JP2001221203A - バルブ構造 - Google Patents

バルブ構造

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JP2001221203A
JP2001221203A JP2000032129A JP2000032129A JP2001221203A JP 2001221203 A JP2001221203 A JP 2001221203A JP 2000032129 A JP2000032129 A JP 2000032129A JP 2000032129 A JP2000032129 A JP 2000032129A JP 2001221203 A JP2001221203 A JP 2001221203A
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JP
Japan
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pilot
boom
valve
control valve
valves
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JP2000032129A
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English (en)
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Hitoshi Iwasaki
仁 岩崎
Keigo Yasuda
圭吾 安田
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Caterpillar Japan Ltd
KYB Corp
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Original Assignee
Kayaba Industry Co Ltd
Caterpillar Mitsubishi Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一つのパイロットバルブから出力されるパイ
ロット圧により作動する複数のバルブが組込まれたバル
ブユニットにおいて、パイロットバルブからバルブユニ
ットに至る配管の簡略化を計る。 【解決手段】 コントロールバルブユニット10内に、
ブーム用第一制御バルブ16のパイロット室16aとブ
ーム用第二制御バルブ17のパイロット室17aとを連
結するパイロット油路24を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、油圧ショベル等の
油圧アクチュエータを備えた機械に設けられるバルブ構
造の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、油圧ショベル等の油圧アクチュ
エータを備えた機械には、油圧アクチュエータへの圧油
供給排出制御を行うための各種バルブが設けられるが、
例えば油圧ショベルに設けられるコントロールバルブユ
ニットのように、油圧アクチュエータ制御用の多数のバ
ルブを組込んだものがある。前記コントロールバルブユ
ニットが設けられた油圧ショベルの油圧回路の一例を図
3に示すと、図3において、1、2は油圧ポンプ、3は
パイロットポンプ、4は油タンク、5L、5Rは左右の
走行モータ、6は旋回モータ、7はバケットシリンダ、
8はアームシリンダ、9はブームシリンダ、10はコン
トロールバルブユニットであって、該コントロールバル
ブユニット10には、上記油圧アクチュエータ5L、5
R、6〜9制御用の多数の制御バルブ11L、11R、
12〜17やリリーフバルブ18、チェック弁19等が
組み込まれている。このものにおいて、前記コントロー
ルバルブユニット10に組込まれる制御バルブ制御のう
ち、ブーム用第一制御バルブ16とブーム用第二制御バ
ルブ17は、共にブーム用伸長側パイロットバルブ20
Aから出力されるパイロット圧がパイロット室16a、
17aに供給されることにより作動して、ブームシリン
ダ伸長側油室9aへの圧油供給制御を行うように設定さ
れている。そしてこの様に、一つのパイロットバルブ2
0Aから出力されるパイロット圧を、コントロールバル
ブユニット10に組込まれる二つのバルブ16、17の
パイロット室16a、17aに供給するにあたり、従
来、図4に示す如く、パイロットバルブ20Aからの油
圧ホース26を分岐金具27を介して途中で分岐し、該
分岐した油圧ホース28、29をそれぞれパイロット室
16a、17aに接続するように構成していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに前記従来のも
のは、前述したように、パイロットバルブからの油圧ホ
ースを分岐金具を介して途中で分岐する構成であるか
ら、複数の油圧ホースおよび分岐金具が必要であるう
え、これらの組付作業も必要となり、さらに分岐部位
は、油漏れが生じ易い部位であるから注意を払わなけれ
ばならないという問題があり、ここに本発明が解決しよ
うとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、一つのパイロットバルブから出
力されるパイロット圧により作動する複数のバルブが組
込まれたバルブユニットにおいて、該バルブユニット内
に、前記複数のバルブのパイロット室同志を連結するパ
イロット油路を形成したものである。そして、この様に
することにより、一つのバルブのパイロット室に供給さ
れたパイロット圧は、バルブユニット内のパイロット油
路を経由して他のバルブのパイロット室にも供給される
ことになって、パイロットバルブからバルブユニットに
至る配管の簡略化、コストダウンに寄与できる。本発明
は、例えば、一つのパイロットバルブから出力されるパ
イロット圧により作動する複数のバルブが、油圧ショベ
ルに設けられるブームシリンダへの圧油供給制御を行う
制御バルブである場合等に実施できる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1に、油圧ショベルの油圧回路
を示すが、図1において、1、2は第一、第二メインポ
ンプ、3はパイロットポンプ、4は油タンク、5L、5
Rは左右の走行モータ、6は旋回モータ、7はバケット
シリンダ、8はアームシリンダ、9はブームシリンダ、
また10はコントロールバルブユニットであって、該コ
ントロールバルブユニット10には、左右の走行用、旋
回用、バケット用、アーム用第一、アーム用第二、ブー
ム用第一、ブーム用第二の各制御バルブ11L、11
R、12〜17、および複数のリリーフバルブ18や逆
止弁19等が組み込まれていると共に、第一、第二メイ
ンポンプ1、2に接続されるポンプポートP、油タンク
4に接続されるタンクポートT、上記走行モータ5L、
5R、旋回モータ6、バケットシリンダ7、アームシリ
ンダ8、ブームシリンダ9にそれぞれ接続される出力ポ
ートO、後述するパイロットポート等の各種ポートが形
成されている。
【0006】一方、20はブーム用パイロットバルブで
あって、該ブーム用パイロットバルブ20は、ブーム用
操作具21をブーム上昇側に操作したときにパイロット
圧を出力するブーム用伸長側パイロットバルブ20A
と、ブーム下降側に操作したときにパイロット圧を出力
するブーム用縮小側パイロットバルブ20Bとから構成
されている。
【0007】そして、前記ブーム用伸長側パイロットバ
ルブ20Aからパイロット圧が出力された場合、該パイ
ロット圧は、油圧ホース22Aを経由してコントロール
バルブユニット10に形成されるブーム用伸長側パイロ
ットポート23Aに入力され、該ブーム用伸長側パイロ
ットポート23Aから前記ブーム用第一制御バルブ16
の伸長側パイロット室16aに供給されると共に、該伸
長側パイロット室16aからコントロールバルブユニッ
ト10内に形成されるパイロット油路24を経由してブ
ーム用第二制御バルブ17のパイロット室17aに供給
されるように構成されている。
【0008】ここで、前記ブーム用第一制御バルブ16
とブーム用第二制御バルブ17とは、図2に示す如く、
コントロールバルブユニット10内において隣接する状
態で設けられており、これにより、前記パイロット室1
6a、17a同志を連結するパイロット油路24を容易
に形成できるようになっている。
【0009】また、前記ブーム用縮小側パイロットバル
ブ20Bからパイロット圧が出力された場合、該パイロ
ット圧は、油圧ホース22Bを経由してコントロールバ
ルブユニット10に形成されるブーム用縮小側パイロッ
トポート23Bに入力され、該ブーム用縮小側パイロッ
トポート23Bから前記ブーム用第一制御バルブ16の
縮小側パイロット室16bに供給されるように構成され
ている。
【0010】そして、前記ブーム用第一制御バルブ16
は、伸長側、縮小側の両パイロット室16a、16bに
パイロット圧が供給されていない状態では、ブームシリ
ンダ9に圧油を供給しない中立位置Nに位置している
が、伸長側または縮小側パイロット室16aまたは16
bにパイロット圧が供給されることにより、第一メイン
ポンプ1からの圧油をブームシリンダ9の伸長側または
縮小側油室9aまたは9bに供給する圧油供給位置Xま
たはYに切換るように設定されている。
【0011】また、前記ブーム用第二制御バルブ17
は、パイロット室17aにパイロット圧が供給されてい
ない状態では、ブームシリンダ9に圧油を供給しない中
立位置Nに位置しているが、パイロット室17aにパイ
ロット圧が供給されることにより、第二メインポンプ2
からの圧油をブームシリンダ9の伸長側油室9aに供給
する圧油供給位置Xに切換るように設定されている。つ
まり、ブーム用操作具21を上昇側に操作したとき、ブ
ームシリンダ9には、ブーム用第一制御バルブ16を経
由して第一メインポンプ1の圧油が供給されると共に、
ブーム用第二制御バルブ17を経由して第二メインポン
プ2の圧油が供給されることになり、而して素早く力強
いブームの上昇作動を行えるようになっている。
【0012】尚、前記左右の走行用、旋回用、バケット
用、アーム用第一、アーム用第二の各制御バルブ11
L、11R、12〜15も、操作具操作に基づいて各パ
イロットバルブ(図示せず)から出力されるパイロット
圧により作動する構成となっているが、その説明は省略
する。また、図1中、25は油圧ショベルの行う作業内
容等に対応して、第一、第二メインポンプ1、2の圧油
を合流させることができる合流バルブである。
【0013】叙述の如く構成されたものにおいて、ブー
ム用第一制御バルブ16の伸長側パイロット室16a
と、ブーム用第二制御バルブ17のパイロット室17a
は、共にブーム用伸長側パイロットバルブ20Aから出
力されたパイロット圧が供給されるが、この場合、前記
パイロット室16a、17a同志は、コントロールバル
ブユニット10内に形成されたパイロット油路24によ
り連結されている。そして、前記ブーム用伸長側パイロ
ットバルブ20Aから出力されたパイロット圧は、前述
したように、油圧ホース22Aを介してコントロールバ
ルブユニット10のブーム用伸長側パイロットポート2
3Aに入力され、該ブーム用伸長側パイロットポート2
3Aからブーム用第一制御バルブ16の伸長側パイロッ
ト室16aに供給されると共に、該伸長側パイロット室
16aから前記パイロット油路24を経由してブーム用
第二制御バルブ17のパイロット室17aに供給される
ことになる。
【0014】この結果、従来のもののようにブーム用伸
長側パイロットバルブ20Aからの油圧ホース22Aを
途中で分岐する必要がなくなって、油圧ホースの点数を
削減できると共に、分岐金具も必要なく、また分岐部の
組付作業も不要になって、ブーム用伸長側パイロットバ
ルブ20Aからコントロールバルブユニット10に至る
配管の簡略化、コストダウンに寄与できる。
【0015】尚、本発明は上記実施例に限定されないこ
とは勿論であって、本発明は、一つのパイロットバルブ
から出力されるパイロット圧により作動する複数のバル
ブが組込まれた種々のバルブユニットに、適宜実施する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベルの油圧回路図である。
【図2】コントロールバルブユニットへのパイロット圧
供給を示す図である。
【図3】従来例を示す油圧回路図である。
【図4】従来例を示すコントロールバルブユニットへの
パイロット圧供給を示す図である。
【符号の説明】
9 ブームシリンダ 10 コントロールバルブユニット 16 ブーム用第一制御バルブ 16a 伸長側パイロット室 17 ブーム用第二制御バルブ 17a パイロット室 20A ブーム用伸長側パイロットバルブ 24 パイロット油路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 圭吾 埼玉県浦和市辻8−7−24 カヤバ工業株 式会社内 Fターム(参考) 3H089 BB27 CC01 CC11 DA02 DB47 DB49 EE15 EE22 GG02 HH05 HH16 JJ02

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのパイロットバルブから出力される
    パイロット圧により作動する複数のバルブが組込まれた
    バルブユニットにおいて、該バルブユニット内に、前記
    複数のバルブのパイロット室同志を連結するパイロット
    油路を形成したことを特徴とするバルブ構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、一つのパイロットバ
    ルブから出力されるパイロット圧により作動する複数の
    バルブは、油圧ショベルに設けられるブームシリンダへ
    の圧油供給制御を行う制御バルブであることを特徴とす
    るバルブ構造。
JP2000032129A 2000-02-09 2000-02-09 バルブ構造 Withdrawn JP2001221203A (ja)

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Effective date: 20070501