JP2001218245A - 無線基地局 - Google Patents

無線基地局

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JP2001218245A
JP2001218245A JP2000025768A JP2000025768A JP2001218245A JP 2001218245 A JP2001218245 A JP 2001218245A JP 2000025768 A JP2000025768 A JP 2000025768A JP 2000025768 A JP2000025768 A JP 2000025768A JP 2001218245 A JP2001218245 A JP 2001218245A
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功伯留都 嶋田
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】無線リソースの有効利用を図り、保守運用コス
トの低減を図ることを目的とする。 【解決手段】 複数の無線端末a、bが接続され、複数
の無線端末a、bにマルチキャストを行う無線基地局
A,Bにおいて、無線基地局A,Bがマルチキャストを
行うか否かを、 サービスエリアの大きさ 重複したサービスエリア 周辺無線基地局のサービス状況 に基づいて、自律的に決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一情報を複数の
無線端末に同時に送信するマルチキャストのサービスを
提供する無線基地局に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の無線基地局がそれぞれサービスエ
リアをカバーしている無線通信システムにおいて、各無
線基地局のサービスエリアは、一般的に重複して設けら
れている。
【0003】一方、音楽又は映像の配信など、放送に類
似した通信アプリケーションの需要が高まっており、I
P(Internet Protocol)ネットワー
クではこのようなアプリケーションに適したプロトコル
の実証を行っている。
【0004】従って、無線アクセス通信システムにおい
ても、マルチキャストサービスをサポートすることは重
要な課題である。
【0005】マルチキャストでは同一の情報を複数の無
線端末が受信することになる。しかしながら、無線基地
局のサービスエリアは、このようなマルチキャストサー
ビスに適したエリアとして形成されていない。
【0006】例えば、複数の無線基地局が同じエリアを
カバーしてサービスを提供して輻輳回避の対策としてい
ることもしばしばある。
【0007】図9は、輻輳回避の対策として、大きなサ
ービスエリア1,2内に小さなサービスエリア3〜9を
設けた場合である。
【0008】図10は、大きなサービスエリア1とその
中に設けた小さなサービスエリア3の一部を拡大したも
のである。大きなサービスエリア1を無線基地局Bがサ
ービスし、小さなサービスエリア3を無線基地局Aがサ
ービスしている。
【0009】また、無線端末a及び無線端末bが、サー
ビスエリア3及びサービスエリア1内に存在している。
なお、無線基地局A及び無線基地局Bは、マルチキャス
トサービスを行う無線基地局とする。
【0010】図の構成において、無線端末aは、無線基
地局Aからマルチキャストサービスを受け、無線端末b
は、無線基地局Bからマルチキャストサービスを受ける
ことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】複数の無線基地局のサ
ービスエリアが重複している無線アクセス通信システム
でマルチキャストサービスを提供する場合、複数の無線
基地局が同一情報を重複エリアに同時に送信することが
発生する。
【0012】図10の構成において、無線端末aは、無
線基地局Aからマルチキャストサービスを受け、無線端
末bは、無線基地局Bからマルチキャストサービスを受
ける。
【0013】従来のものでは、無線端末aと無線端末b
とが、無線基地局Aと無線基地局Bから、同じ情報を同
時に受ける場合が生じる。
【0014】無線基地局Bからマルチキャストサービス
を受けている無線端末bと無線基地局Aからマルチキャ
ストサービスを受けている無線端末bとが、同じマルチ
キャストのグループに属し、同じ情報を受けている場
合、無線端末aは、無線基地局Aのマルチキャストサー
ビスを受ける代わりに、無線基地局Bからのマルチキャ
ストを受信することでも足りる。
【0015】無線端末aが、無線基地局Bからの信号を
受信するようにすれば、無線基地局Aはマルチキャスト
するこ必要がなくなる。
【0016】してみると、この場合、無線基地局Aと無
線基地局Bとが、同じ情報をマルチキャストすることは
必要なく、無線基地局aは、無駄なマルチキャストを行
っていることとになる。
【0017】この状態は、無線リソースが無駄に利用さ
れ、その結果、無線リソースの利用効率が低下してい
る。
【0018】また、無線基地局でサポートするサービス
内容を無線基地局毎に変える場合、従来では、計画を立
て、無線基地局毎に設定を変えるなど、主動的な手法で
行っていた。
【0019】このような主動的な手法で行うと、保守運
用の面で高いコストを要するという問題がある。
【0020】本発明は、上記問題に鑑みなされたもので
あり、無線リソースの有効利用を図り、保守運用コスト
の低減を図ることを目的とするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明は、複数の無線端末が接続され、該複数の無線端末に
マルチキャストを行う無線基地局において、該無線基地
局がマルチキャストを行うか否かを、自律的に決定する
ことを特徴とする。
【0022】請求項2に記載された発明は、請求項1記
載の無線基地局において、マルチキャストを行うか否か
を、マルチキャストサービスのグループ毎に決定するこ
とを特徴とする。
【0023】請求項3に記載された発明は、請求項1記
載の無線基地局において、マルチキャストサービスを行
うか否かを、無線基地局のサービス可能な領域の大きさ
に基づいて決定することを特徴とする。
【0024】請求項4に記載された発明は、請求項1記
載の無線基地局において、マルチキャストサービスを行
うか否かを、重複したサービスエリアの有無に基づいて
決定することを特徴とする。
【0025】請求項5に記載された発明は、請求項1記
載の無線基地局において、マルチキャストサービスを行
うか否かを、周辺無線基地局のサービス状況に基づいて
決定することを特徴とする。
【0026】請求項6に記載された発明は、請求項5記
載の無線基地局において、前記無線端末が発した、接続
可能な無線基地局のマルチキャストサービス状況に基づ
いて、マルチキャストサービスを行うか否かを決定する
ことを特徴とする。
【0027】請求項7に記載された発明は、請求項1記
載の無線基地局において、マルチキャストサービスを行
うか否かを、ホップ数に基づいて決定することを特徴と
する。
【0028】請求項8に記載された発明は、請求項1記
載の無線基地局において、自己のマルチキャストサービ
ス状況を周辺の無線基地局に送信する手段と、周辺の無
線基地局のマルチキャストサービス状況を受信する手段
とを有することを特徴とする。
【0029】請求項9に記載された発明は、請求項1記
載の無線基地局において、制御メッセージの送信及び受
信を行う送信部及び受信部と、受信されたデータから、
マルチキャストに関する制御メッセージを抽出するする
メッセージ処理部と、抽出された制御メッセージに基づ
いて、マルチキャストサービスを行うか否かを判定する
判定部と、送信するメッセージを作成するメッセージ作
成部とを有することを特徴とする。
【0030】請求項10に記載された発明は、複数の無
線端末と、無線基地局を制御する制御局とが接続され、
前記複数の無線端末にマルチキャストを行う無線基地局
において、前記無線基地局は、自己のマルチキャストサ
ービス状況を前記制御局に送信する手段と、前記制御局
から、周辺の無線基地局のマルチキャストサービス状況
を受信する手段とを有することを特徴とする。
【0031】請求項11に記載された発明は、複数の無
線端末と、無線基地局を制御する制御局とが接続され、
前記複数の無線端末にマルチキャストを行う無線基地局
において、前記制御局が発した、マルチキャスト全体又
はマルチキャストサービスグループ毎に対するサービス
を行うか否かの指示に基づいて、マルチキャストサービ
スを提供することを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。
【0033】図1に本発明の概要を説明する。
【0034】図1では、無線基地局Aのサービスエリア
10が、無線基地局Bのサービスエリア10内に存
在する場合である。
【0035】また、無線端末a及び無線端末bが、サー
ビスエリア10及びサービスエリア10内に存在し
ている。なお、無線基地局A及び無線基地局Bは、マル
チキャストサービスを行う無線基地局とする。
【0036】また、無線端末は、無線端末a及び無線端
末bに限らず、複数の無線端末が存在しているが、代表
して、無線端末a及び無線端末bで説明している。
【0037】図の構成において、無線端末aは、無線基
地局Aからマルチキャストサービスを受け、無線端末b
は、無線基地局Bからマルチキャストサービスを受ける
ことができる。
【0038】サービスエリア10内にいる無線端末a
は無線基地局Bからの情報も受信可能であることから、
無線基地局A及び無線基地局Bが同じ情報を送信してい
る場合は、サービスエリア10ではマルチキャストサ
ービスを提供せず、サービスエリア10のみがサービ
スを提供することで、無線基地局Aの無線リソースは他
のサービスに振り向けることが可能となる。
【0039】これにより、無線リソースの有効利用を図
ることができる。
【0040】無線リソースを有効利用するために、マル
チキャストのサービスを行うか否かを決定するためのト
リガとしては、 サービスエリアの大きさ 重複したサービスエリア 周辺無線基地局のサービス状況 がある。
【0041】これらについて以下に説明する。
【0042】まず、サービスエリアの大きさによりサー
ビス提供可否を決定する方法について説明する。
【0043】サービスエリアの大きさは無線基地局の送
信電力で決まる。送信電力の大きさ別に数個のレベルを
設け、あるレベルの無線基地局にマルチキャストのサー
ビスを行うものと決めることができる。
【0044】例えば、サービスエリアの半径が、100
m以内の無線基地局をレベル1、同じく、100〜20
0の無線基地局をレベル2、200m以上のサービスエ
リアをカバーする無線基地局をレベル3とする。
【0045】例えば、レベル1及びレベル3の無線基地
局は、スポット的に配置され、レベル2の無線基地局が
広範囲に配置されているとする。この場合では、無線端
末が全体のサービスエリアで接続される可能性が最も高
い無線基地局はレベル2の無線基地局となる。このよう
な状況では、レベル2だけでマルチキャストサービスを
提供する。
【0046】このように、予め定めておくことにより、
各無線基地局は自局の送信電力からサービスエリアサイ
ズを決め、マルチキャストサービスを行うか否かを判断
することができる。
【0047】さらに、複数のレベルの無線基地局(例え
ば、レベル1及びレベル2の無線基地局又はレベル2及
びレベル3の無線基地局)にマルチキャストサービスを
行うものとすることも、このアナロジーで可能である。
【0048】また、上記レベルを送信電力と独立に装置
内部のパラメータとして有し、パラメータに従ってサー
ビス提供の可否を決定することも可能である。
【0049】次に、重複したサービスエリアにより、サ
ービス提供可否を決定する方法について、図2を用いて
説明する。
【0050】サービスエリアが重複していることは、隣
接無線基地局Bからの止まり木チャネルの受信電力R
1、隣接無線基地局Bの送信電力T1、自局Aのサービ
スエリアの半径D2(自局の送信電力から算出する)か
ら検出可能である。
【0051】送信電力T1及び受信電力R1から隣接無
線基地局Bとの距離D1が算出できる。
【0052】半径D2と距離D1を比較し、距離D1<
半径D2の場合(図2(A))は、自局Aのサービスエ
リア内に隣接無線基地局Bのエリアが存在することがわ
かる。この場合は、自局Aがマルチキャストサービスを
行う。
【0053】距離D1>半径D2の場合(図2(B)、
(C))、送信電力T1から算出されるサービスエリア
の半径D3を求め、距離D1>半径D3の場合(図2
(C))は重複しないためサービスを行い、逆に距離D
1<半径D3の場合(図2(B))は隣接無線基地局B
のサービスエリア内に含まれているため、サービスを行
わないと決定する。
【0054】マルチキャストサービスとサービスエリア
の関係について以下に説明する。
【0055】図2(A)に示すように、無線基地局Aの
サービスエリアが無線基地局Bのサービスエリアを含む
場合、無線基地局Aでのサービス提供をすれば隣接無線
基地局Bではサービスは不要となる。しかし、一般に、
サービスエリアの小さいシステムの方が周波数有効利用
率を高くすることができるため、無線基地局Bの方がサ
ービスを行い、サービスエリアの大きい無線基地局Aは
マルチキャストサービスをしないということも可能であ
る。
【0056】図3及び図4は、本関係について説明する
図である。
【0057】図3では、小さいサービスエリアが面的に
カバーしており、大きいサービスエリアは輻輻回避の対
策として、必要に応じて設置された場合等である。
【0058】この場合は、小サービスエリアの無線基地
局はマルチキャストサービスをサポートすることによ
り、広い範囲で面的にカバーすることにし、大きいサー
ビスエリアの無線基地局ではマルチキャストサービスは
行わない。
【0059】このことにより、サービスエリアの重複に
よるマルチキャストサービスの重複を避けることが可能
となる。
【0060】図4では、図3の例と逆に、大きいサービ
スエリアが面的にカバーしており、小さいサービスエリ
アは輻輳回避の対策として、スポット的に必要に応じて
設置されている場合の例である。この場合は、大きいサ
ービスエリアの無線基地局はマルチキャストサービスを
サポートすることにより、広い範囲で面的にカバーする
ことにし、小サービスエリアの無線基地局ではマルチキ
ャストサービスは行わない。
【0061】このことにより、サービスエリアの重複に
よるマルチキャストサービスの重複を避けることが可能
となる。
【0062】周辺無線基地局の状況に応じて自局のマル
チキャストサービス可否を決定する場合の実施例を以下
に説明する。
【0063】図5に示すように、マルチキャストサービ
スは、大きいサービスエリアを有する無線基地局で、
マルチキャストサービスは、小さいサービスエリアを
有する無線基地局でサービスを提供し、マルチキャスト
のための無線リソースの使用負荷を制御する。
【0064】このように、マルチキャストに用いる無線
リソースを分散させることにより、ユニキャストに用い
られる無線リソースの利用効率が向上できる。
【0065】なお、マルチキャストサービスの状況は、
無線基地局等から情報として収集する。収集の方法につ
いては後述する。
【0066】収集した情報に基づいて、周辺無線基地局
のマルチキャストサービス内容を把握し、重複したサー
ビスエリアの無線基地局間では同一のサービスを行わ
ず、異なるサービスが提供できるように棲みわける。
【0067】また、すでにサービスを行っているものを
除外し、その他のサービスについては、無線端末側の要
求に応じてサービスを提供することも可能である。
【0068】重複したサービスエリアを検出する方法と
しては、上述の図2の例に従うことも可能である。
【0069】また、バーゲンなどの情報をマルチキャス
トするようなアプリケーションでは限定された地域のみ
で有効である。このような場合は、情報源に近い無線基
地局に限定してマルチキャストサービスの提供を行う。
このために、例えば、ホップ数を利用する。
【0070】なお、ホップ数は、情報源に最も近い無線
基地局を1とし、その隣接無線基地局を2とし、その又
隣接無線基地局を3…とする。ここで、ホップ数に関し
て言えば、無線基地局は、IP(インターネットプロト
コル)におけるルータに相当する。
【0071】例えば、情報源に近い無線基地局がホップ
数を3として、ホップ数等の制御情報を隣接無線基地局
に送信した場合は、隣接基地局ではホップ数を1減ら
し、ホップ数を2としてこの制御情報をその又隣接局へ
送信する。さらに、ホップ数2の制御情報を受信した隣
接基地局ではホップ数を1減らしてホップ数を1として
この制御情報をその又隣接局へ送信する。さらに、ホッ
プ数1の制御情報を受信した隣接基地局ではホップ数を
1減らしてホップ数0の制御情報をその又隣接基地局へ
送信する。ホップ数0の制御情報を受信した隣接基地局
ではマルチキャストは行わない。従って、ホップ数の情
報を受けてマルチキャストを行うのは、ホップ数0〜3
の4つの無線基地局となる。
【0072】無線基地局では、ホップ数をマルチキャス
トグループ毎に管理することにより、アプリケーション
毎にマルチキャストする地域を限定することができる。
これにより、情報源に近い無線基地局からホップ数0〜
3の周辺の無線基地局においてマルチキャストを行うこ
とで、地域限定のマルチキャストサービスの提供が可能
となる。
【0073】このために、各無線基地局は、周辺無線基
地局から、情報を収集する際には本ホップ数についても
集めることにする。
【0074】周辺無線基地局の情報収集の方法につい
て、以下に説明する。
【0075】図6は周辺無線基地局の情報について制御
局による収集方法を示し、図7では無線基地局間通信に
よる収集する方法を示している。
【0076】図6は、各無線基地局31〜34が制御局
30に接続され、制御局30との間に制御メッセージの
送受信が可能なシステムである。この場合、上記のとお
りのマルチキャストに関する自局の情報を制御局30に
送信し、周辺無線基地局の情報を制御局30から受信す
る。
【0077】本方法は無線であっても有線であっても実
現可能である。
【0078】この場合、制御局は、各無線基地局毎に、
マルチキャスト全体又はマルチキャストサービスグルー
プ毎にサービスを行うか否かを指示し、無線基地局は、
制御局の指示に基づいて、マルチキャストサービスを提
供することもできる。
【0079】図7では、無線基地局間が直接制御情報を
送受信することが可能なシステムの例である。
【0080】この場合は、制御局との通信の代わりに、
無線基地局間通信により制御メッセージを送受信する。
この場合も図6の方法と同様に無線及び有線のどちらの
方法を用いても実現可能である。
【0081】全ての無線基地局は、止まり木チャネルの
ような報知用のチャネルを用いて制御情報を送信し、周
辺基地局は必要な情報を必要な無線基地局から任意に受
信することにより、実現することもできる。
【0082】マルチキャストサービス状況について、無
線基地局は周辺の無線基地局に自局の情報を送信し、該
情報を受信した無線基地局は、受信した情報に基づいて
自局においてマルチキャストサービスを行うか否かを決
定することもできる。
【0083】また、サービスを受ける無線端末は、止ま
り木チャネル又は制御チャネルを受信することにより、
接続可能な無線基地局のマルチキャストサービス状況に
ついて知ることができる。そこで、無線端末は接続可能
な無線基地局のマルチキャストサービス状況を、接続中
の無線基地局へ送信し、受信した無線基地局において、
この状況に基づいて、マルチキャストサービスを行うか
否かを決定することもできる。
【0084】図8は、本発明を実施する装置構成を示し
ている。
【0085】まず、送信部43及び受信部40は、制御
メッセージの送受信に関わる部である。受信部40にお
いて受信されたデータはメッセージ処理部41において
マルチキャストに関する制御メッセージが抽出される。
抽出された制御メッセージを判定部42に送り、判定部
42では、マルチキャストサービスを行うか否かを判定
する。また、マルチキャストサービス無しの判定もここ
で行う。判定結果については、無線端末側からの要求に
ついて対応するため呼処理部45に通知すると同時に、
サービス内容を周辺に知らせるため、メッセージ作成部
44で制御メッセージを作り、送信部43から送信す
る。
【0086】制御メッセージの受信及び送信のタイミン
グは、無線基地局の立ち上げ時及び一定周期で行うこと
が可能であり、新しい周辺情報があった場合は装置内の
メッセージ作成部44及び呼処理部45にその都度新し
い情報について通知する。
【0087】なお、判定部42は、周辺無線基地局でサ
ービスされているマルチキャストグループはサービスし
ないと判定してもよい。
【0088】また、無線基地局は、マルチキャストのサ
ービス種類(マルチキャストグループ)毎にサービス
中、サービス不可、サービス可などの情報を管理し、制
御局又は周辺の無線基地局に送信してもよい。
【0089】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、次に述べる
種々の効果を奏することができる。
【0090】本発明は、無線基地局がサービスするマル
チキャストについて周辺の無線基地局、制御局又は無線
端末から情報を収集し、該情報に基づいてサービスを行
うか否かを決定し、無線リソースを有効利用できるよう
にサービス提供する無線基地局を決定することができ
る。
【0091】この結果、異なる無線基地局に接続されて
いる無線端末が同一のグループに属して同一の情報を受
信しているマルチキャストサービスにおいては、サービ
スエリアが重なり同一エリアに同一情報を別々に送信す
ることをなくすことができるので、無線リソースの有効
利用が可能となる。
【0092】また、マルチキャストグループ毎の制御を
行うことにより、1つの無線基地局にサービスを集中す
ることなくなる。
【0093】また、異なるマルチキャストに関しては異
なる無線基地局でサービス提供することが自律的に行わ
れるため、マルチキャストの輻輳が発生しにくくなる。
【0094】さらに、全無線基地局でサービス内容を手
動的に行うことと比較して保守運用のコストダウンを図
ることができる。
【0095】また、ホップ数でマルチキャストする無線
基地局数を制御することができるため、特定のエリアに
マルチキャストするようなアプリケーションに適し、マ
ルチキャストが不要なエリアへの送信を防ぐことができ
る。
【0096】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要図である。
【図2】重複サービスエリアの検出を説明するための図
である。
【図3】小サービスエリアの無線基地局がマルチキャス
トサービスを行う場合を説明するための図である。
【図4】大サービスエリアの無線基地局がマルチキャス
トサービスを行う場合を説明するための図である。
【図5】周辺無線基地局のマルチキャストサービス状況
に応じたサービスの提供を説明するための図である。
【図6】周辺無線基地局の情報について制御局による収
集方法を説明するための図である。
【図7】周辺無線基地局の情報について無線基地局間通
信による収集方法を説明するための図である。
【図8】本発明の装置構成を説明するための図である。
【図9】従来の技術を説明するための図である。
【図10】図9の一部を拡大した図である。
【符号の説明】
1、2 大きなサービスエリア 3〜9 小さなサービスエリア 10 サービスエリア 30 制御局 31〜34 無線基地局 A、B 無線基地局 a,b 無線端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋田 功伯留都 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 (72)発明者 梅田 成視 東京都港区虎ノ門二丁目10番1号 エヌ・ ティ・ティ移動通信網株式会社内 Fターム(参考) 5K004 AA01 BA02 5K067 AA21 AA41 BB04 EE02 EE10 EE22 EE56 HH11

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線端末が接続され、該複数の無
    線端末にマルチキャストを行う無線基地局において、 該無線基地局がマルチキャストを行うか否かを、自律的
    に決定することを特徴とする無線基地局。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストを行うか否かを、マルチキャストサービ
    スのグループ毎に決定することを特徴とする無線基地
    局。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストサービスを行うか否かを、無線基地局の
    サービス可能な領域の大きさに基づいて決定することを
    特徴とする無線基地局。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストサービスを行うか否かを、重複したサー
    ビスエリアの有無に基づいて決定することを特徴とする
    無線基地局。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストサービスを行うか否かを、周辺無線基地
    局のサービス状況に基づいて決定することを特徴とする
    無線基地局。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の無線基地局において、 前記無線端末が発した、接続可能な無線基地局のマルチ
    キャストサービス状況に基づいて、マルチキャストサー
    ビスを行うか否かを決定することを特徴とする無線基地
    局。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストサービスを行うか否かを、ホップ数に基
    づいて決定することを特徴とする無線基地局。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の無線基地局において、 自己のマルチキャストサービス状況を周辺の無線基地局
    に送信する手段と、 周辺の無線基地局のマルチキャストサービス状況を受信
    する手段とを有することを特徴とする無線基地局。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の無線基地局において、 制御メッセージの送信及び受信を行う送信部及び受信部
    と、 受信されたデータから、マルチキャストに関する制御メ
    ッセージを抽出するするメッセージ処理部と、 抽出された制御メッセージに基づいて、マルチキャスト
    サービスを行うか否かを判定する判定部と、 送信するメッセージを作成するメッセージ作成部とを有
    することを特徴とする無線基地局。
  10. 【請求項10】 複数の無線端末と、無線基地局を制御
    する制御局とが接続され、前記複数の無線端末にマルチ
    キャストを行う無線基地局において、 前記無線基地局は、自己のマルチキャストサービス状況
    を前記制御局に送信する手段と、 前記制御局から、周辺の無線基地局のマルチキャストサ
    ービス状況を受信する手段とを有することを特徴とする
    無線基地局。
  11. 【請求項11】 複数の無線端末と、無線基地局を制御
    する制御局とが接続され、前記複数の無線端末にマルチ
    キャストを行う無線基地局において、 前記制御局が発した、マルチキャスト全体又はマルチキ
    ャストサービスグループ毎に対するサービスを行うか否
    かの指示に基づいて、 マルチキャストサービスを提供することを特徴とする無
    線基地局。
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