JP2001218245A - 無線基地局 - Google Patents
無線基地局Info
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Abstract
トの低減を図ることを目的とする。 【解決手段】 複数の無線端末a、bが接続され、複数
の無線端末a、bにマルチキャストを行う無線基地局
A,Bにおいて、無線基地局A,Bがマルチキャストを
行うか否かを、 サービスエリアの大きさ 重複したサービスエリア 周辺無線基地局のサービス状況 に基づいて、自律的に決定する。
Description
無線端末に同時に送信するマルチキャストのサービスを
提供する無線基地局に関する。
リアをカバーしている無線通信システムにおいて、各無
線基地局のサービスエリアは、一般的に重複して設けら
れている。
似した通信アプリケーションの需要が高まっており、I
P(Internet Protocol)ネットワー
クではこのようなアプリケーションに適したプロトコル
の実証を行っている。
ても、マルチキャストサービスをサポートすることは重
要な課題である。
線端末が受信することになる。しかしながら、無線基地
局のサービスエリアは、このようなマルチキャストサー
ビスに適したエリアとして形成されていない。
カバーしてサービスを提供して輻輳回避の対策としてい
ることもしばしばある。
ービスエリア1,2内に小さなサービスエリア3〜9を
設けた場合である。
中に設けた小さなサービスエリア3の一部を拡大したも
のである。大きなサービスエリア1を無線基地局Bがサ
ービスし、小さなサービスエリア3を無線基地局Aがサ
ービスしている。
ビスエリア3及びサービスエリア1内に存在している。
なお、無線基地局A及び無線基地局Bは、マルチキャス
トサービスを行う無線基地局とする。
地局Aからマルチキャストサービスを受け、無線端末b
は、無線基地局Bからマルチキャストサービスを受ける
ことができる。
ービスエリアが重複している無線アクセス通信システム
でマルチキャストサービスを提供する場合、複数の無線
基地局が同一情報を重複エリアに同時に送信することが
発生する。
線基地局Aからマルチキャストサービスを受け、無線端
末bは、無線基地局Bからマルチキャストサービスを受
ける。
とが、無線基地局Aと無線基地局Bから、同じ情報を同
時に受ける場合が生じる。
を受けている無線端末bと無線基地局Aからマルチキャ
ストサービスを受けている無線端末bとが、同じマルチ
キャストのグループに属し、同じ情報を受けている場
合、無線端末aは、無線基地局Aのマルチキャストサー
ビスを受ける代わりに、無線基地局Bからのマルチキャ
ストを受信することでも足りる。
受信するようにすれば、無線基地局Aはマルチキャスト
するこ必要がなくなる。
線基地局Bとが、同じ情報をマルチキャストすることは
必要なく、無線基地局aは、無駄なマルチキャストを行
っていることとになる。
れ、その結果、無線リソースの利用効率が低下してい
る。
内容を無線基地局毎に変える場合、従来では、計画を立
て、無線基地局毎に設定を変えるなど、主動的な手法で
行っていた。
用の面で高いコストを要するという問題がある。
あり、無線リソースの有効利用を図り、保守運用コスト
の低減を図ることを目的とするものである。
明は、複数の無線端末が接続され、該複数の無線端末に
マルチキャストを行う無線基地局において、該無線基地
局がマルチキャストを行うか否かを、自律的に決定する
ことを特徴とする。
載の無線基地局において、マルチキャストを行うか否か
を、マルチキャストサービスのグループ毎に決定するこ
とを特徴とする。
載の無線基地局において、マルチキャストサービスを行
うか否かを、無線基地局のサービス可能な領域の大きさ
に基づいて決定することを特徴とする。
載の無線基地局において、マルチキャストサービスを行
うか否かを、重複したサービスエリアの有無に基づいて
決定することを特徴とする。
載の無線基地局において、マルチキャストサービスを行
うか否かを、周辺無線基地局のサービス状況に基づいて
決定することを特徴とする。
載の無線基地局において、前記無線端末が発した、接続
可能な無線基地局のマルチキャストサービス状況に基づ
いて、マルチキャストサービスを行うか否かを決定する
ことを特徴とする。
載の無線基地局において、マルチキャストサービスを行
うか否かを、ホップ数に基づいて決定することを特徴と
する。
載の無線基地局において、自己のマルチキャストサービ
ス状況を周辺の無線基地局に送信する手段と、周辺の無
線基地局のマルチキャストサービス状況を受信する手段
とを有することを特徴とする。
載の無線基地局において、制御メッセージの送信及び受
信を行う送信部及び受信部と、受信されたデータから、
マルチキャストに関する制御メッセージを抽出するする
メッセージ処理部と、抽出された制御メッセージに基づ
いて、マルチキャストサービスを行うか否かを判定する
判定部と、送信するメッセージを作成するメッセージ作
成部とを有することを特徴とする。
線端末と、無線基地局を制御する制御局とが接続され、
前記複数の無線端末にマルチキャストを行う無線基地局
において、前記無線基地局は、自己のマルチキャストサ
ービス状況を前記制御局に送信する手段と、前記制御局
から、周辺の無線基地局のマルチキャストサービス状況
を受信する手段とを有することを特徴とする。
線端末と、無線基地局を制御する制御局とが接続され、
前記複数の無線端末にマルチキャストを行う無線基地局
において、前記制御局が発した、マルチキャスト全体又
はマルチキャストサービスグループ毎に対するサービス
を行うか否かの指示に基づいて、マルチキャストサービ
スを提供することを特徴とする。
て図面と共に説明する。
10Aが、無線基地局Bのサービスエリア10B内に存
在する場合である。
ビスエリア10A及びサービスエリア10B内に存在し
ている。なお、無線基地局A及び無線基地局Bは、マル
チキャストサービスを行う無線基地局とする。
末bに限らず、複数の無線端末が存在しているが、代表
して、無線端末a及び無線端末bで説明している。
地局Aからマルチキャストサービスを受け、無線端末b
は、無線基地局Bからマルチキャストサービスを受ける
ことができる。
は無線基地局Bからの情報も受信可能であることから、
無線基地局A及び無線基地局Bが同じ情報を送信してい
る場合は、サービスエリア10Aではマルチキャストサ
ービスを提供せず、サービスエリア10Bのみがサービ
スを提供することで、無線基地局Aの無線リソースは他
のサービスに振り向けることが可能となる。
ることができる。
チキャストのサービスを行うか否かを決定するためのト
リガとしては、 サービスエリアの大きさ 重複したサービスエリア 周辺無線基地局のサービス状況 がある。
ビス提供可否を決定する方法について説明する。
信電力で決まる。送信電力の大きさ別に数個のレベルを
設け、あるレベルの無線基地局にマルチキャストのサー
ビスを行うものと決めることができる。
m以内の無線基地局をレベル1、同じく、100〜20
0の無線基地局をレベル2、200m以上のサービスエ
リアをカバーする無線基地局をレベル3とする。
局は、スポット的に配置され、レベル2の無線基地局が
広範囲に配置されているとする。この場合では、無線端
末が全体のサービスエリアで接続される可能性が最も高
い無線基地局はレベル2の無線基地局となる。このよう
な状況では、レベル2だけでマルチキャストサービスを
提供する。
各無線基地局は自局の送信電力からサービスエリアサイ
ズを決め、マルチキャストサービスを行うか否かを判断
することができる。
ば、レベル1及びレベル2の無線基地局又はレベル2及
びレベル3の無線基地局)にマルチキャストサービスを
行うものとすることも、このアナロジーで可能である。
内部のパラメータとして有し、パラメータに従ってサー
ビス提供の可否を決定することも可能である。
ービス提供可否を決定する方法について、図2を用いて
説明する。
接無線基地局Bからの止まり木チャネルの受信電力R
1、隣接無線基地局Bの送信電力T1、自局Aのサービ
スエリアの半径D2(自局の送信電力から算出する)か
ら検出可能である。
線基地局Bとの距離D1が算出できる。
半径D2の場合(図2(A))は、自局Aのサービスエ
リア内に隣接無線基地局Bのエリアが存在することがわ
かる。この場合は、自局Aがマルチキャストサービスを
行う。
(C))、送信電力T1から算出されるサービスエリア
の半径D3を求め、距離D1>半径D3の場合(図2
(C))は重複しないためサービスを行い、逆に距離D
1<半径D3の場合(図2(B))は隣接無線基地局B
のサービスエリア内に含まれているため、サービスを行
わないと決定する。
の関係について以下に説明する。
サービスエリアが無線基地局Bのサービスエリアを含む
場合、無線基地局Aでのサービス提供をすれば隣接無線
基地局Bではサービスは不要となる。しかし、一般に、
サービスエリアの小さいシステムの方が周波数有効利用
率を高くすることができるため、無線基地局Bの方がサ
ービスを行い、サービスエリアの大きい無線基地局Aは
マルチキャストサービスをしないということも可能であ
る。
図である。
カバーしており、大きいサービスエリアは輻輻回避の対
策として、必要に応じて設置された場合等である。
局はマルチキャストサービスをサポートすることによ
り、広い範囲で面的にカバーすることにし、大きいサー
ビスエリアの無線基地局ではマルチキャストサービスは
行わない。
よるマルチキャストサービスの重複を避けることが可能
となる。
スエリアが面的にカバーしており、小さいサービスエリ
アは輻輳回避の対策として、スポット的に必要に応じて
設置されている場合の例である。この場合は、大きいサ
ービスエリアの無線基地局はマルチキャストサービスを
サポートすることにより、広い範囲で面的にカバーする
ことにし、小サービスエリアの無線基地局ではマルチキ
ャストサービスは行わない。
よるマルチキャストサービスの重複を避けることが可能
となる。
チキャストサービス可否を決定する場合の実施例を以下
に説明する。
スは、大きいサービスエリアを有する無線基地局で、
マルチキャストサービスは、小さいサービスエリアを
有する無線基地局でサービスを提供し、マルチキャスト
のための無線リソースの使用負荷を制御する。
リソースを分散させることにより、ユニキャストに用い
られる無線リソースの利用効率が向上できる。
無線基地局等から情報として収集する。収集の方法につ
いては後述する。
のマルチキャストサービス内容を把握し、重複したサー
ビスエリアの無線基地局間では同一のサービスを行わ
ず、異なるサービスが提供できるように棲みわける。
除外し、その他のサービスについては、無線端末側の要
求に応じてサービスを提供することも可能である。
しては、上述の図2の例に従うことも可能である。
トするようなアプリケーションでは限定された地域のみ
で有効である。このような場合は、情報源に近い無線基
地局に限定してマルチキャストサービスの提供を行う。
このために、例えば、ホップ数を利用する。
基地局を1とし、その隣接無線基地局を2とし、その又
隣接無線基地局を3…とする。ここで、ホップ数に関し
て言えば、無線基地局は、IP(インターネットプロト
コル)におけるルータに相当する。
数を3として、ホップ数等の制御情報を隣接無線基地局
に送信した場合は、隣接基地局ではホップ数を1減ら
し、ホップ数を2としてこの制御情報をその又隣接局へ
送信する。さらに、ホップ数2の制御情報を受信した隣
接基地局ではホップ数を1減らしてホップ数を1として
この制御情報をその又隣接局へ送信する。さらに、ホッ
プ数1の制御情報を受信した隣接基地局ではホップ数を
1減らしてホップ数0の制御情報をその又隣接基地局へ
送信する。ホップ数0の制御情報を受信した隣接基地局
ではマルチキャストは行わない。従って、ホップ数の情
報を受けてマルチキャストを行うのは、ホップ数0〜3
の4つの無線基地局となる。
トグループ毎に管理することにより、アプリケーション
毎にマルチキャストする地域を限定することができる。
これにより、情報源に近い無線基地局からホップ数0〜
3の周辺の無線基地局においてマルチキャストを行うこ
とで、地域限定のマルチキャストサービスの提供が可能
となる。
地局から、情報を収集する際には本ホップ数についても
集めることにする。
て、以下に説明する。
局による収集方法を示し、図7では無線基地局間通信に
よる収集する方法を示している。
30に接続され、制御局30との間に制御メッセージの
送受信が可能なシステムである。この場合、上記のとお
りのマルチキャストに関する自局の情報を制御局30に
送信し、周辺無線基地局の情報を制御局30から受信す
る。
現可能である。
マルチキャスト全体又はマルチキャストサービスグルー
プ毎にサービスを行うか否かを指示し、無線基地局は、
制御局の指示に基づいて、マルチキャストサービスを提
供することもできる。
送受信することが可能なシステムの例である。
無線基地局間通信により制御メッセージを送受信する。
この場合も図6の方法と同様に無線及び有線のどちらの
方法を用いても実現可能である。
ような報知用のチャネルを用いて制御情報を送信し、周
辺基地局は必要な情報を必要な無線基地局から任意に受
信することにより、実現することもできる。
線基地局は周辺の無線基地局に自局の情報を送信し、該
情報を受信した無線基地局は、受信した情報に基づいて
自局においてマルチキャストサービスを行うか否かを決
定することもできる。
り木チャネル又は制御チャネルを受信することにより、
接続可能な無線基地局のマルチキャストサービス状況に
ついて知ることができる。そこで、無線端末は接続可能
な無線基地局のマルチキャストサービス状況を、接続中
の無線基地局へ送信し、受信した無線基地局において、
この状況に基づいて、マルチキャストサービスを行うか
否かを決定することもできる。
ている。
メッセージの送受信に関わる部である。受信部40にお
いて受信されたデータはメッセージ処理部41において
マルチキャストに関する制御メッセージが抽出される。
抽出された制御メッセージを判定部42に送り、判定部
42では、マルチキャストサービスを行うか否かを判定
する。また、マルチキャストサービス無しの判定もここ
で行う。判定結果については、無線端末側からの要求に
ついて対応するため呼処理部45に通知すると同時に、
サービス内容を周辺に知らせるため、メッセージ作成部
44で制御メッセージを作り、送信部43から送信す
る。
グは、無線基地局の立ち上げ時及び一定周期で行うこと
が可能であり、新しい周辺情報があった場合は装置内の
メッセージ作成部44及び呼処理部45にその都度新し
い情報について通知する。
ービスされているマルチキャストグループはサービスし
ないと判定してもよい。
ービス種類(マルチキャストグループ)毎にサービス
中、サービス不可、サービス可などの情報を管理し、制
御局又は周辺の無線基地局に送信してもよい。
種々の効果を奏することができる。
チキャストについて周辺の無線基地局、制御局又は無線
端末から情報を収集し、該情報に基づいてサービスを行
うか否かを決定し、無線リソースを有効利用できるよう
にサービス提供する無線基地局を決定することができ
る。
いる無線端末が同一のグループに属して同一の情報を受
信しているマルチキャストサービスにおいては、サービ
スエリアが重なり同一エリアに同一情報を別々に送信す
ることをなくすことができるので、無線リソースの有効
利用が可能となる。
行うことにより、1つの無線基地局にサービスを集中す
ることなくなる。
なる無線基地局でサービス提供することが自律的に行わ
れるため、マルチキャストの輻輳が発生しにくくなる。
動的に行うことと比較して保守運用のコストダウンを図
ることができる。
基地局数を制御することができるため、特定のエリアに
マルチキャストするようなアプリケーションに適し、マ
ルチキャストが不要なエリアへの送信を防ぐことができ
る。
である。
トサービスを行う場合を説明するための図である。
トサービスを行う場合を説明するための図である。
に応じたサービスの提供を説明するための図である。
集方法を説明するための図である。
信による収集方法を説明するための図である。
Claims (11)
- 【請求項1】 複数の無線端末が接続され、該複数の無
線端末にマルチキャストを行う無線基地局において、 該無線基地局がマルチキャストを行うか否かを、自律的
に決定することを特徴とする無線基地局。 - 【請求項2】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストを行うか否かを、マルチキャストサービ
スのグループ毎に決定することを特徴とする無線基地
局。 - 【請求項3】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストサービスを行うか否かを、無線基地局の
サービス可能な領域の大きさに基づいて決定することを
特徴とする無線基地局。 - 【請求項4】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストサービスを行うか否かを、重複したサー
ビスエリアの有無に基づいて決定することを特徴とする
無線基地局。 - 【請求項5】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストサービスを行うか否かを、周辺無線基地
局のサービス状況に基づいて決定することを特徴とする
無線基地局。 - 【請求項6】 請求項5記載の無線基地局において、 前記無線端末が発した、接続可能な無線基地局のマルチ
キャストサービス状況に基づいて、マルチキャストサー
ビスを行うか否かを決定することを特徴とする無線基地
局。 - 【請求項7】 請求項1記載の無線基地局において、 マルチキャストサービスを行うか否かを、ホップ数に基
づいて決定することを特徴とする無線基地局。 - 【請求項8】 請求項1記載の無線基地局において、 自己のマルチキャストサービス状況を周辺の無線基地局
に送信する手段と、 周辺の無線基地局のマルチキャストサービス状況を受信
する手段とを有することを特徴とする無線基地局。 - 【請求項9】 請求項1記載の無線基地局において、 制御メッセージの送信及び受信を行う送信部及び受信部
と、 受信されたデータから、マルチキャストに関する制御メ
ッセージを抽出するするメッセージ処理部と、 抽出された制御メッセージに基づいて、マルチキャスト
サービスを行うか否かを判定する判定部と、 送信するメッセージを作成するメッセージ作成部とを有
することを特徴とする無線基地局。 - 【請求項10】 複数の無線端末と、無線基地局を制御
する制御局とが接続され、前記複数の無線端末にマルチ
キャストを行う無線基地局において、 前記無線基地局は、自己のマルチキャストサービス状況
を前記制御局に送信する手段と、 前記制御局から、周辺の無線基地局のマルチキャストサ
ービス状況を受信する手段とを有することを特徴とする
無線基地局。 - 【請求項11】 複数の無線端末と、無線基地局を制御
する制御局とが接続され、前記複数の無線端末にマルチ
キャストを行う無線基地局において、 前記制御局が発した、マルチキャスト全体又はマルチキ
ャストサービスグループ毎に対するサービスを行うか否
かの指示に基づいて、 マルチキャストサービスを提供することを特徴とする無
線基地局。
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