JP2001227354A - 内燃機関の動弁装置 - Google Patents

内燃機関の動弁装置

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JP2001227354A
JP2001227354A JP2000040928A JP2000040928A JP2001227354A JP 2001227354 A JP2001227354 A JP 2001227354A JP 2000040928 A JP2000040928 A JP 2000040928A JP 2000040928 A JP2000040928 A JP 2000040928A JP 2001227354 A JP2001227354 A JP 2001227354A
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JP
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plunger
shaft member
spring
casing
load
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JP2000040928A
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Yoshihiko Takeuchi
善彦 竹内
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Yamaha Motor Co Ltd
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Yamaha Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロス馬力が発生しにくく、また安定したチェ
ン挙動が得られ、極端な場合でも駒飛びが発生すること
のない内燃機関の動弁装置を提供する。 【解決手段】 シリンダヘッド2に配設されたカム軸
5,6に固定されたカム鎖車7,8とクランク軸9に配
設されたクランク鎖車10とを帯状部材11で連結する
とともに、該帯状部材11の張力を調整するための張力
調整装置16を備えた内燃機関の動弁装置において、上
記張力調整装置16を、ケーシング17内に回転可能に
配置されたシャフト部材18と、該シャフト部材18に
螺合され上記ケーシング17に回転不能に支持されたプ
ランジャ部材19と、上記シャフト部材18を回転方向
に付勢することにより上記プランジャ部材19を進退さ
せて上記帯状部材11に張力調整用荷重を付与するばね
部材20とをそなえた螺子式のものとし、上記プランジ
ャ部材19の後退量の増加に伴って上記ばね部材20に
よる荷重付与特性を変化させる荷重特性可変手段21を
設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリンダヘッドに
配設されたカム軸をクランク軸によりタイミングチェン
やタイミングベルト(帯状部材)を介して回転駆動する
ようにした内燃機関の動弁装置に関し、詳細には上記タ
イミングチェン等の張力を所定範囲内に調整する張力調
整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から内燃機関の動弁装置では、タイ
ミングチェンが伸びた場合でも張力調整装置により所定
の張力を作用させ、もって該タイミングチェンをカムス
プロケット,クランクスプロケットに確実に噛合させ、
エンジンの高速回転域でも確実に吸気弁,排気弁を開閉
できるようにしている。
【0003】この種の張力調整装置として従来例えばラ
チェット方式のものや図5,図6に示す螺子式のものが
ある。後者はケーシング30内にシャフト部材31を軸
回りに回転可能に配置し、該シャフト部材31の螺子部
31aにプランジャ部材32を螺合させるとともに該プ
ランジャ部材32をケーシング30に対して回り止め
し、上記シャフト部材31をトーションばね33で回転
付勢した構造を有している。上記プランジャ部材32に
よりチェンガイド部材を押圧することによりタイミング
チェンに張力を作用させる。なお、Fはタイミングチェ
ンからの反力を示す。
【0004】上記従来装置では、荷重付与特性は、上記
トーションばね33の回転付勢力及び上記シャフト31
の後端面31bとケーシング30の底面30aとの摩擦
力に依存している。そして上記トーションばね23のば
ね特性の設定では、図5に示すように、プランジャ部材
32のストロークが変化しても可能な限り荷重(カムチ
ェンの反力)が変化しないように設定するといった考え
が採用されている。
【0005】
【発明が解決すようとする課題】ところが上記ラチェッ
ト式のものはプランジャ部材が上記張力を増加する方向
にしか移動しないので、チェン張力が過大になってロス
馬力が大きくなり易いという問題がある。
【0006】一方、上記従来の螺子式のものの場合、荷
重変化を少なくするといった考えに基づいているために
チェンから反力を受けた際にはプランジャが過剰に後退
し易いといった問題がある。
【0007】これを防止するために、上述のように、上
記シャフト部材31の後端面31bとケーシング30の
底面30aとの摩擦力によって荷重付与特性を与えてい
るのであるが、長年の使用によりシャフト後端面31b
及びケーシング底面30a摩耗劣化によりこの特性が変
化してしまい、エンジンのトルク変動等によりカムチェ
ンの張力が急激に変化し、チェンが踊るような場合に、
上記プランジャ部材32が大きく押し込まれてしまい、
チェンの挙動が不安定となり、極端な場合にはチェンと
スプロケットとの噛み合いがずれるいわゆる駒飛びが発
生し、吸気,排気弁の開閉タイミングに支障が生じると
いった問題がある。
【0008】本発明は上記従来の問題点に鑑みてなされ
たものであり、ロス馬力が発生しにくく、また安定した
チェン挙動が得られ、極端な場合でも駒飛びが発生する
ことのない内燃機関の動弁装置を提供することを課題と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シリ
ンダヘッドに配設されたカム軸に固定されたカム鎖車と
クランク軸に配設されたクランク鎖車とを帯状部材で連
結するとともに、該帯状部材の張力を調整するための張
力調整装置を備えた内燃機関の動弁装置において、上記
張力調整装置を、ケーシング内に回転可能に配置された
シャフト部材と、該シャフト部材に螺合され上記ケーシ
ングに回転不能に支持されたプランジャ部材と、上記シ
ャフト部材を回転方向に付勢することにより上記プラン
ジャ部材を進退させて上記帯状部材に張力調整用荷重を
付与するばね部材とをそなえた螺子式のものとし、上記
プランジャ部材の後退量の増加に伴って上記ばね部材に
よる荷重付与特性を変化させる荷重特性可変手段を設け
たことを特徴としている。
【0010】請求項2の発明は、請求項1において、上
記ばね部材が、その一端,他端が上記ケーシング,シャ
フト部材に係止されて該シャフト部材に上記プランジャ
部材を前進させる方向に回転付勢するトーションばねで
あり、上記荷重特性可変手段が、上記プランジャ部材の
後退量が所定値以上になったとき該プランジャ部材を前
進方向に付勢する圧縮ばねであることを特徴としてい
る。
【0011】請求項3の発明は、請求項1において、上
記ばね部材が、その一端,他端が上記ケーシング,シャ
フト部材に係止されて該シャフト部材を上記プランジャ
部材を前進させる方向に回転付勢する第1トーションば
ねであり、上記荷重特性可変手段が、上記シャフト部材
の回転付勢力を、上記プランジャ部材の後退量が所定値
以上になったとき増大させる第2トーションばねである
ことを特徴としている。
【0012】
【発明の作用効果】請求項1の発明によれば、プランジ
ャ部材の後退量の増加に伴ってばね部材による荷重付与
特性を変化させる荷重特性可変手段を設け、該可変手段
を、例えば請求項2の発明のように、上記プランジャ部
材の後退量が所定値以上になったとき該プランジャ部材
を前進方向に付勢する圧縮ばねで構成し、あるいは請求
項3の発明のように、上記プランジャ部材の後退量が所
定値以上になったときシャフト部材の回転付勢力を増大
させる第2トーションばねで構成したので、例えばエン
ジンのトルク変動によりチェンからの反力が大きくなっ
てプランジャ部材が大きく後退する場合には、上記圧縮
ばねあるいは第2トーションばね等の荷重特性可変手段
によりプランジャ部材の後退移動が抑制される。そのた
めチェンの挙動が不安定となることがなく、極端な場合
でもチェンーのスプロケットとの噛み合いがずれるいわ
ゆる駒飛びが発生するといったことがない。
【0013】また荷重付与特性をプランジャ部材の後退
量に伴って変化させる方式であるから、ラチェット式の
ようにプランジャの移動が一方向のみではなく、チェン
反力により後退も可能なためロス馬力の発生を防止でき
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を添付図
面に沿って説明する。図1ないし図4は本発明の一実施
形態にかかるエンジンの動弁装置を説明するための図で
あり、図1,図2は動弁装置を備えたエンジンの一部断
面右側面図,背面図、図3は張力調整装置の模式図、図
4はプランジャストローク−荷重特性図である。
【0015】図において、1は本実施形態の動弁装置が
採用された水冷式4サイクル並列4気筒エンジンであ
る。該エンジン1は、アッパークランクケース2のシリ
ンダブロック部2a上にシリンダヘッド3を積層締結
し、該シリンダヘッドヘッド3のカバー側合面3aにヘ
ッドカバー4を被せ、シリンダブロック部2a内に挿入
配置されたピストン3eをコンロッド3fでクランク軸
9に連結した概略構造を有する。なお、2bはロアクラ
ンクケースである。また2cは動弁装置組立時の作業開
口であり、サイドカバー2eにより着脱可能に閉塞され
る。
【0016】上記動弁装置はダブルオーバーヘッドカム
シャフトサイドチェン式のもので以下の概略構造を有す
る。シリンダヘッド3のブロック側合面3b部分に凹設
された燃焼室3cに開口する吸気開口,排気開口を開閉
する吸気弁,排気弁3dが側面視でV字状をなすように
配置され、該吸気弁,排気弁3dを開閉駆動する吸気カ
ム軸5,排気カム軸6が上記シリンダヘッド3のカバー
側合面3a部分に図1の紙面直角方向に向けて配置され
ている。また上記吸気カム軸5,排気カム軸6の右端部
に固着された吸気カムスプロケット7,排気カムスプロ
ケット8と、上記アッパ、ロアクランクケース内に上記
カム軸と平行に配置されたクランク軸9の右端部に一体
成形されたクランクスプロケット10とはタイミングチ
ェン11で連結されている。
【0017】また上記クランク軸9にはクランク軸回転
角検出用の円板24が上記クランクスプロケット10の
外側に位置するように固着されている。該円板24の外
周に形成された凹凸に対向するように回転角センサ25
が配設されており、該センサ25は上記サイドカバー2
eの内面に固定されている。なお、これらの円板24,
クランクスプロケット10等は上記作業開口2cから外
方に臨んでいる。また、本実施形態エンジンは、図1に
おいて時計回り(矢印A参照)に回転する。
【0018】上記タイミングチェン11の張り側部分
(排気カムスプロケット〜クランクスプロケット間部
分)11a,スプロケット間部分11b,及び緩み側部
分(クランクスプロケット〜吸気カムスプロケット間部
分)11cを外側から覆うように張り側ガイドプレート
12,スプロケット間ガイドプレート13,及び緩み側
ガイドプレート15が配設されており、該各プレート上
をタイミングチェン11のローラが転動する。上記張り
側ガイドプレート12,スプロケット間ガイドプレート
13は上記張り側部分11a,スプロケット間部分11
bがエンジンのトルク変動により前方,上方に振れるの
を防止する。
【0019】上記張り側ガイドプレート12は、上記排
気カム軸6からクランク軸9に渡る長さを有する略直線
状のものであり、上記シリンダヘッド3からシリンダブ
ロック部2a及びロアクランクケース2b内にかけて、
かつ該エンジンの前側縁部に位置するように配設されて
いる。この張り側ガイドプレート12の上端部12aは
上記シリンダヘッド3のカバー側合面3a部分に支持さ
れ、その下端部12bは上記ロアクランクケース2bに
設けられた支持部材2dに係止支持されている。
【0020】また上記スプロケット間ガイドプレート1
3は吸気,排気カム軸5,6間の長さを有する直線状の
ものであり、ヘッドカバー4に取り付けられており、該
ヘッドカバー4をシリンダヘッド3に装着することによ
りタイミングチェン11に当接するようになっている。
【0021】そして上記タイミングチェン11の緩み側
部分11cに対向するように張力調整装置14が配設さ
れている。この張力調整装置14は上記緩み側ガイドプ
レート15と、該ガイドプレート15を所定の荷重でも
ってシリンダ軸線側に押圧するテンショナ本体16とか
ら構成されている。
【0022】上記緩み側ガイドプレート15は、上記吸
気カムスプロケット7の下縁付近からクランクスプロケ
ット10の上縁付近に渡る長さを有し、シリンダ軸線側
に突出する円弧状をなしている。そして該緩み側ガイド
プレート15の下端部15aは支持ピン15bにより揺
動自在に支持されており、該支持ピン15bはクランク
ケース部2aの壁部に固定されている。上記ガイドプレ
ート15上を上記タイミングチェン11が摺動する。ま
た上記ガイドプレート15の背面に円弧状の押圧凸部1
5dが突設されている。なお、符号Bはシリンダヘッド
3の組立作業時の上記緩み側ガイドプレート15の位置
を示す。
【0023】上記テンショナ本体16はいわゆる螺子式
のものであり、以下の構造を有している。図3に示すよ
うに、有底円筒状のケーシング17内に棒状で前部に送
り螺子部18aが形成されたシャフト部材18が回転可
能に挿入配置され、該シャフト部材18の送り螺子部1
8aに有底円筒状のプランジャ部材19が螺合装着され
ている。このプランジャ部材19は固定プレート22を
介して上記ケーシング17に回転不能に支持されてい
る。従って上記シャフト部材18を回転させると上記プ
ランジャ部材19が進退し、逆に該プランジャ部材19
を進退させると上記シャフト部材18が回転する。
【0024】そして上記シャフト部材18にはトーショ
ンばね20が巻回状態で装着されている。該トーション
ばね20の前端部20aはケーシング17の内面に係止
し、後端部20bはシャフト部材16の外面に係止して
おり、これによりシャフト部材18は上記プランジャ部
材19を前進させる方向に回転付勢されている。
【0025】そして上記プランジャ部材19の後端面と
上記シャフト部材18のフランジ部18cとの間に、該
プランジャ部材19の後退量が所定値以上になったと
き、即ちプランジャストロークがsoより小さくなった
とき、上記トーションばね20による荷重付与特性を変
化させる荷重特性可変手段として機能する圧縮ばね21
が介在されている。
【0026】ここで本実形態における荷重付与特性は、
具体的には図4に示すようになっている。即ち、プラン
ジャストロークが最大からsoに減少するまでは上記ト
ーションばね20のみによる特性aであり、プランジャ
ストロークがsoより小の領域ではトーションばね20
と上記圧縮ばね21の両方による特性bとなる。つま
り、上記プランジャ部材19の後退量が所定値以上にな
ると荷重付与特性がaからbに変化して付与される荷重
が大きくなり、その結果プランジャ部材19の後退動作
を抑制する。ここで上記プランジャストロークsoの設
定値は初期設定ストロークsより小さく、かつ駒飛びが
発生しない大きさに設定されている。
【0027】本実施形態のテンショナ本体16は、ケー
シング17のフランジ部17bをシリンダヘッド3の後
壁3cの取付ボス部3dにボルト締め固定することによ
りエンジンに取り付けられる。このときプランジャ部材
19の突出部19bが上記緩み側ガイドプレート15の
押圧凸部15dを押圧することとなる。そしてケーシン
グ17の後端部に形成された調整孔17cからマイナス
ドライバを挿入してシャフト部材18の後端面に凹設さ
れた係止溝に係止させて該シャフト部材18を回転させ
ることで、プランジャを大きく後退させることによりチ
ェン等の組付性を向上させる。そして組付終了後ドライ
バを外せばプランジャストロークが初期設定ストローク
sとなり、初期設定荷重がfとなる。
【0028】そしてエンジン運転時間の経過に伴い、タ
イミングチェン11が伸びるとトーションばね20の回
転付勢力によりシャフト部材18が回転してプランジャ
部材19を前進させ、これにより緩み側ガイドプレート
15が支持ピン15bを中心に時計回りに回動し、もっ
て自動的に上記タイミングチェン11の伸びが吸収され
るとともにチェン張力が略一定に保持される。
【0029】一方、エンジンのトルク変動等により緩み
側部分11cが強く引っ張られると上記緩み側ガイドプ
レート15が反時計回りに回動してプランジャ部材19
が大きく押し込まれることとなる。本実施形態では、プ
ランジャ部材19の押し込み量が大きくなってプランジ
ャストロークがso以下になると上記圧縮ばね21が圧
縮開始されて荷重付与特性がaからbに変化し、プラン
ジャ部材19の押し込み移動が抑制される。その結果、
チェン張力が過小となったり、チェンの挙動が不安定に
なったりといった問題を回避でき、極端な場合でも駒飛
びが発生するといった問題は生じない。
【0030】また本実施形態はプランジャストロークが
所定値以下となった場合にばねによる荷重付与特性を大
きくするといった方式であるので、上記従来のラチェッ
ト式のもののようにプランジャが後退しないということ
はなく、チェンからの反力によってプランジャ部材19
がある程度押し込まれることは可能であり、従ってチェ
ン張力過大が起因するロス馬力の発生を防止できる。
【0031】なお上記実施形態では、荷重付与特性可変
手段として、圧縮ばね21をシャフト部材18の送り螺
子部18aに巻回するように配設して構成した場合を説
明したが、この圧縮ばね21は図2(b)に示すよう
に、上記送り螺子部18aの前端面18dとプランジャ
部材19の底面19aとの間に介在させても良い。
【0032】また上記荷重付与特性可変手段は、圧縮ば
ねに限定されるものではなく、上記シャフト部材18の
回転付勢力を、上記プランジャ部材19の後退量が所定
値以上になったとき増大させる第2トーションばねで構
成することも可能である。この場合、上記トーションば
ね20の径方向外側又は内側に第2トーションばねを配
置した二重トーションばね構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による動弁装置を備えたエ
ンジンの一部断面右側面図である。
【図2】上記エンジンの一部断面背面図である。
【図3】上記動弁装置のテンショナ本体の断面模式図で
ある。
【図4】上記動弁装置のプランジャストローク−荷重特
性図である。
【図5】従来のテンショナ本体の断面模式図である。
【図6】従来装置のプランジャストローク−荷重特性図
である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 シリンダヘッド 5,6 カム軸 7,8 カムスプロケット(カム鎖車) 9 クランク軸 10 クランクスプロケット(クランク鎖車) 11 タイミングチェン(帯状部材) 16 テンショナ本体(張力調整装置) 17 ケーシング 18 シャフト部材 19 プランジャ部材 20 トーションばね(ばね部材,第1トーションば
ね)) 21 圧縮ばね(荷重特性可変手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッドに配設されたカム軸に固
    定されたカム鎖車とクランク軸に配設されたクランク鎖
    車とを帯状部材で連結するとともに、該帯状部材の張力
    を調整するための張力調整装置を備えた内燃機関の動弁
    装置において、上記張力調整装置を、ケーシング内に回
    転可能に配置されたシャフト部材と、該シャフト部材に
    螺合され上記ケーシングに回転不能に支持されたプラン
    ジャ部材と、上記シャフト部材を回転方向に付勢するこ
    とにより上記プランジャ部材を進退させて上記帯状部材
    に張力調整用荷重を付与するばね部材とをそなえた螺子
    式のものとし、上記プランジャ部材の後退量の増加に伴
    って上記ばね部材による荷重付与特性を大きくする荷重
    特性可変手段を設けたことを特徴とする内燃機関の動弁
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、上記ばね部材が、そ
    の一端,他端が上記ケーシング,シャフト部材に係止さ
    れて該シャフト部材に上記プランジャ部材を前進させる
    方向に回転付勢するトーションばねであり、上記荷重特
    性可変手段が、上記プランジャ部材の後退量が所定値以
    上になったとき該プランジャ部材を前進方向に付勢する
    圧縮ばねであることを特徴とする内燃機関の動弁装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、上記ばね部材が、そ
    の一端,他端が上記ケーシング,シャフト部材に係止さ
    れて該シャフト部材を上記プランジャ部材を前進させる
    方向に回転付勢する第1トーションばねであり、上記荷
    重特性可変手段が、上記シャフト部材の回転付勢力を、
    上記プランジャ部材の後退量が所定値以上になったとき
    増大させる第2トーションばねであることを特徴とする
    内燃機関の動弁装置。
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