JP2001217790A - 双方向情報伝送システム及び双方向情報伝送方法 - Google Patents
双方向情報伝送システム及び双方向情報伝送方法Info
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 各種試験の実施に際し、受験者及び試験実施
者の利便性を向上させ、紙の省資源化を図る。 【解決手段】 放送コンテンツ作成装置11を用いて設
問事項を有する放送コンテンツ情報を作成し、作成され
た放送コンテンツ情報は利用者の利用者端末装置14に
送信され、利用者端末装置14は送信された放送コンテ
ンツ情報を出力し、利用者は出力された放送コンテンツ
情報の設問事項を参照しつつ、それに対する解答情報を
入力し、入力された解答情報は情報処理装置17に送信
され、情報処理装置17は受け取った解答情報の送信者
を特定後、解答情報を解答処理装置18に送信し、解答
処理装置18は送信された解答情報の正誤判定を行い、
その結果を利用者端末装置14に送信し、利用者端末装
置14は受け取った正誤判定結果を表示する。
者の利便性を向上させ、紙の省資源化を図る。 【解決手段】 放送コンテンツ作成装置11を用いて設
問事項を有する放送コンテンツ情報を作成し、作成され
た放送コンテンツ情報は利用者の利用者端末装置14に
送信され、利用者端末装置14は送信された放送コンテ
ンツ情報を出力し、利用者は出力された放送コンテンツ
情報の設問事項を参照しつつ、それに対する解答情報を
入力し、入力された解答情報は情報処理装置17に送信
され、情報処理装置17は受け取った解答情報の送信者
を特定後、解答情報を解答処理装置18に送信し、解答
処理装置18は送信された解答情報の正誤判定を行い、
その結果を利用者端末装置14に送信し、利用者端末装
置14は受け取った正誤判定結果を表示する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はサービス提供者とサ
ービス利用者が相互に情報のやりとりを行う双方向情報
伝送システム及び双方向情報伝送方法に関し、特に各種
試験の受験に利用する双方向情報伝送システム及び双方
向情報伝送方法に関する。
ービス利用者が相互に情報のやりとりを行う双方向情報
伝送システム及び双方向情報伝送方法に関し、特に各種
試験の受験に利用する双方向情報伝送システム及び双方
向情報伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、資格取得試験や模擬試験等の各種
試験は、受験者が試験会場に集められ、その試験会場に
おいて行われることが一般的であった。この場合、試験
問題は、その試験会場で配付され、受験者は配付された
試験問題に対する解答をその試験会場内で作成すること
となる。作成される解答の形式としては、解答内容のす
べてを記述する記述型、表記された複数の選択肢から正
解を選び出す選択型等が存在するが、いずれも受験者が
筆記用具を用いて解答用紙に何らかの記述を行うことに
より、解答の作成が行われる。また、模擬試験等の学習
用試験の場合、試験業者が受験者の家庭に試験問題を郵
送し、受験者は各家庭においてその解答を作成し、作成
した解答を試験業者に郵送するといった方法がとられる
場合もある。
試験は、受験者が試験会場に集められ、その試験会場に
おいて行われることが一般的であった。この場合、試験
問題は、その試験会場で配付され、受験者は配付された
試験問題に対する解答をその試験会場内で作成すること
となる。作成される解答の形式としては、解答内容のす
べてを記述する記述型、表記された複数の選択肢から正
解を選び出す選択型等が存在するが、いずれも受験者が
筆記用具を用いて解答用紙に何らかの記述を行うことに
より、解答の作成が行われる。また、模擬試験等の学習
用試験の場合、試験業者が受験者の家庭に試験問題を郵
送し、受験者は各家庭においてその解答を作成し、作成
した解答を試験業者に郵送するといった方法がとられる
場合もある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、試験会場にお
いて試験を行う場合、受験者は試験会場に出向いていか
なければならず、また、受験者は決められた試験日時に
しか受験することができない。そのため、受験者側から
みた利便性に欠けるという問題点がある。
いて試験を行う場合、受験者は試験会場に出向いていか
なければならず、また、受験者は決められた試験日時に
しか受験することができない。そのため、受験者側から
みた利便性に欠けるという問題点がある。
【0004】また、試験会場において試験を行う場合、
試験用紙の配付、回収等に時間や手間を要し、試験官そ
の他人員の人件費も必要となり、試験実施者側からも利
便性に欠けるという問題点がある。
試験用紙の配付、回収等に時間や手間を要し、試験官そ
の他人員の人件費も必要となり、試験実施者側からも利
便性に欠けるという問題点がある。
【0005】さらに、試験会場において試験を行う場
合、及び家庭に試験問題が郵送される場合いずれの場合
においても、試験問題の提示及び解答の作成は、用紙を
用いて行うこととなり、紙の省資源化がはかれないとい
う問題点がある。
合、及び家庭に試験問題が郵送される場合いずれの場合
においても、試験問題の提示及び解答の作成は、用紙を
用いて行うこととなり、紙の省資源化がはかれないとい
う問題点がある。
【0006】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、受験者及び試験実施者の利便性を向上させ、
紙の省資源化を図ることが可能な双方向情報伝送システ
ムを提供することを目的とする。
のであり、受験者及び試験実施者の利便性を向上させ、
紙の省資源化を図ることが可能な双方向情報伝送システ
ムを提供することを目的とする。
【0007】また、本発明の他の目的は、受験者及び試
験実施者の利便性を向上させ、紙の省資源化を図ること
が可能な双方向情報伝送方法を提供することである。
験実施者の利便性を向上させ、紙の省資源化を図ること
が可能な双方向情報伝送方法を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、サービス提供者とサービス利用者が相互
に情報のやりとりを行う双方向情報伝送システムにおい
て、設問事項を有する放送コンテンツ情報を作成する放
送コンテンツ作成装置と、前記放送コンテンツ作成装置
によって作成された前記放送コンテンツ情報を送信する
放送コンテンツ送信装置と、前記放送コンテンツ送信装
置から送信された前記放送コンテンツ情報を中継する人
工衛星と、中継された前記放送コンテンツ情報を受信す
る放送コンテンツ受信手段と、前記放送コンテンツ受信
手段によって受信された前記放送コンテンツ情報の出力
を行う情報出力手段と、前記放送コンテンツ情報が有す
る前記設問事項に対する解答である解答情報が入力され
る解答情報入力手段と、前記解答情報を送信する解答情
報送信手段とを有する利用者端末装置と、前記解答情報
を伝送する電子通信手段と、契約者情報を格納する契約
者情報格納装置と、前記電子通信手段を介して伝送され
た前記解答情報を受信する解答情報受信手段と、前記契
約者情報格納装置に格納された前記契約者情報をもと
に、前記解答情報の送信者を特定する送信者特定手段
と、特定された前記送信者の情報である送信者情報及び
前記解答情報を出力する処理情報出力手段とを有する情
報処理装置と、前記情報処理装置から出力された前記送
信者情報及び前記解答情報を受信する処理情報受信手段
と、前記解答情報の内容の正誤を判定する正誤判定手段
と、前記正誤判定手段の判定結果である判定結果情報を
出力する判定結果出力手段とを有する解答処理装置とを
有することを特徴とする双方向情報伝送システムが提供
される。
決するために、サービス提供者とサービス利用者が相互
に情報のやりとりを行う双方向情報伝送システムにおい
て、設問事項を有する放送コンテンツ情報を作成する放
送コンテンツ作成装置と、前記放送コンテンツ作成装置
によって作成された前記放送コンテンツ情報を送信する
放送コンテンツ送信装置と、前記放送コンテンツ送信装
置から送信された前記放送コンテンツ情報を中継する人
工衛星と、中継された前記放送コンテンツ情報を受信す
る放送コンテンツ受信手段と、前記放送コンテンツ受信
手段によって受信された前記放送コンテンツ情報の出力
を行う情報出力手段と、前記放送コンテンツ情報が有す
る前記設問事項に対する解答である解答情報が入力され
る解答情報入力手段と、前記解答情報を送信する解答情
報送信手段とを有する利用者端末装置と、前記解答情報
を伝送する電子通信手段と、契約者情報を格納する契約
者情報格納装置と、前記電子通信手段を介して伝送され
た前記解答情報を受信する解答情報受信手段と、前記契
約者情報格納装置に格納された前記契約者情報をもと
に、前記解答情報の送信者を特定する送信者特定手段
と、特定された前記送信者の情報である送信者情報及び
前記解答情報を出力する処理情報出力手段とを有する情
報処理装置と、前記情報処理装置から出力された前記送
信者情報及び前記解答情報を受信する処理情報受信手段
と、前記解答情報の内容の正誤を判定する正誤判定手段
と、前記正誤判定手段の判定結果である判定結果情報を
出力する判定結果出力手段とを有する解答処理装置とを
有することを特徴とする双方向情報伝送システムが提供
される。
【0009】ここで、放送コンテンツ作成装置は、設問
事項を有する放送コンテンツ情報を作成し、放送コンテ
ンツ送信装置は、放送コンテンツ作成装置によって作成
された放送コンテンツ情報を人工衛星に送信し、人工衛
星は、放送コンテンツ送信装置から送信された放送コン
テンツ情報を中継し、放送コンテンツ受信手段は、人工
衛星によって中継された放送コンテンツ情報を受信し、
情報出力手段は、放送コンテンツ受信手段によって受信
された放送コンテンツ情報の出力を行い、解答情報入力
手段には、放送コンテンツ情報が有する設問事項に対す
る解答である解答情報が入力され、解答情報送信手段
は、解答情報を電子通信手段を介して情報処理装置に送
信し、電子通信手段は、解答情報を伝送し、契約者情報
格納装置は、契約者情報を格納し、解答情報受信手段
は、電子通信手段を介して伝送された解答情報を受信
し、送信者特定手段は、契約者情報格納装置に格納され
た契約者情報をもとに、解答情報の送信者を特定し、処
理情報出力手段は、特定された送信者の情報である送信
者情報及び解答情報を出力し、処理情報受信手段は、情
報処理装置から出力された送信者情報及び解答情報を受
信し、正誤判定手段は、解答情報の内容の正誤を判定
し、判定結果出力手段は、正誤判定手段の判定結果であ
る判定結果情報を出力する。
事項を有する放送コンテンツ情報を作成し、放送コンテ
ンツ送信装置は、放送コンテンツ作成装置によって作成
された放送コンテンツ情報を人工衛星に送信し、人工衛
星は、放送コンテンツ送信装置から送信された放送コン
テンツ情報を中継し、放送コンテンツ受信手段は、人工
衛星によって中継された放送コンテンツ情報を受信し、
情報出力手段は、放送コンテンツ受信手段によって受信
された放送コンテンツ情報の出力を行い、解答情報入力
手段には、放送コンテンツ情報が有する設問事項に対す
る解答である解答情報が入力され、解答情報送信手段
は、解答情報を電子通信手段を介して情報処理装置に送
信し、電子通信手段は、解答情報を伝送し、契約者情報
格納装置は、契約者情報を格納し、解答情報受信手段
は、電子通信手段を介して伝送された解答情報を受信
し、送信者特定手段は、契約者情報格納装置に格納され
た契約者情報をもとに、解答情報の送信者を特定し、処
理情報出力手段は、特定された送信者の情報である送信
者情報及び解答情報を出力し、処理情報受信手段は、情
報処理装置から出力された送信者情報及び解答情報を受
信し、正誤判定手段は、解答情報の内容の正誤を判定
し、判定結果出力手段は、正誤判定手段の判定結果であ
る判定結果情報を出力する。
【0010】また、サービス提供者とサービス利用者が
相互に情報のやりとりを行う双方向情報伝送方法におい
て、設問事項を有する放送コンテンツ情報を作成し、前
記放送コンテンツ情報を送信し、送信された前記放送コ
ンテンツ情報を中継し、中継された前記放送コンテンツ
情報を受信し、受信された前記放送コンテンツ情報を出
力し、前記放送コンテンツ情報が有する前記設問事項に
対する解答である解答情報を入力し、前記解答情報を送
信し、前記解答情報を伝送し、契約者情報を格納し、伝
送された前記解答情報を受信し、格納された前記契約者
情報をもとに、受信した前記解答情報の送信者を特定
し、前記解答情報の内容の正誤を判定し、前記解答情報
の内容に関する正誤判定結果である判定結果情報を出力
することを特徴とする双方向情報伝送方法が提供され
る。
相互に情報のやりとりを行う双方向情報伝送方法におい
て、設問事項を有する放送コンテンツ情報を作成し、前
記放送コンテンツ情報を送信し、送信された前記放送コ
ンテンツ情報を中継し、中継された前記放送コンテンツ
情報を受信し、受信された前記放送コンテンツ情報を出
力し、前記放送コンテンツ情報が有する前記設問事項に
対する解答である解答情報を入力し、前記解答情報を送
信し、前記解答情報を伝送し、契約者情報を格納し、伝
送された前記解答情報を受信し、格納された前記契約者
情報をもとに、受信した前記解答情報の送信者を特定
し、前記解答情報の内容の正誤を判定し、前記解答情報
の内容に関する正誤判定結果である判定結果情報を出力
することを特徴とする双方向情報伝送方法が提供され
る。
【0011】このようにすることにより、受験者及び試
験実施者の利便性を向上させ、紙資源を使用することな
く、試験を実施することが可能となる。
験実施者の利便性を向上させ、紙資源を使用することな
く、試験を実施することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本形態における双方向情
報伝送システム10の構成を示した構成図である。
を参照して説明する。図1は、本形態における双方向情
報伝送システム10の構成を示した構成図である。
【0013】双方向情報伝送システム10は、設問事項
を有する放送コンテンツ情報を作成する放送コンテンツ
作成装置11、放送コンテンツ作成装置11によって作
成された放送コンテンツ情報を送信する放送コンテンツ
送信装置12、放送コンテンツ送信装置12から送信さ
れた放送コンテンツ情報を中継する人工衛星13、利用
者が試験を受ける際に使用する利用者端末装置14、解
答情報を伝送する電子通信手段15、契約者情報を格納
する契約者情報格納装置16、電子通信手段15を介し
て伝送された解答情報を処理する情報処理装置17、及
び解答情報の解答処理を行う解答処理装置18によって
構成される。
を有する放送コンテンツ情報を作成する放送コンテンツ
作成装置11、放送コンテンツ作成装置11によって作
成された放送コンテンツ情報を送信する放送コンテンツ
送信装置12、放送コンテンツ送信装置12から送信さ
れた放送コンテンツ情報を中継する人工衛星13、利用
者が試験を受ける際に使用する利用者端末装置14、解
答情報を伝送する電子通信手段15、契約者情報を格納
する契約者情報格納装置16、電子通信手段15を介し
て伝送された解答情報を処理する情報処理装置17、及
び解答情報の解答処理を行う解答処理装置18によって
構成される。
【0014】利用者端末装置14は、中継された放送コ
ンテンツ情報を受信する放送コンテンツ受信手段14
a、放送コンテンツ受信手段14aによって受信された
放送コンテンツ情報の出力を行う情報出力手段14b、
放送コンテンツ情報が有する設問事項に対する解答であ
る解答情報が入力される解答情報入力手段14c、解答
情報を送信する解答情報送信手段14d、及び作成した
解答に対する判定結果である判定結果情報を受信する判
定結果情報受信手段14eによって構成される。
ンテンツ情報を受信する放送コンテンツ受信手段14
a、放送コンテンツ受信手段14aによって受信された
放送コンテンツ情報の出力を行う情報出力手段14b、
放送コンテンツ情報が有する設問事項に対する解答であ
る解答情報が入力される解答情報入力手段14c、解答
情報を送信する解答情報送信手段14d、及び作成した
解答に対する判定結果である判定結果情報を受信する判
定結果情報受信手段14eによって構成される。
【0015】情報処理装置17は、電子通信手段15を
介して伝送された解答情報を受信する解答情報受信手段
17a、契約者情報格納装置16に格納された契約者情
報をもとに、解答情報の送信者を特定する送信者特定手
段17b、及び特定された送信者の情報である送信者情
報及び解答情報を出力する処理情報出力手段17cによ
って構成される。
介して伝送された解答情報を受信する解答情報受信手段
17a、契約者情報格納装置16に格納された契約者情
報をもとに、解答情報の送信者を特定する送信者特定手
段17b、及び特定された送信者の情報である送信者情
報及び解答情報を出力する処理情報出力手段17cによ
って構成される。
【0016】解答処理装置18は、送信者情報及び解答
情報を受信する処理情報受信手段18a、解答情報の内
容の正誤を判定する正誤判定手段18b、及び正誤判定
手段の判定結果である判定結果情報を出力する判定結果
出力手段18cによって構成される。
情報を受信する処理情報受信手段18a、解答情報の内
容の正誤を判定する正誤判定手段18b、及び正誤判定
手段の判定結果である判定結果情報を出力する判定結果
出力手段18cによって構成される。
【0017】次に、図1を用いて、双方向情報伝送シス
テム10の動作について説明する。まず、双方向情報伝
送システム10を利用する利用者は、受験サービスを提
供するサービス提供者との間で双方向情報伝送システム
10利用の利用契約を結ぶ。利用契約は、利用者がイン
ターネット、郵送等により、サービス提供者と契約内容
を取り交わすことにより行われ、契約時に取り交わされ
た契約者に関する契約者情報は契約者情報格納装置16
に格納され、契約者は自己を特定するための個人ID、
情報の送受に使用する暗号キー等を受け取る。
テム10の動作について説明する。まず、双方向情報伝
送システム10を利用する利用者は、受験サービスを提
供するサービス提供者との間で双方向情報伝送システム
10利用の利用契約を結ぶ。利用契約は、利用者がイン
ターネット、郵送等により、サービス提供者と契約内容
を取り交わすことにより行われ、契約時に取り交わされ
た契約者に関する契約者情報は契約者情報格納装置16
に格納され、契約者は自己を特定するための個人ID、
情報の送受に使用する暗号キー等を受け取る。
【0018】契約手続きが終了し、実際に試験が実施さ
れる場合、まず、受験サービスを提供するサービス提供
者は、放送コンテンツ作成装置11を用い、放送コンテ
ンツ情報の作成を行う。放送コンテンツ情報は、試験問
題の設問事項及びそれに対する解答欄を示すコンテンツ
情報であり、試験問題を構成する画像情報、テキスト情
報、音声情報等、及び設問に対する解答欄を構成する画
像情報等によって構成される。
れる場合、まず、受験サービスを提供するサービス提供
者は、放送コンテンツ作成装置11を用い、放送コンテ
ンツ情報の作成を行う。放送コンテンツ情報は、試験問
題の設問事項及びそれに対する解答欄を示すコンテンツ
情報であり、試験問題を構成する画像情報、テキスト情
報、音声情報等、及び設問に対する解答欄を構成する画
像情報等によって構成される。
【0019】放送コンテンツ作成装置11によって作成
された放送コンテンツ情報は、暗号化された後、放送コ
ンテンツ送信装置12に送られ、放送コンテンツ送信装
置12は、その放送コンテンツ情報を人工衛星13に送
信する。人工衛星13に送信された放送コンテンツ情報
は、そこからさらに契約者が有する利用者端末装置14
に送信され、これにより契約者は受験する試験問題等を
入手することができる。なお、ここでの放送コンテンツ
情報の送信は、試験を受験するすべての契約者に対し、
ある決められた日時に一斉に行われることとしてもよ
く、また、契約者が送信を要求した時点或いは日時に行
われることとしてもよい。
された放送コンテンツ情報は、暗号化された後、放送コ
ンテンツ送信装置12に送られ、放送コンテンツ送信装
置12は、その放送コンテンツ情報を人工衛星13に送
信する。人工衛星13に送信された放送コンテンツ情報
は、そこからさらに契約者が有する利用者端末装置14
に送信され、これにより契約者は受験する試験問題等を
入手することができる。なお、ここでの放送コンテンツ
情報の送信は、試験を受験するすべての契約者に対し、
ある決められた日時に一斉に行われることとしてもよ
く、また、契約者が送信を要求した時点或いは日時に行
われることとしてもよい。
【0020】このように利用者端末装置14に送信され
た放送コンテンツ情報は、放送コンテンツ受信手段14
aによって受信され、復号された後、情報出力手段14
bに送られる。情報出力手段14bは、テキスト情報等
を表示する表示画面或いは音声情報を出力するスピーカ
等であり、送られた放送コンテンツ情報は、この情報出
力手段14bによって画像表示或いは音声出力されるこ
ととなる。
た放送コンテンツ情報は、放送コンテンツ受信手段14
aによって受信され、復号された後、情報出力手段14
bに送られる。情報出力手段14bは、テキスト情報等
を表示する表示画面或いは音声情報を出力するスピーカ
等であり、送られた放送コンテンツ情報は、この情報出
力手段14bによって画像表示或いは音声出力されるこ
ととなる。
【0021】図2は、このように表示される放送コンテ
ンツ情報の表示例を示した図である。この例では、放送
コンテンツ情報は、試験問題を構成する画像情報及びテ
キスト情報を有しており、情報出力手段14bは、これ
らの画像情報等を試験問題表示画面21として表示す
る。試験問題表示画面21は、設問文21a、解答欄2
1b及び図表21cによって構成され、解答欄21bに
は、解答を選択するためのチェック欄21ba〜21b
eが設けられている。
ンツ情報の表示例を示した図である。この例では、放送
コンテンツ情報は、試験問題を構成する画像情報及びテ
キスト情報を有しており、情報出力手段14bは、これ
らの画像情報等を試験問題表示画面21として表示す
る。試験問題表示画面21は、設問文21a、解答欄2
1b及び図表21cによって構成され、解答欄21bに
は、解答を選択するためのチェック欄21ba〜21b
eが設けられている。
【0022】情報出力手段14bによって放送コンテン
ツ情報の出力が行われると、受験者は、出力された内容
に従い、解答情報入力手段14cによって各設問に対す
る解答情報を入力していく。図2の例の場合、まず受験
者は、表示された試験問題表示画面21の設問文21a
を読み、その設問に対する正しい解答を解答欄21bの
中から選択し、選択した解答に対応するチェック欄21
ba〜21beをクリックする。例えば、受験者が設問
1に対する正しい解答は、(e)に示される解答である
と判断した場合、受験者は、解答(e)に対応する部分
のチェック欄21beをクリックする。これにより、設
問1に対する解答情報として解答(e)の情報が入力さ
れることとなる。
ツ情報の出力が行われると、受験者は、出力された内容
に従い、解答情報入力手段14cによって各設問に対す
る解答情報を入力していく。図2の例の場合、まず受験
者は、表示された試験問題表示画面21の設問文21a
を読み、その設問に対する正しい解答を解答欄21bの
中から選択し、選択した解答に対応するチェック欄21
ba〜21beをクリックする。例えば、受験者が設問
1に対する正しい解答は、(e)に示される解答である
と判断した場合、受験者は、解答(e)に対応する部分
のチェック欄21beをクリックする。これにより、設
問1に対する解答情報として解答(e)の情報が入力さ
れることとなる。
【0023】1つの設問に対する解答情報の入力を終了
するか解答情報の入力をスキップした場合、情報出力手
段14bは、次の設問に関する放送コンテンツ情報の出
力を行う。図3は、このように放送コンテンツ情報が順
次出力される様子を示した図である。まず、試験問題表
示画面21が表示され、それに対する解答情報の入力等
が行われると、次に、情報出力手段14bは、次の設問
に関する試験問題表示画面22の表示を行う。さらに、
試験問題表示画面22に対する解答情報の入力等が行わ
れると、さらに次の試験問題表示画面の表示が行われ
る。この例では、試験問題表示画面22の次に表示され
る設問は、受験者が設問自体を自由に選択する選択問題
となっており、情報出力手段14bは、この受験者の選
択に応じて試験問題表示画面23〜25のいずれかの表
示を行い、受験者は表示された試験問題表示画面が示す
設問に対する解答情報を解答情報入力手段14cを用い
入力することとなる。
するか解答情報の入力をスキップした場合、情報出力手
段14bは、次の設問に関する放送コンテンツ情報の出
力を行う。図3は、このように放送コンテンツ情報が順
次出力される様子を示した図である。まず、試験問題表
示画面21が表示され、それに対する解答情報の入力等
が行われると、次に、情報出力手段14bは、次の設問
に関する試験問題表示画面22の表示を行う。さらに、
試験問題表示画面22に対する解答情報の入力等が行わ
れると、さらに次の試験問題表示画面の表示が行われ
る。この例では、試験問題表示画面22の次に表示され
る設問は、受験者が設問自体を自由に選択する選択問題
となっており、情報出力手段14bは、この受験者の選
択に応じて試験問題表示画面23〜25のいずれかの表
示を行い、受験者は表示された試験問題表示画面が示す
設問に対する解答情報を解答情報入力手段14cを用い
入力することとなる。
【0024】以上のように解答情報入力手段14cから
入力された解答情報は、解答情報送信手段14dに送ら
れ、解答情報送信手段14dは、送られた解答情報を、
暗号化した後、電子通信手段15を介して情報処理装置
17へ送信する。この際、解答情報送信手段14dは、
送信する解答情報と合わせ、その解答情報に対応する設
問番号情報、及びその解答情報の入力を行った受験者の
個人IDの送信をも行う。なお、解答情報送信手段14
dが行う解答情報等の送信は、各設問に対する解答情報
が入力されるたびに行われることとしてもよく、またあ
る程度の数の設問に対する解答情報が入力された後に、
さらにはすべての設問に対する解答情報が入力された後
に行われることとしてもよい。
入力された解答情報は、解答情報送信手段14dに送ら
れ、解答情報送信手段14dは、送られた解答情報を、
暗号化した後、電子通信手段15を介して情報処理装置
17へ送信する。この際、解答情報送信手段14dは、
送信する解答情報と合わせ、その解答情報に対応する設
問番号情報、及びその解答情報の入力を行った受験者の
個人IDの送信をも行う。なお、解答情報送信手段14
dが行う解答情報等の送信は、各設問に対する解答情報
が入力されるたびに行われることとしてもよく、またあ
る程度の数の設問に対する解答情報が入力された後に、
さらにはすべての設問に対する解答情報が入力された後
に行われることとしてもよい。
【0025】情報処理装置17に送信された解答情報、
設問番号情報及び送信者の個人IDは、解答情報受信手
段17aによって受信され、復号後、送信者特定手段1
7bに送られる。解答情報及び送信者の個人IDを受け
取った送信者特定手段17bは、電子通信回線15を介
し、契約者情報格納装置16に格納されている契約者情
報と受け取った個人IDとの照合を行い、受け取った解
答情報の送信者の特定を行う。送信者の特定が終了する
と、送信者特定手段17bは、解答情報、設問番号情
報、及び特定された送信者情報を処理情報出力手段17
cに送り、これらを受け取った処理情報出力手段17c
は、それらの情報を解答処理装置18に送信する。
設問番号情報及び送信者の個人IDは、解答情報受信手
段17aによって受信され、復号後、送信者特定手段1
7bに送られる。解答情報及び送信者の個人IDを受け
取った送信者特定手段17bは、電子通信回線15を介
し、契約者情報格納装置16に格納されている契約者情
報と受け取った個人IDとの照合を行い、受け取った解
答情報の送信者の特定を行う。送信者の特定が終了する
と、送信者特定手段17bは、解答情報、設問番号情
報、及び特定された送信者情報を処理情報出力手段17
cに送り、これらを受け取った処理情報出力手段17c
は、それらの情報を解答処理装置18に送信する。
【0026】情報処理装置17から送信された解答情
報、設問番号情報及び送信者情報は、解答処理装置18
の処理情報受信手段18aによって受信され、受信され
たそれらの情報は、正誤判定手段18bに送られる。正
誤判定手段18bは、予め取得しておいた正解情報をも
とに解答情報を検証し、その解答情報に示された解答が
正しいか否か判定する。このように判定された判定結果
は、正誤判定結果情報として判定結果出力手段18cに
送られ、判定結果出力手段18cは、その正誤判定結果
情報を、暗号化後、電子通信手段15を介して利用者端
末装置14に送信する。なお、ここでの正誤判定結果情
報の送信は、1つの設問に対する正誤判定処理が終了す
るたびに行われることとしてもよいし、ある程度の数の
設問に対する正誤判定処理が終了した後に、さらにはす
べての設問に対する正誤判定処理が終了した後に行われ
ることとしてもよい。
報、設問番号情報及び送信者情報は、解答処理装置18
の処理情報受信手段18aによって受信され、受信され
たそれらの情報は、正誤判定手段18bに送られる。正
誤判定手段18bは、予め取得しておいた正解情報をも
とに解答情報を検証し、その解答情報に示された解答が
正しいか否か判定する。このように判定された判定結果
は、正誤判定結果情報として判定結果出力手段18cに
送られ、判定結果出力手段18cは、その正誤判定結果
情報を、暗号化後、電子通信手段15を介して利用者端
末装置14に送信する。なお、ここでの正誤判定結果情
報の送信は、1つの設問に対する正誤判定処理が終了す
るたびに行われることとしてもよいし、ある程度の数の
設問に対する正誤判定処理が終了した後に、さらにはす
べての設問に対する正誤判定処理が終了した後に行われ
ることとしてもよい。
【0027】利用者端末装置14に送信された正誤判定
結果情報は、利用者端末装置14の判定結果情報受信手
段14eによって受信され、判定結果情報受信手段14
eは、受信した正誤判定結果情報を情報出力手段14b
に送る。情報出力手段14bは、送られた正誤判定結果
情報の表示等を行い、受験者は、この表示等を参照する
ことにより試験結果を知ることができる。図4は、情報
出力手段14bによる正誤判定結果情報の表示画面の一
例である判定結果表示画面31を示した図である。判定
結果表示画面31では、各設問に対する正解、解答、正
誤、得点等が示される。
結果情報は、利用者端末装置14の判定結果情報受信手
段14eによって受信され、判定結果情報受信手段14
eは、受信した正誤判定結果情報を情報出力手段14b
に送る。情報出力手段14bは、送られた正誤判定結果
情報の表示等を行い、受験者は、この表示等を参照する
ことにより試験結果を知ることができる。図4は、情報
出力手段14bによる正誤判定結果情報の表示画面の一
例である判定結果表示画面31を示した図である。判定
結果表示画面31では、各設問に対する正解、解答、正
誤、得点等が示される。
【0028】また、すべての設問に関する正誤判定を行
った結果、受験者が合格点に達していることとなった場
合、合格証・認定証等の発行を行うこととしてもよい。
この合格証・認定証等は、試験のサービス提供者が郵送
等によって合格者に送達されることとしてもよく、解答
処理装置18から電子通信手段15を介して利用者端末
装置14に送信されることとしてもよい。
った結果、受験者が合格点に達していることとなった場
合、合格証・認定証等の発行を行うこととしてもよい。
この合格証・認定証等は、試験のサービス提供者が郵送
等によって合格者に送達されることとしてもよく、解答
処理装置18から電子通信手段15を介して利用者端末
装置14に送信されることとしてもよい。
【0029】次に、フローチャートを用いて、双方向情
報伝送システム10の動作について説明する。図5は、
双方向情報伝送システム10の動作を示したフローチャ
ートである。
報伝送システム10の動作について説明する。図5は、
双方向情報伝送システム10の動作を示したフローチャ
ートである。
【0030】〔S1〕 サービス提供者は、放送コンテ
ンツ作成装置11によって設問事項を有する放送コンテ
ンツ情報を作成し、作成した放送コンテンツ情報を放送
コンテンツ送信装置12及び人工衛星13を介して利用
者の利用者端末装置14に送信する。
ンツ作成装置11によって設問事項を有する放送コンテ
ンツ情報を作成し、作成した放送コンテンツ情報を放送
コンテンツ送信装置12及び人工衛星13を介して利用
者の利用者端末装置14に送信する。
【0031】〔S2〕 利用者端末装置14の情報出力
手段14bにおいて、送信された放送コンテンツ情報の
設問事項の表示を行う。 〔S3〕 利用者は、表示された質問事項を参照しつ
つ、それに対する解答を解答情報入力手段14cを用い
て入力する。
手段14bにおいて、送信された放送コンテンツ情報の
設問事項の表示を行う。 〔S3〕 利用者は、表示された質問事項を参照しつ
つ、それに対する解答を解答情報入力手段14cを用い
て入力する。
【0032】〔S4〕 ステップS3で入力された解答
情報を、電子通信手段15を介し、情報処理装置17へ
送信する。 〔S5〕 情報処理装置17の解答情報受信手段17a
によって、送信された解答情報を受信する。
情報を、電子通信手段15を介し、情報処理装置17へ
送信する。 〔S5〕 情報処理装置17の解答情報受信手段17a
によって、送信された解答情報を受信する。
【0033】〔S6〕 契約者情報格納装置16に格納
された契約者情報をもとに、受信した解答情報の送信者
を特定し、特定された送信者の情報である送信者情報及
び解答情報を解答処理装置18に出力し、解答処理装置
18は、正誤判定手段18bによって解答情報の内容の
正誤を判定する。
された契約者情報をもとに、受信した解答情報の送信者
を特定し、特定された送信者の情報である送信者情報及
び解答情報を解答処理装置18に出力し、解答処理装置
18は、正誤判定手段18bによって解答情報の内容の
正誤を判定する。
【0034】〔S7〕 解答情報の内容に関する正誤判
定結果である判定結果情報を利用者端末装置14に送信
する。 〔S8〕 利用者端末装置14は判定結果情報を受信す
る。
定結果である判定結果情報を利用者端末装置14に送信
する。 〔S8〕 利用者端末装置14は判定結果情報を受信す
る。
【0035】このように、本形態では、放送コンテンツ
作成装置11を用いて設問事項を有する放送コンテンツ
情報を作成し、作成された放送コンテンツ情報は利用者
の利用者端末装置14に送信され、利用者端末装置14
は送信された放送コンテンツ情報を出力し、利用者は出
力された放送コンテンツ情報の設問事項を参照しつつ、
それに対する解答情報を入力し、入力された解答情報は
情報処理装置17に送信され、情報処理装置17は受け
取った解答情報の送信者を特定後、解答情報を解答処理
装置18に送信し、解答処理装置18は送信された解答
情報の正誤判定を行い、その結果を利用者端末装置14
に送信し、利用者端末装置14は受け取った正誤判定結
果を表示することとしたため、受験者は、試験会場に出
向くことなく試験を受けることができ、また、試験時間
を受験者が自由に選択することが可能となり、受験者の
利便性を向上させることが可能となる。
作成装置11を用いて設問事項を有する放送コンテンツ
情報を作成し、作成された放送コンテンツ情報は利用者
の利用者端末装置14に送信され、利用者端末装置14
は送信された放送コンテンツ情報を出力し、利用者は出
力された放送コンテンツ情報の設問事項を参照しつつ、
それに対する解答情報を入力し、入力された解答情報は
情報処理装置17に送信され、情報処理装置17は受け
取った解答情報の送信者を特定後、解答情報を解答処理
装置18に送信し、解答処理装置18は送信された解答
情報の正誤判定を行い、その結果を利用者端末装置14
に送信し、利用者端末装置14は受け取った正誤判定結
果を表示することとしたため、受験者は、試験会場に出
向くことなく試験を受けることができ、また、試験時間
を受験者が自由に選択することが可能となり、受験者の
利便性を向上させることが可能となる。
【0036】また、試験問題の配付、回収等は、双方向
情報伝送システム10を用いて自動的に行われることと
なるため、それらに要する時間、手間、人件費を削減で
き、試験実施者側の利便性も向上させることが可能とな
る。
情報伝送システム10を用いて自動的に行われることと
なるため、それらに要する時間、手間、人件費を削減で
き、試験実施者側の利便性も向上させることが可能とな
る。
【0037】さらに、利用者端末装置14によって、送
信された設問事項を有する放送コンテンツ情報を表示
し、表示された設問に対する解答情報を入力することと
したため、試験用紙及び解答用紙が不必要となり、紙の
省資源化を図ることが可能となる。
信された設問事項を有する放送コンテンツ情報を表示
し、表示された設問に対する解答情報を入力することと
したため、試験用紙及び解答用紙が不必要となり、紙の
省資源化を図ることが可能となる。
【0038】なお、上記の処理機能は、コンピュータに
よって実現することができる。その場合、利用者端末装
置14、情報処理装置17、解答処理装置18が有すべ
き機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記
録媒体に記録されたプログラムに記述しておく。そし
て、このプログラムをコンピュータで実行することによ
り、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュー
タで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や
半導体メモリ等がある。市場に流通させる場合には、C
D−ROM(Compact Disk Read Only Memory)やフロッ
ピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納し
て流通させたり、ネットワークを介して接続されたコン
ピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通
じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピ
ュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディ
スク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリ
にロードして実行する。
よって実現することができる。その場合、利用者端末装
置14、情報処理装置17、解答処理装置18が有すべ
き機能の処理内容は、コンピュータで読み取り可能な記
録媒体に記録されたプログラムに記述しておく。そし
て、このプログラムをコンピュータで実行することによ
り、上記処理がコンピュータで実現される。コンピュー
タで読み取り可能な記録媒体としては、磁気記録装置や
半導体メモリ等がある。市場に流通させる場合には、C
D−ROM(Compact Disk Read Only Memory)やフロッ
ピーディスク等の可搬型記録媒体にプログラムを格納し
て流通させたり、ネットワークを介して接続されたコン
ピュータの記憶装置に格納しておき、ネットワークを通
じて他のコンピュータに転送することもできる。コンピ
ュータで実行する際には、コンピュータ内のハードディ
スク装置等にプログラムを格納しておき、メインメモリ
にロードして実行する。
【0039】また、本形態では、放送コンテンツ作成装
置11で作成された放送コンテンツ情報を、人工衛星1
3を介して利用者端末装置14に送信することとした
が、人工衛星13を用いず、インターネット等の電子通
信回線を用いて送信することとしてもよい。
置11で作成された放送コンテンツ情報を、人工衛星1
3を介して利用者端末装置14に送信することとした
が、人工衛星13を用いず、インターネット等の電子通
信回線を用いて送信することとしてもよい。
【0040】さらに、本形態では、双方向情報伝送シス
テム10を試験サービスを行うために利用することとし
たが、投票、アンケート、認定サービス、介護認定等そ
の他の目的に利用することとしてもよい。
テム10を試験サービスを行うために利用することとし
たが、投票、アンケート、認定サービス、介護認定等そ
の他の目的に利用することとしてもよい。
【0041】また、双方向情報伝送システム10を病院
等に設置するメディア端末に組み込み、簡易病名診断等
の目的に利用することとしてもよい。
等に設置するメディア端末に組み込み、簡易病名診断等
の目的に利用することとしてもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、放送コ
ンテンツ作成装置を用いて設問事項を有する放送コンテ
ンツ情報を作成し、作成された放送コンテンツ情報は利
用者の利用者端末装置に送信され、利用者端末装置は送
信された放送コンテンツ情報を出力し、利用者は出力さ
れた放送コンテンツ情報の設問事項を参照しつつ、それ
に対する解答情報を入力し、入力された解答情報は情報
処理装置に送信され、情報処理装置は受け取った解答情
報の送信者を特定後、解答情報を解答処理装置に送信
し、解答処理装置は送信された解答情報の正誤判定を行
い、その結果を利用者端末装置に送信し、利用者端末装
置は受け取った正誤判定結果を表示することとしたた
め、受験者は、試験会場に出向くことなく試験を受ける
ことができ、また、試験時間を受験者が自由に選択する
ことが可能となり、受験者の利便性を向上させることが
可能となる。
ンテンツ作成装置を用いて設問事項を有する放送コンテ
ンツ情報を作成し、作成された放送コンテンツ情報は利
用者の利用者端末装置に送信され、利用者端末装置は送
信された放送コンテンツ情報を出力し、利用者は出力さ
れた放送コンテンツ情報の設問事項を参照しつつ、それ
に対する解答情報を入力し、入力された解答情報は情報
処理装置に送信され、情報処理装置は受け取った解答情
報の送信者を特定後、解答情報を解答処理装置に送信
し、解答処理装置は送信された解答情報の正誤判定を行
い、その結果を利用者端末装置に送信し、利用者端末装
置は受け取った正誤判定結果を表示することとしたた
め、受験者は、試験会場に出向くことなく試験を受ける
ことができ、また、試験時間を受験者が自由に選択する
ことが可能となり、受験者の利便性を向上させることが
可能となる。
【0043】また、試験問題の配付、回収等は、双方向
情報伝送システムを用いて自動的に行われることとなる
ため、それらに要する時間、手間、人件費を削減でき、
試験実施者側の利便性も向上させることが可能となる。
情報伝送システムを用いて自動的に行われることとなる
ため、それらに要する時間、手間、人件費を削減でき、
試験実施者側の利便性も向上させることが可能となる。
【0044】さらに、利用者端末装置によって、送信さ
れた設問事項を有する放送コンテンツ情報を表示し、表
示された設問に対する解答情報を入力することとしたた
め、試験用紙及び解答用紙が不必要となり、紙の省資源
化を図ることが可能となる。
れた設問事項を有する放送コンテンツ情報を表示し、表
示された設問に対する解答情報を入力することとしたた
め、試験用紙及び解答用紙が不必要となり、紙の省資源
化を図ることが可能となる。
【図1】双方向情報伝送システムの構成を示した構成図
である。
である。
【図2】放送コンテンツ情報の表示例を示した図である
【図3】放送コンテンツ情報が順次出力される様子を示
した図である。
した図である。
【図4】情報出力手段による正誤判定結果情報の表示画
面の一例である判定結果表示画面を示した図である。
面の一例である判定結果表示画面を示した図である。
【図5】双方向情報伝送システムの動作を示したフロー
チャートである。
チャートである。
10…双方向情報伝送システム、11…放送コンテンツ
作成装置、12…放送コンテンツ送信装置、13…人工
衛星、14…利用者端末装置、14a…放送コンテンツ
受信手段、14b…情報出力手段、14c…解答情報入
力手段、14d…解答情報送信手段、14e…判定結果
情報受信手段、15…電子通信手段、16…契約者情報
格納装置、17…情報処理装置、17a…解答情報受信
手段、17b…送信者特定手段、17c…処理情報出力
手段、18…解答処理装置、18a…処理情報受信手
段、18b…正誤判定手段、18c…判定結果出力手段
作成装置、12…放送コンテンツ送信装置、13…人工
衛星、14…利用者端末装置、14a…放送コンテンツ
受信手段、14b…情報出力手段、14c…解答情報入
力手段、14d…解答情報送信手段、14e…判定結果
情報受信手段、15…電子通信手段、16…契約者情報
格納装置、17…情報処理装置、17a…解答情報受信
手段、17b…送信者特定手段、17c…処理情報出力
手段、18…解答処理装置、18a…処理情報受信手
段、18b…正誤判定手段、18c…判定結果出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/173 620 G06F 15/21 Z (72)発明者 細谷 大輔 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 2C028 AA12 BA05 BB04 BB05 BB08 BC01 BC02 BD02 BD03 CA12 DA04 5B049 BB22 BB23 BB41 CC22 DD00 EE02 FF03 FF04 GG03 GG04 GG07 GG09 5C064 AB03 AC01 AC11 AD08 AD14 BA01 BB05 BB07 BC07 BC10 BC17 BC20 BC22 BC23 BD02 BD03 BD08 BD13 DA01 DA02 5K101 KK18 LL11 PP04 9A001 BB04 CC02 CZ05 DZ10 DZ15 JJ12 JJ18 JJ25 JJ26 JJ27 KZ60
Claims (5)
- 【請求項1】 サービス提供者とサービス利用者が相互
に情報のやりとりを行う双方向情報伝送システムにおい
て、 設問事項を有する放送コンテンツ情報を作成する放送コ
ンテンツ作成装置と、 前記放送コンテンツ作成装置によって作成された前記放
送コンテンツ情報を送信する放送コンテンツ送信装置
と、 前記放送コンテンツ送信装置から送信された前記放送コ
ンテンツ情報を中継する人工衛星と、 中継された前記放送コンテンツ情報を受信する放送コン
テンツ受信手段と、前記放送コンテンツ受信手段によっ
て受信された前記放送コンテンツ情報の出力を行う情報
出力手段と、前記放送コンテンツ情報が有する前記設問
事項に対する解答である解答情報が入力される解答情報
入力手段と、前記解答情報を送信する解答情報送信手段
とを有する利用者端末装置と、 前記解答情報を伝送する電子通信手段と、 契約者情報を格納する契約者情報格納装置と、 前記電子通信手段を介して伝送された前記解答情報を受
信する解答情報受信手段と、前記契約者情報格納装置に
格納された前記契約者情報をもとに、前記解答情報の送
信者を特定する送信者特定手段と、特定された前記送信
者の情報である送信者情報及び前記解答情報を出力する
処理情報出力手段とを有する情報処理装置と、 前記情報処理装置から出力された前記送信者情報及び前
記解答情報を受信する処理情報受信手段と、前記解答情
報の内容の正誤を判定する正誤判定手段と、前記正誤判
定手段の判定結果である判定結果情報を出力する判定結
果出力手段とを有する解答処理装置と、 を有することを特徴とする双方向情報伝送システム。 - 【請求項2】 前記利用者端末装置は、前記判定結果情
報を受信する判定結果情報受信手段をさらに有し、 前記情報出力手段は、前記判定結果情報受信手段によっ
て受信された前記判定結果情報の出力をも行うことを特
徴とする請求項1記載の双方向情報伝送システム。 - 【請求項3】 前記判定結果出力手段は、前記正誤判定
手段が前記解答情報の正誤を判定するたびに前記判定結
果情報の出力を行うことを特徴とする請求項2記載の双
方向情報伝送システム。 - 【請求項4】 前記判定結果出力手段は、一定数の前記
解答情報の正誤を判定した後に、まとめて前記判定結果
情報の出力を行うことを特徴とする請求項2記載の双方
向情報伝送システム。 - 【請求項5】 サービス提供者とサービス利用者が相互
に情報のやりとりを行う双方向情報伝送方法において、 設問事項を有する放送コンテンツ情報を作成し、 前記放送コンテンツ情報を送信し、 送信された前記放送コンテンツ情報を中継し、 中継された前記放送コンテンツ情報を受信し、 受信された前記放送コンテンツ情報を出力し、 前記放送コンテンツ情報が有する前記設問事項に対する
解答である解答情報を入力し、 前記解答情報を送信し、 前記解答情報を伝送し、 契約者情報を格納し、 伝送された前記解答情報を受信し、 格納された前記契約者情報をもとに、受信した前記解答
情報の送信者を特定し、 前記解答情報の内容の正誤を判定し、 前記解答情報の内容に関する正誤判定結果である判定結
果情報を出力することを特徴とする双方向情報伝送方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000022241A JP2001217790A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 双方向情報伝送システム及び双方向情報伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000022241A JP2001217790A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 双方向情報伝送システム及び双方向情報伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001217790A true JP2001217790A (ja) | 2001-08-10 |
Family
ID=18548566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000022241A Pending JP2001217790A (ja) | 2000-01-31 | 2000-01-31 | 双方向情報伝送システム及び双方向情報伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001217790A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104865844A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-08-26 | 中国电子科技集团公司第五十四研究所 | 一种基于分布式平台的空间信息网络综合评估演示方法 |
-
2000
- 2000-01-31 JP JP2000022241A patent/JP2001217790A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104865844A (zh) * | 2015-03-26 | 2015-08-26 | 中国电子科技集团公司第五十四研究所 | 一种基于分布式平台的空间信息网络综合评估演示方法 |
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