JP2001231705A - 身体洗浄装置 - Google Patents

身体洗浄装置

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JP2001231705A
JP2001231705A JP2000047130A JP2000047130A JP2001231705A JP 2001231705 A JP2001231705 A JP 2001231705A JP 2000047130 A JP2000047130 A JP 2000047130A JP 2000047130 A JP2000047130 A JP 2000047130A JP 2001231705 A JP2001231705 A JP 2001231705A
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JP
Japan
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motor
motor case
cleaning tool
cleaning
tool
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JP2000047130A
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Kiyoshi Kawai
清 河井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 身体を効果的に洗浄することができるように
した身体洗浄装置を提供することである。 【解決手段】 モータケース5内にモータ8と、そのモ
ータ8によって回転される駆動軸9とを設ける。駆動軸
9と洗浄具11とを弾性変形可能なトルク伝達部材10
で連結し、洗浄具11の回転中心に対する偏心位置に負
荷が作用したとき、トルク伝達部材10を弾性変形さ
せ、洗浄具11の前面全体が身体に常に接触するように
して洗浄効率の向上を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、回転駆動される
洗浄具との接触によって身体を洗浄するようにした身体
洗浄装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】タオルやスポンジ等の洗浄体に洗剤をつ
け、洗剤を泡立ててから身体を擦ることにより、身体の
各部を洗浄することは普通に行なわれているが、背中の
洗浄には困難性を有し、洗い残しを生じることが多い。
特に高齢者や障害者においては、背中への手や腕の移動
が困難であり、介護を必要とする。
【0003】このような不都合を解消するため、洗浄液
を含ませた洗浄具を回転し、その洗浄具との接触によっ
て身体を洗浄するようにした洗浄装置が数多く提案され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記洗浄装
置には、手動操作によるハンドタイプものと、浴室内に
設置される設置タイプのものが存在するが、いずれの洗
浄装置も一方向に回転される駆動軸の先端に洗浄体を直
線接続した構成のものであるため、身体の洗浄面に対し
て洗浄体の回転中心に傾きが生じると、洗浄体は外周の
一部が洗浄面と接触することになり、身体を効果的に洗
浄することができないという不都合がある。
【0005】また、洗浄体に傾きがあると、洗浄体の回
転中心に対する偏心位置に接触負荷が作用するため、洗
浄体が接続された駆動軸やその駆動軸を回転させるモー
タに大きな負荷が作用し、洗浄体をスムーズに回転させ
ることができないという不都合もある。
【0006】この発明の課題は、身体を効果的に洗浄す
ることができるようにした身体洗浄装置を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この発明においては、防水性のモータケース内に
モータを組込み、そのモータによって回転される駆動軸
の回転をモータケースの外部に設けられた洗浄具に伝え
るようにした身体洗浄装置において、前記駆動軸と洗浄
具との間に、その洗浄具の回転中心に対する偏心位置に
負荷が作用すると弾性変形するトルク伝達部材を設けた
構成を採用している。
【0008】上記のように構成すれば、身体の洗浄面に
対して洗浄具の回転中心が傾くと、洗浄具の回転中心に
対する偏心位置に負荷が作用するため、トルク弾性部材
が弾性変形し、洗浄具の全面が身体に接触することにな
り、身体をソフトなタッチでもってきわめて効果的に洗
浄することができる。
【0009】また、洗浄具は全面が身体に接触するた
め、洗浄具が偏摩耗するのを防止することができる。
【0010】ここで、浴室内に設けられたガイド部材に
沿ってモータケースを昇降自在に支持し、そのモータケ
ース内に設けられたモータを駆動源としてモータケース
を昇降動させる昇降手段を設けると、回転しながら昇降
動する洗浄具に身体を押し付けることによって身体を自
動的に洗浄することができ、背中でもきわめて容易に洗
浄することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図1に示すように、浴用の椅子
Aにはブラケット1が設けられ、そのブラケット1の先
端部に形成されたロッド挿入孔2にガイド部材としての
ガイド軸3の下端部が挿入されている。このガイド軸3
は、図3に示すように、ブラケット1の外周からそのガ
イド軸3の外周に向けてねじ込まれた止めねじ4の締付
けによって固定されている。
【0012】図2乃至図4に示すように、ガイド軸3に
支持されたモータケース5は、そのガイド軸3が挿入さ
れる挿入孔6を有し、前記ガイド軸3に沿って昇降自在
とされている。
【0013】モータケース5は防水性とされ、手で握り
締めることができる大きさとされている。このモータケ
ース5の内部には、バッテリィ7と、そのバッテリィ7
を電源として作動する防水性のモータ8とが収納されて
いる。モータ8はモータケース5に取付けられたスイッ
チSWを操作することにより起動および停止するように
なっており、そのモータ8の回転軸8aに駆動軸9が接
続されている。駆動軸9の先端部はモータケース5の外
部に臨み、その駆動軸9の先端部にトルク伝達部材10
を介して洗浄具11が接続されている。
【0014】トルク伝達部材10は、コイルスプリング
やウレタンゴム等の弾性体から成り、駆動軸9の回転を
洗浄具11に伝えると共に、洗浄具11の回転中心に対
する偏心位置に負荷が作用とする弾性変形するようにな
っている。
【0015】洗浄具11は、硬質の円板11aの表面に
面ファスナ11bを介してスポンジ等の柔軟性を有する
円形の洗浄体11cを着脱自在に取付けている。洗浄体
11cの表面には洗浄液の溜り部12が設けられてい
る。溜り部12として、ここでは、洗浄体11cの表面
中央部に円形の窪み12aを形成し、その窪み12aを
中心にして複数の溝12bを放射状に形成している。
【0016】モータケース5はモータ8を駆動源とする
昇降機構13によって昇降動される。昇降機構13は、
モータ8の回転軸8aにピニオン14を取付け、そのピ
ニオン14をガイド軸3の外周に形成されたラック15
に噛合し、前記ピニオン14の正回転と逆回転とによっ
てモータケース5をガイド軸3に沿って昇降動させるよ
うにしている。
【0017】ガイド軸3の上端部および下端部には、モ
ータケース5の昇降ストローク量を規制する一対のスト
ッパ16a、16bが設けられている。ストッパ16
a、16bのそれぞれは、その外周からガイド軸3の外
周に向けてねじ込まれた止めねじ17の締付けによって
固定され、上記止めねじ17を弛めることによって取外
しできるようになっている。
【0018】図2に示すように、モータケース5の上下
部には一対のセンサ18a、18bが取付けられてい
る。一対のセンサ18a、18bはモータケース5が上
昇又は下降してストッパ16a又は16bに所定位置ま
で近づくと作動して、モータ8を停止させ、かつ逆方向
に回転させるようになっている。
【0019】いま、モータ8を駆動すると、回転軸8a
の回転は、駆動軸9からトルク伝達部材10を介して洗
浄具11に伝達され、洗浄具11が回転する。また、回
転軸8aの回転はピニオン14に伝達されるため、モー
タケース5がガイド軸3に沿って移動する。
【0020】モータケース5が上昇し、上側ストッパ1
6aの位置まで移動すると、上側のセンサ18aが作動
し、モータ8が停止して逆転する。このため、モータケ
ース5は下降を始めると共に、洗浄具11は逆転する。
【0021】前記モータケース5が下側のストッパ16
bの位置まで下降すると、下側のセンサ18bが作動
し、モータ8が停止して逆転し、モータケース5は上昇
し始めると共に、洗浄具11が逆転する。
【0022】このように、モータ8を駆動すると、洗浄
具11は回転しつつ上昇と下降を繰り返し、その移動方
向が切り換る毎に洗浄具11の回転方向が切り換わる。
【0023】このため、回転しつつ上下動する洗浄具1
1に洗浄液を浸み込ませ、椅子Aに腰を掛ける状態で前
記洗浄具11に背中を押し付けることにより、洗浄具1
1との接触によって背中を自動的に洗浄することができ
る。
【0024】背中の洗浄時において、洗浄具11の回転
中心に対する偏心位置に負荷がかかると、トルク伝達部
材10が弾性変形し、その変形によって洗浄具11の洗
浄体11cの前面が背中に密着する。
【0025】このため、洗浄具11は洗浄体11cの前
面が背中と常に接触する状態で回転しつつ上下動を繰り
返すことになり、背中の全体を自動的に能率よく洗浄す
ることができると共に、洗浄具11が偏摩耗するのを防
止することができる。
【0026】また、洗浄具11に偏荷重が作用すると、
トルク伝達部材10が弾性変形してその偏荷重を吸収す
るため、駆動軸9やモータケース5とガイド軸3の摺動
面に無理な負荷がかからず、洗浄具11を常に円滑に回
転させ、かつ昇降動させることができる。
【0027】ここで、上側のストッパ16aを取外すこ
とにより、モータケース5をガイド軸3の上方に引き抜
くことができるため、モータケース5を握る状態で洗浄
具11を身体に押し付けることにより、身体の任意の位
置を洗浄することができ、ハンディタイプとして使用す
ることができる。
【0028】図1に示す実施の形態ではモータケース5
の上下に設けたセンサ18a、18bの作動によってモ
ータ8の回転を切り換えるようにしたが、タイマによっ
てモータ8の回転を切り換えるようにしてもよい。
【0029】また、浴用椅子Aにガイド軸3を取付ける
ようにしたが、図5に示すように、浴室内の壁面Wの上
下に支持具20を取付け、その支持具20に設けられた
支持筒21内にガイド軸3の上下端部を挿入して止めね
じ等の手段により固定するようにしてもよい。
【0030】あるいは、図6に示すように、浴室の床面
Fと壁面Wとに支持具22、23を取付け、各支持具2
2、23に設けられた支持筒22a、23aにガイド軸
3の上下端部を挿入して止めねじによる手段を介して取
付けるようにしてもよい。
【0031】図7は、この発明に係る身体洗浄装置の他
の例を示す。この例で示す身体洗浄装置はモータケース
5内に組込まれたモータ8の回転軸8aと駆動軸9とを
平行に配置し、その回転軸8aと駆動軸9との間に、回
転軸8aの回転を増速して駆動軸9に伝える歯車機構3
0を設けるようにした点で図2に示す身体洗浄装置と相
違しており、他の構成は、図2に示す身体洗浄装置と同
一であるため、同一部品には同一符号を付して説明を省
略する。
【0032】上記のように、回転軸8aの回転を増速し
て駆動軸9に伝達することにより、洗浄具11を高速回
転させることができるため、洗浄作業をより能率よく行
なうことができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、駆
動軸と洗浄具との間に弾性変形可能なトルク伝達部材を
設けたことにより、洗浄具の前面全体を身体に常に接触
させることができ、身体をソフトなタッチでもってきわ
めて効果的に洗浄することができると共に、洗浄具が偏
摩耗するのを防止することができる。
【0034】また、浴室内に設けられたガイド部材に沿
ってモータケースを昇降自在に支持し、そのモータケー
ス内のモータを駆動源としてモータケースを昇降動させ
る昇降手段を設けたことにより、手の届かない背中でも
自動的に容易に洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る身体洗浄装置の正面図
【図2】図1に示す身体洗浄装置の拡大断面図
【図3】図2の縦断側面図
【図4】図2のモータケース部を示す横断平面図
【図5】図1に示す身体洗浄装置の設置の他の例を示す
正面図
【図6】図1に示す身体洗浄装置の設置のさらに他の例
を示す正面図
【図7】この発明に係る身体洗浄装置の他の例を示す横
断平面図
【符号の説明】
3 ガイド軸 5 モータケース 8 モータ 9 駆動軸 10 トルク伝達部材 11 洗浄具 13 昇降機構

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防水性のモータケース内にモータを組込
    み、そのモータによって回転される駆動軸の回転をモー
    タケースの外部に設けられた洗浄具に伝えるようにした
    身体洗浄装置において、前記駆動軸と洗浄具との間に、
    その洗浄具の回転中心に対する偏心位置に負荷が作用す
    ると弾性変形するトルク伝達部材を設けたことを特徴と
    する身体洗浄装置。
  2. 【請求項2】 前記モータケースを浴室内に設けられた
    ガイド部材に沿って昇降自在に支持し、前記モータを駆
    動源としてモータケースをガイド部材に沿って昇降動さ
    せる昇降手段を設けた請求項1に記載の身体洗浄装置。
JP2000047130A 2000-02-24 2000-02-24 身体洗浄装置 Pending JP2001231705A (ja)

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JP2000047130A JP2001231705A (ja) 2000-02-24 2000-02-24 身体洗浄装置

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ID=18569432

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT504510B1 (de) * 2005-03-18 2008-06-15 Tedes Appl & Knauseder Oeg Reinigungs- und massageeinrichtung
KR200491035Y1 (ko) * 2019-04-08 2020-02-10 최서정 자동 전신 때밀이 장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AT504510B1 (de) * 2005-03-18 2008-06-15 Tedes Appl & Knauseder Oeg Reinigungs- und massageeinrichtung
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