JP2001235373A - 波面センサ - Google Patents

波面センサ

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JP2001235373A
JP2001235373A JP2001008903A JP2001008903A JP2001235373A JP 2001235373 A JP2001235373 A JP 2001235373A JP 2001008903 A JP2001008903 A JP 2001008903A JP 2001008903 A JP2001008903 A JP 2001008903A JP 2001235373 A JP2001235373 A JP 2001235373A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は使用環境条件や入射光の条件が変化
しても高精度に波面計測を行うことができる波面センサ
を得ることを目的とする。 【解決手段】 レンズアレー9と、このレンズアレーの
集光スポット位置を検出する光電変換器10と、被測定
波面と上記レンズアレーを共役関係にする光学系と、を
有し被計測光の波面を計測する波面センサにおいて、波
面センサの周囲温度を測定する温度センサ101と、こ
の温度センサの出力を基に温度変化により生じる誤差波
面を求める誤差波面演算器102と、上記光電変換器の
出力を基に求めた計測波面から上記誤差波面を差し引く
波面演算器103とを設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光波の波面を計測する波
面センサーに関するもので、特に使用環境や、入射光の
条件が変化しても高精度に計測する波面センサーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置として、C.S.Gardne
r et al."Design and Performance Analysis of Adapti
ve Optical Telescopes Using Laser Guide Stars" Pro
c.IEEEvol.78 NO.11 p1721-1743(1990)、およびT.Noguc
hi et al."Active Optics Experiments 1" Publ. Natl.
Astr. Obs. Japan vol.1 P49-55 (1989)に示されたも
のがある。図11は上記文献に示されたものを組合わせ
たものである。図において、1は望遠鏡の主鏡、2は副
鏡、3は主鏡コントローラ、4は参照光源用ランプ、5
はランプ光集光レンズ、6はピンホール、29は参照光
源、7はビームスプリッタ、8はコリメータレンズ、9
はレンズアレー、10はCCD、11はシャックハルト
マン方式の波面センサの光学系、25は波面センサの光
学系11の視野絞り、12は被計測光コリメータレン
ズ、13はデフォーマブルミラー、14はビームスプリ
ッタ、15は参照波面発生器、16は対物レンズ、17
は接眼レンズ、28は16、17、26から成るアフォ
ーカル光学系、18はレンズアレー、19はCCD、2
0はシャックハルトマン方式の波面センサの光学系、2
6は波面センサの光学系20の視野絞り、21は波面演
算器、22はデフォーマブルミラーコントローラ、23
は観測装置用集光レンズ、24は観測装置の像面、5
0,51は波面センサである。
【0003】先ず、上記装置の概要について説明する。
星からの光は主鏡1および副鏡2で集光され、視野絞り
25、ビームスプリッタ7を通過した後コリメータレン
ズ12で平行光にされる。その後、デフォーマブルミラ
ー13、ビームスプリッタ14を介して集光レンズ23
により観測装置の像面24に集光され観測される。上記
の主鏡1は数mにも及ぶ大型望遠鏡であり、自重による
主鏡形状の変形が生じやすい。この対策として主鏡1に
能動支持機構を設け、最適形状に補正を行っている。星
の光は時間的に平均すれば平面波と考えられるため、ビ
ームスプリッタ7を反射した光を波面センサの光学系1
1で計測し、その出力を基に波面演算器21で波面形状
を算出することにより主鏡1の形状がわかる。主鏡コン
トローラ3は波面演算器21の出力を基に能動支持機構
を駆動し、主鏡1の形状を補正する。
【0004】また、短かい時間間隔を考えた場合、大気
には屈折率の空間的、時間的な変動がある。その結果、
星からの光は平面波からの乱れがあり、理想的な結像状
態が得られる望遠鏡であっても星の像が移動したり、ぼ
けを生じる。デフォーマブルミラー13は主鏡1で補正
できない上記のような短い時間周期で生じる星像の移
動、ぼけを補正するものである。星からの光の波面揺ら
ぎを波面センサの光学系20により求め、計測結果を基
にデフォーマブルミラコントローラ22はデフォーマブ
ルミラー13の制御を行い波面を補正する。
【0005】次に、波面センサ50,51の構成につい
て説明を行う。波面センサ50,51の光学系11,2
0の基本部分はレンズアレー9,18およびCCD1
0,19からなる。本方式の波面センサはレンズアレー
9,18の位置での被計測光の波面を計測するものであ
る。波面は伝搬により変化するため、波面センサの光学
系11ではコリメータレンズ8により主鏡1での波面を
レンズアレー9上に投影させている。波面センサ51の
アフォーカル光学系28はマイクロレンズアレー18の
寸法で決まる測定範囲と被測定波面の径の整合性を取っ
ている。
【0006】次に波面センサ50,51の測定原理を説
明する。波面演算器21はCCD10,19上の集光ス
ポットの移動からレンズアレー9,18の各レンズ(レ
ンズレット)に入射する波面の傾きを計測し、各レンズ
レットで計測された波面の傾きΔWi を加え合わせて波
面を求める。集光スポットの移動量Δrはレンズレット
に入射する波面の傾き角θとレンズアレーの焦点距離f
m から次式で求められる。 Δr=fm ・tanθ (1) いま、i番目のレンズレットで計測される波面の傾きΔ
i は、レンズレット口径をDm とすると、次式で求め
られる。 また、計測波面Wは、次式で表される。 W=ΣΔWi (3)
【0007】波面計測はスポットの基準位置からの変位
を基に行うため、基準スポット位置が必要となる。参照
光源による集光スポットを基準スポット位置として用い
る。予め参照光源の出射波面を計測しておくことにより
基準のスポット位置が示す基準波面がわかる。被計測光
が入射したときのスポット位置の変位から、波面の変化
分を求め、上記基準波面に変化分を加えることにより計
測光の波面を求める。
【0008】参照光源15,29は波面センサに合った
出射光波面でなければならない。この波面センサ50は
鏡面形状の光波を計測するため入射光が球面波である必
要がある。参照光源29は波面センサ11の基準スポッ
ト位置を求めるものである。ランプ4から出た光はレン
ズ5でピンホール6に集光され、ピンホール6での回折
により歪みのない球面波が得られる。またアフォーカル
光学系28を有する波面センサ51には、コリメートし
た参照光を出射する参照波面発生器15を設けている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の波面センサは、
以上のように構成されていて、波面センサの環境温度が
変化すると光学系の屈折率変化、形状変化および鏡筒の
熱膨脹によるレンズ間隔の変化等により収差が生じ、波
面計測誤差が生じるという課題があった。
【0010】また、気圧変化による空気の屈折率変化に
よって波面センサの光学系の収差が生じ、波面計測誤差
が生じるという課題があった。
【0011】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、使用環境条件が変化しても高精度
に波面を計測する装置を得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に係わる発明の波面センサは、レンズア
レーと、このレンズアレー上に被計測光を投影させるレ
ンズと、この投影された被計測光による前記レンズアレ
ーの集光スポット位置を検出する光電変換器と、を有す
る光学系を具備して前記被計測光の波面を計測する波面
センサにおいて、前記光学系に設けられた温度センサの
出力を基に、温度変化により前記レンズアレーと前記光
電変換器の基板との線膨張率の違いによって生じる前記
集光スポット位置の移動量から誤差波面を求める誤差波
面演算器と、前記光電変換器の出力を基に求めた前記被
計測光の波面から前記誤差波面を差し引く波面演算器
と、を設けたものである。
【0013】また、請求項2に係わる発明の波面センサ
は、レンズアレーと、このレンズアレー上に被計測光を
投影させる温度補償光学系と、この投影された被計測光
による前記レンズアレーの集光スポット位置を検出する
光電変換器と、を有して前記被計測光の波面を計測する
波面センサにおいて、前記温度補償光学系の温度変化に
基づく残留収差は、この温度変化により前記レンズアレ
ーと前記光電変換器の基板との線膨張率の違いによって
生じる前記集光スポット位置の移動量に基づく誤差波面
を打ち消す波面を生じさせるものである。
【0014】また、請求項3に係わる発明の波面センサ
は、レンズアレーと、このレンズアレー上に被計測光を
投影させるレンズと、この投影された被計測光による前
記レンズアレーの集光スポット位置を検出する光電変換
器と、を有する光学系、を具備して前記被計測光の波面
を計測する波面センサにおいて、前記レンズは異種材料
を組み合わせた複数レンズで構成され、この複数レンズ
は次式を満足することを備えたものである。 但し、iは複数のレンズを構成するレンズの番号 mは複数のレンズを構成するレンズ枚数 φi はi番目のレンズのパワー γi はi番目のレンズ材料の気圧分散 γi =1/(ni −na ) ni はi番目のレンズ材料の屈折率 na は空気の屈折率。
【0015】
【作用】上記のように構成された請求項1に係わる発明
の波面センサでは、誤差波面演算器が、温度センサの出
力を基に、温度変化により生じる、レンズアレーと前記
光電変換器の基板との線膨張率の違いによって生じる前
記集光スポット位置の移動量から誤差波面を算出し、波
面演算器が、光電変換器の出力を基に求めた計測波面か
ら上記誤差波面を差し引くことにより、温度変化の影響
を受けない高精度の波面計測をすることができる。
【0016】また、上記のように構成された請求項2に
係わる発明の波面センサでは、温度補償光学系の温度変
化に基づく残留収差が、この温度変化により前記レンズ
アレーと前記光電変換器の基板との線膨張率の違いによ
って生じる前記集光スポット位置の移動量に基づく誤差
波面を打ち消す波面を生じさせることにより、温度変化
の影響を受けない高精度の波面計測をすることができ
る。
【0017】また、上記のように構成された請求項3に
係わる発明の波面センサでは、レンズは異種材料を組み
合わせた複数レンズで構成され、 但し、iは複数のレンズを構成するレンズの番号 mは複数のレンズを構成するレンズ枚数 φi はi番目のレンズのパワー γi はi番目のレンズ材料の気圧分散 γi =1/(ni −na ) ni はi番目のレンズ材料の屈折率 na は空気の屈折率。 を満足するようにして、気圧変化に対する気圧補償条件
を満たすレンズをもつことにより、気圧変化の影響を受
けない高精度の波面計測をすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】実施形態1.図1は本発明の実施
形態1を示す構成図である。図1において図11と同一
符号は同一または相当部分を示す。図1において、1は
望遠鏡の主鏡、2は望遠鏡の副鏡、8はコリメータレン
ズ、9はレンズアレー、10はCCD、11は波面セン
サの光学系、100は波面センサ、101は温度セン
サ、102は誤差波面演算器、103は波面演算器であ
る。
【0019】従来例で説明したように、温度変化により
光学材料の屈折率変化、形状変化、鏡筒の熱膨脹による
レンズ間隔の変化等で生じる収差により波面計測誤差が
生じる。本実施形態は、温度センサ101、誤差波面演
算器102を設けて、使用温度において発生する収差を
誤差波面として求め、波面演算器103でCCD10の
出力から求めた計測波面から上記誤差波面を差し引くこ
とで温度補償を行うものである。
【0020】以下、誤差波面演算器102の詳細につい
て説明する。誤差波面演算器102は、温度センサ10
1の出力を基に温度変化によってコリメータレンズ8で
生じるフォーカス位置の変化を所定の式から算出し、こ
れを波面に変換する。さらに、誤差波面演算器102は
レンズアレー9とCCD10の線膨脹率の違いによるス
ポット位置の変位で生じる波面を算出する。誤差波面演
算器102は上記の2波面を加え合わせたものを誤差波
面として波面演算器103に出力する。
【0021】誤差波面演算器102が行う演算内容を、
温度変化によるコリメータレンズ8のフォーカス位置の
変化を算出する方法、上記フォーカス位置の変化から誤
差波面を求める方法、およびレンズアレー9とCCD1
0の線膨脹率の違いによる誤差波面を求める方法に分け
て以下、順に説明する。
【0022】コリメータレンズ8のフォーカス位置の変
化は、温度変化によるコリメータレンズの屈折率変化で
生じるパワーの変化、および鏡筒の伸縮によって生じ
る。コリメータレンズ8のバックフォーカスをfb 、鏡
筒の線膨脹係数をαとすると、温度Tの変化に対するフ
ォーカス位置の変化は式(101)のように表わせる。 ここで、β=(1/φ)・dφ/dT :熱分散率
【0023】よって、温度変化が分かった場合のフォー
カス位置変化は次式により求められる。
【0024】また、フォーカス位置変化Δxと誤差波面
ΔWT は以下のように関係づけられる。 ΔWT =Δx/8λF2 (103) ここで、λは波長、FはレンズのF値である。
【0025】よって、式(103)と温度変化によるコ
リメータレンズのフォーカス位置変化の式(102)か
ら誤差波面は次式により算出することができる。
【0026】次いで、レンズアレーとCCDの線膨脹率
の違いで生じる誤差波面について説明する。レンズアレ
ー基板材料の線膨脹率をαm ,CCDの線膨脹率をαc
光軸からの距離をrとする。温度変化による形状変化で
生じるスポット移動量Δrは次式で表される。
【0027】スポット移動量Δrと誤差波面の関係は以
下のように関係づけられる。 ここで、nはレンズアレー数、fm はレンズアレーの焦
点距離,Dm はレンズレットの開口径である。
【0028】以上から温度変化に対する誤差波面の変化
の関係は以下の式で表される。
【0029】よって、温度変化ΔTが生じたときの誤差
波面は式(108)で算出することができる。
【0030】以上に説明した式(104)および式(1
08)により誤差波面演算器102では誤差波面ΔW
T ,ΔWM を求め、波面演算器103で式(109)の
ように温度変化の影響を受けた計測波面Wから誤差波面
を差し引くことにより、正しい波面WI を求めることが
できる。
【0031】実施形態2.図2は本発明の実施形態2を
示す構成図である。図2において図11と同一符号は同
一または相当部分を示す。図2において、1は望遠鏡の
主鏡、2は望遠鏡の副鏡、8はコリメータレンズ、9は
レンズアレー、10はCCD、11は波面センサの光学
系、200は波面センサ、201は気圧センサ、202
は誤差波面演算器、203は波面演算器である。
【0032】従来例に示したように、気圧変化により大
気の屈折率が変化することによって、波面計測誤差が生
じる。本実施形態では、補償手段として気圧センサ20
1と誤差波面演算器202を設けて、使用気圧における
誤差波面を求め、波面演算器203でCCD10の出力
から求めた気圧変化の影響を受けた計測波面から上記誤
差波面を差し引くことで気圧補償を行うものである。
【0033】以下、誤差波面演算器202の詳細につい
て説明する。誤差波面演算器202は、気圧センサ20
1の出力を基に気圧変化によりコリメータレンズ8で生
じるレンズパワーの変化を算出し、これを波面に変換
し、誤差波面として波面演算器203に出力する。
【0034】以下、誤差波面演算器202が行う気圧変
化によるコリメータレンズ8のパワー変化の算出方法、
パワー変化から誤差波面への変換方法の2点について説
明する。
【0035】先ず、気圧変化によるコリメータレンズ8
のパワー変化の算出方法について説明する。気圧Pの変
化によるパワーφの変化は次式で表される。
【0036】これから気圧変化によるフォーカス位置の
変化dxは次式で表される。 dx/dP =(dx/dφ)(dφ/dna )(dna /dP) =(−1/φ2 )(dφ/dna )(dna /dP) =(1/φ)(1/n−na )(dna /dP) =(1/φ)・γ・(dna /dP) (202) 但し、γ=1/n−na :気圧分散 (203)
【0037】よって気圧変化によるデフォーカス波面収
差の割合は、レンズ間媒質の屈折率変化を介して次式で
表される。
【0038】従って、気圧変化ΔPが生じたときの誤差
波面ΔWP は式(205)より算出することができる。 ΔW=(dWP /dP)・ΔP (205)
【0039】以上のように、式(205)により誤差波
面演算器202で誤差波面ΔWP を求め、波面演算器2
03で式(206)のように気圧変化の影響を受けた計
測波面Wから誤差波面を差し引くことにより正しい波面
I を求めることができる。 WI =W−ΔWP (206)
【0040】実施形態3.図3は本発明の実施形態3を
示す構成図である。図3において図11と同一符号は同
一または相当部分を示す。図3において、301は温度
補償アフォーカル光学系、302はレンズアレー、30
3は対物レンズ、304は接眼レンズ、19はCCDで
ある。なお、ここでCCD19の出力を基に波面を求め
る波面演算器は図示していない。
【0041】本実施形態では、レンズアレー302とC
CD19との線膨脹率の違いにより生じる誤差波面を温
度補償アフォーカル光学系301の残留収差により補償
するものである。レンズアレー302の基板材料の線膨
脹率をαm 、CCD19の線膨脹率をα c とする。スポ
ット移動量と誤差波面の関係は前出の式(107)で表
され、これをθとおくと ここで、nはレンズアレー数、fm はレンズアレーの焦
点距離,Dm はレンズレットの開口径である。
【0042】次いで、温度補償条件を満たすアフォーカ
ル光学系301のレンズパワーに関して説明する。先
ず、温度変化によるアフォーカル光学系301のパワー
変化の算出方法について説明する。アフォーカル光学系
301のパワーは式(302)で表される。 但し、 φo :対物レンズ303のパワー φe :接眼レンズ304のパワー m=φe /φo :アフォーカル光学系301の倍率
【0043】アフォーカル光学系301のパワーの温度
変化率は式(304)で表される。 対物レンズ303と接眼レンズ304のパワ−の熱分散
βo 、βe を等しくとることで、アフォーカル光学系3
01の倍率mが温度によって変わらないようにすると、
次式で表わされる。 dm/dT=0 (305) 以上の式(303),(304),(305)を用いる
と、アフォーカル光学系301のパワーの温度変化率は
式(306)で示される。 dφ/dT=−(m+1)φo (αB +βo ) (306) 但し、αB =(1/e)・(de/dT):鏡筒の線膨
脹率 βo =(1/φo )・(dφo /dT)
【0044】よって、温度補償条件としてスポット移動
で生じる誤差波面θを打ち消す波面を生じさせるため、
次式を満足させる必要がある。 (dWT /dT) =(1/8λF2 )・(dΔx/dφ)・(dφ/dT) =(1/8λF2 )・(−1/φ2 )・(dφ/dT) =−θ (307)
【0045】一方、複数種材料で構成される薄肉レンズ
を近接させた合成レンズにおいて、i番目の材料の分散
をμi 、レンズパワーをφi としたとき、合成パワーお
よび色消し条件から、 が成り立つ必要がある。この条件と、上記の温度補償条
件を満たすパワーに関する式(307)を加えた3式か
ら各レンズのパワーを決定する。
【0046】以上のように、最低3種の材料を用いて対
物レンズ303および接眼レンズ304を構成すること
により、合成パワー条件を満足した上で色消し、温度補
償の2条件を必ず満足する波面センサを構成することが
できる。
【0047】実施形態4.図4は本発明の実施形態4を
示す構成図である。図4において図11と同一符号は同
一または相当部分を示す。図4において、1は望遠鏡の
主鏡、2は望遠鏡の副鏡、400は波面センサ、401
は気圧補償コリメータレンズである。なお、ここでCC
D10の出力を基に波面を求める波面演算器は図示して
いない。
【0048】式(401)で示される気圧分散γはいわ
ゆる色消しレンズにおける分散μと同様に扱うことがで
きる。 γ=1/(n−na ) (401)
【0049】コリメータレンズ401を異種材料を組み
合わせた複数レンズで構成すると等価的に気圧分散γと
いった材料特性を合成してつくりだすことが可能であ
る。複数種材料で構成される薄肉レンズを近接させた合
成レンズにおいて、i番目の材料の分散をμi 、気圧分
散をγi 、レンズパワーをφi としたとき、コリメータ
レンズ401について、以下の条件を満足する必要があ
る。
【0050】以上のように、最低3種材料を用いてコリ
メータレンズを構成すれば、合成パワー条件を満足した
上で色消し、気圧補償の2条件を必ず満足させるアフォ
ーカル光学系を構成することができる。
【0051】実施形態5.図5は本発明の実施形態5を
示す構成図である。図5において図11と同一符号は同
一または相当部分を示す。図5において、501は校正
値演算器、502は波面センサ角度コントローラ、29
は参照光源である。
【0052】本実施形態では、波面の傾きを正確に算出
するのに必要なCCD10とレンズアレー9間の距離を
直接的に測定せず、実装状態で計測し校正している。
【0053】従来例に示すように、CCD10上のスポ
ット位置のずれ量Δrとtanθとの関係は以下の式で
表される。 tanθ=Δr/lm (501) ここで、lm はマイクロレンズアレー9とCCD10間
の距離である。いま、波面センサへ入射角θの光を入射
し、基準スポット位置からのずれΔrを計測し、上記
θ、Δrから式(501)により距離lm を求める。
【0054】以下、波面センサの校正方法について説明
する。 (1)波面演算器21が参照光源29により基準スポッ
ト位置を計測し、 (2)波面センサ角度コントローラ502が波面センサ
の光学系11をθだけ傾けるとともに、上記傾斜角θを
校正値演算器501に送出する。 (3)波面演算器21が校正データ用スポット位置を計
測し、 (4)波面演算器21が校正データ用スポット位置から
基準スポット位置を差し引いたスポット位置の変位Δr
を校正値演算器501に送出する。 (5)校正値演算器501がΔrとθから画素を単位と
するレンズアレー9とCCD10間の距離lm を算出
し、波面演算器21は内部のメモリにデータを格納す
る。以上により校正を終了する。
【0055】波面計測を行う際、予め以上のような校正
を行うことにより、実際のレンズアレー9とCCD10
間の距離が正確に求められ、波面計測精度が向上させる
ことができる。
【0056】実施形態6.図6は本発明の実施形態6を
示す構成図である。図6において図11と同一符号は同
一または相当部分を示す。図6において、600は波面
センサ、601はハーフミラー、602は校正光導入用
ハーフミラー、603はアレー状光源NA調整マスク、
604はアレー状光源、605はシャッタである。な
お、ここでCCD19の出力を基に波面を求める波面演
算器は図示していない。
【0057】本実施形態では、従来の技術の項で説明し
たアフォーカル系28を有する波面センサに必要なコリ
メートした参照光を出射する参照波面発生器15に代わ
り、簡素な構成で参照光を得るようにしている。
【0058】先ず、波面センサの構成について説明す
る。アレー状光源604出射光を波面センサの光学系2
0に導入するため、校正光導入用ハーフミラー602
を、CCD19の前面に配置している。上記のハーフミ
ラー601、602により生じるCCD19の鏡像位置
にアレー状光源604を設置している。アレー状光源6
04の前面に設けたNA調整用マスク603は、平板内
にアレー状光源604に対応する数の開口を設けたもの
であり、アレー状光源604を構成する各光源の出射角
を制限し、各光源の出射光とレンズアレー18を構成す
るレンズを1対1に対応させる。レンズアレー18のF
値をFとし、アレー状光源604からマスク603まで
の距離をxとした場合、マスク603の開口径Dは次式
で得られる。 D=x/F (601)
【0059】アレー状光源604出射光は、校正光導入
用ハーフミラー602を介して波面センサに導入され、
ハーフミラー601で反射した後、レンズアレー18に
よってCCD19上に集光する。なお、参照光源使用時
にはシャッタ605により被計測光を遮断する。
【0060】次に、参照光源を用いた計測波面の補正方
法について説明する。アレー状光源604の出射光は、
波面センサの光学系を2回通過するため、光学系収差の
2倍の影響が計測されることになる。アレー状光源60
4には、例えば、レ−ザダイオードアレーを用いること
により、正確な配列が得られるため、スポットの配列の
乱れは光学系収差の影響で生じたものとなる。測定され
たスポットの配列の乱れを基に波面を求め、その1/2
を光学系の収差で生じる誤差波面として、波面演算器2
1が波面計測時に計測波面から先に求めた誤差波面を差
し引くことにより、正しい波面が計測できる。
【0061】従来の方式では、周囲温度変化等により参
照光源29の位置が光軸方向に移動した場合、波面セン
サには歪んだ球面波が入射し、スポットの位置が変化す
る。しかし、本実施形態では、アレー状光源604の設
置位置が、光軸方向に移動した場合、CCDとの共役関
係が崩れることによるスポットのぼけが生じる。しか
し、波面演算器21において、一般に用いられるスポッ
トの重心をもってスポット位置計測と定義すると、ぼけ
が生じた場合でも重心位置は変化しない。
【0062】以上のように、使用環境条件の変化に対し
て強い参照光源が実現でき、また、このことは、アレー
状光源の配置位置をCCDと共役位置とする際の製造上
の公差を緩くとることができる。
【0063】実施形態7.図7は本発明の実施形態7を
示す構成図である。図7において図11および図6と同
一符号は同一または相当部分を示す。図7において、7
00は波面センサ、701は偏光板、704はアレー状
偏光光源である。なお、ここでCCD19の出力を基に
波面を求める波面演算器は図示していない。
【0064】本実施形態では、被計測光が偏光してお
り、実施形態6のハーフミラー601の代りに偏光板7
01を用い、アレー状光源604にはアレー状偏光光源
704を用いている。
【0065】アレー状偏光光源704は、ハーフミラー
602および偏光板701で生じるCCD19の鏡像位
置に設置し、且つ被計測光の偏光方向と直交させる。偏
光板701の偏光方向と被計測光の偏光方向とを一致さ
せて設置すると、被計測光は、偏光板704を透過し、
CCD19上に集光スポットを形成する。参照光は偏光
板701により反射され、CCD19上にスポットを形
成する。なお、アレー状偏光光源704使用時には、シ
ャッタ605により被計測光を遮断する。その他の動作
に関しては実施形態6と同様である。
【0066】以上のように、偏光板701は校正光をほ
ぼ100%反射するとともに、被計測光をほぼ100%
透過するため、校正用に挿入した偏光板701による参
照光および被計測光の光量損失の極めて少ない光学系を
実現することができる。
【0067】実施形態8.図8は本発明の実施形態8を
示す構成図である。図8において図11および図6と同
一符号は同一または相当部分を示す。図8において、8
00は波面センサ、801はダイクロイックミラー、8
04は被計測光と波長の異なるアレー状光源である。な
お、ここでCCD19の出力を基に波面を求める波面演
算器は図示していない。
【0068】本実施形態では、被計測光と参照光の波長
が異なる。ダイクロイックミラー801は、被計測光の
波長域では光を透過し、参照光の波長域では反射するよ
うに構成している。
【0069】アレー状光源804は、ハーフミラー60
2とダイクロイックミラー801とで生じるCCD19
の鏡像位置に設置している。被計測光はダイクロイック
ミラー801を通過しCCD19上にスポットを形成す
る。一方、アレー状光源804出射光は、ハーフミラー
602により導入されダイクロイックミラー801によ
り反射され、CCD19上にスポットを形成する。な
お、参照光源使用時には、シャッタ605により被計測
光を遮断する。その他の動作に関しては実施形態6と同
様である。
【0070】以上のように、ダイクロイックミラー80
1は、参照光をほぼ100%反射するとともに、被計測
光もほぼ100%透過するため、ダイクロイックミラー
801による参照光および被計測光の光量損失の極めて
少ない光学系を実現することができる。
【0071】実施形態9.図9は本発明の実施形態9を
示す構成図である。図9において図11と同一符号は同
一または相当部分を示す。図9において、900は波面
センサ、901は可変径の絞り、902は絞り径コント
ローラ、903は絞り径演算手段である絞り径演算器、
904はFFT演算手段であるFFT演算器である。
【0072】本実施形態では、迷光を抑制するため、ア
フォーカル光学系の対物レンズ16による集光状態に合
わせ、絞り径を変化させるものである。
【0073】迷光を抑制するため、絞り径は被計測光を
けらない程度に小さくすることが必要である。対物レン
ズ16の前側焦点面を波面計測位置とした場合、対物レ
ンズ16による点像強度分布は計測波面のフーリエ変換
結果に従う。FFT演算器904は波面演算器21で求
めた計測波面のフーリエ変換を行い、点像強度分布を求
める。絞り径演算器903は上記点像強度分布にしきい
値を与え、しきい値を越えた範囲を絞り径とする。この
情報に基づいて絞り径コントローラ902が絞り径を調
整する。
【0074】以上のように、固定絞りの場合に問題にな
っていた迷光が低減でき、誤動作を抑えることができ
る。
【0075】実施形態10.図10は本発明の実施形態
10を示す構成図である。図10において図11と同一
符号は同一または相当部分を示す。図10において、8
は第1のコリメータレンズ、111,113はそれぞれ
第1と第2のダイクロイックミラー、114,115は
バンドパスフィルタ、116,118はミラー、117
は第2のコリメータレンズ、110は波面センサであ
る。なお、ここでCCD19の出力を基に波面を求める
波面演算器は図示していない。
【0076】望遠鏡は副鏡2を交換する構成であり、副
鏡2の変更にともない図10の破線のようにF値も変化
する。従来例に示したように、F値の変化によりコリメ
ータレンズ8を交換するか、各F値に対応する別の波面
センサを用意する必要があった。
【0077】異なるF値でレンズアレー18に入射する
波面の径を同一にするには、第1のコリメータレンズ8
の焦点距離をF値に合わせ変更すればよい。本実施形態
は第1のダイクロイックミラー111により光路を分離
し、分離した光路中にF値に適合する第2のコリメータ
レンズ117を設置することでF値の変化に対応するも
のである。
【0078】光路の変更により第2のコリメータレンズ
117および光路長を自由に設定できるため、F値に適
した第2のコリメータレンズ117を用いることがで
き、且つレンズアレー18以降を共用することができ
る。なお、レンズアレーには2波長の光が入射するため
バンドパスフィルタ114、115を交換し波長選択を
行う。
【0079】以上のように、F値によって光学系全体を
交換する必要がなくなるとともに、バンドパスフィルタ
114、115以外に可動部品が存在しないため、光学
系の公差を小さく抑えることができ高精度の波面計測を
実現することができる。
【0080】
【発明の効果】以上のように構成された本発明によれ
ば、使用環境条件が変化しても、高精度に被計測光の波
面を計測できる波面センサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1の波面センサの構成図である。
【図2】実施形態2の波面センサの構成図である。
【図3】実施形態3の波面センサの構成図である。
【図4】実施形態4の波面センサの構成図である。
【図5】実施形態5の波面センサの構成図である。
【図6】実施形態6の波面センサの構成図である。
【図7】実施形態7の波面センサの構成図である。
【図8】実施形態8の波面センサの構成図である。
【図9】実施形態9の波面センサの構成図である。
【図10】実施形態10の波面センサの構成図である。
【図11】従来の波面センサを含む装置(望遠鏡)の構
成図である。
【符号の説明】
1:望遠鏡の主鏡 2:望遠鏡の副鏡 4:参照光源用ランプ 5:ランプ光集光レンズ 6:ピンホール 7:ビームスプリッタ 8:コリメータレンズ(第1コリメータレンズ) 9:レンズアレー 10:CCD 11:波面センサの光学系 13:デフォーマブルミラー 14:ビームスプリッタ 16:対物レンズ 17:接眼レンズ 18:レンズアレー 19:CCD 20:波面センサの光学系 21:波面演算器 22:デフォーマブルミラー 28:アフォーカル光学系 29:参照光源 50:波面センサ 51:波面センサ 100:波面センサ 101:温度センサ 102:誤差波面演算器 103:波面演算器 110:波面センサ 111,113:ダイクロイックミラー 114,115:バンドパスフィルタ 117:第2コリメータレンズ 116,118:ミラー 200:波面センサ 201:気圧センサ 202:誤差波面演算器 203:波面演算器 301:温度補償アフォーカル光学系 302:レンズアレー 303:対物レンズ 304:接眼レンズ 400:波面センサ 401:気圧補償コリメータレンズ 501:校正値演算器 502:波面センサ角度コントローラ 600:波面センサ 601:ハーフミラー 602:校正光導入用ハーフミラー 603:アレー状光源NA調整マスク 604:アレー状光源 605:シャッタ 700:波面センサ 701:偏光板 704:アレー状偏光光源 800:波面センサ 801:ダイクロイックミラー 804:被計測光と波長の異なるアレー状光源 900:波面センサ 901:可変径の絞り 902:絞り径コントローラ 903:絞り径演算器 904:FFT演算器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レンズアレーと、このレンズアレー上に
    被計測光を投影させるレンズと、この投影された被計測
    光による前記レンズアレーの集光スポット位置を検出す
    る光電変換器と、を有する光学系を具備して前記被計測
    光の波面を計測する波面センサにおいて、 前記光学系に設けられた温度センサの出力を基に、温度
    変化により前記レンズアレーと前記光電変換器の基板と
    の線膨張率の違いによって生じる前記集光スポット位置
    の移動量から誤差波面を求める誤差波面演算器と、 前記光電変換器の出力を基に求めた前記被計測光の波面
    から前記誤差波面を差し引く波面演算器と、を設けたこ
    とを特徴とする波面センサ。
  2. 【請求項2】 レンズアレーと、このレンズアレー上に
    被計測光を投影させる温度補償光学系と、この投影され
    た被計測光による前記レンズアレーの集光スポット位置
    を検出する光電変換器と、を有して前記被計測光の波面
    を計測する波面センサにおいて、 前記温度補償光学系の温度変化に基づく残留収差は、こ
    の温度変化により前記レンズアレーと前記光電変換器の
    基板との線膨張率の違いによって生じる前記集光スポッ
    ト位置の移動量に基づく誤差波面を打ち消す波面を生じ
    させることを特徴とする波面センサ。
  3. 【請求項3】 レンズアレーと、このレンズアレー上に
    被計測光を投影させるレンズと、この投影された被計測
    光による前記レンズアレーの集光スポット位置を検出す
    る光電変換器と、を有する光学系を具備して前記被計測
    光の波面を計測する波面センサにおいて、 前記レンズは異種材料を組み合わせた複数レンズで構成
    され、この複数レンズは次式を満足することを備えたこ
    とを特徴とする波面センサ、 但し、iは複数のレンズを構成するレンズの番号 mは複数のレンズを構成するレンズ枚数 φi はi番目のレンズのパワー γi はi番目のレンズ材料の気圧分散 γi =1/(ni −na ) ni はi番目のレンズ材料の屈折率 na は空気の屈折率。
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