JP2001231073A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2001231073A
JP2001231073A JP2000037119A JP2000037119A JP2001231073A JP 2001231073 A JP2001231073 A JP 2001231073A JP 2000037119 A JP2000037119 A JP 2000037119A JP 2000037119 A JP2000037119 A JP 2000037119A JP 2001231073 A JP2001231073 A JP 2001231073A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 効率的に複数のタイムスロットを割り当て
る。 【解決手段】 基地局10の共通制御部14は、移動局
20との通信に必要な数の連続する通信スロットが1つ
のキャリアで獲得できない場合に、複数のキャリアでそ
れぞれ連続する必要な数の通信スロットを獲得し、獲得
した通信スロットを複数の無線機12と複数の移動局2
0に割り当て、情報端末11と情報端末21とのデータ
通信を複数のキャリアを使用して行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線チャネルを
介して高速データ通信を行う基地局と複数の移動局で構
成される無線通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、例えば特開平9−270763
号公報に示された、TDMA−TDD(Time Di
vision Multiple Access−Ti
meDivision Duplex)方式を採用した
従来の無線通信システムの構成を示すブロック図であ
り、図において、10は複数キャリア(CH1〜CH
n)で構成される基地局、11は基地局10の情報端末
で、12a,・・・,12nは基地局10のそれぞれキ
ャリアで送受信する無線機であり、15a,・・・,1
5nは無線機12a,・・・12nに接続された基地局
10のアンテナである。
【0003】また、図3において、20a,・・・,2
0mは移動局で、21a,・・・,21mは、それぞれ
移動局20a,・・・,20mの情報端末であり、23
a,・・・,23mは、それぞれ移動局20a,・・・
20mに接続されたアンテナである。
【0004】図4は基地局10の無線機12a,・・
・,12nの内部構成を示すブロック図であり、図にお
いて、121は無線周波信号を送受信する無線部、12
2は信号を変復調するモデム部で、123は、信号をタ
イムスロットに挿入したり、タイムスロットより信号を
分解するTDMA部で、124は情報端末11と接続さ
れるI/F部であり、125は、無線部121,モデム
部122,TDMA部123,I/F部124を制御す
る制御部である。
【0005】また、図4の制御部125において、12
51は、リンクチャネルの確立要求制御信号に含まれる
データ通信速度情報から、データ通信速度を検出してデ
ータ通信に必要な送信スロット数Nを検出する送信スロ
ット数検出手段で、1252は同一キャリア上の連続す
るN個の空きスロットを検出して獲得する空きスロット
獲得手段で、1253は、連続するN個の空きスロット
がない場合に、基地局10の制御で通信リンクを確立し
て通信を行っている移動局20に対して、空きスロット
を割当てて通信スロットの移動指示を行い、連続するN
個の空きスロットを編成する空きスロット編成手段であ
る。
【0006】図5は4チャネル多重マルチキャリアTD
MA−TDD方式の通信スロットの構成を示す図であ
り、所定の1フレーム長をアップリンク(上り回線)と
ダウンリンク(下り回線)に分け、それぞれ4スロット
ずつ分割して使用される。
【0007】次に動作について説明する。情報端末21
aで入力したデータは、移動局20aで無線通話チャネ
ルを介して無線周波信号としてアンテナ23aから送信
される。この信号は、基地局10のアンテナ15aで受
信され無線機12aに入力される。
【0008】図4の無線機12aにおいて、入力した無
線周波信号は無線部121の受信部により周波数変換さ
れ、受信中間周波信号として出力される。受信中間周波
信号はモデム部122の復調部によりデジタル復調さ
れ、デジタル信号として再生されTDMA部123に出
力される。デジタル信号は、制御部125に指示された
TDMA部123のデコードにより、図5に示すタイム
スロット(通信スロット)毎に分解されてI/F部12
4に出力される。I/F部124はデジタル信号を情報
端末11のインタフェースに接続できる形態に順次変換
して情報端末11に出力する。
【0009】一方、基地局10の情報端末11で入力さ
れた信号は、I/F部124でTDMA部123のイン
タフェースに接続できる形態に順次変換されてデジタル
信号となる。デジタル信号は、TDMA部123のエン
コーダ部により、所望のタイムスロットに挿入されて多
重化される。多重化されたデジタル信号は、モデム部1
22の変調部に入力され、このデジタル信号により搬送
波信号がデジタル変調されて、無線部121の送信部に
入力される。
【0010】デジタル変調された搬送波信号は、無線部
121の送信部により、制御部125に指示された無線
チャネル周波数に周波数変換され、所定の送信電力レベ
ルに増幅されて出力される。出力された無線周波信号
は、アンテナ15aから移動局20aに向けて送信さ
れ、移動局20aのアンテナ23aで受信され、移動局
20aで復調されて情報端末21aに入力される。
【0011】制御部125の送信スロット数検出手段1
251が、リンクチャネルの確立要求制御信号に含まれ
るデータ通信速度情報から、データ通信速度を検出して
データ通信に必要な送信スロット数Nを検出すると、空
きスロット獲得手段1252が、同一キャリア上の連続
するN個の空きスロットを検出して獲得する。また、連
続するN個の空きスロットがない場合に、空きスロット
編成手段1253が基地局10の制御で通信リンクを確
立して通信を行っている移動局20に対して、空きスロ
ットを割当てて通信スロットの移動指示を行い、連続す
るN個の空きスロットを編成する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の無線通信システ
ムは、以上のように構成されているので、高速データ通
信を行う場合、制御部125の空きスロット編成手段1
253が、複数のタイムスロットを用いて連続するN個
の空きスロットを編成するのは、Nが大きくなるにつれ
て、スロットが割り当てられるまでに時間がかかり、容
易に通信スロットを編成するのが困難であるという課題
があった。
【0013】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたもので、複数のタイムスロットを用いて高
速データ通信を行う場合でも、最も効率的に複数のタイ
ムスロットを割り当てることにより、高速データ通信が
可能な無線通信システムを得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明に係る無線通信
システムは、それぞれのキャリアで送受信する複数の無
線機を有する基地局と、上記複数の無線機と接続された
基地局側の情報端末と、上記無線機と無線チャネルを介
して通信する移動局と、上記移動局と接続された移動局
側の情報端末とを備えたものにおいて、上記基地局は、
上記移動局との通信に必要な数の連続する通信スロット
が1つのキャリアで獲得できない場合に、複数のキャリ
アでそれぞれ連続する必要な数の通信スロットを獲得
し、獲得した通信スロットを複数の無線機と複数の移動
局に割り当て、上記基地局側の情報端末と上記移動局側
の情報端末との間のデータの通信を、上記複数のキャリ
アを使用して、上記複数の無線機と上記複数の移動局を
介して行うものである。
【0015】この発明に係る無線通信システムは、移動
局との通信に必要な数の通信スロットが1つのキャリア
で獲得できない場合に、複数のキャリアで上記必要な数
の通信スロットを獲得し、獲得した通信スロットを複数
の無線機と複数の移動局に割り当てる共通制御部と、ア
ップリンクの際に、上記複数の無線機からのデータを統
合して、基地局側の情報端末に出力し、ダウンリンクの
際に、上記基地局側の情報端末からのデータを上記複数
の無線機に分離して出力する基地局側の共通I/F部
と、アップリンクの際に、移動局側の情報端末からのデ
ータを上記複数の移動局に分離し、ダウンリンクの際
に、上記複数の移動局からのデータを統合して上記移動
局側の情報端末に出力する移動局側の共通I/F部とを
備えたものである。
【0016】この発明に係る無線通信システムは、共通
制御部が、移動局とのリンクチャネルの確立要求制御信
号に含まれるデータ通信速度情報からデータ通信速度を
検出して、データ通信に必要な送信スロット数Nを検出
する送信スロット数検出手段と、上記移動局とのリンク
チャネルとして、同一キャリア上に連続するN個の空き
スロットを獲得するか、又は連続する2つのキャリア上
に、連続するN個の空きスロットを獲得する空きスロッ
ト獲得手段と、連続する2つのキャリア上に、連続する
N個の空きスロットがない場合に、2つのキャリア上
で、各キャリア毎に連続するN1個、連続するN2個
(N1+N2=N)の空きスロットを獲得するか、又
は、2つのキャリア上で、各キャリア毎に連続するN1
個、連続するN2個の空きスロットがない場合に、すで
に通信リンクを確立して通信を行っている移動局に対し
て、空きチャネルを割り当てて通信スロットの移動指示
を行い、各キャリア毎に連続するN1個と、連続するN
2個の空きスロットを編成する空きスロット編成手段と
を備えたものである。
【0017】この発明に係る無線通信システムは、基地
局と移動局との回線品質が所定のビットエラーレート以
下のときに、上記基地局は、上記移動局との通信に必要
な数の連続する通信スロットが1つのキャリアで獲得で
きない場合に、複数のキャリアでそれぞれ連続する必要
な数の通信スロットを獲得し、獲得した通信スロットを
複数の無線機と複数の移動局に割り当て、基地局側の情
報端末と移動局側の情報端末との間のデータの通信を、
上記複数のキャリアを使用して、上記複数の無線機と上
記複数の移動局を介して行うものである。
【0018】この発明に係る無線通信システムは、送信
するデータに誤り訂正符号化を施し、情報データ部分と
誤り訂正のためのチェックデータ部分に分離して送信す
るものである。
【0019】この発明に係る無線通信システムは、情報
データ部分とチェックデータ部分を各キャリアに分離し
て送信するものである。
【0020】この発明に係る無線通信システムは、基地
局と移動局との回線品質が所定のビットエラーレート以
上のときに、送信するデータに誤り訂正符号化を施し、
情報データ部分と誤り訂正のためのチェックデータ部分
に分離して送信するものである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態を
説明する。実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態
1による無線通信システムの構成を示すブロック図であ
り、図において、10は複数キャリア(CH1〜CH
n)で構成される基地局で、11は基地局10の情報端
末(基地局側の情報端末)で、12a,・・・,12
j,12k,・・・,12nは、それぞれのキャリアで
送受信する基地局10の無線機である。
【0022】また、図1において、13は2つのキャリ
アに分散された信号を統合し編集して一連のデータとし
て情報端末11に出力する共通I/F部(基地局側の共
通I/F部)であり、14は無線機12a,・・・,1
2j,12k,・・・,12nと共通I/F部13を制
御する共通制御部であり、15a,・・・,15j,1
5k,・・・,15nは、それぞれ無線機12a,・・
・,12j,12k,・・・,12nに接続されたアン
テナである。また、無線機12a,・・・,12j,1
2k,・・・,12nの内部構成は、従来の図4に示す
構成と同一である。
【0023】さらに、図1において、20a,・・・,
20j,20k,・・・,20mは移動局で、21a,
・・・,21e,・・・,21hは移動局20側の情報
端末(移動局側の情報端末)で、22a,・・・,22
e,・・・,22hは、それぞれ情報端末21a,・・
・,21e,・・・,21hに接続された共通I/F部
(移動局側の共通I/F部)であり、23a,・・・,
23j,23k,・・・,23mは、それぞれ移動局2
0a,・・・,20j,20k,・・・,20mに接続
されたアンテナである。
【0024】さらに、図1の基地局10の共通制御部1
4において、141はリンクチャネルの確立要求制御信
号に含まれるデータ通信速度情報からデータ通信速度を
検出してデータ通信に必要な送信スロット数Nを検出す
る送信スロット数検出手段であり、142は、要求のあ
った移動局とのリンクチャネルとして同一キャリア上に
連続するN個の空きスロットを獲得するか、又は連続す
る2つのキャリア上に連続するN個の空きスロットを獲
得する空きスロット獲得手段であり、143は、連続す
る2つのキャリア上に連続するN個の空きスロットがな
い場合に、2つのキャリア上の特定の通信スロットに、
各キャリア毎に連続するN1個、連続するN2個(N1
+N2=N)の空きスロットを獲得するか、2つのキャ
リア上で、各キャリア毎に連続するN1個、連続するN
2個の空きスロットがない場合に、すでに通信リンクを
確立して通信を行っている移動局20に対して、空きチ
ャネルを割り当てて通信スロットの移動指示を行い、各
キャリア毎に連続するN1個と、連続するN2個の空き
スロットを編成する空きスロット編成手段である。
【0025】このように、無線機12a,・・・,12
j,12k,・・・,12nの制御部125は、各キャ
リア別に通信スロットを獲得するのに対して、共通制御
部14は、各キャリア共通に通信スロットを獲得するも
のである。
【0026】次に動作について説明する。情報端末21
eから送信されたデータは、共通I/F部22eにより
移動局20j,20kに分散されて、無線通話チャネル
を介して無線周波信号として、それぞれアンテナ23
j,23kから送信される。
【0027】基地局10側のアンテナ15j,15kで
受信された無線周波信号は、それぞれ無線機12j,1
2kの無線部121のキャリア受信部で周波数変換さ
れ、受信中間周波数信号として出力される。モデム部1
22の復調部に入力されたそれぞれの受信中間周波数信
号は、デジタル復調されてデジタル信号が再生され、T
DMA部123に入力される。
【0028】これらのデジタル信号は、TDMA部12
3のデコード部により、制御部125の指示に従いタイ
ムスロット毎に分解されてI/F部124に入力され
る。これらの信号はI/F部124により情報端末11
のインタフェースに接続できる形態に順次変換され、基
地局10の共通I/F部13に送られ、共通制御部14
の指示に従い、共通I/F部13により2つのキャリア
に分散された信号が統合され編集されて、一連のデータ
として情報端末11に出力される。
【0029】一方、基地局10側の情報端末11で入力
された信号は、基地局10の共通I/F部13で、共通
制御部14の指示に従い、2つのキャリアのデータに分
割され、各無線機12j,12kに入力されて、それぞ
れI/F部124でTDMA部123のインタフェース
に接続できる形態に順次変換されてデジタル信号とな
る。
【0030】TDMA部123のエンコード部で、これ
らの信号が所望のタイムスロットに挿入されて多重化さ
れ、この多重化されたデジタル信号はモデム部122の
変調部に入力され、搬送波信号がこれらのデジタル信号
によりデジタル変換され、無線部121の送信部に入力
される。この変調された搬送波信号が、周波数シンセサ
イザから発生された送信局部発信信号とミキシングされ
ることにより、制御部125により指示された無線チャ
ネル周波数に周波数変換され、所望の送信電力レベルに
増幅されて無線部121から出力される。これらの無線
周波信号は、アンテナ15j,15kからそれぞれ送信
される。
【0031】移動局20側のアンテナ23j,23kで
受信された信号は、移動局20j,20kで、基地局1
0側と同様の処理で変換され、共通I/F22eによ
り、データが統合され編集されて、一連のデータとして
情報端末21eに出力される。
【0032】移動局20側の情報端末21a,・・・,
21e,・・・,21h,又は基地局10の情報端末1
1からデータを送信する場合、送信するデータを一定長
のフレームに分解し、ブロック毎のデータに識別番号
(順番を含む)を付けて送信し、受信側で各ブロックの
先頭の識別番号を見て編集が容易に行えるようにする。
【0033】図2は基地局10の共通制御部14の処理
を示すフローチャートである。送信スロット数検出手段
141が、ステップST1において、リンクチャネルの
確立要求信号を受信し、ステップST2において、受信
した確立要求制御信号に含まれるデータ通信速度情報か
らデータ通信速度を検出して、ステップST3におい
て、データ通信に必要な送信スロット数Nを検出する。
【0034】空きスロット獲得手段142は、ステップ
ST4において、送信スロット数Nが1であるか否かを
チェックし、送信スロット数Nが1である場合には、通
常の処理を行う。送信スロット数Nが1でない場合に
は、空きスロット獲得手段142は、ステップST5に
おいて、1つのキャリアでN個連続の空きスロットがあ
るか否かを確認する。1つのキャリアでN個連続の空き
スロットがある場合は、ステップST6において、空き
スロット獲得手段142の指示により、そのキャリアで
送受信する無線機12における制御部125の空きスロ
ット獲得手段1252が、1つのキャリアで上記のN個
連続の空きスロットを獲得する。
【0035】1つのキャリアでN個連続の空きスロット
がない場合には、空きスロット獲得手段142は、ステ
ップST7において、2つのキャリアでN個連続の空き
スロットがあるか否かを確認し、ある場合には、ステッ
プST6において、空きスロット獲得手段142が、連
続する2つのキャリアでN個連続の空きスロットを獲得
する。
【0036】隣合わせた連続する2つのキャリアでN個
連続の空きスロットがない場合には、空きスロット編成
手段143は、ステップST8において、2つのキャリ
ア上の特定の通信スロットに、各キャリア毎に連続する
N1,N2個(N1+N2=N)の空きスロットがある
かを確認し、ある場合には、ステップST9において、
空きスロット獲得手段142の指示により、各キャリア
で送受信する無線機12における制御部125の空きス
ロット獲得手段1252が、各キャリアで上記のN1個
連続の空きスロット、N2個連続の空きスロットを獲得
する。
【0037】2つのキャリア上の特定の通信スロット
に、連続するN1と連続するN2個の空きスロットがな
い場合には、ステップST10において、空きスロット
編成手段143はスロット編成処理を行う。すなわち、
すでに通信リンクを確立して通信を行っている移動局2
0に対して、空きチャネルを割り当てて通信スロットの
移動指示を行い、連続するN1と連続するN2個の空き
スロットを編成する。ステップST11において、これ
から通信しようとする移動局20に、獲得し割り当てた
スロットを通知する。
【0038】この実施の形態では、2つのキャリアに分
離してデータを通信する例で説明したが、2つに限らず
複数のキャリアに分離してデータを通信しても良い。ま
た、無線方式として、同一周波数で送受信するTDMA
−TDD方式を使用しているが、異なる周波数で送受信
するTDMA−FDD(Time DivisionM
ultiple Access−Frequency
DivisionDuplex)方式を使用しても良
い。
【0039】以上のように、この実施の形態1によれ
ば、移動局20側に、2つのキャリアに分離又は2つの
キャリアを統合する共通I/F部22を備えると共に、
基地局10側に、2つのキャリアに分離又は2つのキャ
リアを統合する共通I/F部13と、通信に必要な送信
スロット数Nを検出し、同一キャリア上に連続するN個
の空きスロットを獲得するか、又は連続する2つのキャ
リア上で連続するN個の空きスロットを獲得するか、又
は2つのキャリア上の特定の通信スロットに、各キャリ
ア毎に連続するN1個、連続するN2個(N1+N2=
N)の空きスロットを獲得か、又はすでに通信リンクを
確立して通信を行っている移動局に対し、空きチャネル
を割り当てて通信スロットの移動指示を行い、各キャリ
ア毎に連続するN1個、連続するN2個の空きスロット
を編成する共通制御部14を備えることにより、複数タ
イムスロットを用いて高速通信する場合に、最も効率的
に複数のタイムスロットをフレキシブルかつ迅速に割り
当てることができるという効果が得られる。
【0040】実施の形態2.上記実施の形態1では、送
信するデータは回線品質にかかわらず無条件で送信する
方式を示したが、送信するデータに共通制御部14から
の指示により、周期的に擬似ランダムパターン等のBE
R(Bit Error Rate)測定用データを移
動局20から基地局10に送信することにより、回線品
質が良好で所定のBER以下の回線品質が確保されてい
る場合にのみ、上記実施の形態1で示した高速通信を許
可する機能を設けても良い。
【0041】以上のように、この実施の形態2によれ
ば、高速通信の実施可否を回線品質が所定のBER以下
の時に限定して送信を許可する構成にしたので、回線品
質が悪い場合には、一つの高速通信に長期間に渡り多数
のスロットを占有させずに、無線機を種々の通信に有効
に活用できるという効果が得られる。
【0042】実施の形態3.また、上記実施の形態1で
は、通信するデータは回線品質の如何にかかわらず無条
件で送信する方式を示したが、送信するデータに共通制
御部14からの指示により、送信する信号に誤り訂正符
号化を施し、情報データ部分と誤り訂正のためのチェッ
クデータ部分に分割し、各データ部分を別々にチャネル
コーディングして送信し、受信側でデコードして、2つ
のキャリア分のデータを合成した後、誤り訂正復号化の
処理を行い、情報データを抽出する機能を設けても良
い。
【0043】例えば、情報データ部分とチェックデータ
部分を、実施の形態1に示した「2つのキャリア上の特
定の通信スロットに連続するN1個と連続するN2個の
空きスロット」の各々に対応させても良い。
【0044】以上のように、この実施の形態3によれ
ば、誤り制御方式を具備したので、回線品質が悪い条件
下でも、高速通信が可能となるという効果が得られる。
【0045】実施の形態4.この実施の形態4は、上記
実施の形態2と実施の形態3とを統合したものであり、
回線品質が所定のBER値以下で良好な場合には、その
まま送信し、回線品質が所定のBER以上で悪い場合に
は、誤り制御回線品質のレベルに対応した誤り制御で符
号化/復号化して送信しても良い。
【0046】以上のように、この実施の形態4によれ
ば、回線品質が所定のBER値以下で良好な場合には、
そのまま送信し、回線品質が所定のBER以上で悪い場
合には、回線品質のレベルに対応した誤り制御で符号化
/復号化して送信して、回線品質を監視制御することに
より、最適に送信可能な無線通信システムを実現するこ
とができるという効果が得られる。
【0047】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、基地
局は、移動局との通信に必要な数の通信スロットが1つ
のキャリアで獲得できない場合に、複数のキャリアでそ
れぞれ連続する必要な数の通信スロットを獲得し、獲得
した通信スロットを複数の無線機と複数の移動局に割り
当て、基地局側の情報端末と移動局側の情報端末との間
のデータの通信を、複数のキャリアを使用して、複数の
無線機と複数の移動局を介して行うことにより、複数タ
イムスロットを用いて高速通信する場合に、最も効率的
に複数のタイムスロットをフレキシブルかつ迅速に割り
当てることができるという効果がある。
【0048】この発明によれば、基地局と移動局との回
線品質が所定のビットエラーレート以下のときに、基地
局は、移動局との通信に必要な数の連続する通信スロッ
トが1つのキャリアで獲得できない場合に、複数のキャ
リアでそれぞれ連続する必要な数の通信スロットを獲得
し、獲得した通信スロットを複数の無線機と複数の移動
局に割り当て、基地局側の情報端末と移動局側の情報端
末との間のデータの通信を、複数のキャリアを使用して
複数の無線機と複数の移動局を介して行うことにより、
回線品質が悪い場合には、一つの高速通信に長期間に渡
り多数のスロットを占有させずに、無線機を種々の通信
に有効に活用できるという効果がある。
【0049】この発明によれば、送信するデータに誤り
訂正符号化を施し、情報データ部分と誤り訂正のための
チェックデータ部分に分離して送信することにより、回
線品質が悪い条件下でも、高速通信が可能となるという
効果がある。
【0050】この発明によれば、基地局と移動局との回
線品質が所定のビットエラーレート以上のときに、送信
するデータに誤り訂正符号化を施し、情報データ部分と
誤り訂正のためのチェックデータ部分に分離して送信す
ることにより、回線品質を監視制御して、最適に送信可
能な無線通信システムを実現することができるという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による無線通信シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1による基地局の共通
制御部の処理を示すフローチャートである。
【図3】 従来の無線通信システムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 従来の基地局の無線機の内部構成を示すブロ
ック図である。
【図5】 従来の4チャネルマルチキャリアTDMA−
TDD方式の通信スロットの構成を示す図である。
【符号の説明】
10 基地局、11 情報端末(基地局側の情報端
末)、12a,12j,12k,12n 無線機、13
共通I/F部(基地局側の共通I/F部)、14共通
制御部、15a,15j,15k,15n アンテナ、
20a,20j,20k,20m 移動局、21a,2
1e,21h 情報端末(移動局側の情報端末)、22
a,22e,22h 共通I/F部(移動局側の共通I
/F部)、23a,23j,23k,23m アンテ
ナ、121 無線部、122 モデム部、123 TD
MA部、124 I/F部、125 制御部、141
送信スロット数検出手段、142 空きスロット獲得手
段、143 空きスロット編成手段、1251 送信ス
ロット数検出手段、1252 空きスロット獲得手段、
1253 空きスロット編成手段。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれのキャリアで送受信する複数の
    無線機を有する基地局と、 上記複数の無線機と接続された基地局側の情報端末と、 上記無線機と無線チャネルを介して通信する移動局と、 上記移動局と接続された移動局側の情報端末とを備えた
    無線通信システムにおいて、 上記基地局は、上記移動局との通信に必要な数の連続す
    る通信スロットが1つのキャリアで獲得できない場合
    に、複数のキャリアでそれぞれ連続する必要な数の通信
    スロットを獲得し、獲得した通信スロットを複数の無線
    機と複数の移動局に割り当て、 上記基地局側の情報端末と上記移動局側の情報端末との
    間のデータの通信を、上記複数のキャリアを使用して、
    上記複数の無線機と上記複数の移動局を介して行うこと
    を特徴とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 移動局との通信に必要な数の通信スロッ
    トが1つのキャリアで獲得できない場合に、複数のキャ
    リアで上記必要な数の通信スロットを獲得し、獲得した
    通信スロットを複数の無線機と複数の移動局に割り当て
    る共通制御部と、 アップリンクの際に、上記複数の無線機からのデータを
    統合して、基地局側の情報端末に出力し、ダウンリンク
    の際に、上記基地局側の情報端末からのデータを上記複
    数の無線機に分離して出力する基地局側の共通I/F部
    と、 アップリンクの際に、移動局側の情報端末からのデータ
    を上記複数の移動局に分離し、ダウンリンクの際に、上
    記複数の移動局からのデータを統合して上記移動局側の
    情報端末に出力する移動局側の共通I/F部とを備えた
    こを特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  3. 【請求項3】 共通制御部が、 移動局とのリンクチャネルの確立要求制御信号に含まれ
    るデータ通信速度情報からデータ通信速度を検出して、
    データ通信に必要な送信スロット数Nを検出する送信ス
    ロット数検出手段と、 上記移動局とのリンクチャネルとして、同一キャリア上
    に連続するN個の空きスロットを獲得するか、又は連続
    する2つのキャリア上に、連続するN個の空きスロット
    を獲得する空きスロット獲得手段と、 連続する2つのキャリア上に、連続するN個の空きスロ
    ットがない場合に、2つのキャリア上で、各キャリア毎
    に連続するN1個、連続するN2個(N1+N2=N)
    の空きスロットを獲得するか、又は、2つのキャリア上
    で、各キャリア毎に連続するN1個、連続するN2個の
    空きスロットがない場合に、すでに通信リンクを確立し
    て通信を行っている移動局に対して、空きチャネルを割
    り当てて通信スロットの移動指示を行い、各キャリア毎
    に連続するN1個と、連続するN2個の空きスロットを
    編成する空きスロット編成手段とを備えたことを特徴と
    する請求項2記載の無線通信システム。
  4. 【請求項4】 基地局と移動局との回線品質が所定のビ
    ットエラーレート以下のときに、 上記基地局は、上記移動局との通信に必要な数の連続す
    る通信スロットが1つのキャリアで獲得できない場合
    に、複数のキャリアでそれぞれ連続する必要な数の通信
    スロットを獲得し、獲得した通信スロットを複数の無線
    機と複数の移動局に割り当て、 上記基地局側の情報端末と上記移動局側の情報端末との
    間のデータの通信を、上記複数のキャリアを使用して、
    上記複数の無線機と上記複数の移動局を介して行うこと
    を特徴とする請求項1記載の無線通信システム。
  5. 【請求項5】 送信するデータに誤り訂正符号化を施
    し、情報データ部分と誤り訂正のためのチェックデータ
    部分に分離して送信することを特徴とする請求項1記載
    の無線通信システム。
  6. 【請求項6】 情報データ部分とチェックデータ部分を
    各キャリアに分離して送信することを特徴とする請求項
    5記載の無線通信システム。
  7. 【請求項7】 基地局と移動局との回線品質が所定のビ
    ットエラーレート以上のときに、送信するデータに誤り
    訂正符号化を施し、情報データ部分と誤り訂正のための
    チェックデータ部分に分離して送信することを特徴とす
    る請求項1記載の無線通信システム。
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