JP2001227759A - 熱搬送装置 - Google Patents

熱搬送装置

Info

Publication number
JP2001227759A
JP2001227759A JP2000034678A JP2000034678A JP2001227759A JP 2001227759 A JP2001227759 A JP 2001227759A JP 2000034678 A JP2000034678 A JP 2000034678A JP 2000034678 A JP2000034678 A JP 2000034678A JP 2001227759 A JP2001227759 A JP 2001227759A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat medium
heat
transfer device
heat transfer
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000034678A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Uno
浩 宇野
Kiyonobu Yoshida
清信 吉田
Tomoaki Kitano
智章 北野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000034678A priority Critical patent/JP2001227759A/ja
Publication of JP2001227759A publication Critical patent/JP2001227759A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 採暖・保温機能を有する熱搬送装置におい
て、熱媒ユニットの熱搬送チューブは人体に装着使用す
ると折れ曲がり、熱媒が流れず、熱交換手段内で沸騰す
ることを防止する。 【解決手段】 アルミラミネートシート11を重ね、重
ねたアルミラミネートシート11の間に熱媒を流す熱媒
通路12を形成し、熱媒通路12以外の部分を互いに融
着シールし、熱媒通路12を複数並列にした熱媒ユニッ
ト9を構成したものである。したがって、一部が折れ曲
がってもすべて折れ曲がることはなく、熱媒は安定して
流れ、格段に優れた可とう性が得られ、アルミ箔が均熱
効果を発揮して、快適感がより向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は可とう性に富み、採
暖・保温機能を有する熱搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の熱搬送装置は、図9に示
すように、熱源ユニット1に燃焼器などの発熱手段2
と、温水などを熱媒として熱交換する熱交換手段3と、
熱媒を搬送するポンプなどの熱媒強制循環手段4と、こ
の熱媒強制循環手段4を駆動させる熱媒強制循環手段エ
ネルギー源5と、発熱手段2がガス燃焼である場合は、
燃焼部へガスを供給するガスボンベ6と、装置の運転操
作を行う操作部7とが収納されていた。さらに、熱源ユ
ニット1で熱交換した熱媒を循環させる熱搬送チューブ
8を配設して放熱させる熱媒ユニット9と、この熱媒ユ
ニット9と熱源ユニット1とを熱媒を分離して熱媒を搬
送する接続チュ−ブ10から構成されていた。
【0003】この構成における動作、作用について説明
する。操作部7で運転操作を行うと、ガスボンベ6から
発熱手段2にガスが供給されると同時に点火が行われ、
発熱手段2が燃焼をして熱が発生し、さらに熱媒強制循
環手段4は熱発電素子からなる熱媒強制循環手段エネル
ギー源5により電力が供給されて駆動し、熱媒が搬送さ
れる。そこで、発熱手段2の熱を熱媒強制循環手段エネ
ルギー源5を介して熱交換手段3が熱媒と熱交換し、温
度が上昇した熱媒は放熱手段の熱搬送チュ−ブ8を循環
して放熱し、再び熱媒強制循環手段4に戻る。このよう
にして熱搬送が行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来の熱搬送装置では、放熱手段の使用形態は通
常、暖房衣服,マットなどとして人体に装着使用するた
め、この放熱手段は可とう性を必要とし、また、熱媒回
路は密閉回路にすることが要求される。そこで、熱搬送
チューブは可とう性を満たすためにゴムまたは樹脂系材
料が用いられているが、人体に装着使用すると動作の状
況によっては折れ曲がり、熱媒が流れず、熱交換手段内
で沸騰することもあった。対策として並列にすることが
考えられるが、分流する部品を必要し、複数の熱搬送チ
ューブの配列は手間を要し、実現性が乏しいという課題
を有していた。
【0005】また、搬送チューブの断面形状は通常、円
形で人体に装着使用すると違和感があり、搬送チューブ
の配列を感じさせないものが望まれているという課題を
有していた。
【0006】さらに、熱媒はその温度上昇による圧力上
昇および蒸気成分の発生により熱搬送チューブ自体を介
して外部へ透過して減少するため、熱媒強制循環手段が
エアかみ現象を起こし、熱媒が搬送できなくなるという
こともあった。そして熱媒が外部へ透過することを防止
するために、金属系材料を用いると可とう性を満たすこ
とができないという課題を有していた。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、発熱手段、前記発熱手段で発生した熱を熱
媒に熱交換する熱交換手段、熱媒を搬送循環させる熱媒
強制循環手段を備えた熱源ユニットと、アルミ箔の両面
を樹脂系材料でラミネートした多層構造のアルミラミネ
ートシートと、前記アルミラミネートシートを重ね、重
ねたアルミラミネートシートの間に熱媒を流す熱媒通路
を形成し、熱媒通路以外の部分を互いに融着シールし、
熱媒通路を複数で並列にした熱媒ユニットとから構成し
たものである。
【0008】上記発明によれば、アルミラミネートシー
トの融着シールしない部分を熱媒が流れる熱媒通路に
し、熱媒通路を複数で並列にしているため、人体の動作
の状況などによって一部の熱媒通路が折れ曲がっても複
数の熱媒通路がすべて折れ曲がることは確立的に小さ
く、熱媒は安定して流れる。
【0009】また、アルミラミネートシート自体を熱媒
通路にしているため、格段に優れた可とう性が得られ、
人体に装着使用しても違和感がなく、熱媒通路の配列を
感じさせない。そして、アルミラミネートシート自体が
熱媒に接触しているため、アルミ箔が均熱効果を発揮し
て、暖房衣服、マットなどとして人体に装着使用すると
快適感がより向上する。
【0010】さらに、アルミラミネートシートは金属の
アルミ箔を用いているため、熱媒が外部へ漏出すること
を防止し、長期間安定した熱搬送を行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる熱搬送
装置は、発熱手段、前記発熱手段で発生した熱を熱媒に
熱交換する熱交換手段、熱媒を搬送循環させる熱媒強制
循環手段を備えた熱源ユニットと、アルミ箔の両面を樹
脂系材料でラミネートした多層構造のアルミラミネート
シートと、前記アルミラミネートシートを重ね、重ねた
アルミラミネートシートの間に熱媒を流す熱媒通路を形
成し、熱媒通路以外の部分を互いに融着シールし、熱媒
通路を複数で並列にした熱媒ユニットとを有する。
【0012】そして、重ねたアルミラミネートシートの
間を熱媒が流れる熱媒通路にし、熱媒通路は複数で並列
にしているため、人体の動作などによって一部の熱媒通
路が折れ曲がっても複数の熱媒通路がすべて折れ曲がる
ことは確立的に小さく、熱媒は安定して流れる。
【0013】また、アルミラミネートシート自体を熱媒
通路にしているため、格段に優れた可とう性が得られ、
人体に装着使用しても違和感がなく、熱媒通路の配列を
感じさせない。そして、アルミラミネートシート自体が
熱媒に接触しているため、アルミ箔が均熱効果を発揮し
て、暖房衣服,マットなどとして人体に装着使用すると
快適感がより向上する。
【0014】さらに、アルミラミネートシートは金属の
アルミ箔を用いているため、熱媒が外部へ漏出すること
を防止し、長期間安定した熱搬送を行うことができる。
【0015】本発明の請求項2にかかる熱搬送装置は、
熱媒ユニットが並列の熱媒通路を互いに連結する短絡通
路を備えたものである。
【0016】そして、人体の動作などによって熱媒通路
が折れ曲がっても、複数のすべての熱媒通路が同じ場所
で折れ曲がる確立は小さいため、一部の熱媒通路が折れ
曲がった場所では短絡通路を経由して他の熱媒通路に熱
媒が流れ、その熱媒通路が折れ曲がった場所では、さら
に別の熱媒通路に短絡通路を経由して流れる。このよう
な動きを繰り返して熱媒はより安定して流れる。
【0017】本発明の請求項3にかかる熱搬送装置は、
ズボンに構成した熱媒ユニットを有する。
【0018】そして、人体に装着使用し、歩行などによ
りひざ部分で熱媒通路が折れ曲がっても熱媒は安定して
流れる。同様に座っても臀部で熱媒通路が折れ曲がって
も熱媒は安定して流れる。
【0019】また、アルミラミネートシートでズボンを
構成したため、格段に優れた可とう性が得られ、人体に
装着使用しても歩行などで違和感がなく、熱媒通路の配
列を感じさせない。そして、アルミラミネートシート自
体が熱媒に接触しているため、アルミ箔が均熱効果を発
揮して、快適感がより向上する。
【0020】本発明の請求項4にかかる熱搬送装置は、
熱媒通路の配列形状は、熱媒がズボン上部の腰部分か
ら、一方の足の下方へ進むと折り返して下方より上方へ
進み、順次これを繰り返して配列し、その後他方の足に
移り、他方の足の下方へ進むと折り返して下方より上方
へ進み、順次これを繰り返して配列し、最後に腰部分で
最初の入り口付近に戻る配列形状としたズボンを有す
る。
【0021】そして、熱媒通路の配列形状は足を挿入す
る部分を上下方向に折り返し、順次これを繰り返してい
くため、ズボンの形状に合わせて均一に暖めることがで
き、温度分布がよくなり、より快適性が向上する。ま
た、熱源ユニットは腰部分で保持させることが人体の動
作から障害にならず望ましいが、熱媒通路はズボン上部
より入り、ズボン上部より出るようにしているため、熱
源ユニットをズボン上部に設けるのに適しており、着心
地もよくなる。
【0022】本発明の請求項5にかかる熱搬送装置は衣
服に構成した熱媒ユニットを有する。
【0023】そして、人体に装着使用し、背中部分で熱
媒通路が折れ曲がっても熱媒は安定して流れる。
【0024】また、アルミラミネートシートで衣服を構
成したため、格段に優れた可とう性が得られ、人体に装
着使用しても違和感がなく、熱媒通路の配列を感じさせ
ない。そして、アルミラミネートシート自体が熱媒に接
触しているため、アルミ箔が均熱効果を発揮して、快適
感がより向上する。
【0025】本発明の請求項6にかかる熱搬送装置は、
熱媒通路の配列形状は熱媒が衣服下部より入り、斜め上
方へ進むと折り返し、順次これを繰り返して上部の肩部
分に到達すると下降して衣服下部より出る配列形状とし
た衣服を有する。
【0026】そして、熱媒が衣服下部より入り、斜め上
方へ進むと折り返し、順次これを繰り返していくため、
衣服の形状に合わせて均一に暖めることができ、温度分
布がよくなり、より快適性が向上する。また、熱源ユニ
ットの重量は衣服下部に加わるほうが着心地の点からよ
いが、熱媒通路の配列形状は衣服下部より入り、衣服下
部より出るようにしているため、熱源ユニットを衣服下
部に設けるのに適しており、着心地もよくなる。
【0027】本発明の請求項7にかかる熱搬送装置は衣
服とズボンの両方で熱媒ユニットを構成した上下両用衣
服を有する。
【0028】そして、使用者は上半身と下半身に装着し
て身体の大部分を同時に暖めることができ、快適性の向
上が図られる。
【0029】本発明の請求項8にかかる熱搬送装置は長
方形のシ−トに構成した熱媒ユニットを有する。
【0030】そして、長方形のシ−トを使用者が横たわ
るとか、座って使用し、一部の熱媒通路が閉鎖されても
複数の熱媒通路がすべて閉鎖されることは確立的に小さ
く熱媒は安定して流れる。
【0031】また、アルミラミネートシート自体を熱媒
通路にしているため、格段に優れた可とう性が得られ、
人体に装着使用しても違和感がなく、熱媒通路の配列を
感じさせない。そして、アルミラミネートシート自体が
熱媒に接触しているため、アルミ箔が均熱効果を発揮し
て、すべての領域で均一な温度分布を示し、快適感がよ
り向上する。
【0032】本発明の請求項9にかかる熱搬送装置は重
ねたアルミラミネートシートの片面もしくは両面に緩衝
材を設けて構成した熱媒ユニットを有する。
【0033】そして、使用者が横たわるとか、座っても
緩衝材が受けることで熱媒通路が閉鎖されにくくなり、
熱媒はより安定して流れる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0035】(実施例1)図1は本発明の実施例1の熱
搬送装置の構成図、図2は同熱搬送装置の熱媒ユニット
の要部断面図である。なお、従来例と同一符号のものは
同一構造を有し、詳細な説明は省略する。
【0036】図1、2において、1は熱源ユニットで、
発熱手段2と、この発熱手段2で発生した熱を熱媒と熱
交換する熱交換手段3と、熱媒を熱交換手段3へ搬送す
る熱媒強制循環手段4とこの熱媒強制循環手段4を駆動
させる駆動エネルギー源5と、発熱手段2がガス燃焼で
ある場合は、燃焼部へガスを供給するガスボンベ6と、
装置の運転操作を行う操作部7とが収納されている。そ
して駆動エネルギー源5としては、例えば、温度差で電
気を発電する熱発電素子を用い、発熱手段2で加熱され
る面を高温面、熱交換手段3と熱交換する面を低温面と
し、この温度差で発電させている。9は熱媒ユニットで
あり、アルミ箔の両面を樹脂系材料でラミネートした多
層構造のアルミラミネートシート11と、このアルミラ
ミネートシート11を重ね、重ねたアルミラミネートシ
ート11の間に熱媒を流す熱媒通路12を形成し、熱媒
通路12以外の部分の融着シール部13を互いに融着シ
ールし、熱媒通路12は複数で並列にして形成してい
る。一例として2本の並列とし、熱媒通路12a、熱媒
通路12bで示している。10は接続チュ−ブで放熱手
段9と熱源ユニット1とを分離して接続し、熱媒を搬送
する。
【0037】この構成における動作、作用について説明
する。操作部7で運転操作を行うとガスボンベ6から発
熱手段2にガスが供給されると同時に点火が行われ、発
熱手段2が燃焼をして熱が発生し、さらに熱媒強制循環
手段4は熱発電素子からなる熱媒強制循環手段エネルギ
ー源5により電力が供給されて駆動し、熱媒が搬送され
る。そこで、発熱手段2の熱を駆動エネルギー源5を介
して熱交換手段3が熱媒と熱交換し、温度が上昇した熱
媒は熱媒ユニット9の熱媒通路12aと熱媒通路12b
を循環して放熱し、再び熱媒強制循環手段4に戻る。こ
のようにして熱搬送が行われるが、アルミラミネートシ
ート11の融着シールしない部分を熱媒が流れる熱媒通
路12aと熱媒通路12bにし、熱媒通路12aと熱媒
通路12bは複数で並列にしているため、人体の動作の
状況などによって一部の熱媒通路12が折れ曲がっても
複数の熱媒通路12aと熱媒通路12bがすべて折れ曲
がることは確立的に小さく、熱媒は安定して流れる。
【0038】また、アルミラミネートシート11自体で
熱媒通路12aと熱媒通路12bを形成しているため、
格段に優れた可とう性が得られ、人体に装着使用しても
違和感がなく、熱媒通路12aと熱媒通路12bの配列
を感じさせない。そして、アルミラミネートシート11
自体が熱媒に接触しているため、アルミ箔が均熱効果を
発揮して、暖房衣服,マットなどとして人体に装着使用
すると快適感がより向上する。
【0039】さらに、アルミラミネートシート11は金
属のアルミ箔を用いているため、熱媒が外部へ漏出する
ことを防止し、長期間安定した熱搬送を行うことができ
る。
【0040】(実施例2)図3は本発明の実施例2の熱
搬送装置の熱媒ユニットの要部断面図である。
【0041】実施例2が実施例1と異なる点は、熱媒ユ
ニット9が熱媒通路12を複数で並列にし、並列の熱媒
通路12を互いに連結する短絡通路14を備えたところ
である。熱媒通路12は一例として2本の並列にし、熱
媒通路12a、熱媒通路12bで示している。
【0042】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0043】次に動作、作用を説明すると、人体の動作
などによって熱媒通路12が折れ曲がっても、複数のす
べての熱媒通路12aと熱媒通路12bが同じ場所で折
れ曲がる確立は小さいため、一部の熱媒通路12(例え
ば、熱媒通路12a)が折れ曲がった場所では短絡通路
14を経由して他の熱媒通路12(例えば、熱媒通路1
2b)に熱媒が流れ、その熱媒通路12が折れ曲がった
場所では、さらに別の熱媒通路12に短絡通路14を経
由して流れる。このような動きを繰り返して熱媒はより
安定して流れる。
【0044】(実施例3)図4は本発明の実施例3の熱
搬送装置の構成図である。
【0045】実施例3が実施例1と異なる点は、ズボン
15に構成した熱媒ユニット9を設けたところである。
熱媒通路12は一例として2本の並列にし、熱媒通路1
2a、熱媒通路12bで示している。
【0046】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0047】次に動作、作用について説明すると、人体
に装着使用し、歩行などによりひざ部分で熱媒通路12
aと熱媒通路12bが折れ曲がってもどちらかの熱媒通
路12に流れ、熱媒は安定して流れる。同様に座っても
臀部で熱媒通路12が折れ曲がっても熱媒は安定して流
れる。
【0048】また、アルミラミネートシート11でズボ
ン15を構成したため、格段に優れた可とう性が得ら
れ、人体に装着使用しても歩行などで違和感がなく、熱
媒通路12aと熱媒通路12bの配列を感じさせない。
そして、アルミラミネートシート11自体が熱媒に接触
しているため、アルミ箔が均熱効果を発揮して、快適感
がより向上する。
【0049】(実施例4)実施例4が実施例3と異なる
点は、図4において、熱媒通路12の配列形状は熱媒が
ズボン15の上部の腰部分16から、一方の足の筒状の
部分17aに入り、筒状の部分17aの下方へ進むとU
字形状に折り返して下方から上方へ進み、順次これを繰
り返して筒状の部分17aの配列を終えると、他方の足
に移り、他方の筒状の部分17bに入り、筒状の部分1
7bの下方へ進むとU字形状に折り返して下方より上方
へ進み、順次これを繰り返して筒状の部分17bの配列
を終えると、腰部分16で最初の入り口付近に戻る配列
形状としたズボン15を設けたところである。
【0050】なお実施例3と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0051】次に動作、作用について説明すると、熱媒
通路12の配列形状は足を挿入する筒状の部分17a、
17bを上下方向にU字形状に折り返し、順次これを繰
り返していくため、ズボン15の形状に合わせて均一に
暖めることができ、温度分布がよくなり、より快適性が
向上する。また、熱源ユニット1は腰部分16で保持さ
せることが人体の動作から障害にならず望ましが、熱媒
通路12はズボン15上部より入り、ズボン15上部よ
り出るようにしているため、熱源ユニット1をズボン1
5上部に設けるのに適しており、着心地もよくなる。
【0052】(実施例5)図5は本発明の実施例5の熱
搬送装置の構成図である。
【0053】実施例5が実施例1と異なる点は、衣服1
8に構成した熱媒ユニット9を設けたところである。熱
媒通路12は一例として2本の並列にし、熱媒通路12
a、熱媒通路12bで示している。
【0054】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0055】次に動作、作用について説明すると、人体
に装着使用し、背中部分で熱媒通路12が折れ曲がって
もどちらかの熱媒通路12aと熱媒通路12baに流
れ、熱媒は安定して流れる。
【0056】また、アルミラミネートシート11で衣服
18を構成したため、格段に優れた可とう性が得られ、
人体に装着使用しても違和感がなく、熱媒通路12の配
列を感じさせない。そして、アルミラミネートシート1
1自体が熱媒に接触しているため、アルミ箔が均熱効果
を発揮して、快適感がより向上する。
【0057】(実施例6)実施例6が実施例5と異なる
点は、図5において、熱媒通路12の配列形状は熱媒が
衣服下部19より入り、斜め上方へ進むとU字形状に折
り返し、順次これを繰り返して上部の肩部分20に到達
すると下降して衣服下部19より出る配列形状とした衣
服18を設けたところである。
【0058】なお実施例5と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0059】次に動作、作用について説明すると、熱媒
が衣服下部19より入り、斜め上方へ進むとU字形状に
折り返し、順次これを繰り返していくため、衣服18の
形状に合わせて均一に暖めることができ、温度分布がよ
くなり、より快適性が向上する。また、熱源ユニット1
の重量は衣服下部19に加わるほうが着心地の点からよ
いが熱媒通路12の配列形状は衣服下部19より入り、
衣服下部19より出るようにしているため、熱源ユニッ
ト1を衣服下部19に設けるのに適しており、着心地も
よくなる。
【0060】(実施例7)図6は本発明の実施例7の熱
搬送装置の構成図である。
【0061】実施例7が実施例1と異なる点は、衣服1
8とズボン15の両方で構成した上下両用衣服21とし
た熱媒ユニット9を設けたところである。熱媒通路12
は一例として2本の並列にし、熱媒通路12a、熱媒通
路12bで示している。
【0062】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0063】次に動作、作用について説明すると、使用
者は上半身と下半身に装着して身体の大部分を同時に暖
めることができ、快適性の向上が図られる。
【0064】(実施例8)図7は本発明の実施例8の熱
搬送装置の構成図である。
【0065】実施例8が実施例1と異なる点は、長方形
のシ−ト22に構成した熱媒ユニット9を設けたところ
である。熱媒通路12は一例として2本の並列にし、熱
媒通路12a、熱媒通路12bで示している。
【0066】なお実施例1と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0067】次に動作、作用について説明すると、長方
形のシ−ト22を使用者が横たわるとか、座って使用
し、一部の熱媒通路12が閉鎖されても複数の熱媒通路
12aと熱媒通路12bがすべて閉鎖されることは確立
的に小さく熱媒は安定して流れる。
【0068】また、アルミラミネートシート11自体を
熱媒通路12にしているため、格段に優れた可とう性が
得られ、人体に装着使用しても違和感がなく、熱媒通路
12の配列を感じさせない。そして、アルミラミネート
シート11自体が熱媒に接触しているため、アルミ箔が
均熱効果を発揮して、すべての領域で均一な温度分布を
示し、快適感がより向上する。
【0069】(実施例9)図8は本発明の実施例9の熱
搬送装置の要部断面図である。
【0070】実施例9が実施例8と異なる点は、アルミ
ラミネートシート11の片面もしくは両面に緩衝材23
を設けて構成した熱媒ユニット9を設けたところであ
る。
【0071】なお実施例8と同一符号のものは同一構造
を有し、説明は省略する。
【0072】次に動作、作用について説明すると、使用
者が横たわるとか、座っても緩衝材23が受けることで
熱媒通路12が閉鎖されにくくなり、熱媒はより安定し
て流れる。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
係る熱搬送装置は、発熱手段、前記発熱手段で発生した
熱を熱媒に熱交換する熱交換手段、熱媒を搬送循環させ
る熱媒強制循環手段を備えた熱源ユニットと、アルミ箔
の両面を樹脂系材料でラミネートした多層構造のアルミ
ラミネートシートと、前記アルミラミネートシートを重
ね、重ねたアルミラミネートシートの間に熱媒を流す熱
媒通路を形成し、熱媒通路以外の部分を互いに融着シー
ルし、熱媒通路を複数で並列にした熱媒ユニットとで構
成しているので、人体の動作などによって一部の熱媒通
路が折れ曲がっても複数の熱媒通路がすべて折れ曲がる
ことは確立的に小さく、熱媒は安定して流れるという効
果がある。
【0074】また、アルミラミネートシート自体を熱媒
通路にしているため、格段に優れた可とう性が得られ、
人体に装着使用しても違和感がなく、熱媒通路の配列を
感じさせない。そして、アルミラミネートシート自体が
熱媒に接触しているため、アルミ箔が均熱効果を発揮し
て、暖房衣服,マットなどとして人体に装着使用すると
快適感がより向上するという効果がある。
【0075】さらに、アルミラミネートシートは金属の
アルミ箔を用いているため、熱媒が外部へ漏出すること
を防止し、長期間安定した熱搬送を行うことができると
いう効果がある。
【0076】また、請求項2に係る熱搬送装置は、熱媒
ユニットが、並列の熱媒通路を互いに連結する短絡通路
を備えた構成としているので、人体の動作などによって
熱媒通路が折れ曲がっても、複数のすべての熱媒通路が
同じ場所で折れ曲がる確立は小さいため、一部の熱媒通
路が折れ曲がった場所では短絡通路を経由して他の熱媒
通路に熱媒が流れ、その熱媒通路が折れ曲がった場所で
は、さらに別の熱媒通路に短絡通路を経由して流れる。
このような動きを繰り返して熱媒はより安定して流れる
という効果がある。
【0077】また、請求項3に係る熱搬送装置はズボン
に構成した熱媒ユニットとしているので、人体に装着使
用し、歩行などによりひざ部分で熱媒通路が折れ曲がっ
ても熱媒は安定して流れる。同様に座っても臀部で熱媒
通路が折れ曲がっても熱媒は安定して流れるという効果
がある。
【0078】また、アルミラミネートシートでズボンを
構成したため、格段に優れた可とう性が得られ、人体に
装着使用しても歩行などで違和感がなく、熱媒通路の配
列を感じさせない。そして、アルミラミネートシート自
体が熱媒に接触しているため、アルミ箔が均熱効果を発
揮して、快適感がより向上するという効果がある。
【0079】また、請求項4に係る熱搬送装置は、熱媒
通路の配列形状は、熱媒がズボン上部の腰部分から、一
方の足の下方へ進むと折り返して下方より上方へ進み、
順次これを繰り返して配列し、その後他方の足に移り、
他方の足の下方へ進むと折り返して下方より上方へ進
み、順次これを繰り返して配列し、最後に腰部分で最初
の入り口付近に戻る配列形状としたズボンとしているの
で、熱媒通路の配列形状は足を挿入する筒状の部分を上
下方向にU字形状に折り返し、順次これを繰り返してい
くため、ズボンの形状に合わせて均一に暖めることがで
き、温度分布がよくなり、より快適性が向上する。ま
た、熱源ユニットは腰部分で保持させることが人体の動
作から障害にならず望ましが、熱媒通路はズボン上部よ
り入り、ズボン上部より出るようにしているため、熱源
ユニットをズボン上部に設けるのに適しており、着心地
もよくなるという効果がある。
【0080】また、請求項5に係る熱搬送装置は衣服に
構成した熱媒ユニットとしているので、人体に装着使用
し、背中部分で熱媒通路が折れ曲がっても熱媒は安定し
て流れるという効果がある。
【0081】アルミラミネートシートで衣服を構成した
ため、格段に優れた可とう性が得られ、人体に装着使用
しても違和感がなく、熱媒通路の配列を感じさせない。
そして、アルミラミネートシート自体が熱媒に接触して
いるため、アルミ箔が均熱効果を発揮して、快適感がよ
り向上するという効果がある。
【0082】また、請求項6に係る熱搬送装置は熱媒通
路の配列形状は熱媒が衣服下部より入り、斜め上方へ進
むと折り返し、順次これを繰り返して上部の肩部分に到
達すると下降して衣服下部より出る配列形状とした衣服
としているので、熱媒が衣服下部より入り、斜め上方へ
進むと折り返し、順次これを繰り返していくため、衣服
の形状に合わせて均一に暖めることができ、温度分布が
よくなり、より快適性が向上する。また、熱源ユニット
の重量は衣服下部に加わるほうが着心地の点からよいが
熱媒通路の配列形状は衣服下部より入り、衣服下部より
出るようにしているため、熱源ユニットを衣服下部に設
けるのに適しており、着心地もよくなるという効果があ
る。
【0083】また、請求項7に係る熱搬送装置は衣服と
ズボンの両方で構成した上下両用衣服とした熱媒ユニッ
トとしているので、使用者は上半身と下半身に装着して
身体の大部分を同時に暖めることができ、快適性の向上
が図られるという効果がある。
【0084】また、請求項8に係る熱搬送装置は長方形
のシ−トに構成した熱媒ユニットとしているので、長方
形のシ−トを使用者が横たわるとか、座って使用し、一
部の熱媒通路が閉鎖されても複数の熱媒通路がすべて閉
鎖されることは確立的に小さく熱媒は安定して流れると
いう効果がある。
【0085】また、アルミラミネートシート自体を熱媒
通路にしているため、格段に優れた可とう性が得られ、
人体に装着使用しても違和感がなく、熱媒通路の配列を
感じさせない。そして、アルミラミネートシート自体が
熱媒に接触しているため、アルミ箔が均熱効果を発揮し
て、すべての領域で均一な温度分布を示し、快適感がよ
り向上するという効果がある。
【0086】また、請求項9に係る熱搬送装置は重ねた
アルミラミネートシートの片面もしくは両面に緩衝材を
設けて構成した熱媒ユニットとしているので、使用者が
横たわるとか、座っても緩衝材が受けることで熱媒通路
が閉鎖されにくくなり、熱媒はより安定して流れるとい
う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の熱搬送装置の構成図
【図2】同熱搬送装置の熱媒ユニットの要部断面図
【図3】本発明の実施例2の熱搬送装置の放熱手段の要
部断面図
【図4】本発明の実施例3および実施例4の熱搬送装置
の構成図
【図5】本発明の実施例5および実施例6の熱搬送装置
の構成図
【図6】本発明の実施例7の熱搬送装置の構成図
【図7】本発明の実施例8の熱搬送装置の構成図
【図8】図8は本発明の実施例9の熱搬送装置の要部断
面図
【図9】従来の熱搬送装置の構成図
【符号の説明】
1 熱源ユニット 2 発熱手段 3 熱交換手段 4 熱媒強制循環手段 9 熱媒ユニット 11 アルミラミネートシート 12a、12b 熱媒通路 13 融着シール部 14 短絡通路 15 ズボン 16 腰部分 18 衣服 19 衣服下部 20 肩部分 21 上下両用衣服 22 シ−ト 23 緩衝材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北野 智章 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 3B011 AA01 AA05 AB01 AC01 AC13 3L071 BC01 BD01

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発熱手段、前記発熱手段で発生した熱を熱
    媒に熱交換する熱交換手段、熱媒を搬送循環させる熱媒
    強制循環手段を備えた熱源ユニットと、アルミ箔の両面
    を樹脂系材料でラミネートした多層構造のアルミラミネ
    ートシートと、前記アルミラミネートシートを重ね、重
    ねたアルミラミネートシートの間に熱媒を流す熱媒通路
    を形成し、熱媒通路以外の部分を互いに融着シールし、
    熱媒通路を複数で並列にした熱媒ユニットとを備えた熱
    搬送装置。
  2. 【請求項2】熱媒ユニットは、並列の熱媒通路を互いに
    連結する短絡通路を備えた請求項1に記載の熱搬送装
    置。
  3. 【請求項3】熱媒ユニットは、ズボンに構成した請求項
    1に記載の熱搬送装置。
  4. 【請求項4】ズボンに配列した熱媒通路の配列形状は、
    熱媒がズボン上部の腰部分から、一方の足の下方へ進む
    と折り返して下方より上方へ進み、順次これを繰り返し
    て配列し、その後他方の足に移り、他方の足の下方へ進
    むと折り返して下方より上方へ進み、順次これを繰り返
    して配列し、最後に腰部分で最初の入り口付近に戻る配
    列形状とした請求項3に記載の熱搬送装置。
  5. 【請求項5】熱媒ユニットは衣服に構成した請求項1に
    記載の熱搬送装置。
  6. 【請求項6】衣服に配列した熱媒通路の配列形状は熱媒
    が衣服下部より入り、斜め上方へ進むと折り返し、順次
    これを繰り返して上部の肩部分に到達すると下降して衣
    服下部より出る配列形状とした請求項5に記載の熱搬送
    装置。
  7. 【請求項7】熱媒ユニットは衣服とズボンの両方で構成
    した上下両用衣服とした請求項1に記載の熱搬送装置。
  8. 【請求項8】熱媒ユニットは長方形のシ−トに構成した
    請求項1に記載の熱搬送装置。
  9. 【請求項9】熱媒ユニットは重ねたアルミラミネートシ
    ートの片面もしくは両面に緩衝材を設けて構成した請求
    項8に記載の熱搬送装置。
JP2000034678A 2000-02-14 2000-02-14 熱搬送装置 Pending JP2001227759A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034678A JP2001227759A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 熱搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000034678A JP2001227759A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 熱搬送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001227759A true JP2001227759A (ja) 2001-08-24

Family

ID=18558977

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000034678A Pending JP2001227759A (ja) 2000-02-14 2000-02-14 熱搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001227759A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520112A (ja) * 2005-09-12 2009-05-21 カー,アンドリュー,ロバート,イングランド 熱交換服
WO2010016483A1 (ja) * 2008-08-08 2010-02-11 Okayasu Kenji 後付け暖房インナーを有する暖房服
WO2010016482A1 (ja) * 2008-08-05 2010-02-11 Okayasu Kenji 暖房服
JP5627747B1 (ja) * 2013-09-02 2014-11-19 Ikk株式会社 流体回路付き複合布帛の製造方法、及び流体回路付き複合布帛
WO2015030248A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 Ikk株式会社 流体回路付き複合布帛の製造方法、及び流体回路付き複合布帛

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009520112A (ja) * 2005-09-12 2009-05-21 カー,アンドリュー,ロバート,イングランド 熱交換服
WO2010016482A1 (ja) * 2008-08-05 2010-02-11 Okayasu Kenji 暖房服
WO2010016483A1 (ja) * 2008-08-08 2010-02-11 Okayasu Kenji 後付け暖房インナーを有する暖房服
JP5627747B1 (ja) * 2013-09-02 2014-11-19 Ikk株式会社 流体回路付き複合布帛の製造方法、及び流体回路付き複合布帛
WO2015030248A1 (ja) * 2013-09-02 2015-03-05 Ikk株式会社 流体回路付き複合布帛の製造方法、及び流体回路付き複合布帛

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3216710U (ja) グラファイト複合材料及び熱管理システム
CN106394359A (zh) 用于座椅的空调装置
KR960701601A (ko) 직물 라미네이트 및 이를 이용한 의복
CN102370283B (zh) 自行车运动服的制备方法以及自行车运动服
JP6650585B2 (ja) 断熱シートおよびこれを用いた背もたれ付きシート並びに防寒着
JP6284877B2 (ja) 乗物用シート
JP2001227759A (ja) 熱搬送装置
JP2017500977A (ja) 換気システム
KR200400923Y1 (ko) 유체 온열매트
KR20160066533A (ko) 의자형 전신 에어 스트레칭 마사지 장치
JP2007529238A (ja) 加熱衣料システム
KR200422188Y1 (ko) 난방용 매트
KR101279413B1 (ko) 온열매트
TWM547967U (zh) 椅式按摩機
KR101861440B1 (ko) 온열매트
JP6242439B1 (ja) 冷・暖房衣服
KR20160066275A (ko) 의자형 전신 에어 스트레칭 마사지 장치
CN108402555B (zh) 一种自加热的一体式浮力防水衣
JP3982057B2 (ja) 熱搬送装置
KR102349737B1 (ko) 초음파 유로 구조의 사우나용 온수매트
JP4510974B2 (ja) 可変温度クッション装置
KR200440593Y1 (ko) 건강온열죽부인
JP2635296B2 (ja) いすおよび遠赤外線輻射パネル
WO2005016044A1 (en) Conditioning garments
JP2001061925A (ja) 椅子型マッサージ機