は、次の通りである。すなわち、第1
に、垂直配向モードでは、液晶分子が基板面に対して垂
直に配列された状態(法線方向から見た光学的リターデ
ーションが無い状態)を黒表示として用いるため、黒表
示の画質が良く、高いコントラストが得られるからであ
る。第2に、正面コントラストに優れる垂直配向モード
では、一定のコントラストが得られる視角範囲が、水平
配向モードのツイステッド・ネマティック(Twisted Ne
matic:以下、TNと略記する)液晶と比較して広いか
らである。第3に、垂直配向モードでは、液晶層がツイ
スト構造ではないので、TN方式に比較して応答速度が
速いからである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構成に係る液晶ライトバルブでは、ディスクリネーシ
ョン(液晶の配向不良)の発生が避けられず、実際のと
ころ、明るく、コントラストの高い反射型液晶ライトバ
ルブを得るのは困難である、という問題があった。
【0008】この点について図13および図14を参照
して説明する。図13は、垂直配向モードの反射型液晶
表示装置において、選択電圧が印加されて明表示となる
べき場合に、液晶に印加される電界および液晶分子の配
列をシミュレーションして、画素領域にわたって光の透
過率がどのようになるかについて、パネルの上から見る
と仮定して示した平面図である。ここで、画素毎に印加
される電圧の様子は、同図の右に示されるとおり、ある
1つの画素電極において、共通電極に対し+5V(以
下、画素電極の電圧は、共通電極に対して、また、共通
電極の電圧の設定は、液晶に印加する電圧幅の中心電圧
に対して、それぞれ設定される。)印加されたとする
と、その隣の画素電極には−5Vの電圧が印加されると
いうように、相隣接する画素電極には互いに逆極性の電
圧が印加されるドット反転駆動の駆動方式を採用すると
きのものである。また、本例では垂直配向モードの液晶
を用いているので、液晶分子は等電位線(図示省略)に
沿う方向に傾斜することになる。
【0009】さて、図13において、ある1つの画素領
域Rに着目すると、電極端から画素領域Rの中央にかけ
て、光の透過率が低下している。これは、隣接する画素
領域からの横方向の電界によって、画素領域Rにおける
液晶分子の配列が、図14に示されるように乱れて、デ
ィスクリネーションが発生しているからである、と考え
られる。
【0010】ここで、ドット反転駆動等の駆動方式を採
用しなければ、ディスリネーションについては抑制され
ると考えられるが、フリッカや輝度傾斜などの周知の問
題が発生するので、ドット反転駆動等の駆動方式を採用
さぜるを得ない。すなわち、ドット反転駆動等の駆動方
式を採用する以上、画素領域中央部のディスクリネーシ
ョンの抑制と画素領域端部のディスクリネーションとを
抑制しない限り、明るく、コントラストの高い表示は期
待できない。なお、ここでは垂直配向モードの場合を例
に挙げて説明したが、ディスクリネーションの発生につ
いては、水平配向モードのTN液晶を用いた場合でも、
全く同様に発生する。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するためにな
されたものであって、隣接画素の電界の影響によるディ
スクリネーションを抑制し、明るく、コントラストの高
い表示が得られる反射型液晶装置およびこれを用いた電
子機器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の反射型液晶装置は、素子基板と対向基板と
からなる一対の基板間に液晶が挟持されてなる反射型液
晶装置であって、前記素子基板上に、複数の走査線と、
複数のデータ線と、これら走査線およびデータ線により
区画された画素領域毎に設けられたスイッチング素子お
よび画素電極と、該画素電極との間において基板面とは
略平行方向の電界を発生させる共通電極と、前記対向基
板側から前記液晶を透過して入射した光を反射する反射
層とが設けられたことを特徴としている。
【0013】すなわち、本発明の反射型液晶装置は、素
子基板上に共通電極と画素電極とを設け、これら電極間
で横方向の電界を発生させる横電界モードの液晶装置を
反射型液晶装置に適用したものである。本発明者らは、
素子基板上に共通電極と画素電極とを備えた横電界モー
ドの反射型液晶装置について、図13に示したのと同様
の液晶への印加電界と液晶分子の配列とのシミュレーシ
ョンを実施した。その結果、横電界モードの適用によっ
て隣接画素からの印加電界の影響を低減でき、特に画素
領域端部のディスクリネーションを充分に抑制できるこ
とを発見した。この構成により、従来に比べて明るく、
コントラストの高い表示が得られる反射型液晶装置が実
現可能となる。
【0014】さらに液晶材料の誘電異方性を負にするこ
とで画素電極上端、および、画素電極端の配向不良を低
減し、誘電異方性が正の材料に比較して、明るい表示が
可能となる。
【0015】また、反射層を導電性材料で形成し、反射
膜と電極とを兼ねる反射電極として機能する構成にして
もよい。さらに、位置関係として、共通電極を各画素領
域の両端部に設ける一方、画素電極を共通電極とは絶縁
状態とした上で各画素領域の中央部に設けてもよい。さ
らに、反射層を上述した導電性材料で形成することに代
えて、誘電体材料で形成していわゆる誘電体ミラーと
し、反射層に電圧を印加しない構成としてもよい。
【0016】次に、上記目的を達成するために、本発明
の電子機器は、上記本発明の反射型液晶表示装置を備え
たことを特徴とするものである。このように、上記本発
明の反射型液晶表示装置を備えたことにより、従来より
明るく、コントラストの高い液晶表示部を有する電子機
器を実現することが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)まず、本発
明の第1の実施形態について図を参照して説明する。
【0018】図1は、この実施形態に係る反射型液晶表
示装置を構成するTFTアレイ基板(素子基板)におい
て、隣接する2画素分の平面図であり、図2は、図1の
A−A’線に沿う断面図である。なお、図2において
は、各層や各部材を図面上で認識可能な程度の大きさと
するため、各層や各部材毎に縮尺を異ならしめてある。
【0019】これらの図に示されるように、本実施形態
の反射型液晶装置は、互いに対向するTFTアレイ基板
10および対向基板11の2枚の透明基板の間に、水平
配向モードの液晶13が挟持された構成となっている。
【0020】このうち、TFTアレイ基板10上には、
図1において紙面縦方向に延びるデータ線2と、紙面横
方向に延びる走査線3とが格子状に設けられている。こ
れらデータ線2と走査線3とにより区画される各画素領
域Rの一角部には、TFT5が設けられている。本実施
形態の場合、TFT5は、図2に示されるように、ボト
ムゲート型TFTであり、走査線3から分岐したゲート
電極6上を半導体層7が横断するとともに、半導体層7
の一端にデータ線2(TFT5ではソース電極に相当)
が接続される一方、半導体層7の他端に画素電極8(T
FT5ではドレイン電極に相当)が接続されている。
【0021】また、画素領域Rの周縁部に沿って額縁状
の共通電極9が形成される一方、画素領域Rの中央部に
は紙面縦方向に画素電極8が延在している。
【0022】したがって、このTFTアレイ基板10に
おいて、共通電極9と画素電極8との間に電圧が印加さ
れると、画素領域Rの端部で紙面縦方向に延在する共通
電極9の2辺と、画素領域Rの中央部で紙面縦方向に延
在する画素電極8との間に矢印B方向の横電界が生じる
構成となっている。なお、本実施形態において、液晶の
初期配向方向は、走査線2の延在方向に設定されている
ので、液晶の初期配向方向と、画素電極8および共通電
極9の形成方向とのなす角度については90度に設定さ
れることになる。
【0023】また、TFTアレイ基板10上の全面に
は、アルミニウムや銀等の反射率の高い金属膜(導電性
材料)からなる反射電極14(反射層)が形成されてい
る。この反射電極14上には、第1の絶縁膜15が形成
され、第1の絶縁膜15上にゲート電極6を含む走査線
3と、共通電極9とが形成されている。次に、ゲート電
極6を含む走査線3と、共通電極9とを覆うようにTF
T5のゲート絶縁膜となる第2の絶縁膜16が形成さ
れ、第2の絶縁膜16上に半導体層7が形成されてい
る。続いて、この半導体層7の両端にそれぞれ接するよ
うにデータ線2および画素電極8が形成され、そして、
これらの全面を覆うように第3の絶縁膜17が形成され
ている。ここでは図示を省略したが、第3の絶縁膜17
上には配向膜が形成されている。
【0024】他方、対向基板11上には、隣接する画素
領域R同士の間の領域を遮光する遮光膜18が形成さ
れ、全面に配向膜(図示略)が形成されている。
【0025】次に、このような電極構成において、従来
と同様に、液晶に印加される電界と液晶分子の配列とを
シミュレーションしてみる。図4は、このシミュレーシ
ョンによる光の透過率を4画素分にわたって示した平面
図である。この際、図3に示されるように、ある1つの
画素電極8に+5Vの電圧が印加されたとすると、その
隣の画素電極8には−5Vの電圧が印加されるというよ
うに、隣接する画素電極8に逆極性の電圧が印加され
る、というライン反転駆動等の駆動方式を採用するもの
とする。なお、共通電極9には0Vが印加されている。
また、本実施形態では、水平配向モードの液晶が用いら
れているので、電極間に生じる電場に水平に傾斜するこ
とになる。
【0026】本実施形態においても、画素領域Rの中央
部付近では他部と比較して暗くなっているので、ディス
クリネーションが発生することが判るが、その程度は、
図13に示した従来例と比較して明らかに小さい。さら
に、画素領域Rの端部近傍においては、図13に示した
従来例に比べて明るくなっているので、ディスクリネー
ションの発生が抑制されていることが確認される。
【0027】したがって、本実施形態によれば、隣接す
る画素領域からの電界の影響による液晶分子の配列の乱
れが少なくなる結果、ディスクリネーションの発生が抑
制されるので、従来に比べて明るく、コントラストの高
い反射型液晶表示装置を実現することが可能となる。
【0028】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。
【0029】本実施形態の反射型液晶表示装置は、その
基本構造については上述した第1の実施形態と共通であ
るが、液晶材料として垂直配向モードの液晶を用いた点
において第1の実施形態とは相違している。
【0030】ここで、本実施形態の電極構成および液晶
においても、第1の実施形態と同様に、液晶に印加され
る電界と液晶分子の配列とをシミュレーションしてみ
る。図5は、このシミュレーションによる光の透過率を
4画素分にわたって示した平面図である。なお、ここで
も、隣接する画素電極に逆極性の電圧が印加されるライ
ン反転駆動等の駆動方式を採用している。
【0031】本実施形態では、垂直配向モードの液晶が
用いられているので、画素領域Rの中央部でのディスク
リネーションの発生が、水平配向モードを用いた第1の
実施形態(図4参照)と比較して抑えられている。これ
は、画素電極8上に発生する電界の垂直成分によって液
晶分子が傾斜しにくいためである。さらに、画素領域R
の端部近傍においては、より明るくなっていることか
ら、第1の実施形態と比較して、端部においてもディス
クリネーションの発生がより抑制されていることが判
る。
【0032】したがって、本実施形態によれば、隣接す
る画素領域からの電界の影響による液晶分子の配列の乱
れがより少なくなって、ディスクリネーションの発生が
抑制されるので、従来例とはもちろんのこと、第1の実
施形態と比較しても明るく、コントラストの高い反射型
液晶表示装置を実現することが可能となる。
【0033】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。本実施形態では、電極の平
面構成を、液晶プロジェクターの光学系に搭載されてい
る偏光ビームスピリッタ(以下、PBSと略す)に最適
化したものである。
【0034】図6は、本実施形態における電極の平面構
成を示す平面図である。この図において、走査線2が延
在する方向と、画素電極8および共通電極9が延在する
方向とのなす角度は、70度に設定されている。また、
液晶の初期配向は、走査線2の延在方向に設定されてい
る。したがって、液晶の初期配向方向と、画素電極8お
よび共通電極9の形成方向とのなす角度についても70
度に設定されることになる。なお、本実施形態では、第
2実施形態と同様に、垂直配向モードの液晶が用いられ
ている。
【0035】次に、本実施形態の電極構成および液晶に
おいても、第1および第2の実施形態と同様に、液晶に
印加される電界と液晶分子の配列とをシミュレーション
してみる。図7は、このシミュレーションによる光の透
過率を4画素分にわたって示した平面図である。また、
図7に示される4画素については、紙面縦方向に極性が
等しい電圧が印加されるライン反転駆動等の駆動方式を
採用している。
【0036】本実施形態においても、第2の実施形態と
同様に、垂直配向モードの液晶が用いられているので、
画素領域Rの中央部でのディスクリネーションの発生が
抑えられている。さらに、第2の実施形態と比較して、
液晶の初期配向方向と、画素電極8および共通電極9の
形成方向とのなす角度が70度に最適化されているの
で、画素領域Rが全域にわたって明るくなっている。
【0037】したがって、本実施形態によれば、隣接す
る画素領域からの電界の影響による液晶分子の配列の乱
れがさらに少なくなって、ディスクリネーションの発生
が抑制されるので、従来例とはもちろんのこと、第1お
よび第2の実施形態と比較しても明るく、コントラスト
の高い反射型液晶表示装置を実現することが可能とな
る。
【0038】(電子機器の例)次に、本発明の反射型液
晶装置を備えた電子機器の具体例について説明する。
【0039】図8は、携帯電話の一例を示した斜視図で
ある。この図において、符号1000は、携帯電話本体
を示し、符号1001は、上記の液晶装置を用いた液晶
表示部を示している。
【0040】図9は、液晶プロジェクターの一例を示し
た斜視図である。
【0041】図10は、ワープロ、パソコンなどの携帯
型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図10に
おいて、符号1200は、情報処理装置、符号1202
はキーボードなどの入力部であり、符号1204は情報
処理装置本体であり、符号1206は上記の液晶装置を
用いた液晶表示部である。
【0042】図8ないし図10に示す電子機器は、上記
の反射型液晶装置を用いた液晶表示部を備えたものであ
るので、明るく、コントラストの高い直視型の表示部を
備えた電子機器を実現することができる。
【0043】なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。例
えば横電界を発生する共通電極や画素電極の平面配置、
寸法等に関しては、任意に設計することが可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
横電界モードの適用によって隣接画素からの電界の影響
を充分に低減でき、画素領域端部、電極上のディスクリ
ネーションを抑制できるので、従来に比べて明るく、コ
ントラストの高い表示が得られる反射型液晶装置を実現
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態に係る反射型液晶表示
装置を構成するTFTアレイ基板の画素の平面図であ
る。
【図2】 図1のA−A’線に沿う断面図である。
【図3】 図1のB−B‘線に沿う断面図である。
【図4】 同反射型液晶表示装置の電極構成において液
晶への印加電界と液晶分子配列とのシミュレーション結
果を示す平面図である。
【図5】 本発明の第2実施形態に係る反射型液晶表示
装置の電極構成において液晶への印加電界と液晶分子配
列とのシミュレーション結果を示す平面図である。
【図6】 本発明の第3実施形態に係る反射型液晶装置
を構成するTFTアレイ基板の画素の構成を示す平面図
である。
【図7】 同反射型液晶表示装置の電極構成において液
晶への印加電界と液晶分子配列とのシミュレーション結
果を示す平面図である。
【図8】 本発明の反射型液晶装置を備えた電子機器の
一例を示す斜視図である。
【図9】 本発明の反射型液晶装置を備えた電子機器の
他の例を示す斜視図である。
【図10】 本発明の反射型液晶装置を備えた電子機器
のさらに他の例を示す斜視図である。
【図11】 従来の投射型液晶表示装置の一構成例を示
す図である。
【図12】 従来の反射モード液晶ライトバルブの一構
成例を示す図である。
【図13】 従来の垂直配向モードの液晶表示装置にお
いて液晶への印加電界と液晶分子配列とのシミュレーシ
ョン結果を示す平面図である。
【図14】 従来の垂直配向モードの液晶表示装置にお
けるディスクリネーションの発生の様子を示したもので
ある。
【符号の説明】
2…データ線 3…走査線 5…TFT(スイッチング素子) 6…ゲート電極 7…半導体層 8…画素電極 9…共通電極 10…TFTアレイ基板(素子基板) 11…対向基板 13…液晶 14…反射電極(反射層)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子基板と対向基板とからなる一対の基
    板間に液晶が挟持されてなる反射型液晶装置であって、 前記素子基板上に、 複数の走査線と、 複数のデータ線と、 これら走査線およびデータ線により区画された画素領域
    毎に設けられたスイッチング素子および画素電極と、 該画素電極との間において基板面とは略平行方向の電界
    を発生させる共通電極と、 前記対向基板側から前記液晶を透過して入射した光を反
    射する反射層とが設けられたことを特徴とする反射型液
    晶装置。
  2. 【請求項2】 前記液晶の誘電率異方性が負であること
    を特徴とする請求項1に記載の反射型液晶装置。
  3. 【請求項3】 前記液晶の初期配向方向と前記画素電極
    の形成方向とのなす角度が70度以上90度以下にある
    ことを特徴とする請求項2に記載の反射型液晶装置。
  4. 【請求項4】 相隣接する画素電極同士では、所定の電
    位を基準にして反転した電圧を印加することを特徴とす
    る請求項2に記載の反射型液晶装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の反射
    型液晶装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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