JP2001219452A - ディスク基板の成形用型締装置 - Google Patents

ディスク基板の成形用型締装置

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JP2001219452A
JP2001219452A JP2000029992A JP2000029992A JP2001219452A JP 2001219452 A JP2001219452 A JP 2001219452A JP 2000029992 A JP2000029992 A JP 2000029992A JP 2000029992 A JP2000029992 A JP 2000029992A JP 2001219452 A JP2001219452 A JP 2001219452A
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electromagnet
movable
disk substrate
linear motor
mold
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Ryoji Takashi
了治 高士
Takashi Shinoda
隆志 篠田
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Meiki Seisakusho KK
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    • B29C2045/1793Machine parts driven by an electric motor, e.g. electric servomotor by an electric linear motor

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスク基板の成形用型締装置において、デ
ィスク成形品の品質と成形作動の安定性を十分に確保し
つつ、ディスク基板中央穴を打抜成形するポンチカッタ
の駆動手段と、ディスク基板の成形品を離型させるエジ
ェクタの駆動手段とを、共に電動化すること。 【解決手段】 ディスク基板の成形用型締装置におい
て、ポンチカッタの駆動手段として電磁石式アクチュエ
ータ28を採用する一方、エジェクタの駆動手段として
リニアモータ式アクチュエータ30を採用した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、光ディスクや磁気ディスク等に
用いられるディスク基板の成形用の型締装置に係り、特
に駆動手段の電動化が有利に実現され得る、新規な構造
を有するディスク基板成形用型締装置に関するものであ
る。
【0002】
【背景技術】一般に、光ディスクや磁気ディスク等に用
いられるディスク基板は、射出成形によって製造されて
いる。即ち、ディスク基板の成形は、先ず、型締装置の
固定盤と可動盤に装着した固定型と可動型を型合わせす
ることによって形成された成形キャビティに所定の樹脂
材料を射出充填し、冷却,固化せしめると共に、可動盤
に装着されたポンチカッタでディスク中央穴を打抜形成
した後、固定型と可動型を型開きし、更に、可動盤に装
着されたエジェクタで成形品を可動型から離型させて取
り出すことによって行われる。
【0003】ところで、このようなディスク基板の成形
に用いられる型締装置においては、可動盤を固定盤に対
して接近/離隔方向に移動せしめる駆動手段の他、ポン
チカッタやエジェクタを作動させるための駆動手段が必
要とされる。そして、それらの駆動手段としては、何れ
も、油圧シリンダ式の駆動手段を採用したものと、電動
式の駆動手段を採用したものが提案されているが、特
に、成形品の近くに配設されるポンチカッタやエジェク
タの駆動手段においては、省エネ性や応答性だけでな
く、クリーン性などの点から電動式の駆動手段とするこ
とが望ましい。
【0004】ところが、従来の電動式駆動手段は、一般
に、サーボモータの回転駆動力をボールネジとベルト等
を介してポンチカッタやエジェクタに伝達する構造とさ
れていることから、構成部品点数が多くなり、構造が複
雑で組付作業性が悪い等という問題があった。しかも、
作動時には、ボールネジ等の機械的な作動音が発生する
ことから、作業環境の騒音が避けられないという問題も
あったのである。
【0005】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、ポンチカッタやエジェクタを作動せしめる
電動式の駆動手段を、簡単な構造で実現せしめ得る、新
規な構造のディスク基板成形用の型締装置を提供するこ
とにある。
【0006】また、本発明は、ポンチカッタやエジェク
タの作動時における機械的な作動音の発生が可及的に軽
減乃至は防止され得る、新規な構造のディスク基板成形
用の型締装置を提供することも、目的とする。
【0007】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様で採用される各構成要素は、何れも、可能な限り任
意の組み合わせで採用することが出来る。また、本発明
の態様および技術的特徴は、以下に記載のものに限定さ
れることなく、明細書全体および図面に記載され、或い
はそれらの記載から当業者が把握することの出来る発明
思想に基づいて認識されるものであることが理解される
べきである。
【0008】すなわち、本発明の特徴とするところは、
固定型が装着される固定盤に対して、可動型が装着され
る可動盤を接近/離隔方向に変位可能に配設し、それら
固定型と可動型によってディスクの成形キャビティを形
成する一方、前記可動盤に、該ディスク成形キャビティ
内で成形されたディスク基板の中央穴を打ち抜くポンチ
カッタを駆動するカッタ駆動手段と、該ディスク成形キ
ャビティ内で成形されたディスク基板を離型せしめて突
き出すエジェクタを駆動するエジェクタ駆動手段とを、
設けてなるディスク成形用型締装置において、前記カッ
タ駆動手段として電磁石を採用すると共に、前記エジェ
クタ駆動手段としてリニアモータを採用したことにあ
る。
【0009】このような本発明に従う構造とされたディ
スク成形用型締装置においては、カッタ駆動手段とエジ
ェクタ駆動手段が、何れも、電気式アクチュエータによ
って構成されることから、従来の油圧式のアクチュエー
タを採用した構造のものに比して、省エネ性や応答性お
よびクリーン性等が何れも向上され得る。また、電気式
アクチュエータの中でも特に、電磁石とリニアモータを
採用したことにより、従来の電動モータ式を採用した構
造のものに比して、駆動力伝達経路上での部材間の当接
部や滑動部における機械的作動音が軽減されて、作業環
境における騒音が低減されるといった利点もある。
【0010】特に、本発明においては、エジェクタやポ
ンチカッタのように作動ストロークの小さい作動部材に
対して、その駆動手段として電磁石とリニアモータを組
合せて採用したことに加えて、エジェクタとポンチカッ
タの両者の作動特性を十分に考慮して、ポンチカッタの
駆動手段として電磁石を採用すると共に、エジェクタの
駆動手段としてリニアモータを採用したことに大きな特
徴を有するのであり、それによって、ポンチカッタにお
いて、ディスク基板の中央穴を大きな打抜力で確実に打
抜形成することが出来ると共に、エジェクタにおいて、
成形されたディスク基板を成形型から十分なストローク
で離型させて取り出すことが可能となるのである。
【0011】なお、本発明において採用される電磁石や
リニアモータの具体的構造は特に限定されるものでな
く、採用される成形樹脂の材質や成形条件等を考慮し
て、十分な駆動力と作動ストロークが得られるように設
定される。例えば、電磁石としては、大きな駆動力を得
るために、空芯型よりも鉄心などのヨーク部材を備えた
構造のものが望ましい。また、電磁石とリニアモータ
は、単数でも複数でも良く、電磁石或いはリニアモータ
を型開閉方向に対して並列的に複数設けることにより、
小型の電磁石やリニアモータで大きな駆動力を得ること
が可能となると共に、駆動力の作用点を複数設定して作
動の安定化を図ることも可能となる。また、リニアモー
タを型開閉方向に対して直列的に複数設けることによ
り、作動ストロークの増大を図ることも可能である。
【0012】さらに、本発明においては、電磁石を冷却
する水冷式の冷却手段が、有利に採用され得る。このよ
うな冷却手段を採用することにより、電磁石への通電に
よって生ぜしめられるジュール熱に起因する樹脂材の材
質や、電磁石による発生駆動力等への悪影響が軽減乃至
は回避されて、安定した作動が図られ得るのであり、ま
た、より大きなパワーの電磁石を採用することも可能と
なる。なお、冷却手段の具体的構造は限定されるもので
ないが、例えば、内部に冷却水の通路を備えた電熱性に
優れた冷却板を、電磁石のヨーク部材に重ね合わせて配
設すること等によって、有利に実現される。
【0013】また、本発明においては、電磁石およびリ
ニアモータに通電される電流値を調節する通電制御手段
を設けることが望ましい。かかる通電制御手段で電磁石
への通電電流を調節することにより、例えば、採用され
る樹脂材や成形条件に応じてポンチカッタの駆動力を調
節して、ディスク基板における中央穴を、バリ等のない
高精度な形状で、且つ確実に形成することが可能とな
る。また、かかる通電制御手段でリニアモータモータへ
の通電電流を調節することにより、例えば、採用される
樹脂材や成形材料等に応じてリニアモータの駆動力を調
節して、成形品の離型時における品質低下を軽減乃至は
回避することが可能となる。
【0014】更にまた、本発明において、電磁石やリニ
アモータの具体的な配設形態等は、何等限定されるもの
でないが、例えば、可動盤における可動型の装着面と反
対側に、電磁石とリニアモータをそれぞれ固定的に装着
すると共に、リニアモータの出力ロッドを、電磁石を貫
通して挿通配置した構造が、好適に採用される。そし
て、このような電磁石とリニアモータの配設構造を採用
すれば、電磁石とリニアモータのそれぞれの駆動力の伝
達系が簡単な構造で実現され得る。
【0015】また、かくの如き電磁石とリニアモータの
配設構造を採用するに際しては、電磁石の出力部材をス
リーブ形状として、可動盤の板厚方向に移動可能に挿通
配置すると共に、リニアモータの出力ロッドを、該出力
部材の内部に挿通配置せしめた構成が、有利に採用され
得る。このような電磁石とリニアモータの配設構造を採
用すれば、電磁石の出力部材とリニアモータの出力部材
が同心的に配設されることから、それら両出力部材のコ
ンパクト化によるスペース効率の向上が達成され得るの
であり、また、ディスク基板に対するエジェクタ作用力
を、ディスク基板に対して偏心しない位置に有利に及ぼ
すことが可能となる。なお、例えば、リニアモータの出
力ロッドの周囲に複数個の電磁石を配設しても良い。
【0016】さらに、本発明においては、固定型と可動
型の間に型開閉力や型締力を及ぼす駆動手段として、油
圧シリンダ等を採用することも可能であるが、好適に
は、固定型に対する可動型の接近/離隔方向への駆動手
段として電動モータが採用される。そして、このように
型開閉や型締力を得るための駆動手段として、電気モー
タを採用すれば、省エネ性や応答性およびクリーン性な
どの、本発明に基づく上述の如き効果が一層有利に図ら
れ得る。なお、電動モータの出力を可動型に対して型開
閉力や型締力として及ぼす駆動機構としては、トグル機
構やボールねじ機構など、従来から公知の各種の機構
が、何れも、適宜に採用可能である。
【0017】
【発明の実施形態】以下、本発明を更に具体的に明らか
にするために、本発明の実施形態について、説明する。
【0018】先ず、図1には、本発明の一実施形態とし
ての型締装置が示されている。かかる型締装置は、図示
しないベース上にそれぞれ固定されて所定距離を隔てて
対向配置された固定盤10と支持板(図示せず)を備え
ていると共に、それら固定盤10と支持板の対向面間に
は、可動盤12が配設されており、かかる可動盤12
が、固定盤10と支持板の間に跨がって張設された複数
本のタイロッド14で案内されることにより、固定盤1
0に対して接近/離隔方向に変位可能とされている。ま
た、固定盤10の可動盤12に対する対向面には、固定
金型16が固定的に取り付けられていると共に、可動盤
12の固定盤10に対する対向面には、可動金型18が
固定的に取り付けられている。
【0019】そして、固定盤10に可動盤12が接近変
位せしめられて、固定金型16と可動金型18が型合わ
せされることにより、図2に示されているように、それ
ら固定金型16と可動金型18の型合わせ面間に、ディ
スク基板の成形キャビティ20が形成されるようになっ
ている。而して、かかる成形キャビティ20に対して、
固定金型16にノズルタッチされた図示しない射出装置
により、固定金型16のスプルを通じて溶融樹脂を射出
充填せしめて、冷却,固化することにより、目的とする
ディスク基板を成形するようになっている。なお、図示
はされていないが、支持板と可動盤12の間には、可動
盤12を固定盤10に対して接近/離隔方向に駆動する
型開閉用アクチュエータが設けられており、この型開閉
用アクチュエータによって、固定盤10と可動盤12の
間に型開閉および型締め用の駆動力が及ぼされるように
なっている。また、かかる型開閉用アクチュエータとし
ては、各種の油圧シリンダ式駆動機構が採用可能であ
り、より好適には各種の電動モータ式駆動機構が採用さ
れ得るが、これらは何れも公知の各種構造のものがその
まま採用されることから、詳細な説明を省略する。
【0020】さらに、上述の如くして成形キャビティ2
0に樹脂材料を射出充填してディスク基板を成形する
際、可動金型18に組み付けられたポンチカッタとして
のカッタスリーブ22を成形キャビティ20内に突出さ
せて、固定金型16の雌カッタ24に嵌入させることに
より、ディスク基板の中央を打ち抜いて中央穴を形成す
るようになっている。更に、成形キャビティ20に充填
した樹脂材料を冷却固化せしめてディスク基板を成形し
た後、可動盤12を固定盤10から離間させて型開きし
て、可動金型18に組み付けられたエジェクタとしての
エジェクタスリーブ26を可動金型18のキャビティ形
成面上に突出させて、可動金型18に張り付いたディス
ク基板を突き出して離型させることにより、成形された
ディスク基板を取り出すようになっている。また、本実
施形態では、エジェクタスリーブ26が、カッタスリー
ブ22に外挿されて組み付けられていると共に、カッタ
スリーブ22の中心孔にはエジェクタピン27が挿通配
置されており、ディスク基板の離型時に該エジェクタピ
ン27を可動金型18のキャビティ形成面上に突出させ
ることにより、ディスク基板の中央孔の打抜部分やスプ
ル部分を離型するようになっている。なお、これらカッ
タスリーブ22やエジェクタスリーブ26およびエジェ
クタピン27などの金型構造は、例えば特開平5−22
0778号公報等に記載された従来から公知のものであ
り、本発明において限定的に解釈されるものでなく、公
知の構造が何れも適宜に採用可能であることから、詳細
な説明を省略する。
【0021】ここにおいて、本実施形態の型締装置にお
いては、上記のカッタスリーブ22を突出作動させるカ
ッタ駆動手段としての電磁石式アクチュエータ28と、
エジェクタスリーブ26およびエジェクタピン27を突
出作動させるエジェクタ駆動手段としてのリニアモータ
式アクチュエータ30を備えており、カッタスリーブ2
2とエジェクタスリーブ26が、何れも、電気式のアク
チュエータ28,30で作動せしめられるようになって
いる。
【0022】先ず、電磁石式アクチュエータ28につい
て説明する。即ち、可動盤12の背面、即ち固定盤10
との対向面と反対側の面には、冷却板32を介して、電
磁石ユニット34が重ね合わされており、これら冷却板
32と電磁石ユニット34が、可動盤12に対してボル
ト固定されている。かかる電磁石ユニット34は、図3
及び図4に詳細が示されているように、軟鉄等の強磁性
材で形成された略矩形平板形状の基板36を備えてい
る。また、この基板36は、中央部分に円形の中心孔3
8を有していると共に、該中心孔38の周りには、可動
盤12と反対側に向かって突出する略台形状の鉄心部4
0が、周方向に所定間隔を隔てて10個配設されてお
り、それぞれ、固定ボルト42で基板36に固設されて
いる。これらの鉄心部40は、基板36と同様な強磁性
材で形成されており、また、各鉄心部40の周囲には、
環状のコイル44が外挿状態で固定的に装着されてい
る。そして、このような構造とされた電磁石ユニット3
4においては、各コイル44に通電することにより、各
鉄心部40の突出先端面が磁極面となる電磁石を構成す
るようになっている。
【0023】また、冷却板32は、電磁石ユニット34
の基板36と略同一の平板形状を有しており、伝熱性に
優れた鉄系金属等によって形成されている。更に、かか
る冷却板32には、図5に示されているように、基板3
6と同様に、中央部分に円形の中心孔46が形成されて
いると共に、この中心孔の周りには、三辺方向にそれぞ
れ直線的に延びる通孔48が形成されており、各通孔4
8の端部が相互に接続連通されることによって、全体と
して、通孔48の周りをコ字状に延びる通水路50が形
成されている。そして、この通水路50の一方の開口端
52に給水パイプを接続すると共に、他方の開口端54
に排水パイプを接続して、冷却水を循環させることによ
り、冷却板32が水冷されるようになっている。
【0024】そして、かかる冷却板32が、可動盤12
の背面に固設されると共に、この冷却板32の背面に、
電磁石ユニット34を構成する基板36の平坦な底面が
略密接状態で重ね合わされており、それによって、基板
36が冷却板32で冷却されるようになっているのであ
る。
【0025】さらに、電磁石ユニット34の背後、即ち
冷却板32と反対側には、軟鉄等の強磁性材で形成され
た可動板56が配設されている。この可動板56は、電
磁石ユニット34の基板36と略同一の平面形状の平板
構造を有しており、電磁石ユニット34のコイル44へ
の通電時に、該電磁石ユニット34に生ぜしめられる磁
力が及ぼされて、電磁石ユニット34側への吸引駆動力
が作用せしめられるようになっている。また、かかる可
動板56の中央部分には、基板36の中心孔38よりも
所定寸法だけ小径の挿通孔58が貫設されていると共
に、可動板56の前面、即ち可動盤12側の面には、可
動盤12側に向かって中心軸上で突出するカッタ駆動ス
リーブ60がボルト固定されている。このカッタ駆動ス
リーブ60は、基板36の挿通孔58よりも小さな外径
寸法と、可動板56の挿通孔58と略同一の内径寸法を
有していると共に、冷却板32と電磁石ユニット34の
基板36との重ね合わせ寸法よりも十分に大きな軸方向
長さを有している。そして、かかるカッタ駆動スリーブ
60は、冷却板32と電磁石ユニット34の基板36の
各中心孔46,38を貫通して突出し、可動盤12の中
央に形成された貫通孔62にまで延び出して、該貫通孔
62に内挿配置されている。なお、可動盤12の貫通孔
62には、摺動スリーブ64,64が配されており、こ
れらの摺動スリーブ64,64によって、カッタ駆動ス
リーブ60が軸方向で往復移動可能に支持されている。
【0026】また、カッタ駆動スリーブ60には、コイ
ルスプリング66が外挿されており、該コイルスプリン
グ66が、可動板56と可動盤12の対向面間に圧縮状
態で配設されている。更に、可動板56は、電磁石ユニ
ット34から離隔する方向の変位量が、図示しない変位
規制部材で制限されるようになっており、コイルスプリ
ング66で及ぼされる付勢力によって、かかる可動板5
6が、変位量規制部材で制限された初期位置としての離
隔側変位端に弾性的に保持されるようになっている。そ
して、電磁石ユニット34への通電時に、電磁石ユニッ
ト34から可動板56に及ぼされる磁気吸引力により、
可動板56が、コイルスプリング66の付勢力に抗し
て、電磁石ユニット34側に駆動されるようになってい
るのであり、以て、可動板56に固設されたカッタ駆動
スリーブ60が軸方向前方(可動金型18側)に突出駆
動せしめられて、可動金型18に組み込まれたカッタス
リーブ22を軸方向で成形キャビティ20側に突出作動
させることにより、成形キャビティ20で成形されたデ
ィスク基板の中央穴の打抜作動を行わせるようになって
いる。また、電磁石ユニット34のコイル44に給電さ
れる電流値は、制御装置65によって調節,制御可能と
されており、樹脂材料や成形条件等に応じて、ディスク
中央穴の打抜不良に起因する品質低下が回避されるよう
に、スプル部分に及ぼされる打抜力が設定されるように
なっている。
【0027】なお、可動板56の離隔側変位端は、電磁
石ユニット34の磁力が十分に及ぼされるように、ディ
スク基板の中央穴の打ち抜きに必要なストロークを考慮
して、電磁石ユニット34への吸着位置から離隔方向に
5mm程度、或いはそれ以下に設定されることが望まし
い。また、電磁石式アクチュエータ28は、そのコイル
への通電を解除することにより、可動板56、延いては
カッタ駆動スリーブ60が、引込位置に復帰されるよう
になっており、かかるカッタ駆動スリーブ60が引込作
動せしめられた際には、可動金型18に組み込まれたカ
ッタスリーブ22が、内装されたコイルスプリング66
の付勢力によって、突き出し前の初期位置に復帰される
ようになっている。
【0028】更にまた、可動盤12の背後には、所定幅
の門形状を有する支持ブラケット68が、上述の如き構
造とされた電磁石式アクチュエータ28と別体形成され
て、電磁石式アクチュエータ28を跨ぐようにして固設
されている。この支持ブラケット68は、可動板56の
背後に略平行に配設された支持板70を有しており、こ
の支持板70によって、リニアモータ式アクチュエータ
30を構成するリニアモータ本体72が、固定的に支持
されている。リニアモータ式アクチュエータ30の構造
や作動原理は、従来から公知であることから詳述しない
が、リニアモータ本体72にはコイル等が組み付けられ
ていると共に、リニアモータ本体72の中心軸方向に移
動可能に組み込まれた出力ロッド74を備えており、リ
ニアモータ本体72のコイルへの通電によって、出力ロ
ッド74に対して、中心軸方向の往復駆動力が及ぼされ
て、出力ロッド74が中心軸方向に駆動されるようにな
っている。
【0029】そして、このリニアモータ式アクチュエー
タ30の出力ロッド74が、支持板70に形成された挿
通孔76を貫通して、電磁石式アクチュエータ28を構
成する可動板56に固設されたカッタ駆動スリーブ60
の内部に差し込まれて、カッタ駆動スリーブ60の中心
軸上で軸方向に移動可能に配設されている。なお、カッ
タスリーブ60の内周面には、摺動スリーブ78,78
が配されており、これらの摺動スリーブ78,78によ
って、出力ロッド74が軸方向で往復移動可能に支持さ
れている。また、出力ロッド74の突出先端部には、エ
ジェクタ駆動ロッド80が固着されており、このエジェ
クタ駆動ロッド80が、カッタ駆動スリーブ60の開口
部に臨まされている。
【0030】而して、リニアモータ式アクチュエータ3
0への通電によって、出力ロッド74の先端部に固設さ
れたエジェクタ駆動ロッド80を軸方向前方(可動金型
18側)に突出駆動せしめて、可動金型18に組み込ま
れたエジェクタスリーブ26とエジェクタピン27を軸
方向で成形キャビティ20側に突出作動させることによ
り、成形キャビティ20で成形されたディスク基板と、
予め打ち抜かれたディスク中央穴のスプル部分を、それ
ぞれ、可動金型18のキャビティ形成面から突き離して
離型作動を行わせるようになっている。なお、リニアモ
ータ式アクチュエータ30の出力ロッド74の作動スト
ロークは、ディスク基板とスプル部分が安定して離型さ
れるように、一般に5mm以上、好ましくは10mm程度に
設定されることが望ましい。また、リニアモータ式アク
チュエータ30に給電される電流値は、制御装置65に
よって調節,制御可能とされており、樹脂材料や成形条
件等に応じて、離型不良に起因する品質低下が回避され
るように、ディスク成形品に及ぼされる離型力が設定さ
れるようになっている。
【0031】また、本実施形態では、エジェクタ駆動ロ
ッド80の先端面に段差部が設けられて、ディスク基板
に離型力を及ぼすエジェクタスリーブ26に当接せしめ
られる外周部分よりも、スプル部分に離型力を及ぼすエ
ジェクタピン27に当接せしめられる中央部分が軸方向
に所定量だけ突出せしめられており、ディスク基板がス
プル部分より僅かに遅れて離型されることによって、デ
ィスク基板とスプル部分の絡まりが回避されるようにな
っている。
【0032】更にまた、リニアモータ式アクチュエータ
30は、そのコイルへの通電方向を制御することによ
り、出力ロッド74、延いてはエジェクタ駆動ロッド8
0を往復作動させることができるようになっている。更
に、エジェクタ駆動ロッド80が引込作動せしめられた
際には、可動金型18に組み込まれたエジェクタスリー
ブ26とエジェクタピン27が、何れも、内装されたコ
イルスプリング82の付勢力によって、突き出し前の初
期位置に復帰されるようになっている。
【0033】上述の如き構造とされた型締装置において
は、エジェクタスリーブ26およびエジェクタピン27
の駆動手段と、カッタ駆動スリーブ60の駆動手段と
が、何れも電動タイプである電磁石式アクチュエータ2
8とリニアモータ式アクチュエータ30によって構成さ
れていることから、従来の油圧シリンダ式の駆動手段を
有するものに比して、省エネ性や応答性およびクリーン
性が向上され得るのである。
【0034】しかも、直線的な出力方向を直接に得るこ
との出来る電磁石式アクチュエータ28とリニアモータ
式アクチュエータ30を採用したことにより、それらア
クチュエータ28,30の出力を、エジェクタスリーブ
26およびエジェクタピン27やカッタ駆動スリーブ6
0に対して直接的に及ぼすことが出来ることから、電気
モータを採用した構造のものに比して、駆動力伝達経路
上での部材間の当接や滑動等に起因する機械的騒音が軽
減されて、作業環境の向上が図られ得るのである。
【0035】また、エジェクタスリーブ26やエジェク
タピン27の駆動手段として、リニアモータ式アクチュ
エータ30を採用したことにより、離型性のために要求
される程度のストロークを確保して、ディスク成形品と
スプル部分を安定して離型させることが出来るのであ
る。また一方、カッタスリーブ22の駆動手段として、
電磁石式アクチュエータ28を採用したことにより、デ
ィスク中央穴の打抜きのために要求される程度の駆動力
を確保して、ディスク中央穴を安定して打抜形成するこ
とが出来るのである。特に、ディスク中央穴の打ち抜き
に際しては、打抜開始から打抜完了に近づくほど、スプ
ル部分の樹脂の圧縮圧力の増大等に起因して、大きな駆
動力が要求されることとなるが、電磁石式アクチュエー
タ28においては、可動板56と電磁石ユニット34の
磁極面との対向面間距離が小さくなる程、磁気吸引力に
よる駆動力が非線形的に増大することから、有効な打抜
駆動力を得ることが可能となる。
【0036】さらに、本実施形態では、リニアモータ式
アクチュエータ30の出力ロッド74の周りに、複数の
電磁石(40,44)を配設して電磁石ユニット34を
構成したことにより、大きな出力を持ったリニアモータ
式アクチュエータ30と電磁石式アクチュエータ28
を、優れたスペース効率で配設することが出来るという
効果もある。加えて、電磁石式アクチュエータ28のカ
ッタ駆動スリーブ60中空筒体構造として、リニアモー
タ式アクチュエータ30の出力ロッド70に外挿配置せ
しめたことにより、それら電磁石式アクチュエータ28
とリニアモータ式アクチュエータ30の各駆動力の伝達
系も、コンパクトに構成し得たのである。
【0037】さらに、本実施形態の型締装置において
は、電磁石式アクチュエータ28の基板36に重ね合わ
せて水冷式の冷却板32が配設されていることから、電
磁石式アクチュエータ28への通電発熱が有利に軽減さ
れ得るのであり、長時間に亘る連続成形に際しても、十
分に大きな駆動力を安定して得ることが出来、それによ
って連続成形作動の安定化も実現され得ることとなる。
【0038】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、か
かる実施形態における具体的な記載によって、何等、限
定的に解釈されるものでない。
【0039】例えば、特公平7−33043号公報等に
記載されているように、固定金型16と可動金型18の
型合わせ面間に複数のディスク成形キャビティを形成す
る場合にも、本発明は同様に適用可能である。また、そ
の場合には、各ディスク成形キャビティに対応する位置
に電磁石式アクチュエータ28とリニアモータ式アクチ
ュエータ30をそれぞれ装着する他、各一つの電磁石式
アクチュエータ28とリニアモータ式アクチュエータ3
0によって、複数の成形キャビティの形成部位にそれぞ
れ設けられた複数のカッタスリーブ22やエジェクタス
リーブ26等を駆動させることも可能である。
【0040】また、固定金型16と可動金型18の型合
わせ面間に単一のディスク成形キャビティを形成する場
合でも、電磁石式アクチュエータ28或いはリニアモー
タ式アクチュエータ30を複数設けることも可能であ
る。なお、リニアモータ式アクチュエータ30を複数設
ける場合には、両金型16,18の中心軸の周囲に配設
した複数のリニアモータ式アクチュエータ30の各出力
ロッド74を相互に連結する合力部材を設けて、該合力
部材を介して、複数のリニアモータ式アクチュエータ3
0の駆動力をエジェクタスリーブ26等に及ぼすことが
望ましい。また、電磁石式アクチュエータを複数設ける
場合には、例えば、それらの電磁石式アクチュエータを
軸方向に重ね合わせるようにして多段に配設することが
望ましい。その一具体例を、図6に示す。なお、かかる
図6においては、その理解を容易とするために、前記実
施形態と同様な構造とされた部材および部位に対して、
それぞれ、前記実施形態と同一の符号を付しておく。
【0041】すなわち、図6に示された具体例において
は、前記実施形態における電磁石式アクチュエータ28
の後方(可動盤12と反対側)に第二の電磁石式アクチ
ュエータ90が配設されている。この第二の電磁石式ア
クチュエータ90は、電磁石式アクチュエータ28と同
様、第二の冷却板92と第二の電磁石ユニット94およ
び第二の可動板104から構成されており、更に第二の
電磁石ユニット94は、コイル96が巻回された複数個
の鉄心部98を有する第二の基板100によって構成さ
れている。そして、第二の冷却板92と第二の基板10
0は、互いに密接状態で重ね合わされて、可動盤12上
に立設された四本のロッド状の支持ブラケット102で
四隅部分を固定的に支持されることにより、電磁石式ア
クチュエータ28を構成する電磁石ユニット34の後方
に所定距離だけ離間して配設されており、電磁石式アク
チュエータ28の電磁石ユニット34と第二の電磁石式
アクチュエータ90の第二の冷却板92の間に、電磁石
ユニット34の磁気吸引力が及ぼされる可動板56が配
設されている。更に、第二の電磁石式アクチュエータ9
0の後方に配設されて、第二の電磁石ユニット94に対
向配置された第二の可動板104は、第二の冷却板92
と第二の電磁石ユニット94の各中心孔106,108
を貫通して延びる厚肉筒状の連結部材110によって、
電磁石式アクチュエータ28の磁気吸引力が及ぼされる
可動板56と一体的に連結されている。このような構造
とされた本具体例における電磁石式アクチュエータにお
いては、二つの電磁石式アクチュエータ28,90によ
る磁気吸引力の合力が、カッタ駆動スリーブ60に対し
て軸方向駆動力として及ぼされ得るのであり、それによ
って、前記実施形態の型締装置に比して、ディスク中央
穴の打ち抜きのための駆動力を一層有利に得ることが出
来るのである。また、本具体例の構造を採用すれば、通
電する電磁石式アクチュエータ28,90の数を1つま
たは2つに切り換えることによっても、カッタ駆動スリ
ーブ60の駆動力を変更することが出来ることから、デ
ィスク中央穴の打ち抜きのための駆動力をより広い範囲
で調節することが可能となる。
【0042】更にまた、電磁石式アクチュエータ28に
おいて、可動板56を可動盤12に固定せしめて、電磁
石ユニット34側を変位させることも可能である。ま
た、リニアモータ式アクチュエータ30において、出力
ロッド74を可動盤12に固定せしめて、リニアモータ
本体72側を変位させることも可能である。
【0043】また、カッタスリーブ22やエジェクタス
リーブ26およびエジェクタピン27等の具体的な構造
や作動形態は、何等、限定されるものでないことは、言
うまでもない。
【0044】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて種々なる変更,修正,改良等を
加えた態様において実施され得るものであり、また、そ
のような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限り、
何れも、本発明の範囲内に含まれるものであることは、
言うまでもない。
【0045】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされたディスク成形用型締装置において
は、ディスク成形品における安定した中央穴の打抜加工
性と、ディスク成形品の安定した離型性とを、何れも十
分に確保しつつ、ディスク中央穴を打抜形成するカッタ
駆動手段と、ディスク成形品を離型させるエジェクタ駆
動手段を、何れも、電気式のアクチュエータによって構
成せしめ得たのであり、それによって、油圧式のアクチ
ュエータを採用した構造のものに比して、省エネ性や応
答性およびクリーン性等が何れも向上され得ると共に、
電動モータ式のアクチュエータを採用した構造のものに
比して、作業環境における騒音の低減効果が達成され得
るのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としてのディスク成形用型
締装置の要部を示す一部切欠き正面図である。
【図2】図1に示された型締装置の一部を拡大して示す
縦断面説明図である。
【図3】図1に示された型締装置に採用されている電磁
石ユニットを示す正面図である。
【図4】図3におけるIV−IV断面図である。
【図5】図1に示された型締装置に採用されている冷却
板を示す正面図である。
【図6】本発明において好適に採用される電磁石式アク
チュエータの別の具体例の要部を示す縦断面説明図であ
る。
【符号の説明】
10 固定盤 12 可動盤 16 固定金型 18 可動金型 20 成形キャビティ 22 カッタスリーブ 26 エジェクタスリーブ 27 エジェクタピン 28 電磁石式アクチュエータ 30 リニアモータ式アクチュエータ 60 カッタ駆動スリーブ 80 エジェクタ駆動ロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 33/00 H02K 33/00 A // B29C 45/72 B29C 45/72 B29L 17:00 B29L 17:00 Fターム(参考) 4F202 AG28 AH38 AH79 AR16 CA11 CB01 CL22 CL40 CL50 CM02 CN05 CN13 4F206 AG28 AH38 AH79 AR16 JA07 JM02 JM06 JN25 JN32 JN41 JQ83 JT05 JT06 JT07 JT32 JT40 5D112 AA02 AA24 BA10 5D121 AA02 DD05 DD17 5H633 BB07 BB09 BB10 GG03 GG04 GG08 GG15 HH15 JA02 JB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定型が装着される固定盤に対して、可
    動型が装着される可動盤を接近/離隔方向に変位可能に
    配設し、それら固定型と可動型によってディスクの成形
    キャビティを形成する一方、前記可動盤に、該ディスク
    成形キャビティ内で成形されたディスク基板の中央穴を
    打ち抜くポンチカッタを駆動するカッタ駆動手段と、該
    ディスク成形キャビティ内で成形されたディスク基板を
    離型せしめて突き出すエジェクタを駆動するエジェクタ
    駆動手段とを、設けてなるディスク成形用型締装置にお
    いて、 前記カッタ駆動手段として電磁石を採用すると共に、前
    記エジェクタ駆動手段としてリニアモータを採用したこ
    とを特徴とするディスク基板の成形用型締装置。
  2. 【請求項2】 前記電磁石を冷却する水冷式の冷却手段
    を設けた請求項1に記載のディスク基板の成形用型締装
    置。
  3. 【請求項3】 前記電磁石および前記リニアモータに通
    電される電流値を調節する通電制御手段を設けた請求項
    1又は2に記載のディスク基板の成形用型締装置。
  4. 【請求項4】 前記可動盤における前記可動型の装着面
    と反対側に、前記電磁石と前記リニアモータをそれぞれ
    固定的に装着すると共に、該リニアモータの出力ロッド
    を、該電磁石を貫通して挿通配置した請求項1乃至3の
    何れかに記載のディスク基板の成形用型締装置。
  5. 【請求項5】 前記電磁石の出力部材をスリーブ形状と
    して、前記可動盤の板厚方向に移動可能に挿通配置する
    と共に、前記リニアモータの出力ロッドを、該出力部材
    の内部に挿通配置せしめた請求項4に記載のディスク基
    板の成形用型締装置。
  6. 【請求項6】 前記固定型に対する前記可動型の接近/
    離隔方向への駆動手段として電動モータを採用した請求
    項1乃至5の何れかに記載のディスク基板の成形用型締
    装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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