JP2001217852A - 子局のアドレス設定方式 - Google Patents

子局のアドレス設定方式

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JP2001217852A
JP2001217852A JP2000027006A JP2000027006A JP2001217852A JP 2001217852 A JP2001217852 A JP 2001217852A JP 2000027006 A JP2000027006 A JP 2000027006A JP 2000027006 A JP2000027006 A JP 2000027006A JP 2001217852 A JP2001217852 A JP 2001217852A
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JP
Japan
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slave station
unset
slave
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JP2000027006A
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English (en)
Inventor
Koji Kawabata
宏司 川端
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ポーリング方式のネットワークでは、各子局
に互いに重複しないアドレスを割り付けるのに、非常に
煩雑な作業、アドレス管理、設定ミスなどの問題があ
る。 【解決手段】 親局1は、子局21〜2100に割り当て可
能な有効アドレス範囲を設定しておき、有効アドレス範
囲のうち未設定のアドレスと、この未設定アドレスの内
から次に設定するアドレスAnextを設定しておく。各子
局は、それぞれアドレスカウンタを設け、アドレス設定
済みの場合はアドレスカウンタを特有の値0に固定して
おき、アドレスが未設定の場合は一定時間毎に有効アド
レス設定範囲外の値でアドレスカウンタの値を更新して
おく。親局は、ポーリングによりアドレス未設定子局の
検出と、アドレス未設定子局が1つ、複数の場合等に応
じて各子局のアドレスを適宜自動設定していく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポーリング方式の
ネットワークにおける子局のアドレス設定方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】遠隔地にある制御装置(子局)を中央の
制御装置(親局)で集中して管理する遠隔監視制御シス
テムなど、1つの親局と多数の子局間の通信方式とし
て、ポーリング方式がある。
【0003】このポーリング方式のネットワークは、一
般に1つの親局と多数の子局が通信装置で結合され、親
局がすべての送信制御権をもち、子局は親局の送信許可
がある場合にのみ送信できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ポーリング方式のネッ
トワークでは、親局が各子局に送信要求の有無を尋ねる
(ポーリングする)際に、子局のアドレスを使用する。
このため、予め各子局には互いに重複しないアドレスを
割り付ける必要がある。このアドレスの割り付けには、
以下のような問題がある。
【0005】(1)多数の子局に、互いに重複しないよ
うアドレスを割り付けることは非常に煩雑な作業であ
る。
【0006】(2)アドレスの管理が面倒であり、アド
レスの欠落や重複などの設定ミスが起きやすい。
【0007】(3)アドレスの設定ミスを訂正するに
は、子局の設置現場に行って訂正しなければならず、コ
ストと手間がかかる。
【0008】本発明の目的は、親局がポーリングにより
子局のアドレスを自動設定できるようにしたアドレス設
定方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、親局は、子局に割り当て可能な有効アド
レス範囲を設定しておき、ポーリングによって子局の設
定済みアドレスを把握することで有効アドレス範囲のう
ち未設定のアドレスと、この未設定アドレスの内から次
に設定するアドレスAnextを設定しておく。
【0010】各子局は、それぞれアドレスカウンタを設
け、自局がアドレス設定済みの場合はアドレスカウンタ
を特有の値(例えば0)に固定しておき、アドレスが未
設定の場合は一定時間毎に有効アドレス設定範囲外の値
でアドレスカウンタの値を更新しておく。
【0011】そして、親局と子局とはポーリングによる
要求と応答の送受信を行うことで、(1)アドレス未設
定子局の検出をしておき、(2)次に設定すべきアドレ
スを自動的に決定しておき、(3)未設定アドレステー
ブルによって、アドレスの重複を防ぎ、(4)アドレス
カウンタによって、子局毎にランダムとなる値を子局に
保持させ、(5)アドレスカウンタおよびアドレスラン
ダム設定要求・変更要求によって、親局から自動的に各
子局毎にランダムにアドレスを設定しておき、(6)ラ
ンダムに設定するアドレス範囲を有効アドレス範囲外
(アドレスカウンタ範囲)に制限することにより、既設
定の子局とアドレスが重複しないようにし、(7)有効
アドレス範囲外の子局のポーリング(特別ポーリング)
を行うことにより、ランダムにアドレスが設定された子
局を有効アドレスに再設定するようにしたものであり、
以下の方式を特徴とする。
【0012】(第1の発明)親局がポーリング方式で多
数の子局と通信するネットワークにおける子局のアドレ
ス設定方式であって、前記親局は、前記各子局に割り当
て可能な有効アドレス範囲を設定しておく手段と、ポー
リングによって子局の設定済みアドレスを把握すること
で有効アドレス範囲のうち未設定アドレスと、この未設
定アドレスの内から次に設定する次設定アドレスAnext
を決定しておく手段を設け、前記各子局は、それぞれ自
局のアドレスを保持する手段と、自局がアドレス設定済
みの場合は特有の値に固定し、アドレスが未設定の場合
は一定時間毎に前記有効アドレス設定範囲外の値でサイ
クリックに更新しておくアドレスカウンタとを設け、前
記親局は、ポーリングにより各子局にアドレス未設定子
局検出要求を送信し、この要求に対してアドレス未設定
子局のみが応答することでアドレス未設定子局を検出
し、前記親局は1つのアドレス未設定子局が応答した場
合に前記次設定アドレスを当該アドレス未設定子局に送
信し、当該アドレス未設定子局は前記次設定アドレスを
自局のアドレスに設定するとともに前記アドレスカウン
タを特有の値に固定してアドレス設定完了応答を送信
し、この応答の受信で親局は前記未設定アドレスと次設
定アドレスを更新し、前記親局は複数のアドレス未設定
子局が応答した場合には各アドレス未設定子局にアドレ
スランダム設定要求をして前記アドレスカウンタの値を
自局アドレスに設定させ、一定期間後にアドレスカウン
タ値が有効アドレス範囲外のアドレス未設定子局に特別
ポーリングを行い、前記親局は、前記特別ポーリングで
1つのアドレス未設定子局が応答した場合には各子局に
は前記次設定アドレスによるアドレス設定要求をするこ
とで当該アドレス未設定子局がアドレス設定し、前記親
局は、前記特別ポーリングにおいて複数の子局が応答し
た場合には、前記アドレスランダム設定要求して前記ア
ドレスカウンタ値が異なる応答を得るまで該特別ポーリ
ングを繰り返す、ことを特徴とする。
【0013】(第2の発明)親局がポーリング方式で多
数の子局と通信するネットワークにおける子局のアドレ
ス設定方式であって、前記親局は、前記各子局に割り当
て可能な有効アドレス範囲を設定しておく手段と、ポー
リングによって子局の設定済みアドレスを把握すること
で有効アドレス範囲のうち未設定アドレスと、この未設
定アドレスの内から次に設定する次設定アドレスAnext
を決定しておく手段を設け、前記各子局は、それぞれ自
局のアドレスを保持する手段と、自局がアドレス設定済
みの場合は特有の値に固定し、アドレスが未設定の場合
は一定時間毎に前記有効アドレス設定範囲外の値でサイ
クリックに更新しておくアドレスカウンタとを設け、前
記親局は、ポーリングにより各子局にアドレス未設定子
局検出要求を送信し、この要求に対してアドレス未設定
子局のみが応答することでアドレス未設定子局を検出
し、前記親局は1つのアドレス未設定子局が応答した場
合に前記次設定アドレスを当該アドレス未設定子局に送
信し、当該アドレス未設定子局は前記次設定アドレスを
自局のアドレスに設定するとともに前記アドレスカウン
タを特有の値に固定してアドレス設定完了応答を送信
し、この受信で親局は前記未設定アドレスと次設定アド
レスを更新してアドレス設定処理を終了してアドレス設
定を終了し、前記親局は複数のアドレス未設定子局が応
答した場合には各アドレス未設定子局にアドレスランダ
ム設定要求をして前記アドレスカウンタの値を自局アド
レスに設定させ、一定期間後にアドレスカウンタ値が有
効アドレス範囲外のアドレス未設定子局に特別ポーリン
グを行い、前記親局は、前記特別ポーリングで1つのア
ドレス未設定子局が応答した場合には各子局には前記次
設定アドレスによるアドレス設定要求をすることで当該
アドレス未設定子局がアドレス設定し、前記親局は、前
記特別ポーリングにおいて複数の子局が応答した場合に
は、前記アドレスランダム設定要求して前記アドレスカ
ウンタ値が異なる応答を得るまで該特別ポーリングを繰
り返す、ことを特徴とする。
【0014】前記親局は、前記特別ポーリングにおいて
応答がない状態が前記アドレスカウンタ範囲のアドレス
についてのポーリングが一巡したときに該特別ポーリン
グをすべて終了することを特徴とする。
【0015】(第3の発明)親局がポーリング方式で多
数の子局と通信するネットワークにおける子局のアドレ
ス設定方式であって、前記親局は、前記各子局に割り当
て可能な有効アドレス範囲を設定しておく手段と、ポー
リングによって子局の設定済みアドレスを把握すること
で有効アドレス範囲のうち未設定アドレスと、この未設
定アドレスの内から次に設定する次設定アドレスAnext
を決定しておく手段を設け、前記各子局は、それぞれ自
局のアドレスを保持する手段と、自局がアドレス設定済
みの場合は特有の値に固定し、アドレスが未設定の場合
は一定時間毎に前記有効アドレス設定範囲外の値でサイ
クリックに更新しておくアドレスカウンタとを設け、前
記親局は、ポーリングにより各子局にアドレス未設定子
局検出要求を送信し、この要求に対してアドレス未設定
子局のみが応答することでアドレス未設定子局を検出
し、前記親局は1つのアドレス未設定子局が応答した場
合に前記次設定アドレスを当該アドレス未設定子局に送
信し、当該アドレス未設定子局は前記次設定アドレスを
自局のアドレスに設定するとともに前記アドレスカウン
タを特有の値に固定し、親局は前記未設定アドレスと次
設定アドレスを更新し、前記親局は複数のアドレス未設
定子局が応答した場合には各アドレス未設定子局にアド
レスランダム設定要求をして前記アドレスカウンタの値
を自局アドレスに設定させ、一定期間後にアドレスカウ
ンタ値が有効アドレス範囲外のアドレス未設定子局に特
別ポーリングを行い、前記親局は、前記特別ポーリング
で1つのアドレス未設定子局が応答した場合には各子局
には前記次設定アドレスによるアドレス設定要求をする
ことで当該アドレス未設定子局がアドレス設定し、前記
親局は、前記特別ポーリングにおいて複数の子局が応答
した場合には、当該アドレス未設定子局のみに前記アド
レスランダム設定要求をし、当該アドレス未設定子局は
自局のアドレスカウンタ値を自局アドレスの再設定し、
前記親局は1つのアドレス未設定子局からの応答を得る
まで該特別ポーリングを繰り返す、ことを特徴とする。
【0016】(第4の発明)親局がポーリング方式で多
数の子局と通信するネットワークにおける子局のアドレ
ス設定方式であって、前記親局は、前記各子局に割り当
て可能な有効アドレス範囲を設定しておく手段と、ポー
リングによって子局の設定済みアドレスを把握すること
で有効アドレス範囲のうち未設定アドレスと、この未設
定アドレスの内から次に設定する次設定アドレスAnext
を決定しておく手段を設け、前記各子局は、それぞれ自
局のアドレスを保持する手段と、自局がアドレス設定済
みの場合は特有の値に固定し、アドレスが未設定の場合
は一定時間毎に前記有効アドレス設定範囲外の値でサイ
クリックに更新しておくアドレスカウンタとを設け、前
記親局はポーリングにより各アドレス未設定子局に前記
次設定アドレスを指定してアドレス設定要求を送信し、
この要求に対してアドレス未設定子局は前記次設定アド
レスを自局のアドレスに設定してアドレス設定完了応答
を送信し、前記親局は、1つのアドレス未設定子局が応
答した場合に当該アドレス未設定子局にアドレス設定成
功通知を送信し、当該アドレス未設定子局は前記アドレ
スカウンタの更新を停止して特有の値に固定し、前記親
局は未設定アドレスと次設定アドレスを更新し、前記親
局は複数のアドレス未設定子局が応答した場合には各ア
ドレス未設定子局にアドレスランダム設定要求をして前
記アドレスカウンタの値を自局アドレスに設定させ、一
定期間後にアドレスカウンタ値が有効アドレス範囲外の
アドレス未設定子局に特別ポーリングを行い、前記親局
は、前記特別ポーリングで1つのアドレス未設定子局が
応答した場合には各子局には前記次設定アドレスによる
アドレス設定要求をし、当該アドレス未設定子局がアド
レス設定し、親局はポーリングアドレスを更新して特別
ポーリングを継続し、前記親局は、前記特別ポーリング
において複数の子局が応答した場合には、当該アドレス
未設定子局のみに前記アドレスランダム設定要求をし、
当該アドレス未設定子局は自局のアドレスカウンタ値を
自局アドレスの再設定し、前記親局は1つのアドレス未
設定子局からの応答を得るまで該特別ポーリングを繰り
返す、ことを特徴とする。
【0017】(第5の発明)親局がポーリング方式で多
数の子局と通信するネットワークにおける子局のアドレ
ス設定方式であって、前記親局は、前記各子局に割り当
て可能な有効アドレス範囲を設定しておく手段と、ポー
リングによって子局の設定済みアドレスを把握すること
で有効アドレス範囲のうち未設定アドレスと、この未設
定アドレスの内から次に設定する次設定アドレスAnext
を決定しておく手段を設け、前記各子局は、それぞれ自
局のアドレスを保持する手段と、自局がアドレス設定済
みの場合は特有の値に固定し、アドレスが未設定の場合
は一定時間毎に前記有効アドレス設定範囲外の値でサイ
クリックに昇順方向または降順方向で更新しておくアド
レスカウンタとを設け、前記親局は、ポーリングにより
各子局にアドレス未設定子局検出要求を送信し、この要
求に対してアドレス未設定子局のみが応答することでア
ドレス未設定子局を検出し、前記親局は1つのアドレス
未設定子局が応答した場合に前記次設定アドレスを当該
アドレス未設定子局に送信し、当該アドレス未設定子局
は前記次設定アドレスを自局のアドレスに設定するとと
もに前記アドレスカウンタを特有の値に固定してアドレ
ス設定完了応答を送信し、この応答の受信で親局は前記
未設定アドレスと次設定アドレスを更新し、前記親局は
複数のアドレス未設定子局が応答した場合には各アドレ
ス未設定子局にアドレスランダム設定要求をし、この要
求にアドレス未設定子局は前記アドレスカウンタの値を
自局アドレスに設定し、該アドレスカウンタの更新方向
を現在とは逆の方向に変更し、前記親局は一定期間後に
アドレスカウンタ値が有効アドレス範囲外のアドレス未
設定子局に特別ポーリングを行い、前記親局は前記特別
ポーリングで1つのアドレス未設定子局が応答した場合
には各子局に前記次設定アドレスによるアドレス設定要
求をし、この要求で当該アドレス未設定子局がアドレス
設定し、前記親局は前記特別ポーリングにおいて複数の
子局が応答した場合には、当該アドレス未設定子局のみ
に前記アドレスランダム設定要求をし、当該アドレス未
設定子局は自局のアドレスカウンタ値を自局アドレスに
再設定し、該アドレスカウンタの更新方向を現在とは逆
の方向に変更し、前記親局は1つのアドレス未設定子局
からの応答を得るまで該特別ポーリングを繰り返す、こ
とを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)図1は、本発
明の実施形態を示すマルチポイント型のシステム構成図
であり、1つの親局1と100の子局21〜2100で構成
する場合を示す。
【0019】親局1は、通常のポーリングを行う子局ア
ドレス(有効アドレス)の範囲を1〜n(n≧1)とす
る。この範囲外のアドレス(無効アドレス)が設定され
ている子局は、アドレス未設定子局である。
【0020】各子局21〜2100は、それぞれ内部にカウ
ンタ(アドレスカウンタ)を設ける。アドレス未設定で
ない子局のアドレスカウンタ値は0に固定とするが、ア
ドレス未設定子局の場合は、一定時間毎にn+1〜m
(m≧n+1)の範囲で内部アドレスカウンタ値をサイ
クリックに更新するものとする。
【0021】ここで、アドレスカウンタ更新が開始され
るタイミング(電源投入時刻など)は、アドレス未設定
子局間でランダムであるため、更新間隔、値の範囲を適
切に設定することにより、各々のアドレスカウンタ値が
重複する確率を十分低くすることが可能である。
【0022】親局は、子局に割り当て可能なアドレスを
通常のポーリングによって把握し、未設定アドレステー
ブル(または設定済みアドレステーブル)に保持する。
また、この中から次に子局にアドレスを設定する際に付
与するアドレスを次設定アドレス(Anext)として保持
する。
【0023】以下、アドレス未設定子局及び親局による
アドレス設定処理手順を説明する。なお、図2は親局の
アドレス設定処理手順のフローチャートを処理ステップ
S11〜S19で示し、図3はアドレス未設定子局のフ
ローチャートを処理ステップS21〜S28で示す。
【0024】(1)アドレス未設定子局の検出 (S11)親局は、アドレスが未設定子局が存在するか
どうかを調べるため、アドレス未設定子局に対してアド
レス未設定子局検出要求(a)を送信する。
【0025】(S21〜24)アドレス未設定子局は、
アドレスカウンタの更新開始で受信待ちし、親局からの
受信にそのフレーム解析を行い、この解析でアドレス未
設定子局検出要求(a)に対して、アドレス未設定子局
検出応答(b)を送信する。つまり、要求(a)に対し
てアドレス未設定子局のみ応答する。
【0026】(S12、S13)親局は、アドレス未設
定子局検出要求(a)を送信した後、一定期間待っても
子局の応答がない場合は、全ての子局のアドレス設定が
完了した(アドレス未設定子局は存在しない)ものとみ
なし、処理を終了する。
【0027】(2)アドレス未設定子局が1つだけの場
合 (S14)親局はアドレス未設定子局検出応答(b)を
1つだけ受信した場合、アドレス未設定子局に対し、次
設定アドレスAnextを指定してアドレス設定要求(c)
を送信する。
【0028】(S25,S26)アドレス未設定子局
は、受信フレーム解析でアドレス設定要求(c)を受信
したとき、指定されたアドレスAnextを自局のアドレス
に設定し、アドレスカウンタの更新を停止(0クリア)
し、アドレス設定完了応答(d)を送信する。
【0029】(S14)アドレス設定完了応答(d)を
受信した親局は、未設定アドレステーブル・次設定アド
レスを更新し、再度(1)から繰り返す。
【0030】(3)アドレス未設定子局が複数ある場合 (S15)親局はアドレス未設定子局からの検出応答
(b)を複数受信した場合、すべてのアドレス未設定子
局に向けてアドレスランダム設定要求(e)を送信す
る。
【0031】(S27)アドレスランダム設定要求
(e)を受信したアドレス未設定子局は、このときの自
局のアドレスカウンタ値を自局アドレスに設定する。
【0032】(S16)アドレスランダム設定要求
(e)を送信した親局は、一定期間ウェイトした後、ア
ドレスカウンタ範囲(n+1〜m)の子局に対してサイ
クリックにポーリング(特別ポーリング)を行う。
【0033】なお、処理S27では要求(e)に対して
アドレス未設定子局がアドレスカウンタ値を親局に送信
し、このアドレスカウンタ値を受信した親局が処理S6
で当該アドレス未設定子局に特別ポーリングを行うこと
でもよい。
【0034】(4)特別ポーリングにおいて、1つのア
ドレスに対して応答が1つだけある場合、すなわち、各
子局のアドレスカウンタの値が互いに異なる場合、 (S28)特別ポーリングで自局アドレスポーリングを
受けた子局は、ポーリング応答を送信する。
【0035】(S7,S8)親局は、特別ポーリングし
たアドレスに対する応答を1つだけ受信した場合、親局
はそのアドレスの子局に対し、次設定アドレスAnext
指定してアドレス設定要求(c)を送信する。
【0036】(S26)自局アドレス宛てのアドレス設
定要求(c)を受信した子局は、上記の(2)と同様の
処理を行い、アドレス設定完了応答(d)を送信する。
【0037】(S16〜S18)アドレス設定完了応答
(d)を受信した親局は、未設定アドレステーブル・次
設定アドレスを更新し、ポーリングアドレスを更新して
特別ポーリングを継続する。
【0038】(5)特別ポーリングで1つのアドレスに
対して応答が複数ある場合、すなわち、各子局のアドレ
スカウンタの値のうち同じ値になるものがある場合、 (S15〜S17)親局は、特別ポーリングしたアドレ
スに対する応答を複数受信した場合、上記の(3)のア
ドレスランダム設定要求の送信から繰り返し、1つのア
ドレスに対して1つの子局から応答があるのを待つ。
【0039】(6)特別ポーリングで応答がない場合 (S16〜S19)親局は、特別ポーリングしたアドレ
スに対して応答がない場合、ポーリングアドレスを更新
し、特別ポーリングを継続する。応答がない状態が、ア
ドレスカウンタ範囲のアドレスのポーリングを一巡して
も継続している場合は、特別ポーリングを終了し、再度
上記の(1)から繰り返す。
【0040】以上のように、本実施形態は、1つの親局
には子局に割り当て可能な有効アドレス設定範囲(1〜
100)を設定しておき、ポーリングによって子局の設
定済みアドレスを把握しておき、有効アドレス設定範囲
のうち未設定のアドレスをアドレステーブルに保存し、
さらに未設定アドレスの内から次に設定するアドレスA
nextを設定しておく手段を備える。一方、各子局には、
それぞれアドレスカウンタを設け、自局がアドレス設定
済みの場合はアドレスカウンタ値を0に固定しておき、
アドレスが未設定の場合は一定時間毎に有効アドレス設
定範囲外の値でアドレスカウンタの値を更新しておく手
段を備える。
【0041】そして、親局は、各子局に送信するアドレ
ス未設定子局検出要求(a)に対する子局からの応答の
有無でアドレス未設定子局を検出する。アドレス未設定
子局が1つの場合は、親局が次設定アドレスAnextのア
ドレス設定を子局に要求し、子局がそのアドレス設定を
行う。
【0042】また、アドレス未設定子局が複数の場合
は、親局が各アドレス未設定子局にアドレスランダム設
定要求(e)を送信し、各アドレス未設定子局がそのと
きのアドレスカウンタ値を自局アドレスに設定してお
き、親局からの特別ポーリングで子局からの応答を受信
し、1つのアドレスに対して応答が1つの場合は当該子
局に次設定アドレスAnextの指定を子局に要求し、当該
子局がそのアドレス設定を行う。
【0043】また、特別ポーリングで複数の子局が応答
した場合はアドレスランダム設定要求を繰り返すことで
1つのアドレスに対する1つの子局からの応答を待って
そのアドレス設定を行い、特別ポーリングしたアドレス
に対して応答がない場合はアドレスカウンタ範囲のアド
レスでのポーリングが一巡したときに特別ポーリングを
終了する。
【0044】これら処理により、子局アドレスを互いに
重複なく自動設定することができ、アドレス設定の労力
が大幅に軽減され、アドレスミスも発生しない。また、
既存のポーリングネットワークに新たに子局を追加する
場合に、既設置の子局のアドレスと重複することなくア
ドレスを自動的に設定することができる。
【0045】(第2の実施形態)本実施形態は、システ
ム構成は第1の実施形態と同様とし、またアドレス未設
定子局の処理手順は図3と同様である。
【0046】以下、アドレス未設定子局に対する親局の
アドレス設定処理手順を図4に示すフローチャートで説
明する。
【0047】図4が図2と異なる部分は、ステップS1
4AとS19Aではその処理終了でアドレス設定処理終
了S13を行うことにある。つまり、 (1)アドレス未設定子局の検出は、第1の実施形態と
同様。
【0048】(2)アドレス未設定子局の検出に対して
アドレス未設定子局が1つだけの場合は、アドレス設定
完了応答(d)を受信した親局は、未設定アドレステー
ブル・次設定アドレスを更新し、処理を終了する。
【0049】(3)アドレス未設定子局が複数ある場合
は第1の実施形態と同様。
【0050】(4)特別ポーリングにおいて、1つのア
ドレスに対して応答が1つだけある場合は第1の実施形
態と同様。
【0051】(5)特別ポーリングにおいて、1つのア
ドレスに対して応答が複数ある場合は第1の実施形態と
同様。
【0052】(6)特別ポーリングにおいて、応答がな
い場合 特別ポーリングしたアドレスに対して応答がない場合、
ポーリングアドレスを更新し、特別ポーリングを,継続
する。応答がない状態が、アドレスカウンタ範囲のアド
レスのポーリングを一巡しても継続している場合は、特
別ポーリングを終了し、すべての処理を終了する。
【0053】したがって、本実施形態は、第1の実施形
態と同様の作用効果を得ることができるものであるが、
異なる部分は、親局は1つのアドレス未設定子局が応答
した場合に次設定アドレスを当該アドレス未設定子局に
送信し、当該アドレス未設定子局は次設定アドレスを自
局のアドレスに設定するとともにアドレスカウンタを特
有の値に固定してアドレス設定完了応答を送信し、この
受信で親局は未設定アドレスと次設定アドレスを更新し
てアドレス設定処理を終了してアドレス設定を終了す
る。そして、親局は、特別ポーリングにおいて応答がな
い状態がアドレスカウンタ範囲のアドレスについてのポ
ーリングが一巡したときに該特別ポーリングをすべて終
了する。
【0054】(第3の実施形態)本実施形態は、システ
ム構成は第1の実施形態と同様とし、図5に示す親局の
フローチャートでは図2のものにステップS20を追加
してアドレスランダム変更要求(f)を送信し、図6に
示すアドレス未設定子局のフローチャートではアドレス
ランダム変更要求(f)に対して自局のアドレスカウン
タ値を自局アドレスに設定するためにステップS23A
ではS23とは解析論理を変更している。
【0055】以下、アドレス未設定子局に対する親局に
よるアドレス設定処理手順を説明する。この手順は、特
別ポーリングにおいて、1つのアドレスに対して応答が
複数ある場合に対応できるようにしたものである。つま
り、 (1)アドレス未設定子局の検出は、第1の実施形態と
同様。
【0056】(2)アドレス未設定子局の検出に対して
アドレス未設定子局が1つだけの場合は、アドレス設定
完了応答(d)を受信した親局は、未設定アドレステー
ブル・次設定アドレスを更新し、処理を終了する。
【0057】(3)アドレス未設定子局が複数ある場合
は第1の実施形態と同様。
【0058】(4)特別ポーリングにおいて、1つのア
ドレスに対して応答が1つだけある場合は第1の実施形
態と同様。
【0059】(5)特別ポーリングにおいて、1つのア
ドレスに対して応答が複数ある場合、(S20)親局
は、特別ポーリングしたアドレスに対する応答を複数受
信した場合、そのアドレスの子局のみに向けてアドレス
ランダム変更要求(f)を送信する。
【0060】(S23,S27)自局アドレス宛てのア
ドレスランダム変更要求(f)を受信したアドレス未設
定子局は、このときの自局のアドレスカウンタ値を自局
アドレスに再設定する。
【0061】(S16,S17)アドレスランダム変更
要求(f)を送信した親局は、一定期間ウェイトした
後、特別ポーリングを行い、1つの子局のみが応答する
まで繰り返す。
【0062】(6)特別ポーリングにおいて、応答がな
い場合は第1の実施形態と同様。
【0063】したがって、本実施形態は、第1の実施形
態と同様の作用効果を得ることができるものであるが、
異なる部分は、親局は、特別ポーリングにおいて複数の
子局が応答した場合には、当該アドレス未設定子局のみ
に前記アドレスランダム設定要求をし、当該アドレス未
設定子局は自局のアドレスカウンタ値を自局アドレスの
再設定し、親局は1つのアドレス未設定子局からの応答
を得るまで該特別ポーリングを繰り返す。
【0064】(第4の実施形態)本実施形態は、システ
ム構成は第1の実施形態と同様とし、図7に示す親局の
フローチャートでは図2または図4のものとはステップ
S11A,S12A,S14B,S15A,S18A,
S20Aの部分で異なる。また、図8に示すアドレス未
設定子局のフローチャートではS23A,S24A,S
26Aの部分で異なる。
【0065】以下、アドレス未設定子局および親局によ
るアドレス設定処理手順を説明する。
【0066】(1)アドレス未設定子局の検出 (S11A)親局は、アドレスカウンタ値が0以外のア
ドレス未設定子局に対し、次設定アドレスをAnextを指
定してアドレス設定要求(a)を送信する。
【0067】(S21,S22,S23A,S24A)
アドレス設定要求(a)を受信したアドレス未設定子局
は、指定されたアドレスAnextを自局のアドレスに設定
し、アドレス設定完了応答(b)を送信する。
【0068】(S12,S13)親局は、アドレス設定
要求(a)を送信した後一定期間待っても子局の応答が
ない場合は、全ての子局のアドレス設定が完了した(ア
ドレス未設定子局は存在しない)ものとみなし、処理を
終了する。
【0069】(2)アドレス未設定子局が1つだけの場
合 (S14A)親局は、アドレス設定完了応答(b)を1
つだけ受信した場合、その子局に対してアドレス設定成
功通知(c)を送信し、未設定アドレステーブル・次設
定アドレスを更新し、処理を終了する。
【0070】(S23A,S25,S26A)アドレス
未設定子局は、自局アドレス宛てのアドレス設定成功通
知(c)を受信したときに、アドレスカウンタ更新を停
止し、値を0クリアして終了する。
【0071】(3)アドレス未設定子局が複数ある場合 (S12,S15A)親局は、アドレス設定完了応答
(b)を複数の子局から受信した場合、アドレス設定要
求(a)で指定したアドレスAnextの子局に対し、アド
レスランダム設定要求(d)を送信する。
【0072】(S23A,S27)アドレス未設定子局
は、自局アドレス宛てのアドレスランダム設定要求
(d)を受信したときに自局のアドレスカウンタ値を自
局アドレスに設定する。
【0073】(S16)アドレスランダム設定要求
(d)を送信した親局は、一定期間ウェイトした後、ア
ドレスカウンタ範囲(n+1〜m)の子局に対してポー
リング(特別ポーリング)を行う。
【0074】(4)特別ポーリングにおいて、1つのア
ドレスに対して応答が1つだけある場合 (S17,S18A)親局は、特別ポーリングしたアド
レスに対する応答を1つだけ受信した場合、そのアドレ
スの子局に対し、次設定アドレスAnextを指定してアド
レス設定要求(a)を送信する。
【0075】(S24A)自局アドレス宛てのアドレス
設定要求(a)を受信した子局は、上記の(1)と同様
の処理を行い、アドレス設定完了応答(b)を送信す
る。
【0076】(S16〜S18A)アドレス設定完了応
答(b)を受信した親局は、折り返しその子局に向けて
アドレス設定成功通知(c)を送信し、未設定アドレス
テーブル・次設定アドレスを更新し、ポーリングアドレ
スを更新して特別ポーリングを継続する。
【0077】(S25,S26A)自局アドレス宛のア
ドレス設定成功通知(c)を受信した子局は、アドレス
カウンタ更新を停止し、その値を0クリアする。
【0078】(5)特別ポーリングにおいて、1つのア
ドレスに対して応答が複数ある場合 (S17,S20A)親局は、特別ポーリングしたアド
レスに対する応答を複数受信した場合、そのアドレスの
子局のみに向けてアドレスランダム変更要求(e)を送
信する。
【0079】(S23A,S27)自局アドレス宛ての
アドレスランダム変更要求(e)を受信したアドレス未
設定子局は、このときの自局のアドレスカウンタ値を自
局アドレスに再設定する。
【0080】(S16)アドレスランダム変更要求
(e)を送信した親局は、一定期間ウェイトした後、特
別ポーリングを継続する。
【0081】(6)特別ポーリングにおいて、応答がな
い場合 (S16,S17,S19)親局は、特別ポーリングし
たアドレスに対して応答がない場合、ポーリングアドレ
スを更新し、特別ポーリングを継続する。応答がない状
態が、アドレスカウンタ範囲のアドレスのポーリングを
一巡しても継続している場合は、特別ポーリングを終了
する。
【0082】したがって、本実施形態では、親局はポー
リングにより各アドレス未設定子局に次設定アドレスを
指定してアドレス設定要求を送信し、この要求に対して
アドレス未設定子局は次設定アドレスを自局のアドレス
に設定してアドレス設定完了応答を送信する。また、親
局は、1つのアドレス未設定子局が応答した場合に当該
アドレス未設定子局にアドレス設定成功通知を送信し、
当該アドレス未設定子局はアドレスカウンタの更新を停
止して特有の値に固定し、親局は未設定アドレスと次設
定アドレスを更新する。
【0083】そして、親局は複数のアドレス未設定子局
が応答した場合には各アドレス未設定子局にアドレスラ
ンダム設定要求をしてアドレスカウンタの値を自局アド
レスに設定させ、一定期間後にアドレスカウンタ値が有
効アドレス範囲外のアドレス未設定子局に特別ポーリン
グを行い、この特別ポーリングで1つのアドレス未設定
子局が応答した場合には各子局には次設定アドレスによ
るアドレス設定要求をし、当該アドレス未設定子局がア
ドレス設定し、親局はポーリングアドレスを更新して特
別ポーリングを継続し、特別ポーリングにおいて複数の
子局が応答した場合には、当該アドレス未設定子局のみ
にアドレスランダム設定要求をし、当該アドレス未設定
子局は自局のアドレスカウンタ値を自局アドレスの再設
定し、親局は1つのアドレス未設定子局からの応答を得
るまで該特別ポーリングを繰り返す。
【0084】(第5の実施形態)本実施形態は、システ
ム構成は第1の実施形態と同様とし、また、親局の処理
は第3の実施形態の図5と同様とする。ただし、子局の
アドレスカウンタのサイクリック更新について、昇順お
よび降順の二通りの方向で更新が可能であるとする。
【0085】図9に示す子局のフローチャートでは図3
とはステップS23B,S27Aの部分で異なる。以
下、アドレス未設定子局および親局によるアドレス設定
処理手順を説明する。
【0086】(1)アドレス未設定子局の検出は、第1
の実施形態と同様。
【0087】(2)アドレス未設定子局の検出に対して
アドレス未設定子局が1つだけの場合は、第1の実施形
態と同様。
【0088】(3)アドレス未設定子局が複数ある場合 (S15)親局はアドレス未設定子局からの検出応答
(b)を複数受信した場合、すべてのアドレス未設定子
局に向けてアドレスランダム設定要求(e)を送信す
る。
【0089】(S27A)アドレスランダム設定要求
(e)を受信したアドレス未設定子局は、このときの自
局のアドレスカウンタ値を自局アドレスに設定し、アド
レスカウンタの更新方向を現在とは逆の方向に変更す
る。
【0090】(S16)アドレスランダム設定要求
(e)を送信した親局は、一定期間ウェイトした後、ア
ドレスカウンタ範囲(n+1〜m)の子局に対してサイ
クリックにポーリング(特別ポーリング)を行う。
【0091】(4)特別ポーリングにおいて、1つのア
ドレスに対して応答が1つだけある場合は、第1の実施
形態と同様。
【0092】(5)特別ポーリングにおいて、1つのア
ドレスに対して応答が複数ある場合 (S20)親局は、特別ポーリングしたアドレスに対す
る応答を複数受信した場合、そのアドレスの子局のみに
向けてアドレスランダム変更要求(f)を送信する。
【0093】(S23B,S27A)自局アドレス宛て
のアドレスランダム変更要求(f)を受信したアドレス
未設定子局は、このときの自局のアドレスカウンタ値を
自局アドレスに再設定し、アドレスカウンタ更新方向を
現在と逆の方向に変更する。
【0094】(S16,S17)アドレスランダム変更
要求(f)を送信した親局は、一定期間ウェイトした
後、特別ポーリングを行い、1つの子局のみが応答する
まで繰り返す。
【0095】(6)特別ポーリングにおいて、応答がな
い場合は第1の実施形態と同様。
【0096】したがって、本実施形態では、アドレスカ
ウンタを昇順方向と降順方向に更新できるようにしてお
き、親局は複数のアドレス未設定子局が応答した場合に
は各アドレス未設定子局にアドレスランダム設定要求を
し、この要求にアドレス未設定子局は前記アドレスカウ
ンタの値を自局アドレスに設定し、該アドレスカウンタ
の更新方向を現在とは逆の方向に変更し、親局は一定期
間後にアドレスカウンタ値が有効アドレス範囲外のアド
レス未設定子局に特別ポーリングを行う。また、親局は
特別ポーリングにおいて複数の子局が応答した場合に
は、当該アドレス未設定子局のみにアドレスランダム設
定要求をし、当該アドレス未設定子局は自局のアドレス
カウンタ値を自局アドレスに再設定し、該アドレスカウ
ンタの更新方向を現在とは逆の方向に変更し、親局は1
つのアドレス未設定子局からの応答を得るまで該特別ポ
ーリングを繰り返す。
【0097】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、以下の
効果がある。
【0098】(1)子局アドレスを互いに重複なく設定
することが自動で行えるため、労力が大幅に軽減され、
アドレスミスも発生しない。
【0099】(2)既存のポーリングネットワークに新
たに子局を追加する場合に、既設置の子局のアドレスと
重複することなくアドレスを自動的に設定することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すシステム構成図。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す親局のフローチ
ャート。
【図3】本発明の第1の実施形態を示すアドレス未設定
子局のフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施形態を示す親局のフローチ
ャート。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す親局のフローチ
ャート。
【図6】本発明の第3の実施形態を示すアドレス未設定
子局のフローチャート。
【図7】本発明の第4の実施形態を示す親局のフローチ
ャート。
【図8】本発明の第4の実施形態を示すアドレス未設定
子局のフローチャート。
【図9】本発明の第5の実施形態を示すアドレス未設定
子局のフローチャート。
【符号の説明】
1…親局 21〜2100…子局

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親局がポーリング方式で多数の子局と通
    信するネットワークにおける子局のアドレス設定方式で
    あって、 前記親局は、前記各子局に割り当て可能な有効アドレス
    範囲を設定しておく手段と、ポーリングによって子局の
    設定済みアドレスを把握することで有効アドレス範囲の
    うち未設定アドレスと、この未設定アドレスの内から次
    に設定する次設定アドレスAnextを決定しておく手段を
    設け、 前記各子局は、それぞれ自局のアドレスを保持する手段
    と、自局がアドレス設定済みの場合は特有の値に固定
    し、アドレスが未設定の場合は一定時間毎に前記有効ア
    ドレス設定範囲外の値でサイクリックに更新しておくア
    ドレスカウンタとを設け、 前記親局は、ポーリングにより各子局にアドレス未設定
    子局検出要求を送信し、この要求に対してアドレス未設
    定子局のみが応答することでアドレス未設定子局を検出
    し、 前記親局は1つのアドレス未設定子局が応答した場合に
    前記次設定アドレスを当該アドレス未設定子局に送信
    し、当該アドレス未設定子局は前記次設定アドレスを自
    局のアドレスに設定するとともに前記アドレスカウンタ
    を特有の値に固定してアドレス設定完了応答を送信し、
    この応答の受信で親局は前記未設定アドレスと次設定ア
    ドレスを更新し、 前記親局は複数のアドレス未設定子局が応答した場合に
    は各アドレス未設定子局にアドレスランダム設定要求を
    して前記アドレスカウンタの値を自局アドレスに設定さ
    せ、一定期間後にアドレスカウンタ値が有効アドレス範
    囲外のアドレス未設定子局に特別ポーリングを行い、 前記親局は、前記特別ポーリングで1つのアドレス未設
    定子局が応答した場合には各子局には前記次設定アドレ
    スによるアドレス設定要求をすることで当該アドレス未
    設定子局がアドレス設定し、 前記親局は、前記特別ポーリングにおいて複数の子局が
    応答した場合には、前記アドレスランダム設定要求して
    前記アドレスカウンタ値が異なる応答を得るまで該特別
    ポーリングを繰り返す、ことを特徴とする子局のアドレ
    ス設定方式。
  2. 【請求項2】 親局がポーリング方式で多数の子局と通
    信するネットワークにおける子局のアドレス設定方式で
    あって、 前記親局は、前記各子局に割り当て可能な有効アドレス
    範囲を設定しておく手段と、ポーリングによって子局の
    設定済みアドレスを把握することで有効アドレス範囲の
    うち未設定アドレスと、この未設定アドレスの内から次
    に設定する次設定アドレスAnextを決定しておく手段を
    設け、 前記各子局は、それぞれ自局のアドレスを保持する手段
    と、自局がアドレス設定済みの場合は特有の値に固定
    し、アドレスが未設定の場合は一定時間毎に前記有効ア
    ドレス設定範囲外の値でサイクリックに更新しておくア
    ドレスカウンタとを設け、 前記親局は、ポーリングにより各子局にアドレス未設定
    子局検出要求を送信し、この要求に対してアドレス未設
    定子局のみが応答することでアドレス未設定子局を検出
    し、 前記親局は1つのアドレス未設定子局が応答した場合に
    前記次設定アドレスを当該アドレス未設定子局に送信
    し、当該アドレス未設定子局は前記次設定アドレスを自
    局のアドレスに設定するとともに前記アドレスカウンタ
    を特有の値に固定してアドレス設定完了応答を送信し、
    この受信で親局は前記未設定アドレスと次設定アドレス
    を更新してアドレス設定処理を終了してアドレス設定を
    終了し、 前記親局は複数のアドレス未設定子局が応答した場合に
    は各アドレス未設定子局にアドレスランダム設定要求を
    して前記アドレスカウンタの値を自局アドレスに設定さ
    せ、一定期間後にアドレスカウンタ値が有効アドレス範
    囲外のアドレス未設定子局に特別ポーリングを行い、 前記親局は、前記特別ポーリングで1つのアドレス未設
    定子局が応答した場合には各子局には前記次設定アドレ
    スによるアドレス設定要求をすることで当該アドレス未
    設定子局がアドレス設定し、 前記親局は、前記特別ポーリングにおいて複数の子局が
    応答した場合には、前記アドレスランダム設定要求して
    前記アドレスカウンタ値が異なる応答を得るまで該特別
    ポーリングを繰り返す、ことを特徴とする。前記親局
    は、前記特別ポーリングにおいて応答がない状態が前記
    アドレスカウンタ範囲のアドレスについてのポーリング
    が一巡したときに該特別ポーリングをすべて終了するこ
    とを特徴とする子局のアドレス設定方式。
  3. 【請求項3】 親局がポーリング方式で多数の子局と通
    信するネットワークにおける子局のアドレス設定方式で
    あって、 前記親局は、前記各子局に割り当て可能な有効アドレス
    範囲を設定しておく手段と、ポーリングによって子局の
    設定済みアドレスを把握することで有効アドレス範囲の
    うち未設定アドレスと、この未設定アドレスの内から次
    に設定する次設定アドレスAnextを決定しておく手段を
    設け、 前記各子局は、それぞれ自局のアドレスを保持する手段
    と、自局がアドレス設定済みの場合は特有の値に固定
    し、アドレスが未設定の場合は一定時間毎に前記有効ア
    ドレス設定範囲外の値でサイクリックに更新しておくア
    ドレスカウンタとを設け、 前記親局は、ポーリングにより各子局にアドレス未設定
    子局検出要求を送信し、この要求に対してアドレス未設
    定子局のみが応答することでアドレス未設定子局を検出
    し、 前記親局は1つのアドレス未設定子局が応答した場合に
    前記次設定アドレスを当該アドレス未設定子局に送信
    し、当該アドレス未設定子局は前記次設定アドレスを自
    局のアドレスに設定するとともに前記アドレスカウンタ
    を特有の値に固定し、親局は前記未設定アドレスと次設
    定アドレスを更新し、 前記親局は複数のアドレス未設定子局が応答した場合に
    は各アドレス未設定子局にアドレスランダム設定要求を
    して前記アドレスカウンタの値を自局アドレスに設定さ
    せ、一定期間後にアドレスカウンタ値が有効アドレス範
    囲外のアドレス未設定子局に特別ポーリングを行い、 前記親局は、前記特別ポーリングで1つのアドレス未設
    定子局が応答した場合には各子局には前記次設定アドレ
    スによるアドレス設定要求をすることで当該アドレス未
    設定子局がアドレス設定し、 前記親局は、前記特別ポーリングにおいて複数の子局が
    応答した場合には、当該アドレス未設定子局のみに前記
    アドレスランダム設定要求をし、当該アドレス未設定子
    局は自局のアドレスカウンタ値を自局アドレスの再設定
    し、前記親局は1つのアドレス未設定子局からの応答を
    得るまで該特別ポーリングを繰り返す、ことを特徴とす
    る子局のアドレス設定方式。
  4. 【請求項4】 親局がポーリング方式で多数の子局と通
    信するネットワークにおける子局のアドレス設定方式で
    あって、 前記親局は、前記各子局に割り当て可能な有効アドレス
    範囲を設定しておく手段と、ポーリングによって子局の
    設定済みアドレスを把握することで有効アドレス範囲の
    うち未設定アドレスと、この未設定アドレスの内から次
    に設定する次設定アドレスAnextを決定しておく手段を
    設け、 前記各子局は、それぞれ自局のアドレスを保持する手段
    と、自局がアドレス設定済みの場合は特有の値に固定
    し、アドレスが未設定の場合は一定時間毎に前記有効ア
    ドレス設定範囲外の値でサイクリックに更新しておくア
    ドレスカウンタとを設け、 前記親局はポーリングにより各アドレス未設定子局に前
    記次設定アドレスを指定してアドレス設定要求を送信
    し、この要求に対してアドレス未設定子局は前記次設定
    アドレスを自局のアドレスに設定してアドレス設定完了
    応答を送信し、 前記親局は、1つのアドレス未設定子局が応答した場合
    に当該アドレス未設定子局にアドレス設定成功通知を送
    信し、当該アドレス未設定子局は前記アドレスカウンタ
    の更新を停止して特有の値に固定し、前記親局は未設定
    アドレスと次設定アドレスを更新し、 前記親局は複数のアドレス未設定子局が応答した場合に
    は各アドレス未設定子局にアドレスランダム設定要求を
    して前記アドレスカウンタの値を自局アドレスに設定さ
    せ、一定期間後にアドレスカウンタ値が有効アドレス範
    囲外のアドレス未設定子局に特別ポーリングを行い、 前記親局は、前記特別ポーリングで1つのアドレス未設
    定子局が応答した場合には各子局には前記次設定アドレ
    スによるアドレス設定要求をし、当該アドレス未設定子
    局がアドレス設定し、親局はポーリングアドレスを更新
    して特別ポーリングを継続し、 前記親局は、前記特別ポーリングにおいて複数の子局が
    応答した場合には、当該アドレス未設定子局のみに前記
    アドレスランダム設定要求をし、当該アドレス未設定子
    局は自局のアドレスカウンタ値を自局アドレスの再設定
    し、前記親局は1つのアドレス未設定子局からの応答を
    得るまで該特別ポーリングを繰り返す、ことを特徴とす
    る子局のアドレス設定方式。
  5. 【請求項5】 親局がポーリング方式で多数の子局と通
    信するネットワークにおける子局のアドレス設定方式で
    あって、 前記親局は、前記各子局に割り当て可能な有効アドレス
    範囲を設定しておく手段と、ポーリングによって子局の
    設定済みアドレスを把握することで有効アドレス範囲の
    うち未設定アドレスと、この未設定アドレスの内から次
    に設定する次設定アドレスAnextを決定しておく手段を
    設け、 前記各子局は、それぞれ自局のアドレスを保持する手段
    と、自局がアドレス設定済みの場合は特有の値に固定
    し、アドレスが未設定の場合は一定時間毎に前記有効ア
    ドレス設定範囲外の値でサイクリックに昇順方向または
    降順方向で更新しておくアドレスカウンタとを設け、 前記親局は、ポーリングにより各子局にアドレス未設定
    子局検出要求を送信し、この要求に対してアドレス未設
    定子局のみが応答することでアドレス未設定子局を検出
    し、 前記親局は1つのアドレス未設定子局が応答した場合に
    前記次設定アドレスを当該アドレス未設定子局に送信
    し、当該アドレス未設定子局は前記次設定アドレスを自
    局のアドレスに設定するとともに前記アドレスカウンタ
    を特有の値に固定してアドレス設定完了応答を送信し、
    この応答の受信で親局は前記未設定アドレスと次設定ア
    ドレスを更新し、 前記親局は複数のアドレス未設定子局が応答した場合に
    は各アドレス未設定子局にアドレスランダム設定要求を
    し、この要求にアドレス未設定子局は前記アドレスカウ
    ンタの値を自局アドレスに設定し、該アドレスカウンタ
    の更新方向を現在とは逆の方向に変更し、前記親局は一
    定期間後にアドレスカウンタ値が有効アドレス範囲外の
    アドレス未設定子局に特別ポーリングを行い、 前記親局は前記特別ポーリングで1つのアドレス未設定
    子局が応答した場合には各子局に前記次設定アドレスに
    よるアドレス設定要求をし、この要求で当該アドレス未
    設定子局がアドレス設定し、 前記親局は前記特別ポーリングにおいて複数の子局が応
    答した場合には、当該アドレス未設定子局のみに前記ア
    ドレスランダム設定要求をし、当該アドレス未設定子局
    は自局のアドレスカウンタ値を自局アドレスに再設定
    し、該アドレスカウンタの更新方向を現在とは逆の方向
    に変更し、前記親局は1つのアドレス未設定子局からの
    応答を得るまで該特別ポーリングを繰り返す、ことを特
    徴とする子局のアドレス設定方式。
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JP2021034851A (ja) * 2019-08-23 2021-03-01 株式会社 エニイワイヤ 制御・監視信号伝送システムの子局特定方式

Cited By (2)

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JP7293045B2 (ja) 2019-08-23 2023-06-19 株式会社 エニイワイヤ 制御・監視信号伝送システムの子局特定方式

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