JP2001223565A - クロックデューティ補正回路 - Google Patents

クロックデューティ補正回路

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JP2001223565A
JP2001223565A JP2000028459A JP2000028459A JP2001223565A JP 2001223565 A JP2001223565 A JP 2001223565A JP 2000028459 A JP2000028459 A JP 2000028459A JP 2000028459 A JP2000028459 A JP 2000028459A JP 2001223565 A JP2001223565 A JP 2001223565A
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clock
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clock duty
offset
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JP2000028459A
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Inventor
Yasuhiro Sasaki
康弘 佐々木
Katsuhiko Kurosawa
勝彦 黒沢
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NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
Original Assignee
NEC Corp
NEC Miyagi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 伝送通信装置のクロックのデューティを、マ
ニュアル時のオフセット信号で外部設定し、オート時の
オフセット信号で内部的に自動補正する。 【解決手段】 開示されるクロックデューティ補正回路
100は、クロック発振器10の出力クロックからカッ
プリングコンデンサ4を介して直流成分を除去し、直流
電圧入力を抵抗分圧器5を経て分圧した電圧によって直
流成分を再設定することによってクロックデューティを
補正したクロックを、送信側のデータ送信処理回路11
Aと受信側のデータ受信処理回路13Aとに供給するよ
うに構成されている伝送通信装置のクロックデューティ
補正回路100であって、マニュアル設定時とオート設
定時とで異なるオフセット信号を選択して出力する2:
1セレクタ3と、該選択されたオフセット信号をディジ
タルアナログ変換して上記直流電圧として供給するD/
Aコンバータ2とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、伝送通信装置に
おける装置内信号のインタフェース部において、クロッ
ク信号のデューティを最適値に設定するための、クロッ
クデューティ補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】伝送通信装置における、装置内信号のイ
ンタフェース部分は、なるべくシンプルな構成とするこ
とが理想であるが、近年におけるインターネット等の普
及に応じて、伝送通信装置は、次第に高速化,大容量化
が必須となり、システムも大規模化され、複雑化してい
る。これに伴って、装置内インタフェースの信号数も格
段に増加するとともに、ユニット間を接続するパターン
長も長くなり、また、ラック間にまたがるインタフェー
ス部には、例えば数メートルにも達するようなケーブル
を用いて、高速の信号をインタフェースさせることが多
くなった。装置内のデータ伝送においては、クロック信
号の波形品質が最も重要であって、回線品質を上げるた
めには、クロック信号の品質を向上することが要求され
ている。従来の技術においては、クロック信号のデュー
ティは固定であったり、あるいは出荷時に固定的に、ま
たは半固定的に調整を行ったり、あるいは単純な構成の
帰還回路を付加して、ある一定のデューティ値を保たせ
る等の方法が、一般にとられていた(例えば、特開平5
−102806号公報,特開平5−259824号公
報,特開平7−264011号公報,特開平9−139
659号公報,特開平11−163691号公報等参
照)。
【0003】図6は、従来のクロックデューティ補正回
路の構成例を示したものである。図6に示されたクロッ
クデューティ補正回路においては、送信ユニット内のデ
ータ送信処理回路11において、送信データに対して、
クロックバッファ6からのクロックを用いて、所定の信
号処理を行って、ケーブル又は装置内のパターンを生成
して、伝送線路に送出し、受信ユニット内のデータ受信
処理回路13において、受信信号に対して、クロックバ
ッファ6からのクロックを用いて、所定の信号処理を行
うことによって、受信データを生成する。この際、デー
タ送信処理回路11及びデータ受信処理回路13におい
て使用されるクロックとしては、クロック発振器10か
らのクロック信号に対して、カップリングコンデンサ4
を経て直流分を除去した信号に対して、固定抵抗器R
a,Rbの組み合わせからなる抵抗分圧器5によって、直
流電源VDDを固定的に分圧した直流信号をバイアスと
して重畳して得たクロックを、クロックバッファ6によ
ってバッファリングした信号が用いられている。
【0004】図7は、従来のクロックデューティ補正回
路の他の構成例を示したものである。図7に示されたク
ロックデューティ補正回路においては、固定抵抗器Ra
と可変抵抗器Rcの組み合わせからなる抵抗分圧器5A
を用いており、直流電源VDDを半固定的に分圧した直
流信号をバイアスとして重畳して、クロック信号を生成
し、可変抵抗器Rcは、出荷時に調整したのち、固定さ
れるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6,図7に示された
従来のクロックデューティ補正回路においては、クロッ
クデューティは、固定抵抗器からなる抵抗分圧器によっ
て、最初から固定的に定められるか、又は、可変抵抗器
を用いた抵抗分圧器によって、製品出荷時の微調整によ
って定められたのち、固定されるようになっている。そ
のため、伝送通信装置における、ハードウェアの組み合
わせによるデバイス等のばらつきや、ケーブルの特性の
ばらつき、出荷時の調整誤差等によって、最適なクロッ
クデューティを実現することができないため、データ伝
送の品質を低下させる恐れがあるという問題がある。さ
らに、伝送通信装置の設置場所における、周囲温度の変
動や、電源電圧の変動等のような、使用環境の変化によ
って、さらにデータ伝送の品質を悪化させるため、回線
エラーの原因になることも多い。従って、伝送通信装置
の大型化や、ユニットの組み合わせの複雑化等によっ
て、装置設計時の環境条件が、すべての装置の設置条件
において、必ずしも最善の状態に保たれなくなっている
という問題もある。
【0006】この発明は、上述の事情に鑑みてなされた
ものであって、伝送通信装置の装置内インタフェースに
おいて、デバイスのばらつき、製造時の調整のばらつ
き、及び周囲温度等の使用環境の変化等に影響されるこ
となく、当該装置において、常に最適化されたクロック
デューティを保つことが可能な、クロックデューティ補
正回路を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、クロック源の出力クロック
から容量結合手段を介して直流成分を除去し、直流電圧
入力を抵抗分圧手段を経て分圧した電圧によって直流成
分を再設定することによってクロックデューティを補正
したクロックを、送信側のデータ送信処理回路と受信側
のデータ受信処理回路とに供給するように構成されてい
る伝送通信装置のクロックデューティ補正回路であっ
て、マニュアル設定時とオート設定時とで異なるオフセ
ット信号を選択して出力するセレクタ手段と、該選択さ
れたオフセット信号をディジタルアナログ変換して上記
直流電圧として供給するD/A変換手段とを備えたこと
を特徴としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載のクロックデューティ補正回路に係り、上記セレクタ
手段が、外部設定信号に応じて上記マニュアル設定とオ
ート設定とを選択することを特徴としている。
【0009】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載のクロックデューティ補正回路に係り、上記マ
ニュアル設定時のオフセット信号が、外部から与えられ
ることを特徴としている。
【0010】また、請求項4記載の発明は、請求項1又
は2記載のクロックデューティ補正回路に係り、上記オ
ート設定時のオフセット信号が、外部から与えられる自
動補正許可信号又は受信側から送られる受信エラー発生
を示す信号をトリガとしてスィープを開始して大きさの
変化するオフセット信号を出力するとともに、スィープ
終了時、上記受信エラーを発生しない範囲のスィープ幅
の中心値のオフセット信号を出力するオフセット制御手
段から与えられるように構成されていることを特徴とし
ている。
【0011】また、請求項5記載の発明は、請求項4記
載のクロックデューティ補正回路に係り、上記データ送
信処理回路が、CRC演算手段によって送信信号にCR
C演算を行った結果のデータを該送信信号に付加して送
信するとともに、上記データ受信処理回路に設けられた
CRCエラー検出手段が、受信信号にCRC演算を行っ
た結果のデータと、上記送信信号に付加されたCRC演
算結果のデータとの照合不一致によって上記受信エラー
発生を示す信号を出力するように構成されていることを
特徴としている。
【0012】また、請求項6記載の発明は、請求項4記
載のクロックデューティ補正回路に係り、上記データ送
信処理回路が、パリティ演算手段によって送信信号にパ
リティ演算を行った結果のデータを該送信信号に付加し
て送信するとともに、上記データ受信処理回路に設けら
れたパリティエラー検出手段が、受信信号に対するパリ
ティ演算を行った結果のデータと、上記送信信号に付加
されたパリティ演算結果のデータとの照合不一致によっ
て上記受信エラー発生を示す信号を出力するように構成
されていることを特徴としている。
【0013】また、請求項7記載の発明は、請求項1乃
至6のいずれか1記載のクロックデューティ補正回路に
係り、上記クロック源の出力クロックに対して、正弦波
化のための波形整形を行う波形整形手段を備えたことを
特徴としている。
【0014】
【作用】この発明の構成では、クロック源の出力クロッ
クから容量結合手段を介して直流成分を除去し、直流電
圧入力を抵抗分圧手段を経て分圧した電圧によって直流
成分を再設定することによってクロックデューティを補
正したクロックを、送信側のデータ送信処理回路と受信
側のデータ受信処理回路とに供給するように構成されて
いる伝送通信装置のクロックデューティ補正回路におい
て、マニュアル設定時とオート設定時とで異なるオフセ
ット信号を選択して出力するセレクタ手段と、該選択さ
れたオフセット信号をディジタルアナログ変換して上記
直流電圧として供給するD/A変換手段とを備えている
ので、クロックデューティを、外部から与えられるオフ
セット信号によって、任意の値に設定し、またはオフセ
ット制御回路から出力されるオフセット信号によって、
最適値に自動補正することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。説明は、実施例を用い
て具体的に行う。 ◇第1実施例 図1は、この発明の第1実施例であるクロックデューテ
ィ補正回路の構成例を示すブロック図、図2は、本実施
例におけるオフセット制御回路の構成例を示すブロック
図、図3は、本実施例のクロックデューティ補正回路の
特性例を示す図、図4は、本実施例のクロックデューテ
ィ補正回路における自動補正動作を示すタイミング図で
ある。この例のクロックデューティ補正回路を含む伝送
通信装置は、図1に示すように、送信ユニット側が、ク
ロック発振器10と、オフセット制御回路1,ディジタ
ルアナログ(D/A)コンバータ2,2:1セレクタ
3,カップリングコンデンサ4,抵抗分圧器5,クロッ
クバッファ6を含むクロックデューティ補正回路100
と、データ送信処理回路11Aと、サイクリック・リダ
ンダンシィ・チェック(CRC)演算回路12とから概
略構成され、受信ユニット側が、データ受信処理回路1
3Aと、CRCエラー検出回路14とから概略構成され
ている。
【0016】クロックデューティ補正回路100におい
て、オフセット制御回路1は、外部からの自動補正許可
信号又は受信ユニットからのCRCエラー信号を受けた
とき、オフセット信号をスィープさせて、受信エラーが
発生しない範囲を測定して、その範囲の中心値のオフセ
ット値を、オフセット信号22として出力する。2:1
セレクタ3は、外部からのマニュアル/オート設定信号
に応じて切り替えを行って、マニュアル時には外部から
のオフセット信号21を選択し、オート時にはオフセッ
ト制御回路1からのオフセット信号22を選択して、オ
フセット信号23として出力する。D/Aコンバータ2
は、ディジタル値からなるオフセット信号23をアナロ
グ値に変換して、直流電圧24を出力する。カップリン
グコンデンサ4は、クロック発振器10からのクロック
信号の直流成分を除去して出力する。抵抗分圧器5は、
D/Aコンバータ2から出力された直流電圧24を、固
定分圧比で分圧したポイント1の電圧を、カップリング
コンデンサ4からの出力に重畳することによって、クロ
ック信号のバイアス電圧を再設定する。クロックバッフ
ァ6は、抵抗分圧器5の出力クロックをバッファリング
するとともに、所定のスレッショルドで整形することに
よって、矩形波からなるクロック信号を生成して、デー
タ送信処理回路11Aと、データ受信処理回路13Aと
に供給する。クロック発振器10は、正弦波からなるマ
スタークロックを生成する。データ送信処理回路11A
は、送信データに対して所定の信号処理を行って送信信
号を生成するとともに、送信信号にCRC演算結果のC
RCビットを付加して、ケーブル又は装置内のパターン
を生成して送出する。CRC演算回路12は、この際、
送信信号に対してCRC演算を行って、演算結果をデー
タ送信処理回路11Aに戻す。データ受信処理回路13
Aは、受信信号に対して所定の信号処理を行って受信デ
ータを生成するとともに、受信信号をCRCエラー検出
回路14に出力する。CRCエラー検出回路14は、受
信信号からCRCビットを除いたデータに対してCRC
演算を行って生成したCRCビットと、受信信号から分
離したCRCビットとを比較して、一致しないときCR
Cエラー信号を出力して、送信側のクロックデューティ
補正回路100に帰還する。
【0017】さらに、この例において、オフセット制御
回路1は、図2(a)に示すように、エラー検出回路3
1と、オフセットカウンタ32と、エラーフリー範囲検
出回路33と、セレクタ34とから構成されている。ま
た、図2(b)は、オフセット制御回路1における各部
信号を示している。エラー検出回路31は、オフセット
カウンタ32からのスィープアクティブ信号36がノン
アクティブのとき、外部からの自動補正許可信号又はC
RCエラー検出回路13からのCRCエラー信号の発生
を検出して、スィープスタート信号35を発生する。オ
フセットカウンタ32は、スィープスタート信号をトリ
ガとしてカウントを開始して、所定値から所定値までカ
ウントアップし、このとき、カウント値を示すカウンタ
信号37を出力するとともに、カウントスィープを実行
中であることを示すスィープアクティブ信号36をアク
ティブにする。エラーフリー範囲検出回路33は、スィ
ープアクティブ信号36がアクティブのとき、カウンタ
信号37の値を検出し、スィープが終了してスィープア
クティブ信号36がノンアクティブになったタイミング
で、CRCエラー信号が発生しなかった範囲のカウンタ
信号37の値の中心値を求めて、オフセット信号38と
して出力する。セレクタ34は、スィープアクティブ信
号36がアクティブのときは、カウンタ信号37をオフ
セット信号22として出力し、スィープアクティブ信号
36がノンアクティブのときは、オフセット信号38を
オフセット信号22として出力する。
【0018】以下、図1及び図2を参照して、この例の
クロックデューティ補正回路の動作を説明する。図1に
示された伝送通信装置においては、送信ユニット内のデ
ータ送信処理回路11Aにおいて、送信データに対し
て、クロックバッファ6からのクロックを用いて、所定
の信号処理を行って送信信号を生成するが、この際、C
RC演算回路12において、送信信号に対してCRC演
算を行って、演算結果をデータ送信処理回路11Aに戻
すことによって、データ送信処理回路11Aでは、送信
信号にCRC演算結果のCRCビットを付加して、ケー
ブル又は装置内のパターンを生成して、受信側に送出す
る。受信ユニット内のデータ受信処理回路13Aでは、
受信信号に対して、クロックバッファ6からのクロック
を用いて、所定の信号処理を行うことによって、受信デ
ータを生成するが、この際、受信信号をCRCエラー検
出回路14に供給することによって、CRCエラー検出
回路14では、受信信号からCRCビットを除いたデー
タに対してCRC演算を行った結果と、受信信号から分
離したCRCビットとの照合を行うことによって、受信
データの正常性をチェックする。照合結果不一致のとき
は受信エラーが発生したので、CRCエラー信号をエラ
ー状態として、送信側のクロックデューティ補正回路1
00にフィードバックする。なお、CRC演算と、CR
Cビットの照合によるデータ伝送の正常性確認(CRC
チェック)とは、周知の技術なので、これらについての
詳細な説明は省略する。
【0019】クロックデューティ補正回路100におい
て、外部から与えられるマニュアル/オート設定信号が
マニュアルの場合には、ディジタル信号からなる、外部
からのオフセット信号21が、2:1セレクタ3を経て
D/Aコンバータ2にオフセット信号23として与えら
れるので、D/Aコンバータ2から、オフセット信号2
3のディジタル値を変換したアナログ値を有する直流電
圧24が、直列接続された固定抵抗器Ra,Rbからな
る抵抗分圧器5に与えられ、両固定抵抗器の中点である
ポイント1における、直流電圧24を抵抗分圧器5で定
まる所定の分圧比で分圧した電圧が、カップリングコン
デンサ4の出力にバイアスとして重畳される。従って、
この場合は、オフセット信号21の大きさを変化させる
ことによって、直流成分の大きさを再設定したクロック
信号がクロックバッファ6に与えられるので、クロック
バッファ6において、一定のスレッショルドによって矩
形波に整形することによって、送信データ処理回路11
及び受信データ処理回路13に与えられるクロックのデ
ューティを、外部から任意に調整することができる。
【0020】一方、マニュアル/オート設定信号がオー
トの場合には、オフセット制御回路1では、外部からの
自動補正許可信号又はCRCエラー検出回路13からの
CRCエラー信号を受信すると、これをトリガとして、
オフセット信号22の値を所定値から所定値までスィー
プさせながら、CRCエラー信号がエラー状態とならな
い範囲を測定する。そして、スィープが終了したとき、
CRCエラー信号がエラー状態とならない範囲の中心値
のオフセット信号値を、オフセット信号22として出力
する。この際、オフセット制御回路1では、図2(b)
に示すように、オフセットカウンタ32からのスィープ
アクティブ信号36がノンアクティブのとき、外部から
与えられる自動補正許可信号とCRCエラー検出回路1
3からのCRCエラー信号のいずれかが入力されたこと
を検出して、スィープスタート信号35を発生する。オ
フセットカウンタ32は、このスィープスタート信号を
トリガとしてカウントスィープを開始して、所定値から
所定値までカウントアップするとともに、この際、カウ
ント値を示すカウンタ信号37と、カウントスィープ実
行中を示すスィープアクティブ信号36とを出力する。
エラーフリー範囲検出回路33では、スィープアクティ
ブ信号36がアクティブのとき、CRCエラー検出信号
をチェックしながらカウンタ信号37の値を検出し、ス
ィープが終了してスィープアクティブ信号36がノンア
クティブになったタイミングで、CRCエラー信号が発
生しなかった範囲のカウンタ信号37の値の中心値を求
めて、オフセット信号38として出力する。セレクタ3
4は、スィープアクティブ信号36がノンアクティブの
ときは、オフセット信号38をオフセット信号22とし
て出力する。
【0021】オフセット信号22は、2:1セレクタ3
を経てD/Aコンバータ2にオフセット信号23として
与えられるので、D/Aコンバータ2から、オフセット
信号23のディジタル値を変換したアナログ値を有する
直流電圧24が抵抗分圧器5に与えられ、ポイント1に
おける、直流電圧24を抵抗分圧器5で定まる所定の分
圧比で分圧した電圧が、カップリングコンデンサ4の出
力にバイアスとして重畳される。従って、この場合は、
オフセット信号22のスィープ中は、クロックのデュー
ティが順次、変化することによって、スィープ範囲の両
端でCRCエラーが発生し、中央付近のある範囲では、
CRCエラーが発生しないように変化する。オフセット
制御回路1は、スィープが終了したとき、CRCエラー
信号が発生しない範囲の中心値を求めて、このときのオ
フセット信号22を出力するので、これによって、クロ
ックデューティを、CRCエラーが発生しないような最
適値に自動的に調整したクロックが、クロックバッファ
6を経て、送信データ処理回路11及び受信データ処理
回路13に与えられるようになる。
【0022】次に、クロックデューティ補正回路の動作
について、図3に示す特性例を参照して、さらに詳細に
説明する。なお、以下においては、クロック発振器10
は5Vp−pの正弦波を出力し、クロックバッファ6は
2.5Vのスレッショルドを有し、クロックデューティ
補正回路100は、図3に示す特性を持っているものと
する。図3に示すように、クロックデューティ補正回路
100のオフセット信号23の値と、抵抗分圧器5の中
点(ポイント1)の電位とは、オフセット信号23の設
定値が0のときポイント1の電位が2.5Vとなり、そ
の前後でリニアに変化する関係となる。クロック発振器
10からのクロック信号は、カップリングコンデンサ4
によって、直流成分を除去されて、抵抗分圧器5のポイ
ント1に供給される。さらに、ポイント1には、オフセ
ット信号23に応じてD/Aコンバータ2から生成され
た、直流電圧24を抵抗分圧器5で分圧した電圧が重畳
されることによって、直流レベルのオフセット(バイア
ス)が設定されたのち、クロックバッファ6に供給され
る。クロックバッファ6では、自身が持っているスレッ
ショルドによって、ハイレベルとローレベルとを判断し
て、波形整形を行う。
【0023】例えば、図3に例示するように、オフセッ
ト信号23の値を0に設定した場合には、クロックデュ
ーティは50%となり、オフセット信号23の値を−1
5に設定した場合には、クロックデューティは、ハイパ
ルスが狭くローパルスが広いものとなる。また、オフセ
ット信号23の値を+15に設定した場合には、クロッ
クデューティは、ハイパルスが広くローパルスが狭いも
のとなる。この例のクロックデューティ補正回路では、
このような動作を行うことによって、クロックデューテ
ィを任意の幅に設定することが可能となる。データ送信
処理回路11Aとデータ受信処理回路13Aでは、クロ
ックバッファ6から供給される、クロックデューティが
調整されたクロック信号を用いて、それぞれの処理を行
う。
【0024】次に、クロックデューティの自動補正動作
について、図4に示すタイミング図を用いて、さらに詳
細に説明する。図4において、T1は、マニュアル/オ
ート設定信号がマニュアルの範囲を示し、CRCエラー
信号と自動補正許可信号の状態のいかんにかかわらず、
オフセット信号21の値が、2:1セレクタ3から、D
/Aコンバータ2に、オフセット信号23として出力さ
れる。T2は、マニュアル/オート設定信号がオートの
範囲を示し、2:1セレクタ3は、オフセット信号22
の値を、オフセット信号23として、D/Aコンバータ
2に出力する。また、オフセット制御回路1が、CRC
エラー信号及び自動補正許可信号を確認し、T7のタイ
ミングで、CRCエラー信号がエラーの状態であるか、
又は自動補正許可信号がアクティブになったとき、タイ
ミングT4の範囲のように、CRCエラーを検出しなが
ら、オフセット信号22の値を、例えば−25から+2
5までスィープさせて、CRCエラーが発生しない範囲
である、タイミングT3のオフセット値の範囲として、
例えば、−18から+20までの範囲を検出する。そし
て、スィープ終了後のタイミングT5で、タイミングT
3で検出したオフセット範囲の中心値である+1を、オ
フセット設定信号22及び23の値として出力して停止
する。その後、再度,CRCエラー信号がエラー状態に
なったときは、タイミングT4からT5の動作を繰り返
して行う。D/Aコンバータ2は、このようにして発生
したオフセット信号23の値に従った直流電圧24を、
抵抗分圧器5に出力する。クロックデューティ補正回路
100は、このような動作を行うことによって、クロッ
クデューティを最適値に自動設定したクロック信号を、
クロックバッファ6を経て、データ送信処理回路11A
及びデータ受信処理回路13Aに供給することができ
る。
【0025】このように、この例によれば、伝送通信装
置において、クロックデューティ補正回路を追加するこ
とによって、装置内における固定または半固定の調整を
行うことなく、外部信号による設定によって、クロック
デューティを任意の値に設定することができる。また、
この際、伝送通信装置に対して、既存技術であるCRC
チェックのための回路を組み合わせることによって、デ
ータ転送エラーを検出し、エラーが発生しないオフセッ
ト範囲を自動測定して、オフセット信号値を設定するこ
とによって、データ送信処理回路及びデータ受信処理回
路に供給するクロックを、最適なクロックデューティに
自動補正することができる。
【0026】◇第2実施例 図5は、この発明の第2実施例であるクロックデューテ
ィ補正回路の構成例を示すブロック図である。この例の
クロックデューティ補正回路を含む伝送通信装置は、図
5に示すよちうに、送信ユニット側が、クロック発振器
10Aと、波形整形フィルタ15と、オフセット制御回
路1A,D/Aコンバータ2,2:1セレクタ3,カッ
プリングコンデンサ4,抵抗分圧器5,クロックバッフ
ァ6を含むクロックデューティ補正回路100Aと、デ
ータ送信処理回路11Bと、パリティ演算回路16とか
ら概略構成され、受信ユニット側が、データ受信処理回
路13Bと、パリティエラー検出回路17とから概略構
成されている。
【0027】第2実施例の回路は、第1実施例の回路と
比較して、矩形波を発生するクロック発振器10Aの出
力に、波形整形フィルタ15を有する点と、クロックデ
ューティ補正回路100Aにおていて、オフセット制御
回路1Aが、入力として自動補正許可信号とパリティエ
ラー信号とを与えられる点と、データ送信処理回路11
Bがパリティ演算回路16を有し、パリティ演算回路1
6において送信信号に対してパリティ演算を行って生成
したパリティビットを、送信信号に付加して、ケーブル
又は装置内のパターンを生成して、受信側に送出する点
と、データ受信処理回路13Bがパリティエラー検出回
路17を有し、パリティエラー検出回路17が、受信デ
ータに対してパリティ演算を行った結果と、送信側から
送られたパリティビットとの照合を行うことによって、
受信データの正常性をチェックし、照合結果不一致のと
き、パリティエラー信号をエラー状態として、送信側の
クロックデューティ補正回路100Aにフィードバック
する点が異なっている。
【0028】この例においては、波形整形フィルタ15
を用いることによって、クロック発振器10Aの出力が
矩形波であっても、これを波形整形して正弦波にするこ
とによって、第1実施例の場合と同様に、リニアなクロ
ックデューティの調整を行うことができる。また、第1
実施例の場合の、CRC演算と、CRCエラー検出によ
る受信データの誤り検出と、CRCエラー信号を用いた
クロックデューティの補正動作とに代えて、パリティ演
算と、パリティエラー検出による受信データの誤り検出
と、パリティエラー信号を用いたクロックデューティの
補正動作とを行うことによって、第1実施例の場合と同
様な、クロックデューティの自動補正機能を実現するこ
とができる。
【0029】このように、この例によれば、伝送通信装
置において、波形整形フィルタを追加したので、矩形波
出力のクロック源を用いることができるとともに、クロ
ックデューティ補正回路を追加することによって、装置
内における固定又は半固定の調整を行うことなく、外部
信号による設定によって、クロックデューティを任意の
値に設定することができる。また、この際、伝送通信装
置に対して、既存技術であるパリティチェックのための
回路を組み合わせることによって、データ転送エラーを
検出し、エラーが発生しないオフセット範囲を自動測定
して、オフセット信号値を設定することによって、デー
タ送信処理回路及びデータ受信処理回路に供給するクロ
ックを、最適なクロックデューティに自動補正すること
ができる。
【0030】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られたもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、第1実施
例の場合に、クロック発振器の出力に波形整形フィルタ
を適用するようにしてもよく、これによって、矩形波又
は歪んだ波形のクロック発振器を使用することができる
ようになる。また、第2実施例の場合に、正弦波出力の
クロック発振器を使用することによって、波形整形フィ
ルタを省略することも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、マニュアル/オート設定をマニュアルにすることに
よって、クロックデューティを、外部から与えられるオ
フセット信号に応じて任意に設定できるので、クロック
バッファ入力に対して、固定又は半固定の手動設定を行
う必要がなく、装置の設置後においても、外部信号によ
って容易にクロックデューティを調整することができ
る。従って、環境条件の変化等による、クロックデュー
ティの劣化に基づく装置障害等の場合に、ユニットを抜
き出して再調整する等の必要がなく、外部設定に基づい
て容易に装置を復旧させることができる。また、この発
明によれば、マニュアル/オート設定をオートにするこ
とによって、クロックデューティを、オフセット制御回
路から出力されるオフセット信号によって、最適値に自
動補正することができるので、装置組立時におけるユニ
ットの組み合わせ等に基づく、デバイスのばらつきや、
装置設置環境条件の違いによる、クロックデューティの
劣化を、装置の設置されている環境で、最適な値に自動
補正することができ、従って、高品質のデータ伝送を実
現することが可能になる。さらに、この発明によれば、
手動での調整が不必要なため、出荷試験等で行うクロッ
クデューティの調整作業が不要になり、製造コストを低
減することができるとともに、開発段階においても、ユ
ニットにタッチすることなく、外部設定によって、効率
的に、装置のインタフェースマージンの評価を行うこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例であるクロックデューテ
ィ補正回路の構成例を示すブロック図である。
【図2】本実施例におけるオフセット制御回路の構成例
を示すブロック図である。
【図3】本実施例のクロックデューティ補正回路の特性
例を示す図である。
【図4】本実施例のクロックデューティ補正回路におけ
る自動補正動作を示すタイミング図である。
【図5】この発明の第2実施例であるクロックデューテ
ィ補正回路の構成例を示すブロック図である。
【図6】従来のクロックデューティ補正回路の構成例を
示すブロック図である。
【図7】従来のクロックデューティ補正回路の他の構成
例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,1A オフセット制御回路(オフセット制御手
段) 2 D/Aコンバータ(D/A変換手段) 3 2:1セレクタ(セレクタ手段) 4 カップリングコンデンサ(容量結合手
段) 5 抵抗分圧器(抵抗分圧手段) 6 クロックバッファ 10,10A クロック発振器(クロック源) 11A,11B データ送信処理回路 12 CRC演算回路(CRC演算手
段) 13A,13B, データ受信処理回路 14 CRCエラー検出回路(CRCエ
ラー検出手段) 15 波形整形フィルタ(波形整形手
段) 16 パリティ演算回路(パリティ演算
手段) 17 パリティエラー検出回路(パリテ
ィエラー検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 勝彦 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 Fターム(参考) 5J001 BB00 BB20 BB21 CC00 DD01 DD02 DD03 DD06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック源の出力クロックから容量結合
    手段を介して直流成分を除去し、直流電圧入力を抵抗分
    圧手段を経て分圧した電圧によって直流成分を再設定す
    ることによってクロックデューティを補正したクロック
    を、送信側のデータ送信処理回路と受信側のデータ受信
    処理回路とに供給するように構成されている伝送通信装
    置のクロックデューティ補正回路であって、 マニュアル設定時とオート設定時とで異なるオフセット
    信号を選択して出力するセレクタ手段と、該選択された
    オフセット信号をディジタルアナログ変換して前記直流
    電圧として供給するD/A変換手段とを備えたことを特
    徴とするクロックデューティ補正回路。
  2. 【請求項2】 前記セレクタ手段が、外部設定信号に応
    じて前記マニュアル設定とオート設定とを選択すること
    を特徴とする請求項1記載のクロックデューティ補正回
    路。
  3. 【請求項3】 前記マニュアル設定時のオフセット信号
    が、外部から与えられることを特徴とする請求項1又は
    2記載のクロックデューティ補正回路。
  4. 【請求項4】 前記オート設定時のオフセット信号が、
    外部から与えられる自動補正許可信号又は受信側から送
    られる受信エラー発生を示す信号をトリガとしてスィー
    プを開始して大きさの変化するオフセット信号を出力す
    るとともに、スィープ終了時、前記受信エラーを発生し
    ない範囲のスィープ幅の中心値のオフセット信号を出力
    するオフセット制御手段から与えられるように構成され
    ていることを特徴とする請求項1又は2記載のクロック
    デューティ補正回路。
  5. 【請求項5】 前記データ送信処理回路が、CRC演算
    手段によって送信信号にCRC演算を行った結果のデー
    タを該送信信号に付加して送信するとともに、前記デー
    タ受信処理回路に設けられたCRCエラー検出手段が、
    受信信号にCRC演算を行った結果のデータと、前記送
    信信号に付加されたCRC演算結果のデータとの照合不
    一致によって前記受信エラー発生を示す信号を出力する
    ように構成されていることを特徴とする請求項4記載の
    クロックデューティ補正回路。
  6. 【請求項6】 前記データ送信処理回路が、パリティ演
    算手段によって送信信号にパリティ演算を行った結果の
    データを該送信信号に付加して送信するとともに、前記
    データ受信処理回路に設けられたパリティエラー検出手
    段が、受信信号に対するパリティ演算を行った結果のデ
    ータと、前記送信信号に付加されたパリティ演算結果の
    データとの照合不一致によって前記受信エラー発生を示
    す信号を出力するように構成されていることを特徴とす
    る請求項4記載のクロックデューティ補正回路。
  7. 【請求項7】 前記クロック源の出力クロックに対し
    て、正弦波化のための波形整形を行う波形整形手段を備
    えたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1記載
    のクロックデューティ補正回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008199096A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Toshiba Corp デューティ調整回路
KR101836705B1 (ko) * 2016-09-26 2018-03-09 현대자동차주식회사 정현파 생성 장치 및 방법

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