JP2001227830A - 半密閉形スクリュー冷凍機及びそのモータ - Google Patents

半密閉形スクリュー冷凍機及びそのモータ

Info

Publication number
JP2001227830A
JP2001227830A JP2000039660A JP2000039660A JP2001227830A JP 2001227830 A JP2001227830 A JP 2001227830A JP 2000039660 A JP2000039660 A JP 2000039660A JP 2000039660 A JP2000039660 A JP 2000039660A JP 2001227830 A JP2001227830 A JP 2001227830A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
motor
semi
refrigerant
coil
hermetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000039660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001227830A5 (ja
Inventor
Kenichi Sato
健一 佐藤
Noboru Aoki
登 青木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ebara Corp
Original Assignee
Ebara Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ebara Corp filed Critical Ebara Corp
Priority to JP2000039660A priority Critical patent/JP2001227830A/ja
Publication of JP2001227830A publication Critical patent/JP2001227830A/ja
Publication of JP2001227830A5 publication Critical patent/JP2001227830A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C29/00Component parts, details or accessories of pumps or pumping installations, not provided for in groups F04C18/00 - F04C28/00
    • F04C29/04Heating; Cooling; Heat insulation
    • F04C29/045Heating; Cooling; Heat insulation of the electric motor in hermetic pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04CROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; ROTARY-PISTON, OR OSCILLATING-PISTON, POSITIVE-DISPLACEMENT PUMPS
    • F04C18/00Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids
    • F04C18/08Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing
    • F04C18/12Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type
    • F04C18/14Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons
    • F04C18/16Rotary-piston pumps specially adapted for elastic fluids of intermeshing-engagement type, i.e. with engagement of co-operating members similar to that of toothed gearing of other than internal-axis type with toothed rotary pistons with helical teeth, e.g. chevron-shaped, screw type
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/13Economisers

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷却能力を落とすことなくモータの冷却を効
果的に行い、モータのステータの劣化や損傷が生じない
半密閉形スクリュー冷凍機を提供する。 【解決手段】 凝縮器2、膨張弁3、蒸発器4、半密閉
形スクリュー圧縮機1を具備し、これらを冷媒通路5,
6,7,8で接続する。過冷却熱交換器18を設け、半
密閉形スクリュー圧縮機1のケーシング1−1内にモー
タ1−4を密閉的に収容する空間1−7を備える。空間
1−7に過冷却熱交換器18にて吸熱した冷媒をエコノ
マイザ用パルスモータ付電動弁19を介して導入するエ
コノマイザガス通路20と、空間1−7をスクリューロ
ータ1−2の歯溝空間に連結する冷媒ガス通路21と、
ガス温度センサ22と、コイル温度センサ25又は吐出
温度センサ13の少なくとも一方のセンサとを備え、ガ
ス温度センサ22の検出値により、エコノマイザガス通
路20のエコノマイザ用パルスモータ付電動弁19を制
御し、冷媒の流量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、凝縮機、膨張弁、
蒸発器及び半密閉形スクリュー圧縮機を具備し、これら
を冷媒通路で接続した構成の半密閉形スクリュー冷凍機
に関するものである。
【0002】また本発明は、前記半密閉形スクリュー冷
凍機に用いるモータとして、高温や高圧力や高湿度の環
境下、又は放射線、化学薬品等の充満する特殊な雰囲気
下、即ち通常の大気雰囲気とは異なる特殊環境下で使用
される電機機器のコイル絶縁、特にモータコイル等の電
機コイル絶縁に用いて好適な熱可塑性材料絶縁電機コイ
ルを用いた半密閉形スクリュー冷凍機用モータに関する
ものである。
【0003】
【従来の技術】従来、上記構成の半密閉形スクリュー冷
凍機は、半密閉形スクリュー圧縮機を駆動するモータに
冷媒ガスを通してモータを冷却した後にこの冷媒ガスを
半密閉形スクリュー圧縮機に供給するように構成してい
るため、該吸込冷媒ガスはモータの発熱部及びこの外周
に設けられた長い冷媒通路を通過するので、その圧力損
失により比体積が増大し、冷凍サイクルの冷媒循環流量
を減少させ冷却能力が落ちるという欠点があった。
【0004】また半密閉形スクリュー冷凍機において、
過渡現象、例えば起動時に凝縮器の冷水の温度が極端に
高い場合などは、モータの温度が半密閉形スクリュー圧
縮機の吐出ガス温度を上回ることが稀にあり、このよう
な場合はモータのステータの劣化や損傷を招く恐れがあ
った。
【0005】また上記特殊環境下において使用できる代
表的なモータにはキャンドモータがある。通常モータコ
イルに使用される絶縁材料はエポキシ樹脂等の有機材料
で、この種有機材料を上記特殊環境下において使用する
と短期間に著しく劣化が促進されるため長期間安定して
使用することはできない。そのためキャン材でコイルを
含む絶縁物を覆い、絶縁物が上記特殊環境に直接接する
ことのないように構成したモータをキャンドモータと称
している。
【0006】キャンドモータとは、固定子又は回転子の
どちらか一方、若しくは双方が全てキャン材で覆われて
いるもので、固定子と回転子の間にキャン材が介在する
ためこの間の磁気抵抗が大きくなり、及び、キャン中の
渦電流のため特性が悪くなり、ひいてはモータ容量に比
較してサイズが大きくなる欠点を有する。また絶縁物が
全てキャン材で覆われるためコイルで発生する熱を外部
に放出することができず、コイルの冷却効率は著しく劣
る。このためモータ容量と比較してサイズが大きくなる
欠点を有する。
【0007】一方、無機絶縁材料は多くの場合特殊環境
下においても使用できる。従って無機絶縁材料を用いる
ことによってキャンレスでモータ絶縁を行うことも可能
である。しかしながら無機絶縁材料は有機絶縁材料と比
較して作業性が格段に劣るため一般的には使用されな
い。
【0008】他方、有機絶縁材料として熱可塑性絶縁テ
ープを巻き回すかまたは熱可塑性絶縁樹脂を押出してな
る熱可塑性絶縁電線を用いた電機コイルにおいて、これ
と併用して用いる層間絶縁、相間絶縁、耐地絶縁、スロ
ット絶縁材料などの副資材の熱可塑性絶縁材料の融点
が、前記熱可塑性絶縁電線を構成する熱可塑性絶縁材料
の融点と近傍の場合、電機コイル絶縁、副資材絶縁を含
めて全体を同時に熱処理することで全体を熱融着するこ
とが可能と考えられる。
【0009】しかしながら現実には、全ての絶縁材料の
融点が微妙に異なること、また副資材の絶縁材料を含め
電機コイルの内外部の温度分布を微妙に制御することは
非常に困難で、特性的に安定した電機コイルの製造にあ
たっては多額の設備投資が必要となる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述の点に鑑
みてなされたものであり、冷却能力を落とすことなく半
密閉モータの冷却を効果的に行ない、且つモータのステ
ータの劣化や損傷が生じない半密閉形スクリュー冷凍機
を提供することを目的とする。
【0011】また本発明の他の目的は、特殊環境下でも
キャンレス構造で使用可能で、且つ製造作業性にも優れ
たコイルを用いた半密閉形スクリュー冷凍機用モータを
提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め本発明は、凝縮器、膨張弁、蒸発器、半密閉形スクリ
ュー圧縮機を具備し、これらを冷媒通路で接続した構成
の半密閉形スクリュー冷凍機において、前記凝縮器を出
た冷媒液を過冷却する過冷却熱交換器を設け、前記半密
閉形スクリュー圧縮機のケーシング内にはスクリューロ
ータを配置すると共に、該スクリューロータを駆動する
モータを密閉的に収容する空間を備え、前記モータを密
閉的に収容する空間に前記過冷却熱交換器にて吸熱した
冷媒を流量制御機構を介して導入する第1の冷媒通路
と、前記モータを密閉的に収容する空間を前記スクリュ
ーロータの吸込圧力と吐出圧力の中間の圧力を持つ歯溝
空間に連結する第2の冷媒通路と、前記歯溝空間に連結
する冷媒通路を通る冷媒の温度を検出するガス温度セン
サと、前記モータのコイル温度を検出するコイル温度セ
ンサ又は前記半密閉形スクリュー冷凍機の吐出ガス温度
を検出する吐出温度センサの少なくとも一方のセンサと
を備え、前記ガス温度センサの検出値により、前記第1
の冷媒通路の流量制御機構を制御し、該第1の冷媒通路
を通る冷媒の流量を制御することを特徴とする。
【0013】また本発明は、前記冷媒がアンモニア(N
3)であることを特徴とする。
【0014】また本発明は、前記半密閉形スクリュー冷
凍機に用いるモータが、アルミ線に熱可塑性絶縁テープ
を巻き回して絶縁電線とし、該絶縁電線をコイルに成形
して固定子鉄心のスロットに挿入後、熱処理して構成さ
れていることを特徴とする。
【0015】モータはアルミ線に熱可塑性絶縁テープを
巻き回すか又は熱可塑性絶縁樹脂を押し出した熱可塑性
絶縁電線と、該絶縁電線を巻き回して成形された固定子
コイルとを具備し、該コイルを固定子鉄心のスロットに
挿入後、熱処理して構成することが好ましい。なお前記
熱処理は、前記コイルが、コイルを鉄心スロットから保
護するスロット絶縁、コイル各相の相間に用いられる相
間絶縁(さらに型巻きコイルにおいてはコイル内部の層
間に用いられる層間絶縁、コイルと耐地の耐地絶縁)に
用いる絶縁材やコイル緊縛材等のコイルを形成する絶縁
に係わる副資材を有し、該副資材を前記絶縁電線の熱可
塑性絶縁材料と同一又はこれに近似の融点を有する熱可
塑性材料を用いて構成し、さらに前記絶縁電線の熱可塑
性絶縁材料及び前記副資材の熱可塑性絶縁材料と同一又
はこれより低い融点を有する熱可塑性絶縁材料の懸濁液
を塗布或いは浸漬して加熱することで、懸濁液に使用し
た熱可塑性絶縁材料で熱可塑性絶縁電線と前記副資材と
を熱融着して一体化することによって行う。
【0016】また前記絶縁電線と前記絶縁に係わる副資
材と前記懸濁液を構成する各熱可塑性絶縁材料の材質
は、ポリテトラフロロエチレン(以下「PTFE」と称
す)、ポリテトラフロロアルコキシレジン(以下「PF
A」と称す)、フロリネイティドエチレンプロピレンコ
ーポリマー(以下「FEP」と称す)、エチレンテトラ
フロロエチレンコーポリマー(以下「ETFE」と称
す)、又はポリクロロトリフロロエチレンコーポリマー
(以下「CTFE」と称す)の内の何れかであり、且つ
前記懸濁液を構成する熱可塑性絶縁材料の材質は、前記
熱可塑性絶縁電線を構成する熱可塑性絶縁材料の材質及
び絶縁に係わる副資材を構成する熱可塑性絶縁材料の材
質よりも融点の低い材質で構成されていることが好まし
い。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳細に説明する。 〔実施例1〕まず高電圧モータの型巻きコイルの実施例
についてその製造方法を説明する。図1(a),(b)
はそれぞれ本発明により製作した電機コイルの要部拡大
断面図である。
【0018】同図に示すように、2mm×5mmの断面
積を有する導体110に、0.08mm厚さの未焼成P
TFEテープ(素線絶縁120)を1/2重ねで2回巻
きテフロン絶縁電線とした。これを規定の亀甲形状に成
形してモータの固定子コイルとした。なおコイルに成形
する過程で層間には層間絶縁130として0.18mm
厚さのPTFE含浸ガラスクロスシートを短冊状に切断
して挿入した。次いでコイルの耐地絶縁140として
0.08mm厚さのPTFEテープを2/3重ねで4回
巻いて360℃に調整した恒温槽で1時間の熱処理を施
した。
【0019】一方、固定子鉄心のスロット180には予
めスロット絶縁160として0.18mm厚さのPTF
E含浸ガラスクロスシートをスロット形状に合わせU字
型に成形してスロット180に挿入しておき、このスロ
ット180に耐地絶縁140を施したコイルを順次挿入
し、このコイルをPTFEの板から切り出した楔170
で固定した。なお、コイルをスロット180に挿入する
過程で各相のコイルが重なるコイルのエンド部分には相
間絶縁150として0.18mm厚さのPTFE含浸ガ
ラスクロスを挿入し、各相のコイルが直接接触すること
がないように配慮した。またコイル端部の緊縛はPTF
E含浸のガラスコードを用いた。
【0020】上記固定子鉄心に納められた固定子コイル
をFEP52%の懸濁液に浸漬した。その後、100℃
に調整した恒温槽で2時間、次いで340℃に調整した
恒温槽で5時間の熱処理を施した。これによって素線絶
縁及び副資材は表面のみの極一部の溶融で、懸濁液の材
料のみが完全に熱溶融することで、完全に一体化した電
機コイルにすることができた。
【0021】その後恒温槽の熱源を断ち恒温槽の中で徐
冷して固定子組み立てを完了した。
【0022】そして上記完成した固定子鉄心を80℃の
温水槽に浸漬し電線導体と温水中に3000Vの交流電
圧を印加して絶縁物中に流れる電流の変化を10日間に
亘り観測したが有意差を見いだせるほどの変化は認めら
れなかった。
【0023】上記と同様の絶縁を有するモデルコイルを
過飽和の水分を有する絶縁油と共に圧力容器に入れた。
この圧力容器を300℃の恒温槽に入れ圧力容器内に8
0kg・f/cm2の圧力を加えてこの状態を保持、5
週間放置した。圧力容器に入れる前後においてコイル表
面に多少の変色は認められたものの、コイルの絶縁抵抗
に有意差は認められなかった。
【0024】〔実施例2〕次に低電圧モータの乱巻きコ
イルの実施例についてその製造方法を説明する。図2は
本発明により製作した電機コイルの要部拡大断面図であ
る。
【0025】直径1.3mmのアルミ線(導体110)
に0.025mm厚さの未焼成PTFEテープ(素線絶
縁120)を1/2重ねで2回巻を施し、360℃に調
整した恒温槽内を5分通過させテフロン絶縁電線とし
た。これを規定の小判形状に成形して乱巻きコイルとし
た。このコイルを予め実施例1同様スロット絶縁160
を施した固定子鉄心スロット180に順次納めて楔17
0で固定した。このとき1スロット180の中に相の異
なるコイルが上と下に挿入されるため上下のコイルが直
接接触することのないよう上下コイル間に、また鉄心か
ら出た部分の隣接する相間にも相間絶縁150を施し
た。またコイル端部の緊縛にはPTFEを含浸したガラ
スコードを用いた。
【0026】上記固定子鉄心に納められた固定子コイル
をFEP52%の懸濁液に浸漬した。その後、100℃
に調整した恒温槽で2時間、次いで340℃に調整した
恒温槽で5時間の熱処理を施した。
【0027】その後恒温槽の熱源を断ち恒温槽の中で徐
冷して固定子組み立てを完了した。
【0028】このようにしてできた固定子と別途製造し
た回転子等と組み合わせてモータとし、モータの内部に
80℃の温水を充満させ、これを循環させてモータを稼
動したが大気雰囲気中同様正常に稼動した。また稼動前
後における絶縁特性に変化は認められなかった。
【0029】次いでモータ内部にアンモニアを充満させ
アンモニア雰囲気中で稼動した。アンモニアを強制的に
循環させたため、時に液体、時にガス体とその時々によ
って状態が変わりコイルに接触したが稼動前後における
絶縁特性に大きな変化は認められなかった。
【0030】ちなみに懸濁液の融着効果について実験の
一例を示す。直径1.3mmのアルミ線に0.025mm
厚さの未焼成PTFEテープを1/2重ねで2回巻を施
し、360℃に調整した恒温槽内を5分通過させたテフ
ロン絶縁電線100mm長さのものを2本用意した。2
本を纏めて50mm長さだけ綿糸で縛り、縛った部分を
懸濁液に浸漬した。なお毛細管現象で50mm以上に懸
濁液が上昇するのを防ぐため懸濁液との境界面で2本が
完全に接触するのを防ぐため多少開いた。次いで規定温
度で規定時間恒温槽に入れ懸濁液に浸漬させた部分を熱
融着させた。冷却後懸濁液に浸漬していない2本の両端
を懸濁液の境界面までそれぞれをL型に曲げ一方を上側
に、他方を下側にして引き裂き強度を求める試料とし
た。蛇足ながら綿糸は完全に炭化しており引き裂き強度
の実験に影響を与えないことを確認した。 引き裂き強度(ピーク強度 N=3の平均値) 試料 330℃ 340℃ 350℃ 360℃ 370℃ PFAディスパージョン処理 80 135 210 180 105 FEPディスパージョン処理 355 395 315 265 200 処理無し 0 0 30 45 20 (単位 gf) 熱処理時間:10分 測定器:オートグラフ、引き裂き速度:50mm/min
【0031】以上のように本発明によれば、素線絶縁
と、相間絶縁やスロット絶縁等の副資材共に近似温度で
熱溶融する熱可塑性絶縁材料を使用し、前記材料よりも
低い温度で熱溶融する懸濁液を接着剤として使用してい
るため、素線絶縁及び副資材は表面のみの極一部の溶融
で、懸濁液の材料のみが完全に熱溶融することで、完全
に一体化した電機コイルにすることができる。このこと
により電機コイルは物理的にも安定し、さらに導電性を
有した液体中でも安心して使用できる。
【0032】またここに用いた熱可塑性絶縁材料は化学
的にも安定しており、たとえばアンモニア等腐食性ガス
雰囲気中でも絶縁性能に変化は認められない。
【0033】次に本発明に係る熱可塑性材料絶縁電機コ
イルを用いて構成した冷凍機の一具体例について説明す
る。図3は半密閉形スクリュー冷凍機の構成例を示す図
である。同図に示すようにこの半密閉形スクリュー冷凍
機は、凝縮器2、膨張弁3、蒸発器4及び半密閉形スク
リュー圧縮機1を具備し、これらを冷媒通路5、6、
7、8で接続して構成されている。
【0034】半密閉形スクリュー圧縮機1は冷媒ガスを
圧縮するスクリューロータ1−2と、スクリューロータ
軸1−3に一体的に設けられた半密閉モータ1−4のロ
ータ1−4aと、半密閉モータ1−4のステータ1−4
bとがケーシング1−1内に密閉的に収容されている。
更に半密閉モータ1−4のロータ1−4a及びステータ
1−4bを収納する空間1−7は隔壁1−8及びラビリ
ンス等の軸封手段1−9により、半密閉形スクリュー圧
縮機1の低圧部である吸込室1−6の雰囲気とは隔絶さ
れている。そして本発明に係る熱可塑性材料絶縁電機コ
イルは、このステータ1−4b及び/又はロータ1−4
aの部分に用いる。
【0035】半密閉形スクリュー圧縮機1に導入される
冷媒ガスは冷媒ガス吸込口17から導入され、半密閉モ
ータ1−4が収納される空間1−7を経由せず吸込室1
−6へ導入される。スクリューロータ1−2で圧縮され
た冷媒ガスは冷媒通路5を通って凝縮器2に導入され該
凝縮器2で液化され、更に冷媒通路6を通って膨張弁3
に導入される。
【0036】膨張弁3の一次側の冷媒通路6からは、イ
ンジェクションライン電磁弁10及び流量制御機構であ
るキャピラリーチューブ11を備えた冷媒液インジェク
ション通路12が分岐している。半密閉形スクリュー圧
縮機1の吐出側の冷媒通路5に設けられた吐出温度セン
サ13が所定の温度(通常120℃程度)を検知した際
には、インジェクションライン電磁弁10を開とし、冷
媒液を吸込側の冷媒通路8に導入し、潜熱により吸込冷
媒ガスを、ひいては吐出ガス温度を低下させる。
【0037】本実施例の冷凍サイクルは冷却能力及び成
績係数を向上させるために、クローズドエコノマイザサ
イクルとしている。これは上記冷凍サイクルにおいて、
凝縮器2の二次側に過冷却熱交換器18を配置し、その
被冷却側に凝縮器2を出た冷媒液を通し、被過熱側に流
量制御機構としてエコノマイザ用パルスモータ付電動弁
19により減圧された冷媒を通している。これにより冷
媒液に大きな過冷却度を与え、冷凍効果(蒸発潜熱)を
強制的に高めている。エコノマイザ用パルスモータ付電
動弁19を通った冷媒は過冷却熱交換器18にて冷媒液
より吸熱する。
【0038】この吸熱した冷媒はエコノマイザガス通路
20を通り、半密閉形スクリュー圧縮機1の半密閉モー
タ1−4が収納される空間1−7に連通するエコノマイ
ザガス導入口1−10に導かれる。ここで潜熱と顕熱に
より半密閉モータ1−4を冷却した後、エコノマイザガ
スドレン1−11からスクリューロータ1−2の吸込み
圧力と吐出圧力の中間の適切な圧力を持つ歯溝空間に連
通するエコノマイザガス回収口1−12に吸入される。
【0039】エコノマイザガスドレン1−11からエコ
ノマイザガス回収口1−12に至る冷媒ガス通路21に
はガス温度センサ22が備えられ、該ガス温度センサ2
2で検出した冷媒ガス温度により、エコノマイザ用パル
スモータ付電動弁19の開度を制御する。
【0040】半密閉モータ1−4の冷却は、半密閉形ス
クリュー冷凍機の運転点によっては、過冷却熱交換器1
8にて吸熱した冷媒だけでは不充分な場合がある。この
ため、凝縮器2を出た冷媒液の一部をモータ冷却用冷媒
通路23に導き、モータ冷却用パルスモータ付電動弁2
4を経て、半密閉形スクリュー圧縮機1の半密閉モータ
1−4が収納されている空間1−7に連通するモータ冷
却用冷媒導入口1−13に導入し、その潜熱により半密
閉モータ1−4を冷却する。
【0041】半密閉モータ1−4から熱を奪い、ガス化
した冷媒はエコノマイザガスドレン1−11から上記ス
クリューロータ1−2の吸込圧力と吐出圧力の中間の圧
力を持つ歯溝空間に連通するエコノマイザガス回収口1
−12に吸入される。上記モータ冷却用パルスモータ付
電動弁24は、半密閉モータ1−4のステータ1−4b
に設けたモータコイル温度センサ25の高温検知により
開状態となり、過渡的な過負荷運転による半密閉モータ
1−4の過熱を回避させる。
【0042】ここで、空間1−7のエコノマイザガスド
レン1−11が設けられた側の室(図3の場合モータ左
側の空間)は、半密閉モータ1−4と熱交換を行なった
冷媒ガスに曝されているため、逆側の室(図3のモータ
右側の空間)よりガス温度が高い。即ち、ステータ1−
4bのコイルエンドの温度もこの側(図3のモータ左側
の空間)の方が高い。この為、モータコイル温度センサ
25はこの側(図3のモータ左側の空間)のコイルエン
ドに装着する。
【0043】通常、モータは起動時に大きな起動電流が
流れることにより、起動直後の発熱が最も大きく、また
急激である。このため前記モータ冷却用パルスモータ付
電動弁24はタイマ26により、半密閉モータ1−4の
起動後の一定の時間、強制的に開状態とし、起動電流に
よる大きく急激な発熱を除去する。
【0044】以上の冷却手段によっても半密閉モータ1
−4の過熱がおさまらない場合にのみ、半密閉モータ1
−4のステータ1−4bに取り付けられたモータコイル
サーモ16が働き、半密閉形スクリュー圧縮機1を非常
停止させる。
【0045】なお、上記半密閉形スクリュー冷凍機の冷
媒としては、例えばアンモニア(NH3)を使用する。
【0046】半密閉形スクリュー冷凍機を上記のように
構成することにより、半密閉モータ1−4の良好な冷却
を維持でき、過渡現象、即ち起動時に凝縮器2の冷水温
度が極端に高い場合や、蒸発器4内に着氷が生じた場合
に解氷を行なうホットガスバイパス回路14のホットガ
スバイパス回路用電磁弁15がハンチングを起こした場
合や、更に供給電源のアンバランスが生じた場合にも半
密閉モータ1−4の劣化や、損傷を起こさない。
【0047】また、半密閉モータ1−4を収納する空間
1−7は隔壁1−8及びラビリンス等の軸封手段1−9
により、半密閉形スクリュー圧縮機1の低圧部である吸
込室1−6の雰囲気とは隔絶されているので、半密閉モ
ータ1−4に吸込冷媒ガスを抵触させないため、半密閉
モータ1−4の発熱及び圧力損失により比体積は増大せ
ず、冷却能力が低下しない。
【0048】また冷媒となるアンモニアは、半密閉モー
タ1−4内を流れ、ロータ1−4aやステータ1−4b
に触れるが、本発明に係るコイルを用いているので、何
ら問題は生じない。
【0049】なお本発明に係る熱可塑性材料絶縁電機コ
イルを用いる冷凍機は、上記構成の冷凍機に限られない
ことは言うまでもない。要は圧縮機のケーシング内に収
容したモータの部分に冷媒を通すことで冷却する構造の
冷凍機であれば、どのような構造の冷凍機にも適用でき
る。
【0050】また本発明に係る熱可塑性材料絶縁電機コ
イルが、冷凍機以外の他の各種機器に使用できることは
言うまでもない。例えば、自噴力が弱いために未使用と
なっている高温の地熱水を高温・高圧力のまま水中ポン
プ方式で汲み上げて発電に利用するダウンホールポンプ
(DHP)用モータ等の他のモータにも適用できる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、モ
ータを密閉的に収容する空間をスクリューロータの歯溝
空間に連結する第2の冷媒通路を通る冷媒の温度を検出
するガス温度センサの検出値により、モータを密閉的に
収容する空間に過冷却熱交換器にて吸熱して冷媒を導入
する第1の冷媒通路の流量制御機構を制御し、第1の冷
媒通路を通る冷媒の流量を制御するので、(1)モータ
の良好な冷却を維持でき、半密閉形スクリュー冷凍機の
起動時に凝縮器の冷水温度が極端に高い場合や、蒸発器
内に着氷が生じた場合に解氷を行うホットガスバイパス
回路のホットガスバイパス回路用電磁弁がハンチングを
起こした場合や、更に供給電源のアンバランスが生じた
場合にもモータの劣化や、損傷を起こさず、(2)また
半密閉形スクリュー圧縮機のケーシング内にはモータを
密閉的に収容する空間を備えたので、モータに吸込冷媒
ガスを抵触することなく、モータの発熱及び圧力損失に
より比体積は増大せず、冷却能力が低下しない。
【0052】また本発明によれば、アルミ線に熱可塑性
絶縁テープを巻き回すか又は熱可塑性絶縁樹脂を押し出
した絶縁電線と、該絶縁電線を巻き回して成形された固
定子コイルとを具備し、コイルを固定子鉄心のスロット
に挿入後、熱処理したものを用いたので、特殊環境下で
もキャンレス構造で使用可能で、且つ製造作業性にも優
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a),(b)はそれぞれ本発明により製
作した電機コイルの要部拡大断面図である。
【図2】本発明により製作した電機コイルの要部拡大断
面図である。
【図3】半密閉形スクリュー冷凍機の構成例を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 半密閉形スクリュー圧縮機 1−1 ケーシング 1−2 スクリューロータ 1−3 スクリューロータ軸 1−4 半密閉モータ 1−6 吸込室 1−7 空間 1−8 隔壁 1−9 軸封手段 2 凝縮器 3 膨張弁 4 蒸発器 5 冷媒通路 6 冷媒通路 7 冷媒通路 8 冷媒通路 110 導体 120 素線絶縁 130 層間絶縁 140 耐地絶縁 150 相間絶縁 160 スロット絶縁 170 楔 180 鉄心スロット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凝縮器、膨張弁、蒸発器、半密閉形スク
    リュー圧縮機を具備し、これらを冷媒通路で接続した構
    成の半密閉形スクリュー冷凍機において、 前記凝縮器を出た冷媒液を過冷却する過冷却熱交換器を
    設け、 前記半密閉形スクリュー圧縮機のケーシング内にはスク
    リューロータを配置すると共に、該スクリューロータを
    駆動するモータを密閉的に収容する空間を備え、 前記モータを密閉的に収容する空間に前記過冷却熱交換
    器にて吸熱した冷媒を流量制御機構を介して導入する第
    1の冷媒通路と、 前記モータを密閉的に収容する空間を前記スクリューロ
    ータの吸込圧力と吐出圧力の中間の圧力を持つ歯溝空間
    に連結する第2の冷媒通路と、 前記歯溝空間に連結する冷媒通路を通る冷媒の温度を検
    出するガス温度センサと、 前記モータのコイル温度を検出するコイル温度センサ又
    は前記半密閉形スクリュー冷凍機の吐出ガス温度を検出
    する吐出温度センサの少なくとも一方のセンサとを備
    え、 前記ガス温度センサの検出値により、前記第1の冷媒通
    路の流量制御機構を制御し、該第1の冷媒通路を通る冷
    媒の流量を制御することを特徴とする半密閉形スクリュ
    ー冷凍機。
  2. 【請求項2】 前記冷媒がアンモニア(NH3)である
    ことを特徴とする請求項1記載の半密閉形スクリュー冷
    凍機。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半密閉形スクリ
    ュー冷凍機に用いるモータは、 アルミ線に熱可塑性絶縁テープを巻き回して絶縁電線と
    し、該絶縁電線をコイルに成形して固定子鉄心のスロッ
    トに挿入後、熱処理して構成されていることを特徴とす
    る半密閉形スクリュー冷凍機用モータ。
JP2000039660A 2000-02-17 2000-02-17 半密閉形スクリュー冷凍機及びそのモータ Pending JP2001227830A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000039660A JP2001227830A (ja) 2000-02-17 2000-02-17 半密閉形スクリュー冷凍機及びそのモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000039660A JP2001227830A (ja) 2000-02-17 2000-02-17 半密閉形スクリュー冷凍機及びそのモータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001227830A true JP2001227830A (ja) 2001-08-24
JP2001227830A5 JP2001227830A5 (ja) 2007-01-25

Family

ID=18563190

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000039660A Pending JP2001227830A (ja) 2000-02-17 2000-02-17 半密閉形スクリュー冷凍機及びそのモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001227830A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205612A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Mitsubishi Electric Corp 冷凍サイクル装置
JP2008255520A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Mayekawa Mfg Co Ltd アンモニアを用いた布加工方法及び装置
EP2172653A1 (en) * 2007-07-25 2010-04-07 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Multi-stage compressor
EP2154450A3 (en) * 2008-08-08 2015-06-03 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Refrigerating device

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007205612A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Mitsubishi Electric Corp 冷凍サイクル装置
JP2008255520A (ja) * 2007-04-04 2008-10-23 Mayekawa Mfg Co Ltd アンモニアを用いた布加工方法及び装置
EP2172653A1 (en) * 2007-07-25 2010-04-07 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Multi-stage compressor
EP2172653A4 (en) * 2007-07-25 2015-01-07 Mitsubishi Heavy Ind Ltd MULTI-STAGE COMPRESSOR
EP2154450A3 (en) * 2008-08-08 2015-06-03 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho (Kobe Steel, Ltd.) Refrigerating device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6582236B2 (ja) 冷凍サイクル装置
US6675594B2 (en) Cooling system and cooling method
CN106460847A (zh) 压缩机及制冷循环装置
CN101932833A (zh) 集成压缩机马达和制冷剂/油加热器的装置和方法
JP2018025372A (ja) 冷凍サイクル装置
JP2004061061A (ja) 冷凍サイクル装置およびその運転方法
JP2001227830A (ja) 半密閉形スクリュー冷凍機及びそのモータ
CN110651158B (zh) 空调机及空调机的运转控制方法
CN110892636B (zh) 驱动装置、压缩机以及空调机及永磁电动机的驱动方法
JP3721312B2 (ja) シールされたコンプレッサ
JP6596667B2 (ja) 圧縮機及びそれを用いた冷凍サイクル装置
JP2007212113A (ja) 冷媒漏れ検知装置、冷媒漏れ検知方法、及びそれを用いた冷蔵庫
JP6805794B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP6861341B2 (ja) 冷凍サイクル装置
TW201537124A (zh) 冷凍機
JP6906138B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP6667071B2 (ja) 冷凍サイクル装置
JP6064481B2 (ja) 空気調和装置
ES2915504T3 (es) Dispositivo de ciclo de refrigeración
US3879685A (en) Motor starting system including thermal responsive means for selectively disrupting the power being supplied to the start winding
JP6872686B2 (ja) 冷凍サイクル装置
WO2022268031A1 (zh) 涡旋式压缩机和用于控制涡旋式压缩机的方法
KR200476121Y1 (ko) 구조의 간소화가 이룩된 제상 시스템용 온도퓨즈 조립체
SU625102A1 (ru) Холодильный герметичный компрессор
JP2020169782A (ja) 冷凍サイクル装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061205

Effective date: 20061205

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A621 Written request for application examination

Effective date: 20061205

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090526

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20091006