JP2001222883A - 半導体記憶装置 - Google Patents
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Abstract
とができ、且つ、センスアンプの消費電力が小さいFe
RAMを提供する。 【解決手段】 この発明は、ワード線WL1 〜WLm 、
プレート線PL1 〜PL m/2 、ビット線BL1 〜B
Ln 、メモリセルM11〜Mmn、センスアンプ111およ
びビット線容量可変部120−1〜120−nとを備え
る。容量可変部120−1〜120−nは、内部にキャ
パシタを備えている。メモリセルがビット線に記憶値を
出力する際には、内部キャパシタとビット線とを接続し
てビット線のキャパシタンスを大きくすることにより、
読み出しマージンを大きくすることができる。センスア
ンプが記憶値を増幅する際には、内部キャパシタとビッ
ト線とを非接続にしてビット線のキャパシタンスを小さ
くすることにより、センスアンプの消費電力を小さくす
ることができる。
Description
メモリ等の半導体記憶装置に関する。
AM(Ferroelectric Random Access Memory)を例に採っ
て説明する。
用した半導体記憶装置である。FeRAMを開示した文
献としては、例えば、以下のものが知られている。
社発行 p.234-p.240一般的なFeRAMは、図9に示
したようなメモリアレイ構造を備えている。図9に示し
たように、FeRAM900のメモリセルM11〜M
mnは、選択トランジスタT11〜Tnmと強誘電体キャパシ
タC11〜Cnmとを備えている。強誘電体キャパシタC11
〜Cnmは、それぞれ、二値データを、分極方向として記
憶する。
す場合、FeRAM900を図10に示したように動作
させる。図10において、‘L’はグランド電位、
‘H’は電源電圧Vccを示している。また、‘VH’
は、電源電圧Vccよりも、選択トランジスタのしきい値
電圧Vt 程度高い電位を示している。
にして、トランジスタ911−1,911−2をオフさ
せる。これにより、ビット線BL1 ,BL2 はフローテ
ィング状態になる。
2 の電位をVHにして、選択トランジスタT11,T21を
オンさせる。
にすると、このプレート線PL1 の電位が強誘電体キャ
パシタC11,C21および選択トランジスタT11,T21を
介してビット線BL1 ,BL2 に印加されるので、ビッ
ト線BL1 ,BL2 に読み出し電位が発生する。強誘電
体キャパシタC11,C21は分極方向によってキャパシタ
ンスが異なるので、この分極方向に応じて、ビット線B
L1 ,BL2 に発生する読み出し電位の値も異なる。
と、センスアンプ920が活性化される。これにより、
ビット線BL1 ,BL2 の電位が増幅されて、読み出し
データとして、外部に出力される。
に戻す。
とともに、信号SAEの電位をLにする。これにより、
トランジスタ911−1,911−2がオンしてビット
線BL1 ,BL2 を接地するとともに、センスアンプ9
20が読み出しデータを出力しなくなる。
L2 の電位をLにして、選択トランジスタT11,T21を
オフさせる。
ャパシタC11〜Cnmの状態偏移を説明するための図であ
り、横軸は電圧V[ボルト]、縦軸は分極Pr[μq/
cm2 ]である。図11に示したように、電圧Vと分極
Prとの関係は、ヒステリシス曲線Hを描く。ヒステリ
シス曲線Hの傾きは、強誘電体キャパシタのキャパシタ
ンス[q/V]に相当する。
とPr軸(Pr>0の領域)との交点Aの座標を(0,
p0 )とする。さらに、点B(Vcc,p0 )を通り且つ
直線Pr=p0 と角度θで交差する直線s1 を描き、こ
の直線s1 とヒステリシス曲線Hの上昇曲線との交点C
の座標を(v1 ,p1 )とする。角度θは、ビット線の
キャパシタンスに応じて定められる。点CのV座標v1
は強誘電体キャパシタの端子間電圧と一致し、点Bと点
CとのV座標の差Vcc−v1 はビット線電位と一致す
る。したがって、Pr>0のとき(記憶値が‘0’のと
き)、ビット線上に出力される電位V0 は、Vcc−v1
で表される。
HとPr軸(Pr<0の領域)との交点Dの座標を
(0,p2 )とする。さらに、点E(Vcc,p2 )を通
り且つ直線Pr=p2 と角度θで交差する直線s2 を描
き、この直線s1 とヒステリシス曲線Hの上昇曲線との
交点Fの座標を(v2 ,p3 )とする。この場合も、点
FのV座標v2 は強誘電体キャパシタの端子間電圧と一
致し、点Eと点FとのV座標の差Vcc−v2 はビット線
電位と一致する。したがって、Pr<0のとき(記憶値
が‘1’のとき)、ビット線上に出力される電位V1
は、Vcc−v2 で表される。
り、また、読み出しマージンΔVが最大になる角度θが
存在する。角度θを大きくするためには、ビット線のキ
ャパシタンスを大きくすればよい。
と強誘電体キャパシタのキャパシタンスCs との比Cbl
/Cs と、読み出しマージンΔVとの関係を示すグラフ
である。図12から判るように、Cbl/Cs が4〜5の
ときに、読み出しマージンを最大にすることができる。
Cblは、ビット線BL1 〜BLn に接続されたトランジ
スタT11〜Tnm,911−1〜911−nの接合キャパ
シタンスや、ビット線BL1 〜BLn の寄生キャパシタ
ンス等からなるが、大半は選択トランジスタT11〜Tnm
の接合キャパシタンスに起因する。従来のFeRAMで
は、1本のビット線に数百個の選択トランジスタが接続
されており、これにより、ビット線BL1 〜BLn のキ
ャパシタンスCblを増加させていた。
の小容量FeRAMを作製する場合、ビット線BL1 〜
BLn に接続される選択トランジスタの個数が少なくな
るので、ビット線BL1 〜BLn のキャパシタンスCbl
を最適な容量程度に大きくすることは困難である。これ
に対して、ビット線BL1 〜BLn のキャパシタンスC
blを増加させるために、ビット線BL1 〜BLn にダミ
ーの選択トランジスタを接続する方法が考えられる。し
かしながら、この方法では、実際には使用されないトラ
ンジスタを多数設けることになるので、チップの小面積
化の要請に反する。
シタンスCblを大きくした場合には、センスアンプ92
0(図9参照)の消費電力が大きくなるという欠点が生
じる。読み出しの際には、ビット線BL1 〜BLn の電
位が電源電位Vccまたはグランド電位に増幅されるが、
電源電位Vccへの増幅はセンスアンプ920からビット
線BL1 〜BLn に供給される電流によって達成され
る。したがって、ビット線BL1 〜BLn のキャパシタ
ンスが大きいほど、センスアンプ920の増幅に必要な
電流が多くなる。
を使用せずにビット線のキャパシタンスを大きくするこ
とができ、且つ、センスアンプの消費電力が小さい半導
体記憶装置が嘱望されていた。
憶装置は、並列に配置された複数のワード線および複数
のプレート線と、ワード線と交差するように配置された
複数のビット線と、ワード線とビット線とが交差する位
置にそれぞれ配置されワード線およびプレート線の電位
制御によってビット線に記憶値を出力する複数のメモリ
セルと、ビット線から入力された記憶値を増幅するセン
スアンプと、メモリセルがビット線に記憶値を出力する
際には内部のキャパシタとビット線とを接続し且つセン
スアンプが記憶値を増幅する際にはキャパシタとビット
線とを非接続にする複数の容量可変部とを備える。
を接続するので、チップ面積をそれほど増大させずに、
ビット線のキャパシタンスを増加させることができる。
さらに、センスアンプが記憶値を増幅する際にはキャパ
シタとビット線とを非接続にするので、センスアンプの
消費電力の増大を抑えることができる。
いて、図面を用いて説明する。なお、図中、各構成成分
の大きさ、形状および配置関係は、この発明が理解でき
る程度に概略的に示してあるにすぎず、また、以下に説
明する数値的条件は単なる例示にすぎない。
用される場合を例に採って説明する。
のメモリセルアレイ構造を示す回路図である。
は、メモリセルアレイ部110と、ビット線容量可変部
120−1〜120−nとを備えている。
ド線WL1 〜WLm と、m/2本のプレート線PL1 〜
PLm/2 と、n本のビット線BL1 〜BLn と、m×n
個のメモリセルM11〜Mmnと、1本の制御線EQと、n
個のトランジスタ112−1〜112−nと、センスア
ンプ111とを備えている。
PL1 〜PLm/2 は、メモリセルアレイ部110の列方
向に、平行に配置される。ワード線WL1 〜WLm は2
本一組で配置され、これら2本のワード線の間に1本の
プレート線が配置される。
レイ部110の行方向に、平行に配置される。ビット線
BL1 〜BLn も、2本一組で配置される。これらのビ
ット線BL1 〜BLn は、後述のビット線容量可変部1
20−1〜120−nまで達するように、形成される。
〜WLm とビット線BL1 〜BLnとが交差する位置
に、それぞれ配置される。メモリセルM11〜Mmnは、そ
れぞれ、nMOSトランジスタT11〜Tmnと、強誘電体
キャパシタC11〜Cmnとを1個ずつ備えている。nMO
SトランジスタT11〜Tmnは、対応するワード線にゲー
トが接続され、対応するビット線にドレインが接続さ
れ、強誘電体キャパシタC 11〜Cmnの一端にソースが接
続される。強誘電体キャパシタの他端は、対応するプレ
ート線に接続される。図1に示したように、一対のワー
ド線と一対のビット線とで特定される領域には2個のメ
モリセルが配置され、これら2個のメモリセルは同じプ
レート線に接続される。
直交するように配置される。
レベルのときに活性化し、ビット線BL1 〜BLn の電
位を増幅して出力する。
ては、nMOSトランジスタが使用される。トランジス
タ112−1〜112−nは、それぞれ、制御線EQに
ゲートが接続され、対応するビット線にソースが接続さ
れ、ドレインが接地される。
nは、ビット線BL1 〜BLn 毎に設けられている。こ
れらのビット線容量可変部120−1〜120−nは、
それぞれ、内部キャパシタ(図示せず)を備えている。
内部キャパシタとしては、例えばMOS構造のキャパシ
タが使用される。ビット線容量可変部120−1〜12
0−nは、容量制御信号CBEがローレベルのときは、
対応するビット線と内部キャパシタとを接続し、信号C
BEがハイレベルのときは、ビット線とキャパシタとを
非接続にする。すなわち、容量制御信号CBEがローレ
ベルのときはビット線BL1 〜BLn のキャパシタンス
は大きくなり、容量制御信号CBEがハイレベルのとき
はビット線BL1 〜BLn のキャパシタンスは小さくな
る。内部キャパシタのキャパシタンスは、この内部キャ
パシタがビット線に接続されたときに、ビット線のキャ
パシタンスCblと強誘電体キャパシタのキャパシタンス
Cs の比Cbl/Cs が、例えば4〜5程度になるように
設定される。
み出し動作について、図2のタイミングチャートを用い
て説明する。ここでは、メモリセルM11,M21に格納さ
れたデータを読み出す場合を例に採って説明する。図2
において、‘L’はグランド電位、‘H’は電源電圧V
ccを示している。また、‘VH’は、電源電圧Vccより
も、選択トランジスタT11〜Tmnのしきい値電圧Vt 程
度高い電位を示している。
レベルに設定される。これにより、ビット線と内部キャ
パシタとが接続されるので、ビット線のキャパシタンス
は大きくなる。
出す際には、まず、時刻t1において、制御線EQをL
レベルにする。これにより、トランジスタ112−1,
112−2がオフするので、ビット線BL1 ,BL2 は
フローティング状態になる。
L1 ,WL2 をVHレベルにする。これにより、選択ト
ランジスタT11,T21がオンして、強誘電体キャパシタ
C11,C 21の一方の端子が、ビット線BL1 ,BL2 と
導通する。ワード線WL1 ,WL 2 をVHレベルにする
のは、選択トランジスタT11,T21は、出力電圧(ドレ
イン電圧)よりも入力電圧(ソース電圧)の方がVh だ
け低くなるからである。
にすると、このプレート線PL1 の電位が強誘電体キャ
パシタC11,C21および選択トランジスタT11,T21を
介してビット線BL1 ,BL2 に印加される。これによ
り、ビット線BL1 ,BL2に、読み出し電位(V0 ま
たはV1 )が発生する。上述したように、この実施の形
態では、ビット線BL1 ,BL2 のキャパシタンスが大
きいので、読み出しマージンΔV=V1 −V0 を十分に
大きくすることができる。
ベルにする。これにより、ビット線と内部キャパシタと
が非接続になるので、ビット線のキャパシタンスは小さ
くなる。
にすると、センスアンプ111が活性化される。これに
より、ビット線BL1 ,BL2 の電位差が増幅されて、
外部に出力される。この実施の形態では、増幅時には、
ビット線のキャパシタンスが小さいので、センスアンプ
111からビット線に供給される電流が小さくなり、し
たがって、センスアンプ111の消費電力は小さい。
に戻す。
とともに、信号SAEの電位をLにする。これにより、
トランジスタ112−1,112−2がオンしてビット
線BL1 ,BL2 を接地するとともに、センスアンプ1
11が読み出しデータを出力しなくなる。
L2 の電位をLにして、選択トランジスタT11,T21を
オフさせる。これにより、読み出し動作が終了する。
るFeRAMは、ビット線容量可変部120−1〜12
0−nを設けて、ビット線BL1 〜BLn と内部キャパ
シタとを接続することとしたので、読み出し時(時刻t
3参照)のビット線BL1 〜BLn のキャパシタンス
を、大きくすることができる。そして、これにより、読
み出しマージンΔVを大きくすることができるので、F
eRAMの歩留まりを向上させることができる。さら
に、ビット線BL1 〜BLn のキャパシタンスを大きく
する手段としてキャパシタンスを使用したので、ビット
線BL1 〜BLn にダミートランジスタを接続する場合
よりも、チップ面積を小さくすることができる。
1〜120−nは、内部キャパシタとビット線BL1 〜
BLn とを非接続にして、増幅時(時刻t5参照)のビ
ット線BL1 〜BLn のキャパシタンスを、小さくする
ことができる。そして、これにより、センスアンプ11
1の消費電力を低減することができる。
FeRAMの構造を示しており、図3はメモリセルアレ
イ構造を示す回路図、図4はビット線容量可変部の内部
構造を示す回路図である。
同じ符号を付した構成要素は、それぞれ、図1と同じも
のを示している。
nは、ビット線BL1 〜BLn 毎に設けられている。こ
れらのビット線容量可変部310−1〜310−nは、
容量制御信号IN0 ,ING0 を入力する。
310−1〜310−nは、それぞれ、2個のnMOS
トランジスタ311,312と、内部キャパシタ313
とを備えている。
ビット線に接続され、ドレインがキャパシタ313の一
端に接続され、且つ、ゲートから信号IN0 を入力す
る。
キャパシタ313の一端に接続され、ドレインが接地さ
れ、且つ、ゲートから信号ING0 を入力する。
スタ311のドレインおよびトランジスタ312のソー
スに接続され、他端が接地されている。内部キャパシタ
313としては、例えばMOS構造のキャパシタが使用
される。内部キャパシタ313のキャパシタンスは、こ
の内部キャパシタ313がビット線に接続されたとき
に、ビット線のキャパシタンスCblと強誘電体キャパシ
タのキャパシタンスCsの比Cbl/Cs が、例えば4〜
5程度になるように設定される。
ついて、図5のタイミングチャートを用いて説明する。
ここでは、メモリセルM11,M21に格納されたデータを
読み出す場合を例に採って説明する。図5において、
‘L’はグランド電位、‘H’は電源電圧Vccを示して
いる。また、‘VH’は、電源電圧Vccよりも、選択ト
ランジスタT11〜Tmnのしきい値電圧Vt 程度高い電位
を示している。
レベルにし、且つ、容量制御信号ING0 をLレベルに
する。これにより、トランジスタ112−1,112−
2およびトランジスタ312がオフするので、ビット線
BL1 ,BL2 はフローティング状態になる。また、こ
のとき、トランジスタ311はオンしているので、ビッ
ト線BL1 ,BL2 と内部キャパシタ313とが接続さ
れ、したがってビット線BL1 ,BL2 のキャパシタン
スは大きくなる。
L1 ,WL2 をVHレベルにする。これにより、選択ト
ランジスタT11,T21がオンして、強誘電体キャパシタ
C11,C 21の一方の端子が、ビット線BL1 ,BL2 と
導通する。ワード線WL1 ,WL 2 をVHレベルにする
理由は、第1の実施の形態の場合と同じである。
にすると、ビット線BL1 ,BL2に、読み出し電位
(V0 またはV1 )が発生する。第1の実施の形態と同
様、ビット線BL1 ,BL2 のキャパシタンスが大きい
ので、読み出しマージンΔV=V1 −V0 を十分に大き
くすることができる。
ベルにする。これにより、ビット線BL1 〜BLn と内
部キャパシタ313とが非接続になるので、ビット線B
L1〜BLn のキャパシタンスは小さくなる。
にすると、センスアンプ111が活性化される。これに
より、ビット線BL1 ,BL2 の電位差が増幅されて、
外部に出力される。上述の第1の実施の形態と同様、ビ
ット線のキャパシタンスを小さくることにより、センス
アンプ111からビット線に供給される電流が小さくな
り、したがって、センスアンプ111の消費電力が小さ
くなる。
に戻すとともに、信号ING0 をHレベルに戻す。これ
により、トランジスタ312がオンするので、内部キャ
パシタ313に蓄積された電位が、グランドに放出され
る。
信号SAEの電位をLにし、且つ、信号IN0 の電位を
Hにする。これにより、トランジスタ112−1,11
2−2がオンしてビット線BL1 ,BL2 を接地すると
ともに、センスアンプ111が読み出しデータを出力し
なくなる。
L2 の電位をLにして、選択トランジスタT11,T21を
オフさせる。これにより、読み出し動作が終了する。
第1の実施の形態と同様、読み出しマージンΔVを大き
くすることができるのでFeRAMの歩留まりを向上さ
せることができ、且つ、ビット線BL1 〜BLn にダミ
ートランジスタを接続する場合よりも、チップ面積を小
さくすることができる。
のビット線BL1 〜BLn のキャパシタンスを小さくす
ることができので、センスアンプ111の消費電力を低
減することができる。
FeRAMの構造を示しており、図6はメモリセルアレ
イ構造を示す回路図、図7はビット線容量可変部の内部
構造を示す回路図である。
同じ符号を付した構成要素は、それぞれ、図1と同じも
のを示している。
nは、ビット線BL1 〜BLn 毎に設けられている。こ
れらのビット線容量可変部610−1〜610−nは、
それぞれ、容量制御信号IN1 〜INp および容量制御
信号ING0 を入力する。
610−1〜610−nは、それぞれ、nMOSトラン
ジスタ611−1〜611−pと、nMOSトランジス
タ612と、内部キャパシタ613−1〜613−pと
を備えている。
−pは、相互に直列に接続される。初段のnMOSトラ
ンジスタ611−1のソースは、ビット線に接続され
る。pMOSトランジスタ611−1〜611−pのゲ
ートは、対応する容量制御信号IN1 〜INp を入力す
る。
が、初段のnMOSトランジスタ611−1のドレイン
に接続され、且つ、ドレインが、接地される。また、n
MOSトランジスタ612のゲートには、容量制御信号
ING0 が入力される。
は、一端が、nMOSトランジスタ611−1〜611
−pのうち対応するトランジスタの、ドレインに接続さ
れる。また、内部キャパシタ613−1〜613−pの
他端は、接地される。内部キャパシタ613−1〜61
3−pとしては、例えばMOS構造のキャパシタが使用
される。内部キャパシタ613−1〜613−pのキャ
パシタンスは、すべて同一であってもよいし、互いに異
なっていてもよい。
る内部キャパシタの個数によって、ビット線のキャパシ
タンスを調整する。すなわち、容量制御信号IN1 〜I
Nqをハイレベルにし、他の容量制御信号INq+1 〜I
Np をローレベルにすると(1≦q≦p)、 nMOS
トランジスタ611−1〜611−qはオンし、他のト
ランジスタ611−(q+1) 〜611−pはオフする。し
たがって、キャパシタ613−1,・・・,613−q
のキャパシタンスをC1 ,・・・,Cq とすると、ビッ
ト線容量Cblは、C0 +C1 +・・・+Cq となる。こ
こで、C0 は、メモリセル内の選択トランジスタT11〜
Tnmによる接合キャパシタンスや寄生キャパシタンス等
の合成キャパシタンスである。
ついて、図8のタイミングチャートを用いて説明する。
ここでは、メモリセルM11,M21に格納されたデータを
読み出す場合を例に採って説明する。また、以下の説明
では、内部キャパシタンス613−1,613−2,6
13−3を使用し、他の内部キャパシタ613−4〜6
13−nを使用しない場合を例に採って説明する。図8
において、‘L’はグランド電位、‘H’は電源電圧V
cc‘VH’は電圧Vcc+Vt (Vt は選択トランジスタ
T11〜Tmnのしきい値電圧)。
レベルにし、且つ、容量制御信号ING0 をLレベルに
する。これにより、トランジスタ112−1,112−
2およびトランジスタ612がオフするので、ビット線
BL1 ,BL2 はフローティング状態になる。また、こ
のとき、トランジスタ611−1〜611−3はオン
し、且つ、トランジスタ611−4〜611−nはオフ
している。したがって、ビット線BL1 ,BL2 は、内
部キャパシタ613−1〜613−3と接続され、且
つ、内部キャパシタ613−4〜613−nとは接続さ
れない。これにより、ビット線BL1 ,BL2 のキャパ
シタンスはC0 +C1 +C2 +C3 になる。
L1 ,WL2 をVHレベルにする。これにより、選択ト
ランジスタT11,T21がオンして、強誘電体キャパシタ
C11,C 21の一方の端子が、ビット線BL1 ,BL2 と
導通する。ワード線WL1 ,WL 2 をVHレベルにする
理由は、第1の実施の形態の場合と同じである。
にすると、ビット線BL1 ,BL2に、読み出し電位
(V0 またはV1 )が発生する。第1の実施の形態と同
様、ビット線BL1 ,BL2 のキャパシタンスが大きい
ので、読み出しマージンΔV=V1 −V0 を十分に大き
くすることができる。
ベルにする。これにより、ビット線BL1 〜BLn と内
部キャパシタ613−1〜613−3とが非接続になる
ので、ビット線BL1 〜BLn のキャパシタンスはC0
になる。
にすると、センスアンプ111が活性化される。これに
より、ビット線BL1 ,BL2 の電位差が増幅されて、
外部に出力される。上述の第1の実施の形態と同様、ビ
ット線のキャパシタンスを小さくることにより、センス
アンプ111からビット線に供給される電流が小さくな
り、したがって、センスアンプ111の消費電力が小さ
くなる。
に戻すとともに、信号ING0 をHレベルに戻す。これ
により、トランジスタ612がオンするので、内部キャ
パシタ613−1〜613−3に蓄積された電位が、グ
ランドに放出される。
信号SAEの電位をLにし、且つ、信号IN0 の電位を
Hにする。これにより、トランジスタ112−1,11
2−2がオンしてビット線BL1 ,BL2 を接地すると
ともに、センスアンプ111が読み出しデータを出力し
なくなる。
L2 の電位をLにして、選択トランジスタT11,T21を
オフさせる。これにより、読み出し動作が終了する。
第1の実施の形態と同様、読み出しマージンΔVを大き
くすることができるのでFeRAMの歩留まりを向上さ
せることができ、且つ、ビット線BL1 〜BLn にダミ
ートランジスタを接続する場合よりも、チップ面積を小
さくすることができる。
のビット線BL1 〜BLn のキャパシタンスを小さくす
ることができので、センスアンプ111の消費電力を低
減することができる。
号IN1 〜INn により、ビット線のキャパシタンスを
任意に設定することができる。すなわち、この実施の形
態によれば、デバイス製造後に内部キャパシタのキャパ
シタンスを調整することができるので、FeRAMの読
み出しマージンを、第1、第2の実施の形態のFeRA
Mよりもさらに向上させることができる。
FeRAMに適用した場合を例に採って説明したが、他
の種類の半導体記憶装置に、この発明を適用できること
は、もちろんである。また、この発明は、記憶容量の大
小を問わずに適用することができるが、記憶容量が小さ
い半導体記憶装置では小面積化や低消費電力化の要請が
特に強いので、本発明は非常に有効である。
よれば、製造歩留まりが高く、且つ、消費電力が小さい
半導体記憶装置を提供することができる。
リセルアレイ構造を示す回路図である。
を説明するためのタイミングチャートである。
リセルアレイ構造を示す回路図である。
示す回路図である。
を説明するためのタイミングチャートである。
リセルアレイ構造を示す回路図である。
示す回路図である。
を説明するためのタイミングチャートである。
の一例を示す回路図である。
のタイミングチャートである。
ためのグラフである。
ためのグラフである。
Claims (5)
- 【請求項1】 並列に配置された、複数のワード線およ
び複数のプレート線と、 前記ワード線と交差するように配置された、複数のビッ
ト線と、 前記ワード線と前記ビット線とが交差する位置にそれぞ
れ配置され、前記ワード線および前記プレート線の電位
制御によって前記ビット線に記憶値を出力する、複数の
メモリセルと、 前記ビット線から入力された前記記憶値を増幅するセン
スアンプと、 前記メモリセルが前記ビット線に前記記憶値を出力する
際には内部のキャパシタと前記ビット線とを接続し、前
記センスアンプが前記記憶値を増幅する際には前記キャ
パシタと前記ビット線とを非接続にする、複数の容量可
変部と、 を備えることを特徴とする半導体記憶装置。 - 【請求項2】 前記容量可変部が、 第1主電極が前記ビット線に接続された第1トランジス
タと、 一端が前記第1トランジスタの第2主電極に接続され、
他端がグランドラインに接続された、第1キャパシタ
と、 第1主電極が前記キャパシタの前記一端に接続され、且
つ、第2主電極が前記グランドラインに接続された、第
2トランジスタと、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項3】 前記メモリセルが前記ビット線に前記記
憶値を出力する際には前記第1トランジスタをオンさせ
るとともに前記第2トランジスタをオフさせ、且つ、前
記センスアンプが前記記憶値を増幅する際には前記第1
トランジスタをオフさせる、制御手段を備えることを特
徴とする請求項2に記載の半導体記憶装置。 - 【請求項4】 前記容量可変部が、 相互に直列に接続され、且つ、初段の第1主電極が前記
ビット線に接続された、p段(pは自然数)の第3トラ
ンジスタと、 一端が、対応する前記第3トランジスタの第2主電極に
接続され、且つ、他端が、グランドラインに接続され
た、p個の第2キャパシタと、 第1主電極が、初段の前記第3トランジスタの前記第2
主電極に接続され、且つ、第2主電極が、前記グランド
ラインに接続された、第4トランジスタと、 を備えることを特徴とする請求項1に記載の半導体記憶
装置。 - 【請求項5】 前記メモリセルが前記ビット線に前記記
憶値を出力する際には初段から第q段(qは1以上p以
下の自然数)までの前記第3トランジスタをオンさせる
とともに前記第4トランジスタをオフさせ、且つ、前記
センスアンプが前記記憶値を増幅する際には前記第3ト
ランジスタをオフさせる、制御手段を備えることを特徴
とする請求項4に記載の半導体記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000026390A JP2001222883A (ja) | 2000-02-03 | 2000-02-03 | 半導体記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000026390A JP2001222883A (ja) | 2000-02-03 | 2000-02-03 | 半導体記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001222883A true JP2001222883A (ja) | 2001-08-17 |
Family
ID=18552127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000026390A Pending JP2001222883A (ja) | 2000-02-03 | 2000-02-03 | 半導体記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001222883A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003109377A (ja) * | 2001-09-28 | 2003-04-11 | Oki Electric Ind Co Ltd | 強誘電体メモリ |
KR100447227B1 (ko) * | 2001-11-05 | 2004-09-04 | 주식회사 하이닉스반도체 | 불휘발성 강유전체 메모리 장치 및 그 구동방법 |
CN1306614C (zh) * | 2002-02-25 | 2007-03-21 | 富士通株式会社 | 具有用于互连位线的连接引线的半导体集成电路 |
US7366039B2 (en) | 2005-05-30 | 2008-04-29 | Hynix Semiconductor Inc. | RFID device having nonvolatile ferroelectric memory device |
US8735787B2 (en) | 2006-02-06 | 2014-05-27 | Axium, Inc. | Apparatus for welding a plastic component to the aperture of a plastic body |
-
2000
- 2000-02-03 JP JP2000026390A patent/JP2001222883A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8735787B2 (en) | 2006-02-06 | 2014-05-27 | Axium, Inc. | Apparatus for welding a plastic component to the aperture of a plastic body |
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