JP2001225461A - インクジェット印刷方法 - Google Patents

インクジェット印刷方法

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JP2001225461A
JP2001225461A JP2000040473A JP2000040473A JP2001225461A JP 2001225461 A JP2001225461 A JP 2001225461A JP 2000040473 A JP2000040473 A JP 2000040473A JP 2000040473 A JP2000040473 A JP 2000040473A JP 2001225461 A JP2001225461 A JP 2001225461A
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JP
Japan
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printing
print
recording head
sensor
scanning direction
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Application number
JP2000040473A
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English (en)
Inventor
Tatsuzo Obinata
辰三 小日向
Koichi Nakano
孝一 中野
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Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、記録ヘッド毎の主走査方向
の取り付け位置のずれにより印刷ドット位置がずれ、印
刷結果に縦線乱れや印刷むらが発生することを防止する
ことである。 【解決手段】 複数の記録ヘッド毎に、印刷を開始する
センサのカウント値を変えること、及びそのセンサから
印刷タイミングを生成するまでの遅延時間を調整するこ
とにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のノズルを有
する記録ヘッドを複数個用い、ノズルから用紙にインク
を吐出して印刷を行うインクジェット印刷装置における
印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のインクジェット印刷装置は、複数
のノズルを有する記録ヘッドを副走査方向(用紙搬送方
向)に複数個並べ、この記録ヘッドを主走査方向(記録
ヘッド移動方向)に移動しながら1ストローク分の印刷
を行い、その後用紙送りを行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図4に従来のインクジ
ェット印刷方法にて印刷を行った場合における印刷品質
低下が発生する様子を示す。
【0004】従来の印刷方法においては、複数の記録ヘ
ッド毎の印刷タイミングを全て同じにしているため、記
録ヘッド間の取付け位置が印刷ピッチに対して主走査方
向にずれている場合は、記録ヘッド毎に印刷するドット
の位置が主走査方向にずれてしまい、その結果、印刷結
果に縦線の乱れや印刷むらが発生してしまう。すなわ
ち、本来は図4の点線の位置に記録ヘッド2で印刷され
たドットが着地すべきところ、記録ヘッド2の取付け位
置がずれているため、記録ヘッド1のドット位置に対し
てずれてしまうという問題があった。
【0005】そこで、本発明では、記録ヘッド間の主走
査方向の取り付け位置のずれに伴い、記録ヘッド毎に印
刷するドットの位置がずれ、印刷結果に縦線乱れや印刷
むらが発生すること防止することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明においては、複数のノズルを有する記録ヘッ
ドを複数個有する記録手段と、主走査方向の個々の記録
ヘッドの位置を検出するセンサを有し、このセンサの出
力を基準に印刷タイミングを生成し、ノズルから用紙に
インクを吐出して印刷を行うインクジェット印刷装置に
おいて、前記記録へッド間の主走査方向のずれを、記録
ヘッド毎の印刷タイミングを変えて印刷位置をずらすこ
とにより補正するようにした。そして、このようにする
ことで、記録ヘッド間の位置ずれによる印刷品質の低下
を解消している。
【0007】なお、特に記録ヘッド間の主走査方向のず
れ量が前記センサの最小分解能以上であるときは印刷を
開始するセンサのカウント値を変え、残りの最小分解能
以下の調整のみセンサからの遅延時間を調整することに
より補正を行う。このようにすることで、調整量が大き
いときでもセンサ出力から印刷タイミングまでの遅延時
間を小さくできるめ、遅延時間中の記録ヘッドの速度変
動やノズルの特性の差による印刷位置のずれの影響を小
さくでき、印刷品質の低下を防ぐために効果的である。
【0008】また、記録ヘッドが左から右へ移動すると
きと、右から左へ移動するときでは、一方の遅延時間を
短くした場合は、もう一方の遅延時間を伸ばすように制
御することにより、記録ヘッドの印刷位置を主走査方向
の双方向においてずらすことが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明を説明
する。
【0010】図3は本発明に用いるインクジェット印刷
装置を示す概略模式図である。
【0011】図において、110は第1記録ヘッド、1
20は第2記録ヘッド、130はセンサ、140はリニ
アエンコーダ、150は用紙である。
【0012】第1記録ヘッド110、第2記録ヘッド1
20は、夫々複数のノズルが主走査方向に対して垂直に
配列されているノズル列160を4列有しており、ノズ
ル列160内でのノズル配列ピッチ(列内のノズル間
隔)は1/75インチである。また、ノズル列間隔は夫
々主走査方向に対して1/300インチピッチで配列さ
れているため、4列で印刷することにより300DPI
の印刷を行うことができる。
【0013】第1記録ヘッド110、第2記録ヘッド1
20が主走査方向に移動すると、センサ130は1/3
00インチの間隔でスリットが配置されているリニアエ
ンコーダ140により、1/300インチの距離を第1
記録ヘッド110、第2記録ヘッド120が移動する毎
に信号を出力し、その信号から図示しない印刷制御回路
が印刷タイミングを生成し、ノズルが駆動され、印刷を
行う。
【0014】第1記録ヘッド110、第2記録ヘッド1
20が1ストローク分の印刷を行うと、図示していない
用紙搬送装置が1ストロークで印刷した長さの用紙を搬
送する。この印刷と用紙搬送を繰り返して印刷を行う。
【0015】図1に本発明の一例となるインクジェット
印刷装置の制御ブロック図を示す。
【0016】図1において、130はセンサ、210は
センサ信号処理回路、220はCPU、230はセンサ
信号をカウントするカウント回路、240及び250は
印刷開始位置保持回路、260及び270は比較回路、
280及び290は遅延回路、300は印刷制御回路、
110は第1記録ヘッド、120は第2記録ヘッドを示
す。
【0017】第1記録ヘッド110、第2記録ヘッド1
20が主走査方向に移動すると、センサ130は1/3
00インチの距離を第1記録ヘッド110及び第2記録
ヘッド120が移動する毎に信号を出力し、センサ信号
処理回路210が信号のエッジ、移動方向の検出を行
い、これをカウント回路230がカウントする。印刷を
開始するカウント値の設定は、印刷を開始する前にCP
U220により行い、第1記録ヘッド110の印刷開始
位置は印刷開始位置保持回路240に、第2記録ヘッド
120の印刷開始位置は印刷開始位置保持回路250に
それぞれ書き込む。
【0018】第1記録ヘッド110の位置が印刷開始位
置に達すると、比較回路260が一致信号を出力し、印
刷を開始する。遅延回路280は、センサ信号処理回路
210の出力をCPU220が設定した時間分だけ遅延
した印刷タイミング信号E1を出力する。印刷制御回路
300は、印刷タイミング信号E1に従い、第1記録ヘ
ッド110のノズルを駆動する。
【0019】一方、第2記録ヘッド120についても第
1記録ヘッド110と同様に、印刷開始位置保持回路2
50、比較回路270及び遅延回路290により、印刷
タイミング信号E2を生成し、第2記録ヘッド120の
ノズルを駆動する。
【0020】印刷開始位置保持回路240,250、遅
延回路280,290は、夫々第1記録ヘッド110、
第2記録ヘッド120の移動方向が左から右、右から左
に対応した別々の値を保持しているため、記録ヘッドの
移動方向により印刷位置の調整値を変えることが可能で
ある。
【0021】図2に、第2記録ヘッド120の印刷位置
を補正する場合のタイミングチャートを示す。
【0022】図2(a)は、第1記録ヘッド110が印
刷するときのタイミングチャートを示す。第1記録ヘッ
ド110が左から右へ移動しているときは、センサ出力
1から遅延時間LR1後にノズルが駆動され、インク滴
がノズルから吐出され、フライトタイムLR1後に印刷
位置Aに到達する。また、第1記録ヘッド110が右か
ら左に移動しているとき、センサ出力5から遅延時間R
L1後にノズルが駆動され、インク滴がノズルから吐出
されフライトタイムRL1後に印刷位置Bに到達する。
この時の遅延時間LR1、RL1は、第1記録ヘッド1
10が左右どちらに移動している場合でも同じ位置に印
刷するように決定されている。
【0023】図2(b)に第2記録ヘッド120が印刷
するときのタイミングチャートを示す。
【0024】図において、第1記録ヘッド110と第2
記録ヘッド120の取付け位置が、印刷ピッチに対して
(C−C’)分ずれているとき、従来の方法、すなわち
印刷位置ずれを補正しない状態においては、第2記録ヘ
ッド120が左から右に移動しているときはC(点線に
て示す)、右から左に移動しているときはD(点線にて
示す)の位置にドットが印刷される。
【0025】これに対し、本発明において、第1記録ヘ
ッド110とヘッド120の取付け位置が、印刷ピッチ
に対して(C−C’)分ずれているとき、第2記録ヘッ
ド120の印刷位置を補正するためには、第2記録ヘッ
ド120の印刷位置をCからC’にずらすために遅延時
間をLR2に設定すると共に、第2記録ヘッド120の
印刷位置をDからD’にずらすために遅延時間をRL2
(適切な値)に設定すればよい。
【0026】なお、上記の例では遅延時間の設定のみ変
更しているが、印刷位置のずれ量が1/300インチ以
上(ノズル列間の間隔よりも大きい)の場合には、1/
300インチの整数倍のずれ量の補正となるため、印刷
開始位置保持回路240,250に設定する値を変える
ことで印刷を開始するタイミングを変更し、かつ残りの
1/300インチ以下のずれ量の補正のみを、遅延時間
の設定を変えることで行う。
【0027】すなわち、記録ヘッド間の取付け位置のず
れ量がセンサの最小分解能以上のときは、センサの最小
分解能の整数倍の調整となるため、印刷を開始するセン
サのカウント値を変えるようにし、ずれ量の残り部分の
センサの最小分解能以下の調整は、センサからの遅延時
間を調整することで位置調整を行うようにする。このよ
うにすることで、調整量が大きいときでもセンサ出力か
ら印刷タイミングまでの遅延時間を小さくできるめ、遅
延時間中の記録ヘッドの速度変動やノズルの特性の差に
よる印刷位置のずれの影響を小さくでき、印刷品質の低
下を防ぐために効果的である。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ヘッド毎
の記録ドット位置ずれによる縦線の乱れや印刷むらが目
立ちにくい高品位の印刷を得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の印刷方法を行うための制御を行うブ
ロック図。
【図2】 本発明の印刷方法の一例を説明するタイミン
グチャート。
【図3】 インクジェット印刷装置を示す概略図。
【図4】 従来の構成による縦線乱れを説明する図。
【符号の説明】 110は第1記録ヘッド、120は第2記録ヘッド、1
30はセンサ、140はリニアエンコーダ、150、2
10はセンサ信号処理回路、220はCPU、230は
センサ信号をカウントするカウント回路、240、25
0は印刷開始位置保持回路、260、270は比較回
路、280,290は遅延回路、300は印刷制御回路
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノズルを有する記録ヘッドを複数個
    有する記録手段と、主走査方向の個々の記録ヘッドの位
    置を検出するセンサを有し、このセンサの出力を基準に
    印刷タイミングを生成し、ノズルから用紙にインクを吐
    出して印刷を行うインクジェット印刷装置において、 前記記録へッド間の主走査方向のずれを、記録ヘッド毎
    の印刷タイミングを変えて印刷位置をずらすことにより
    補正するようにしたことを特徴とするインクジェット印
    刷方法。
  2. 【請求項2】前記記録ヘッド間の主走査方向のずれ量が
    前記センサの最小分解能以上であるときは印刷を開始す
    るセンサのカウント値を変え、残りの最小分解能以下の
    調整はセンサからの遅延時間を調整することにより補正
    を行うことを特徴とする請求項1のインクジェット印刷
    方法。
JP2000040473A 2000-02-18 2000-02-18 インクジェット印刷方法 Pending JP2001225461A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004001438A (ja) * 2002-03-29 2004-01-08 Toshiba Corp ヘッド制御方法、表示機器の製造方法及びその装置
JP2014080024A (ja) * 2012-09-28 2014-05-08 Brother Ind Ltd 液体吐出装置

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