JP2001222867A - ディジタル信号記録方法、及び情報記録媒体 - Google Patents

ディジタル信号記録方法、及び情報記録媒体

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JP2001222867A
JP2001222867A JP2000032727A JP2000032727A JP2001222867A JP 2001222867 A JP2001222867 A JP 2001222867A JP 2000032727 A JP2000032727 A JP 2000032727A JP 2000032727 A JP2000032727 A JP 2000032727A JP 2001222867 A JP2001222867 A JP 2001222867A
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frame
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synchronization
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Abstract

(57)【要約】 【課題】1セクタ内の同期フレ−ム位置の誤検出を容易
に回避し、フレ−ム位置の誤検出によるエラ−伝播を防
止すること。 【解決手段】少なくともセクタに含まれる複数フレ−ム
に対して同一の第1、第2・・・第nの同期信号(nは
正の整数)をそれぞれkフレ−ム(kは正の整数)おき
に連続して配置することで1セクタを第1、第2・・・
第nの領域に分割する際に、各領域に含まれるkフレ−
ムおきの第1、第2・・・第nの同期信号に与えられる
ビットパタ−ンは互いに符号間距離が2以上とする。あ
るいは反転ビット数が互いに異なるビットパタ−ンを与
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディジタル信号記
録方法、及び情報記録媒体に関し、特に記録情報に対し
変調処理を行い、同期信号を付加することで生成した同
期フレームに対するディジタル信号をディスク記録媒体
に上に記録ピット(マーク)として記録する場合のディ
ジタル信号記録方法、及び情報記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】記録情報に対し変調処理を行った後の一
定量のデータ単位でその先頭を示す同期信号を付加する
ことで同期フレームを構成し、その同期フレームに対す
るディジタル信号をディスク記録媒体上の記録ピット
(マーク)として記録するディスク記録媒体の一例として
DVD(Digital Versatile Disc)が挙げられる。このD
VDについてのディジタル信号の生成方法は「NIKKEI E
LECTRONICS BOOKS データ圧縮とディジタル変調 98年
度版 pp.121〜123」、「特開平9−162857号 デ
ィジタルデータの伝送方法」の公知例にその技術が記載
されている。この技術について図2、図3を用いて説明
する。図2において、ディスクへの記録単位であるセク
タに格納する2キロ(2048)バイトの記録情報にディ
スク上の記録アドレスを示すセクタID番号をはじめと
するセクタ固有の情報などを付加した配列、172バイ
ト×12行でセクタデータを構成し、次にセクタデータ
16個を集めた172バイト×12行×16セクタ=3
2キロバイトの配列に対して、縦系列に対してPO訂正
符号16バイト、横系列に対してPI訂正符号10バイ
トを付加することで訂正ブロックを構成し、更にPO訂
正符号を含む行データについては12行単位のセクタデ
ータ毎に1行を分散することでインタリーブ配列を構成
する。更にインタリーブ配列に含まれる行データに対し
8−16変調処理、同期信号の付加を行うことで1行に
つき同期フレーム2個を生成する。生成した同期フレー
ムに対する8種類の同期信号SY0〜SY7の配置方法
については、セクタID番号を含む先頭同期フレームか
らPO訂正符号に対する同期フレーム26フレームに対
し、先頭同期フレームにSY0の同期信号を一つ配置
し、それ以降の同期フレームに対してはSY5、SY
1、SY5、・・・の順に配置される。更に同期信号の
配置順、SY0、SY5、SY1、SY5、・・・に従
い同期フレームに対するディジタル信号をディスク上に
連続的に記録する。8−16変調処理についてはRLL
(Run Length Limited)符号化方法が用いられており、T
をディスク上の記録ビット(マーク)間隔の単位とする
と、最小ラン長d=2T、最大ラン長k=10Tのラン
長制限を満たすように行データに含まれる8ビットデー
タを16ビット(1ワード)のコードワードに変換す
る。行データに対する同期フレームの数については、同
期フレーム単位での同期引込みを容易に行い、同期はず
れによるエラー伝播を防ぐ目的で2フレームで構成され
る。26個の同期フレームに対する同期信号SY0〜S
Y7の配置については、1セクタ内でのフレーム位置の
特定が可能なようにセクタID番号が含まれる先頭同期
フレームに対してはSY0が1回だけ与えられ、左側の
同期フレームについてはSY1〜SY4までが周期的と
なるように配置され、右側の同期フレームには1セクタ
内部を3つの領域に分割するようにSY5、SY6、S
Y7それぞれが各領域毎に連続して付加される。図3は
上記公知例に示されるSY0〜SY7の同期信号の構
成、与えられるビットパターンを示している。同期信号
については32ビットからなり、同期フレームに含まれ
る最後のコードワードと同期信号の間で最小ラン長、最
大ラン長の制約を守るための3種類の接続ビット{00
0}{001}{100}と、同期信号SY0〜SY7
の識別パターン、最大ラン長の制約から外れたビットパ
ターンを含む4T以上−14T−4Tのビットパターン
で構成され、SY0〜SY7全ての同期信号に共通の同
期パターンから構成される。
【0003】同期信号は接続ビットの種類により合計3
2種類の同期信号が構成され、図3の(a−1)、(a
−2)、(b−1)、(b−2)に分類される。各分類
された同期信号の付加は直前のコードワードによって最
小ラン長、最大ラン長の制約を満たしながら、かつ同期
フレームに対するディジタル信号において直流成分が最
小となるような最適なビットパターンの選択行われる。
例えば同期信号SY0については接続ビット、識別パタ
ーンによって同じ同期信号SY0を示すビットパターン
であっても直前のコードワードに対して最小ラン長、最
大ラン長の制約を満たす目的で接続ビットパターンが異
なる(a−1)、(a−2)と(b−1)、(b−2)
に分類され、更に直流成分の抑制の目的で同一の接続ビ
ットであっても識別パターンの異なる(a−1)と(a
−2)或いは(b−1)と(b−2)の合計4種類が存
在する。フレーム再生時には、同期信号の検出によりフ
レーム単位でデータの同期化が行われる他、同期信号S
Y0〜SY7の連続検出結果から1セクタ内部のフレー
ム位置を検出し、その検出結果とセクタID番号の検出
結果から元のインタリーブ配列を復元、訂正符号の復号
による誤り訂正処理を行うことで元の記録情報が再生さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
ける同期信号のビットパターン同士の相似度を、その反
転ビット数、符号間距離を用いて示した場合を図4に示
す。ここで反転ビット数とは同期フレームに含まれるデ
ータビットが1の時にのみ、ディスク上に形成される記
録マーク(ピット)の状態を反転させNRZI(Non Ret
urn to Zero Inverted)記録を行う場合に、同期信号の
ビットパターンに含まれるデータビット"1"の出現回数
をカウントしたものであり、他の同期信号に対して反転
回数が多いほどビットパターンの相似度が低いことにな
る。符号間距離については同期信号のビットパターンに
対する反転ビット数が同じで、データビット“1”の位
置をシフトして別の同期信号に対するビットパターンと
一致するまでに要するシフト回数を符号間距離として与
える。図4には同期信号の各分類毎に、反転ビット数と
同期信号SY0〜SY7それぞれに対し符号間距離=1
の同期信号を示してある。(a−1)、(a−2)、
(b−1)、(b−2)それぞれの分類において、特に
符合間距離が1の同期信号間では1ビットシフトしただ
けで別の同期信号として識別される可能性が高い。一方
でディスク再生時には再生信号を2値化(ディジタル
化)する際にスライスレベル調整が行われる。スライス
レベル調整が変動するような不安定な状態の場合や、隣
接する記録マーク(ピット)で符合間干渉が発生する状
態では、本来のビット位置から前後1ビットずれて2値
化されてしまうビットシフトが容易に発生する。そのた
め同期信号を構成する同期パターンについてはビットシ
フトを考慮し、8−16変調後の最大ラン長の制約によ
る最大間隔11Tよりも3T外れ、最小ラン長の制約に
よる最小間隔3Tよりも1T多い4T以上−14T−4
Tの全ての同期信号に共通の同期パターンが与えられて
いる。しかしながら同期信号中の接続ビット、識別パタ
ーンについては図4に示すように符号間距離1の同期信
号が存在することからビットシフトによる同期信号SY
0〜SY7の誤った識別がおこなわれる。特に追記型の
ディスク、書換え可能なディスクについては、ディスク
上にへの記録マーク形成時に振動など物理的な外乱、記
録マークの形成むらにより本来のマーク長より微妙に長
かったり、短かったりする場合が有り、またディスクの
記憶容量を上げる目的で記録媒体上のトラックピッチ、
記録マーク(ピット)長をより微細にして高密度記録する
場合には上記マーク形成時の外乱、記録マーク生成の形
成むら影響、再生時の外乱によってビットシフトが頻発
するものと予想される。このビットシフトによる同期信
号の誤った識別が例えば図2(c)に示す1セクタあた
り26個の同期フレームにおいて発生する場合の問題点
を説明する。
【0005】図2(c)において例えば1セクタ内のフレ
ーム位置の特定を、連続する3フレームに対する同期信
号の識別により行う場合、例えば26フレーム中、第6
フレームの同期信号SY5がビットシフトが原因で符号
間距離が1のSY7と誤って識別された場合、第7フレ
ームの再生でSY2−5−3の連続同期信号がSY2−
7−3となり、以降のフレームの再生で正しいフレーム
の連続性SY3−5−4が成立する第9フレームの間の
2フレームが、1セクタ内の第23から第24フレーム
として誤って識別されてしまう。この場合はディスク上
に発生した傷、ごみが原因のバーストエラーでないにも
関わらず、フレーム位置特定が誤ってしまったため、1
セクタ中第7から第8フレームに抜けが生じ、バースト
的なエラーが発生してしまう。更に例えば、第24、第
26フレームのSY7がビットシフトが原因で符号間距
離=1のSY5に誤って識別された場合、第26フレー
ムの再生でSY7−4−7の同期信号の連続性成立がS
Y5−4−5と誤りフレーム位置が第10フレームと判
定されてしまう。以降のフレームの再生で正しいフレー
ムの連続性SY0−5−1が成立するのは次セクタの第
3フレームからであり次セクタの同期フレームまでが、
今のセクタ内でのフレームと判定される。その間でSY
0を正しく検出できたとしても、SY4−7−0の連続
性が成立しないためセクタ先頭のフレーム位置の検出が
できない。よって同期フレームSY0の先頭に含まれる
セクタID番号の検出も行われなくなる、つまり図2
(b)に示すインタリーブブロックにおいて次セクタへ
の領域の更新が行われなくなる。
【0006】よって更に次のセクタID番号の検出が行
われるまでの同期フレーム26フレームはセクタが更新
されないまま、本来より一つ手前のセクタ内のフレーム
とされてしまいその間に含まれる26フレームについて
はセクタの更新が行われないため完全に抜けが生じ、結
局バースト的なエラーフレーム数はSY0−5−1が成
立する第3フレームからの24フレームとセクタ抜けが
生じた26フレームの合計50フレームになってしま
う。この場合図2(a)の訂正ブロックにおけるPO訂
正符号の訂正可能なバイト数を超えてしまうため訂正不
能、つまり元の記録情報の再生が不可能となる。再生不
能の場合リトライ動作で再度訂正不能となったセクタを
再度読取る動作が行われるが、記録情報が例えば映像や
音声データの場合にはそのビットレートと、ディスクへ
の転送レートの関係から場合によっては、再生映像、再
生音声が途切れることが問題となり、リトライ動作の繰
り返し実行はできない。特に高密度で記録マークの生成
を行う高密度ディスクにおいては、ますます上記したビ
ットシフトが原因となるフレーム位置の誤った識別によ
る訂正不能、つまり再生不能が頻発するものと予想され
る。
【0007】以上の場合1セクタ内の位置判定を行う際
の連続フレーム数を4フレーム、5フレームと増やせば
上記問題は回避可能では有る。しかしながら判定する連
続フレーム数が例えば7、8フレーム以上とした場合に
は連続するフレームの同期信号が未検出、或いはビット
シフトによる誤った同期信号の識別が1フレームでも行
われたの場合には、当然フレーム位置の判定ができなく
なり、次のフレーム連続性が成立するまでに要するフレ
ーム数が大きくなる。また反転ビット数が最大で、符号
間距離も最大のSY0の同期信号のみの検出でフレーム
位置を特定した場合にも同じ問題がある。この場合ディ
スク回転の急激な変動や、ディスク上に発生した傷、ご
みの付着によるバーストエラー発生時などの際にディス
ク上の再生フレームとフレーム位置の識別との不一致が
生じ、再度一致するまでの不一致のフレーム数が多くな
る。従ってバースト的なエラーフレーム数が増加するた
め判定フレーム数は大きく採ることはできない。
【0008】一方で同期信号SY0〜SY7同士の符号
間距離を例えばすべて2以上としたり、反転ビット数が
すべて異なるようなビットパターンを与えれば上記ビッ
トシフトによる問題が解決されるが、同期信号に割り当
てられるビット数の制限があったり、記録情報とは関連
の無い冗長なデータ量が増えることからあまり実用的で
はない。
【0009】よって本発明の目的は、上記フレーム位置
の誤った検出による諸問題を解消するディジタル信号記
録方法、及び情報記録媒体を提供する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明において上記問題
点を解決するため、セクタに含まれるデータを同期信号
を含む複数のフレームに分割して記録媒体に記録する際
に、同期信号は少なくとも同期信号の識別パターンを含
む同期パターンで構成され、連続する数フレームの同期
信号に含まれる識別パターンの検出で1セクタ内におけ
るフレーム位置を特定する際に必要となる同期信号に対
するビットパターンを与える方法が解決の手がかりとな
る。その本発明におけるその方法を下記(1)から
(5)に示す。
【0011】(1)少なくともセクタに対する記録媒体
上の記録位置を示すアドレス情報を含む同期フレーム手
前のnフレーム(nは正の整数)において、その範囲内
に含まれるnフレームの同期信号に与えられるビットパ
ターンは互いに符号間距離が2以上とする。或いは反転
ビット数が互いに異なるビットパターンを与える。この
解決方法は第3の実施例に対応する。
【0012】(2)少なくともセクタに対する記録媒体
上の記録位置を示すアドレス情報を含む同期フレーム手
前のnフレーム(nは正の整数)において、その範囲内
に含まれるkフレーム(kは正の整数でk<n)おきの
同期信号に与えられるビットパターンは互いに符号間距
離が2以上とする。或いは反転ビット数が互いに異なる
ビットパターンを与える。この解決方法は第4の実施例
に対応する。
【0013】(3)少なくともセクタに含まれる複数フ
レームに対して同一の第1、第2・・・第nの同期信号
(nは正の整数)をそれぞれkフレーム(kは正の整
数)おきに連続して配置することで1セクタを第1、第
2、・・・第nの領域に分割する際に、各領域に含まれ
るkフレームおきの第1、第2・・・第nの同期信号に
与えられるビットパターンは互いに符号間距離が2以上
とする。或いは反転ビット数が互いに異なるビットパタ
ーンを与える。この解決方法は第1の実施例に対応す
る。
【0014】(4)少なくともセクタに含まれる複数フ
レームに対して同一の第1、第2・・・第nの同期信号
(nは正の整数)をそれぞれkフレーム(kは正の整
数)おきに連続して配置することで1セクタを第1、第
2、・・・第nの領域に分割する際に、第1、第2、・・
・第(n−1)の各領域に含まれる第1、第2・・・第
(n−1)の同期信号に与えられるビットパターンとセ
クタ最終フレームを含む第nの領域に含まれる第nの同
期信号に与えられるビットパターンは互いに符号間距離
が2以上とする。或いは反転ビット数が互いに異なるビ
ットパターンを与える。この解決方法は第2の実施例に
対応する。
【0015】(5)少なくともセクタに含まれる複数フ
レームに対して同一の第1、第2・・・第nの同期信号
(nは正の整数)それぞれを複数フレームおきにkフレ
ーム(kは正の整数)連続して配置することで1セクタ
を第1、第2、・・・第nの領域に分割する際に、各領
域に含まれる連続kフレームの第1、第2・・・第nの
同期信号に与えられるビットパターンは互いに符号間距
離が2以上とする。或いは反転ビット数が互いに異なる
ビットパターンを与える。この解決方法は第5の実施例
に対応する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を用い
て説明する。
【0017】図1は、本発明のディジタル信号記録方法
についての第1の実施例を示す図であって、ビットシフ
トによる1セクタ内の誤ったフレーム位置の識別を回避
するディジタル信号記録方法の一例を示してある。図1
において参照数時1は1セクタ内に含まれる26フレー
ムの中でセクタIDを含む同期フレームにのみ1回だけ
与えられ、セクタの先頭フレームであることを示す先頭
同期信号、2はディスク上のセクタ単位での記録位置を
示し少なくともセクタID番号を含むセクタID、3は
1セクタを構成する26フレームそれぞれの先頭に付加
される同期信号の構成要素のうち、前フレーム最終のコ
ードワード、つまりランレングスリミテッドコードに対
する最大ラン長、最小ラン長の制約を満たすビットパタ
ーンとなるように付加される接続ビットと、接続ビット
と共に最大ラン長、最小ラン長の制約を満たしながら同
期信号の種別を示すビットパターンが割り当てられる識
別ビットから構成される接続、識別ビット、4は全ての
同期信号に共通のビットパターンが与えられ各フレーム
の先頭を示す共通同期パターン、5は1セクタ内に含ま
れる26フレームそれぞれのセクタ内での位置を示した
フレーム位置、6は26フレームで構成されるディスク
上の記録単位の一つであるセクタを示す。
【0018】図1においては1セクタに含まれる26フ
レームそれぞれの先頭に付加される同期信号はSY0〜
SY7であり、それぞれの同期信号の各フレームに対す
る配置を示している。更にその前後のセクタにおけるフ
レーム配置の一部を示すことでセクタ間のフレーム同期
信号の配置関係を示している。図1におけるフレーム分
割は、例えば図2(b)に示したインタリーブ配列にお
ける1行の行データにつき2フレームとなっており、同
期信号SY0〜SY7の配置は、セクタID2を含むフ
レームに先頭同期信号SY0を与え、左側のフレームに
ついてはSY1〜SY4を周期的に繰り返して配置、右
側のフレームについては同期信号SY5を5フレーム、
同期信号SY6、SY7についてはそれぞれ4フレーム
連続するように配置する。このような同期信号SY0〜
SY7を配置した結果、1セクタ内でSY5領域、SY
6領域、SY7領域の3領域に分割されることになり、
SY5、SY6、SY7の各同期信号の識別によって領
域が特定される。更に各領域内において同期信号SY
0、SY1〜4の識別によってフレーム位置を特定する
ことになる。今、少なくともSY5、SY6、SY7の
同期信号に含まれる接続、識別ビット3と共通同期パタ
ーン4に含まれるビットパターンの反転ビット数が同じ
であると仮定する。この場合ビットシフトによる同期信
号の誤った識別によるフレーム位置の誤った特定が原因
で発生するバースト的なエラーフレームの伝播を防ぐ目
的で、少なくとも同期信号SY5、SY6、SY7に与
えられる全てのビットパターンに対し、SY5とSY
6、SY5とSY7、SY6とSY7それぞれのビット
パターン間での符号間距離を2以上とし、ビットパター
ン同士の相似度を低くする。この場合1セクタ内で分割
された3つの領域においてSY5、SY6、 SY7の
各同期信号に1ビットシフトが発生した場合でも互いに
符号間距離が2のため少なくともSY5、SY6、SY
7それぞれの領域間では互いに誤った同期信号の識別は
行われないことになる。つまり1セクタ内でのフレーム
位置の特定を例えば連続する数フレームで行うことでS
Y5、SY6、SY7の各領域内では別の領域に対する
フレーム位置の特定が行われなくなり、セクタ内でのエ
ラーフレーム伝播を防止することができる。更にはSY
5、SY6の領域内で、SY7領域において行われる次
セクタの先頭フレームの予想が行われないことになりセ
クタを超えたエラーフレームの伝播を防止することがで
きる。またビットシフトによりSY0〜SY4と識別さ
れた場合や、識別されない場合であっても、1セクタ内
でのフレーム位置の特定を例えば連続する3フレームで
行うことでフレーム位置の特定は前特定位置からの予測
値となり、再生フレームとフレーム位置の特定結果が一
致し、バーストエラー的なエラーフレームが発生しない
ことになる。また反転ビット数が互いに異なるSY5、
SY6、SY7をそれぞれ与え、ビットパターン同士の
相似度を低くした場合にでもエラーフレームの発生を防
止することが可能である。例えばSY5、6、7の間で
反転ビット数を(SY7)>(SY6)>(SY5)の
関係にしたビットパターンを与えることが考えられる。
【0019】以上説明した第1の実施例において、1セ
クタ内のフレーム位置特定を更に正確に行うため、同期
信号{SY5、SY6、SY7}と同期信号SY0、S
Y1、SY2、SY3、SY4それぞれのビットパター
ンに与える互いの符号間距離、反転ビット数の関係につ
いて説明する。
【0020】1セクタ内の領域を分割する{SY5、S
Y6、SY7}とSY0或いは{SY1、SY2、SY
3、SY4}それぞれの間で同期信号ビットパターンの
相似度を低くするため、それらの間で符号間距離が互い
に2以上のビットパターン、或いは反転ビット数の異な
るビットパターンを与える。例えば{SY5、SY6、
SY7}とSY0、{SY5、SY6、SY7}と{S
Y1、SY2、SY3、SY4}の間、更にはSY0と
{SY1、SY2、SY3、SY4}の間それぞれの組
み合わせにおいて互いに符号間距離2以上となるビット
パターンを与える。
【0021】反転ビット数が異なる場合には、例えばS
Y0>{SY5、SY6、SY7}>{SY1、SY
2、SY3、SY4}の関係となるようなビットパター
ンを与える。
【0022】更に符号間距離2以上のビットパターン
と、反転ビット数の異なるビットパターンを組み合わせ
ることで同期信号に割り当て可能なビット数の増加を押
さえ、ビットパターン同士の相似度についても低くする
ことが可能である。例えば反転ビット数の関係がSY0
>{SY5、SY6、SY7}>{SY1、SY2、S
Y3、SY4}となるように与え、かつ{SY5、SY
6、SY7}と{SY1、SY2、SY3、SY4}そ
れぞれの組み合わせにおいては反転ビット数が同一で、
互いの符号間距離が互いに2以上となるようなビットパ
ターンを与える。或いは例えば、SY0と{SY5、S
Y6、SY7}と{SY1、SY2、SY3、SY4}
それぞれの組み合わせの間で互いに符号間距離を2以上
とし、かつ反転ビット数については{SY5、SY6、
SY7}において例えばSY7>SY6>SY5の関係、
{SY1、SY2、SY3、SY4}において例えばS
Y1>SY2>SY3>SY4の関係となるビットパタ
ーンを与える。この場合{SY5、SY6、SY7}、
{SY1、SY2、SY3、SY4}の組み合わせの間
で反転ビット数が同一であるビットパターンがあっても
よい。例えば反転ビット数がSY7とSY1、SY6と
SY2、SY5とSY3が同一であってもかまわない。
しかしながら符号間距離はそれらの組み合わせの中で互
いに2以上のビットパターンが与えられており、ビット
パターン同士の相似度は低いことになる。
【0023】反転ビット数の関係を例えばSY0>SY
7>SY6>SY5>{SY1、SY2、SY3、SY
4}の関係とし、{SY1、SY2、SY3、SY4}
の組み合わせにおいては反転ビット数が同一で、互いの
符号間距離が互いに2以上となるようなビットパターン
を与える場合や、反転ビット数の関係を例えばSY0>
SY1>SY2>SY3>SY4>{SY5、SY6、
SY7}の関係とし、{SY5、SY6、SY7}の組
み合わせにおいては反転ビット数が同一で、互いの符号
間距離が互いに2以上となるようなビットパターンを与
える場合もある。
【0024】SY0については、その他の同期信号に対
するビットパターンとの相似度が最も低いことが望まし
いが、他の同期信号との反転ビット数が同一、或いは符
号間距離1であってもかまわない。例えば反転ビット数
がSY0と{SY5、SY6、SY7}の間で同一と
し、符号間距離を互いに2以上とする場合もある。
【0025】一方で{SY1、SY2、SY3、SY
4}の組み合わせにおける全てのビットパターンが互い
に符号間距離が2以上、或いは反転ビット数が異なるこ
とに限定されず、互いの符号間距離2以上のビットパタ
ーンと反転ビット数が異なるビットパターンの組み合わ
せによって同期信号に割り当て可能なビット数の増加を
押さえながら{SY1、SY2、SY3、SY4}にお
ける互いのビットパターンの相似度を低くすることも考
えられる。例えば反転ビット数の関係を{SY1、SY
2}>{SY3、SY4}として与え、{SY1、SY
2}、{SY3、SY4}それぞれの組み合わせにおい
ては反転ビット数が同一であり、互いの符号間距離が2
以上となるビットパターンを与える場合もある。
【0026】また{SY5、SY6、SY7}の組み合
わせにおける全てのビットパターンについても、互いに
符号間距離2以上、或いは反転ビット数が異なるビット
パターンに限定されずに、互いの符号間距離が2以上の
ビットパターンと、反転ビット数が異なるビットパター
ンの組み合わせによって同期信号に割り当て可能なビッ
ト数の増加を押さえながら{SY5、SY6、SY7}
における互いのビットパターンの相似度を低くすること
も考えられる。例えば反転ビット数をSY7>{SY
5、SY6}の関係になるようにし、SY5とSY6に
ついては反転ビット数は同一で、互いの符号間距離が2
以上となるビットパターンを与える場合もある。
【0027】図5は本発明の第2の実施例を示す図であ
り、少なくともSY5、SY6、SY7の同期信号に含
まれる接続、識別ビット3と共通同期パターン4に含ま
れる反転ビット数が同じであると仮定し、ビットシフト
による同期信号の誤った識別が発生した場合のバースト
的なエラーフレームの伝播を防ぐ目的で、少なくともS
Y5、SY6、SY7に与えられる全てのビットパター
ンに対し、SY5、SY6については符号間距離が1の
ままで、SY7についてはSY5、SY6それぞれの間
で符号間距離を2以上としたビットパターンを与え、S
Y7とSY5、SY7とSY6との間でビットパターン
の相似度を低くした場合を示してある。
【0028】この場合1セクタ内で分割された3つの領
域におけるSY5、SY6、SY7の同期信号に1ビッ
トシフトが発生した場合でも符号間距離が2であるため
少なくともSY7の領域内で誤った同期信号SY5、S
Y6の識別は行われず、またSY5、SY6の領域内で
も誤った同期信号SY7の識別は行われないことにな
る。つまり1セクタ内でのフレーム位置の特定を例えば
連続する数フレームで行うことでSY5、SY6の領域
内ではSY7領域において行われる次セクタの先頭フレ
ームの予想が確実に行われないことになり、少なくとも
セクタを超えたエラーフレームの伝播を防止することが
できる。また反転ピット数がSY0が最大で、反転ビッ
ト数が(SY5、SY6)とSY7との間で異なるビッ
トパターンを与えることで相似度を低くした場合にでも
上記したセクタを超えたエラーフレームの伝播を少なく
とも防止することが可能である。例えばSY5、6、7
の間で反転ビット数を(SY7)>(SY6、SY5)
の関係にしたビットパターンを与えることが考えられ
る。或いは符号間距離と反転ビット数の組み合せで例え
ばSY7と(SY6、SY5)の間で符号間距離が2と
なるビットパターンを割当て、異なる反転ビット数をS
Y6、SY5のビットパターンに対し与える、或いはそ
の逆で 異なる反転ビット数のY7と(SY6、SY
5)のビットパターンを与え、SY5、SY6の間で符
号間距離2のビットパターンを与えることも有りうる。
【0029】以上説明した第2の実施例についても1セ
クタ内のフレーム位置特定を更に正確に行うため、第1
の実施例において説明した{SY5、SY6、SY
7}、SY0、{SY1、SY2、SY3、SY4}に
おける同期信号の組み合わせそれぞれに対し、符号間距
離2以上、反転ビット数の異なるビットパターンが同様
に与えられる。
【0030】図6は本発明の第3の実施例を示す図であ
って、セクタ先頭を示す先頭同期信号SY0のフレーム
から次セクタの先頭フレーム手前のフレームを、少なく
ともmフレーム(mは正の整数)とnフレーム(nは正
の整数)に領域分割し、互いに相似度の低いビットパタ
ーンの同期信号を配置する方法を示している。図6にお
いて例えばSY(m+n)の(n+m)は1セクタ内で
のフレーム位置を示しており、1セクタは合計(n+
m)フレームで構成される。この(n+m)フレームに
おいてセクタIDを含む次セクタの先頭フレーム手前の
nフレームにおいて、それらnフレームに含まれる同期
信号SY(m+1)〜SY(m+n)に与えられる全て
のビットパターンに対し互いに符号間距離を2以上とす
ることで相似度を互いに低くする。この場合例えばフレ
ーム位置の判定連続フレーム数をkフレーム(kは正の
整数でk≦n)とすると、セクタ最終のnフレームにお
いて1ビットシフトが発生した場合にでも互いに符号間
距離が2であるためフレーム位置の識別は正しく行わ
れ、次セクタにまたがるエラーフレームの伝播を防止す
ることができる。特にフレーム位置の判定フレーム数を
k<nとすることで少なくともnフレームの領域内での
フレーム位置の判定を数回行うことが可能となり、フレ
ーム位置の識別を確実に行うことが可能となる。また反
転ピット数がSY(0)が最大で、nフレームに含まれ
る同期信号全ての反転ビット数が異なるSY(m+1)
〜SY(m+n)を与えた場合にでも上記した次セクタ
にまたがるエラーフレームの伝播を防止することが可能
である。例えばSY(m+1)〜SY(m+n)の間で
反転ビット数をSY(m+n)>SY(m+n−1)>
・・・>SY(m+2)>SY(m+1)の関係にした
ビットパターンを与えることが考えられる。
【0031】以上説明した第3の実施例においても、1
セクタ内のフレーム位置特定を更に正確に行うため、セ
クタIDを含むフレーム手前のnフレームとその他のm
フレームに対する同期信号のビットパターンに与える符
号間距離、反転ビット数の関係について説明する。
【0032】1セクタ内の領域を分割するnフレームに
含まれる同期信号の組み合わせと、mフレームに含まれ
る同期信号の組み合わせの間においてもビットパターン
の相似度を低くするため、それらの間で符号間距離が互
いに2以上のビットパターン、或いは反転ビット数の異
なるビットパターンを与えることが考えられる。例えば
nフレームに含まれる全ての同期信号の組み合わせとm
フレームに含まれる全ての同期信号の組み合わせの間で
互いに符号間距離2以上となるビットパターンを与え
る。反転ビット数が異なる場合には、例えば{nフレー
ムに含まれる全ての同期信号の組み合わせ}>{mフレ
ームに含まれる同期信号の組み合わせ}の関係となるよ
うなビットパターンを与える。
【0033】また同期信号に割り当てられるビット数の
制限から符号間距離2以上のビットパターンと反転ビッ
ト数が異なるビットパターンの組み合わせで互いのビッ
トパターンの相似度を低くする場合もある。例えば反転
ビット数の関係を{nフレームに含まれる同期信号の組
み合わせ}>{mフレームに含まれる同期信の組み合わ
せ号}として与え、かつnフレームに含まれる同期信号
の組み合わせ、mフレームに含まれる同期信号の組み合
わせそれぞれにおいては反転ビット数が同一で、互いの
符号間距離が互いに2以上となるようなビットパターン
を与える。或いは{nフレームに含まれる同期信号の組
み合わせ}、{mフレームに含まれる同期信号の組み合
わせ}それぞれにおいては反転ビット数がそれぞれ異な
るビットパターンを与え、かつ{nフレームに含まれる
同期信号の組み合わせ}と{mフレームに含まれる同期
信号の組み合わせ}の間では互いに符号間距離2以上と
なるビットパターンを与える場合もある。この場合も、
nフレームに含まれる同期信号の組み合わせと、mフレ
ームに含まれる同期信号の組み合わせの一部で反転ビッ
ト数が同一のビットパターンが存在するが、それら互い
の符号間距離は2以上であり、ビットパターンの相似度
は低いことになる。
【0034】またnフレームに含まれる同期信号のビッ
トパターンについては反転ビット数がすべて異なるビッ
トパターンを与え、mフレームに含まれる同期信号のビ
ットパターンについては反転ビット数はすべて同一であ
り、互いの符号間距離が2以上となるビットパターン、
或いはその逆でnフレームに対しては互いの符号間距離
2以上、mフレームに対しては反転ビット数の異なるビ
ットパターンを与えることでnフレーム、mフレームに
含まれる同期信号のビットパターンの相似度を低くする
ことも考えられる。この場合もたとえばnフレームに含
まれる同期信号の反転ビット数と、mフレームに含まれ
る反転ビット数が同一のものが存在する場合もあるが、
それら互いに符号間距離は2以上となっておりビットパ
ターン同士の相似度は低いことになる。
【0035】一方でmフレームに含まれる同期信号にお
ける全てのビットパターンについては互いに符号間距離
が2以上、或いは反転ビット数が異なることに限定され
ず、互いの符号間距離2以上のビットパターンと反転ビ
ット数が異なるビットパターンの組み合わせによってm
フレームに含まれる全ての同期信号に対する互いの相似
度を低くすることも考えられる。例えばmフレーム中、
1フレーム以上のフレームごとに第1の分割領域から第
k(kは正の整数)の分割領域に細分し、それら分割領
域に対する同期信号の反転ビット数を{第1の分割領
域}>{第2の分割領域}>・・・>{第kの分割領
域}の関係として与え、かつ各第1から第kのそれぞれ
の分割領域に含まれる同期信号のビットパターンはそれ
ぞれの組み合わせにおいては反転ビット数が同一であ
り、互いの符号間距離が2以上となるビットパターンを
与える、或いは{第1の分割領域}、{第2の分割領
域}、・・・{第kの分割領域}それぞれの組み合わせ
に含まれる同期信号に対し異なる反転ビット数を与え、
かつ{第1の分割領域}、{第2の分割領域}、・・・
{第kの分割領域}の各組み合わせの間で互いに符号間
距離が2以上となるビットパターンを与えることが考え
られる。
【0036】またnフレームに含まれる同期信号におけ
るビットパターンにつても、互いに符号間距離2以上、
或いは反転ビット数が異なるビットパターンに限定され
ずに、符号間距離が2以上のビットパターンと、反転ビ
ット数が異なるビットパターンの組み合わせによって互
いのビットパターンの相似度を低くすることも考えられ
る。例えばnフレーム中、1フレーム以上のフレームご
とに第1の分割領域から第h(hは正の整数)の分割領
域に細分し、それら分割領域に対する同期信号の反転ビ
ット数を{第1の分割領域}>{第2の分割領域}>・
・・>{第hの分割領域}の関係として与え、かつ各第
1から第hのそれぞれの分割領域に含まれる同期信号の
ビットパターンはそれぞれの組み合わせにおいては反転
ビット数が同一であり、互いの符号間距離が2以上とな
るビットパターンを与える、或いは{第1の分割領
域}、{第2の分割領域}、・・・{第hの分割領域}
それぞれの組み合わせに含まれる同期信号に対し異なる
反転ビット数を与え、かつ{第1の分割領域}、{第2
の分割領域}、・・・{第hの分割領域}の各組み合わ
せの間で互いに符号間距離が2以上となるビットパター
ンを与えることが考えられる。
【0037】図7は本発明の第4の実施例を示す図であ
って、セクタ先頭を示す先頭同期信号SY0のフレーム
から次セクタの先頭フレーム手前のフレームを、少なく
ともmフレーム(mは正の整数)とnフレーム(nは正
の整数)に領域分割し、互いに相似度の低いビットパタ
ーンの同期信号を配置する別の方法を示している。図7
においても例えばSY(m+n)の(n+m)は1セク
タ内でのフレーム位置を示しており、1セクタは合計
(n+m)フレームで構成される。この(n+m)フレ
ームにおいてセクタIDを含む次セクタの先頭フレーム
手前のnフレームにおいて、それらnフレームに含まれ
る同期信号SY(m+1)〜SY(m+n)に対し、例
えば1フレームおきの同期信号に与えられる全てのビッ
トパターンに対し互いに符号間距離を2以上とすること
で相似度を互いに低くしたビットパターンを与える。こ
の場合も例えばフレーム位置の判定フレーム数をkフレ
ーム(kは正の整数でk≦n)とすると、セクタ最終の
nフレームにおいて1ビットシフトが発生した場合にで
も、1フレームおきに互いに符号間距離が2であるため
フレーム位置の識別は正しく行われ、次セクタにまたが
るエラーフレームの伝播を防止することができる。特に
フレーム位置の判定フレーム数をk<nとすることでn
フレームの領域内でのフレーム位置の判定を数回行うこ
とが可能で、少なくともnフレームの領域内でフレーム
位置の識別を確実に行うことが可能となる。また反転ピ
ット数がSY(0)が最大で、nフレームに含まれる同
期信号に対して例えば1フレームおきに反転ビット数が
異なるSY(m+2)、SY(m+4)、・・・SY
(m+n)を与えた場合にでも上記した次セクタにまた
がるエラーフレームの伝播を防止することが可能であ
る。例えば反転ビット数をSY(m+n)>SY(m+
n−1)>・・・>SY(m+4)>SY(m+2)の
関係にしたビットパターンを与えることが考えられる。
この第4の実施例でnフレームにおける符号間距離2の
ビットパターン、或いは異なる反転ビット数のビットパ
ターンを与える際には、上記した例にとらわれず、2、
3、4、・・・フレームおきとしても構わなく、数フレ
ームおきに与えられる符号間距離2のビットパターン、
或いは異なる反転ビット数のビットパターンは2、3、
4・・・フレーム連続して与えても構わない。
【0038】以上説明した第4の実施例においても、1
セクタ内のフレーム位置特定を更に正確に行うため、セ
クタIDを含むフレーム手前のnフレームとその他のm
フレームに対する同期信号のビットパターンそれぞれに
与える符号間距離、反転ビット数の関係についても、第
3の実施例において説明した場合と同様の方法が適用さ
れる。
【0039】またnフレームに含まれる同期信号に対す
るビットパターンについては、1フレーム以上のフレー
ムごとに互いに符号間距離2以上、或いは反転ビット数
が異なるビットパターン、それらの組み合わせにより互
いに相似度の低いビットパターンが与えられることに限
定されず、nフレームに含まれる全ての同期信号につい
ても、互いの符号間距離、反転ビット数の組み合わせで
同期信号に対するビットパターンの相似度を低くする場
合もある。例えばnフレーム中、1フレーム以上のフレ
ームごとに符号間距離2以上、或いは反転ビット数の異
なるビットパターンを与える同期信号とそれ以外のフレ
ームについて、反転ビット数の関係を(nフレームに含
まれる符号間距離2以上の同期信号)>(nフレームに
含まれるその他の同期信号)として与える。更にnフレ
ームに含まれるその他の同期信号についても互いの符号
間距離が2以上となるビットパターンを与えることで全
ての同期信号の互いのビットパターンの相似度を低くす
ることが考えられる。
【0040】図8は本発明の第5の実施例を示す図であ
って、セクタ先頭を示す先頭同期信号に対するフレーム
から次のセクタ先頭フレーム前のフレームに対し例えば
pフレーム(pは正の整数)、qフレーム(qは正の整
数)、rフレーム(rは正の整数)の3つの領域に分割
する際に、各領域の最終フレームを含む例えば2フレー
ムに対し符号間距離が2、或いは反転ビット数の異なる
相似度の互いに低い同期信号を配置する方法を示してあ
る。図8において例えばSY(p)の(p)は1セクタ
内に含まれるフレーム位置を示しており、1セクタは合
計(p+q+r)フレームで構成される。この(p+q
+r)フレームにおいて例えば第1の領域の最終2フレ
ームSY(p−1)とSY(p)、同様に第2の領域の
SY(q−1)、SY(q)、第3の領域のSY(r−
1)、SY(r)のフレームに対し、各領域の最終2フ
レームが互いに符号間距離が2となるようにビットパタ
ーンを与え、最終2フレームの間でビットパターンの相
似度を低くする。例えばSY(p−1)とSY(p)の
間の符号間距離は2であり、SY(q)とSY(q−
1)、SY(r)とSY(r−1)それぞれの組み合わ
せに対するビットパターンに対する符号間距離も2とな
る。更に第1の領域におけるSY(p−1)とSY
(p)、第2の領域におけるSY(q)とSY(q−
1)、第3の領域におけるSY(r)とSY(r−1)
との間で反転ビット数を{SY(p−1)、SY
(p)}>{SY(q)、SY(q−1)}>{SY
(r)、SY(r−1)}となるように与え、各領域を
示す最終2フレームの間でビットパターンの相似度を低
くする。或いは領域ごとの最終2フレームの相似度を反
転ビット数が異なることにより低くし、各領域同士の最
終2フレーム同士で符号間距離を2とする場合もある。
このような符号間距離、反転ビット数を図8に示すよう
に配置することによりエラーフレームの伝播は各領域内
に留まり、更には次セクタにまたがるエラーフレームの
伝播を防止することができる。また各領域の最終フレー
ム数は2フレームに限らず、1フレーム或いは3、4、
・・・フレームであっても良く、p、q、rフレームご
とに分割される領域については3つの領域に限定され
ず、2領域、或いは4、5、・・・領域としても良い。
【0041】以上説明した第5の実施例においても、1
セクタ内のフレーム位置特定を更に正確に行うため、各
領域を分割する最終数フレームに対する同期信号のビッ
トパターンに与える符号間距離、反転ビット数の関係、
更には各領域ごとの最終数フレームとそれ以外のフレー
ムに対する同期信号のビットパターンそれぞれに与える
符号間距離、反転ビット数の関係それぞれについて説明
する。
【0042】各領域を分割する最終数フレームについて
は、各最終数フレームに含まれる同期信号の符号間距離
が互いに2以上を与え、かつ各領域の最終数フレーム同
士に互いに異なる反転ビット数のビットパターンを与え
る、或いは各最終数フレームに含まれる同期信号に異な
る反転ビット数のビットパターンを与え、かつ各領域の
最終数フレーム同士が互いに符号間距離2のビットパタ
ーンを与える限定されずに、各領域を分割する全ての最
終数フレームについてもすべて互いの符号間距離が2以
上、或いは反転ビット数が全て異なる同期信号のビット
パターンが与えられる場合もある。
【0043】また、各分割領域において最終数フレーム
とそれ以外のその他のフレームに対する同期信号につい
ても、符号間距離と反転ビット数の組み合わせにより同
期信号に対する相似度を低くする場合がある。例えば反
転ビット数を{最終数フレームに含まれる同期信号}>
{その他フレームに含まれる同期信号}となるように与
え、かつ{最終数フレームに含まれる同期信号}、{そ
の他フレームに含まれる同期信号}それぞれにおいて符
号間距離が互いに2以上となるビットパターンを与える
場合や、{最終数フレームに含まれる同期信号}、{そ
の他フレームに含まれる同期信号}それぞれにおいて異
なる反転ビット数となるビットパターンを与え、かつ
{最終数フレームに含まれる同期信号}と{その他フレ
ームに含まれる同期信号}の間では符号間距離が互いに
2以上となるビットパターンを与える場合がある。
【0044】また、各領域同士の間で符号間距離2以上
のビットパターン、互いに反転ビット数の異なるビット
パターン、それらを組み合わせることにより互いの同期
信号の相似度を低くしたビットパターンを与え、相似度
を低くする場合もある。
【0045】また、各領域において、領域分割する最終
数フレーム以外のその他のフレーム同士すべての間で互
いに符号間距離2以上のビットパターン、互いに反転ビ
ット数の異なるビットパターン、それらを組み合わせる
ことにより互いの同期信号の相似度を低くしたビットパ
ターンを与え、相似度を低くする場合もある。
【0046】なお本発明における同期信号には共通の同
期パターンを用い、接続ビットと識別ビットによって同
期信号の種類の判定を行っているがこれに限定されず、
同期信号に含まれるビットパターンに対し符号間距離2
あるいは反転ビット数の異なれば共通同期パターンを用
いなくても良い。例えば第2の実施例においてセクタの
最終領域を示すSY7、セクタ先頭を示すSY0に含ま
れる同期パターンを他のSY1〜SY6までに共通の同
期パターンとは別パターンとし、接続ビット、識別ビッ
トによりSY7、SY0を判定しても構わない。
【0047】また本発明のディジタル信号生成方法にお
ける同期フレームはディスク状の記録媒体に記録され、
セクタIDの検出によってセクタ単位でのアクセス、再
生を可能とするものであり。更に同期フレーム記録の対
象となるディスク状の記録媒体は記録情報の先頭から終
わりまでに対する同期フレームを全て連続してトラック
上書き込むものに限定されず、書換え可能なディスク上
のプリピットとしてディスク中の物理アドレスが刻ま
れ、そのプリピットの間にセクタ単位で1セクタに対す
るフレームを連続的に書き込み、セクタ間は非連続的と
なる場合の光ディスクにも適応できる。
【0048】また第3、第4、第5の実施例において1
セクタ内を構成する同期フレームは第1、第2の実施例
で示したSY0〜SY7の配置が対応する場合も有りう
る。第3、第4、第5の実施例では符号間距離が互いに
2、或いは反転ビット数が互いに異なるビットパターン
の位置だけを示しており、例えば第3の実施例において
SY0〜SY7の同期信号の配置を適応した場合にでも
同じSY7の同期信号であってもその符号間距離は互い
に2であり、反転ビット数も互いに異なるビットパター
ンが当てはまることになる。
【0049】また第1〜第5の実施例において説明した
同期信号の互いのビットパターンの符号間距離は2に限
定されず、全てが2以上、あるいは例えばあるビットパ
ターンに対しては符号間距離が2で別のビットパターン
に対しては符号間距離3であるような符号間距離の異な
る組み合わせでも構わない。
【0050】また第1〜第5の実施例で説明した符号間
距離2、或いは反転ビット数の異なるビットパターンを
持つ同期信号については、同期信号に割り当てられるビ
ット数の制限があっても各実施例において必要なビット
パターンの種類を満たす目的で、互いに符号間距離が2
以上のビットパターンと互いに反転ビット数の異なるビ
ットパターンを組み合せることにより、互いのビットパ
ターン同士の相似度を低くしても構わない。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、1
セクタを複数の同期フレームに分割してディスク記録媒
体に記録する際に、複数フレームにおける同期信号に対
し符号間距離が互いに2、或いは反転ビット数の異なる
ビットパターンの配置を行うことで、ビットシフトによ
るフレーム同期信号の誤った識別を回避し、1セクタ内
におけるフレーム位置の誤った判定によるバースト的な
エラーフレームの伝播を防止することができる。エラー
フレームの伝播を少なくとも1セクタ内に収めることが
可能となり再生不能を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるディジタル信号記録方法の第1の
実施例を示す図。
【図2】ディスクに記録するディジタル信号の生成方法
の一例を示す図。
【図3】同期信号の構成要素とビットパターンを示す
図。
【図4】同期信号に対する反転ビット数と符号間距離が
1の同期信号の対応を示す図。
【図5】本発明によるディジタル信号記録方法の第2の
実施例を示す図。
【図6】本発明によるディジタル信号記録方法の第3の
実施例を示す図。
【図7】本発明によるディジタル信号記録方法の第4の
実施例を示す図。
【図8】本発明によるディジタル信号記録方法の第5の
実施例を示す図。
【符号の説明】
1…先頭同期信号、2…セクタID、3…接続、識別ビ
ット、4…共通同期パターン、5…フレーム位置、6…
セクタ。

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体上の記録位置を示すアドレス情
    報と記録情報を少なくとも含んだセクタに対する同期信
    号を含む複数のフレームであって、同期信号は少なくと
    も同期信号の識別パターンを含むビットパターンで構成
    され、連続する数フレームの同期信号に含まれる識別パ
    ターンによって1セクタ内におけるフレーム位置を特定
    する際に必要となる同期信号のビットパターンを与える
    方法であって、 少なくとも前記セクタに対するアドレス情報を含む同期
    フレーム手前のnフレーム(nは正の整数)において、
    その範囲内に含まれるnフレームの同期信号に与えられ
    るビットパターンは互いに符号間距離が2以上、或いは
    ビットパターンに含まれる反転ビット数が異なることを
    特徴とするディジタル信号記録方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、nフレームの同期信
    号に与えられるビットパターンに含まれる反転ビット数
    は、nフレームの範囲内に含まれる先頭フレームが最小
    で、最終フレームが最大となるようにフレームが進むに
    つれ順次反転ビット数が増加するビットパターン、或い
    は先頭フレームが最大で、最終フレームが最小となるよ
    うにフレームが進むにつれ順次反転ビット数が減少する
    ビットパターンとなることを特徴とするディジタル信号
    記録方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、nフレームの同期信
    号に与えられるビットパターンは互いに符号間距離が2
    以上のビットパターンと、反転ビット数の異なるビット
    パターンの組み合せでnフレームに対する同期信号のビ
    ットパターンを与えることを特徴とするディジタル信号
    記録方法。
  4. 【請求項4】 記録媒体上の記録位置を示すアドレス情
    報と記録情報を少なくとも含んだセクタに対する同期信
    号を含む複数のフレームであって、同期信号は少なくと
    も同期信号の識別パターンを含むビットパターンで構成
    され、連続する数フレームの同期信号に含まれる識別パ
    ターンによって1セクタ内におけるフレーム位置を特定
    する際に必要となる同期信号のビットパターンを与える
    方法であって、 少なくとも前記セクタに対するアドレス情報を含む同期
    フレーム手前のnフレーム(nは正の整数)において、
    その範囲内に含まれるkフレーム(kは正の整数でk<
    n)おきの連続hフレーム(hは正の整数)の同期信号
    に与えられるビットパターンは互いに符号間距離が2以
    上、或いはビットパターンに含まれる反転ビット数が異
    なることを特徴とするディジタル信号記録方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において、nフレームの範囲内
    のkフレームおきの同期信号に与えられるビットパター
    ン含まれる反転ビット数は、nフレームの範囲内に含ま
    れるkフレームおきの先頭フレームが最小で、最終フレ
    ームが最大となるようにフレームが進むにつれ順次反転
    ビット数が増加するビットパターン、或いはkフレーム
    おきの先頭フレームが最大で、最終フレームが最小とな
    るようにフレームが進むにつれ順次反転ビット数が減少
    するビットパターンとなることを特徴とするディジタル
    信号記録方法。
  6. 【請求項6】 請求項4において、nフレームの範囲内
    のkフレームおきの全ての同期信号に与えられるビット
    パターンは互いに符号間距離が2以上のビットパターン
    と、反転ビット数の異なるビットパターンの組み合せで
    kフレームおきの全ての同期信号のビットパターンを与
    えることを特徴とするディジタル信号記録方法。
  7. 【請求項7】 記録媒体上の記録位置を示すアドレス情
    報と記録情報を少なくとも含んだセクタに対する同期信
    号を含む複数のフレームであって、同期信号は少なくと
    も同期信号の識別パターンを含むビットパターンで構成
    され、連続する数フレームの同期信号に含まれる識別パ
    ターンによって1セクタ内におけるフレーム位置を特定
    する際に必要となる同期信号のビットパターンを与える
    方法であって、 少なくとも前記セクタに含まれる複数フレームに対して
    同一の第1、第2・・・第nの同期信号(nは正の整
    数)をそれぞれkフレーム(kは正の整数)おきに連続
    して配置することで1セクタを第1、第2、・・・第n
    の領域に分割する際に、各領域に含まれるkフレームお
    きの第1、第2・・・第nの同期信号に与えられるビッ
    トパターンは互いに符号間距離が2以上、或いはビット
    パターンに含まれる反転ビット数が異なることを特徴と
    するディジタル信号記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項7において、第1、第2・・・第
    nの同期信号に与えられるビットパターンに対する反転
    ビット数は、 (第1の同期信号)<(第2の同期信号)<・・・<(第
    nの同期信号)あるいは(第1の同期信号)>(第2の同
    期信号)>・・・>(第nの同期信号)の関係にある反
    転ビット数を各同期信号のビットパターンを与えること
    を特徴とするディジタル信号記録方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において、第1、第2・・・第
    nの同期信号に与えられるビットパターンは互いに符号
    間距離が2以上のビットパターンと、反転ビット数の異
    なるビットパターンの組み合せで第1、第2・・・第n
    の同期信号のビットパターンを与えることを特徴とする
    ディジタル信号記録方法。
  10. 【請求項10】 記録媒体上の記録位置を示すアドレス
    情報と記録情報を少なくとも含んだセクタに対する同期
    信号を含む複数のフレームであって、同期信号は少なく
    とも同期信号の識別パターンを含むビットパターンで構
    成され、連続する数フレームの同期信号に含まれる識別
    パターンによって1セクタ内におけるフレーム位置を特
    定する際に必要となる同期信号のビットパターンを与え
    る方法であって、 少なくとも前記セクタに含まれる複数フレームに対して
    同一の第1、第2・・・第nの同期信号(nは正の整
    数)をそれぞれkフレーム(kは正の整数)おきに連続
    して配置することで1セクタを第1、第2、・・・第n
    の領域に分割する際に、第1、第2、・・・第(n−1)
    の各領域に含まれる第1、第2・・・第(n−1)の同
    期信号に与えられるビットパターンとセクタ最終フレー
    ムを含む第nの領域に含まれる第nの同期信号に与えら
    れるビットパターンは互いに符号間距離が2以上、或い
    はビットパターンに含まれる反転ビット数が異なること
    を特徴とするディジタル信号記録方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、第1、第2・・
    ・第(n−1)の同期信号に与えられるビットパターン
    と第nの同期信号に与えられるビットパターンに対する
    反転ビット数は、 (第nの同期信号)>(第1、第2、・・・、第(n−
    1)の同期信号)あるいは(第nの同期信号)<(第
    1、第2、・・・、第(n−1)の同期信号)の関係に
    ある反転ビット数を各同期信号のビットパターンを与え
    ることを特徴とするディジタル信号記録方法。
  12. 【請求項12】 記録媒体上の記録位置を示すアドレス
    情報と記録情報を少なくとも含んだセクタに対する同期
    信号を含む複数のフレームであって、同期信号は少なく
    とも同期信号の識別パターンを含むビットパターンで構
    成され、連続する数フレームの同期信号に含まれる識別
    パターンによって1セクタ内におけるフレーム位置を特
    定する際に必要となる同期信号のビットパターンを与え
    る方法であって、 少なくとも前記セクタに含まれる複数フレームに対して
    同一の第1、第2・・・第nの同期信号(nは正の整
    数)それぞれを複数フレームおきにkフレーム(kは正
    の整数)連続して配置することで1セクタを第1、第
    2、・・・第nの領域に分割する際に、各領域に含まれ
    る連続kフレームの第1、第2・・・第nの同期信号に
    与えられるビットパターンは互いに符号間距離が2以
    上、或いはビットパターンに含まれる反転ビット数が異
    なることを特徴とするディジタル信号記録方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、更に第1、第2
    ・・・第nの同期信号に与えられる連続kフレームの範
    囲に含まれるビットパターンは、連続kフレームにおい
    て互いに符号間距離が2以上であることを特徴とするデ
    ィジタル信号記録方法。
  14. 【請求項14】 請求項12において、更に第1、第2
    ・・・第nの同期信号に与えられる連続kフレームの範
    囲に含まれるビットパターンは、連続kフレームにおい
    て互いに反転ビット数が異なることを特徴とするディジ
    タル信号記録方法。
  15. 【請求項15】 記録媒体上の記録位置を示すアドレス
    情報と記録情報を少なくとも含んだセクタに対する同期
    信号を含む複数のフレームであって、同期信号は少なく
    とも同期信号の識別パターンを含むビットパターンで構
    成され、連続する数フレームの同期信号に含まれる識別
    パターンによって1セクタ内におけるフレーム位置を特
    定する際に必要となる同期信号のビットパターンを与え
    る方法であって、 少なくとも前記セクタに対する複数の同期フレーム全て
    に対してその同期信号に与えられるビットパターンは互
    いに符号間距離が2以上、或いはビットパターンに含ま
    れる反転ビット数が異なることを特徴とするディジタル
    信号記録方法。
  16. 【請求項16】 請求項15において、nフレームの同
    期信号に与えられるビットパターンに含まれる反転ビッ
    ト数は、セクタに対する全ての複数の同期フレームの中
    の先頭フレームが最小で、最終フレームが最大となるよ
    うにフレームが進むにつれ順次反転ビット数が増加する
    ビットパターン、或いは先頭フレームが最大で、最終フ
    レームが最小となるようにフレームが進むにつれ順次反
    転ビット数が減少するビットパターンとなることを特徴
    とするディジタル信号記録方法。
  17. 【請求項17】 請求項15において、セクタに対する
    全ての複数の同期フレームの同期信号に与えられるビッ
    トパターンは互いに符号間距離が2以上のビットパター
    ンと、反転ビット数の異なるビットパターンの組み合せ
    で全ての同期フレームに対する同期信号のビットパター
    ンを与えることを特徴とするディジタル信号記録方法。
  18. 【請求項18】 請求項1から17における同期信号お
    いて少なくとも識別パターンは同期フレームに含まれる
    フレームデータに適用されるランレングスリミテッドコ
    ードの最小ラン長、最長ラン長の制約を満たすことを特
    徴とするディジタル信号記録方法。
  19. 【請求項19】 請求項1から19において生成した同
    期フレームに対するディジタル信号を記録したディスク
    状の情報記録媒体であって、ディスク記録媒体上の記録
    トラック上に記録マークあるいは記録ピットとして連続
    的に或いは、セクタに対する複数フレーム単位で、1セ
    クタごとに不連続に記録したディスク状の情報記録媒
    体。
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