JP2001217800A - 2重デジタル低if複合受信機 - Google Patents

2重デジタル低if複合受信機

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JP2001217800A
JP2001217800A JP2000389165A JP2000389165A JP2001217800A JP 2001217800 A JP2001217800 A JP 2001217800A JP 2000389165 A JP2000389165 A JP 2000389165A JP 2000389165 A JP2000389165 A JP 2000389165A JP 2001217800 A JP2001217800 A JP 2001217800A
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ナディム・クラット
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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広帯域および狭帯域双方の信号を構成要素の
重複なしに処理可能な通信受信機を提供する。 【解決手段】 広帯域キャリヤ(BW)を含むのに十分
広いスペクトル部分を検出し、広帯域キャリヤをIおよ
びQ成分のベースバンドに変換し、各々の成分はBW/
2の帯域幅を有し、IおよびQ成分をさらにBW/4に
等しい帯域幅の成分II,IQ,QIおよびQQを形成
するためにIおよびQ成分へとさらに変換し、サブバン
ドの各々は元の送信された情報の一部を含むことができ
る。広帯域モードでは、前記成分の各々は別個に処理さ
れて元の送信情報の各部を抽出し、かつ狭帯域モードで
は、情報を含む各成分は狭帯域の送信キャリヤ内で別個
に処理されて元の送信情報の各部を抽出する。前記成分
は次に再結合されて元の送信情報を再現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は通信受信機に関
し、かつより特定的には広帯域符号分割多元接続(Wi
de Band Code Division Mul
tiple Access:WBCDMA)のようなあ
るモードにおける広帯域信号を、かつまた、欧州セルラ
電話システムGSM(グローバル・システム・モービ
ル:Global System Mobile)が1
つの例である、時分割多元接続(TDMA)のような他
のモードに対する中帯域または狭帯域信号を受信するこ
とができる受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】今日の通信システム、例えばセルラ電話
通信システム、は狭帯域または中帯域技術で動作する。
前記GSMセルラ電話システム、時分割多元接続(TD
MA)システム、はそのような中帯域システムの1つで
ある。例えば、データまたはビデオ伝送に対するより高
速の送信の要求が増大するに応じて、より広い帯域の技
術がより望ましいものになってくる。セルラ通信のため
の1つのそのような広帯域技術は広帯域符号分割多元接
続(WBCDMA)である。新しい技術が発展するに応
じて、1つより多くの通信システムで動作して1つのシ
ステムから他のものへと推移できるようにしあるいはユ
ーザが両方のシステムの組み合わされた能力および特徴
(フィーチャ:features)へとアクセスできる
ようにする通信機器を提供することが一般的になってい
る。したがって、通信受信機が狭帯域または中帯域のシ
ステムからかつまた広帯域通信システムの双方から信号
を受信できることが必要とされる。
【0003】単一の広帯域および中帯域受信機を提供す
るための今日の努力は各々のモードに対して異なる受信
機データ経路を提供することによって各々のモードに対
する受信機回路を単に2重化した受信機設計を生じる結
果となっている。一例として、ヨーロッパにおいて現在
開発されている前記広帯域CDMAシステム、万能移動
電話システム(Universal Mobile T
elephone System:UMTS)、におい
ては、チャネル帯域幅は3.84MHzであり、一方現
在の欧州セルラシステム、GSM、は200KHzの帯
域幅を有している。これらのシステムの双方はIQ変調
モードで動作し、その場合送信されるべき情報は、適切
に符号化された後、キャリヤ信号に重畳された同相およ
び直角位相変調成分において提供され複素信号または複
合信号を生成し、これはその後受信機によってデコード
されて元の符号化された情報を出現させることになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在これら2つのモー
ドは異なるダウンコンバージョン・ミキサ、ブロッキン
グ・フィルタ、増幅器、アンチエイリアシング・フィル
タ(antialiasing filters)、お
よびアナログ−デジタル変換器を備えた2つの異なる受
信機回路を設けることによって1つの通信受信機ユニッ
ト内へと組み合わされている。前記受信機回路の各々は
従って送信された信号のIおよびQ成分を受信しかつデ
コードすることができる別個の受信機である。
【0005】したがって、いくつかのモードで動作可能
でありかつ回路の多くの要素が各モードで使用可能であ
り、従って受信機において必要な回路の数を低減するこ
とにより受信機の複雑さを低減する単一の通信受信機を
提供することが有利であろう。
【0006】前記WBCDMA UMTSシステムの帯
域幅は3.84MHzであるから、前記WBCDMA信
号の各々のIおよびQ成分は3.84MHz/2の範囲
にあることになる。これらの広い帯域幅は、送信信号の
要求されるダイナミックレンジが与えられれば、フラッ
シュ(Flash)またはパイプライン化(Pipel
ined)データコンバータのような複雑なデータコン
バータまたはデータ変換器を使用することを必要とし、
該データコンバータは、非常に高速であるためスペクト
ル拡散システムにおける送信された符号を再生するため
に符号のトラッキングを可能とするよう高いサンプリン
グレートを許容するが、GSMモードにとって特に適し
たものではなく、それはこれらのデータコンバータは高
い電力消費および限られたダイナミックレンジ(10ビ
ット)を有するのに対しGSMモードは高いダイナミッ
クレンジ(14ビット)を必要とするが低いサンプリン
グレートを許容するためである。より低い電力消費は、
もちろん、セルラ電話のような携帯用または移動通信機
器においては常に望ましいものである。前記GSMモー
ドは異なる帯域幅に対して容易にプログラム可能であ
り、より広いダイナミックレンジを有し、かつ電力消費
が少ないシグマ−デルタ(Sigma−Delta)デ
ジタル−アナログ変換器または他の変換器を使用できる
ようにする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述のおよび他の利点は
ある広帯域チャネルのサブバンド(sub−band
s)をデュアル低中間周波(IF)デジタル手法を使用
してII,IQ,QI,QQと称されるより狭い帯域幅
成分へと重ね合わせる(superimpose)こと
によって得ることができ、この場合各々の成分は中帯域
幅または狭帯域幅モードが選択された場合に再使用でき
る共通のデータコンバータを使用することができる。
【0008】これは送信のために広帯域または狭帯域の
キャリアへと符号化されかつ変調された情報を伝達する
無線信号を検出しかつ復調するためのデュアルモード通
信受信機を提供することによって達成でき、該通信受信
機は検出された帯域をサブバンドへと再分割しかつ該サ
ブバンドを該サブバンドの帯域幅と同様の帯域幅を備え
た複数の成分へと重ね合わせるための手段、各々の成分
に別個に含まれる情報の部分を処理するための手段、お
よび前記成分からの処理された情報を組み合わせて送信
された元の情報を再現するための手段を具備する。
【0009】これはまた送信のために広いまたは狭い帯
域幅のキャリアへと符号化されかつ変調された情報を伝
達する無線信号を検出しかつ復調するためのデュアルモ
ード通信受信機を動作させる方法を提供することによっ
て達成でき、該方法は、検出された信号を検出されたサ
ブバンドへと再分割する段階、前記検出されたサブバン
ドを前記サブバンドの帯域幅と同じまたは同様の帯域幅
を備えた複数の成分へと重ね合わせる段階、各々の成分
に別個に含まれる情報の部分を処理する段階、および前
記成分からの処理された情報を組み合わせて元の送信さ
れた情報を再現する段階を具備する。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係わる通信受信
機の全体のブロック図である。入力信号Vinは前に述
べたように無線周波または中間周波チャネルへと変換さ
れるベースバンド・スペクトルを表わす複素または複合
信号であり、同相(In−phase)および直角位相
(Quadrature−phase)成分を有する入
力信号を生成するために送信機における変調器によって
加えられる情報を有し、該入力信号Vinは増幅器10
0に印加され、該増幅器100の出力は2つの直交ミキ
サまたはダウンコンバータ102,104に供給され
る。入力信号VinはBWの帯域幅を有する。入力信号
Vinは4つのサブバンドへと再分割される。
【0011】IQダウンコンバータ102,104は無
線周波信号(RF)または中間周波(IF)チャネル
を、例えば、ギルバート型ミキサ(Gilbert T
ypeof Mixer)またはチョッパ型ミキサ(C
hopper Type of Mixer)を使用し
てDCスペクトルへとダウンコンバートする。
【0012】局部発振器(Local Oscilla
tor)105は2つのアナログ−デジタル変換器10
6および107をドライブして直交アナログ出力(si
n(wt)およびcos(wt)、この場合w=2*P
i*BW/4)を生成し、これらは次に直交ネットワー
ク108をドライブし、該直交ネットワーク108は2
つのRFまたはIF発振器信号を伝達するためにPi/
2で分割または除算し、これらの信号は直交ミキサ10
2,104の2つの局部発振器ポートに供給するために
直交している。
【0013】ミキサ102および104の出力はベース
バンドまたは低中間周波数における(以後、ベースバン
ドへの言及は代わりに、受信機の設計に応じて、低中間
周波を含むことがある)入力信号Vinの直交表現であ
る。
【0014】ミキサ102および104の出力は第1の
ローパス・ブロッキングフィルタ(容量)によってろ波
されかつ次にそれぞれさらに他のミキサ(乗算器)11
0,112,114および116に供給され、これらの
ミキサにおいて帯域幅BW/2のIおよびQサブバンド
成分はさらに帯域幅BW/4の4つの成分II,IQ,
QIおよびQQへと分割される。これら4つの成分は増
幅されかつ、各々BW/4に等しいかまたはそれより大
きな帯域幅を有する、ローパスフィルタ118,12
0,122および124によってさらなるブロッキング
ろ波(blocking filtering)を行な
うためにろ波される。
【0015】前記ミキサはIおよびQ IFまたはRF
からベースバンドへのミキサ102および104を除き
低周波ミキサ/乗算器である。該ミキサ/乗算器11
0,112,114および116は利得を有する乗算器
DACとして実施することができ、この場合デジタル入
力ポートは供給されるcos(wt)およびsin(w
t)のデジタル表現を有しかつ前記アナログ入力ポート
はミキサ102および104のろ波された出力である。
乗算器DACのクロック周波数はこのクロックの高調波
におけるスプリアス応答を避けるために前に設けられる
ブロッキングの量に依存する。また、この乗算器DAC
は受信機における自動利得制御(AGC)信号を設定す
るために使用できる。
【0016】前記ローパスフィルタは一般に広帯域また
は中帯域または狭帯域がろ波できるようにプログラム可
能なカットオフ周波数を備えたアクティブまたは能動R
C型のフィルタに基づいている。これらのフィルタはB
W/4に等しい帯域幅を有し、これは同様のブロッキン
グ排除要求を備えたBW/2に等しい帯域幅のフィルタ
に対してそれらの設計を簡略化する。これは前記フィル
タがフィルタごとに要求されるポールの数を低減できる
ようにし、それは次により少ないグループまたは群およ
び振幅リップルを導入することになる。また、プログラ
ミングのカットオフ周波数範囲が低減される。
【0017】ローパスフィルタ118,120,122
および124の出力は、シグマ−デルタA/D変換器と
することができる、アナログ−デジタル変換器126,
128,130および132、ならびにデシメイション
・フィルタ134,136,138および140へと供
給され後に詳細に説明する成分信号IIf,IQf,Q
IfおよびQQfを生成する。該信号はコンバイナ14
2において利得および位相修正されかつ再結合されて出
力信号Vout++およびVout−+を生成する。こ
れらの出力信号はその後復調されかつデコードされて送
信機の変調器によって前記複素または複合入力信号へと
前に符号化された情報を表わすデジタルビットストリー
ムを生成する。
【0018】アナログ−デジタル変換器126,12
8,130および132は好ましくは種々の広帯域また
は中帯域または狭帯域信号成分に対してオーバサンプリ
ング比をプログラム可能なシグマ−デルタ型のA/D変
調器である。前記成分II,IQ,QI,QQはそれら
の帯域幅が各々BW/4に低減されているから、これは
同じダイナミックレンジに対してシグマ−デルタに対す
るオーバサンプリングの要求されるオーバサンプリング
・クロック周波数を低減する。例えば、BW=3.84
MHzを有するWBCDMAモードにおいては、前記オ
ーバサンプリングクロックは26MHzの範囲において
選択されそれによって10ビットの分解能に対して26
MHz/(3.84MHz/4)=27.08の範囲に
なるようにされ、一方、GMSモードにおいては、前記
オーバサンプリングクロックは14ビットの分解能に対
してオーバサンプリング比13MHz/0.2KHz=
65に対し13MHzとなる。
【0019】前記シグマ−デルタ変調器126,12
8,130および132はオーバサンブリングの特定周
波数でオーバサンプルされたデジタルストリームを発生
する。これらのデジタル出力はこの種の変調器にとって
典型的であるようにシグマ−デルタ変調器の次数(or
der)および形式に応じて成形されたノイズスペクト
ルを含む。前記デジタル出力は次にデジタル的にろ波さ
れてシグマ−デルタ変調器の前記成形されたノイズを除
去し、かつ次に選択ろ波(selectivity f
iltering)を行なうためにより低いクロックレ
ートで動作するデシメイション・デジタルフィルタ13
4,136,138および140によってさらに処理す
るためにより低いクロック周波数へとデシメイトされ
る。デジタル出力IIf,IQf,QIfおよびQQf
は次にコンバイナ142におけるデジタル乗算器および
加算器によって処理されて利得および位相の不平衡の修
正を行ないかつベクトルVout++およびVout−
+で表わされる4つのデジタル出力成分を発生する。
【0020】アナログフィルタ118,120,122
および124、シグマ−デルタ変換器126,128,
130および132、およびデジタル・デシメイション
フィルタ134,136,138および140の帯域幅
はまたいくつかの帯域幅設定を取り扱うためにプログラ
ム可能にすることができる。
【0021】図1に示される好ましい実施形態において
は、受信機が示されており、該受信機においては、入力
信号は4つの成分に分割される。しかしながら、入力信
号の帯域幅および前記成分の所望の帯域幅に応じて異な
る数の成分を使用できることが理解されるであろう。
【0022】図1の受信機の動作は図2〜図5に示され
る受信機における種々のポイントでの信号のスペクトル
表現を参照することにより最もよく理解することができ
る。増幅器100に印加される入力チャネルは図2にお
いてそれぞれ、以後sub0,sub1,sub2およ
びsub3と称されかつ参照数字160,162,16
4および166によって参照される4つのサブバンドへ
と再分割または細分される。図2は4つのサブバンドへ
と分割された後のVinのスペクトル表現である。前記
サブバンドの各々はBW/4の帯域幅を有する。
【0023】これら4つのサブバンドの基礎を成すRF
チャネルはRFまたはIF周波数から、ミキサ102お
よび104の出力として、2つの成分、IおよびQ、に
おいてベースバンドへとダウンコンバートされ、これら
の出力は直交位相関係にありかつ各々の成分はBW/2
(0からBW/2)のスペクトル帯域幅を有する。
【0024】もしベクトルVin=I+j・Qがベース
バンドにおける入力チャネルの表現であるとすれば、V
inは前記4つのサブバンドに対応する4つのベクトル
の合計として表現することができ、例えば、Vin=V
in0+Vin1+Vin2+Vin3となる。図2は
またこの表現を示し、そこではVin0はsub0に対
応し、Vin1はsub1に対応し、Vin2はsub
2に対応し、そしてVin3はsub3に対応する。
【0025】図3(a)および図3(b)は、その構成
要素IおよびQ成分(ラインf上)で表現されたVin
のスペクトルを示す。したがって、Vinの実数部、例
えば、I=I0+I1+I2+I3はそれぞれ図3
(b)において160I,162I,164Iおよび1
66Iとして示され、かつ虚数部はj・Q=j・Q0+
j・Q1+j・Q2+j・Q3はそれぞれ図3(a)に
おいて160Q,162Q,164Qおよび166Qと
して示されている。
【0026】それから、前に述べたように、sub3,
166はsub0,160と混合され、sub2,16
4はsub1,162と混合され、再び前記fラインの
下にIおよびj・Qスペクトルが別個に見られる。
【0027】各々の成分IおよびQは次にミキサ11
0,112,114および116において低IF直交信
号cos(wt)およびsin(wt)と混合され(こ
の場合、w=2・pi・BW/4または最も近い値であ
る)、すなわち前記低IFクロックはIまたはQ帯域幅
の半分である。該動作は次のようになる。
【数1】 IIf=II**HII, II=Icos(wt) IQf=IQ**HIQ, IQ=Isin(wt) QIf=QI**HQI, QI=Qcos(wt) QQf=QQ**HQQ, QQ=Qsin(wt)
【0028】この場合、HII,HIQ,HQIおよび
HQQは、それぞれ、前記II,IQ,QIおよびQQ
経路における、それぞれ、アナログおよびデジタルフィ
ルタ118,120,122および124、および13
4,136,138および140の伝達関数である。前
記**は時間領域のたたみ込み(convolutio
n)を意味する。
【0029】
【数2】 II=I・(e+j(wt)+e−j(wt))/2 IQ=I・(e+j(wt)−e−j(wt))/2j QI=Q・(e+j(wt)+e−j(wt))/2 QQ=Q・(e+j(wt)−e−j(wt))/2j
【0030】e+j(wt)による乗算はスペクトルを
+wだけ、すなわち、+BW/4だけシフトすることと
等価である。e−j(wt)による乗算は−wだけ、す
なわち−BW/4だけスペクトルをシフトすることと等
価である。
【0031】結果として図4(a)、図4(b)、図4
(c)および図4(d)に示されるスペクトルになり、
これらの図はまたそれぞれ前記フィルタ118,12
0,122および124の出力を、各々図面に示され
る、II,IQ,QIおよびQQとして図式的に示す。
帯域幅BW/2のフィルタとしてかつ、それぞれ、II
f,IQf,QIfおよびQQfとしてフィルタ13
4,136,138および140の出力も帯域幅W/2
のフィルタとして示されている。上で述べたスペクトル
のシフトもまた図4に図式的に示されている。前記I
I,IQ,QIおよびQQ経路におけるフィルタの出力
の各々は前記4つのサブバンドの各々を含み、これが成
分II,IQ,QIおよびQQが図4(a)〜図4
(d)に示されるように、重ね合わされた4つのサブバ
ンドを有する理由であり、かつ従って入力信号Vin内
に元々含まれる全ての情報が元の信号を再現するために
利用または入手可能であるが、信号の処理は元の信号V
inよりも狭い帯域幅において行なわれ従って広い帯域
幅をサポートするためこの動作を行なうために通常使用
されるフラッシュまたはパイプライン化データコンバー
タではなくシグマ−デルタA/D変換器によって達成で
きる。
【0032】送信された元の(しかしながら、今や処理
された)情報の再現の形式で出力を生成するため、前記
4つのサブバンドの各々の情報はコンバイナ142にお
いて再結合されて2つのベクトル成分Vout++およ
びVout−+を形成しなければならない。
【数3】 Vout++=(IIf−QQf)+j・(IQf+Q
If) Vout−+=(IIf+QQf)+j・(−IQf+
QIf)
【0033】したがって、それぞれ図5(a)および図
5(b)に図式的に示されるように、前記Vout++
ベクトルはサブバンド0およびサブバンド1、160お
よび162、の再現に対応し、かつ前記Vout−+ベ
クトルはサブバンド2およびサブバンド3、164およ
び166、の再現に対応する。コンバイナ142による
再結合はいくつかの方法で行なわれ、例えば次のように
行なうことができる。Vout++に対してIIf−Q
Qf=I++を達成するため加算器/減算器を使用す
る。Vout++に対してIQf+QIf=Q++を達
成するため加算器/減算器を使用する。Vout−+に
対してIIf+QQf=I−+を達成するため加算器/
減算器を使用する。Vout−+に対して−IQf+Q
If=Q−+を達成するため加算器/減算器を使用す
る。
【0034】前記演算操作Vout++e−j(wt)
は複素乗算器を使用して形成され、加算器および乗算器
を使用して次のデジタル演算操作を行なう。すなわち、
(I++ +j・Q++)・(cos(wt)−j・s
in(wt))=I++・cos(wt)+Q++・s
in(wt)+j・(−I++・sin(wt)+Q+
+・cos(wt))
【0035】演算操作Vout−+ej(wt)は複素
乗算器を使用して形成され、加算器および乗算器を使用
して次のデジタル演算操作を行なう。すなわち、(I−
++j・Q−+)・(cos(wt)+j・sin(w
t))=I−+・cos(wt)−Q−+・sin(w
t)+j・(I−+sin(wt)+Q−+・cos
(wt))
【0036】前記成分IIf,IQf,QIfおよびQ
Qfの4つ全ては各々のサブバンドを再現するために必
要とされることに注意を要する。サブバンドを別個に復
元するために4つ全ての成分が利用できることが要求さ
れる。各々の成分(II,IQ,QIおよびQQ)は前
記BW/4の中にそれらのそれぞれのスペクトルで示さ
れるように4つのサブバンド全てに関連する情報を含ん
でいる。これが受信機が4つのサブバンド全てを並列に
処理することができるようにしかつより好ましいA/D
変換技術を使用できるようにする。このため、前記受信
機は2重デカルト(ダブル・カーテシアン:Doubl
e Cartesian)受信機と称することができ、
それは各々のサブバンドを再現するために前記4つの成
分が必要とされるからである。
【0037】また、これら4つの実数成分はBW/4の
スペクトル幅を有しかつこれら4つの成分をデジタル化
するために同じローパスA/D変換器を備えた同じロー
パスフィルタが必要とされることに注意を要する。
【0038】本発明を採用した受信機はBW/4の帯域
幅要求を有するIIf,QQf,QIfおよびIQfと
称される4つのベースバンド出力成分(2重デカルト)
を備えた帯域幅BWのRFまたはIF入力チャネルを有
する受信機とみることができる。元のスペクトルを再現
し戻すため、2つの再現ベクトルVout++およびV
out−+がそれぞれ−wだけかつ+wだけシフトされ
ることが必要であり、かつそれぞれe
−j(wt−phi0)およびe
+j(wt−phi0)で乗算されることが必要であ
る。
【0039】
【数4】Vout r=Vout++・e
−j(wt−phi0) +Vout−+・e
+j(wt−phi0) この場合、phi0は位相の不連続を除去するよう選択
される。sin(wt)およびcos(wt)が発生さ
れる必要があるから、sin(wt)およびcos(w
t)を発生した位相発生器は単に−phi0のオフセッ
トでスタートする。
【0040】Vout++およびVout−+をそれら
の表現で置き換えることにより次の式を得る。
【数5】Vout r=2(IIf・cos(wt−p
hi0)+IQf・sin(wt−phi0))+2・
j・(QIf・cos(wt−phi0)+QQf・s
in(wt−phi0))
【0041】すなわち、再現された同相および直角位相
成分は次のようになる。
【数6】Ir=(IIf・cos(wt−phi0)+
IQf・sin(wt−phi0)) Qr=(QIf・cos(wt−phi0)+QQf・
sin(wt−phi0))
【0042】上で述べた数式に従って再現されたベクト
ルVout rの実数および虚数出力を発生するためか
つまた前記4つの経路によって導入される不整合に対す
る利得および位相修正を提供するためにコンバイナ14
2の再現構成が図6に示されている。図6において実施
される再結合方程式Ir=(IIf・cos(wt−p
hi0)+IQf・sin(wt−phi0))および
Qr=(QIf・cos(wt−phi0)+QQf・
sin(wt−phi0))はまたそれらがそれらの間
で整合しない場合に前記成分の間の利得および位相修正
を使用する。
【0043】IIfは利得修正項Kiiによって乗算さ
れ、IQfは利得修正項Kiqによって乗算され、QQ
fは利得修正項Kqqによって乗算され、かつQIfは
利得修正項Kqiによって乗算され、これらの乗算はそ
れぞれ乗算器170,172,174および176によ
って行なわれる。前記利得修正項は修正された各項が等
しい振幅になるよう選択される。
【0044】さらに、IIf,IQf,QIfおよびQ
Qfの間で位相を修正することが必要とされる。例え
ば、IIfをcos(wt−phi0)により、乗算す
るよりはむしろ、それは乗算器178においてcos
(wt−phi0+PhiIQ)によって乗算され、こ
の場合PhiIQはIIfおよびIQfの間の位相の不
整合を補償するためにIQfに対してIIfの位相をシ
フトするために使用される位相値である。同様に、前記
項PhiQIは乗算器180において適用されるQIf
およびQQfの間の位相不整合を補償するための位相修
正である。
【0045】いったんIIfおよびIQfが利得および
位相整合されると、かつQIfおよびQQfが利得およ
び位相整合されると、(IIf,IQf)、加算器18
2の出力、および(QQf,QIf)、加算器184の
出力、は位相が整合されなければならない。これは加算
器182の出力に加算器184の出力である項Kriを
加算することによって行なわれる。これは単に次の式で
説明できる。
【数7】cos(wt+PhiIR)=cos(wt)
cos(PhiIR)+sin(wt)・sin(Ph
iIR)
【0046】これは、位相値PhiRによって修正する
ために、虚数部sin(wt)(加算器184の出力)
がとられかつKri=sin(PhiIR)によって乗
算され、そして加算器182の出力cos(wt)・c
os(PhiIR)に加えられることを意味する。co
s(PhiIR)による乗算の演算は加算器182の前
にKii′=Kii・cos(PhrIR)およびKi
q′=Kiq・cos(PhiIR)の変更によって達
成でき乗算器を節約する。
【0047】したがって次のようになる。
【数8】Ir=Kii・cos(PhIR)・Iff・
cos(wt−phi0+PhiIQ)+Kiq・co
s(PhiIR)・IQf・sin(wt−phi0)
+Qr・Kri、およびQr=Kqq・QQf・sin
(wt−phi0−PhiQI)+Kqi・QIf・c
os(wt−phi0)
【0048】前記受信信号が狭帯域幅または中帯域幅
(これらの双方は本説明の目的で狭帯域と称することが
でき、その理由はそれらが前に述べた広帯域に対して狭
いからである)を有する場合、すなわちBWよりはむし
ろBW/2のような場合(例えば、GSMセルラ電話信
号)、前記受信機の成分の枝路の内の2つはオフに切り
替えることができ、一方他の2つの枝路はオンに留める
ことができ、デジタル局部発振器が0に設定されまたは
利得制御(AGC)を設定するために使用される。(す
なわち、cos(wt)=1またはcos(wt)=A
GCおよびsin(wt)=0である。)これは次に単
一デカルト受信機として機能する。
【0049】図1の受信機は図7においてそのようなモ
ードで示されている。図6に示されるように、図7の受
信機への入力は図1のものと同様に操作され、すなわ
ち、局部発振器105、および局部発振器直交発生器1
08は前に述べたのと同じ信号を生成し、これは入力チ
ャネルをベースバンドへと低減しかつスペクトルをその
IおよびQ直交成分へと分割するよう作用するミキサ1
02および104と同様である。しかしながら、図6の
受信機においては、IQおよびQQ経路はそこへの入力
信号を0によって乗算することによりディスエーブルさ
れる。これは2つの経路のみがアクティブに留まること
ができるようにし、前記複合の、しかしながら、狭い、
またはより狭い、帯域の入力信号のIおよびQ成分の各
々に対して1つの経路を許容する。
【0050】前記アクティブな経路IIおよびQIはそ
れぞれアナログのローパスフィルタ118および122
において入力チャネルをろ波し、A/D変換器126お
よび130(これはシグマ−デルタ変換器とすることが
できる)においてアナログ−デジタル変換を行ない、か
つフィルタ134および138においてデジタルろ波を
提供し、出力信号IoutおよびQoutを生成し、こ
れらは次に送信機によって符号化された元の符号化情報
を引き出すために使用される。
【0051】理解できるように、このようにして広帯域
および狭帯域の信号の双方が同じ受信機構成要素によっ
て処理できかつ構成要素およびデータ経路の重複が避け
られる。
【0052】前に述べたように、上記好ましい実施形態
においては、受信機は入力信号が4つの場合(または、
中帯域または狭帯域信号の場合2つの成分)へと分割さ
れるものとして説明されているが、入力信号の帯域幅お
よび構成成分の所望の帯域幅に応じて異なる数の構成成
分を使用できることが理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる通信受信機全体の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】入力信号Vinのスペクトル表現を示す説明図
である。
【図3】入力信号Vinのスペクトル表現を虚数部
(a)および実数部(b)に分離して示す説明図であ
る。
【図4】信号Vinである成分II,IQ,QIおよび
QQの、サブバンドの各々をsin(wt)またはco
s(wt)と混合しかつ前記成分の各々をろ波した後
の、スペクトル表現を示す説明図である。
【図5】サブバンド0およびサブバンド1の再現に対応
するVout++ベクトル、およびサブバンド2および
サブバンド3の再現に対応するVout−+ベクトルを
図式的に示す説明図である。
【図6】本発明に係わるコンバイナ回路の構成を示す概
略的ブロック回路図である。
【図7】狭帯域幅または中帯域幅信号の受信のための受
信機の構成を示す本発明に係わる通信受信機の全体的な
ブロック図である。
【符号の説明】
100 増幅器 102,104 直交ミキサまたはダウンコンバータ 105局部発振器 106,107 A/D変換器 108 直交ネットワーク 110,112,114,116 ミキサ 118,120,122,124 ローパスフィルタ 126,128,130,132 A/D変換器 134,136,138,140 デシメイション・フ
ィルタ 142 コンバイナ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ステファン・カフナー アメリカ合衆国 イリノイ州 60102 ア ルゴンクイン アップルウッド・レーン 940

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信のために広帯域幅または狭帯域幅の
    キャリヤへと符号化されかつ変調された情報を伝達する
    無線信号を検出しかつ復調するための2重モード通信受
    信機であって、 前記検出された帯域をサブバンドへと再分割するための
    手段、 前記サブバンドを前記サブバンドの帯域幅と同様の帯域
    幅を備えた複数の成分へと重ねるための手段、 各々の成分に含まれる情報の部分を別個に処理するため
    の手段、および前記成分からの処理された情報を組み合
    わせて送信された元の情報を再現するための手段、 を具備することを特徴とする2重モード通信受信機。
  2. 【請求項2】 前記検出された帯域をサブバンドへと分
    割するための手段は、前記無線信号を単一の局部発振器
    出力によって混合して前記無線信号を前記処理が行なわ
    れる周波数へとダウンコンバートし、かつその後該ダウ
    ンコンバートされた信号を独立したかつ同時的な処理の
    ために前記サブバンドに等しい帯域幅を有する成分へと
    分割することを特徴とする請求項1に記載の通信受信
    機。
  3. 【請求項3】 前記検出された帯域をサブバンドへと分
    割するための手段は前記無線信号を単一の局部発振器出
    力により混合して前記無線信号を中間周波数へとダウン
    コンバートしかつその後該ダウンコンバートされた信号
    を独立したかつ同時的な処理のために前記サブバンドに
    等しい帯域幅を備えた成分へと分割することを特徴とす
    る請求項1に記載の通信受信機。
  4. 【請求項4】 前記検出された帯域を前記サブバンドの
    帯域幅に等しい帯域幅を備えた成分へと分割するための
    手段は前記ダウンコンバートされた信号を局部的に発生
    された信号と混合して前記成分を生成することを特徴と
    する請求項2に記載の通信受信機。
  5. 【請求項5】 前記局部的に発生された信号との混合は
    乗算器DACを使用しデジタル入力が低周波デジタル局
    部発振器信号によって駆動されることを特徴とする請求
    項4に記載の通信受信機。
  6. 【請求項6】 前記乗算器DACは自動利得調整のため
    の利得制御を提供することを特徴とする請求項5に記載
    の通信受信機。
  7. 【請求項7】 前記サブバンドに等しい帯域幅を備えた
    前記成分の各々に含まれる情報の部分を処理するための
    手段はアナログ−デジタル変換器を具備することを特徴
    とする請求項4に記載の通信受信機。
  8. 【請求項8】 前記アナログ−デジタル変換器は広帯域
    または狭帯域変換のためのプログラム可能なオーバサン
    プリング比を備えたシグマ−デルタA/D変換器である
    ことを特徴とする請求項7に記載の通信受信機。
  9. 【請求項9】 送信のために広帯域幅または狭帯域幅の
    キャリヤへと符号化されかつ変調された情報を伝達する
    無線信号を検出しかつ復調するための2重モード通信受
    信機の動作方法であって、 検出された帯域幅を複数のサブバンドへと再分割する段
    階、 各々のサブバンドに含まれる情報の部分を別個に処理す
    る段階、そして前記サブバンドからの処理された情報を
    組み合わせて送信された元の情報を再現する段階、 を具備することを特徴とする2重モード通信受信機の動
    作方法。
  10. 【請求項10】 前記検出された帯域をサブバンドへと
    分割する段階は、前記無線信号を単一の局部発振器出力
    によって混合して前記無線信号を前記処理が行なわれる
    周波数へとダウンコンバートし、かつその後該ダウンコ
    ンバートされた信号を独立したかつ同時的な処理のため
    に前記サブバンドに等しい帯域幅を有する成分へと分割
    することを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記検出された帯域をサブバンドへと
    分割する段階は前記無線信号を単一の局部発振器出力に
    より混合して前記無線信号を中間周波数へとダウンコン
    バートしかつその後該ダウンコンバートされた信号を独
    立したかつ同時的な処理のために前記サブバンドに等し
    い帯域幅を備えた成分へと分割することを特徴とする請
    求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記検出された帯域を前記サブバンド
    に等しい帯域幅を備えた成分へと分割する段階は前記ダ
    ウンコンバートされた信号を局部的に発生された信号と
    混合して前記成分を生成することを特徴とする請求項1
    0に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記サブバンドに等しい帯域幅を備え
    た前記成分の各々に含まれる情報の部分を処理する段階
    はアナログ−デジタル変換器によって行なわれることを
    特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記アナログ−デジタル変換器は広帯
    域または狭帯域変換のためのプログラム可能なオーバサ
    ンプリング比を備えたシグマ−デルタA/D変換器であ
    ることを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 同相−直角位相(IQ)変調を有する
    広帯域キャリヤまたは狭帯域キャリヤによって送信され
    る情報を受信しかつ処理するよう構成された通信受信機
    であって、 前記広帯域キャリヤ(BW)を包含するのに十分広いス
    ペクトルの部分を検出するための手段、 前記広帯域キャリヤをIおよびQ成分におけるベースバ
    ンドへと変換するための手段であって、各々の成分はB
    W/2の帯域幅を有するもの、 前記IおよびQ成分をさらに他のIおよびQ成分に変換
    して成分II,IQ,QIおよびQQを形成するための
    手段であって、該成分の各々はBW/4の帯域幅を有し
    かつ前記元の送信情報の部分を含むことができるもの、 広帯域モードにおいて、前記元の送信情報の部分を抽出
    するために前記成分の各々を別個に処理するための手
    段、 狭帯域モードにおいて、前記元の送信情報の部分を抽出
    するために前記狭帯域送信キャリヤ内の情報を含む成分
    の各々を別個に処理するための手段、および前記抽出さ
    れた情報を再結合して元の送信された情報を再現するた
    めの手段、 を具備することを特徴とする通信受信機。
  16. 【請求項16】 同相−直角位相(IQ)変調を有する
    広帯域キャリヤまたは狭帯域キャリヤによって送信され
    る情報を受信しかつ処理する方法であって、 前記広帯域キャリヤ(BW)を包含するのに十分広いス
    ペクトルの部分を検出する段階、 前記広帯域キャリヤをIおよびQ成分におけるベースバ
    ンドに変換する段階であって、各々の成分はBW/2の
    帯域幅を有する前記段階、 前記IおよびQ成分をさらに他のIおよびQ成分に変換
    して成分II,IQ,QIおよびQQを形成する段階で
    あって、該成分の各々はBW/4の帯域幅を有しかつ元
    の送信された情報の一部を含むことができる前記段階、 広帯域モードにおいて、前記成分の各々を別個に処理し
    て元の送信された情報の部分を抽出する段階、 狭帯域モードにおいて、前記狭帯域送信キャリヤ内の情
    報を含む成分の各々を別個に処理して元の送信された情
    報の部分を抽出する段階、および前記抽出された情報を
    再結合して元の送信された情報を再現する段階、 を具備することを特徴とする情報を受信しかつ処理する
    方法。
  17. 【請求項17】 2つの成分の前記経路は狭帯域モード
    ではディスエーブルされることを特徴とする請求項16
    に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記再結合の処理の間にデジタル局部
    発振器による複合ミキシングと組み合わせて前記4つの
    成分に対するデジタル利得および位相修正が行なわれる
    ことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記再結合の処理の間にデジタル局部
    発振器を位相シフトすることにより位相の不連続性が除
    去されることを特徴とする請求項19に記載の方法。
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