JP2001218115A - 固体撮像装置及びその欠陥画素記録方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその欠陥画素記録方法

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JP2001218115A
JP2001218115A JP2000021529A JP2000021529A JP2001218115A JP 2001218115 A JP2001218115 A JP 2001218115A JP 2000021529 A JP2000021529 A JP 2000021529A JP 2000021529 A JP2000021529 A JP 2000021529A JP 2001218115 A JP2001218115 A JP 2001218115A
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solid
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imaging device
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Takatsugu Nakajima
孝嗣 中島
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体撮像素子に新たな欠陥画素が発生した場
合に、特別な書込み治具を使用することなく、しかも、
自動書込みモードでは対処困難な欠陥画素の位置情報を
容易に追記できるようにする。 【解決手段】 垂直方向にNライン及び水平方向にM画
素の固体撮像手段11がマトリクス状に配置された固体
撮像装置100であって、固体撮像手段11で発生した
欠陥画素の位置を画面上に表示する表示手段14と、こ
の表示手段14の画面上で欠陥画素の位置を選択するよ
うに手動操作される位置選択手段18と、この位置選択
手段18により選択された欠陥画素の位置情報D1を記
録する記憶手段16とを備えたものである。従って、製
品出荷後の固体撮像手段11に新たな欠陥画素が発生し
た場合に、特別な書込み治具を使用することなく、しか
も、自動書込みモードでは対処困難な欠陥画素の位置情
報D1を例えばサービス部門で容易に記憶手段16に書
込むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、固体撮像素子を高
密度にマトリクス状に配置したCCDカメラに適用して
好適な固体撮像装置及びその欠陥画素記録方法に関す
る。詳しくは、画面上で欠陥画素の位置を選択するため
の位置選択手段を設け、この位置選択手段を手動操作す
ることにより選択された欠陥画素の位置情報を記憶手段
に記録するようにして、製品出荷後の固体撮像素子に新
たな欠陥画素が発生した場合に、特別な書込み治具を使
用することなく、しかも、自動書込みモードでは対処困
難な欠陥画素の位置情報を容易に追記できるようにした
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、固体撮像素子(CCD)を高密度
にマトリクス状に配置したビデオカメラが使用される場
合が多くなってきた。この種のビデオカメラではある確
率で正常に動作しない画素(以下欠陥画素ともいう)が
生じ、点状の固定ノイズ(いわゆる白く輝くキズ:白キ
ズ)となって画像上に現れる。これは製品出荷後の搬送
途中や、カメラ設置場所における宇宙線や放射線の介入
により光電変換素子のpn接合が破壊等して発生したも
のと考えられている。このため、CCDカメラには白キ
ズを補正してその影響を取り除くための欠陥補正システ
ムが搭載される場合が多い。
【0003】図9に示すCCDカメラ1の欠陥補正シス
テム10によれば、ワンタイムROMによる欠陥画素記
録方式が採用され、図9に示すROM2に補正データを
記憶して欠陥画素に係る画像取得情報を補正するように
なされる。後天的に発生した白キズに関しては、図10
に示すフローチャートのステップB1でCCDカメラ1
から既存のROM2を取り外した後に、ステップB2で
新たなROM2を書込み治具3にセットする。そして、
ステップB3で欠陥画素の位置を測定し、その後、ステ
ップB4で欠陥画素に係る画像取得情報に対する補正デ
ータを作成して、これを新たなROM2に書込み、その
後、ステップB5でそのROM2を書込み治具3から外
してCCDカメラ10にセットされていた旧ROM2と
交換するように取り付けられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ワンタイム
ROMによる欠陥補正システム10によれば、ROMラ
イタなどの専用の書込み治具3が必要なことから、設備
的に負担が多かった。そこで、不揮発性メモリをCCD
カメラ1に搭載し、カメラ自体で画面上をスキャンして
欠陥画素に係る位置を検出し、その位置情報に基づいて
作成した補正データをメモリに書き込む自動書込みモー
ドを採る方法が考案されている。
【0005】しかしながら、自動書込みモードでは対処
できない白キズが残ることがある。例えば、周期的に点
滅を繰り返すような白キズや、欠陥補正システムの制約
から消すことができなかった白キズなどを選択的に補正
することが困難となるという問題がある。
【0006】なお、欠陥補正システムの制約とは、同一
ライン上で欠陥画素に係る補正数が定められる場合であ
って、その補正個数を越える欠陥画素を記録できないこ
とをいう。また、欠陥補正システムの制約から消すこと
ができなかった白キズとは、同一ライン上で補正個数を
越えた欠陥画素による白く輝く部分をいう。
【0007】そこで、この発明はこのような従来の課題
を解決したものであって、固体撮像素子に新たな欠陥画
素が発生した場合に、特別な書込み治具を使用すること
なく、しかも、自動書込みモードでは対処困難な欠陥画
素の位置情報を容易に追記できるようにした固体撮像装
置及びその欠陥画素記録方法を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した課題は、垂直方
向にNライン及び水平方向にM画素の固体撮像素子がマ
トリクス状に配置された固体撮像装置であって、固体撮
像素子で発生した欠陥画素の位置を画面上に表示する表
示手段と、この表示手段の画面上で欠陥画素の位置を選
択するように手動操作される位置選択手段と、この位置
選択手段により選択された欠陥画素の位置情報を記録す
る記憶手段とを備えたことを特徴とする固体撮像装置に
よって解決される。
【0009】本発明に係る固体撮像装置によれば、新た
に欠陥画素の位置情報を記録する場合に、その固体撮像
素子で発生した欠陥画素の位置が表示手段により画面上
に表示される。この表示手段の画面上で欠陥画素の位置
を選択するように位置選択手段が手動操作される。
【0010】例えば、表示手段の画面上で水平カーソル
が垂直方向に手動操作され、その画面上で水平方向に垂
直カーソルが操作される。この水平カーソルと垂直カー
ソルとの交点で書込み決定ボタンを押下するように手動
操作される。この位置選択手段により選択された欠陥画
素の位置情報は記憶手段に記録される。
【0011】従って、製品出荷後の固体撮像素子に新た
な欠陥画素が発生した場合に、特別な書込み治具を使用
することなく、しかも、自動書込みモードでは対処困難
な欠陥画素の位置情報を例えばサービス部門で容易に記
憶手段に書込むことができる。
【0012】本発明に係る固体撮像装置の欠陥画素記録
方法は、垂直方向にNライン及び水平方向にM画素の固
体撮像素子がマトリクス状に配置された固体撮像装置に
おける欠陥画素の記録方法であって、固体撮像素子で発
生した欠陥画素の位置を画面上に表示し、この画面上に
表示された欠陥画素の位置を手動操作して選択し、ここ
で選択された欠陥画素の位置情報を記憶手段に記録する
ことを特徴とするものである。
【0013】本発明に係る固体撮像装置の欠陥画素記録
方法によれば、画面上で例えば水平カーソルと垂直カー
ソルとの交点を欠陥画素の位置に合わせることにより書
込みを決定する手動書込みモードが実行されるので、製
品出荷後の固体撮像素子に新たな欠陥画素が発生した場
合に、特別な書込み治具を使用することなく、その欠陥
画素の位置情報を容易に記憶手段に書込むことができ
る。従って、後天的に発生した欠陥画素に対する補正に
ついても柔軟に対処することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】続いて、この発明に係る固体撮像
装置及びその欠陥画素記録方法の一実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明をする。
【0015】(1)実施形態 図1は本発明に係る実施形態としての固体撮像装置10
0の構成例を示すブロック図である。
【0016】この実施形態では、画面上で欠陥画素の位
置を選択するための位置選択手段が設けられ、この位置
選択手段を手動操作することにより選択された欠陥画素
の位置情報を記憶手段に記録するようにして、製品出荷
後の固体撮像素子に新たな欠陥画素が発生した場合に、
特別な書込み治具を使用することなく、しかも、自動書
込みモードでは対処困難な欠陥画素の位置情報を容易に
追記できるようにすると共に、後天的に発生した欠陥画
素に対する補正についても柔軟に対処できるようにした
ものである。
【0017】本発明に係る固体撮像装置100は固体撮
像手段11を有しており、垂直方向にNライン及び水平
方向にM画素の固体撮像素子pij(i=1〜N,j=1
〜M)がマトリクス状に配置されて成るものである。各
々の固体撮像素子pijは画像取得情報Dinを出力するよ
うになされる。固体撮像手段11には欠陥検出手段12
が接続され、自動書込みモード選択時に固体撮像手段1
1の当該ラインで発生した欠陥画素の位置情報D1を検
出するようになされる。ここで自動書込みモードとは固
体撮像手段11による取得画像を自動走査して欠陥画素
の位置を検出することにより書込みを決定する動作をい
う。
【0018】この例では固体撮像手段11への入射光が
遮断された状態で、Nライン×M画素の固体撮像手段1
1を順次ライン走査して各々の固体撮像手段11による
輝度が欠陥検出手段12によって測定され、その固体撮
像手段11による各々の輝度と予め設定された基準輝度
とが比較され、この比較結果に応じて当該ラインで発生
した欠陥画素の位置情報D1を検出するようになされ
る。
【0019】この欠陥検出手段12には欠陥補正手段1
2を通じて表示手段14が接続され、手動書込みモード
選択時に固体撮像手段11で発生した欠陥画素の位置が
画面上に表示されると共に、その画面上には水平カーソ
ルChと垂直カーソルCvとが同時に表示される。ここ
で手動書込みモードとは水平カーソルChを垂直方向に
手動操作すると共に、その垂直カーソルCvを水平方向
に手動操作し、水平カーソルChと垂直カーソルCvと
の交点を欠陥画素の位置に合わせることにより書込みを
決定する動作をいう。
【0020】この欠陥補正手段12には情報書込み読出
手段15を通じて記憶手段16が接続され、固体撮像手
段11で発生した欠陥画素に係る位置情報D1が情報書
込み読出手段15によって記録される。この例では予め
1ラインに付きm個分の欠陥画素の位置情報D1を書込
めるように、記憶手段16には第1ラインから第Nライ
ンに至る書込み領域が割り当てられ、固体撮像手段11
の当該ラインで発生した欠陥画素の位置情報D1を当該
ラインに対応した記憶手段16の書込み領域に記録する
ようになされる。欠陥画素の位置情報D1は自動書込み
モード又は手動書込みモード選択時に記憶手段16に記
録される。
【0021】この欠陥検出手段12には欠陥補正手段1
2の他に制御手段20を通じてモード選択手段17、位
置選択手段18及び情報書き換え手段19が接続されて
いる。モード選択手段17では自動書込みモード又は手
動書込みモードのいずれかを選択するように操作され、
制御手段20にモード選択信号S1が出力される。位置
選択手段18では表示手段14の画面上で欠陥画素の位
置を選択するように手動操作され、制御手段20に位置
選択信号S2が出力される。
【0022】情報書き換え手段19では記憶手段16に
記録された欠陥画素の位置情報D1を消去しその位置情
報D1を書き換えるように操作され、制御手段20に書
き換え信号S3が出力される。制御手段20ではモード
選択信号S1、位置選択信号S2及び書き換え信号S3
に基づいて欠陥検出制御情報D2、欠陥補正制御情報D
3及び書込み読出制御情報D4が発生され、欠陥検出手
段12が欠陥検出制御情報D2に基づいて制御され、欠
陥補正手段13が欠陥補正制御情報D3に基づいて制御
され、情報書込み読出手段15が書込み読出制御情報D
4に基づいて制御される。
【0023】上述の情報書込み読出手段15では自動書
込みモードが選択されたときは、書込み読出制御情報D
4に基づいて欠陥検出手段12による欠陥画素の位置情
報D1を当該ラインに対応した記憶手段16の書込み領
域に記録し、及びその補正時には書込み領域からその欠
陥画素の位置情報D1を読み出すようになされる。手動
書込みモードが選択されたときは、位置選択手段18に
より選択された欠陥画素の位置情報D1を当該ラインに
対応した記憶手段16の書込み領域に記録し、及びその
補正時には書込み領域から位置情報D1を読み出すよう
になされる。
【0024】この情報書込み読出手段15には欠陥補正
手段12が接続され、記憶手段16に記録された欠陥画
素に係る画像取得情報Dinに関して、少なくとも、欠陥
画素の前後の固体撮像手段11による画像取得情報Din
に基づいて欠陥画素に係る画像取得情報Dinを補間する
ようになされる。補間後の画像出力情報Doutは表示手
段14や他の回路に出力される。
【0025】続いて、本発明に係る固体撮像装置100
の欠陥画素記録方法についてその動作例を説明する。図
2は固体撮像装置100の動作例を示すフローチャート
である。
【0026】この実施形態では、垂直方向にNライン及
び水平方向にM画素の固体撮像手段11がマトリクス状
に配置された固体撮像装置100における欠陥画素の記
録方法であって、固体撮像手段11で発生した欠陥画素
の位置を画面上に表示し、この画面上に表示された欠陥
画素の位置を手動操作して選択し、ここで選択された欠
陥画素の位置情報D1を記憶手段16に記録する場合を
想定する。
【0027】また、欠陥画素の位置情報D1を記憶手段
16に記録する際に、予め1ラインに付きm個分の欠陥
画素を書込めるように記憶手段16に第1ラインから第
Nラインに至る書込み領域を準備し、その後、固体撮像
手段11の当該ラインで発生した欠陥画素の位置情報D
1を当該ラインに対応した記憶手段16の書込み領域に
記録する場合を例に挙げる。
【0028】これを前提にして、新たに発生した欠陥画
素の位置情報D1を記録する場合、まず、図2に示すフ
ローチャートのステップA1で欠陥画素に係る位置情報
D1の書込みモードを設定する。このとき、固体撮像手
段11への入射光が遮断された状態で、固体撮像手段1
1で発生した欠陥画素の位置が表示手段14により画面
上に表示される。
【0029】固体撮像手段11への入射光の遮断方法に
ついては、例えば、固体撮像装置100の絞りを閉じる
ようになされる。その後、ステップA2に移行して手動
書込みモードが設定された場合及び自動書込みモードが
設定された場合に応じて欠陥画素の位置情報D1が記憶
手段16に記録される。
【0030】 手動書込みモードが設定された場合 画面上に表示された欠陥画素の位置をオペレータに選択
させるために、ステップA3に移行して表示手段14の
画面上に水平カーソルChと垂直カーソルCvとが同時
に表示される。その後、ステップA4で1ラインに付き
m個分の欠陥画素の位置情報D1が記憶手段16に記録
されているか否かを判断する。この際に第1ラインから
第Nラインに至る書込み領域をアクセスすることにより
1ラインに係る位置情報D1の記録の有無を判断する。
【0031】1ラインに付きm個分の欠陥画素の位置情
報D1が記憶手段16に記録されていない場合には、ス
テップA6に移行して欠陥画素の位置を選択させるため
に、オペレータが操作する位置選択手段18の出力に従
って表示手段14では、水平カーソルChが垂直方向に
手動操作されると共に、垂直カーソルCvが水平方向に
手動操作される。
【0032】そして、オペレータは水平カーソルChと
垂直カーソルCvとの交点を欠陥画素の位置に合わせた
ら、ステップA7で書込みを決定するために位置選択手
段18の決定ボタンを押下する。その後、ステップA1
1で新たな欠陥画素の位置情報D1が記憶手段16に記
録される。
【0033】なお、ステップA4で1ラインに付きm個
の欠陥画素の位置情報D1が既に記憶手段16に記録さ
れている場合には、ステップA5に移行して記憶手段1
6に記録された欠陥画素の位置情報D1を書き換えるか
否かが判断される。記憶手段16に記録された欠陥画素
よりも大きな欠陥画素が見出されたときは、その記憶手
段16に記録された欠陥画素の位置情報D1を消去す
る。旧位置情報D1に換えて新たな欠陥画素の位置情報
D1を書き込むためである。
【0034】その後、ステップA6に移行してその欠陥
画素の位置を選択させるために、オペレータは水平カー
ソルChを垂直方向に手動操作すると共に、垂直カーソ
ルCvを水平方向に手動操作する。そして、オペレータ
は水平カーソルChと垂直カーソルCvとの交点を欠陥
画素の位置に合わせたら、ステップA7で書込みを決定
するために決定ボタンを押下する。これにより、ステッ
プA11で旧位置情報D1を新たな欠陥画素の位置情報
D1に書き換えることができる。
【0035】 自動書込みモードが設定された場合 欠陥画素を自動検出するために、ステップA8に移行し
てNライン×M画素の固体撮像手段11が順次ライン走
査され、各々の固体撮像手段11による輝度が欠陥検出
手段12によって測定される。その後、ステップA9に
移行してその固体撮像手段11による各々の輝度と予め
設定された基準輝度とが比較される。この比較結果に応
じて当該ラインで発生した欠陥画素の位置情報D1が検
出される。
【0036】ここで固体撮像手段11による各々の輝度
が予め設定された基準輝度よりも大きい場合には、ステ
ップA10に移行して1ラインに付きm個の欠陥画素の
位置情報D1が既に記憶手段16に記録されているか否
かが検出される。
【0037】m個の欠陥画素の位置情報D1が既に記憶
手段16に記録されている場合には、ステップA12に
移行する。m個の欠陥画素の位置情報D1が記憶手段1
6に記録されていない場合には、ステップA11に移行
して新たな欠陥画素の位置情報D1が記憶手段16に記
録される。固体撮像手段11による各々の輝度が予め設
定された基準輝度よりも小さい場合には、ステップA1
2に移行して欠陥画素の位置情報D1の書込みを全部終
了したか否かが判断される。手動書込みモードの場合に
はオペレータからの終了指示を検出して書込み動作を終
了する。自動書込みモードの場合にはライン走査の終了
を検出して書込み動作を終了する。欠陥画素の位置情報
D1の書込みを全部終了していない場合にはステップA
2に戻ってステップA3〜ステップA11の処理を継続
する。
【0038】従って、微細化した固体撮像手段11の製
品出荷後に新たな欠陥画素が発生した場合に、特別な書
込み治具を使用することなく、しかも、自動書込みモー
ドでは対処困難な欠陥画素の位置情報D1を例えばサー
ビス部門で容易に記憶手段16に書込むことができる。
【0039】この実施形態では、1チャネル分の画像取
得情報Dinを画像処理する場合について説明したが、も
ちろん、3CCDカメラで赤色(R)、緑色(G)、青
色(B)の画像取得情報Doutを出力する3チャンネル
処理系にも応用することができる。
【0040】(2)実施例 図3は実施例としての3CCDカメラ200の構成例を
示す1チャンネル分のブロック図である。この例では、
図1に示した欠陥検出手段12,欠陥補正手段及び情報
書込み読出手段15が1個の欠陥補正LSI25に集積
化され、デジタル映像信号Dinを通過させる構造となさ
れ、図3に示す固体撮像素子アレイ21の欠陥画素(キ
ズ)の検出、その補正及びカーソル表示を同一LSI内
で行うようにして、カメラ信号処理システムの相違に左
右されずに、多機種のCCDカメラに応用できるように
したものである。
【0041】図3において、3CCDカメラ200は赤
色、緑色及び緑色用の画像取得情報(以下でデジタル映
像信号Dinという)を出力する3つの固体撮像手段11
を有しているが、この例では赤色用のデジタル映像信号
Sinを出力する固体撮像手段11の場合を一例に挙げて
説明する。
【0042】固体撮像手段11は固体撮像素子アレイ2
1、CDS(Correlation DoubleSample-hold )回
路22、AGC(Auto-Gain Control)回路23及び
アナログ・デジタル変換回路(以下A/D変換回路とい
う)24を有している。
【0043】固体撮像素子アレイ21は垂直方向にNラ
イン及び水平方向にM画素の固体撮像素子Pij(i=1
〜N,j=1〜M)がマトリクス状に配置されて成る。
NTSC方式ではNが480ライン、Mが640画素で
ある。固体撮像素子アレイ21には、CDS回路22が
接続され、撮像取得信号Sinからノイズが除去される。
CDS回路22にはAGC回路23が接続され、撮像取
得信号Sinのゲインを調整するようになされる。AGC
回路23にはA/D変換回路24が接続され、撮像取得
信号SinをA/D変換した後のデジタル映像信号(画像
取得情報)Dinが出力される。
【0044】A/D変換回路24には欠陥補正LSI2
5が接続され、自動書込みモード選択時に固体撮像素子
アレイ21の当該ラインで発生した欠陥画素の位置情報
D1を検出するようになされる。欠陥補正LSI25は
図1に示した欠陥検出手段12,欠陥補正手段、情報書
込み読出手段15及び図示しないタイミング発生手段な
どを1個のICチップに集積化したものである。この例
では、固体撮像素子アレイ21への入射光が遮断された
状態で、480ライン×640画素の固体撮像素子アレ
イ21を順次ライン走査して各々の固体撮像手段11に
よる輝度情報が欠陥補正LSI25によって測定され、
その固体撮像手段11による各々の輝度と予め設定され
た基準輝度とが比較され、この比較結果に応じて当該ラ
インで発生した欠陥画素の位置情報D1を検出するよう
になされる。
【0045】この欠陥補正LSI25には記憶手段とし
て不揮発性のメモリが接続され、固体撮像素子アレイ2
1で発生した欠陥画素に係る位置情報D1がメモリ制御
信号Smに基づいて記録される。不揮発性のメモリに
は、パラレル型のEEPROM26が使用される。これ
を使用するのは情報書込み読み出しが可能で読み出し高
速性に適しているためである。
【0046】また、図3に示す欠陥補正LSI25には
EEPROM26の他に制御用のマイクロコンピュータ
(以下でマイコンともいう)30が接続され、このマイ
コン30にはモード選択スイッチ27、決定ボタン付き
の十字キー28及びテンキー29が接続されている。決
定ボタン付きの十字キー28及びテンキー29は通常の
カメラ取得動作で使用する入力ツールが兼用される。モ
ード選択用のスイッチ27はモード選択手段の一例であ
り、自動書込みモード又は手動書込みモードのいずれか
を選択するように操作され、マイコン30にモード選択
信号S1が出力される。例えば、スイッチ27のオンで
自動書込みモードを示すハイ・レベルのモード選択信号
S1が出力され、スイッチ27のオフで手動書込みモー
ドを示すロー・レベルのモード選択信号S1が出力され
る。
【0047】決定ボタン付きの十字キー28は位置選択
手段の一例であり、液晶表示モニタ33の画面上で欠陥
画素の位置を選択するように手動操作され、マイコン3
0に位置選択信号S2が出力される。テンキー29は情
報書き換え手段の一例であり、「0」から「9」の数字
キーと、「*」キーと「#」キーを有している。例え
ば、EEPROM26に記録された、赤色用の固体撮像
手段11の欠陥画素の位置情報D1を「*」キーにより
消去し、その欠陥画素に係る位置情報D1を書き換える
ように数字「1」キーが操作され、マイコン30に書き
換え信号S3が出力される。同様にして緑色用の固体撮
像手段11の欠陥画素の位置情報D1を書き換えるとき
は、数字「2」キーが操作され、青色用の固体撮像手段
11の欠陥画素の位置情報D1を書き換えるときは、数
字「3」キーが操作される。
【0048】マイコン30ではモード選択信号S1、位
置選択信号S2及び書き換え信号S3に基づいて欠陥検
出制御情報D2、欠陥補正制御情報D3及び書込み読出
制御情報D4が発生され、欠陥補正LSI25が欠陥検
出制御情報D2、欠陥補正制御情報D3及び書込み読出
制御情報D4に基づいて制御される。
【0049】この欠陥補正LSI25では自動書込みモ
ードが選択されたときは、書込み読出制御情報D4に基
づいて欠陥画素の位置情報D1を当該ラインに対応した
EEPROM26の書込み領域に記録し、及びその補正
時には書込み領域からその欠陥画素の位置情報D1を読
み出すようになされる。手動書込みモードが選択された
ときは、決定ボタン付きの十字キー28により選択され
た欠陥画素の位置情報D1を当該ラインに対応したEE
PROM26の書込み領域に記録し、及びその補正時に
は書込み領域から位置情報D1を読み出すようになされ
る。
【0050】また、欠陥補正LSI25ではEEPRO
M26に記録された欠陥画素に係るデジタル映像信号D
inに関して、少なくとも、欠陥画素の前後の固体撮像素
子アレイ21によるデジタル映像信号Dinに基づいて欠
陥画素に係るデジタル映像信号Dinを補間するようにな
される。この欠陥補正LSI25にはEEPROM26
及びマイコン30の他にデジタルシグナルプロセッサ
(以下DSPという)31が接続され、補間後のデジタ
ル映像信号Doutが信号処理される。
【0051】このDSP31にはデジタル・アナログ変
換回路(以下でD/A変換回路という)32が接続さ
れ、デジタル映像信号Doutがアナログ映像信号Soutに
変換される。D/A変換回路32には表示手段として液
晶表示モニタ33が接続され、手動書込みモード選択時
に固体撮像素子アレイ21で発生した欠陥画素の位置が
アナログ映像信号Soutに基づいて画面上に表示される
と共に、その画面上には水平カーソルChと垂直カーソ
ルCvとが同時に表示される。
【0052】この液晶表示モニタ33の画面上では、決
定ボタン付きの十字キー28を操作することにより発生
した位置選択信号S2に基づいて、画面上で垂直方向に
水平カーソルChが操作され、その画面上で水平方向に
垂直カーソルCvが操作される。この水平カーソルCh
と垂直カーソルCvとの交点で十字キー28の決定ボタ
ンを押下するようになされる。なお、D/A変換後のア
ナログ映像信号Soutは他の回路にも出力される。
【0053】続いて、EEPROM26における位置情
報D1の書込み領域の割り当て例について説明する。図
4はEEPROM26における書込み領域の割り当て例
を示すイメージ図である。
【0054】この例では予め1ラインに付き2個分の欠
陥画素の位置情報D1を書込めるように、EEPROM
26には図4に示す第1ラインから第480ラインに至
る書込み領域が割り当てられ、固体撮像素子アレイ21
の当該ラインで発生した欠陥画素の位置情報D1を当該
ラインに対応したEEPROM26の書込み領域に記録
するようになされる。
【0055】この例では1個の欠陥画素に係る位置情報
D1を記録するために2バイトが割り当てられる。図4
に示す1バイト目には上位アドレスとして「FRGB」
のビット情報と水平位置ビットB11〜B8が書き込ま
れる。2バイト目には下位アドレスとして水平位置ビッ
トB7〜B0が書き込まれる。Fフラグは工場出荷時に
書き込まれた欠陥データを示すビット情報である。R、
G、Bフラグは3CCDカメラ200において欠陥画素
を生じたチャンネル(赤色、緑色、青色用の固体撮像手
段11のいずれか)示すビット情報であり、水平位置ビ
ットB0〜B11は欠陥画素の水平位置情報Dhを示す
12ビットのリニアアドレスである。水平画素数は最大
4096である。欠陥画素の位置情報D1は自動書込み
モード又は手動書込みモード選択時にEEPROM26
に記録される。
【0056】続いて、液晶表示モニタ33におけるカー
ソル表示例及び十字キー28の操作例について説明す
る。例えば、図5Aに示す十字キー28は中央に決定ボ
タン28Eを有すると共に、その決定ボタン28Eの周
囲には三角右向きキー28A、三角左向きキー28B、
三角上向きキー28C及び三角下向きキー28Dを有し
ている。
【0057】三角右向きキー28Aを押下すると、図5
Bに示す液晶表示モニタ33の画面上で垂直カーソルC
vを右方向に移動するようになされ、三角左向きキー2
8Bを押下すると、画面上で垂直カーソルCvを左方向
に移動するようになされる。また、三角上向きキー28
Cを押下すると、画面上で水平カーソルChを上方向に
移動するようになされ、三角下向きキー28Dを押下す
ると、画面上で水平カーソルChを下方向に移動するよ
うになされる。これにより、例えば白く光る欠陥画素P
ij上で垂直カーソルCv及び水平カーソルChを重ねる
ことができる。この状態で決定ボタン28Eを押下する
と欠陥画素の位置をEEPROM26への書込みを決定
することができる。
【0058】続いて、欠陥補正LSI25の内部構成例
について説明する。図6に示す欠陥補正LSI25はシ
リアル通信ブロック51、メモリコントローラブロック
52、タイミング発生ブロック53、データ書込み読出
ブロック55、補正信号生成ブロック56及び補正ブロ
ック57を有している。
【0059】上述した制御用のマイコン30にはシリア
ル通信ブロック51が接続され、マイコン30とシリア
ル通信を行ってメモリコントローラブロック52及びタ
イミング発生ブロック53に各種の制御信号Scを出力
するようになされる。制御信号Scはマイコン30から
転送されてきた欠陥検出制御情報D2、欠陥補正制御情
報D3及び書込み読出制御情報D4をデコードすること
により生成される。
【0060】タイミング発生ブロック53では当該欠陥
補正LSI25に入力された同期信号S4に基づいてL
SI内部で使用する各種のタイミング信号を発生するよ
うになされる。例えば、同期信号S4に基づいて水平位
置情報Dh、垂直位置情報Dv及びデータ書込み読出信
号WEが生成される。水平位置情報Dhは補正信号生成
ブロック56に出力され、水平位置情報Dh及び垂直位
置情報Dvはメモリコントローラブロック52及び補正
ブロック57に出力され、データ書込み読出信号WEは
データ書込み読出ブロック55に出力される。
【0061】また、シリアル通信ブロック51にはメモ
リコントローラブロック52が接続され、欠陥判定信号
Se、制御信号Sc、水平位置情報Dh及び垂直位置情
報Dvに基づいてEEPROM26にメモリ制御信号S
mやアドレスを出力し、欠陥画素に係る位置情報D1の
書込み制御を行ったり、その読出し制御をするようにな
される。欠陥判定信号Seは欠陥検出手段を構成する補
正ブロック57で基準値DrとR、G、Bの3色表示用
のデジタル映像信号(画像取得情報)Dinとを比較した
判定結果に基づいて得られ、固体撮像素子アレイ21の
欠陥画素の位置検出する際に得られる。
【0062】3色表示用のデジタル映像信号DinはRデ
ータ入力、Gデータ入力及びBデータ入力に分けて各々
のA/D変換回路24から補正ブロック57へ供給され
る。欠陥判定信号Seは補正ブロック57からメモリコ
ントローラブロック52へ出力される。
【0063】データ書込み読出ブロック55は情報書込
み読出手段の一例であり、書込み読出信号WEに基づい
てEEPROM26へ書き込む際の位置情報D1を一時
保持したり、EEPROM26から読み出した際の位置
情報D1を一時保持しておくようになされる。データ書
込み読出ブロック55には補正信号生成ブロック56が
接続され、データ書込み読出ブロック55による位置情
報D1とタイミング発生ブロック53からの水平位置情
報Dhに基づいてR、G、Bの3色表示用の欠陥補正信
号(欠陥補正パルス)Sr、Sg、Sbを生成するよう
になされる。
【0064】この補正信号生成ブロック56には欠陥補
正手段も構成する補正ブロック57が接続され、R、
G、Bの欠陥補正信号Sr、Sg、Sbが入力される
と、デジタル映像信号Dinの欠陥画素の前値及び後値を
基にしてR、G、Bの3色表示用の直線補間データを生
成するようになされる。直線補間データはR補正出力、
G補正出力及びB補正出力について生成される。この補
正ブロック57から液晶表示モニタ33などへR補正出
力、G補正出力及びB補正出力からなるデジタル映像信
号Doutが出力される。
【0065】続いて、欠陥補正LSI25の補正ブロッ
ク57の内部構成例について説明をする。図7に示す補
正ブロック57は赤色用の固体撮像手段11によるデジ
タル映像信号パス回路を構成し、5個のレジスタ71〜
73,75,79と、2個のデータセレクタ77,78
と、2個の加算器76,710、1個の比較器74及び
カーソル発生部711からシンプルに構成されている。
緑色及び青色用の固体撮像手段11によるデジタル映像
信号パス回路については赤色用の固体撮像手段11によ
るデジタル映像信号パス回路と同じ構成を採るのでその
説明を省略する。
【0066】この例では、欠陥画素の補正方式に関して
は、その欠陥画素の左右画素の平均値で欠陥画素に係る
デジタル映像信号Dinを置き換える場合を想定する。な
お、欠陥画素の補正方式自体は更に上下画素・斜め画素
も参照する様々な方法が知られているが、これらの補正
方式に限定されるものではない。
【0067】図7に示す補正ブロック57では3個のレ
ジスタ71〜73がカスケード(縦属)接続されてい
る。つまり、第1のレジスタ71の出力Oが第2のレジ
スタ72の入力Dに接続され、レジスタ72の出力Oが
第3のレジスタ73の入力Dに接続され、レジスタ71
にデジタル映像信号Dinが入力されると、3個のレジス
タ71〜73には水平方向に連続する3画素分のデジタ
ル映像信号Dinを同時に保持するようになされる。
【0068】このレジスタ72の出力Oには比較器(コ
ンパレータ)74が接続され、自動書込みモードのとき
に、中央画素の輝度値と閾値として入力される基準値D
rとを比較して、当該画素によるデジタル映像信号Din
が欠陥画素によるデジタル映像信号Dinであるか否かが
判定される。比較器74にはレジスタ75が接続され、
当該デジタル映像信号Dinが欠陥画素による場合には、
その欠陥画素を検知した旨を示す欠陥判定信号Seが保
持される。
【0069】この欠陥判定信号Seは図6で説明したメ
モリコントローラブロック52に出力されるので、その
メモリコントローラブロック52では欠陥判定信号Se
に基づいて水平・垂直カウンタ値がホールドされ、これ
に基づいて欠陥画素の位置情報D1をEEPROM26
に書き込むようになされる。
【0070】また、レジスタ71の出力Oは加算器76
の入力bに接続されると共に、レジスタ73の出力Oが
加算器76の入力aに接続され、常に中央画素の両隣の
画素の平均値を出力するようになされる。加算器76の
出力は第1のデータセレクタ77の入力aに接続され、
レジスタ72の出力Oはデータセレクタ77の入力bに
接続され、補正信号生成ブロック56から入力した欠陥
補正信号Srに基づいて加算器76の出力又はレジスタ
72の出力のいずれか一方を選択するようになされる。
なお、自動書込みモードでは欠陥補正信号Srは停止さ
れ、欠陥画素があればそのままデータセレクタ77から
欠陥画素に係るデジタル映像信号Doutが出力される状
態となる。
【0071】このデータセレクタ77の制御入力Sには
補正信号生成ブロック56が接続され、補正動作中にち
ょうどレジスタ72に欠陥画素に係るデジタル映像信号
Dinが保持されたときに、欠陥補正信号Srを発生する
ようになされる。例えば、補正信号生成ブロック56で
はデジタル映像信号Dinに同期した水平・垂直カウンタ
値と、EEPROM26からの位置情報D1とを比較す
ることにより欠陥補正信号Srを発生する。このとき、
これまで中央画素側bを選択していたデータセレクタ7
7が欠陥補正信号Srに基づいて平均値側aに切り替え
られる。これにより、データセレクタ77は欠陥画素に
係るデジタル映像信号Doutに替えて補正したデジタル
映像信号Doutを出力するようになる。
【0072】データセレクタ77の出力には加算器71
0の入力aが接続され、この加算器710の入力bには
カーソル表示信号S5が供給され、補正したデジタル映
像信号Doutにカーソル表示信号S5が重畳されるよう
になされる。また、データセレクタ77の出力には第2
のデータセレクタ78の入力aが接続され、この加算器
710の出力にはデータセレクタ78の入力bが接続さ
れ、カーソル表示パルスS6に基づいてカーソル表示信
号S5を重畳した補正後のデジタル映像信号Dout又は
カーソル表示信号S5を重畳しないままの補正後のデジ
タル映像信号Doutのいずれかを選択するようになされ
る。
【0073】なお、データセレクタ77とデータセレク
タ78との間に設けた加算器710は省略してもよい。
加算器710を設けた場合には、白く輝く欠陥画素と水
平カーソルCh及び垂直カーソルCvの重なった場合に
も、欠陥画素の位置が明確に表示することができる。加
算器710を設けない場合には、水平カーソルCh及び
垂直カーソルCvが白く輝く欠陥画素に重なった時点で
欠陥画素による表示が消えるようになされる。水平カー
ソルCh及び垂直カーソルCvが欠陥画素に重なったか
否かの指標とすることができる。
【0074】このデータセレクタ78の制御入力Sには
カーソル発生部711が接続され、水平カーソルChの
位置を示すレジスタ値とデジタル映像信号Dinに同期し
た水平カウンタ値とを比較してカーソル表示パルスS6
を発生する。これと共に、垂直カーソルCvの位置を示
すレジスタ値と同様な垂直カウンタ値とを比較してカー
ソル表示信号S5を発生する。この水平カウンタ値及び
垂直カウンタ値はタイミング発生部53において、シリ
アル通信ブロック51に送られた欠陥検出制御情報D2
をデコードした制御信号Scと、タイミング発生ブロッ
ク53で発生した水平位置情報Dh及び垂直位置情報D
vとに基づいて得られる。なお、カーソル発生部711
はタイミング発生部53内部に一緒に組み込んでもよ
い。
【0075】このカーソル表示パルスS6によってデー
タセレクタ78を切り換えることにより、映像にカーソ
ル表示信号S5を重畳することができる。この場合、決
定ボタン付きの十字キー28を使用して手動操作により
欠陥画素の位置に水平カーソルCh、垂直カーソルCv
の交点を重ね、決定ボタン28Eを押下すると、その時
のカーソル発生部711におけるレジスタ値が欠陥画素
の位置を示すことになるので、このレジスタ値に基づい
て欠陥画素の位置情報D1をEEPROM26に書き込
むことができる。
【0076】続いて、R、G、Bの3チャンネル用に拡
張した手動書込みモード時のカーソル表示例について説
明する。図8に示す水平カーソルCh及び垂直カーソル
Cvの表示位置はカーソル発生部711によるカーソル
表示信号S5及びカーソル表示パルスS6に基づいて上
下・左右に動かすことができ、カーソルの交点を補正し
たい白く輝く欠陥画素に合わせて書込みコマンドを送る
ことにより、その欠陥画素の位置情報D1(補正デー
タ)を追記することができる。
【0077】この例では、固体撮像素子アレイ21に関
して赤色、緑色及び青色の3つに分け映像が取得される
場合であって、液晶表示モニタ33の画面上で垂直方向
に操作される水平カーソルChは白色表示され、その画
面上で水平方向に操作される垂直カーソルCvは赤色、
緑色又は青色に表示される。
【0078】この例では欠陥画素の位置情報D1の書込
み動作に関しては、1チャネル毎に行う必要がある。そ
のため、制御コマンドとして図4に示した上位アドレス
にチャネル指定用のRGBフラグを設けてある。例え
ば、Rフラグを立てて手動書込みモードに入ると、液晶
表示モニタ33の画面上で水平方向に操作される垂直カ
ーソルCvに関して、既にEEPROM26に記録され
ている赤色に係る欠陥画素の位置については赤色の補正
点マーカーCrが点灯表示される。
【0079】これからEEPROM26に記録する赤色
の欠陥画素の位置については補正点マーカーCrと区別
するために垂直カーソルCvが赤色に点滅表示される。
緑色及び青色についても同様にして点灯表示や点滅表示
がなされる。このように、水平・垂直カーソル自体にチ
ャネル表示機能を持たせているので、欠陥画素の位置が
検索し易くなる。
【0080】続いて、本発明に係る3CCDカメラ20
0の欠陥画素記録方法についてその動作例を説明する。
なお、図2に示した固体撮像装置100の動作例を示す
フローチャートを再び参照する。
【0081】この実施例では、垂直方向に480ライン
及び水平方向に640画素の固体撮像素子Pijがマトリ
クス状に配置された、赤色、緑色及び青色用の3CCD
カメラ200における欠陥画素の記録方法であって、赤
色、緑色及び青色用の各々の固体撮像手段11で発生し
た欠陥画素の位置を画面上に時分割に表示し、この画面
上に表示された欠陥画素の位置を手動操作して選択し、
ここで選択された欠陥画素の位置情報D1をEEPRO
M26に記録する場合を想定する。
【0082】また、欠陥画素の位置情報D1をEEPR
OM26に記録する際に、予め1ラインに付き2個分の
欠陥画素を書込めるようにEEPROM26に第1ライ
ンから第480ラインに至る書込み領域を準備し、その
後、例えば赤色用の固体撮像手段11の当該ラインで発
生した欠陥画素の位置情報D1を当該ラインに対応した
EEPROM26の書込み領域に記録する場合を例に挙
げる。
【0083】これを前提にして、新たに発生した欠陥画
素の位置情報D1を記録する場合、まず、図2に示すフ
ローチャートのステップA1で図3に示したモード選択
スイッチ27を使用して書込みモードを設定する。この
とき、当該3CCDカメラ200への入射光が遮断され
た状態で、赤色用の固体撮像手段11で発生した欠陥画
素の位置が液晶表示モニタ33により画面上に表示され
る。その後、ステップA2に移行して手動書込みモード
が設定された場合及び自動書込みモードが設定された場
合に応じて欠陥画素の位置情報D1がEEPROM26
に記録される。
【0084】 手動書込みモードが設定された場合 画面上に表示された欠陥画素の位置をオペレータに選択
させるために、ステップA3に移行して液晶表示モニタ
33の画面上に水平カーソルChと垂直カーソルCvと
が同時に表示される。この手動書込みモードでは、図7
に示した補正ブロック57において、レジスタ71にデ
ジタル映像信号Dinが入力されると、3個のレジスタ7
1〜73には水平方向に連続する3画素分のデジタル映
像信号Dinを同時に保持するようになされる。加算器7
6では、常に中央画素の両隣の画素の平均値を出力する
ようになされるが、第1のデータセレクタ77では欠陥
補正信号Srに基づいてレジスタ71の出力を選択する
ようになされる。
【0085】また、補正信号生成ブロック56では欠陥
検出動作中にちょうどレジスタ72に欠陥画素に係るデ
ジタル映像信号Dinが保持されたときに、欠陥補正信号
Srを発生するようになされる。例えば、補正信号生成
ブロック56ではデジタル映像信号Dinに同期した水平
・垂直カウンタ値と、EEPROM26からの位置情報
D1とを比較することにより欠陥補正信号Srを発生す
る。
【0086】従って、データセレクタ77が欠陥補正信
号Srに基づいて中央画素側bを選択する。これによ
り、データセレクタ77は欠陥画素に係るデジタル映像
信号Doutを出力するようになる。更に、加算器710
では欠陥画素に係るデジタル映像信号Doutにカーソル
表示信号S5が重畳されるようになされる。これによ
り、手動書込みモードにおいて、デジタル映像信号Din
に水平カーソルCh・垂直カーソルCvを重畳して表示
することができる。
【0087】その後、ステップA4で1ラインに付き2
個分の欠陥画素の位置情報D1がEEPROM26に記
録されているか否かを判断する。この際に第1ラインか
ら第480ラインに至る書込み領域をアクセスすること
により1ラインに係る位置情報D1の記録の有無を判断
する。
【0088】1ラインに付き2個分の欠陥画素の位置情
報D1がEEPROM26に記録されていない場合に
は、ステップA6に移行して欠陥画素の位置を選択させ
るために、オペレータが操作する決定ボタン付きの十字
キー28の出力に従って液晶表示モニタ33では、水平
カーソルChが垂直方向に手動操作されると共に、垂直
カーソルCvが水平方向に手動操作される。
【0089】そして、オペレータは水平カーソルChと
垂直カーソルCvとの交点を欠陥画素の位置に合わせた
ら、ステップA7で書込みを決定するために十字キー2
8の決定ボタン28Eを押下する。その後、ステップA
11で新たな欠陥画素の位置情報D1がEEPROM2
6に記録される。
【0090】なお、ステップA4で1ラインに付き2個
の欠陥画素の位置情報D1が既にEEPROM26に記
録されている場合には、ステップA5に移行してEEP
ROM26に記録された欠陥画素の位置情報D1を書き
換えるか否かが判断される。EEPROM26に記録さ
れた欠陥画素よりも大きな欠陥画素が見出されたとき
は、そのEEPROM26に記録された欠陥画素の位置
情報D1を消去する。旧位置情報D1に換えて新たな欠
陥画素の位置情報D1を書き込むためである。
【0091】その後、ステップA6に移行してその欠陥
画素の位置を選択させるために、オペレータは水平カー
ソルChを垂直方向に手動操作すると共に、垂直カーソ
ルCvを水平方向に手動操作する。そして、オペレータ
は水平カーソルChと垂直カーソルCvとの交点を欠陥
画素の位置に合わせたら、ステップA7で書込みを決定
するために決定ボタン28Eを押下する。これにより、
ステップA11で旧位置情報D1を新たな欠陥画素の位
置情報D1に書き換えることができる。
【0092】 自動書込みモードが設定された場合 欠陥画素を自動検出するために、ステップA8に移行し
て480ライン×640画素の赤色用の固体撮像手段1
1が補正ブロック57によって順次ライン走査され、各
々の固体撮像手段11による輝度が測定される。その
後、ステップA9に移行してその固体撮像手段11によ
る各々の輝度と予め設定された基準値Drとが比較され
る。この比較結果に応じて当該ラインで発生した欠陥画
素の位置情報D1が検出される。ここで固体撮像手段1
1による各々の輝度が予め設定された基準値Drよりも
大きい場合には、ステップA10に移行して1ラインに
付き2個の欠陥画素の位置情報D1が既にEEPROM
26に記録されているか否かが検出される。
【0093】2個の欠陥画素の位置情報D1が既にEE
PROM26に記録されている場合には、ステップA1
2に移行する。2個の欠陥画素の位置情報D1がEEP
ROM26に記録されていない場合には、ステップA1
1に移行して新たな欠陥画素の位置情報D1がEEPR
OM26に記録される。
【0094】このとき、図7に示した補正ブロック57
ではレジスタ71にデジタル映像信号Dinが入力される
と、3個のレジスタ71〜73には水平方向に連続する
3画素分のデジタル映像信号Dinを同時に保持するよう
になされる。この自動書込みモードでは、中央画素の輝
度値と基準値Drとを比較して、当該画素によるデジタ
ル映像信号Dinが欠陥画素によるデジタル映像信号Din
であるか否かが判定される。当該デジタル映像信号Din
が欠陥画素による場合には、その欠陥画素を検知した旨
を示す欠陥判定信号Seが保持される。
【0095】この欠陥判定信号Seは図6で説明したメ
モリコントローラブロック52に出力されるので、その
メモリコントローラブロック52では欠陥判定信号Se
に基づいて水平・垂直カウンタ値がホールドされ、これ
に基づいて欠陥画素の位置情報D1をEEPROM26
に書き込むようになされる。なお、自動書込みモードで
は欠陥補正信号Srは停止され、欠陥画素があればその
ままデータセレクタ77から欠陥画素に係るデジタル映
像信号Doutが出力される状態となる。
【0096】また、赤色用の固体撮像手段11による各
々の輝度が予め設定された基準値Drよりも小さい場合
には、ステップA12に移行して欠陥画素の位置情報D
1の書込みを全部終了したか否かが判断される。手動書
込みモードの場合にはオペレータからの終了指示を検出
して書込み動作を終了する。自動書込みモードの場合に
はライン走査の終了を検出して書込み動作を終了する。
欠陥画素の位置情報D1の書込みを全部終了していない
場合にはステップA2に戻ってステップA3〜ステップ
A11の処理を継続する。
【0097】その後の欠陥画素の補正処理に関しては、
図7に示した補正ブロック57において、レジスタ71
にデジタル映像信号Dinが入力されると、3個のレジス
タ71〜73には水平方向に連続する3画素分のデジタ
ル映像信号Dinを同時に保持するようになされる。加算
器76では、常に中央画素の両隣の画素の平均値を出力
するようになされる。第1のデータセレクタ77では欠
陥補正信号Srに基づいて加算器76の出力又はレジス
タ71の出力のいずれか一方を選択するようになされ
る。
【0098】このデータセレクタ77で補正動作中にち
ょうどレジスタ72に欠陥画素に係るデジタル映像信号
Dinが保持されたときに、補正信号生成ブロック56で
欠陥補正信号Srを発生するようになされる。このと
き、補正信号生成ブロック56ではデジタル映像信号D
inに同期した水平・垂直カウンタ値と、EEPROM2
6からの位置情報D1とを比較することにより欠陥補正
信号Srを発生する。
【0099】これまで中央画素側bを選択していたデー
タセレクタ77が欠陥補正信号Srに基づいて平均値側
aに切り替えられる。これにより、データセレクタ77
は欠陥画素に係るデジタル映像信号Doutに替えて補正
したデジタル映像信号Doutを出力するようになる。第
2のデータセレクタ78ではカーソル表示パルスS6に
基づいてカーソル表示信号S5を重畳しないままの補正
後のデジタル映像信号Doutを選択するようになされ
る。従って、白く輝く欠陥画素による画像取得情報がデ
ジタル映像信号Sinに含まれていた場合でも、補正動作
によってその映像出力情報から欠陥画素による画像取得
情報を取り除いたデジタル映像信号Doutを出力するこ
とができる。
【0100】このように、本実施例では、欠陥補正シス
テムをIC化するに当たり、自動書込みモードの他に手
動書込みモードを設けたので、微細化した3CCDカメ
ラ200の製品出荷後に新たな欠陥画素が発生した場合
に、特別な書込み治具を使用することなく、しかも、自
動書込みモードでは対処できない欠陥画素(周期的に点
滅を繰り返すような白く輝く欠陥画素や、欠陥補正回路
の制約から消すことができなかった欠陥画素など)に対
しても、その位置情報D1を容易にEEPROM26に
書込むことができる。
【0101】また、本実施例によれば、欠陥補正、検出
及びカーソル表示をすべて同一の欠陥補正LSI25内
で行うことができるため、シビアなタイミング調整が全
く必要なく、システムディレイの影響を全く受けない、
自己完結型の欠陥補正システムを構成することができ
る。従って、当該欠陥補正システムを様々な機種のCC
Dカメラに容易に取り付けることができる。
【0102】この実施例では1ライン当たりの補正でき
る欠陥画素に関してm=2個の場合について説明した
が、これに限られることはなく、1ラインに付き2個以
上の欠陥画素を取り扱う欠陥補正システムであってもよ
い。また、液晶表示モニタ33はビデオカメラのように
3CCDカメラ200内に内蔵してもよく、工業用のカ
メラのように外部に接続するようにしてもよい。
【0103】要はCCDカメラとモニタ以外に特別な治
具を使用しないで、欠陥画素に係る位置情報D1をEE
PROM26に書き込むことができる。このため、例え
ば、カメラの販売後に市場で発生した欠陥画素に対して
サービス部門で簡単に対処することができる。専用治具
を揃えて置く必要がない。
【0104】因みに手動書込みモードを3CCDカメラ
200の外部で専用治具を使用して行うとした場合に
は、そのカメラ内部の補正を行うポイントからカメラ出
力までのシステムディレイ分を正確に補正した欠陥補正
信号Sr、Sg、Sbを作成しなくてはならい。その
点、本発明方式ではカメラ機種毎にその補正量が自己完
結的に定まるため、書込み治具の共通化という問題もク
リアされる。
【0105】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る固体
撮像装置によれば、画面上で欠陥画素の位置を選択する
ように手動操作される位置選択手段が設けられ、ここで
選択された欠陥画素の位置情報が記憶手段に記録するよ
うになされる。
【0106】従って、微細化した固体撮像素子の製品出
荷後に欠陥画素が発生した場合に、特別な書込み治具を
使用することなく、その欠陥画素の位置情報を容易に記
憶手段に書込むことができる。
【0107】本発明に係る固体撮像装置の欠陥画素記録
方法によれば、固体撮像素子で発生した欠陥画素の位置
を画面上に表示し、その画面上に表示された欠陥画素の
位置を手動操作して選択した後に、ここで選択された欠
陥画素の位置情報を記憶手段に記録するようになされ
る。
【0108】従って、微細化した固体撮像素子の製品出
荷後に欠陥画素が発生した場合に、特別な書込み治具を
使用することなく、その欠陥画素の位置情報を容易に記
憶手段に書込むことができる。しかも、後天的に発生し
た欠陥画素に対する補正についても柔軟に対処すること
ができる。
【0109】この発明は、固体撮像素子を高密度にマト
リクス状に配置したCCDカメラに適用して極めて好適
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施形態としての固体撮像装置1
00の構成例を示すブロック図である。
【図2】その固体撮像装置100の動作例を示すフロー
チャートである。
【図3】実施例としての3CCDカメラ200の構成例
を示す1チャンネル分のブロック図である。
【図4】そのEEPROM26における書込み領域の割
り当て例を示すイメージ図である。
【図5】A及びBは十字キー28の操作例及び液晶表示
モニタ33におけるカーソル表示例を示すイメージ図で
ある。
【図6】欠陥補正LSI25及びその周辺回路の構成例
を示すブロック図である。
【図7】その補正ブロック57の内部構成例を示すブロ
ック図である。
【図8】手動書込みモード時の液晶表示モニタ33にお
けるカーソル多色表示例を示すイメージ図である。
【図9】従来例に係るCCDカメラ1の欠陥補正システ
ム10の構成例を示す斜視図である。
【図10】その欠陥補正システム10における欠陥画素
の記録例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
11・・・固体撮像手段、12・・・欠陥検出手段、1
3・・・欠陥補正手段、14・・・表示手段、15・・
・情報書込み読出手段、16・・・記憶手段、17・・
・モード選択手段、18・・・位置選択手段、19・・
・情報書き換え手段、20・・・制御手段、21,pij
・・・固体撮像素子、25・・・欠陥補正LSI、26
・・・EERPOM(記憶手段)、27・・・モード選
択スイッチ(モード選択手段)、28・・・決定ボタン
付きの十字キー(位置選択手段)、100・・・固体撮
像装置、200・・・3CCDカメラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月25日(2000.2.2
5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】この欠陥検出手段12には欠陥補正手段1
3を通じて表示手段14が接続され、手動書込みモード
選択時に固体撮像手段11で発生した欠陥画素の位置が
画面上に表示されると共に、その画面上には水平カーソ
ルChと垂直カーソルCvとが同時に表示される。ここ
で手動書込みモードとは水平カーソルChを垂直方向に
手動操作すると共に、その垂直カーソルCvを水平方向
に手動操作し、水平カーソルChと垂直カーソルCvと
の交点を欠陥画素の位置に合わせることにより書込みを
決定する動作をいう。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】この欠陥補正手段13には情報書込み読出
手段15を通じて記憶手段16が接続され、固体撮像手
段11で発生した欠陥画素に係る位置情報D1が情報書
込み読出手段15によって記録される。この例では予め
1ラインに付きm個分の欠陥画素の位置情報D1を書込
めるように、記憶手段16には第1ラインから第Nライ
ンに至る書込み領域が割り当てられ、固体撮像手段11
の当該ラインで発生した欠陥画素の位置情報D1を当該
ラインに対応した記憶手段16の書込み領域に記録する
ようになされる。欠陥画素の位置情報D1は自動書込み
モード又は手動書込みモード選択時に記憶手段16に記
録される。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この欠陥検出手段12には欠陥補正手段1
3の他に制御手段20を通じてモード選択手段17、位
置選択手段18及び情報書き換え手段19が接続されて
いる。モード選択手段17では自動書込みモード又は手
動書込みモードのいずれかを選択するように操作され、
制御手段20にモード選択信号S1が出力される。位置
選択手段18では表示手段14の画面上で欠陥画素の位
置を選択するように手動操作され、制御手段20に位置
選択信号S2が出力される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】情報書き換え手段19では記憶手段16に
記録された欠陥画素の位置情報D1を消去しその位置情
報D1を書き換えるように操作され、制御手段20に書
き換え信号S3が出力される。制御手段20ではモード
選択信号S1、位置選択信号S2及び書き換え信号S3
に基づいて欠陥検出制御情報D2、欠陥補正制御情報D
3及び書込み読出制御情報D4が発生され、欠陥検出手
段12が欠陥検出制御情報D2に基づいて制御され、欠
陥補正手段13が欠陥補正制御情報D3に基づいて制御
され、情報書込み読出手段15が書込み読出制御情報D
4に基づいて制御される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】この情報書込み読出手段15には欠陥補正
手段13が接続され、記憶手段16に記録された欠陥画
素に係る画像取得情報Dinに関して、少なくとも、欠陥
画素の前後の固体撮像手段11による画像取得情報Din
に基づいて欠陥画素に係る画像取得情報Dinを補間する
ようになされる。補間後の画像出力情報Doutは表示手
段14や他の回路に出力される。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】その後、ステップA6に移行してその欠陥
画素の位置を選択させるために、オペレータは垂直カー
ソルCvを水平方向に手動操作する。そして、オペレー
タは水平カーソルChと垂直カーソルCvとの交点を欠
陥画素の位置に合わせたら、ステップA7で書込みを決
定するために決定ボタンを押下する。これにより、ステ
ップA11で旧位置情報D1を新たな欠陥画素の位置情
報D1に書き換えることができる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0040
【補正方法】変更
【補正内容】
【0040】(2)実施例 図3は実施例としての3CCDカメラ200の構成例を
示す1チャンネル分のブロック図である。この例では、
図1に示した欠陥検出手段12,欠陥補正手段13及び
情報書込み読出手段15が1個の欠陥補正LSI25に
集積化され、デジタル映像信号Dinを通過させる構造と
なされ、図3に示す固体撮像素子アレイ21の欠陥画素
(キズ)の検出、その補正及びカーソル表示を同一LS
I内で行うようにして、カメラ信号処理システムの相違
に左右されずに、多機種のCCDカメラに応用できるよ
うにしたものである。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0042
【補正方法】変更
【補正内容】
【0042】固体撮像手段11は固体撮像素子アレイ2
1、CDS(Co-related DoubleSample-hold )回路
22、AGC(Auto-Gain Control)回路23及びア
ナログ・デジタル変換回路(以下A/D変換回路とい
う)24を有している。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0044
【補正方法】変更
【補正内容】
【0044】A/D変換回路24には欠陥補正LSI2
5が接続され、自動書込みモード選択時に固体撮像素子
アレイ21の当該ラインで発生した欠陥画素の位置情報
D1を検出するようになされる。欠陥補正LSI25は
図1に示した欠陥検出手段12,欠陥補正手段13、情
報書込み読出手段15及び図示しないタイミング発生手
段などを1個のICチップに集積化したものである。こ
の例では、固体撮像素子アレイ21への入射光が遮断さ
れた状態で、480ライン×640画素の固体撮像素子
アレイ21を順次ライン走査して各々の固体撮像手段1
1による輝度情報が欠陥補正LSI25によって測定さ
れ、その固体撮像手段11による各々の輝度と予め設定
された基準輝度とが比較され、この比較結果に応じて当
該ラインで発生した欠陥画素の位置情報D1を検出する
ようになされる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0072
【補正方法】変更
【補正内容】
【0072】データセレクタ77の出力には加算器71
0の入力aが接続され、この加算器710の入力bには
カーソル表示輝度信号S5が供給され、欠陥画素に係る
デジタル映像信号Doutにカーソル表示輝度信号S5が
重畳されるようになされる。また、データセレクタ77
の出力には第2のデータセレクタ78の入力aが接続さ
れ、この加算器710の出力にはデータセレクタ78の
入力bが接続され、カーソル表示パルスS6に基づいて
カーソル表示輝度信号S5を重畳した欠陥画素に係るデ
ジタル映像信号Dout又はカーソル表示輝度信号S5を
重畳しないままの補正後のデジタル映像信号Doutのい
ずれかを選択するようになされる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】このデータセレクタ78の制御入力Sには
カーソル発生部711が接続され、水平カーソルChの
位置を示すレジスタ値とデジタル映像信号Dinに同期し
た垂直カウンタ値とを比較して発生する水平カーソル表
示信号と、垂直カーソルCvの位置を示すレジスタ値と
同様な水平カウンタ値とを比較して発生する水平カーソ
ル表示信号とを合成した、カーソル表示パルスS6が発
生される。このカーソル表示パルスS6によって加算器
76の出力又はレジスタ72の出力が選択される。この
水平カウンタ値及び垂直カウンタ値はタイミング発生部
53において、シリアル通信ブロック51に送られた欠
陥検出制御情報D2をデコードした制御信号Scと、タ
イミング発生ブロック53で発生した水平位置情報Dh
及び垂直位置情報Dvとに基づいて得られる。なお、カ
ーソル発生部711はタイミング発生部53内部に一緒
に組み込んでもよい。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0076
【補正方法】変更
【補正内容】
【0076】続いて、R、G、Bの3チャンネル用に拡
張した手動書込みモード時のカーソル表示例について説
明する。図8に示す水平カーソルCh及び垂直カーソル
Cvの表示位置はカーソル発生部711によるカーソル
表示輝度信号S5及びカーソル表示パルスS6に基づい
て上下・左右に動かすことができ、カーソルの交点を補
正したい白く輝く欠陥画素に合わせて書込みコマンドを
送ることにより、その欠陥画素の位置情報D1(補正デ
ータ)を追記することができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】 手動書込みモードが設定された場合 画面上に表示された欠陥画素の位置をオペレータに選択
させるために、ステップA3に移行して液晶表示モニタ
33の画面上に水平カーソルChと垂直カーソルCvと
が同時に表示される。この手動書込みモードでは、図7
に示した補正ブロック57において、レジスタ71にデ
ジタル映像信号Dinが入力されると、3個のレジスタ7
1〜73には水平方向に連続する3画素分のデジタル映
像信号Dinを同時に保持するようになされる。加算器7
6では、常に中央画素の両隣の画素の平均値を出力する
ようになされるが、手動書き込みモードでは欠陥補正信
号Srは停止され、欠陥画素があれば、そのままデータ
セレクタ77から欠陥画素に係るデジタル映像信号Dou
tが出力される状態となる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0085
【補正方法】削除
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正内容】
【0086】更に、加算器710では欠陥画素に係るデ
ジタル映像信号Doutにカーソル表示輝度信号S5が重
畳されるようになされる。これにより、手動書込みモー
ドにおいて、デジタル映像信号Dinに水平カーソルCh
・垂直カーソルCvを重畳して表示することができる。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0097
【補正方法】変更
【補正内容】
【0097】その後の欠陥画素の補正処理に関しては、
図7に示した補正ブロック57において、レジスタ71
にデジタル映像信号Dinが入力されると、3個のレジス
タ71〜73には水平方向に連続する3画素分のデジタ
ル映像信号Dinを同時に保持するようになされる。加算
器76では、常に中央画素の両隣の画素の平均値を出力
するようになされる。第1のデータセレクタ77では欠
陥補正信号Srに基づいて加算器76の出力又はレジス
タ72の出力のいずれか一方を選択するようになされ
る。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0099
【補正方法】変更
【補正内容】
【0099】これまで中央画素側bを選択していたデー
タセレクタ77が欠陥補正信号Srに基づいて平均値側
aに切り替えられる。これにより、データセレクタ77
は欠陥画素に係るデジタル映像信号Doutに替えて補正
したデジタル映像信号Doutを出力するようになる。第
2のデータセレクタ78ではカーソル表示パルスS6に
基づいてカーソル表示輝度信号S5を重畳しないままの
補正後のデジタル映像信号Doutを選択するようになさ
れる。従って、赤く輝く欠陥画素による画像取得情報が
デジタル映像信号Sinに含まれていた場合でも、補正動
作によってその映像出力情報から欠陥画素による画像取
得情報を取り除いたデジタル映像信号Doutを出力する
ことができる。
【手続補正18】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正書】
【提出日】平成13年1月12日(2001.1.1
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】図9に示すCCDカメラ1の欠陥補正シス
テム10によれば、ワンタイムROMによる欠陥画素記
録方式が採用され、図9に示すROM2に補正データを
記憶して欠陥画素に係る画像取得情報を補正するように
なされる。後天的に発生した白キズに関しては、図10
に示すフローチャートのステップB1でCCDカメラ1
から既存のROM2を取り外した後に、ステップB2で
新たなROM2を書込み治具3にセットする。そして、
ステップB3で欠陥画素の位置を測定し、その後、ステ
ップB4で欠陥画素に係る画像取得情報に対する補正デ
ータを作成して、これを新たなROM2に書込み、その
後、ステップB5でそのROM2を書込み治具3から外
してCCDカメラにセットされていた旧ROM2と交
換するように取り付けられる。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 垂直方向にNライン及び水平方向にM画
    素の固体撮像素子がマトリクス状に配置された固体撮像
    装置であって、 前記固体撮像素子で発生した欠陥画素の位置を画面上に
    表示する表示手段と、 前記表示手段の画面上で欠陥画素の位置を選択するよう
    に手動操作される位置選択手段と、 前記位置選択手段により選択された欠陥画素の位置情報
    を記録する記憶手段とを備えたことを特徴とする固体撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記位置選択手段は、 前記表示手段の画面上で垂直方向に操作される水平カー
    ソルと、 前記画面上で水平方向に操作される垂直カーソルと、 前記水平カーソルと垂直カーソルとの交点で押下するよ
    うに操作される書込み決定ボタンとを有することを特徴
    とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記固体撮像素子に関して赤色、緑色及
    び青色の3つに分けて映像が取得される場合であって、 前記表示手段の画面上で垂直方向に操作される水平カー
    ソルは白色表示され、 前記画面上で水平方向に操作される垂直カーソルは赤
    色、緑色又は青色に表示されることを特徴とする請求項
    1に記載の固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記表示手段の画面上で水平方向に操作
    される垂直カーソルに関して、 既に前記記憶手段に記録されている欠陥画素の位置につ
    いては赤色、緑色又は青色に点灯表示され、 これから前記記憶手段に記録する欠陥画素の位置につい
    ては赤色、緑色又は青色に点滅表示されることを特徴と
    する請求項1に記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記水平カーソルと垂直カーソルとの交
    点を前記欠陥画素の位置に合わせることにより書込みを
    決定する動作を手動書込みモードとし、 前記固体撮像素子による取得画像を自動走査して前記欠
    陥画素の位置を検出することにより書込みを決定する動
    作を自動書込みモードとしたとき、 前記自動書込みモード又は前記手動書込みモードのいず
    れか一方を選択するモード選択手段が設けられることを
    特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記記憶手段には、予め1ラインに付き
    m個分の欠陥画素の位置情報を書込めるように、第1ラ
    インから第Nラインに至る書込み領域が割り当てられ、
    前記固体撮像素子の当該ラインで発生した欠陥画素の位
    置情報を前記記憶手段の当該ラインに対応した書込み領
    域に記録するようになされたことを特徴とする請求項1
    に記載の固体撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記固体撮像素子の当該ラインで発生し
    た欠陥画素の位置情報を検出する欠陥検出手段と、 前記欠陥検出手段による欠陥画素の位置情報を当該ライ
    ンに対応した前記記憶手段の書込み領域に記録し、及
    び、前記書込み領域から位置情報を読み出す情報書込み
    読出手段とが設けられることを特徴とする請求項1に記
    載の固体撮像装置。
  8. 【請求項8】 前記記憶手段に記録された欠陥画素の位
    置情報を消去し該位置情報を書き換える情報書き換え手
    段が設けられることを特徴とする請求項1に記載の固体
    撮像装置。
  9. 【請求項9】 前記欠陥検出手段では、 前記固体撮像素子への入射光が遮断された状態で、Nラ
    イン×M画素の固体撮像素子を順次ライン走査して各々
    の固体撮像素子による輝度を測定し、 前記固体撮像素子による各々の輝度と予め設定された基
    準輝度とを比較し、 前記比較結果に応じて当該ラインで発生した欠陥画素の
    位置情報を検出することを特徴とする請求項1に記載の
    固体撮像装置。
  10. 【請求項10】 前記記憶手段に記録された欠陥画素に
    係る固体撮像素子の画像取得情報に関して、少なくと
    も、前記欠陥画素の前後の固体撮像素子による画像取得
    情報に基づいて前記欠陥画素に係る固体撮像素子の画像
    取得情報を補間する欠陥補正手段が設けられることを特
    徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  11. 【請求項11】 垂直方向にNライン及び水平方向にM
    画素の固体撮像素子がマトリクス状に配置された固体撮
    像装置における欠陥画素の記録方法であって、 前記固体撮像素子で発生した欠陥画素の位置を画面上に
    表示し、 前記画面上に表示された欠陥画素の位置を手動操作して
    選択し、 選択された前記欠陥画素の位置情報を記憶手段に記録す
    ることを特徴とする固体撮像装置の欠陥画素記録方法。
  12. 【請求項12】 前記画面上に表示された欠陥画素の位
    置を選択する際に、 前記画面上に水平カーソルと垂直カーソルとを同時に表
    示し、 前記水平カーソルを垂直方向に手動操作すると共に、前
    記垂直カーソルを水平方向に手動操作し、 前記水平カーソルと垂直カーソルとの交点を前記欠陥画
    素の位置に合わせることにより書込みを決定することを
    特徴とする請求項11に記載の固体撮像装置の欠陥画素
    記録方法。
  13. 【請求項13】 前記記憶手段に記録された欠陥画素よ
    りも大きな欠陥画素が見出されたときは、 前記記憶手段に記録された欠陥画素の位置情報を消去し
    新たな位置情報に書き換えることを特徴とする請求項1
    1に記載の固体撮像装置の欠陥画素記録方法。
  14. 【請求項14】 前記欠陥画素の位置情報を記憶手段に
    記録する際に、 予め1ラインに付きm個分の欠陥画素を書込めるように
    前記記憶手段に第1ラインから第Nラインに至る書込み
    領域を準備し、 その後、前記固体撮像素子の当該ラインで発生した欠陥
    画素の位置情報を当該ラインに対応した前記記憶手段の
    書込み領域に記録することを特徴とする請求項11に記
    載の固体撮像装置の欠陥画素記録方法。
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Cited By (3)

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