JP2001230681A - ターボ復号器 - Google Patents

ターボ復号器

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JP2001230681A
JP2001230681A JP2000037594A JP2000037594A JP2001230681A JP 2001230681 A JP2001230681 A JP 2001230681A JP 2000037594 A JP2000037594 A JP 2000037594A JP 2000037594 A JP2000037594 A JP 2000037594A JP 2001230681 A JP2001230681 A JP 2001230681A
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decoder
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Hiroshi Suzuki
浩 鈴木
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤り訂正能力および処理能力が高められたタ
ーボ復号器を提供する。 【解決手段】 ターボ符号化されたデータをブロック単
位で入力してターボ復号を行なうターボ復号器1におい
て、軟出力復号器12からの軟出力データL2(u*)を
二乗平均回路19で二乗平均して処理中のブロックの信
号対雑音比を推定し、その信号対雑音比に対応するIE
Rをルックアップテーブル23から出力して、入力レベ
ル調整部20,21,22で入力データYs,Yp1,Y
p2のレベルを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボ符号化され
たデータをブロック単位で入力してターボ復号を行なう
ターボ復号器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、受信電波の強度がめまぐるしく変
動する状態(フェージング)が発生する移動体通信等の
通信路における誤り訂正能力を高めるために、ターボ符
号器およびターボ復号器を用いた通信方式が注目されて
いる。
【0003】図2は、従来の、ターボ符号器およびター
ボ復号器を用いた通信方式における回路構成を示す図で
ある。
【0004】図2には、送信側であるターボ符号器20
0および変調器300と、通信路400と、受信側であ
る復調器500およびターボ復号器100とが示されて
いる。
【0005】ターボ符号器200には、畳込み符号器2
01,202とインタリーバ203が備えられている。
このターボ符号器200には、情報ビットを表す2値変
数u=(u1,u2,…,uN)が入力される。入力され
た2値変数uは、そのまま送信データXs=(X1 s,X2
s,…,XN s)として出力されるとともに、畳込み符号
器201とインタリーバ203に入力される。
【0006】畳込み符号器201には、図示しない遅延
回路と排他的論理和ゲートが備えられている。畳込み符
号器201は、入力された2値変数uを遅延回路で1ビ
ット分づつ遅延し、遅延した1ビット分それぞれを排他
的論理和ゲートで演算することにより、時間的に前後関
係を持つ符号化データ(畳込み符号)Xp1=(X1 p1
2 p1,…,XN p1)を生成する。
【0007】インタリーバ203は、入力された2値変
数uをメモリに順次書き込み、書き込まれた2値変数u
を所定のアルゴリズムに従って読み出して畳込み符号器
202に入力する。
【0008】畳込み符号器202は、前述した畳込み符
号器201と同様にして、インタリーバ203からのデ
ータを遅延し排他的論理和演算を行なって符号化データ
(畳込み符号)Xp2=(X1 p2,X2 p2,…,XN p2)を
生成する。
【0009】変調器300には、ターボ符号器200か
ら出力された送信データXsと符号化データXp1,Xp2
が入力される。変調器300は、入力された送信データ
s,符号化データXp1,Xp2を2相位相変調方式(B
PSK:Binary Phase Shift Ke
ying)あるいは4相位相変調方式(QPSK:Qu
adrature Phase Shift Keyi
ng)等の変調方式により変調して通信路400に送出
する。
【0010】通信路400では雑音が付加され、雑音が
含まれた送信データXs,符号化データXp1,Xp2が、
復調器500に入力される。
【0011】復調器500では、これらの受信データを
軟判定処理する。軟判定処理とは、復調された信号の電
圧レベルを3レベル以上の複数レベルに分けて出力する
処理であり、例えば8種類の多値データ(0、1、…、
7)に振り分けて出力する。復調器500からは、この
ように軟判定処理された、送信データXs,符号化デー
タXp1,Xp2に対する受信データYs=(Y1 s,Y2 s
…,YN s),符号化データYp1=(Y1 p1,Y2 p1,…,
N p1),Yp2=(Y1 p2,Y2 p2,…,YN p2)が出力さ
れる。これら受信データYs,符号化データYp1,Yp2
はターボ復号器100に入力される。
【0012】このターボ復号器100には、軟出力復号
器11,12と、インタリーバ13,14と、デインタ
リーバ15,24と、硬判定部16と、演算器17,1
8とが備えられている。軟出力復号のアルゴリズムとし
てはMAP(MaximumA Posterior
i)復号やSOVA(Soft Output Vit
erbi Algorithm)等が用いられる。以下
では、軟出力復号のアルゴリズムとしてMAP復号を用
いる場合を例に挙げて説明する。
【0013】先ず、ターボ符号の理解のため、どのよう
な信頼度情報(尤度情報と称する)が用いられるのかを
説明する。簡単のために、受信データYs,符号化デー
タYpを、Y=(Ys,Yp)とする。ここで、Ypは軟出
力復号器のパリティ入力、すなわちYp1もしくはYp2
する。MAP復号器では、デコード結果(復号結果)は
次の対数尤度比に従って、uk=+1であるかuk=−1
であるかが決定される。
【0014】Lk(uk)=logP(uk=+1|Y)
/P(uk=−1|Y) 加法的アルゴリズムを用いると対数尤度比は以下のよう
に計算される。Skを時間kでの状態とする。Skは0か
ら2M−1までの値をとる。ただし、Mは符号器での記
憶要素の数である。状態がSk-1からSkに変化した場合
のブランチメトリクスは以下のように計算される。
【0015】
【数1】
【0016】ただし、LσMは軟出力復号器11の場合
は軟出力復号器12で計算された、また軟出力復号器1
2の場合は軟出力復号器11で計算された事前情報尤度
である。また、Lcは信号対雑音比により定まる定数で
あり、Lc=4Ec/Noである。ただし、Ecは符号化
ビット毎のエネルギー、Noは雑音スペクトル密度であ
る。前方再帰ステートメトリクス、後方再帰ステートメ
トリクスは次の式で計算される。
【0017】
【数2】
【0018】ただし、max(上下の添字は省略)は、
次の補正項付きの最大値関数である。
【0019】
【数3】
【0020】補正項は小さなルックアップテーブルを用
いて実現される。最終的に対数尤度比は以下のように計
算される。
【0021】
【数4】
【0022】ターボ符号では対数尤度比は3つの項に分
けられる。
【0023】
【数5】
【0024】最後の項は外部尤度情報といい、パリティ
情報のみから計算される値である。この外部尤度情報の
みが軟出力復号器11に事前尤度情報としてフィードバ
ックされる。
【0025】次に、ターボ復号器100の構成について
説明する。
【0026】ターボ復号器100を構成する軟出力復号
器11には、受信データYsと、符号化データYp1と、
デインタリーバ15からのフィードバック情報である事
前尤度情報L1(u)とが入力される。最初の時点では、
事前尤度情報L1(u)の値は‘0’にある。軟出力復号
器11では、受信データYsに定数Lcを乗算して通信路
値Lc・Ysを推定し、この通信路値Lc・Ysと符号化デ
ータYp1とに基づいて軟出力データL1(u*)を出力す
る。尚、定数Lcは、通信路400における信号対雑音
比の大きさに応じて、図示しない制御用プロセッサによ
り設定される。
【0027】演算器17は、入力された軟出力データL
1(u*)から通信路値Lc・Ysを減算して外部尤度情報
Le1(u)を推定する。具体的には、受信データYs
小さな雑音のみが含まれておりその受信データYsの信
頼度が高い場合は定数Lcの値は大きく設定される。こ
のため、大きな通信路値Lc・Ysを用いて軟出力データ
1(u*)が計算され、受信データYsを中心にターボ
復号が行なわれることとなる。一方、受信データYs
大きな雑音が含まれておりその受信データYsの信頼度
が低い場合は定数Lcの値は小さく設定される。このた
め、小さな通信路値Lc・Ysを用いて軟出力データL1
(u*)が計算され、軟出力データL1(u*)を中心に
ターボ復号が行なわれることとなる。
【0028】インタリーバ14は、演算器17からの外
部尤度情報Le1(u)をそのインタリーバ14内のメ
モリに順次書き込み、次いでそのメモリから、前述した
インタリーバ203における場合と同じアルゴリズムで
読み出すことにより事前尤度情報L2(u)を出力す
る。この事前尤度情報L2(u)は、軟出力復号器11
で得られた軟出力データL1(u*)から与えられる外部
尤度情報である。
【0029】インタリーバ13は、受信データYsをそ
のインタリーバ13内のメモリに順次書き込み、次いで
そのメモリから、前述したインタリーバ203における
場合と同じアルゴリズムで読み出すことにより受信デー
タYs’を出力する。
【0030】軟出力復号器12には、インタリーバ1
3,14からの受信データYs’,事前尤度情報L
2(u)が入力される。また、復調器500からの符号
化データYp 2も入力される。この符号化データYp2は、
前述したようにインタリーバ203を経由して生成され
たデータであるため、受信データYs’,事前尤度情報
2(u)と同じ並びの順序データである。軟出力復号
器12は、受信データYs’に定数Lcを乗算して通信路
値Lc・Ys’を推定する。また、これと同期して符号化
データYp2に定数Lcを乗算して通信路値Lc・Yp2を推
定し、これら通信路値Lc・Ys’,Lc・Yp2と事前尤
度情報L2(u)に基づいて軟出力データL2(u*)を
出力する。出力された軟出力データL2(u*)は、硬判
定部16および演算器18に入力される。
【0031】硬判定部16は、多値の軟出力データL2
(u*)が2値のデータのいずれに属するのかの硬判定
を行なってデインタリーバ24を経由して2値データD
を出力する。1回だけで復号結果を推定する場合はここ
で終了するが、一般にターボ復号器100は、n回(n
=2,3,…)上述の過程を繰り返して復号結果を推定
するものであるため、以下の動作が引き続き行なわれ
る。
【0032】演算器18には、軟出力データL2(u*
と、受信データYs’と、事前尤度情報L2(u)とが入
力される。演算器18は、受信データYs’と事前尤度
情報L2(u)に基づいて軟出力データL2(u*)を減
算し、外部尤度情報Le2(u)を推定する。この外部
尤度情報Le2(u)は、軟出力復号器12からの、n
−1回目の復号結果から推定される外部尤度情報であ
る。この外部尤度情報Le 2(u)はデインタリーバ1
5に入力される。
【0033】デインタリーバ15は、入力された外部尤
度情報Le2(u)を前述したアルゴリズムとは逆のア
ルゴリズムにより処理して受信データYsと同じ並び順
に変換して事前尤度情報L1(u)を推定し、軟出力復号
器11および演算器17にフィードバックする。
【0034】このように、ターボ復号器100では、事
前尤度情報L1(u) ,L2(u)を2つの軟出力復号器
がお互いに繰り返しフィードバックして復号を行なうこ
とにより、データの誤り訂正能力を高めることができ
る。また、インタリーブ処理によるデータの並べ替えに
より、通信路400の特定部分に発生する雑音によるデ
ータの誤りを精度よく訂正することができる。
【0035】
【発明が解決しようとする課題】前述した、ブランチメ
トリクスを計算する際に用いる定数Lcは、通信路40
0で付加される信号対雑音比の大きさから決定される
(信号対雑音比が大きい場合は小さく決定され、信号対
雑音比が小さい場合は大きく決定される)。通常、この
定数Lcは復調器500から得られる情報によって制御
用プロセッサ(図示せず)が計算し、ターボ復号器10
0に設定される。
【0036】実際には、復調器500から出力される受
信データYsがそのままターボ復号器100に送られる
わけではなく、量子化、飽和処理、下位ビットの切り捨
て等の処理が行われた後にターボ復号器100に送られ
る。この際に、復調器500から得られる情報によって
制御用プロセッサが計算した定数Lcと、実際にターボ
復号器100で使用すべき定数Lcとに違いが生じる
と、復号結果の精度が低下し、従って誤り訂正能力が低
下するという問題がある。また、定数Lcの計算のため
に制御用プロセッサの処理能力の一部が使われてしま
い、他の計算に利用できる処理能力が低下するという問
題もある。
【0037】本発明は、上記事情に鑑み、誤り訂正能力
および処理能力が高められたターボ復号器を提供するこ
とを目的とする。
【0038】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明のターボ復号器は、ターボ符号化されたデータをブロ
ック単位で入力してターボ復号を行なうターボ復号器に
おいて、 (1)上記データを入力してターボ復号を行なう復号部 (2)上記復号部の信頼度情報出力に基づいて処理中の
ブロックの信号対雑音比を推定する信号対雑音比推定部 (3)上記信号対雑音比推定部で推定された信号対雑音
比に応じて上記復号部に入力されるデータのレベルを調
整する入力レベル調整部 を備えたことを特徴とする。
【0039】本発明のターボ復号器は、復号部の信頼度
情報出力に基づいて処理中のブロックの信号対雑音比を
推定し、その信号対雑音比に応じて入力データのレベル
を調整するものであるため、そのターボ復号器内の信頼
度出力情報に基づいて現在処理中のブロックの信号対雑
音比が推定されて、入力データの信号対雑音比により定
まる定数Lcが適正に自動設定されることとなる。従っ
て、従来のターボ復号器のように、制御用プロセッサで
計算した定数Lcと、実際にターボ復号器で使用すべき
定数Lcとの違いにより誤り訂正能力が低下するという
ようなことはなく、また定数Lcの計算のために処理能
力が低下することが防止されて、誤り訂正能力および処
理能力が高められる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。
【0041】図1は、本発明の一実施形態のターボ復号
器のブロック図である。
【0042】尚、前述した図2に示すターボ復号器10
0と同じ構成要素には同一の符号を付し、重複説明は省
略する。
【0043】図1に示すターボ復号器1は、図2に示す
ターボ復号器100と比較し、二乗平均回路19と、入
力レベル調整部20,21,22と、ルックアップテー
ブル23とが追加されている点が異なっている。尚、軟
出力符号器11,12と、インタリーバ13,14と、
デインタリーバ15,24と、硬判定部16と、演算器
17,18とが、本発明にいう復号部に相当する。
【0044】二乗平均回路19は、本発明にいう信号対
雑音比推定部に相当し、軟出力符号器12からの軟出力
データL2(u*)に基づいて処理中のブロックの信号対
雑音比N(u)を推定するものであり、詳細には、処理
中のブロックがどの程度信頼度があるのか(どの程度信
号対雑音比N(u)が含まれているのか)を推定するた
めに、軟出力データL2(u*)の二乗平均の演算を行な
うことによりそのブロックの信号対雑音比N(u)を推
定する。
【0045】ルックアップテーブル23には、二乗平均
回路19で推定される信号対雑音比とIERとの対応関
係を示すデータが格納される。IER(Input t
oExtrinsic data Ratio)とは、
外部尤度情報(Extrinsic Informat
ion)に対する入力データの割合をいい、このIER
と入力データの信号対雑音比との間には一定の関係が存
在する。そこで、本実施形態では、あらかじめシミュレ
ーションによって、入力データの信号対雑音比と、二乗
平均回路19で推定される信号対雑音比との相関関係を
推定しておき、さらに信号対雑音比とIERとの対応関
係を示すデータを作成してルックアップテーブル23に
格納しておく。このルックアップテーブル23は、二乗
平均回路19で推定された信号対雑音比に対応するIE
Rを入力レベル調整部20,21,22に向けて出力す
る。
【0046】入力レベル調整部20,21,22には、
それぞれ、受信データYs=(Y1 s,Y2 s,…,
N s),符号化データYp1=(Y1 p1,Y2 p1,…,YN
p1),Yp2=(Y1 p2,Y2 p2,…,YN p2)がブロック
単位で入力される。入力レベル調整部20,21,22
では、ルックアップテーブル23から出力されたIER
が小さい場合、即ち受信データYs,符号化データ
p1,Yp2の信頼度が高い場合は、これらのデータ
s,Yp1,Yp2を中心に復号結果を推定するように小
さな増幅率でこれらのデータYs,Yp1,Yp2を増幅す
る。一方、ルックアップテーブル23から出力されたI
ERが大きい場合、即ち受信データYs,符号化データ
p1,Yp2の信頼度が低い場合は、上記復号部の演算結
果を中心に復号結果を推定するように大きな増幅率でこ
れらのデータYs,Yp1,Yp2を増幅する。
【0047】このように本実施形態のターボ復号器1で
は、軟出力復号器12の軟出力データL2(u*)を二乗
平均回路19で二乗平均して処理中のブロックの信号対
雑音比N(u)を推定し、推定した信号対雑音比N
(u)に応じて入力データYs,Yp1,Yp2のレベルを
入力レベル調整部20,21,22で調整するものであ
るため、そのターボ復号器1内の信頼度出力情報に基づ
いて現在処理中のブロックの信号対雑音比N(u)が推
定され、入力データYs,Yp1,Yp2の信号対雑音比に
より定まる定数Lcが適正に自動設定されることとな
る。従って、従来のターボ復号器100のように、制御
用プロセッサで計算した定数Lcと、実際にターボ復号
器100で使用すべき定数Lcとの違いにより誤り訂正
能力が低下するというようなことはなく、また定数Lc
の計算のために処理能力が低下することが防止されて、
誤り訂正能力および処理能力が高められる。
【0048】尚、本実施形態では、軟出力復号器12の
軟出力データL2(u*)を二乗平均して処理中のブロッ
クの信号対雑音比N(u)を推定したが、演算器18の
外部尤度情報Le2(u)を二乗平均して処理中のブロ
ックの信号対雑音比N(u)を推定してもよい。
【0049】また、本実施形態では、二乗平均の演算を
行なうことによりそのブロックの信号対雑音比を推定す
る例で説明したが、これに限られるものではなく、本発
明は復号部の信頼度情報出力に基づいて処理中のブロッ
クの信号対雑音比を推定するものであればよい。
【0050】さらに、本実施形態では、ルックアップテ
ーブル23から出力されたIERに応じて入力データの
レベルを調整したが、これに限られるものではなく、本
発明は信号対雑音比推定部で推定された信号対雑音比に
応じて、入力データのレベルを調整するものであればよ
い。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誤り訂正能力および処理能力が高められたターボ復号器
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のターボ復号器のブロック
図である。
【図2】従来の、ターボ符号器およびターボ復号器を用
いた通信方式における回路構成を示す図である。
【符号の説明】
1 ターボ復号器 11,12 軟出力復号器 13,14 インタリーバ 15,24 デインタリーバ 16 硬判定部 17,18 演算器 19 二乗平均回路 20,21,22 入力レベル調整部 23 ルックアップテーブル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターボ符号化されたデータをブロック単
    位で入力してターボ復号を行なうターボ復号器におい
    て、 前記データを入力してターボ復号を行なう復号部と、 前記復号部の信頼度情報出力に基づいて処理中のブロッ
    クの信号対雑音比を推定する信号対雑音比推定部と、 前記信号対雑音比推定部で推定された信号対雑音比に応
    じて前記復号部に入力されるデータのレベルを調整する
    入力レベル調整部とを備えたことを特徴とするターボ復
    号器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010512087A (ja) * 2006-12-08 2010-04-15 ケンブリッジ シリコン ラジオ リミテッド 信号伝送におけるデータ処理

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