JP2001229626A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

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JP2001229626A JP2000037806A JP2000037806A JP2001229626A JP 2001229626 A JP2001229626 A JP 2001229626A JP 2000037806 A JP2000037806 A JP 2000037806A JP 2000037806 A JP2000037806 A JP 2000037806A JP 2001229626 A JP2001229626 A JP 2001229626A
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賢 東陰地
Takeshi Otsuka
健 大塚
Keiichi Ishida
景一 石田
Hiroshi Yoda
広 養田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 互換再生と長時間記録を、同じテープを用い
て2つのフォーマットで記録再生する。 【解決手段】 磁気テープ上のn本(n≧3の整数)の
トラックにおいて、n本のトラックに圧縮映像データを
n分割して記録するフォーマットと、両端の2本のトラ
ックに圧縮映像信号データとは独立したデータを補助デ
ータとして記録し、(n−2)本のトラックに圧縮映像
データを記録するフォーマットを備え、2つのフォーマ
ットのどちらかを選択して記録再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像の記録再生に
関する技術分野であって、特にヘリカルスキャンVTR
で記録再生するときの、記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】映像情報を記録再生する装置において、
回転ドラムに磁気ヘッドを取り付け、テープに対して斜
めにヘッドをスキャンさせて記録するいわゆるヘリカル
スキャンVTRが主力となっている。
【0003】記録する映像信号は一定の周期性を持つ信
号フォーマットで伝送されているために、それを記録再
生する装置も、映像信号に同期したメカニカルな記録機
構を採用している。具体的には、NTSC方式で伝送さ
れる映像信号は1秒間に30フレームの画像を伝送し、
それを記録するVTRは回転シリンダを1秒間に30回
転させ、1回転毎に1フレームの画像を記録したり、ま
たは整数倍の回転数(例えば150回転)でフレームを
分割して記録するセグメント記録方式が取られている。
前者は主にアナログVTRにおける記録方式であって、
後者は主にデジタルビデオVTRにおける記録方式であ
る。
【0004】記録する際のテープパターンは、記録再生
後の利便性(記録済みテープに再度編集記録またはカッ
ト編集の容易なこと)を考慮しつつ、もっともテープ消
費量が少ないテープパターンで記録している。
【0005】また、カメラ取材などにおける記録後の編
集を可能にするために、記録装置とその後に編集する装
置との間で互換性が確保できるように、メカ精度、テー
プの変形などを考えてテープフォーマットが決められて
いる。一般的には互換再生を可能にするには、再生時に
再生ヘッドがトラック上に位置するように定めるトラッ
ク幅(オフトラックマージン)を再生に必要なトラック
幅の2倍のトラック幅にすることがテープフォーマット
上の目安とされている。
【0006】以下、従来の再生記録装置を6.35mm
幅テープを用いた放送用VTRを例に取り説明する。
【0007】従来の放送用VTRはSMPTE(Societ
y of Motion Picture and Television Engineers)規格
D−7フォーマットに準拠し、テープ幅6.35mmの
テープを用い、直径21.7mmΦの回転シリンダにヘ
ッドを1ペアー取り付け、9000rpm(round per m
inutes)で回転させ、NTSC映像データの基本単位で
ある1フレームの映像を10本のトラックに分割して記
録するセグメント記録方式を取っている。テープの送り
速度は33.8mm/secで送り、トラックピッチ
(トラック幅)18μmで記録している。
【0008】図7に従来の放送用VTRの記録方式を示
す。同図に示すように、1フレームの圧縮映像データは
10本のトラックに分割して記録されている。各トラッ
クのトラックピッチは18μmである。
【0009】記録される映像情報は約25Mbpsに圧
縮された映像信号と約1.5Mbpsのオーディオデー
タでECC(Error Correcting Code)符号,SYNC
(Synchronous)データ,映像情報に関する情報を示す
IDデータなどが付加されて総記録レート41.85M
bpsで記録されている。
【0010】ここで、記録再生に実質的に必要なトラッ
ク幅は約9μmで、互換再生、エンベロープ変動、環境
変化等による出力低下・性能バラツキを考慮しつつ、映
像の編集を考慮してトラックピッチは18μmに設定し
ている。18μmのトラックピッチにおいては、トラッ
クの直線性(記録時のずれ幅)3μm、ヘッドの軌跡
(取り付け高さ精度)、環境変化、出力バラツキを考慮
しても、異なるVTRを介した互換再生、互換編集を行
っても、最悪状態で記録トラック幅を9μm再生するこ
とが可能であって、編集機能を保証するものである。
【0011】近年、従来の放送用VTRにおいては、映
像信号の高画質を追求するため、従来のテープフォーマ
ットで記録するより長い記録時間で記録できることが要
求されている。例えば通常のNTSC信号ではなく、よ
り高画質なHD信号を記録する場合がある。高精細度な
HD信号を記録するために、従来の放送用VTRは、1
フレームのHD信号を100Mbpsに圧縮し、25M
bpsの映像信号を記録していた記録ヘッドを4ch並
列動作させて4倍の記録レートを達成している。
【0012】図8に従来の放送用VTRのヘッドテープ
の構成図を示す。同図に示すように記録ヘッドおよび再
生ヘッドは各々4chを2組並列動作させて再生してい
る。この場合トラックピッチ18μmで記録するため
に、テープの送り速度は135.2mm毎秒で送りシリ
ンダは9000rpmで回転し、4つのペアーヘッドで
記録する。1フレーム当たりの記録トラック数は1ch
で10トラック記録していたことから、10×4=40
本となる。
【0013】図9に従来の放送用VTRにおけるトラッ
クフォーマットを示す。同図に示すように、1フレーム
の圧縮映像データは40本のトラックに分割して記録さ
れている。各トラックのトラックピッチは18μmであ
る。トラックピッチ18μmで記録すると、いかなる取
材環境においても装置間の互換再生は確保され、従来の
放送用VTRでSD信号を記録していたときと同じ高信
頼性が得られる。
【0014】記録ヘッドを4chにすることで高画質化
に対応できるが、1chの場合の4倍のテープを消費し
てしまうことから、記録時間は1/4になってしまう。
つまり、高画質な映像信号を記憶する場合には、圧縮処
理を施してもデータ量が多いことからテープの消費量が
多くなり、結果的にコストの高騰を招いてしまう。
【0015】そこで、トラックピッチを狭くする(以
下、狭トラック)ことでテープの消費量を節約し、長時
間記録と取材コストを低減できるトラックフォーマット
が提案されている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、狭トラ
ックで記録する長時間記録装置であっても、編集機能を
持っていることは必要であって、数場面のカット編集、
つなぎ取りに対応していることは必要である。ところが
連続記録したシーンの後に別のVTRで異なるシーンを
つなぎ取りをすると図5に示すようにトラックが重なっ
て前シーンの最後のトラックを消してしまう不都合を生
ずることが考えられる。
【0017】図10につなぎ取り後のテープの状態を示
す。同図においてB36〜B40が前のフレームのデー
タトラックでA1〜A5が後からつなぎ取り記録したト
ラックである。同図は誤差の関係でB40トラックにA
1トラックが重なって、B40トラックの大部分が消さ
れてしまう場合を示している。
【0018】最後の1トラックが消されると、その最後
のフレームは40トラック中の1トラック分の映像信号
が欠落し、誤り訂正が不能となり、実用上は画面上最終
画面の前フレームの画像で補完する機能を設け破綻に至
らない対応をするが、再生画像は不連続な絵柄となる不
都合を生じる。このつなぎ取りを短い範囲で数回繰り返
すと編集点毎に修正画面の入ったぎくしゃくした絵柄と
なり放送用途としては使用できないものになってしま
う。
【0019】本発明は、編集作業によって再生画像に問
題が生じず、長時間記録が可能なテープフォーマットで
映像信号を記録再生できる記録再生装置を提供すること
を目的とする。
【0020】さらに、従来のテープフォーマットと互換
性を保つため、1台のVTRで、比較的広いトラックピ
ッチで記録再生するフォーマットと比較的狭いトラック
ピッチで記録再生する2種類のフォーマットに容易に対
応できる記録再生装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の記録再生装置は、単位時間当たりの圧縮映像
データをテープ上のn本のトラックに記録する際に、両
端の2本のトラックに圧縮映像データとは独立したデー
タを補助データとして記録し、中央の(n−2)本のト
ラックに圧縮映像データを記録するようにしたものであ
る。
【0022】これによって、編集作業に影響をうけない
テープフォーマットで映像信号を長時間記録できる記録
再生装置を提供できる。
【0023】また、テープ上のn本のトラックに圧縮映
像データを記録する第1の記録形式と、両端の2本のト
ラックに補助データを記録し、(n−2)本のトラック
に圧縮映像データを記録する第2の記録形式のいずれか
の記録形式を選択して記録できるようにしたものであ
る。
【0024】これによって、1台のVTRで、比較的広
いトラックピッチで記録再生するフォーマットと比較的
狭いトラックピッチで記録再生する2種類のフォーマッ
トに容易に対応できる記録再生装置を提供できる。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明は、単位時間
当たりの映像信号に圧縮処理を施した圧縮映像データを
磁気テープ上のトラックに記録する記録再生装置であっ
て、前記磁気テープ上のn本(n≧3の整数)のトラッ
クにおいて、両端の2本のトラックにを補助データとし
て記録し、中央の(n−2)本のトラックに前記圧縮映
像データを記録する記録再生装置であり、前記2本のト
ラックに補助データとして前記圧縮映像データとは独立
したデータを記録することにより、編集作業に影響をう
けないテープフォーマットで映像信号を長時間記録でき
る。
【0026】本発明の第2の発明は、単位時間当たりの
映像信号に圧縮処理を施した圧縮映像データを磁気テー
プのトラックに記録する装置であって、前記磁気テープ
上のn本(n≧3の整数)のトラックにおいて、両端の
2本のトラックに前記圧縮映像データとは独立したデー
タを補助データとして記録し、中央の(n−2)本のト
ラックに前記圧縮映像データを記録する記録再生装置で
あり、補助データのシンクブロックのデータ長を圧縮映
像データのシンクブロックのデータ長より短くすること
により、高速再生時のデータ取得率を高くすることがで
きる。
【0027】また、補助データのシンクブロックのデー
タ長は圧縮映像データのシンクブロックのデータ長の1
/2以下にすることより、さらに高速再生の性能を高く
することができる。
【0028】本発明の第3の発明は、単位時間当たりの
映像信号に圧縮処理が施された圧縮映像データを磁気テ
ープに記録する装置であって、磁気テープ上のn本(n
≧3の整数)のトラックに前記圧縮映像データを記録す
る第1の記録形式と、前記n本のトラックにおいて両端
の2本のトラックに前記圧縮映像データとは独立したデ
ータを補助データとして記録し、中央の(n−2)本の
トラックに前記圧縮映像データを記録する第2の記録形
式のいずれかの記録形式を選択して記録できることによ
り、比較的広いトラックピッチで記録再生するフォーマ
ットと比較的狭いトラックピッチで記録再生する2種類
のフォーマットに容易に対応できる。
【0029】本発明の第4の発明は、単位時間当たりの
映像信号に圧縮処理が施された圧縮映像データを磁気テ
ープに記録する装置であって、磁気テープ上のn本(n
≧3の整数)のトラックに前記圧縮映像データを記録す
る第1の記録形式と、磁気テープ上の(n+2)本のト
ラックにおいて両端の2本のトラックに補助データを記
録し、n本のトラックに前記圧縮映像データを記録する
第2の記録形式のいずれかの記録形式を選択して記録す
ることにより、比較的広いトラックピッチで記録再生す
るフォーマットと比較的狭いトラックピッチで記録再生
する2種類のフォーマットに容易に対応できる。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、図面
を用いて説明する。
【0031】(実施の形態1)本実施の形態では、磁気
テープ上のn本(n≧3の整数)のトラックに圧縮映像
データを記録する第1の記録形式と、n本のトラックに
おいて2本のトラックに補助データを記録し、(n−
2)本のトラックに前記圧縮映像データを記録する第2
の記録形式のいずれかの記録形式を選択する記録装置に
関して説明する。
【0032】図1に本発明の実施の形態における記録再
生装置のブロック図を示す。
【0033】図1に示すように、101、102は各々
入力された音声データ、映像データをA/D変換するA
/D変換器、103はA/D変換器102より出力され
た画像データを圧縮する圧縮手段、104はテープフォ
ーマットを選択するフォーマット選択手段、105は補
助データを生成する補助データ生成手段、106は補助
データ生成手段105に補助データを生成させ、圧縮画
像データおよび補助データをフォーマット選択手段10
4より選択されたフォーマットに応じて配置する記録処
理手段、107は記録アンプ、108は磁気テープにデ
ータを記録する記録ヘッド、109は磁気テープに記録
されたデータを再生する再生ヘッド、110は再生アン
プ、111は補助データを復元する補助データ復元手
段、112はフォーマット選択手段104より選択され
たフォーマットに応じて補助データ復元手段111に補
助データを復元させ、再生されたデータから圧縮映像デ
ータを取り出す再生処理手段、113は再生処理手段1
12より出力された圧縮映像データを復号する圧縮復号
手段、114、115は各々入力された音声データおよ
び映像データをD/A変換するD/A変換器である。
【0034】以下、本実施の形態では、6.35mm幅
テープを用いた放送用VTRにおけるトラックフォーマ
ットを例に取り説明する。
【0035】本実施の形態における放送用VTRにおい
てはSMPTE規格D−7フォーマットに準拠し、記録
する映像信号は高精細度なHD信号とし、HD信号0を1
00Mbpsに圧縮し、記録ヘッドを4ch並列動作さ
せて4倍の記録レートを達成している。図2に本実施の
形態の放送用VTRにおけるヘッドテープ構成図を示
す。
【0036】図2に示すように、記録、再生ヘッド共に
4ch並列動作させて記録再生を行っている。この場合
トラックピッチ18μmで記録するために、テープの送
り速度は135.2mm毎秒で送りシリンダは9000
rpmで回転し、4つのペアーヘッドで記録する。1フ
レーム当たりの記録トラック数は40本(n=40)で
ある。
【0037】1つの記録ヘッド記録する映像情報は約2
5Mbpsに圧縮された映像信号と約1.5Mbpsの
オーディオデータでECC(Error Correcting Code)
符号,SYNC,IDデータなどが付加されて総記録レ
ート41.85Mbpsで記録する。
【0038】記録再生に実質的に必要なトラック幅は約
9μmで、互換再生、エンベロープ変動、環境変化等に
よる出力低下・性能バラツキを考慮しつつ、映像の編集
を考慮してトラックピッチは18μmに設定している。
18μmのトラックピッチにおいては、トラックの直線
性3μm、ヘッドの軌跡(取り付け高さ精度)、環境変
化、出力バラツキを考慮しても、異なるVTRを介した
互換再生、互換編集を行っても、最悪状態で記録トラッ
ク幅を9μm再生することが可能であって、編集機能を
保証するものである。
【0039】以下、記録時の処理を説明する。
【0040】まず、A/D変換器101、102は各々
入力された音声データ、映像データをA/D変換する。
【0041】次に、圧縮手段103はA/D変換器10
2より入力された映像信号を1フレーム毎に5400個
のマクロブロックに分割して、マクロブロック毎に離散
的コサイン変換、ハフマン符号等の高能率符号化により
約100Mbpsに圧縮する。
【0042】フォーマット選択手段104はトラックフ
ォーマットを選択する。本実施の形態においては、記録
時のフォーマット選択はVTRのマニュアルスイッチ
(図示せず)を押し、動作モードを決めて記録動作を行
うことで行われ、フォーマット選択手段104はマニュ
アルスイッチからの情報を受けてフォーマットを選択
し、フォーマット情報を記録処理手段106に出力す
る。
【0043】以下、フォーマット選択手段104が選択
するフォーマットに関して説明する。
【0044】図3はフォーマット選択手段104が選択
可能な2つのフォーマットを示し、同図(a)は通常ト
ラックフォーマット、同図(b)は狭トラックフォーマ
ットを示す。同図(a)に示すように、通常トラックフ
ォーマットはトラックピッチ18μmの通常トラック
に、1フレームの圧縮された映像データを40分割して
40トラックに配置する。
【0045】また、同図(b)に示すように狭トラック
フォーマットはHDに対応した放送用VTRにおいて長
時間記録するために、トラック幅を1/2の狭トラック
記録を行うため、テープ速度を1/2の67.6mm/
secで走行させトラックピッチ9μmで記録し、トラ
ックピッチ9μmの狭トラックに1フレームの圧縮され
た映像データを40トラックの内の38トラックに集中
配置する。具体的には、映像フレームが1秒間に30フ
レームであれば、シリンダの回転数は現状の9000r
pmで回転させ4chで記録し、圧縮映像データを40
トラックではなく38トラックに集中して、結果的に短
波長記録する。
【0046】ここで、記録するトラック数を2本減少さ
せると、その分1本のトラックに記録する情報量が増
え、短波長記録となり、本実施の形態の放送用VTRで
HDを記録する際は、1フレームを40トラックの多数
のトラックに分散してセグメント記録すると記録波長の
減少は(38/40)となる。10%以下の割合の記録
波長の減少による記録再生の性能の低下は、ヘッドやテ
ープを改善するなど現状の技術をもって対応できるの
で、本実施の形態では特に問題にはしないこととする。
【0047】また、両端のトラックには編集時に消され
ることがあっても問題とならないようなデータを補助デ
ータとして配置する。
【0048】記録処理手段106はフォーマット選択手
段104より選択されたフォーマットに応じて、圧縮手
段103より出力された圧縮映像データ、A/D変換器
101より出力された音声データ、補助データ生成手段
105より出力された補助データを配置する。
【0049】以下、記録処理手段106の動作を詳細に
説明する。
【0050】まず、フォーマット選択手段104が通常
トラックフォーマットを選択した場合、記録すべき圧縮
映像データは記録ヘッドが4chあることから約100
Mbpsであり、それに誤り訂正符号であるアウターコ
ードとインナーコードを付加し、オーディオその他デー
タをも付加するとトータル約167Mbpsのデータと
なる。
【0051】記録処理手段106は、圧縮映像データを
40分割し、分割された圧縮映像データ毎にシンクブロ
ックを記録単位としたデータフォーマットに配置する。
【0052】図4(a)に40分割された内の1つの圧
縮映像データのシンクブロックの構成図を示す。同図に
示すように圧縮映像データのシンクブロックはブロック
のヘッダーとしての2バイトのシンクパターン、データ
の所在を表す3バイトのIDデータ、77バイトの圧縮映
像データ、誤り訂正符号である8バイトのインナーコー
ドの順に配置され全体として90バイトで構成される。
アウターブロックのシンクブロックは圧縮映像データの
シンクブロックの圧縮映像データがアウターコードに置
き換わったものである。
【0053】ここで、映像信号は1フレームを5400
個のマクロブロックに分割され、磁気テープ上の40ト
ラックに分割されるため、1トラックあたり5400÷
40=135マクロブロックの圧縮映像データが記録さ
れる。1マクロブロックの圧縮映像データを1シンクブ
ロックに記録することから、1トラックあたり135シ
ンクブロックのデータが記録されることになる。
【0054】本実施の形態においては、1トラックあた
り3シンクブロックのVAUX(Video auxiliary)デ
ータを格納し、1トラックあたり138シンクブロック
のデータとする。VAUXデータにはVTRの特徴など
の重要なデータを格納している。
【0055】記録処理手段106は圧縮映像データのシ
ンクブロックを138個まとめ、誤り訂正のためにアウ
ターコードのシンクブロックを11個付加し、合計14
9個のシンクブロックを記録アンプ107に出力し、記
録アンプ107経由で記録ヘッド108に記録させる。
【0056】本実施の形態においては、アウターコード
のシンクブロック数を訂正能力、冗長度、波長、回路規
模などを考慮して11個とする。
【0057】記録ヘッド108は記録アンプ107より
入力されたデータをトラック1本のビデオセクターの領
域内に記録し、その後記録再生で用いるトラッキング信
号を24/25変調で付加してテープに記録する。
【0058】図3(a)に磁気テープに記録された1フ
レームあたりのデータを示す。同図に示すように、1フ
レームのデータが40本のトラックに記録されている。
【0059】次に、フォーマット選択手段104が狭ト
ラックフォーマットを選択した場合、記録すべき圧縮映
像データは通常トラックフォーマットで記録する時と同
じものであって、約100Mbpsに圧縮されている。
【0060】狭トラックフォーマットの場合も圧縮映像
データの記録方法は通常トラックフォーマットの場合と
同様にシンクブロックを記録単位として行われる。圧縮
映像データのシンクブロックの構成は図4(a)に示す
通りである。この場合、149個のシンクブロック40
組、合計5960個のシンクブロックは図3(b)に示
すように中央の38本のトラックに集中して記録され
る。
【0061】本実施の形態のように、シンクブロックの
個数が38で割り切れない場合、38で割り切れるよう
にダミーのシンクブロックを追加し、各トラックに同数
のシンクブロックを記録する。この場合、1トラックに
記録されるシンクブロック数は(5960/38)を切
り上げた値157個となり、(157×38)−596
0=6個のダミーシンクブロックを追加する。
【0062】記録処理手段105は狭トラックフォーマ
ットが選択された場合、補助データ生成手段105に補
助データの生成を依頼する。
【0063】補助データ生成手段105は記録処理手段
より補助データ生成の依頼を受け、補助データを生成
し、記録処理手段106に出力する。本実施の形態で
は、補助データとしてサーチ時に中央のトラックのデー
タが再生されないような高速再生においてでも再生でき
るサーチ用データを補助データとして生成する。本実施
の形態においては補助データとして圧縮映像データから
抽出される低域周波数成分をサーチ用データを使用して
いる。低周波数成分は低速のサーチの時と同じ画像情報
のデータであるので、サーチ画の違和感が小さく、圧縮
映像データから抽出するのでサーチ時に新たにデータを
作り出す必要がない。
【0064】補助データは両端のトラックにシンクブロ
ックを記録単位として記録される。補助データのシンク
ブロック長は高速再生時に、シンクブロックを再生でき
る速度の限界値を大きくするため圧縮映像データのシン
クブロック長より短くして記録する。
【0065】補助データのシンクブロック長が映像主デ
ータのシンクブロック長の1/2以下に設定することが
望ましい。これによって、高速再生時のデータ取得率は
より明確に高くなり、限界速度もほぼ2倍となる。本実
施の形態においては、圧縮映像データのシンクブロック
のデータ長の1/3に設定する。これにより、サーチ時
に一つのシンクブロックを取れる倍速がより大きくな
る。
【0066】図4(b)に補助データのシンクブロック
構成図を示す。補助データのシンクブロックはデータブ
ロックのヘッダーとして2バイトとのシンクパターン
と、データの所在を表す3バイトのIDデータと、17バ
イトの圧縮映像データから抽出される低域周波数成分
と、誤り訂正のインナーコードの8バイトととし、全体
として30バイトで構成される。
【0067】同図に示すように、補助データのシンクブ
ロック長は圧縮映像データのシンクブロック長の1/3
にしたため、1トラックに配置されるシンクブロックの
個数が圧縮映像データのシンクブロック数の3倍である
447個となる。
【0068】記録処理手段106は447個の補助デー
タのシンクブロックを記録アンプ107に出力し、記録
アンプ107経由で記録ヘッド108に記録させる。
【0069】記録ヘッド108は記録アンプ107より
入力された圧縮映像データおよび補助データのシンクブ
ロックを両端のトラックに記録する。圧縮映像データに
関しては、その後記録再生で用いるトラッキング信号を
24/25変調で付加してテープに記録する。
【0070】以下、再生時の処理を説明する。
【0071】再生ヘッド109はテープに記録されてい
るデータを再生し、再生アンプ110へ出力する。再生
されたデータは再生アンプ110を経由して再生処理手
段112へ出力される。再生された圧縮映像データは、
図3(a)に示す通常トラックフォーマット、または、
同図(b)に示す狭トラックフォーマットで記録されて
いる。
【0072】フォーマット選択手段104は再生開始時
には通常トラックフォーマット、狭トラックフォーマッ
トのいずれかのフォーマットを選択し、再生データ中に
格納されているフォーマット情報を取得して、フォーマ
ットを選択して、再生処理手段112へフォーマット情
報を出力する。
【0073】再生処理手段112は再生されたデータの
中でオーディオデータはD/A変換器114へ出力し、
映像データは40トラック毎に再生処理を行って圧縮映
像データを取り出し圧縮復号手段113へ出力する。
【0074】再生処理手段112は狭トラックフォーマ
ットが選択されている場合、再生された40トラック内
の両端の2トラックのデータを補助データ復元手段11
1へ出力し、補助データを復元させる。本実施の形態に
おいては補助データとして圧縮映像データから抽出され
る低域周波数成分をサーチ用データを使用している。低
周波数成分は低速のサーチの時と同じ画像情報のデータ
であるので、サーチ画の違和感が小さく、圧縮映像デー
タから抽出するのでサーチ時に新たにデータを作り出す
必要がない。
【0075】サーチ画象は、サーチ用データが1フレー
ム毎に記録されている場合は各フレームの補助データで
生成し、複数のフレームに分割して記録されている場合
は、複数のフレームの補助データを読み出して生成す
る。
【0076】補助データ復元手段111は入力されたデ
ータをトラック毎に補助データとして復元する。補助デ
ータは図4(b)に示すようにシンクブロック単位に記
録され、447個のシンクブロックで構成されている。
補助データ復元手段111は補助データのシンクブロッ
クに格納されているインナーコードによる誤り訂正を行
い、補助データを復元して、再生処理手段112へ出力
する。
【0077】再生処理手段112はフォーマット選択手
段104が選択したトラックフォーマットに応じて40
トラックの再生データより圧縮映像データを取り出す。
トラックフォーマットが通常フォーマットである場合は
40トラックの再生データ、狭トラックフォーマットの
場合は中央に位置する38トラックの再生データを処理
対象とし、トラック単位に再生処理を行って圧縮映像デ
ータを取り出す。
【0078】1トラック分の圧縮映像データは図4
(a)に示すように149個のシンクブロックで構成さ
れている。再生処理手段112はインナーコードによる
誤り訂正を行い、次にアウターコードによる誤り訂正を
行って、圧縮映像データを取り出して圧縮復号手段11
3へ出力する。
【0079】圧縮復号手段113は再生処理手段112
より出力された圧縮映像データを圧縮手段103と逆の
処理を行って復号し、D/A変換器115へ出力する。
【0080】D/A変換器114、115は各々入力さ
れた音声データ、映像データをD/A変換して出力す
る。
【0081】このように本実施の形態によれば、長時間
記録を行うために狭トラックフォーマットで記録した場
合に、例えば、連続記録したシーンの後につなぎ取りを
したことにより、図5に示すように前フレームの最後の
トラックであるB40とつなぎ取りフレームの最初のト
ラックA1が重なってしまっても、両端のトラックには
補助データが記録され、映像データが記録されていない
ため、映像が欠落することなくスムーズに再生が行える
ことになり、編集作業によって映像データに不都合が生
じることはない。
【0082】なお、本実施の形態において、補助データ
を記録する際にトラッキング信号を生成しなかったが、
補助データにおいてもトラッキング信号を生成する24
/25変調を実施してもよい。トラッキング信号を付加
することにより、通常再生時のトラッキング精度が向上
する。
【0083】また、補助データはサーチ時にデータの概
略を読み出すためのものであって、トラック単位でのア
ウターパリティの付加は必要でない。また、ここに記録
する補助データはビデオデータの概要であっても、画像
データに付随するデータであってもよい。また通常再生
時に読み出しても何ら問題はない。
【0084】また、両側のトラックに、通常時には補助
データを記録し、編集時には記録開始のトラックまたは
記録終了のトラックにおいて、記録再生上支障のない単
一の周波数や、消去ヘッドにより消去信号を記録しても
よい。これにより、通常時は補助データによりデータの
再生性能が向上し、編集点ではトラックの重なりが生じ
ることによっておきる同一アジマスのトラックからの妨
害を防ぐことができる。
【0085】また、圧縮映像データ、アウターコード、
補助データのシンクブロック数を各々138個、11
個、447個として説明したが、これに限定するもので
はない。アウターコードのシンクブロック数は、訂正能
力、冗長度、波長、回路規模等を考慮した最適な値であ
ればよい。
【0086】また、シンクブロックにおける各構成要
素、構成要素のデータ長も本実施の形態で説明した値に
限定するものではない。
【0087】また、圧縮映像データのシンクブロックに
おいて、3シンクブロックのVAUXデータを格納して
いるが、VAUXデータは必ずしも格納する必要はな
い。VAUXデータを格納することで、圧縮映像データ
の一部にVTRの特徴など重要な補助データを格納する
ことができる。
【0088】また、記録処理手段106は狭フォーマッ
トの場合のみ補助データ生成手段105に補助データの
依頼をするとしたが、通常フォーマットの場合も補助デ
ータ生成手段105に依頼をしてもよい。この場合は、
通常フォーマットの場合に、生成された補助データが記
録されないよう制御することで対応できる。
【0089】また、記録時、再生時のフォーマット選択
手段104のフォーマット選択方法は、本実施の形態に
説明した方法に限定するものではない。
【0090】(実施の形態2)実施の形態1のトラック
フォーマットにおいては、1フレームの圧縮映像データ
の記録トラック数は(38/40)トラックになり、減
少率は小さいので、記録波長が短波長になることによる
再生性能へ与える影響は小さかった。しかし、例えば1
フレームを10トラックに記録する放送用VTRの場合
は、実施の形態1のごとく中央の8トラックに圧縮映像
データを集中させると、記録波長は(8/10)となり
20%の高密度記録を強いる結果となりこの場合は好ま
しくない。20%以上記録波長が短くなる場合はテープ
媒体の抜本的な改善が必要で同一テープを用いた2フォ
ーマット記録は不可能となる。
【0091】本実施の形態では、1フレームを記録する
トラック数が少ないフォーマットで映像データを記録す
る放送用VTRにおいて映像データを支障なく長時間記
録できる記録再生装置について説明する。
【0092】図1に本発明の実施の形態2の記録再生装
置のブロック図を示す。本実施の形態の記録再生装置の
構成は実施の形態1の記録再生装置の構成と同一であ
り、実施の形態1と同様にSMPTE規格D−7フォー
マットに準拠した放送用VTRとする。
【0093】実施の形態2と実施の形態1の相違点はフ
ォーマット選択手段104が選択するフォーマットとそ
れに対応した記録処理手段106、再生処理手段112
の処理である。
【0094】よって、本実施の形態ではフォーマット選
択手段104が選択するフォーマットと記録処理手段1
06、再生処理手段112の動作のみを説明する。
【0095】図6にフォーマット選択手段112が選択
するトラックパターンを示す。同図(a)はトラックピ
ッチ18μmで記録する通常トラックフォーマット、同
図(b)は長時間記録を行うために、トラック幅を1/
2の狭トラック記録を行いトラックピッチ9μmで記録
する狭トラックフォーマットを示す。
【0096】同図(a)に示すように、トラックピッチ
18μmの通常トラックのフォーマットの記録では1フ
レームの圧縮された映像データを10トラック(n=1
0)に記録している。また同図(b)に示すように、狭
トラックフォーマットにおいてはトラックピッチ9μm
で1フレームの圧縮された映像データを12トラックの
内の10トラックに配置し、両端のトラックには、補助
データを配置して記録する。シリンダの回転数は通常の
トラックのフォーマットに比べて20%アップの108
00rpmとし、これにより記録波長は同じとなる。ま
た、記録時間は(18/9)×(10×12)=5/3
倍となる。
【0097】記録処理手段106はフォーマット選択手
段104が通常トラックフォーマットを選択した場合
は、1フレームの圧縮画像データを10分割して10本
のトラックに配置し、狭トラックフォーマットを選択し
た場合には、1フレームの圧縮画像データを12トラッ
クの中央の10本のトラックに配置し、両端の2トラッ
クに補助データ生成手段105によって生成された補助
データを配置し、圧縮映像データ、補助データはトラッ
ク単位に図4に示すようにシンクブロックを単位として
記録される。
【0098】一方、再生処理手段112はフォーマット
選択手段104が通常トラックフォーマットを選択した
場合は、10本のトラックをトラック毎に実施の形態1
と同様の処理を行って圧縮映像データを再生し、狭トラ
ックフォーマットを選択した場合は、12本のトラック
の中央の10本のトラックをトラック毎に実施の形態1
と同様の処理を行って圧縮映像データを再生し、両端の
2トラックの補助データを補助データ復元手段111に
復元させる。
【0099】このように本実施の形態によれば、1フレ
ームを記録するトラック数が少ないフォーマットにおい
ても、1つの映像信号を2種類のフォーマットで記録す
ることができる。
【0100】一つは比較的幅広トラックで記録すること
により信頼性、互換性の優れた記録再生装置を構成し、
他方は長時間記録を達成する構成が可能である。
【0101】以上のように、本発明によれば、要求され
る画像データに対して、信頼性が求められる場合は通常
トラックフォーマットを使用し、経済性(記録コスト)
が求められる場合は狭トラックフォーマットを選択でき
る合理性を同一テープ、1台の記録再生装置で実現でき
る。
【0102】なお、本発明はトラック数がn=40、n
=10の場合に限って説明したが、これに限定するもの
ではなく、狭トラックにおける短波長記録の度合いによ
って、圧縮映像データを(n−2)トラック記録するの
か、nトラック記録するのかを選択することによって、
支障なく2種類の記録フォーマットで記録再生可能とな
る。
【0103】また、本発明はSMPTE規格D−7フォ
ーマット準拠の放送用VTRの場合に限って説明した
が、これに限定するものではない。放送用VTRの記録
ヘッドなどの構成も、これに限定するものではない。
【0104】また、通常トラックフォーマット、狭トラ
ックフォーマットのトラックピッチは18μm、9μm
として説明したが、これに限定するものではなく、再生
可および編集機能を保証できるトラックピッチであれば
よい。
【0105】また、発明の具現化において、経済性(記
録コスト)のみが求められている場合は狭トラックフォ
ーマットのみを使用する記録再生装置とする。これによ
り、両フォーマットに対応する場合に比較して装置コス
トの低減が可能となる。同様に、狭トラックフォーマッ
トを記録および再生し、通常トラックフォーマットは再
生のみとする記録再生装置とすることも考えられる。こ
れらは記録フォーマットを本願発明の構成にすることで
可能となる。
【0106】また、本発明は映像のデータに限り説明を
行ったが音声データその他の場合においても適応可能な
ことは明白であって、編集の基準となる記録データのブ
ロックに対して記録トラック数をn本の場合と(n−
2)本を選択することで対応が可能である。
【0107】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、編
集作業による影響を受けないテープフォーマットで映像
信号を長時間記録でき、かつ高速再生に対応した記録再
生装置を提供できる。
【0108】また、1台の記録再生装置で2種類の記録
フォーマットを効率よく実現でき、信頼性・互換性に優
れた記録方式と長時間記録方式が1種類のテープを用い
て実現可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置を説明するブロック図
【図2】本発明の記録再生装置のヘッドテープ構成を説
明する図
【図3】本発明の実施の形態1におけるトラックフォー
マットを説明する図
【図4】同シンクブロックの構成を説明する図
【図5】編集時の不具合を説明する図
【図6】本発明の実施の形態2におけるトラックフォー
マットを説明する図
【図7】従来の放送用VTRの記録方式を説明する図
【図8】同記録再生装置のヘッドテープ構成を説明する
【図9】同放送用VTRにおけるトラックフォーマット
を説明する図
【図10】編集時の不具合を説明する図
【符号の説明】
101、102 A/D変換器 103 圧縮手段 104 フォーマット選択手段 105 補助データ生成手段 106 記録処理手段 107 記録アンプ 108 記録ヘッド 109 再生ヘッド 110 再生アンプ 111 補助データ復元手段 112 再生処理手段 113 圧縮復号手段 114、115 D/A変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大塚 健 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 石田 景一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 養田 広 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5D044 AB05 AB07 BC01 CC03 DE02 DE15 DE19 DE82 EF05 FG18 FG24

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単位時間当たりの映像信号に圧縮処理を
    施した圧縮映像データを磁気テープ上のトラックに記録
    する記録再生装置であって、 前記磁気テープ上のn本(n≧3の整数)のトラックに
    おいて、両端の2本のトラックに前記圧縮映像データと
    は独立したデータを補助データとして記録し、中央の
    (n−2)本のトラックに前記圧縮映像データを記録す
    ることを特徴とする記録再生装置。
  2. 【請求項2】 補助データは単一の周波数の信号とする
    ことを特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  3. 【請求項3】 補助データは映像信号をサーチする際に
    使用するサーチ用データとすることを特徴とする請求項
    1記載の記録再生装置。
  4. 【請求項4】 サーチ用データは圧縮映像データの低周
    波数成分のデータとすることを特徴とする請求項4記載
    の記録再生装置。
  5. 【請求項5】 補助データおよび圧縮映像データはそれ
    ぞれ誤り訂正コード、シンクパターン及びトラック上の
    位置を示すIDを付加したシンクブロックを単位として
    記録し、補助データのシンクブロックのデータ長は圧縮
    映像データのシンクブロックのデータ長より短いことを
    特徴とする請求項1記載の記録再生装置。
  6. 【請求項6】 補助データのシンクブロックのデータ長
    は圧縮映像データのシンクブロックのデータ長の1/2
    以下であることを特徴とする請求項6記載の記録再生装
    置。
  7. 【請求項7】 圧縮映像データには誤り訂正コードとし
    てインナーコードとアウターコードを付加し、補助デー
    タには誤り訂正コードとしてインナーコードのみを付加
    して記録することを特徴とする請求項1記載の記録再生
    装置。
  8. 【請求項8】 単位時間当たりの映像信号に圧縮処理が
    施された圧縮映像データを磁気テープ上のトラックに記
    録する装置であって、 磁気テープ上のn本(n≧3の整数)のトラックに前記
    圧縮映像データを記録する第1の記録形式と、 前記n本のトラックにおいて両端の2本のトラックに前
    記圧縮映像データとは独立したデータを補助データとし
    て記録し、中央の(n−2)本のトラックに前記圧縮映
    像データを記録する第2の記録形式のいずれかの記録形
    式を選択して記録できることを特徴とする記録再生装
    置。
  9. 【請求項9】 単位時間当たりの映像信号に圧縮処理が
    施された圧縮映像データを磁気テープのトラックに記録
    する装置であって、 磁気テープ上のn本(n≧3の整数)のトラックに前記
    圧縮映像データを記録する第1の記録形式と、 磁気テープ上の(n+2)本のトラックにおいて両端の
    2本のトラックに前記圧縮映像データとは独立したデー
    タを補助データとして記録し、中央のn本のトラックに
    前記圧縮映像データを記録する第2の記録形式のいずれ
    かの記録形式を選択して記録できることを特徴とする記
    録再生装置。
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