JP2001232377A - 活水装置 - Google Patents

活水装置

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JP2001232377A
JP2001232377A JP2000035376A JP2000035376A JP2001232377A JP 2001232377 A JP2001232377 A JP 2001232377A JP 2000035376 A JP2000035376 A JP 2000035376A JP 2000035376 A JP2000035376 A JP 2000035376A JP 2001232377 A JP2001232377 A JP 2001232377A
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tourmaline
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falling
water supply
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Kiichi Nakasaki
紀一 中崎
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KOUSUTO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、トルマリン鉱石に代表される電子
を放出する作用を顕著に有する鉱石を利用し、簡単な構
造で且つ効率よく水の清浄化をはかることができる活水
装置を提供することにある。 【解決手段】 筒状ガイド1,18は、貯水部10内の
上下に延設してあるとともに、給水装置5からの落下水
を受水可能な配置関係を保ち、給水装置5あるいは貯水
部10内に位置決め手段4を介して固定され、前記筒状
ガイド1,18の周壁2,19には、透水性手段3を備
えており、前記筒状ガイド1,18内には、前記給水装
置5からの落下水が直接当たるトルマリン混合物6,1
5を備えた浮遊体35,36,37が、筒状ガイド1,
18をガイドとして浮動可能であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子を放出する特
性を有する物質、その中でも特にトルマリン鉱石を利用
して、例えば、浴槽やトイレ、飲料用などに使用する水
を清浄化する活水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】結晶構造が永久電極となる特性を有し、
これにより、結晶のマイナス極から電子を放出する鉱石
の中でも、特にトルマリン鉱石は電気石といわれる程
に、電子放出作用が顕著な鉱石であり、しかも、前記電
子放出作用は、トルマリン結晶に振動を与える力が強い
程活発化し、この電子の発生によって水分子のイオン化
を促進し、界面活性効果を有するヒドロキシルイオンを
発生するとともに、酸化還元電位を低下し、水のクラス
ター(水分子の重合体)を分解して水を活性化できるも
のである。そして、前記トルマリン鉱石の特性に着目
し、商品として利用したものは多種多様に存在してお
り、その中でも特に飲料水や洗濯用水、入浴用水などの
使用水を製造する活水装置として利用したものとして
は、例えば、特開平7−132284号公報に示すよう
な、水道管の管内にトルマリン鉱石を収容した収容タン
クを連続して設ける活水装置や、あるいは、水面に浮遊
可能な状態に形成したトルマリン鉱石を浴槽内や貯水タ
ンク内に収容したものなどがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなトルマリン鉱石の特性を利用した活水装置は、ま
ず、前者のトルマリン鉱石を水道管内に設置するもので
は、水道管に特別な工事を施す必要があったため、活水
装置の設置に大変な手間がかかり、また、水道圧に影響
を及ぼすことから水道法に觝触する恐れがあるととも
に、収容タンクの設置により水道管内の管圧も変化する
ことから公共施設への影響も懸念された。また、後者の
貯水部の水面にトルマリン鉱石を浮遊させるものでは、
外圧がほとんどトルマリン結晶に加わらず、電子の発生
量が少ないため、水分子の効率的なヒドロキシルイオン
への変換が緩慢で、貯水部内の効果的な水の活性化をは
かることが難しいものであった。
【0004】本発明は、トルマリン鉱石に代表される電
子を放出する作用を顕著に有する鉱石を利用し、簡単な
構造で且つ効率よく水の清浄化をはかることができる活
水装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1記載の発明では、筒状ガイド
は、貯水部内の上下に延設してあるとともに、給水装置
からの落下水を受水可能な配置関係を保ち、給水装置あ
るいは貯水部内に位置決め手段を介して固定され、前記
筒状ガイドの周壁には、透水性手段を備えており、前記
筒状ガイド内には、前記給水装置からの落下水が直接当
たるトルマリン混合物を備えた浮遊体が、筒状ガイドを
ガイドとして浮動可能であることを特徴とする。
【0006】ここで貯水部とは、具体的に、トイレの貯
水タンクや浴槽などを意味するものであり、また、給水
装置とは、前記貯水部内に水を送り込むものであればよ
く、具体的には、水道管蛇口や給水ポンプなどが挙げら
れる。さらに、位置決め手段とは、筒状ガイドを略一定
の場所に固定できるものであればよく、例えば、給水装
置の下方に筒状ガイドを吊り下げ保持できるアダプタ
や、筒状ガイドを保持した状態で貯水部内壁面に吸着さ
せることが可能な吸盤、あるいは、筒状ガイドの下端部
に重りを設けたものなどが挙げられる。また、透水性手
段とは、給水装置からの落下水を貯水部へ流出するため
の技術的手段をすべて含み、例えば、筒状ガイドの周壁
に透水孔をあけたものや、筒状ガイドを網状にしたも
の、あるいは筒状ガイドの周壁の一部を網状にし、若し
くは筒状ガイドの周壁の一部に透水孔をあけたもの、な
どが挙げられる。そして、トルマリン混合物とは、略1
00%の純度のトルマリン鉱石をも含む概念であるとと
もに、他の電子放出作用を有する素材が混在したものを
も含み、しかも、混合物の形状や大きさなどは特に限定
しない。
【0007】また、浮遊体とは、少なくとも、トルマリ
ン混合物とフロートからなり、貯水部内を、該貯水部内
の水位に合わせて浮動可能なもののすべてを含んだ概念
であり、具体的には、多数の粒状のトルマリン混合物を
収容する網ケースの下部にフロートを固着したものや、
円板状に形成したトルマリン混合物の下部にフロートを
固着したもの、あるいは、多数の粒状のトルマリン混合
物を収容した網ケースの周囲にリング状をなすフロート
を固着したものなどが挙げられる。
【0008】このように形成すると、給水装置からの落
下水が筒状ガイド内に流れ落ち、さらに、筒状ガイド内
に収容してある浮遊体のトルマリン混合物に、前記落下
水が衝撃力をもって当たり、これにより、トルマリン混
合物に含まれるトルマリン結晶が一層活発に電子を放出
し、落下水中の水分子のイオン化が促進され、水分子に
よりヒドロキシルイオンが発生することとなる。そし
て、前記落下水による貯水部内の水位の上昇にともな
い、浮遊体と一定姿勢を保ちながら浮上するので、貯水
部内に水が満たされるまでの間、常に落下水の落下地点
にトルマリン混合物が存在し、給水と同時にヒドロキシ
ルイオンが発生することにより、効率よく貯水部内の水
の活性化が行われることとなる。
【0009】また、本発明のうち請求項2記載の発明で
は、前記浮遊体は、トルマリン混合物と、該トルマリン
混合物の下面に固着したフロートと、からなっているの
で、簡単な構造で、給水装置からの落下水がトルマリン
混合物に直接当たる状態を保ち、前記浮遊体が筒状ガイ
ド内を上下に浮動することが可能となる。
【0010】また、本発明のうち請求項3記載の発明で
は、有底筒型状をなすケース体は、給水装置からの落下
水を受水可能な配置関係を保ち、給水装置あるいは貯水
部内に位置決め手段を介して固定され、前記筒状ガイド
の周壁には、透水性手段を備え、前記ケース体内には、
トルマリン混合物が収容してあることから、ケース体内
に収容してあるトルマリン混合物に給水装置からの落下
水が衝撃力をもって常時流れ落ちるのは勿論、還元水と
なった落下水が透水性手段から貯水部内へ問題なく流れ
出すから、一層簡単な構造で本活水装置を形成すること
が可能である。
【0011】ここで、ケース体は、中に収容するトルマ
リン混合物が前記ケース体から落下しない構成であれば
よく、例えば、筒体に網状の底板を備えたり、あるい
は、周壁内周面から内向きに突出する複数のストッパー
を放射状に配置したものでもよい。また、透水性手段
は、請求項1に記載した構成のものと同様のものが適用
でき、ケース体内からの還元水の吐水が支障なく行える
ものであればよい。
【0012】さらに、請求項4記載の発明では、貯水部
内に、給水装置からの落下水が直接当たるトルマリン混
合物を備えた浮動体を配置し、浮動体には上下方向に貫
通孔を設け、該貫通孔に挿通する線状部材を給水装置か
ら垂下し、前記線状部材がガイドとして浮遊体を浮動可
能であるから、浮遊体に備わるトルマリン混合物がヒド
ロキシルイオンを効率よく放出するのは勿論、本活水装
置の未使用時においては、線状部材をまとめておくこと
ができるので、トルマリン混合物に落下水が常時当たる
状態を保ちながら浴槽内の水位に合わせて浮動するとと
もに、活水装置をコンパクトに保管しておける。
【0013】ここで、線状部材とは、本活水装置の未使
用時においては、容易に変形させられるものの、反対に
使用時においては、貯水部内に貯めてある水の水圧程度
では大きく揺動しない程度の重さを有しており、具体的
には、水に比べて遥かに比重の大きい素材で形成してあ
るチェーンや、下端側に重りを固着してある樹脂製のロ
ープなどが挙げられる。また、前記線状部材は、浮遊体
のスムーズな上下浮動を考慮し、例えば、球体をワイヤ
ーに沿って数珠つなぎにしたボールチェーンなどを使用
しても更によい。
【0014】さらに、請求項5記載の発明は、前記浮遊
体の上部側には、給水装置から流れ落ちる落下水の水圧
により、浮遊体に回転力を付与する回転伝達手段が備え
てあるから、より大きな外圧力が浮遊体に備わるトルマ
リン混合物に加わることにより、該貯水部内の水の活性
化を行う働きを一層高めることが可能となる。
【0015】ここで、回転伝達手段とは、筒状ガイド内
において浮遊体に水平方向に回転力を付与するものであ
ればよく、例えば、トルマリン混合物を落下水の通過が
可能な網ケース内に収容し、該網ケースの上部に複数の
ファンを放射状に配置したものや、あるいは、トルマリ
ン混合物を円板状の一個体に形成し、該円盤の上端面を
凹凸面に形成してあるものでもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】まず、本実施形態で使用するトル
マリン鉱石の説明を以下に行う。トルマリン鉱石は、1
880年にピエール・キュリーによってその特性が発見
され、その発見の内容は、トルマリン鉱石に外部から圧
力を加えるとトルマリン結晶が振動し、該トルマリン結
晶の表面に微弱の電気的エネルギー(圧電気)が生じ、
さらに、トルマリン鉱石を加熱しても同様の電気的エネ
ルギー(焦電気)が生じる、というものであった。この
発見により、トルマリン鉱石は、電子を放出して水分子
のイオン化を促進し、水中、あるいは大気中の水分子の
酸化還元電位を低下し、 HO → H + OH O + H → H(ヒドロニウムイオン) H + HO → H (ヒドロキシルイオン)+ 2H 2H + 2e → H↑ 上記化学式に示すような、一部の水分子をヒドロキシル
イオン化するとともに、弱アルカリ性を呈する還元水を
形成する働きがあることが確認された。この発見によ
り、トルマリン鉱石によって形成された還元水は、水の
酸化作用を抑制することが判明し、つまりは、生活水中
の雑菌の繁殖や錆の発生を抑制することが可能となるか
ら、商品的利用価値が非常に高く、このことから、トル
マリン鉱石は、広く世の中に知られることとなった。
【0017】上記したトルマリン鉱石の特性を踏まえ
て、本発明の活水装置の第1実施形態を図1乃至図3に
基づいて説明する。まず、本発明の第一実施形態の全体
的な構成を図1に基づいて説明すると、符号1は、筒状
ガイドを示し、上下に延設する筒体の周壁2に多数の透
水孔3が設けてあるとともに、アダプタ4を介して浴槽
10の蛇口5に取付けてある。次に、符号35は、トル
マリン混合部と、該トルマリン混合物を収容する網ケー
スと、網ケースに固着するフロートと、からなる浮遊体
であり、この浮遊体35の各構成部材を一つずつ説明す
ると、符号6は、トルマリン混合物を示し、トルマリン
鉱石粒を主体として、他の電子放出作用を有する鉱石
(例えば、麦飯石、黒曜石など)を混在して構成される
多数の球状体である。さらに符号7は、前記トルマリン
混合物6を収容する網ケースを示しており、該網ケース
7内へは蛇口5からの落下水が浸入可能であるととも
に、網ケース7上端面にはファン8を備えている。また
符号9は、フロートを示し、前記網ケース7の底面に固
着され、網ケース7と一緒に筒状ガイド1内に収容され
るとともに、浴槽10水位の上昇に伴い、前記フロート
9が筒状ガイド1内において、トルマリン混合物6を上
方に備える一定姿勢のままで周壁2に沿って上方に移動
するものである。本実施形態の活水装置は、上記各構成
部位により、蛇口5から流れ落ちた落下水が浴槽10内
ヘの水の給水中に常時トルマリン混合物6に衝突して水
圧を加えるように構成したものである。尚、本実施形態
では、本発明の活水装置を浴槽10の蛇口5に設置した
際の使用を示している。
【0018】筒状ガイド1は、ステンレスやアルミニウ
ム合金、合成樹脂などの防錆性素材で形成してあるとと
もに、浴槽10内に収容される水、または、蛇口5から
の落下水の水圧に対しても変形することのない約0.5
mm〜2mm厚の板体全面に、該板体の厚み方向に貫通
する透水孔3を多数備えており、この板体を加工して筒
状の周壁2を形成したものである。そして、筒状ガイド
1は蛇口5に、該蛇口5の送水口11と筒状ガイド1の
上端開口部12とが、上下に対面する配置関係をもって
備えられ、筒状ガイド1の蛇口5への取付けに際して
は、前記配置関係を保つためにL字状をなすアダプタ4
を介在しており、このアダプタ4の一端側は、蝶ネジ1
3の締付けによって蛇口5への着脱が可能であり、管径
の違う様々な蛇口に対応して取付けられる構造であると
ともに、前記アダプタ4の他端側は筒状ガイド1を離脱
不能に保持しており、上記配置関係を保って筒状ガイド
1が蛇口5に位置決めされている。
【0019】トルマリン混合物6の主要成分であるトル
マリン鉱石は、一個体の大小に関わらず、それぞれが電
極構造をなすものであり、このことから、トルマリン混
合物6の存在個数が多ければ多い程、該トルマリン混合
物6からの電子放出作用が飛躍的に高まるので、本実施
形態ではトルマリン混合物6を可能な限り微粉末化して
個数を増やし、多数の球状体に形成している。また、前
記トルマリン混合物6を網ケース7内に収容して浴槽1
0内への流出を防止するとともに、前記網ケース7の上
端面には、図2にのように、複数のファン8が放射状に
配置してあり、網ケース7に回転力を伝達している。さ
らに、網ケース7の底面には、フロート9が固着してあ
り、このフロート9の形状は筒状ガイド1の周壁2内壁
面に沿う形状に形成され、浴槽水位の上昇あるいは下降
に追従して、前記トルマリン混合物6を上方に備えたま
ま一定姿勢を保ちながら筒状ガイド1内を上下に浮動す
るものである。
【0020】また、トルマリン混合物6の構成比率は、
トルマリン鉱石を主体に構成してあるが、このトルマリ
ン鉱石の微粉末のみを固形化した場合には、固形物の耐
用性が非常に低いため、落下水の水圧によりトルマリン
微粉末同士が離脱する可能性があり、このことから、ト
ルマリン混合物6の形成の際には、セラミック合金粒や
黒曜石などのトルマリン鉱石に近い電子放出作用を有す
る素材と混合して、耐用性を向上した状態に固形化する
ことが望ましく、さらに、ゼオライト等の触媒作用を有
する素材をトルマリン混合物6に混在すれば、トルマリ
ン結晶及びその他の素材の有する電子放出作用が飛躍的
に活発化し、実用性が一層向上する。
【0021】このように形成すると、蛇口5から流れ落
ちる落下水が常にトルマリン混合物6に大きな水圧を加
えているので、図3に示すように、落下水中の水分子が
トルマリン混合物6からの電子の放出をうけてイオン化
が飛躍的に促進され、水素イオンと水酸イオンとに電離
し、さらには、ヒドロキシルイオンが発生するととも
に、前記水圧により、各トルマリン混合物6同士も網ケ
ース7内で攪拌されて活発に衝突を繰り返し、これによ
り、トルマリン混合物6内に含有するトルマリン結晶が
さらに強く振動して帯電するので、トルマリン混合物6
の電子を放出する作用が一層活発になる。しかも、蛇口
5から流れ落ちた落下水が網ケース7上端面に設けてあ
る各ファン8に水圧を加え、トルマリン混合物6に筒状
ガイド1内で水平方向に回転力を付与するので、該トル
マリン混合物6がフロート9とともに回転し、トルマリ
ン混合物6の圧電効果を促進する。
【0022】また、本発明の活水装置は、上記第1実施
形態に限定されるものではなく、例えば図4のように、
筒状ガイド1の代わりに有底筒型状をなすケース体21
を蛇口5にアダプタ4を介して取付けたものでもよく、
しかも、このケース体21の周壁22には、多数の透水
孔23が備わっており、ケース体21内に収容したトル
マリン混合物6が、下方に落下することなく底部24に
保持されるとともに、第1実施形態の活水装置同様に給
水装置5からの落下水が確実に各透水孔23から流れ落
ち、還元水を貯水部10内へ供給することができる(第
2実施形態)。尚、本実施形態では、トルマリン混合物
6の回転を一層好適に行うため、トルマリン混合物6の
下部にガイド24を固着し、このガイド24をケース体
21の底部に備える軸に枢支し、トルマリン混合物6が
水平方向に滑らかに回転する構造となっている。
【0023】そして、図5のように、網ケース14の上
端面を扁平な状態に形成し、該網ケース14を一層簡単
な構造に形成したもの(第3実施形態)や、あるいは図
6のように、トルマリン混合物15を円盤状に形成する
とともに、該トルマリン混合物15の天面側を凹凸面に
形成し、さらに、この円盤上のトルマリン混合物15の
下部側にフロートを固着して浮遊体36を構成し、前記
天面に衝突した給水装置5からの落下水を還元水に変換
し、該還元水を効率よく拡散するもの(第4実施形態)
でもよい。
【0024】さらに、筒状ガイド1の位置決め手段4に
おいても、図7のように、裏面側に吸盤20を備えた保
持部材4を筒状ガイド1の上下に間隔をあけて離脱不能
な状態に固定し、貯水部10の側壁16内壁面側に吸着
したもの(第5実施形態)や、図8のように、筒状ガイ
ド1の下端に設置面がフラットに形成された末広がりな
形状をなす重り4を備え、貯水部10の底面17に筒状
ガイド1を安定設置させるもの(第6実施形態)であっ
てもよく、上記第1実施形態のものに限定されない。
尚、前記各実施形態において、トルマリン混合物6をフ
ロート9の上部側に備えることに加え、フロート9の下
面側に備えてもよく、この場合には、一層の電子放出量
が確保できる。
【0025】そして、筒状ガイド1の周壁2において
も、給水装置5からの落下水ならびにトルマリン混合物
6によって還元された貯水部10内の水が、前記筒状ガ
イド1から支障なく吐出されれば、どのような形態であ
ってもよいから、図9のように、筒状ガイド18の周壁
19を目の粗い網体で形成したもの(第7実施形態)で
もよく、この場合には、網体の厚みを第1実施形態と同
様に肉厚に形成する必要があり、このように肉厚に形成
するのは、給水装置5からの落下水、及び貯水部10内
に収容された水の水圧により筒状ガイド18の周壁19
が変形した際には、貯水部10内の水位の変化に伴うフ
ロート9の上下浮動がスムーズに行えなくなるからであ
る。
【0026】また、図10に示すものは、トルマリン混
合物6を収容する網ケース28の中心に、該網ケース2
8を上下に貫通する貫通孔29を備え、この貫通孔29
において、下端側に重り30を固着してあるボールチェ
ーン26を通し、一方、該ボールチェーン26の上端側
を、蛇口5の送水口11近傍において、上部側に引掛溝
38を有するキャップ34を介して吊り下げたものであ
る。さらに、前記網ケース28の周壁外周面の上方位置
には、図11のように、全周に亘ってリング状のフロー
ト27が取付けてあり、本実施形態における浮遊体37
を構成している。しかも、このフロート27の上端面3
3は、網ケース28の中心に向けて下方側に傾斜するテ
ーパ面に形成され、これにより、前記蛇口5から流れ落
ちる水がフロート27の上端面33をつたい、網ケース
28内に収容してあるトルマリン混合物6に集中して流
れ込む構造をなしている(第8実施形態)。
【0027】さらに、前記フロート27の形状は、特に
限定するものではないが、本実施形態では、リング状を
なすフロート27における左右の一方側32が他方側に
比べて狭く形成してある。これにより、例えば、蛇口5
の送水口11と浴槽10の側壁面31との間隔が狭い場
合でも、蛇口5に吊り下がっているフロート27と前記
側壁面31とが接触ぜず、この接触の衝撃によって前記
浮遊体が大きく揺動しないので、トルマリン混合物6が
蛇口5の落下水を常に受水できる配置関係を保つことが
可能となる。
【0028】上記のように第8実施形態の活水装置を形
成することで、浴槽10内の水位の上昇に伴い、トルマ
リン混合物6を収容する網ケース28がフロート27と
ともに、蛇口5に吊り下がるボールチェーン26に沿っ
て浮動し、この際、ボールチェーン26の下端には重り
30が固着しているので、前記ボールチェーン26が浴
槽10内の水圧で大きく揺動せず、トルマリン混合物6
が蛇口5に向けて略垂直に浮動することとなる。さら
に、ボールチェーン26が略垂直に吊り下がることによ
って、トルマリン混合物6が浮動している間、フロート
27上端面33がテーパ面であることも相俟り、常に蛇
口5の落下水が集中的に前記トルマリン混合物6に向け
て流れ落ちることとなる。
【0029】
【発明の効果】本発明のうち、請求項1乃至3記載の発
明によれば、貯水部内への給水を行うと同時に、常にト
ルマリン混合物へ給水装置からの直接的な水圧が加わる
ので、トルマリン混合物が連続的に電子放出作用を発揮
し、瞬時にヒドロキシルイオンを含む還元水に変換する
から、迅速且つ確実に貯水部内の水の活性化をはかるこ
とが可能となる。
【0030】本発明のうち、請求項4記載の発明によれ
ば、ガイドとしての線状部材の使用により、給水装置か
らの落下水が常にトルマリン混合物に当たりながら浮遊
体が浮動するのは勿論、本活水装置の未使用時において
は、コンパクトにまとめておけるので、貯水部内のスペ
ースの有効利用がはかれることとなる。
【0031】本発明のうち、請求項5記載の発明によれ
ば、請求項1、2記載の発明の効果に加えて、トルマリ
ン混合物の圧電効果が高まり、一層効果的に貯水部内の
還元作用が行われる。
【0032】また、本発明の活水装置によれば、ヒドロ
キシルイオンの界面活性効果により、貯水部の周壁や吐
出部につながる各パイプ内においても、常に活性化をは
かることができ、貯水部や吐出部につながる各パイプの
耐用期間を飛躍的に延ばすことが可能となる。
【0033】さらに、従来無駄にされていた給水装置か
らの落下水供給時に使用されている給水圧力を本発明で
は有効に利用するものであり、活水装置の使用時に何ら
特別なエネルギーを使用する必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の活水装置の第1実施形態を示す一部切
欠した断面図である。
【図2】第1実施形態で使用する網ケースの平面図であ
る。
【図3】図1のA部を拡大して示す一部切欠した概略説
明図である。
【図4】本発明の活水装置の第2実施形態を示す一部切
欠した断面図である。
【図5】本発明の第3実施形態を示す要部を拡大した一
部切欠説明図である。
【図6】本発明の第4実施形態を示す要部を拡大した一
部切欠説明図である。
【図7】本発明の第5実施形態を示す一部を切欠した側
面図である。
【図8】本発明の第6実施形態を示す一部を切欠した側
面図である。
【図9】本発明の第7実施形態を示す一部を切欠した側
面図である。
【図10】本発明の第8実施形態を示す一部を切欠した
側面図である。
【図11】図10のA部を拡大して示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1,18 筒状ガイド 2,19,22 周壁 3,23 透水孔(透水性手段) 4 アダプタ(位置決め手段) 5 蛇口(給水装置) 6,15 トルマリン混合物 8 ファン(回転伝達手段) 9,27 フロート 10 浴槽(貯水部) 21 ケース体 26 線状部材(ボールチェーン) 35,36,37 浮遊体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C02F 1/68 540 C02F 1/68 540G 1/48 1/48 B 1/50 510 1/50 510A 531 531C 1/70 1/70

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状ガイド(1,18)は、貯水部(1
    0)内の上下に延設してあるとともに、給水装置(5)
    からの落下水を受水可能な配置関係を保ち、給水装置
    (5)あるいは貯水部(10)内に位置決め手段(4)
    を介して固定され、前記筒状ガイド(1,18)の周壁
    (2,19)には、透水性手段(3)を備えており、 前記筒状ガイド(1,18)内には、前記給水装置
    (5)からの落下水が直接当たるトルマリン混合物
    (6,15)を備えた浮遊体(35,36,37)が、
    筒状ガイド(1,18)をガイドとして浮動可能である
    ことを特徴とする活水装置。
  2. 【請求項2】 前記浮遊体(35,36)は、トルマリ
    ン混合物(6,15)と、該トルマリン混合物(6,1
    5)の下面に固着したフロート(9)と、からなってい
    ることを特徴とする請求項1記載の活水装置。
  3. 【請求項3】 有底筒型状をなすケース体(21)は、
    給水装置(5)からの落下水を受水可能な配置関係を保
    ち、給水装置(5)あるいは貯水部(10)内に位置決
    め手段(4)を介して固定されており、前記ケース体
    (21)の周壁(22)には、透水性手段(23)を備
    え、 前記ケース体(21)内には、トルマリン混合物(6,
    15)が収容してあることを特徴とする活水装置。
  4. 【請求項4】 貯水部(10)内に、給水装置(5)か
    らの落下水が直接当たるトルマリン混合物(6,15)
    を備えた浮動体(35,36,37)を配置し、浮動体
    (35,36,37)には上下方向に貫通孔(29)を
    設け、該貫通孔(29)に挿通する線状部材(26)を
    給水装置(5)から垂下し、前記線状部材(26)をガ
    イドとして浮遊体(35,36,37)を浮動可能であ
    ることを特徴とする活水装置。
  5. 【請求項5】 前記浮遊体(35,36,37)の上部
    側には、給水装置(5)から流れ落ちる落下水の水圧に
    より、浮遊体(35,36,37)に回転力を付与する
    回転伝達手段(8)が備えてあることを特徴とする請求
    項1又は2記載の活水装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5309303B2 (ja) * 2007-03-02 2013-10-09 ライトグリーン株式会社 流体の運動エネルギー及び熱エネルギーを利用したマイナスイオン発生源及び発生方法

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