JP2001224981A - 破砕選別装置および破砕選別方法 - Google Patents

破砕選別装置および破砕選別方法

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JP2001224981A
JP2001224981A JP2000039784A JP2000039784A JP2001224981A JP 2001224981 A JP2001224981 A JP 2001224981A JP 2000039784 A JP2000039784 A JP 2000039784A JP 2000039784 A JP2000039784 A JP 2000039784A JP 2001224981 A JP2001224981 A JP 2001224981A
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crushing
magnetic
sorting
crushed material
crushed
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JP2000039784A
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English (en)
Inventor
Akio Ozeki
明男 尾関
Koji Kanehira
幸二 金平
Hidenori Tatsumoto
英紀 辰本
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 破砕対象物を破砕することで、非磁性の破砕
物と磁性の破砕物に確実にかつ短時間で選別することが
できる破砕選別装置及び破砕選別方法を提供すること。 【解決手段】 破砕対象物Mを破砕して破砕物を選別す
る破砕選別装置10であり、破砕対象物Mを破砕する破
砕機構部12と、落下してきた破砕により得られた破砕
物を、非磁性の破砕物M2と磁性の破砕物M1に選別す
る選別機構部14を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等の機器
等を破砕して選別するための破砕選別装置および破砕選
別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、資源のリサイクルや、環境破壊の
防止がクローズアップされている。テレビジョン受像機
やコンピュータのディスプレイ装置の廃棄問題が取り沙
汰されており、それらの材料の再利用や部品のリサイク
ルが大きな課題となっている。この要求に答えて、たと
えば使用済みのテレビジョン受像機やディスプレイ装置
の陰極線管(CRT、ブラウン管)の再利用化の研究が
各方面で進みつつある。テレビジョン受像機やコンピュ
ータのディスプレイ装置は、プラスチック製のキャビネ
ットと、キャビネット内にあるガラスからなる陰極線
管、及び銅線を巻いた偏向ヨーク等を有する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】テレビジョン受像機や
コンピュータのディスプレイ装置の材料や部品をリサイ
クル使用した場合には、これら材質の違う部品毎に回収
する必要がある。プラスチックのキャビネットは、大き
さを小さくする減容処理を行う必要があり、金属部分を
含んでいる。偏向ヨークもプラスチック部品や金属部品
を含んでいる。陰極線管は、パネル部とファンネル部を
有しており、パネル部とファンネル部は組成の違うガラ
スからできている。パネル部はほぼ透明なガラス材で作
られており、アパーチャを取り付ける金属ピンを有して
いる。ファンネル部はアノードボタン等の金属部分を有
し、鉛を混入させたガラス材で作られている。
【0004】そのために、パネル部とファンネル部をガ
ラスリサイクルさせるためには、パネル部とファンネル
部を分割してその後破砕する必要がある。
【0005】上述したキャビネットや偏向ヨークや、陰
極線管は、リサイクルする上で、破砕減容して分別する
必要がある。近年市販されている破砕機及び選別機は別
々に販売されているため、各々の装置を購入することと
なってしまう問題点があった。
【0006】破砕機にて破砕した減容物は、破砕機の下
で回収され、人手による搬送かベルトコンベアーなどの
付帯設備にて次工程の磁気選別機へ送られていた。人手
に頼る場合、相当な作業者の労力が必要とされるばかり
か、作業自体に多くの時間が必要とされ、非効率である
問題を有する。
【0007】また、ベルトコンベアーなどの付帯設備な
どにより行なう方法は、搬送するための場所とコンベア
ー設備投資が余分に掛かるという問題も有することによ
りリサイクルコストが非常に高くなってしまう問題もあ
った。更に、磁気選別機の問題で磁気回転軸に送られた
材料が多い場合、材料が集中し重なり合い磁気回転軸に
吸着せず、すり抜けてしまい選別効果と信頼性を下げる
問題があった。
【0008】そこで本発明は上記課題を解消し、破砕対
象物を破砕することで、非磁性の破砕物と磁性の破砕物
に確実にかつ短時間で選別することができる破砕選別装
置及び破砕選別方法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、破砕
対象物を破砕して破砕物を選別する破砕選別装置であ
り、前記破砕対象物を破砕する破砕機構部と、落下して
きた破砕により得られた前記破砕物を、非磁性の前記破
砕物と磁性の破砕物に選別する選別機構部と、を備える
ことを特徴とする破砕選別装置である。請求項1では、
破砕機構部は破砕対象物を破砕する。選別機構部は、落
下してきた破砕により得られた破砕物を、非磁性の破砕
物と磁性の破砕物に選別する。これにより、破砕対象物
は破砕機構部で破砕された後に、落下してきた破砕物は
選別機構部において非磁性の破砕物と磁性の破砕物に選
別することができ、破砕機構部から破砕物を落下させて
選別機構部に導くだけで、非磁性の破砕物と磁性の破砕
物に短時間で確実に選別することができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の破砕
選別装置において、前記破砕機構部は、前記選別機構部
の上部に位置している。
【0011】請求項3の発明は、請求項1に記載の破砕
選別装置において、前記破砕機構部は、複数の破砕対象
物を収容する収容部と、前記収容部に収容された前記破
砕対象物を破砕して前記破砕物を得るための破砕刃と、
を有する。請求項3では、破砕機構部の収容部は、複数
の破砕対象物を収容する。破砕刃は、収容部に収容され
た破砕対象物を破砕して破砕物を得る。
【0012】請求項4の発明は、請求項3に記載の破砕
選別装置において、前記収容部の上端部が前記破砕対象
物を投入するための投入部であり、前記収容部は前記収
容部の上端部から前記収容部の下端部にかけて先細りに
形成されている。請求項4では、収容部の投入口から破
砕対象物が収容部の中に投入される。収容部の上端部か
ら収容部の下端部にかけて先細りになっている。このこ
とから投入された破砕対象物を下端部において集合させ
ることができる。
【0013】請求項5の発明は、請求項4に記載の破砕
選別装置において、前記収容部の下端部の開口部には、
前記破砕刃が配置されている。請求項5では、収容部の
下端部の開口部に破砕刃を配置することで、集合された
破砕対象物を確実に破砕刃で破砕して破砕物を得ること
ができる。
【0014】請求項6の発明は、請求項5に記載の破砕
選別装置において、前記破砕刃は、第1回転刃部と第2
回転刃部を有し、前記第1回転刃部と前記第2回転刃部
を互いに反対方向に回転することで、前記破砕対象物を
破砕する。請求項6では、破砕刃の第1回転刃部と第2
回転刃部が、互いに反対方向に回転することで破砕対象
物を第1回転刃部と第2回転刃部の間に挟みながら確実
に破砕することができる。
【0015】請求項7の発明は、請求項1に記載の破砕
選別装置において、前記選別機構部は、容器と、前記容
器内において落下してくる前記破砕物を非磁性の前記破
砕物と磁性の破砕物に選別するための磁気吸引力発生部
と、を有する。請求項7では、選別機構部の磁気吸引力
発生部が、磁性の破砕物のみを磁気的吸引することで、
破砕物を非磁性の破砕物と磁性の破砕物に選別する。
【0016】請求項8の発明は、請求項7に記載に破砕
選別装置において、前記磁気吸引力発生部は、永久磁石
を備える回転体であり、前記容器内の空間の途中に配置
されている。
【0017】請求項9の発明は、請求項8に記載の破砕
選別装置において、前記回転体は、第1回転体部と第2
回転体部を有する。
【0018】請求項10の発明は、請求項7に記載の破
砕選別装置において、前記磁気吸引力発生部に磁気的に
付着した前記磁性の破砕物を強制的に離脱させるための
磁性の破砕物の離脱部材が配置されている。請求項10
では、磁気吸引力発生部に磁気的に付着した磁性の破砕
物を、磁性の破砕物の離脱部材を用いて強制的に離脱さ
せることができる。
【0019】請求項11の発明は、請求項10に記載の
破砕選別装置において、前記磁性の破砕物の離脱部材
は、前記磁気吸引力発生部に対する角度を変更する角度
変更部を有する。請求項11では、角度変更部が磁性の
破砕物の離脱部材の角度を変更することができ、磁性の
破砕物の離脱部材が磨耗により変形していっても、その
離脱部材の変形具合に合わせて離脱部材の角度を変更す
ることで、磁気吸引力発生部に磁気的に付着した磁性の
破砕物を強制的に確実に離脱させることができる。
【0020】請求項12の発明は、破砕対象物を破砕し
て破砕物を選別する破砕選別方法であり、前記破砕対象
物を破砕機構部により破砕する破砕ステップと、落下し
てきた破砕により得られた前記破砕物を、選別機構部に
より非磁性の前記破砕物と磁性の破砕物に選別する選別
ステップと、を含むことを特徴とする破砕選別方法であ
る。請求項12では、破砕ステップが破砕対象物を破砕
機構部により破砕する。そして選別ステップが、落下し
てきた破砕により得られた破砕物を選別機構部により非
磁性の破砕物と磁性の破砕物に選別する。
【0021】請求項13の発明は、請求項12に記載の
破砕選別方法において、前記選別機構部では、容器内に
おいて落下してくる前記破砕物を磁気吸引力発生部によ
り非磁性の前記破砕物と磁性の破砕物に選別する。
【0022】請求項14の発明は、請求項12に記載の
破砕選別方法において、前記磁気吸引力発生部は永久磁
石を備える回転体であり、前記磁気吸引力発生部は前記
容器内の空間の途中で前記非磁性の前記破砕物と前記磁
性の破砕物を選別する。
【0023】請求項15の発明は、請求項14に記載の
破砕選別方法において、前記回転体の第1回転体部と第
2回転体部にそれぞれ磁気的に付着した前記磁性の破砕
物を、磁性の破砕物の離脱部材を用いて強制的に離脱さ
せる。
【0024】請求項16の発明は、請求項15に記載の
破砕選別方法において、前記磁性の破砕物の離脱部材
は、前記第1回転体部と前記第2回転体部に対する角度
を変更自在である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施に形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、
技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明
の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨
の記載がない限り、これらの形態に限られるものではな
い。
【0026】図1は、本発明の破砕選別装置の好ましい
実施の形態を示している。この破砕選別装置10は、概
略的には破砕機構部12と磁力選別機構部14を有して
いる。この破砕選別装置10は、たとえば図3に示すよ
うな電子機器の一例であるテレビジョン受像機210の
リサイクルを行うために用いる。このテレビジョン受像
機210は、コンピュータ用のディスプレイ装置であっ
てもよい。テレビジョン受像機210は、上述した陰極
線管200とキャビネット(筐体)240を有してい
る。図4はこのテレビジョン受像機210の分解斜視図
であり、テレビジョン受像機210のキャビネット24
0は、フロントキャビネット250とリアキャビネット
260を有している。フロントキャビネット250とリ
アキャビネット260の中には、陰極線管200が収容
されている。
【0027】陰極線管200は、たとえば回路基板27
0や電子銃280あるいは偏向ヨーク290等を有して
いる。陰極線管200は、図5に示すように、パネル部
205とファンネル部207を有している。パネル部2
05とファンネル部207は所定の処理により分割され
る。パネル部205の内側にはアパーチャグリルを取り
付けるための数本の金属製のピン206を有している。
ファンネル部207には、金属製のアノードボタン20
9を有している。このようにガラス製のパネル部205
は金属製のピン206を有しており、ガラス製のファン
ネル部207は金属製のアノード209を有している。
【0028】図1に戻ると、破砕選別装置10の破砕機
構部12は、磁力選別機構部14の上部に配置されてい
る。磁力選別機構部14は床のような固定部Fに置かれ
ている。次に、破砕機構部12について説明する。破砕
機構部12は、収容部であるホッパー30と、破砕刃3
2を有している。ホッパー30はたとえば、鉄のような
金属により作られている。ホッパー30の上端部34の
開口部は投入口36になっている。この投入口36は蓋
38により開閉自在である。この蓋38はたとえば作業
者が手動で開閉できるものである。
【0029】収容部30の下端部40は開口部42を有
している。下端部40の幅は、上端部34の幅に比べて
小さく絞られている。すなわち上端部34から下端部4
0にかけて、ホッパー30はテーパー状に先細りに形成
されている。下端部40は開口部42を有しており、こ
の開口部42の位置には破砕刃32が配置されている。
【0030】破砕刃32は、第1回転刃部44と第2回
転刃部46を有している。これらの第1回転刃部44と
第2回転刃部46は、対向して配置されており、第1回
転刃部44の回転軸44Aと第2回転刃部46の中心軸
46Aは、それぞれ回転機構部48を介してモータ50
に連結されている。制御部100からの指令に基づい
て、モータ50が作動すると、モータ50の出力軸の回
転は回転機構部48を介して減速され、第1回転刃部4
4と第2回転刃部46は、それぞれ反対方向のR1方向
とR2の方向に回転する。
【0031】ホッパー30の中に投入される破砕対象物
Mは、減容物とも呼んでおり、破砕対象物Mは、たとえ
ば図4に示すようなフロントキャビネット250やリア
キャビネット260をあらかじめ適当な大きさに破砕し
た物である。また、回路基板270、電子銃280及び
偏向ヨーク290等を、そのままの状態かあるいはやや
小さく破砕した状態の物が破砕対象物Mである。
【0032】このような破砕対象物Mが、投入口36か
ら投入されると、破砕刃32の第1回転刃部44と第2
回転刃部46により細かく破砕されて、破砕物となる。
【0033】次に、図1を参照して磁力選別機構部14
について説明する。磁力選別機構部14は、上述したよ
うに破砕機構部12の下部に位置している。磁力選別機
構部14は、概略的には容器60、磁気吸引力部62、
破砕物案内ガイド64、分別ガイド板66、スキージ6
8,70、仕切り板74及び非磁性の破砕物の回収ボッ
クス80と磁性の破砕物の回収ボックス82,84を有
している。
【0034】容器60はサポート60Aにより固定部F
に対して確実に直立するように保持されている。容器6
0は、たとえば鉄のような金属により作られ、水平断面
で見て円形状もしくは矩形状の物である。容器60の上
端部110は破砕機構部12の下端部40に接続されて
いる。このために容器60の上端部110の中には、破
砕刃32の第1回転刃部44と第2回転刃部46のほぼ
下半分が露出している。
【0035】破砕物案内ガイド64と分別ガイド板66
は、たとえばステンレスのような耐摩耗性の良好な金属
により作られており、第1回転刃部44と第2回転刃部
46の下部において、垂直に配置されている。これらの
破砕物案内ガイド64,64と分別ガイド板66は第1
回転刃部44と第2回転刃部46により破砕されて落下
してくる磁性の破砕物M1と非磁性の破砕物M2を、そ
の下の磁気吸引力発生部62の第1回転体部120と第
2回転体部122に対して確実に案内するためのガイド
である。本発明では、磁性の破壊物M1は、たとえば
鉄、パーマロイ、鋼等である。また非磁性の破壊物M2
は、プラスチック、ガラス、セラミックス、銅、アルミ
ニウム等である。
【0036】破砕物案内ガイド64の下側であって、そ
の中間位置には、分別ガイド板66が配置されている。
この分別ガイド板66は、たとえば断面三角形状の物で
あり、分別ガイド板66は落下してくる磁性の破砕物M
1と非磁性の破砕物M2を、第1回転体部120と第2
回転体部122に対してそれぞれ分けて供給する機能を
有しており、耐摩耗性に優れたたとえばステンレス又は
樹脂材(デルリンやMCナイロン等)により作られてい
る。
【0037】磁気吸引力発生部62は、第1回転体部1
20と第2回転体部122を有している。第1回転体部
120と第2回転体部122は、容器60の上下方向に
おける中間位置に間隔をおいて配置されている。第1回
転体部120は破砕物案内ガイド64の真下にあり、第
2回転体部122はもう一つの破砕物案内ガイド64の
真下に位置している。
【0038】第1回転体部120と第2回転体部122
は、磁性の破砕物M1と非磁性の破砕物M2を磁気吸引
力により分別する機能を有している。すなわち第1回転
体部120と第2回転体部122は、磁性の破砕物M1
のみを磁気的吸引することにより、磁性の破砕物M1と
非磁性の破砕物M2を分別する。図1では、図示の簡単
化のため及び明確にするために、磁性の破砕物M1は円
形で示しており、非磁性の破砕物M2は正方形で示して
いる。
【0039】第1回転体部120の軸120Aと第2回
転体部122の軸122Aは、回転機構部130を介し
てモータ134に機械的に接続されている。制御部10
0の指令によりモータ134が作動すると、回転機構部
130により減速された後に、所定の回転速度で、第1
回転体部120はR3方向に回転し、第2回転体部12
2はR4の方向に回転する。R3方向とR4方向は反対
方向である。第1回転体部120と第2回転体部122
は、図1の実施の形態では、望ましくは永久磁石で作ら
れた回転ドラムであり、断面で見て円形状である。第1
回転体部120の付着面120Bと第2回転体部122
の付着面122Bには、それぞれ磁性の破砕物M1が磁
気的に吸引されて付着する。
【0040】第1回転体部120と第2回転体部122
の付近には、スキージ68,70が配置されている。こ
のスキージ68は、第1回転体部120の付着面120
Bに付着した磁性の破砕物M1を、強制的に離脱させる
磁性の破砕物の離脱部材である。同様にしてスキージ7
0も、第2回転体部122の付着面122Bに付着した
磁性の破砕物M1を、機械的に強制的に離脱させるため
の磁性の破砕物の離脱部材である。
【0041】スキージ68,70は、図1において左右
対称形状を有している。図2は、このスキージ68,7
0の内の右側のスキージ70の構造を代表して示してい
る。図2(A)は、スキージ68(70)がまだ摩耗し
ておらずほぼ新しい場合の状態を示しているが、図2
(B)では、スキージ68(70)が摩耗した場合の例
を示している。スキージ68(70)は、直線部140
と傾斜部141を有している。このスキージ68(7
0)は、中心軸142を中心として、回転可能に保持さ
れている。この中心軸142は、容器の側壁60Eに対
して保持されている。スキージ68(70)の先端部1
43が摩耗した場合には、そのスキージ68(70)の
角度を調整するために角度調整部150が設けられてい
る。この角度調整部150は、溝形の角度調整ガイド1
51とスキージ回転止めボルト152を有している。
【0042】図2(A)のスキージの新しい状態から図
2(B)のように摩耗が進んだ場合には、T方向にスキ
ージ68(70)を回転して傾ける場合には、スキージ
回転止めボルト152が角度調整ガイド151に沿って
移動することから、スキージは中心軸142を中心とし
てT方向に所定角度回転できる。その後にスキージ回転
止めボルト152をねじ込むことによりスキージ回転止
めボルト152が側壁60Eに固定されることから、図
2(B)のように摩耗したスキージ68(70)は、第
1回転体部120あるいは第2回転体部122の付着面
120Bあるいは122Bに近づけて、付着面120B
あるいは122Bに付着している図1に示すような磁性
の破砕物M1を強制的に機械的に離脱させることができ
る。このようにするために、角度調整ガイド151は、
たとえば円弧状の長溝になっている。
【0043】図2(A)と図2(B)において、スキー
ジ68,70と付着面120Bあるいは122Bの間に
は、のぞましくは干渉しない程度の隙間eを設ける。こ
の隙間eは、たとえば1mm程度のものである。これに
より、スキージ68,70と付着面120Bあるいは1
22Bが相互に干渉することがなくなる。もしこの隙間
eが狭いと、付着面120Bあるいは122Bと、スキ
ージ68,70が干渉して、スキージ68,70が早く
摩耗したり、付着面120B,122Bに傷がついてし
まう。また、隙間eが広すぎると、磁性の破砕物M1を
付着面から効率よくかき落とすことができず、磁性の破
砕物M1が付着面に付着したまま回り続けることが起こ
り得る。
【0044】次に、上述した破砕選別装置10を用い
て、たとえば図4に示すキャビネット240と回路基板
270、電子銃280及び偏向ヨーク290等の破砕選
別作業例について、図6を参照しながら説明する。
【0045】図6の破砕対象物作成ステップST1で
は、たとえば図4に示すキャビネット240と、回路基
盤270、電子銃280、偏向ヨーク290等をあらか
じめ粗く破砕して図1に示すような破砕対象物Mを作成
しておく。
【0046】次に、この破砕対象物Mは、蓋38を開け
て投入口36から投入する。そして蓋38を閉めた後
に、図6に示す破砕ステップ(減容ステップともいう)
ST2に移る。破砕ステップST2では、すでに図1の
破砕刃32の第1回転刃部44と第2回転刃部46がR
1,R2の方向に回転している。これにより、破砕対象
物M1は、これらの第1回転刃部44と第2回転刃部4
6の間に挟み込むようにして回転破砕された後に、磁性
の破砕物M1と非磁性の破砕物M2となって容器60の
中の破砕物案内ガイド64及び分別ガイド板66に沿っ
て導かれて、自重で落下していく。磁性の破砕物M1と
非磁性の破砕物M2は、混合状態になっており、第1回
転体部120と第2回転体部122に導かれる。この場
合に、分別ガイド板66が、一方の回転体部に破砕物が
集中しないようにするために、磁性の破砕物M1と非磁
性の破砕物M2の混合物を第1回転体部120と第2回
転体部122にほぼ均等に振り分ける。
【0047】この磁性の破砕物M1と非磁性の破砕物M
2の混合物が、第1回転体部120や第2回転体部12
2に達すると、磁性の破砕物M1のみが第1回転体部1
20と第2回転体部122の付着面120B,122B
に磁気的に吸引されて付着する。
【0048】しかし、非磁性の破砕物M2は、第1回転
体部120と第2回転体部122の間を自重で落下し
て、仕切り板74,74の間を通り非磁性の破砕物の回
収ボックスの80に回収される。一方、付着面122
B,122Bに磁気的に付着している磁性の破砕物M1
は、第1回転体部120がR3の方向に回転しており、
第2回転体部122がR4の方向に回転しているので、
それぞれスキージ68,70により機械的に強制的に離
脱される。離脱された磁性の破砕物M1は、仕切り盤7
4,74の外側を通り、磁性の破砕物の回収ボックス8
2,84にそれぞれ回収される。
【0049】このように非磁性の破砕物M2は、第1回
転体部120と第2回転体部122の磁気的吸引力には
左右されずに、回収ボックス80に向けて自重で落下し
て確実に回収される。これに対して、磁性の破砕物M1
は、一度付着面120B,122Bに磁気的に付着され
て、スキージ68,70で強制的に機械的にかき落とさ
れた後に、自重により回収ボックス82,84に分けて
確実に回収される。図1の破砕選別装置10では、磁気
吸引力発生部62の第1回転体部120と第2回転体部
122の回転スピードと、付着面120Bと122Bに
対するスキージ68,70の隙間eが重要である。第1
回転体部120と第2回転体部122の回転スピード
は、図1の制御部100により破砕対象物Mが減容され
て得られた磁性の破砕物M1、非磁性の破砕物M2に応
じて可変できるようになっており、回転スピードを可変
できるようにすることで、磁性の破砕物M1と非磁性の
破砕物M2の選別効果を最適化することができる。
【0050】図2に示すようにスキージ68,70と付
着面120B,122Bの間には、隙間eが設定されて
いるので、スキージ68,70の先端が付着面120
B、122Bにそれぞれ干渉することがなく、スキージ
が早く摩耗したり付着面120B,122Bに傷がつい
てしまうのを防ぐことができる。
【0051】作業が進んで、図2(B)のようにスキー
ジ68,70の先端が磁性の破砕物M1の衝突により摩
耗した場合には、スキージによるかき取り効果を持続す
るために、たとえば作業者がスキージ回転止めボルトを
152を緩めて、スキージ68,70を中心軸142を
中心としてT方向に所定角度回転する。そして作業者が
スキージ回転止めボルト152を再び閉めることで、ス
キージ68,70は図2(B)のような適正な角度で保
持することができる。このような角度調整部150を設
けることにより、スキージ68,70の先端と付着面1
20B,122Bの間の隙間が適正に保てなくなるま
で、すなわちスキージが届かなくなるまで繰り返してス
キージを使用することができる。
【0052】スキージ68,70の材質としては、磁性
の破砕物が磁気的に付着しない耐摩耗性の良い非磁性の
金属、たとえばステンレスやプラスチックを用いること
ができる。スキージをプラスチックで作る場合には、耐
摩耗性の良いたとえばデルリンやMCナイロンにより作
ることができる。
【0053】上述した破砕選別装置10における実施の
形態では、破砕対象物として、図4に示すプラスチック
で作られたキャビネット240や、回路基板270、電
子銃280、偏向ヨーク290等を対象にしている。し
かし、これに限らず、ガラス製の陰極線管200の破砕
にも本発明の破砕選別装置10を用いることができる。
この場合には、図5に示すパネル部205にはたとえば
複数の金属のピン206があり、ファンネル部207に
は金属製のアノードボタン209等を有している。この
ために、パネル部205をある大きさのカレット状態に
破砕した後に、金属であるピン206を分別する必要が
ある。同様にしてファンネル部207を所定のカレット
状に破砕する場合においても、アノードボタン209等
の金属部分を選別する必要がある。
【0054】そこで、ある程度の大きさに破砕したパネ
ル部205あるいはファンネル部207を、図1の破砕
機構部12のホッパー30の中に投入すれば、上述した
プラスチック製品等の破砕及び選別要領と同じようにし
て磁性の破砕物M1と非磁性の破砕物M2を分別回収す
ることができる。つまり、パネル部205のガラス部分
は、非磁性の破砕物M2として回収ボックス80に回収
される。これに対してピン206は磁性の破砕物M1と
して第1回転体部120と第2回転体部122により磁
気的に吸引された後に、回収ボックス82,84に回収
される。
【0055】同様にしてファンネル部207の場合に
も、ガラスである非磁性の破砕物M2は回収ボックス8
0に回収され、アノードボタン209である磁性の破砕
物M1は第1回転体部120と第2回転体部122に磁
気的に吸引された後回収ボックス82,84に回収され
る。
【0056】ところで、本発明は上記実施の形態に限定
されるものではなく、破砕選別装置の各種の変形を含む
ものである。例えば破砕刃32は第1回転刃部44と第
2回転刃部46で構成しているが、これに限らず3つ以
上もしくは1つの回転刃部により破砕対象物Mを破砕す
るようにしてももちろんかまわない。また磁気吸引力発
生部62は、第1回転体部120と第2回転体部122
を用いているが、これに限らず一つまたは三つ以上の回
転体部を備えるようにしてもよい。これにより磁気的吸
引力による磁性の破砕物の選別効果を向上させることが
できる。また破砕機構部12は、磁力選別機構部14の
直上に設けられているが、これに限らずややずれた位置
に配置してももちろんかまわない。いずれにしても、破
砕対象物Mが破砕刃32で破砕された後に可能な限り自
重で磁力選別機構部14側に導かれるのが望ましい。
【0057】また蓋38は作業者が手動で開閉するので
はなく、自動で開閉するようにしてもよい。また破砕を
しようとする機器としては、テレビジョン受像機やコン
ピュータのモニタ装置のような電子機器に限らず、他の
分野あるいは他の種類の機器であってももちろんかまわ
ない。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
破砕対象物を破砕することで、非磁性の破砕物と磁性の
破砕物に確実にかつ短時間で選別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の破砕選別装置の好ましい実施の形態を
示す縦方向の断面図。
【図2】図1の磁気吸引力発生部の回転体部とスキージ
の位置関係を示す図。
【図3】破砕しようとする電子機器の一例を示す斜視
図。
【図4】図3の電子機器の分解斜視図。
【図5】図4の電子機器の陰極線管の分解例を示す図。
【図6】本発明の破砕選別方法の一例を示すフロー図。
【符号の説明】
10・・・破砕選別装置、12・・・破砕機構部、14
・・・磁力選別機構部、30・・・ホッパー(収容
部)、32・・・破砕刃、36・・・投入口、44・・
・第1回転刃部、46・・・第2回転刃部、60・・・
容器、62・・・磁気吸引力発生部、68,70・・・
スキージ(磁性の破砕物の離脱部材)、120・・・第
1回転体部、122・・・第2回転体部、M・・・破砕
対象物、M1・・・磁性の破砕物、M2・・・非磁性の
破砕物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B09B 5/00 B09B 5/00 C (72)発明者 辰本 英紀 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4D004 AA22 BA05 BA07 BA10 CA04 CA09 CB05 CB13 4D065 CA12 CC01 CC08 EB02 EB14 ED16 ED22 4D067 EE14 EE25 GA10 GA16 GA18 GB03

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 破砕対象物を破砕して破砕物を選別する
    破砕選別装置であり、 前記破砕対象物を破砕する破砕機構部と、 落下してきた破砕により得られた前記破砕物を、非磁性
    の前記破砕物と磁性の破砕物に選別する選別機構部と、
    を備えることを特徴とする破砕選別装置。
  2. 【請求項2】 前記破砕機構部は、前記選別機構部の上
    部に位置している請求項1に記載の破砕選別装置。
  3. 【請求項3】 前記破砕機構部は、複数の破砕対象物を
    収容する収容部と、前記収容部に収容された前記破砕対
    象物を破砕して前記破砕物を得るための破砕刃と、を有
    する請求項1に記載の破砕選別装置。
  4. 【請求項4】 前記収容部の上端部が前記破砕対象物を
    投入するための投入部であり、前記収容部は前記収容部
    の上端部から前記収容部の下端部にかけて先細りに形成
    されている請求項3に記載の破砕選別装置。
  5. 【請求項5】 前記収容部の下端部の開口部には、前記
    破砕刃が配置されている請求項4に記載の破砕選別装
    置。
  6. 【請求項6】 前記破砕刃は、第1回転刃部と第2回転
    刃部を有し、前記第1回転刃部と前記第2回転刃部を互
    いに反対方向に回転することで、前記破砕対象物を破砕
    する請求項5に記載の破砕選別装置。
  7. 【請求項7】 前記選別機構部は、容器と、前記容器内
    において落下してくる前記破砕物を非磁性の前記破砕物
    と磁性の破砕物に選別するための磁気吸引力発生部と、
    を有する請求項1に記載の破砕選別装置。
  8. 【請求項8】 前記磁気吸引力発生部は、永久磁石を備
    える回転体であり、前記容器内の空間の途中に配置され
    ている請求項7に記載の破砕選別装置。
  9. 【請求項9】 前記回転体は、第1回転体部と第2回転
    体部を有する請求項8に記載の破砕選別装置。
  10. 【請求項10】 前記磁気吸引力発生部に磁気的に付着
    した前記磁性の破砕物を強制的に離脱させるための磁性
    の破砕物の離脱部材が配置されている請求項7に記載の
    破砕選別装置。
  11. 【請求項11】 前記磁性の破砕物の離脱部材は、前記
    磁気吸引力発生部に対する角度を変更する角度変更部を
    有する請求項10に記載の破砕選別装置。
  12. 【請求項12】 破砕対象物を破砕して破砕物を選別す
    る破砕選別方法であり、 前記破砕対象物を破砕機構部により破砕する破砕ステッ
    プと、 落下してきた破砕により得られた前記破砕物を、選別機
    構部により非磁性の前記破砕物と磁性の破砕物に選別す
    る選別ステップと、を含むことを特徴とする破砕選別方
    法。
  13. 【請求項13】 前記選別機構部では、容器内において
    落下してくる前記破砕物を磁気吸引力発生部により非磁
    性の前記破砕物と磁性の破砕物に選別する請求項12に
    記載の破砕選別方法。
  14. 【請求項14】 前記磁気吸引力発生部は永久磁石を備
    える回転体であり、前記磁気吸引力発生部は前記容器内
    の空間の途中で前記非磁性の前記破砕物と前記磁性の破
    砕物を選別する請求項12に記載の破砕選別方法。
  15. 【請求項15】 前記回転体の第1回転体部と第2回転
    体部にそれぞれ磁気的に付着した前記磁性の破砕物を、
    磁性の破砕物の離脱部材を用いて強制的に離脱させる請
    求項14に記載の破砕選別方法。
  16. 【請求項16】 前記磁性の破砕物の離脱部材は、前記
    第1回転体部と前記第2回転体部に対する角度を変更自
    在である請求項15に記載の破砕選別方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113019570A (zh) * 2021-02-05 2021-06-25 王保琴 一种建筑废料回收装置
CN113351324A (zh) * 2020-08-28 2021-09-07 湖南蓝伯化工有限责任公司 一种金属固体废料回收处理装置

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