JP2001229835A - プラズマディスプレイパネル - Google Patents

プラズマディスプレイパネル

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JP2001229835A
JP2001229835A JP2000036127A JP2000036127A JP2001229835A JP 2001229835 A JP2001229835 A JP 2001229835A JP 2000036127 A JP2000036127 A JP 2000036127A JP 2000036127 A JP2000036127 A JP 2000036127A JP 2001229835 A JP2001229835 A JP 2001229835A
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green
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Kanako Miyashita
加奈子 宮下
Hiroyuki Kado
博行 加道
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プラズマディスプレイパネルにおいて、色バ
ランスをとるため、各色の蛍光体の発光輝度を最大限に
利用することができない。また、セル幅で色バランスを
調整した場合、各色の放電電圧にアンバランスが生じ
る。 【解決手段】 各色の蛍光体層の可視光透過率を変える
ことにより、また、蛍光体層の膜厚を変えることによ
り、色バランスを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、文字あるいは画像
表示用のカラーテレビジョン受像機やディスプレイ等に
使用するプラズマディスプレイパネル(Plasma Display
Panel、以下「PDP」と記載する)に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、ハイビジョンを始めとする高品位
で大画面のテレビに対する期待が高まっている中で、C
RT,液晶ディスプレイパネル(以下、LCDと記載す
る)といった各分野において、これに適したディスプレ
イに開発が進められている。
【0003】まず、従来からテレビのディスプレイパネ
ルとして広く用いられているCRTが考えられるわけで
あるが、CRTは解像度・画質の点でPDPや液晶に対
して優れているものの、奥行きと重量の点で40インチ
以上の大画面にはあまり向いていない。また、液晶は消
費電力が少なく、駆動電圧も低いという優れた性能を有
しているが、画面の大きさや視野角に限界がある。
【0004】これに対して、PDPは、小さい奥行きで
大画面を実現することが可能であって、既に40インチ
クラスの製品も開発されている。
【0005】このPDPは、駆動方式によって直流型
(DC型)と交流型(AC型)とに大別され、DC型で
は、一般的に電極が放電空間に露出し、隔壁が井桁状に
形成されているのに対して、AC型では、電極上に誘電
体ガラス層が配設され隔壁がストライプ状に形成されて
おり、微細なセル構造を形成するのに適した構造となっ
ている。
【0006】図3は、交流型(AC型)のPDPの一例
を示す概略断面図である。
【0007】図3において31は、前面ガラス基板であ
り、この前面ガラス基板31上に表示電極32が配設さ
れ、その上から誘電体ガラス層33及び酸化マグネシウ
ム(MgO)からなる誘電体保護層34で覆われている
(例えば、特開平5−342991号公報参照)。
【0008】また、41は、背面ガラス基板であり、こ
の背面ガラス基板41上には、アドレス電極42が配設
され下地誘電体層43で覆われている。さらに隔壁44
がストライプ状に設けられ、隔壁44と隔壁44との間
の凹部には、蛍光体層45が配設されている。蛍光体層
45は、カラー表示するために、赤色蛍光体層45R、
緑色蛍光体層45G、青色蛍光体層45Bの3色が順に
配置された構成である。なお、従来蛍光体層45は、3
色とも30μmの厚さに統一されている。また、この凹
部には放電ガスが封入されて、放電空間46が形成され
ている。
【0009】PDPの発光原理は、基本的に蛍光灯と同
様であって、放電に伴って放電ガスから紫外線が放出さ
れ、蛍光体層の蛍光体粒子(赤、緑および青)がこの紫
外線を受けて励起発光するが、放電エネルギーが紫外線
へ変換する効率や、蛍光体における可視光への変換効率
が低いので、蛍光灯のように高い輝度を得ることは難し
い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところで、PDPに使
用する蛍光体は、各色の輝度が異なるために、高い色温
度のパネルを実現させるためには、各色の輝度を調整し
て、色バランスをとる必要があった。この結果、各色で
発光しうる輝度を最大限用いることができず、輝度が低
下するという課題が発生する。また、この色バランスを
とるために、セル幅を調節することにより輝度のアンバ
ランスを補償する方法がなされたりしているが、この場
合に、放電空間の容積が異なるために各色の放電電圧に
アンバランスが生じ、白色表示時の放電電圧が高くなる
という課題があった。
【0011】本発明は、このような背景の下でなされた
ものであって、各色の輝度を蛍光体層の可視光透過率で
調整し、色温度の高いPDPを提供することを目的とす
る。また、各セルの放電空間容積を蛍光体層の膜厚によ
り調整し、放電電圧が低いPDPを提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のプラズマディスプレイパネルは、電極が配
設された一対の平行に配された前面基板および背面基板
とが、前記両基板の間隙が隔壁で仕切られ、当該隔壁で
仕切られた空間内には、赤、緑および青の各蛍光体層が
配設されていると共に残余の空間に放電可能なガス媒体
が封入されているプラズマディスプレイパネルにおい
て、前記3色の各蛍光体層は、前記背面基板の表面上と
前記隔壁の壁面とにわたって配設され、その可視光透過
率は3色それぞれが異なることを特徴とする。
【0013】前記構成においては、赤、緑および青の蛍
光体層の中で、パネルの色温度を調整する上で、輝度に
応じて蛍光体層の可視光透過率を変えることが好まし
い。すなわち、輝度が高い色の蛍光体層の可視光透過率
を高くし、輝度が低い色の蛍光体層のそれを小さくする
ことが望ましい。
【0014】なお、可視光透過率を変化させるために
は、蛍光体層の膜厚、あるいは充填率を変化させること
で制御可能である。
【0015】また、電極が配設された一対の平行に配さ
れた前面基板および背面基板とが、前記両基板の間隙が
隔壁で仕切られ、当該隔壁で仕切られた空間内には、
赤、緑および青の各蛍光体層が配設されていると共に残
余の空間に放電可能なガス媒体が封入されているプラズ
マディスプレイパネルにおいて、前記3色の各蛍光体層
は、前記背面基板の表面上と前記隔壁の壁面とにわたっ
て配設され、その厚さは3色それぞれが異なることを特
徴とする。
【0016】前記構成において、パネルの放電特性に応
じて蛍光体の厚さを変えることを特徴とし、赤色の蛍光
体層の厚さは、他の色の蛍光体層の膜厚に比べて最も薄
いことが望ましい。
【0017】以上のことは、各色のセル幅が異なる場合
においても効果的である。
【0018】なお、前記構成において、すべてのセルを
同一電力条件で点灯させたときの発光色の色温度が10
000K以上であることが望ましい。
【0019】次ぎに、本発明の画像表示装置は、プラズ
マディスプレイパネルと前記プラズマディスプレイパネ
ルを駆動する駆動回路とを備えた画像表示装置であっ
て、プラズマディスプレイパネルが前記いずれかに記載
のプラズマディスプレイパネルであることを特徴とす
る。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施の形態)本発明の実施の形
態に係るPDPについて図面を参照しながら具体的に説
明する。
【0021】図1は、本発明の一実施の形態における交
流面放電型PDPの概略を示す断面図である。この図で
は、赤(R)、緑(G)、青(B)に対応するセルが1
つずつ示されているが、これら3つのセルが一組となっ
て一画素を構成し、この画素が多数配列されてPDPが
構成されている。
【0022】このPDPは、前面ガラス基板11上に一
対の表示電極(放電電極)12と誘電体ガラス層13、
保護層14とが配されたフロントパネル10と、背面ガ
ラス基板21上にアドレス電極22、可視光反射層2
3、隔壁24および蛍光体層25が配された背面パネル
20とを貼り合わせ、前面パネル10とバックパネル2
0間に形成される放電空間26内に放電ガスが封入され
た構成となっている。
【0023】表示電極12及びアドレス電極22は、共
にストライプ状の銀電極であって、直交マトリックスを
組む方向に配設されている。
【0024】誘電体ガラス層13は、前面ガラス基板1
1の表示電極12が配された表面全体を覆い、20μm
程度の厚さを有する鉛ガラスなどからなる層である。
【0025】保護層14は、酸化マグネシウム(Mg
O)からなる薄膜であって、誘電体ガラス層13の表面
を覆っている。
【0026】可視光反射層23は、背面ガラス基板21
のアドレス電極22が配されている表面全体を覆い、酸
化チタンを含む誘電体ガラス(鉛ガラス)からなる層で
あって、可視光反射機能と誘電体層としての機能を合わ
せ持つものである。
【0027】隔壁24は、バックパネル20の可視光反
射層23の表面上に突設されており、アドレス電極22
に沿ってストライプ状に形成されている。
【0028】〔蛍光体層の形状並びに発光機能〕図1に
示されるように、蛍光体層25は、バックパネル20上
の隔壁24と隔壁24との間において、可視光反射層2
3の表面上と隔壁24の側面上にわたって形成されてい
る。
【0029】詳しくは、蛍光体層の表面積が大きく且つ
放電空間の容積が大きく確保されるように、蛍光体層2
5には、背面ガラス基板21の表面に沿って形成された
背面部25aと隔壁24の表面(壁面)に沿って形成さ
れた側面部25bとを有する形状となっている。
【0030】この際、蛍光体層25の厚さは図に示され
るように各色により異なり、この場合、赤<緑<青であ
る。
【0031】なお、蛍光体層を構成する蛍光体材料の組
成としては、一般的にPDPの蛍光体層に使用されてい
るものを用いることができる。その具体例としては、 赤色蛍光体:(Y、Gd)BO3:Eu 緑色蛍光体:Zn2SiO4:Mn 青色蛍光体:BaMgAl1017:Eu を挙げることができる。
【0032】図3のような従来例のPDPの各色を同一
電力で点灯させたときの色温度は、上記3色の蛍光体を
用いた場合、6000K程度である。これは青色輝度が
低いためで、PDPで望まれる色温度11000Kを実
現するには、赤色、緑色の順で輝度を抑える必要があ
る。
【0033】図2に赤色蛍光体の発光輝度の膜厚依存性
を示す。ここで、相対輝度をあらわすのに従来の膜厚と
して用いられている30μmの輝度を100として規格
化した。図より、膜厚が薄くなると発光輝度は低下し、
膜厚が10μmになると30μmの場合と比較して15
%低下する。これは、膜厚が薄くなると透過率が大きく
なり、VUVにより励起され発光した可視光が前面側に
取り出されるだけでなく、背面側に透過してしまうため
である。なお、このことは、膜厚を変えるだけでなく膜
中の充填率を変えることによっても同様の効果が得られ
る。また、赤色だけでなく、緑色蛍光体でも同様の効果
が得られる。
【0034】なお、赤色あるいは緑色の膜厚を薄くする
ことで輝度の調整を行っているが、逆に青色の膜厚を厚
くしたり、充填率を高くしたりすることによって、透過
率を小さくしても同様の効果が得られる。
【0035】この結果、赤色蛍光体および緑色蛍光体の
膜厚をそれぞれ薄くすることで、同一電力で点灯させた
時の色温度は、10000K程度に向上した。
【0036】一方、図4に示すように、各色でセル幅の
異なる構造にして各色の輝度を調整し色バランスをとる
方法も用いられてきたが、この場合セル幅が異なると、
放電空間の違いにより各色の放電電圧(全セル点灯時の
最低放電電圧)にアンバランスが生じ、白色表示時の放
電電圧(全セル点灯時の最低放電電圧)が高くなるとい
う課題があった。そこで、赤色蛍光体層の膜厚を薄くし
て放電空間を広げると赤色の放電電圧が下がり、各色の
放電特性がそろった。
【0037】なお、PDPの駆動時には、図5に示すよ
うに、PDPに各ドライバおよびパネル駆動回路100
を接続して、点灯させようとするセルの走査電極12a
とアドレス電極22間に引加してアドレス放電を行った
後に、表示電極12a、12b間にパルス電圧を引加し
て維持放電を行う。そして、当該セルで放電に伴って紫
外線を発光し、蛍光体層25で可視光に変換する。この
ようにしてセルが点灯することによって、画像が表示さ
れる。
【0038】
【実施例】〔実施例1〕42インチのテレビ用ディスプ
レイに合わせて、隔壁30の高さを0.1mm、隔壁3
0の間隔(セルピッチ)を0.36mmに設定し、上記
実施の形態に基づいて幾つかの構成の蛍光体層を形成し
たPDPを作製し、上記効果について検証した。
【0039】封入する放電ガスの組成は、5%キセノン
(Xe)ガスを含むネオン(Ne)ガスを放電ガスとし
て66.5kPa(500Torr)封入した。
【0040】作製したパネルの一覧を(表1)に示す。
【0041】
【表1】
【0042】パネル番号1から5のPDPは実施例に係
わるPDPであり、パネル番号6のPDPは比較例に係
わるPDPである。
【0043】パネル番号1から3のPDPは、青色蛍光
体層を30μmに固定して、赤色蛍光体層、緑色蛍光体
層の膜厚を変えたものである。蛍光体は青色蛍光体(B
aMgAl1017:Eu)、緑色蛍光体(Zn2Si
4:Mn)、赤色蛍光体((Y,Gd)BO3:Eu)
を用いた。
【0044】また、パネル番号4および5のPDPは、
蛍光体層の充填率を変えて透過率を制御したものであ
る。
【0045】これらのパネルの評価には、各色を表示さ
せて輝度計を用いて輝度を測定した。また、色温度の測
定には、全色表示時のCIE色度座標(x,y)より求
めた。
【0046】これらのパネルの輝度を測定した結果、実
施の形態で述べたとおり、膜厚が薄くなると輝度が下が
ることが分かった。また、同じ膜厚であっても、透過率
が大きくなると輝度は上がらず低く抑えることができ、
その結果、全色表示時の色温度は高くなった。
【0047】〔実施例2〕42インチのテレビ用ディス
プレイに合わせて、隔壁30の高さを0.1mm、隔壁
30の間隔(セルピッチ)を0.36mmに設定し、上
記実施の形態に基づいて幾つかの構成の蛍光体層を形成
したPDPを作製し、上記効果について検証した。
【0048】封入する放電ガスの組成は、5%キセノン
(Xe)ガスを含むネオン(Ne)ガスを放電ガスとし
て66.5kPa(500Torr)封入した。
【0049】作製したパネルの一覧を(表2)に示す。
【0050】
【表2】
【0051】パネル番号7から9のPDPは実施例に係
わるPDPであり、パネル番号10のPDPは比較例に
係わるPDPである。
【0052】これらのPDPは、(表2)に示すように
赤色蛍光体層の膜厚を変えたものであり、赤、緑、青の
各セル幅はそれぞれ300、340、440μmであ
る。なお、各蛍光体層は膜厚によらず、充填率は45%
と一定にしてある。
【0053】パネル番号10の比較例においては、セル
幅による各色輝度調整のため、色温度は10000Kが
得られているが、白色表示時の放電電圧が高い。これ
は、赤色のセル幅が300μmと狭いために他の色のセ
ルに比べて放電電圧が高いからである。パネル番号9で
も同様に白色表示時の放電電圧は高いが、パネル番号1
0より低く抑えられている。さらに蛍光体層の膜厚が1
5μmのパネル番号8では、各色の放電電圧のアンバラ
ンスはほとんどみられず、白色表示時の放電電圧も低く
抑えられた。以上のことから、セル幅300μmの赤色
セルにおいては、蛍光体層の膜厚が15μm以下である
ことが望ましいとわかる。
【0054】なお、これらのパネルを同一電力で点灯さ
せたとき、赤色および緑色の蛍光体層の厚さを薄くした
場合に全色表示時の色温度が高くなり12000K程度
にまで向上した。
【0055】なお、上記実施の形態では、交流型の面放
電型PDPを例に挙げて説明したが、これに限られず、
直流型のPDPであっても同様に実施することができ
る。
【0056】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の構成
のプラズマディスプレイパネルによれば、色バランスを
調整することなく、各色で発光しうる輝度を最大限利用
して所望の色温度を有するパネルを得ることが可能とな
る。また、セル幅を調節して色バランスをとる際にも、
各色で放電電圧にアンバランスが生じにくく白色表示時
の放電電圧を低く抑えることが可能となり、その結果、
画質の良好なプラズマディスプレイパネルおよび表示装
置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の交流面放電型PDPの概略を示す
【図2】赤色蛍光体における発光輝度の膜厚依存性を示
す図
【図3】従来の交流型(AC型)のPDPの一例を示す
概略断面図
【図4】従来の交流型(AC型)のPDPの一例を示す
概略断面図
【図5】本実施の形態のPDPに駆動回路を接続した画
像表示装置を示す図
【符号の説明】
10 フロントパネル 11 前面ガラス基板 12 表示電極 13 誘電体ガラス層 14 保護層 20 バックパネル 21 背面ガラス基板 22 アドレス電極 23 可視光反射層 24 隔壁 25 蛍光体層 26 放電空間

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極が配設された一対の平行に配された
    前面基板および背面基板とが、前記両基板の間隙が隔壁
    で仕切られ、当該隔壁で仕切られた空間内には、赤、緑
    および青の各蛍光体層が配設されていると共に残余の空
    間に放電可能なガス媒体が封入されているプラズマディ
    スプレイパネルにおいて、前記3色の各蛍光体層は、前
    記背面基板の表面上と前記隔壁の壁面とにわたって配設
    され、前記蛍光体層の可視光透過率は3色それぞれが異
    なることを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  2. 【請求項2】 赤、緑および青の蛍光体層の中で、輝度
    に応じて蛍光体層の可視光透過率を変えることを特徴と
    する請求項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  3. 【請求項3】 赤、緑および青の蛍光体層の中で、パネ
    ルの色温度を調整する上で、輝度が最も低い色の蛍光体
    層の可視光透過率が、最も小さいことを特徴とする請求
    項1記載のプラズマディスプレイパネル。
  4. 【請求項4】 青の蛍光体層は、他の色の蛍光体層の可
    視光透過率に比べて最も小さいことを特徴とする請求項
    1記載のプラズマディスプレイパネル。
  5. 【請求項5】赤、緑および青の蛍光体層の中で、輝度が
    最も高い色の蛍光体層の可視光透過率が、最も大きいこ
    とを特徴とする請求項1記載のプラズマディスプレイパ
    ネル。
  6. 【請求項6】 赤の蛍光体層は、他の色の蛍光体層の可
    視光透過率に比べて最も大きいことを特徴とする請求項
    1記載のプラズマディスプレイパネル。
  7. 【請求項7】 赤、緑、および青の各蛍光体層の充填率
    は、3色それぞれが異なることを特徴とする請求項1に
    記載のプラズマディスプレイパネル。
  8. 【請求項8】 赤、緑および青の蛍光体層の中で、輝度
    に応じて蛍光体層の充填率を変えることを特徴とする請
    求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
  9. 【請求項9】 赤の蛍光体層は、他の色の蛍光体層の充
    填率に比べて最も小さいことを特徴とする請求項1に記
    載のプラズマディスプレイパネル。
  10. 【請求項10】 電極が配設された一対の平行に配され
    た前面基板および背面基板とが、前記両基板の間隙が隔
    壁で仕切られ、当該隔壁で仕切られた空間内には、赤、
    緑および青の各蛍光体層が配設されていると共に残余の
    空間に放電可能なガス媒体が封入されているプラズマデ
    ィスプレイパネルにおいて、前記3色の各蛍光体層は、
    前記背面基板の表面上と前記隔壁の壁面とにわたって配
    設され、前記蛍光体層の厚さは3色それぞれが異なるこ
    とを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
  11. 【請求項11】 赤、緑および青の蛍光体層の中で、輝
    度に応じて蛍光体層の厚さを変えることを特徴とする請
    求項1または10に記載のプラズマディスプレイパネ
    ル。
  12. 【請求項12】 赤、緑および青の蛍光体層の中で、放
    電電圧に応じて蛍光体層の厚さを変えることを特徴とす
    る請求項1または10に記載のプラズマディスプレイパ
    ネル。
  13. 【請求項13】 赤の蛍光体層は、他の色の蛍光体層の
    膜厚に比べて最も薄いことを特徴とする請求項1または
    10に記載のプラズマディスプレイパネル。
  14. 【請求項14】 各色のセル幅が異なることを特徴とす
    る請求項1から13のいずれかに記載のプラズマディス
    プレイパネル。
  15. 【請求項15】 プラズマディスプレイパネルのすべて
    のセルを同一電力条件で点灯させたときの発光色の色温
    度が8000K以上であることを特徴とする請求項1か
    ら14のいずれかに記載のプラズマディスプレイパネ
    ル。
  16. 【請求項16】 プラズマディスプレイパネルと前記プ
    ラズマディスプレイパネルを駆動する駆動回路とを備え
    た画像表示装置であって、前記プラズマディスプレイパ
    ネルが請求項1から15のいずれかに記載のプラズマデ
    ィスプレイパネルであることを特徴とする画像表示装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100637246B1 (ko) 2005-09-02 2006-10-20 삼성에스디아이 주식회사 플라즈마 디스플레이 패널
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