JP2001227800A - 空気調和システム - Google Patents
空気調和システムInfo
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- JP2001227800A JP2001227800A JP2000040781A JP2000040781A JP2001227800A JP 2001227800 A JP2001227800 A JP 2001227800A JP 2000040781 A JP2000040781 A JP 2000040781A JP 2000040781 A JP2000040781 A JP 2000040781A JP 2001227800 A JP2001227800 A JP 2001227800A
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- air conditioner
- indoor unit
- address
- setting
- outdoor unit
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 室内機アドレスの設定開始作業を単純化でき
るようにすること。 【解決手段】 室外機14及び室内機15を備えた第1
空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3空気調
和装置13が設置され、これらの室外機及び室内機が通
信線19により接続されると共に、室外機の回路基板に
設置された自動アドレス設定ボタンが操作されて空気調
和装置が運転されることにより、室内機の室内機アドレ
スが室外機毎に設定される空気調和システム10におい
て、室内機アドレスの設定のために実施される空気調和
装置の運転モードが、自動アドレス設定ボタンの操作時
間の長さによって選択されるよう構成されたものであ
る。
るようにすること。 【解決手段】 室外機14及び室内機15を備えた第1
空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3空気調
和装置13が設置され、これらの室外機及び室内機が通
信線19により接続されると共に、室外機の回路基板に
設置された自動アドレス設定ボタンが操作されて空気調
和装置が運転されることにより、室内機の室内機アドレ
スが室外機毎に設定される空気調和システム10におい
て、室内機アドレスの設定のために実施される空気調和
装置の運転モードが、自動アドレス設定ボタンの操作時
間の長さによって選択されるよう構成されたものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数台の空気調和
装置における室外機及び室内機が通信線により接続され
た空気調和システムに関する。
装置における室外機及び室内機が通信線により接続され
た空気調和システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複数台の空気調和装置における室外機及
び室内機が通信線により接続された空気調和システムに
あっては、当該空気調和システムの据付時等に、室内機
の室内機アドレスが室外機毎に設定される。
び室内機が通信線により接続された空気調和システムに
あっては、当該空気調和システムの据付時等に、室内機
の室内機アドレスが室外機毎に設定される。
【0003】この室内機アドレスの設定作業は、空気調
和装置毎に順次実施される。つまり、各空気調和装置の
室外機における回路基板1(図3)に設置された自動ア
ドレス設定ボタン2が作業者により操作されると、当該
空気調和装置の室外機における圧縮機が起動されて当該
空気調和装置が運転され、この時、内部の冷媒温度が変
化した室内機について、室内機アドレスが室外機毎に自
動設定される。
和装置毎に順次実施される。つまり、各空気調和装置の
室外機における回路基板1(図3)に設置された自動ア
ドレス設定ボタン2が作業者により操作されると、当該
空気調和装置の室外機における圧縮機が起動されて当該
空気調和装置が運転され、この時、内部の冷媒温度が変
化した室内機について、室内機アドレスが室外機毎に自
動設定される。
【0004】この室内機アドレスの設定のために実施さ
れる各空気調和装置の運転モード(冷房運転モード又は
暖房運転モード)は、当該空気調和装置の室外機におけ
る上記回路基板1に設置されたショートピン3が、自動
アドレス設定ボタン2の操作前に、作業者により操作さ
れることによって選択される。
れる各空気調和装置の運転モード(冷房運転モード又は
暖房運転モード)は、当該空気調和装置の室外機におけ
る上記回路基板1に設置されたショートピン3が、自動
アドレス設定ボタン2の操作前に、作業者により操作さ
れることによって選択される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、室外機の回
路基板1には、自動アドレス設定ボタン2の他にショー
トピン3も設置されているので、回路基板1のコストが
上昇してしまう。
路基板1には、自動アドレス設定ボタン2の他にショー
トピン3も設置されているので、回路基板1のコストが
上昇してしまう。
【0006】また、作業者により実施される室内機アド
レスの設定開始作業は、空気調和装置が冷房又は暖房運
転可能な装置である場合には、前述の如く、まずショー
トピン3の操作が必要であり、この操作によって室内機
アドレスの設定のために実施される空気調和装置の運転
モードが選択され、次に自動アドレス設定ボタン2の操
作が必要であり、この操作により室内機アドレスが自動
設定される。
レスの設定開始作業は、空気調和装置が冷房又は暖房運
転可能な装置である場合には、前述の如く、まずショー
トピン3の操作が必要であり、この操作によって室内機
アドレスの設定のために実施される空気調和装置の運転
モードが選択され、次に自動アドレス設定ボタン2の操
作が必要であり、この操作により室内機アドレスが自動
設定される。
【0007】一方、空気調和装置が冷房運転のみ実施可
能な装置である場合には、作業者により実施される室内
機アドレスの設定開始作業は、自動アドレス設定ボタン
2の操作のみで足り、この自動アドレス設定ボタン2の
操作によって室内機アドレスの自動設定が実施される。
能な装置である場合には、作業者により実施される室内
機アドレスの設定開始作業は、自動アドレス設定ボタン
2の操作のみで足り、この自動アドレス設定ボタン2の
操作によって室内機アドレスの自動設定が実施される。
【0008】このように、室内機アドレスの設定開始作
業が空気調和装置の機種によって異なり、特に、これら
異なる機種の空気調和装置が空気調和システムに混在し
ている場合には、各空気調和装置毎になされる室内機ア
ドレスの設定開始作業の作業性が煩雑となってしまう。
業が空気調和装置の機種によって異なり、特に、これら
異なる機種の空気調和装置が空気調和システムに混在し
ている場合には、各空気調和装置毎になされる室内機ア
ドレスの設定開始作業の作業性が煩雑となってしまう。
【0009】本発明は、上述の事情を考慮してなされた
ものであり、室内機アドレスの設定開始作業を単純化で
きる空気調和システムを提供することにある。
ものであり、室内機アドレスの設定開始作業を単純化で
きる空気調和システムを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、室外機及び室内機を備えた空気調和装置が複数台設
置され、これらの室外機及び室内機が通信線により接続
されると共に、上記室外機の回路基板に設置されたアド
レス設定手段が操作されて上記空気調和装置が運転され
ることにより、上記室内機の室内機アドレスが上記室外
機毎に設定される空気調和システムにおいて、上記室内
機アドレスの設定のために実施される上記空気調和装置
の運転モードが、上記アドレス設定手段の操作時間の長
さによって選択されるよう構成されたことを特徴とする
ものである請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の
発明において、上記空気調和装置が、冷房または暖房運
転可能な装置であることを特徴とするものである。
は、室外機及び室内機を備えた空気調和装置が複数台設
置され、これらの室外機及び室内機が通信線により接続
されると共に、上記室外機の回路基板に設置されたアド
レス設定手段が操作されて上記空気調和装置が運転され
ることにより、上記室内機の室内機アドレスが上記室外
機毎に設定される空気調和システムにおいて、上記室内
機アドレスの設定のために実施される上記空気調和装置
の運転モードが、上記アドレス設定手段の操作時間の長
さによって選択されるよう構成されたことを特徴とする
ものである請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の
発明において、上記空気調和装置が、冷房または暖房運
転可能な装置であることを特徴とするものである。
【0011】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記空気調和装置が、冷房または暖房
運転可能な装置と、冷房運転のみ実施可能な装置とであ
ることを特徴とするものである。
の発明において、上記空気調和装置が、冷房または暖房
運転可能な装置と、冷房運転のみ実施可能な装置とであ
ることを特徴とするものである。
【0012】請求項1乃至3に記載の発明には、次の作
用がある。
用がある。
【0013】室内機アドレスの設定のために実施される
空気調和装置の運転モードが、室外機の回路基板に設置
されたアドレス設定手段の操作時間の長さによって選択
されるよう構成されたことから、室外機の回路基板に
は、室内機アドレスの設定のために実施される空気調和
装置の運転モードを選択するための手段(ショートピン
等)が不要となるので、この回路基板のコストを低減で
きる。
空気調和装置の運転モードが、室外機の回路基板に設置
されたアドレス設定手段の操作時間の長さによって選択
されるよう構成されたことから、室外機の回路基板に
は、室内機アドレスの設定のために実施される空気調和
装置の運転モードを選択するための手段(ショートピン
等)が不要となるので、この回路基板のコストを低減で
きる。
【0014】また、室内機アドレスの設定のために実施
される空気調和装置の運転モードが、室外機の回路基板
に設置されたアドレス設定手段の操作時間の長さによっ
て選択されるよう構成されたことから、空気調和装置が
冷房または暖房運転可能な装置である場合にも、冷房運
転のみ実施可能な装置である場合にも、室内機アドレス
の設定開始時に、作業者は、室外機の回路基板における
アドレス設定手段を操作すれば足り、上記ショートピン
などの手段を操作する必要がないので、室内機アドレス
の設定開始作業を単純化できる。
される空気調和装置の運転モードが、室外機の回路基板
に設置されたアドレス設定手段の操作時間の長さによっ
て選択されるよう構成されたことから、空気調和装置が
冷房または暖房運転可能な装置である場合にも、冷房運
転のみ実施可能な装置である場合にも、室内機アドレス
の設定開始時に、作業者は、室外機の回路基板における
アドレス設定手段を操作すれば足り、上記ショートピン
などの手段を操作する必要がないので、室内機アドレス
の設定開始作業を単純化できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0016】図1は、本発明に係る空気調和システムの
一実施の形態を示す系統図で有る。
一実施の形態を示す系統図で有る。
【0017】この図1に示す空気調和システム10は、
複数台、例えば三台の第1空気調和装置11、第2空気
調和装置12及び第3空気調和装置13を有し、それぞ
れが一台の室外機14と複数台(例えば三台)の室内機
15を備える。これらの第1空気調和装置11、第2空
気調和装置12及び第3空気調和装置13は、共に、冷
房又は暖房運転が実施可能な空気調和装置である。
複数台、例えば三台の第1空気調和装置11、第2空気
調和装置12及び第3空気調和装置13を有し、それぞ
れが一台の室外機14と複数台(例えば三台)の室内機
15を備える。これらの第1空気調和装置11、第2空
気調和装置12及び第3空気調和装置13は、共に、冷
房又は暖房運転が実施可能な空気調和装置である。
【0018】第1空気調和装置11の室外機14及び室
内機15は冷媒配管16により接続され、第2空気調和
装置12の室外機14及び室内機15は冷媒配管17に
より接続され、第3空気調和装置13の室外機14及び
室内機15は冷媒配管18により接続される。
内機15は冷媒配管16により接続され、第2空気調和
装置12の室外機14及び室内機15は冷媒配管17に
より接続され、第3空気調和装置13の室外機14及び
室内機15は冷媒配管18により接続される。
【0019】第1空気調和装置11、第2空気調和装置
12及び第3空気調和装置13の室外機14及び室内機
15は、2線方式の通信線19により相互に接続されて
いる。
12及び第3空気調和装置13の室外機14及び室内機
15は、2線方式の通信線19により相互に接続されて
いる。
【0020】また、第1空気調和装置11の室内機15
は、通信線20を用いてリモートコントローラ21に接
続される。このリモートコントローラ21は、第1空気
調和装置11の室内機15に一斉に同様な制御(グルー
プ制御)を実行させるものである。同様に、第2空気調
和装置12、第3空気調和装置13のそれぞれの室内機
15は、通信線22、24をそれぞれ用いて、リモート
コントローラ23、25にそれぞれ接続される。リモー
トコントローラ23は第2空気調和装置12の室内機1
5に、また、リモートコントローラ25は第3空気調和
装置13の室内機15に、それぞれ一斉に同様な制御
(グループ制御)を実行させる。
は、通信線20を用いてリモートコントローラ21に接
続される。このリモートコントローラ21は、第1空気
調和装置11の室内機15に一斉に同様な制御(グルー
プ制御)を実行させるものである。同様に、第2空気調
和装置12、第3空気調和装置13のそれぞれの室内機
15は、通信線22、24をそれぞれ用いて、リモート
コントローラ23、25にそれぞれ接続される。リモー
トコントローラ23は第2空気調和装置12の室内機1
5に、また、リモートコントローラ25は第3空気調和
装置13の室内機15に、それぞれ一斉に同様な制御
(グループ制御)を実行させる。
【0021】ところで、上記空気調和システム10で
は、図2に示すように、第1空気調和装置11、第2空
気調和装置12、第3空気調和装置13のそれぞれの室
外機14における回路基板26に、アドレス設定手段と
しての自動アドレス設定ボタン27が設置されている。
この自動アドレス設定ボタン27が作業者により、室内
機アドレス設定開始作業として押下操作されると、第1
空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3空気調
和装置13の室外機14における圧縮機が起動されて、
これら第1空気調和装置11、第2空気調和装置12、
第3空気調和装置13が運転され、これにより、内部の
冷媒温度が変化した室内機15について、室内機アドレ
スが室外機14毎に自動設定される。この室内機アドレ
スの自動設定は、第1空気調和装置11、第2空気調和
装置12、第3空気調和装置13毎個別に順次実施され
る。
は、図2に示すように、第1空気調和装置11、第2空
気調和装置12、第3空気調和装置13のそれぞれの室
外機14における回路基板26に、アドレス設定手段と
しての自動アドレス設定ボタン27が設置されている。
この自動アドレス設定ボタン27が作業者により、室内
機アドレス設定開始作業として押下操作されると、第1
空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3空気調
和装置13の室外機14における圧縮機が起動されて、
これら第1空気調和装置11、第2空気調和装置12、
第3空気調和装置13が運転され、これにより、内部の
冷媒温度が変化した室内機15について、室内機アドレ
スが室外機14毎に自動設定される。この室内機アドレ
スの自動設定は、第1空気調和装置11、第2空気調和
装置12、第3空気調和装置13毎個別に順次実施され
る。
【0022】ここで、室外機14毎に設定される室内機
アドレスは、第1空気調和装置11の室内機15では、
図1の左側から「1−1」、「1−2」、「1−3」で
あり、第2空気調和装置12の室内機15では、図1の
左側から「2−1」、「2−2」、「2−3」であり、
第3空気調和装置13の室内機15では、図1の左側か
ら「3−1」、「3−2」、「3−3」である。
アドレスは、第1空気調和装置11の室内機15では、
図1の左側から「1−1」、「1−2」、「1−3」で
あり、第2空気調和装置12の室内機15では、図1の
左側から「2−1」、「2−2」、「2−3」であり、
第3空気調和装置13の室内機15では、図1の左側か
ら「3−1」、「3−2」、「3−3」である。
【0023】上述の室内機アドレスの自動設定のために
実施される第1空気調和装置11、第2空気調和装置1
2又は第3空気調和装置13の運転モード、つまり暖房
運転モード又は冷房運転モードは、作業者により室内機
アドレス設定開始作業としてなされる自動アドレス設定
ボタン27の押下操作時間の長さによって選択される。
実施される第1空気調和装置11、第2空気調和装置1
2又は第3空気調和装置13の運転モード、つまり暖房
運転モード又は冷房運転モードは、作業者により室内機
アドレス設定開始作業としてなされる自動アドレス設定
ボタン27の押下操作時間の長さによって選択される。
【0024】つまり、自動アドレス設定ボタン27が例
えば0.75秒継続して押下操作されると、回路基板2
6の第1LED31(LEDは発光ダイオードである。
以下同じ。)と第2LED32とが交互に点滅し、この
自動アドレス設定ボタン27の押下操作が解除された時
に、第1空気調和装置11、第2空気調和装置12又は
第3空気調和装置13が暖房運転モードを実施し、内部
の冷媒温度が上昇した室内機15について、室外機14
毎に室内機アドレスが自動設定される。
えば0.75秒継続して押下操作されると、回路基板2
6の第1LED31(LEDは発光ダイオードである。
以下同じ。)と第2LED32とが交互に点滅し、この
自動アドレス設定ボタン27の押下操作が解除された時
に、第1空気調和装置11、第2空気調和装置12又は
第3空気調和装置13が暖房運転モードを実施し、内部
の冷媒温度が上昇した室内機15について、室外機14
毎に室内機アドレスが自動設定される。
【0025】また、自動アドレス設定ボタン27が例え
ば2.75秒継続して押下操作されると、回路基板26
の第1LED31、第2LED32及び第4LED34
がそれぞれ点滅し、この自動アドレス設定ボタン27の
押下操作が解除された時に、第1空気調和装置11、第
2空気調和装置12又は第3空気調和装置13が冷房運
転モードを実施し、内部の冷媒温度が低下した室内機1
5について、室外機14毎に室内機アドレスが自動設定
される。
ば2.75秒継続して押下操作されると、回路基板26
の第1LED31、第2LED32及び第4LED34
がそれぞれ点滅し、この自動アドレス設定ボタン27の
押下操作が解除された時に、第1空気調和装置11、第
2空気調和装置12又は第3空気調和装置13が冷房運
転モードを実施し、内部の冷媒温度が低下した室内機1
5について、室外機14毎に室内機アドレスが自動設定
される。
【0026】なお、図2中の符号33は第3LEDであ
る。また、第1空気調和装置11、第2空気調和装置1
2及び第3空気調和装置13のそれぞれの室外機14に
おける回路基板26には、室内機アドレスの自動設定の
ために実施される第1空気調和装置11、第2空気調和
装置12、第3空気調和装置13の運転モードを選択す
る、従来技術のようなショートピン3(図3)は存在し
ない。この運転モードの選択は、本実施の形態では、自
動アドレス設定ボタン27の押下操作時間の長さによっ
て実行されるからである。
る。また、第1空気調和装置11、第2空気調和装置1
2及び第3空気調和装置13のそれぞれの室外機14に
おける回路基板26には、室内機アドレスの自動設定の
ために実施される第1空気調和装置11、第2空気調和
装置12、第3空気調和装置13の運転モードを選択す
る、従来技術のようなショートピン3(図3)は存在し
ない。この運転モードの選択は、本実施の形態では、自
動アドレス設定ボタン27の押下操作時間の長さによっ
て実行されるからである。
【0027】更に、上記第1空気調和装置11、第2空
気調和装置12、第3空気調和装置13に冷房運転のみ
実施可能な空気調和装置が含まれている場合には、この
ような空気調和装置は、室内機アドレスの自動設定のた
めに実施される運転モードが冷房運転モードに限られる
ことから、自動アドレス設定ボタン27の押下操作時間
の長さに拘わらず、自動アドレス設定ボタン27の押下
操作により、第1空気調和装置11、第2空気調和装置
12、第3空気調和装置13が冷房運転を実施する。こ
れにより、冷房運転のみ実施可能な空気調和装置につい
ても、内部の冷媒温度が低下した室内機15に室内機ア
ドレスが自動設定される。
気調和装置12、第3空気調和装置13に冷房運転のみ
実施可能な空気調和装置が含まれている場合には、この
ような空気調和装置は、室内機アドレスの自動設定のた
めに実施される運転モードが冷房運転モードに限られる
ことから、自動アドレス設定ボタン27の押下操作時間
の長さに拘わらず、自動アドレス設定ボタン27の押下
操作により、第1空気調和装置11、第2空気調和装置
12、第3空気調和装置13が冷房運転を実施する。こ
れにより、冷房運転のみ実施可能な空気調和装置につい
ても、内部の冷媒温度が低下した室内機15に室内機ア
ドレスが自動設定される。
【0028】従って、上記実施の形態によれば、次の効
果及びを奏する。
果及びを奏する。
【0029】室内機アドレスの設定のために実施され
る第1空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3
空気調和装置13の運転モード(冷房運転モード又は暖
房運転モード)が、室外機14の回路基板26に設置さ
れた自動アドレス設定ボタン27の押下操作時間の長さ
によって選択されるよう構成されたことから、室外機1
4の回路基板26には、室内機アドレスの設定のために
実施される第1空気調和装置11、第2空気調和装置1
2、第3空気調和装置13の運転モードを選択するため
の手段(ショートピン3等)が不要となるので、回路基
板26のコストを低減できる。
る第1空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3
空気調和装置13の運転モード(冷房運転モード又は暖
房運転モード)が、室外機14の回路基板26に設置さ
れた自動アドレス設定ボタン27の押下操作時間の長さ
によって選択されるよう構成されたことから、室外機1
4の回路基板26には、室内機アドレスの設定のために
実施される第1空気調和装置11、第2空気調和装置1
2、第3空気調和装置13の運転モードを選択するため
の手段(ショートピン3等)が不要となるので、回路基
板26のコストを低減できる。
【0030】室内機アドレスの設定のために実施され
る第1空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3
空気調和装置13の運転モードが、室外機14の回路基
板26に設置された自動アドレス設定ボタン27の押下
操作時間の長さによって選択されるよう構成されたこと
から、冷房又は暖房運転可能な空気調和装置と冷房運転
のみ実施可能な空気調和装置とが空気調和システム10
に混在している場合にも、室内機アドレスの設定開始時
に、作業者は室外機14の回路基板26における自動ア
ドレス設定ボタン27のみを操作すれば足り、ショート
ピン3(図3)等の手段を操作する必要がないので、室
内機アドレスの設定開始作業を単純化できる。
る第1空気調和装置11、第2空気調和装置12、第3
空気調和装置13の運転モードが、室外機14の回路基
板26に設置された自動アドレス設定ボタン27の押下
操作時間の長さによって選択されるよう構成されたこと
から、冷房又は暖房運転可能な空気調和装置と冷房運転
のみ実施可能な空気調和装置とが空気調和システム10
に混在している場合にも、室内機アドレスの設定開始時
に、作業者は室外機14の回路基板26における自動ア
ドレス設定ボタン27のみを操作すれば足り、ショート
ピン3(図3)等の手段を操作する必要がないので、室
内機アドレスの設定開始作業を単純化できる。
【0031】以上、本発明を上記実施の形態に基づいて
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る空気調和シ
ステムによれば、室外機の回路基板に設置されたアドレ
ス設定手段が操作されて空気調和装置が運転されること
により、室内機の室内機アドレスが室外機毎に設定され
る空気調和システムにおいて、室内機アドレスの設定の
ためになされる空気調和装置の運転モードが、アドレス
設定手段の操作時間の長さによって選択されるよう構成
されたことから、室内機アドレスの設定開始作業を単純
化できる。
ステムによれば、室外機の回路基板に設置されたアドレ
ス設定手段が操作されて空気調和装置が運転されること
により、室内機の室内機アドレスが室外機毎に設定され
る空気調和システムにおいて、室内機アドレスの設定の
ためになされる空気調和装置の運転モードが、アドレス
設定手段の操作時間の長さによって選択されるよう構成
されたことから、室内機アドレスの設定開始作業を単純
化できる。
【図1】本発明に係る空気調和システムの一実施の形態
を示す系統図である。
を示す系統図である。
【図2】図1の室外機における回路基板の一部を示す平
面図である。
面図である。
【図3】従来の空気調和システムにおける室外機の回路
基板の一部を示す平面図である。
基板の一部を示す平面図である。
10 空気調和システム 11 第1空気調和装置 12 第2空気調和装置 13 第3空気調和装置 14 室外機 15 室内機 19 通信線 26 回路基板 27 自動アドレス設定ボタン(アドレス設定手段)
Claims (3)
- 【請求項1】 室外機及び室内機を備えた空気調和装置
が複数台設置され、これらの室外機及び室内機が通信線
により接続されると共に、 上記室外機の回路基板に設置されたアドレス設定手段が
操作されて上記空気調和装置が運転されることにより、
上記室内機の室内機アドレスが上記室外機毎に設定され
る空気調和システムにおいて、 上記室内機アドレスの設定のために実施される上記空気
調和装置の運転モードが、上記アドレス設定手段の操作
時間の長さによって選択されるよう構成されたことを特
徴とする空気調和システム。 - 【請求項2】 上記空気調和装置が、冷房または暖房運
転可能な装置であることを特徴とする請求項1に記載の
空気調和システム。 - 【請求項3】 上記空気調和装置が、冷房または暖房運
転可能な装置と、冷房運転のみ実施可能な装置とである
ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000040781A JP2001227800A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 空気調和システム |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110762783A (zh) * | 2019-10-14 | 2020-02-07 | 广东美的暖通设备有限公司 | 多联机空调热回收系统寻址方法、系统及存储介质 |
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2000
- 2000-02-18 JP JP2000040781A patent/JP2001227800A/ja active Pending
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CN110762783A (zh) * | 2019-10-14 | 2020-02-07 | 广东美的暖通设备有限公司 | 多联机空调热回收系统寻址方法、系统及存储介质 |
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