JP2001229326A - 賞与額決定装置、賃金額決定装置、及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

賞与額決定装置、賃金額決定装置、及びコンピュータで読み取り可能な記録媒体

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JP2001229326A
JP2001229326A JP2000039840A JP2000039840A JP2001229326A JP 2001229326 A JP2001229326 A JP 2001229326A JP 2000039840 A JP2000039840 A JP 2000039840A JP 2000039840 A JP2000039840 A JP 2000039840A JP 2001229326 A JP2001229326 A JP 2001229326A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 企業及び従業員個人の業績に基づいて
賞与額及び賃金額が容易に決定できる賞与額決定装置と
賃金額決定装置の提供。 【解決手段】 従業員の業績達成度を評価する合計評
価得点、前記従業員の賞与算定給、賞与原資、賞与原資
における一律支給分と個人貢献度支給分との比率等から
前記従業員の賞与額を決定する賞与額決定装置、業績達
成評価シートを作成する業績達成評価シート作成装置を
備える前記賞与額決定装置、従業員の目標達成力、能
力、及び情意に係る総合評価得点から、前記従業員の新
たな職務等級・号昇降数を決定し、前記職務等級・号数
から前記従業員の新たな賃金額を決定する賃金額決定装
置、並びに人事考課シートを作成する人事考課シート作
成装置を備える前記賃金額決定装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、賞与額決定装置に
関し、特に、中小企業においても運用が容易であり、企
業の業績と、従業員個人の目標達成度とに応じて賞与額
を決定でき、しかも、賞与額を決定する基準を明確にで
きる賞与額決定装置に関する。本発明は、又、前記目標
達成度を評価する業績達成評価シートを作成する業績達
成評価シート作成装置を備える賞与額決定装置に関す
る。
【0002】本発明は、賃金額決定装置に関し、特に、
中小企業においても容易に運用でき、しかも、従業員の
昇給・降給基準を明確にできる賃金額決定装置に関す
る。本発明は、又、賃金額決定の基になる人事考課に用
いられる人事考課シートを作成する人事考課シート作成
装置を備える賃金額決定装置に関する。
【0003】本発明は、コンピュータで読み取り可能な
記録媒体に関し、特に、コンピュータを前記賞与額決定
装置又は前記賃金額決定装置として作動させるプログラ
ムが記録されたところの、コンピュータで読み取り可能
な記録媒体に関する。本発明は、更に、コンピュータ
を、前記業績達成シート作成装置を備える賞与額決定装
置又は前記人事考課シート作成装置を備える賃金額決定
装置として作動させるプログラムが記録されたところ
の、コンピュータで読み取り可能な記録媒体に関する。
【0004】
【従来の技術及び発明の解決すべき課題】賞与額を決定
するには、企業の業績と、従業員個人の頑張り度合い、
言い換えれば個人目標達成度とにより、賞与額がどのよ
うに決定されるかの基準を示し、それが簡単に運用でき
るようにしなければならない。
【0005】又、一般的に、中小企業の経営者は、賞与
について、従業員の生活のことがあるから、個人目標達
成度が高い従業員に対しても、そうでない従業員に対し
ても例えば基本給の0.5ヶ月分程度は一律に支給した
いと考える一方で、個人目標達成度が高く、換言すれば
会社の業績に大きく貢献した従業員に対しては多く支給
し、そうでない従業員に対しては支給額を少なくしたい
と考えている。
【0006】しかし、中小企業においては、大企業とは
異なり、企業業績による賞与原資の変動が大きく、又、
期首、即ち会計年度の初めにおける見込み通りの企業業
績を達成できるとは限らないので、例えば、個人目標達
成度の高い従業員に対しては賞与として基本給の3ヶ月
分を支給し、そうでない従業員に対しては賞与として基
本給の0.3ヶ月分を支給する等、具体的な賞与額を明
言したくてもできないという矛盾があった。
【0007】とはいうものの、中小企業においても、個
人目標達成度の高い従業員とそうでない従業員とでは、
賞与支給額にどの位の差があるのかという基準を明示す
ることにより、従業員のやる気を喚起したいという要求
は強かった。
【0008】一方、賃金制度においては、大企業を中心
に能力主義賃金制度が導入されつつあるが、中小企業に
おいては、人事及び賃金に関する専門スタッフがいない
ので、能力主義賃金制度を導入したくてもできないのが
現状であった。
【0009】したがって、中小企業では、従業員への賞
与支給額及び昇給・降給額の決定を、業績達成評価シー
ト及び人事考課シートを用いた客観的な評価に基づいて
行うのではなく、未だに経営者が勘で行っていたので、
賞与支給基準及び昇給・降給基準が明確ではなかった。
したがって、前記賞与支給及び昇給・降給が、従業員へ
の「やる気」の動機付けにならず、活力ある企業の仕組
みができないという問題があった。
【0010】本発明は、中小企業においても運用が容易
であり、企業の業績と、従業員の個人目標達成度とに応
じて賞与額を決定でき、しかも、中小企業における前記
矛盾を解消でき、賞与額を決定する基準を明確にできる
賞与額決定装置を提供することを目的とする。
【0011】又、本発明は、業績達成評価シートを最小
限の入力により作成できる業績達成評価シート作成装置
を備える賞与額決定装置を提供することを目的とする。
【0012】本発明は、中小企業においても、能力主義
に基づく従業員の昇給・降給額の決定が容易に行え、し
かも、昇給・降給基準を明確にでき、従業員への「やる
気」の動機付けにもなる賃金額決定装置を提供すること
を目的とする。
【0013】本発明は、又、人事考課シートを最小限の
入力で作成できる人事考課シート作成装置を備える賃金
額決定装置に関する。
【0014】本発明は、更に、コンピュータ、特に通常
のパーソナルコンピュータを前記賞与額決定装置又は賃
金額決定装置として作動させるプログラムが記録された
ところの、コンピュータで読み取り可能な記録媒体を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決すること
を目的とするところの、請求項1に記載の発明は、 (1)(a)従業員毎に決められたところの、前記従業員が所
定期間内に達成すべき業績として従業員と上長との間で
予め決定された1以上の業績の達成度を評価するところ
の、前記業績が目標通りに達成されたと評価する普通評
価配点と、前記業績が目標を超えて達成されたと評価す
る優秀評価配点と、前記業績が目標通りに達成されてい
ないと評価する劣等評価配点との何れかに等しい業績達
成評価得点と、前記業績の重要度を示す重み付けとの積
の合計である合計評価得点、及び各個人に支給する賞与
額を計算する基礎となる賞与算定給、(b)前記所定の期
間内において得られた賞与原資、(c)前記賞与原資の内
で従業員に一律に支給する一律支給分と個人貢献度に応
じて支給する個人貢献度支給分との比率、(d)前記上長
と従業員との間で取り決められていない業績であって、
上長が独自に判断するその従業員の業績についての主観
的な評価としての主観的貢献度支給分のための主観的貢
献度支給原資、並びに(e)前記主観的貢献度支給原資の
範囲内でその従業員に支給する特別支給額を入力する賞
与額決定データ入力手段と (2) 前記賞与原資と前記比率とに基づいて、賞与支給
対象者全員に一律に支給するための一律支給賞与合計原
資と各従業員の貢献度に応じて支給する個人貢献度支給
賞与合計原資とを計算し、前記一律支給賞与合計原資
を、前記賞与算定給の合計額で除して一律支給賞与額計
算の基礎となる一律支給賞与基本月数を決定し、前記個
人貢献度支給賞与合計原資から主観的貢献度支給原資を
差し引いた額を、前記賞与算定給の合計額で除して個人
貢献度支給賞与額計算の基礎となる個人貢献度賞与支給
指数を決定し、業績の達成度により決定された賞与支給
係数を、前記普通評価配点が包含される普通評価得点区
分、前記優秀評価配点が包含される少なくとも1つの優
秀評価得点区分、及び前記劣等評価配点が包含される少
なくとも1つの劣等評価得点区分を有する評価得点区分
と対応付けたところの、予め定められた表に前記合計評
価得点を当てはめて、前記合計評価得点が包含される評
価得点区分に対応する賞与支給係数を、前記合計評価得
点に対応する賞与支給係数とし、前記賞与支給係数に前
記個人貢献度賞与支給指数を乗じて個人貢献度賞与支給
基本月数を決定し、賞与算定給と前記個人貢献度賞与支
給基本月数及び一律支給賞与基本月数の合計値とを乗じ
た金額と特別支給額とを加算することによりその従業員
に支払うべき賞与額を計算するように構成された演算手
段と、 (3)前記演算手段で決定された賞与額を1枚の画面ない
し帳票に出力する賞与額出力手段とを備えてなることを
特徴とする賞与額決定装置であり、前記請求項2に記載
の発明は、 (1)前記請求項1における業績の内容、 前記請求項1における重み付け、 前記請求項1における普通評価配点、及び 前記業績の達成度に関連付けられたところの、請求項
1における賞与支給係数を包含する業績達成評価シート
作成データを入力する業績達成評価シート入力手段と、 (2)前記普通評価配点に基づき、請求項1における優秀
評価配点と劣等評価配点とを決定し、前記業績達成評価
シート作成データと前記優秀評価配点と前記劣等評価配
点とを、予め決定された業績達成評価シート書式の所定
箇所に表示して、前記業績の達成度の評価に用いられる
業績達成評価シートを作成する業績達成評価シート作成
手段と、 (3)前記業績達成評価シートを出力する業績達成評価シ
ート出力手段とを有する業績達成評価シート作成装置を
備えてなる請求項1に記載の賞与額決定装置であり、請
求項3に記載の発明は、 (1)(a)従業員毎に決められたところの、前記従業員が所
定期間内に達成すべき業績として従業員と上長との間で
予め決定された1以上の業績の達成度を評価するところ
の、前記業績が目標通りに達成されたと評価する普通評
価配点と、前記業績が目標を超えて達成されたと評価す
る優秀評価配点と、前記業績が目標通りに達成されてい
ないと評価する劣等評価配点との何れかに等しい業績達
成評価得点と、前記業績の重要度を示す重み付けとの積
の合計である合計評価得点、及び各個人に支給する賞与
額を計算する基礎となる賞与算定給、(b)前記所定の期
間内において得られた賞与原資、(c)前記賞与原資の内
で従業員に一律に支給する一律支給分と個人貢献度に応
じて支給する個人貢献度支給分との比率、(d)前記上長
と従業員との間で取り決められていない業績であって、
上長が独自に判断するその従業員の業績についての主観
的な評価としての主観的貢献度支給分のための主観的貢
献度支給原資、並びに(e)前記主観的貢献度支給原資の
範囲内でその従業員に支給する特別支給額を入力する賞
与額決定データ入力ステップと (2) 前記賞与原資と前記比率とに基づいて、賞与支給
対象者全員に一律に支給するための一律支給賞与合計原
資と各従業員の貢献度に応じて支給する個人貢献度支給
賞与合計原資とを計算し、前記一律支給賞与合計原資
を、前記賞与算定給の合計額で除して一律支給賞与額計
算の基礎となる一律支給賞与基本月数を決定し、前記個
人貢献度支給賞与合計原資から主観的貢献度支給原資を
差し引いた額を、前記賞与算定給の合計額で除して個人
貢献度支給賞与額計算の基礎となる個人貢献度賞与支給
指数を決定し、業績の達成度により決定された賞与支給
係数を、前記普通評価配点を包含する普通評価得点区
分、前記優秀評価配点を包含する少なくとも1つの優秀
評価得点区分、及び前記劣等評価配点を包含する少なく
とも1つの劣等評価得点区分を有する評価得点区分と対
応付けたところの、予め定められた表に前記合計評価得
点を当てはめて、前記合計評価得点が包含される評価得
点区分に対応する賞与支給係数を前記合計評価得点に対
応する賞与支給係数とし、前記賞与支給係数に前記個人
貢献度賞与支給指数を乗じて個人貢献度賞与支給基本月
数を決定し、賞与算定給と前記個人貢献度賞与支給基本
月数及び一律支給賞与基本月数の合計値とを乗じた金額
と特別支給額とを加算することによりその従業員に支払
うべき賞与額を計算する演算ステップと、 (3)前記演算手段で決定された賞与額を1枚の画面ない
し帳票に出力する賞与額出力ステップとを備えてなる賞
与額決定方法をコンピュータに実行させるプログラムが
記録されてなることを特徴とするコンピュータで読み取
り可能な記録媒体であり、請求項4に記載の発明は、 (1)前記請求項3における業績の内容、 前記請求項3における重み付け、 前記請求項3における普通評価配点、及び 前記業績の達成度に関連付けられたところの、請求項
3における賞与支給係数を包含する業績達成評価シート
作成データを入力する業績達成評価シート作成データ入
力ステップと、 (2)前記普通評価配点に基づき、請求項3における優秀
評価配点と劣等評価配点とを決定し、前記業績達成評価
シート作成データと前記優秀評価配点と前記劣等評価配
点とを、予め決定された業績達成評価シート書式の所定
箇所に表示して、前記業績の達成度の評価に用いられる
業績達成評価シートを作成する業績達成評価シート作成
ステップと、 (3)前記業績達成評価シートを出力する業績達成評価シ
ート出力ステップとを備えてなるところの、請求項3に
おける賞与額決定方法をコンピュータに実行させるプロ
グラムが記録されてなる請求項3に記載のコンピュータ
で読み取り可能な記録媒体であり、請求項5に記載の発
明は、 (1)従業員毎に決められたところの、従業員が所定の期
間内において達成すべき業績として前記従業員と上長と
の間で決定された業績の達成度合いを評価する目標達成
力評価得点、その従業員の業務遂行能力を評価する能力
評価得点、及びその従業員における業務に対する情意を
評価する情意評価得点、又は前記目標達成力評価得点と
能力評価得点と情意評価得点との合計である総合評価得
点を包含する賃金額決定データを入力する賃金額決定デ
ータ入力手段と、 (2)(a)前記総合評価得点において、通常の評価であると
する通常総合評価得点範囲、通常の評価よりも優秀であ
ると評価される少なくとも一種の優秀総合評価得点範
囲、及び通常評価よりも劣等であると評価される少なく
とも一種の劣等総合評価得点範囲からなる総合評価ラン
クと、前記優秀総合評価得点範囲に対応する職務等級・
号昇降数と、前記通常総合評価得点範囲に対応する職務
等級・号昇降数と、前記劣等総合評価得点範囲に対応す
る職務等級・号昇降数とを有する評価点数該当表、及び
(b)従業員における職務等級・号と各職務等級・号に対
応する賃金とを有する職務給表を記憶する記憶手段と、 (3)前記記憶手段において記憶されてなる評価点数該当
表を読み出してこの評価点数該当表と前記総合評価得点
とを突き合わせて前記総合評価得点に対応する職務等級
・号昇降数を決定し、前記職務給表を読み出して、その
従業員の現職務等級・号と職務等級・号昇降数とを加算
して新職務等級・号を決定し、その新職務等級・号に該
当する新賃金を前記職務給表から決定する演算手段と、 (4)前記演算手段において決定された新賃金を出力する
賃金額出力手段とを備えてなることを特徴とする賃金額
決定装置であり、請求項6に記載の発明は、前記請求項
1に記載の賞与額決定装置における賞与額決定データ入
力手段が、前記請求項5に記載の賃金額決定装置におけ
る目標達成力評価得点の入力手段も兼ねてなる請求項5
に記載の賃金額決定装置であり、請求項7に記載の発明
は、 (1)前記請求項5における業績の達成度合いに関する
目標達成力評価項目と、前記請求項5における業務遂行
能力に関する能力評価項目と、前記請求項5における情
意に関する情意評価項目、及び 前記業績の達成度合いにつき、通常の評価であるとす
る目標達成力通常評価配点と、前記業務遂行能力に関
し、通常の評価であるとする能力通常評価配点と、前記
情意に関し、通常の評価であるとする情意通常評価配点
を包含する人事考課シート作成データを入力する人事考
課シート作成データ入力手段と、 (2)前記目標達成力通常評価配点に基づいて、前記業績
の達成度合いにつき、優秀であるとする目標達成力優秀
評価配点と、通常評価よりも劣等であるとする目標達成
力劣等評価配点とを決定し、前記能力通常評価配点に基
づいて、前記業務遂行能力につき、優秀であるとする能
力優秀評価配点と、通常評価よりも劣等であるとする能
力劣等評価配点とを決定し、前記情意通常評価配点に基
づいて、前記情意につき、優秀であるとする情意優秀評
価配点と、通常評価よりも劣等であるとする情意劣等評
価配点とを決定し、前記目標達成力優秀評価配点、目標
達成力劣等評価配点、能力優秀評価配点、能力劣等評価
配点、情意優秀評価配点、及び情意劣等評価配点と、前
記人事考課シート作成データとを、予め定められた人事
考課シート書式における所定箇所に表示して、従業員の
人事考課に使用される人事考課シートを作成する人事考
課シート作成手段と、 (3)前記人事考課シートを出力する人事考課シート出力
手段とを有する人事考課シート作成装置を備えてなり、
更に、前記請求項5における評価点数該当表において、
通常総合評価得点範囲が、前記目標達成力通常評価配点
と前記能力通常評価配点と前記情意通常評価配点とに基
づいて定められ、優秀総合評価得点範囲が、前記目標達
成力優秀評価配点と前記能力優秀評価配点と前記情意優
秀評価配点とに基づいて定められ、劣等総合評価得点範
囲が、前記目標達成力劣等評価配点と前記能力劣等評価
配点と前記情意劣等評価配点とに基づいて定められてな
る請求項5又は6に記載の賃金額決定装置であり、請求
項8に記載の発明は、 (1)従業員毎に決められたところの、従業員が所定の期
間内において達成すべき業績として前記従業員と上長と
の間で決定された業績の達成度合いを評価する目標達成
力評価得点、その従業員の業務遂行能力を評価する能力
評価得点、及びその従業員における業務に対する情意を
評価する情意評価得点、又は前記目標達成力評価得点と
能力評価得点と情意評価得点との合計である総合評価得
点を包含する賃金額決定データを入力する賃金額決定デ
ータ入力ステップと、 (2)(a)前記総合評価得点において、通常の評価であると
する通常総合評価得点範囲、通常の評価よりも優秀であ
ると評価される少なくとも一種の優秀総合評価得点範
囲、及び通常評価よりも劣等であると評価される少なく
とも一種の劣等総合評価得点範囲からなる総合評価ラン
クと、前記優秀総合評価得点範囲に対応する職務等級・
号昇降数と、前記通常総合評価得点範囲に対応する職務
等級・号昇降数と、前記劣等総合評価得点範囲に対応す
る職務等級・号昇降数とを有する評価点数該当表、及び
(b)従業員における職務等級・号と各職務等級・号に対
応する賃金とを有する職務給表を記憶する記憶ステップ
と、 (3)前記記憶ステップにおいて記憶されてなる評価点数
該当表を読み出してこの評価点数該当表と前記総合評価
得点とを突き合わせて前記総合評価得点に対応する職務
等級・号昇降数を決定し、前記職務給表を読み出して、
その従業員の現職務等級・号と職務等級・号昇降数とを
加算して新職務等級・号を決定し、その新職務等級・号
に該当する新賃金を前記職務給表から決定する演算ステ
ップと、 (4)前記演算手段において決定された新賃金を出力する
賃金額出力ステップとを備えてなる賃金額決定方法をコ
ンピュータに実行させるプログラムが記録されてなるこ
とを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒体
であり、前記請求項9に記載の発明は、 (1)前記請求項8における業績の達成度合いに関する
目標達成力評価項目と、前記請求項8における業務遂行
能力に関する能力評価項目と、前記請求項8における情
意に関する情意評価項目、及び 前記業績の達成度合いにつき、通常の評価であるとす
る目標達成力通常評価配点と、前記業務遂行能力に関
し、通常の評価であるとする能力通常評価配点と、前記
情意に関し、通常の評価であるとする情意通常評価配点
を包含する人事考課シート作成データを入力する人事考
課シート作成データ入力ステップと、 (2)前記目標達成力通常評価配点に基づいて、前記業績
の達成度合いにつき、優秀であるとする目標達成力優秀
評価配点と、通常評価よりも劣等であるとする目標達成
力劣等評価配点とを決定し、前記能力通常評価配点に基
づいて、前記業務遂行能力につき、優秀であるとする能
力優秀評価配点と、通常評価よりも劣等であるとする能
力劣等評価配点とを決定し、前記情意通常評価配点に基
づいて、前記情意につき、優秀であるとする情意優秀評
価配点と、通常評価よりも劣等であるとする情意劣等評
価配点とを決定し、前記目標達成力優秀評価配点、目標
達成力劣等評価配点、能力優秀評価配点、能力劣等評価
配点、情意優秀評価配点、及び情意劣等評価配点と、前
記人事考課シート作成データとを、予め定められた人事
考課シート書式における所定箇所に表示して、従業員の
人事考課に使用される人事考課シートを作成する人事考
課シート作成ステップと、 (3)前記人事考課シートを出力する人事考課シート出力
ステップとを有し、更に、前記請求項8における評価点
数該当表において、通常総合評価得点範囲を、前記目標
達成力通常評価配点と前記能力通常評価配点と前記情意
通常評価配点とに基づいて定め、優秀総合評価得点範囲
を、前記目標達成力優秀評価配点と前記能力優秀評価配
点と前記情意優秀評価配点とに基づいて定め、劣等総合
評価得点範囲を、前記目標達成力劣等評価配点と前記能
力劣等評価配点と前記情意劣等評価配点とに基づいて定
めるところの、請求項8における賃金額決定方法をコン
ピュータに実行させるプログラムが記録されて成ること
を特徴とする請求項8に記載のコンピュータで読み取り
可能な記録媒体である。
【0016】
【発明の実施の形態】1.例1 例1は、本発明に係る賞与額決定装置の内、業績達成評
価シート作成装置を備える賞与額決定装置の一例であ
り、図1に示されるように、(1)後述する業績達成評価
シートの作成に必要な業績達成評価シート作成データと
賞与額の決定に必要な賞与額決定データとを入力するキ
ーボード1A及び賃金額決定装置1Bと(2)前記キーボ
ード1A及び賃金額決定装置1Bから入力された業績達
成評価シート作成データに基づいて業績達成評価シート
を作成するところの、前記賞与額決定装置における業績
達成評価シート作成手段に相当する業績達成評価シート
作成部3、及び前記キーボード1Aから入力された賞与
額決定データに基づいて賞与額を決定する賞与額決定部
4を備えるところの、前記賞与額決定装置における演算
手段に相当する演算装置2と、(3)前記業績達成評価シ
ート作成部3で作成された業績達成評価シート、及び賞
与額決定部4における演算内容と賞与額とを表示する一
覧表を1枚の画面に表示するディスプレー5と、(4)前
記ディスプレー5の表示内容を1枚の帳票に出力するプ
リンタ6とを備える。
【0017】前記ディスプレー5及びプリンタ6は、前
記態様の賞与額決定装置における賞与額出力手段及び業
績達成評価シート出力手段に相当する。
【0018】前記業績達成評価シートは、従業員個人の
業績達成度、換言すれば個人目標の達成度を評価する業
績達成評価を行うのに用いられるシートである。前記業
績達成評価シートの一例を図2に示す。
【0019】前記キーボード1Aとしては、例えば、通
常のパーソナルコンピュータのキーボード等が挙げられ
る。
【0020】前記賃金額決定装置1Bは、従業員の業績
達成度、業務遂行能力、及び業務に対する情意に関する
評価結果に基づいて前記従業員の昇給・降給額を決定す
る装置であり、本発明に係る賃金額決定装置が挙げら
れ、具体的には後述する例2の賃金額決定装置が挙げら
れる。
【0021】前記演算装置2における業績達成評価シー
ト作成部3は、業績達成評価シート書式が記憶されてい
る書式記憶部3Aと、前記キーボード1A及び賃金額決
定装置1Bから入力された業績達成評価シート作成デー
タを前記業績達成評価シート書式の所定箇所に表示して
業績達成評価シートを作成するシート作成部3Bとを有
する。
【0022】前記書式記憶部3Aとしては、例えば通常
のパーソナルコンピュータにおけるハードディスク、R
OM、及びRAM等が挙げられる。
【0023】前記シート作成部3B及び前記賞与額決定
部4としては、例えば通常のパーソナルコンピュータに
おけるCPU等が挙げられる。
【0024】以下に、例1の賞与額決定装置を用いて業
績達成評価シートを作成する手順、及び賞与額を決定す
る手順について説明する。
【0025】1−1 業績達成評価シートの作成 先ず、キーボード1Aから業績達成評価シート作成デー
タを入力する。前記業績達成評価シート作成データとし
ては、例えば図1に示されるように、 従業員と上長との間で決定されたところの、所定の期
間内において達成すべき、少なくとも一種の業績即ち個
人目標の内容 前記個人目標の項目数、 前記従業員と上長との間で決定されたところの、前記
業績即ち個人目標それぞれの重要度を示す重み付け、及
び 前記個人目標の達成度を示す「S」評価得点区分、
「A」評価得点区分、「B」評価得点区分、「C」評価
得点区分、及び「D」評価得点区分のそれぞれに対応す
る賞与支給係数X等が挙げられる。
【0026】前記業績が目標通り達成されたとの評価を
表わす「B」評価配点は、前記賃金額決定装置1Bから
入力される。前記「B」評価配点は、後述する例2の賃
金額決定装置における上半期又は下半期に対応する目標
達成力「B」評価配点でもある。尚、例1の賞与額決定
装置においては、前記「B」評価配点として、図2に示
されるように、例えば30点が入力される。
【0027】したがって、前記キーボード1Aと賃金額
決定装置1Bとは、業績達成評価シート作成装置を備え
る賞与額決定装置における業績達成評価シート作成デー
タ入力手段に相当する。
【0028】前記個人目標の内容としては、例えば、従
業員と上長との間で、前記従業員の属する部署及び職務
のグレード等に応じて決定されたところの、前記従業員
が上半期又は下半期に達成すべき業績の内容、及び前記
業績の達成度を評価する基準に関する着眼点等が入力で
きる。前記従業員が営業関係の部署に属する場合には、
例えば図2に示される業績達成評価シートにあるよう
に、前記個人目標の内容としては、売上高、顧客満足
度、定期訪問、及び顧客開拓等が入力できる。この場合
は、前記従業員が達成すべき業績の数は4つであるか
ら、個人目標の項目数として4を入力する。尚、前記上
長は、前記従業員の上司であってもよく、又、前記従業
員の属する企業の経営者であってもよい。
【0029】重み付けは、前記個人目標の重要度を示
し、前記個人目標と同様に前記従業員と上長との間で、
前記個人目標毎に、通常、総和が1になるように決定さ
れる。図2に示す業績達成評価シートにおいては、重み
付けは、売上高については0.5、顧客満足度について
は0.3、定期訪問及び新規顧客開拓についてはそれぞ
れ0.1が入力される。
【0030】前記賞与支給係数Xは、前記「S」評価得
点区分〜「D」評価得点区分のそれぞれについて入力さ
れ、通常は、前記「S」評価得点区分の賞与支給係数X
が最も大きく、評価得点区分が「A」、「B」、「C」
と下がるにつれて賞与支給係数Xが小さくなり、「D」
評価得点区分の賞与支給係数Xが最も小さくなるように
入力される。
【0031】尚、「B」評価得点区分は、前記個人目標
が目標通りに達成されたとの評価を表わす評価得点区分
であり、前記「A」評価得点区分は、前記個人目標が前
記目標以上に達成されたとの評価を表わす評価得点区分
であり、前記「S」評価得点区分は、前記個人目標が、
前記「A」評価得点区分に対応する達成度を超えて達成
されたとの評価を表わす評価得点区分である。前記
「C」評価得点区分は、前記個人目標が前記目標通りに
達成されなかったとの評価を表わす評価得点区分であ
り、前記「D」評価得点区分は、前記個人目標の達成度
が前記目標を著しく下回っていたとの評価を表わす評価
得点区分である。したがって、前記「S」評価得点区分
及び前記「A」評価得点区分は、本発明における優秀評
価得点区分に相当し、前記「B」評価得点区分は、本発
明における普通評価得点区分に相当し、前記「C」評価
得点区分及び「D」評価得点区分は、本発明における劣
等評価得点区分に相当する。
【0032】例1の賞与額決定装置においては、図2に
示されるように、賞与支給係数Xは、例えば、「B」評
価得点区分については1と自動入力される。「S」評価
得点区分、「A」評価得点区分、「C」評価得点区分、
及び「D」評価得点区分のそれぞれに対応する賞与支給
係数Xは、会社の方針による任意の数値であり、例え
ば、例1においては、それぞれ2.2、1.5、0.7、及び0.5
と入力される。
【0033】前記業績達成評価シート作成データとして
は、他に、前記個人目標の難易度についての目標難易度
評価ランクと目標難易度評価点数等とが入力できる。前
記目標難易度評価ランクとしては、例えば「S」評価ラ
ンク、「A」評価ランク、「B」評価ランク、及び
「C」評価ランクが挙げられ、前記目標難易度評価点数
としては、例えば、「S」評価ランクに対しては+3点
が、「A」評価ランクに対しては+1点が、「B」評価
ランクに対しては0点が、「C」評価ランクに対しては
−2点が入力できる。但し、前記目標難易度評価ランク
及び前記目標難易度評価点数は必ずしも入力する必要は
無い。
【0034】前記キーボード1Aから個人目標の項目数
が入力されたら、演算装置2における業績達成評価シー
ト作成部3が備えるシート作成部3Bは、書式記憶部3
Aに記憶されている業績達成評価シートの書式を呼び出
し、ディスプレー5に表示する。
【0035】前記書式記憶部3Aに記憶されている業績
達成評価シートの書式としては、例えば図3に示される
ように、「1.全社員一律支給分」の欄と「2.個人目
標」の欄と「3.目標の難易度」の欄と「4.コメン
ト」の欄と「5.賞与査定」の欄と「6.人事考課連
結」の欄とを有する書式が挙げられる。
【0036】前記「1.全社員一律支給分」の欄には、
従業員に支給される賞与額における一律支給分の賞与支
給月数が記載される。
【0037】前記「2.個人目標」の欄には、従業員そ
れぞれの個人目標が記載される「目標」の欄、着眼点が
記載される「着眼点」の欄、業績達成度即ち目標達成度
の評価が記載される「評価」の欄、「S」評価配点〜
「D」評価配点が記載される「評価配点」の欄、前記個
人目標のそれぞれに対する重み付けが記載される「ウェ
イト」の欄、前記従業員の目標達成評価得点と前記重み
付との積である合計評価得点が記載される「評価得点」
の欄、及び「S」評価得点区分〜「D」評価得点区分と
前記各評価得点区分に対応する賞与支給係数Xとが記載
される「賞与月数」の欄が設けられている。尚、図3に
示された書式においては、前記「評価」の欄に、従業員
の自己評価を記入する「自己」の欄と上司による評価を
記入する「上司」の欄とが設けられているが、上長のみ
が目標達成度の評価を行う企業においては、「自己」の
欄を設けるには及ばない。
【0038】「3.目標の難易度」の欄には、前記目標
難易度評価ランク及び目標難易度評価点数が記載され
る。
【0039】「5.賞与査定」の欄には、賞与決定部4
における演算内容及び前記賞与決定部4で決定された賞
与額が表示される。
【0040】「6.人事考課連結」の欄には、前記従業
員に関する目標達成度の評価の結果が、後述する人事考
課シートの目標達成力評価得点として記載される。
【0041】尚、業績達成評価シート作成の段階におい
ては、前記「1.全社員一律支給」、「5.賞与査
定」、及び「6.人事考課連結」の欄は、ブランクであ
る。
【0042】尚、前記業績達成評価シートの書式は、図
2に示された例には限定されず、例えば前記例におい
て、「1.全社員一律支給分」の欄、「3.目標の難易
度」の欄、「4.コメント」の欄、「5.賞与査定」の
欄、及び「6.人事考課連結」の欄の少なくとも1つを
省略した書式であってもよい。
【0043】前記シート作成部3Bは、前記キーボード
1A及び賃金額決定装置1Bから入力された業績達成評
価シート作成データを、ディスプレー5に表示された書
式の所定箇所に表示する。
【0044】次いで、前記シート作成部3Bは、賃金額
決定装置1Bから入力された「B」評価配点に基づき、
「S」評価配点、「A」評価配点、「C」評価配点、及
び「D」評価配点を、例えば以下の式、即ち 「S」評価配点=1.6×「B」評価配点 「A」評価配点=1.3×「B」評価配点 「C」評価配点=0.6×「B」評価配点 「D」評価配点=0.3×「B」評価配点 に従って決定し、前記書式の「2.個人目標」における
「評価配点」の欄に表示する。ここで、前記「S」評価
配点は、前記個人目標が目標を遙かに超えて達成された
との評価を表わす評価配点であり、「A」評価配点は、
前記個人目標が目標を超えて達成されたとの評価を表わ
す評価配点であり、「C」評価配点は、前記個人目標が
目標通りに達成されなかったとの評価を表わす評価配点
であり、「D」評価配点は、前記個人目標の達成度が目
標を著しく下回っていたとの評価を表わす評価配点であ
る。したがって、前記「S」評価配点及び前記「A」評
価配点は、本発明の賞与額決定装置における優秀評価配
点に相当し、前記「C」評価配点及び「D」評価配点
は、本発明の賞与額決定装置における劣等評価配点に相
当する。尚、前記シート作成部3Bにおいて決定された
「S」評価配点、「A」評価配点、「C」評価配点、及
び「D」評価配点は、キーボード1Aからの入力により
修正することができる。図2に示された業績達成評価シ
ートにおいては、「S」評価配点、「A」評価配点、
「C」評価配点、及び「D」評価配点は、それぞれ48
点、38点、20点、及び10点である。
【0045】次に、前記シート作成部3Bは、「S」評
価得点区分、「A」評価得点区分、「B」評価得点区
分、「C」評価得点区分、及び「D」評価得点区分が、
それぞれ前記「S」評価配点、前記「A」評価配点、前
記「B」評価配点、前記「C」評価配点、及び前記
「D」評価配点を包含するように、「S」評価得点区
分、「A」評価得点区分、「B」評価得点区分、「C」
評価得点区分、及び「D」評価得点区分を設定する。
【0046】具体的には、「S」評価配点、「A」評価
配点、「B」評価配点、「C」評価配点、及び「D」評
価配点、即ち48点、38点、30点、20点、及び1
0点により区切られる4つの区分における中間の点数、
即ち43点、34点、25点、及び15点を求める。
尚、前記中間の点数の算定において、小数点以下は四捨
五入する。そして、前記中間の点数により区分される5
つの区分、即ち43点以上の区分、42点〜34点の区
分、33点〜25点の区分、24点〜15点の区分、及
び14点以下の区分を、それぞれ「S」評価得点区分、
「A」評価得点区分、「B」評価得点区分、「C」評価
得点区分、及び「D」評価得点区分として設定する。
尚、前記「S」評価得点区分〜「D」評価得点区分は、
何れもキーボード1Aからの入力により修正可能であ
る。
【0047】前記「S」評価得点区分〜「D」評価得点
区分は、図2に示されるように、「2.個人目標」の欄
における最下段に位置する「評価得点区分」の欄に表示
される。
【0048】最後に、キーボード1Aから入力された指
示に基づき、前記ディスプレー5の表示内容をプリンタ
6でA4版の1枚の帳票として印刷し、図2に示された
業績達成評価シートを得る。
【0049】1−2 賞与額の決定 次に、以下の賞与額決定データ、即ち 従業員毎に決められたところの、(a)前記個人目標毎
の達成度を評価するところの、前記「S」評価配点、
「A」評価配点、「B」評価配点、「C」評価配点、及
び「D」評価配点の何れかに等しい業績達成評価得点と
前記個人目標毎の重み付けとの積である目標達成評価得
点を合計した合計評価得点、(b)各個人に支給する賞与
額を計算する基礎となる賞与算定給、 前記所定期間内において得られた賞与原資、 前記賞与原資の内、従業員に一律に支給される一律支
給分と、前記従業員におけるところの、個人目標として
設定された業績の達成度、言い換えれば個人貢献度に応
じて支給される個人貢献度分との比率、 主観的貢献度支給原資、及び 前記主観的貢献度支給原資の範囲内で前記従業員に支
給される特別支給額をキーボード1Aから入力する。し
たがって、キーボード1Aは、業績達成評価シート作成
装置を備える賞与額決定装置における賞与額決定データ
入力手段にも相当する。
【0050】ある従業員について、図5に示されるよう
に、売上高が目標に達せず、顧客満足度と顧客開拓とが
目標通りに達成され、定期訪問が、目標を遙かに超過し
て達成されたと評価されたときは、前記従業員の「売上
高」、「顧客満足度」、「定期訪問」、及び「顧客開
拓」のそれぞれに対する目標達成評価得点は、 「売上高」の目標達成評価得点=「C」評価配点×「売
上高」の重み付け=20(点)×0.5=10(点) 「顧客満足度」の目標達成評価得点=「B」評価配点×
「顧客満足度」の重み付け=30(点)×0.3= 9
(点) 「定期訪問」の目標達成評価得点=「S」評価配点×
「定期訪問」の重み付け=48(点)×0.1= 4.
8(点) 「顧客開拓」の目標達成評価得点=「B」評価配点×
「顧客開拓」の重み付け=30(点)×0.1= 3
(点) である。
【0051】ここで、合計評価得点は、前記「売上
高」、「顧客満足度」、「定期訪問」、及び「顧客開
拓」のそれぞれの目標達成評価得点の和であるから、合
計評価得点としては、図5に示されるように、 10点+9点+4.8点+3点=26.8点≒27点 が入力される。
【0052】賞与原資は、例えば売上高から変動費を引
いた付加価値の約40%を計画人件費とし、前記計画人
件費と、当半期に従業員に実際に支払ったところの、給
与を含む賃金の総額である当半期実績人件費との差とし
て決定することができるが、前記方法以外の方法で定め
た金額であってもよい。
【0053】賞与算定給は、各従業員に支給される賞与
額を計算する基礎になり、具体的には、賞与を支給され
る従業員の基本給、能力給、及び本人給等の何れかであ
る。又、賞与算定給の金額は、前記従業員の基本給、能
力給、及び本入給の金額に関係なく、任意に定めてもよ
い。尚、例1の賞与額決定装置においては、前記賞与算
定給としては、従業員の基本給が入力される。
【0054】主観的貢献度支給原資は、前記個人目標以
外の業績、即ち上長と従業員との間で取り決められてい
ない業績に関する前記従業員の達成度についての上長の
主観的評価である主観的貢献度に応じて支給される主観
的貢献度支給分に充てられる原資であり、前記賞与原資
の5〜15%程度とするのが実務的である。
【0055】前記キーボード1Aから前記賞与額決定デ
ータが入力されると、賞与額決定部4において、以下の
手順に従って賞与額が決定される。
【0056】前記キーボード1Aから、賞与原資の額と
して800万円が入力され、前記賞与原資の内の一律支
給分と個人貢献度支給分との比率として4:6が入力さ
れると、前記賞与原資の800万円と一律支給分の比率
4/(4+6)=0.4とから、賞与支給対象者全員に
一律に支給するための一律支給賞与合計原資の額を32
0万円(=800万円×0.4)と計算し、各従業員の
貢献度に応じて支給する個人貢献度支給賞与合計原資の
額を480万円(=800万円×0.6)と計算する。
【0057】前記キーボード1Aから従業員の賞与算定
給の合計額として例えば300万円が入力されると、前
記賞与額決定部4は、前記一律支給賞与合計原資の額を
前記従業員数の賞与算定給の合計額で除して一律支給賞
与額計算の基礎となる一律支給賞与基本月数を決定す
る。 320万円(一律支給賞与合計原資)/300万円(従
業員の賞与算定給の合計額)≒1.07ヶ月(一律支給
賞与基本月数)
【0058】次いで、前記賞与額決定部4は、前記個人
貢献度支給賞与合計原資から主観的貢献度支給原資を差
し引いた額を、前記従業員数の賞与算定給の合計額で除
して個人貢献度支給賞与額計算の基礎となる個人貢献度
賞与支給指数χを決定する。 [480万円(個人貢献度支給賞与合計原資)−60万
円(主観的貢献度支給原資)]÷300万円(従業員の
賞与算定給の合計額)=1.4(個人貢献度賞与支給指
数χ)
【0059】前記賞与額決定部4は、前記業績達成評価
シート作成時に設定された「S」評価得点区分〜「D」
評価得点区分と、前記評価得点区分のそれぞれに対応し
て入力又は自動設定された賞与支給係数Xとの対応表を
作成し、前記対応表に前記合計評価得点を当てはめて前
記合計評価得点に対応する賞与支給係数を求め、前記賞
与支給係数に前記個人貢献度賞与支給指数を乗じて個人
貢献度賞与支給基本月数を決定する。ここで、前述のよ
うに、従業員の合計評価得点は27点であるから、前記
合計評価得点は、33点〜25点の評価得点区分、即ち
「B」評価得点区分に包含される。そこで、前記賞与額
決定部4は、前記「B」評価得点区分に対応する賞与支
給係数Xである1を呼び出し、前記賞与支給係数Xに個
人貢献度賞与支給指数χを掛けて個人貢献度賞与支給基
本月数を決定する。即ち、 1.0(賞与支給係数X)×1.4(個人貢献度賞与支
給指数χ)=1.4ヶ月(個人貢献度賞与支給基本月
数)
【0060】前記賞与額決定部4は、賞与算定給と前記
個人貢献度賞与支給基本月数及び一律支給賞与基本月数
の合計値とを乗じた金額と特別支給額とを加算すること
によりその従業員に支払うべき賞与額を計算する。した
がって、前記従業員の賞与算定給が例えば15万円であ
る場合には、賞与額は、 15万円(賞与算定給)×[1.4ヶ月(個人貢献度賞
与支給基本月数)+1.07ヶ月(一律支給賞与基本月
数)]+10万円(特別支給額)=47.05万円(賞
与額) となる。
【0061】最後に、前記賞与額決定部4は、従業員の
氏名、合計評価得点、賞与算定給、個人貢献度賞与支給
基本月数、賞与額、及び賞与額の内訳等を一覧表として
表示し、プリンタ6において前記一覧表を1枚の帳票に
印刷する。前記一覧表の一例を図4に示す。
【0062】尚、前記賞与額決定部4は、前記賞与算定
給、個人貢献度賞与支給基本月数、賞与額、及び賞与額
の内訳等を図2に示される業績達成評価シート中に表示
してもよい。前記事項を表示した業績達成評価シートの
一例を図5に示す。
【0063】例1の賞与額決定装置において、「B」評
価配点についてもキーボード1Aから入力するように構
成した賞与額決定装置、及び「S」評価配点〜「D」評
価配点を全て賃金額決定装置1Bから入力するように構
成した賞与額決定装置も本発明の賞与額決定装置に包含
される。後者の賞与額決定装置においては、前記「S」
評価配点〜「D」評価配点は、それぞれ後述する人事考
課シート上に表示されるところの、後述する上半期目標
達成力又は下半期目標達成力に対応する目標達成力
「S」評価配点〜目標達成力「D」評価配点でもある。
【0064】前記業績達成評価シート作成データと賞与
額決定データとを入力する入力ステップと、前記入力ス
テップにおいて入力された業績達成評価シート作成デー
タに基づいて業績達成評価シートを作成する業績達成評
価シート作成ステップと、前記入力ステップにおいて入
力された賞与額決定データに基づいて賞与額を決定する
演算ステップと、前記業績達成評価シート作成ステップ
において作成された業績達成評価シート、及び前記演算
ステップで決定された賞与額等が記載された一覧表等を
ディスプレーに表示し、前記ディスプレーにおける表示
内容をプリンターで印刷する出力ステップとを備える賞
与額決定方法をコンピュータ、具体的には通常のパーソ
ナルコンピュータに実施させるプログラムを前記コンピ
ュータにインストールすることにより、前記コンピュー
タを例1の賞与額決定装置として作動させることができ
る。尚、前記入力ステップは、本発明における賞与額決
定データ入力ステップと業績達成評価シート作成データ
入力ステップとに対応する。前記プログラムが記録でき
る記録媒体としては、通常のコンピュータにおいて読み
取り可能な媒体が挙げられ、具体的には、CD−ROM
及びフロッピーディスク等が挙げられる。又、インター
ネットを通じて前記コンピュータに前記プログラムをダ
ウンロードし、インストールしても、前記コンピュータ
を例1の賞与額決定装置として作動させることができ
る。
【0065】例1の賞与額決定装置は、前述のように、
企業の業績に基づいて定められる賞与原資と、従業員個
人の業績達成度、換言すれば目標達成度とに基づいて賞
与額を決定しているので、企業の業績と従業員の目標達
成度とに応じて賞与額を決定できる。
【0066】しかも、前記賞与額決定装置においては、
決定された賞与額だけでなく、前記従業員の個人目標の
内容、前記従業員に支給される賞与額の内の一律支給
分、及び前記賞与額の内の個人貢献度支給分等も一枚の
画像又は帳票の形式で表示するので、賞与額を決定する
基準を明確にできる。
【0067】更に、前記賞与額決定装置としては通常の
パーソナルコンピュータが使用でき、しかも、必要最小
限の事項を入力するだけで、業績達成評価シートの作
成、及び賞与額の決定が行えるから、前記賞与額決定装
置は、人事専門の担当者がいない中小企業においても容
易に使用できるという特長を有する。
【0068】2.例2 例2は、本発明に係る賃金額決定装置の内、人事考課シ
ート作成装置を備える賃金額決定装置の一例であり、図
6に示されるように、(1)人事考課シートの作成に必要
な人事考課シート作成データと、賃金額の決定に必要な
賃金額決定データとを入力するところの、前記賃金額決
定装置における人事考課シート作成データ入力手段及び
賃金額決定データ入力手段に相当するキーボード7と、
(2)後述する評価点数該当表と職務給表とが記憶されて
いるところの、前記賃金額決定装置における記憶手段に
相当する記憶装置8と、(3)前記キーボード7から入力
された人事考課シート作成データに基づいて人事考課シ
ートを作成するところの、前記賃金額決定装置における
人事考課シート作成手段に相当する人事考課シート作成
部10、及び前記キーボード7から入力された賃金額決
定データに基づいて従業員の新たな賃金額を決定する賃
金額決定部11を備えるところの、前記賃金額決定装置
における演算手段に相当する演算装置9と、(4)前記人
事考課シート作成部10で作成された人事考課シート、
及び前記賃金額決定部11で決定された新賃金額を表示
するディスプレー12と、(5)前記ディスプレー5の表
示内容を出力するプリンタ13とを備える。
【0069】前記ディスプレー12及びプリンタ13
は、前記賃金額決定装置における人事考課シート出力手
段及び賃金額出力手段に相当する。
【0070】人事考課シートは、従業員の目標達成力、
能力、及び情意を評価する人事考課を行うのに用いられ
るシートである。前記人事考課シートの一例を図7に示
す。
【0071】前記人事考課シート作成部10は、図6に
示されるように、人事考課シートの書式が記憶されてい
る書式記憶部10Aと、前記書式記憶部10Aから人事
考課シートの書式を読み出して人事考課シートを作成す
るシート作成部10Bとを有する。
【0072】前記書式記憶部10A及び記憶装置8とし
ては、例えば通常のパーソナルコンピュータにおけるハ
ードディスク、ROM、及びRAM等が挙げられる。
【0073】前記シート作成部10B及び賃金額決定部
11としては、例えば通常のパーソナルコンピュータに
おけるCPU等が挙げられる。
【0074】以下に、例2の賃金額決定装置を用いて人
事考課シートを作成する手順、及び賃金額を決定する手
順の例について説明する。
【0075】2−1 人事考課シートの作成 先ず、前記キーボード7から人事考課シート作成データ
を入力する。前記人事考課シート作成データとしては、
例えば図6に示されるように、 考課要素数 目標達成力評価項目、能力評価項目、及び情意評価項
目 前記目標達成力評価項目、能力評価項目、及び情意評
価項目の各々に関する評価基準を示す着眼点 目標達成力評価配点、能力評価配点、及び情意評価配
点の内、「B」評価に対応する目標達成力「B」評価配
点、能力「B」評価配点、及び情意「B」評価配点 等が挙げられる。
【0076】前記目標達成力評価項目、能力評価項目、
及び情意評価項目は、従業員を人事考課する要素である
から、考課要素と言い換えることもできる。又、前記目
標達成力評価項目は、成績考課要素とも言い換えられ
る。
【0077】前記目標達成力評価項目は、従業員が所定
の期間内において達成すべき業績として前記従業員と上
長との間で決定された業績の達成度合い、具体的は、例
1の賞与額決定装置に入力された個人目標の達成度合い
に関する評価項目である。
【0078】前記目標達成力評価項目としては、例え
ば、上半期における業績の達成度合いに関する上半期目
標達成力、及び下半期における業績の達成度合いに関す
る下半期目標達成力等が挙げられる。
【0079】前記能力評価項目は、従業員の業務遂行能
力、言い換えれば、前記従業員本人が格付けされている
職務等級に対応する業務を遂行するのに必要な能力に関
する評価項目であり、具体的には、 ・業務の進行状況を的確に把握し、適時に適切な指揮・
指導をする能力に関する管理統率力、 ・会社の方針及び経営トップの意図を的確に把握し、多
少異例的な事象に当たっても、満足な成果を上げられる
ように的確な判断・決断を行う能力に関する判断・決断
力、 ・目標達成の実行計画を緻密に策定し、この実行計画に
部下にも積極的に参画させて目標を達成する能力に関す
る実行力、 ・部下に教育目標を明示し、積極的に自己啓発に当たら
せる能力に関する人材育成能力、 ・上司又は経営トップに対し、率直な意見具申を行って
上司・経営トップの判断を助ける能力に関する上司への
補佐能力、 ・高度な経営管理知識を有し、全社的発想に立って行動
できる能力に関する経営マインド、 ・実効性のある業務改善策を推進する能力に関する業務
改善力、及び ・突発的な事象が生じた場合において、社内他部署及び
取引先と要領を得た折衝を行う能力に関する折衝・交渉
力等が挙げられる。
【0080】前記能力評価項目としては、他に、従業員
が前記業務を遂行するのに必要な専門知識、顧客が何を
望んでいるかを見抜き、顧客の要望にあった商品を開発
できる能力に関する企画力、目標の達成において障害に
なる問題点を発見する能力に関する問題発見力、前記問
題点に対する適切な解決策を提示する能力に関する問題
解決力、経営トップが掲げた目標に沿った目標を提示で
きる能力に関する目標設定力、問題点の発見、発見され
た問題点に対する解決策の策定、目標の設定等に必要な
情報を収集する能力に関する情報収集力、収集した情報
を分析して合理的な結論を導く能力に関する分析力、及
び目標の設定に向けて部下を組織できる能力に関する組
織力等が挙げられる。
【0081】情意評価項目は、従業員における業務に対
する情意に関する評価項目であり、具体的には、 ・困難な状況下においても自己の職務に積極的に取り組
んでいるかどうかに関する積極性 ・困難な任務に対しても最善の努力を傾けて前記任務を
完遂するかどうかに関する責任感、及び ・常に知識及び自己の職務遂行に必要な技量を磨き、自
助努力する自己啓発等が挙げられる。
【0082】前記情意評価項目としては、他に、上司、
同僚、及び部下と協力して自己の職務を遂行しているか
どうかに関する協調性、及び自己の属する職場において
自己を律して職場の規範たらんと努めているかどうかに
関する規律性等が挙げられる。
【0083】目標達成力評価配点は、前記目標達成力評
価項目のところで述べた業績の達成度合いを評価する配
点であり、能力評価配点は、前記能力評価項目のところ
で述べた業務遂行能力を評価する配点であり、情意評価
配点は、前記情意評価項目のところで述べた情意を評価
する配点である。
【0084】前記目標達成力評価配点、前記能力評価配
点、及び前記情意評価配点は、それぞれ例えば「S」、
「A」、「B」、「C」、及び「D」の5段階からなる
評価配点として定めることができる。
【0085】前記評価配点の内、目標達成力「S」評価
配点〜目標達成力「D」評価配点は、従業員の個人目標
の達成度合いについての、例1の賞与額決定装置におけ
る「S」評価配点〜「D」評価配点と同様の評価配点で
ある。
【0086】能力「B」評価配点及び情意「B」評価配
点は、それぞれ従業員の業務遂行能力及び情意につき、
前記従業員が属する職務等級における期待水準にあるこ
とを表わし、能力「A」評価配点及び情意「A」評価配
点は、前記期待水準よりも高い水準にあることを表わ
す。
【0087】能力「S」評価配点及び情意「S」評価配
点は、それぞれ従業員の業務遂行能力及び情意が、前記
期待水準よりも遙かに高い水準にあり、具体的には、上
位の職務等級に昇格させても「A」評価がとれる水準に
あることを表わす。
【0088】一方、能力「C」評価配点及び情意「C」
評価配点は、それぞれ従業員の業務遂行能力及び情意
が、前記期待水準に達しないことを表わし、能力「D」
評価配点及び情意「D」評価配点は、前記期待水準から
程遠く、前記能力「C」評価配点及び情意「C」評価配
点における評価水準にも達しないことを表わす。
【0089】したがって、前記目標達成力「S」評価配
点と目標達成力「A」評価配点とは、本発明における目
標達成力優秀評価配点に相当し、能力「S」評価配点と
能力「A」評価配点とは、本発明における能力優秀評価
配点に相当し、情意「S」評価配点と情意「A」評価配
点とは、本発明における情意優秀評価配点に相当する。
一方、前記目標達成力「C」評価配点と目標達成力
「D」評価配点とは、本発明における目標達成力劣等評
価配点に相当し、能力「C」評価配点と能力「D」評価
配点とは、本発明における能力劣等評価得点に相当し、
情意「C」評価配点と情意「D」評価配点とは、本発明
における情意劣等評価配点に相当する。尚、目標達成力
「B」評価配点と能力「B」評価配点と情意「B」評価
配点とは、それぞれ本発明における目標達成力通常評価
配点と能力通常評価配点と情意通常評価配点とに相当す
る。
【0090】キーボード7からは、前記目標達成力
「B」評価配点、能力「B」評価配点、及び情意「B」
評価配点が入力される。
【0091】前記目標達成力「B」評価配点、能力
「B」評価配点、及び情意「B」評価配点は、通常は、
合計が100点になるように入力される。図6に示され
る人事考課シートの例においては、前記目標達成力
「B」評価配点については、上半期目標達成力及び下半
期目標達成力のそれぞれに対応して30点づつ、合計6
0点が入力され、能力「B」評価配点については31点
が、情意「B」評価配点については9点が入力されてい
るが、前記点数には限定されない。
【0092】キーボード7から考課要素の数が入力され
ると、演算装置9における人事考課シート作成部10の
備えるシート作成部10Bは、前記人事考課シート作成
部10における書式記憶部10Aから人事考課シート書
式を呼び出し、前記人事考課シート書式をディスプレー
13に表示する。
【0093】前記人事考課シート書式としては、例えば
図8に示されるように、前記目標達成力評価項目、能力
評価項目、及び情意評価項目が記載される「考課要素」
欄、目標達成力評価項目、能力評価項目、及び情意評価
項目の着眼点が示される「着眼点」欄、前記目標達成力
評価項目、能力評価項目、情意評価項目のそれぞれにつ
いて、従業員が自己評価を記入する「自己」の欄と上長
が前記従業員についての評価結果を記入する「上司」の
欄、及び前記目標達成力評価項目、能力評価項目、及び
情意評価項目のそれぞれの評価配点を示す「評価配点」
欄を有する書式等を挙げることができる。
【0094】次いで、前記シート作成部10Bは、前記
キーボード7から入力された人事考課シート作成データ
を前記書式における所定の箇所に表示する。
【0095】そして、前記シート作成部10Bは、前記
キーボード7から入力された目標達成力「B」評価配
点、能力「B」評価配点、及び情意「B」評価配点に基
づいて、目標達成力「A」評価配点と能力「A」評価配
点と情意「A」評価配点との和(以下、「総合『A』評
価配点」という。)が、目標達成力「B」評価配点と能
力「B」評価配点と情意「B」評価配点との和(以下、
「総合『B』評価配点」という。)よりも大きくなり、
目標達成力「S」評価配点と能力「S」評価配点と情意
「S」評価配点との和(以下、「総合『S』評価配点」
という。)が、前記総合「A」評価配点よりも大きくな
り、目標達成力「C」評価配点と能力「C」評価配点と
情意「C」評価配点との和(以下、「総合『C』評価配
点」という。)が、前記総合「B」評価配点よりも小さ
くなり、目標達成力「D」評価配点と能力「D」評価配
点と情意「D」評価配点との和(以下、「総合『D』評
価配点」という。)が、前記総合「C」評価配点よりも
小さくなるように、前記各評価配点を設定する。
【0096】前記各評価配点は、具体的には、前記総合
「B」評価配点を100点としたとき、総合「S」評価
配点が160±5点であり、総合「A」評価配点が13
0±3点であり、総合「C」評価配点が60±3点であ
り、総合「D」評価配点が30±3点になるように設定
できる。
【0097】尚、シート作成部10Bにおいては、前記
目標達成力「S」評価配点〜目標達成力「D」評価配点
については、それぞれ例1の賞与額決定装置における業
績達成評価配点、即ち「S」評価配点〜「D」評価配点
と連動させることが好ましい。具体的には、前記目標達
成力「S」評価配点〜目的達成力「D」評価配点におけ
るところの、上半期目標達成力及び下半期目標達成力の
おのおのに対応する配点を、それぞれ「S」評価配点〜
「D」評価配点として例1の賞与額決定装置に入力でき
る。又、逆に、例1の賞与額決定装置に入力された
「S」評価配点〜「D」評価配点を、前記上半期目標達
成力及び下半期目標達成力のそれぞれに対応する目標達
成力「S」評価配点〜目的達成力「D」評価配点として
入力できる。
【0098】シート作成部10Bは、前述のようにして
設定された目標達成力評価配点、能力評価配点、及び情
意評価配点等を、図8の人事考課シート書式における
「評価配点」の欄に表示する。
【0099】前記人事考課シート書式の「評価配点」の
欄に表示された目標達成力評価配点、能力評価配点、及
び情意評価配点は、何れも、キーボード7からの入力に
より修正できる。
【0100】以上述べた手順により、図7に示されるよ
うな人事考課シートが作成される。シート作成部10B
において作成された人事考課シートは、プリンタ12に
より印刷される。
【0101】2−2 賃金額の決定 例2の賃金額決定装置で賃金額を決定するときには、キ
ーボード7から、賃金額決定データとして、従業員毎に
決められた目標達成力評価得点、能力評価得点、及び情
意評価得点の合計である総合評価得点を入力する。前記
目標達成力得点は、前記例1の賞与額決定装置に入力さ
れた合計評価得点に等しく、前記能力評価得点は、前記
能力「S」評価配点〜前記能力「D」評価配点の何れか
に等しく、前記情意評価得点は、前記情意「S」評価配
点〜情意「D」評価配点の何れかに等しい点数である。
尚、例2の賃金額決定装置においては、前記総合評価得
点を入力する代わりに、目標達成力評価得点、能力評価
得点、及び情意評価得点をそれぞれ入力し、後述する賃
金額決定部11において前記目標達成力評価得点と前記
能力評価得点と前記情意評価得点とを加算して総合評価
得点を求めるように構成してもよい。前記賃金額決定装
置においては、例1の賞与額決定装置において入力され
た合計評価得点を、前記目標達成力評価得点として自動
入力するように構成してもよい。
【0102】賃金額決定部11は、記憶装置8から評価
点数該当表を読み出して、この評価点数該当表と前記総
合評価得点とを突き合わせ、前記総合評価得点に対応す
る職務等級・号昇降数を決定する。そして、前記従業員
の現在の職務等級・号に前記職務等級・号昇降数を加算
して前記従業員の新職務等級・号を決定する。
【0103】賃金額決定部11は、更に、前記記憶装置
8から職務給表を読み出して、前記職務給表と前記新職
務等級・号とを突き合わせ、前記新職務等級・号に該当
する職務給を、前記従業員の新賃金として決定する。
【0104】前記新賃金は、前記従業員についての、後
述する総合評価ランク、現在の職務等級・号、新たな職
務等級・号等と共に、一覧表としてディスプレー13に
表示され、プリンタ12において印刷される。
【0105】前記記憶装置8に記憶されている評価点数
該当表は、(a)前記総合評価得点において、 ・通常の評価であるとする通常総合評価得点範囲、 ・通常の評価よりも優秀であると評価される少なくとも
1種の優秀総合評価得点範囲、及び ・通常の評価よりも劣等であると評価される少なくとも
1種の劣等総合評価得点範囲 からなる総合評価ランクと(b)前記通常総合評価得点範
囲、優秀総合評価得点範囲、及び劣等総合評価得点範囲
のそれぞれに対応する職務等級・号昇降数とを示す。
【0106】前記評価点数該当表としては、例えば、図
9に示される評価点数該当表、即ち、(a)前記総合評価
得点において、 ・通常の評価、即ち「B」評価であるとする「B」評価
得点範囲、 ・前記「B」評価よりも優秀であると評価される「A」
評価得点範囲、 ・前記「A」評価よりも優秀であると評価される「S」
評価得点範囲、 ・前記「B」評価よりも劣等であると評価される「C」
評価得点範囲、及び ・前記「C」評価よりも劣等であると評価される「D」
評価得点範囲 からなる総合評価ランクと、(b)前記「S」評価得点範
囲〜「D」評価得点範囲のそれぞれに対応する職務等級
・号昇降数とを、示す表等が挙げられる。
【0107】前記「S」評価得点範囲及び前記「A」評
価得点範囲は、本発明の賃金額決定装置における優秀総
合評価得点範囲に相当し、前記「B」評価得点範囲は、
前記賃金額決定装置における通常総合評価得点範囲に相
当し、前記「C」評価得点範囲及び前記「D」評価得点
範囲は、前記賃金額決定装置における劣等総合評価得点
範囲に相当する。
【0108】図9に示されるように、前記評価点数該当
表においては、総合「S」評価配点(160点)と総合
「A」評価配点(129点)との中間点(145点)以
上の区分を「S」評価得点範囲として設定し、前記中間
点(145点)、及び総合「A」評価配点(129点)
と総合「B」評価配点(100点)との中間点(115
点)によって区分される区分を「A」評価得点範囲とし
て設定し、前記中間点(115点)、及び総合「B」評
価配点(100点)と総合「C」評価配点(61点)と
の中間点(81点)によって区分される区分を「B」評
価得点範囲として設定し、前記中間点(81点)、及び
総合「C」評価配点(61点)と総合「D」評価配点
(30点)との中間点(46点)によって区分される区
分を「C」評価得点範囲として設定し、前記中間点(4
6点)未満の区分を「D」評価得点範囲として設定して
いる。
【0109】したがって、前記「S」評価得点範囲〜
「D」評価得点範囲は、それぞれ145点以上、115
点〜144点、81点〜114点、46点〜80点、及
び45点以下の区分に相当する。
【0110】尚、前記「S」評価得点範囲〜「D」評価
得点範囲は、それぞれ総合「S」評価配点〜総合「D」
評価配点を包含する限り、前記各区分には限定されな
い。
【0111】前記評価点数該当表における職務等級・号
昇降数は、従業員の号数の昇降を示すから、号数アップ
数と言い換えることもできる。
【0112】ここで職務等級は、前記従業員の職務のグ
レードを示す等級であり、具体的には、後述する職務給
表にあるように、「アシスタント」、「ライン」、「ス
ペシャリスト」、及び「プロフェッショナル」、又は1
等級、2等級、3等級、4等級等の名称を有する等級が
挙げられる。
【0113】前記「S」評価得点範囲〜「D」評価得点
範囲のそれぞれに対応する職務等級・号昇降数は、任意
に設定できる。図9に示された評価点数該当表において
は、前記「S」評価得点範囲〜「D」評価得点範囲のそ
れぞれに対応する職務等級・号昇降数、即ち号数アップ
数として4号、3号、2号、1号、及び−1号が設定さ
れている。
【0114】前記職務給表は、従業員における職務等級
・号と前記職務等級・号に対応する賃金額とを示す。
【0115】前記職務給表としては、例えば、図10に
示されるように、1等級〜4等級の4つの職務等級と、
前記職務等級の各々に対応する20段階の号数とを有す
る職務等級・号と、前記職務等級・号のそれぞれに対応
する賃金、即ち職務給とを示す表等が挙げられる。尚、
前記職務等級は4段階よりも多くても少なくてもよく、
又、図10に示されるように、「アシスタント」、「ラ
イン」、「スペシャリスト」、及び「プロフェッショナ
ル」の名称が付されていてもよい。号数も又、20段階
よりも多くても少なくてもよい。
【0116】ある従業員(2等級、16号)について、
例2の賃金額設定装置で従業員の新賃金を決定する手順
を具体的に説明する。
【0117】前記従業員の目標達成評価得点の和である
合計評価得点が、上半期及び下半期の何れにおいても、
例1の賞与額決定装置における「B」評価得点区分に包
含される27点であり、業務遂行能力及び情意について
の人事考課が「B」評価であったとすると、前記従業員
の目標達成力評価得点は、上半期及び下半期の合計評価
得点の和に等しく、能力評価得点、及び情意評価得点
は、それぞれ能力「B」評価配点及び情意「B」評価配
点に等しいから、前記キーボード7から、前記従業員の
総合評価得点として、 上半期の合計評価得点+下半期の合計評価得点+能力
「B」評価配点+情意「B」評価配点=27点+27点
+31点+9点=94点 が入力される。
【0118】キーボード7から前記従業員の総合評価得
点が入力されると、前記賃金額決定部11は、記憶装置
8から図9に示される評価点数該当表を読み出し、前記
総合評価得点、即ち94点を、前記評価点数該当表にお
ける「S」評価得点範囲〜「D」評価得点範囲と突き合
わせる。前記総合評価得点は、81点〜114点の範囲
である「B」評価得点範囲に属するから、前記賃金額決
定部11は、前記総合評価得点に対応する号数アップ数
として、前記「B」評価得点範囲に対応する+2号を設
定する。
【0119】そして、前記賃金額決定部11は、前記従
業員の現在の職務等級・号である「2等級、16号」に
おける号数に前記号数アップ数の+2号を加えた「2等
級、18号」を前記従業員の新たな職務等級・号として
設定する。
【0120】前記従業員の新たな職務等級・号が設定さ
れたら、前記賃金額決定部11は、記憶装置8から、図
10に示される職務給表を読み出し、前記「2等級、1
8号」に対応する職務給である177,500円を前記
従業員の新賃金として設定する。
【0121】前記賃金額は、前記総合評価得点に対応す
る総合評価ランク、新等級・号、現職務給、及び昇給額
等とともに、図11に示される一覧表としてディスプレ
ー13に表示され、プリンタ12において印刷される。
【0122】尚、前記人事考課シート作成データ及び賃
金額決定データを入力する入力ステップと、前記評価点
数該当表と職務給表とを記憶する記憶ステップと、前記
人事考課シート作成データに基づいて人事考課シートを
作成する人事考課シート作成ステップと、前記記憶ステ
ップにおいて記憶された評価点数該当表を読み出し、こ
の評価点数該当表と前記賃金額決定データとして入力さ
れた総合評価得点とを突き合わせてその総合評価得点に
対応する職務等級・号昇降数を決定してその従業員の現
職務等級・号と職務等級・号昇降数とを加算して新職務
等級・号を決定し、前記記憶ステップにおいて記憶され
た職務給表を読み出してその新職務等級・号に該当する
新賃金を前記職務給表から決定する演算ステップと、前
記演算ステップにおいて決定された新賃金を出力する出
力ステップ手段とを有する人事考課シート作成方法を、
コンピュータ、具体的には通常のパーソナルコンピュー
タに実行させるプログラムを前記コンピュータにインス
トールすることにより、前記コンピュータを例2の賃金
額決定装置として作動させることができる。尚、前記入
力ステップは、本発明における賃金額決定データ入力ス
テップと人事考課シート作成データ入力ステップとに対
応する。前記プログラムを記録する記録媒体としては、
例1の賞与額決定装置のところで述べた記録媒体が挙げ
られる。
【0123】例2の賃金額決定装置においては、人事考
課及び賃金の決定において、従業員の業績達成度合い
(目標達成度)を反映させることができ、しかも、昇給
・降給基準を明確にできるから、従業員の「やる気」を
喚起することができる。
【0124】又、例2の賃金額決定装置としては、通常
のパーソナルコンピュータが使用でき、しかも必要最小
限の入力で人事考課シートの作成及び賃金額の決定が行
えるから、人事専門の担当者がいない中小企業において
も容易に使用できる。
【0125】更に、例2の賃金額決定装置においては、
例1の賞与額決定装置における評価配点及び合計評価得
点と連動して目標達成力評価配点及び得点を設定及び入
力しているから、構成がより単純であり、キーボード7
から入力する項目がより少ないだけでなく、人事考課及
び賃金の決定において、従業員の業績達成度合いを特に
よく反映させることができるという特長を有する。
【0126】
【発明の効果】本発明によれば、中小企業におけるとこ
ろの、賞与原資が企業業績によって大きく変動し、しか
も期首の見込み通りの企業業績を挙げられるとは限らな
い故に、従業員に予め賞与額を明示したくてもできない
という矛盾を解消し、賞与額を決定する基準を明示でき
る賞与額決定装置が提供される。
【0127】又、最小限の入力で業績達成評価シートを
作成できる業績達成評価シート作成装置を有する賞与額
決定装置も、本発明により提供される。
【0128】本発明によれば、中小企業においても、能
力主義に基づく従業員の昇給・降給額の決定が容易に行
え、しかも、昇給・降給基準を明確にでき、従業員への
「やる気」の動機付けにもなる賃金額決定装置が提供さ
れる。
【0129】又、最小限の入力で人事考課シートを作成
できる人事考課シート作成装置を有する賃金額決定装置
も、本発明により提供される、更に、本発明によれば、
コンピュータ、特に通常のパーソナルコンピュータを前
記賞与額決定装置又は賃金額決定装置として動作させる
プログラムが記録されたところの、コンピュータで読み
取り可能な記録媒体も提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、例1の賞与額決定装置の構成について
概略を示す概略図である。
【図2】図2は、例1の賞与額決定装置において作成さ
れた業績達成評価シートの一例を示す。
【図3】図3は、例1の賞与額決定装置に記憶されてい
る業績達成評価シート書式の一例を示す。
【図4】図4は、例1の賞与額決定装置における出力結
果の一例である。
【図5】図5は、例1の賞与額決定装置における出力結
果の別の一例であり、賞与額等が記載された業績達成評
価シートの一例である。
【図6】図6は、例2の賃金額決定装置について構成の
概略を示す概略図である。
【図7】図7は、例2の賃金額決定装置において作成さ
れた人事考課シートの一例を示す。
【図8】図8は、例2の賃金額決定装置に記憶されてい
る前記人事考課シート書式の一例である。
【図9】図9は、例2の賃金額決定装置における記憶装
置に記憶されている評価点数該当表の一例である。
【図10】図10は、例2の賃金額決定装置における記
憶装置に記憶されている職務給表の一例である。
【図11】図11は、例2の賃金額決定装置における出
力結果の一例である。
【符号の説明】
1A…キーボード、1B…賃金額決定装置、2…演算装
置、3…業績達成評価シート作成部、3A…書式記憶
部、3B…シート作成部、4…賞与額決定部、5…ディ
スプレー、6…プリンタ、7…キーボード、8…記憶装
置、9…演算装置、10…人事考課シート作成部、10
A…書式記憶部、10B…シート作成部、11…賃金額
決定部、12…プリンタ、13…ディスプレー。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(1)(a)従業員毎に決められたところの、 前記従業員が所定期間内に達成すべき業績として従業員
    と上長との間で予め決定された1以上の業績の達成度を
    評価するところの、前記業績が目標通りに達成されたと
    評価する普通評価配点と、前記業績が目標を超えて達成
    されたと評価する優秀評価配点と、前記業績が目標通り
    に達成されていないと評価する劣等評価配点との何れか
    に等しい業績達成評価得点と、前記業績の重要度を示す
    重み付けとの積の合計である合計評価得点、及び各個人
    に支給する賞与額を計算する基礎となる賞与算定給、 (b)前記所定の期間内において得られた賞与原資、 (c)前記賞与原資の内で従業員に一律に支給する一律支
    給分と個人貢献度に応じて支給する個人貢献度支給分と
    の比率、 (d)前記上長と従業員との間で取り決められていない業
    績であって、上長が独自に判断するその従業員の業績に
    ついての主観的な評価としての主観的貢献度支給分のた
    めの主観的貢献度支給原資、並びに (e)前記主観的貢献度支給原資の範囲内でその従業員に
    支給する特別支給額を入力する賞与額決定データ入力手
    段と (2) 前記賞与原資と前記比率とに基づいて、賞与支給
    対象者全員に一律に支給するための一律支給賞与合計原
    資と各従業員の貢献度に応じて支給する個人貢献度支給
    賞与合計原資とを計算し、 前記一律支給賞与合計原資を、前記賞与算定給の合計額
    で除して一律支給賞与額計算の基礎となる一律支給賞与
    基本月数を決定し、 前記個人貢献度支給賞与合計原資から主観的貢献度支給
    原資を差し引いた額を、前記賞与算定給の合計額で除し
    て個人貢献度支給賞与額計算の基礎となる個人貢献度賞
    与支給指数を決定し、 業績の達成度により決定された賞与支給係数を、前記普
    通評価配点が包含される普通評価得点区分、前記優秀評
    価配点が包含される少なくとも1つの優秀評価得点区
    分、及び前記劣等評価配点が包含される少なくとも1つ
    の劣等評価得点区分を有する評価得点区分と対応付けた
    ところの、予め定められた表に前記合計評価得点を当て
    はめて、前記合計評価得点が包含される評価得点区分に
    対応する賞与支給係数を、前記合計評価得点に対応する
    賞与支給係数とし、前記賞与支給係数に前記個人貢献度
    賞与支給指数を乗じて個人貢献度賞与支給基本月数を決
    定し、 賞与算定給と前記個人貢献度賞与支給基本月数及び一律
    支給賞与基本月数の合計値とを乗じた金額と特別支給額
    とを加算することによりその従業員に支払うべき賞与額
    を計算するように構成された演算手段と、 (3)前記演算手段で決定された賞与額を1枚の画面ない
    し帳票に出力する賞与額出力手段とを備えてなることを
    特徴とする賞与額決定装置。
  2. 【請求項2】(1)前記請求項1における業績の内容、 前記請求項1における重み付け、 前記請求項1における普通評価配点、及び 前記業績の達成度に関連付けられたところの、請求項
    1における賞与支給係数を包含する業績達成評価シート
    作成データを入力する業績達成評価シート入力手段と、 (2)前記普通評価配点に基づき、請求項1における優秀
    評価配点と劣等評価配点とを決定し、 前記業績達成評価シート作成データと前記優秀評価配点
    と前記劣等評価配点とを、予め決定された業績達成評価
    シート書式の所定箇所に表示して、前記業績の達成度の
    評価に用いられる業績達成評価シートを作成する業績達
    成評価シート作成手段と、 (3)前記業績達成評価シートを出力する業績達成評価シ
    ート出力手段とを有する業績達成評価シート作成装置を
    備えてなる請求項1に記載の賞与額決定装置。
  3. 【請求項3】(1)(a)従業員毎に決められたところの、 前記従業員が所定期間内に達成すべき業績として従業員
    と上長との間で予め決定された1以上の業績の達成度を
    評価するところの、前記業績が目標通りに達成されたと
    評価する普通評価配点と、前記業績が目標を超えて達成
    されたと評価する優秀評価配点と、前記業績が目標通り
    に達成されていないと評価する劣等評価配点との何れか
    に等しい業績達成評価得点と、前記業績の重要度を示す
    重み付けとの積の合計である合計評価得点、及び各個人
    に支給する賞与額を計算する基礎となる賞与算定給、 (b)前記所定の期間内において得られた賞与原資、 (c)前記賞与原資の内で従業員に一律に支給する一律支
    給分と個人貢献度に応じて支給する個人貢献度支給分と
    の比率、 (d)前記上長と従業員との間で取り決められていない業
    績であって、上長が独自に判断するその従業員の業績に
    ついての主観的な評価としての主観的貢献度支給分のた
    めの主観的貢献度支給原資、並びに (e)前記主観的貢献度支給原資の範囲内でその従業員に
    支給する特別支給額を入力する賞与額決定データ入力ス
    テップと (2) 前記賞与原資と前記比率とに基づいて、賞与支給
    対象者全員に一律に支給するための一律支給賞与合計原
    資と各従業員の貢献度に応じて支給する個人貢献度支給
    賞与合計原資とを計算し、 前記一律支給賞与合計原資を、前記賞与算定給の合計額
    で除して一律支給賞与額計算の基礎となる一律支給賞与
    基本月数を決定し、 前記個人貢献度支給賞与合計原資から主観的貢献度支給
    原資を差し引いた額を、前記賞与算定給の合計額で除し
    て個人貢献度支給賞与額計算の基礎となる個人貢献度賞
    与支給指数を決定し、 業績の達成度により決定された賞与支給係数を、前記普
    通評価配点を包含する普通評価得点区分、前記優秀評価
    配点を包含する少なくとも1つの優秀評価得点区分、及
    び前記劣等評価配点を包含する少なくとも1つの劣等評
    価得点区分を有する評価得点区分と対応付けたところ
    の、予め定められた表に前記合計評価得点を当てはめ
    て、前記合計評価得点が包含される評価得点区分に対応
    する賞与支給係数を前記合計評価得点に対応する賞与支
    給係数とし、前記賞与支給係数に前記個人貢献度賞与支
    給指数を乗じて個人貢献度賞与支給基本月数を決定し、 賞与算定給と前記個人貢献度賞与支給基本月数及び一律
    支給賞与基本月数の合計値とを乗じた金額と特別支給額
    とを加算することによりその従業員に支払うべき賞与額
    を計算する演算ステップと、 (3)前記演算手段で決定された賞与額を1枚の画面ない
    し帳票に出力する賞与額出力ステップとを備えてなる賞
    与額決定方法をコンピュータに実行させるプログラムが
    記録されてなることを特徴とするコンピュータで読み取
    り可能な記録媒体。
  4. 【請求項4】(1)前記請求項3における業績の内容、 前記請求項3における重み付け、 前記請求項3における普通評価配点、及び 前記業績の達成度に関連付けられたところの、請求項
    3における賞与支給係数を包含する業績達成評価シート
    作成データを入力する業績達成評価シート作成データ入
    力ステップと、 (2)前記普通評価配点に基づき、請求項3における優秀
    評価配点と劣等評価配点とを決定し、 前記業績達成評価シート作成データと前記優秀評価配点
    と前記劣等評価配点とを、予め決定された業績達成評価
    シート書式の所定箇所に表示して、前記業績の達成度の
    評価に用いられる業績達成評価シートを作成する業績達
    成評価シート作成ステップと、 (3)前記業績達成評価シートを出力する業績達成評価シ
    ート出力ステップとを備えてなるところの、請求項3に
    おける賞与額決定方法をコンピュータに実行させるプロ
    グラムが記録されてなる請求項3に記載のコンピュータ
    で読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】(1)従業員毎に決められたところの、 従業員が所定の期間内において達成すべき業績として前
    記従業員と上長との間で決定された業績の達成度合いを
    評価する目標達成力評価得点、 その従業員の業務遂行能力を評価する能力評価得点、及
    びその従業員における業務に対する情意を評価する情意
    評価得点、又は前記目標達成力評価得点と能力評価得点
    と情意評価得点との合計である総合評価得点を包含する
    賃金額決定データを入力する賃金額決定データ入力手段
    と、 (2)(a)前記総合評価得点において、通常の評価であると
    する通常総合評価得点範囲、通常の評価よりも優秀であ
    ると評価される少なくとも一種の優秀総合評価得点範
    囲、及び通常評価よりも劣等であると評価される少なく
    とも一種の劣等総合評価得点範囲からなる総合評価ラン
    クと、前記優秀総合評価得点範囲に対応する職務等級・
    号昇降数と、前記通常総合評価得点範囲に対応する職務
    等級・号昇降数と、前記劣等総合評価得点範囲に対応す
    る職務等級・号昇降数とを有する評価点数該当表、及び
    (b)従業員における職務等級・号と各職務等級・号に対
    応する賃金とを有する職務給表を記憶する記憶手段と、 (3) 前記記憶手段において記憶されてなる評価点数該
    当表を読み出してこの評価点数該当表と前記総合評価得
    点とを突き合わせて前記総合評価得点に対応する職務等
    級・号昇降数を決定し、前記職務給表を読み出して、そ
    の従業員の現職務等級・号と職務等級・号昇降数とを加
    算して新職務等級・号を決定し、その新職務等級・号に
    該当する新賃金を前記職務給表から決定する演算手段
    と、 (4)前記演算手段において決定された新賃金を出力する
    賃金額出力手段とを備えてなることを特徴とする賃金額
    決定装置。
  6. 【請求項6】前記請求項1に記載の賞与額決定装置にお
    ける賞与額決定データ入力手段が、前記請求項5に記載
    の賃金額決定装置における目標達成力評価得点の入力手
    段も兼ねてなる請求項5に記載の賃金額決定装置。
  7. 【請求項7】(1)前記請求項5における業績の達成度
    合いに関する目標達成力評価項目と、 前記請求項5における業務遂行能力に関する能力評価項
    目と、 前記請求項5における情意に関する情意評価項目、及び 前記業績の達成度合いにつき、通常の評価であるとす
    る目標達成力通常評価配点と、 前記業務遂行能力に関し、通常の評価であるとする能力
    通常評価配点と、 前記情意に関し、通常の評価であるとする情意通常評価
    配点を包含する人事考課シート作成データを入力する人
    事考課シート作成データ入力手段と、 (2)前記目標達成力通常評価配点に基づいて、前記業績
    の達成度合いにつき、優秀であるとする目標達成力優秀
    評価配点と、通常評価よりも劣等であるとする目標達成
    力劣等評価配点とを決定し、 前記能力通常評価配点に基づいて、前記業務遂行能力に
    つき、優秀であるとする能力優秀評価配点と、通常評価
    よりも劣等であるとする能力劣等評価配点とを決定し、 前記情意通常評価配点に基づいて、前記情意につき、優
    秀であるとする情意優秀評価配点と、通常評価よりも劣
    等であるとする情意劣等評価配点とを決定し、 前記目標達成力優秀評価配点、目標達成力劣等評価配
    点、能力優秀評価配点、能力劣等評価配点、情意優秀評
    価配点、及び情意劣等評価配点と、前記人事考課シート
    作成データとを、予め定められた人事考課シート書式に
    おける所定箇所に表示して、従業員の人事考課に使用さ
    れる人事考課シートを作成する人事考課シート作成手段
    と、 (3)前記人事考課シートを出力する人事考課シート出力
    手段とを有する人事考課シート作成装置を備えてなり、
    更に、 前記請求項5における評価点数該当表において、 通常総合評価得点範囲は、前記目標達成力通常評価配点
    と前記能力通常評価配点と前記情意通常評価配点とに基
    づいて定められ、 優秀総合評価得点範囲は、前記目標達成力優秀評価配点
    と前記能力優秀評価配点と前記情意優秀評価配点とに基
    づいて定められ、 劣等総合評価得点範囲は、前記目標達成力劣等評価配点
    と前記能力劣等評価配点と前記情意劣等評価配点とに基
    づいて定められてなる請求項5又は6に記載の賃金額決
    定装置。
  8. 【請求項8】(1)従業員毎に決められたところの、 従業員が所定の期間内において達成すべき業績として前
    記従業員と上長との間で決定された業績の達成度合いを
    評価する目標達成力評価得点、 その従業員の業務遂行能力を評価する能力評価得点、及
    びその従業員における業務に対する情意を評価する情意
    評価得点、又は前記目標達成力評価得点と前記能力評価
    得点と前記情意評価得点との合計である総合評価得点を
    包含する賃金額決定データを入力する賃金額決定データ
    入力ステップと、 (2)(a)前記総合評価得点において、通常の評価であると
    する通常総合評価得点範囲、通常の評価よりも優秀であ
    ると評価される少なくとも一種の優秀総合評価得点範
    囲、及び通常評価よりも劣等であると評価される少なく
    とも一種の劣等総合評価得点範囲からなる総合評価ラン
    クと、前記優秀総合評価得点範囲に対応する職務等級・
    号昇降数と、前記通常総合評価得点範囲に対応する職務
    等級・号昇降数と、前記劣等総合評価得点範囲に対応す
    る職務等級・号昇降数とを有する評価点数該当表、及び
    (b)従業員における職務等級・号と各職務等級・号に対
    応する賃金とを有する職務給表を記憶する記憶ステップ
    と、 (3) 前記記憶ステップにおいて記憶されてなる評価点
    数該当表を読み出してこの評価点数該当表と前記総合評
    価得点とを突き合わせて前記総合評価得点に対応する職
    務等級・号昇降数を決定し、前記職務給表を読み出し
    て、その従業員の現職務等級・号と職務等級・号昇降数
    とを加算して新職務等級・号を決定し、その新職務等級
    ・号に該当する新賃金を前記職務給表から決定する演算
    ステップと、 (4)前記演算手段において決定された新賃金を出力する
    賃金額出力ステップとを備えてなる賃金額決定方法をコ
    ンピュータに実行させるプログラムが記録されてなるこ
    とを特徴とするコンピュータで読み取り可能な記録媒
    体。
  9. 【請求項9】(1)前記請求項8における業績の達成度
    合いに関する目標達成力評価項目と、前記請求項8にお
    ける業務遂行能力に関する能力評価項目と、前記請求項
    8における情意に関する情意評価項目、及び 前記業績の達成度合いにつき、通常の評価であるとす
    る目標達成力通常評価配点と、 前記業務遂行能力に関し、通常の評価であるとする能力
    通常評価配点と、 前記情意に関し、通常の評価であるとする情意通常評価
    配点を包含する人事考課シート作成データを入力する人
    事考課シート作成データ入力ステップと、 (2)前記目標達成力通常評価配点に基づいて、前記業績
    の達成度合いにつき、優秀であるとする目標達成力優秀
    評価配点と、通常評価よりも劣等であるとする目標達成
    力劣等評価配点とを決定し、 前記能力通常評価配点に基づいて、前記業務遂行能力に
    つき、優秀であるとする能力優秀評価配点と、通常評価
    よりも劣等であるとする能力劣等評価配点とを決定し、 前記情意通常評価配点に基づいて、前記情意につき、優
    秀であるとする情意優秀評価配点と、通常評価よりも劣
    等であるとする情意劣等評価配点とを決定し、 前記目標達成力優秀評価配点、目標達成力劣等評価配
    点、能力優秀評価配点、能力劣等評価配点、情意優秀評
    価配点、及び情意劣等評価配点と、前記人事考課シート
    作成データとを、予め定められた人事考課シート書式に
    おける所定箇所に表示して、従業員の人事考課に使用さ
    れる人事考課シートを作成する人事考課シート作成ステ
    ップと、 (3)前記人事考課シートを出力する人事考課シート出力
    ステップとを有し、更に、 前記請求項8における評価点数該当表において、 通常総合評価得点範囲を、前記目標達成力通常評価配点
    と前記能力通常評価配点と前記情意通常評価配点とに基
    づいて定め、 優秀総合評価得点範囲を、前記目標達成力優秀評価配点
    と前記能力優秀評価配点と前記情意優秀評価配点とに基
    づいて定め、 劣等総合評価得点範囲を、前記目標達成力劣等評価配点
    と前記能力劣等評価配点と前記情意劣等評価配点とに基
    づいて定めるところの、請求項8における賃金額決定方
    法を、コンピュータに実行させるプログラムが記録され
    てなることを特徴とする請求項8に記載のコンピュータ
    で読み取り可能な記録媒体。
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