JP2001228975A - 感圧素子並びにそれを用いたタッチパネル及び液晶表示装置 - Google Patents
感圧素子並びにそれを用いたタッチパネル及び液晶表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高い入力位置検出精度が得られる感圧素子を
提供する。 【解決手段】 少なくとも一方が可撓性を有し所定の間
隔をもって対向配置された第1の電極13及び第2の電
極12と、これら電極間12,13の面方向に均等に分
散配置され前記電極が加圧されて撓んだときに両電極1
2,13と接触する球状粒子16と、これを保持する絶
縁性樹脂からなるスペーサ15とを備える。球状粒子1
6は、電極12,13間の間隔よりも小さく且つ電極1
2,13の対向方向に2個以上並ばない大きさに設定さ
れる。スペーサ15は、電極12,13間に配置され電
極の非加圧時に電極12,13間の間隔を一定に保つ。
提供する。 【解決手段】 少なくとも一方が可撓性を有し所定の間
隔をもって対向配置された第1の電極13及び第2の電
極12と、これら電極間12,13の面方向に均等に分
散配置され前記電極が加圧されて撓んだときに両電極1
2,13と接触する球状粒子16と、これを保持する絶
縁性樹脂からなるスペーサ15とを備える。球状粒子1
6は、電極12,13間の間隔よりも小さく且つ電極1
2,13の対向方向に2個以上並ばない大きさに設定さ
れる。スペーサ15は、電極12,13間に配置され電
極の非加圧時に電極12,13間の間隔を一定に保つ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器の入力デ
バイスとして使用される抵抗膜式のタッチパネルに使用
される感圧素子並びにそれを用いたタッチパネル及び入
力機能を備えた液晶表示装置に関する。
バイスとして使用される抵抗膜式のタッチパネルに使用
される感圧素子並びにそれを用いたタッチパネル及び入
力機能を備えた液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器の入力デバイスの一つであるタ
ッチパネルとして、従来より抵抗膜方式、光学方式、静
電容量方式、磁気誘導方式及び弾性波方式のものが知ら
れている。このうち、抵抗膜式のタッチパネルは、PE
T(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等の上に形
成されたITO(Indium Tin Oxide)等の抵抗膜からな
る可撓性の上部電極と、ソーダライムガラス等の上に形
成されたITOからなる固定の下部電極とを対向配置し
て、上部電極への加圧時に上下の電極の接触位置を検出
するものである。この種のタッチパネルは、検出方式に
よってアナログ方式とディジタル方式とに大別される。
ッチパネルとして、従来より抵抗膜方式、光学方式、静
電容量方式、磁気誘導方式及び弾性波方式のものが知ら
れている。このうち、抵抗膜式のタッチパネルは、PE
T(ポリエチレンテレフタレート)フィルム等の上に形
成されたITO(Indium Tin Oxide)等の抵抗膜からな
る可撓性の上部電極と、ソーダライムガラス等の上に形
成されたITOからなる固定の下部電極とを対向配置し
て、上部電極への加圧時に上下の電極の接触位置を検出
するものである。この種のタッチパネルは、検出方式に
よってアナログ方式とディジタル方式とに大別される。
【0003】アナログ方式では、図7に示すように、上
部電極101のX方向の両端部と下部電極102のY方
向の両端部とにそれぞれ信号取出用の電極103,10
4を設ける。そして、上部電極101のX方向端部の電
極103,103間に所定の電位差を付与して、下部電
極102側から入力点Pの、抵抗RX1,RX2の比に
よって決まる電位を取り出すことによりX方向の入力位
置を検出し、続いて下部電極102のY方向端部の電極
104,104間に所定の電位差を付与して、上部電極
101側から入力点Pの、抵抗RY1,RY2の比によ
って決まる電位を取り出すことによりY方向の入力位置
を検出する。また、デジタル検出方式では、上部電極と
下部電極とを互いに直交する方向に延びる短冊状電極と
し、上下の電極をX方向及びY方向にスキャンして入力
点を検出する。
部電極101のX方向の両端部と下部電極102のY方
向の両端部とにそれぞれ信号取出用の電極103,10
4を設ける。そして、上部電極101のX方向端部の電
極103,103間に所定の電位差を付与して、下部電
極102側から入力点Pの、抵抗RX1,RX2の比に
よって決まる電位を取り出すことによりX方向の入力位
置を検出し、続いて下部電極102のY方向端部の電極
104,104間に所定の電位差を付与して、上部電極
101側から入力点Pの、抵抗RY1,RY2の比によ
って決まる電位を取り出すことによりY方向の入力位置
を検出する。また、デジタル検出方式では、上部電極と
下部電極とを互いに直交する方向に延びる短冊状電極と
し、上下の電極をX方向及びY方向にスキャンして入力
点を検出する。
【0004】これらのタッチパネルに使用される感圧素
子として、従来、図8に示すように、ガラス基板111
の上面に形成された下部電極112と、可撓性を有する
PETフィルム113の下面に形成された上部電極11
4とを所定の間隔を空けて対向配置させ、下部電極11
2上に、非加圧時の両電極112,114の接触を防止
するためのドットスペーサ115を所定間隔で配置した
ものや、図9に示すように、透明なバインダー121の
中に金属粒子122を混ぜた異方性導電膜123を両電
極112,114間に介在させたもの(実開昭64−2
0627号)等が知られている。なお、可撓性を有する
上部電極として薄ガラス板も実用になっている。
子として、従来、図8に示すように、ガラス基板111
の上面に形成された下部電極112と、可撓性を有する
PETフィルム113の下面に形成された上部電極11
4とを所定の間隔を空けて対向配置させ、下部電極11
2上に、非加圧時の両電極112,114の接触を防止
するためのドットスペーサ115を所定間隔で配置した
ものや、図9に示すように、透明なバインダー121の
中に金属粒子122を混ぜた異方性導電膜123を両電
極112,114間に介在させたもの(実開昭64−2
0627号)等が知られている。なお、可撓性を有する
上部電極として薄ガラス板も実用になっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、情報
機器の小型化、高精細化が進み、この種の感圧素子にも
入力位置検出精度のより一層の高精度化が要求されるよ
うになってきた。しかし、ドットスペーサを所定間隔で
配置させた感圧素子では、通常、ドットスペーサがスク
リーン印刷によってなされるため、高細精化に限度があ
る。また、バインダーの中に金属粒子を混在させた異方
性導電膜を両電極間に介在させたものでは、シート抵抗
値は統計的な値であり、そのバラツキによって、入力位
置の高い検出精度が得られない。また、接続を取るため
には金属粒子の混合比を高めなければならず、また、膜
厚が増すために、透光性、経済性及び薄型化が損なわれ
るという問題がある。
機器の小型化、高精細化が進み、この種の感圧素子にも
入力位置検出精度のより一層の高精度化が要求されるよ
うになってきた。しかし、ドットスペーサを所定間隔で
配置させた感圧素子では、通常、ドットスペーサがスク
リーン印刷によってなされるため、高細精化に限度があ
る。また、バインダーの中に金属粒子を混在させた異方
性導電膜を両電極間に介在させたものでは、シート抵抗
値は統計的な値であり、そのバラツキによって、入力位
置の高い検出精度が得られない。また、接続を取るため
には金属粒子の混合比を高めなければならず、また、膜
厚が増すために、透光性、経済性及び薄型化が損なわれ
るという問題がある。
【0006】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたもので、高い入力位置検出精度が得られる
感圧素子並びにそれを用いたタッチパネル及び液晶表示
装置を提供することを目的とする。本発明は、更に、透
光性に優れ、経済性が高く薄型化に適した感圧素子並び
にそれを用いたタッチパネル及び液晶表示装置を提供す
ることを他の目的とする。
めになされたもので、高い入力位置検出精度が得られる
感圧素子並びにそれを用いたタッチパネル及び液晶表示
装置を提供することを目的とする。本発明は、更に、透
光性に優れ、経済性が高く薄型化に適した感圧素子並び
にそれを用いたタッチパネル及び液晶表示装置を提供す
ることを他の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る感圧素子
は、少なくとも一方が可撓性を有し所定の間隔をもって
対向配置された第1及び第2の電極と、これら電極間の
面方向に分散配置され前記電極が加圧されて撓んだとき
に前記第1及び第2の電極と接触する、前記電極間の間
隔よりも小さく且つ前記電極の対向方向に2個以上並ば
ない大きさの導電体と、前記電極間に配置され電極の非
加圧時に前記電極間の間隔を一定に保つための絶縁性の
スペーサとを備えてなることを特徴とする。
は、少なくとも一方が可撓性を有し所定の間隔をもって
対向配置された第1及び第2の電極と、これら電極間の
面方向に分散配置され前記電極が加圧されて撓んだとき
に前記第1及び第2の電極と接触する、前記電極間の間
隔よりも小さく且つ前記電極の対向方向に2個以上並ば
ない大きさの導電体と、前記電極間に配置され電極の非
加圧時に前記電極間の間隔を一定に保つための絶縁性の
スペーサとを備えてなることを特徴とする。
【0008】本発明によれば、所定の間隔をもって対向
配置された第1及び第2の電極の間に導電体が介在し、
しかもこの導電体が電極の間隔よりも小さく且つ電極の
対向方向に2個以上並ばない大きさに設定されているの
で、導電体は、電極間に1つずつ分散配置され、僅かな
加圧で確実な導通又は抵抗変化が得られ、検出精度が向
上する。また、非加圧時には、スペーサの存在によって
電極間が一定に保たれ、不要な電極間の接触が防止され
る。なお、スペーサの厚さは、オン・オフ感度を選択す
る因子となる。
配置された第1及び第2の電極の間に導電体が介在し、
しかもこの導電体が電極の間隔よりも小さく且つ電極の
対向方向に2個以上並ばない大きさに設定されているの
で、導電体は、電極間に1つずつ分散配置され、僅かな
加圧で確実な導通又は抵抗変化が得られ、検出精度が向
上する。また、非加圧時には、スペーサの存在によって
電極間が一定に保たれ、不要な電極間の接触が防止され
る。なお、スペーサの厚さは、オン・オフ感度を選択す
る因子となる。
【0009】前記第1及び第2の電極は、平面状でも線
状でも良い。この感圧素子が液晶などのディスプレイ装
置の前面に設けられる透明タッチパネル等に使用される
場合には、これら電極は透光性を有する必要がある。透
光性を有する電極としては、例えば、In2O3−SnO
2,SnO2−Sb2O5,Cd2SnO4,SnO2系、Z
nO−SnO2系及びCdO−ZnO−SnO2系の中か
ら選ばれた少なくとも1種の合金酸化膜等を用いること
ができる。
状でも良い。この感圧素子が液晶などのディスプレイ装
置の前面に設けられる透明タッチパネル等に使用される
場合には、これら電極は透光性を有する必要がある。透
光性を有する電極としては、例えば、In2O3−SnO
2,SnO2−Sb2O5,Cd2SnO4,SnO2系、Z
nO−SnO2系及びCdO−ZnO−SnO2系の中か
ら選ばれた少なくとも1種の合金酸化膜等を用いること
ができる。
【0010】導電体としては、好ましくは球状粒子であ
る。特に透明なタッチパネルに使用する場合には、球状
粒子が透明であることが望ましく、この場合ガラスビー
ズ又は樹脂ビーズの表面にIn2O3−SnO2,SnO2
−Sb2O5,Cd2SnO4,SnO2系、ZnO−Sn
O2系及びCdO−ZnO−SnO2系の中から選ばれた
少なくとも1種の合金酸化膜を形成すれば良い。また、
ビーズ自体が上述したIn2O3−SnO2等の合金酸化
物で形成されていても良い。
る。特に透明なタッチパネルに使用する場合には、球状
粒子が透明であることが望ましく、この場合ガラスビー
ズ又は樹脂ビーズの表面にIn2O3−SnO2,SnO2
−Sb2O5,Cd2SnO4,SnO2系、ZnO−Sn
O2系及びCdO−ZnO−SnO2系の中から選ばれた
少なくとも1種の合金酸化膜を形成すれば良い。また、
ビーズ自体が上述したIn2O3−SnO2等の合金酸化
物で形成されていても良い。
【0011】スペーサは、例えば電極間に充填された樹
脂や複数の孔が形成された樹脂の成形体である。このよ
うなスペーサによれば、導電体が安定に保持される。導
電体は、孔の上下中央どの位置に存在しても、絶縁部分
によって電極が撓まない限りは、絶縁性を維持してい
る。
脂や複数の孔が形成された樹脂の成形体である。このよ
うなスペーサによれば、導電体が安定に保持される。導
電体は、孔の上下中央どの位置に存在しても、絶縁部分
によって電極が撓まない限りは、絶縁性を維持してい
る。
【0012】電極、スペーサ及び導電体が透明である場
合、これらの屈折率差を極力するなくすることにより、
各部材界面での反射を防止して、透明タッチパネルの透
明度を高めることができる。本発明の感圧素子は、多層
構造体とすることにより、いわゆるダブルアクションの
タッチパネルとすることもできる。
合、これらの屈折率差を極力するなくすることにより、
各部材界面での反射を防止して、透明タッチパネルの透
明度を高めることができる。本発明の感圧素子は、多層
構造体とすることにより、いわゆるダブルアクションの
タッチパネルとすることもできる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に示した実施例を参照
して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施例に係る感圧素子の拡大断面図である。この感圧素子
は、液晶表示装置やCRT表示装置の表示面等に配置さ
れる透明タッチパネルに使用されるもので、ガラス基板
11と、このガラス基板11の上に蒸着により形成され
たITO(Indium Tin Oxide:In2O3−SnO2)か
らなる下部電極12と、この下部電極12と所定の間隔
tを介して対向する上部電極13と、この上部電極13
が蒸着形成される透明なPET(ポリエチレンテレフタ
レート)フィルム14と、上部電極12,13間に充填
された絶縁性の透明シリコンラバーからなるスペーサ1
5と、このスペーサ15に面方向に均一に分散して埋め
込まれた導電体である球状粒子16とを備えている。球
状粒子16は、直径が例えば数百μm以下のものであ
る。
して、本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実
施例に係る感圧素子の拡大断面図である。この感圧素子
は、液晶表示装置やCRT表示装置の表示面等に配置さ
れる透明タッチパネルに使用されるもので、ガラス基板
11と、このガラス基板11の上に蒸着により形成され
たITO(Indium Tin Oxide:In2O3−SnO2)か
らなる下部電極12と、この下部電極12と所定の間隔
tを介して対向する上部電極13と、この上部電極13
が蒸着形成される透明なPET(ポリエチレンテレフタ
レート)フィルム14と、上部電極12,13間に充填
された絶縁性の透明シリコンラバーからなるスペーサ1
5と、このスペーサ15に面方向に均一に分散して埋め
込まれた導電体である球状粒子16とを備えている。球
状粒子16は、直径が例えば数百μm以下のものであ
る。
【0014】ガラス基板11、上部電極12、下部電極
13及びPETフィルム14の厚さは、それぞれ例えば
1.0mm、100〜300μm、100〜300μ
m、180μmで、電極12,13間の間隔tは、例え
ば30μmに設定されている。導電性の球状粒子16
は、例えば図2に示すように、ガラス又は樹脂のビーズ
21の表面にITO膜22を蒸着したもので、その直径
は、電極12,13間の間隔tよりも小さく、且つt/
2よりも大きい、例えば20μmに設定されている。
13及びPETフィルム14の厚さは、それぞれ例えば
1.0mm、100〜300μm、100〜300μ
m、180μmで、電極12,13間の間隔tは、例え
ば30μmに設定されている。導電性の球状粒子16
は、例えば図2に示すように、ガラス又は樹脂のビーズ
21の表面にITO膜22を蒸着したもので、その直径
は、電極12,13間の間隔tよりも小さく、且つt/
2よりも大きい、例えば20μmに設定されている。
【0015】このような構成であると、図1(b)に示
すように、PETフィルム14の上を指等で押される
と、可撓性を有するPETフィルム14が撓む。これに
よりスペーサ15が変形し、球状粒子16が存在する部
分の一部が塑性変形して球状粒子16と上部電極13と
が接触し電極12,13間が導通する。指を離すと、ス
ペーサ15が元の状態に復帰するので、上部電極13と
球状粒子16とは元のように離れる。
すように、PETフィルム14の上を指等で押される
と、可撓性を有するPETフィルム14が撓む。これに
よりスペーサ15が変形し、球状粒子16が存在する部
分の一部が塑性変形して球状粒子16と上部電極13と
が接触し電極12,13間が導通する。指を離すと、ス
ペーサ15が元の状態に復帰するので、上部電極13と
球状粒子16とは元のように離れる。
【0016】球状粒子16の周りに充填されるスペーサ
15としては、好ましくは、上述したようにゴム弾性を
有することは勿論であるが、ゲルのように塑性変形及び
復元が容易なものが望ましい。また、この実施例のよう
に透明性を必要とするタッチパネルに使用される感圧素
子の場合、電極12,13,球状粒子16及びスペーサ
15は全て透明で、これらの屈折率差がこれらと空気と
の屈折率差よりも小さいこと、より好ましくは、これら
がほぼ同じ屈折率であることが望ましい。これにより、
これらの界面での不要な反射や屈折を抑えて、透明度の
向上及び透過像の歪み低減を図ることができる。また、
同様の理由から、スペーサ15は、電極12,13との
間に空気を介在させないように、適度な屈折率の液状成
分を含むようなものか、又は、タック性(粘着性)を有
し、電極とのブロッキング(密着)を起こし、気泡の存
在を許さない密着性の高いものか、又は、スペーサ15
と電極12,13との空隙部に適度な屈折率の液体が満
たされていることが望ましい。
15としては、好ましくは、上述したようにゴム弾性を
有することは勿論であるが、ゲルのように塑性変形及び
復元が容易なものが望ましい。また、この実施例のよう
に透明性を必要とするタッチパネルに使用される感圧素
子の場合、電極12,13,球状粒子16及びスペーサ
15は全て透明で、これらの屈折率差がこれらと空気と
の屈折率差よりも小さいこと、より好ましくは、これら
がほぼ同じ屈折率であることが望ましい。これにより、
これらの界面での不要な反射や屈折を抑えて、透明度の
向上及び透過像の歪み低減を図ることができる。また、
同様の理由から、スペーサ15は、電極12,13との
間に空気を介在させないように、適度な屈折率の液状成
分を含むようなものか、又は、タック性(粘着性)を有
し、電極とのブロッキング(密着)を起こし、気泡の存
在を許さない密着性の高いものか、又は、スペーサ15
と電極12,13との空隙部に適度な屈折率の液体が満
たされていることが望ましい。
【0017】また、図3に示すように、スペーサ31を
成形体により形成することもできる。この場合、スペー
サ31には、球状粒子16が挿入される多数の孔32が
形成され、これらの孔32に球状粒子16が1つずつ収
容されるようになっている。この場合、球状粒子16
は、微小粒子であり、視覚上あまり障害にはならない
が、孔32の余剰スペースに屈折率調整材として電極1
2,13、球状粒子16及びスペーサ31の屈折率と近
い液体を満たすようにすれば、更に明瞭度は増す。
成形体により形成することもできる。この場合、スペー
サ31には、球状粒子16が挿入される多数の孔32が
形成され、これらの孔32に球状粒子16が1つずつ収
容されるようになっている。この場合、球状粒子16
は、微小粒子であり、視覚上あまり障害にはならない
が、孔32の余剰スペースに屈折率調整材として電極1
2,13、球状粒子16及びスペーサ31の屈折率と近
い液体を満たすようにすれば、更に明瞭度は増す。
【0018】図4の例は、スペーサ41を別途シート状
に作成して、下部電極12の上に配置された例(同図
(a))と、スペーサ42,41を別途シート状に作成
して、上下の電極12,13に沿って配置された例(同
図(b))とを示している。このような感圧素子は、次
のように作成することができる。即ち、下部電極12上
にスペーサ41を配置し、その上に球状粒子16を霧状
に散布して、樹脂43を充填するか、又は、下部電極1
2上にスペーサ41を配置し、その上に球状粒子16を
含む樹脂43の層を造膜する。そして、その上にシート
状のスペーサ42を配置して電極付きのPETフィルム
14を置く。
に作成して、下部電極12の上に配置された例(同図
(a))と、スペーサ42,41を別途シート状に作成
して、上下の電極12,13に沿って配置された例(同
図(b))とを示している。このような感圧素子は、次
のように作成することができる。即ち、下部電極12上
にスペーサ41を配置し、その上に球状粒子16を霧状
に散布して、樹脂43を充填するか、又は、下部電極1
2上にスペーサ41を配置し、その上に球状粒子16を
含む樹脂43の層を造膜する。そして、その上にシート
状のスペーサ42を配置して電極付きのPETフィルム
14を置く。
【0019】図5は、スペーサを球状体とした例であ
る。この球状のスペーサ51は、球状粒子16よりも抵
抗値が高く、且つ径が球状粒子16の径よりも大きく、
球状粒子16の径の2倍よりも小さい。このスペーサ5
1は、ガラス又は樹脂のビーズで構成することができ
る。球状粒子16と所定比で混合させて一緒に散布する
ことで、製造工程を簡略化することができる。これら球
状粒子16とスペーサ51とを絶縁性の樹脂52で保持
又は充填するようにすると更に好ましい。
る。この球状のスペーサ51は、球状粒子16よりも抵
抗値が高く、且つ径が球状粒子16の径よりも大きく、
球状粒子16の径の2倍よりも小さい。このスペーサ5
1は、ガラス又は樹脂のビーズで構成することができ
る。球状粒子16と所定比で混合させて一緒に散布する
ことで、製造工程を簡略化することができる。これら球
状粒子16とスペーサ51とを絶縁性の樹脂52で保持
又は充填するようにすると更に好ましい。
【0020】図6は、図1に示した構造体を多層構造に
した例である。ガラス基板11とPETフィルム14と
の間には、中間層であるPETフィルム61が設けら
れ、このPETフィルム61の上下にそれぞれITO等
からなる下部電極62及び上部電極63が形成されてい
る。このような二重構造とすることにより、いわゆるダ
ブルアクションタイプの感圧素子を構成することができ
る。この場合、二層をなす各要素は、例えば電極間間
隔、導電体粒子径等をそれぞれ異なる値に設定すること
により、タッチパネルとしての感度を適宜選定すること
ができる。
した例である。ガラス基板11とPETフィルム14と
の間には、中間層であるPETフィルム61が設けら
れ、このPETフィルム61の上下にそれぞれITO等
からなる下部電極62及び上部電極63が形成されてい
る。このような二重構造とすることにより、いわゆるダ
ブルアクションタイプの感圧素子を構成することができ
る。この場合、二層をなす各要素は、例えば電極間間
隔、導電体粒子径等をそれぞれ異なる値に設定すること
により、タッチパネルとしての感度を適宜選定すること
ができる。
【0021】なお、以上の各実施例では、特に上下の電
極の形状については言及しなかったが、これらの電極の
少なくとも一方は、平面状、線状、帯状等、種々の形態
が適用可能である。特にアナログタイプの感圧素子で
は、平面タイプが用いられ、ディジタルタイプの感圧素
子では、帯状タイプが用いられる。また、上記実施例で
は、導電体が球状粒子であったが、線状体でも筒状体で
も良い。要するに、その厚み方向の大きさが上述した範
囲に規定されていれば、本発明の効果が得られる。ま
た、導電体は、適当な粗さの絶縁性のメッシュによって
保持されることにより、その面方向の分散を抑えるよう
にしても良い。
極の形状については言及しなかったが、これらの電極の
少なくとも一方は、平面状、線状、帯状等、種々の形態
が適用可能である。特にアナログタイプの感圧素子で
は、平面タイプが用いられ、ディジタルタイプの感圧素
子では、帯状タイプが用いられる。また、上記実施例で
は、導電体が球状粒子であったが、線状体でも筒状体で
も良い。要するに、その厚み方向の大きさが上述した範
囲に規定されていれば、本発明の効果が得られる。ま
た、導電体は、適当な粗さの絶縁性のメッシュによって
保持されることにより、その面方向の分散を抑えるよう
にしても良い。
【0022】なお、電極、導電体及びスペーサは、用途
によっては、透明着色剤で着色することもできる。ま
た、透明性を必要としない場合、電極及び導電体とし
て、ガラス、樹脂上に金属の蒸着膜を形成したもの、又
は金属膜や金属板そのものを用いることもできる。更
に、液晶表示装置の透明電極間に上述した導電体とスペ
ーサとを介在させることにより、液晶表示装置自体に入
力機能を持たせることもできる。この場合、導電体が良
導電体であると、導電体が上下の電極と接触したオン状
態で液晶は機能しなくなり、そこの表示が消えてしま
う。一方、導電体がある程度の抵抗値を有する場合に
は、液晶としての機能を損なわず、且つスイッチとして
動作も可能になる。このため、導電体は、ある程度の抵
抗値を有するものとする。具体的な動作としては、スイ
ッチの検出と液晶表示とをタイムシェアリングによって
交互に行うようにすれば良い。
によっては、透明着色剤で着色することもできる。ま
た、透明性を必要としない場合、電極及び導電体とし
て、ガラス、樹脂上に金属の蒸着膜を形成したもの、又
は金属膜や金属板そのものを用いることもできる。更
に、液晶表示装置の透明電極間に上述した導電体とスペ
ーサとを介在させることにより、液晶表示装置自体に入
力機能を持たせることもできる。この場合、導電体が良
導電体であると、導電体が上下の電極と接触したオン状
態で液晶は機能しなくなり、そこの表示が消えてしま
う。一方、導電体がある程度の抵抗値を有する場合に
は、液晶としての機能を損なわず、且つスイッチとして
動作も可能になる。このため、導電体は、ある程度の抵
抗値を有するものとする。具体的な動作としては、スイ
ッチの検出と液晶表示とをタイムシェアリングによって
交互に行うようにすれば良い。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、所定
の間隔をもって対向配置された第1及び第2の電極の間
に導電体が介在し、しかもこの導電体が電極の間隔より
も小さく且つ電極の対向方向に2個以上並ばない大きさ
に設定されているので、導電体は、電極間に1つずつ分
散配置され、僅かな加圧で確実な導通又は抵抗変化が得
られ、検出精度が向上する。また、非加圧時には、スペ
ーサの存在によって電極間が一定に保たれ、不要な電極
間の接触が防止されるという効果を奏する。
の間隔をもって対向配置された第1及び第2の電極の間
に導電体が介在し、しかもこの導電体が電極の間隔より
も小さく且つ電極の対向方向に2個以上並ばない大きさ
に設定されているので、導電体は、電極間に1つずつ分
散配置され、僅かな加圧で確実な導通又は抵抗変化が得
られ、検出精度が向上する。また、非加圧時には、スペ
ーサの存在によって電極間が一定に保たれ、不要な電極
間の接触が防止されるという効果を奏する。
【図1】 本発明の一実施例に係る感圧素子の拡大断面
図である。
図である。
【図2】 同感圧素子の球状粒子の断面図である。
【図3】 本発明の他の実施例に係る感圧素子の拡大断
面図である。
面図である。
【図4】 本発明の更に他の実施例に係る感圧素子の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図5】 本発明の更に他の実施例に係る感圧素子の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図6】 本発明の更に他の実施例に係る感圧素子の拡
大断面図である。
大断面図である。
【図7】 アナログ式タッチパネルの原理を説明するた
めの図である。
めの図である。
【図8】 従来の感圧素子の拡大断面図である。
【図9】 従来の他の感圧素子の拡大断面図である。
11…ガラス基板、12,62…下部電極、13,63
…上部電極、14,61…PETフィルム、15,3
1,41,42,51…スペーサ、16…球状粒子。
…上部電極、14,61…PETフィルム、15,3
1,41,42,51…スペーサ、16…球状粒子。
Claims (29)
- 【請求項1】 少なくとも一方が可撓性を有し所定の間
隔をもって対向配置された第1及び第2の電極と、 これら電極間の面方向に分散配置され前記電極が加圧さ
れて撓んだときに前記第1及び第2の電極と接触する、
前記電極間の間隔よりも小さく且つ前記電極の対向方向
に2個以上並ばない大きさの導電体と、 前記電極間に配置され電極の非加圧時に前記電極間の間
隔を一定に保つための絶縁性のスペーサとを備えてなる
ことを特徴とする感圧素子。 - 【請求項2】 前記第1及び第2の電極の少なくとも一
方は平面状の電極であることを特徴とする請求項1記載
の感圧素子。 - 【請求項3】 前記第1及び第2の電極の少なくとも一
方は線状の電極であることを特徴とする請求項1記載の
感圧素子。 - 【請求項4】 前記第1及び第2の電極の少なくとも一
方は、透光性を有することを特徴とする請求項1〜3の
いずれか1項記載の感圧素子。 - 【請求項5】 前記透光性を有する電極は、In2O3−
SnO2,SnO2−Sb2O5,Cd2SnO4,SnO2
系、ZnO−SnO2系及びCdO−ZnO−SnO2系
の中から選ばれた少なくとも1種の合金酸化膜であるこ
とを特徴とする請求項4記載の感圧素子。 - 【請求項6】 前記第1及び第2の電極の少なくとも一
方は、金属の蒸着膜であることを特徴とする請求項1〜
3のいずれか1項記載の感圧素子。 - 【請求項7】 前記導電体は、球状粒子であることを特
徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の感圧素子。 - 【請求項8】 前記導電体は、線状体であることを特徴
とする請求項1〜6のいずれか1項記載の感圧素子。 - 【請求項9】 前記導電体は、透光性を有することを特
徴とする請求項1〜8のいずれか1項記載の感圧素子。 - 【請求項10】 前記導電体は、ガラスビーズ又は樹脂
ビーズの表面にIn 2O3−SnO2,SnO2−Sb
2O5,Cd2SnO4,SnO2系、ZnO−SnO2系及
びCdO−ZnO−SnO2系の中から選ばれた少なく
とも1種の合金酸化膜を形成してなるものであることを
特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の感圧素
子。 - 【請求項11】 前記導電体は、In2O3−SnO2,
SnO2−Sb2O5,Cd2SnO4,SnO2系、ZnO
−SnO2系及びCdO−ZnO−SnO2系の中から選
ばれた少なくとも1種の合金酸化物からなる球状体であ
ることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の
感圧素子。 - 【請求項12】 前記導電体は、ガラスビーズ又は樹脂
ビーズの表面に金属蒸着又は金属メッキが施されたもの
であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記
載の感圧素子。 - 【請求項13】 前記スペーサは、前記電極間に充填さ
れた樹脂であることを特徴とする請求項1〜12のいず
れか1項記載の感圧素子。 - 【請求項14】 前記スペーサは、前記導電体が収容さ
れる複数の孔が形成された樹脂の成形体であることを特
徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載の感圧素
子。 - 【請求項15】 前記スペーサは、前記第1及び第2の
電極の少なくとも一方の上に配置された樹脂層を含むも
のであることを特徴とする請求項1〜12のいずれか1
項記載の感圧素子。 - 【請求項16】 前記スペーサは、前記導電体より大き
な直径を有する球状体を分散配置させたものであること
を特徴とする請求項1〜12のいずれか1項記載の感圧
素子。 - 【請求項17】 前記スペーサは、透明の樹脂であるこ
とを特徴とする請求項1〜16のいずれか1項記載の感
圧素子。 - 【請求項18】 前記スペーサは、透明性着色された樹
脂であることを特徴とする請求項1〜16のいずれか1
項記載の感圧素子。 - 【請求項19】 前記スペーサは、弾性体であることを
特徴とする請求項1〜18のいずれか1項記載の感圧素
子。 - 【請求項20】 前記スペーサは、透明シリコーンラバ
ーであることを特徴とする請求項19記載の感圧素子。 - 【請求項21】 前記スペーサは、ラバー又はウレタン
からなるものであることを特徴とする請求項19記載の
感圧素子。 - 【請求項22】 前記スペーサは、別途作成された粘着
性を有するシートであり、前記第1及び第2の電極によ
り押されて両電極面に密着するものであることを特徴と
する請求項1〜18のいずれか1項記載の感圧素子。 - 【請求項23】 前記導電体は、その電極面方向への分
散を抑えるための絶縁性メッシュに保持されていること
を特徴とする請求項1〜13のいずれか1項記載の感圧
素子。 - 【請求項24】 前記電極間の空隙部に液体が満たされ
ていることを特徴とする請求項1〜23のいずれか1項
記載の感圧素子。 - 【請求項25】 前記第1及び第2の電極の少なくとも
一方並びに前記スペーサは透光性を有し、前記透光性を
有する電極及びスペーサの屈折率差が、前記透光性を有
する電極と空気との屈折率差よりも小さく設定されてい
ることを特徴とする請求項1記載の感圧素子。 - 【請求項26】 前記第1及び第2の電極の少なくとも
一方並びに前記導電体は透光性を有し、前記透光性を有
する電極及び導電体の屈折率差が、前記透光性を有する
電極と空気との屈折率差よりも小さく設定されているこ
とを特徴とする請求項1記載の感圧素子。 - 【請求項27】 少なくとも一方が可撓性を有し所定の
間隔をもって対向配置された第1及び第2の電極と、 これら電極間の面方向に均等に分散配置され前記電極が
加圧されて撓んだときに前記第1及び第2の電極と接触
する、前記電極間の間隔よりも小さく且つ前記電極の対
向方向に2個以上並ばない大きさの導電体と、 前記電極間に配置され電極の非加圧時に前記電極間の間
隔を一定に保つための絶縁性のスペーサとからなる構造
体を多層配置してなる感圧素子。 - 【請求項28】 請求項1〜27のいずれか1項記載の
感圧素子からなるタッチパネル。 - 【請求項29】 少なくとも一方が可撓性を有し所定の
間隔をもって対向配置された第1及び第2の電極と、 これら電極間の面方向に均等に分散配置され前記電極が
加圧されて撓んだときに前記第1及び第2の電極間の抵
抗値を低下させる、前記電極間の間隔よりも小さく且つ
前記電極の対向方向に2個以上並ばない大きさの導電体
と、 前記電極間に配置され電極の非加圧時に前記電極間の間
隔を一定に保つための絶縁性のスペーサと、 前記電極間に充填された液晶とを備えてなることを特徴
とする液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000038676A JP2001228975A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 感圧素子並びにそれを用いたタッチパネル及び液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000038676A JP2001228975A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 感圧素子並びにそれを用いたタッチパネル及び液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001228975A true JP2001228975A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18562373
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000038676A Pending JP2001228975A (ja) | 2000-02-16 | 2000-02-16 | 感圧素子並びにそれを用いたタッチパネル及び液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001228975A (ja) |
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- 2000-02-16 JP JP2000038676A patent/JP2001228975A/ja active Pending
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